※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



メイン(今ここ)|雑談

PC1:"アサルト"穂苅(ほがり)好加(よしか)(リンク)/御影
PC2:"ベルンシュタイン"東屋(あずまや)リク(リンク)/いーさにうむ
PC3:"テレスコープ"神室(かむろ)夏樹(なつき)(リンク)/大塚零
PC4:"ネオテニー・ボックス"琴吹(ことぶき)智可(ちか)(リンク)/北白河


関連セッション

  

INDEX

プリプレイ

オープニングフェイズ

OP1/マスターシーン
OP2/穂苅好加は、他人の笑顔に飢えている
OP3/欲しい。どちらも、だ。
OP4/「こんなことはUGNにとってはいつもの仕事の一つだ」
OP5/(でも、面白いヤツだったな。年上なのにセンパイとか呼んでくるし)

ミドルフェイズ

MP1/「そう言って神室夏樹は二つ返事で引き受けてくれた」
MP2/「私よりも、キミの友人にもっと良いものを贈ってあげるといい」
MP3/「ええ。暴走やジャーム化の危険性がないかどうかを探るためですので。ただ、検査自体は簡単ですよ」
MP4/「その眼は、支部長が不機嫌になる眼だ」
MP5(マスターシーン)/「それを止められるのはお友達であるあなたしかいないでしょう」
MP6/「オレにできること、全力で、やりますから!」
MP7/「卑金属(この街)黄金(賢者の石)に変える、とかね」
MP8/「許すべからざる裏切り者(ダブルクロス)だ」
MP9/"歪み絶える槍(ネガーランス)"
MP10/交戦

クライマックスフェイズ

CP1/ニュー・フロンティア~太陽の背信~

エンディングフェイズ

ED1/ただ幸せになれ。それだけを。
ED2/「ただいま、光」
ED3/少女は幸せそうにキミに微笑みかけた。
ED4/死がふたりを分かつまで


プリプレイ

GM:それでは、時間になりましたのでダブルクロスのセッションを始めていきたいと思います。
GM:まずは、PCの自己紹介からです。
GM:自己紹介はPC番号順にやってもらいましょう。
GM:まずは、PC①。穂苅好加さん、よろしくお願いします。

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コードネーム名前シンドロームDロイス
"アサルト"穂苅(ほがり)好加(よしか)エグザイル/ウロボロス器物使い(ツールマスター)

(illustration:ひなた)
主要エフェクト
尾を喰らう蛇
原初の赤:巨人の斧
異世界の因子
異形の捕食者(アージ)
主要アイテム
混沌なる者の槍
HP/30
行動値/9
初期侵蝕/35

穂苅好加:アイヨッ
穂苅好加:"アサルト"/穂苅 好加/ホガリ ヨシカ/16/高校生/女性
GM:アサルト!
穂苅好加:ごく普通の女子高生でしたが、高校入学した辺りで何らかの事件に巻き込まれて死にました。
穂苅好加:死にましたが、なんか死後の世界っぽいところで"喰らい育つ槍(グローランス)"というEXレネゲイド兵装と契約して生き返った。
GM:死んでる……
穂苅好加:本人のオーヴァードとしての素養はカスで、異世界の因子しか使えません。後は全部、ワーディングもリザレクトも槍の力。
GM:生き返ってる……
GM:な、なんだって
穂苅好加:"喰らい育つ槍(グローランス)"の能力は主に影を操ったり、レネゲイドを喰らって力を増すことです。
穂苅好加:あと好加の生命維持もしている。槍が無くなったら体を置換しているレネゲイド的な何かが影に戻って死にます。
穂苅好加:前回の事件でひき肉になったので今はほとんどがレネゲイドに置き換わっています。
穂苅好加:レネゲイドビーイングになっちゃってもよろしくね
GM:ハンバーグ!
GM:ならないで!
穂苅好加:性能としては器物使い→尾を喰らう蛇+背徳の理→喰らわれし贄、と段階的に強化していきながら攻撃する感じです
GM:進化する力だ
穂苅好加:器物使いでG値も上がるし、異形の捕食者もあるので、クライマックスではちょっと硬いかも
穂苅好加:そんな感じです。よろしくお願いします!
GM:はーい。では、そんなヨシカさんのハンドアウトはこちら!
:PC①(穂苅好加)用ハンドアウト ロイス:“オーシャン”不知火勇魚(しらぬい・いさな)  推奨感情 P:尽力/N:不安
 キミは、N市支部で検査を受けていた。その結果、度重なる戦いで損壊と再生を繰り返したキミの肉体は変質を起こしており、これ以上の戦闘行為を行えば人間で無くなる可能性があると聞かされる。検査結果について考えていたキミは支部をウロウロしている不知火勇魚というUGNチルドレンの少年と出会った。
 彼は、一年ほど前にレネゲイドビーイングの友人が行方不明になっており、支部に視察に来ている中枢評議会のエージェントに直談判して探してもらおうとしていたのだという。どうにも他人事に思えなかったキミは一肌脱いであげることにした。

GM:シナリオロイスは“オーシャン”不知火勇魚(しらぬい・いさな)。 穂苅好加:勇魚くん、可愛い系ショタかと思ったら、結構イケメンでビビった
不知火勇魚:ぶっきらぼうな感じのUGNチルドレンの少年です。キミよりちょっと年下くらい。
穂苅好加:人肌もふた肌も脱ぐよっ!よろしくね!
不知火勇魚:困っているようなので、仲良くしてあげるといいでしょう。
穂苅好加:仲良くしようね~、頭撫でていい?
不知火勇魚:子供扱いするなっ!
GM:では、そんな感じでお願いします。
穂苅好加:かわいっ、よろしくね
GM:では、次!
GM:次は、PC②。東屋リクさん。お願いします。
東屋 リク:よし、オレの出番だな!

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コードネーム名前シンドロームDロイス
"ベルンシュタイン"東屋(あずまや)リク バロール/キュマイラ亜純血(デミブリード)

(illustration:きんぱつしょうねんめーかー)
主要エフェクト
ターゲットロック
狩りの統率者
コズミックインフレーション
インヴィジブルハンド
主要アイテム
ストレンジフェイズ
バディムーヴ
HP/29
行動値/5
初期侵蝕/40

東屋 リク:「オレが来たからには、もう安心だぜ!」
東屋 リク:「な、ちょッ、耳とかしっぽとか勝手に触るなー!」
GM:耳が生えた!
東屋 リク:“ベルンシュタイン” 東屋リク(あずまや・-) 人懐っこく勝ち気な11歳のUGNチルドレン。
東屋 リク:親元を離れてチルドレン寮に一人暮らし。日々能力の研鑽を重ねる努力家。
東屋 リク:『訓練を続ければ格好いい狼やジャガーに獣化できるようになる』と信じていたが、最近因子に依るものとしってショックを受けたらしい。
GM:頑張り屋!
東屋 リク:それでも日々訓練を怠らないのは、父親を見返したいという強い思いが影にあるとか。
GM:すごいぜ
東屋 リク:ふわふわもこもこの猫・チンチラゴールデンの因子を持つ。RC能力自体は高いのだが、気を抜くとすぐ耳や尻尾が出てしまうのが悩み。
GM:大変だ
東屋 リク:有力なチルドレンだが、性格に反して能力は支援に偏っており、本人はより攻撃的な能力に憧れている。
東屋 リク:データとしては、バロール/キュマイラの支援+RCサブアタッカー。
東屋 リク:亜純血による《コズミックインフレーション》で《ターゲットロック》《攻性変色》の効果をPT全体に付与。
GM:強そう
東屋 リク:《時の棺》《孤独の魔眼》でロイス管理、最強エンブレムの呼び声高い「バディムーブ」による達成値支援を完備してます。
東屋 リク:もこもこの猫に獣化するので、ちょっとだけ硬いのも特徴(《拒絶領域》)
GM:強い
東屋 リク:本人の攻撃はバフ頼みの火力なので、他の方と上手く連携しつつ頑張りたいところ。
東屋 リク:そんな感じ! よろしくおねがいしまーす!
GM:はーい!
GM:では、そんな東屋さんのハンドアウトはこちら
PC②用ハンドアウト ロイス:月夜野皆華(つきよの・みなか)  推奨感情 P:好意/N:隔意
クイックスタート:閃光の双弾 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
 キミはUGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。キミは、N市支部で月夜野皆華という少女と出会った。ショートカットの髪型で華奢な外見の皆華は、最近支部に配属されてきたUGNチルドレンだと言い、先輩であるキミの仕事を手伝いたいと申し出てきた。
 キミは皆華と一緒に雑務をこなすが、皆華は終始楽しげだった。そんな時、キミに招集がかかる。どうやら新たな任務のようだ。 嬉しそうな様子で次は一緒に戦闘訓練をしたいと話す皆華とキミは別れるのだった。
東屋 リク:先輩だぞ。
GM:シナリオロイスは月夜野皆華(つきよの・みなか)。最近、支部に転属になったと称するUGNチルドレンの少女です。
月夜野皆華:華奢な外見の少女で、キミよりは年上ですが後輩になります。
東屋 リク:張り切って先輩面して色々教えちゃう。
月夜野皆華:まだ右も左も分からないようなので色々教えてあげるといいでしょう。
東屋 リク:オッケー! 任せときな!
GM:では、そんな感じでお願いします!
GM:次!
GM:次はPC③。神室夏樹さん、お願いします。

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"テレスコープ"神室(かむろ)夏樹(なつき) エンジェルハィロゥ/モルフェウス実験体(ロストナンバー)

(illustration:大塚零)
主要エフェクト
小さな塵
レーザーファン
マスヴィジョン
黄金錬成
主要アイテム
キリングハウス*3
サラウンドレポート
リーダーズマーク
星瞳の残滓(サイドリール)
HP/23
行動値/21
初期侵蝕/40

神室夏樹:“テレスコープ”神室夏樹-かむろなつき-、26歳。N市支部長です。
GM:よっ、支部長!
神室夏樹:いつも機嫌悪そうにしており、狂犬の如き面構えの男ですが。
GM:怖い……
神室夏樹:それは支部長としての仮面を被っているだけだとか。
GM:そうとは
神室夏樹:嫌いなものは子供、目の前にいるだけでめちゃくちゃ不機嫌になる。
GM:子供嫌いなの
神室夏樹:貴様らは学校に行って友だちと遊んでいろ、それが貴様らの本分だろう。
GM:あっ、優しい
神室夏樹:そんなことを考えているので危ないことに首を突っ込むやつにはビキビキ血管を浮かせています。
GM:怖かった
神室夏樹:なので、最近の穂苅……貴様……!
GM:貴様……!
神室夏樹:性能はとにかく銃を撃って相手を射殺することを第一に考えています。
GM:殺さないでー
神室夏樹:今回はレーザーファンで武器に関わらずまとまったクズどもを射殺します。
GM:範囲攻撃する気が満々!
神室夏樹:あとは例によってサラウンドレポートで情報収集をサポートしたり、リーダーズマークで社会判定を頑張ったり。
GM:万能!
神室夏樹:あとはキリングハウスで敵を抹殺します。
GM:殺さないでー
神室夏樹:そんな感じです! 前回、リエゾンエージェントをぶち殺した私に怖いものはない! かかってこい!
GM:ジャイアントキリングやんけ!
GM:では、そんな神室支部長のハンドアウトはこちら!
PC③用ハンドアウト ロイス:ネビュラ  推奨感情 P:好奇心 /N:猜疑心
クイックスタート:誇り高き紅 カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
 キミは、UGN・N市支部の支部長を務めている。N市支部に、中枢評議会の重鎮“ヘルメス”が視察に訪れており、キミはその対応に追われていた。そんな中、キミのもとにネビュラという名のレネゲイドビーイングが現れる。
 銀髪で長身のスタイルの良い美女、ネビュラはゼノスの幹部らしい。近頃、各地でレネゲイドビーイングが姿を消す事件が起きており、 UGNにもその調査を頼みたいのだという。中枢評議会議員の訪問中に大きな事件を起こすわけにもいかない。 キミは、ネビュラに協力するため、早速支部の人員を招集することにした。
GM:シナリオロイスはネビュラ。ゼノスのエージェントです。
神室夏樹:ほう……ゼノスか……
ネビュラ:やたらと美人で不思議な雰囲気のレネゲイドビーイングです。
ネビュラ:何やらあなたに頼みたいことがあるようですね。
神室夏樹:まぁ、私の街に危険を持ち込むような真似をしなければ排除などの強硬手段はとらんよ。
神室夏樹:頼み事かぁ~! 前回、けっこう大変だったけどがんばろ!
GM:ゼノスは善良。プランナーも善良です。
GM:仲良く協力してあげるといいでしょう。
GM:では、そんな感じでお願いします!
神室夏樹:はい! がんばって仲良くします!
GM:次!
GM:最後はPC④。琴吹智可さん、お願いします。

(画像クリックで新規タブ、キャラクターシートへ)
コードネーム名前シンドロームDロイス
"ネオテニー・ボックス"琴吹(ことぶき)智可(ちか) モルフェウス/バロール秘密兵器(トイボックス)
ストライクモービル

(illustration:ダウナー女子の作り方)
主要エフェクト
巨匠の記憶
物質合成
砂の結界
時の棺
主要アイテム
ストライクモービル
ドロップアウト:FHイシュー
コーリングシステム(FH)
デリバリー
ギャランティプラス
マスターズコネクション*2
HP/26
行動値/10
初期侵蝕/29

琴吹智可:はいな!"ネオテニー・ボックス"琴吹智可!29歳女性、ハッカーです。
GM:女ハッカー!
琴吹智可:とはいえ見た目は車椅子に座ったローティーンの少女です。虚ろな目がチャームポイント。
GM:それがチャームポイントでいいのか……?
琴吹智可:かつてFHで実験材料として扱われており、心身に四肢切断を含む多大なストレスを受けました。
GM:かわいそう
琴吹智可:その経歴を生かして、今は義肢を身に付けて元気にイリーガルとして活躍中です。将来の夢は失った機能を取り戻して人間以上になること。
GM:元気そうだ。よかった、よかった。
琴吹智可:能力はざっくりサイコキネシス!義肢や車椅子を精密操作したり、触れずにものを動かしたりするぞ。
琴吹智可:おまけに電脳にも対応している便利さ!言ったもん勝ち!
GM:すごい!便利!
琴吹智可:スペックとしては巨匠の記憶を悪用したミドル/装甲カバー型。
GM:珍しいタイプのスタンドだ
琴吹智可:車椅子で情報収集やひき逃げアタックをするほか、PAAとPAAを物質融合したPPAAAAを装備したりします。
琴吹智可:ヴィークルって便利!
GM:何それは
琴吹智可:パワーパワーアシストアシストアーマーアーマーですが…?
GM:強そう!
琴吹智可:攻撃はおまけみたいなもんですが、時の棺もあるので頑張ってみんなを護ろうと思います!
琴吹智可:あ、特記事項としてガチレズです。よろしくお願いします。
GM:そんな特記事項、初めて見た!
GM:では、そんな琴吹さんのハンドアウトはこちら!
PC④用ハンドアウト ロイス:“黄金の錬金術師”  推奨感情 P:執着 /N:敵愾心
クイックスタート:深緑の使徒 カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
 キミは、UGNのN市支部に所属するエージェントである。近頃、各地で『黄金の炎』が発生する事件が起きていた。レネゲイドウイルスとの関連が疑われることから、キミはその調査を行っていた。
 調査を進めるキミはN市の郊外で1人のレネゲイドビーイングと出会った。そのレネゲイドビーイングといくらか言葉を交わしていた時、突然『黄金の炎』が降り注ぎ、 そのレネゲイドビーイングを連れ去った。そして、キミの前に現れたのは“黄金の錬金術師”を名乗るオーヴァードだった。
GM:シナリオロイスは“黄金の錬金術師”。黄金の外套を羽織り、山高帽を目深にかぶったオーヴァードです。
琴吹智可:謎の人物!
GM:あっ、こいつ立ち絵ないわ。
琴吹智可:なんと
藤井光:代わり、初期ロイスの藤井光さんの立ち絵を出しておきます。
琴吹智可:やったー!恋人(ロリコンノレズ)~!
藤井光:残念ながら、OPではどうやっても登場させる尺がなかったのでEDにご期待ください。
琴吹智可:了解!
GM:では、そんな感じでお願いします
琴吹智可:頑張って調査もするし、謎の男と因縁を結びます!よろしくお願いします!
琴吹智可:男かどうかもわからんが…
GM:では、PCの自己紹介はこれで終了!
GM:ここからは、PC間ロイスの取得に移ります。
GM:PC間ロイスは、PC①→PC②→PC③→PC④→PC①という感じで取得してください。
琴吹智可:承知!
GM:あと、今回は合流などをスムーズにするために、特に問題なければ皆さん顔見知りということでいこうかと思います。同じ支部だしね。
穂苅好加:もちろん!
東屋 リク:問題ないぜ!
琴吹智可:了解!
神室夏樹:合点承知の助
GM:ロイスの感情が決まった人はどんどん申告してくださいましー。お互いに相談したりしてもいいよ。

穂苅好加:友人 東屋リク 〇慈愛/厭気 かな。すごいな~と思いつつ自分の現状を思い出して比較してしまうので厭気
GM:慈愛! ピュアな感情だ。
穂苅好加:ちゃんとやってて偉いよ~
東屋 リク:神室支部長 ◯尊敬/恐怖 支部長としてめちゃくちゃ尊敬してるけど、それはそれとして毎回キレてくるのでめっちゃ怖い。
GM:大変だ
神室夏樹:4.イリーガル/琴吹智可/信頼:○/隔意/ロイス 仕事頼むからには実力は信頼しているだろう、ただレズというのは私には理解できない価値観ですね……
琴吹智可:穂苅 好加/○評価/嫉妬 にて取得を。チルドレンとしてはいろんな意味で(能力はもちろん、顔も)高評価だけど、五体満足で「機能を得てしまった」ことについては複雑な感情がある。
GM:支部長、そこにひっかかるの!?
GM:ヨシカさんの貞操が心配になって参りましたね
神室夏樹:そういうことだよ!
琴吹智可:恋人がいるから我慢しますよ 社会性のある大人なので
GM:そういうことか……
GM:では、皆さん、取得したPC間ロイスはしっかりメモ欄などに書き記しておいてくださいね

GM:では、PC間ロイスの取得はこれで終了です。
GM:最後に改めてシナリオトレーラーを読み上げたいと思います。
GM:トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが、世界に異変が起き始めていた。
次々と姿を消すレネゲイドビーイングたち。
世界各地に降る『黄金の炎』。
少女の苦悩は黄金の緞帳に覆われ、誰も知らない。
少年と少女の絆が喪われる時、偽りの異能が最後の錬金術を引き起こす。
その拳に己が信じる想いを握り締め、開闢の刻を迎え撃て。
一にして全なるモノが、世界を新たな地平へ導く。
GM:では、ここからマスターシーンを行ったら、いよいよセッションに入っていきたいと思います!

マスターシーン

GM:10年前。UGN、中枢評議会の一室。
GM:初老の男は悲痛な叫びをあげた。
GM:「やはり。やはり、私の子は……!」
GM:「ええ。どうやらご息女はあなた様と同じ才能には恵まれなんだようです」
GM:幼い少女は大人たちの会話を何も理解できずに聞いていた。
GM:「では、この地位も私の代で終わりか……」
GM:「ご安心めされよ、“ヘルメス”様」
GM:少女は不思議そうに男たちを見つめている。
GM:「万事、この私めにお任せください」
GM:恭しく頭を下げた男の手で指輪が妖しく光った。
GM:黄金の緞帳が幾重にも降りる。
GM:幼い少女は泣き叫ぶこともできずに、その奥へと消えた。
ダブルクロス The 3rd Edition 『ニュー・フロンティア~太陽の背信~』

GM:マスターシーン終了。

GM:まずは、オープニングフェイズ。

OP1/穂苅好加は、他人の笑顔に飢えている

GM:最初は穂苅さんのOPです。
穂苅好加:アイヨッ
GM:このシーンは、キミがメディカルチェックの結果について友人の大井双葉と話したり話さなかったりして、そこで不知火勇魚という少年と出会うというシーンになります。
GM:まずは、ダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう。
穂苅好加:あっ双葉ちゃんもでる、やった―
穂苅好加:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 5[5]+35 → 40

GM:まずまず。

GM:では、シーンの描写をしていきましょう。
GM:度重なる戦闘で体に変調を来したキミは、改めてN市支部でメディカルチェックを受けていた。
GM:医療チームから聞かされた結果は、戦いを繰り返した結果としてキミの肉体の構成物質はレネゲイドウイルスそのものへと変貌し始めているとのことだった。
GM:詳細については分析の結果を待つ必要があるが、これ以上戦闘を行えば完全に人間で無くなってしまう可能性があるため症状が鎮静化するまでは一切の戦闘行為を禁止するとのことだ。
GM:医務室の前でぼんやりと待っていたキミの友人で、レネゲイドビーイングである大井双葉が声をかける。
GM:ふわふわした外見の小柄な少女だが、胸は大きい。


(illustration:ななめーかー)
大井双葉:「ヨシカ。どうだった? 病気?」心配そうにキミを見つめている。
穂苅好加:「んー、似たようなもんかな?暫く安静にしてれば平気平気」
穂苅好加:誤魔化すように笑いながら言う
大井双葉:「だったら、よかった。くれぐれもご自愛だよ!ご自愛!」
穂苅好加:「はぁい、暫くは大人しくしてます」 安心したように笑いながら言う
大井双葉:「そうだ、ヨシカ。世間的にはそろそろごーるでんうぃーくらしいじゃないですか」
穂苅好加:「そうだね、連休だ」 と言ってから
大井双葉:「どのへんがごーるでんなのかは双葉はまったく知らんのだけどもね」
穂苅好加:「……一緒にどっか行こっか?」
大井双葉:「話、はやっ」
穂苅好加:「連休だからゴールデンなんじゃない?高級感あるし」
大井双葉:「なるほどね」うんうんと頷いている。
穂苅好加:「私も双葉ちゃんと遊びたいって事だよ~」
大井双葉:「そう、双葉もごーるでんうぃーくは豪遊するものだと聞いた」
大井双葉:「見て見てー」キミに雑誌を差し出す。
穂苅好加:「豪遊しちゃおう、ディズニーは……今混んでるかなあ……」
穂苅好加:「ん?」 覗き込む
GM:そこには、水瓶座流星群の観測についての記事が載っている。ゴールデンウィークの時期、開けた丘やキャンプ場などに行けば流星群が見られるそうだ。
大井双葉:「ちょうど、ごーるでんうぃーくの時期なんだって! これはごーるでんなのでは?」
穂苅好加:「へえ……良いね、流星群、流れ星かあ」
穂苅好加:「知ってる?流れ星が消えるまでに3回願い事を唱えたら」
穂苅好加:「願いが叶うってやつ」 拝むように掌をこすり合わせる
大井双葉:「えっ。そうなの。じゃあ、流れ星がいっぱい降るなら絶対におねがいごと叶うじゃんか」
大井双葉:「なむなむ」拝むように掌を合わせている。
大井双葉:「ここ、行くか」
穂苅好加:「ふふ、かもね」
穂苅好加:「うん、行こう!ゴールデンだと思う!」
大井双葉:「やったね。ごーるでんだ」
GM:と、そこでキミたちは不審な少年がいることに気付く。
大井双葉:「あれ。あの児童。何してるんだろ」
GM:キミよりも少し年下くらいの少年だ。支部のあちこちの部屋を覗き込んでいるようである。
不知火勇魚:「ここでもないか……」
穂苅好加:「今って皆、忙しそうだから、2人だけになるかなあ?っと……」
穂苅好加:「おーい!どうしたの?」 声を掛けつつ、立ちあがって近づいていく
GM:双葉もてくてくとついていく。
不知火勇魚:「あっ」

(illustration:こっち見んなメーカー)
不知火勇魚:年の割に落ち着いた風貌の少年は驚いたような顔をする。
不知火勇魚:「何でもない。人を探してるだけだ」
穂苅好加:「人探し?それでいろんなところ見て回ってるんだ」
穂苅好加:「手伝っていい?」
不知火勇魚:「手伝う?何でだよ」
大井双葉:「あっ、ふりょうな雰囲気」
穂苅好加:「こら、双葉ちゃん」 苦笑しながら諫めて
不知火勇魚:「……あんたには関係ないだろ」
穂苅好加:「うーん、カッコつけたいから?」
不知火勇魚:「何だそりゃ」
穂苅好加:「困ってる人を見たら助けたいんだよね、私は」
不知火勇魚:「俺は困ってなんか……いや。困って、いるか」
穂苅好加:「だから手伝おうか、じゃなくて、手伝っていい?なの」
穂苅好加:「で、どう?」
穂苅好加:ぐい、と顔を寄せる。圧を感じるほどの笑顔
不知火勇魚:「あんた。そんな生き方してたら、いずれ詐欺とかに遭うぞ」
不知火勇魚:「……わ、わかった!わかったよ!」
不知火勇魚:「少し離れてくれ!」顔が赤い。
穂苅好加:「あら、意外と可愛い反応」
穂苅好加:「そういうことだから、双葉ちゃん。良い?」
大井双葉:「もちろん。双葉はヨシカのそういうとこが好きだかんね」
穂苅好加:「やったね。それで、探している人はどんな人?」
不知火勇魚:「……中枢評議会議員。“ヘルメス”」
不知火勇魚:「支部に視察に来てるって聞いて会いに来たんだけど、どこに行けば会えるのやら」
穂苅好加:「……中枢評議会……って」
不知火勇魚:「偉い人だよ。UGNで一番くらいに。知ってるか?」
穂苅好加:「知らないけど、中枢って言われれば想像は付く」
穂苅好加:「思ったより、凄い人が来たなって」
穂苅好加:「ええ?でも偉い人なら支部長のところかな」
不知火勇魚:「事情があって。それくらい偉い人じゃないとダメなんだ」
不知火勇魚:「支部長?N市支部の?」
穂苅好加:「そう……君はその”ヘルメス”さんと知り合いってわけじゃないの?」
不知火勇魚:「いや、全く。面識はない」
不知火勇魚:「ただ、お願い事があるだけだ」
穂苅好加:ちょっと訝しむ。顔には出さないように努めながら、屈み、視線を合わせる。
不知火勇魚:「……何だよ」嫌そうに顔を逸らす。
穂苅好加:顔に意識が向いた瞬間、こっそり手を伸ばして、影に触れる。<シャドウダイバー>を使用したいです。影を通じて感情を知れるエフェクト
GM:いいでしょう。では、判定の必要もなく、彼の感情を読み取ることができます。
穂苅好加:侵蝕40→42
GM:彼の心の内は、誰かを心配する気持ちや不安がる気持ちが大部分を占めているようです。
穂苅好加:おっけー!ならばこの穂苅好加、偉い人にこの子を引き合わせることに何ら躊躇を覚えぬ(今覚えただろ)
穂苅好加:「ん、何でもない。ごめんね、偉い人に会いたいっていうから、ちょっと疑っちゃった」
穂苅好加:「探しがてら、キミがなんでその人に会いたいのか、聞かせてもらえるかな」
不知火勇魚:「……いいのかよ。俺がFHの暗殺者だったらどうするんだ」
穂苅好加:「そうだとしても、この支部には君を止められる人がたくさんいる」
穂苅好加:「キミが誰かを助けたいと思ってるのが、伝わってきたから。まずはキミの気持ちを優先したいな」
不知火勇魚:「お人好しの癖に意外と現実的なんだな」
不知火勇魚:「……一年前、俺の友達がいなくなったんだ。そいつはレネゲイドビーイングだけど、俺のたった一人の友達でさ」
不知火勇魚:「悪い。力を貸してもらえると助かる」
穂苅好加:「任せて」 力強く、言う。
不知火勇魚:「中枢評議会の議員なら、タマモを探す力もあるかなと思ってさ」寂しそうに笑う。
不知火勇魚:「……不知火勇魚。コードネームは“オーシャン”。UGNチルドレンだ」
不知火勇魚:「あんたは、ヨシカさんだっけ?」
穂苅好加:「そう。穂苅好加、コードネームは────”アサルト”」
穂苅好加:「よろしくね、勇魚くん」 ウインク
不知火勇魚:「……少し力を借りるだけだからな」照れ臭そうに顔を背ける。
大井双葉:「すなおじゃない坊やだぜ」
穂苅好加:「ふふ、まずはそうだな。キミの2人目の友達になりたいな」
穂苅好加:「ねー」 双葉ちゃんに頷く
大井双葉:「おうよ!」
穂苅好加:「あ、双葉ちゃんも自己紹介しなよ」 うながす
大井双葉:「大井双葉!好物はおしゅしです!」お寿司のことだ。
不知火勇魚:「変な奴らと関わっちまったな……」そう言いつつもどこか嬉しそうだ。
穂苅好加:「ふふ、私はこの支部でも特に変な奴だから安心して」
穂苅好加:「まずは支部長に相談しに行こっか」 手を引いて歩きだす
不知火勇魚:「やめろ。子供扱いするな。俺はもう14歳だ!」
GM:ジタバタと暴れながら少年は歩き出す。
穂苅好加:コレは代替行為だ。オーヴァードとしての能力が戦闘に寄っている自分が、戦うことを禁止された。
穂苅好加:なら、多少強引にでも人助けに努めなければ、自分が満足できない。
穂苅好加:穂苅好加は、他人の笑顔に飢えている。
GM:では、ここでシーン終了だ。

穂苅好加:シナリオロイスは 不知火勇魚 〇期待/偏執 で取得します

OP2/欲しい。どちらも、だ。

GM:次のシーン。
GM:次は、琴吹さんのOPです。
琴吹智可:はいな!
琴吹智可:29+1D10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+7[7] → 36


GM:このシーンは、キミが野良レネゲイドビーイングと出会ったり、謎めいた黄金のオーヴァードと会敵したりするシーンになります。
琴吹智可:理解!

GM:ある日の夜。キミは、UGNからの命を受けて調査を行っていた。
GM:なんでも近頃、各地で『黄金の炎』が発生する事件が相次いでいるのだという。
GM:レネゲイドの関連も疑われることから、調査を進めていたキミはN市郊外の丘へとやってきていた。
GM:月の綺麗な夜だった。
GM:キミの視界に人影が映る。

琴吹智可:車輪が軋む音を立てて、止まる。
GM:その人影は、体のあちこちに白い花を纏った女のようだった。


(illustration:にこっと!おんなのこメーカー)
スモモちゃん:「やっほ、やっほ!おはようございます!こんにちは!こんばんは!」
GM:その女は、やたらと高いテンションでキミに話しかけてくる。
GM:そばには、立派なスモモの樹が咲いている。
琴吹智可:一瞬だけ樹と交互に値踏みするように眺め、また虚ろな目に戻る。
琴吹智可:「…なるほど、その樹、か」
スモモちゃん:「おっ、スモモちゃんの姿が見えるということはお姉さんもオーヴァードだね!」
スモモちゃん:「ここで会ったが一期一会!良い夜ですね!」
琴吹智可:「スモモ、ね」「ま、眼福っていう意味ではそうだろうね」
スモモちゃん:「へっへーい!分かってるね、お姉さん!今年も花が綺麗に咲きましたよ!」
スモモちゃん:「まあ、そろそろ散っちゃう時期なんだけどね~」
琴吹智可:「あー、そっちじゃないほうを見てたわ」顔を指さしながら。「まあいいや」
琴吹智可:「ちょうどいいや、ちょっとした調査に協力してくれる?」
スモモちゃん:「ほえ?ま、まあ、お姉さんったら」照れて赤くなる。
スモモちゃん:「調査?いいよ、いいよ。スモモちゃんに協力できることなら何でも言ってご覧なさい!」
琴吹智可:「『黄金の炎』」「みたいなものに、心当たりとかある?」
スモモちゃん:「黄金の炎……?」わざとらしく首を傾げる。
琴吹智可:「ないなら、それはそれでいい」「もしあったら、ちょっと話は長くなるかもね」
スモモちゃん:「ウーン、ウーン!」
スモモちゃん:「あっ、そうだ。そういえば、プランナーちゃんがが言ってた」電球の形をした花が咲く。
琴吹智可:「お」意外そうな顔。「あんた、顔が広いね」
スモモちゃん:「ふっふーん!スモモちゃんをそんじょそこらの樹と一緒にしてもらっちゃ困りますよ!」
スモモちゃん:「あのね……」
GM:その時。
琴吹智可:思わぬヒットだ。きな臭い匂いを感じ、左右非対称に笑う。
GM:何者かが「Eロイス:囚人の鳥籠」を使用する。
GM:黄金の炎が降り注ぎ、そのレネゲイドビーイングの体が火柱に包まれる。
スモモちゃん:「えっ。何で……?いや。いや……っ!」
GM:女は苦悶の表情を浮かべながら、炎の中で消滅する。同時に大きなスモモの樹も無くなっている。
琴吹智可:舌打ち。即座に車椅子の装甲を展開し、落下するような速度で駆け寄る。
GM:黄金の炎が爆ぜる。
琴吹智可:完全防備を展開し、炎の方を眺める。「ご本人登場ってわけ?」
GM:代わりに、そのそばに姿を現したのは黄金の外套を羽織り、山高帽を目深にかぶったオーヴァードだ。
GM:《ワーディング》が展開されている。
黄金の錬金術師:「目撃者がいたか。まあ、いい」
琴吹智可:「いい女の面を眺めながら仕事ができると思ってたのにさあ」「台無しになっちゃったよ」
黄金の錬金術師:「安心したまえ。キミの仕事は結果を出すことはないだろう」
黄金の錬金術師:「間もなく、このくだらない世界は終わりを迎える」
黄金の錬金術師:「そして、新しい世界が始まるのだ。私のための世界が」
琴吹智可:こめかみの周りに血管が浮き出る。サイコキネシス展開の合図。「あんたじゃさっきの娘の代わりにはならなさそうだ」
GM:黄金の外套を羽織ったオーヴァードは指輪をかざす。
黄金の錬金術師:「……キミでは燃料にするには不足だな」
黄金の錬金術師:「今は時間が惜しい」指輪が妖しく光る。
琴吹智可:「そりゃ結構」「どうせ足りてたら、ああなってたんでしょ?」爆ぜた光の方を指さす
黄金の錬金術師:「存外に賢いな。あれは新しい世界のための礎だ」
黄金の錬金術師:魔法陣が現れ、巨大な火球がキミを襲う!
琴吹智可:「その態度だと」「ご同行は願えそうにないね」音もなく車椅子の装甲が展開され、閉まる。
琴吹智可:火球が車椅子に当たって爆ぜ、しばらくのち火の粉が風で散った後。
琴吹智可:「敵対の意志アリってことで受け取ったよ」流線形の棺の如き装甲の中から声が響く。
黄金の錬金術師:「我が錬金術の一端、目にできたことを光栄に思いたまえ」
GM:謎のオーヴァードが指輪をかざすと、魔法陣が現れる。その魔法陣は、別の空間に繋がっているようだ。
琴吹智可:「だけど、その——錬金術?」「いい機能してるじゃん。興味が湧いてきた」
琴吹智可:片目を見開き、笑う。
黄金の錬金術師:「キミの思考すら及ばない埒外の力だ。私のことは黄金の錬金術師とでも呼ぶといい」
黄金の錬金術師:「命が惜しければ、それ以上私を追おうとは思わないことだ」
琴吹智可:「OK、”黄金の錬金術師”ね」「あたしがあんたを超えるまでは、覚えといてやるとも」からからと、痰が絡んだような音を立てて笑う。
琴吹智可:「残念だけど」「あんまり惜しい命でもなくてね」笑いながら、途中で猛烈に咳き込む。
黄金の錬金術師:「ならばなおのこと。大人しく新たな世界の誕生を見守りたまえ
黄金の錬金術師:「私の作る世界をね」
GM:黄金の錬金術師は《瞬間退場》を使用。魔法陣の向こう側に姿を消します。
琴吹智可:「あんたみたいな世界がどうとか言うタイプ、好きじゃないんだな」口を義手の甲で拭いながら。
GM:黄金の錬金術師が姿を消すと、大きなスモモの樹があった場所はぽっかりと空白になっている。
琴吹智可:「まず自分のことを自力でどうにかできないやつに、世界を変えられてたまるか」
琴吹智可:空白となった樹を見て、ひとりごちる。
琴吹智可:プランナーとつながりのある、いい顔をしたRBの女。未知の「機能」を持つ、謎の”錬金術師”。
琴吹智可:欲しい。どちらも、だ。
GM:では、ここでシーン終了。

GM:シナリオロイスは、“黄金の錬金術師”に取得してください。推奨感情はポジティブ執着、ネガティブ敵愾心です。
琴吹智可:”黄金の錬金術師”/○執着/敵愾心 にて取得します。
GM:了解です!
GM:では、改めてシーンを終わります。

OP3/「こんなことはUGNにとってはいつもの仕事の一つだ」

GM:次のシーン!
GM:次は神室支部長のOPです。
GM:まずはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (40 → 47)
GM:そこそこ

GM:このシーンは、キミが“ヘルメス”の側近の人と少し話をしたら、謎のレネゲイドビーイングが現れて頼み事をされるというシーンになります。
神室夏樹:押忍!

