GM:圭斗

※『クトゥルフ神話TRPG』はChaosium inc.の著作物です



※アイデンティカルは圭斗様(Twitterリンク)のショップ、『ぷにふわ』(boothリンク)の無償シナリオとなっております。 また、ネタバレ等を含みますので、自己責任で閲覧ください。


メイン(今ここ)|
雑談

PC/PL
HO1:ショウカ/今日日
HO2:アイカ/御影

導入

Letter

探索

Abandoned house
Hospital
Whose?
Identity
Where?
Difference

エンディング

Beside Identical


あなた達は仲のいい一卵性双生児である。
瓜二つの見た目であり、唯一無二の存在だ。
そんな2人の元に、ある日一通の手紙が届く。
そうして、2人の日常は崩れ始める。

「さあ、選択を。あなたたちはなにをとる?」

これは、あなた達の最善を見つける物語である。

【アイデンティカル】


ギミック「存在証明」
開始時に10ポイント所持。ステータスに入力お願い致します。
ダイスロールに失敗するたびに1ポイントずつ減っていく。※SANチェックは除く
0ポイントになった際、イベントが発生する。


Letter-手紙-


KP:最近は行方不明者が続出しているそうだ。
KP:物騒な世の中になったなあなんて思いながら、あなたたちは日常を過ごしている。
KP:そんなある日、探索者たちの元に手紙が届く。
KP:宛名はなく、差出人もない。

KP:開けますか?(開けないと進まない顔)/

アイカ:開けるよね?という顔で見ている/

(illustration:御影)
ショウカ:なんでこっちに任せるんだ……という顔をしつつ開ける/

(illustration:
長髪のおにいさん【twitter:@zumizumi1254】)
KP:はーい!
手紙 『突然のお手紙失礼いたします』
『近々、お二人の関係に変化が訪れると見て、そのお手伝いをさせていただけたらと思いご連絡させていただきました』
『つきましては、以下の住所まで来ていただけますよう』

KP:そんな文章と共に、どこかの住所が書いてある。
調べてみると、廃村の中にある家のひとつのようだ。

KP:探索者は訝し気に思うことだろう。

KP:行ってみますか?(行かないと進まない顔)/

ショウカ:「……なんだこれ」
ショウカ:「アイカ、心当たりとかある?」/
アイカ:「……うーん」 少し考える
アイカ:「わかんないかな、でも行ってみたい?」 にこりと笑い、尋ねる。
アイカ:巨躯が故、見慣れぬ人から見れば怖がられることもあるその笑み/
ショウカ:「……」 しばし考えこむ。
ショウカ:どう考えても、というよりは考えるまでもなく怪しい。
ショウカ:宛名も無ければ差出人の名もない。つまり誰かの手で直接投函されたのだろう。
ショウカ:引いては、この手紙の差出人が私達の住所を把握し手紙を届けられる距離に居るということで――。
ショウカ:(いや、無差別な悪戯の可能性もあるか)
ショウカ:ただ、そうだとしても放っておくには少々気味が悪い。何より。
ショウカ:ちらりと妹の笑顔に目をやって。
ショウカ:(言いだしたら聞かないからな……)
ショウカ:溜息を一つ。細長いという表現が一番似合う長身が巨躯に並び。
ショウカ:「様子くらいは見に行くか」/
アイカ:にこ、と微笑む。
アイカ:「まあ、いざとなったら私が守ってあげるからね」
アイカ:双子のきょうだい、その体を抱きしめようと近づく/
ショウカ:「ん。肉体労働は任せる」
ショウカ:言いながらぺしんとその額を軽く叩く。/
アイカ:「あん」 気のない反応、冗談だったのでそのまま離れる。
アイカ:「それじゃ行こうか?」/
ショウカ:「行こう。あんま時間取られるのも嫌だし」
ショウカ:そう言って、二人連れ立つ形で家を出た。/

KP:了解です!

Abandoned house-廃屋-

◆廃村の廃屋


KP:村自体もだが、家の中もがらりとしている。
KP:少し中を探索すれば、地下に続く階段があることに気が付けるだろう。
KP:地下に行けば、ベッドが5つ並んでおり、それぞれ1人ずつ人が寝かされていた。

KP:探索可能箇所:5人の人、壁/

アイカ:じゃあ私は壁を見ましょう

KP:はーい!では壁から情報出しますね!
地図とメモが貼ってある。
地図には「誰かの家」「探索者たちが生まれた病院」に印がつけられている。
メモには『こちらの5人、どうぞお好きにお使いください』と書かれている。/


アイカ:スマホで写真を撮って、ショウカの方を見る。
アイカ:「そっちはどう?」/

KP:ふむ、では人の方も情報出しますね!
ショウカ:あ、はい!こっちで見ます
5人の人 それぞれベッドに鎖で繋がれている。
ゆすっても呼び掛けても目覚める気配はないが、生きてはいるようだ。
ここから連れ出すことは不可能だと感じるだろう。
それぞれに名前が付けられている。


KP:知識が振れます!/
ショウカ:振りますー
KP:がんばれー!
ショウカ:CCB<=99 【知識】 (1D100<=99) > 20 > 成功
KP:えらい!
ショウカ:いえーい

KP:ショウカちゃんは、この人たち全員、捜索願が出されている人たちだと思い出せるだろう。/
ショウカ:「……全員捜索願が出されてる人だ」
ショウカ:「報道で見た覚えがある」/
アイカ:「そんなのよく覚えてるね」 近づいて覗き込む
アイカ:写真をパシャパシャ
アイカ:「生きてるの?」/
ショウカ:「息はある。けど、目は覚まさない」
ショウカ:「昏睡状態か何か……迂闊に動かすべきじゃないだろう」/
アイカ:「110番か119番、それともどっちもやめておく?」/
ショウカ:「かけておいて損はないでしょ。ちなみにそっちは?」/
アイカ:「通報するから携帯貸して」 アルバムから先ほど撮った写真を表示し、ショウカに渡す。
アイカ:もう片方の手でショウカの携帯を要求している/
ショウカ:「自分のでしてよ……」
ショウカ:文句は言うものの、自分にスマホを貸すからという理屈は分かるので入れ替わりで自分のスマホを渡す。
ショウカ:そのままアイカのスマホの写真に目を通し、メモの記述や地図を訝しげに眺める。/
アイカ:その間に警察に通報する。
アイカ:「あ、もしもし?はい────の廃屋で、ええ」
アイカ:「行方不明の、はい。意識を失っていて、目を覚ます様子も無いんですけど────」/

