GM:御影 サブGM:さささ
※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です
メイン(今ここ)|雑談
PC1:"完璧なる氷像"植美永煉(リンク)/季戸
PC2:"アフォーダンス"芝石花(リンク)/自動
PC3:"頭無し"日寺創(リンク)/マグパロス
PC4:"プルートゥ"塩見想(リンク)/すかいはい
INDEX
プリプレイ
オープニングフェイズ
シーン1:"ギガントマキナ"vs"メカワイバーン"(マスターシーン)
シーン2:"マスターアーツ"と"タイタン"
シーン3:ようこそN市へ
シーン4:執着の痕跡
ミドルフェイズ
シーン5:守護者たち
シーン6:調査開始
シーン7:裏には
シーン8:轟爆壊花
シーン9:穿打浅削
∟塩見・芝/爆弾処理
∟日寺・植美/工房破壊
∟逃走・追走
クライマックスフェイズ
シーン10:虚像を排除せよ(マスターシーン)
シーン11:血戦
エンディングフェイズ
シーン12:束の間の勝利
シーン13:ひと時の敗北
次回予告
イミテーション・エリミネーション 後編:ただ一つ、あなただけの
プリプレイ
GM:というわけで自己紹介から始めていきましょう
GM:まずはPC1、植美永煉ちゃんからお願いします~
植美 永煉:はい!
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"完璧なる氷像" | 植美永煉 | サラマンダー | 複製体 |
ジャームとなった研究員の死んだ娘を模して生まれた"複製体"の少女。 UGNに救出されるまで"完璧"な娘であることを強要されていた。 今でも本物に対するコンプレックスは強く、アイデンティティに悩んでいる。
(illustration:自動) | 主要エフェクト 絶対零度 プライマルレイジ 災厄の炎 結合粉砕 | 主要アイテム コネ:UGN幹部 |
HP/31 行動値/5 初期侵蝕/34
|
植美 永煉:「あたいが!いっちばん!最強なんだー!にゃはー!」
それはいちばんでも最強でもなんでもない、偽物でしかないあたしを確認する呪いの言葉。消えない炎を生むためのトリガー。
植美 永煉:PC1をさせていただきます、植美 永煉(うえみ えれん)です。サラマンダーのピュアブリード、複製元のオリジナルへの劣等感をこじらせたレプリカガールです!
植美 永煉:性能は敵に突っ込んでいって範囲攻撃が出来ます!以上です!
GM:わかりやすい!
植美 永煉:PLは季戸と申します。DX経験片手くらいのひよこですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします!以上です!
GM:ひよこさん
GM:エレウシスの秘儀で非常に心のこもったRPをしてくれて素敵だったのでお呼びさせていただきました
GM:というわけでそんな君のHOはこちら!
HO1 植美永煉/季戸
シナリオロイス:篠月 希雨 推奨感情:友情/隔意・嫉妬
あなたは最近N市第四支部に配属されたUGNチルドレンである。
あなたが支部内を散策していると、篠月希雨という少女と出会う。
彼女もまた、最近第四支部にやってきたオーヴァ―ドであり、あなたと仲良くしたいとの事だった。
しかし数日後、あなたは篠月希雨が死亡したという事実と共に、何者かの襲撃を受けることになる。
植美 永煉:希雨ちゃん!どんな子なんでしょうお友達になりたいなー!!(最後の一文を見ながら)
篠月希雨:よろしく永煉
篠月希雨:急で申し訳ないのだけれど、途中であなたに何かプレゼントをもらいたいの
篠月希雨:簡単なアクセサリーか何かで大丈夫よ、考えておいてくれると嬉しいわ
GM:そんな感じです
植美 永煉:了解です!はじめてのともだちへのプレゼント、一生懸命考えます!
GM:というわけで次!皆大好き芝さん
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"アフォーダンス" | 芝石花 | モルフェウス/ブラックドッグ | 触媒 |
かつて芸術家を目指していたが、大ケガをし長らく入院、オーヴァ―ドへの覚醒と同時に目を覚ました。
身体の機能を体内で生成した砂鉄で補っていて、左半身が砂鉄と砂を混ぜた構造と化している。 砂鉄は自在に操れる。なんだかんだと快適なようだ。
甘党。
(illustration:自動) | 主要エフェクト ハンドレッドガンズ ギガンティックモード カスタマイズ バリアクラッカー | 主要アイテム コネ:UGN幹部 コネ:要人への貸し |
HP/27 行動値/9 初期侵蝕/31
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芝石花:きゃー
芝石花:芝石花(しば・せっか)。コードは《アフォーダンス》。事故で左半身のほとんどを失ったため、体内で生成した砂鉄で構築している男です。
芝石花:性格はゆるゆるほけほけしており、鷹揚かつ素直で甘え上手。
芝石花:かつては彫刻家を志していた過去があり、今でも美しいものが好き。とはいえ、彼の思う《美しい》は世間からややずれがちなのですが。
芝石花:あ、あと甘いものも好きです
GM:かわいい
芝石花:シンドロームはモルフェウス/ブラックドッグ。自身の砂鉄に電気を通して磁力を発生させ、銃を構築して威力を高めて撃ちます。
芝石花:性能としては、行動値を上げて先手をとって範囲攻撃や防御貫通を叩き込む感じですね。あとはDロイス「触媒」でさらに先手で味方の攻撃を引き出せる。
芝石花:けっこうべんり!よろしくお願いします。
GM:お願いします~、今日はダイスの王の力を見せてくれるかな
GM:そんなあなたのHOはこちら!
HO2 芝 石花/自動
ロイス:蝶宮 白々 推奨感情:信頼/食傷
あなたはN市第四支部に所属するUGNエージェントである。
これといった任務もなく自宅で過ごしているあなたの元に、第十支部に所属するエージェント、蝶宮白々が訪れる。
彼女の話によると、第十支部で開発・運用されている"メカワイバーン"が破壊されたらしい。
修復が不可能な程破壊されたわけではないが、どうやら彼女はその破壊の痕跡に芸術的な執念を感じたらしい。
顔見知りで、レネゲイド案件に巻き込んでも問題がない、元芸術家(志望)のあなたに調査を手伝ってもらいたいとの事だった。
しかし、その直後、あなたの元に第四支部に所属する"複製体"の護衛任務が舞い込んでくる。
GM:ベッドインするよ~
芝石花:謂れ
GM:しぃるさんに頼んで晶ちゃんの知り合いってことにして
芝石花:おお!
GM:ツーショ撮って晶ちゃんに送り付ける遊びを使用と思ったけど
芝石花:酷すぎでしょ
GM:今の今まで許可取るの忘れていたのでやりません
芝石花:よかった。
GM:というわけでまあいつもの感じでよろしくね~
芝石花:よろでーす!
GM:同卓初めてだけど
GM:そんなわけで次!
GM:なんやかんやと付き合いの長い日寺くん
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"頭無し" | 日寺創 | エグザイル/ブラム=ストーカー/オルクス(オプショナル) | 奇妙な隣人 |
イリーガル時代に瀕死の重傷を負うも、勝利の鈴の音《ランディシ》というRBにより記憶と人格の再現を受け、エージェントとして復帰した。
能力は存在の白紙化と、それに伴う変身。自らをオルクスの因子と変換し、他者を忘我の域に持ち込むこともできる。
(illustration:じゅんぽこ Twitter:@junpoco999) | 主要エフェクト 赫き剣 妖精の手 怒濤の大蛇 ブレインハック | 主要アイテム ムー民(1780円) スター民(200円) |
HP/29 行動値/7 初期侵蝕/34
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日寺創:はーい!
日寺創:「怪我してるって?まぁオーヴァードだから大丈夫だよ~」
日寺創:日寺創、第四支部エージェント。高校生。
日寺創:元々は抜けてる感じのイリーガルで興味本位であちこちに顔を出しては人助けもしていました。
日寺創:しかしある時何者かの襲撃により、致命的なダメージ負うことに。
日寺創:今の彼は再現された心が修繕された植物人間の上で動く再現体です。
日寺創:第四支部に来てからは楽園の13人のネイムレスに重要情報をバラされて大変な事になったり
日寺創:自分と近い境遇の四方谷さんを説得したり、ネイムレスの嫌がらせ攻撃に全力で対抗したりしていました。
日寺創:データはブラムのエフェクトで武器を作りエグザイルで当てる。残念ながら火力は低い。
日寺創:代わりに妖精の手やシーン憎悪、デビルストリングが使えます。ダイス事故も安心!
GM:こわすぎる
日寺創:人の嫌がることが得意なのね
日寺創:以上、よろしくお願いします!
GM:お願いしまーす、永煉ちゃんの設定を見てコレは呼ばねばなるまいと思うなどしておりました
日寺創:うおーがんばるぞい
GM:HOは塩見くんとおなじなので一緒にやります!(※同じじゃないけどなんか同じだと思い込んでた)
GM:んでは塩見君!
塩見想:はーい
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"プルートゥ" | 塩見想 | ウロボロス/ノイマン | 変異種 パーフェクトイミテイト |
最近イリーガルとして活動を始めた少年。かなりマイペースで、落ち着いている。
自傷行為により噴出する影から物を作ることが出来、戦闘時に生み出すロボットは攻防一体の鋼鉄の体を持つ。
(illustration:電脳メーカー)) |
主要エフェクト パーフェクトイミテイト 無形の影 ヴィークルモーフィング 原初の紫:マグネットフォース | 主要アイテム 思い出の一品 |
HP/32 行動値/10 初期侵蝕/42
|
塩見想:「どうでもいいけど。……死ぬのってそんなに怖いの?」
塩見想:塩見想(しおみ・そう)。16歳の男子高校生です。
塩見想:身長は平均くらい。前髪で片目隠れがち。血色悪めです。
塩見想:普段は大きなヘッドホンを付けており、それでiPhoneに入れてる音楽をずっと流しています。
塩見想:人付き合い悪めで態度悪めですが、他人からの頼みは断らないタイプなので面倒事を引き受けてしまいがちです。
塩見想:幼い頃に研究者だった両親を事故で亡くして以来はあまり他人と関わりを持たないように生きてきました。
塩見想:しかし、少し前にオーヴァードに覚醒してUGNエージェントになって以来は徐々に他人と交流するようになってきたとの専らの噂です。
GM:へえ~
GM:えらい
塩見想:シンドロームはウロボロス/ノイマン。
塩見想:《原初の青:ヴィークルモーフィング》でロボットを作り出して殴って攻撃します。
塩見想:演出的には、生み出した影が鋼鉄の巨人になるような感じです。
塩見想:あとはロボットにそこそこの装甲があるので、気持ち程度のカバーリングもできます。
塩見想:運転攻撃、めっちゃ使いにくい!何これ!でも、頑張ります!
塩見想:そんな感じです
GM:頑張ってください。艶霞との共演はミハエルさんに託します(圧)
GM:という訳でそんなお二人のHOはこちら!
HO3 日寺 創/マグパロス
ロイス:"マスターアーツ" 推奨感情:自由/脅威
あなたはN市第四支部に所属するUGNエージェントである。
あなたはUGNチルドレンである御友 勇樹、イリーガルである塩見想と共に、任務を終え、帰路についていた。
そんな時、貴方たちは襲撃を受ける。なんとか応戦をし、増援が来たところで、襲撃者は去っていった。
去り際に"マスターアーツ"という名と、「まがい物には死んでもらう」という言葉を残し。
そんな事件から数日、あなたたちは護衛と共に植美永煉という少女と合流し、事件の調査を行うように通達された。
HO4 塩見 想/すかいはい
ロイス:"タイタン" 推奨感情:自由/脅威
あなたはN市第四支部に所属するUGNイリーガルである。
あなたはUGNチルドレンである御友 勇樹、エージェントである日寺創と共に、任務を終え、帰路についていた。
そんな時、貴方たちは襲撃を受ける。なんとか応戦をし、増援が来たところで、襲撃者は去っていった。
去り際に"タイタン"という名と、「お前の能力の独創性は面白い」という言葉を残し。
そんな事件から数日、あなたたちは護衛と共に植美永煉という少女と合流し、事件の調査を行うように通達された。
GM:こんな子と
(illustration:御影)
GM:こんなやつが襲ってきます
(illustration:御影)
塩見想:襲われます
塩見想:創、怪我しないようにね。
日寺創:うん、なんとかそうする
GM:また男子高校生といちゃいちゃしてる
GM:一緒にいるチルドレンは臆病な子なので
GM:頼りになるところ見せてあげてね
塩見想:見せますー。
日寺創:見せます~。
GM:ふふん、そんなわけで自己紹介は終わり!
GM:トレーラー……はまだ出さず、それではセッションを開始していきましょう!
芝石花:おお、よろしくお願いします
GM:あ、GMは御影、サブGMはささささんにお任せしてます!改めてよろしくね
塩見想:よろしくお願いします!
植美 永煉:よろしくお願いいたします!
日寺創:よろしくお願いします!
サブGM:よろしくお願いします!
オープニングフェイズ/マスターシーン "ギガントマキナ"vs"メカワイバーン"
N市第十地区上空
GM:空を切る鋼の翼があった。ひしゃげ、歪んだその翼は同じ鋼鉄の巨体を支えて、光のの無い夜の空を飛行する。
GM:ふらつきながらも、力強い飛行であった。あるいはそれは彼に搭載された自律回路の『意志』の力であったかもしれない。
メカワイバーン:「GRRRR!」
GM:噛み合っていない口を開いた。ノイズ交じりの雄たけびと共に、鉄をも砕く超音波が発せられる。
GM:その攻撃の対象は、下方。地面にそびえたつ巨人に向けた物だった。
”タイタン”:「────そんな攻撃で、"ギガントマキナ"は落とせない」
GM:巨人の頭部に立つ少女が呟く。同時に、巨人の右腕が少女を隠すように掲げられた。
GM:ガ ッゴン!
GM:超音波を掻き消すように振るわれた右手が、届くはずもない上空に至る。
”メカワイバーン”:「GRRR……」
GM:上空にいた鋼の飛竜がその衝撃を受け、堪らずのけ反る。そして気絶にも似た一瞬の回路の途絶。
GM:衝撃を受けた巨体はそのまま水面へと叩きつけられる。
GM:戦闘区域が湾岸部であったことがある意味幸いであった。市街地への被害は今のところ出ていない。
GM:ざっぱざっぱと、巨人が歩みを進め、瞳を明滅させる飛竜を睥睨する。
”タイタン”:「やはり、所詮はまがい物だ……尊の命令、キミは壊させてもらうよ」
GM:少女が指示を出すと、巨人は倒れた鋼の飛竜を殴り、踏みつけにし、破壊する。
GM:他のUGN第十支部員が到着する頃には、少女の姿も、巨人の姿も無くなっていた。
GM:あとにはただ残された破壊の痕跡────"機動飛竜兵器DX4"、通称"メカワイバーン"の無残な姿が残されているだけだった。
『眠れメカワイバーン』
夜空に星が瞬くように
街はいつしか輝き始め
冷えた夜風に揺られながら
鋼の心で 何を思う
ああ メカワイバーン
灰色の揺り籠の中で
お前の その翼は
夢を行き 羽ばたくだろう
今はおやすみ
メカ メカワイバーン
ルルル……
ルル、ル……
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた。
楽園の十三人。それによる"オーガン"の成立からなる世界終焉を阻止した大都市N市。
十三地区それぞれの支部は、今日もまた日常を守るために戦っていた。
そんなN市に、5年前、"崩落戦"と呼ばれる戦いにより命を落とした筈のマスターエージェント、"マスターアーツ"が姿を現す。
彼女は"複製体"やRBによる人格復元個体、他者を模倣する存在を価値なき存在とし、抹殺せんと迫る。
そして彼女に追従するFH"オール・オーヴァー"セル戦闘員。
夢の結晶、頑強なるインスピレーション、黒鉄の巨人"ギガントマキナ"、操るは謎多き少女"タイタン"。
芸術爆破至上主義、破壊浸る"マキシマムデストロイヤー"。
掘削する羅刹の刃、刻み描くは"カーブ・イング"。
それは偽りの幻想を打ち砕く物語。
虚構を見抜き、勝利を掴み取れ。
ダブルクロス The 3rd Edition STAGE:Big-Ncity EX scenario afterXX
『イミテーション・エリミネーション 前編:爆轟壊花・穿打浅削』
ダブルクロス────それは裏切りを意味する言葉。
シーン2:"マスターアーツ"と"タイタン"
N市第四地区裏通り
GM:日の光が裏路地を照らし始めた。朝の5時、普段であればイリーガル、特に学生や会社務めの人物には依頼が来ないような時間だ。
GM:ただ、現在第四管轄地区で発生している無差別爆破事件。文字通り場所も時間も無差別であり、被害を抑える為にも、人員を割かざるを得なかった。
GM:主犯と見られているのは"マキシマムデストロイヤー"という男。現在主に事件を起こしているのは彼に感化されているらしい若者が多かった。
GM:オーヴァ―ドも、そうでないものも居るが、エージェント達の活躍もあり、その数は確実に減少している。
御友勇樹:「……何とかなって良かったぁ……」 ホッとしたように、気弱そうな少年が呟く。
御友勇樹:第四支部所属チルドレン"アイオリア"御友勇樹。かつてFHに利用されていたところを保護された少年だ。
御友勇樹:両親、それから、依存していた兄を亡くした彼は教育課程チルドレンとしてUGN第四支部に配属された。
御友勇樹:超血統のハヌマーン能力は"アイオリア"の名に相応しい能力を持つが……気弱で卑屈な性格は、その能力を十全に発揮させるにはなかなか至らない。
御友勇樹:「うー、ダメだよな、お兄ちゃんはもういないもの、頑張らなきゃ」 ぼやきながらとぼとぼと歩いている。
御友勇樹:そこでちら、と二人の方を向き
御友勇樹:「日寺さんと塩見さんは、怖くないですか?」
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (34 → 38)
塩見想:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+5[5] → 47
塩見想:「怖いって?」表情を変えず答える。
日寺創:「怖いかぁ。戦って怖いとは不思議と感じた事は無いんだよね。」あんまり実感のない様に
塩見想:「ああ。戦闘のことか」
塩見想:「俺もあまり」
御友勇樹:「あ、そう、そうです」 もだもだと塩見にこたえる
御友勇樹:「ええ?2人とも、凄いなあ」
御友勇樹:「僕なんかは、こう。きゅって身がすくんじゃって」
塩見想:「凄いってさ。創」
御友勇樹:「じゃあ、2人は何か怖いものってありますか?」
日寺創:「僕の場合は慣れ、なのかな。」
日寺創:「だから死んじゃうのは流石に怖いと思う」
塩見想:「慣れてる感じあるもんな。創は」
御友勇樹:「で、ですよね」 死ぬのは怖い、という言葉にどこかホッとしたようにいう
塩見想:「怖いもの……何だろう」
日寺創:「塩見くんだって、流石に死んじゃうのは怖いよね…?」ちょっと心配するように
御友勇樹:「そうですよぅ」
御友勇樹:「死ぬのが怖くないって言われると、なんか……こう……」
御友勇樹:「不安になります……」
塩見想:「創や勇樹が死ぬ方が怖いかな」
塩見想:「いや、うん。それは怖い」
御友勇樹:「じゃ、じゃあ僕も2人が死んじゃうほうが怖いです」
日寺創:「…僕も、二人が死んじゃうほうがよっぽど怖いよ」
塩見想:「いや、そういうやつじゃなくて……」
御友勇樹:強がるように言う。そうすることで、恐怖が払しょくされればいい、とも考えたのかもしれない
塩見想:「まあ、いいか。俺が怖がるから二人ともあまり死んじゃダメだよ」
御友勇樹:「し、塩見さんも死なないでくださいよぅ」 涙目になっている
塩見想:「いや。俺は別に……」
日寺創:「塩見くんの命や居場所は塩見くんだけのものなんだから」
塩見想:「創、なんとかしてくれないか……」涙目のユウキの扱いに困って助けを求める。
日寺創:「…蔑ろにされると、僕も悲しいかな」
御友勇樹:「……最近起こっている爆発事件」
塩見想:「事件がどうかした?」
御友勇樹:「僕たちの、今行ってきたのは誰も傷つけずに鎮圧?出来たけど」 鎮圧の意味はまだ習っていない
御友勇樹:「ケガした人とか、死んじゃった人もいるって……」
御友勇樹:悲しそうな顔をしている
御友勇樹:「だから、僕ももっと2人みたいに強くなれたらなあって思ったんです」
塩見想:「……勇樹はいい奴だな」
御友勇樹:「僕も2人みたいに感じられるようになったら、強くなれますか?」
御友勇樹:自分はまだ、自分が死ぬのが一番怖いと言っている
日寺創:「いや、それは強いとは言わない。」断言する
塩見想:創を見る。
御友勇樹:「え?」
日寺創:「戦場にいると、段々感性がおかしくなっちゃうんだ。」
日寺創:「塩見くんは分からないけど僕は多分そっちなんだと思う」
日寺創:「だから、それは強くなることじゃない」
日寺創:「…って。僕は思うよ。塩見くんは、どう思うかな」
塩見想:「いや、俺もたぶん感性おかしい組だ」
御友勇樹:「自分で言うんだ……」 ちょっと引いてる
塩見想:「だから、俺たちは参考にしちゃダメだと思う」
御友勇樹:「わ、わかりました」
御友勇樹:「芝さんとかは、どうなんだろうなあ」 と呟く
塩見想:「どうすれば強くなれるのかは俺もまだオーヴァードになって日が浅いから分からないな」
御友勇樹:芝石花はかつて助けてくれたチルドレンになる切っ掛け
塩見想:「トレーニングとかすればいいのかな」
御友勇樹:もう一人の男は直接攻撃を受けたのもありまだちょっと怯えている
御友勇樹:「トレーニング……頑張ります!」
日寺創:「よーし、僕もトレーニングがんばるぞ!」
日寺創:支部の中で付き合ってくれそうな人はいるかなと思いつつ
塩見想:「俺も帰ったらスクワットしよう」
GM:そのようなことを話しながら歩いていると、あなた達は目の前に人影があることに気が付く。
”マスターアーツ”:「"プルートゥ"、"アイオリア"、それに"アケファロス"か」
”タイタン”:「余計なのが2人も居る……リーダー、殺すのは────」
塩見想:「二人とも。気を付けて」身構える。
”マスターアーツ”:「全員だ」
GM:長身の女性と、小柄な少年(少女?)の影。あなた達を見て、何事か話してから────
GM:<ワーディング><通信支配>
GM:────ワーディングが展開される。攻撃的な電磁フィールド!
GM:あなた達はこの2人が話し合う余地もなく攻撃してくると肌で理解するだろう。
日寺創:「御友君、警戒して─────」電磁波フィールドが彼を襲う
塩見想:「先手を取られた。応戦しよう」
GM:通信支配の効果により、通信機器の仕様が出来なくなります
GM:つまり通信機を使用した増援要請はできない!
塩見想:「……圏外だ」支部に緊急連絡を入れようとしてiPhoneを見て呟く。
”タイタン”:「悪いね、ボク個人としては恨みはないが」
日寺創:「っ、だね。…最悪大渦も使う事を考えるさ」
”タイタン”:「"ギガントマキナ"ァァァアアアア!」
”タイタン”:小柄な少女ごと、地面とビルの壁面を持ち上げて、巨大なロボットが姿を現す。
GM:マスターアーツは、その陰に姿を隠す
塩見想:「すごいな」巨大なロボットを見上げる。
御友勇樹:「えっ、援護します……!」 震え声で勇樹がそう言って
御友勇樹:<彼方からの声>
御友勇樹:「と、とりあえず能力で増援呼べないか試してみるので、が、頑張ってくださいぃ」
日寺創:「塩見くんだって人のこと言えないでしょ」「あれ、頼むよ」軽く小突く
塩見想:「頼まれた。小さい方は任せたよ」
塩見想:巨大なロボットを見上げたままヘッドフォンを指先で軽く叩く。
塩見想:夥しい量の影が溢れ出て、少年の周りに集まっていく。その影は、鋼鉄の巨人へと姿を変える。
塩見想:「行くぞ、プルートゥ!」
”タイタン”:「へえ……」 少し口の端が吊り上がる
塩見想:一対の長い角が生えた黒鉄の巨人が立ち上がる。
”タイタン”:「みこ……リーダー、ゴメン」
”タイタン”:「ちょっと時間かかるかも」
”マスターアーツ”:「ちっ……」
塩見想:「創、そっちは頼む」
日寺創:「任されました!」駆け出す創は赫い剣を作る。
日寺創:それは蛇腹剣、彼が同僚のそれを見て真似たもの。
日寺創:「さぁて」「逃げてるからには君は支援型かな?小細工はさせない!」
”タイタン”:「やれ!」 少女の叫びで、巨人がこぶしを振りかぶる
”タイタン”:少女の首筋のデバイスから血が流れ、機械に流し込まれる
塩見想:鋼鉄の黒い巨人はゆっくりとギガントマキナに近付いていき、巨大な腕を振りかぶる!
塩見想:「やらせない」
”タイタン”:そのまま、”プルートゥ”ごと全員を吹き飛ばすように殴る!
”タイタン”:貫通力のある血でできた槍を纏った拳は
”タイタン”:並の防御では突き抜け、その背後の者ども吹き飛ばすだろう
塩見想:「くっ……!」
塩見想:黒鉄の巨人は拳の一撃を受けてよろめく。
塩見想:「創、そっちは平気か!」背後に声をかける。
”マスターアーツ”:「ちっ、確かに想定以上の耐久を擁するようだな」
”マスターアーツ”:ロボット同士の戦いを見て呟く。
”マスターアーツ”:次の瞬間、塩見の視界に、”ギガントマキナ”が複数体映るだろう
日寺創:「何とか大丈夫。塩見君待ってて」塩見の声に応える。
”マスターアーツ”:光を利用した、視覚干渉能力
塩見想:「……いや。あまり待てないかも」その光景を見ながら言う。
”タイタン”:「はあ!」
”タイタン”:そのまま拳を振るい続ける。複数体の内、実際に当たる挙動で腕を振るうのは一体だけだが
”タイタン”:戦闘で熱くなった頭では正常に判断できないだろう
塩見想:「こいつら、正々堂々戦う気はないみたいだ」
日寺創:状況を把握し、軽く舌を打つ。
日寺創:「還せ、アケファロス」
”マスターアーツ”:「……む」
日寺創:指先に意識を集め、血液を飛ばす。すぐ消失するが
日寺創:これは傷つけるための物ではなく、自己を虚無…白紙へ還す呪いに巻き込む為のもの
日寺創:「塩見くんに直撃なんてさせない」
塩見想:「ナイス」
日寺創:事象否定…妨害の一手だった。。
”マスターアーツ”:塩見の視界に移るのは1体の巨人のみ
”マスターアーツ”:隙だらけに拳を振り上げている
塩見想:「デス!」ヘッドフォンを軽く指先で叩くと、鋼鉄の巨人の姿が変わっていく。
塩見想:大鎌を構えた死神のような巨人へと変貌し、その鎌を振るう!