GM:UGN、N市支部。
GM:近頃は中枢評議員の“ヘルメス”による視察があり、キミもその手配などで大忙しだった。
GM:支部長であるキミは“ヘルメス”の側近の逢魔晴善を通じて何度もやり取りをしていた。
GM:この日も、キミのもとに側近の逢魔がやって来ていた。
GM:彼は朴訥だが、礼儀正しい男だ。年の頃は40歳半ばほどだろう。


(illustration:拝式目付きの悪い男メーカー)
逢魔晴善:「神室支部長。此度の視察にご尽力いただき誠にかたじけない。“ヘルメス”様も大変にお喜びです」
神室夏樹:「いえ、中枢評議員を迎えるのでしたらこのくらいは当然かと」
逢魔晴善:「そう言っていただけると実に助かります。中にはご理解いただけない支部もあるもので」
神室夏樹:「そうですね……評議員の名前を使ってまで視察をする必要があるのでしょうか」
神室夏樹:「そういう考えを持つ者は少なくないでしょう」
神室夏樹:「私も全てに納得している……訳ではありませんので。よろしければ意味を聞かせていただいても?」
逢魔晴善:「神室支部長もご存知の通り、UGN内部の者が大きな事件を起こした例もありますからな」
逢魔晴善:「中枢評議員の名は、一定の抑止力にはなるのですよ」
神室夏樹:「我々はお前達を見ているぞ、ということですか」
逢魔晴善:「直截な言い方をすれば、そうですな」
神室夏樹:(……確かにコードウェルの帰還による動揺は大きい、数々の事件が連鎖して起きたこともある)
神室夏樹:(だが、それでもこのように上から押さえつけるにするのは……) と考え
逢魔晴善:「次は支部の皆さんのメディカルチェックも予定しております。そちらも是非ご協力ください」
神室夏樹:「気分を悪くさせてしまったのなら申し訳ありません――ええ、分かりました」
逢魔晴善:「では、引き続き頼みましたよ」
GM:側近の逢魔はそう言って立ち去る。
神室夏樹:その言葉に礼をして見送り
GM:逢魔が去ると。
神室夏樹:「ふぅ……」 一息つく
GM:いつの間にかキミのそばに女が立っている。

(illustration:lococo)
神室夏樹:(メディカルチェックか……嫌なタイミングで来るものだ)
神室夏樹:「……そして、私に何の用だ。貴様」
GM:銀髪でスタイルの良い不思議な雰囲気の女は、じっとキミの顔を見つめている。
ネビュラ:「あなたの目、どうしたの。怪我?」キミの顔に手を伸ばす。
神室夏樹:「……貴様」 手を払い、数歩下がる
ネビュラ:「怪しいものじゃない。私はただのレネゲイドビーイング」
ネビュラ:「って、怪しいか」
神室夏樹:「ただのレネゲイドビーイング、これ以上にないほどにな」
ネビュラ:「顔が怖い。激おこぷんぷん丸なの?」
神室夏樹:「いくらか出現例が増えたとは言え、あまりに絶対数が少ない。そのような手合がなんの目的もなくくるはずもあるまい」
ネビュラ:「ビンゴよ」
神室夏樹:「…………」
ネビュラ:「…………?」真顔でキミを見つめる。
神室夏樹:「顔が怖いのはいつもどおりだ、要件はなんだ。レネゲイドビーイング」
ネビュラ:「UGNの神室夏樹。あなたに頼みたいことがあって来た」
神室夏樹:「……ここまで侵入していれば、私の名前も知っているか」
ネビュラ:「むしろ、あなたに会いに侵入したのだけどね」
神室夏樹:「……貴様」 眉間に皺が寄る
ネビュラ:「私の名はネビュラ。ゼノスのエージェント」片手を宙にかざすと、ゲートが開く。手を離すとそのゲートが閉じる。
神室夏樹:「まぁいい、貴様がどこまで本気かなどどうでもいい」
神室夏樹:「セノスエージェント、ネビュラ」
神室夏樹:相手の姿を観察し、確認するように呟く。
ネビュラ:「安心して。たぶん本名じゃないわ」
ネビュラ:「芸名みたいなもの」
神室夏樹:「……コードネーム、か」
ネビュラ:「そのようなもの。聖子ちゃんみたいな」
ネビュラ:「近頃、あちこちで私の同胞たちが行方をくらませる事件が起きているの」
神室夏樹:「レネゲイドビーイングの失踪か」
ネビュラ:「ええ。ゼノスの一部では、レネゲイドビーイング狩りが起きているのではないかという意見もある」
ネビュラ:「けれど、私たちがいくら陳情してもプランナーは一向に動こうとしなくて」
ネビュラ:「片腹痛し」
神室夏樹:「業腹だろう」
ネビュラ:「それ」
神室夏樹:「そんなことはどうでもいい、この事態にプランナーは動こうとはしないのか」
ネビュラ:「プランナーの考えることはいつも私たちにも分からないから。きっと深い考えがあるのだと思うけど」
ネビュラ:「でも。そうとばかりも言っていられない」
ネビュラ:「だから、私がゼノスを代表してあなたにお願いに来た」
神室夏樹:「つまり、その事態の収束をUGNに行って欲しいということか」
ネビュラ:「理解が早くて助かる」
ネビュラ:「このレネゲイドビーイング行方不明事件。UGNに調査して欲しい」
神室夏樹:「……この際だ、はっきり言っておく」
ネビュラ:「何?」
神室夏樹:「私は貴様達ゼノスのことなどどうでもいい、貴様らがなにを危惧しているのかなど私に一切関係はない」
神室夏樹:「だから私にそれを頼むのは全くの見当違いだ」
神室夏樹:「私はただこの街で起きる事件を解決する、貴様らの思惑など関係なくな」
ネビュラ:「つまり、お願いするまでもないということ?」
神室夏樹:「…………」
神室夏樹:「貴様らの仲間を助けた、という事実があっても勘違いするな。ということだ」
ネビュラ:「あなた、見かけによらず良い人」
神室夏樹:「…………不愉快だ」
ネビュラ:「大丈夫。私は愉快よ」
ネビュラ:「あなたにお礼を」
ネビュラ:「ちゃんとお礼も用意してきたから後でそちらも受け取って欲しい。金なら一枚、銀なら五枚」
神室夏樹:「不要だ。貴様らが余計な気を回す必要などない」
神室夏樹:「こんなことはUGNにとってはいつもの仕事の一つだ」
ネビュラ:「なら、お手並み拝見」
神室夏樹:「勝手にしろ……ああ」
神室夏樹:「一つ言い忘れていたな」
ネビュラ:「何?」
神室夏樹:「貴様、来る時はアポを取ってから来い」
神室夏樹:「いきなり現れたのならば襲撃と思われても文句はいえんだろう」
ネビュラ:「アポ。アポイントメントのことと類推する」
ネビュラ:「了承。ポケベルの番号を教えておいてくれれば、次からはそちらに」
神室夏樹:「……貴様」 渋々連絡先の一つを教える
ネビュラ:「これで神室夏樹とベル友になった」
神室夏樹:「殴られたいのか、貴様」
ネビュラ:「非暴力不服従」
GM:ネビュラは表情を変えずにそう言った。
GM:シーン終了。

GM:シナリオロイスはネビュラに取得してください。
神室夏樹:ネビュラさんね!
GM:推奨感情はポジティブが好奇心、ネガティブが猜疑心だ。
神室夏樹:5.ゼノス/ネビュラ/誠意:○/憤懣/ロイス
神室夏樹:これでいきます
GM:なんか憤懣されてる!
GM:了解です。
GM:では、改めてシーンは終了だ。
神室夏樹:誠意を感じてるでしょ!

OP4/(でも、面白いヤツだったな。年上なのにセンパイとか呼んでくるし)

GM:次のシーン。
GM:次は東屋さんのOPです。
GM:まずはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (40 → 46)
GM:このシーンは、キミがN市支部で月夜野皆華という少女と出会ってキャッキャッするシーンになります。
東屋 リク:キャッキャ……!

GM:UGN、N市支部。
GM:キミはこの日も簡単な任務をこなして支部に帰還したところだ。
GM:キミが支部に戻ってくると、見慣れない少女がいる。
GM:ショートカットで華奢な少女は物珍しそうにキョロキョロと辺りを見回している。

(illustration:ななめーかー)
月夜野皆華:「支部ってこうなってるんだ……」
東屋 リク:「ふいー、今日も順調快調ー」 頭の後ろで腕を組み、機嫌良さそうに支部の廊下を歩く。どうやら訓練の成果が上手く出たらしかった
東屋 リク:(……あれ。あんなヤツ、支部にいたっけな)
月夜野皆華:「あ」少女はキミに気付く。
東屋 リク:「よぉ。どっかの支部の人?」
月夜野皆華:「わ、私?」
月夜野皆華:「私は、その……」
東屋 リク:背格好からチルドレンだろうと推察し、軽い口調で声を掛ける。
月夜野皆華:「し、新人!」
月夜野皆華:「新しく、この支部に配属になったの」
月夜野皆華:「き、キミはここの支部の人?」
東屋 リク:「へえ、そうなのか」 興味深げにまじまじと幾らか年上であろう少女を見る
東屋 リク:「ああ、うん。オレはここのチルドレン」
東屋 リク:「“ベルンシュタイン” 東屋リク。ヨロシク」「アンタは?」
GM:線の細い少女だ。年の頃は13、14歳ほどだろう。
月夜野皆華:「月夜野皆華。コードネームは……」
月夜野皆華:「えーっと……スーパー」
東屋 リク:「スーパー…………」
東屋 リク:「めっっっちゃかっけーじゃん!!!」
月夜野皆華:「えっ」
月夜野皆華:「そ、そうかな」
東屋 リク:「それって要は『すげー』ってことだろ?!」
月夜野皆華:「う、うん。そうかも」
東屋 リク:「そんなコードネームもらえるなんて、ミナカ、オマエただの新人じゃないな……」
東屋 リク:「期待の新人ってとこだろ」
月夜野皆華:「こ、コードネームの話はもういいから」恥ずかしそうに俯いている。
月夜野皆華:「あ、そうだ。何かその、お仕事?任務?とかするんだよね」
月夜野皆華:「私に手伝えることはない?」
月夜野皆華:「そういうこと、してみたくて」
東屋 リク:「もちろん。オレも今帰ってきたとこだしな」「やっぱ新人だと下積み? とかそういうのやんなきゃいけないのか」
月夜野皆華:[
東屋 リク:手伝えることー、と口に出しながら腕を組んで天を仰ぐ。「なんかあっかな……」
月夜野皆華:「そ、そう。新人だしね。先輩には絶対服従みたいな……」
東屋 リク:「……センパイ? それって、もしかしてオレのこと?」
月夜野皆華:「うん」
月夜野皆華:「だって、リクくん……先輩か。リクくん先輩の方がこの支部にいた歴は長いし」
東屋 リク:「センパイ……センパイ……」
東屋 リク:「やっべ……めっちゃいい響き…………」
東屋 リク:ニマニマしている。
東屋 リク:「お、おう。そう、オレの方がセンパイだからな!」
月夜野皆華:「なんだか分からないけど、喜んでるみたいで良かった……」
月夜野皆華:「はい、リクくん先輩!」
月夜野皆華:「それで、私は何をすれば?」
東屋 リク:「じゃあ、今日は今から会議室の掃除をやる!」
東屋 リク:「オレの仕事の手伝い。どう?」
月夜野皆華:「掃除……!」
月夜野皆華:「すごい!やります!」
月夜野皆華:ワクワクした様子で瞳を輝かせている。
東屋 リク:「いい返事だ! じゃ、早速取り掛かるとするか!」
月夜野皆華:「あれ、でも掃除って何をすれば……この布どうするの……?」
GM:では、キミは全く掃除の仕方を知らない月夜野皆華と一緒に悪戦苦闘しながら会議室の掃除に取り掛かった。
GM:小一時間後、かなり要領が悪いながらもなんとか会議室は綺麗になっていた。
東屋 リク:「よしっ、こんなもんだろ」 ふいー、と汗を拭う動作
月夜野皆華:「終わった……!リクくん、掃除ってすごいね!」
月夜野皆華:「あ、リクくん先輩!」
月夜野皆華:慌てて訂正している。
東屋 リク:「そーだろ、色々とコツがあるからな」 あくまで先輩ヅラ。内心ふふん、と嬉しい気持ちもありながら。
東屋 リク:その頭に、ぴょこぴょこと動いているものにまだ気付いていない。
月夜野皆華:「コツかぁ。まだまだ難しいね」
月夜野皆華:「これからも色々教えてね」何気なくキミの頭の上の耳をつまむ。
東屋 リク:「に”ゃ”ッ!」
月夜野皆華:「!?」
月夜野皆華:「ごめんなさい、ビックリさせちゃった!? ぴょこぴょこしてたから、つい!」
東屋 リク:慌てて両手を頭の上へ。髪を撫で付けるようにわしわしと動かし、どうにか引っ込める
月夜野皆華:「あ、なくなった」
東屋 リク:「…………」
月夜野皆華:「ふふ。かわいい。それも、オーヴァードの能力?」
東屋 リク:「ま、まあ、そうとも言う……」
月夜野皆華:「へえ。いいね」
東屋 リク:《眠れる遺伝子》による、チンチラゴールデンの因子の自然発現とでも言おうか。リラックスした状態になると、すぐに耳や尻尾が出てきてしまう。
東屋 リク:RC能力は低いわけではないのに、どうにも獣化に関してだけは上手く制御が効かないのが、東屋リクというチルドレンの悩みだった。
東屋 リク:「……よくねえよ。男がこんなの」
東屋 リク:ぷい、とそっぽを向く
月夜野皆華:「困らせちゃった。ごめんね、そういうつもりじゃ……」
月夜野皆華:「私はそういう……えっと、そういう能力じゃないから、羨ましいなって思って」
東屋 リク:「困ってるとか、そんなんじゃねえけど……」 どちらかというと、また制御できていなかった自分に腹を立てている
東屋 リク:「……じゃあ、仕事。もう一つ追加」
月夜野皆華:「あ、はい。何でもどうぞ、リクくん先輩!」
東屋 リク:「もし、オレと一緒にいる時に耳とか尻尾が出てて、オレが気付いてなかったら」
東屋 リク:「こっそり教えるコト」
月夜野皆華:「それくらいならお安い御用です。任せて」
月夜野皆華:「……えへへ。なんかこういうのいいね。普通の、UGNチルドレンっぽい」
東屋 リク:「そうかー?」 首を傾げる。
東屋 リク:「そもそも、掃除の仕方もよく知らなかったし、ミナカってちょっとヘンなチルドレンだよな」
東屋 リク:「前の支部じゃ掃除当番とかなかったのか?」
月夜野皆華:「そ、それは私が世間知らずなだけだよ。たぶん……!」
GM:と、そこでキミのスマホにメッセージが届く。支部長からの招集のようだ。
東屋 リク:「げ、支部長……」
東屋 リク:もしかして、昨日こっそりプリンを食べたのがバレたのか? と思いつつスマホを確認
東屋 リク:「悪ぃ。ウチの支部長から呼び出しだ」
月夜野皆華:「あ、そうなんだ」
月夜野皆華:「なら、丁度良かった。私もそろそろ戻らないと」
東屋 リク:「よし、じゃあ今日はここで解散だな!」
月夜野皆華:「うん。今日はありがとう、リクくん先輩」
東屋 リク:「オレ、チルドレン寮にいるから。またなんかあったら来いよ」
月夜野皆華:「今度はもっとオーヴァードっぽいこともしたいな。何だろう、戦闘訓練とかかな……?」
東屋 リク:「戦闘訓練は基本のキだからなー。ぽいといえばぽいかも」
月夜野皆華:「あ、やっぱりそうなんだ」
東屋 リク:「うちはその辺の訓練きっちりしてるから、きっと参考になると思うぜ」
月夜野皆華:「うん。楽しみにしてる」
東屋 リク:「ここに配属になったんなら、次はもしかしたら一緒にやることになるかもな!」
月夜野皆華:「できるかな。できるといいな……」
月夜野皆華:「じゃあ、またね。リクくん先輩!」
東屋 リク:「おう、またな!」
GM:皆華は嬉しそうに笑って手を振る。
東屋 リク:「ヘンなヤツだったなー」 小声で言いつつ、ちょっと恥ずかしそうに手を振る。
東屋 リク:(でも、面白いヤツだったな。年上なのにセンパイとか呼んでくるし)
東屋 リク:(そういや、アイツのことなんにも聞いてなかったなー)
東屋 リク:突如支部に現れた、ちょっと変わった新人チルドレンを名乗る少女。新しい「仲間」との出会いに、少し心弾ませながら、
東屋 リク:「……っし。早いとこ支部長のとこ行くか!」
東屋 リク:軽い足取りで支部長室へと駆けていくのだった。


GM:では、キミがプリンのことを気にしつつこの場を立ち去ったところで、このシーンは終了だ。
GM:シナリオロイスは月夜野皆華に取得してください。推奨感情はポジティブが好意で、ネガティブが隔意です。
東屋 リク:ロイス取得 月夜野皆華 ◯好奇心/隔意 で!
GM:好奇心されてる。やったね
GM:では、改めてこのシーンは終了です。
GM:オープニングはこれで終了。

GM:ここからはミドルフェイズに入っていきます。

MP1/「そう言って神室夏樹は二つ返事で引き受けてくれた」

GM:では、ミドルフェイズ最初のシーン。
GM:このシーンは、キミたち全員が集まって、情報の共有などをするシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは神室さん。
GM:他の人たちも全員登場です。
穂苅好加:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (47 → 57)
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう。
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (46 → 53)
琴吹智可:36+1D10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+3[3] → 39

穂苅好加:しっ支部長

GM:N市支部、支部長室。
GM:キミたちは今後の任務のためにここに集まっていた。

GM:神室支部長の隣にはレネゲイドビーイングの美人な女、ネビュラが立っている。
ネビュラ:「これが、あなたの仲間?」神室に言う。
神室夏樹:「……そうなっている」
琴吹智可:「(上物だ)」虚ろな目でネビュラを眺める。
穂苅好加:「仲間ですよ!なんでちょっと不満そうなんですか!?」
ネビュラ:「なっている。変化形?」
神室夏樹:めちゃくちゃ不機嫌そうな顔をしている、理由は一つだ
神室夏樹:「穂苅、貴様がここにいるからだ……」
東屋 リク:ちょっとそわそわしている。まだバレていないのか、怒られる前なのか分からないせいだ
穂苅好加:「めっメールしたじゃないですか!」 所属がわからない人物がいるので詳しい内容は話さない
穂苅好加:「この子が人探ししてて」
神室夏樹:「ああ、そのことは承知している。しているが……」
琴吹智可:「どうどう」棒読み。慣れた顔で支部長をなだめる素振り。「今はいつものソレより優先することがあるでしょ」
穂苅好加:「ほら!支部長が一番知ってそうだなーって……」
不知火勇魚:「好加さんが手伝ってくれるって……」
神室夏樹:「貴様がまた面倒な事に首を突っ込んだ事が、だ」
神室夏樹:「まぁ、いい。そのことは後にしよう」
神室夏樹:「まず、ネビュラ。貴様から話をしろ」
ネビュラ:「ほい来た」表情を変えずに言う。
穂苅好加:「あ、私はここで待ってますからね!首を突っ込むつもりは無いですけど!」 嘘だが、とりあえず念押しして隅に移動して黙る
ネビュラ:「私はゼノスに所属するレネゲイドビーイング、ネビュラ」
ネビュラ:「よろしくメカドック」
神室夏樹:「……こういうやつだ」 疲れている
琴吹智可:「(こいつもRBか)」
GM:そうして、ネビュラはゼノスからUGNへの依頼内容についてキミたちに話す。
琴吹智可:「よしなに」顔には出さずに返す。
ネビュラ:「……私たちの同胞が次々と姿を消している」
ネビュラ:「その調査を神室夏樹に依頼した」
東屋 リク:「支部長、受けたのか?」 珍しそうに言う
神室夏樹:「私としてはゼノスなどは一切関係ない」
神室夏樹:「ただこの街に害為すものがあれば排除するだけだ」
ネビュラ:「そう言って神室夏樹は二つ返事で引き受けてくれた」
ネビュラ:「大いに感謝」
神室夏樹:「……貴様」
穂苅好加:「ふふっ」 ちゃっかり聞き耳を立てている
神室夏樹:ビキッ
ネビュラ:「この人はいつもこんなに顔が怖いの?」三人に聞く。
琴吹智可:「いいタンカじゃん、支部長」表情を変えずに。
神室夏樹:「……よせ、琴吹。貴様に依頼していた調査はどうなっている」
神室夏樹:「なにか進展はあったか」
琴吹智可:「っと」「いたよ、推定・犯人」
琴吹智可:「あたしの目の前で件の『黄金の炎』を繰り出して…」
琴吹智可:「RBの女を一人消し去った」
ネビュラ:「レネゲイドビーイング……」気にする素振り。
神室夏樹:「ネビュラの言っていることに信憑性が出てきたな」
ネビュラ:「信じてなかったの?」驚いている。
琴吹智可:「少なくとも、あたしらの敵にして」「あんたの敵でもありそうだ」ネビュラさんを見ながら。
東屋 リク:(『黄金の炎』……!) 声には出さないが目はちょっとキラキラしている
神室夏樹:「突然現れた女の言うことを鵜呑みするほど私は若くはない」
ネビュラ:「黄金の炎……。マジ許すまじ」琴吹さんに答える。
神室夏樹:「他に、目的などはなにか言っていたか?」
ネビュラ:「あんぽんたん」神室さんに小声で言う。
琴吹智可:「”黄金の錬金術師”って名乗ってた。まあ前から見えた炎の正体も順当にいけばこいつだろうね」
琴吹智可:「別に。どこにでもいるような奴のセリフだよ」
神室夏樹:「世界を変える、だとかそういう輩か」
琴吹智可:「『くだらない世界を終わらせて、私が世界を作る』」
東屋 リク:「悪いヤツっぽい台詞だな~」
神室夏樹:「……本当によく聞くセリフだ」
穂苅好加:「……あれ、レネゲイドビーイングの行方不明?」
琴吹智可:「黄金の火も『新しい世界のための礎』なんだとさ」「まあなんだ、本人も真面目にやってるんでしょ」「それが一番厄介なんだけどさあ」
不知火勇魚:「あ。じゃあ、もしかしてタマモもそいつに……?」
穂苅好加:「私聞いてない……じゃなくて、そうそう」
穂苅好加:「勇魚くんの方の案件と関係あったりしないです?いつからなんですか、それ」
琴吹智可:「あっちはあっちで勝算があるからやってるんだろうけど…」「ん、”アサルト”のほうでもなんかあった?」
穂苅好加:「この子が探してる子が、レネゲイドビーイングの子らしいんです」
琴吹智可:「ははあ」「少年、コードは?」
不知火勇魚:「タマモは俺の友達だ。レネゲイドビーイングだけど……」
東屋 リク:「穂苅サン、支部長に出てくんなーって言われてたのに、また変なことに首突っ込んでんのかー」 ちょっと笑っている
不知火勇魚:「“オーシャン”。専門は白兵戦闘」
神室夏樹:「正規のチルドレンだ、通すまでに確認をとっている」
GM:彼は《万能器具》を使用してその場でアクセサリーのようなものを作り出す。形は少し歪だ。
不知火勇魚:「……こういうのが作れるようになったのもあいつのおかげなんだ」
不知火勇魚:「昔は武器しか作れなかったけど、あいつが教えてくれてさ」
不知火勇魚:「あいつがいなくなったのは、俺が初めて一人で作ったアクセサリーをあいつにあげた日だったんだ」
不知火勇魚:「中枢評議員が来てるって聞いて、なんとかタマモの捜索を頼めないかと思って」
不知火勇魚:「好加さんに」
神室夏樹:「……何故、中枢評議員が出てくる?」
不知火勇魚:「UGNにも捜索依頼は出してたよ。でも、全然埒が明かないから、こうなったら一番偉い人に頼むしかないなって」
GM:ちなみに、少なくとも神室支部長の耳には捜索依頼の件は入っておりません。
神室夏樹:「………理解した、確かにひとつのレネゲイドビーイングの捜索にそこまで尽力することは難しいだろう」
神室夏樹:「貴様が幼稚な考えでそのような無謀な思考に至っても仕方がない話だ」
穂苅好加:「つまり支部長なら放っておかないってことですよね?」
不知火勇魚:「……好加さん」じっと抗議の視線を向けている。
神室夏樹:(捜索依頼は来ていない、“リヴァイアサン”ならば可能な限り尽力するはずだ。ならば……)
神室夏樹:「穂苅……貴様、何が言いたい」
穂苅好加:「よく考えたら、中枢評議員にいきなり話を通すっていうのも無理がありますよね」
穂苅好加:「危ないことはしないんで、人探しくらいは私にさせてください」
神室夏樹:「……危ないことはしない、か」
神室夏樹:「貴様がそのようなこと出来るわけがないだろう」
大井双葉:「なんでだ!ヨシカを信じろー!」野次を飛ばしている。
神室夏樹:「だから貴様は私の監視下に置き、その上で調査協力を要請する」
穂苅好加:「!」
神室夏樹:「私の許可なく勝手な行動をすることは許さん」
大井双葉:「どういうことだ!おらー!」野次を飛ばしている。
穂苅好加:「ありがとうございます!支部長」
穂苅好加:「ちょっと双葉ちゃん」 窘めつつちょっと笑ってる
大井双葉:「ありがとうございます」一緒に頭を下げている。
神室夏樹:「何を勘違いしているのか知らんが、私はここの支部長として現実的な提案をしただけだ」
琴吹智可:「(どっちも強情というか、素直じゃないというか)」やれやれ、という顔で目を閉じる。
東屋 リク:「穂苅サン、危ない目に遭いそうだったらオレを頼ってもいいからなー」
神室夏樹:「そこの不知火というチルドレンにしても勝手なことをされては敵わん。さっさと用を済ませて所属にもどれ」
不知火勇魚:「最初からそのつもり。好加さんさえ声をかけて来なければ一人でなんとかしてたし……」
不知火勇魚:そう言いつつもどこか安心したような顔だ。
穂苅好加:「うん、頼らせてもらうね。リク君……あ、話の腰折ってすいませんでした!」
神室夏樹:「……」 ため息を吐く
琴吹智可:「まとめると、こう」「『黄金の炎』の目撃とRBの行方不明が相次いでる状況で、RBを『黄金の炎』で燃やして消す人物が出てきた」
琴吹智可:「一本に繋がった…と信じると痛い目を見そうだけど、わかりやすいとっかかりはできたね」
神室夏樹:「そこにゼノス、不知火の事情が関わりつつある。か」
ネビュラ:「あなた、要約が上手い。末は博士か大臣か」琴吹に言う。
東屋 リク:「違うぜ、琴吹サンはサイキッカーなんだ」「めちゃくちゃかっけーでしょ」
ネビュラ:「そうなの? めちゃくちゃかっけーわね」
穂苅好加:「かっけーよねえ」 隅っこから移動して輪の中に入っている
東屋 リク:だろー、と自分のことじゃないのにドヤ顔している
琴吹智可:「サンクス」無感動に呟く。「失ったものが多いもの、これくらい貰ってもバチは当たらないでしょ」
神室夏樹:「共有するべきことは全て伝えたな、他にあるものはいるか」
東屋 リク:「あ、そーいえば。支部長支部長ー」
神室夏樹:「なんだ、東屋」
東屋 リク:「新しく配属になったチルドレンのミナカ、えーと……月夜野皆華ってヤツ」
東屋 リク:「来てたから、オレ、支部案内しといたぜ!」
神室夏樹:「……東屋、貴様」
神室夏樹:「なにを言っている……」
東屋 リク:「なにって、新人で、オレの後輩になる……」
神室夏樹:「そのようなチルドレンはこの支部に配属されていない、その予定もない」
東屋 リク:「ちょっと掃除はヘタだけど、いいヤツだった…………え?」
穂苅好加:「えっホラーですか……?」
琴吹智可:「化かされたんじゃないの」「狐とかに」くつくつと笑う。
東屋 リク:「ウッソだ、“スーパー”ってコードネームのチルドレンだって言ってたのに……」
東屋 リク:「どこから来たとか、全然聞いてないけど……」 だんだん声が萎んでいく
神室夏樹:「その月夜野皆華が何者かは知らんが……」
神室夏樹:「貴様が会ったというのならば、その機会はまた来るかもしれん」
神室夏樹:「その時にでも正体を聞いておけ。これ以上事態がややこしくなると手が足りん」
東屋 リク:「……ウッス」 完全にしょんぼりしてしまっている
神室夏樹:「それと東屋……」
東屋 リク:「今度見つけたら、ちゃんと支部長に挨拶させに来るんで! ……?」
神室夏樹:「貴様、私が用意した菓子を勝手に食ったな……?」
東屋 リク:「げっ」
神室夏樹:「貴様の分はもう存在しない。ネビュラ、貴様がこいつの分も食っていいぞ」
東屋 リク:言ってから、しまった! と言わんばかりの表情になり手で口を覆う
神室夏樹:全員に別の綺麗な包装に入っている菓子を回している。
東屋 リク:「あっ! そ、そんな~……」
穂苅好加:「あっ」
ネビュラ:「美味礼賛」
神室夏樹:いいとこのスイーツ店で買ってきたものだ、
穂苅好加:「私もおかし買ってきてたんだ、良かったらどうぞ~」 開いてテーブルの中央に置く
神室夏樹:「穂苅」
神室夏樹:「甘やかすなよ」
穂苅好加:「ひゃあ、ありがとうございます支部長……え?」
東屋 リク:「ヤッター! ……え?」
穂苅好加:「甘やかしてます……?」 不思議そう
東屋 リク:これももらえないの……? と言いたげな目で穂苅さんを見る
穂苅好加:「食べていいよ!?何するにも腹ごしらえは必要でしょ!」
琴吹智可:「甘やかしてると思うよ」恐ろしいほど精密な動きで包装を剥きながら。
神室夏樹:「穂苅、先程の私の言葉を忘れたのか?」
神室夏樹:「私の許可なく勝手な行動をすることは許さん」
穂苅好加:「ひえ……」
神室夏樹:「以上だ」 席を立って部屋から出ていく。
東屋 リク:そーっと穂苅さんのお菓子に伸ばしていた手が、恐ろしい速さで引っ込んでいく
穂苅好加:「えっと、皆で食べようね?いつもの癖で買っちゃったけど」
東屋 リク:(うう……訓練後は腹減るんだよなあ……)
穂苅好加:「……私あんまお腹空いてないから」
東屋 リク:「……いいの? 後で支部長に言わない?」
穂苅好加:「言わないよ~」
琴吹智可:「貰えるものは貰っといたらいいんじゃないの」「その後のことは自己責任ってことでね」無責任に言い放つ!
東屋 リク:「……へへッ、じゃあ、自己責任ってことで!」 ぴょん、とお菓子の箱の前にひとっ飛びして吟味を始める!
東屋 リク:ぴこぴこと小麦色の耳と尻尾が揺れる。
穂苅好加:「双葉ちゃんも勇魚くんもべよ?」
不知火勇魚:「き、緊張感がないな。本当に……」やれやれと首を振る。
穂苅好加:言いつつ、自分は支部長に貰った分だけ食べる。
大井双葉:「双葉はえんりょなくたべるが!」
穂苅好加:「うん、美味しい……頑張ろうね、皆」「私はそんなにできることないけど!」
琴吹智可:ものすごく少しずつ、茶とともに流し込んでいく。
東屋 リク:「うま……」 頬張ったところで、揺れている耳と尻尾に気づき、それを収める
東屋 リク:「……うん、よしっ。パワー湧いてきた。スーパーに」
琴吹智可:「(…できなくても、やるんだろうな)」
東屋 リク:「菓子の礼もあるし」「穂苅サン、無理すんなよなー」
琴吹智可:目の前の少女を眺め、茶を喉に流し込む。
ネビュラ:「うん。神室夏樹の仲間はみんな優秀そう」キミたちの様子を見て満足げにそう言った。

GM:では、このシーンは、ここで終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
神室夏樹:穂苅ちゃんに取ります
琴吹智可:ロイスはまだもうちょっと保留!
琴吹智可:購入判定はPAA。大丈夫そうならマスコネ使って成功にしたいです。
神室夏樹:6.子供/穂苅好加/庇護/憤懣:○/ロイス
GM:正式名称、何でしたっけ
東屋 リク:穂苅サンに ◯好意/不安 でロイス取得~
琴吹智可:パワーアシストアーマーですね
穂苅好加:支部長に取ろう 支部長 神室夏樹 有為/〇罪悪感
穂苅好加:最悪のロイス
神室夏樹:貴様、いいかげんにしろよという気持ち
神室夏樹:なんだろうな……アレだ、シューターズジャケット買っておきます。
穂苅好加:私は……まだDB無いし応急手当キットを買っておこう
穂苅好加:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

神室夏樹:(1)dx+5>=13 <調達>
DoubleCross : (1DX10+5>=13) → 6[6]+5 → 11 → 失敗

穂苅好加:オア―ッ
GM:パワーアシストアーマー、何に載ってるんでしたっけ
神室夏樹:ん~、ここはスルー。情報も見えてないので
神室夏樹:ルルブ2ですね
東屋 リク:p191ですよ~
GM:普段使わないから……
東屋 リク:2dx+0>=8 応急キット
DoubleCross : (2DX10>=8) → 8[8,8] → 8 → 成功

琴吹智可:あるある…1シーンしか使えなくて、重くて高くて硬い防具ですね。
東屋 リク:買えた! ふところにないないしときます
GM:購入難易度60か。
GM:マスターズコネクションの使用は問題ありませんよー。
琴吹智可:やったー!それでは購入してウェポンケースに入れときます。
琴吹智可:以上!
GM:あ、判定は発生するので一応ダイスは振ること!
GM:まあ、成功するんですけど
琴吹智可:ほいさ!
琴吹智可:2DX+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 9[1,9]+3 → 12

琴吹智可:というわけで、奇蹟は起きなかったのでマスコネが使われました。
GM:マスターズコネクションの効果で判定は成功だよ!
GM:では、全員が判定終わったので、改めてシーンは終了です。
GM:次のシーン!