KP:ふむふむ
KP:警察への連絡はつきますが、警察はこの家に辿りつくことはできません。
KP:直接案内を試みても、必ず途中ではぐれてしまうだろう。
アイカ:ええ……
KP:そのうちに、警察はあなたたちの通報をいたずらだと判断し、「もうこんなことはしないように」と注意をして撤退して行ってしまう。/
ショウカ:警察……
KP:クトゥルフ名物、無能な警察官

アイカ:「えー、ダメだ」
アイカ:「見つかんないって、そもそもこの場所が」
アイカ:「怒られちゃった」/
ショウカ:「何それ」
ショウカ:(……私達しかここに辿り着けなくなってる?)
ショウカ:「……ひとまず、病院にでも行ってみようか」
ショウカ:「ここの人たちを放置するわけにもいかないだろうし」/
アイカ:「そうだね。壁に貼ってあった地図のでしょ?」
アイカ:「ショウカが……」 少し間を空けて言い直す
アイカ:「私たちが産まれた」/
ショウカ:一つ頷いて。
ショウカ:「わざわざここの壁に残された地図なんだし、関係はあるはず」
ショウカ:「その次はこっちの家とか……。とにかく手がかりを当たってくってことで」/
アイカ:「だね、誰の家なんだろ、こっちも」 小さく溢し
アイカ:(それにここも……)
アイカ:それから少し、警察が入ってこれない理由を考えて────
アイカ:匙を投げるころには病院に辿り着いていた。/

Hospital-病院-

●探索者たちが生まれた病院

KP:病院の人は二人を見つけると、そういえば、と二人の出生記録を見せてくる。
KP:しかし、そこにはショウカちゃんの出生記録しかなく、病院の人を見ると困惑していることだろう。
KP:病院の人は、「なくすわけないんだけど、なんでかなくなっていて」と困り切った様子だ。
KP:そして、「君たち、双子だったっけ?」と不思議そうな顔をされる。/
アイカ:「そうですよお」 と笑う。仄かな苛立ちが、ショウカには感じられるかもしれない。/
ショウカ:「……」 黙ってアイカの背を軽くつつく。
ショウカ:そのまま耳打ち。
ショウカ:「他に何があるわけでもないみたいだし、さっさと次に行こう」/
アイカ:「あ、うん……」
アイカ:「ありがとう……」 ほんの少しの罪悪感と、苛立ちと、それから感謝と
アイカ:様々な感情の混ざった小さな声で、礼を言う。/
ショウカ:「別に」 何でもないという風に謝罪を受け取って。
ショウカ:(……私達をあの家に呼び出して、この病院に誘導して)
ショウカ:(多分何かしらを伝えようとしてる……あるいはさせようとしてる)
ショウカ:(そうでなきゃあの五人に説明がつかない。けど)
ショウカ:(何を伝えて、何をさせたいんだ?)
ショウカ:(アイカの出生記録が消えてることに、何の意味がある?)
ショウカ:思考を回しながら、次の手がかりを追うように印をつけられた家へと向かう。/
アイカ:その過程、大きな手でショウカの髪を梳く様に撫でる。
アイカ:「ショウカは、頭が良くて、優しいね」 どこか寂しげな声で
アイカ:「────なのに、どうして────」 すぐ近くにいるのに、その声は風に呑まれるように消えていった。/

Whose?-それは誰が-

●誰かの家


KP:古い平屋建ての家である。
鍵は開いているため、中に入ることができそうだ。

KP:入っちゃう?(入らないと進まない顔)/
アイカ:「これ、不法侵入かな」 笑いながら半開きの扉を抑え、ショウカを見る。/
ショウカ:「警察がまた迷うことを祈っておこう」
ショウカ:澄ましたような顔で平然と扉の奥へ入っていく。/
アイカ:ふ、と笑みを浮かべてその後ろをついていき、扉を閉めた。
アイカ:────バタン。/

KP:中は大量の本で囲まれており、少し不気味さを感じることだろう。
KP:探索可能箇所:本棚、壁/

ショウカ:本棚を見ます
KP:はーい!本棚は図書館が振れます!/
ショウカ:振ります
KP:がんばれー!

ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 38 > 成功
KP:出目がいい!
ショウカ:よしよし

KP:ショウカちゃんは手記を見つけることができる。
手記 『あの方がこの真実を知ったら、きっときょうだいのことを生かそうと考えるだろう』
『あの方の願いを叶えたい』
『そのために、屈強な精神の持ち主を5人集めた。少し足りないかもしれないが、私やあの方たちから魔力を出せば足りるだろう』
『準備は整った。あとはあの方たちが決めることだ』/


ショウカ:「……」 少し眉を顰めながら手記を閉じて。
ショウカ:「そっちは?」 壁を見に行ったアイカへと声をかける。/

KP:はーい!では一方その頃壁!
こちらにも地図が貼ってある。
こちらには「探索者たちの家」「どこかの家」「図書館」が印されている。/


アイカ:「行ける場所がまた増えましたとさ」 シャッター音
アイカ:「なんかゲームみたいだね」
アイカ:或いは、本当にそうなのかもしれない。
アイカ:手紙を送った誰かが、私たちが困惑しながら先に進むのを楽しんでいるのかもしれない。
アイカ:(だとしたら放っておくわけには、いかなくなったけど……)
アイカ:眉間に皺が寄る。
アイカ:「なにか気になる本、あった?」/
ショウカ:「本じゃないけど」
ショウカ:言いながら手記を手渡す。
ショウカ:「どうやら、私達が主役格なのは間違いないし」
ショウカ:「裏で糸を引く黒幕まで完備してるらしい」
ショウカ:大して体格も顔も似なかった割に、顰めた眉の形はやたらと似通っている。/
アイカ:ペラペラと捲る。
アイカ:「きょうだいが私たち」 自分とショウカを交互に指さし
アイカ:「屈強な精神の持ち主、があそこの5人」 虚空を指さし
アイカ:「あの方、と【私】」
アイカ:「裏で糸引く黒幕かあ」 げんなりするように言って
アイカ:「少なくとも、私たちを害する意思はなさそう」 指で文章を線引く
アイカ:「きょうだいのことを生かそうと考えるだろう……」/
ショウカ:「逆を言うと、真実とやらがなければ私達は殺されてたかもしれないとも読めるけど」
ショウカ:持て余すように長い腕を組む。
ショウカ:「思惑に乗るようで腹立たしくはあるけど」
ショウカ:「しばらくこのゲームに乗るとしよう。少なくとも」
ショウカ:「黒幕とやらの思惑を暴くまでは。主人公ってそういうものでしょ?」
ショウカ:そう言って、片側だけを吊り上げるようにして笑う。/
アイカ:「黒幕のところに辿り着いて、真相を知って」
アイカ:「魔力を使う何かをして、私たちはハッピーエンド、ね」
アイカ:同じように、笑う。似るものだ、それはある意味当然かもしれない。
アイカ:それを自覚すると、多少胸が痛むけれども。
アイカ:「さて、どこに行こうか」 撮った写真を見せる。
アイカ:私たちの家、どこかの家、図書館/
ショウカ:「まずは図書館で良いんじゃない?」
ショウカ:「どうせ帰るんだから家は最後で良いし」/
アイカ:「それもそう。だけど図書館で、何を調べればいいのやら」 そう言いつつ、歩みを進める/
KP:では図書館ですかね!GO!