”タイタン”:「うわあ!?」 悲鳴を上げて、巨体が揺らぐ
”マスターアーツ”:「異常回復能力、いや、白紙化か!」
塩見想:「隙だらけだ。……創のおかげだけど」
”マスターアーツ”:「天敵だな……」 誰にも聞こえないほどの声で言って、銃を取り出す
”マスターアーツ”:「手ずから始末してくれる、”アケファロス”!」
”マスターアーツ”:放つ弾が、幾重にも分裂する────ように見える
塩見想:「創……!」
日寺創:「わ、危ない!」蛇腹剣を振るい、街頭に巻き付ける
日寺創:言葉とは裏腹に行われた反射動作は、その通りに彼を銃撃からの回避に導く
塩見想:「身軽だな。羨ましい」
日寺創:「なんども練習したからね」「さて、どう攻略しようかな」
塩見想:「勇樹が応援を呼んでくれるまで時間を稼ぐしかないか……?」
日寺創:「いや、僕がなんとか倒す…!」回避の勢いのまま壁を走り
塩見想:「無茶するな、創!」
日寺創:蛇腹剣でビルを突き刺して再度加速
日寺創:「大丈夫、リロードのタイミングは掴んだ!」
塩見想:お前が死んだら怖がるって言ったのに、と思うが鈍重なロボットではフォローが間に合わない。
日寺創:手首からダガーを生成し長身の女性に腕を伸ばす
日寺創:「これで終わりだ!」
”マスターアーツ”:「何を掴んだと?」
”マスターアーツ”:「────”マスターエージェント”に独りでか、思い上がるな!」
”マスターアーツ”:リロードのタイミングは、偽装。
”マスターアーツ”:隠された弾丸が放たれようと────
御友勇樹:「届いた!」
塩見想:「創!」影の巨人から離れ、駆け寄ろうとするが届かない。
御友勇樹:「応援、1分後に来ます!」 敵にも伝えるように叫ぶ
御友勇樹:嘘だ。もう来ている
日寺創:「"マスターエージェント"!?」背筋がぞくりとする。戦闘で彼の感じた久しぶりの感情。恐怖だった。
明智 伊作:「おう」背後から声。
明智 伊作:「今が一分後だ。わりいな」
明智 伊作:物陰から現れた、サングラス姿の男のその影が。
”マスターアーツ”:「何……!」
明智 伊作:三対六本の腕を持つ異形に変わり。
(illustration:さささ)
明智 伊作:幾本ものナイフを振り下ろす!
日寺創:「明智さん…!」気が動転しかけたが、明智の出現でなんとか調子を取り戻す
”タイタン”:「尊!」 叫ぶ
”マスターアーツ”:「ち、い……っ」
”マスターアーツ”:日寺のダガー、明智のナイフ、どちらを避けるか一瞬悩み
”マスターアーツ”:結果として両方をその身に受ける
明智 伊作:蜘蛛のキュマイラ。エージェント"笑面突破"明智伊作。
塩見想:「……まともに喰らった」目をみはる。
明智 伊作:その複腕の刃が身を抉る……ように見えた、が
”マスターアーツ”:同時にその姿が”タイタン”以外の視界から消えていく
日寺創:「いや、"マスターエージェント"に油断しちゃいけない!」
”マスターアーツ”:「思ったよりも対応が速い……退くよ、”タイタン”」
日寺創:自分の中の何かがアラートを立てている。この敵は危険だと。
”タイタン”:「わ、わかった……!」 拳から、何かを放つ。閃光弾だ
塩見想:「“タイタン”。ギリシャ神話の巨人か」
明智 伊作:「チッ、そりゃそうか……」
GM:場にいる、全員の視界が眩む
”タイタン”:「”プルートゥ”、久しぶりに、楽しかった」
”マスターアーツ”:「”アケファロス”、”愚者”のまがい物、お前は殺す」
GM:その言葉が聞こえたと思うと、2人の姿はこの場から消え失せている
塩見想:「俺は別に。楽しみたいなら今度ゲーセンでも行こうよ」タイタンに返す。
GM:<瞬間退場>、同時に<通信支配>と<ワーディング>も解除される。どうやら完全に去ったようだ
日寺創:「‥‥‥それが、君の目的なんだね」マスターアーツの言葉を受け、呟く。
日寺創:‥‥植物人間《剝き出し》のアケファロスには知性や想像力は存在しない。
日寺創:昨日を後悔することもなければ、明日に期待することもなく。
日寺創:彼我の区分けすらされていない世界のみが存在する。
日寺創:だから、紛い物と言われてしまえば何も言い返せなかった。
明智 伊作:「おう、御友。間に合ったか?」
明智 伊作:「なんなんだよ、さっきのスーパーロボット大戦はよ」
御友勇樹:「ひえ」 明智の顔を見ると先に悲鳴が出てしまう。怖い
明智 伊作:腕をしまって三人に声をかける。
御友勇樹:「あ、大丈夫です、助かりました……」
塩見想:「危ないところをありがとう」
御友勇樹:壁に背を預けてほぼ倒れるように腰を下ろす。
日寺創:「いきなり襲われちゃったんだ。」「多分、この中の誰かを狙っての事だと思う」
日寺創:「それと、ありがとう。助けてくれて」
明智 伊作:「別にこいつのコールが来たから来ただけで……」頭を掻く。
塩見想:「創の言う通り。襲われて、応戦してた」
明智 伊作:「マスターエージェントっつってたな」
塩見想:「言ってた。確か、すごいFHエージェントのことだよね」
御友勇樹:「マスター……それって……」 チルドレンになって日が浅い、記憶をたどっている
御友勇樹:「すごいFHエージェント……なるほど……」
明智 伊作:「ざっくりだなー……」
塩見想:「詳しくないんだよ。教科書の偉人と同レベルの認識」
明智 伊作:「もっと厄介だよ。会いに行ける偉人なんてのは」
日寺創:「技能や能力、一分野において最高のFHエージェントのことだね。」ちょっと困惑しながら
日寺創:「あれは嘘ではないと思う。なんでなのかと言われれば難しいけど。」
塩見想:「なるほど。すごさが分かった」
明智 伊作:「そんなのに狙われてるなんざ、面倒抱えたな……」
御友勇樹:「こ、怖かったです~……」
塩見想:「何かしたかな、俺。それとも創?」
明智 伊作:「最後になんか言ってたろ」
塩見想:「ああ。まがい物がどうとか」
日寺創:「…僕かも。自分の知らない内に結構狙われたりするし。”愚者”のまがいもの、だしね。」
明智 伊作:「最初は知らんが、俺には二人とも目をつけられたように聞こえたな」
塩見想:「そうなのか。なるべく狙われない方がいいと思うけど」
日寺創:「いや…塩見くんもばっちり目を付けられていたよね!?」鈍感ぶりに驚く
日寺創:(結構大物かもな、彼)
塩見想:「向こうが勝手にエキサイトしてただけじゃなくて?」
日寺創:「そう見えたかー…」
塩見想:「とにかくお互いに気を付けないとな」
明智 伊作:「なんにせよ、支部には報告をしないとな」
塩見想:「……ああ。そうしよう」
明智 伊作:「組織のいいとこは、トラブルを上が預かってくれることだ。活用しな」
日寺創:「うれしいけど、また皆心配するんだろうな…。今度は塩見くんまで」
日寺創:ちょっと気まずい
塩見想:「するよ」
塩見想:「創。さっきみたいな無茶はやめろよ。嫌いになるぞ」
日寺創:「ははは…大丈夫。もうしないよ。」これは申し訳ない、と表情に出しながら
塩見想:そう言って支部に向かって歩き出す。
日寺創:「だって、さっきの戦いで思い出したからね。戦いの『恐怖』が。どういうものなのか」
塩見想:ちらりと創の方を見る。
塩見想:「感性、取り戻さなきゃな」創を軽く小突いて言う。
塩見想:それだけ言うとまた歩き出す。
GM:そんな事件から数時間後、あなたたちは護衛と共に植美永煉という少女と合流し、事件の調査を行うように通達された。
GM:そして、更なる事件に巻き込まれることになる
GM:というわけでシナリオロイスを配布します
塩見想:配られます
GM:ロイス:"タイタン" 推奨感情:自由/脅威 塩見君はこれ
日寺創:受け取ります
GM:ロイス:"マスターアーツ" 推奨感情:自由/脅威 日寺君はこれ
GM:後は取りたいロイスあったら取ってね。購入は不可
GM:終わったら言ってね~
塩見想:タイタンにポジティブが無関心、ネガティブが脅威で取得します。ネガティブが表です。
塩見想:ロイスは以上!
日寺創:"マスターアーツ" 推奨感情:共感/脅威 で取得 ネガティブが表です。
日寺創:こっちもロイスは以上!
GM:はーいでは次のシーン!
シーン3:ようこそN市へ
GM:植美ちゃんは登場侵蝕をお願いします。
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (34 → 36)
N市第四地区・UGN第四支部管轄下旧アールラボ実験棟の一つ
GM:N市第四支部。UGN研究班"アールラボ"と医療班"ホワイトハンド"、これらがN市に配備していた複数の施設からなるこの支部は、十三の地区の中でも特に医療・レネゲイド研究に秀でている。
GM:"アールラボ"が独立して生まれた支部であること、日馬支部長を始め癖の強い支部員が集まっているということ……非人道的実験やジャームの隠匿など、不穏な噂の絶えない支部でもある。
GM:そのような支部に、植美永煉、あなたは配属されたばかりだ。
(illustration:御影)
GM:少し複雑なこの支部の構造を、あなたは未だ把握できていない。周囲の研究員たちは、忙しいのか道を尋ねるのも難しいほど忙しなく話し、歩き回っている。
GM:そんなあなたに、話しかける少女がいる。
篠月希雨:「ねえ、あなた、どちら様?」 少女は軽く微笑み、右斜め75度ほどに首を傾げながら尋ねる。
GM:透き通るような印象を与える、黒髪で、感情が無いかのように平坦な口元とは裏腹に、きらきらと輝く瞳の少女だった。
GM:年齢にして小学生──11、12歳くらいだろうか? 少女らしい、可愛らしくもごく一般的な洋服を着ていて、研究員たちの中に混じるのには不釣り合いなように見えた。
植美 永煉:「ひょぁ!」少女に気づいておらず、びっくりして振り向く。
篠月希雨:「ひょぁ?」
植美 永煉:「あっと、えっと」練習!練習を思い出してあたい!
篠月希雨:不思議そうに見つめている
篠月希雨:「ひょぁ、さん?それとも、あっとさん、えっとさんかしら」
植美 永煉:「違うー!違うのー!やり直しやり直し!」
植美 永煉:「あたいは【完璧なる氷像-パーフェクト・レプリカ-】、う、植美永煉!」
植美 永煉:「最近来たばっかだから、多分あんたとも初めまして!」…嚙んじゃった気がする
植美 永煉:「で、あんたはだぁれ?ここの支部の人?」
篠月希雨:「レプリカさん?レプリカって、複製の事よね」
篠月希雨:「そう、あなたもなの」 嬉しそうに笑む
植美 永煉:「…も?」
篠月希雨:「私も最近ここに配備されたわ。篠月希雨というの」
篠月希雨:「篠月は私の保護者の名字、希雨というのは私の恩人の一人が付けてくれたのよ?」 素敵でしょ?と言って破顔する。
植美 永煉:「篠月希雨…。そっか、名前、貰ったんだ?」なんとなく、この少女の背景を察する。
篠月希雨:「ええ」
篠月希雨:「ねえ、レプリカさんはどうしてここにいるの?」
篠月希雨:「あなたも、研究員なの?」
植美 永煉:「…うん!綺麗で、すっごい素敵な名前!」ふわっと、素の笑みを浮かべる。なんだか自分のことのように嬉しい。
植美 永煉:「んーん、あたいはチルドレン。多分。だからきっと戦う方?」
植美 永煉:「…あの、さ」
篠月希雨:「ん?」
植美 永煉:「よかったら、あたいのことも名前で呼んでくれない?あたいも気に入ってるの、名前」
篠月希雨:「レプリカさんじゃないの?」 と言った後に、貴方の方に手を触れる
篠月希雨:少しして「あら、そうなの」と言って手を離した
篠月希雨:「ごめんなさい。永煉」
植美 永煉:「???」なんかよく分かんないけど触れられた
篠月希雨:「ああ、気にしないで、私の能力なの」
植美 永煉:「や、あの、別に謝ることないっていうか、あたいがレプリカなのは…事実っていうか」
植美 永煉:「能力!」
篠月希雨:「でも、あなたはそれを気にしているのね」
篠月希雨:「そう。お話して……あれ」
篠月希雨:「コレって、言っていいことだったかしら」
篠月希雨:顎に手を当てて考えるようなそぶり
植美 永煉:「気にして…なく…ないけど…いいのいいのあたいの話なんてー!」
植美 永煉:「ん?」
植美 永煉:「なんかまずいこと聞いちゃった?忘れよっか?」
篠月希雨:「ふふ、ごめんなさい。そうしてくれると嬉しいな、永煉」
植美 永煉:「うん!いいよっ、まーかせて!あたい忘れるの超得意!」
篠月希雨:「そう……でも永煉の話がダメだったら、なにを話せばいいのかしら」
植美 永煉:「…んへへ」へにゃっと唐突に笑う
篠月希雨:「私、あなたともっと話したいわ……どうしたの?」
植美 永煉:「あ、いや、あの、名前で呼ばれたのなんて、初めてだなあ、って…えへへ…」
植美 永煉:「うん、あたいもあんたともっと話したい!」
植美 永煉:「んー、んー…話すこと…話題…」
篠月希雨:「嬉しいわ。こういうのって確か両想いというのよね」
植美 永煉:「…あんたのこと、なんて呼んだらいい、とか?」
植美 永煉:「両想い!なんかいい響き~!」
篠月希雨:「私?私はそうね、永煉が呼びたいように呼んでほしい」
篠月希雨:「篠月も、希雨も、素敵な名前だもの」
植美 永煉:「うん、そうだね。どっちも素敵」
植美 永煉:「んー、じゃあ希雨!希雨って呼ぶよ!いーい?」
篠月希雨:「もちろん」
篠月希雨:嬉しそうに笑う
植美 永煉:希雨が嬉しそうなので胸がぽかぽかしてきます。
篠月希雨:「私も、名前で呼ばれたことは少ないわね」
植美 永煉:「そうなの?」
植美 永煉:「確かに、大人の人はだいたい苗字で呼んでくれるかも」
篠月希雨:「ヨシカくらいかしら……普段はコードや型番で呼ばれることが多い」
篠月希雨:「……これもダメだったわね」
植美 永煉:「え」
植美 永煉:「希雨、ごめん、それも忘れなきゃダメ?」
植美 永煉:「…あたい、それはなんか嫌」
篠月希雨:「知らないふりしてくれたら、忘れなくても良いわよ?」
植美 永煉:「希雨はもう、希雨って名前があるんでしょ」
植美 永煉:「!じゃあそうする!知らないふりね、まっかせて!」にぱっ!
篠月希雨:「私たちの自我も成長したし、教育課程も一通り終わった」
篠月希雨:「もうすぐ私も街に出られるもの」
篠月希雨:「……ああ、そうだ。私が街に出られるようになったら、永煉、案内してくれる?」
植美 永煉:自我が成長した、とか。教育課程、とか。なんだか言葉の端々に、”モノ”の気配を感じて心がざわつく。
植美 永煉:けど、きっとこれも希雨が忘れてほしいことなんだろうなって、思うから。
植美 永煉:「もっちろん!約束ねっ!希雨が街に出られるようになるまでに、あたい予習しといてあげる!」
篠月希雨:「そう、じゃあそれまで、たまに会いに来てくれる?」
植美 永煉:「…たまにしかダメ?」しょん
篠月希雨:「言葉の綾と言うやつかしら」 困ったように
篠月希雨:「でも、私も自分がいつどの施設に居るかわからないわね」
篠月希雨:「会えたら、だわ」
篠月希雨:「もしまた会えたら、こうやってお話してほしい」
植美 永煉:「そっか…。うん、分かった!あたいも希雨とお話したい!希雨と話すの、好きになったもん!」
篠月希雨:「そう、嬉しいわ。私も、永煉と話すの、好きよ」
植美 永煉:「えへへー、これも両想い?なのかな?」
篠月希雨:「ねえ、また会えた時で良いから、何かくれないかしら」
植美 永煉:「何か?」
篠月希雨:「何でも良いの、好きな人からは、何か預かっておきたい」
篠月希雨:「永煉はチルドレンなのでしょう?危険もあるわよね」
植美 永煉:すきなひと。そう言われて目を丸くする。
篠月希雨:「いつ、会えなくなるかわからないから……」
植美 永煉:「…だーいじょうぶだよっ!あたい、最強なんだから!そんな簡単に置いてったりしないもん!まだまだ当分は、希雨とお話しできるよ!」虚勢を張ってみせる
篠月希雨:「最強なの」
篠月希雨:一瞬目を丸くしてからくすくすと笑う
植美 永煉:「そうだよ、最強!うん、でも、分かった!希雨に預かっててほしいもの、考えておくね」絶対に自分より強い人、すごい人はいっぱいいる。でも、
植美 永煉:希雨が笑ってくれるなら、最強って言い張ってもいいよね?
篠月希雨:「ふふ、そうね。あなたはきっとお姉さんよりも強くなるわ」
篠月希雨:「あら、そろそろ時間」 掛け時計を見る
篠月希雨:「ありがとう、楽しかったわ。地図はそこに」 奥の柱を指さす
植美 永煉:「あ、ありがと…って希雨、もしかして…」
植美 永煉:「あたいが迷ってきょろきょろしてたの、ぜんぶ見てた…?」
篠月希雨:「ううん?聞いたの」
篠月希雨:「それじゃあね」 微笑んで、ふらふらと歩いていく
植美 永煉:「聞いた」どういう意味だろう。…っていうか、お姉さんってオリジナルのことかな。…何も言ってないのに…
植美 永煉:「じゃあねー!…えっと、」でも、それよりも今は言いたいことがあった。
植美 永煉:「…またね、希雨!」
篠月希雨:「……またね」 振り向いて、手を振った
GM:それから数日、あなたが支部に少しずつ慣れていき、道にも迷わなくなっていくと同時に
GM:2人は少しずつ仲良くなっていった。
GM:あなたは自分のリボンを彼女に渡し、彼女はとても喜んだし、次は自分が何かをあげるとも言っていた。
GM:そして、その数日の中で、篠月希雨が町に出られるようになったと話し
GM:彼女の誘いで、あなたは一緒に外で遊ぶことになった。
N市第四地区・第四支部所属チルドレン寮近く
GM:やや閑散とした住宅街の中にある、正規人員用の寮を出て、あなたは希雨との待ち合わせ場所に向かっていた。
GM:そんな時、あなたを巻き込むように《ワーディング》が展開される。
GM:攻撃的な《ワーディング》だ。数少ない通行人が意識を失い地面に倒れ込む。車の通りが無かったのは幸いと言えるだろう。
GM:<通信支配> また、電子機器にも異常が発生している
GM:そしてすぐ近くで何かを破壊する音を聞く。一瞬だけ悲鳴のようなものが聞こえ、それ以降は柔らかいものを硬いものに叩きつけるような音だけが、あなたの耳に届く。
植美 永煉:「え…?!」口ずさんでいたでたらめな歌を止めて周囲を見渡す。
植美 永煉:「な、なに、攻撃…?!悲鳴、誰かいるの?!」動揺しつつ、悲鳴の聞こえた方へ駆けます…!
GM:その中で、あなたは見慣れたピンク色のリボンを見つける。
GM:少し先から、血の跡が見え、点々と続いている。
GM:そして、そのさらに先に、巨大な何かが地面をたたき続けているのが見えるだろう
植美 永煉:「―――」頭がすぅと凍る。
”マスターアーツ”:「……誰だ」 巨大なロボットの横、じろりとあなたを睨め付ける女性。パーマのかかったように捻じれた、長い黒髪。目元のクマも相まって、とてもまともには見えない。
植美 永煉:「あ…」
”マスターアーツ”:「……"完璧なる氷像"か」
”マスターアーツ”:「"完璧なる氷像"、忌々しいコードだ。まがい物が、完璧なレプリカなどあるものか、おぞましい、吐き気がする。故に殺す」
”マスターアーツ”:自分に言い聞かせるようにぶつぶつと呟く。
”マスターアーツ”:横の巨大なロボットが振り向き、その上の少女が冷たい目であなたを見ていた
植美 永煉:「…何を」何を言われているのか分からない。そんなことどうでもいい。
植美 永煉:「何を、してるの…!!」あのロボットを止めないと。凍った頭では、それしか考えられない。
”タイタン”:「殺した」
”タイタン”:「殺したんだ。そしてお前も殺す」
”タイタン”:「この人形と同じに」
”タイタン”:「顔もわからないように叩き殺す」
植美 永煉:「――」わからない。なにも。
植美 永煉:「なん、で」
植美 永煉:「なんで、希雨を」
植美 永煉:「あたしの友達を、なんで!!!!!!!」
GM:怒っているのか絶望しているのか、あるいはその両方か
GM:問いに答えることなく、複数の巨大な拳が貴女に迫った。
GM:シナリオロイスを配布します
GM:シナリオロイス:篠月 希雨(しのつき きう) 推奨感情:友情/隔意・嫉妬
GM:まあもう取ってくれていますね、変更があればどうぞ。
GM:なければ無しと
植美 永煉:変更なしで!
GM:〇友情/隔意ね、了解!
シーン4:執着の痕跡
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (31 → 41)
第四地区・芝石花の部屋
芝石花:妙なドアや謎の隙間などが存在する、妙な間取りの一軒家。
芝石花:その一室、寝室はベッドといくつかの書類や本がある程度で、あとは整っている。
GM:そんな部屋の一角、ベッドの中
GM:あなたは、他者の体温で目を覚ますだろう。最も、目を覚ましてもその目に映るものは無い。
GM:どうやら後ろから顔を覆うように手を回されているようだった。
蝶宮白々:「だぁれだ」 作ったような甘ったるい声があなたの耳元で囁かれる。この声に、貴方は聞き覚えがある。
芝石花:「……」寝起きはあまりよくない。
芝石花:「……こういうときって、わざと間違えるほうがいいんだっけ」
蝶宮白々:「なんでさー、ほらほらちゃんと応えて」 ケラケラと笑いながら言う
芝石花:「うーん、じゃあ、誰にしようかな。明智さん、いいから起こしてくれないか?」
芝石花:「明智さんでしょう。それともだれがいいかなあ」
蝶宮白々:「えー伊作さん?」
蝶宮白々:「せめて女の子と間違えて欲しいなあ~」
蝶宮白々:胸元を押し当てる
芝石花:「……家に鍵をしていない人からは言われたくないだろうけど」
芝石花:「誰にでもそれをすると犯罪になるよ……?」
蝶宮白々:「石花さんは気にしないと思って」
蝶宮白々:「まあ、私としては間違いが起こっても問題はありませんが」
芝石花:「うーん、それならいいか…」
蝶宮白々:「良いんだ」
芝石花:「それはやめてね」
芝石花:よいしょ、と抜け出そうとする。
蝶宮白々:「ちょっと!正解言ってからにしてよ!」 押さえつける
芝石花:「……え、まだ気にするのかい?蝶宮さん、蝶宮白々さんでした」
芝石花:「はい。ご正答で許して?」
蝶宮白々:「正解♪ ダメだよー石花さん、鍵かけないと」 そう言って女性は体を起こし、布団を剥ぎ取る。
蝶宮白々:「不法侵入者に言われたくないだろうけど」
芝石花:「面倒だよ……」
蝶宮白々:"ペインバッカー"蝶宮白々。第十支部に所属するエージェントであり、彼女の父親が芸術家であることから、貴方の旧知でもあった。
蝶宮白々:「面倒だから鍵かけないって人、そうそういないよ」
蝶宮白々:「ふぁ、まだねみーや……」 そう言いつつ、鞄の中からパンを幾つか取り出してあなたに放り投げる。
蝶宮白々:「それ、朝ご飯ね。ちょっと石花さんに手伝ってもらいたいことがあってきたんだけど」 そう言って欠伸をかみ殺す。
蝶宮白々:「こっち来るまで寝ずに動いてたから、布団借りちった」
芝石花:受け取ったものを見て、とりあえずチョコチップホイップメロンパンを取る。「え」
芝石花:「だったら起こしてくれれば貸したのに」
蝶宮白々:「人肌恋しくて」
芝石花:「半分しか肌、ないけど」
芝石花:鉄砂の手でパンの袋を開ける。
蝶宮白々:「石花さんの芸術家的な勘に頼りたかったんだもの」
蝶宮白々:そう言って、パンを頬張りながら彼女は説明を続ける。
蝶宮白々:今日未明。第十地区で哨戒飛行を行っていた"メカワイバーン"の反応が突如途絶えた。付近のエージェントが様子を見に行ったところ、そこには破壊された"メカワイバーン"の姿があったという。
蝶宮白々:"メカワイバーン"に関して、貴方は知っているだろう。第十支部で開発された自律回路を持つ無人飛行型の対オーヴァード兵器、その戦闘力はかつての戦闘データからも保証されている。
蝶宮白々:かつてはその巨体故に目立つという欠点があったが、外付けの隠密機構が実装されたこともあり、市内の秩序を保つのに一役買っている。
蝶宮白々:「この写真を見るとわかると思うんだけど」 スマホのアルバムを見せる。
芝石花:「ふむ」覗き込む。
蝶宮白々:「翼と顔面、この二つが集中的に破壊されている。翼は機動力を削ぐため、顔面が破壊されているのもまあ映像データを記録されるのを嫌がった、と考えられるけども」
蝶宮白々:指をスワイプして、動画を見せる。映像はブレブレだが、辛うじて交戦するロボットと子供の姿だとわかる。
蝶宮白々:「……見ての通り、映像データは復元できたんだよね。音声データもノイズ塗れで手間取ったけど、ハヌマーン能力者であればなんとか聴き分けられるくらいで、狙って偽造した感じじゃない」
蝶宮白々:「……個人的な感想だけど、翼と顔面を執拗に狙ったのって、戦略的な狙いより個人的な感情によるものだと思うんだよね」
芝石花:「ふうん」
芝石花:「どういう感情?」
蝶宮白々:「憎悪、かなあ」
蝶宮白々:「専門家じゃないから、詳しくはわからない」
芝石花:「犯罪心理学の?」
蝶宮白々:「うん。ただ、ワイバーンへの憎悪だったら、今頃ワイバーンの死体の山が築かれているじゃない?」
蝶宮白々:メカワイバーンを破壊した戦闘力なら可能だし、今日もワイバーンの出現報告は出ている
蝶宮白々:普通にUGNが対処に当たっていた
蝶宮白々:「だったらメカワイバーンへの何かかなって」
芝石花:「……」チョコチップホイップメロンパンを黙って食べている。
蝶宮白々:「……というわけで、この事件の捜査を石花さんに手伝ってもらいたくてここまで来たわけでした」
蝶宮白々:神妙な顔を崩し、笑顔で芝の肩に腕を置きしなだれかかる。
芝石花:「あ、こら、パン屑が零れる」
芝石花:適当にいなし、袋を捨てて手を拭く。
蝶宮白々:「したら石花さんに取ってもらおっかな」
芝石花:「ん?何が?」
蝶宮白々:「パン屑、じゃなくて……どう?暇なら手伝ってくれない?」
芝石花:「ああ、それはべつにいいよ。あと、たぶん」
芝石花:「僕に芸術家的な勘みたいなものは、そんなにない気がする」
蝶宮白々:「そうなん?」
芝石花:「ましてや憎悪だとしたら、僕にはむしろ縁遠い話かも」
蝶宮白々:「まー、憎悪って感じじゃないよね石花さんは」
芝石花:「……同じものを壊し続けるのなら」
芝石花:「それを見続けたいとき?」
蝶宮白々:「ふうん……」
芝石花:「勘だけど。どう、当たってそう?」笑う。
蝶宮白々:「どうだろ」
蝶宮白々:「ああ、でもそう、なるほど」
蝶宮白々:「……面白いね、やっぱり石花さんに頼みに来て良かった」
芝石花:「感情への洞察は、あんまり自信ないんだよな……わりと怒らせるし」
芝石花:「ん?なんか納得したのかな」
芝石花:「それならいいけど」
蝶宮白々:「石花さんのデリカシーの無さはそれはもーよくわかっておりますとも」
蝶宮白々:「わざと間違えるし」
芝石花:「え……そうなの?」
芝石花:「そんなに怒ることかな……それが無いってことか……?」
蝶宮白々:「でも羨ましいくらい愛され系だよねえ」
蝶宮白々:「石花さんはそのままの石花さんでいてね」
蝶宮白々:ほほえましいものを見る目でポンポンと肩を叩く
芝石花:「なんで急に姉みたいな顔をしてくるんだ…?」
蝶宮白々:ちなみに白々の方が年下だ。大分
蝶宮白々:「妹みたいな顔の方が良い?」
芝石花:「いや。べつにどっちでもいいけど」
芝石花:「ただ、そうだね。仕事の協力はするからさ」
芝石花:「ちゃんとした朝が食べたいから。適当なモーニング行くの、付き合ってくれる?」
蝶宮白々:「えー、せっかく買ってきたのに」
蝶宮白々:「というか何なら作るけど……」 冷蔵庫を見る
蝶宮白々:閉じる
蝶宮白々:「りょーかい、行きましょっか」
芝石花:「い、いつもはもう少しあるから……」声を少し小さくする。
GM:といったところで、貴方の携帯端末にメールの通知が届く
蝶宮白々:UGNから急ぎの連絡だった。
蝶宮白々:支部で把握している"複製体"の護衛についてほしいと……あなたの担当は、先日支部に配属されたチルドレン
蝶宮白々:"完璧なる氷像(パーフェクト・レプリカ)"植美永煉だ。
芝石花:画面を確認して。
芝石花:「うーん。誘っておいてなんだけど、僕も仕事が入りそうだ」
蝶宮白々:「ありゃ、残念。急ぎ?」
芝石花:「みたい。護衛任務だってさ」
蝶宮白々:「護衛は急がないとだね」
芝石花:自分が、護衛。何度かしたことはあるが、どうも似合わないなと思う。いつも。
芝石花:「ああ、だからまあ、また気が向いたら」
芝石花:「僕の相手でもしてやって」
蝶宮白々:「自分で言うの」 笑って
蝶宮白々:「まあ何かあったらまた連絡するよ。守ってあげて?」
蝶宮白々:「……ちなみにその人って可愛い?カッコいい?」
芝石花:「秘密。今度ね」
蝶宮白々:「ちぇ、じゃあまた」 そう言って手を挙げて去っていく
芝石花:守る任務。壊す機械と、壊された機械。
芝石花:自分が前者の側にいることの違和感に安心する。
芝石花:端末を直して、息を吐く。
GM:シナリオロイスを配布します
GM:ロイス:蝶宮 白々(ちょうみや しろじろ) 推奨感情:信頼/食傷
GM:あと取りたいものがあれば取って、無ければ無しと!