MP2/「私よりも、キミの友人にもっと良いものを贈ってあげるといい」

GM:次は、ヨシカさんが勇魚と一緒にヘルメスに会いに行くシーンにしましょう。
穂苅好加:会いに行くのは会いに行くんだ。了解!
GM:一人で会いに行く場合は探すために判定をしてもらおうかと思ってたんですが、
GM:支部長と合流したので判定なしで会いに行けます。
GM:というわけで、シーンプレイヤーは穂苅さん。
GM:他の人も自由に登場が可能です。
穂苅好加:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 7[7]+49 → 56

琴吹智可:39+1D10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+7[7] → 46

穂苅好加:なんか7が続いている気がする。幸運になれ
GM:登場する人はダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう。
神室夏樹:登場するか、ここで私がいないのも不自然故にな
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (57 → 64)
神室夏樹:ダイスボーナス! ゲットだぜ!
東屋 リク:オレも行こー
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (53 → 58)
GM:では、シーンの描写をしていきましょう。
GM:N市支部の一室。
GM:中枢評議員“ヘルメス”の逗留中、ここが執務室として割り当てられている。
GM:キミたちは、不知火勇魚とともにここにやって来ていた。
GM:部屋の奥、“ヘルメス”の座っている席の前にはヴェールが垂れ下がっており、その表情を窺い知ることはできない。
GM:“ヘルメス”の周囲には警護のエージェントたちが控えている。
“ヘルメス”:「私に、話とは?」中性的だが、威厳のある声だ。
神室夏樹:「お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます」 頭を下げる
神室夏樹:「こちらのチルドレンから“ヘルメス”。貴方に頼みたいことがあると」
“ヘルメス”:「私に?」
穂苅好加:どこか緊張した様子で勇魚くんに視線を向ける
神室夏樹:「此度のこの街で起きている異変、それに関わるかもしれません。査察対象になり得ると判断し、こちらに通させていただきました」
“ヘルメス”:「いいだろう。聞こう」
GM:では、そこで全員〈知覚〉か〈RC〉で難易度7の判定をしてください。
穂苅好加:なんだとぉ
穂苅好加:2dx+2 RC
DoubleCross : (2DX10+2) → 7[2,7]+2 → 9

琴吹智可:おおっと!
神室夏樹:俺に知覚! いい度胸だぜ!
神室夏樹:いくぜ実験体!
神室夏樹:(10)dx+1>=7 <知覚>
DoubleCross : (10DX10+1>=7) → 10[2,3,4,6,7,8,9,9,10,10]+4[1,4]+1 → 15 → 成功

琴吹智可:2DX+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 4[3,4]+2 → 6

東屋 リク:3dx+4>=7 RC
DoubleCross : (3DX10+4>=7) → 5[1,2,5]+4 → 9 → 成功

琴吹智可:いちたりない!
GM:琴吹さんんだけ惜しい!
穂苅好加:惜しい!
琴吹智可:あ、一品あるから足りてた…!
穂苅好加:一品は意志じゃないです?
神室夏樹:意思だから関係ないですね
GM:ですね。今回は〈知覚〉か〈RC〉!
琴吹智可:違った!失礼しました。失敗ですね
琴吹智可:知覚だったら+もなかった…
琴吹智可:申し訳ありません。しっかりしなきゃ…
GM:では、判定に成功した三人はレネゲイドの感覚などから“ヘルメス”がさほど強力なオーヴァードでは無いのではないか、ということを感じ取ります。
穂苅好加:(この人が中枢……?思ったよりも……)
穂苅好加:(……まあ偉いからって強いとは限らないか)
“ヘルメス”:「この街での異変に関わることであれば、私が聞いておく必要はあるだろう。申してみよ」
神室夏樹:ということで不知火くんに説明をしていただきたく思います。
不知火勇魚:「お願いします。“ヘルメス”様。一年前、俺の友人のレネゲイドビーイングが姿を消し、その行方が知れません」緊張した様子で話す。
東屋 リク:(周りのやつらは強そうだけど、本人はそうでもなさそうだなー) 壁にぴったり張り付いておとなしくしている
不知火勇魚:「彼を見つけるために、中枢評議員としての力をどうかお貸しください」
“ヘルメス”:「……いいだろう。私もキミの友人を見つけるために努力しよう」
不知火勇魚:「ありがとうございます……!」
不知火勇魚:「俺、能力をもっと上手く使えるようになったら“ヘルメス”様に良いアクセサリーを作ってプレゼントします!」
“ヘルメス”:「私よりも、キミの友人にもっと良いものを贈ってあげるといい」
琴吹智可:(思ったより素直なのと、思った通り素直なのと)
不知火勇魚:「えっ……」
“ヘルメス”:「話はこれで終わりか。では、下がりたまえ」
穂苅好加:(……良い人だ!)
不知火勇魚:「…………」
神室夏樹:「は、貴重なお時間ありがとうございました」
神室夏樹:「不知火、他に言うべきことはあるか?」
不知火勇魚:「い、いや。俺からは何も……」
神室夏樹:「これがおそらく、私が貴様に作れる最後のチャンスだ」
不知火勇魚:「…………」
穂苅好加:「大丈夫だよ、勇魚くん」 小声で
不知火勇魚:「いや、大丈夫だ……」
穂苅好加:「私たちが守るから、何か言いたいことがあったら良いなよ」 小声
不知火勇魚:「分からない。何か変なんだけど……」
神室夏樹:「……変とは?」
琴吹智可:「?」
GM:と、キミたちが話していると、警護のエージェントがキミたちを追い出しにかかる。
GM:「話が終わったのなら、すぐに退出しろ!」
神室夏樹:「どうもありがとうございました、お話を聞いて頂き感謝します」 礼をする
神室夏樹:「さあ、出るぞ。貴様ら。“ヘルメス”は忙しい」
穂苅好加:「……」 少し考え
“ヘルメス”:「構わない。また何かあればいつでも来たまえ」
穂苅好加:「わかりました。勇魚くん、後で教えてね」
東屋 リク:一応礼をして部屋を出る。(別に周りのやつらは偉いやつじゃねーのになー)とか思いつつ。
GM:では、キミたちはそうしてヘルメスの執務室から退室する。
GM:部屋から出ると、勇魚はポツリと言う。
不知火勇魚:「……ヘルメスが怪しいってこと、あるのかな」
琴吹智可:「”オーシャン”、その心は?」
東屋 リク:「ばっか、オマエ……!」 流石に早すぎるだろ!耳いいヤツ居たらどうすんだよ! と焦る
穂苅好加:「なるほど、それは確かにあそこだと言えないね」
不知火勇魚:「ご、ごめん」
穂苅好加:「誰も見てなければ気のせいで誤魔化せるでしょ」 苦笑
神室夏樹:「…………」
不知火勇魚:「俺がタマモにアクセサリーをあげたこと、さっきあんたたちに話したのが初めてなんだ」
不知火勇魚:「ヘルメスは知ってたような口振りだった、気がして」
東屋 リク:「知らないはずのことを知ってる……?」
神室夏樹:「不知火、貴様にひとつ言っておくべきことがある」
東屋 リク:「……でも、アイツ。別にオーヴァードとしてつえーってわけじゃなさそうだったぞ」 ひそひそ小声。
神室夏樹:「私は貴様がここに来るまで貴様のいう“タマモ”とやらの捜索願いは知らなかった」
不知火勇魚:「えっ。そんなはずない。何度もUGNに願い出てるはずだ……!」
神室夏樹:「だが事実だ。まずはそれを理解しろ、その上で考えろ」
神室夏樹:「この事件、何が起こっているのかをな」
琴吹智可:「どこかで情報が途切れているか、途切れさせられたか」「それとも前提からおかしいのか」
東屋 リク:「もしかして、この事件ってめちゃくちゃ複雑で……闇がある! ってやつなのか……?」
神室夏樹:「さあな、一つ言えることは“リヴァイアサン”が知っていれば私も把握していただろう」
琴吹智可:「やっぱり、一本に繋がってるってわけでもなさそうだ」片方の目を見開き、左右非対称に笑う。
不知火勇魚:「何がなんだか分からないけど……でも俺は噓を吐いたりしてない。それは信じてほしい……」不安そうに言う。
東屋 リク:「……大人の考えることは難しくて、よくわかんねーけど」
東屋 リク:「アンタがタマモって友達のことを大事にしてんのはよーく伝わったし。オレも探すの頑張るからさ」
穂苅好加:「うん、誰も勇魚くんを疑ったりはしてないよ」
東屋 リク:気を落とすなって、と言いつつにしし、と笑う
穂苅好加:「ですよね?」 年長2人に
不知火勇魚:「リク。好加さん……」
神室夏樹:「不知火、貴様が虚言を用いて惑わそうと考えているのかどうかなどは知らん」
琴吹智可:「何もわからないところから疑っても意味がないしね」「疑うのは、もうちょっと困ったことになってからだ」
神室夏樹:「この事件は私が解決する。それだけだ」
不知火勇魚:「ありがとう……」
琴吹智可:「聞いた?困ったことにならなさそうだよ」楽しげに笑う。
不知火勇魚:「俺も自分でも色々調べてみるよ」
神室夏樹:「くれぐれも勝手なことはするなよ」
穂苅好加:「うん、勇魚くん、1人だと無理する気がする」
東屋 リク:「穂苅サンがそれ言う?」
神室夏樹:「特に……」 そう言って穂苅を睨む
穂苅好加:「えっ」
穂苅好加:「い、いや私が声かけなきゃアポも取らずに偉い人のところに乗り込もうとしてたんですよ!?」
穂苅好加:「心配じゃん!」
不知火勇魚:「中枢評議員のことを知らなかった好加さんが人のこと言えるか……?」
穂苅好加:「私、イリーガルだし……」
琴吹智可:可笑しそうに喉を鳴らして笑っている。
穂苅好加:「何で笑うんですかあ」 ぶー垂れている
神室夏樹:「……さっさと行動に移るぞ。まずは今、ここで何が起こっているのかを把握する必要がある」
東屋 リク:「了解っす!」
穂苅好加:「はい!」
琴吹智可:「支部長の言うとおりだ」「ハードなビジネスになるよ」車椅子から電子端末を取り出す。
GM:では、キミたちが調査に乗り出すことにしたところでこのシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
穂苅好加:ロイスは保留。購入は応急手当キット
穂苅好加:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 10[10]+8[8]+1 → 19 → 成功

穂苅好加:うわっ
穂苅好加:高級品を手に入れました
琴吹智可:ロイス保留、購入はもひとつパワーアシストアーマー!失敗したらマスコネで成功させる予定。
神室夏樹:ロイスは保留、シューターズジャケットを狙います
琴吹智可:2DX+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 8[6,8]+3 → 11

琴吹智可:マスコネの出番!
神室夏樹:(1+1)dx+5>=13 <調達>
DoubleCross : (2DX10+5>=13) → 6[3,6]+5 → 11 → 失敗

神室夏樹:うぬぅ~~!! 失敗! 以上!!
GM:あ、マスターズコネクションの宣言のタイミング、判定の直前ですね。微妙なタイミングだな
東屋 リク:ロイス保留、取り敢えずボデマ一丁いっとこうかな
東屋 リク:2dx>=12 UGNボデマ
DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[2,6] → 6 → 失敗

東屋 リク:失敗で以上!
琴吹智可:あ、さっき判定が発生するとのことでしたので後にしたのですが…
穂苅好加:直前に使用するけど判定は発生するのでダイスは振ってね
穂苅好加:変な効果
GM:そう、宣言は判定の直前なのですが、判定自体は発生するのでダイスを振る必要はあるんですよね
琴吹智可:や、厄介!
GM:なので、ダイスを振る意味はあまりないですw
GM:どちらにせよ判定は成功だよ!
琴吹智可:失礼しました!ありがとうございます。
琴吹智可:とりあえず手に入れたPAAはウエポンケースにしまっておきます。
GM:しまわれた!二つもどうするの!
GM:では、全員が判定終わったので、改めてシーンは終了です。

MP3/「ええ。暴走やジャーム化の危険性がないかどうかを探るためですので。ただ、検査自体は簡単ですよ」

GM:次のシーン。
GM:ここからは、情報収集シーンになります。
GM:シーンの最初にちょっとだけイベントがあるので全員に登場してもらいましょう。
GM:シーンプレイヤーはリクくんにしましょう。
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
琴吹智可:46+1D10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+5[5] → 51

穂苅好加:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 5[5]+56 → 61

東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (58 → 60)
神室夏樹:穂苅好加の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (56 → 58)
神室夏樹:matiogaeta
GM:なんてことだ
神室夏樹:なので64→62
神室夏樹:64→66だよ
神室夏樹:ごめんね、なおしたよ

GM:では、ここでは、キミたちが調査のためにブリーフィングルームに集まっているところに、ヘルメスの側近の逢魔がちょろっと顔を出します。

N市支部、ブリーフィングルーム。


GM:キミたちは事件の調査のためにここに集まっていた。
GM:と、そこでブリーフィングルームのドアがノックされる。
神室夏樹:「どうぞ」 入室を促す
逢魔晴善:「お集まりのところ失礼します」
GM:姿を現したのはヘルメスの側近の逢魔だ。
逢魔晴善:「先ほどの件ですが、そちらはヘルメス様も尽力するとのことでしたので。改めてご安心ください」
神室夏樹:「不知火の件ですか、ご尽力に感謝いたします」
穂苅好加:「あっありがとうございます!」 遅れて勢い良く頭を下げる
東屋 リク:「やったな」 勇魚ににか、っと笑いかける
逢魔晴善:「それで、神室支部長には前もってお話していましたが、支部の皆さんのメディカルチェックもさせていただきたいと思います」
琴吹智可:お、という顔。
逢魔晴善:「これも視察の一環です。どうかご了承を」
東屋 リク:「それって、いつも支部でやってるのと何か違うのか?」
神室夏樹:「……確認しますが、それはイリーガルも含まれる。そう考えてもよろしいですか?」
穂苅好加:ぼんやりと聞いていたが自分の事だと思い至り姿勢を正す
逢魔晴善:「ええ。暴走やジャーム化の危険性がないかどうかを探るためですので。ただ、検査自体は簡単ですよ」
GM:そう言って逢魔はキミたちに小さな腕輪のようなガジェットを手渡す。
穂苅好加:(暴走やジャーム化の危険……)
穂苅好加:(自信ないなぁー)
逢魔晴善:「本部で開発したガジェットで、心拍数や侵蝕率の状態などがリアルタイムで分かります。わずかながら侵蝕率を抑制する力もある優れものですよ」そう言ってニッと笑う。
神室夏樹:「……UGN支部にFHエージェントが潜入している。そういうケースを危惧しての査察だ」 東屋の疑問に答える
神室夏樹:「支部内の情報偽造は不可能ではない、からな」
琴吹智可:「なーるほど」「そりゃそうだ」
東屋 リク:「こんなので分かるもんなのか、技術の進歩ってすげーな!」「あー、そういうキケンセイのハイジョってことか」 支部長の説明にうんうん頷いて納得
琴吹智可:「こんな怪しい人間が集まる場所なんて、うち以外じゃFHくらいしかないからね」
穂苅好加:「じゃあ、支部に出入りしてる以上イリーガルもやった方が良いってことですか」 肩を落とす。結果がちょっと怖い
逢魔晴善:「そういうことです。すみませんが、ご協力を」
神室夏樹:そう言いながら真っ先に腕輪を付ける。
穂苅好加:「……えいっ」 つける
神室夏樹:「……穂苅、一つ言っておく」
穂苅好加:「あっはい」
神室夏樹:「……チッ、馬鹿が」 忠告する前につけたで吐き捨てる
琴吹智可:「身体にはやましいことはないつもりだけど」義肢につける。
穂苅好加:「ひえっ……」
GM:では、東屋さん、琴吹さん、神室さんの三人は問題のない数値が表示されます。
穂苅好加:私は!?
神室夏樹:そらお前……
GM:穂苅さんの付けた腕輪には異常な数値が表示され、警告音が鳴ります。
東屋 リク:まずい……まずくない?
東屋 リク:「げっ、穂苅サンのなんか鳴ってる……」
穂苅好加:「……あーはは……」 腕輪を付けた手を持ち上げる
東屋 リク:「こ、故障とかだよな!」
琴吹智可:あちゃー、という顔。
神室夏樹:「…………」 穂苅を睨みつけている
逢魔晴善:「おかしいですね。こんな数値が出るはずが……」
神室夏樹:「……彼女の体はいまレネゲイドが安定していない状態です」
穂苅好加:黙って支部長に任せる。
神室夏樹:「こうしてコミュニケーションをとっている以上、ジャームではないのですが事が事なので待機命令を出していました」
逢魔晴善:「なるほど。計器の故障かと思いましたが、そういうことですか」
逢魔晴善:「支部長の管理下に置かれているのなら、問題ないでしょう」
神室夏樹:「報告をしていなかったのは彼女がイリーガルであり要請をしない限り、また私の指揮下にあれば問題がないと判断しました」
逢魔晴善:「確かに現状で暴走状態にないのであれば、そこまで危険視する必要もないでしょうね」
神室夏樹:「結果、無用な混乱を招いてしまい申し訳ありませんでした」
神室夏樹:「……ええ、ご理解いただけると助かります」
逢魔晴善:「とんでもない。念のためヘルメス様に報告だけはさせていただきますが」
穂苅好加:「すいませんでした!」 支部長の言葉に続いて頭を下げる
逢魔晴善:「……“アサルト”穂苅好加さん。キミは何を望んでUGNに?」
穂苅好加:「人助けを」 と、反射的に答えて
穂苅好加:「……ああ、いや……私にできることがしたくて……」
逢魔晴善:「人助け。素晴らしい」
逢魔晴善:「いい欲望です」
穂苅好加:「ありがとうございます」
逢魔晴善:「お騒がせしました。私はこれで失礼します」
穂苅好加:「……随分と────」 呟いて、口元を抑える

GM:というわけで、望む人はここで腕輪ガジェットの機能により侵蝕率を5%引き下げることができます。
穂苅好加:えっ凄い!今だけですか?
GM:この効果は使用してもいいし、使用しなくても構いません。
神室夏樹:うーん、私はノーです。怪しいから
穂苅好加:私はしません、今使ったらDBが無くなるので……
東屋 リク:せっかくDB乗ったし、オレはこのまま現状維持でー。
琴吹智可:めっちゃ使いたいけど怪しいんですよね…
琴吹智可:でも一人くらいやっといた方がよさそうな気がするので、します。
GM:腕輪を付けてる間はいつでも使ってもいいよ。
琴吹智可:あ、了解!
琴吹智可:ではとりあえず保留いたします。
穂苅好加:ずっとつけとこ。実際有用実際有用だし
GM:OKです。いつでも使ってねー。
GM:では、そうですね。描写だけはしておこうかな。

GM:腕輪を付けた人たちは自身のレネゲイドウイルスを吸い取られそうな奇妙な違和感を感じるでしょう。
神室夏樹:「……なるほど」
東屋 リク:「なんかヘンな感じ。かっけーのはかっけーけど」 腕輪を色んな角度から見ている
穂苅好加:(ユイちゃんにやられたときと似たような感じだ)
GM:逢魔はブリーフィングルームから立ち去った。
琴吹智可:「(…なんでこんなものが必要になる?)(あたしでも使えるってことは肉体の健康云々より、レネゲイドをチェックするのが主軸みたいだ)」
穂苅好加:「……あの人は一体?」 知らない!
神室夏樹:「“ヘルメス”の側近の一人だ。それより穂苅」
穂苅好加:「あっはい、勝手に行動してすいません」
神室夏樹:「貴様は調査以外のことをするな」 謝罪を無視して淡々嫁げる
穂苅好加:「あは」
穂苅好加:「じゃなかった。はい、気をつけます」
神室夏樹:「私はもう出る、貴様らも調査を進めておけ」 まるで聞こえなかったかのようにブリーフィングルームから出ていく
穂苅好加:「リク君心配かけてごめんね~!」
東屋 リク:「了解っすー」「……支部長、穂苅サンのこととなると一段厳しいよな」
穂苅好加:「皆も、さっき支部長が言ったような事情で私は戦ったりは出来ないから」
穂苅好加:「そういうことになったらお願いします!」
琴吹智可:「厳しいかね」間がある。「厳しいと思うならそうなんだろう」
東屋 リク:「厳しいんじゃないのか?」 首を傾げる。
穂苅好加:「心配してくれてるんだよ~」 理解できてるというより、そういう風に思い込んでいる
東屋 リク:「そういうもんかなー。ま、穂苅サンが今戦うのダメなのは分かってるし、そん時はオレにいくらでも頼ってくれよな」
琴吹智可:「そんときゃ、まああたしがなんとかするさ」
琴吹智可:「人よりちょっとばかり頑丈だからね」
東屋 リク:「そんじゃ、支部長の指示どーり、調査進めるか!」
穂苅好加:「えへへ、頼りにさせてもらいます!」 笑顔で応える
穂苅好加:人に甘え、自分勝手に振る舞う性質だ
GM:では、キミたちが調査に出たところでこのシーンは終了だ!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよー。
神室夏樹:ロイスは保留! 購入シューターズジャケット!
神室夏樹:(1+1)dx+5>=13 <調達>
DoubleCross : (2DX10+5>=13) → 9[6,9]+5 → 14 → 成功

東屋 リク:ロイスそのままー。購入はUGNボデマで
穂苅好加:ロイスは……どうしようかな~
神室夏樹:成功……長かったぜ! 装備!
東屋 リク:3dx>=12 
DoubleCross : (3DX10>=12) → 9[2,7,9] → 9 → 失敗

東屋 リク:失敗で終わりー
穂苅好加:お馬さんにとると他の人の枠がな……
琴吹智可:ロイス保留、購入は念のため応急キットを。
GM:悩んでいる
神室夏樹:行動値:21→19
琴吹智可:2DX+3>=8
DoubleCross : (2DX10+3>=8) → 9[6,9]+3 → 12 → 成功

琴吹智可:よしよし。
琴吹智可:以上です。
穂苅好加:保留しておこう。応急手当キットは買ったし、
穂苅好加:アームドスーツ(制服)買っておこう
穂苅好加:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[5,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

東屋 リク:すげー
穂苅好加:マジか。装備はしません。戦わないので
GM:高い!
GM:では、全員終わったので、改めてシーン終了です。

MP4/「その眼は、支部長が不機嫌になる眼だ」

GM:次のシーン!
GM:ここからは本格的に情報収集フェイズになります!
GM:シーンプレイヤーは琴吹さんにしましょう。
琴吹智可:がんばるぜ~
琴吹智可:ほいさ!
GM:他にも情報収集したい人は登場するといいでしょう。
琴吹智可:51+1D10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+2[2] → 53

東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (60 → 64)
神室夏樹:deruzo
穂苅好加:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 1[1]+61 → 62

神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (66 → 69)
穂苅好加:登場上手
GM:PC間でだいぶ差がある

GM:では、最初の段階で調べられる情報はこの5つです
・“オーシャン”不知火勇魚について〈情報:UGN、噂話〉難易度6

・月夜野皆華について〈情報:UGN、裏社会〉難易度7

・レネゲイドビーイング失踪事件について〈情報:UGN、噂話〉難易度8

・“黄金の錬金術師”について〈情報:UGN、FH〉難易度8

・穂苅好加の変調について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度9
GM:好加さんの変調については個人情報ですが、気になる人は調べてみるといいんじゃないでしょうか
神室夏樹:じゃあ、支部長権限で調べるよ
神室夏樹:『サラウンドレポート』
神室夏樹:シーンに登場するキャラクターが行う<情報:>判定ダイスを+1個する。
神室夏樹:貴様らに効果を適用してやる!
東屋 リク:支部長~!
穂苅好加:やったー!支部長大好き!
琴吹智可:頼りになる~!
琴吹智可:それでは、“黄金の錬金術師”について判定を行いたいです。
GM:了解です。
琴吹智可:判定に巨匠の記憶を組み合わせます。侵蝕率が2上がって55へ。
琴吹智可:7DX>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 9[5,5,7,7,9,9,9] → 9 → 成功

琴吹智可:よしよしっ
GM:お見事!
神室夏樹:穂苅ちゃんの変調について調べます、要人の貸し1つ目を使用。
神室夏樹:(1+1+3+1)dx+1>=9 <情報:UGN>
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[5,7,8,8,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

穂苅好加:レネゲイドビーイング失踪事件について、情報:UGNで、コネ:UGN幹部とサラウンドレポートとダイスボーナスでダイス5個、難易度は8
GM:たっか!
神室夏樹:名前ちゃうがな
穂苅好加:5dx>=8
DoubleCross : (5DX10>=8) → 10[3,5,5,8,10]+9[9] → 19 → 成功

穂苅好加:とても詳しい
GM:すごい
東屋 リク:じゃ、月夜野皆華について。情報:UGNで、コネ:UGN幹部(ストーン)で!
東屋 リク:(2+1+1)dx+3+1>=7 情報:UGN コネ:UGN幹部(ストーン)使用
DoubleCross : (4DX10+4>=7) → 9[5,5,8,9]+4 → 13 → 成功

GM:やる!
GM:では、順番に情報を公開していきましょう。
・“黄金の錬金術師”について
琴吹智可が遭遇した、黄金の外套のオーヴァード。「Dロイス:錬金術師」のモルフェウスシンドロームで、比類なき錬成能力を持つ。錬成した炎によって、触れた対象を転移させて連れ去っているようである。
その能力は、FHの “マスターアルケミー”というエージェントに酷似している。 しかし、10年ほど前から“マスターアルケミー”の活動は途絶えている。死亡説も流れているが、詳細は不明である。

GM:以上です。
琴吹智可:ふむふむ
GM:次!
・穂苅好加の変調について
他者のレネゲイドウイルスを吸収するオーヴァード能力を持つ穂苅好加は、戦いを繰り返すうちにその肉体が変質し始めている。取り込んだレネゲイドウイルスによって肉体が補填されることで、人間を超えた存在へと近付きつつある。
また、その能力自体も変化が起こっているようだ。

穂苅好加:(目を逸らす)
GM:ここで情報収集項目を追加する予定だったんですが、達成値が高かったのでここでもう公開してしまいましょう
神室夏樹:ラッキー!
・穂苅好加の能力の変化について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度12
GM:公開してしまうよ!
神室夏樹:したまえ!
穂苅好加はその能力の変化から、対象のレネゲイドウイルスを吸収する力が極度に増大している。 《異世界の因子》の使用回数を消費することで、対象のレネゲイドウイルスを吸い尽くすことができる。判定は別途、行うこと。

穂苅好加:そうなんだ……
この効果を使用すると、バックトラックで侵蝕率を引き下げた後の侵蝕率が80%を超えていた場合、完全に人間では無くなってしまう。 また、バックトラック後の侵蝕率が100%を超えていた場合は、ジャーム化する代わりにオーヴァードを超えた存在へと変貌を遂げるだろう。

GM:以上です。
穂苅好加:エッ
穂苅好加:タスケテー
神室夏樹:貴様……
神室夏樹:ビキビキ
GM:というわけで、次!
・レネゲイドビーイング失踪事件について
全国各地で、発生しているレネゲイドビーイングの失踪事件。一年ほど前から、レネゲイドビーイングが次々と姿を消している。
失踪事件が起きた地点は、中枢評議員の“ヘルメス”が視察を行っている地区と一致しているようである。 ただし、“ヘルメス”は視察のために各地を移動しているため、何らかの手段を使わない限りはさらったレネゲイドビーイングを連れ歩くのは難しいだろう。
“ヘルメス”の執務室に潜入すれば、何か情報がつかめるかもしれない。

GM:次のシーン以降、ヘルメスの執務室に向かうことで潜入イベントを行うことができるようになります。
GM:潜入はしてもいいし、しなくてもいい
GM:というわけで、次!
・月夜野皆華について
14歳の女子中学生。銀髪のショートボブの少女。 好物はパンケーキ。最近、N市支部に転属してきたUGNチルドレンとのことだが、その記録はない。

東屋 リク:アイツ、チルドレンだって言ってたのに……
正式なコードネームは“ヘルメス”。UGNの中枢評議会の一員で、現在は視察のためにN市支部を訪れている。 UGNのデータ上では、強力なオーヴァードとされている。

東屋 リク:?!?!?!?!?!?
東屋 リク:へ、ヘルメスー?!
GM:新しい情報収集項目が追加されます
・“ヘルメス”について〈情報:UGN、裏社会〉難易度11、15

GM:情報は以上です。
GM:さて、情報収集の演出はどうしましょう?
神室夏樹:どうしようかな、あんまり支部で話すのアレなので近所のカラオケ屋で話します。
神室夏樹:UGNが経営に関わってるアレ
GM:カラオケ屋!
GM:そんなところが
穂苅好加:楽しそう
GM:他の人たちもそれでいいですかね?
琴吹智可:あ、楽しそう!
東屋 リク:行く行くー!
穂苅好加:もちのろん!
GM:では、そうしましょう。

N市市内のカラオケ店。


GM:事件についての調査を行っていたキミたちは、情報交換のためにここにやってきていた。
GM:カラオケ店「UNIVERSAL SONGS GARDEN」。UGNが経営に関わっている施設で、エージェントたちの情報交換によく使われる。
GM:その一室。
GM:室内のスピーカーからは流行歌が流れている。
穂苅好加:ドリンクバーから持ってきたジュースを配っている
東屋 リク:「穂苅サン、サンキュー」 注文した山盛りポテトをぱくつきつつ、メロンソーダフロートを受け取る
穂苅好加:自分もストローに口をつけつつ座る。
神室夏樹:「…………」 配られた飲み物に目を向けず、難しい顔をしている。
琴吹智可:「サンクス」ドリンクバーのカルピス。食べ物には手を付けない。
神室夏樹:「……情報を共有しよう。貴様達もそれなりに調査が進んでいるな?」
琴吹智可:「まあね」「本業柄、調べるのには慣れてる」
東屋 リク:「ちゃんとやってきたぜ」
穂苅好加:「はい、ある程度は」
穂苅好加:「ここから先は支部長に相談しないとなーってところで」
穂苅好加:「……支部長はどうです?」
神室夏樹:「……私から行こう」
神室夏樹:「穂苅、貴様は度重なる戦闘で自身の肉体が変質していることは知っているな」
穂苅好加:「……はい、メディカルチェックもしましたし」
神室夏樹:「それは症状が進行すれば自身の肉体がレネゲイドウィルスに置き換わっていく、というものだ」
穂苅好加:「……」 黙って聞いている。
東屋 リク:「え、じゃあ……穂苅サン、人間じゃなくなるのか……?」
神室夏樹:「そうだ、このまま進めばな」
琴吹智可:ぴくりと片方の瞼が動く。
神室夏樹:「……そしてその症状は貴様の能力にある特性を与えた」
琴吹智可:一瞬だけ羨望の混じった視線を穂苅さんに向け、すぐに元の虚ろな目に戻る。
穂苅好加:反応して、一瞬だけ智可さんに視線を向けて戻す
神室夏樹:「ある特性とは――レネゲイドの親和性が上がったことにより直接対象からレネゲイドを吸収できる。そういうものだ」
神室夏樹:「つまり、貴様が望めば誰かのレネゲイド侵蝕を抑えることが出来るということだ」
穂苅好加:「そう、ですね」
穂苅好加:手を握って、開く。できる気はしている。ただ、深く考えては来なかった。
神室夏樹:「この特性を使えば貴様が人間として戻ってくる可能性は極めて低くなる」
神室夏樹:「……穂苅、私が貴様にこれを話した理由がわかるか?」
神室夏樹:「貴様がなにかの弾み、そして無思慮にこの特性を使うことがないようにするためだ」
穂苅好加:「……はい、わかっています」
神室夏樹:「オーヴァードとジャームの違いは自身の衝動を理性によって抑制できるかどうかだ」
神室夏樹:「私――いや、UGNN市支部は貴様がこの特性を使った瞬間、貴様をジャームと判定。身柄を拘束し凍結処置を行う」
神室夏樹:「東屋、琴吹。貴様らもこの指示に従ってもらう。私の話は以上だ」
穂苅好加:「……」 頷く
東屋 リク:「……了解ッス」
琴吹智可:少しだけ間がある。「OK」
東屋 リク:「オレ、穂苅サンがそんな扱い受けてるの見たくねーし……」 想像していたよりもずっと深刻な事態であることに、上手く言葉が出ないでいる。
神室夏樹:「今後のために最初に話させてもらった。琴吹、調査結果を頼む」
穂苅好加:「あはは、暗くなっちゃいましたね、明るい話だと良いなあ」
琴吹智可:「了解。まずデータだね」端末を操作し、テーブルに乗せる
穂苅好加:「敵の正体がわかった!とか」
琴吹智可:「半分くらいは明るいけど、もう半分はそうでもないね」
琴吹智可:「奴さんの能力は”錬金術”…っていっても、うちで取り扱ってる方の”錬金術”ね」「要するに、超強力なモルフェウス能力者」
琴吹智可:「炎を”錬金”して、対象を転移させる…ってのがやり口。『黄金の炎』の正体はこれっぽいね」
琴吹智可:ずらりと調査項目が端末のモニタに並ぶ。
琴吹智可:「推定、こんな真似ができるようなのは複数いない…ってところまでは絞ったし、調べた」「ここまでが明るいニュース」
神室夏樹:「……炎自体が能力干渉の媒体としているのか」
琴吹智可:「何のシンドロームと混ざってるのか知らないけど、あたしも欲しいくらいだよ」
琴吹智可:「で、こっから明るくないやつなんだけど」
琴吹智可:変わらぬ声で。「今までの情報が、FHのマスターエージェントリストから出てきた」
神室夏樹:「マスターエージェント、か」
東屋 リク:「マスターエージェントって、めちゃくちゃやべーじゃん……!」
穂苅好加:「またデカい名前ですねー……」
穂苅好加:リエゾンエージェントよりはマシか……
神室夏樹:FHエージェントの中でも専門性に特化したエージェント、それがマスターエージェントだ。
神室夏樹:無論、その全てが戦闘面に秀でているわけではないが……厄介な相手であることに変わりはない。
琴吹智可:「名前は”マスターアルケミー”。10年くらい前から活動は確認できてないんだけどね」「ずっと休んでていいのにさあ」
東屋 リク:「能力がそっくりなだけの別人、って可能性もあるわけか」
琴吹智可:「まだ他人の空似とか同じ能力を持つ別の誰か、という線はないでもないけど」
神室夏樹:「コードネームを騙っている、というのを期待したいが難しいだろうな」
琴吹智可:「少なくとも、仮想敵としてこれくらいのが出てくると考えなきゃ、あたしたちの命も危ういね」
神室夏樹:「FHでもマスターの称号は特別視されている、奴らによって偽物は排除されるだろう」
神室夏樹:「ああ、その警戒レベルで考えるべきだ」 琴吹に同意する。
穂苅好加:「……死なないでくださいね」 自分は戦えないので、頑張りましょうとは言えなかった
神室夏樹:(……問題は戦力だ)
琴吹智可:「こいつにはあたしも興味がある…これはまあいいや。あたしはこんなもんだね」
神室夏樹:(琴吹は問題ないが東屋はまだ危うい……せめてここに蒼東か細川がいれば話は変わったが)
東屋 リク:「オレ、穂苅サンの分も頑張るからさ。安心して休んでてくれよな」
東屋 リク:自分に言い聞かせるように。マスタークラスとの対峙は、当然過去の戦績にはない。
東屋 リク:「支部長」「オレを外すとか、言わないよな」
穂苅好加:(幸さんも蜜雪さんもいないし……私も戦えたらな)
穂苅好加:(戦えたらきっと────)
神室夏樹:「……貴様から目を離したらまた面倒が起こる」
琴吹智可:「”アサルト”」
琴吹智可:「その眼は、支部長が不機嫌になる眼だ」
穂苅好加:「……え、あ、はいっ」
神室夏樹:「もう面倒事を増やすと対処しきれん、貴様は私の指揮下に入って戦闘に加われ」
神室夏樹:そう東屋に返す
穂苅好加:ぱしりと頬を叩く
東屋 リク:「……了解っす!」「オレ、一生懸命頑張るんで!」
穂苅好加:「……リク君もいれば安心できるよ!」 笑顔だが、心配そうな顔は払拭できていない
神室夏樹:「穂苅、貴様の仕事の話をしろ」
神室夏樹:「余計なことを考えるな」
穂苅好加:「もちろん智可さんも……あ、はい……あはは」
穂苅好加:がっくしと大げさに肩を落とす
穂苅好加:「レネゲイドビーイングの失踪事件について調べてました、行方とかはわからなかったんですけど……」
穂苅好加:「……共通点が一つ」
穂苅好加:「この間あった、中枢評議員の”ヘルメス”さん」
穂苅好加:「失踪事件が起きているのはあの人が視察に向かった場所らしいんです」
穂苅好加:「……と、ちょっと怪しんでるんですけど、勇魚くんの言葉で、余計なバイアスがかかってる可能性も否定できないんですよね」
神室夏樹:「……そうか」
東屋 リク:「その、“ヘルメス”なんだけど」
穂苅好加:「一刻を争うなら早めに”ヘルメス”さんの方を調べた方が、慎重を期すなら勇魚くんのことについてももっと知っておくべきかなあと」
神室夏樹:「貴様がどう思おうが知ったことではない、可能性があるならそれを潰すだけだ」
穂苅好加:「……ん、リク君、何か知ってるの?」
東屋 リク:「……もしかしたら、オレ達がさっき会ったのは、“ヘルメス”本人じゃないかもしれない」
東屋 リク:「オレは、月夜野皆華っていう、この支部に移ってきたチルドレン……って名乗ってたヤツについて調べてたんだけど」
東屋 リク:「ミナカの本当のコードネーム、“ヘルメス”。中枢評議員の一人、って話なんだ」
穂苅好加:「……えっ?」 ストローに近づけていた顔を持ち上げる
東屋 リク:「……正直、オレも本当の話か、まだ信じきれてないんだけど。でも、調べてくれたヤツは、嘘つくような奴じゃないし、信頼できるし」
琴吹智可:片目を細める。「なるほどね」「もしそれが本当なら、あたしらに会うときに顔も隠したがるわけだ」
東屋 リク:「顔見てないから、分かんないけど。もしかしたら、さっきいたのはミナカだったのかもしれないし……」
神室夏樹:「…………甚だ、真実かどうか疑わしい話だが。“ヘルメス”を洗う必要がある。ということだな」
琴吹智可:「中枢評議員の面子として、初対面の相手に侮られるのは絶対に避けたいはずだ」「ましてや、それが子供なら当然対策はしてくるだろうね」
琴吹智可:「それが、あのベールとよくわからん声ってわけだ」
東屋 リク:「じゃあ、やっぱり本人だったのかも……」 うーん、と考え込む
穂苅好加:「偉い人ってのも大変だ」 今度こそストローに口をつける
東屋 リク:「UGNの記録には、つえーオーヴァードって書いてるみたいなんだよな。さっき会ったのは、そういう感じはしなかったけど」
東屋 リク:わかんねー、とぼやきつつ。フロートを吸い、髪をくしゃくしゃにしながら頭をかく
神室夏樹:「……その辺りに事情があるのかもしれん」
神室夏樹:「それこそ、先程のマスターエージェントと同じだ」
神室夏樹:「当初の“ヘルメス”だった者か、あるいは飾りなのか。そういうことなのかもしれん」
神室夏樹:「どちらにせよ、踏み込まねば先には進めん」
穂苅好加:「”ヘルメス”さんの部屋って、本人がいなくても監視みたいな人っているのかな」
神室夏樹:「それは私がやっておく」
神室夏樹:「つまり、気を見て私の指示で貴様らは“ヘルメス”を探れ」
琴吹智可:「潜入するなら、見張りの人間は支部長に任せたよ」「人間以外に見張らせてるなら、あたしが何とかできるしね」
穂苅好加:「リク君はその、ミナカちゃんって子を探して、話してたらその間は本人はいないよね……って」
神室夏樹:「そういう方針になる」
穂苅好加:「えっいいんですか支部長、立場とか……」
神室夏樹:「穂苅、貴様……」
穂苅好加:「ひえっ」
神室夏樹:「…………」 言いたいことを飲み込み
神室夏樹:「そうしなければこの街を守れん、というのならばするしかない」
神室夏樹:「それに、そもそも無関係の貴様が気にすることではない」
神室夏樹:「私の事情は貴様には全く関係のないことだからな」
東屋 リク:「ミナカが本当に“ヘルメス”なら、部屋の中に本人はいないはずだし……オレが話してる間は支部長が行っても大丈夫だよな……?」 いろいろ考えている
穂苅好加:「支部長……ありがとうございます」
神室夏樹:「…………貴様が礼を言う必要はどこにもない、勘違いをするな」
穂苅好加:「でも無関係ではないですよ!私だってイリーガルですし!守られる側でもあるけど一応守る側でもあります!」
神室夏樹:「普通のイリーガルだったらな」
神室夏樹:「今の貴様はそうではない、それを覚えとけ」
穂苅好加:「うっ」 痛いところを突かれた、という風に
穂苅好加:「じゃあ、ええと改めて次の方針は……?」 促す
神室夏樹:「残りの情報を洗う。その後、期を見て“ヘルメス”を探る。だ」
神室夏樹:「異論のあるものは?」
穂苅好加:「ありません!」
琴吹智可:「こっちは異論なし」「知っとける情報は全部知ってから行きたいね」
東屋 リク:「了解っす!」
琴吹智可:「なんてったってお偉方の私室に忍び込むんだ」「絶対にバレたくない」左右非対称に笑う。
GM:では、キミたちが今後の方針を決めたところでこのシーンは終了だ!

GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
神室夏樹:ロイスはなし、購入はカバー役のために応急手当て買っておきます。
神室夏樹:(1+1)dx+5>=8 <調達>
DoubleCross : (2DX10+5>=8) → 9[4,9]+5 → 14 → 成功

東屋 リク:ロイス保留、ボデマ購入狙い
東屋 リク:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[5,6,7] → 7 → 失敗

東屋 リク:失敗で以上
神室夏樹:get、応急手当1
穂苅好加:ロイスは保留! 強化素材狙おう
穂苅好加:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[4,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

穂苅好加:絶好調
琴吹智可:ロイスは保留、PAA装備までのボデマ狙い!
琴吹智可:2DX+3>=12
DoubleCross : (2DX10+3>=12) → 5[3,5]+3 → 8 → 失敗

穂苅好加:混沌なる者の槍のG値を+1します
琴吹智可:財産点4で成功します。
GM:すごい
GM:では、改めてシーン終了です!

GM:次のシーンですが、「穂苅好加の能力の変化について」の情報収集を行ったためマスターシーンが発生します。
琴吹智可:おおっと!
穂苅好加:そうとは

MP5(マスターシーン)/「それを止められるのはお友達であるあなたしかいないでしょう」

GM:マスターシーン。
GM:ふわふわした外見の少女、大井双葉はフラフラと事件の調査を行っていた。
大井双葉:「ふたばは戦えないし、ちょっとでもヨシカの役にたたなきゃなー」
大井双葉:ぼんやりと歩きながら、双葉は公園を通りかかる。
大井双葉:「お、懐かしい。ヨシカとお花見したな~」
GM:嬉しそうな顔で花の散った桜の樹を見上げている。
大井双葉:「また来年だ~」
GM:そこに、ある男が姿を現す。ヘルメスの側近の逢魔だ。
逢魔晴善:「大井双葉さんですね。あなたに話があります」
大井双葉:「へ。誰あなた?」
逢魔晴善:「私はUGNの者です。穂苅好加さんの体についてあなたに聞いていただきたいことがあります」
大井双葉:「ヨシカの……?」不安そうな顔をする。
逢魔晴善:「あなたはヨシカさんの体のことについてどこまで知っていますか?」
大井双葉:「ちょっとした病気だって……」
逢魔晴善:「違いますね」首を振る。
逢魔晴善:「穂苅好加さんは度重なる能力の酷使により、その肉体が変質し始めています」
大井双葉:「えっ……?」
逢魔晴善:「このまま能力を使い続ければ、穂苅好加さんは人間では無くなるでしょう」
大井双葉:「そんなのダメだ!」
大井双葉:「双葉を助けたり……みんなを守るために戦ったりしたせいなのか……?」
逢魔晴善:「それを止められるのはお友達であるあなたしかいないでしょう」
大井双葉:「双葉が?で、でも双葉にはたたかう力なんか……!」
逢魔晴善:「ご安心なさい。そのために、UGNが力を貸しましょう」
逢魔晴善:「あなたが、穂苅好加さんを守るのです」
GM:逢魔はサラマンダーのエネミーエフェクト、《冷静と情熱の間》を使用します。
GM:双葉の持つ、穂苅好加の笑顔を守りたいという思いが増幅されます。
大井双葉:「ふたばが……ヨシカを……守る……」その瞳が濁っていく。
GM:穂苅好加に対するロイスの感情がポジティブ庇護、ネガティブ偏愛に変更されます。ネガティブが表だ。
逢魔晴善:「そう。あなたが、その力で、守るのです」
GM:そして、逢魔は《ワーディング》とモルフェウスのエネミーエフェクト、《完全複製》を使用します。
GM:白く、禍々しい槍が現れる。
GM:双葉は、その槍を手に取る。
GM:シーン終了。

MP6/「オレにできること、全力で、やりますから!」

GM:では、楽しく次のシーンにいきましょうー
東屋 リク:タノシク……
穂苅好加:ハイ……
琴吹智可:はい…楽しいです…
GM:次のシーンですが、リクくんが皆華が話して、その裏で他の人がヘルメスの執務室を調べるという感じでいいですかね?
穂苅好加:私はそれでOKです
神室夏樹:私はそれでいいです
東屋 リク:オッケー!
琴吹智可:了解!
GM:では、シーンプレイヤーはリクくん!
GM:他の人はこのシーンに登場すると、裏側で進行する調査シーンには登場できなくなるぞ。
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (64 → 72)
穂苅好加:待ってよう
GM:いい感じに上がった
神室夏樹:どうすっかな
GM:ひとまず情報収集からいきますか
琴吹智可:待ってます
神室夏樹:情報収集なら出たほうが良いんだよな
東屋 リク:やるぜやるぜー。オレのことは心配しないで、平気だぜ!
琴吹智可:情報収集には出たいが…
GM:リクくんが失敗したら誰かが登場して、2:2で分かれる感じにしてもいいですしね
神室夏樹:まぁ、いい。私もいい加減東屋幻覚説から解き放たれたいので出るか
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (69 → 72)
東屋 リク:支部長がいるなら百人力だぜ

GM:では、ヘルメスについて調べるなら難易度はこうだ
・“ヘルメス”について〈情報:UGN、裏社会〉難易度11、15

神室夏樹:『サラウンドレポート』
神室夏樹:シーンに登場するキャラクターが行う<情報:>判定ダイスを+1個する。
東屋 リク:サンキュー! じゃ、その効果をもらいつつ調べるぜー
神室夏樹:私はもちろん東屋にも効果を適用してやる!
東屋 リク:(2+1++1+1)dx+3+1>=11 情報:UGN コネ:UGN幹部(ストーン)使用
DoubleCross : (5DX10+4>=11) → 9[4,5,5,8,9]+4 → 13 → 成功

東屋 リク:おっし!
GM:さすが!
神室夏樹:財産使っとけば良いんじゃない?
神室夏樹:15まであるから
東屋 リク:UGNだから多分成功してる
東屋 リク:あ、そういう感じかな?
東屋 リク:15まで必要なら財産点2点使うぜー
GM:では、情報は全て抜けます!
神室夏樹:じゃあ、ダイス一つプレゼントするだけなのもアレなので不知火くんを調査出来るならします。
GM:いいでしょう!
“オーシャン”不知火勇魚について〈情報:UGN、噂話〉難易度6

神室夏樹:一応、2つ目の要人の貸し使っておくか
神室夏樹:(1+1+3)dx+1>=6 <情報:UGN>
DoubleCross : (5DX10+1>=6) → 8[1,6,7,8,8]+1 → 9 → 成功

GM:お見事!
GM:では、順番に情報を公開していきましょう
・“ヘルメス”について
中枢評議会の議員、“ヘルメス”。先代は強大な力を持つオーヴァードだったが10年ほど前に亡くなり、 その娘である月夜野皆華が地位とコードネームを受け継いでいる。
現在は側近の逢魔晴善とともに、中枢評議員の職務として各地のUGN支部の視察を行っている。

GM:ここまでが難易度11の情報です
GM:ここで追加の情報収集項目が増えます
・逢魔晴善について〈情報:UGN、FH〉7、17

GM:そして、難易度15の情報
月夜野皆華はオーヴァードに対して強い憎しみを抱いており、 誘拐した大勢のレネゲイドビーイングたちを利用して全てのオーヴァードを消滅させる計画を企てているようだ。
ただし、月夜野皆華は高い地位にあるため、この情報だけでは彼女を告発するのは難しいでしょう。

GM:情報は以上だよ!
東屋 リク:そ、そんな……
GM:次の情報!
・“オーシャン”不知火勇魚について
男子中学生で、モルフェウス能力で作り出したトライデントを使った戦闘を得意とするUGNチルドレン。“タマモ”という名のレネゲイドビーイングの友人がいたが、一年ほど前に行方不明になっている。彼がUGNに出していた友人の捜索依頼は、UGN内部で揉み消されている可能性が高い。
また、「タマモにアクセサリーをあげた」という自分や好加たちしか知らないはずの情報を中枢評議員の“ヘルメス”が口にしたことから、何かを知っているのではないかと疑っている。

神室夏樹:まぁ、分かりきっていた話だが……こいつは白ということは確定した……
神室夏樹:良かったな穂苅
穂苅好加:ありがとうございます支部長~~
GM:この情報をトリガーにしてイベントが発生する予定だったので、そこはリクくんが皆華と会話するシーンと一緒にやっていきましょう
神室夏樹:オイッス!
東屋 リク:了解っす!
GM:では、シーンの描写をしていきましょう。

N市支部の屋上。


GM:銀髪の少女は遠くを見つめている。
月夜野皆華:「さっきは危なかったな。リクくん先輩にバレなくて良かった……」
月夜野皆華:「私も普通のUGNチルドレンだったら……」
東屋 リク:支部内の色んな場所を探し回り、最終的に辿り着いた屋上。がちゃり、とドアを開けて、
東屋 リク:「あ……いたいた!」
月夜野皆華:ドアの音に振り向く。キミに気付き、警戒を解く。
月夜野皆華:「あ。リクくん先輩」少し嬉しそうな顔をする。
東屋 リク:「へへっ、こんなとこにいたんだな。この屋上、いいだろ? 遠くまで街が見えて」
神室夏樹:東屋の後を続き、二人から距離を取って会話を聞いている。
月夜野皆華:「うん。綺麗だね」
月夜野皆華:「いい街だ」
東屋 リク:支部長の方を一度振り返り、「本当にいただろ?」と言わんばかりに唇を弧の形にして笑う。
月夜野皆華:「どうしたの。私に何か用?」
東屋 リク:「あー、えっと。そうとも言うし、そうでないとも言うし」 珍しく歯切れが悪い
月夜野皆華:「何それ。変なの」
東屋 リク:「いや、ミナカのこと、さっきはあんまり聞けなかったからさ。どこの支部から来たのか、とか」
月夜野皆華:「支部はえっと、隣町の……」
東屋 リク:「……それって、ホントか?」
月夜野皆華:「……もしかしてもうバレてる?」
東屋 リク:琥珀色のよく動く瞳が、少女の表情を伺うように、止まる。
東屋 リク:「バレてるっていうか……本当にそうなら、って話だけど」
東屋 リク:「……さっきも、会ったよな?」 “ヘルメス”として。
月夜野皆華:「リクくん先輩には気付かれたくなかったから、あの時はいつも以上に気を張ってたんだよ」
月夜野皆華:「そっか。少しだけ普通のオーヴァードみたいな生活がしてみたかったんだけど、もう終わりか」
月夜野皆華:「残念だなぁ」悔しそうに言う。
東屋 リク:かしかし、と頭を掻く。「やっぱり、そうなのか」
東屋 リク:ヘンなヤツだった。掃除の仕方も知らないし、チルドレンとしての配属なのに支部長に挨拶も行ってないし。
月夜野皆華:「リクくん先輩にとってこの世界はどう?」
東屋 リク:「どうって」「……難しいことを急に聞くんだな」
月夜野皆華:「こうして見ていると、この世界はすごく綺麗なのにな」遠くを見ながら言う。
月夜野皆華:「私にとってはすごく生きづらい」
月夜野皆華:「……全部壊してしまいたくなるくらいに」
東屋 リク:「それは、ミナカが偉い人だからかもしれない」「…………」
東屋 リク:「……オレだって、別に生きやすいわけじゃないけど」
月夜野皆華:「そうなの? オーヴァードなのに?」
東屋 リク:「でも。壊したい、とか。そういうのは、なんか……違うと思う」
東屋 リク:「オレは、親の望み通りの子じゃなかったから」
月夜野皆華:「望み通りの子じゃない……?」
東屋 リク:両親ともにエージェントであること、バロールシンドロームの“超血統”を父が望んでいたこと、オレが違ったせいで母が苦しんだこと──
東屋 リク:親元を離れて、この支部に移ってきたこと。掻い摘んで、ミナカに話した。
月夜野皆華:「そっか。リクくんも……」
月夜野皆華:「私もね。子供の頃、父が私を見て『こんなはずじゃなかった』って嘆いているのを見た」
月夜野皆華:「情けなかったなぁ」
東屋 リク:無言で頷く。痛いほど、その気持ちは分かった。
月夜野皆華:「もっと早く、リクくんと知り合っていれば良かったな」
東屋 リク:「知り合ってたら」
月夜野皆華:「でも、ごめん。もう決めたんだ」
東屋 リク:「……変わったか? ミナカが、やろうとしてることも」
月夜野皆華:「分からないや」
東屋 リク:「謝るくらいなら、するなよ……!」
GM:そこで、屋上にネビュラが姿を現す。
東屋 リク:「今からでも、ごめんなさいって言えばいいだろ!」
ネビュラ:「神室夏樹。東屋リクも。こんなところに」
東屋 リク:「ネビュラ、どうしてここに……?」
月夜野皆華:女の姿を見て目を細める。
神室夏樹:「…………貴様」
ネビュラ:「私もヘルメスに聞きたいことがあった」
ネビュラ:「レネゲイドビーイング連続失踪事件について」
月夜野皆華:「リクくん。帰って。お願い」
東屋 リク:「はいそうですかって、帰るわけないだろ……」
ネビュラ:「ヘルメス。知っていることを話して」
月夜野皆華:少女は女を睨む。
月夜野皆華:「レネゲイドビーイング。お前たちみたいなウイルスがこの世界に存在してさえいなければ……」
東屋 リク:「ミナカ……なんで……」
ネビュラ:「どういう意味?」
月夜野皆華:「お前でちょうど100人目だ」
GM:何者かが「Eロイス:囚人の鳥籠」を使用する。
GM:建物の屋上に黄金の炎が降り注ぎ、ネビュラを包み込む!
ネビュラ:「これは……!」
ネビュラ:「神室夏樹。東屋リク。逃げて……!」
東屋 リク:「やめろーッ!」 ネビュラから炎を取り払おうと、飛び掛かっていく!
神室夏樹:「……クソッ、またこの展開かッ!」
神室夏樹:「馬鹿が! “ヘルメス”を見張っていろ!!」
GM:だが、一瞬早く炎がかき消える。同時にネビュラの姿も消えている!
東屋 リク:「…………!」 振り返る。ミナカのいる方向を見る。
神室夏樹:即座にヘヴィマシンガンを抜き放ち、月夜野に向けて照準を合わせる。
月夜野皆華:「新世界が訪れる日は近い」手をかざすと、どこからか魔法陣が現れる。
GM:何者かが《瞬間退場2》を使用。
神室夏樹:あ、その前に一つ質問します。
GM:お、なんでしょう
神室夏樹:「貴様のそれは、誰の意思によるものだ」
月夜野皆華:「私の意思だ」
月夜野皆華:「私は、私の意思でこの世界を破壊する」
東屋 リク:「……違う、オマエはそんなヤツじゃない」
東屋 リク:そうであってくれ、と、祈るような。
神室夏樹:「ならば私はUGNとしてそれを阻むだけだ」
月夜野皆華:「……リクくん。ありがとう。ごめんね」
GM:月夜野皆華の姿は魔法陣の向こう側へと消える!
GM:リクくんはこのタイミングで、皆華へのロイスをタイタス化しても構いません。
東屋 リク:一歩、ミナカのいる場所へと足を進めて。ふつりと消えた姿を、空に探すように見渡した。
東屋 リク:タイタス化はしません。感情の変更をします。
東屋 リク:月夜野皆華(つきよの・みなか) ◯好奇心/隔意 → 親近感/◯猜疑心 に変更で。
GM:了解です。
東屋 リク:「……謝るくらいなら、すんなよ……」
東屋 リク:ぎゅ、と唇を噛んだ。
GM:ネビュラの姿が消え、月夜野皆華が去った屋上は静まり返っている。
神室夏樹:「東屋、貴様はどうする」
東屋 リク:「……オレは」
東屋 リク:「ミナカに、もう一回会って、話がしたいです」
神室夏樹:「そうか、ならば一つ覚えておけ」
神室夏樹:「今度奴と会う時、私はヤツに容赦はしない」
神室夏樹:「奴はもはや世界の敵だ。それは覆しようのない事実になるだろう」
東屋 リク:「…………」 拳を、ぐ、と血が出るほどに握り締める。
神室夏樹:「だから貴様が止めろ、私のとる方法以外を持っている貴様が」
神室夏樹:「そして、それがどうしようもなければその時は私が責任を取る。それだけだ」
東屋 リク:「…………支部長」
神室夏樹:「二度も目の前で敵に踊らされる無能が出来ることはそれだけしかない」
東屋 リク:揺れる琥珀色の瞳を、一度ぎゅっと閉じて。力強く見開く。
神室夏樹:そうだ、かつてあった能力があれば防げただろう。
神室夏樹:だがそれは自分自身で捨てた、弱さは私の罪に他ならない。
神室夏樹:ならばその罪を贖うだけだ。守るべきもの、平和を望むものを守ることで。
神室夏樹:東屋を屋上に残して先に戻っていく。
東屋 リク:「……了解ッス!」
東屋 リク:「オレにできること、全力で、やりますから!」
東屋 リク:去っていく背中に、強く、声を投げた。
GM:では、ここでシーンは終了だ。

GM:ここでは購入判定は無し!
GM:ロイスの取得や感情変更のみ可能だよ!
東屋 リク:感情は変更したので……これ以上はありません……
神室夏樹:ネビュラのロイスを誠意表からネガティブの憤懣を表に変更します。
神室夏樹:不甲斐ない自分にムカつく
GM:やさしい
神室夏樹:以上です
GM:では、改めてシーン終了です!

MP7/「卑金属(この街)黄金(賢者の石)に変える、とかね」

GM:それでは、次のシーン。
GM:次は、先ほどのシーンの裏側。
GM:リクくんと神室さんが皆華と会っていた裏で、琴吹さんと穂苅さんがヘルメスの執務室に潜入するシーンになります。
琴吹智可:了解!
GM:シーンプレイヤーは琴吹さん。
GM:穂苅さんも登場だ。
琴吹智可:55+1D10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+10[10] → 65

穂苅好加:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 6[6]+62 → 68

GM:いい感じ

中枢評議員“ヘルメス”の執務室。


GM:東屋さんと神室さんが引き付けてくれているおかげで、ヘルメス本人や警護のエージェントたちも不在になっている。
GM:今ならば誰にも怪しまれずにこの部屋に侵入できるだろう。

琴吹智可:手元の端末を弄ると、部屋のセキュリティがひとりでに解除される。
穂苅好加:「わあ……どきどきしますね……!」 感心しつつ、侵入する。言葉とは裏腹に足取りはそこまで緊張していなさそうだ。
琴吹智可:「やっぱり人間さんがいないと楽だね」「人の温かみ、ってやつ?」音もなく車輪が動く。
GM:では、キミたちがヘルメスの執務室に入ると。
GM:ヘルメスのデスクや、視察に使っているのだろう資料などが整然と並べられている。
穂苅好加:「目的は攫われたレネゲイドビーイングたちの行方────」
穂苅好加:「どこから見れば良いですかね」 頭を掻く
GM:では、琴吹さんは、そこで気付くでしょう。
琴吹智可:「相手が真面目な人間ほどこの手の情報の場所はわかりやすいんだけど」
GM:部屋の奥の壁際に白い花びらのようなものが落ちています。
穂苅好加:「この辺かな……?」 気が付かずにその辺の資料を覗き込んでいる。
GM:ただし、その奥は壁があるだけで、どこにも繋がっていない空間です。
琴吹智可:「ん」サイコキネシスで手元に持って来る。
琴吹智可:「この部屋”以外”も探す必要が出てきたかもね」
GM:その花びらに、キミは見覚えがあります。どうやらスモモの花のようだ。
穂苅好加:「ん、何かありました?」 近づく
穂苅好加:「花びら?……智可さんが会いに行ったレネゲイドビーイングって……」
琴吹智可:「まあね」「被害者の残した証拠、ってやつ?」

GM:それでは、そこで二人に判定してもらいましょう。〈知覚〉か〈RC〉で難易度は7だ。
琴吹智可:義肢に触れることもなくくるくると花びらを空中で回す。
琴吹智可:では、知覚で!
穂苅好加:ダイスボーナスが1個、高校生なのでRCは2もある!
琴吹智可:4DX>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 8[6,6,6,8] → 8 → 成功

琴吹智可:よしっ
穂苅好加:3dx+2>=7
DoubleCross : (3DX10+2>=7) → 10[3,4,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

穂苅好加:いえいいえい
GM:二人とも成功!
琴吹智可:ナイス出目!

GM:では、キミたちは、目の前にエフェクトによって隠蔽された空間があることに気付きます。オルクスのイージーエフェクト《不可視の領域》の効果だ。
GM:キミたちの目の前には、さらに別の部屋がある。

穂苅好加:「……どうします?」 当然気が付いているだろう、とその先を指さす
琴吹智可:「当然」壁に向けて、車輪を進める。
GM:では、何もないかのように、キミはその壁をすり抜けることができる。
穂苅好加:「おお……なんか不思議な感じですねえ」 もと来た方を振り向いてから、新たな部屋を見渡している
GM:壁の向こう側には、広い空間にポツンと机が置かれており、その上に一冊の本がある。
琴吹智可:「仕事場に、見えない私室を作れる」「便利な機能だ。あたしも欲しいくらい」
穂苅好加:「私も似たようなことできますよ」 影に足を沈める。
穂苅好加:「隠れる時は言ってください」 ポケットディメンジョンだ
穂苅好加:「あ、なんかありますね」
琴吹智可:「OK。あたしがその力を”欲しく”ならない程度にお願いね」
琴吹智可:左右非対称に笑う。
GM:大きなその本は、だいたい100ページほどの厚さがあります。
穂苅好加:手に取って智可さんの方に持っていく。
琴吹智可:穂苅さんの影に隠れながら、触れることなく本を開く。
穂苅好加:「読んできます?それとも支部長たちと合流してからの方が良いかな」
穂苅好加:「おお」
GM:本には、1ページごとに違う人の姿が描かれているようだ。
GM:どことなく非人間じみた容貌の人たちが多い。
琴吹智可:「本の中身がただの情報なら頭の中に入れるつもりだったんだけど」
穂苅好加:「ん……スケッチブック?レネゲイドビーイングですかね」
琴吹智可:「どうやら直接”当たり”を引いたみたいだ」最後のページから開いていく。
穂苅好加:最後のページ、つまり、最新の────
GM:では、琴吹さんは、そこに見覚えのある少女の姿を見つけます。
GM:少し前に出会ったスモモの樹のレネゲイドビーイングの少女だ。
穂苅好加:ちらりと智可さんの表情をうかがう
琴吹智可:にやりと笑う。「やっぱり、だ」
GM:その本の中には、不知火勇魚が能力で作っていたのと同じようなアクセサリーを身につけた白髪の少年の姿もある。
琴吹智可:「この本は被害者の完全リスト、あるいは」「被害者本人だ」
穂苅好加:「ん、これって勇魚くんの探してた……」
穂苅好加:「男の子だったんだ……!?」 なんか驚愕している

GM:と、いうことでキミたちには〈情報:UGN〉か〈知識:レネゲイド〉で判定してもらいましょう。難易度は9だ。
穂苅好加:コネ:UGN幹部を使用して4d
琴吹智可:これは絶対失敗したくない!知識:レネゲイドに巨匠の記憶を噛ませて判定!
穂苅好加:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[2,3,6,7] → 7 → 失敗

穂苅好加:ああん
琴吹智可:8DX>=9
DoubleCross : (8DX10>=9) → 10[1,2,2,3,5,5,8,10]+2[2] → 12 → 成功

琴吹智可:よし!侵蝕は+2で67!
GM:あっ、では、琴吹さんは成功!

GM:この本は、モルフェウスの《折り畳み》で持ち運びがしやすいように薄い紙のような形状を変えられたレネゲイドビーイングたちの束です。
穂苅好加:ひえ
琴吹智可:ご本人だった!
GM:同時に、この本の使い道についても推察がつきます。
黒幕は、このレネゲイドビーイングたちに侵蝕率を吸収する《スティルネス》を使わせ、 視察を装ってUGNのオーヴァードたちからレネゲイドウイルスを吸い取って溜め込んでいるようだ。

穂苅好加:腕輪!
琴吹智可:使わなくてよかった~
そのうえで、この大量のレネゲイドビーイングたちに対象の侵蝕率を上昇させる《ハザードコール》を使わせ、 一気に対象の侵蝕率を跳ね上げることができる。

穂苅好加:なにさせとんじゃ~~~
琴吹智可:マイナーエフェクトの最悪の使い道…
本と一緒に置いてあるのは、地球の地層図のようです。
この《ハザードコール》の対象を地球にすれば、地球そのものを「賢者の石」のような状態に変えることも可能でしょう。
もし1000人のレネゲイドビーイングが《ハザードコール》を使えば地球の侵蝕率が10000%上昇するため地球そのものが、100人のレネゲイドビーイングでも侵蝕率が1000%上昇するためN市の大地は「賢者の石」へと変貌することになるでしょう。
大地が「賢者の石」と化してしまえば、そこから人々にレネゲイドウイルスを逆流させることもできるというわけだ。

穂苅好加:ちょっと何言ってるかわからないですね(現実逃避)

琴吹智可:「はっはーん」楽しげな声で。「ねえ”アサルト”」
穂苅好加:「?」 不思議そうに顔を見る
琴吹智可:「RBにできて、人間にできないことってなんだと思う?」
穂苅好加:顎に手を当てて、斜め上を見るように視線を動かす
穂苅好加:「……レネゲイドの完全な制御?」
琴吹智可:「おおむね正解」「厳密には他者への干渉まで含めた、ね」
穂苅好加:「他者への干渉」 零し、続きを促す
琴吹智可:「そんなRBが100体集まって、一個の対象のレネゲイドを極限まで活性化させる」
琴吹智可:地層図を見せる。その中心
穂苅好加:怪訝そうな表情
琴吹智可:地層図を見せる。その中心に描かれているのは、このN市。
穂苅好加:「この町の誰か……ってことですか?」
琴吹智可:「もっといろいろできるね」「例えば」
琴吹智可:「卑金属(この街)黄金(賢者の石)に変える、とかね」
穂苅好加:「町を……賢者の石に……」
穂苅好加:賢者の石。聞いたことはある、レネゲイドの濃縮した結晶体
穂苅好加:レネゲイドの、黄金
琴吹智可:「極限までレネゲイドに侵されたものは、それそのものが黄金を超える価値を生む」
琴吹智可:「世界を作り直してお釣りがくるくらいの、ね」
穂苅好加:「それって」
穂苅好加:「……もし、この地そのものが賢者の石になったとして、そんなことになったら」
穂苅好加:「オーヴァードに覚醒する人も、増えるよね」
琴吹智可:「もちろん」「人以外もね」
穂苅好加:ある男の姿がよぎる。良い欲望ですね、と言った、あの男。
穂苅好加:「随分と────FHらしいやりかた」
GM:では、その時。威圧的な声が響く。
琴吹智可:「これが”錬金術師”の目的にして」「UGN(うち)が絶対に止めなきゃならないやつ」
黄金の錬金術師:「――そこまで分かっているなら、返してもらおうか。その本を」
穂苅好加:「……”マスター”アルケミー……って」
穂苅好加:「うわっ!」 距離を取る
GM:そこには、黄金の外套を纏ったオーヴァードの姿がある。
黄金の錬金術師:「それは、必要なものだ。新しい世界の創造に」
琴吹智可:「やだよ」「欲しかったやつが同時に手に入ったんだ」
穂苅好加:「ここまでわかって渡せるわけがないって、わかりますよね」 煽るように
琴吹智可:左右非対称に笑う。「それであんたが嫌がるって言うなら、もっと返したくなくなった」
穂苅好加:後ろ手に携帯電話を弄る。支部長に
黄金の錬金術師:「いいだろう。ならば、奪い返すまでだ。力ずくでね」
GM:黄金の錬金術師はオルクスのイージーエフェクト《テレキネシス》を使用します。
穂苅好加:「これ、仕方ない状況だと思います?」
穂苅好加:「うわっ」
GM:琴吹さんが持っている本を奪い返そうとする!
穂苅好加:咄嗟に本に飛び掛かって抑え込む!
穂苅好加:こもうとする、くらいに抑えておこう
GM:では、妨害しようとするなら、対決が発生します。
琴吹智可:念動力の障壁で守ろうとする。
GM:穂苅さんは【肉体】、琴吹さんは〈RC〉かな。
GM:黄金の錬金術師の〈RC〉との対決です。
穂苅好加:本に器物使い出来たりしないかな……
GM:本を使うわけじゃないからなぁw
穂苅好加:クソ―っじゃあ肉体で判定しよう
琴吹智可:RCで…やるしかない!
GM:とりあえずこちらから振ります!
GM:10dx+8
DoubleCross : (10DX10+8) → 10[1,1,2,2,3,5,5,7,7,10]+3[3]+8 → 21

GM:達成値は21です。
穂苅好加:5dx ワンチャン!!
DoubleCross : (5DX10) → 8[1,3,5,7,8] → 8

穂苅好加:カス
琴吹智可:3DX
DoubleCross : (3DX10) → 8[5,5,8] → 8

琴吹智可:おそろい…
GM:二人とも残念!
穂苅好加:仲良し!
GM:では、その本は、吸い込まれるように黄金の錬金術師の手に収まる!
黄金の錬金術師:「世はなべて事もなしだ」
穂苅好加:イラっとする
黄金の錬金術師:「あとは、お前たちを始末すれば、それで済む」指輪をかざすと、長い斧が現れる。
琴吹智可:舌打ち。「こんなことなら1ページくらい破いて持ってきゃよかった」
穂苅好加:「ふーっ……応戦するのは、仕方ないですよね」 冷めた声が響き、少女の影が地面に広がっていく
琴吹智可:手元の端末を操作する。「まだ、だめだ」
黄金の錬金術師:長斧を振るうと、炎が巻き起こる。
琴吹智可:「せっかくあたしらはイリーガルなんだし」セキュリティが復活し、警報が鳴る!
穂苅好加:我に返ったように警報のなる天井を見上げる
琴吹智可:「”FHエージェントの襲撃”から身を護る、っていう大義名分を手に入れないとね」
黄金の錬金術師:「チッ、小賢しい真似を」
琴吹智可:「逃げるよ、”アサルト”」手を引いて、車椅子に載せようとする。
穂苅好加:「はいっ」 嬉しそうに応えて駆けだす。
穂苅好加:「たぶん今の私、自分で走った方が速いです」 車椅子には乗らない
黄金の錬金術師:「せいぜい長生きしたまえ。世界の変革を見届けたければね」
琴吹智可:「じゃ、せっかくだし試してみるといいよ」執務室のドアめがけて、鉄球が落下するような速度で車椅子を走らせる!
黄金の錬金術師:指輪をかざすと、炎が発生する。火炎がキミたちの体をかすめる。
穂苅好加:「無理ですね!それは阻止されますから!」 振り向いて指を差しつつ、地面を蹴る。
黄金の錬金術師:黄金の錬金術師はそれ以上追ってこようとはしない。
穂苅好加:床がへこみ、身体が宙に浮く、レネゲイドが活性化しているという自覚がある、それによって身体能力が上がっている実感も。
穂苅好加:「とりあえず支部長たちと合流しないとですね!」
琴吹智可:「そうだ」「ここは、”人間以外”のセキュリティに任せるとしようか」
琴吹智可:並んで、支部の出口へと駆け出す!
GM:では、キミたちが窮地を脱したところでこのシーンは終了だ!

GM:ここでは、購入判定はなし!ロイスの取得や感情変更のみ可能だよ!
穂苅好加:最後のロイスは智可さんにとろう。 感謝 琴吹智可 〇信頼/嫉妬 で
GM:嫉妬してる!
琴吹智可:・”黄金の錬金術師”のロイスを/欲しい/○敵愾心 に変更!
穂苅好加:1人だと応戦してジャーム化していたので
GM:何を欲しがってるの
琴吹智可:強さとか…
GM:なるほどね
GM:では、ロイスの取得が終わったので、改めてシーン終了だよ!

MP8/「許すべからざる裏切り者(ダブルクロス)だ」

GM:次のシーン!
GM:次は、改めてPCたちが集合するシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは神室さん。
GM:他の人たちも全員登場だ。
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (72 → 75)
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう。
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (72 → 77)
琴吹智可:67+1D10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+9[9] → 76

穂苅好加:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 7[7]+68 → 75

GM:みんな同じくらいだ。

N市支部、地下駐車場。


GM:二手に分かれて調査を行っていたキミたちは、ここに集合していた。
GM:敵もここまでは追ってきていない。ひとまず安全は確保されたようだ。
穂苅好加:自販機で人数分の飲み物を買っている
東屋 リク:視線をコンクリの地面に彷徨わせて、時たま足元に転がる砂利を蹴っている
穂苅好加:戦いになったら自分は役に立たない(立たせてくれない)ので雑用を買ってでている。説明も智可が行った方がスムーズだ
琴吹智可:端末を眺めながら、先ほどの一件のセキュリティの改竄を行っている。
神室夏樹:「全く……ふざけたことをよく考えるものだ」
東屋 リク:「……なんか、スケールがでかすぎて全然想像付かないし。実感も湧かない」
東屋 リク:「それを、──ミナカが、やろうとしてることも」
神室夏樹:「それで構わん」
神室夏樹:「こんなふざけた話を、大真面目に正面から受け止められるようなやつなどそうはいない」
東屋 リク:いつも弧を描いている唇を、ぎゅっと引き結んでいる。何かを堪えているような表情。
琴吹智可:「そっちのオーヴァード全滅、もね」「なんにせよ、アレがありゃ世界の生殺与奪の権利は握られたも同然だ」
穂苅好加:「はっきりしてるのは、どういう考えで行っているにせよ、止めなきゃいけないって事」 リク君の前にペットボトルを置く
神室夏樹:「そうだ。東屋、貴様の友人が後戻りすることのできない悪事に手を貸している」
神室夏樹:「その事に貴様がどう思うか、それが重要だろう」
東屋 リク:「それは……」
神室夏樹:「全力でやる、なにをだ?」
神室夏樹:「答えてみせろ、“ベルンシュタイン”」
東屋 リク:「……普通のオーヴァードみたいな生活、してみたかったって言ってた」
東屋 リク:「オーヴァードが嫌いな前に、嫌いになった理由があるはずなんだ」
東屋 リク:「だから、オレは……アイツの口から、聞きたい」「ミナカが、なんでそんな風に思い詰めるまで、嫌いにならなきゃいけなかったのかを」
東屋 リク:「そのために、真正面からぶつかって、話す」
東屋 リク:「聞いてくれないってなら、力尽くでも……!」
東屋 リク:一つ一つ、言葉を選んで、選びきれずに、声を絞り出した。
神室夏樹:「……分かった」
神室夏樹:「ならば、もはや私からは言うことはない。“ヘルメス”のことは貴様に任せる」
神室夏樹:「琴吹、貴様はどうする。抜けるのならば今しかないぞ」
東屋 リク:その言葉に、視線をばっと上げて、支部長を見据えた。「……了解ッス!」
琴吹智可:「抜ける?まさか」「こっちにとっては稼ぎ時だ」
琴吹智可:「運が良きゃ臨時報酬に”世界を救ったヒロイン”のお墨付き、悪くても変革の瞬間とやらを見られるらしいし」
神室夏樹:「……酔狂な奴だ、それを自分の命をかける理由にするとはな」
琴吹智可:「もうちょっと貪欲に活かせてもらうよ」「あいつらが欲しくないタイプの”欲望”もあるって教えてやらなきゃね」
神室夏樹:「分かった。ならば貴様のその言葉に甘えさせてもらおう」
琴吹智可:「これからもご贔屓に、”テレスコープ”」にぃっと笑う。
神室夏樹:「……フン」
神室夏樹:「……そして穂苅」
穂苅好加:「……」
神室夏樹:「貴様は……とっととここから消えろ。もう、今の貴様の出る幕はない」
穂苅好加:「まあ、支部長はそう言いますよね」
穂苅好加:「でも嫌です」
穂苅好加:「私が出る幕が無いのは、わかります」
穂苅好加:「私は”戦っちゃいけない”し、ここから先の局面は、そんな状態でついて行っても足手纏いになるだけ」
穂苅好加:「それでも、私はついていきます」
穂苅好加:「それだけの理由で引き下がるようなら、私はここに立っていません」
神室夏樹:「……貴様」
穂苅好加:「勇魚くんを、勇魚くんの大切な人を、攫われたレネゲイドビーイングたちの笑顔を見るまで」
穂苅好加:「私は突っ込んだ首を引けません」
神室夏樹:「……それほどまでに、貴様にとって頼りない男か。私は」
穂苅好加:「そんなことありません!」
穂苅好加:「支部長以上に頼りになる人はいません!私が私を頼りにしているわけでもない、私は私自身が誰よりも信頼に足らないと思っています」
穂苅好加:「ただ、任せきりは嫌なんです」
穂苅好加:「見届けたい……置いていくなら、この場で私を気絶させてください」
穂苅好加:「そうしないのなら、私は無理やりついて行きます」
神室夏樹:「……穂苅、貴様が私がここで折れると思っているのなら」
神室夏樹:「大間違いだぞ」
神室夏樹:ガツン、と足元のケースを蹴る。
神室夏樹:「必要とあれば私は容赦なく貴様を撃つ。戦闘不能まで負傷させるぞ」
神室夏樹:「……覚悟をしろ」
穂苅好加:「はい、お願いします」 嬉しそうに微笑む
穂苅好加:「支部長の判断なら、信じられますから」
穂苅好加:そして穂苅好加自身は、既に自分の衝動が暴走気味だと思っている……誰かを助けたいという飢餓衝動に
穂苅好加:(やっぱり、支部長は優しいな) どこか冷めた思考で考えてしまう自分が嫌になる。
GM:では、その時。
GM:UGNの端末に通信が流れ始める。
月夜野皆華:「……UGNの全ての者たちに告ぐ」
GM:そこに映っているのは、“ヘルメス”月夜野皆華だ。
東屋 リク:「ミナカ……!」 思わず声を上げる
GM:華奢な少女は、堂々とした態度で言葉を紡ぐ。
月夜野皆華:「中枢評議会の調査により、UGN内部に造反者が見つかった」
月夜野皆華:「“テレスコープ”神室夏樹。"アサルト"穂苅好加。“ベルンシュタイン”東屋リク。“ネオテニー・ボックス”琴吹智可。以上の4名だ」
月夜野皆華:「この者たちは、レネゲイドビーイング連続誘拐事件を企て、さらったレネゲイドビーイングの力を利用して大規模な破壊活動を実行に移そうとしている」
月夜野皆華:「許すべからざる裏切り者(ダブルクロス)だ」
月夜野皆華:「UGNの総力をあげて、逃走を図った4名のオーヴァードどもを捕らえるのだ」
穂苅好加:「……帰らなくて良かったですね」 支部長に笑いかけて車の扉を開く
月夜野皆華:「……抵抗するようならば、生死は問わない」
GM:流れていた通信が切れる。
琴吹智可:「おーおー、社会的地位って便利だね」
神室夏樹:「……笑うな、馬鹿が」
東屋 リク:見ていられないというように、視線を通信端末から逸らした。

GM:このシーンの終了時に、誰かが「Eロイス:ありえざる存在」によって取得したノイマンのエネミーエフェクト、《疑心暗鬼》が発動します。
GM:キミたち4人はこのシナリオ中、「種別:コネ」のアイテムを使用することができなくなります。

神室夏樹:ゲゲー
東屋 リク:そ、そんな~
琴吹智可:コネー
穂苅好加:情報弱者になってしまった
GM:財産点で頑張れ!
穂苅好加:12点もある
GM:ヤバ
琴吹智可:イリーガルの特権!