Library-図書館-

●図書館


KP:言わずもがな、色々なジャンルの本が置いてある。

KP:図書館が振れます!/
ショウカ:振りましょう
ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 35 > 成功
KP:えらい!
アイカ:私もふろ―
アイカ:CCB<=75 (1D100<=75) > 67 > 成功
KP:えらいー!
アイカ:V
ショウカ:安定している

KP:お二人は付箋が貼りっぱなしになっている『怪異』という本を見つけることができる。
KP:一緒に読みますか?/
アイカ:読も読も/
KP:はーい!

KP:付箋が貼ってある項目は『ドッペルゲンガーについて』である。
ドッペルゲンガーについて ドッペルゲンガーは都市伝説の一つである。

彼らは本物に成り代わるために本物を殺してしまう。
そのため、「ドッペルゲンガーを見た者は死が近い」とされている。

多少の違和感は、ドッペルゲンガーが持つとされている記憶操作の力でねじ伏せられる。
もしもドッペルゲンガーが本物を殺して成り代わらなかった場合、ただの伝説であるドッペルゲンガーは消滅してしまうだろう。/


ショウカ:「……ドッペルゲンガー、ね」/
アイカ:「……」
アイカ:「うーん、付箋付けっぱなし、やっぱりこれを見ろってことだよね」
アイカ:一瞬固まるが、すぐに何事も無かったように続ける/
ショウカ:「……」 固まったことには気づくが、言及はせず。
ショウカ:「だろうね。私達にこれを読ませたかった」
ショウカ:「それが何を示唆するかは知らないけど」/
アイカ:「……一応、借りて持っていこうか」 そう言って、席を立つ。/
KP:本は普通に借りられます!/
ショウカ:「よろしく」 手だけ振って見送り。
ショウカ:「次はまた誰のものかも分からない家、か」
ショウカ:地図の写真を眺めながら借り終えたアイカを迎える。/
アイカ:「誰の家なんだろうね」
アイカ:「……さっきのと、この場所で」
アイカ:「それこそ【あの方】と【私】、か」/
ショウカ:「かもしれないし、都合の良い位置にある廃墟を勝手に使ってるのかもしれない」
ショウカ:「……ここで仮定の話をしても意味はないか」
ショウカ:「早く行こう」 そう言って図書館を出る。/
KP:ではどこかの家へ!

Identity-揺らぎ-

●どこかの家

KP:古い平屋建ての家だ。
鍵は開いているため、中に入ることができそうだ。

KP:こちらも先ほど訪れた誰かの家と同じように、本で埋め尽くされた家である。
KP:図書館が振れます!/

ショウカ:ここもか……。振ります
ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 94 > 失敗
KP:あぶない!
アイカ:オワ―ッ!?
ショウカ:うわ!
アイカ:では私が振ろう
KP:ショウカちゃんは存在証明マイナス1点お願いします!
ショウカ:ごめんね、任せます
ショウカ:はーい
system:[ ショウカ ] 存在証明 : 10 → 9
アイカ:CCB<=75 (1D100<=75) > 81 > 失敗
KP:ひょー
アイカ:アヤ―ッ⁉
KP:アイカちゃんも存在証明マイナス1点です……
KP:めそめそ
system:[ アイカ ] 存在証明 : 10 → 9
アイカ:ひんひん
ショウカ:どうしよ……
KP:おうち帰ってからもう一回来てチャレンジしますか……?
ショウカ:していいならそうしたいです……
アイカ:そうしましょうか
KP:できます!
KP:ではいったんおうちに帰りましょうか!
ショウカ:はーい
アイカ:帰宅!
KP:シュバッ!
KP: 

●探索者たちの家


KP:探索可能箇所:リビング、ショウカの部屋、アイカの部屋/
KP:現在はお二人とも、玄関のあたりにいますかね!/
アイカ:じゃあリビングから行きましょうか
KP:はーい!

KP:リビング
目星か図書館が可能です!出る情報は同じです!/

ショウカ:どっちも値一緒だし、図書館振るかな
アイカ:目星はないし、私も図書館かな
KP:がんばれー!
アイカ:CCB<=75 (1D100<=75) > 54 > 成功
ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 88 > 失敗
アイカ:ウオーッ危ない
KP:ショウカちゃーん!
ショウカ:出目が一気に悪くなってきた
system:[ ショウカ ] 存在証明 : 9 → 8
ショウカ:残り8……
KP:マダダイジョウブ

KP:アイカちゃんはリビングの棚に仕舞われているアルバムが気になります。
KP:確かそれは、二人の幼少期の写真がまとめられたアルバム。
KP:一緒に見ますか?/
ショウカ:アイカが気にしてるなら見に行きたいです
アイカ:とりあえず自分だけ見ますね
アイカ:あっこっちこないで!しっしっ
KP:ふむ!ではひとまずアイカちゃんに秘匿で送ります!
KP:www
ショウカ:ひどい……

※KPとの秘匿会議後

system:[ アイカ ] SAN : 50 → 49

アイカ:大きな冊子を手に、少し立ちすくみ
アイカ:何も見つからなかった、というようにそれを棚に戻そうとする。/
system:[ アイカ ] 存在証明 : 9 → 8

ショウカ:その様子に気付き、声をかける。
ショウカ:「アイカ?何かあった?」
ショウカ:つかつかと近づいて、入れ替わりにアルバムを手に取ろうとする。/
アイカ:「あっ……」 それを奪い返そうとして
アイカ:そして、嫌な想像をしてそのまま手を引く/
ショウカ:手に取ったアルバムをめくる。/
KP:了解です!