芝石花:そうだな、ロイスはそのまま 〇信頼/食傷 で。
芝石花:以上で!
GM:はーい!
シーン5:守護者たち
GM:全員登場侵蝕お願いします~
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (36 → 37)
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (41 → 49)
塩見想:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+1[1] → 48
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (38 → 39)
GM:芝さん以外登場が上手
芝石花:どうして・・・
N市第四地区・第四支部所属チルドレン寮近く
GM:巨大ロボット”ギガントマキナ”の拳が迫る。
GM:そしてそのただ一つの拳は”マスターアーツ”の能力により、複数の物に見えている。
GM:植美永煉の主観では、巨大な拳に囲まれているように感じるだろう
植美 永煉:「…邪魔!!」避けられない。希雨のところに行けない。だったら、
植美 永煉:その場から動かず、全身から青い炎を噴き上げる。向かってくるものを全部、焼いてしまえばいい!
”タイタン”:「生憎だけど」
”タイタン”:「”ギガントマキナ”はその程度の炎では燃え尽きない!」
”タイタン”:炎に勢いを阻まれながら、
”タイタン”:それを突き抜ける拳がある。
植美 永煉:「あ…だ、め…!」慌ててその拳に炎を集中させようとする。間に合わない、と頭の片隅で声がする。
芝石花:弾丸がその鉄の腕を、その幻ごと、破壊する。
芝石花:射手は不出来な怪物のような、異形の鉄の腕を持つ男。
芝石花:解けていく鉄のかたちから覗く銃口からは、黒煙が。
芝石花:「……よかった、間に合った……んだよな、これ?」
”タイタン”:「……なんだ!?」 拳を破壊され、後ずさる。
”タイタン”:しゅるしゅるとレネゲイドの光がその周囲を覆い自己再生を開始する。
”タイタン”:ただの機械にしては異常な能力だ。
芝石花:「こっちがなんだ、なんだけど」とりあえず植美さんのもとへ。「大丈夫?」
植美 永煉:「え、あ、はい!」
”マスターアーツ”:「ち、誰だあいつは……」 手元で何か端末を操作する
芝石花:情報に合った少女に間違いない。「UGNから、君を助けるように頼まれた。エージェントだから安心して」
”マスターアーツ”:「……”アフォーダンス”、またUGNエージェントか!」
”タイタン”:「一人増えたくらいなら大丈夫だ!リーダー、あいつごと殺す!」
植美 永煉:「エージェント…!あ、ありがとう、ございます…!あいつら、…支部のメンバーを…、殺害しました…!」
”マスターアーツ”:「そう、それでいい、そうして」
芝石花:「……そう。見たんだね。よく我慢したね」
芝石花:「あとは大丈夫、とは残念ながら言えないんだけど」笑う。「まあ、頑張ります」
植美 永煉:「…っ、」まだ泣くわけにはいかない。
植美 永煉:「はい、完璧なる氷像、戦えます!」きっと前を睨む
”マスターアーツ”:そう言う2人の視界を更に幻惑する。
”マスターアーツ”:周囲に人があふれ出す、それは幻覚だとすぐわかるだろうけど
”マスターアーツ”:もしかしたら、という思考が行動を鈍らせる
”タイタン”:「戦えたら何だって言うんだよォっ!」 ”ギガントマキナ”が拳を振るう!
芝石花:(本物を選び取るのが面倒だな……!)散弾を撒き散らす。
植美 永煉:「幻覚…?だ、だったら!」
植美 永煉:拳に向けて、炎を放つ。それは必要以上に大きく、熱く。
植美 永煉:炎の熱が周囲の空気を歪ませていく。
”タイタン”:「! 尊、下がって!」
植美 永煉:「薬物か光か分かんないけど、おねがい、これでどうにかなって…!」
”タイタン”:拳が炎に当たる、と同時にその腕を引く。肩の上の少女と後ろの女を庇うように腕をクロスさせる。
”タイタン”:「うああああああ!」
”タイタン”:”ギガントマキナ”には傷1つない、が、その熱に少女が悲鳴を上げる
芝石花:「仕掛けが少し分かったな」
”マスターアーツ”:「ち、面倒だな……」
芝石花:「救援もくるはずだ。もう少しだけ頑張ろうか」
”タイタン”:「げほっ、げほっ……喉が焼ける……」
”タイタン”:「また救援くんのかよ!」
芝石花:「そりゃあ、人員の豊富さはご存じのはずだろうさ」
植美 永煉:「はい!」助けてくれた男性の周囲を冷気で守りつつ頷く
”マスターアーツ”:「”タイタン”、もう少し頑張って」 拳銃を取り出す
”タイタン”:「わかってる!」
塩見想:その時、バイクのエンジン音が周囲に轟く。
塩見想:漆黒の大型モーターバイクが姿を現す。
塩見想:後ろに乗っているのはもう一人の少年だ。
塩見想:「創、いきなりだけどやれるか!?」後ろに声をかける。
日寺創:「上等っ。」塩見の言葉に応える。
”タイタン”:「……”プルートゥ”!」 バイクに向けて巨体の方向を変える
”マスターアーツ”:「先走るな”タイタン”!」
塩見想:「“タイタン”か。何してるんだ。ゲーセンで待ってろって言っただろう」
”タイタン”:「生憎、ゲーセンでの遊び方は知らないんだよ!」
”マスターアーツ”:「……クソ、撤退するか」 頭を抱えている
日寺創:「紛い物の僕でも知ってるのに?なんとも可哀そうなことだ」
塩見想:漆黒の大型モーターバイクを急停車させ、創が飛び降りやすいように車体を振る。
日寺創:バイクから降りながら蛇腹剣を生成、腰を落とす
日寺創:「廻せ、オシリス」その言葉と共に創は不可解な加速を行う
日寺創:『まるで見えない腕で周囲を掴んでいるかのように』
日寺創:「芝さん、援護お願いします!」
芝石花:「はい、いつでも」
芝石花:弾丸は生成できる。この身があれば。
芝石花:当たらないだろうが、庇うのを期待して女へと銃口を向ける。
”マスターアーツ”:厭そうな顔をして、その姿を消す
”マスターアーツ”:「”タイタン”、満足したら撤退して」
”タイタン”:「えっ、あれ!?尊ー!?」
”タイタン”:振り向いてビックリしてる
日寺創:(意識が分散した、これなら後は)
塩見想:漆黒の大型モーターバイクが消え、鋼鉄製の巨大な腕が現れる。三人を庇うように立つ。
塩見想:「いけるぞ、創」
日寺創:「総力で攻められる、か。オッケー」
日寺創:「君も、いけるかな?」目の前のリボンを付けている少女に声をかける
植美 永煉:「はい、行けます!上空、もらっていいですか。上から焼きます!」青年に頷く
芝石花:「頼りになる」笑う。
塩見想:「見たことない戦法だ。頼もしい」
日寺創:「うん、任せた」
”タイタン”:「”BCA”最大出力……!」 耳元のデバイスから流れる血が加速し、機械の全身に張り巡らされる
”タイタン”:「返り討ちにしてやる!」
日寺創:「凄い力だ。これはきついな…」赫い蛇腹剣を大きく振りかぶる
日寺創:刃は機械の人形の全身で切り刻み、拘束
日寺創:巻き付くような刃は鋼の塊から自由をほんの少しの時間奪う
”タイタン”:「おおおおお!……う、わ」 迎撃しようとした拳のことごとくを回避される
”タイタン”:「力づくで!」 引きちぎろうとして……
日寺創:「キツイ。僕一人だったら、ね。みんな、後はお願い。こっちも持ちそうにない…!」
植美 永煉:「させない!」タイタンの上空から、声。
植美 永煉:氷で出来た足場が、そこに浮かんでいる。
塩見想:「行け!」鋼鉄製の巨大な腕で仲間を守るように立ちながら、上空を見上げて叫ぶ。
”タイタン”:「くそ……!」 上に向けて腕を伸ばす
”タイタン”:指の先に血液が溜まる、それを放ち迎撃しようとしているようだ。
植美 永煉:「ギガントマキナは”この程度”じゃ燃え尽きないんでしょ。でも、あんたは?」ちらりと鋼鉄の巨人を見る。大丈夫、みんなは守ってもらってる!
植美 永煉:「よくも、よくも希雨を!!」今できる全力の炎。嫌でもこちらに意識が向くような、
植美 永煉:例えば、飛んでくる弾丸などには反応できなくなるような、大きすぎる炎を放つ。
”タイタン”:「……!」 指先に溜まった血液が、宙に広がり少女の体を覆う
”タイタン”:「クソ……!”ギガントマキナ”!」 少女の乗った巨体が地面に沈んでいく。
”タイタン”:やがて少女と共にその巨体は姿を消した
塩見想:「……すごい炎だな」燃え盛る火炎を見ながら感嘆の声を漏らしている。
芝石花:「お疲れ様」
植美 永煉:「…逃げた…?」脱力して降りてくる
芝石花:「うん。降りておいで。大丈夫」
塩見想:「また奴らの襲撃があったのか」
植美 永煉:「はい…!あ、ごめんなさい、燃えちゃってないですか?!」慌てて周囲を冷やしながら
塩見想:「いや、こっちは大丈夫。創は?」
日寺創:「ふふ、僕は大丈夫だよ塩見くん。えっと、そこの君の方こそ無理してない?」永煉に声をかける
芝石花:支部に端末で連絡。どうも以前も襲撃があったのか、と塩見さんの言葉から推測する。
日寺創:「さっきは凄かったね。痛いところがあったら言ってね。見てもらおう」笑顔で声をかける。片腕を抑えながら
芝石花:「ふふ、日寺さんも痛いところがありそうな感じだな。早く帰るか」
植美 永煉:「よかった…。だ、大丈夫です、そちらの人に助けてもらったので」芝さんを見る
塩見想:「見た感じ、お互いの自己紹介も必要そうだ」
日寺創:「心配してくれてありがとう芝さん。うん、自己紹介でもしようか。」
塩見想:「どうしよう。じゃあ、とりあえず落ち着けるところに……支部にでも戻る?」
芝石花:「連絡したから迎えにも来てくれるだろう」
芝石花:「僕、わりと空腹なんだよな。みんなはちゃんと食べた?」
日寺創:「へへ。僕は食べたけど、今の戦いでものすごくお腹がすいている。」首に腕を回しつつ
塩見想:「牛乳をかけたコーンフレーク。あ、チョコ味のやつ」今朝の朝食を伝える。
植美 永煉:「あ…」もう大丈夫なんだ。脱力してへたり込んだその先に、リボンがあった。
塩見想:「どうした?」
植美 永煉:「リボン…希雨に、あげた、やつ…」聞かれたことにぼんやり答えて、ただリボンを眺めている
塩見想:「誰かの、ものなんだ」
植美 永煉:「………はい。友達の、です。だいじょうぶ、です。戻らないと」俯いたまま、立ち上がる。
日寺創:「そうか、今回の戦いで」「…」
塩見想:「えらいな。……戻ったら泣いていいかな」手を貸して立ち上がらせる。
芝石花:そのリボンを拾う。「はい」
塩見想:「えらいな。……戻ったら泣いていいから」手を貸して立ち上がらせる。
植美 永煉:「…はい」温かい手を貸してもらって立ち上がる。拾ってもらったリボンを、震える手で受け取る。
日寺創:「迎えが来るまでは、まだ時間がある」
日寺創:「僕は少し周囲を見張っているから。君はそこで休憩してくれ」
日寺創:「今回は君が一番頑張ったんだから」
日寺創:「頑張りは、報われるべきだ」
植美 永煉:「そんなこと、あたし間に合わなくて、なんにもできなくて、」ふるる、とかぶりを振る。
植美 永煉:「…ごめんなさい。ありがとう、ございます」
植美 永煉:優しい言葉に甘えて、リボンを握った手を額に当てて、しばらくうずくまることにした。
GM:……それから、程なくして迎えの車が来て
GM:あなた達は互いに互いを守りながら、事件の調査を進めるように言われた。
GM:篠月希雨は、死亡認定が為された。
GM:ロイスの取得のみ可能です
GM:なければ無しと!
芝石花:植美さんに 庇護/〇不安で。
塩見想:永煉さんにロイスを取ろう。
日寺創:永煉さんに 庇護/〇心配でロイスを取得します。
植美 永煉:タイタンに 脅威/〇憎悪で取得します。
塩見想:ポジティブが親近感、ネガティブが恐怖。ポジティブが表です。
塩見想:以上ですー。
GM:はーい
シーン6:調査開始
GM:全員登場をお願いします~
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (49 → 55)
塩見想:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+6[6] → 54
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (37 → 42)
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (39 → 43)
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (43 → 48)
日寺創:バグった!
GM:43で良いよ
芝石花:隠蔽隠蔽
日寺創:43に修正します
塩見想:バグ修正
GM:というわけで情報収集の時間です
GM:全員判定終わってからRPタイムに入ります
GM:失敗した場合は侵蝕+1d10してもう一回判定可能です
情報項目(☆は進行必須情報。記号で繋がっている情報は上の情報を抜くことで調査可能)
☆"マスターアーツ"について 情報:UGN 難易度8
☆"ギガントマキナ"について 情報:UGN 難易度10
☆"爆破事件"について 情報:UGN 難易度6
∟"マキシマムデストロイヤー"について 情報:UGN 難易度6
☆篠月希雨について 情報:UGN 難易度10
芝石花:みんななに調べたいですか?僕は余ったやつやります
日寺創:僕はマスターアーツを調べたいかな
塩見想:素直にいくならギガントマキナかなと思うんですけど、結構難易度が高いんですよね
植美 永煉:うーん、永煉4dxなんですよね…希雨いただきたい気持ちはあるんですが爆破事件とかの方がいいのかな…
日寺創:永煉ちゃんは
日寺創:調べたいところを調べて大丈夫
日寺創:僕がサポートします
芝石花:頼れる妖精おにいさんだぜ
塩見想:頼もしい
植美 永煉:すいません、ありがとうございます…!
植美 永煉:では篠月希雨について、いただきたいです!
塩見想:お任せしました!
芝石花:んじゃ僕は塩見くんがしないほう貰う~
塩見想:折角だし、素直にギガントマキナについて調べますか。
芝石花:じゃあ爆破事件"についてするー
GM:振りなっ!
芝石花:コネ:UGN幹部使って情報:UGNに判定ダイス+2
芝石花:3DX+4+0@10>=6
DoubleCross : (3DX10+4>=6) → 10[3,4,10]+1[1]+4 → 15 → 成功
芝石花:犯人までわかりましたねこれは
日寺創:回りますね芝さん
芝石花:すべてお見通しかもしれません
塩見想:《無形の影》とコネ:UGN幹部を使用して〈情報:UGN〉で判定します。
塩見想:7dx+1>=10
DoubleCross : (7DX10+1>=10) → 9[1,2,2,2,4,5,9]+1 → 10 → 成功
塩見想:あ、危ない
日寺創:無形を使ってよかった
日寺創:日寺創、マスターアーツについて調査。コネ幹部を使用。ダイス+2,能力値1、技能値1
日寺創:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 10[5,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
日寺創:うおー
植美 永煉:すごい!!
植美 永煉:コネ:UGN幹部/情報:UGNのダイス+2 こちら使用します
植美 永煉:(2+2)dx+1>=10 〈情報:UGN〉判定 篠月希雨について 情報:UGN 難易度10
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 8[4,6,7,8]+1 → 9 → 失敗
塩見想:惜しい!
GM:あ!惜しい!
植美 永煉:あ、これなら!
芝石花:こんなときには!
塩見想:おお
植美 永煉:財産点1点使用したいです!
GM:オッケー!
芝石花:おこづかいだー!
日寺創:永煉ちゃんのお小遣いだ!
塩見想:永煉さんがお金持ちでよかった
GM:では情報貼っていくよー
☆"マスターアーツ"について 情報:UGN 難易度8
FHマスターエージェントの一人。本名は道何 尊(ドウカ ミコト)。
他人の創作物が好きで、その人だけの世界観に拘っていた。また彼女自身も絵を描いていたが、そちらはそれほど上手ではなく、芸術家というより収集家やパトロンとしての面が強い。
心の内を正直に表現し作られたものにこそ価値があり、表面だけの、何かを模倣して作ったような物に価値はないという信念を持っている。
崩落戦前は、"オール・オーヴァー"のセルリーダーとして活動していた。"マスターアーツ"の名は、セルリーダーとなったその時に得たもの。
5年前、N市で行われたUGNとFHの決戦、"崩落戦"。
UGNとFHのみにとどまらず、一般人含むあらゆる勢力に多大な損害を与えたこの事件により、"マスターアーツ"もまた死亡している。
……筈だが、蘇り、活動している。当時の記録によると、こうも苛烈な事を行うタイプではなかったようだ。
詳細な能力は不明だが、光を利用し、他者の視界に虚像を映し出す能力を有しているようだ。
☆"ギガントマキナ"について 情報:UGN 難易度10
全長20mにも及ぶ巨大なロボット。
第十支部を通じて、"メカワイバーン"を破壊したものと同じものだと判明している。
"メカワイバーン"を破壊し、第十地区湾岸部を通じて市内に潜入したと見られていたが、これは第十支部の調査により偽装と判明している。実際は元から市内に潜伏していたようだ。
5年前、崩落戦の際に類似した形状のロボットが見られる。
襲撃の際、"マスターアーツ"に呼ばれていた名から、使用者は5年前と変わらずFH"オール・オーヴァー"セル所属チルドレン"タイタン"で間違いないだろう。
5年の間に強化されているらしく、当時よりも大きく、強固な装甲を有していることが確認できる。また、その出力も賢者の石レベルの高出力を保っている。
しかし、この巨体にここまでの強化を施すのであれば、相当目立っていたはずだ。
この5年間、市内でそれが行われていた形跡はない。
☆"爆破事件"について 情報:UGN 難易度6
ここ最近頻発している爆破事件は"マキシマムデストロイヤー"による手引きがあると思われる。
"マキシマムデストロイヤー"も"オール・オーヴァー"セルの一人であり、5年間消息を絶っていた。
"マスターアーツ"と"タイタン"の登場の直前に現れたことから、爆破事件はこの2人から目を逸らすために行われているのかもしれない。
実際、爆破事件による犠牲を減らすのに支部は手を割かれており、"マスターアーツ"に狙われる可能性の高いエージェントの護衛の為にも複数人で活動することを強いられている。
とはいえ、爆破事件の方は"マキシマムデストロイヤー"のシンパが減少していってることもあり、近く解決するだろう。
☆篠月希雨について 情報:UGN 難易度10
"ネクロスケール09" 篠月希雨
FHエージェント"ネクロマンサー"により生み出された、彼自身の娘を模した死者の器"ネクロスケール"12体の内の1人。
《ハートレスメモリー》《イージーフェイカー:擬態の仮面》《完全演技》による死者の完全再現を行うことが出来る。それにあたり、邪魔となる自我が産まれぬよう調整されていた。
死者の完全再現は侵蝕負担が大きく、これによりナンバー11・12の2体がジャーム化している。かつて死者蘇生のコピーと共に売られたこの2体は購入した人物を殺害し逃亡した。
1~10はUGNによる救出・教育の後、各地UGNに配備されている。
篠月希雨の特徴として、親しくなった人物の物を欲しがる癖があり、これはもしその人物が無くなってしまった際、<ハートレスメモリー>を使用して会話ができるから。
"複製体"であることから"マスターアーツ"に狙われたと考えられるが、彼女の存在は基本秘匿されていた。
初の外出と同時に殺されたことから、UGN内部に内通者がいる可能性が高い。
GM:以上!