GM:では、地下駐車場にいるキミたちのもとに、支部のエージェントたちが駆け寄ってくる!
東屋 リク:「もう見つかった!」
UGNエージェントたち:「神室支部長。まさかあなた方が造反者だったとは……」
UGNエージェントたち:「申し訳ないが、ここで拘束させていただく」武器をキミたちに向けている。
神室夏樹:「…………ああ、どうやらそうなったらしいな」
琴吹智可:「そんじゃま、せいぜい潔白ってやつを証明しにいきますか」んーっと伸びをし、車のトランクに自分ごと車椅子を納める。
GM:エージェントたちの中には、“オーシャン”不知火勇魚の姿もある。
不知火勇魚:「……ヘルメスの言っていたことは本当なのか?」
琴吹智可:「生死を問わないってことは生きてても文句言われないんでしょ」
不知火勇魚:「あんたたちが俺の友達を……?」
穂苅好加:「勇魚くん、双葉ちゃんお願い!私はタマモくん助けてくる!」 聞いてない、自分の主張だけ押し付ける
穂苅好加:「私たちは、だった!」
不知火勇魚:「な、何言ってんだよ!訳が分からないぞ!」
穂苅好加:「バッチリ連れ帰ってくるから、2人の笑顔、私に見せて!」
不知火勇魚:「だから……!」
穂苅好加:ウインクして 「行きましょう支部長!」
不知火勇魚:「ああ、クソ。初めて会った時から、あんたはそういう人だったな」
不知火勇魚:「好加さん!」
穂苅好加:振り返る
不知火勇魚:「あの時あんたが俺を信じてくれたみたいに、俺もあんたを信じる」
不知火勇魚:トライデントを振るうと、水飛沫が上がる!水流でエージェントたちを押さえ込む!
不知火勇魚:「行ってくれ!」
UGNエージェントたち:「貴様!自分が何をしているのか分かっているのか……!」
穂苅好加:「……無茶しないでね!」 一瞬ギョッとするが、慌てて声を掛ける
不知火勇魚:「タマモや、みんなをお願いします!」
神室夏樹:全員が車に乗り込んだことを確認したらそれに合わせ、地下駐車場から地上へと向かう。
神室夏樹:「……すまない」 車中で独り言のように呟く
穂苅好加:「支部長、皆……戦えない私が言うのもアレですけど」
穂苅好加:「絶対に、止めましょう!」
東屋 リク:「支部長が謝ることないって」「……多分」
琴吹智可:「支部長」「あんたもよくよく好かれてるね」後ろの荷物置き場から声をかける。
神室夏樹:「…………黙っていろ。舌を噛むぞ」 アクセルを吹かし、速度を上げて脱出した。
GM:では、キミたちが支部を脱出したところでシーン終了だ!

GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
琴吹智可:神室夏樹/○信用/隔意
琴吹智可:にてロイス取得!
穂苅好加:不知火勇魚 〇期待/偏執→不知火勇魚 〇尽力/無関心
GM:尽力して~
神室夏樹:ロイスは保留かな……
東屋 リク:月夜野皆華(つきよの・みなか) 親近感/◯猜疑心 → ◯誠意/猜疑心 に変更
GM:リクくん!
神室夏樹:購入は……照準器買います……
琴吹智可:購入はボデマチャレンジかな(配ったりPPAAAAまでの繋ぎにするため)
東屋 リク:支部長がしなしなになってる……
穂苅好加:研究服買おう
東屋 リク:オレもボデマチャレンジ~
東屋 リク:3dx>=12 ボデマ
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[3,3,7] → 7 → 失敗

東屋 リク:きゃうん。失敗
琴吹智可:3DX>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 6[5,6,6] → 6 → 失敗

琴吹智可:これはこのままかな…
穂苅好加:2dx+1>=13
DoubleCross : (2DX10+1>=13) → 9[3,9]+1 → 10 → 失敗

GM:おしい
穂苅好加:あっ惜しい
神室夏樹:リーダーズマーク……リーダーズマークで社会判定+5します……一回目
GM:さらにおしい
GM:そ、そんな効果が
神室夏樹:(1+1)dx+5+5>=15 <調達>
DoubleCross : (2DX10+10>=15) → 7[1,7]+10 → 17 → 成功

穂苅好加:強いぜ
神室夏樹:ヘヴィマシンガンに装着します、命中+1
GM:つよい!
GM:では、全員が判定終わりましたので、改めてシーン終了だ。

MP9/"歪み絶える槍(ネガーランス)"

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは順番的にヨシカちゃんにしよう。
穂苅好加:あの人、FHぽいこと言ってたし怪しいと思うんすよね
GM:このシーンは、クライマックスに向かう直前のシーンになります。
GM:他の人たちも、自由に登場可能ですよ。
穂苅好加:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 7[7]+75 → 82

神室夏樹:行くぞ
琴吹智可:でとこ!
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (75 → 84)
琴吹智可:76+1D10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+2[2] → 78

東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (77 → 82)

GM:では、最初に残っている情報収集項目を調べてしまいましょうか
逢魔晴善について〈情報:UGN、FH〉難易度7、17

GM:情報は二段階だ。
神室夏樹:『サラウンドレポート』
神室夏樹:シーンに登場するキャラクターが行う<情報:>判定ダイスを+1個する。
神室夏樹:貴様らに効果を適用してやる!
GM:本気やんけ!
琴吹智可:ありがてえ!
穂苅好加:流石支部長だぜ……
神室夏樹:もはや支部長でもなんでもない裏切り者だがな!
東屋 リク:支部長の目がガチだよ
神室夏樹:そして、私から行くます
穂苅好加:しっ支部長
神室夏樹:リーダーズマーク二回目、社会達成値+5
神室夏樹:(1+2+1)dx+1+5 <情報:UGN>
DoubleCross : (4DX10+6) → 7[3,4,4,7]+6 → 13

GM:惜しい……!
神室夏樹:そして財産P9→5で成功です
神室夏樹:これで達成値17
GM:ゲーッ!?
穂苅好加:バディム使えば1点で済むぜーっ
琴吹智可:大人の財力!
東屋 リク:流石~~~!
穂苅好加:あっ財産が凄い!
GM:せ、折角コネを使えなくしたのに!
穂苅好加:支部長の力(リーダーズマーク)を侮ったな……
GM:では、情報を公開していきます
・逢魔晴善について
まずは難易度7の情報から
中枢評議員“ヘルメス”の側近。40代歳半ばほどの男性で、先代の“ヘルメス”の頃からその補佐を務めている。 エフェクトを使うことができない月夜野皆華に代わって、必要な場面では彼がエフェクトを使用していた。10年ほど前から何らかのきっかけで趣味嗜好が変わったようだ。

GM:ここまでは特に怪しい情報はありませんね。
GM:次に難易度17
中枢評議員“ヘルメス”の側近であった逢魔晴善は、10年ほど前から別人に成り代わられている。彼は、サラマンダーのエネミーエフェクト《冷静と情熱の間》によって月夜野皆華の感情を操作し、オーヴァードへの憎悪感情を煽っていた。
彼の真の目的は、地球を「賢者の石」に変え、その強大な力で全ての人間をプライメイトオーヴァードへと進化させて、新世界を創り出すことにある。この計画が実行に移されれば、「地球」の力に適合しきれなかった人類の9割は死亡するかジャーム化し、残りの1割はオーヴァードを超えた存在へと進化するだろう。
現在は、計画を効率良く実行に移すためにN市の中央地点に陣取っていると考えられる。

GM:情報は以上!この情報を調べたことにより、後ほどイベントが発生します!

神室が運転する車の車内。

GM:支部から脱出したキミたちは敵の足取りを追っていた。

神室夏樹:追手を撒いて、一時的に身を隠せる場所にて車を停めて待つ。
神室夏樹:そして少し時間が経った頃、端末から着信が入り。内容を聞く。
神室夏樹:「……なるほどな、よくやった。蒼東」 それだけ返して通話を切る。
神室夏樹:「結論から言おう。“ヘルメス”の側近、逢魔晴善は偽物だ。十年前からな」
神室夏樹:と切り出し、調査結果を共有します。
琴吹智可:「いいこと聞いた」義肢に付けていたデバイスを外す。
神室夏樹:「つまり、“ヘルメス”はヤツによって憎悪を煽られていた……ということだ」 東屋の方に視線を向ける
東屋 リク:「10年前って……確か、先代の“ヘルメス”が死ん……亡くなった頃か」
穂苅好加:「偽物……じゃああの時の言葉は……」
東屋 リク:「じゃあ、ミナカは」
琴吹智可:「こっちでも10年前、ね」
東屋 リク:「……親が死んで。中枢評議員なんてのに、まだちっさい頃になって」
東屋 リク:「それからずっと一緒にいた……頼れるはずだった人間が、偽物だったってことかよ」
神室夏樹:「ああ、そんな立場であったらいくらでも吹き込むことは可能だ」
穂苅好加:「『良い欲望』……随分とFHらしいことを言うと思っていた。起こそうとしている事件も……」
穂苅好加:「この偽物は────」
神室夏樹:「それに疑問を覚えたとしても……能力でいくらでも上書きできる」
神室夏樹:ハンドルを握る力が強くなっている。
琴吹智可:「こんな芸当を単独で10年こなしたうえで偽装ができるFHエージェント、となると」
琴吹智可:「ちょうど10年前に消えたマスターエージェント…みたいな都合のいい存在がいないといけなくなるわけだけど」
神室夏樹:「……"マスターアルケミー”、だろうな」
穂苅好加:「……ミナカちゃんの感情が増幅されている、それがレネゲイドによるものなら」
穂苅好加:「それを行っている”マスターアルケミー”を倒せば、彼女の精神状態も安定する……と考えて良いのかな」
神室夏樹:「まず間違いないだろう」
東屋 リク:琥珀色の瞳に、強い決意が宿る。「……ミナカを、助けられるかもしれない」
東屋 リク:ごめんね、と言った寂しげな顔と。支部で会った時の無邪気な笑顔と。──通信で見た、仮面のような表情と。
東屋 リク:まだ、ミナカの本当の表情は、見てないのかもしれない。なら──
東屋 リク:「そしたら、もう一回、笑ってくれるかな」
東屋 リク:ぽつり、とそう零した。
穂苅好加:(感情を増幅する……元からオーヴァードに対する嫌悪感はあるということ、増幅の振れ幅もどのくらいかわからない……)
穂苅好加:(多少落ち着いても、計画を強行するくらいの意志はあるかもしれない、けど)
穂苅好加:「うん、きっと、笑ってくれるよ」 笑顔でそういう
琴吹智可:「本心が分かるって言うのは、必ずしもプラスに繋がるかはわからないよ」「それでも、やる?」
東屋 リク:「多分、憎まれても仕方ないようなことを、『オーヴァードの世界』はミナカにしたんだ」
東屋 リク:「……それはきっと、本当だ」 だからこそ、ミナカと近しいものを感じた
東屋 リク:「でも──アイツ自身が、そんなことを本心から望んでやるとは、オレは思わない。思えない」
神室夏樹:「……そうか」
神室夏樹:「一つ、話を聞いて私が思ったことだが」
神室夏樹:「東屋、”ヘルメス"はお前に向かって笑ったのならば」
神室夏樹:「ぞこにあるのは憎悪だけではあるまい」
東屋 リク:「……!」
神室夏樹:「憎悪しかなくなれば……それはただのジャームだ」
神室夏樹:「私から貴様に向ける言葉はそれだけだ」
東屋 リク:「そうなる前に、オレはアイツを止めたい」
東屋 リク:「……いや、止めなきゃ。オレが、絶対に!」
東屋 リク:に、とバックミラーに映るように、大きく歯を見せて笑った。
琴吹智可:「いいじゃん」「あいつが絶対嫌な顔をする欲望だ」
神室夏樹:「……いいだろう。まだ貴様達が私の指揮下にあるとしたら」
神室夏樹:「私は次のような命令を出す」
神室夏樹:「FHマスターエージェント”マスターアルケミー"に洗脳されている”ヘルメス"を救助し」
神室夏樹:「その企みを阻止する」
神室夏樹:「穂苅、貴様はもう好きにしろ。私にはその権限はないからな」
穂苅好加:「えーっと」
穂苅好加:「……はい!好きにします!」 正直元からそのつもりだったというか、勝手に体が動くだろうなと思ってたので
穂苅好加:事前に許可がもらえて嬉しいな
神室夏樹:「ただ、神室夏樹という個人の頼みがある」
神室夏樹:「必ず……人間のまま戻ってこい」
穂苅好加:真剣に聴く
神室夏樹:「それだけだ」
穂苅好加:「……はい」 重く頷いて────
GM:では、その時。遠く、キミたちの視線の先。
GM:突如として、街の中央付近に巨大な王城のようなものが出現する。
GM:”マスターアルケミー"が使用するモルフェウスのエネミーエフェクト、《キングダム》の効果だ。
GM:あそこから世界を創り変えるつもりだろう。
穂苅好加:「……ミナカちゃん、アレに関して言い訳は用意してるのかな……」
穂苅好加:「めちゃくちゃ怪しいじゃん……」
東屋 リク:「あんまり、ミナカの趣味って感じしないけどな」
東屋 リク:「……どーせ、“マスターアルケミー”の趣味だろ」 吐き捨てるように言う
琴吹智可:おかしげに顔を歪める。「魔王の城、だね」「本人のセンスかは知らないけど」
神室夏樹:「怪しかろうとなんだろうと、向かうしかあるまい」
穂苅好加:「それは同意だね、でも場所がわかりやすくて助かる」
穂苅好加:「行きましょう」
神室夏樹:「行くぞ。”ヘルメス"を救助し、”マスターアルケミー"の企みを阻止する」
東屋 リク:「応ッ!」
GM:では、キミたちの乗る車が走り出そうとした時。
GM:白く禍々しい槍が
GM:白く禍々しい槍が飛来し、車のボンネットに突き刺さる!
穂苅好加:「ひゃあっ!ちょ、支部長!?」 衝撃に体を揺らしながら、窓の外を見る
GM:白く禍々しい槍は一人でにボンネットから抜けると、歩み寄ってきた少女の手に戻る。
大井双葉:「……行かせない」
神室夏樹:「チッ、下手に動くよりはマシかと思ったがな」
穂苅好加:「────え?」
GM:そこには、白く禍々しい槍を構えた大井双葉の姿がある。
神室夏樹:「……狡い手を使ってくる」 歯ぎしりする
穂苅好加:「双葉、ちゃん?」 呆然と呟く
大井双葉:「これ以上、ヨシカが世界を守る必要なんてない」その瞳は白く虚ろだが、悲壮な決意に満ちている。
大井双葉:「私が、ここで止める」
大井双葉:「……"歪み絶える槍(ネガーランス)"」白く禍々しい槍を振りかざす。
GM:シーン終了。

GM:ここでは購入判定はなし!ロイスの取得や感情変更のみ可能だよ!
神室夏樹:ロイスは保留! 以上だぜ!
琴吹智可:ロイスは保留!以上!
穂苅好加:双葉ちゃんへの固定ロイスの表を好意から不安に変更して終わり!
東屋 リク:ロイス保留で!
GM:OK!では、改めてシーン終了だ!

MP10/交戦

GM:次のシーン。
GM:次がミドルフェイズ最後のシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは連続になりますが、穂苅さん。
GM:他の人たちも全員登場です。
穂苅好加:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+8[8] → 90

神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (84 → 85)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (82 → 89)
GM:このシーンは、キミたちの前に現れた大井双葉と対峙するシーンになります。
琴吹智可:1D10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 4[4]+78 → 82


GM:ふわふわした外見の少女はキミたちを睨む。
大井双葉:「あなたたちをここから先には行かせない」
GM:槍を振るう。衝撃が迸る。
穂苅好加:「きゃ……」 腕で口元を覆う。舞い上がる砂ぼこりに目を細める
穂苅好加:「双葉ちゃん!どうして……!」
大井双葉:「……ヨシカをこれ以上戦わせない」
大井双葉:「これ以上、傷つけさせない」
穂苅好加:「気持ちは嬉しいけど……!」
大井双葉:「ヨシカを戦わせようとするなら、お前たちも私の敵だ!」リクくん、神室さん、琴吹さんに叫ぶ。
穂苅好加:「……支部長!」 縋るように支部長の方を向く
神室夏樹:「……好きにしろ」
神室夏樹:「私はそう言った、貴様が決めろ」
琴吹智可:「じゃあ、あの娘は『あたし』の敵なんだろうね」こともなげに。「覚悟決めなよ、”アサルト”」
神室夏樹:「戦えないのならばヤツの言う通り下がっていろ。そして二度と顔を見せるな」
穂苅好加:「……双葉ちゃん!皆は私を戦わせようとしているわけじゃない!」
穂苅好加:「私を止めたいんなら、双葉ちゃんの敵は皆じゃない」
大井双葉:「ヨシカを止めないのなら、戦わせているのと同じだ!」
大井双葉:「だったら、私が止める」
東屋 リク:困ったように、眉根を寄せている。「……戦うしかないってのかよ」
穂苅好加:「……双葉ちゃん……」
大井双葉:「ヨシカを、傷つけてでも」白く禍々しい槍を構える。
穂苅好加:「……支部長!あの子は私が……多分、今は”マスターアルケミー”の影響下にあるんだと思います」
穂苅好加:「私に執着してるんだったら、支部長たちは、先に行ってください……!」
神室夏樹:「……貴様にやれるのか? と、確認するのは無駄だろうな」
神室夏樹:「貴様は一度やると言ったら必ずやる、そういうどうしようもない奴だ」
神室夏樹:「……ならば、貴様に言うことは一つだ」
琴吹智可:「まーた、その眼だ」「支部長が不機嫌になる眼」くつくつと笑う。
神室夏樹:「勝手に死ぬな」
琴吹智可:「あたしは好きだよ、それ」
穂苅好加:「死んでも生きて帰ってきます!」
神室夏樹:「穂苅……貴様……」
穂苅好加:「というか私の能力そのものが死と同期しているというかなんというか」
穂苅好加:「ともかく、かならず、生きて人間として!帰ってきますので!」
東屋 リク:「約束だぞ、穂苅サン」
神室夏樹:「……先に向かうぞ、貴様ら」 琴吹と東屋に声をかけてからかろうじて生き残っている車を再始動させる。
穂苅好加:「うん!また後で!」
大井双葉:「許さない……」槍を構え、走り去る車を止めようとするが。
琴吹智可:「OK。好きに決めてきなよ」「じゃ、またあとでね」にやりと笑う。
東屋 リク:「ホントに! 約束だからな!」 窓から身を乗り出し、声を投げる
穂苅好加:「双葉ちゃん」
穂苅好加:「私は、ここだよ」
大井双葉:「……!」穂苅さんに視線を向ける。
神室夏樹:そのまま脇を通り過ぎてこの場から脱出する。
大井双葉:「くっ……!」視線を逸らしている間に車を取り逃がす。

大井双葉:「……構わない。ヨシカ。あなたさえ、ここにいれば」
穂苅好加:「きっと、あの人たちは、私がいなくても大丈夫」
穂苅好加:「だからこのまま、ここに残ってたって全然良いんだ」
大井双葉:「だったら!」
大井双葉:「ずっとここにいて!」
穂苅好加:「でも、私は最後まで戦いたい。世界中の人を笑顔にするって夢の為、私自身が、関わりたいから」
穂苅好加:「そして双葉ちゃんは、そんな私を応援してくれるって言ってくれた!」
大井双葉:「分かってる。分かってるんだよ。痛いくらいに分かってる!」
大井双葉:「でも、ヨシカがヨシカで無くなるなんて私には耐えられない!」
穂苅好加:「私は私だよ」
大井双葉:「分からずや」
穂苅好加:「双葉ちゃんがいれば、私は私でいられる」
穂苅好加:「でも、その為には戻って貰わないとね」
大井双葉:「……ッ!」
大井双葉:「そんなの、屁理屈だ」
大井双葉:「私が、ここで止める!」
穂苅好加:「私が、双葉ちゃんを元に戻す」
大井双葉:白く禍々しい槍を振り上げ、キミに向かって突撃する!
穂苅好加:黒く禍々しい影がその攻撃を遮る様に広がる
大井双葉:「好加……ッ!」

N市中央/王城前

GM:N市の中心地に出現した巨大な王城。
GM:リクくん、神室さん、琴吹さんの三人はその前にたどり着いた。
GM:しかし、入口には侵入者を阻むためにヘルメスのお抱えのエージェントたちが展開している。

東屋 リク:「ちぇ……やっぱ簡単に侵入させてくれるわけないよな」
GM:本部エージェントたちはキミたちを確認するとライフルを向ける!
琴吹智可:「じゃあ、やることはひとつだ」義手を外す。
UGNエージェントたち:「ヘルメス様のご命令だ。即座に投降せよ。さもなくば……!」
神室夏樹:「…………仕方がない」
神室夏樹:「言うまでもないが、戦闘不能までにとどめておけ」
琴吹智可:「簡単に潜入する、だ」車椅子から取り出した武骨な戦闘用義手を肩口にはめこむ。
東屋 リク:「了解っす」 猫の瞳のような魔眼が東屋リクの周囲に展開・散開する。
神室夏樹:車からトランクを引っ張り出して、地面に置く。
UGNエージェントたち:「通達を聞き入れるつもりはないようだな」引き金に指をかける。
神室夏樹:「投降する気はない。”ヘルメス"に会わせてもらおう」
UGNエージェントたち:「裏切り者(ダブルクロスを通すものか!奴らを射殺しろ!」
GM:キミたちに向けて、銃撃が開始される!

では、ここから分割ミドル戦闘を開始します!
GM:今回は穂苅好加さんサイドと、リクくん神室さん琴吹さんサイドの二つに分かれてミドル戦闘を進行します。
GM:同時進行ではありますが、それぞれのサイドは別シーン扱いになりますので逆側に支援を飛ばしたりすることはできません。
穂苅好加:助けてバディムー!
東屋 リク:と、届かねー!
GM:助けられない!
神室夏樹:視界に入らないから……
GM:どちらもエネミーを全滅させた時点で戦闘終了になります。

GM:まず、穂苅好加さんサイドのエネミーは大井双葉1体。行動値は6です。
GM:穂苅好加さんから5メートル離れた位置に存在しています。
"アサルト/昏き栄光の槍(グローリーランス)"穂苅好加/侵蝕率90──5m──"九頭竜/歪み絶える槍(ネガーランス)"大井双葉/侵蝕率不明
穂苅好加:君エンゲージしてなかった……?ポケットディメンジョンで距離が空いてしまった
GM:ま、まだ突撃してる最中だったから!
GM:次に、リクくん神室さん琴吹さんサイド。こちらのエネミーは、エージェントトループが3つ。行動値はいずれも14。
GM:キミたちから5メートル離れた位置に存在しており、3体とも同じエンゲージにいます。
"テレスコープ"神室夏樹/侵蝕率85         "UGNエージェント"エージェントトループ/侵蝕率不明
"ネオテニー・ボックス"琴吹智可/侵蝕率82──5m──"UGNエージェント"エージェントトループ/侵蝕率不明
     "ベルンシュタイン"東屋 リク/侵蝕率89       "UGNエージェント"エージェントトループ/侵蝕率不明      

GM:説明はこんなところかな。
神室夏樹:了解!
東屋 リク:完璧な理解を得たぜ!
GM:何か質問などはありますでしょうか?
穂苅好加:無し!
琴吹智可:大丈夫です!
GM:OKです。では、ミドル戦闘を開始していきましょう!
GM:ここからはラウンド進行になります。
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップから。
GM:何か行動がある人は宣言をどうぞ。
神室夏樹:ないです

穂苅好加:セットアップ 深化(インストール)昏き栄光の槍(グローリーランス) 尾を喰らう蛇1+背徳の理1 侵蝕+7 HP-1d、シーン間ウロボロスのエフェクトを使用した判定+2d
穂苅好加:侵蝕90→97
穂苅好加:30-1d10
DoubleCross : (30-1D10) → 30-8[8] → 22

琴吹智可:コーリングシステムで、車椅子(ストライクモービル)に搭乗します。
東屋 リク:“「オレに続けー!」”《ターゲットロック》《攻性変色》《コズミックインフレーション》+《狩りの統率者》 侵蝕[+12]
東屋 リク:この瞬間侵蝕が100%を超えるので、効果はこう 対象:範囲(選択) 射程:視界 シーン間、対象への攻撃力[+32] 自身は暴走を受ける
東屋 リク:侵蝕101へ。対象はトループ3グループ、狩りの統率者の対象は味方のエンゲージ全員!
神室夏樹:うけまーす
GM:演出がある人はどうぞ!
東屋 リク:綿毛のような体毛が露出した肌を覆う。人ならざる耳と尻尾が、レネゲイドの昂りを如実に示していた。
東屋 リク:「戦闘不能にとどめて……でも、遠慮はしない」
東屋 リク:「お前ら、そこをどけーッ!」 暗闇の中の猫のように魔眼の『瞳孔』が広がる。エージェント達の足元、重力場が狂い、射竦められたネズミのように動きが鈍くなるだろう。
琴吹智可:車椅子に深く腰掛け、戦闘用義手の指先を握って開く。
琴吹智可:「やっぱり相手は同じオーヴァードがいい」「あたしの力がどれくらい超えてるかが分かるからね」壮絶な笑みを浮かべる。

穂苅好加:突き進む大井双葉はその空間が異様に広いことに気が付くだろう。どぷん、と液体のような黒い空間。 <イージーフェイカー:ポケットディメンジョン>
穂苅好加:白い槍が到達するまでの数秒。既に戦闘の準備を終えている。
穂苅好加:「深化(インストール)昏き栄光の槍(グローリーランス)────行くよ、双葉ちゃん」

GM:エネミーは全員行動はなし!
GM:セットアップはこれで終了です。
GM:ここからは行動値順に処理していくのですが
GM:まずはイニシアチブで大井双葉が《加速する刻》を使用
GM:割り込んで行動します!
穂苅好加:ゲーッ

GM:マイナーで《オリジン:サイバー》+《スーパーランナー》を使用
GM:ヨシカさんにエンゲージします
GM:メジャーで《コンセントレイト:オルクス》+《ディストーション》+《完全なる世界》を使用。
GM:ヨシカさんに攻撃します!
穂苅好加:来な!
GM:命中判定!
GM:14dx7+3
DoubleCross : (14DX7+3) → 10[1,1,2,3,4,4,5,6,7,7,7,8,9,10]+10[4,5,6,7,8,10]+5[1,1,5]+3 → 28

GM:達成値は28!
GM:リアクションどうぞ!
穂苅好加:オートでウェポンケースから混沌なる者の槍装備してガード
穂苅好加:更にオートで器物使い使用して融合します
GM:OK!
GM:では、ダメージいきます!
GM:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 25[9,9,7]+18 → 43

GM:めっちゃ出目がいい
GM:43点。装甲、ガード値は有効です。
穂苅好加:器物使いと強化素材でガード値上げてて10、アームドスーツも装備させてもらったので、両方合わせて20!
穂苅好加:……23点!ギリギリ落ちる! 22→0
GM:惜しい!
穂苅好加:1d10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 9

穂苅好加:ゲーッ! 侵蝕97→106 HP0→9
GM:では、演出いきます。
大井双葉:「光化アンインストール歪み絶える槍(ネガーランス)――どこにも行かせない。好加ッ!」
GM:白く禍々しい槍を構えた少女がキミに突撃する!
穂苅好加:「私はどこにも行かないよ」
GM:オルクス能力で長い槍を強引に操る!
穂苅好加:黒い影が、自らを覆う盾となり、大井双葉のレネゲイドを吸収しようとするが────
GM:白く禍々しい槍から放たれた光が、キミの体を斬り裂く!
穂苅好加:「う……干渉を弾かれた……!?」
大井双葉:「好加がどれだけ無理してるか知ってる。好加がどれだけ傷ついているか知ってる。だったら……!」
GM:少女は槍を振りかざす。
GM:双葉の割り込み手番はこれで終了!

GM:次は改めて行動値19の神室さんの番です!
神室夏樹:押忍、行くぞ!!
神室夏樹:まずマイナーで……5m後退します。
GM:下がった!
神室夏樹:オートでウェポンケースを使用、ヘヴィマシンガンを抜きます。
神室夏樹:メジャー:コンボ『星は遠く』『されど輝いて』
神室夏樹:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《ペネトレイト》《レーザーファン》 対象はエージェント3グループ
GM:判定どうぞ
神室夏樹:(10+2-1+1)dx7+6+1
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,7,9,9,10]+10[3,4,4,7]+2[2]+7 → 29

GM:いい感じ!
神室夏樹:バディムーブ……はいいかな
神室夏樹:リアクションどうぞ!
GM:トループは《イベイジョン》持ちで、ドッジの達成値は12で固定です。
GM:なので、全員攻撃命中!
GM:ダメージロール前に
GM:エージェントトループ2が《献身の盾》を使用。トループ1を庇います。
GM:ダメージどうぞ!
神室夏樹:そりゃ誰だってそうする、私だってそうする。
神室夏樹:いくぞ!
神室夏樹:3d10+1d10+12+10+32 装甲値無視
DoubleCross : (3D10+1D10+12+10+32) → 21[7,4,10]+6[6]+12+10+32 → 81

GM:む、無理ー!
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を10(→ 10)増加 (85 → 95)
GM:カバーリングしたトループ2も、しなかったトループ3もその一撃で消し飛びます!
神室夏樹:これで死ななかったら困るからね……!w
神室夏樹:いくぞ! 演出。
GM:どうぞ!

神室夏樹:「琴吹、東屋を頼んだぞ」
神室夏樹:それだけを言うと一瞬にして距離をとる、使用武器の都合上距離を取ったほうが圧倒的に優位なのだから。
神室夏樹:そして放たれる銃弾の雨。暴力の嵐はこちらに敵意を持ったエージェント達に向けて放たれた。
神室夏樹:それらは一見すると無秩序な嵐だが、いかに相手を無効化させることを優先した攻撃である。
UGNエージェントたち:「くっ、バカな……!」キミに銃口を向けていたエージェントたちが次々と倒れていく!
神室夏樹:エージェント達の武器を始めとした戦闘能力を根こそぎ奪っていく。
神室夏樹:「……チッ、いまので倒れていれば楽だったものを」
UGNエージェントたち:「おのれ、反逆者め……!」残ったエージェントたちは尚もキミたちに銃を向ける!
東屋 リク:「……すっげ」 数m先、弾丸の雨による破壊が吹き抜けていくのを見て、思わずそう零した。
琴吹智可:「OK、任された」「自分の身は、自分でね」支部長に応える。

GM:では、神室さんの行動はこれで終了。
GM:次は行動値14のエージェントトループ1の行動です。
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《小さな塵》《天からの眼》《スタンボルト》を使用して
GM:アサルトライフルでリクくんに攻撃します!
東屋 リク:オレが暴走してるからってー!
琴吹智可:おっとそこには!
琴吹智可:まずオートで戦闘用義肢(PAA相当)をウェポンケースから装備!カッチカチになる!
琴吹智可:そのうえで、砂の結界!
東屋 リク:も、もしかしたら全ファンブルで命中しないかもしれないし……
琴吹智可:あ、そうでした。装備だけして見守り!
神室夏樹:パワーアシストアーマーここで使っていいの?
神室夏樹:装備するともう使えなくなるけど
琴吹智可:「一回壊して新しく作る」処理が行われる物質合成を噛ませることで復活するという、バグみたいな挙動があるんですよね…
琴吹智可:というわけ(※雑談会議)で、PAAの装備をキャンセルします。申し訳ない…
GM:いえいえ!
GM:改めて命中判定いきます!
東屋 リク:来いー!
GM:11dx+2
DoubleCross : (11DX10+2) → 10[1,2,3,3,3,4,6,10,10,10,10]+8[1,1,6,8]+2 → 20

GM:お、回った。
東屋 リク:暴走リア不~!
GM:リクくんはリアクションどうぞ
GM:カバーリングするなら、ここですね
琴吹智可:では、改めて砂の結界でカバーリング!
東屋 リク:やったー! もらいます!
GM:では、ダメージいきます
琴吹智可:こいやあ!
GM:13+3d10
DoubleCross : (13+3D10) → 13+19[8,5,6] → 32

GM:32点。装甲、ガード値ともに有効です。
琴吹智可:装甲がヴィークルの13点!19点受けて、7点で立ってます。
GM:固い!
GM:では、演出いきます

UGNエージェントたち:「子供でも容赦するな!反逆者を仕留めろ!」
GM:エージェントたちはライフルを構え、リクくんへと一斉に射撃する!
GM:銃弾がリクくんに殺到する!
琴吹智可:「それでも愛と正義のUGN?」弾丸の起動が、引力に惹かれるように歪む。
GM:銃弾は代わりに琴吹さんの体を貫こうとする!
琴吹智可:「前途ある子供は大切にしなきゃいけないよ」全ての弾丸が、琴吹智可向けて自由落下を始める。
東屋 リク:「子供だからってなめんなー!」 叫び、痛みに耐えようと奮起していたが、「え、……ちょ、琴吹サン!」
琴吹智可:車椅子の装甲を貫いて、数発の弾丸が肉体に突き刺さる。
UGNエージェントたち:「バロール能力か……!?ならば、あちらから殺せ!」
琴吹智可:ブラウスに血が滲む。「いーのいーの」「あたしは、人よりちょっとだけ当たり判定をごまかしてるからね」損傷した義肢を振る。
東屋 リク:「ごめん……でも、サンキューな」 申し訳無さそうに、耳が後ろを向く
琴吹智可:「あたしより相手を見てるといいよ」「”ベルンシュタイン”にはそれができる」
GM:では、エージェントトループ1の行動はこれで終了!