アルバム アルバムには、ショウカちゃんしか映されていません。
大量にあるどの写真を見ても、ショウカちゃんだけ。
少し前に一緒にアルバムを見たときは、そんなことなかったはずなのに。
<SANチェック0/1>/


ショウカ:CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 42 > 成功
KP:つよい!
KP:リビングは以上です!/

ショウカ:「……」 一通りめくり終えてアルバムを閉じる。
ショウカ:そのまま、何事もないかのように声をかける。
ショウカ:「次はどうする?一応部屋も調べておく?」/
アイカ:「あ……」 数秒の空白、それから
アイカ:「……うん」 少し、目を伏せて
アイカ:「……どっちの部屋から行く?」/
ショウカ:「どちらでも。まあ、近い順でいいか」
ショウカ:「私の部屋から行こう」/

KP:はーい!

ショウカちゃんの部屋

KP:アイカちゃんは図書館が振れます!/
アイカ:CCB<=75 (1D100<=75) > 97 > 致命的失敗
KP:!?
アイカ:ギャッ
ショウカ:でちゃった
KP:ファンブルは……存在証明が2点減少します……
アイカ:イヤーッ!
KP:なにも見つからない!
ショウカ:存在証明ーー!
system:[ アイカ ] 存在証明 : 8 → 6

アイカ:本に囲まれたその部屋を見て、ショウカらしいな、と思う。
アイカ:ショウカらしい、じゃあどうして私は────ふと、手を見て
アイカ:彼女より一回り大きい手を見て、ゾッとした。/

KP:では、アイカちゃんのお部屋行きましょうか!

アイカちゃんの部屋

ショウカ:はーい
KP:ショウカちゃんは図書館が振れます!/
ショウカ:振りますー
ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 46 > 成功
KP:成功!
KP:ショウカちゃんは、アイカちゃんの日記を見つけることができる。
KP:読みますか?/
ショウカ:読みましょう/
KP:はーい!

アイカの日記 『近々ショウカのことを殺さなくてはならない』
『そうしなければ、自分が消えることになるだろう』
『でも、ショウカを殺したくなんてない』/


アイカ:部屋の入り口で、日記を読むショウカをぼんやりと眺めている/
ショウカ:「……アイカ」
ショウカ:入口に居る彼女へと振り返り。
ショウカ:「これ、どういう意味か聞かせてくれる?」/
アイカ:「……」 黙って、手を伸ばす。

※KPとの秘匿会議後

system:[ アイカ ] MP : 10 → 7
KP:では、アイカさんに手をのばされたショウカさんは、
KP:先ほど読んだ日記の内容の記憶が「日記の内容は他愛のない内容だった」という記憶に変わります。
ショウカ:ほう
KP:他愛のない内容に、意味もなにもないのです。/

アイカ:そのまま、伸ばした手で、ショウカの手を取り
アイカ:「……恥ずかしいから、あんまり見ないでほしいな」 と笑う。
アイカ:その笑顔は、ひきつっていて、青ざめた顔には汗が浮かんでいて
アイカ:とても、心からの笑顔には見えない/
ショウカ:「……」 その顔を見つめる。
ショウカ:何でもない日記だった。恥ずかしがる必要もないくらい。
ショウカ:それなのに、何故彼女はこうも怯えている?焦っている?
ショウカ:分からない。分からないから――。
ショウカ:「アイカにも、その程度の羞恥心があったんだ」
ショウカ:わざとらしいほど綺麗に笑ってみせる。あるいは、手本を見せるように。/
アイカ:「……もう、私をなんだと思ってるのさ」
アイカ:それは、まさしくお手本で
アイカ:それに倣って、彼女に瓜二つな笑みを、私は浮かべた。/

KP:例の家リベンジ!

Where?-それはどこで-

●どこかの家

KP:図書館をどうぞ!/
ショウカ:CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 81 > 失敗
KP:ひょ
ショウカ:うわーーん
アイカ:ひーっ!こっちも存在証明が怖いのに!
アイカ:CCB<=75 (1D100<=75) > 25 > 成功
KP:えらい!
system:[ ショウカ ] 存在証明 : 8 → 7
アイカ:フーッフーッ!(威嚇)
ショウカ:えらい!!

KP:アイカちゃんは『有効な魔術について』と『イスの偉大なる種族について』というノートを見つける。
KP:一緒に読みますか?/
アイカ:読みましょ
ショウカ:読みます

KP:はーい!では順番に情報を貼ります!

有効な魔術について 『延長』について書かれている。
呪文の使い手に不老を与えてくれる呪文。
3POWと3D6正気度ポイント、さらに100MPのコストがかかる。

呪文の間、呪文の使い手は巨大な火を起こし、名前のついていない太古の生き物を召喚する。
生き物を見ることによって失う正気度は1D6/1D20。

儀式はさらに続き、呪文の使い手と生き物の間に契約がかわされる。
すなわち、呪文の使い手の代わりにその生き物が年を取るという契約である。

何らかの理由で呪文の使い手が死んだ場合、生き物は地球上でその呪文の使い手に取って代わり、呪文の使い手の死体は生き物がいた次元へ魔術的な方法で送られる。
これがあれば恐らく、存在の確定ができるだろう。
このノートを読んだ探索者は<SANチェック1/1D3>/


アイカ:エ~ン
ショウカ:こわ……
ショウカ:CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 5 > 決定的成功/スペシャル
アイカ:CCB<=
system:[ ショウカ ] SAN : 55 → 54
KP:えら
ショウカ:精神が強い
アイカ:CCB<=49 (1D100<=49) > 87 > 失敗
アイカ:ギャッ
アイカ:49-1d3 (49-1D3) > 49-3[3] > 46
アイカ:ヒ~~~
KP:さん!
system:[ アイカ ] SAN : 49 → 46
ショウカ:アイカちゃん~~

イスの偉大なる種族について 彼らは歴史に非常な関心を持っている。

彼らは様々な時代や場所の知識を得るため、そこに住む知的生命体の中で最もふさわしい相手と一時的な精神交換を行う。
そうして、乗っ取った身体に5年ほどとどまる。
一連の調査が終わると、彼らは再び精神を転移してお互いを元の身体に戻す。
この際、犠牲者の記憶は消去してしまう。