N市UGN第四支部 会議室
GM:あなた達は支部に戻り、検査と、簡単な調査を行い(あるいは頼み)
GM:再び、集まっていた。
芝石花:朝を食べて食後にコーヒーを片手に飲んでいる。「では、えーと」
塩見想:「……優雅だな」石花さんを見ながら言う。
芝石花:「まあ。食事は大事だから」
芝石花:「それで、報告をお願いしたいんだけど、いいかな?」
塩見想:「大事だけど。それじゃあ、誰からにする?」他の二人を見る。
芝石花:いちおう経歴も年齢も一番上なので仕切るべき?と考えてそれっぽいオーラを出している。
日寺創:「ふふ。調査内容の共有、と行きましょうか。じゃあ僕の結果から」
塩見想:「じゃあ、俺たちは聞いておこう」永煉さんに目配せする。
植美 永煉:こくんと塩見さんに頷く。
日寺創:笑む日寺、人数分の缶コーヒーを渡しながら資料を配る
日寺創:「まず、あの長身の女性…”マスターアーツ”についてだね」
塩見想:「なんでこんなに準備いいの」訝しがりながらコーヒーを受け取っている。
芝石花:「マスターエージェントがわざわざ来てたのか」コーヒーがダブったので手がうろうろしている。
日寺創:「今回の来襲者、マスターアーツ…本名は道何 尊(ドウカ ミコト)というらしい」
日寺創:「名の通り芸術を愛好している人みたいだけど」
日寺創:「当人自身の才能はそれほどあるワケではない…。代わりにパトロンや収集家にはなっていたみたい」
日寺創:「だから、なのかな」少し困ったような顔をする
芝石花:手が少し止まり、紙面の文字をしばらく見て、やめる。
塩見想:「だから?」
日寺創:「彼女は心の中の世界を重視している。つまり、個性というかオリジナリティと言えば良いのか」
日寺創:「『表面だけの、何かを模倣して作ったような物に価値はない』」
日寺創:「そんな信念があるらしい。発言から考えるに、これは妥当だと思う」
塩見想:「何だそれ。よく分からない考えだな」
植美 永煉:「…!」
塩見想:「……分かる?」永煉さんに聞いてみる。
日寺創:「…今回の襲撃では複製体も狙われたと聞いている」
芝石花:「ははあ、そこまで及ぶんだ。気難しいな」
日寺創:「永煉さんのお友達も、ひょっとしたらそういう背景があった、のかもしれないね」
日寺創:これ以上、踏み込んで良いのか迷うに話す
植美 永煉:「…はい。あたしも希雨も、…マスターアーツにとっての価値がないもの、です」
塩見想:「ああ。……ごめん。嫌なこと聞いちゃったか」
植美 永煉:「いいえ」迷ってもらったのを感じて、気遣ってもらって、少し胸が暖かくなる。
芝石花:「ま、芸術でも今じゃ複製を拒絶する人なんて稀だろうがね」
日寺創:「そっか。じゃあ僕も永煉さんや希雨ちゃんとお揃いって訳だね」
植美 永煉:「…え、お揃い…?」
日寺創:安心させるためなのか素なのか、気の抜けた笑顔で
塩見想:永煉さんと創を見る。
日寺創:「まぁ…脳がね。駄目なんだよ。」
日寺創:「本当は植物人間の体を、無理やり心を模倣して動かしてる」
日寺創:「…それが、マスターアーツの気に障ったのかもしれないな」
芝石花:「うちの支部はけっこう多いよな、そのへん……僕もレネゲイドで動かさなきゃ生きてないし」
芝石花:「だからこのへんにいたのか?」
塩見想:「……みんな大変なんだな」
芝石花:「そう?」缶コーヒーを開ける。「まあ人生はそこそこ大変なんじゃない?」
日寺創:「芝さん、やっぱり大人だ…」感銘を受けるように
塩見想:「らしいから、永煉さんもあまり気にしないで」
日寺創:「おっほん。ま、まぁただね。元々はマスターアーツもそこまで苛烈な人じゃなかったらしいんだよ」
植美 永煉:「…」こくん、と頷く。気を遣ってもらってばっかりだ
日寺創:「5年前、N市で行われたUGNとFHの決戦、"崩落戦"。」
日寺創:創は話を続ける
日寺創:「この市で起きた。大きなFHとUGNの抗争だ。…双方多くのものを失ったんだけど」
塩見想:「らしいね。よくは知らないけど」
日寺創:「…死亡者の中には"マスターアーツ"もいた。」
塩見想:「え。じゃあ、死んでるんじゃないか」
芝石花:「それが生きてて、おかしくなってたと」
塩見想:「……なるほど」
日寺創:「言動から察するになんらかの形でジャーム化して復活してるっていうのがありそうな線だと思うけど…」
日寺創:「ごめん、それ以上は分からなかった」
芝石花:「そういう連中はそこそこいるみたいだね」手をあげる。
芝石花:「その"マスターアーツ"が率いてた"オール・オーヴァー"セルのひとりが、最近起こっている爆破事件の犯人という情報があってね」
塩見想:「そうなんだ」手を見る。
芝石花:「"マキシマムデストロイヤー"というんだけど。それも最近まで消息不明の人物だったらしいんだ」
芝石花:「それが、まあおそらくは、"マスターアーツ"と"タイタン"の動向から目をそらすためにやってたんじゃないかって話だね。
実際、うちでも相当人員を費やす羽目になったし」
芝石花:「まあでも、事件自体は……シンパが減ってるから。そこに関しちゃ気にしなくていいだろうが。他にもそういうセルメンバーが現れるかもしれない」
塩見想:「なんだか面倒そうだな」
日寺創:「くそ、陽動に引っ掛かってこちらは攻撃を受けたって訳か」
芝石花:「どちらにしろ、死者や負傷者が出るなら動くことにはなるからなあ」
植美 永煉:「…陽動をなんとかしながら、あのロボットとマスターアーツを止める…」不安そうな顔
塩見想:「なんとかするしかないな」
芝石花:「ま、うちにはそれなりに人手がいるから」
芝石花:「一人でなんとかしなくてもいいと思えばいいさ。僕はどんどん頼るぞ」
植美 永煉:「…はい!」表情を緩めて
塩見想:「石花さん、頼りになるんだかならないんだか分からない人だな」
日寺創:「流石芝さん…大人な感じがするね。」オーラを感じ取る創
芝石花:「日寺さん大丈夫かなそれで……」逆に心配そう。
塩見想:「ダメだと思う。……あ。あのロボットについてはある程度分かったよ」
芝石花:「お、よろしく」手を塩見さんへどうぞ~の動き。
塩見想:「あの巨大なロボットはギガントマキナ。……その名前は確かタイタン本人も言ってたな」
日寺創:「親切に教えてくれてたね。」
塩見想:「そいつがメカワイバーンを破壊したらしい」
塩見想:「……メカワイバーンって何だろう」訝しんでいる。
日寺創:「?僕らの頼れる味方だよ」
塩見想:「いや。知らないけど……」
芝石花:「ふうん、タイタンではなくてギガントマキナのほうなのか」メカワイバーンを無視。
GM:”タイタン”については、当時から情報があまりない
塩見想:「このギガントマキナは5年前から活動をしていたらしいけど、その頃よりだいぶ強くなっているみたいだ」
塩見想:「改造手術でもしたのか……。いや、ロボットをどんな風に強くするのか知らないけど」
塩見想:「でも、あれだけ大きいんだから、どうやっても相当目立つよな」
芝石花:「君みたいに出し入れできるとか」
塩見想:「ああ。それはありそう」
塩見想:「街の外に運び出すよりは現実的かもしれない」
日寺創:「出し入れする異能が関与しているかもしれない…と」
日寺創:「妥当な線だと思う」
塩見想:「何かしらそういう手段は使ってるんだろうな」
芝石花:「物質操作能力者は少なくはないしね」
植美 永煉:「空間を歪めたりとか、ですかね」
塩見想:「ああ。そういうのもあるか」
植美 永煉:「…あの二人は、そんな感じしなかったけど…ううん…」
塩見想:「俺の方はそんな感じだけど。永煉さんは何か分かったことあった?」
植美 永煉:「はい」
植美 永煉:「あたしは、希雨…あの時、あたしの先に襲撃されたエージェントについて、です」
植美 永煉:「篠月希雨は複製体でした。FHエージェント"ネクロマンサー"に、彼の娘を模して造られた"ネクロスケール"っていう複製体のうちの一人だったみたいです」
塩見想:「……ネクロスケール」
芝石花:「……だから狙われたってわけかい」
植美 永煉:「身体だけじゃなくて、心も完璧に死んだ娘を再現できるように、エフェクトとか、それ以外にも調整とか、FHでは色々されていたみたいです」
植美 永煉:「…はい。複製体だから、きっと狙われた。でもおかしいんです」
塩見想:「おかしい?」
日寺創:「っ、なんて酷い事を」永煉の話を聞き言葉が漏れでる
植美 永煉:「希雨、あの時が外に出るのは初めてだったんです。初めて、一緒に…」
日寺創:表情を暗くする
日寺創:「初めての外出…?」
植美 永煉:「それに、希雨のことは秘密にされてたはずなんです」
塩見想:「ああ。マスターアーツが知っているはずがないってことか」
植美 永煉:「はい。なのに、希雨は襲われた」
芝石花:「これは厄介だな。植美さん、さっそく貴重な情報を掴んでくれたな」薄く笑う。
塩見想:「何が厄介なんだ?」首を傾げている。
日寺創:「それはね、塩見くん。尋常な方法では見つからない情報ってことは」
日寺創:「裏切り者《ダブルクロス》がいるのかもしれない。この第四で、あの子のいた周辺に」
塩見想:「……そういうことか」
植美 永煉:「…誰が。いったい、誰が…」ぎゅう、とこぶしを握り締める
塩見想:「……永煉さん」ちらりと少女の方を見る。
植美 永煉:「…ごめんなさい」
塩見想:「いや。謝るようなことじゃ」
植美 永煉:「あたしの方だと、誰が裏切者かまでは分かりませんでした」
植美 永煉:「…大丈夫、です。報告は、これで全部…でしょうか」
芝石花:「ふふ。そこまで分かってたら、僕らの立場がないよ」
芝石花:「はい。ありがとう」穏やかに。
塩見想:「ああ。石花さんの立場を立てただけお手柄だ」だんだん彼のキャラが分かってきている。
芝石花:「だろ。このまま立て続けてもらえるとありがたいね」
塩見想:「それはどうか分からないけど……」
日寺創:「え、芝さんは頼りになる人だよ塩見くん。ね?永煉さん」
植美 永煉:「はい!」初めて満面の笑みで頷く
日寺創:そんな、自分の認識が間違っているのか、とでも言いたげに不安そうな表情
塩見想:「うん。まあ……」難しそうな顔をしている。
芝石花:「そ、そう言われると逆に緊張するな……」
塩見想:「二人とも石花さんにあまりプレッシャーをかけない方がいいと思う」
芝石花:「それもちょっと傷つくな」
塩見想:「バランスが難しい」
植美 永煉:「難しい…」
芝石花:「この件が解決するころには分かってもらおうかな」冗談めかして。
塩見想:「できるといいけど……」
日寺創:「うん、それを今回の目標にしましょう。」
日寺創:「永煉ちゃんも一緒にそうしようね?」
植美 永煉:「…ふふ。がんばりまーす!」
塩見想:「慕われてるな、石花さん」感心したように頷いている。
GM:情報の共有も終わり、それぞれの情報を元に新たな調査を始める。
GM:そして、思わぬ難関にぶつかった。
GM:”オール・オーヴァー”セルの情報が、綿密に隠蔽されている。
GM:ロイスの取得、購入が可能です
GM:なければ無しと!
芝石花:植美さんを 〇信頼/不安 に変更。
塩見想:うーん。悩むけど、ロイスの取得はとりあえず無しかな。
芝石花:あと、塩見さんに 〇連帯感/脅威で取得しようかな。
日寺創:ロイス取得 芝石花 〇信用/隔意
日寺創:購入は、ブルゲチャレンジしちゃお
植美 永煉:日寺さんに 〇親近感/劣等感 で取得します
塩見想:購入判定はUGNボディアーマーを狙います。
日寺創:わーい
日寺創:1dx>=20
DoubleCross : (1DX10>=20) → 6[6] → 6 → 失敗
塩見想:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 10[10]+3[3]+1 → 14 → 成功
GM:成功してる!
塩見想:あ、買えてしまった。
芝石花:購入は…セーフハウスでもやるか。
塩見想:その場で装備します。
芝石花:1DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (1DX10+3>=15) → 10[10]+2[2]+3 → 15 → 成功
GM:つ、強くない?
塩見想:ダイスが回る
芝石花:成功した。情報に不安ある人にあげようかな
日寺創:神・・
植美 永煉:すごい…!
芝石花:とりあえず植美さんにあげていい?せっかくなので
植美 永煉:いいんですか?!ありがとうございますー!
芝石花:わーい
植美 永煉:購入判定、UGNボディアーマー行ってみます
植美 永煉:2dx>=12 〈調達〉判定
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[2,10]+3[3] → 13 → 成功
植美 永煉:買えた。
芝石花:おおー!
GM:成功してる!
塩見想:すごい
日寺創:すごい!
植美 永煉:び、びっくりしてます…
GM:こんなところかな!永煉ちゃんは装備しておきなさいな
植美 永煉:はい!
植美 永煉:装備します!
GM:というわけで次のシーン!こっちも情報収集です
シーン7:裏には
日寺創:うおー
GM:全員登場お願いします~
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (55 → 59)
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (42 → 50)
塩見想:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+6[6] → 64
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (43 → 44)
GM:情報項目はこう
☆"オール・オーヴァー"セルについて 難易度 精神30(工作員)
∟☆"カーブ・イング"について 情報;UGN 難易度8
∟☆"爆破事件の裏で動いている事態について" 情報:UGN 難易度8
"マキシマムデストロイヤー"について 情報:UGN 難易度6
塩見想:なんかめっちゃ高いのある!
芝石花:ヤバいじゃん
GM:頑張ってね~
日寺創:なんて高い難易度なんだ
植美 永煉:これが工作員のちから…
塩見想:芝さんに頑張ってもらうしか……?
芝石花:プレッシャーw
日寺創:僕がいるから、駄目な時はサポートします
塩見想:頼もしい
植美 永煉:頼もしいありがたい!
芝石花:人気投票一位になるな
芝石花:さてみんなどれを調べるかな?
日寺創:僕はカーブイングかな
芝石花:塩見くんがまずがんばるやつだね
植美 永煉:ではマキシマムデストロイヤーいただきたいです!
塩見想:ダメな時には創にも支援をもらおう
芝石花:爆破事件の裏で動いている事態について、でいこうかな。
日寺創:支援するよ~
芝石花:がんばれ~(うちわ)
日寺創:安心してダイスを振ってね
日寺創:では僕から…
塩見想:とりあえず判定しますね
日寺創:☆"カーブ・イング"について 情報;UGN 難易度8 を判定。 コネ:UGN幹部使用。
GM:塩見くんからよ!
日寺創:あ、はい(ミス)
塩見想:《無形の影》+《コンセントレイト:ウロボロス》を使用。
塩見想:6dx7>=30
DoubleCross : (6DX7>=30) → 10[2,3,5,7,9,10]+10[5,9,10]+10[5,8]+10[8]+2[2] → 42 → 成功
日寺創:つっよ
GM:ウワ―ッ!?
塩見想:せ、成功してしまった……
芝石花:余裕
植美 永煉:すごい!!!!!!
日寺創:期待値大幅に超えてるよ
GM:ではカーブ・イングについて調べられるようになった
塩見想:逆に困る
塩見想:あとは任せた!
日寺創:塩見くんに任されました!
日寺創:では情報判定
日寺創:☆"カーブ・イング"について 情報;UGN 難易度8 を判定。 コネ:UGN幹部使用。
日寺創:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[2,3,9]+1 → 10 → 成功
芝石花:やったぜ
塩見想:やる!
日寺創:わーい
GM:安定パワー!
芝石花:これでこっちも解放ってわけね
植美 永煉:ひゅー!
GM:そういうこと!
芝石花:"爆破事件の裏で動いている事態について" これをコネ:UGN幹部で情報:UGNに判定ダイス+2して判定。
芝石花:3DX+4+0@10>=8
DoubleCross : (3DX10+4>=8) → 7[2,5,7]+4 → 11 → 成功
塩見想:すごい
芝石花:ふふん
日寺創:すごい~
GM:いいね!
植美 永煉:どんぱふ
GM:では最後は永煉ちゃんだ。
GM:こっちは失敗しても進行可能な情報だから気楽にね
植美 永煉:"マキシマムデストロイヤー"について 情報:UGN 難易度6、コネ:UGN幹部を使用します。
植美 永煉:セーフハウスは迷うんですが温存…
植美 永煉:(2+2)dx+1>=6 〈情報:UGN〉判定
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 4[1,2,4,4]+1 → 5 → 失敗
植美 永煉:財産点!使用します!
塩見想:おお。お見事
GM:おおー!
日寺創:おみごと~
GM:では情報を貼っていくよ~
"マキシマムデストロイヤー"について 情報:UGN 難易度6
金と紫とピンクの3色で髪をギトギトに染めた、20代ほどの派手な短髪の男。事件の規模からも、見た目からも非常に目立つ。
"オール・オーヴァー"セルの一員であり、圧倒的な破壊能力を持つ。そのことから、"オール・オーヴァー"セルは戦闘セルだと思われていた。
5年前の崩落戦から行方を晦まし、死亡したと思われていた。
現在は爆破事件を扇動しているようだ。
☆"オール・オーヴァー"セルについて 難易度 精神30(工作員)
オール・オーヴァーというのは全面を覆う。絵画におけるキャンバスの表面を絵の具で均一に塗り込む手法。
セルリーダーは"マスターアーツ"。
セルメンバーは総じて芸術家、芸術家志望が多い。FHセルとしては主に研究・調査を行っていた。
"マキシマムデストロイヤー"が目立っていたため、存在は発覚していたが、同時に彼の行動から戦闘や破壊を専門とするセルと考えられていた(他に表だって活動するエージェントがいなかったため)。
崩落戦に巻き込まれ、セルリーダーである"マスターアーツ"の死亡と共に"マキシマムデストロイヤー"も消息を断ち、残党狩りの成果も芳しくなく、壊滅したと考えられていた。
"マスターアーツ"が最期に彼らを守るために能力を駆使し、そう隠蔽されていたが、実際は市内の様々な場所に潜り込み情報を収集していた。
戦闘に長けたメンバーは少ないものの、開発や偽装に長けたメンバーが多い為大半はなんとか残党狩りから逃げおおせた。
その後はFHからの連絡も一切無視し潜伏に徹していた。この5年の間、外部に得た情報を漏らすことは一切なかった。
"マスターアーツ"が復活しなければ、この潜入員たちが害になることは無かっただろうが……。
この情報の開示により。N市に置かれているUGN臨時査察部の力で無力化される。
GM: あとこの次のシーンにイベントが発生します。トリガーシーン
☆"カーブ・イング"について 情報;UGN 難易度8
いつも顰め面をしている40代ほどの茶髪オールバックの男。木彫りで少女の人形を作ることに異様に執着しており、人形に接するときだけ笑顔になる。
本人も戦えなくも無いがその本領は作り上げた人形を大量に動かすことで、1体1体は非力だが、集まればそれだけで圧殺できる。
"オール・オーヴァー"セルの一員であり、"潜入者たちへの尋問から生存が分かった人物の一人。
これにより、無関係であると思われた街の噂が今回の事件と繋がった。
「深夜に、人形が町を徘徊している」
☆"爆破事件の裏で動いている事態について" 情報:UGN 難易度8
爆破事件の裏では"マスターアーツ"と"タイタン"による"模倣品"への襲撃、それと"カーブ・イング"による戦闘用の人形の量産が行われている。
この人形の量産が完了した場合、町は人形の圧倒的な質量に呑まれ壊滅するだろう。
この工場に向かい、早急に解決せねばならない。
N市第六地区山間部
GM:「希望齎す────勝利の槍!」
GM:少女が叫び、黒いサッカーボールを蹴った。
GM:────否、サッカーボール大の黒い魔眼だ。
GM:蹴りだされたそれは重力と斥力を操り、逃げる男の腹部に当たった・
御門燐火:「おりゃーっ!確保ーっ!」
GM:男の腕を取って、倒れるその背に飛びつく!
御門燐火:「あー、疲れた……支部長、こっち終わりました」
御門燐火:「うっす、あと爆弾魔が残ってるのって第四と第五でしたっけ、救援に行った方が良いすか?」
御門燐火:「人形工房?……はい、はい」
御門燐火:「なるほど、総力戦ですか。年末のアレ以来ですね」
御門燐火:少女がニヤリと笑った。
N市第四地区 UGN所有芸術館
GM:UGNが所有している、芸術品の蔵
GM:レネゲイドに関係のある芸術品を収集する場所だったが
GM:管理人の趣味で関係ないものも多数ある。
GM:その中には、管理人の友人であった"オール・オーヴァー"セルのメンバーだった者の作品もあったが……
GM:現在はその人物と共に、作品も査察部に押収されている。
塩見想:「……絵だ」よく分からない抽象画のようなものを見上げている。
芝石花:抽象画を一度ぼんやりと見て、他にも視線を這わせた後、向き直る。
芝石花:「絵さ。みんなは好きか知らないが」
日寺創:「芝さんもこういう所にはよく足を運ぶんですか?」
植美 永煉:初めて見るものばかりなのできょろきょろ。
芝石花:「……思えば最近はあまり、かな」
塩見想:「俺は特に好きでも嫌いでもないかな。塗ってあるなぁ、という感じで。永煉さんは?」
植美 永煉:「うーん…あたしもいっぱいいろんな色があるなあ、って感じ…です」
塩見想:「ああ。確かに色はいっぱいあるな」感心している。
植美 永煉:「…やっぱりこういうの、時間かかってるのかなあ」しげしげ
日寺創:「ふわっとした感想だね…」
芝石花:「気に入る色がひとつでもあれば上々だろう。それを作り出すことすら」
芝石花:「とても難しいことだろうから」
塩見想:「……今回の敵のこと、何か分かった?」色に注意を向けながら絵をまじまじと見ている。
植美 永煉:「は!そうでした!」
植美 永煉:「"マキシマムデストロイヤー"について、分かったんですけどあの、これを見てほしくて!」いそいそカラーコピーの資料を配る
植美 永煉:「見た目と中身は違うものですけど、コードネームも”そう”だし、このギトギトの顔写真見て”あの有名な芸術家の言葉”しか出てこなくて」
塩見想:「すごい。色がある」カラーコピーの資料を受け取る。
芝石花:「ふふ」植美さんの言葉に笑う。
塩見想:「あの言葉って」
植美 永煉:「そう、色、すごいの…びっくりしちゃった」思わずタメ口
植美 永煉:「"マキシマムデストロイヤー"は今起きている爆破事件の扇動者で、マスターアーツと同じで、5年前の崩落戦で死んだと思われていたけど、実は…ということみたいです」
植美 永煉:「"オール・オーヴァー"セルを戦闘セルだと勘違いさせるほど、存在感も破壊能力も圧倒的なオーヴァード…らしいです」
植美 永煉:「あたしの方で分かったのは、こんな感じです」
塩見想:「なるほど。戦力としては強力なんだ」
芝石花:「ははあ。だからオール・オーヴァーか」
塩見想:「だから?」
日寺創:「主義といい良い異能と言いなんだか景秋くんと相性良さそうな人だな…」永煉の話を聞きつつぼやく
日寺創:「芝さん、知っているんですか?」
植美 永煉:塩見さんと一緒に目をぱちくり。
芝石花:「カンバスの全面を均一に覆いつくすペインティングを、そう言う」
塩見想:「さすが詳しい」
日寺創:「芸術関係の言葉が由来のセルだったんだ」感心する日寺
塩見想:「オールオーヴァーセルは元々は芸術家集団らしい。名前もそういうところから取ったのかな」
日寺創:「…なるほどね。思えば、敵のセルの事あまり知らなかったな」
芝石花:「まあ、昔取ったなんとやらだね」困ったように笑う。「なるほど。たまたまそういうメンバーが目立っていたから、というわけか」
塩見想:「ただリーダーのマスターアーツが五年前に死んだ時にオールオーヴァーは壊滅したと思われてたみたいだけど……」
塩見想:「どうも、そうじゃなかったようだ」
芝石花:「ふむ」
塩見想:「これだけ残党が生き残っているってことは、マスターアーツが死の間際に偽装情報でも流したんじゃないかな」
塩見想:「……まあ、そのマスターアーツも生きてたわけだけど」
芝石花:「ああ、幻覚能力者のようだったしな……うまく乗せられたわけだ、こちらは」
塩見想:「そういうことになるね。生き残ってた奴らもここから何を仕出かすか……」
植美 永煉:「…でも、どうして今になって急に…」
植美 永煉:「なにかやりたいことでも出来たんでしょうか…?」
塩見想:「確かに。静かに暮らしていればUGNにも見つからなかったのにな」
日寺創:「…そのとおりだね。静かに暮らしていれば、誰も傷つかなかった」
GM:それどころか、UGNとしてこの5年、真面目に働いていた。
GM:情報を流し始めたのは、”マスターアーツ”が復活したためだ
塩見想:「そうまでして動かなければいけない事情があったのかな」
芝石花:「まともに戦える戦力がなかったとかね」
日寺創:「塩見くんの調査で“オール・オーヴァー”セルの情報工作が解けたわけだけど。」
日寺創:「其れのお陰かな。正体の割れた主要エージェントが1人いた。今送るね~」
日寺創:その場のメンバーに不愛想な表情の40代ほどの茶髪オールバックの男の画像データが送信される。
芝石花:「へえ。ありがとう」端末を開く。
植美 永煉:「これが…主要エージェント…」
日寺創:「"カーブ・イング"。木彫りで女の子を作る事に情熱を傾けていて人形相手に以外には御覧の通りの顰めっ面なんだとか。」
日寺創:「流石芸術家セルというか...数奇者だね。」
塩見想:「変質者と言った方がいいんじゃないか?」
日寺創:「それもそうかも。それだけだったら、可愛かったんだけど」
日寺創:溜息を吐く
日寺創:「そうそう『深夜に、人形が町を徘徊している』って噂知ってるかな。」
日寺創:「あれも彼の能力、作った人形を大量に動かす事ができる事が真相らしい。」
日寺創:「噂話って何がきっかけかわからないね。」
塩見想:「都市伝説か何かかと思ったら」
植美 永煉:「…あれ掲示板の作り話じゃなかったんですか…?!」ひええ
芝石花:「……ああ、そう繋がるのか」端末を操作。
芝石花:「これは僕の方からの調査結果。爆破事件の裏の話さ」
塩見想:「裏があったんだ」
芝石花:「大量の人型兵器製造を隠している、ってね」
芝石花:「それがつまり、彼の〈作品〉さ」
日寺創:「この人も随分破壊的なアーティストなんだね…」
日寺創:「芸術家ってそういう人多いの?」
塩見想:「ただ作るだけなら害はないんだろうけど」
芝石花:「さあ」目を細める。「そうじゃないといいね」
植美 永煉:「作られる方の迷惑とか考えないのかな…人形、自我とかないのかな…」溜息
芝石花:「そしてそれが大量に作れてしまうと」
塩見想:「作られる方の気持ちか。それは考えたことなかったな」感心している。
芝石花:「何が起きるか、まあ、予測できるんじゃないかな?」
日寺創:「うーん、これはかなり不味いことになるかもしれない…?」
塩見想:「大暴動が起こせる、か」
植美 永煉:「…その前に、止めないと、ですね」
芝石花:「工場の位置も特定しつつある。そこまでいけば、こちらも攻勢に出られるだろう」
塩見想:「なるほど。じゃあ、こんなところで油を売っている場合じゃないな」よく分からない抽象画を一瞥し、視線を逸らす。
日寺創:「じゃあ、人形が悪さをする前に工場を壊さないとね」
芝石花:抽象画をじいと眺める。
塩見想:「あ、そっちか。クリエイターを壊す方かと思った」
芝石花:「同じことじゃない?」
植美 永煉:「人形が壊されそうになったら、止めに入りそうな人ですよね」資料見つつ
塩見想:「なら、気合入れて壊さなきゃ」
植美 永煉:「はいっ!」火の粉がぱちっ
芝石花:「ふ、強気だ」
塩見想:「これは頼りにしてよさそうだ」永煉さんを見て微笑む。
皆綴朱鳥:「じゃーめっちゃ頼りにさせてもらおっかな」 タブレットを持った少女が、館内に入ってくる
皆綴朱鳥:「いえーいどーもこんにちはー、お疲れ様です~」
芝石花:「おや。皆綴さん。なにか進展でも?」
皆綴朱鳥:「あ、芝さんちゃすちゃす。皆綴ですよ」
皆綴朱鳥:「そんな感じっす」
皆綴朱鳥:タブレットを持ち上げる。その中には、ある男の姿が映っていた
塩見想:「なんだ。UGNか」大きなヘッドフォンに触れていた手を放し、警戒を解く。
日寺創:「皆綴さんよろしくね。一体何が分かったんですか?」
皆綴朱鳥:”マキシマムデストロイヤー”より愛をこめて、という動画のサムネだ
日寺創:「塩見くん物騒だね…」ちょっとおどろく
植美 永煉:「…うわぁ」サムネが目に入って頭痛
皆綴朱鳥:「”マキシマムデストロイヤー”が爆破予告出したんで」
塩見想:「迷惑系YouTuber?」
皆綴朱鳥:「工房と合わせて、それらへの対処についてです」
皆綴朱鳥:「いえす迷惑系」
日寺創:「只のテロリストじゃあないか!」
塩見想:「これ、見なきゃダメなのかな」嫌そうな様子で他の人たちを見る。
皆綴朱鳥:「まーまー見て見なべいびー、そんなおもしろくはないけど」
皆綴朱鳥:動画の再生ボタンを押した。
GM:ロイスの取得、購入が可能です
GM:なければ無しと!