GM:次は行動値10の琴吹さんの番です!
琴吹智可:ほいさ!
琴吹智可:マイナーでトループまで移動してエンゲージ。
琴吹智可:メジャーで、巨匠の記憶+コンセントレイトでトループにストライクモービルで運転攻撃!
GM:命中判定どうぞ!
琴吹智可:13DX7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,3,5,5,7,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,6,6,8,9]+10[8,9]+10[8,10]+5[5,5]+6 → 51

GM:めっちゃ高い!
琴吹智可:6D10+10
DoubleCross : (6D10+10) → 41[7,7,6,7,4,10]+10 → 51

GM:トループは《イベイジョン》持ちでドッジの達成値12で固定なのでめちゃくちゃ当たります!
琴吹智可:+32!
琴吹智可:84ですね
GM:そして、ダメージも高い!!
GM:エージェントトループ1は余裕で戦闘不能です!
GM:演出どうぞ!
琴吹智可:よっしゃ!
東屋 リク:いえーい!
神室夏樹:よかったよかった

琴吹智可:「じゃ、こっちの番だね」「乙女の柔肌に傷をつけた責任ってやつを取ってもらおうか」こめかみに血管が浮かび上がる。集中の合図だ。
琴吹智可:車輪に触れずして、車椅子がエージェントたち向けて動き始める。逃げようとするエージェントの脚が、なぜか動かない。
UGNエージェントたち:「あんな小柄なオーヴァードなど恐るるに足りん。ひるむな!」
琴吹智可:「お、言うねえ」「」
UGNエージェントたち:「…ち、違う。なんだ。なぜ動けない!?」
琴吹智可:「お、言うねえ」「だけど」
琴吹智可:「あたしの身体(機能は、見た目より大きくてね」サイコキネシスによる猛烈な引力を発しながら、車椅子はエージェント向けて加速する。
東屋 リク:「──ちゃんと見てる。オレなら、やれる」 エージェントに掛かる重力を強く、強く、更に。彼女が辿り着くまで、絶対に逃さない!
UGNエージェントたち:「た、退避しろ!早く!」だが、体はピクリとも動かない。
琴吹智可:そして、数瞬の後。車椅子という一塊の鉄塊が、重力加速度を纏ってエージェントを「殴った」。
GM:エージェントたちの体が吹き飛ばされる!
GM:エージェントたちは地面を転がって昏倒する。
琴吹智可:「よし、身体(機能は鈍ってないね」「サンクス、”ベルンシュタイン”」
東屋 リク:「へへッ」「こんくらい、お安い御用だぜ!」
GM:王城の入口に展開していたエージェントたちはこれで全滅だ!
神室夏樹:「よくやった、貴様達」
GM:王城の中へと向かう道が開ける。
神室夏樹:「穂苅が追いつく前に早くこの馬鹿騒ぎを終わらせるぞ」
神室夏樹:あと琴吹さんに応急手当て渡しておきます。
東屋 リク:「……ミナカ、待ってろよ」 決意を込めて、小さく呟く
琴吹智可:「ざんねんだけどあんたらは一回休みだ」「あんたらが結果を知るのは全部終わった後だね」エージェント向けて
GM:では、三人のサイドの戦闘はこれで終了!
琴吹智可:「お、気が利くじゃん」支部長に向けて。「感謝するよ、”テレスコープ”」「大事な身体だからね。いたわらせてもらうよ」

GM:改めて穂苅さんサイドです。
穂苅好加:うおー
GM:次は行動値7の穂苅さんの番!
穂苅好加:マイナー……は双葉ちゃんから来てくれた♡ので放棄して
穂苅好加:メジャー No6/エグザイル/星喰らう巨人(ギゲンテス) 原初の赤:巨人の斧4+コンセントレイト:ウロボロス4 14dx7 攻撃力+12+12
穂苅好加:肉体5db3、背徳の理lv2で4、器物使いで3なので……あ、15か
穂苅好加:15dx7 命中
DoubleCross : (15DX7) → 10[2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,7,7,10,10,10]+10[1,3,6,6,8]+2[2] → 22

穂苅好加:相変わらずひやひやする達成値だなあ!
穂苅好加:双葉ちゃんに混沌なる者の槍で攻撃です
GM:混沌なる者の槍でガードします!
GM:ダメージお願いします!
穂苅好加:なんだとぉ……
穂苅好加:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 18[10,7,1]+24 → 42

穂苅好加:なかなか!
GM:ガード値4点、装甲値8点あるがその攻撃は耐えられない……!
GM:双葉は戦闘不能です!
穂苅好加:ほっ 侵蝕106→112
GM:演出どうぞ!

穂苅好加:「ごめんね、双葉ちゃん。私、絶対帰ってくるから」
穂苅好加:「信じて、待ってて?」 微笑んでそう言う
穂苅好加:自身の影から黒い何かが飛び出して、大井双葉を飲み込んだ。
大井双葉:「ヨシカがみんなを守っても、誰もヨシカを守ってくれない。だから、私が……!」
大井双葉:「くっ……!」動きを封じられる。
GM:何かに飲み込まれ、双葉は意識を失う。
穂苅好加:「良いんだよ、双葉ちゃん」
穂苅好加:「皆が笑ってくれてるのが私の幸せ、だから」
穂苅好加:きっ、と車の向かった方。王城へと目を向けて
穂苅好加:「人の気持ちを利用して、笑顔を奪う”マスターアルケミー”を、私は許さない」
穂苅好加王城へ向かう(キングダム・カム)。最後の時に向けて、駆けだした。
大井双葉:「…………私だって……好加の笑顔を守りたいんだよ……」倒れたまま涙がつうっと頬を流れた。
GM:このイベントを通過したことで、NPCからの支援を受けることができるようになります。
▼大井双葉の支援
下記の効果を1シナリオ1回ずつ使用することができる。
・「九頭竜」
対象の取得しているエフェクトのうち、使用回数制限のあるエフェクトひとつの使用回数を1回分回復させる。この効果は、オートアクションでいつでも使用できる。
・「レネゲイドビーイングの力」
対象がエフェクトを使用する直前に使用する。そのエフェクトで上昇する侵蝕率を0に変更する。エフェクトを組み合わせていた場合は、組み合わせたエフェクトの侵蝕率の合計が0となる。

穂苅好加:マジで、異世界の因子2回使えるじゃん!(妄言)
GM:そういうことです
神室夏樹:なるほどね
GM:支援と言っても、穂苅さん用ですね
GM:好きなタイミングで使うといいでしょう!
穂苅好加:嬉しい……
GM:では、穂苅さんが王城に向かったところで改めてシーン終了だよ!

GM:最後の購入判定、ロイスの取得や感情変更が可能ですよ!
GM:応急手当キットを使いたい人もここでどうぞ!
東屋 リク:琴吹サンに ◯信頼/隔意 でロイス取得! さっきはサンキューな!
穂苅好加:大井双葉をSロイスに指定。感情は好意/〇罪悪感 で
穂苅好加:で、応急手当キット使います
琴吹智可:まずは手元のキットから!
穂苅好加:2d10+9
DoubleCross : (2D10+10) → 3[2,1]+9 → 12

穂苅好加:カス!
琴吹智可:7+2D10
DoubleCross : (7+2D10) → 7+14[7,7] → 21

穂苅好加:応急手当キット購入!
穂苅好加:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[1,1,8,9]+1 → 10 → 成功

穂苅好加:即使用!
穂苅好加:12+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 12+5[4,1] → 17

穂苅好加:にゃあ~~~
琴吹智可:神室さんからもらったやつ、パスします?
東屋 リク:あ、オレもまだ1個持ってるから、これ穂苅サンにパス!
穂苅好加:わーい
琴吹智可:次の出目も腐ったら渡そう
神室夏樹:たぶん琴吹さん全回復にしたほうが良いと思うよ
穂苅好加:それもそうか
琴吹智可:タンクが回復した方がいい理論
琴吹智可:ではとりあえずさっき支部長からもらったやつを使ってみます
琴吹智可:21+2D10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+12[8,4] → 33

琴吹智可:全回復!
GM:いい感じ!
東屋 リク:じゃあ、オレのそのまま穂苅サン使って~
穂苅好加:じゃあリク君に貰って使います
穂苅好加:17+2d10
DoubleCross : (18+2D10) → 17+15[8,7] → 33

穂苅好加:こ、ここで出目が良い……!
神室夏樹:最後のリーダーズマークを使ってブルーゲイルを狙います。
GM:すご
神室夏樹:(1+2)dx+5+5>=20 <調達>
DoubleCross : (3DX10+10>=20) → 10[2,3,10]+1[1]+10 → 21 → 成功

GM:やる……!
穂苅好加:ヒューッ
神室夏樹:成功、ロイスは保留で
琴吹智可:そして購入は…ジュラルミンシールド!(初めて存在を知った武器)
琴吹智可:3DX+3>=12
DoubleCross : (3DX10+3>=12) → 6[2,4,6]+3 → 9 → 失敗

琴吹智可:財産3点使って買いました。
琴吹智可:ロイスは…保留!
東屋 リク:じゃあボデマかな~
東屋 リク:5dx>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[2,7,8,9,10]+5[5] → 15 → 成功

GM:あ、すごい
東屋 リク:おー買えた。気休めにはなるかな!
GM:では、全員判定が終わったので改めてシーン終了だ。
琴吹智可:装備もしときます
GM:OKです!

CP1/ニュー・フロンティア~太陽の背信~

GM:では、次のシーン!
GM:クライマックスフェイズ!
GM:シーンプレイヤーはリクくん!PCは全員登場だ!
琴吹智可:88+1D10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+1[1] → 89

神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (95 → 105)
東屋 リク:東屋 リクの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (101 → 106)
穂苅好加:106+1d10
DoubleCross : (106+1D10) → 106+9[9] → 115

穂苅好加:ぎゃー
GM:では、シーンの描写をしていきます。

GM:N市の中央に突如として出現した王城。
GM:広大な城の玉座の間。城内に侵入したキミたちは、そこにたどり着いた。
GM:月夜野皆華は仰々しい椅子に腰かけている。

月夜野皆華:「……来たか」リクくん、神室さん、琴吹さんの三人を見て言う。
東屋 リク:「来たぞ、ミナカ」
月夜野皆華:「もう止められないよ。世界は変わる」
東屋 リク:「……もう一回、ちゃんと訊きたかったんだ」
東屋 リク:「それは、オマエがほんとに、オマエの意志でやりたいことなのか」
月夜野皆華:「そうだと言ったはず」
月夜野皆華:「私は全てのオーヴァードを憎んでいる」
月夜野皆華:「オーヴァードなんて、レネゲイドウイルスなんてこの世に存在しなければよかった」
月夜野皆華:「リクくん。そんな世界なら、キミだってもっと幸せに生きられたんじゃないか?」
東屋 リク:「……オレ、ミナカがどんな気持ちで生きてきたか分かるほど、器用じゃないし」
東屋 リク:「オレ自身も、そんな幸せだったわけじゃないけど」 絞り出すように、言葉を返す
東屋 リク:「だけど、こう生まれたことを後悔はしてない」
月夜野皆華:「……どうして?」
東屋 リク:「確かに、オレの親父はクソみてーなやつだった。でも、多分、ただの人間でも同じようなやつだったと思う」
東屋 リク:「……オーヴァードだから、悪いんじゃなくて。不幸せとか、そうじゃなくて」
東屋 リク:「自分が、ちゃんと誇れるように生きるんだ、って」
月夜野皆華:「誇れるように……」
東屋 リク:「──母さんが言ってた。オレは、そうありたいと思ってる」
東屋 リク:「生まれとか。血筋とか。シンドロームとか」
東屋 リク:「オーヴァードとか、人間とか」
東屋 リク:「……そんなの、オマエが背負わなくていいだろ」
東屋 リク:「オマエが、どう生きたいかが、大事なんじゃないのかよ!」
月夜野皆華:「リクくん。もし私がただの人間でもまた私の先輩になってくれる?」
東屋 リク:「そんなの……」
東屋 リク:へへ、と袖で顔を一度拭って。「当たり前だろ!」
月夜野皆華:「……もう、終わりにしてもいいのかもしれない」遠くを見つめながら言う。
月夜野皆華:「リクくん。《ワーディング》を展開して」
東屋 リク:「……?」 意図が分からず、困惑した表情を向ける
月夜野皆華:「いいから」
月夜野皆華:「私は、オーヴァードじゃない」
月夜野皆華:「それで、終わるから」
東屋 リク:「……わかった」 言って、
東屋 リク:歩いていく。早足で、少女との距離を縮めて、
東屋 リク:《ワーディング》
月夜野皆華:「…………っ」
GM:月夜野皆華はオーヴァードではないので、その《ワーディング》の効果でエキストラ化します。
GM:彼女はその場で倒れる。
東屋 リク:「……おっと、と」 がくりと前のめりになった体を、しっかりと支えた。
月夜野皆華:「あり……がとう……」キミの顔を見上げて言う。
東屋 リク:「こんなの、朝飯前だ」
GM:その時、広間に忌々しげな声が響く。
神室夏樹:「そのまま”ヘルメス"を守れ。東屋」
逢魔晴善:「……三文芝居はそこまでにしてもらおう」
月夜野皆華:「おう……ま……?」
神室夏樹:あの時、武器を構えるだけにしたのはこの可能性が十分にあったからだ。
神室夏樹:月夜野皆華がオーヴァードではない、その可能性が。
逢魔晴善:「やれやれ。あなたは最後の最後まで役立たずでしたね。“ヘルメス”様」
琴吹智可:「さっきぶりだね、推定”錬金術師”」
逢魔晴善:「十年以上かけた私の計画を土壇場で台無しにしてくれて」
東屋 リク:「……てめぇ」 ミナカの体を抱いたまま、き、っと男を睨む
月夜野皆華:「なに……を……」
逢魔晴善:「ごきげんよう、諸君」
逢魔晴善:「ヘルメス様のご意志は、私の手で成し遂げましょう」
逢魔晴善:「世界はちっぽけな少女の憎悪と怨嗟によって滅び、悲嘆と怨恨によって再生する」
東屋 リク:「……こいつは、本物の逢魔晴善じゃない。ニセモノなんだ」 ミナカに囁くように伝える
逢魔晴善:「……少々道筋は変わりましたがね」
神室夏樹:「この場に及んで何が意志だ、笑わせる。はじめから貴様の企みしか考えていなかっただろう」
神室夏樹:「さっさと化けの皮を剥がしたらどうだ。貴様の正体は割れているぞ」
逢魔晴善:「そんなことはありませんよ。FHの姿を隠し、哀れな少女のお手伝いをするのは最高に面白かったですよ!」
月夜野皆華:「そ、んな……!」
逢魔晴善:「最高の悲劇こそが、最高の喜劇だ」
神室夏樹:「…………最悪の趣味だ、吐き気がする」
逢魔晴善:「折角だ。あなた方には、このマスターアルケミーの舞台の最後の観客になっていただきましょう」
琴吹智可:「10年も飽きずに準備できるんだから、こりゃ本心と見た」
逢魔晴善:「お楽しみはこれからですよ。オーヴァードを超えた存在が闊歩する新たな世界が生まれるのですから!」
東屋 リク:「……オーヴァードを憎む気持ちは、ミナカの本心なんだろうけど」「その火種を燃やして、心をぐちゃぐちゃにしたのはコイツなんだ」
逢魔晴善:「新世界には守護者など不要だ。さあ、始めましょう」
逢魔晴善:マスターアルケミーは本に手をかける。
東屋 リク:「だから、オレはコイツを許さない。これ以上、ミナカに手は出させないから」
東屋 リク:「安心して見てろよ、な」 にか、と。笑ってみせた。
月夜野皆華:「リ、ク……ごめん……!」
琴吹智可:「オーヴァードを超えた存在、ね」「ワクワクする話じゃん」平板で虚ろな声のまま。
逢魔晴善:「ショータイムだ」本が光を放つ。
GM:地響きが起きる。
琴吹智可:「だけど」「あんたの手でそれが成るくらいならこっちから願い下げだね」義肢から出た端子を車椅子に接続する。
神室夏樹:「させんよ。古き世界(日常)を守るのが私達――UGNの使命だからな」

GM:《ハザードコール》が使用され、N市の大地の侵蝕率が急激に上昇する!
GM:地面から光が湧き上がる!
GM:その光がキミたちの体に触れる!
GM:その途端、キミたちは体が内側から突き破られるような苦しみを覚えるだろう!
GM:全員、邪毒レベル10、硬直のバッドステータスを受けてもらいます!

逢魔晴善:「これで、全てのオーヴァードは生まれ変わる!」
GM:キミたちの体を襲う強烈な侵蝕はそのレネゲイドを夥しいまでに活性化させ、キミたちを苦しめる!
GM:と、その時、キミたちの脳内に直接声が響く。ネビュラの声だ。
ネビュラ:『神室夏樹。私たちを破壊して』
ネビュラ:『今ならば、まだ止められる』
神室夏樹:「……今なら、か」
スモモちゃん:『みんなで話し合って決めたことだから、躊躇わなくていいよ。ね、お姉さん!』
ネビュラ:『あなたたちと会えて良かった。早く』
GM:レネゲイドビーイングたちを破壊するなら、〈白兵〉か〈射撃〉で難易度25の判定に成功する必要があります。
GM:そうすれば、あの魔導書の力を止めることができます。ただし、その場合は100人のレネゲイドビーイングたちは死亡します。
神室夏樹:「確かにそうするのがいいだろう。この街を守るのならな」
ネビュラ:『ならば、迷う必要はないはず』
神室夏樹:「だが、断る」
スモモちゃん:『な、なんでー!?』
ネビュラ:『……理解不能』
東屋 リク:「…………」 胃の腑が裂けるような感覚に、えずきながら。支部長の言葉に、笑う。
神室夏樹:「そうすればあの男が喜ぶ」
ネビュラ:『あなたたちの使命はこの世界を守ることのはず』
神室夏樹:「…………そうだ、だが一つだけ勘違いをしている」
神室夏樹:「私が守るのは人々が幸福な世界だ」
神室夏樹:「貴様達が誰かの日常である限り、それを守るのが私達だからだ」
ネビュラ:『……大馬鹿者だわ』
神室夏樹:「そして先程も言ったが、あの男を喜ばせる真似は支度はない」
ネビュラ:『……他の二人も同じ考え?』
琴吹智可:「あたしも嫌だね」想像を絶する苦痛の中、吐き捨てるように言ってのける。
神室夏樹:「あの男の企みを打ち砕いて……流儀に合わせて言うのならば」
神室夏樹:「最高の結末こそがあの男にとっての最大の敗北だろう」
琴吹智可:「あたし、欲張りだからさ」「ちょっとでも手に入る可能性があるなら、可能な限り残しときたいのよ」
スモモちゃん:『だって、そうしなきゃ世界が大変なことになっちゃうんだよ……!』明るいながらも真面目な声で言う。
東屋 リク:「それでも、嫌なもんは嫌だ」 へへ、と無理に唇の端を吊り上げる。
琴吹智可:「心配しなくてもいいよ、スモモ」
スモモちゃん:『そんなこと言ったって……!』
琴吹智可:「あんたにも、世界にも」「あたしの手が届くようになるまでは、生きててもらうつもりだからさ」喉を鳴らして笑う。
スモモちゃん:『きゅん……っ!』

ネビュラ:『……分かったわ。好きにして』
ネビュラ:『UGN。世界をあなた方に任せます』
神室夏樹:「はじめから言っている」
神室夏樹:「私はただこの街で起きる事件を解決する、貴様らの思惑など関係なくな」

???:異世界の因子の使用回数を減少させ、地球を対象に、上昇するレネゲイドを吸収します
GM:OK!

GM:では、ここでそのための判定をしてもらいます!
GM:〈RC〉で難易度30!器物使いの効果も使用可能!
???:たっか!?
GM:穂苅さん以外のPCはそれに対して支援の判定を行うことができる!
GM:〈RC〉か〈意志〉で難易度7の判定に成功すれば、穂苅さんの行う判定のクリティカル値が-1されます!
GM:これらの判定は失敗すると、バッドステータスの暴走を受けます。また、成否に関わらず侵蝕率が+2d10されます。要は衝動判定の代わりですね。
???:なるほど~
GM:三人は支援の判定をするならどうぞ!
琴吹智可:行います!意志で判定、思い出の一品を使用。
琴吹智可:4DX+3>=7
DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 8[1,5,8,8]+3 → 11 → 成功

琴吹智可:89+2D10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+10[8,2] → 99

東屋 リク:RCで判定だ!
GM:お見事!これで穂苅さんの判定のC値は-1!
東屋 リク:7dx+4>=7
DoubleCross : (7DX10+4>=7) → 10[2,4,7,9,9,9,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

東屋 リク:106+2d10
DoubleCross : (106+2D10) → 106+4[3,1] → 110

GM:さすが!穂苅さんの判定のC値は-2されます!
神室夏樹:じゃあ、意志で判定してみるか!
神室夏樹:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 7[5,6,6,7] → 7 → 成功

神室夏樹:あぶね~!
東屋 リク:やった~!
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (105 → 122)
琴吹智可:フル成功!
神室夏樹:高いwwww
GM:やる!これで穂苅さんの判定のC値は-3です!
東屋 リク:支部長の侵蝕がー!
GM:穂苅さんは判定をどうぞ!
???:よっしゃあやるぜーっ
???:精神は2、ダイスボーナスで5、器物使いで8、皆のお陰でC-3、技能値は2
???:勇魚くんのロイスをタイタスにして即座に昇華します
???:C値-1して8dx6+2で振るよ
GM:OK!
???:8dx6+2>=30
DoubleCross : (8DX6+2>=30) → 10[2,2,3,5,5,8,9,10]+10[3,4,9]+3[3]+2 → 25 → 失敗

神室夏樹:あーまって
???:おっとすいません
GM:支部長!
神室夏樹:ちょっと判断が遅れたな……ロイス昇華する前にちょっとやろうと思ったけど間に合わなかった
GM:なんだなんだ
???:な、なんだなんだ
神室夏樹:いや、結局できなかったな! 大丈夫です!
GM:では、あとは何もなければ判定は失敗になりますので!
東屋 リク:オレのバデムは届くが……届かない……
???:というか失敗してしまった!
???:双葉ちゃんが来るかな~と思いましたが来なければロイスパワーを使用します
東屋 リク:うおー! バデム!
東屋 リク:「バディムーヴ」 その判定達成値[+3]だー!
穂苅好加:では達成値は28になって
GM:では、それで達成値は28!
穂苅好加:支部長のロイスをタイタス化して達成値+1dします
穂苅好加:28+1d10>=30
DoubleCross : (28+1D10>=30) → 28+8[8] → 36 → 成功

GM:お見事!
GM:では、判定は成功だ!
東屋 リク:やったー!
琴吹智可:よかった…!
神室夏樹:流石私のロイスだ

GM:では、地面から伝わる強烈な衝動がキミたちの体を蝕んでいく。
GM:キミたちの体は徐々にひび割れる。

逢魔晴善:「さあ、新しい世界の幕開けだ!」
穂苅好加:「それが、あなたの欲望ですか」
逢魔晴善:「……何?」
穂苅好加:「────どうしようもない"欲望"ですね」
逢魔晴善:「バカな。貴様は確かに足止めしたはず……!」
穂苅好加:衝撃が次第に収まっていく。気が付けば、大地は真っ黒に染まっていた。
穂苅好加:「人を馬鹿にするのも大概にしてください、双葉ちゃんが」
GM:地面から湧き上がっていた光が、塗り潰されている。
穂苅好加:「双葉ちゃんが私相手に本気で戦えるはず、ないでしょ……っ!」
逢魔晴善:「何が……何が起きている……!」
逢魔晴善:「確かに術式は作動した。これで世界は生まれ変わるはずだ……!」
東屋 リク:「もしかして、これ……」 真っ黒に染まった地面を見て、言葉を失う
神室夏樹:「ああ……」 苦虫を噛み潰したような顔だ
穂苅好加:「皆、戦える?」

GM:これにより、キミたちが受けていた邪毒レベル10、硬直のバッドステータスも解除されます!

穂苅好加:「私はちょっと、キツイかな」 呼吸が荒くなっている。その半身もまた、黒く染まっていた
神室夏樹:「…………今の貴様にだけは言われたくない言葉だ」
逢魔晴善:「貴様の……貴様の仕業か……!」
琴吹智可:ちらりと好加ちゃんの姿を眺め、表情が消える。そしてすぐに元の虚ろな眼に戻る。
穂苅好加:「あはは……力を貸してっていうのもおかしいけど」 元から皆の戦いだ。自分が介入する余地は無かった。
琴吹智可:「あたしは、いつでも」「今日のあたしはちょっと、モチベーションに満ちてる」
マスターアルケミー:「許さん。許さんぞ。よくも私の計画を……!」
東屋 リク:「……ほんと、穂苅サンは無茶苦茶するな」「オレは戦えるよ。そのために、ここに来たんだ」
マスターアルケミー:「“アサルト”穂苅好加。貴様を事前に始末しておかなかったのは私の誤算だ」
穂苅好加:「……よし!頑張りましょう!あとはこの人をぶっとばすだけだ!」
マスターアルケミー:「正義の味方気取りの小娘と侮った。だが、ここで確実に消す」
東屋 リク:「アンタの我儘で悲しむ奴が、これ以上出ないように」「ぜってー、ここで倒す!」
マスターアルケミー:「ここで貴様らを消し去り、もう一度計画をやり直す!」
琴吹智可:「残念だけど、次は来ないよ」
琴吹智可:「あたしたちに持ってるもん全部遺して、さっさと終わらせてよ」虚ろな瞳のまま、はっきりと投げかける。
マスターアルケミー:「私の手の上で踊っていた貴様らに世界など守れるものか!!」黄金の外套をたなびかせ、斧を構える。
神室夏樹:「今はもう貴様の手の上ではない、それが答えだ」
神室夏樹:「一人の馬鹿が無茶をした分は、必ず取り戻す」
マスターアルケミー:「笑止!私の計画はまだ続いている!」
穂苅好加:「計画が続いて言うのなら、終わらせます」
穂苅好加:「────あなたの掌から零れ落ちた、私たちで!」
GM:では、ここからクライマックス戦闘に入ります!

GM:キミたちと対峙するマスターアルケミーは指輪をかざす。
マスターアルケミー:「世界を創り変える力。我が錬金術の秘奥をお見せしよう」

GM:マスターアルケミーは「Eロイス:さらなる絶望」×2を使用します。
GM:魔法陣が展開する。そこから現れた土塊が重なり合い、虹色に輝く土の巨人が完成する!
GM:虹色の土巨人が巨大な拳を振り下ろすと、地面がえぐれる!
東屋 リク:「おわっ」「なんつー馬鹿力だよ……」
プライメイト・ゴーレム:「■■■■■■――!!」
穂苅好加:「まーたでっかいの!」
マスターアルケミー:「集めたレネゲイドビーイングの力はまだ健在だ。新世界の一端をお見せしようじゃないか」
琴吹智可:「いいね」「作り方には興味あるけど、今は壊すのが先決と見た」
GM:マスターアルケミーはさらに、別の指輪をかざす。
GM:魔法陣の向こう側の空間から、月夜野皆華と同じ姿をした少女が現れる。
プライメイト・ホムンクルス:「…………」
プライメイト・ホムンクルス:銀髪の少女はキミたちを見据える。
神室夏樹:「……とことん悪趣味な男だ」
神室夏樹:「よほど人の神経を逆なでするのが好きらしい」
プライメイト・ホムンクルス:「……醜い世界」
プライメイト・ホムンクルス:「あなたたちがこの世界の守護者だね」
プライメイト・ホムンクルス:「こんな世界のためにあなたたちが戦う意味はないよ。全部終わりにしよう」
東屋 リク:「ミナカの顔して、勝手なこと喋んじゃねー!」
プライメイト・ホムンクルス:「リクくん。あなたがリクくんか」
プライメイト・ホムンクルス:「大丈夫だよ、リクくん。私が何もかも消し去ってあげるね」優しげに微笑む。
穂苅好加:「戦う意味は私たちが決めるんだ。勝手な事ばっかり言うその口、無理にでも閉じさせる!」
マスターアルケミー:「さあ、観客諸君。舞台の幕を開けようじゃないか!」長い斧を構える。
東屋 リク:「そんなこと、ミナカは望んじゃいない」「──マスターアルケミー。ぜってー、ゆるさねー」
琴吹智可:「ああ、やっぱり」「欲しいね、あんたの持ってる全てが」口の端を歪める。
マスターアルケミー:「キミたちを抹消し、もう一度計画を始めさせてもらうとしよう!」
琴吹智可:「全部置いてってもらうよ」「あんたの力も、知識も全て!」

GM:というわけで、クライマックス戦闘です!
GM:エネミーはマスターアルケミー、プライメイト・ホムンクルス、プライメイト・ゴーレムの三体。
神室夏樹:「貴様に再起はない、ここで消えろ」
GM:行動値はマスターアルケミーが15、プライメイト・ホムンクルスが12、プライメイト・ゴーレムが10です。
GM:三体とも同一エンゲージで、キミたちのエンゲージから5メートル離れた位置に存在しています。
GM:この戦闘の勝利条件はエネミーの全滅です。
GM:また、この戦闘でキミたちが敗北した場合、マスターアルケミーは計画を再度実行に移すため、「Eロイス:覚醒する世界」が発動して世界は変革の時を迎えます。
GM:説明はこんなところかな
東屋 リク:負けられねー……!
琴吹智可:承知!
GM:では、早速クライマックス戦闘に入っていきましょう!

"アサルト"穂苅好加/侵蝕率115                        
     "テレスコープ"神室夏樹/侵蝕率122         "マスターアルケミー"逢魔晴善/侵蝕率不明
"ネオテニー・ボックス"琴吹智可/侵蝕率99──5m──"ヘルメス"プライメイト・ホムンクルス/侵蝕率不明
     "ベルンシュタイン"東屋 リク/侵蝕率110       プライメイト・ゴーレム/侵蝕率不明      

GM:ラウンド進行を開始します!
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップからです。
GM:行動がある人は宣言をお願いします。
東屋 リク:“「オレに続けー!」”《ターゲットロック》《攻性変色》《コズミックインフレーション》+《狩りの統率者》 侵蝕[+12]
神室夏樹:うーん、ブルーゲイル使っておきます
東屋 リク:対象:範囲(選択) 射程:視界 シーン間、対象への攻撃力[+32] 自身は暴走を受ける
東屋 リク:対象は向こうエンゲージのエネミー3体全員!
穂苅好加:セットアップ 深化(インストール)・昏き栄光の槍(グローリーランス) 尾を喰らう蛇2+背徳の理2 侵蝕+7 HP-1d、シーン間ウロボロスのエフェクトを使用した判定+4d
穂苅好加:侵蝕115→122
東屋 リク:侵蝕110→122へ
神室夏樹:行動値19→24 侵蝕122→127
琴吹智可:コンボ:クラスタ(コーリングシステム)で車椅子(ストライクモービル)に搭乗します。
東屋 リク:あと、バフの効果をこちらエンゲージの味方にも渡す!
穂苅好加:ありがて~
GM:強い!
琴吹智可:うれしい!
神室夏樹:いただく!
GM:マスターアルケミーとプライメイト・ゴーレムは何もなし。
GM:プライメイト・ホムンクルスは《解放の宴》を使用。飛行状態になり、あらゆる判定のダイスを増やします。
GM:というわけで、演出ある人はどうぞ!

東屋 リク:「……まけらんねー。ミナカは、絶対助ける」
東屋 リク:猫の瞳のような魔眼が散開、巨人の足元、重力場が揺らぎ出す。
東屋 リク:「オレができること、全部やる」「支部長、穂苅サン、琴吹サン」
東屋 リク:「力、貸してくれ!」
琴吹智可:「もちろん」車椅子に深く腰掛け、大きく息を吸う。
穂苅好加:「深化(インストール)昏き栄光の槍(グローリーランス)!」 身をかがめると同時、何十もの黒い槍が飛び出し一つとなり、穂苅好加の手に収まる。
穂苅好加:「こちらこそ、お願い!」
神室夏樹:「さっさと片付けるぞ、この馬鹿馬鹿しい騒ぎをな」 錠剤を口に含む
琴吹智可:車椅子に装甲が展開され、アンバランスに大きな義手と戦車のごとき下半身を持った戦闘態勢に移行する。
プライメイト・ホムンクルス:「大丈夫、私は1人でも世界を変えてみせるよ。安心して見ていてね」その体が宙に浮くと、凄まじい力が集まっていく。

GM:では、セットアップは終了。
GM:ここからは、行動値順に処理していきます
GM:まずは行動値24の神室さんの番から!
神室夏樹:マイナーで戦闘移動、後方に29m下がります
GM:めっちゃ下がった
神室夏樹:オートでヘヴィマシンガンを装備、
神室夏樹:メジャー:コンボ『星は遠く』『されど輝いて』『我らを見守る』
神室夏樹:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《ペネトレイト》《レーザーファン》《マスヴィジョン》 対象は敵エンゲージ3体
GM:では、判定前にプライメイト・ゴーレムが《守護者の巨壁》を使用。
GM:対象を単体で、このエネミーのみに変更します!
神室夏樹:しゃあないな
神室夏樹:じゃあ判定行くぞ
神室夏樹:(10+3-1+1)dx7+6+1
DoubleCross : (13DX7+7) → 10[1,2,4,5,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+6[1,2,2,4,5,5,5,6]+7 → 23

神室夏樹:うーん、このクソ出目
GM:プライメイト・ゴーレムはガードを宣言!
GM:《スプリングシールド》を使用してガード値を上げます。
GM:ダメージどうぞ
神室夏樹:3d10+1d10+12+12+20+32 装甲値無視
DoubleCross : (3D10+1D10+12+12+20+32) → 10[2,5,3]+8[8]+12+12+20+32 → 94

GM:ま、待って待って
神室夏樹:出目がよくないな~
GM:強い強い
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を11(→ 11)増加 (127 → 138)
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を4(→ 4)増加 (138 → 142)
GM:しかも装甲無視だし!
GM:めっちゃ装甲値あったのに!
神室夏樹:142じゃなくて141でした
GM:その一撃だけで半分以上HPを持っていかれました……!
GM:演出どうぞ!