現代の地球上のある教団が、彼らがここに来たときの手助けをしている。
だから私は、あの方の手助けをするのだ。

そこまで読んで、メモがはさまれていることにも気が付く。
『お待ちしております。廃村の廃屋で』
このノートを読んだ探索者は<SANチェック1/1D3>/


アイカ:またかよ~~
ショウカ:畳みかけてくる……
ショウカ:CCB<=54 【SANチェック】 (1D100<=54) > 17 > 成功
KP:つよい
system:[ ショウカ ] SAN : 54 → 53
アイカ:CCB<=46 (1D100<=46) > 59 > 失敗
KP:アイカちゃん~~~
アイカ:ンギィ~~
ショウカ:出目が対照的すぎる
アイカ:46-1d3 (46-1D3) > 46-2[2] > 44
system:[ アイカ ] SAN : 46 → 44
KP:めそめそ
KP:この家の情報は以上です!/

アイカ:ぶつぶつと何か、呟きながら本を読んでいる。
アイカ:この内容への動揺は大きい、だが先ほどよりは断然マシな顔色だった/
ショウカ:「……」 黙って読み終えた後、メモを抜き取る。
ショウカ:「黒幕からの御招待かな」/
アイカ:「みたいだね」/
ショウカ:「わざわざ招待してくれるってことは、説明もしてくれるんでしょう」
ショウカ:「行こうか」/
アイカ:「……うん」 少し迷った末に頷く/
KP: 
KP:家を出て少ししたところで、二人は周りの空気がやたら重く感じることに気が付く。
KP:歩を進めれば、後ろからは足音が。
KP:どうやら誰かがついてきているようだ。振り向きますか?/

アイカ:トントン、とショウカの肩を叩いて耳打ちする。
アイカ:「私が確認するから、何かあったら逃げてね」
アイカ:……罪悪感と共に、そう言って振り向く/
ショウカ:「了解」
ショウカ:頷いて、いつでも走り出せるようにだけ身構える。/
KP:了解です!
KP:では、アイカちゃん。

KP:
それは、どこかで見たことがあるかもしれないものだった。
腐った肉、よだれをたらしうめき声をあげる口、目線の定まらない瞳。
それは俗に、ゾンビと呼ばれるものである、とあなたは思うだろう。
<SANチェック1/1D8>/


アイカ:エーッ!?
アイカ:CCB<=44 (1D100<=44) > 37 > 成功
KP:えらい!
system:[ アイカ ] SAN : 44 → 43
ショウカ:急にゾンビがポップすることある?

KP:戦闘!なのですが、DEX×5を3回成功で逃げることも可能です!DEXが高い方が低い方の手を引いていくこともできます!/
アイカ:おお、ナルホド。でもどちらも高いのでナントカなりそうではありますね
ショウカ:6割3回はまあまあ怖くもありますが……
アイカ:高い方が引っ張っていくことで、判定に影響はありますか?
ショウカ:基本は逃げで行きましょうか
KP:引っ張って行っても影響はありません!基本DEX×5です!/
アイカ:私が引っ張った場合、私が3回成功したら逃げ切れるってことですかね
KP:ですです!
ショウカ:じゃあ引っ張ってもらおう
KP:失敗した数だけゾンビが追い付いてきます
アイカ:えーん
アイカ:借りた本投げつけて妨害できますか
KP:お!いいですよ!
KP:補正+10でいきましょう!
アイカ:あっかなり高い!全部に適用されますか!?
KP:はい!ゾンビ、本にびっくりした
ショウカ:借りてきておくものだ
KP:あとで怒られるかもしれないですけども
アイカ:それは仕方ない、じゃあ振りますね!
KP:がんばれー!
アイカ:CCB<=80 (1D100<=80) > 48 > 成功
アイカ:CCB<=80 (1D100<=80) > 76 > 成功
アイカ:CCB<=80 (1D100<=80) > 28 > 成功
KP:えらーーーい!!!!!!
アイカ:よっし!
ショウカ:強い!
KP:まけました!
KP:無事に逃げられたので、一息RPなどありましたら!/

アイカ:振り向いた先にあったものは、現実にあってはならない異形。
アイカ:だが、現実にあってはならない存在なら、既に私は知っている。
アイカ:咄嗟に、先ほど借りてきた本を投げつけて、大切な姉妹の手を取って────

アイカ:「ハァーッハァーッ」
アイカ:「な、なんとか逃げ切れた……」/
ショウカ:「は、ぁ。は……」
ショウカ:フィールドワークはするようになったけれど、体力はアイカに及ぶはずもない。
ショウカ:切れた息を必死に整えながら問う。
ショウカ:「……で、一体、何?」
ショウカ:「アイカが、真っ先に……はぁ。逃げを選ぶあたり、普通の相手じゃないんだろうけど」/
アイカ:「いや……」 言葉を探すように呟き
アイカ:「えーと……」
アイカ:「……ゾンビ」 そうとしか言いようが無かった/
ショウカ:「ゾンビ?」
ショウカ:「……」 黙ってアイカの顔を見て、一度その額に触れて。
ショウカ:「嘘でも熱でもなさそうだけど」
ショウカ:「起きたまま夢でも見た?」/
アイカ:「……このゲームの黒幕は、いくつかの、超常現象・存在を示唆してる」
アイカ:「延長の魔術、イスの偉大なる種族、それと……ドッペルゲンガー」 最後だけ盛大に言い淀んで
アイカ:「だから、まあ、些か突飛に過ぎるけれど」
アイカ:「ゾンビがいてもおかしくないかなあ、とは……」/
ショウカ:「理論の飛躍」
ショウカ:「……と言っても、私は結局奴らの正体を見てないし」
ショウカ:「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないとしか言えない」
ショウカ:「猫に比べて可愛げはないけど」/
アイカ:「それはそう、私の主観でしかないし」
アイカ:「私自身、冷静でない自覚もあるし……」
アイカ:「本当に白昼夢で、ただの人間だったのかも」
アイカ:「それでもどっちにしろ逃げてきちゃった訳だし、進もうか」/
ショウカ:「そうね。それが人間であれゾンビであれ、逃げ切った今は関係ないし」
ショウカ:「振り返るより進む方が良い」
ショウカ:そう言って、自ら歩を進める。/

Difference-相違-

◆再び廃村の廃屋

KP: 相変わらず、地下には5人の人が寝かされている。
KP: 先ほどと違うのは、5人のベッドの前に知らない人が立っているということだ。
KP: 彼は探索者に気が付くと、満面の笑みをこぼす。
: 「どうですか?選択はできそうですか?」
: 「この5人はあなたたちのために用意しました」
: 「でも要らないと言われたら大変なので、殺さずにとってあるんです」
: 「あなたはきょうだいを家族としてアイしてしまったのでしょう?」ショウカちゃんに向けて
: 「だから、アイしたものを失わないために」
: 「あなたに捧げるために」
: 「生贄を用意したんです」
: 「さあ、選択を。あなたたちは何をとる?」2人へ/