日寺創:ロイス取得はなし
芝石花:保留かなっ
日寺創:購入はブルゲチャレンジ
日寺創:1dx>=20
DoubleCross : (1DX10>=20) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗
日寺創:うん
塩見想:ロイスはひとまずなし。
植美 永煉:ロイス取得、購入なしで!
塩見想:とりあえず応急手当キットでも狙っておきます。
芝石花:シューターズジャケットかな
塩見想:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 7[2,7]+1 → 8 → 成功
塩見想:成功してしまった……
芝石花:1DX+3+0@10>=13 調達
DoubleCross : (1DX10+3>=13) → 10[10]+3[3]+3 → 16 → 成功
塩見想:大事に持っておきます
芝石花:成功した
GM:王
芝石花:着ます
塩見想:サービスシーン
芝石花:着るほうが?w
GM:という訳で次じゃー~
シーン8:轟爆壊花
GM:全員登場するのじゃ
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)
塩見想:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+2[2] → 72
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (50 → 59)
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (44 → 47)
GM:格差
動画投稿サイト『YO!ちゅーぶ』限定公開動画
”マキシマムデストロイヤー”:『YO!ちゅ~、ぶ!いえーい皆見てるか~!』
GM:『(ヒューヒュー、という口笛の音)』
”マキシマムデストロイヤー”:『お前口笛下手!せっかくの動画デビューなんだからもっと盛り上げてくれよ!』
GM:『す、すいません!えーと、じゃあ、パチパチ~(小声、手を叩く音)』
”マキシマムデストロイヤー”:『ヨシ、まあといっても限定公開なわけですがァ……(頭を抑える。神の合間からたんこぶが見える)』
”マキシマムデストロイヤー”:『え~では改めて!全国の爆発愛好会の皆さんこんにちは!』
”マキシマムデストロイヤー”:『爆発界隈ではちょっと名の知れた、名の知られなくていい奴にまで知れてしまったが……』
”マキシマムデストロイヤー”:『爆発界のアイドル"マキシマムデストロイヤー"だ!(拍手の音)』
”マキシマムデストロイヤー”:『今回の爆発は凄いぞ』
”マキシマムデストロイヤー”:『ちょっと、地図持ってきて地図』
皆綴朱鳥:「……とまあ、こんな感じの動画が投稿されてましてー」
皆綴朱鳥:「クソつまんねえ」
皆綴朱鳥:あなた達に見せていたタブレットを、そのままテーブルの上に乗せる。動画の再生時間はまだ1時間ほどある。
塩見想:「あ、終わった?」興味の無さそうな顔で、ヘッドフォンで流している音楽の音量を上げている。
皆綴朱鳥:「終わったよ~」 終わってない
芝石花:とりあえず手に取り、爆発までスクロールしてスキップしている。
植美 永煉:「………」絶句。
皆綴朱鳥:一応情報源なのでずっと再生してる
塩見想:「まだ終わってない……」再び視線を逸らす。
GM:途中、一介誰かを爆発させたらしくカメラが変わっている
皆綴朱鳥:「"マキシマムデストロイヤー"が爆破テロを起こすことを予告したわけですよ。なんか成功したらN市が吹き飛ぶらしいです」
芝石花:爆発の再生を見る。「ふうん」
皆綴朱鳥:「いやほんとかどうかは知らんけど……」
日寺創:「なるほどね、大体わかった。」『低評価』ボタンを押す。
芝石花:「ま、そういう場合でも動かざるを得ないよね」
植美 永煉:「め、迷惑すぎる…」
塩見想:「本当に迷惑系だな」
皆綴朱鳥:「んでも"カーブ・イング"の方もとっとと何とかしなきゃいけない、"マスターアーツ"達の動向も気になる」
塩見想:「引く手あまただ」
皆綴朱鳥:「護衛とかにも人数割かれてますしねー」
日寺創:「手が足りないってわけか。」
皆綴朱鳥:「なんで、”マスターアーツ”達が手を出しづらい人数で一気に動いて解決しちゃおうという訳です」
皆綴朱鳥:「まず爆破テロ阻止と工房の破壊を同時に進めることになりましてー」
皆綴朱鳥:「改めて、そんな感じの作戦を指揮することになったチルドレン。"茨の魔女"、皆綴朱鳥です。シクヨロ」
皆綴朱鳥:顔の横でひらひらと手を振る。
芝石花:「はい、よろしくね。」
植美 永煉:「よろしくお願いします!」ぺこり
塩見想:「なるほど。各個撃破か。よろしく、朱鳥さん」
日寺創:「朱鳥さんよろしく~頭無し《アケファロス》だよ~」
日寺創:真似るように手を振る
皆綴朱鳥:「”マキシマムデストロイヤー”と”カーブ・イング”は同時撃破さ」
皆綴朱鳥:「アッ真似されちゃった」
皆綴朱鳥:「工房自体は第四だけでなく、他の地区にもあるみたいなんすけどー」
皆綴朱鳥:「どうも"マキシマムデストロイヤー"も"カーブ・イング"も第四に潜伏してるっぽいの」
皆綴朱鳥:「なんでこの2人をおびき出し、全力戦闘できない状態にして」
皆綴朱鳥:「皆で叩き潰す。そんな作戦」 満足げに頷く
皆綴朱鳥:「あなた達はおびき出す係」 ビシっと指を指す。
塩見想:指の先を視線で追う。
塩見想:「俺たちか」
皆綴朱鳥:「そういうこと、まあ指揮者は私でも立案は私じゃないんで」
皆綴朱鳥:「理由は分からんけども」
日寺創:「はは。リスクの高い任務だ」
塩見想:「俺は別にいいけど」
芝石花:視線は置かれた彫刻……から皆綴さんに。(植美さんや日寺さんに狙いが行くように?)
芝石花:(あとは塩見さんがタイタンに関連……そんなとこかな)
塩見想:「創の言う通り危険性は結構高いんだと思う。どうする、みんな?」
塩見想:「嫌ならやめていい気はするけど」
植美 永煉:「行けます。ううん、行きたいです」
塩見想:「そうか。なら、行こう」
芝石花:「僕はみんなの補助をしたいかな。たぶん」
芝石花:「植美さんたちはまた狙われるかもしれないし」
日寺創:「僕も平気だよ。誰かが行かなきゃいけないし…芝さんの言うとおり元々狙われているしね」
皆綴朱鳥:「いぇいいぇい、なら詳しい説明をしよう」
皆綴朱鳥:「そこのクソ動画から爆弾の位置と”マキシマムデストロイヤー”の位置が大体割れてる」
皆綴朱鳥:「大体だけどね」
塩見想:「UGNの探索技術ってすごいな」
皆綴朱鳥:「”カーブ・イング”の方も同じく大体割れてる」
皆綴朱鳥:「あくまで大体だけど」
塩見想:「大体でいいよ」
皆綴朱鳥:「だからまずあなた達は二手に分かれてこれらを止めるなり破壊なりしてもらう」
皆綴朱鳥:「二手に分かれるってーと2人になっちゃうから不安かもしんないけど」
皆綴朱鳥:「私ともう一人、あららぎ一位って子が狙撃でのサポートに着くんで安心してちょ」
皆綴朱鳥:「オペレーティングは私と"アイオリア"でするよ、それぞれ"マキシマムデストロイヤー"と"カーブ・イング"が出てきたら指示する方に全力で逃げて」
皆綴朱鳥:「そこを私とイッチー(あららぎ一位)が狙撃してそれとなく誘導します。"カーブ・イング"の方は処理しきれなかった人形も一緒に追っかけてくると思うけど」
皆綴朱鳥:「対処しきれない分はこっちで指示して他のエージェントに排除してもらうから安心してね」
皆綴朱鳥:「目標地点はモルフェウス部隊が地面を特殊塗装したこの地点」
皆綴朱鳥:「到着したらこっちで同じくモルフェウス部隊が封鎖するんで、頑張って戦ってもらいます」
塩見想:「俺たち、本当に囮だな。別にいいけど」
芝石花:「塩見さんがすごく大きいロボを作って引き寄せられないかな」冗談めかす。
皆綴朱鳥:「”マキシマムデストロイヤー”は爆発させたがるかもね」
塩見想:「それは確かに目立ちそう」いい案かもしれないなぁと考えている。
日寺創:「僕はこれだと、大渦を使うことになりそうだな」
日寺創:「僕は"カーブ・イング"との相性は悪くないと思う」
塩見想:「永煉さんにまた大きな炎を出してもらってもいいかな」
植美 永煉:「はい!」
植美 永煉:「近くの敵を全部巻き込むのは、多分得意だと思います」ふんす
日寺創:「破壊能力の高いメンバーが居てくれて助かるよ…」
皆綴朱鳥:「疲れるお仕事だから時間まではのんびりしてな」
塩見想:「いい得意分野だ」
芝石花:「僕も広範囲もできるね。そこも詰めていくか」
皆綴朱鳥:「色々決まったら教えてねん、じゃ、後はメールとかで」
日寺創:「はーい!作戦指揮ではよろしくたのむよ」
皆綴朱鳥:去ろうとしていた足を止め、戻ってくる。
芝石花:「おや」
皆綴朱鳥:「タブレット忘れてた」
GM:タブレットからはまだ音声が流れている
”マキシマムデストロイヤー”:『というわけで、マジですごいから!』
塩見想:「まだ続いてた」
”マキシマムデストロイヤー”:『特等席はこことここで~……(カンペを見る)……あ?名前?』
日寺創:「なんだよ…よくネタが持つね」困惑したように
皆綴朱鳥:「あ、あと今回の作戦名も伝え忘れてた」
”マキシマムデストロイヤー”:「そうだな~……ここは派手に、デカい名前で行くか……爆発と共に全てを破壊して咲く花」
塩見想:「作戦名なんてあるんだ」
皆綴朱鳥:「そ、今回の作戦は大まかに2手に分かれる。懐に潜り込み主力を討つ君たちと、敵の戦力削っていく私たち」
”マキシマムデストロイヤー”:「作品名は────『轟爆壊花』」
皆綴朱鳥:「作戦名は────『穿打浅削』」
GM:ロイスの取得、購入が可能です。備えな!
塩見想:備えなきゃ
芝石花:ロイスは保留。購入はどうしようかなー……
塩見想:ロイスは今はなし。
芝石花:ほしいのあったら試すね。自分はもう勝ったので
塩見想:応急手当キットをもう一個確保しておきます。
日寺創:ブルゲが欲しいですね
塩見想:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[5,8]+1 → 9 → 成功
塩見想:成功してしまった……
日寺創:すごーい
塩見想:大事にしまっておきます
植美 永煉:ロイスは今はなし、うーん
日寺創:ロイスは 塩見想 〇信頼/不安で取得します
植美 永煉:ブルゲ、ブルーゲイルですかね?やってみよう
日寺創:あ、はい。ブルーゲイルです!
植美 永煉:2dx>=20 〈調達〉判定 ブルーゲイル
DoubleCross : (2DX10>=20) → 8[1,8] → 8 → 失敗
芝石花:じゃあ僕もブルゲ
日寺創:振ってくれてありがとう~
塩見想:やはり高級品……
芝石花:2DX+3+0@10>=20
DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 10[8,10]+1[1]+3 → 14 → 失敗
GM:あっおしい
日寺創:妖精の手を使います。
芝石花:いちおう財産全部出すと買えるけどいる?
塩見想:そんなにマネーが
芝石花:6ある
日寺創:要りますね。植美ちゃんにあげたくて
芝石花:妖精は取っといていい気がする
芝石花:こっちはもうここじゃお金使わんだろうし
日寺創:了解、妖精、温存します。
植美 永煉:あわわ、すいませんありがとうございます…!
芝石花:買うねー
GM:よくわかったな
芝石花:ほい!購入!あげるぜ!
植美 永煉:ありがとうございます!ブルーゲイルいただきます!
シーン9:穿打浅削
GM:こっちも全員登場だぜ
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (62 → 71)
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (59 → 63)
塩見想:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+7[7] → 79
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (47 → 57)
GM:というわけで、それぞれで判定を行って、会話して、合流してもらうよ!
GM:ちなみに”マスターアーツ”と”タイタン”が襲ってきたりはしないので安心してください
芝石花:たすかる
"カーブ・イング"の方
難易度8の知覚判定を行う。成功した後は、攻撃判定を行い、達成値25以上を出す。
判定は一人一回だが、どちらかが失敗した場合侵蝕率を+1d10して成功にすることが出来る。
"マキシマムデストロイヤー"の方
難易度8の知覚判定を行う。成功した後は、難易度9の意志判定を行う。
判定は一人一回だが、どちらかが失敗した場合侵蝕率を+1d10して成功にすることが出来る。
GM:判定はコレ
日寺創:了解~
植美 永煉:了解です!
芝石花:ほーい!
塩見想:じゃあ、永煉さんと創の方からどうぞー
日寺創:はーい!
植美 永煉:はーい!
GM:カーブ・イングの方から!
GM:まず難易度8の知覚から
日寺創:日寺創で知覚判定を行います。
日寺創:GM,マイナーでジェネシフトしてもいいですか
GM:どうぞ
日寺創:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+5[5] → 62
日寺創:感覚3、ダイスボーナス1、技能1で判定します
GM:おお
日寺創:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[7,7,7,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
日寺創:やるじゃん
植美 永煉:すごい!!
GM:ヒューッ!
芝石花:つよ
GM:じゃあ攻撃判定して25以上出せば壊せる!
GM:侵蝕上げたかったらダメージ上げるエフェクト入れるのもあり
植美 永煉:植美 永煉で攻撃判定25を行います。
植美 永煉:マイナーでエフェクト使用
植美 永煉:マイナー:プライマルレイジ1/侵蝕率+6
植美 永煉:そのメインプロセスの間、自身攻撃力+[Lv*3]。BS暴走を受ける。(既に暴走を受けている場合侵蝕値+2)飛行状態、移動距離を+[Lv*2]mして戦闘移動
植美 永煉:常時:絶対冷度5 BS暴走中、【精神】を使用した判定ダイス+[Lv+1]。このエフェクトは侵蝕率でレベルアップしない。
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を6増加 (63 → 69)
植美 永煉:メジャーで普通にコンボ!
植美 永煉:メジャー【16000Kの青】:災厄の炎7+結合粉砕1+コンセントレイト:サラマンダー3/対象:範囲(選択)射程:至近/侵蝕率+10
植美 永煉:(3+7+1)dx7+6
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,2,3,4,4,5,6,8,10,10]+10[9,9,10]+10[1,10,10]+10[3,9]+5[5]+6 → 51
植美 永煉:???
GM:ヒューッ!
塩見想:強い
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を10増加 (69 → 79)
GM:あ、プライマルレイジ、もともと暴走してなかったから
植美 永煉:そうなんです、暴走しないとダイスがカス
GM:6じゃなくて4上昇で大丈夫よ
GM:この状態でもっかいプライマルレイジしたら6上がる
植美 永煉:あ、複製体で取得したので、もともと4+2なんです!
GM:あ、そっか
植美 永煉:暴走してると8上がるんです…
塩見想:おお、なるほど。
塩見想:つらい
GM:忘れていたわね
日寺創:もりもりあがるんだ
植美 永煉:コスパが異常に悪い。
塩見想:でも強い
日寺創:お揃いだね♪
植美 永煉:わーい!♪
日寺創:僕も洒落にならない位コスパ悪い
芝石花:んじゃ知覚こっちもやるねえ
芝石花:5DX+1+0@10>=
塩見想:今度は俺たちの番だ
塩見想:惜しい
芝石花:5DX+1+0@10>=8
DoubleCross : (5DX10+1>=8) → 9[2,3,5,5,9]+1 → 10 → 成功
塩見想:お見事
芝石花:ミスった。まあ成功さ!
芝石花:ふふん
日寺創:おみごと
植美 永煉:ひゅ~!
塩見想:じゃあ、〈意志〉判定は俺が。
芝石花:いけいけ
塩見想:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 9[1,4,4,6,8,8,9]+2 → 11 → 成功
塩見想:危なかった。
芝石花:勝てば官軍だ
塩見想:そういうこと。
N市第四地区"マキシマムデストロイヤー"潜伏予想地点
GM:あなた達は"マキシマムデストロイヤー"が潜伏し、爆弾を隠していると思われる場所にいた。
GM:これ以上の詳しい絞り込みは、直接探す必要がある。彼に気が付かれないように……。
GM:というわけで、探しつつお話してね
芝石花:「前から聞こうと思っていたんだけど」
塩見想:「俺に?」周囲を見渡しながら答える。
芝石花:「そうそう。ほら、君はいつも大きなロボットみたいなのを作るだろう?」
塩見想:「ああ。そういう能力だしね」
芝石花:「あれって、こういう風に作るって意志で作ってるのか、ひとりでに生まれてくるのか」
芝石花:「どうなのかなあってさ」
塩見想:「……あまり考えたことなかったな」
芝石花:「ウロボロス能力者の生成には生憎疎いしね」ざらりと鉄の肌がさざめく・
芝石花:「へえ」
塩見想:「石花さんや他のみんなは自分の意志で作ってるの?」
芝石花:「他の人は知らないけど……僕はそうだね」
芝石花:「彫刻みたいに」
塩見想:「彫刻か」
芝石花:「毎回。いろいろ、綺麗なものができないかと試していたりする」笑う。
芝石花:「もともと僕は彫刻家になりたかったからね」
塩見想:「面白いな。俺はそういう風に試行錯誤したことってないかも」
塩見想:「好きなの? 作るのが」
芝石花:革靴が地面の隙間の花を踏みつける。「好き、……というか」
芝石花:「そうだな。綺麗なものを見たかったのさ」
芝石花:「あの抽象画に。いろんな色があっただろう」
塩見想:「あったね」
芝石花:「いま。ここだってそうだ。無数の色がある。無数の形がある」
塩見想:「ここに?」不可解そうな顔をする。
芝石花:「道。木々。人。建築。大気。生命」
塩見想:「ああ。そういうことか」納得したように頷く。
芝石花:「君はそれを綺麗だと思うかい」
塩見想:「…………」しばし逡巡する。
塩見想:「……宝石とか、星とか、そういうのが綺麗だっていうのは分かるけど」
塩見想:「それだけかな」
塩見想:「あとは、そうだな」
芝石花:「うん?」
塩見想:「人間の想いは、綺麗だと思う」
塩見想:「それ以外のものは、あまり」苦笑交じりに言う。
芝石花:「いや。それは、すごく」
芝石花:「すごく、素敵なことだと思うよ。僕は。心からね」
塩見想:「そうかな?」
芝石花:「僕はどうもそうは思えないからかもね」息を吐く。
芝石花:「僕は、そのどれも綺麗とは思わなくて。綺麗なものが見たいな、と思ってさ」
塩見想:「へえ」
芝石花:「だから、自分で作ろうかなと思ったんだ」
塩見想:「なるほど。だから、彫刻家に」
塩見想:「作れた?」
芝石花:「……いや」
芝石花:「というか」
芝石花:「それは、作るものじゃなかった。僕に見える綺麗なものは」
芝石花:木々を見る。壊せる。土を見る。崩せる。空を見る。汚せる。
芝石花:横にいる少年を見る。これは、 。
塩見想:首を傾げる。
芝石花:「僕にとって綺麗だと思うことは」
芝石花:「それが壊れることだって気づいた」
塩見想:「それは、何かまずいの?」
塩見想:「綺麗なのには変わりないんだろ」
芝石花:「綺麗なものを見たくなると、綺麗にしたくなるじゃないか」
塩見想:「うん」
芝石花:「あの爆弾の彼も、まあ、だから。分かるんだ」
芝石花:「だけど」
芝石花:「…………芸術は、誰かの心を慰めうるものであってほしかった」
芝石花:「誰かの生を認めうるものであってほしかった」
芝石花:「僕の綺麗なものはね。たとえば君をいまここで撃つと見られるが」
芝石花:「それが芸術だとか、そんな理屈じゃ嫌だなと思ったのさ」
芝石花:「だから僕は芸術家とか、彫刻家とか、そういうのはおしまいにしようと思った」
芝石花:「それだけ」
塩見想:「石花さん。たぶん難しく考えすぎだよ」
塩見想:「芸術家の悪い癖なんだと思う」
塩見想:「俺は、石花さんの考え方、すごくいいと思った」
塩見想:「石花さんの感じ方は綺麗だと思ったよ」
塩見想:「だからたぶん、石花さんが作るものも綺麗なものなんだと思う。……上手く言えないけどね」
芝石花:想像で彼を撃ってみる。飛び散って、撒き散らされて、そこまでを描いてみる。
芝石花:綺麗だという、いま聞いた声を、そこに重ねてみる。
塩見想:「……デス」大きなヘッドフォンを指で弾く。
塩見想:影でできた髑髏がそこに現れる。
芝石花:「おお」
塩見想:「こういう奴の心なら、石花さんは慰められたよ」
塩見想:「また何か作ってみるといいと思う」
塩見想:「……気が向いたら見に行く」
芝石花:「ふ。……まったく」
芝石花:「あんまり甘やかされると困るんだよな」どくろに手を伸ばしてみる。
塩見想:その影の髑髏はほどけて霧状になると、芝の手をかすめる。
芝石花:握りつぶせたらいいのになあ、と、素朴に思った。
塩見想:「作ってみて分かったけど、俺は別に意識して作ってないな」
芝石花:「そう。どういう仕組みなんだろうね」微笑む。
塩見想:「うーん。動かないし、変わらないし、生きてない」
芝石花:「レネゲイドは、やっぱり魅力的だな」
芝石花:「そうだ、塩見さん。これだけは補足」
塩見想:「補足?」
芝石花:「僕はでも、芸術家でない自分も悪くないと、いや、けっこう好きなのさ」
芝石花:ほどけゆく影の中。
塩見想:「そっか。じゃあ、よかった」
芝石花:「ま、だから趣味程度に」
芝石花:「君にも気に入ってもらえる程度の綺麗な形だか想いだかを」
芝石花:「見せられれば、わりと満足だね」
塩見想:「うん。いいと思う。俺はどっちの石花さんでも好きだな」
塩見想:「俺も今度自分でも何か作ってみようかな」
芝石花:「いいね、そのときは僕に見せてくれよ」
芝石花:「綺麗なものを見るのは、いつだって好きだからさ」
塩見想:「うーん。それは気が向いたらかな」
塩見想:「っと、いけない。話し込んじゃったかな」
芝石花:「えー、向いてくれよな」くすくすと笑う。そして。
塩見想:「向くかなぁ」
芝石花:「ん、丁度ひとつ」
芝石花:足を止める。セットされたそれは、日常に馴染みのない。
塩見想:石花さんの視線の先を見る。
芝石花:「君の手際を見られそうなんだけど。お願いできる?」
塩見想:「いつの間に探してたんだ」
塩見想:「別にいいけど」
塩見想:「爆弾だよな、これ。初めて見た」
芝石花:「探してはないよ。なんとなくさ」端末を触る。「あ、そうなんだ。いや、そうか」
GM:解体方法は、ヘッドホンを通じて支部のエージェントが教えてくれる。
GM:試されるのは、意志力だ。
塩見想:「じゃあ、やるか」
塩見想:ヘッドフォンを指先で弾くと、影が溢れ出して盾のような装甲を持った鋼鉄の巨人が現れる。
芝石花:下手な、音の鳴らない拍手の真似をする。
塩見想:「ハーデス。任せた」
塩見想:頑強な装甲の巨人はその物々しい爆弾の上に覆いかぶさる。
塩見想:「あとは、そのままで」
塩見想:「俺のやり方だとこんな感じになっちゃうかな」
塩見想:「動かないし、変わらないし、生きてない」
芝石花:「いいじゃないか」
塩見想:セットされていた爆弾が爆発するが、その爆風は鋼鉄の巨人の装甲によって押さえ込まれる。
芝石花:「動くことも変わることも生きることも」
塩見想:「あまり面白みないだろ?」石花さんの方を振り返って少し微笑む。
芝石花:「いや。そうでなくなるのはね」
芝石花:「カンバスに描くように、石に掘るように」
芝石花:「当然に。面白くて、美しいことさ」
”マキシマムデストロイヤー”:「爆発はよォ~……」
”マキシマムデストロイヤー”:「爆発は、どうなんだ、美しくねえか?」
”マキシマムデストロイヤー”:奥の方から男が出てくる
塩見想:「あまり興味がない。石花さんは?」
芝石花:「そりゃあ、もちろん、美しいさ」
芝石花:「カッコいいしね」
塩見想:感心しながら頷いている。
”マキシマムデストロイヤー”:「時間になっても爆発しねえからおかしいと思ったら」
”マキシマムデストロイヤー”:「なんだよわかるやつもいるじゃねえか」
”マキシマムデストロイヤー”:「えっでも爆発止めたってことは邪魔しに来たんだよな」
塩見想:「理解者でも邪魔をすることはあるんじゃないか?」
”マキシマムデストロイヤー”:「そういうこともあるか」
塩見想:「ないかな?」不安になって石花さんの方を見る。
芝石花:「納得するんだ」
芝石花:「いやあ。まあ」
芝石花:「生憎、僕は綺麗だと思うものも、好きだと思うものもいろいろあるし」
芝石花:「君にあげるには惜しいよ」
”マキシマムデストロイヤー”:「そこのガキはともかく、そこのおじさんは残念だ。爆発愛好会のメンバーになってくれると思ったのによぉ」
”マキシマムデストロイヤー”:「邪魔者だったら殺すしかないからな……!」
塩見想:「独り占めしたいタイプなんだな」石花さんの答えを聞きながら納得している。
芝石花:「……な、なんか子供以外におじさんって言われるのはちょっと傷つく……」
”マキシマムデストロイヤー”:「せめて出来るだけ美しく爆破(や)ってやる!」
塩見想:「事実なのに?」
芝石花:「事実だろうと耐えられないことが」
芝石花:「この世にはいろいろとあるんだよ、塩見さん」
塩見想:「なるほど」
塩見想:「爆破されるのもたぶん耐えられそうにないな」
塩見想:ヘッドフォンに手を添え、身構える。
”マキシマムデストロイヤー”:会話する2人に、黒い影が迫る。コレに触れると、爆発する!