神室夏樹:一足にて彼我の距離を離す。
神室夏樹:「まずは邪魔なモノから片付けさせてもらう」 眼鏡を外す
神室夏樹:トランクから大型の機関銃を引きずり出し、”マスターアルケミー"達に向けて放つ!!
プライメイト・ゴーレム:「■■■■■■■■――!!」虹色の土巨人がマスターアルケミーの前に出て、その攻撃を庇う!
神室夏樹:「それは……読んでいた!」
マスターアルケミー:「ただの銃弾など何の役に立つというのだ」薄ら笑いを浮かべる。
神室夏樹:暴力の嵐の中にゴーレムへの正確無比な関節を狙った射撃を織り込んでいる。
神室夏樹:当然、それらはゴーレムの強靭な体でさえ粉砕していくだろう。
GM:頑強な装甲の隙間を撃ち抜かれ、ゴーレムの体は傾いていく!
マスターアルケミー:「何……!?」
神室夏樹:「このデカブツを削るくらいの役には立つさ」
マスターアルケミー:「チッ、よもやここまでとはな……!」
神室夏樹:「何もなせぬであろう貴様の錬金術とやらと違ってな」
神室夏樹:「そら、精々無駄なあがきをしてみろ」
神室夏樹:ロイスを取得します。
神室夏樹:7.敵/マスターアルケミー/執着/脅威:○/ロイス
マスターアルケミー:「……よかろう。死が望みならば、くれてやる」

GM:では、神室さんの番はこれで終了。
GM:次は行動値15のマスターアルケミーの番です!
GM:マイナーで《インフィニティウェポン》+《ジャイアントウェポン》を使用
GM:このインフィニティウェポンは「Dロイス:錬金術師」とマスターエージェント専用エンブレム「最強の一振り」の効果で強化されています
GM:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《フレイムタン》+《炎神の怒り》を使用
GM:攻撃の対象はリクくん!
東屋 リク:来いやー!
GM:さらに、命中判定の直前にオートアクションで《オーバーロード》を使用
GM:武器攻撃力を上げます
GM:命中判定いくぞ!
GM:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,2,2,2,3,4,4,6,6,7,8,10,10,10]+10[1,1,1,7,7]+5[1,5]+6 → 31

GM:命中の達成値は31です
東屋 リク:ぬー、暴走リア不
琴吹智可:では、カバー!砂の結界!
東屋 リク:うおっ助かる!
GM:では、ダメージいきますね!
琴吹智可:こいやあ!
GM:4d10+48
DoubleCross : (4D10+48) → 29[7,6,9,7]+48 → 77

GM:77点。装甲は有効です。
琴吹智可:まだ装甲は13点だけど、どう増やしても今は死!
GM:では、戦闘不能に対する処理をお願いします!
琴吹智可:黄金の錬金術師へのロイスをタイタス化して、HP13で立ってます。侵蝕は101に。
GM:では、演出いきます。

マスターアルケミー:「……神室夏樹。まずは貴様の手駒から切り刻んでやろう。そこで見ているがいい」
GM:マスターアルケミーが指輪をかざすと、斧が数メートルはあろうかという巨大な形へと変わる!
GM:その巨大な斧が紅蓮の炎を纏う!
マスターアルケミー:「私の計画を邪魔をした報いを受けるがいい」
GM:東屋リクに向けて、炎を纏った巨大な斧が振り下ろされる!
東屋 リク:(でっけえ……! 耐えられるか?)
神室夏樹:「貴様のような輩がそうするであろうことは”見えている"」
琴吹智可:「だーめ」踏みつぶすような局所的な重力が発生し、わずかに斧の起動が反れる。
神室夏樹:「故にその対処も用意している、琴吹」
GM:斧の軌道が逸れる。
琴吹智可:「言われずとも」そして、その先には重力の発生源たる琴吹智可の車椅子がある。
GM:凄まじい紅蓮の重量が琴吹の体を押し潰そうとする!
琴吹智可:ガ キィンッ!
東屋 リク:「琴吹サン!」
マスターアルケミー:「ふん、だが。逸らしたところで、防げはしまい」
琴吹智可:装甲板が粉々に砕け、義肢から火花が散る。生身の肉体は言わずもがなだ。
マスターアルケミー:「……忠告はしたはずだがな。要らぬ好奇心を出すなと」
琴吹智可:だが、その眼は。「防げなかったねえ」「だけど、あんたの目論見通りになるのだけは嫌なんだ」
マスターアルケミー:「……何だと?」眉根を寄せる。
東屋 リク:「この通り、オレはピンピンしてるぜ!」「また一つ、計画が狂ったな!」
琴吹智可:「これまでがそうってわけじゃないけど」「これから、あたしの全ての力を持って」
琴吹智可:「あんたの計画を狂わせる」その眼は、好奇心と欲望で燃え上がっている。
マスターアルケミー:「私の計画は……狂わん」
マスターアルケミー:「絶対にだ!」
マスターアルケミー:「やれ、“ヘルメス”」隣に立つ少女に言う。

GM:マスターアルケミーの行動はこれで終了。
GM:次は、行動値12のプライメイト・ホムンクルスの番です。
プライメイト・ホムンクルス:「じゃあ、終わりにしよっか」
GM:マイナーはなし。
GM:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《暴君の槌》+《暗黒の槍》+《黒の鉄槌》+《因果歪曲》+《張子の戦道具》+《散滅の腕》+《原初の虚:神速の鼓動》を使用。
GM:シーン選択で対象は四人全員。この攻撃を喰らうと、エフェクトで作成した武器と防具が全て破壊され、素手のデータを元に戻り、対象が受けている常時とエネミーエフェクト以外のエフェクト全ての効果を解除されます。
東屋 リク:げーっ!
GM:タゲロの効果ももちろん消えるよ!
東屋 リク:そんなことはさせねえ! オートで《時の棺》だ!
東屋 リク:《時の棺》 判定直前に使用 その判定を失敗させる 侵蝕[+10]
GM:ウワーッ!?
東屋 リク:侵蝕122→132へ。
GM:では、プライメイト・ホムンクルスの命中判定は失敗になる!
GM:まずは攻撃の演出いきますね。

プライメイト・ホムンクルス:「リクくん。もう頑張らなくていいよ。他のみんなも」
プライメイト・ホムンクルス:「私が全部消してあげる」
GM:宙に浮かんだ少女は、手をかざす。
GM:衝撃波が巻き起こる。
東屋 リク:耳が、尻尾が、体毛が逆立つ。レネゲイドの急速な励起──
GM:それに触れると、東屋リクの生み出した重力場もかき消えていく。
東屋 リク:肌が粟立つ感覚。触れてはいけない力が、目の前の少女から放たれようとしている。
プライメイト・ホムンクルス:「辛かったでしょ。もう何もしなくていいよ」
東屋 リク:「オマエが、それを言うのかよ……!」
東屋 リク:オーヴァードでない故に心を擦り減らした少女の声で、その力を今まさに揮わんとしながら。
東屋 リク:──させるもんか。絶対に、絶対に!
東屋 リク:次々と、空間に魔眼を顕現させる。琥珀色の瞳が、一斉にプライメイト・ホムンクルスを『視た』。
東屋 リク:「絶対に、やらせねえ!」
プライメイト・ホムンクルス:「これは……」中空を見つめる。
東屋 リク:衝撃波と、真正面から食い合うように。端から端から力を食われ、消滅していくのも構わずに、
東屋 リク:幾重にも飛来する魔眼が、その衝撃波を相殺していく。
プライメイト・ホムンクルス:その光景を静かに見つめている。
プライメイト・ホムンクルス:「どうして……」
東屋 リク:「ミナカの顔したやつに、誰も傷付けさせたくない」
東屋 リク:「……それだけだ」
プライメイト・ホムンクルス:「リクくん。キミは……」
プライメイト・ホムンクルス:「ううん。やっぱりキミたちのことは救ってあげないと」首を振る。

GM:では、プライメイト・ホムンクルスの行動はこれで終了!
GM:次は行動値10!
GM:琴吹さんとプライメイト・ゴーレムが同値ですが、PC優先なので琴吹さんから!
琴吹智可:OK!
琴吹智可:マイナーなし。メジャーで、コンボ:ホモ・ゲシュタルト(物質合成→PAA2つを合成)!
GM:合成!
琴吹智可:装甲50、白兵攻撃ダイス+4、白兵ダメージ+10。1シーンのみ使用可能な防具「拡張自我」を装備します。
GM:固いな!?
琴吹智可:そして行動値はゼロへ。これがPPAAAAだ!
GM:演出あればどうぞ!

琴吹智可:「”錬金術師”」「ちょっとだけ、感謝するよ」マスターアルケミーに向けて。
琴吹智可:「ゴーレム。ホムンクルス。すなわち、自分の意のままに動く「機能の延長」の生成」
琴吹智可:「古き良き『錬金術』にも、いい取っ掛かりが眠ってるもんだね」砕け散った車椅子の装甲版が浮き上がっていく。
マスターアルケミー:「戯けたことを。貴様ごときに何ができる」
琴吹智可:「真似事ができる」付近に舞う塵が舞い上がり、車椅子そのものも空中に浮上する。「いずれオリジナルを超える、ね」
琴吹智可:琴吹智可を核として、念動力の斥力で織り上げられた二足歩行の人体がゆっくりと立ち上がる。
琴吹智可:「これが今のあたしのできる、『あたし以上』の姿だよ」実体なき念動の巨体から、マスターアルケミーを見下ろすような声が響く。
マスターアルケミー:「これは……!」琴吹智可の姿を見上げる。
琴吹智可:「あたしの成果は」「オリジナルたるあんたで試させてもらおうか」輪郭しか存在しない巨大な人影が、確かに笑った。
マスターアルケミー:「こけおどしめ。この私の創造物を超えられるものか……!」

GM:では、琴吹さんの行動はこれで終了。
GM:次は行動値10のプライメイト・ゴーレムの番です。
琴吹智可:あ、侵蝕が106に。
琴吹智可:行動値も0になりました。
GM:マイナーで《マグネットアーム》+《生命の黄金律》+《形状変化:柔》を使用。
GM:マグネットアームの力で、エンゲージを離れていても攻撃できるのだ!
GM:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《異形の祭典》+《ラバーアームズ》を使用!
GM:対象を四人に変更!
GM:その射程はなんと5メートルだ!
神室夏樹:すまんの、私は対象外じゃ
GM:遠い!!
GM:では、対象は穂苅さん、東屋さん、琴吹さんだけです
GM:では、命中判定!
穂苅好加:来な!
GM:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,2,2,3,4,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[2,3,3,5,10]+10[7]+2[2] → 32

GM:いい感じ!
GM:達成値は32。リアクションお願いします
東屋 リク:暴走リア不だぜー……
穂苅好加:ガード、の前に尾を喰らう蛇の効果を忘れていた!
穂苅好加:30-1d10
DoubleCross : (30-1D10) → 30-10[10] → 20

東屋 リク:最大値ー!
穂苅好加:ギャーッ!ともかくガード!
琴吹智可:では、改めてコンボ:ビッグ・フット(砂の結界)!リクくんをかばいます!
東屋 リク:助かる~
GM:琴吹さんは自分への攻撃に対してはガードでいいかな?
琴吹智可:あ、それで!
GM:では、ダメージいきます!
GM:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 25[6,2,8,9]+15 → 40

GM:40点!装甲とガード値ともに有効!
穂苅好加:オート 同期(アップデート)・更に昏き栄光の槍(グローグローリーランス) 異形の捕食者4 侵蝕+6 ダメージ6d10軽減、シーン間、軽減した分攻撃力上昇
GM:死にさらせー!
穂苅好加:40-6d10
DoubleCross : (40-6D10) → 40-22[4,1,5,5,3,4] → 18

琴吹智可:装甲63、ガード値6の69点を減らしてから二倍…!
琴吹智可:つまり、ゼロ!
GM:ゼロ!?
穂苅好加:22点軽減して18点ダメージ。装甲10ガード値4(混沌なる者の槍)+5(器物使い)+1(強化素材)で10、合計20で無傷です。シーン間攻撃力+22 侵蝕128
GM:全員無傷!?
GM:つ、強い……!
東屋 リク:二人とも、すげー!
GM:では、演出いきます

マスターアルケミー:「我が創造物よ。奴らを消し潰すがいい」
プライメイト・ゴーレム:「■■■■■■■■■■■――!!」
GM:虹色の土巨人が咆哮する!
GM:巨大な腕が伸び、キミたちに迫る!
GM:その巨大な腕が勢い良く振り下ろされる!
GM:圧倒的な力がキミたちを叩き潰さんとする!
東屋 リク:重力制御により堅牢な盾となる体毛も、強い衝撃には耐えきれない。ぐ、と身体をこわばらせ、衝撃に備えるが──
琴吹智可:「言ったでしょ」巨人の腕が、見えないもう一人の巨人の「足」に阻まれる。「オリジナルは超えるって」
マスターアルケミー:「どうだ。これこそが我が錬金術の力!」
穂苅好加:避ける素振りは無い。振り下ろされた拳に叩き潰され、黒い体液がまき散らされて────
穂苅好加:次の瞬間には元の姿で立っている。
プライメイト・ゴーレム:「■■■■■――!!」東屋リクと琴吹智可を押し潰そうとした腕が阻まれる!
東屋 リク:「すっげー! でけー!」
マスターアルケミー:「バカな。押し留めたというのか……!?」
琴吹智可:「”アサルト”」あえて、庇わなかった。なぜなら、琴吹智可は彼女のことを知っているからだ。
穂苅好加:「よそ見してて良いんですか?────”更に昏き栄光の槍(グローグローリーランス)”!」 突撃を開始する
マスターアルケミー:「それに……“アサルト”穂苅好加。貴様のその力……!」
マスターアルケミー:「それこそが私の求める……!」恐怖と羨望の混じった目で少女を見る。
琴吹智可:相手の知らない事実は、常にこちらの武器となる。「支部長の言ってたみたいに、好きなようにやるといい」

GM:では、プライメイト・ゴーレムの行動はこれで終了。
GM:次は行動値7の穂苅さんの番!
穂苅好加:うおー!
穂苅好加:では双葉ちゃんの力を借りて異世界の因子の使用回数を回復してもらいたいです
GM:OKです。では、《異世界の因子》の使用回数が回復します。
穂苅好加:オート 粒子収斂(レネゲイド・コンバージェント) 異世界の因子2 侵蝕+5 で、支部長が使用したペネトレイトをコピーします
穂苅好加:128→133
GM:コピー!
穂苅好加:で、マイナーで5m戦闘移動!エネミーにエンゲージします
穂苅好加:メジャー 粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン):鋭槍乱抜 原初の赤:巨人の斧4+コンセントレイト:ウロボロス4+混色の氾濫2+ペネトレイト 侵蝕+10 8+4+3+3-1dx7 攻撃力+12+12+32+22+3 対象は範囲(選択)、エネミー全員で!
GM:かかってこいやー!
穂苅好加:17dx7 攻撃力+12+12+32+22+3
DoubleCross : (17DX7) → 10[1,1,1,2,3,3,5,5,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,4,4,4,4,10]+10[7]+3[3] → 33

GM:やるな!
GM:プライメイト・ゴーレムはガード。
GM:マスターアルケミーはドッジを宣言。
GM:10dx+2>=33
DoubleCross : (10DX10+2>=33) → 10[1,1,2,4,4,5,6,8,10,10]+8[1,8]+2 → 20 → 失敗

GM:惜しい
穂苅好加:こわっ!
GM:プライメイト・ホムンクルスもドッジを宣言。
GM:4dx+1>=33
DoubleCross : (4DX10+1>=33) → 9[4,5,6,9]+1 → 10 → 失敗

GM:失敗!
GM:では、プライメイト・ゴーレムが《崩れずの群れ》を使用。マスターアルケミーをカバーリングします。
GM:ダメージどうぞ!
穂苅好加:4d10++12+12+32+22+3 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+12+12+32+22+3) → 22[6,8,2,6]+12+12+32+22+3 → 103

東屋 リク:うおー!
GM:あほ!強いわ!
GM:プライメイト・ゴーレムは《スプリングシールド》+《電磁障壁》+《ジャンピングジャック》を使用!
GM:ガード値を上げます!
GM:8d10+10
DoubleCross : (8D10+10) → 40[2,9,6,1,4,5,3,10]+10 → 50

穂苅好加:ウワ―ッデカいよ!
GM:装甲があれば耐えてたのに……!
穂苅好加:あぶねー!支部長助言ありがとうございます!
GM:プライメイト・ゴーレムは戦闘不能!
GM:プライメイト・ホムンクルスもかなり良いダメージを喰らった!
穂苅好加:オート 尖鋭穿牙黒螺旋 喰らわれし贄4 侵蝕+1 シーン間ウロボロスエフェクトを組み合わせた攻撃力+12
穂苅好加:135→146

GM:敵に向かって突撃するキミの耳に少女の声が届く。
大井双葉:「……ヨシカ!」広間の入口、ボロボロになった姿の大井双葉が立っている。
大井双葉:「ヨシカが、いくら言っても無茶するのは分かってたよ」
大井双葉:「でも、だったらせめて、双葉にも一緒に無茶させてよ!」キミに手を伸ばす。
穂苅好加:「────ありがとう、双葉ちゃん!」
GM:見えない手が、キミの体を暖かく包む。キミは、その力が高まっていくのを感じるだろう。
穂苅好加:「粒子(レネゲイド)────収斂(コンバージェント)!」 飛び上がり、巨大なゴーレムを掠めるように槍を振るう。
プライメイト・ゴーレム:「■■■■■■■■■■――!!」
穂苅好加:先を撃った神室支部長の弾痕、そこから彼のレネゲイド因子を回収する。
穂苅好加:「真槍天眼(しんそうてんがん)!」 そのまま空中で槍を振るう
穂苅好加:(よく見える────そこだ!)
GM:ゴーレムが槍を阻もうと立ちはだかる!
穂苅好加:「粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)鋭槍乱抜(えいそうらんばつ)!」
穂苅好加:幾重にも分かたれた槍が、ゴーレムを破壊し、他の2名にも迫る
穂苅好加:(────”マスターアルケミー”には、届かないか!)
プライメイト・ゴーレム:「………………!」粉々に引き裂かれ、完全に機能を停止する!
プライメイト・ホムンクルス:「いったいこの力は……!」体を引き裂かれるが、なおも立ち上がる。
穂苅好加:「────リク君!」 振り向かず、促すように叫ぶ。視線の先には、”プライメイト・ホムンクルス”
マスターアルケミー:「バカな……まさかここまでの力が……!」

GM:次は行動値5のリクくんの番!
東屋 リク:「任せとけ!」
東屋 リク:マイナーはなし。
東屋 リク:メジャーで“重力圧壊”《C:バロール》《インヴィジブルハンド》 侵蝕[+6]
東屋 リク:対象:範囲(選択) 射程:視界 ダメージを与えた場合、飛行状態を解除
東屋 リク:対象は残ってる二人……プライメイト・ホムンクルスと、マスターアルケミーだ!
GM:OK!命中判定をどうぞ!
東屋 リク:(6+4)dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,3,5,5,6,8,10,10,10]+10[1,5,6,7]+2[2]+4 → 26

東屋 リク:あんまり伸びない!
GM:では、マスターアルケミーはドッジを宣言。
GM:あ、違う。カバーリング役が消えたからな。
GM:マスターアルケミーはインフィニティウェポンでガード。
GM:プライメイト・ホムンクルスはドッジを宣言。
GM:4dx+1>=26
DoubleCross : (4DX10+1>=26) → 8[1,3,7,8]+1 → 9 → 失敗

GM:ドッジ失敗!
東屋 リク:3D10+2+32 おらーっ! 装甲・ガード値は効く!
DoubleCross : (3D10+2+32) → 14[4,8,2]+2+32 → 48

GM:やる……!
GM:マスターアルケミーはまだ健在ですが
GM:プライメイト・ホムンクルスはさっきの穂苅さんの攻撃でかなり削れていたので
GM:この攻撃で落ちます!
東屋 リク:っしゃぁ!
GM:では、演出どうぞ

東屋 リク:宙に浮かんだ少女を見据える。
プライメイト・ホムンクルス:穂苅さんの言葉に釣られて、東屋リクを見る。
東屋 リク:散開し、周囲の重力場を歪めていた魔眼が、空中の一点──少女の更に上空に向かって、収束し始める。
東屋 リク:「そこは、オマエのいるべき場所じゃない」
東屋 リク:「空から見下ろしてるような、そんな姿」「ミナカには、似合わない!」
東屋 リク:集う。集う。集う。琥珀色が凝縮し、形どられていく。
プライメイト・ホムンクルス:「そんなことないよ。私は、私が望んだ理想の姿」
プライメイト・ホムンクルス:「こうありたいと私が願った究極の形だよ」
東屋 リク:そうかもしれない。わからない。本当の気持ちは、ミナカにしかわからないから。
東屋 リク:「だったら、本人の口から聞く」
東屋 リク:砕け散った虹色の巨人より、なお巨大な──それは、まるで獣の前脚。
プライメイト・ホムンクルス:「…………!」
東屋 リク:重力制御により、物理的な質量を持った黒い『前脚』が、ぐぅ、と空気を歪ませるように、空より墜ち──
東屋 リク:「──重力圧壊(ビーストストンプ!」
GM:宙に浮かんでいた少女の体が墜ちる!
東屋 リク:重力の枷より逃れていた者を、「いるべき場所はここだ」と教え込むように、地に這い蹲らせる一撃。
GM:重力によって吹き飛ばされた少女の体が、キミの目の前に落ちてくる。
東屋 リク:「────」
プライメイト・ホムンクルス:「……リクくん。やっぱりキミはすごいな」
東屋 リク:「……だぁあッ!」 迷いを、振り切るように、走った。
東屋 リク:ずさぁ、っと、地面を這うように滑り込み。その身体で、少女の肉体を受け止める。
GM:少女の華奢な体がキミの腕の中に辛うじて収まる。
プライメイト・ホムンクルス:「どうして私を……」
東屋 リク:「ミナカの顔したやつが、傷つくのを見たくなかった」
東屋 リク:「……それだけだ」
プライメイト・ホムンクルス:「キミは、そればっかりだね」おかしそうに笑う。
プライメイト・ホムンクルス:「キミみたいに想ってくれる人がいて、月夜野皆華はきっと幸せ者だ」
東屋 リク:「~~~~~ッ」 顔を思いっきりそむける
東屋 リク:「オマエを助けたかったわけじゃないからな!」
プライメイト・ホムンクルス:恥ずかしがるキミを見て微笑む。
プライメイト・ホムンクルス:「なんだ。世界はこんなに綺麗じゃないか」
プライメイト・ホムンクルス:「私によろしくね。ありがとう、リクくん」
東屋 リク:「…………おう」
GM:少女はキミの頭に手を伸ばして撫でると、その頬にキスをする。
GM:プライメイト・ホムンクルスの体は砂に変わって消滅していく。
東屋 リク:「…………ッッッ!!!」
東屋 リク:腕の中から、重みが掻き消えていく。溢れていく。
東屋 リク:……確かに、敵対していたものなのに。胸の内が、疼くのは何故だろう。
マスターアルケミー:「性能不足か。どうやら失敗作だったようだな」
マスターアルケミー:「まあ、いい。こうなれば、私の手で貴様らを葬り去るのみ」
神室夏樹:「東屋、来るぞ。前を向け」
東屋 リク:目をごしごしと拭って、前を向いた。「了解、ッス!」

GM:では、東屋さんの行動はこれで終了。
GM:全員の行動が終了したので、1ラウンド目は終了です。

GM:2ラウンド目。
GM:まずはセットアップ。
東屋 リク:バフの効果はシーン継続だからないぜ~
GM:行動がある人は宣言をどうぞ
神室夏樹:なし
穂苅好加:なし!
琴吹智可:なし!
神室夏樹:行動値が19に戻るぞ
GM:エネミーも何もなし!
GM:では、セットアップは終了。

GM:イニシアチブ。
GM:ここでマスターアルケミーが《加速する刻》を使用します。
GM:割り込み行動だ!
穂苅好加:ゲーッ!
東屋 リク:エネミー仕草だ!
GM:マイナーで《インフィニティウェポン》+《ジャイアントウェポン》を使用!
神室夏樹:このままだと悲しいもんな!
琴吹智可:うぎゃん
GM:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《フレイムタン》+《炎神の怒り》を使用
GM:さらにオートアクションで《オーバーロード》に加えて《拡散する世界》を使用!
GM:対象をシーン選択に変更するぞ!
東屋 リク:ぎゃ~~~!
GM:まとめて吹き飛びな!
穂苅好加:なにーっ
GM:では、命中判定いくぞ!
琴吹智可:そこだ!
GM:!?
琴吹智可:コンボ:バイナリィ・ゴースト(時の棺)!その判定を…失敗させるぜ!
GM:なにーっ!?
GM:では、マスターアルケミーの命中判定は失敗になります!
GM:まずは、マスターアルケミーの攻撃演出からいきます

マスターアルケミー:「貴様たちは一人残らずここで消える定めだ」長斧に指輪をかざす。
GM:すると、斧が巨大な形状へと変わっていき、十数メートルはあろうかという大きさに錬成される!
GM:紅蓮の炎を纏った斧を振りかぶる!城の壁ごとキミたちを両断しようとする!
マスターアルケミー:「ジ・エンドだ!」
琴吹智可:「いいや、もうちょっと続けようよ」見えざる巨人の掌が、マスターアルケミーに翳される。意志に干渉する、強烈な思念の波が放たれる。
マスターアルケミー:「何……!?」
琴吹智可:平衡感覚を狂わせ神経を焼く一瞬の衝撃が、その一撃をあらぬ方へとねじ曲げる!「この世界も続くことだしさ」
GM:巨大な斧の一撃が狙いを外す!
琴吹智可:放たれるはずだった「攻撃」という機能は、その手の中に握り潰された。巨人の中で、女は哄笑する。
GM:キミたちを真っ二つにするはずだった攻撃は寸前で逸れて消滅する!
マスターアルケミー:「おのれ……!」

GM:では、マスターアルケミーの割り込み行動はこれで終了!
GM:次は行動値19の神室さんの番!
神室夏樹:「貴様を守るものはもうどこにもない」
神室夏樹:「今こそ貴様が今まで踏みにじってきた代償を払ってもらう」
神室夏樹:マイナーなし
神室夏樹:メジャー:コンボ『星は遠く』『我らを見守る』
神室夏樹:対象はマスターアルケミー
神室夏樹:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《ペネトレイト》《マスヴィジョン》
神室夏樹:よし、判定行くぞ! 妨害は……あるかな!
GM:妨害はなし!命中判定どうぞ!
神室夏樹:(10+3-1+1)dx7+6+1
DoubleCross : (13DX7+7) → 10[3,4,4,5,5,6,7,8,8,8,8,10,10]+10[1,1,1,2,3,5,10]+10[8]+10[10]+4[4]+7 → 51

GM:めっちゃたけえ!
穂苅好加:ヒューッ
GM:苦し紛れだが、ドッジを宣言!
神室夏樹:汝、皇帝の神威を見よ
GM:10dx+2
DoubleCross : (10DX10+2) → 10[1,1,2,3,6,8,9,10,10,10]+7[1,5,7]+2 → 19

GM:回ったが、届かない……!
GM:ダメージどうぞ!
神室夏樹:6d10+1d10+12+12+20+32 装甲値無視
DoubleCross : (6D10+1D10+12+12+20+32) → 41[9,6,3,9,7,7]+8[8]+12+12+20+32 → 125

GM:マジかよ……!
神室夏樹:フ……!
東屋 リク:ヒューッ!
GM:では、その攻撃でマスターアルケミーは一度戦闘不能になります!

マスターアルケミー:「“テレスコープ”神室夏樹。守護者の立場すら失った貴様が何を言う」嘲笑う。
神室夏樹:「確かに貴様の策略によって今の私はただの裏切り者(ダブルクロス)だ」
神室夏樹:「支部の部下だったものにすら追われ、戦ざるをえなかった」
神室夏樹:「だがな、それがどうした」
マスターアルケミー:「何……?」
神室夏樹:「私はそれでもすべきことがある、この世界の日常を守るという使命がな」
神室夏樹:かつて、この世界の地獄を目の当たりにして目を瞑った。
マスターアルケミー:「愚かな。貴様に為せることなどあるものか!」
神室夏樹:自分の力の大部分を捨ててもなお、それでもそれを捨てることができなかった。
マスターアルケミー:「貴様に守れるものなど何もない!」
神室夏樹:人々の幸せを守りたい、この想いは。捨てられなかった。
神室夏樹:「ああ、私では守れんだろう」
神室夏樹:「だからこそ、守れる者が守ればいい」
神室夏樹:「私はただ、そいつらの邪魔をするものを排除するだけだ」
神室夏樹:だからこそ穂苅好加という少女をイリーガルにした。
神室夏樹:たとえそれがどれほど危うくても、託してみたかった。
神室夏樹:かつて見た自分の理想をまっすぐに追いかける姿に。
神室夏樹:「貴様の敗因は唯一つだ」
マスターアルケミー:「何だと……?」
神室夏樹:「貴様はただ一人だった、それだけだ」
マスターアルケミー:「抜かせ……ッ!」
神室夏樹:容赦なく銃弾の嵐、圧倒的な暴力密度が”マスターアルケミー"に殺到する!
マスターアルケミー:「世界の創生ならば、私一人で可能だ!」長斧でその攻撃を弾こうとする!
神室夏樹:星の運行すら見通せる全知の残滓、それらによる射撃は全てが必殺――!!
マスターアルケミー:だが、圧倒的な銃撃を前にして、到底防御は間に合わない!
GM:無数の弾丸に撃ち抜かれ、マスターアルケミーは倒れる!
マスターアルケミー:「まだだ……まだ終わるわけにはいかん……」
GM:《魂の錬成》を使用。
GM:マスターアルケミーは戦闘不能を回復します。
神室夏樹:「………だろうな、この程度で倒れる程度の執念ではあるまい」
マスターアルケミー:指輪を握ると、光が迸る。
神室夏樹:神室夏樹の侵蝕率を11(→ 11)増加 (141 → 152)
マスターアルケミー:魔法陣が展開し、体の撃ち抜かれた部分を黄金に変えて修復していく。
マスターアルケミー:「世界の創生が出来ぬというのならば、このくだらん世界だけでも道連れにしてくれる……!」
GM:マスターアルケミーは体のあちこちが黄金へと変わった姿で立ち上がる!

GM:神室さんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値15のマスターアルケミーの手番!
GM:マイナーで同じく《インフィニティウェポン》+《ジャイアントウェポン》を使用
GM:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《フレイムタン》+《炎神の怒り》を使用
GM:攻撃の対象はリクくん!
東屋 リク:くそ~~~暴走リア不だからって~~~
東屋 リク:来いやー!
GM:命中判定いくぜ!
GM:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[2,2,3,3,3,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[2,2,3,3,5,5,8]+10[7]+10[9]+2[2]+6 → 48

琴吹智可:オートアクションでコンボ:ビッグ・フット(砂の結界)!カバーリングを行います!
GM:よっしゃー!喰らえー!
東屋 リク:うわー!助かる!
GM:48+5d10
DoubleCross : (48+5D10) → 48+36[4,9,9,5,9] → 84

琴吹智可:侵蝕118。さあ庇うぜ!
GM:84点。装甲、ガード値は有効!
GM:吹き飛べー!
琴吹智可:84-69=16…!これはギリギリ死ぬ!
GM:ギリギリなんかい!
GM:執念で仕留めました
琴吹智可:HP残りが13なので…
GM:あ、待って
GM:《オーバーロード》使い忘れた!!
琴吹智可:それは…完全に死ぬ!
東屋 リク:容赦がない!
GM:ダメージ、24点下がります
琴吹智可:下がった!
琴吹智可:ということは…生存!
GM:いや、これでいいんだ。武器が残ればガードできるし……!
GM:改めてダメージは60点!装甲ガード値ともに有効!
琴吹智可:では、69点弾いてノーダメージ!
GM:いや、強いわ!
東屋 リク:強……ッ!

GM:立ち上がったマスターアルケミーは大斧を握る。その斧も黄金へと変わっていく。
マスターアルケミー:「許さん……貴様たちだけは……!」
GM:紅蓮の炎を帯びた大斧が東屋リクに迫る!
琴吹智可:「言ったでしょ」「何一つ、思い通りにならないって」その巨体を横たえ、一撃を真正面から受け止める!
GM:黄金へと変わり果てた斧が砕ける!
マスターアルケミー:「あり得ん……私の計画が……!」
琴吹智可:巨人の心臓で、女は笑う。すでに過度の集中により目の周りの血管が切れ、垂れた血がブラウスを赤く染めている。
東屋 リク:「う、おぉっ!」 琴吹さんの操る巨躯の下敷きにならないよう、どうにか距離を取る
マスターアルケミー:「こんなところで狂うはずがない……!」
琴吹智可:「計画は完璧だったんだろうさ」「狂っていたのは、大前提だ」
琴吹智可:「この街には、あたしたちがいるんだよ」
マスターアルケミー:「こんな、バカなことが……!」

GM:マスターアルケミーの行動はこれで終了!
GM:次は行動値7の穂苅さんの番!
マスターアルケミー:「貴様らごときに……!」
穂苅好加:「私たちには見えている────勝つのは、私たちだ」 瞳が輝く。先ほど吸収した星瞳の残滓の……そのまた残滓で、見えている。
穂苅好加:やるぜやるぜー
穂苅好加:マイナーは……接敵してるからなし!
穂苅好加:メジャー 原初の赤:巨人の斧4+コンセントレイト:ウロボロス4+ペネトレイト2 侵蝕+10 8+4+3+3-1dx7 攻撃力+12+12+32+22+3+12
神室夏樹:判定直前に「キリングハウス」
GM:ダメージアップ!
穂苅好加:これに双葉ちゃんの能力を貰いたい!
GM:OK!では、その判定で上昇する侵蝕率が0になります!
穂苅好加:レネゲイドビーイングの力!
穂苅好加:やったー!
穂苅好加:では判定します~
GM:どうぞ!
穂苅好加:17dx7 攻撃力+12+12+12+32+22+3
DoubleCross : (17DX7) → 10[2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,9]+10[5,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,5,8]+2[2] → 32

GM:マスターアルケミーはガードを宣言!さらに《砂の盾》を使用してガード値を上げる!
GM:ダメージどうぞ!
神室夏樹:ではその攻撃のダメージに+10だ。
穂苅好加:忘れるところだった
GM:ガード値が丸々削れた!!
穂苅好加:4d10+12+12+12+32+22+3+10 いけー!
DoubleCross : (4D10+12+12+12+32+22+3+10) → 24[10,4,9,1]+12+12+12+32+22+3+10 → 127

穂苅好加:装甲無視です
GM:さらに、《隆起する大地》を使用してダメージ軽減!
GM:1d10+9
DoubleCross : (1D10+9) → 8[8]+9 → 17

GM:17点軽減。
GM:うむ、どうにもならん
GM:マスターアルケミーはこれで戦闘不能だ!
東屋 リク:よっしゃー!
穂苅好加:ほっ
琴吹智可:よーっし!
神室夏樹:やったね
GM:では、演出どうぞ!

神室夏樹:黄金へと化した箇所に向けて銃弾の掃射による暴力の嵐を殺到させる。
神室夏樹:「貴様がその姿を黄金に変えるというのならば、無駄であると教えてやる」
神室夏樹:黄金に弾丸が埋まり、体のあちこちに亀裂を生む。
マスターアルケミー:「うおおおおおおオ……ッ!」
神室夏樹:「穂苅、行けッ!」
大井双葉:「ヨシカの笑顔は私が守る。ヨシカの辛さや悲しさは全部私が引き受ける!」白い槍を構える。
大井双葉:「だから、思いっきり人助けして、思いっきりみんなを笑顔にしてきて!」
大井双葉:「ヨシカ!」
穂苅好加:「行きます!」
穂苅好加:駆けだす、それに黒い影は付いてこない。
穂苅好加:「接続遮断、粒子収斂!」 これ以上の能力行使は”戻ってこられない”可能性が高い
穂苅好加:故に、槍の能力ではなく、自らの能力のみで
マスターアルケミー:「穂苅好加。お前のその力は、世界を変えることのできる力だ!」
穂苅好加:殴る、蹴る。オーヴァードとしての身体能力、身に残った全知の欠片で、的確に急所を攻撃する
マスターアルケミー:「いずれは神にすら匹敵する!」
穂苅好加:「だとしても、それは貴方に渡すための力じゃないっ!」
マスターアルケミー:「ならば、何のために!」
穂苅好加:その拳が黄金の輝きを纏っていく
マスターアルケミー:黄金で創り上げた斧で、その拳を阻もうとする!
穂苅好加:「私は私の為に、世界を笑顔にするために使う!」 黄金の拳が、斧を砕いた
マスターアルケミー:「笑顔、だと――!?」
GM:黄金の斧を砕かれ、マスターアルケミーはたじろぐ!
穂苅好加:「黄金(スタート)────錬成(アップ)!」
穂苅好加:「"喰らい育つ槍(グローランス)”!」 黄金の槍と化した拳で、その顔面を殴りぬく
穂苅好加:「その為に、貴方は倒します」
GM:その拳によってマスターアルケミーは殴り飛ばされる!
穂苅好加:荒く息を吐きながらその様子を見守る。
GM:マスターアルケミーの体が吹き飛ぶ!
GM:倒れたマスターアルケミーはキミたちを見る。
マスターアルケミー:「素晴らしい……素晴らしい欲望だ……」
マスターアルケミー:「その欲望が……いずれ世界を創り変える時を楽しみにしているぞ……」
穂苅好加:「前も言ってましたね」
穂苅好加:「確かにFHっぽいあり方かもしれないけど、そっちに行くつもりはありません」
穂苅好加:べ、と舌を出す
穂苅好加:大好きな皆がいるから。それに、散々交戦してきた。FHのやり方は合わない。
マスターアルケミー:「く、ははははは!」
マスターアルケミー:「私の負けか……UGN……!」
GM:黄金と化していたマスターアルケミーの体が砕け散る!