アイカ: 深く息を吸う。そして、ショウカを見る。
アイカ: 「……何の話?」 と、きょうだいに、一応尋ねてみる/
ショウカ: 「……」 ため息を一つついて。
ショウカ: 「心当たりがないではないけど。アイカの方はどうなの?」
ショウカ: 「先に言っておくけど、そっちが話さないならこっちも明かす気はないから」/
アイカ: 「……だよね……」 はあ、と息を吐く。/
アイカ: 「えーと、じゃあ」
アイカ: 「あなたは、何者ですか?」 男に問う。
アイカ: 考えたくないことはとりあえず後回しにして/
: 「私ですか?私はただの信者です」にこ/
アイカ: 大した時間稼ぎにもならず、軽く涙目になる。
アイカ: 「うう……」 頭を抑えて、音を漏らす。
アイカ: 多分ショウカは気が付いている。私よりもずっと賢いから。
アイカ: それでも、言いたくなくて、でも言わなければどうしようもなくて。
アイカ: だって私は消えたくないし、ショウカも殺したくない。
アイカ: だから言って、協力を仰がなきゃいけない。
アイカ: 「ええと、ショウカ」
アイカ: 「私がショウカの双子の姉妹っていうのは嘘で、」
アイカ: 「私があなたの隣にいるようになったのは本当は5年前くらいで、」
アイカ: 「私は、あなたのIDENTICAL(同一存在)だった」
アイカ: 「ドッペルゲンガー、あの本に書いてあったことも同じ」
アイカ: 「私は、あなたを殺さなければ、もうすぐ消えちゃう」/
ショウカ: 無表情のまま、その言葉を聞き終えて。
ショウカ: 「まあ、大体予測の範疇か」
ショウカ: 大した動揺もなく言い切る。
ショウカ: 「そこの黒幕がこの一件を画策したのなら、今まで私達が得た情報にも意味がある」
ショウカ: 「わざわざ出生記録がないと話してきた看護師も、ドッペルゲンガーのページに貼られた付箋も」
ショウカ: 「私しかいないアルバムも。これだけ揃えば予想くらいつく」
ショウカ: 「……まさか自分が記憶に干渉される側になるとは思わなかったけど」
ショウカ: 苛立ちのような感心のような一言を零し、改めてアイカへ向き直る。
ショウカ: 「じゃあアイカ。今の私の推論も鑑みた上で、私の隠し事が何か分かる?」/
アイカ: 「私、ショウカほど頭良くないけど」 考えるだけ考えてみる。
アイカ: 「まず、あなたは確かに存在する、私みたいにいきなり現れた存在ではない」
アイカ: 「自分が記憶に干渉される側になるとは思わなかった、ってことは、あなたも同じことか近しいことが出来る」
アイカ: 「或いは、私のそれは貴方のコピーなのかもしれない、脳みそは私の容量じゃコピーしきれなかったようだけど」
アイカ: 「それから、この人に信仰されているのがショウカ」 男を指さして
アイカ: 「ショウカは、何かの宗教の教祖とか?」/
ショウカ: 「50点。途中までは良かったけど」
ショウカ: 「黒幕が出した情報に意味があると言ったはず。それとも、もう忘れた?」
ショウカ: 「記憶に干渉する能力を持ち教団に崇められる存在を、私達は既に一度提示されてる」
ショウカ: 「……イスの偉大なる種族。それが私の正体であり隠し事」
ショウカ: 「私は厳密には本来のショウカではない。彼女の身体を借りてこの場に存在している、単なる異邦人」
ショウカ: 「私が調査を始めた時期とアイカの発生時期が同期しているから、そこに齟齬はなさそうだけど」
ショウカ: 「ここまで、理解できる?」/
アイカ: 「ああ……なるほど」
アイカ: 「うん、大丈夫……だいたい同じ時期、ってことは」
アイカ: 「私が好きなショウカは、今のショウカと変わらないんだ」/
ショウカ: 「そうなる。逆を言うと、元のショウカにとってアイカは本当に見も知らない謎の存在ということになるけど」
ショウカ: 「さて、アイカ」
ショウカ: 一つ息をついて。

ショウカ: 「これまでの隠し事はお互い明かした。ここからは、これからの話」
ショウカ: 「今、アイカに取れる選択肢は大まかに3つ」

ショウカ: 「1つ、私を殺して成り代わる
ショウカ: 「2つ、延長の儀式を行い生き延びる
ショウカ: 「3つ、どちらもせずこのまま死ぬ

ショウカ: 一つ案を上げるごとに細く長い指が上がっていく。

ショウカ: 「そして、この選択肢にもう一つ大きな前提が加わる」
ショウカ: 「アイカがどれを選んだとしても、私は近いうちにここから居なくなる」/

アイカ: ノートに書かれた内容を思い出す。
アイカ: 『イスの偉大なる種族について』
アイカ: >彼らは様々な時代や場所の知識を得るため、そこに住む知的生命体の中で最もふさわしい相手と一時的な精神交換を行う。
アイカ: >そうして、乗っ取った身体に5年ほどとどまる。
アイカ: >一連の調査が終わると、彼らは再び精神を転移してお互いを元の身体に戻す。
アイカ: >この際、犠牲者の記憶は消去してしまう。
アイカ: 『5年程』
アイカ: 彼女自身が言っていたように、私が産まれた時間と、彼女が来た時間は一緒で

アイカ: 「またこっちにくることは、出来ないの?」/
ショウカ: パチリと目を瞬く。珍しく、虚を突かれたように。
ショウカ: 「……不可能ではない。私達は調査する年代や場所を自分自身で決められる」
ショウカ: 「単に、非効率的だから連続した時間へ精神交換を繰り返すようなことが少ないだけ」
ショウカ: 「……そう。非効率的。一般的ではない。だから想定していなかったけど……」
ショウカ: 「……」 どことなく不満が滲む眼差しでアイカを見る。/