芝石花:「そう。僕は繊細だからね」
芝石花:「つまり、」
芝石花:「逃げるよ」
塩見想:「スカーサハ!」影の中から漆黒の大型モーターバイクが現れる。
塩見想:「石花さん!」その漆黒の大型モーターバイクに飛び乗り、手を伸ばす。
芝石花:鉄の手を出す。「へえ、バイクなんて」
芝石花:「乗ることないと思ってたな」楽しげに言う。
塩見想:鉄の手を握り返し、鋼鉄のモーターバイクの後部座席に導く。
塩見想:「長生きはしてみるもんだろ」
芝石花:「まだそこまでの歳ではないけどね……」
塩見想:「行くぞ、おじさん」鋼鉄のモーターバイクを加速させる。
芝石花:「うるさくて聞こえない」
N市第四地区"カーブ・イング"潜伏予想地点
サブGM:あなた達は"カーブ・イング"が潜伏している工房、と予想される場所にいた。
サブGM:これ以上の詳しい絞り込みは、直接探す必要がある。彼に気が付かれないように……。
サブGM:捜索中の会話をどうぞ! 30分目安です。
日寺創:「さて、今回は一緒にチームを組んだわけだけど」
植美 永煉:「はいっ」ぴしっ
日寺創:「僕は非力だから、人の嫌がる事ばかり得意になってしまってね。」
日寺創:「だから、潜入とかは得意なんだ」
植美 永煉:目をぱちくり。
植美 永煉:「…ふふ。人の嫌がることが得意そうに見えなかったです、日寺さん。ちょっとびっくりしました」
植美 永煉:「ありがとうございます、あたし、がっと行くのは得意なんですけど」
植美 永煉:「なんかこう、細かいのとかこっそりとか、苦手で…」
日寺創:創は少しだけ困ったような表情で話していたが、永煉の言葉を聞きすぐ表情を切り替える。
日寺創:「ううん、僕こそ永煉ちゃんの大出力が凄い頼りになるよ。」
日寺創:「サラマンダーの炎は装甲も容易く貫く」
植美 永煉:「えへへ!どかーんってやるのくらいしか出来ないですけど、頑張ります!」
日寺創:「ふふ。特に君の炎は、出力が高かったからね」支部への襲撃を思い返し
日寺創:「やっぱり鍛えていたりしていたの?」
日寺創:何気なく聞く日寺。他意は無かったのだろう
植美 永煉:「…はい。炎使い、炎で出来た剣の使い手になることが、あたしの存在意義でしたから」
植美 永煉:遠くを見るように。自分でも驚くくらい、穏やかな声が出た。
日寺創:「炎で出来た剣か。…特定のエフェクトを求められていたって事?」
植美 永煉:こくんと頷く。
日寺創:「それは困るな。力は選べるものじゃないから」
日寺創:「僕が植美ちゃんになれないみたいにね」
植美 永煉:「…生きてたかいがありました」
植美 永煉:「そんな風に言ってくれる人がいるなんて、想像もしてなかったから」
植美 永煉:「…でも」
植美 永煉:「日寺さんにはなれなくても、日寺さんや、皆さんみたいにはなりたいなあ…」
日寺創:「…さっきは嫌がらせばかり得意って言ったけど」
日寺創:「そうじゃない事も少しだけ実はできる。」
植美 永煉:「そうじゃないこと?」
日寺創:永煉の表情や声色が普段とは変わったから事には気づきつつ、普段通りの朗らかさで語りかける
日寺創:「困った人…力が欲しい人の側で手を貸す事」
日寺創:「ささやかなものだけど、支えたい人の中には勿論永煉さんもいる」
日寺創:「君を一人にはしないし、させない。」
日寺創:「それがUGNだからね」
植美 永煉:「…!!」ふえ、と顔が歪む。
植美 永煉:「…どうして、そんなに良くしてくれるんですか…」
植美 永煉:「あたしまだ、何の役にも立ってないのに!」
植美 永煉:「日寺さんにも、皆さんにも、助けてもらってばっかりで、優しくしてもらってばっかりで」
植美 永煉:「…なんにも。なんにも、できてないのに…」
日寺創:「ふふ、ははっははははは!」永煉の言葉を聞き、つい笑みがこぼれる
日寺創:「はぁ…永煉ちゃん、君の方こそいい子過ぎて僕は心配になってくるよ」
植美 永煉:「ふえ…?」瞬きで雫を落としてきょとん
日寺創:創は少しだけ笑い泣きしつつ
日寺創:「んっとね。僕はまず、そこまでいいやつじゃない。」
日寺創:「ただ、助けられたから。助けているだけで。」
日寺創:「…それも完全に自業自得の末だったからね」
植美 永煉:「…日寺さんは」
植美 永煉:「誰かに助けてもらったことがあるから、今あたしを助けてくれている…ん、ですか?」
日寺創:「僕がただそうしたいからそうしているだけだよ」
日寺創:咄嗟に出たのは「そう記憶していた」ものとは違う言葉で。
日寺創:感覚と記憶の違いに気づけば心臓が鳴り視界が揺らぐ
植美 永煉:「そうしたいから、そうする…」繰り返す
日寺創:「…始まりは確かに、助けられたからかもしれないけど。」
日寺創:「でも。今の僕は、僕がそうしたいからっていうのが大きいかな。」
日寺創:創は少し驚きつつ
日寺創:「そうか、今の僕は。自分で助けたいからそうしてるんだ…」
植美 永煉:「…ふふ」
植美 永煉:「ふふ、ふふふ、あはははは!」おかしくって、笑ってしまう。
植美 永煉:「ふふー、日寺さんの嘘つき…違うかな、うっかりさん?」
日寺創:「だって、そういう記憶があってそう思っていたら」
日寺創:「自分の事なんて疑わない」
日寺創:「まぁ、けど。確かにうっかりやさんかもね。うん、その通りだ」
植美 永煉:「ふふん、あたいにだってわかります!」
植美 永煉:「自分で助けたいから誰かをたすけてくれるひとは、ぜーったい『いいひと』です!」
植美 永煉:「日寺さんがもし違うって言っても、あたいの中ではそう!」
植美 永煉:「えへへ、今決めちゃいました」
日寺創:「…そっか。決められちゃあしょうがない」
日寺創:永煉を眩しいものを見るように
植美 永煉:「そう、しょうがないんです」ふふん、とどや顔でくるっと一回転
日寺創:「ふふ。改めてだけど。一緒に守ろうね。第四支部。」
植美 永煉:「はいっ!!…あ、潜入だった…」うっかり声を張り上げてしまう
日寺創:「ははっ、永煉ちゃんもうっかりやさんだね」
植美 永煉:「です…」照れ笑い
サブGM:そうやってあなた達が捜索をしていると、日寺くんはふと違和感に気付きます。
サブGM:周囲の建物の中、不自然に隠蔽をされている気配。
日寺創:(永煉ちゃんも、皆もこの場所も必ず守りたいな…この気持ちは僕のもの、のはず。)
日寺創:「…っと、あれ?」
サブGM:一軒の建物に、どこか妙な感じを受けるでしょう。
日寺創:少し考えごとをしていたら不自然な箇所を見つける
日寺創:「永煉ちゃん、ちょっとこっちきて。見てほしいものがあるんだけど」
日寺創:袖を引っ張る日寺
植美 永煉:「…はい!」気を引き締めて
サブGM:どうやらそこが目的地である工房だろうと見当がつく。
サブGM:隠蔽されていた分、侵入は容易そうだ。
日寺創:隠蔽されている箇所を開け、中を確かめる。
日寺創:念のため、先に侵入し経路を確認
日寺創:「おいで。永煉ちゃん」
植美 永煉:こくん、と頷いて後に続きます。
サブGM:建物の中は、さほど広くない。すぐに主な部屋にたどり着くだろう。
サブGM:工房の中に。
サブGM:その部屋の壁の傍には、可愛らしい少女の人形がずらりと並べられている。
サブGM:一見なんということのない情景に見えるが……作りかけの人形の身体には、ちらほら物騒なレネゲイドの気配がある。
サブGM:各所には作業のための道具がある。これらを破壊すれば、これ以上ここで人形が量産されることは無いだろう。
日寺創:「…随分使い込まれた道具、替えたばかりの油のにおい。ここが中心だろう」
植美 永煉:「…はい。日寺さん」いいですか、と目線で。
日寺創:「壊してくれ。ここの道具を破壊すれば、これ以上人形は増えないだろうからね」
日寺創:「僕がやったら骨が折れそうだけど…君なら、できるよね?」
日寺創:楽しそうに、期待するように声をかける
植美 永煉:「まっかせてください!…ちょっとだけ冷たいですけど、すみません」嬉しそうに応えて、
植美 永煉:冷気で日寺さんを守って、手のひらから鋭い炎を道具に放つ。
植美 永煉:(むー。日寺さんのあの、手首からしゅってやったやつみたいには出来ないな…)
サブGM:あなたの攻撃で、"カーブ・イング"のものらしき道具は次々に破壊されていく。
サブGM:作戦は無事進行している。
サブGM:このまま残された人形も破壊すれば事態は解決に向かうだろう……、と思われた、
サブGM:その時。
人形: 「…………」
サブGM:力なく安置されていたはずの人形の眼が、怪しく光った。
サブGM:がた、がた、と木彫りの人形が動き出す。立ち上がり、飛び跳ね、あなたたちの元へ。そして。
日寺創:「永煉ちゃん、そこ危ない!」永煉の手を取り人形との間合いを図る
植美 永煉:「…っ、ありがとうございます…!」
"カーブ・イング":「……失せろ」
植美 永煉:「!!」
"カーブ・イング":顰め面をした、痩せた男が一人、物陰から現れる。
"カーブ・イング":情報と合っている。彼が"カーブ・イング"だろう。
日寺創:「部屋の中でただ人形を作るだけなら、そうしていただろうさ。"カーブ・イング"」
"カーブ・イング":「……UGNか? おまえたちは」ぶつぶつと呟く。
"カーブ・イング":「勝手に動くな。おれの安息の場所を……」
"カーブ・イング":「出て行け」
植美 永煉:「きゃっはは!こーんなところが安息なんて、さーびしーい!」癇に障るやかましい声で。
"カーブ・イング":「何を。ここにはこんなに……」
"カーブ・イング":飛来した人形一体の手をそっと取り、焦点の合わない目で喉を鳴らし笑う。
"カーブ・イング":あなたたちは見ていない。
植美 永煉:「…こんな、ひとりぼっちでしかない場所がいいなら。今すぐなんにも見なかったことにして、目をつぶっちゃえばいいのに」
日寺創:「なんだあいつ…様子が変だぞ」
"カーブ・イング":「こんなにいるじゃないか。人形が」
植美 永煉:「…そういうものですよ。多分」日寺さんに
植美 永煉:「なーんにも。大事な人形すら、見えてないんです」
"カーブ・イング":「人形を彫らせろ。さもなくば……」
"カーブ・イング":「壊すぞ、おまえたち」ぎろりと睨みつける。
日寺創:「人形には罪は無いけど」「生憎お前は逃がすことはできないからな」
日寺創:「永煉ちゃん、ありがとう。あいつを、ここを壊そう。」
植美 永煉:「はい!逃走経路は任せてください、ぶち抜きます!」
植美 永煉:そう言って、火炎で壁に大穴を開ける。
日寺創:「よし、やっぱり君と組めてよかった…!」大穴を見て言葉を漏らす創であった。
合流地点1000
GM:それぞれのチームが逃走を始めた。各地では認識阻害型のワーディングが敷かれた上で、工房から逃げ出した人形たちとの戦闘が行われている。
GM:4人の通信機から、それぞれのオペレーターの声が聞こえる。
皆綴朱鳥:「あー、ちゃすちゃす、聴こえる?デストロ組」
芝石花:「はあい」聞こえている。
塩見想:「……いつの間にそんな呼び名が付いたんだろう」
皆綴朱鳥:「聴こえてんなら良ーし、じゃあ今から全員が上手いこと指定ポイントに入れるようにこちらで誘導するよ」
皆綴朱鳥:「そこ、抜けて1キロそのまま直進」
皆綴朱鳥:「ちょっと速度落として、爆発が迫ってるけど────」
芝石花:「だってさ、急ぎたまえ少年」
塩見想:「爆発に飲まれるけど」文句を言いながらもスピードを落とす。
”マキシマムデストロイヤー”:背後から迫る爆炎、の中に悲鳴
皆綴朱鳥:「天来一矢……こっちで止める。こっちはバイクだ、もう一つのチームに合わせるために少し繊細な調整がいる」
御友勇樹:「”カーブ・イング”組はこちらで案内します、急いで逃げてください」
植美 永煉:「はいっ!」
日寺創:「オッケー!今まさに急いでるとこ」
御友勇樹:「そ、そうですよね……ええと、こちらは向こうとは違い、最短距離で無駄なく進行する必要があります」
御友勇樹:「でないと追いつかれ……てる!”カーブ・イング”の人形が迫ってます、あららぎさんお願いしますーっ」
御友勇樹:日寺と植美の方に迫る人形が落とされていく
御友勇樹:「そのまま、ええとこっちがこうだから」
御友勇樹:「カオルコさんの班はそのまま西に移動して2人と合流してください!」
あららぎ一位:「日寺くん、永煉さん。極力守りますが、早く東に行ってください。そっちなら安全なので」
GM:人形が迫る。あと一息でその攻撃を受けようとするところで────
”火光獣”:炎が走り、人形の行方を封鎖する
”火光獣”:「やば、先走り過ぎたか。カオルコさん、お願いします」
”火光獣”:黒い影が人形を飲み込んだ
”火光獣”:「こっちは私たちが受け持つので、急いで」
日寺創:「ありがとう。ここは任せた!」
植美 永煉:この人の炎は、すごい…!
”火光獣”:指の腹で耳元のイヤホンを擦る。紅黒い炎の双頭の竜が産まれる。
”火光獣”:「疑似領域展開"ヒュドラ"」
”火光獣”:イヤホンを擦る。炎を掻き分けるように透明な巨人。
”火光獣”:「守って────"プルートゥ"」
合流地点700
皆綴朱鳥:「よし、いい感じだね」
塩見想:「……綺麗な炎だ」遠くで巻き起こった爆炎を見つめながらポツリと呟く。
芝石花:それに少し瞠目して、何かを言いかけてやめた。
皆綴朱鳥:「目標地点まで、人形の数が少し多いみたいだ」
皆綴朱鳥:「ちょっとアクロバティック走行になるけど、一回南東に切って」
皆綴朱鳥:「エージェント達の間を抜けてって、人形の処理をデストロにさせよう」
芝石花:「がんばってくれよ、塩見さん。障害があれば僕も撃つけど」
塩見想:「しっかりつかまっていて、石花さん」言いながら再びバイクを加速させる。
GM:急な方向転換にも難なく対応し、爆発が2人を追いかける。戦闘中のエージェント達が悲鳴を上げるが
”きつく縛り上げろ!”:「師匠使いが荒いなあ朱鳥ちゃん……」
”きつく縛り上げろ!”:魔眼が爆発を誘導し、人形にぶつかる!
皆綴朱鳥:「なーいす、2人とも、もうちょいがんば!」
合流地点200
御友勇樹:「日寺さん、植美さん、目標地点まであと200!」
皆綴朱鳥:「こっちのがちょっち速い、もう着いたか」
植美 永煉:「あと200、なら、」
植美 永煉:「日寺さん、あたしに摑まってください!滑走します!」
皆綴朱鳥:「2人が来るまで粘って……ん?」
日寺創:「良いのかい!?じゃあ遠慮なく」永煉の肩に捕まる
植美 永煉:「はい!」ぎゅっと日寺さんの体に腕を回して、凍らせた空中を滑走します!
御友勇樹:「凄い、凄い!」
御友勇樹:「”カーブ・イング”も巻き込まないと!」
御友勇樹:「風さん、お願いしますーっ!」
御友勇樹:風が”カーブ・イング”の背を押し
合流地点0/絶対封鎖領域
御友勇樹:全員が目標地点に到達した
”スクラップマウンテン”:「閉鎖領域に入った、やるぞ」
”スクラップマウンテン”:男が地面を踵で叩く。ガラガラと瓦礫が積み上がり、ドーム状に周りが閉鎖されていく
”スクラップマウンテン”:「出来たぞ、"決戦場"だ」
皆綴朱鳥:「っしゃあ、後は皆お願いします!」
皆綴朱鳥:「出てきたら人形、もういなくなってる筈だよ、期待して待って────」
皆綴朱鳥:閉鎖の影響で通信が切れる
塩見想:「すごいな、永煉さん。タイミング、ぴったりだ」空中に出来上がった氷のレールを見上げながら漆黒の大型モーターバイクを停止させる。
芝石花:「UGNの未来も安泰かもなあ」風圧に髪が揺れて止む。
塩見想:「この街の未来もね」
植美 永煉:「ま、間に合ってよかったあ…!日寺さん、足こすったりしてないですか?!」
日寺創:「いやぁ本当に助かったよ。僕は大丈夫。ありがとう永煉ちゃん。」
日寺創:「僕も少しは頑張らないとね…!」
日寺創:血の刃を生成、臨戦態勢にはいる。
GM:ロイスの取得のみ可能です
塩見想:石花さんにロイスを取ろう。
芝石花:塩見さん 〇連帯感/脅威 を 〇感服/脅威に変更
芝石花:以上でー
植美 永煉:UGNの皆さん に、〇信頼/脅威 で取得します。
塩見想:ポジティブが好意、ネガティブが隔意。ポジティブが表です。
芝石花:わーい
日寺創:UGN第四支部 〇信頼/恐怖で取得
塩見想:普通に好きだけど、生き方?死に方?が俺とは違いそうだなーって思ってる。
芝石花:それはそう
塩見想:俺は以上です
芝石花:僕もー
シーン10:虚像を排除せよ
GM:各地で戦いが始まる中で、1人の女性が、ビルの上から"タイタン"と"マスターアーツ"を観察していた。
蝶宮白々:「……んー」 双眼鏡を外して溜息をつく。
蝶宮白々:「……大きい動きはないね」 穿打浅削、そしてもう一つ"ペインバッカー"によるさらに深い調査作戦"穿打潜索"
蝶宮白々:"マキシマムデストロイヤー"と"カーブ・イング"への対処と、その間に起きた事件に対応するため支部に待機している人員、それらに遊びはない。
蝶宮白々:つまりどの支部も処理能力が結構いっぱいいっぱいだ。その隙にこの2人が何かするのではないかと、最低人員で監視を行っていた。
小型ドローン:「監視を怠るなよ、こっちは第四の支援もしてんだ……つーか俺イリーガルなのによぉ……!」
小型ドローン:白々の隣を浮遊するドローンが唸る。幾つもの特殊無人機を同時に動かせる第十のイリーガルの彼の能力はこういう場面で重宝する。
蝶宮白々:「お疲れ~、しかし、何か動きがあると思ったんだけど……」
???:「ん、どれが"マスターアーツ"だ……?」
蝶宮白々:「ちゃんと報告書読んでないの?あれあれ、あの……」
蝶宮白々:「……」
蝶宮白々:「誰?」
小型ドローン:「誰だお前!」
???:「お前たちが誰だ……?あ、いやUGNか……」
???:「僕はみなと……しず……だ」 合間合間に何か考えているのかたっぷり間を着けて名乗る
蝶宮白々:「しず君?……え、いや、所属は?」
ミナト・シズ:「E……UGN……イリーガル……?だ」
小型ドローン:「目的」
ミナト・シズ:「"マスターアーツ"をしょけ……しょぶ……"マスターアーツ"を止めることだ」
蝶宮白々:そそくさとドローンを連れて離れる
小型ドローン:「おい"ペインバッカー"コイツぜってー嘘ついてるぞ」
蝶宮白々:「うん。めちゃくちゃ怪しい……けど」
小型ドローン:「けど?」
蝶宮白々:「エロい……」
小型ドローン:「エロいのはテメーだ死ね万年発情猿!!」
ミナト・シズ:「??????」 不思議そうな顔をしている
ミナト・シズ:「……ん、動きがあったようだな」 下を見下ろす。"タイタン"が動き始めていた
蝶宮白々:「まあ、どっちにしろここで敵増やすわけにはいかないでしょ」
小型ドローン:「"マスターアーツ"を追いかけるならやり合ってる暇はねえか……」
ミナト・シズ:「行かないなら僕が先に行くぞ、えーと」
蝶宮白々:「UGNエージェント、"ペインバッカー"蝶宮白々」
小型ドローン:「俺は名乗らねーぞ……」
ミナト・シズ:「そうか、白々。協力しよう」
蝶宮白々:「そうさせてもらおうか」
蝶宮白々:「"マスターアーツ"の化けの皮を」
ミナト・シズ:「剥ぎ取る」
(illustration:御影)
N市第四地区 決戦場・スクラップマウンテン
GM:この戦闘に至るまで、あなた達は事前に”マキシマムデストロイヤー”についてある情報を与えられている。
GM:────それはつまり、彼自身が強力な爆弾であること。
E:悪意の爆発*3 オート シーン 戦闘不能時に発動。シーンに登場しているすべてのキャラクターに3d10点のダメージ。ガード以外のリアクション不可、カバーは可能。エキストラはカバーリングされない限り自動的に死亡する。
この効果は、3つ同時に発動した場合、封鎖した外のエージェント達にも影響が出る。ただし発動時のHPが-5の時、-10の時、-15の時それぞれ効果が1個分減っていく。
つまりHP-15にだった場合、悪意の爆発は発動しても影響がない。
芝石花:や、やっかい
塩見想:おお。ちょっと面白いが。
GM:爆発を無効化できるくらい強い攻撃を頑張ってね
シーン11:血戦
GM:全員登場だー
芝石花:芝石花の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (71 → 78)
塩見想:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+8[8] → 87
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (79 → 85)
日寺創:日寺創の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (62 → 66)
GM:それでは先に戦闘を開始していこうと思います
GM:戦闘エンゲージは
封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・護衛人形──5m──PC──5m─封鎖
GM:引き打ちは5m以上は出来ないよ
GM:で、行動値が”マキシマムデストロイヤー”が8、”カーブ・イング”が13だ
GM:護衛人形は8……あ、護衛人形は3体います
GM:そんな感じだ!まずはセットアップから、宣言ある人はどうぞ
芝石花:【加速装置】使用。行動値を+8して15に。
植美 永煉:セットアップ:先陣の火2/侵蝕率+2
芝石花:芝石花の侵蝕率を2増加 (78 → 80)
植美 永煉:そのラウンドの間、自身行動値+[Lv*5(10)]。(戦闘移動20m)1シーン1回。
塩見想:セットアップは無しです。
日寺創:セットアップなしです
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2増加 (85 → 87)
”マキシマムデストロイヤー”:セットアップ:原初の黄:フルパワーアタック4+螺旋の悪魔6+極限暴走2+背徳の理4+喰らわれし贄4 変異暴走:破壊、攻撃力+50、+8d
植美 永煉:植美 永煉の行動値を10増加 (5 → 15)
芝石花:落ち着けマキシマ
”マキシマムデストロイヤー”:行動値0に
塩見想:遅くなった!
日寺創:マキシマ落ち着け!
"カーブ・イング":セットアップ:戦力増員2 トループのエネミーを2体登場させる
"カーブ・イング":護衛人形(トループ)を同一エンゲージに配置します。行動値は1
"カーブ・イング":あ、2体です
護衛人形:こちらはなし
"カーブ・イング":封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・護衛人形*3・護衛人形(トループ)*2──5m──PC──5m─封鎖
"カーブ・イング":となる
GM:というわけで
GM:イニシアチブプロセスだ
芝石花:はあい、あります
芝石花:【触媒】。対象は植美さん。ここでメインプロセスを行ってもらいます
植美 永煉:了解です!
GM:オッケー。それでは行動の前に忘れていた衝動判定を行いましょう
塩見想:来たわね
GM:難易度は9、失敗でも成功でも侵蝕+2d10だ
日寺創:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[3,7] → 7 → 失敗
日寺創:それはそう
塩見想:8dx+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 8[2,3,3,5,6,7,8,8]+2 → 10 → 成功
塩見想:成功!
植美 永煉:(3+2)dx+1>=9 〈意志〉判定
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 9[2,3,5,8,9]+1 → 10 → 成功
塩見想:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+14[8,6] → 101
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2d10(→ 9)増加 (87 → 96)
日寺創:日寺創の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (66 → 77)
芝石花:3DX+1+0@10 意思
DoubleCross : (3DX10+1) → 8[6,8,8]+1 → 9
芝石花:成功
芝石花:芝石花の侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (80 → 90)
GM:では改めて、触媒植美さんだ
植美 永煉:はい!
植美 永煉:マイナー:プライマルレイジ1+氷の回廊1/侵蝕率+7
植美 永煉:そのメインプロセスの間、自身攻撃力+[Lv*3]。BS暴走を受ける。(既に暴走を受けている場合侵蝕値+2)飛行状態、移動距離を+[Lv*2]mして戦闘移動
植美 永煉:常時:絶対冷度5 BS暴走中、【精神】を使用した判定ダイス+[Lv+1]。このエフェクトは侵蝕率でレベルアップしない。
植美 永煉:カーブ・イング方向に5m移動、エンゲージします!
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を7増加 (96 → 103)
植美 永煉:メジャー【偽物の冷、本物の熱】:災厄の炎8+結合粉砕2+コンセントレイト:サラマンダー3+クロスバースト3/対象:範囲(選択)射程:至近/侵蝕率+14
植美 永煉:(3+6+3)dx7+6
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,2,2,3,4,4,6,6,7,8,8,9]+10[3,4,8,9]+3[2,3]+6 → 29
GM:ウオー凄いぞ
日寺創:ストップ、ここで支援します
日寺創:オート【廻せ、オシリス】:妖精の手/最後のダイスの目を10に変更 侵蝕+5
植美 永煉:ありがとうございます…!!
植美 永煉:1dx7+30+6
DoubleCross : (1DX7+36) → 2[2]+36 → 38
GM:ウワ―ッダメージダイスが4つも振られる!