アイカ: 「私は、ショウカと一緒にいたい。あなたが来る前のショウカじゃなくて、今のショウカと」
アイカ: ここで、彼女の記憶を操作することもできるかもしれない。
アイカ: ずっと一緒に居ようと、そう約束したと、植え付けることも出来るかもしれない。
アイカ: 「私、自分の事を詳しく知るために、生物学とか人類学とか、そういうのが学べるところに入ったの、消滅の運命をどうにかできないかって」
アイカ: 「でも結局、何の役にも立たないってすぐわかって、解決策はポッと出の男に出されるし……」
アイカ: 「もっとあなたと一緒に居れば良かったと思った」
アイカ: 「それでもきっと無駄じゃなかったと、そう思わせる何かを」
アイカ: 「帰ってきたあなたに見せるから……」 お願い、と。縋るようにそう言って/
ショウカ: 「……」 皺がよりかけていた眉間に手をやり。解すように揉む。
ショウカ: アイカに思い付ける解法を思いつかなかったこと、そしてそんなアイカに随分と絆されてしまったこと。
ショウカ: それに幾らか不服な思いがないではないが。
ショウカ: 「……アイカは、一度言い出すと聞かない」
ショウカ: 諦めたような口調の呟きを漏らしたのち。
ショウカ: 「乗るには条件がある。二つほど」/
アイカ: ごくりと息をのみ、その条件を待つ/

ショウカ: 「1つ。元々のショウカの生活に不利益や影響を及ぼさないこと」
ショウカ: 「これは私の主義の問題。彼女には既に五年の空白期間という不利益を被らせてる」
ショウカ: 「これ以上彼女に損害を出すのは、彼女の身体を借り受けて利益を出した身として看過できない」
ショウカ: 「搾取した身で言うことでもないけど」
ショウカ: そう言いながらも、自身の論を恥じたりためらったりする様子は欠片もない。
ショウカ: 元よりこうだった。仲間内からも変わり者と言われる彼女なりのこだわり。

ショウカ: 「もう1つ。同様の理由から、私は1人の人間に繰り返し精神転移する気はない」
ショウカ: 「最大は5年。そう決めてる」
ショウカ: 「だから5年経つたびに私は星に帰り、また別の身体へと乗り移る」
ショウカ: 「インターバルにおよそ3か月ほどを挟む想定になる」
ショウカ: 「この2つが条件。飲める?」/

アイカ: 「うん」
アイカ: 正直言うと、ショウカが戻ってくるつもりが無いのであればそのまま私も消えるつもりだった。
アイカ: それでも、条件を飲めば一緒にいてくれるというのであれば、躊躇うことは無い。
アイカ: 最初はきっと怖がられてしまうかもしれない、けれど、
アイカ: 元のショウカともきっと仲良くなれる、その自信はあった。/
ショウカ: 「なら、良し」 ふっと緩むように微笑んで。
ショウカ: 「話はまとまった」 男へと声をかける。
ショウカ: 「さっさと『延長』の儀式に移ろう」/
: 「はい、かしこまりました」にこ

KP: では、お二人の選択は「アイカちゃんは延長の魔術を使用。ショウカちゃんは一度帰還し、別の人間と精神交換して戻ってくる」でよろしいでしょうか?/

アイカ: はーい!
ショウカ: OKです!
KP: はーい!
KP: ではまずは魔術を!
KP:  
KP: あなたたちは、選択をした。
KP: アイカちゃんは『延長』の呪文を唱える。あなたの周りは儀式の火に包まれる。
KP: コストは3POW、3D6正気度ポイント、100MP。
KP: しかし、犠牲にする5人から合わせて90MPが得られるため、あなたが提出するべきMPは10ポイントである。
KP: アイカちゃん、まずは3POWの減少をお願い致します。
アイカ: 10→7
KP: ありがとうございます!
KP: 次いで、アイカちゃんは3D6のSAN減少をどうぞ。こちらは一時的発狂は起きません。
アイカ: 43-3d6 (43-3D6) > 43-11[4,5,2] > 32
アイカ: ギャーッ
KP: ひょー
ショウカ: 流石に重い……
KP: 不定ですかね?不定は入りますので、1D10どうぞ!
アイカ: 1d10 (1D10) > 8
KP: 8:短時間の心因反応。支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など
アイカ: ひぃっひぃっ
KP: 5人を犠牲にすることが思ったよりもメンタルにくるのかもしれないですね……
system: [ アイカ ] SAN : 43 → 32
KP: 10MPは他の人が出すこともできます!ショウカちゃんが出してもいいですし、男に出させてもいいです!どうしましょうか?/
ショウカ: 出しましょう
KP: かっこいい~~
ショウカ: ちょうど足りるだけのMPもある
KP: では、減少をお願い致します!
system: [ ショウカ ] MP : 11 → 1
KP: ありがとうございます!
KP: そして、アイカちゃんは名前のない太古の生き物を召喚する。
KP: 生き物を見たことにより、二人共に<SANチェック1D6/1D20>。こちらも一時的発狂は起きません。不定はある/
ショウカ: CCB<=53 【SANチェック】 (1D100<=53) > 94 > 失敗
KP: ひょー
ショウカ: 出目こわ
アイカ: CCB<=32 (1D100<=32) > 72 > 失敗
アイカ: ぴー
KP: ひょわー
ショウカ: 1d20 (1D20) > 12
アイカ: 32-1d20 (32-1D20) > 32-5[5] > 27
アイカ: ウラーッ
ショウカ: ごりっといった!
KP: アイカちゃんえらい!
system: [ ショウカ ] SAN : 53 → 41
KP: ショウカちゃんも不定ですかね?
system: [ アイカ ] SAN : 32 → 27
KP: すぐ帰る気もしますが一応1D10振りましょうか!
ショウカ: はーい
ショウカ: 1d10 (1D10) > 8
ショウカ: あ、一緒だ
KP: なかよしかな

KP: 儀式はさらに続き、アイカちゃんと生き物の間に契約がかわされる。
KP: この先、アイカちゃんの代わりにその生き物が年を取ることになる。
KP: 何らかの理由でアイカちゃんが死んだ場合、生き物は地球上でアイカちゃんに取って代わり、アイカちゃんの死体は生き物がいた次元へ魔術的な方法で送られこととなる。
KP: ベッドに寝かされていた5人は、静かに息を引き取った。
KP: 男はとても、嬉しそうだ。
: 「ああ、偉大なる種族さまのお役に立てて光栄です」
: 「どうかこれからも、見守らせてくださいね」
KP: ショウカちゃん、帰る前にアイカちゃんとお話しておくことはありますか?もう大丈夫かしら。/
ショウカ: では一言。

ショウカ: 「じゃあ、私は一度帰るけど。また3か月ほどしたらこの時空へ戻ってくる」
ショウカ: 「自分で言ったんだし。ちゃんと約束は守ること」
ショウカ: 「私に、無駄手間だったと思わせないで」
ショウカ: そう皮肉っぽく、いつも通り。唇の片方だけを吊り上げるように笑って。
ショウカ: "彼女"はショウカの身体から去っていった。
アイカ: 返事をする間もなく去っていった彼女を見送るように見上げる。
アイカ: とはいえ、実際に昇天するように帰っていったかはわからない
アイカ: 何せ彼女は精神体だ。それでも、そうした方がよく見える気がして
アイカ: 気が済むまで、そうして彼女を見送った。/

KP: あなたたちは一度だけ、お別れをした。
KP: ショウカだったイス人は故郷に帰り、地球で得た情報を仲間に共有することだろう。
KP: そうして、まだ調査が足りないという判断を伝え、同じ時代の同じ地域にいる人間との精神交換を提案する。
KP: 少しの期間審議され、あなたはそれを許され、再び同じ時代の同じ地に降り立つことができるだろう。
KP: アイカちゃんは、本来のショウカちゃんと仲良くすることができるだろう。
KP: 5年という空白を抱えたショウカちゃんにとって、あなたという存在は支えになるかもしれない。
KP: 世界は今日も、正常に回っていく。

Beside Identical-共にある、あなた()の傍で-

KP: そうしてひとつの季節が巡る頃、「彼女」は、アイカちゃんのもとへ帰って来た。/
ショウカ: 別れと同様に。再会もまた突然だった。
ショウカ: 前回に合わせたのか、今回も"彼女"は女性だった。ショウカに比べれば背は低く、髪の色も目の色も違う。
ショウカ: 声も随分と高い。だけど、その色を、口調を。アイカは覚えているはずだ。
ショウカ: 「私に見せる何かは見つかった?」
ショウカ: 久しぶりの一言さえない、いきなり本題を切り出す言葉。それが街を歩くアイカの背中へと放られる。/
アイカ: 「……それより先に、言うことがあるんじゃない?」
アイカ: そう言って、ゆっくりと振り向く。続く言葉を待つ彼女の表情は────/
ショウカ: 「……ああ」 一瞬、思考の沈黙を挟んだ後。
ショウカ: 「ただいま、アイカ」
ショウカ: 唇の片方を吊り上げた。皮肉っぽい、"彼女"らしい笑み。/
アイカ: 「おかえり、ショウカ」
アイカ: そう言った、アイカの表情もまた
アイカ: ビックリするほど瓜二つな、笑顔だった/
KP: 二人はこれから、何になるのだろうか。
KP: やはり、きょうだいになるのだろうか。
KP: それは、きっと、二人の胸のうちにのみ。

クトゥルフ神話TRPG【アイデンティカル】

END:H【共にある、あなたの側で】


KP: HO1:「ショウカ」ではなくなる。別の人間として、新しくキャラクターシートを作成しても構わない。5年ごとに別の人間になるので、5年経ったらキャラクターシートを作り直す。
KP: HO2: 後遺症として不老がつく。もし死亡した場合、死体は即座に契約した生き物の世界へ送られる。
KP: 生還報酬:SAN回復1D10
KP: ※HO1は、このSAN報酬や技能成長値を次のキャラクターシートに反映させてよい。
KP:  
KP: というわけで、お疲れ様でした!無事にシナリオエンドです!!
アイカ: ウオーッお疲れ様でした!
ショウカ: お疲れさまでした、ありがとうございましたー!
KP: まずはSAN回復をどうぞ!
ショウカ: 1d10 (1D10) > 2
アイカ: 27+1d10 (27+1D10) > 27+9[9] > 36
KP: えらい!
アイカ: 勝ち
system: [ ショウカ ] SAN : 41 → 43
system: [ アイカ ] SAN : 27 → 36
ショウカ: まあ私は次新しいキャラシになるから……
ショウカ: そっちの方がSAN値高ければ私の勝ち
KP: こちら、新しいキャラシに反映して大丈夫なやつです!
KP: 成長もしてしまいましょう!
KP: アイカちゃん、図書館の成長チャレンジどうぞ!失敗で1D10成長です!
アイカ: CCB<=75 (1D100<=75) > 78 > 失敗
KP: えらい!
アイカ: おお
アイカ: 75+1d10 (75+1D10) > 75+4[4] > 79
アイカ: うぇい
ショウカ: 美味しい
KP: すくすく
KP: ショウカちゃんはSANなので、すきな技能が成長チャレンジできます!なんでもいいですよ!
ショウカ: じゃあ低いし信用とか行ってみようかな
KP: はーい!がんばれ!
ショウカ: CCB<=30 【信用】 (1D100<=30) > 60 > 失敗
KP: えらい!1D10です!
ショウカ: 1d10 (1D10) > 1
KP: しょっぱい!
ショウカ: ううん、しょっぱい
アイカ: 悲しさ
ショウカ: まあいただいておきます
KP: 以上ですかね!あまり荒れなかった。よかった。
KP: ちなみに存在証明が0になると、強制帰還させられたり強制消滅させられる仕様でした
ショウカ: あっぶな
アイカ: こわ~
KP: まだ大丈夫。2まで減った人いるのでね……。
アイカ: そういえばショウカの部屋の情報見てない
アイカ: 上手く逃げられたな……
KP: ショウカちゃんのお部屋も日記がありました!
ショウカの手記 『近々故郷に帰らなければならない』
『自分の正体や別れをHO2に告げるか否か悩む』
『HO2は自分のことを受け入れてくれるだろうか』

KP: これですね
ショウカ: 実はありました
アイカ: そうだったとは……
アイカ: あ、あとアレ気になります
アイカ: 急にPOPしたゾンビ
KP: んふふ
KP: あれは黒幕もとい男が、「このくらいで死んじゃうようじゃ私のイス様ではないですよね?」という思想の元、送り届けたゾンビでした
KP: 試し行動
アイカ: ええええええええw
ショウカ: 何してんだアイツ
アイカ: 雑!
ショウカ: 信仰対象を試すな!
ショウカ: 狛枝凪斗かお前は
KP: んふふ
アイカ: めちゃくちゃ笑った。私からはこれくらいですかね
アイカ: 楽しかったです。ありがとうございました~
KP: こちらこそ楽しかったです!ありがとうございました!
ショウカ: とても楽しかったです、お誘いいただきありがとうございました!
KP: よかったです~!
KP: 全ログあとでディスコに投げますね!
ショウカ: ありがとうございます~
アイカ: あっありがとうございます~
KP: ではでは、今回は本当にありがとうございました!お疲れ様でした!
ショウカ: お疲れさまでしたー!
アイカ: お疲れ様でした~!