"カーブ・イング":ドッジをします
"カーブ・イング":2dx>=38
DoubleCross : (2DX10>=38) → 6[6,6] → 6 → 失敗
護衛人形(トループ):《献身の盾》持ちなので、メジャーアクションを放棄して"カーブ・イング"をカバーリングします。
"カーブ・イング":やったー!ありがとうございます
護衛人形(トループ):2が同じく、メジャーアクションを放棄して護衛人形1をカバーリング。
護衛人形:2が同じく《砂の結界》で護衛人形3をカバーリング。
"カーブ・イング":ダメージを受けるのは護衛人形(トループ)*2と護衛人形2だ
"カーブ・イング":ではダメージをどうぞ
植美 永煉:(38/10+1)d10+36 装甲無視
DoubleCross : (4D10+36) → 24[5,4,10,5]+36 → 60
"カーブ・イング":ギャーッ
植美 永煉:あ
植美 永煉:すみません、プライマルレイジの+6忘れてました…
"カーブ・イング":66……ってコト!?
植美 永煉:66です!すみません!
"カーブ・イング":そのダメージはカバーした護衛人形たちは落ちる~
"カーブ・イング":”カーブ・イング”:封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・護衛人形1・3──5m──PC──5m─封鎖
"カーブ・イング":こうなります
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を14増加 (103 → 117)
GM:では次なるイニシアチブ
"カーブ・イング":E:更なる絶望 イニシアチブ シーン内の任意の場所に、任意のエネミーを1体未行動で登場させる
芝石花:やめろー!
"カーブ・イング":高速広域殲滅人形(行動値16) こいつを同一エンゲージに出します
芝石花:?????
日寺創:????
塩見想:なんか面倒そうなやつ!
日寺創:早くない
植美 永煉:ぜったいつよい
"カーブ・イング":マキシマムデストロイヤーが遅いから……
GM:では次なるイニシアチブ、ええと16の高速広域殲滅人形が行動かな
高速広域殲滅人形:動きます。
高速広域殲滅人形:マイナーでグレネードランチャーを使用。攻撃の対象を範囲に。
高速広域殲滅人形:メジャーでそのままPCのエンゲージを射撃攻撃。
高速広域殲滅人形:8dx+8
DoubleCross : (8DX10+8) → 7[1,1,1,4,4,5,6,7]+8 → 15
高速広域殲滅人形:リアクションどうぞ
日寺創:暴走、受けます
塩見想:ドッジを宣言。
芝石花:ドッジ~
芝石花:5DX+2+0@10>=15
DoubleCross : (5DX10+2>=15) → 8[5,6,6,8,8]+2 → 10 → 失敗
塩見想:4dx>=15
DoubleCross : (4DX10>=15) → 9[3,7,8,9] → 9 → 失敗
塩見想:だめ!
芝石花:だめ~
高速広域殲滅人形:ではダメージ。装甲有効です。
高速広域殲滅人形:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 2[1,1]+9 → 11
"カーブ・イング":ええ……
高速広域殲滅人形:えっ
日寺創:なんて苛烈な攻撃なんだ
塩見想:逆にすごい
芝石花:ちいさくてかわいい
日寺創:かわいいね
芝石花:芝石花のHPを11減少 (27 → 16)
"カーブ・イング":ドッジ失敗者は11ダメージを受けな!
塩見想:3点のダメージを受けて、残りHP25で立っています。
"カーブ・イング":ウワ―ッ装甲!
日寺創:11のダメージ、残りHP18
"カーブ・イング":なんて頑強なんだUGNボディアーマー
芝石花:あ。装甲忘れてた
芝石花:16でなく19ですね
GM:封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・護衛人形1・3・高速なんちゃら・植美──5m──PC──5m─封鎖
GM:ではイニシアチブ
GM:行動値15、芝さんと永煉ちゃんかな
芝石花:僕が行きます
芝石花:まずマイナー。【ハンドレッドガンズ】。銃を作成します。
芝石花:コンボ:インスタレーション:立方群像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】【バリアクラッカー】【ギガンティックモード】
芝石花:8dx7+8
DoubleCross : (8DX7+8) → 10[2,3,4,4,5,7,7,8]+10[1,9,10]+10[4,10]+4[4]+8 → 42
GM:やっぱ王じゃん!
芝石花:これで、あ、攻撃範囲言ってなかった
GM:対象は”カーブ・イング”組かな
芝石花:”カーブ・イング”・護衛人形1・3・高速なんちゃら これらを対象に指定
"カーブ・イング":ドッジします
"カーブ・イング":2dx>=42
DoubleCross : (2DX10>=42) → 9[1,9] → 9 → 失敗
"カーブ・イング":オア―ッ
日寺創:もっと体鍛えて
芝石花:ヨシ
護衛人形:まず1が《砂の結界》"カーブ・イング"をカバーリング。
護衛人形:2はドッジを試みます。
護衛人形:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[1,4,4,5,6] → 6
護衛人形:失敗。
高速広域殲滅人形:リアクション放棄。機能がないので……。
芝石花:そうだ、言い忘れてたガード不可でもありましたね
GM:ダメージを出しな~
芝石花:ダメージ出します
芝石花:5D10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 30[6,3,4,9,8]+12 → 42
芝石花:装甲無視
GM:ヒエー
GM:えーとカバーした護衛は死ぬ!
GM:2はナントカ生きてて
GM:高速なのが落ちます
芝石花:やったあ
日寺創:儚い命だった
高速広域殲滅人形:しゅん
芝石花:ごめんね
塩見想:意外と頑丈だな
GM:この子は高速なので脆いの……
GM:では続いてのイニシアチブ
GM:行動値15 植美さんの手番
植美 永煉:マイナーはなし
植美 永煉:メジャー【偽物の冷、本物の熱】:災厄の炎8+結合粉砕2+コンセントレイト:サラマンダー3+クロスバースト3/対象:範囲(選択)射程:至近/侵蝕率+14
植美 永煉:対象は今いるカーブ・イングのエンゲージのエネミー全員で!
GM:つまり”カーブ・イング”と護衛人形2だ
植美 永煉:(3+6+3)dx7+6
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,2,3,4,5,6,6,6,6,7,8,10]+10[6,9,9]+10[1,8]+10[8]+2[2]+6 → 48
GM:ウワ―ッ!?
日寺創:すごい~!
芝石花:やったあ
"カーブ・イング":2dx ドッジ
DoubleCross : (2DX10) → 5[4,5] → 5
護衛人形:《砂の結界》"カーブ・イング"をカバーリング。
"カーブ・イング":全く回る気配がない
植美 永煉:ダメージ行きます!
"カーブ・イング":どうぞ!
植美 永煉:(48/10+1)d10+36 装甲無視
DoubleCross : (5D10+36) → 30[10,4,6,4,6]+36 → 66
塩見想:高い!
"カーブ・イング":カバーした護衛人形2は落ちる
護衛人形:きゅー
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を14増加 (117 → 131)
"カーブ・イング":封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・植美──5m──PC──5m─封鎖
"カーブ・イング":E:更なる絶望 イニシアチブ シーン内の任意の場所に、任意のエネミーを1体未行動で登場させる
塩見想:!?
"カーブ・イング":護衛人形(トループ)を出します
芝石花:もうやめろ!
"カーブ・イング":めっちゃうざいけどコイツのHPは低いです
日寺創:ほんとぉ?
"カーブ・イング":ほんとほんと、では行動値13、"カーブ・イング"
塩見想:うわ、はやい
"カーブ・イング":マイナー:ハンドレットガンズ6 攻撃力+10 射程30m
"カーブ・イング":メジャー(1):天からの眼3+ライトウェイトモード2++ギガンティックモード2+コンセントレイト:モルフェウス4
"カーブ・イング":対象はPC達のエンゲージ
"カーブ・イング":12dx7 攻撃力+10 この攻撃へのドッジ-2d、対象:範囲(選択)
DoubleCross : (12DX7) → 10[2,4,4,5,6,7,7,7,8,8,9,9]+10[1,4,4,8,8,10,10]+10[1,4,7,10]+10[4,9]+5[5] → 45
"カーブ・イング":ウワ―ッ!?
塩見想:高い!
"カーブ・イング":アッちょっと待って!
"カーブ・イング":1つ大事なの忘れてた、この後使う機会あるかわからないから巻き戻して使いますね
日寺創:オッケー!
植美 永煉:はーい!
"カーブ・イング":D:賢者の石 この後の判定C-2します
芝石花:私も侵蝕挙げ忘れてたので挙げていいスカ
芝石花:芝石花の侵蝕率を16増加 (90 → 106)
日寺創:は?
芝石花:??
芝石花:持っとんのかい
塩見想:賢者の石!?
"カーブ・イング":不思議……
日寺創:君石持ちだったの
"カーブ・イング":12dx5 攻撃力+10 この攻撃へのドッジ-2d、対象:範囲(選択)
DoubleCross : (12DX5) → 10[1,1,3,4,5,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,4,5,6,7,9,9]+10[4,4,5,7,9]+10[3,8,10]+10[4,6]+10[10]+10[9]+10[6]+10[9]+4[4] → 94
"カーブ・イング":ヤバい
"カーブ・イング":何コイツ
塩見想:見切れてる!
日寺創:つよ~
芝石花:?
植美 永煉:すご
塩見想:これだから芸術家は!
芝石花:うるせー!しらねー!
塩見想:ドッジを宣言!
"カーブ・イング":3人はリアクションどうぞ~
芝石花:ドッジ!
日寺創:暴走、受けます!
塩見想:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[9,9] → 9
塩見想:無理!
芝石花:6DX+2+0@10 回避
DoubleCross : (6DX10+2) → 8[1,3,3,4,5,8]+2 → 10
芝石花:しゅん
"カーブ・イング":ダメージ出します
塩見想:あ、待って
塩見想:《原初の紫:マグネットフォース》で石花さんをカバーリングします。
日寺創:ヒュー!
芝石花:塩見さん~♡
"カーブ・イング":オッケー
塩見想:どうせ死ぬなら使っとく!
"カーブ・イング":10d10+10
DoubleCross : (10D10+10) → 55[3,4,5,10,2,3,8,8,7,5]+10 → 65
"カーブ・イング":装甲有効
塩見想:普通に戦闘不能になる!
塩見想:石花さんのロイスをタイタス化して昇華。戦闘不能から復活します。
日寺創:戦闘不能
日寺創:リザレクト
日寺創:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
日寺創:HP7,侵食率を+7し89に
"カーブ・イング":はーい
"カーブ・イング":封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・護衛人形(トループ)・植美──5m──PC──5m─封鎖
"カーブ・イング":では行動値8、塩見君だ
塩見想:はい。
塩見想:マイナーで《原初の青:ヴィークルモーフィング》+《クイックモーション》+《アサルトルーティン》、《パーフェクトイミテーション》を使用。
塩見想:モーフィングロボを作成して、即座に搭乗します。そして、戦闘移動してカーブイングのエンゲージに入ります。
"カーブ・イング":ウワ―ッ!?
塩見想:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《スキルフォーカス》+《原初の黒:マスヴィジョン》を使用。
塩見想:〈運転:ロボ〉でカーブイングに攻撃します。
"カーブ・イング":ドッジ
塩見想:命中判定いきます
"カーブ・イング":はーい
塩見想:8dx7+12
DoubleCross : (8DX7+12) → 10[1,5,5,7,8,8,10,10]+10[2,4,7,8,10]+10[6,6,10]+10[8]+2[2]+12 → 54
"カーブ・イング":み、皆強くない?
塩見想:達成値は54
"カーブ・イング":2dx>=54
DoubleCross : (2DX10>=54) → 8[3,8] → 8 → 失敗
塩見想:リアクションお願いします
護衛人形(トループ):メジャーアクションを放棄して"カーブ・イング"をカバーリングします。
塩見想:では、ダメージ
塩見想:6d10+45
DoubleCross : (6D10+45) → 41[8,9,9,8,2,5]+45 → 86
"カーブ・イング":ぎえ
塩見想:86点。装甲は有効です。
"カーブ・イング":手加減しましたか?護衛人形(トループ)は落ちる!
塩見想:わーい
塩見想:これで侵蝕率は129まで上がる
"カーブ・イング":封鎖──5m──”マキシマムデストロイヤー”──5m──”カーブ・イング”・植美──5m──PC──5m─封鎖
"カーブ・イング":ここで最後のE:更なる絶望 イニシアチブ シーン内の任意の場所に、任意のエネミーを1体未行動で登場させる
"カーブ・イング":高速なんちゃらを召喚して
塩見想:まだ出てくるの
日寺創:高速なんちゃらだー!
"カーブ・イング":ドンつまりな状況を何とかしようと頑張ります
日寺創:休んで良いよ
"カーブ・イング":という訳で行動値16の高速さんが登場するので
"カーブ・イング":イニシアチブ16 高速広域殲滅人形
高速広域殲滅人形:はーい
日寺創:くっ
高速広域殲滅人形:マイナーでグレネードランチャーを使用。攻撃の対象を範囲に。
高速広域殲滅人形:メジャーで射撃攻撃。対象は日寺くんたちのエンゲージ。
高速広域殲滅人形:8dx+8
DoubleCross : (8DX10+8) → 9[1,3,3,5,6,7,8,9]+8 → 17
日寺創:暴走!当たります!
芝石花:どっじ~
芝石花:6DX+2+0@10>=17
DoubleCross : (6DX10+2>=17) → 10[1,5,6,8,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
"カーブ・イング":ウワ―ッ!?
芝石花:あ
芝石花:成功した
高速広域殲滅人形:うそお
芝石花:避けました…
日寺創:これが王の力
高速広域殲滅人形:ではダメージ……
高速広域殲滅人形:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 6[3,3]+9 → 15
日寺創:戦闘不能!
高速広域殲滅人形:ゾロ目が好きなのかな
日寺創:ぞろ目が好きなサイコロなのかもしれない
日寺創:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+7[7] → 96
日寺創:リザレクト、HP7復活します
高速広域殲滅人形:おわりです
"カーブ・イング":状況、打開できなかった
GM:行動値7 日寺君
日寺創:hai
日寺創:マイナー:赫き剣4/侵蝕率+3 HPを6消費して攻撃力14点の武器作成、これで侵蝕率99
日寺創:うーんあといちたりない
日寺創:オート 異世界の因子:エフェクト一つコピー、侵食+4。植見さんのクロスバーストを選択。これで侵蝕は103%
日寺創:メジャー コンセ3+オールレンジ4+伸縮腕2+怒涛の大蛇+クロスバースト/対象:シーン(選択)射程:至近/侵蝕率+14
日寺創:10dx7+2
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,1,1,1,3,4,6,6,8,9]+10[5,9]+3[3]+2 → 25
日寺創:ひっく!
塩見想:自前の妖精の手もあるよ!
日寺創:たしかに!
日寺創:オート【廻せ、オシリス】:妖精の手/最後のダイスの目を10に変更。これで侵蝕率合計は122
日寺創:1dx7+32
DoubleCross : (1DX7+32) → 10[10]+10[10]+10[10]+3[3]+32 → 65
日寺創:ふふふーーん
塩見想:めっちゃ上がった……!
GM:えっ
高速広域殲滅人形:やりますね……
GM:えーと、破壊の変異暴走は普通にリアクション出来るな
日寺創:なんだってー
高速広域殲滅人形:こちらはリアクション放棄。機能がないので……。
”マキシマムデストロイヤー”:7dx>=65
DoubleCross : (7DX10>=65) → 10[1,3,4,5,5,9,10]+10[10]+5[5] → 25 → 失敗
”マキシマムデストロイヤー”:避ける気概があった
"カーブ・イング":2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[6,9] → 9
日寺創:妖精使わないとちょうど避けられてましたね
"カーブ・イング":こいつは全くダメ
日寺創:紙一重の戦い
"カーブ・イング":ダメージを出しな!
日寺創:はい!
日寺創:その前にUGN第四支部をSロイス指定、タイタスにして昇華
塩見想:おお
日寺創:ダメージバーストを選択、5d10します
"カーブ・イング":ひゃあ
日寺創:22+12d10
DoubleCross : (22+12D10) → 22+62[2,7,2,8,6,1,3,9,8,2,7,7] → 84
塩見想:めっちゃ高い
"カーブ・イング":うっわ……!
日寺創:だいたい塩見くんがシーン全部殴ったくらい
"カーブ・イング":HP24装甲8、儚い命でした
高速広域殲滅人形:落ちます。さよなら
”マキシマムデストロイヤー”:素晴らしいダメージ!これが無ければ危なかった!
”マキシマムデストロイヤー”:超人的弱点10・超人的弱点Ⅱ10 ?によるダメージ+20点、それ以外による攻撃は-20点
”マキシマムデストロイヤー”:でもかなり喰らう!!
日寺創:追い詰めたぜ
”マキシマムデストロイヤー”:では行動値0、マキシマムデストロイヤーだ
”マキシマムデストロイヤー”:メジャー:インスタントボム2+コンセントレイト:モルフェウス4+原初の赤:巨人の斧2+原初の灰:万軍撃破2+灰燼へ帰すもの4
”マキシマムデストロイヤー”:対象は視界シーン、自分以外全員攻撃します
”マキシマムデストロイヤー”:で、判定直前にD:賢者の石
日寺創:おい
日寺創:お前も持っているのか!
”マキシマムデストロイヤー”:不思議……
芝石花:持ちすぎ
”マキシマムデストロイヤー”:13dx5 攻撃力+80 装甲無視
DoubleCross : (13DX5) → 10[1,1,4,4,4,5,5,7,7,7,8,10,10]+10[5,5,7,7,7,7,7,10]+10[1,1,4,4,5,6,7,7]+10[3,5,7,10]+10[3,5,8]+10[3,5]+1[1] → 61
塩見想:高いよ!
芝石花:ばか!
日寺創:しんじゃうよぉ
植美 永煉:ひょええ
塩見想:ドッジを宣言
塩見想:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[4,8,9,9] → 9
塩見想:無理!
植美 永煉:暴走、受けます!
芝石花:ど。ドッジ
芝石花:6DX+2+0@10 回避
DoubleCross : (6DX10+2) → 9[2,5,7,7,8,9]+2 → 11
芝石花:死
”マキシマムデストロイヤー”:ダメージ出すよ~
塩見想:こいやー
塩見想:《原初の紫:マグネットフォース》を使用。永煉さんをカバーリング。
”マキシマムデストロイヤー”:オッケー
植美 永煉:ありがとうございます…!
”マキシマムデストロイヤー”:7d10+80
DoubleCross : (7D10+80) → 35[3,5,2,6,9,5,5]+80 → 115
塩見想:死ぬわ!
芝石花:ばーか!
”マキシマムデストロイヤー”:綺麗~楽しい~キャッキャッ
日寺創:グワー!
日寺創:日寺は四散爆散!
塩見想:UGN第四支部にロイスを取得。即座にタイタス化して昇華。戦闘不能から復活します。
日寺創:マスターアーツのロイスをタイタスにして昇華。戦闘不能から復活!
芝石花:オールオーヴァーセルに 理解/〇否定で取得、昇華、復活。
GM:という訳で1R目は終わり!
GM:あなた達がおびき寄せたこの決戦場は、”カーブ・イング”が周囲の物体から人形を自由に作れないよう特殊なコーティングがされていた
GM:いたはずだったが
"カーブ・イング":「…………」
"カーブ・イング":周囲にはいつの間にか、数体の少女の人形が造り出されている。
GM:無理やり、レネゲイドの力を励起したのだろうか、そしてそれは”マキシマムデストロイヤー”も同じく
GM:異常なほどの熱気と影が体に渦巻いていく
”マキシマムデストロイヤー”:「待ってろよ、今すっげ綺麗なもん見せてやるからよ」
”マキシマムデストロイヤー”:「タダだぜ、喜びな」
芝石花:「期待させてくれよ、芸術家さん」鉄の肌がざらりと波打つ。
植美 永煉:「…っ!」小さな火を放つ。水蒸気が、氷の道が作りやすいように。
芝石花:その小さな肩に一瞬、鉄の手が触れる。
芝石花:「少しだけ、僕の力をあげる」
芝石花:あなたの神経に、びりりと走る不可視の稲妻。
芝石花:それはあなたのレネゲイドを活性化させ、反射神経を加速させる。
芝石花:「行っておいで。君の事情を、まだ詳しくは知らないけど」
芝石花:「きっと君は、ここで出ていくべき人だろう」
植美 永煉:「…はい!」振り返って笑う。
芝石花:笑い返す。
植美 永煉:「行ってきます!」負ける気がしない。だって今まで生きてきた中で、いちばんパーフェクトなあたしだもん!
植美 永煉:氷の道を滑って、一直線に突っ込む。
植美 永煉:手元の炎が剣を形作る。蛇腹にも直刀にもなれない、不格好で不完全な、ただの炎塊の創造。
植美 永煉:死んでもやるもんかと思ってた、大っ嫌いなオリジナルの真似事。
植美 永煉:あんな風に出来たらと初めて思った、やさしくて素敵な先輩の模倣。
植美 永煉:「っっってやああああーーーーっ!!」それを、思いっきり放り投げる!
植美 永煉:炎の剣は空中で分裂し、一面を熱く焦がす。
護衛人形:主の前に立ち、庇って焼かれる。
"カーブ・イング":「……また、造り直しか。また……」
"カーブ・イング":呟きながら、瞬時に新しい人形を造り出す。
"カーブ・イング":急ごしらえで粗いが、大きな火器を持って控えている。
高速広域殲滅人形:無言のまま、火器を瞬時に展開、あなたたちに攻撃を加えようとする!
塩見想:「……危ない」銃弾が体をかすめる。
日寺創:「いてて、まさか人形をこの場で作るなんてね」
日寺創:何発か銃弾をその身に受けている
芝石花:銃弾を不定形の肌が受け止める。「ハ、」息を吐くように笑う。
芝石花:微笑みは引き攣れた鉄の襞だ。それは波打って、揺れて、動いて。
芝石花:「造ったものは、壊れるほうが美しいさ」
芝石花:その揺れが左腕に集約されていく。そしてぐにゃりと一度、溶けて。
芝石花:球体関節と骨を接ぎ合わせた、いくつもの小さな腕が絡み合った、異形の鉄の彫刻となる。
芝石花:それは銃だ。中央の銃口以外、銃らしき特徴を殆ど失った巨砲が、敵に照準を合わせる。
(illustration:ナケミン)
芝石花:「それを今から造ってやる」散弾。撒き散らされる。
"カーブ・イング":「……そうか。では」
護衛人形:引き続き、主を守りその身に弾を受け、砕けていく。
"カーブ・イング":「共同制作、か……」
芝石花:「はは、それでいいんだ」
"カーブ・イング":「あまり気持ちのよいものでは、ないな」首を振る。
"カーブ・イング":砕けた人形には、一瞥だけする。
芝石花:「ふうん。それは作品が壊れる惜しさかな」
"カーブ・イング":「いや」
"カーブ・イング":「思い通りにいかない、苛立ちだ……!」
植美 永煉:すっと、指を銃の形に。
植美 永煉:「―ふふん。じゃあもーっと、思い通りにいかなくしてあげる!」降り注いだ氷の散弾が、砕けきらめいた。
植美 永煉:氷はオリジナルにはないあたしだけのもの。そのせいで否定されたけど、あの場所であたしを示すたったひとつのものだった。
植美 永煉:ああ、そういえば。芸術って、じぶんを表現するものなんだっけ。
"カーブ・イング":「……!」
護衛人形:さらに進み出て、防御を行う。氷に貫かれて、倒れていく。
"カーブ・イング":「……美しい。腹が立つな」
"カーブ・イング":「おれの人形はおれの作品だ……!」
芝石花:「共同制作じゃないのかい。ま、でもわかるね」
芝石花:「綺麗すぎるから」
"カーブ・イング":「そうとも」
"カーブ・イング":手に構えたのは木製の銃。
"カーブ・イング":撃てるはずもない玩具から、鋭い射撃が撃ち出される。
"カーブ・イング":その力の源は……賢者の石。
"カーブ・イング":「やはり一人がいい。一人にさせろ……!」
塩見想:「……石花さん!」咄嗟に石花さんの前に飛び出して、その銃弾を受ける。
芝石花:「っ」眉をしかめる。「君は、まったく」
芝石花:(……思い通りにいかない、苛立ち)
塩見想:銃弾に撃ち抜かれ、血がまき散らされる。
芝石花:(ああ、よくわかるよ)その血を見ている。
日寺創:「警戒してください!あの力、やはり"賢者の石"に間違いない。」
日寺創:銃弾から身を守る為に血を消費し過ぎたのか、消耗している
芝石花:「みたいだな!」塩見さんの背を押し返す。
塩見想:「大丈夫。もっと綺麗なものを見せてやるから」笑って言う。
芝石花:「見せろなんて言ってないね」
芝石花:「……思い通りに行かなくて、腹が立つ。ああ、まったくだよ」
芝石花:「自分ひとりうまく動かせない」
塩見想:「いいことだと思うよ」裂けた腹を押さえながら立ち上がる。
塩見想:「それは現状に満足してないってことだろ」
塩見想:「なら、まだ前に進める。また造れる」
塩見想:ヘッドフォンを指先で軽く叩く。
芝石花:「じゃあ、君は何を何を造る」
塩見想:「俺が造れるのは、これだけだ」
塩見想:頭上に、黒い翼を持った天使のごとき巨人が現れる。
塩見想:「ずっと俺と一緒にあったもの」
塩見想:漆黒の翼をはためかせながら、鋼鉄の巨人は舞い散る氷の合間を縫って羽ばたく。
塩見想:「導け。タナトス!」
(illustration:御影)
塩見想:黒い翼の巨人は眩い光を放ち、カーブ・イングを撃ち抜こうとする!
護衛人形:ぱっと前に飛び出す。最初よりもずっと粗い造りの人形。
護衛人形:主を守る為に身を捧げる。そのように造られたためだ。
塩見想:眩い光に触れた護衛人形が粉々に砕け、消滅する。
塩見想:「出来上がりだ」
"カーブ・イング":「……綺麗なもの、これか」その様をじっと見ている。
塩見想:「まだ、これからだ」
塩見想:「道が開けたぞ、創!」
"カーブ・イング":「いや」
"カーブ・イング":「行き止まりだな」
塩見想:「……っ」
"カーブ・イング":再度賢者の石の力を注ぎ込む。
高速広域殲滅人形:そこに現れたのは、もう、ほとんど顔も定かではない人形。
高速広域殲滅人形:ただ、手にした大きな銃だけが精巧で、アンバランスで。
日寺創:「その人形、とうとう手段も選ばなくなったようだな…!」
高速広域殲滅人形:そのまま、あなたたちを砲撃する!
塩見想:「創!石花さん!」後ろに向かって叫ぶ。
芝石花:「見てるよ」
芝石花:「そりゃあ、こんな、素敵なものを。見ていないわけない」目を細める。
日寺創:「っ、芝さん!?僕はまだ大丈夫っ」衝動が強くなり肉体の制御がおぼつかない中、砲撃を受ける
高速広域殲滅人形:くるりと銃を回転させ、沈黙。
"カーブ・イング":「……どうだ。これがおれ一人の……作品だ!」
日寺創:「…確かに、君は凄いな。」
日寺創: ボロボロの中、武器を構え
日寺創:「廻せ、オシリス"腕一本"」右腕が因子となり消失。幾つもの見えない手という形で、補助を行う
日寺創:──今の日寺は“楽園の13人”ネイムレス討伐戦で咄嗟に使ったものを制御していた。
日寺創:そして、その先も
日寺創:
日寺創:失った腕に淡い山吹色の何かが集まる。
日寺創:
日寺創:それは日寺創にはもう『存在しない』もの。
日寺創:寄り集まり重なった因子が、光が、他者に知覚できるまでの質量を得ていく。
日寺創:"葬列"眞守雪斗の異能。これはその部分模倣。消失させた日寺創自身の成れの果て。
日寺創:「死者の手、いや妖精の手を使う事になるなんてな。"賢者の石"持ち相手とはいえ、僕じゃやっぱり力不足だ。」
日寺創:カーブ・イングに向かい接近。暖かい陽光と共に反撃を気にせず突進する
"カーブ・イング":「……っ、なっ」
日寺創:「"賢者の石"持ちは確かに強い、けど」
日寺創:「この街には、僕たちにはもっと信じているものがあるんだ!」
日寺創:タイタス『UGN第四支部』を昇華
日寺創:自分は知っている、この街で戦った日々を
日寺創:これまで過ごした時間を、賢者の石の暴力を本能に刻まれても尚
日寺創:この剣はとめられない!
日寺創:"カーブ・イング"の胸に蛇腹剣が刺さる刹那、火と氷が剣から吹き出る
日寺創:それは自分にとって最も新しい仲間─────そして守るべき隣人の一人
日寺創:
日寺創:この技は特に消耗が厳しい。
日寺創:ジャーム規模の行使でありランディシの記憶復元が無ければ容易く再起不能になりうる。
日寺創:つまり、今必要な力
(illustration:じゅんぽこ)
日寺創:「擬似領域展開・大渦!」
日寺創:バ キ イ ィ
日寺創: ィィ イ ン!!!
日寺創:ガラスの砕かれるような音と共に衝撃波が生まれ
日寺創:一瞬だけ展開された大渦は"カーブ・イング"と周囲一帯を吹き飛ばす
"カーブ・イング":「……!」
"カーブ・イング":「ぐ、あ……」吹き飛ばされた先でもがき、折れた手で宙を掴もうとする。
"カーブ・イング":「……おまえたちは、いつも、いつも!」
"カーブ・イング":「おれより……一人のおれよりも」
"カーブ・イング":「美しいものを」
"カーブ・イング":「造るな……」
"カーブ・イング":そのままくずおれる。視線の先には、一体の人形。
高速広域殲滅人形:作品は、作者が倒れて後も存在していた。
高速広域殲滅人形:一瞬だけ。
高速広域殲滅人形:すぐに、崩れて消えた。
日寺創:「─────審美眼は本物だったみたいだね」
日寺創:君は、気づいても変われなかったのか。...いや手を引く誰かがいれば」一瞬憂うような眼を向けるが、すぐに生き残りを捉える
”マキシマムデストロイヤー”:「おお、おぉお……良いなあ~」
”マキシマムデストロイヤー”:「お前ら……すっげえ良い」
”マキシマムデストロイヤー”:「マジでロクな言葉が出てこねえけどよ」
”マキシマムデストロイヤー”:「お前らみたいなのがウケが良いんだろうな、やっぱ」
”マキシマムデストロイヤー”:「でも俺はやっぱりよぉ、これが良いんだ」
”マキシマムデストロイヤー”:「喰らって弾けろ!」
日寺創:「…お前はいったい何者、いや、嘘だろ」
”マキシマムデストロイヤー”:「誰も見てないなら、せめて俺一人が楽しめるものにしてやる!」
”マキシマムデストロイヤー”:黒い影が封鎖された空間全体を覆い、爆裂する。
日寺創:力の高まりを察知し、本能が告げる。彼もまた賢者の石を持っていると
芝石花:「……それは、ああ、すごく。否定しようがなく。正しいね」
芝石花:意識が先に死んで、体が終わって、戻っていくのを味わっていく。
植美 永煉:「―あ」冷静に理解する。逃げ場なんて、ない。
日寺創:「”賢者の石”持ちが二人!?塩見くん、永煉ちゃんを守って─────」
日寺創:爆発に呑まれ、消える
塩見想:漆黒の翼を持った巨人が永煉さんを庇うように立つ。
塩見想:「頼むぞ。タナトス」
芝石花:びり、と脳を迸る感覚。ブラックドッグ能力者の電撃由来か、あるいはただの、高揚か。
塩見想:凄まじい爆撃を受け、鋼鉄の巨神が消滅していく。
芝石花:(作品に見守られて死ねる君が)人形師。(壊れゆく自分を見られる君が)爆弾魔。
芝石花:いいな、と思う。そう選んでみたいと、心底思う。
塩見想:「くっ……!」自身も爆発を浴びて、血を流す。
塩見想:「永煉さん。まだ戦える?」
芝石花:(……どうも、できないなあ)再生される、体を見て思う。
植美 永煉:「え、だめ、まって、」巨神に手を伸ばしかけて、やめる。
植美 永煉:死ぬべきなのはあたし、偽物のあたし。そんなこともう言えない。
塩見想:黒い羽根が舞い散る。
植美 永煉:「…はい!!」塩見さんに、声を張り上げて答える。
塩見想:「……永煉さん。イメージするんだ」
塩見想:「自分がなりたいものを。そして、そのためにどうすればいいかを」
塩見想:「キミならきっと何にだってなれるし、どこまでだって飛べる」
塩見想:「……まあ、これはほとんど師匠の受け売りなんだけど」血塗れの顔で照れ臭そうに笑う。
塩見想:「行ってくるといい」
植美 永煉:「なりたい、もの…」みんなを。守りたい。
植美 永煉:「…うん!行って、きます!!」
塩見想:「ああ!」
塩見想:強く頷き返す。
”マキシマムデストロイヤー”:色とりどりの爆発。吹きすさぶ血肉、炎と煙の中で、”マキシマムデストロイヤー”だけが嗤う
GM:いや、"マキシマムデストロイヤー”だけではない
GM:あなた達はまだ、折れてはいない
GM:2R
GM:セットアップ
GM:セットアップ:原初の黄:フルパワーアタック4+螺旋の悪魔6 変異暴走:破壊、攻撃力+38、+8d(継続)
植美 永煉:ブルーゲイル(セットアップ使用、行動値+5、侵蝕率+5)を使用します!
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を5増加 (132 → 137)
植美 永煉:行動値10になりました!
GM:他にセタップある人~
塩見想:なし!
日寺創:ないです~
芝石花:ここでジャケット捨ててよければ捨てる
芝石花:ばさばさ
GM:捨てるのってイニシアチブだっけ、大丈夫!
GM:最速は芝さんが11かな
芝石花:いや植美さんじゃない?
塩見想:ですね。石花さんは9
GM:ほんとだ
芝石花:僕は加速してないので9!まかせたぜ
GM:永煉ちゃん!
植美 永煉:はい!
植美 永煉:マイナー:氷の回廊2/侵蝕率+1
植美 永煉:戦闘移動してマキシマムデストロイヤーにエンゲージ。
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1増加 (131 → 132)
植美 永煉:メジャー【偽物の冷、本物の熱】:災厄の炎8+結合粉砕2+コンセントレイト:サラマンダー3+クロスバースト3/対象:範囲(選択)射程:至近/侵蝕率+14
植美 永煉:(3+6+4)dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,2,3,3,4,4,5,6,6,7,7,8,8]+10[1,1,3,10]+10[8]+10[8]+3[3]+6 → 49
塩見想:高い!
GM:ウオードッジだ!それとも割り込みあるかい!
植美 永煉:対象はマキシマムデストロイヤー!
日寺創:おーっと
日寺創:待ってくれ、まだダイスは振れるよ
植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を5増加 (132 → 137)
日寺創:オート【廻せ、オシリス】:妖精の手/最後のダイスの目を10に変更。
植美 永煉:日寺さーん!!ありがとうございます!!
日寺創:創の侵蝕が+5され、127になります
日寺創:わおわお
植美 永煉:1dx7+50+6
DoubleCross : (1DX7+56) → 6[6]+56 → 62
GM:ひゃあ~~~~
塩見想:順調にダメージダイス増えてる!
GM:ドッジ!
GM:7dx>=62
DoubleCross : (7DX10>=62) → 9[3,3,5,6,8,9,9] → 9 → 失敗
GM:無理~
植美 永煉:ダメージ行きます!えっとその前に
植美 永煉:オリジナルのロイスをSロイス指定、昇華してダメージバーストしたいです!
GM:ひゃあ
GM:イケイケ!
植美 永煉:ありがとうございます!
植美 永煉:(62/10+1)d10+36+5d10 装甲無視
DoubleCross : (7D10+36+5D10) → 25[5,2,6,2,1,1,8]+36+29[6,6,4,8,5] → 90
GM:ひぃ~~
GM:ちょっと待ってね~
GM:どうあがいても無理!戦闘不能!
日寺創:わーーい!
芝石花:いえーい
植美 永煉:よかったああああ
GM:そして戦闘不能なのでE:悪意の爆発*3が発生しますが
GM:HP-86
塩見想:すごいオーバーキル
日寺創:え
GM:これによりすべての悪意の爆発は無力化されます
日寺創:創そんなに削ってたんだ
芝石花:ヤバ
GM:めちゃくちゃ削ってたよ
植美 永煉:日寺さんすごい…!!
GM:という訳で演出だ!
”マキシマムデストロイヤー”:「はっはっはっはァ」
”マキシマムデストロイヤー”:「……ダメだな、全然」
”マキシマムデストロイヤー”:何かを悟ったように一瞬項垂れるが
”マキシマムデストロイヤー”:「まあせめてお前らだけは良い作品にしてやんよォ!」
”マキシマムデストロイヤー”:黒い影が渦巻く。そうするしかないように
植美 永煉:「おっことわり!」
植美 永煉:真っすぐに、前だけを見て滑る。黒い影の渦に迷わず突っ込む。
日寺創:炎と煙の中、永煉は温かな手が自分の手を握っている事を感じる
日寺創:『君なら、できるよね?』
日寺創:そう期待するように力強くけど優しく。決意を後押しするように
植美 永煉:(あったかい)
植美 永煉:感じた熱を核にして。周囲に冷気を集める。創り出されたのは氷の剣、いや槍、いや、ロボットの腕にも似た大きな何か。
(illustration:御影)
植美 永煉:「…オリジナル。あたし、見つけたよ」
植美 永煉:「本物の焔!!」
植美 永煉:氷の先端が"マキシマムデストロイヤ-"に迫る直前。
植美 永煉:内側から弾けた、あついあつい焔が。氷と一緒に舞い散った。
”マキシマムデストロイヤー”:「ぁあああああああ!!!」
”マキシマムデストロイヤー”:「起爆剤だ!いーい起爆剤だ!ははははは!」
”マキシマムデストロイヤー”:「こんなチンケなドーム破壊して、町も全部吹き飛ばして!きっと綺麗だぜ!!」
”マキシマムデストロイヤー”:「ははははは!!!あ、俺もお前らも見れないか」
”マキシマムデストロイヤー”:炎に包まれ、ぐるぐると光が渦巻く
”マキシマムデストロイヤー”:─────────ちかり、と閃光が走り起爆
”マキシマムデストロイヤー”:────────────────────────したそれを更に炎が押しつぶした。
”マキシマムデストロイヤー”:「はははあ……やっぱ、ダメだったか」
”マキシマムデストロイヤー”:「なあ、綺麗だったか?」 芝の方を見て言う
芝石花:「一瞬だけ、僕は」
芝石花:「期待したよ。それを見ることを」
芝石花:「……ふふ、いや、嘘だ」
芝石花:「期待し続けているよ。そういう瞬間を、ずっとね」
芝石花:「だが、それは来ないし。来なくていい」
芝石花:「いいんだよ」
塩見想:「どうやらまだしばらくは期待させ続けてあげられそうだよ」血だらけの姿で立ち上がると、眩しそうに少女を見る。
”マキシマムデストロイヤー”:「……偽善者め」 笑って、炎の中に消え行く。本物の焔の中に。
芝石花:爆破、崩落、死、戦場、喪失、苦痛、そういう無数を描く。描いて。描いて、塗りつぶす。
芝石花:「そう、期待してるのさ。欲張りだから」火の残滓をそこに加える。
”マキシマムデストロイヤー”:「"タイタン"、頼むわ」 それはいかなる感情で放たれた言葉か、炎に包まれ、表情は読めない
塩見想:「悪いけど、そっちも俺たちが止めるよ」
”マキシマムデストロイヤー”:だが、その言葉にそれまでの狂気はなかった。……恐らくは
塩見想:「なあ。みんな」
芝石花:「彼女のはちょっと僕、趣味じゃないからなあ」ふざけたように言う。
日寺創:ボロボロの中立ち上がる創。肉体的な傷は最も深い
芝石花:そこに歩み寄り引っ張り上げている。
植美 永煉:「"タイタン"…」炎の中で、ともだちの仇の名前を復唱する。
植美 永煉:「…そうだ。まだ、終わりじゃない…」
日寺創:「複数の”賢者の石”突然動き出した工作員、何かを企むセルメンバー」
日寺創:「…それでもなんとか、するしかないか。」
日寺創:「『みんなで力を合わせれば、できないことはない』しね」
日寺創:そう、信じるように呟く。
日寺創:いつかどこかに居た誰かのように
GM:そう呟いた瞬間、ドーム状の瓦礫がガラガラと崩れる。
GM:それらはスッと立ち消え
GM:あなた達の視界に、日の光が差し込んでくる。
GM:眩しさに目を細め、それでもあなた達の眼には、頼れる仲間たちと
GM:美しい青空が映っている。
皆綴朱鳥:「────皆無事?……そう、じゃあコレを以て作戦終了……!」
皆綴朱鳥:「お疲れさまっしたー!」
GM:バックトラック
GM:"マキシマムデストロイヤー"
E:悪意の爆発*3
GM:"カーブ・イング"
E:更なる絶望*3
GM:合計6個振れるかな。振りたかったら振ってください
芝石花:ふるふる
塩見想:振ります
植美 永煉:ふります!
塩見想:132-6d10
DoubleCross : (132-6D10) → 132-18[1,8,5,2,1,1] → 114
日寺創:ふります
芝石花:106-6D10
DoubleCross : (106-6D10) → 106-27[9,3,2,7,4,2] → 79
日寺創:122-6d10
DoubleCross : (122-6D10) → 122-30[5,7,3,5,9,1] → 92
植美 永煉:151-6d10
DoubleCross : (151-6D10) → 151-44[4,9,8,9,7,7] → 107
GM:わー、帰ってきた人おめでとうございます
GM:それでは通常ロイス分もどうぞ
塩見想:永煉さん、すごい下がってる
芝石花:生還安定体
塩見想:あとは一倍振りでいけるかなぁ
GM:後編までにレベルアップしてもらうから慎重にね
日寺創:一倍振りでいきますね
芝石花:いちばい!
塩見想:114-4d10
DoubleCross : (114-4D10) → 114-17[5,2,5,5] → 97
植美 永煉:はーい!一倍振りで行きます
GM:こわっ
塩見想:いけた
芝石花:79-5d10
DoubleCross : (79-5D10) → 79-32[8,10,4,7,3] → 47
植美 永煉:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-18[2,2,3,8,3] → 89
芝石花:もうOVですらないかも
塩見想:一般人!
日寺創:92-5d10
DoubleCross : (92-5D10) → 92-26[5,9,2,2,8] → 66
日寺創:4点
GM:いえーい皆さんお帰りなさい
塩見想:帰還しました
日寺創:ただいまー
植美 永煉:ただいまです!
日寺創:よかった
GM:時間の都合上経験点の配布は後ほどツイッターで行わせていただきます
芝石花:ありがたい
日寺創:ありがた~
植美 永煉:ありがとうございます~!
シーン12:束の間の勝利
GM:エンディングフェイズ
GM:決戦を終え、人形と工房の処理もあらかた済んだ。
GM:"オール・オーヴァー"セルとの戦いは、おおむね順調に進んでいるといえるだろう
GM:あなた達は、戦いの疲れを癒すため、暫くの間支部で待機することを命じられた。
GM:特に"植美永煉"と"日寺創"は、"マスターアーツ"たちに狙われている。
GM:迂闊に出歩けば、襲撃を受けるかもしれない。
第四支部・休憩室
芝石花:「まあ、ひとまずは……」
塩見想:壁際にもたれかかり、ヘッドフォンで音楽を流している。
塩見想:「…………」
芝石花:「よくがんばりましたでいいんじゃないかなあ」買ったドーナツを食べる。
日寺創:「わーい。今回はみんな本当によくがんばったね」晴れやかな笑顔、胸の羽飾りも光っているようにも見える
芝石花:「これは糖分補給ね」誰にでもなく言い訳をする。
塩見想:「そうらしい」石花さんのドーナツを取って、創と永煉さんに配る。
芝石花:「あっ」配るつもりではあったが…
明智 伊作:「おう、お疲れさん」相変わらず人相が悪い。
明智 伊作:ドーナツをついでに一個持っていく。
芝石花:「明智さんもお疲れ様」
芝石花:(限定のが誰かに持っていかれている)
植美 永煉:「ありがとうございます!…まふー…!にゃいふのひゃた」ドーナツ頬張っちゃった
明智 伊作:「まあ、そっちほどじゃねえやな」もぐもぐ。
日寺創:「明智さんもお疲れ様。ドーナッツおいしいですよ。」塩見から受け取り既に一つ食べている
日寺創:「やっぱり僕はこういうの、むにゅ。定番が良いですからね。」二個目を食べている良い笑顔
塩見想:石花さんのドーナツを配り終えると満足した顔で壁際に戻る。
芝石花:誰かわからなかったし、大人げないのであきらめて食べている。
植美 永煉:「…わ、中から…キャラメルソース…?!」夢中で食べている 限定っぽいなあ
塩見想:「あ。豪華だな」永煉さんのを見て驚く。
明智 伊作:「当たりじゃねえか? もう一個持ってけ」適当なことを言う。
芝石花:(……)一番何も言いようがなくなり、無表情でコーヒーを飲む。
日寺創:「そうそう。永煉ちゃんは今回すっごいかっこよかったし。」
日寺創:「どんどん食べて!」
植美 永煉:「…」反射的に首を振って否定しようとして、
芝石花:「それはたしかに」納得して抹茶のを流す。
植美 永煉:「…はい!すっごくかっこいい先輩方のまねっこ、いっぱいさせてもらいましたから!」胸を張って笑う。
芝石花:「へえ。すごいなあ」
日寺創:「もう、芝さん達の事を言ってるんですよぉ」
塩見想:「真似っこじゃなくて、キミの力だろ」どこか嬉しそうな声で言う。
明智 伊作:「お前ら全員素直に受け取れよ」
明智 伊作:もぐもぐしている。
植美 永煉:塩見さんの言葉に、眩しそうに目を細めて照れ笑い。
日寺創:「氷がとても綺麗だったね…また見てみたいな」
皆綴朱鳥:「そーそ、素直に受け取るのが一番」
皆綴朱鳥:音もなくぬっと現れ、ドーナツを取っていく
塩見想:「あ。ドーナツ、もう無くなりそう」
芝石花:「思ったより減ってしまった」
皆綴朱鳥:「その点、"完璧なる氷像"ちゃんは成長したね」
芝石花:「みんなが頑張ってしまったから…」
塩見想:「次はもう少したくさん買ってきた方がいいよ、石花さん」
植美 永煉:「!お疲れ様です!あの、作戦指揮、ありがとうございました」立ち上がって皆綴さんにぺこり
皆綴朱鳥:「後で差し入れ来るよ、さっき頼んどいたから」
植美 永煉:「…えへへ」成長、出来たかな。
皆綴朱鳥:「んお、お~、良い子だなあ」
日寺創:「え、やりでも降ってくるんですか?」意外そうに
皆綴朱鳥:「は?」
芝石花:「気が利くなあ」
皆綴朱鳥:「芝さん正解」
皆綴朱鳥:「そうじゃなくて、続報よ」 携帯を取り出す
皆綴朱鳥:第十支部からの連絡のようだ
塩見想:「続報?」
日寺創:「第十支部…!カズくんたちからだね」
皆綴朱鳥:「"マスターアーツ"と"タイタン"の調査をしていた人がいるから」
植美 永煉:「!」
塩見想:「ついに見つかったのか?」少し永煉さんの方を気にしながら聞く。
皆綴朱鳥:「カズくんは知らんけど、"ペインバッカ―"って人ね」
皆綴朱鳥:「いや、これから聞くところ」
芝石花:「おお、また頑張っている人が」
皆綴朱鳥:「すぐ報告するためにこっち来ただけ」 電話に出る
日寺創:「白々さんだ…!なんだろ。いい知らせだと良いけど。」
皆綴朱鳥:スピーカーにはしない、垂れ流しにして良い報告かわからないので
皆綴朱鳥:「お待たせしましたー"茨の魔女"です」
皆綴朱鳥:「……はい、はい、それで……」
皆綴朱鳥:「え?」
皆綴朱鳥:「……」
皆綴朱鳥:「そうですか、はい」
皆綴朱鳥:通話を切る
芝石花:視線のみ皆綴さんに向ける。
皆綴朱鳥:「はぁ~……あまり、良い知らせじゃないな」
塩見想:「いい知らせだった?」
明智 伊作:ぎろりとそちらを見て、ボトルの水を飲んでいる。
皆綴朱鳥:「特に、日寺には辛い報告になるかも」
塩見想:「創に?」彼の方を見る。
日寺創:「‥‥それはどういう事かな」
皆綴朱鳥:「……"ペインバッカー"が────」
シーン13 ひと時の敗北
N市第五地区
GM:ビルの壁が黒く焼け焦げ、赤黒い血がべっとりと付着している
GM:両断された鉄の残骸と、その下敷きに潰れる少女の焼死体
GM:胴体を両断され、壁に凭れる女性らしき焼死体
GM:……同じく、両断され倒れる女性らしき……その姿が、消える。
GM:その後には、ドローンの残骸が転がっていた
蝶宮白々:隅から恐る恐る姿を現す。
蝶宮白々:「あっぶな……流石にアレは死ぬかもな……サンキュー」 ピッと腕を振り、ドローンに言う
蝶宮白々:周囲を見渡す。ミナト・シズ……皆綴静流の姿は無い。
蝶宮白々:彼は処刑人として、死亡した"マスターアーツ"の名を名乗り、セルを動かす者を粛清……処刑に来たと言っていた。
蝶宮白々:……つつがなく処刑が執行されたため、帰ったのだろう。白々も、ドローンを盾にしなければ危なかった。
蝶宮白々:自動操縦と言っていたわりにはかなり複雑なプログラムを組んでいたようだ。まさか死体を焼く瞬間でさえ誤魔化せるとは思わなかった。
蝶宮白々:2つの死体を見る。
蝶宮白々:「……死んじゃった、か」 悲しそうに呟く。その後の扱いがどうあれ自分の前では死んでほしくなかった。
蝶宮白々:「ともかく、何をしようとしていたのかだけでも調べないとな……」
蝶宮白々:戦闘のダメージは、まだ大きい、ふらふらと揺らぐ足取りで、2人が向かおうとしていた先に進む。
蝶宮白々:"タイタン"の貼ったワーディングが解除されていないことに、気が付く余裕はなかった。
N市第四地区と第五地区の合間、廃ビル
GM:N市の中央に近い。扉を開こうとして────
蝶宮白々:背後から、頭部を掴まれる。
”タイタン”:「どこ行くんだよ、なあ」
”タイタン”:巨大な手で、メキメキとその頭部を鷲掴んでいる。
蝶宮白々:「ぁ、ぐ……生きてたんだ……」
”タイタン”:「"マスターアーツ"の能力なら、わかるだろ……尊も生きてる」
蝶宮白々:「いや……道何尊は死んだ……君はわかってるだろ」
”タイタン”:「うるさい」
蝶宮白々:「今の"マスターアーツ"は……うあああっ」
”タイタン”:「煩い!煩い!煩い!」
”タイタン”:「ボクには尊しかいないんだ!やっと、やっと会えたのに!」
蝶宮白々:頭を掴むその手に、刃を突き立てる。袖に隠していた、スネークブレードの刃の一つ。
蝶宮白々:そこから、凄まじい電撃が迸る!
蝶宮白々:「悪いけど、私もここで死ぬわけにはいかない……!」
蝶宮白々:「斬るKILL……ブレイク!」
”タイタン”:「どいつもこいつもぉおっ!!」
蝶宮白々:(あと5秒、リザレクトが切れれば私の頭が割れて死ぬ、その前にこの子を倒す……!)
”タイタン”:(あと5秒、血が足りない!ボクも"ギガントマキナ"も動けなくなる、その前にこいつを殺す……!)
GM:────5秒後
GM:何かが割れる音と共に、雷鳴が途絶えた。
:廃ビル・内部
”マスターアーツ”:そこには一人の女が立っていた。幽鬼のように、どこか薄暗い雰囲気の女。
”マスターアーツ”:「もう少し、もう少しで完成する」
”マスターアーツ”:「"マッドガジェット"」
”マスターアーツ”:「模造品を、排除して」
”マスターアーツ”:ただ、その女の表情は、無垢な少女のような、期待に満ちた表情だった。
GM:イミテーション 真似て作られた物
GM:エリミネーション 除去・排除
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、世界は既に変貌していた。
突如現れた"オール・オーヴァー"セル一団。
"マキシマムデストロイヤー"と"カーブ・イング"を排除したN市UGN支部
しかし、事態は休んでいる暇を与えない。
"狂気の歯車"が、人類を皆殺す。
それは偽りの幻想を打ち砕く物語。
虚構を見抜き、勝利を掴み取れ。
ダブルクロス The 3rd Edition STAGE:Big-Ncity EX scenario afterXX
『イミテーション・エリミネーション』 後編:ただ一つ、あなただけの
ダブルクロス────それは、裏切りを意味する言葉
これが勝利の鍵だ! "メカワイバーン"
経験点配布
・セッションに最後まで参加した 1点
・シナリオの目的を達成した 10点
・最終侵蝕率による経験点 0~5点
・よいロールプレイをした 1点
・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った 1点
・セッションの進行を助けた 1点
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った 1点
・Eロイス 6点
・Dロイス 2点
最終経験点
・季戸 28
・自動 26
・マグパロス 27
・すかいはい 28
・御影 36
後編:ただ一つ、あなただけの