GM:と、同時にキミたちのいる王城が揺れ始める。
GM:マスターアルケミーの能力によって維持されていた建造物が、彼が倒れたことで崩壊を始めたのだ。
穂苅好加:「……うわ……」
神室夏樹:マスターアルケミーから本を回収する。
穂苅好加:「私もう歩けない……」
琴吹智可:「あっぶな」好加ちゃんを、巨大な手でつまみ上げる。
穂苅好加:「ありがとうございます……あ、双葉ちゃん、大丈夫!?」
東屋 リク:ダッシュでミナカの元へ。ぐったりした身体を背負う
穂苅好加:手の中で双葉ちゃんの姿を探す
琴吹智可:双葉ちゃんも一緒の掌に。「実はこれ、そろそろ限界なんだけど」「もうちょっとだけ無理してあげる」
大井双葉:「それは、双葉のせりふ!」琴吹さんに抱えられたヨシカさんに向かって怒る。
琴吹智可:血に塗れながら、いつもと違う穏やかな薄い笑みを浮かべる。
穂苅好加:「あはは、ごめん双葉ちゃん……あ」
穂苅好加:「智可さん、可愛い~、普段からその表情でいればいいのに」
大井双葉:「おお」一緒になって琴吹さんを見上げる。
大井双葉:「支部長さんもこの顔やって~」
神室夏樹:「……大井、貴様」
琴吹智可:「そういう対象じゃない相手に言われてもあんまり嬉しくないけど」「謹んで受け取っといてあげる」
穂苅好加:「ちらっ、ちらちらっ」 支部長を見る
神室夏樹:「ふざけてないでさっさとここから脱出するぞ」 眼鏡をかける
神室夏樹:そして穂苅に腕輪投げる。
穂苅好加:「あはは……っと」 受け取る
神室夏樹:「使っておけ。最早、利用できる者は存在しない」
穂苅好加:あ!そう言えばあったな!使っても良いですか!
神室夏樹:「……貴様一人を引き戻すくらい、こいつらの礼として受け取ってもいいだろう」
神室夏樹:そう言いながら折りたたまれた本をかざす。
GM:腕輪の効果を使用するなら、侵蝕率は-10されます。
穂苅好加:では腕輪の効果を使用して侵蝕率を10下げます
穂苅好加:146→136 大分安心できる数字
東屋 リク:オレのも渡していい?
GM:穂苅さんから吸い取られたレネゲイドウイルスは本へと向かっていく。
穂苅好加:「ありがとうございます……」
東屋 リク:「ぐおー……穂苅サン、オレのも、持ってって!」 どうにかミナカを背負いながら、ポケットに突っ込んだままだった腕輪を投げる!
東屋 リク:「使えるかわかんねーけど!」
穂苅好加:「とと、リク君は大丈夫なの!?」
東屋 リク:「へへッ、琴吹サンにめちゃくちゃ世話になったから」「おかげでピンピンしてるぜ!」
琴吹智可:「欲しいなら使いなよ」浮かび上がったまま車椅子の収納ケースから腕輪を取り出し、好加ちゃんのもとに送る。
穂苅好加:「ありがとう~」 言いつつ使用
琴吹智可:「…ごめん、言い方がアレだったね」「使って。あたしより先に行かれたくないんだ」
穂苅好加:「あ、あはは……すいません、なんか……ありがとうございます」
穂苅好加:「絶対、戻ってきます」 戦闘後、オーヴァードでいられるか、ジャームになるか……人間でいられるかの瀬戸際は、ここからだ
GM:本のページの中で、アクセサリーを身に付けた少年や、花飾りの少女、スタイルのいい美女が微笑む。
穂苅好加:136→126
ネビュラ:『少しだけど、私たちが引き受けた』
ネビュラ:『私たちを笑顔にしてくれたほんのお礼』
GM:マスターアルケミーの力が完全に消えれば、彼女たちもすぐに元に戻るだろう。
穂苅好加:微笑んで、そのまま目を瞑る
穂苅好加:(……やば、安心したら眠くなってきちゃった……)
穂苅好加:眠気も空腹も随分久しぶりに感じた気がする。侵蝕が落ち着いた影響で、また肉体に変化があったのだろう。
大井双葉:その体を優しく抱き留める。
大井双葉:「お疲れ様。ゆっくり休んでね」
GM:城が崩れ落ちていく。
GM:キミたちが脱出すると、城は跡形もなく消えていった。

GM:クライマックスフェイズ終了!
GM:というわけで、ここからはバックトラックに移りたいと思います!
GM:今回のEロイスは6つ!
GM:最初にEロイス分を振りたい人は侵蝕率を6d下げるといいでしょう!
琴吹智可:ふります!
穂苅好加:振ります
琴吹智可:118-6D10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-25[4,4,2,8,4,3] → 93

東屋 リク:うおー 最後のメジャー分を上げてなかったので、6上昇して138!
神室夏樹:152-6d10 Eロイス
DoubleCross : (152-6D10) → 152-28[5,9,1,7,3,3] → 124

穂苅好加:126-6d10
DoubleCross : (126-6D10) → 126-32[7,7,4,8,3,3] → 94

東屋 リク:138-6d10
DoubleCross : (138-6D10) → 138-32[6,6,3,4,5,8] → 106

穂苅好加:うおっ
神室夏樹:うーん、ここは2倍振り
GM:あとは、タイタス化していないロイスの数だけ侵蝕率を下げてください
琴吹智可:等倍でいきます。ロイスは5個。
琴吹智可:93-5D10
DoubleCross : (93-5D10) → 93-26[4,6,5,7,4] → 67

神室夏樹:124-12d10
DoubleCross : (124-12D10) → 124-71[6,10,6,1,5,3,8,2,5,10,6,9] → 53

東屋 リク:6個全部残ってる! 通常振りだー
東屋 リク:106-6d10
DoubleCross : (106-6D10) → 106-35[5,6,10,9,4,1] → 71

東屋 リク:調整が上手い
穂苅好加:念のため2倍で行こ
神室夏樹:経験点3点
穂苅好加:94-8d10
DoubleCross : (94-8D10) → 94-47[10,6,9,9,2,6,1,4] → 47

穂苅好加:同じく
東屋 リク:穂苅サンが人間のまま帰還だ!
神室夏樹:長かった……
琴吹智可:よかった…!
GM:では、今回の特殊ルールでバックトラック後の侵蝕率が80%以上だと穂苅さんはレネゲイドビーイングになることになっていましたが
GM:79%以下でしたので、穂苅さんは無事人間のままで帰還となります!
琴吹智可:にんげにんげ~!
GM:他の人たちも全員ジャーム化せずに無事に帰還!
GM:おめでとうございます!
東屋 リク:やったぜ!
GM:では、バックトラックはこれで終了です!
GM:次からはエンディングフェイズに入っていきますよ!
琴吹智可:よかった~!

ED1/ただ幸せになれ。それだけを。

GM:ここからはエンディングフェイズに入っていきます。
GM:まずは、神室さんのエンディングです。
GM:このシーンは、キミが事件の後処理を済ませてから、支部長室でネビュラと話すシーンになります。

UGN日本N市支部・支部長室

GM:事件から少しして。
GM:マスターアルケミーは倒れ、キミたちにかけられていたUGN内での嫌疑も晴れることになった。
GM:キミは無事に支部長室へと戻ってきていた。

神室夏樹:今回の事件の事後処理の報告書に目を通す。
神室夏樹:今回の事件、UGN中枢評議員”ヘルメス"がFHの手の中にあったというのは最早、どう言い繕うこともできない失態だ。
神室夏樹:故に”ヘルメス"が評議員の席に戻ることは難しい……いや、それよりも危険な立場にあっただろう。
神室夏樹:元凶のマスターアルケミーを倒したと言えども、内部スパイの嫌疑は消えない。内部監査に委ねれば消されるは道理だった。
神室夏樹:記憶処理をしてもUGNの処理は万全ではない。何かの拍子で、あるいは能力によって思い出すことが可能だからだ。
神室夏樹:故に私は事件の被害者として月夜野皆華を支部にて保護することに決めた。
神室夏樹:記憶処理をせず、そのままFHに対する情報源として運用することも含めることで過激派の動きを抑えている。
神室夏樹:無論、それがいつまで続くのかはわからないが。
神室夏樹:その間に月夜野皆華の嫌疑が晴れるようならばよし、彼女自体は……ただの無力な少女だったのだから
神室夏樹:事件についてはいつもどおりの処置だ。あの事件でさえいずれはただの一つの事件として風化していくだろう。
神室夏樹:そして――穂苅好加に関しては。
神室夏樹:奴は支部員に従い、拘束されていた。戦闘行為には関わっていない。
神室夏樹:大井と穂苅……東屋と琴吹が下手をうたなければ問題はないだろう。
神室夏樹:ぎしっ、と椅子に身を沈める。
神室夏樹:「…………疲れた」

GM:本部への事件の報告が済み、キミはようやく一息つけるようになった。
GM:だが、事件の規模は大きかったため、まだまだやることは多いだろう。
GM:と、いつの間にか、支部長室のキミの席の前に女が座っている。
GM:銀髪でスタイルの良い不思議な雰囲気の女は、じっとキミの顔を見つめている。

ネビュラ:「疲れた顔をしている」
神室夏樹:「…………今回は色々考えることが多かったからな」
神室夏樹:「……主にあの馬鹿のせいでな」
ネビュラ:「でも、嫌いじゃないんでしょう」
神室夏樹:「嫌いだ、視界に入って欲しくないくらいにはな」
ネビュラ:「口と心がバラバラ」
神室夏樹:「二度と私の眼の前に出てこないことを祈っている」
神室夏樹:「……あの馬鹿は」
ネビュラ:「あの馬鹿は?」
神室夏樹:「何も分かっていない。自分の今の幸福がどれほどの価値を持っているのか」
ネビュラ:「若さってやつね」
神室夏樹:「何気ない日常。”戻ってこれる"世界、その価値をだ」
ネビュラ:「失って初めて分かるものもある」
神室夏樹:「失って分かる、など馬鹿のすることだ」
神室夏樹:「失ったら……戻っては来ない。いくら努力してもな」
ネビュラ:「……そうね」
神室夏樹:「私はその手の言葉が嫌いだ」
神室夏樹:「変わってしまっても新しい幸せがある、いくらでも未来はあるなどもな」
ネビュラ:「あら。ポジティブな言葉なのに」
神室夏樹:「ただの負け犬の言葉だ」
神室夏樹:「新たらしい幸福など……今のままでも手に入れることは出来るはずだ」
ネビュラ:「神室夏樹。それって、あなたの実体験?」
神室夏樹:「……貴様のそういうところが嫌いだ、私は」
ネビュラ:「頭。撫でてあげようか」すっと一歩近づく。
神室夏樹:「いらん」

ネビュラ:「ガビョーン」表情を変えずに言う。

神室夏樹:「…………貴様」
ネビュラ:「膝枕は?」
神室夏樹:「……結構だ」
神室夏樹:「ただ、そうだな……一つ頼むのならば伝言だ」
ネビュラ:「伝言?」
神室夏樹:「貴様らのボス、”プランナー"にだ」
ネビュラ:「…………」複雑そうな顔をする。
神室夏樹:「貴様が何を考えているのか知らんが……私の街、そこに住む人間に対してなにか企てをするのならば」
神室夏樹:「私は絶対に許しはしない。必ず報いを与える」
神室夏樹:「……それだけだ」
神室夏樹:「これをどうするかは貴様に任せる、伝えてもそうしなくても構わない」
神室夏樹:「……ただ、言いたくなっただけだからな」
ネビュラ:「……プランナーの考えは私たちにも分からない。ただ、私もゼノスに戻ってから話を聞いた」
神室夏樹:”マスターアルケミー"が”ヘルメス"月夜野皆華に対して行ったような、
神室夏樹:何も知らぬ善良であるものを利用し、使おうとするのならば許すことはできない。
ネビュラ:「あの穂苅好加という少女……」言おうかどうか迷い、口をつぐむ。
神室夏樹:「……ヤツのその先が見たかった。か?」
ネビュラ:「……神室夏樹。あなたは本当に聡い人」
神室夏樹:あの時点でこの街を侵すほどのレネゲイドを吸収したあの力、
神室夏樹:ウロボロスシンドロームとは言え規格外だっただろう。
ネビュラ:「それが、同胞たちが行方を消してもプランナーが動かなかった理由だそう」
神室夏樹:もし、その先があるのならばと考えるのは……当然の話だ。
ネビュラ:「神室夏樹。もし恨むのならば、私を殴っても構わない」
ネビュラ:「私には、責任がある」
神室夏樹:「……貴様を殴ったところで”プランナー"が行動を改めるわけではあるまい」
神室夏樹:「……責任、か。聞いておこう」
ネビュラ:「ゼノスのエージェントであるだけでなく、元人間として。もっとできることがあったはず」
ネビュラ:「……あなたには、大きな借りができた」
ネビュラ:「あなたの伝言はしっかりとプランナーに伝えさせてもらうわ」
神室夏樹:「そうか」
GM:ネビュラは部屋の中で《ディメンジョンゲート》を開く。
神室夏樹:「……だがな、一つ言っておこう」
ネビュラ:「何かしら」
神室夏樹:「貴様が元人間……そうした同胞を求めるのは別におかしい話ではない」
神室夏樹:「この世界は一人で生きていくことは……難しいからな」
ネビュラ:「神室夏樹。ワインは好き?」
神室夏樹:「嫌いではない」
ネビュラ:「美味しいフレンチのお店があるの。お礼も兼ねて今度ご馳走するわ」
神室夏樹:「貴様の勧めか、まともなものかどうか怪しいが……」
神室夏樹:「……暇な時ができたら付き合おう」
ネビュラ:「いつになることやら」
ネビュラ:「神室夏樹。私個人としては、あなたのこと結構好きよ」
ネビュラ:「じゃあ、また会いましょう」
神室夏樹:「………」 それに鼻を鳴らして見送る。

GM:ネビュラは妙に古い流行歌を口ずさみながら《ディメンジョンゲート》の向こうに姿を消す。

GM:ゲートが閉じると、支部長室にはキミ1人になる。
神室夏樹:ネビュラを見送り、思う。
神室夏樹:新たらしい、別の幸福は今のままでも手に入れることは出来る。
神室夏樹:いくらでも人は幸福になっていい。
神室夏樹:なにかを捨てなければ得られない幸福など、そんなものは幸福ではない。
神室夏樹:ただの不幸の帳尻合わせだ。
神室夏樹:目を閉じて、思う。子どもたちのことを。
神室夏樹:ただ幸せになれ。
神室夏樹:それだけを。

GM:では、キミが子供たちの幸福を静かに願うところでこのシーンは終了だ。

ED2/「ただいま、光」

GM:次のシーン。
GM:次は琴吹さんのエンディングです。
琴吹智可:はい。
GM:このシーンは、キミが助け出したスモモちゃんにお礼を言われたり、そこをキミの知人に見られたりするシーンになります。
琴吹智可:承知!

琴吹智可自宅

GM:事件から少しして。
GM:琴吹さんの自宅。
GM:キミが助けたレネゲイドビーイングの少女スモモちゃんはキミにいたく感謝をしており、また車椅子であるキミを案じて家まで送りたいと申し出てきたのだった。
GM:キミの家に着くと、体のあちこちに花を纏った少女スモモちゃんは改めてキミにぺこりと頭を下げる。

スモモちゃん:「智可さん、ほんっとーにありがとうございました!おかげでスモモちゃん、こんなに元気です!」
スモモちゃん:キミにピースサインをして見せる。
琴吹智可:華奢な日常用義肢を装着し、車椅子に行儀悪く座ったまま応える。「いーのいーの、七割くらいは仕事でやったことだしさ」
スモモちゃん:「そんな、そんな!それじゃあ、スモモちゃんの気が済みません!他に何かできることは!?」
琴吹智可:「んー」値踏みするようにスモモの姿を眺める。「すぐできるやつと、時間がかかるかもしれないやつがあるけど、いい?」
スモモちゃん:「両方で!スモモちゃん、智可さんのためなら、なんでもしちゃいますよ!」胸を張る。
琴吹智可:「じゃ、時間がかかる方から」にやりと笑う。
スモモちゃん:「えー、何だろう。あ、お料理とかですか?それとも部屋の片付け?」
スモモちゃん:「もー、なんでもスモモちゃんに任せちゃってくださいよ!」
琴吹智可:「スモモ、あんた『プランナー』と知り合いだったよね?」
スモモちゃん:「うん?プランナーちゃんとはお友達だよ?」
琴吹智可:「もし、向こうからそっちにコンタクトがあったら」「こっそり、あたしに教えてくれない?」
スモモちゃん:「あ、智可さんもお友達になりたいの? そんなのお安い御用!朝飯前の一石二鳥だよ!」
琴吹智可:「この仕事をやってるとね、ちょっとでもコネは欲しいんだ」「あたしの手の届かないところに、手を届かせることができるからね」
スモモちゃん:「へー。よくわかんないけど、わかりました!朝三暮四です!」
スモモちゃん:元気よく敬礼している。
琴吹智可:「じゃ、これ連絡先ね」玄関先にあるペンを念動力で動かし、印刷したかのような文字が刻まれる。
琴吹智可:仕事上、複数個用意してある専用回線だ。
スモモちゃん:「わーい」受け取って体に咲いた花の中にしまう。
スモモちゃん:「それで、もう一個のすぐできる方って?」
琴吹智可:「ああ、それなんだけど…」悪い笑みを浮かべながら。「今、ちょっと時間ある?」
スモモちゃん:「えー、全然ありますよ!ってか、智可さんのために空けてきました!」
GM:と、話をしていると、部屋の奥から大人しそうな黒髪の女性が姿を現す。

(illustration:GgBg)
琴吹智可:「オッケー、じゃあちょっとこっち来てくれる?」「大丈夫、悪いようにはしないつもりだから…」一室へと案内しようとしたところで。
GM:キミの家に住み込み働いている介護人の藤井光だ。
藤井光:「琴吹さん。何してるんですか?」不機嫌そうな顔をしている。
琴吹智可:「げ、光」
藤井光:「げ?」
藤井光:「お仕事でお疲れだと思って色々準備はしてあったんですけど……」
スモモちゃん:「ほえ?誰、この人」
琴吹智可:「えーと」「住み込みの介護者、だね」目が少し泳いでいる。
藤井光:「住み込みの介護者です」スモモちゃんに言う。目は笑っていない。
スモモちゃん:「へ、へー……」
琴吹智可:「…ごめんスモモ、この話はまた今度にしよっか」「また遊びに行くからさ、ね」
スモモちゃん:「えっ、そうなの!? しょうがないなー。必ずね、智可さん!」
GM:スモモちゃんは残念そうに手を振って部屋から出ていこうとする。
琴吹智可:後ろの気配に気圧されながら。「ん、また。事後処理とかで行くからね」ぎこちなく手を振る。
スモモちゃん:「ばいばーい!また会おうね!」
GM:スモモちゃんは元気よく退出する。
藤井光:「……お仕事お疲れ様でした」
藤井光:不機嫌そうに言う。
琴吹智可:「…はあ」「そーね、色々疲れた。どっとね」
藤井光:「少し休みますか? それとも、先にお風呂の方がいいですか?」
琴吹智可:外で見せる虚ろな眼とは違う眼で、藤井光を見る。
GM:長身の女はキミの車椅子を押す。
琴吹智可:「できれば先に休みたいね」「…機嫌直してよ」
藤井光:「……別に怒ってない」
琴吹智可:サイコキネシスで自分の義肢を外し、廊下に落としていく。
藤井光:義肢が外れたのを確認すると、車椅子を止めてキミの小柄な体を抱きかかえる。
GM:キミの体は、長身の藤井光の腕で抱き上げられる。
琴吹智可:「部屋まで、運んでよ」「夕飯までは時間あるでしょ?」
藤井光:「はいはい、このまま寝室までいきますね」
藤井光:「大変なお仕事だって聞いた。命の危険もあったって」
藤井光:「心配してたのに。それなのに智可は……」
GM:大柄な女はキミの矮躯を大切そうに抱えて、寝室へと向かう。
琴吹智可:「その分、稼ぎはあったからね」「報酬以上に、いろいろね」見えない腕を、藤井光の背中に回す。
藤井光:「……智可」たしなめるように言う。
藤井光:「おかえりなさい」キミの同居人はため息を一つ吐くと、優しげな声で言った。
琴吹智可:「ただいま、光」先ほど穂苅好加に見せたのとはまた違う、穏やかな笑みを浮かべる。
GM:シーン終了。

ED3/少女は幸せそうにキミに微笑みかけた。

GM:次のシーン!
GM:次はリクくんのエンディングです。
東屋 リク:おう!
GM:リクくんのエンディングは、N市支部での預りになった月夜野皆華と話をするシーンになります。
GM:事件から少しして。

UGN日本N市支部・訓練ルーム

GM:新しく支部に人員が配置されることになったとのことで、キミはその指導役を任されることになった。
GM:今日は、その新人との顔合わせの日だ。

東屋 リク:(そういや、新人の名前聞いてなかったな……見れば分かるかぁ)
GM:キミが訓練ルームで待っていると。
GM:ドアが開き、ショートカットの華奢な少女が姿を現す。
東屋 リク:ぐ、ぐ、と身体の筋肉を一つ一つ伸ばしながら、ストレッチを行っている──開くドア、そちらに視線を遣って、
東屋 リク:「オマエ……」

月夜野皆華:「はじめまして。今日からN市支部でお世話になります月夜野皆華と言います」

東屋 リク:「な、なんでここにいるんだよ?!」
月夜野皆華:「えへへ。中枢評議員、クビになっちゃった」
東屋 リク:「いや、クビって……」
月夜野皆華:「しばらくはN市支部の預りになるって」
東屋 リク:そんな簡単にクビになるものなのか? 記憶処理は? そもそも、ミナカは……
東屋 リク:「……オマエ、オーヴァードじゃないんだよな?」
月夜野皆華:「それで、その監視役に“ベルンシュタイン”東屋リクが……」
月夜野皆華:「あれ、もしかしてそこまでは聞いてなかった?」
東屋 リク:困ったように眉根を寄せる。なにがなんだか分かっていない。
月夜野皆華:「……迷惑だった?」
東屋 リク:「迷惑って、そういうわけじゃねえけど……」 くしゃくしゃと頭を掻く
東屋 リク:「えっと……つまり、ミナカは中枢評議員でもなんでもなくなって」
東屋 リク:「ただ、レネゲイドのことを知ってる一般人として、この支部の預かりになって」
東屋 リク:「その監視役が、オレ……ってこと?」
月夜野皆華:「そういうこと」
月夜野皆華:「理解が早くてよろしい」
東屋 リク:事実を反芻して、ぱちぱち、と目を瞬かせて、
月夜野皆華:「って、私、そんな偉そうにできる立場じゃないんだった」
月夜野皆華:「これからご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。センパイ」ぺこりと頭を下げる。
東屋 リク:「……じゃあ、ミナカは。えーと、チルドレンじゃないけど、」
東屋 リク:「そう、文字通りの。後輩になる、って」
東屋 リク:「そういう……ことだよな?」
月夜野皆華:「うん。合ってる」
月夜野皆華:「オーヴァードじゃないただの人間だけど」
月夜野皆華:「また私の先輩になってくれる?」
東屋 リク:「言っただろ」
東屋 リク:「そんなの、当たり前だ、って」
月夜野皆華:「よかった……」嬉しそうに言う。

月夜野皆華:「リクくん先輩。それで、私は新人として何をすればいいですか?」
東屋 リク:「うーん……」「戦闘訓練って話だったけど、それは難しいよなあ」 首を捻る
月夜野皆華:「そんなことないよ」壁に立てられていた竹刀を手に取る。
東屋 リク:「え」「オマエ……本気か?」
月夜野皆華:「人間だって戦えないことはない!……と、思うんだけど、ダメかな」
東屋 リク:うぐー、と唸る
東屋 リク:「オレが、白兵の専門だったらなー」「そういうのも、教えてやれるのかもしれないけど……」
月夜野皆華:「隙あり!えい!」へろへろとした軌道で竹刀を振り下ろす。
GM:途中で竹刀はすっぽ抜けてどこかに飛んでいく。
東屋 リク:ぼふん!
東屋 リク:とでも音がしそうなほど、急速に東屋リクの体積が増す。
GM:彼女の手がキミの頭にこつんと当たる。
東屋 リク:武器を向けられた反射で、獣化が起きたのだ。パーカーから覗いてる部位が、金かかった体毛に覆われる
月夜野皆華:「おお……」
月夜野皆華:そのまま頭を撫でる。
月夜野皆華:「リクくん先輩、これは……」
東屋 リク:「な、なにすんだよ……急に……」 驚きと、それから、
月夜野皆華:「攻撃の一種……?」
東屋 リク:「な、撫でるなよー!」「あと、可愛いとかも絶対言うなよ!」
月夜野皆華:「今、言いそうになっちゃった」
月夜野皆華:「あ、でもリクくん先輩って可愛いっていうよりも、格好良いだよね」
東屋 リク:「先輩に対して失礼だぞ……え、ホントか?」
月夜野皆華:「うん。リクくん先輩はいつも格好良いよ」
月夜野皆華:「私が初めて会った時からずっと」
東屋 リク:《至上の毛並み》による、極上の触り心地の体毛。ふわっふわの猫毛に覆われた少年の姿は、到底その言葉から遠いものに思えたが、
東屋 リク:「……オマエが言うなら、うん、そうかも」
月夜野皆華:「そうだよ」
月夜野皆華:「あ。ごめん。また偉そうな言い方になっちゃった」
月夜野皆華:「癖だな。直さなきゃ……」
東屋 リク:「いいよ、別に」
東屋 リク:「そんままのミナカで居てくれる方が、オレも、嬉しいし……」
東屋 リク:最後の方は、掠れた小さな声となって。
月夜野皆華:「嬉しいって……」
月夜野皆華:「なんか、照れるな……」
東屋 リク:「い、言ってねえ! 気のせいだ気のせい!」
月夜野皆華:「え、そんな」
東屋 リク:「そんままの方が、違和感ないって言ったの!」
月夜野皆華:「私は嬉しかったよ。リクくんが私の監視役になるって聞いて」
月夜野皆華:「いや、深い意味はないよ……」
東屋 リク:深い意味とか、そういうのは、よくわからなかったが。

東屋 リク:「……ま、事情が事情ってヤツだしな」
東屋 リク:「他の奴に任せるより、オレの方が安心って支部長も思ったんだろ!」 ちょっとドヤ顔。
月夜野皆華:「事情とかじゃなくて……」キミの服の袖を軽く引っ張る。
月夜野皆華:「リクくんとまた会えたことが嬉しかったの……」恥ずかしそうに言う。
東屋 リク:「………………」
東屋 リク:「~~~~~~ッ」
月夜野皆華:「……今のは聞かなかったことにしなさい」
東屋 リク:また、ぼふん、と音がしそうなほど、急速に体毛が膨張している。
東屋 リク:「……おう」
月夜野皆華:「……うん」
東屋 リク:「……それより。オマエ、ここで実際どう過ごすとか、あるのか?」
月夜野皆華:「え。ない」即答する。
月夜野皆華:「どうって、どうするものなの?」
東屋 リク:「ないのかよ……」 本当の意味で『預かり』ということだ
東屋 リク:「そりゃあ、チルドレンなら訓練とか、そういうのがあるし」
東屋 リク:「オペレーター業務? とか、事務さんとか。支部には色んな人がいるからさ」
東屋 リク:中には、オーヴァードの事情を理解しているだけの一般人もいるとかいないとか。詳しくは知らないが。
東屋 リク:「えーと、そうだな……」
東屋 リク:「本当になにもない、って、きっとつまんなくなるし」
東屋 リク:「支部でのオレの仕事。こないだみたいに、手伝ってみるか?」
東屋 リク:「……ミナカが良ければ、だけど」
月夜野皆華:「うん。素敵」
月夜野皆華:「私も何かリクくんの力になれるなら、それが一番いいな」
東屋 リク:「へへッ」 にか、と笑いかけて。
東屋 リク:「じゃ、今日からはビシバシ指導するからな」
月夜野皆華:「ええっ、大変そう」
東屋 リク:「まずは掃除! ミナカは雑巾の絞り方からなってないからな」
月夜野皆華:「掃除なんて今までは周りの人が……」
月夜野皆華:「なんて言ってられないか。厳しくご指導お願いします」
東屋 リク:「そうだぜ」
東屋 リク:「だって、これから。中枢評議員じゃない、ただの月夜野皆華として生きてくんだろ?」
月夜野皆華:「うん」
東屋 リク:「それなら、掃除は覚えといて損はないと思うぜ」
月夜野皆華:「一理ある」
月夜野皆華:「リクくん、これから私に色々教えてね」
月夜野皆華:「不束者ですが、よろしくお願いします」
東屋 リク:「なんだよ、急に改まって……」 少しもじもじ、として
東屋 リク:「……オレ、一応監視役って話だし。全部、ミナカの思い通りにさせてやれるかわかんねーけど」
東屋 リク:「それでも、ここでの生活は悪くねーって思ってるから」
東屋 リク:「オレの思う、楽しいこと」
東屋 リク:「ミナカにも、教えてやりたいって……そう思ってる」
月夜野皆華:「うん、リクくんが一緒なら私はどこにいても大丈夫だと思う」
月夜野皆華:「私も、私の好きなこと、リクくんにたくさん教えてあげたい」
東屋 リク:「……ヘヘッ」
月夜野皆華:「例えば……」
月夜野皆華:「……」顔を真っ赤にする。
東屋 リク:「……な、なんだよ」
月夜野皆華:「あのね……違うの……」
月夜野皆華:「真っ先に浮かんだのが……」
月夜野皆華:「何でもないです。掃除に行きましょう」
月夜野皆華:「これは命令です……」
GM:月夜野皆華はフラフラと歩き出す。
東屋 リク:「…………」 いつもなら、教えろよ、と突っかかるところだが。
東屋 リク:(なんか、聞いちゃいけない気がするな……)
東屋 リク:こちらも、顔をなぜだか真っ赤にして。
東屋 リク:「お、おう。今日は、こないだのと別の部屋の掃除だから……そっちに、行くぞ」
月夜野皆華:「あっ。はい。わかりました」ぎこちない動きで急カーブする。
東屋 リク:果たしてこの気持ちはなんなのか。わかるほど、東屋リクという少年は器用でもないし、経験もない。
東屋 リク:──ただ、まあ。一つだけ、思うのは、
東屋 リク:「……ミナカ」
月夜野皆華:「なに?」
東屋 リク:「戻ってきてくれて、ありがとな」
月夜野皆華:「連れて帰ってくれて、ありがとう」
GM:少女は幸せそうにキミに微笑みかけた。
GM:シーン終了。

ED4/死がふたりを分かつまで

GM:次のシーン。
GM:最後は、ヨシカさんのEDになります。
GM:このシーンは、キミが勇魚とタマモを見守ってから、双葉と二人で天体観測に行くシーンになります。

GM:事件から少しして。

UGN日本N市支部・門前

GM:そこには、黒髪の少年と、お揃いのアクセサリーを付けた白髪のレネゲイドビーイングの少年の姿があった。
GM:キミは、双葉と一緒にその光景を見ていた。

タマモ:「ったくよー。マジ大変だっだっつーの」
不知火勇魚:「お前が戻ってきてくれて、本当によかった」
大井双葉:「めでたしめでたしだねえ、ヨシカ」
穂苅好加:「ね、本当に良かった」
不知火勇魚:「好加さん。ありがとうございました
タマモ:「……あざっす」白髪の少年も頭を下げる。
穂苅好加:「いえいえ!ほら2人ともせっかく会えたんだし、笑って笑って」 少し距離を取ってスマホを構える
タマモ:「いや、ハズいやつじゃん!いらねえって!」
不知火勇魚:「大人しくしろ……」
GM:二人の少年は並んで立つ。
穂苅好加:「報酬ですよ、ほらもっと近づいて、ピースピース」
穂苅好加:言いながらシャッターを切る
GM:少年たちは照れ臭そうに肩を寄せ合って笑った。
穂苅好加:写真を見て満足げに笑う。
大井双葉:「よく撮れてるねぇ」
穂苅好加:「はい、こんな感じ……2人ともラインか何かやってる?送るけど」
タマモ:「もっぱらインスタ派っす」
不知火勇魚:「適当に送ってもらえれば……」
穂苅好加:「じゃああとで送っておくね」 笑顔で
穂苅好加:「また何かあったらよろしくね~」
不知火勇魚:「あ、そうだ」
穂苅好加:「ん?」
不知火勇魚:「双葉さん、これ」
大井双葉:「お、なんだなんだ。マジかよ」
GM:そう言って勇魚は双葉に何かを手渡す。
穂苅好加:「え、なになに」 覗き込む
不知火勇魚:「あ、ダメです!まだそんなに上手くないから、直接渡すのは恥ずかしくて……!」
不知火勇魚:「あとで双葉さんから受け取ってくれ……」
穂苅好加:「おっと」 不思議そうに身を引く
大井双葉:「そういうことならば」そっと隠す。
穂苅好加:「えー、なんだろ」
穂苅好加:「タマモ君はわかる?」
タマモ:「いやー、分かるけど、俺は言っちゃったら台無しじゃないっすかね?」ニヤニヤした顔で言う。
不知火勇魚:「うるさいな。いいから黙ってろ」
不知火勇魚:「とにかく今回は本当にお世話になりました」
不知火勇魚:「またいつか」
穂苅好加:「ええ?もー、あとでちゃんと教えてね?」 双葉ちゃんにそう言いつつ
穂苅好加:「うん、またね」 2人に手を振る
タマモ:「あざっしたー!」
不知火勇魚:「ありがとうございました」
穂苅好加:2人を見送ってから大きく伸びをする。
GM:二人の少年はお辞儀をすると、去っていく。

穂苅好加:「んー……!私たちもそろそろいこっか?」
大井双葉:「うむ。双葉たちもそろそろ行きますか!」
大井双葉:「ごーるでんなんとか!」
穂苅好加:「うん、ゴールデンウィークね」
大井双葉:「それ!」
大井双葉:「流星群!」
穂苅好加:目的は水瓶座流星群だ。そろそろ向かうとちょうどいい時間だろう

N市郊外・キャンプ場

GM:それからキミは、双葉と一緒にN市郊外の丘にあるキャンプ場にやってきた。
GM:流星群の観測にはうってつけの場所だ。
GM:開けた丘の上からは、満天の星空が見える。
穂苅好加:「久しぶりに来たなー、キャンプ場なんて」
穂苅好加:空を見上げる
大井双葉:「うわー、きれいだー!」一緒に星空を見上げる。
穂苅好加:「おおー……綺麗だねー」
大井双葉:「あ、そうだ。ヨシカ。これ、勇魚くんから」
穂苅好加:言いつつ、ガサゴソと大きなビニール袋を漁る。菓子パンやらおにぎりやらをたくさん買ってきた
穂苅好加:「えーとおにぎりおにぎり……あ、それ」
穂苅好加:「なになに?」 受け取って、見る
大井双葉:「もー、まだ食べるの」けらけらと笑う。
大井双葉:「ほら、これ」

GM:双葉がキミに手渡したのは二つの指輪だ。
大井双葉:「勇魚くんが能力でつくったんだって」
GM:その指輪は、キミの手のひらの上でキラキラと光り輝いている。
穂苅好加:「んー、なんか侵蝕落ち着いた影響か、前みたいに燃費悪くなっちゃって……」 呟きつつ眺めている
穂苅好加:「素敵……」
大井双葉:「お礼だってさ。ヨシカに」
大井双葉:「はめたげよっか」
穂苅好加:「じゃあもう1個は双葉ちゃんの指にはめてあげる」
大井双葉:「えっ。もう一個って双葉用でいいの!?」
穂苅好加:「えー、こういうのってどこに嵌めるのが良いのかな……」 携帯で検索している
大井双葉:「んー、照れ臭いな……」
穂苅好加:「双葉ちゃんがそれ言うの」 ケラケラと笑う
大井双葉:「双葉もすると思ってなかったんだもん!」
大井双葉:「ほら、手出して」
穂苅好加:「ペアリングでしょ……ん」 右手を差し出す
GM:指輪を手に取り、キミの薬指にそっと嵌める。
大井双葉:「健やかなる時もやめる時も……で、いいんだっけ?」
穂苅好加:「ふふ、薬指かあ」 少し照れくさそうに笑う
穂苅好加:「あ、天然じゃなかったんだ」 さらに顔が赤くなる
穂苅好加:「もう、じゃあはい、双葉ちゃんも」
大井双葉:「……双葉がいつまでも無知だと思ったらおおまちがい」
大井双葉:そっと手を差し出す。
穂苅好加:その薬指に、もう1個の指輪を嵌める。
大井双葉:「おお。お揃いだ」

GM:その時。夜空に一筋の星が流れる。
GM:一つ。また一つと流れ星が降り始める。

穂苅好加:「困難な時も、幸せな時も、励まし合いながら、力を合わせて協力していくことを誓います……なんて」
穂苅好加:星の光に、少し赤い顔が照らされる
大井双葉:「死がふたりを分かつまで……」
大井双葉:微かに赤くなった顔で言うと、誤魔化すように顔を上げる。
穂苅好加:「あ、あはは、恥ずかしいね!」

「ヨシカ。流れ星だよ!」「ほら、流星群!」

穂苅好加:「被った」
大井双葉:「被ったねえ」
大井双葉:「お願いごとしなきゃ」
穂苅好加:「なにお願いしよっか」
大井双葉:「なにがいいかねぇ」
大井双葉:「これって一個だけ?」
穂苅好加:「たくさん流れてるから、たくさんお願いしちゃおっか」
大井双葉:「おお、いいね。話のわかる星だ」
GM:双葉は星を見上げながら手を合わせる。

大井双葉:「ヨシカがずっと幸せでいますように。ヨシカとずっと一緒にいられますように……」
穂苅好加:同じように手を合わせる、願うのは一つだ。
穂苅好加:(世界中の人が笑顔でいられますように)
穂苅好加:それは、自分一人では叶えられないことで、”マスターアルケミー”のように……相容れない願いの為に戦うことしかできない相手もいるから、願うしかない
大井双葉:「ヨシカがお腹空いたりしませんように。ヨシカが怪我したりしませんように……」
大井双葉:「それから……」
穂苅好加:「それから?」 ちらりと双葉ちゃんの方を向く

大井双葉:(ヨシカが笑顔でいられますように)
大井双葉:「……一番大事なのは言わない!」
穂苅好加:「えーっ」
大井双葉:「そういう決まり……」
大井双葉:「……ヨシカ」
穂苅好加:「ん?」

GM:指輪を嵌めた手でキミの手を握る。
大井双葉:「大好きだよ」笑顔で言う。
穂苅好加:「私も、大好きだよ、双葉ちゃん」 笑顔でその手を引き、抱き留める
穂苅好加:世界中の人が笑顔でいられるように、という願いは星に願うことしかできないけれど
穂苅好加:「双葉ちゃんと一緒にいられる日々は、自分の力で作っていくから」
穂苅好加:「心配かけて、ごめんね?」
大井双葉:「……双葉も一番のお願い、もう叶っちゃった」
大井双葉:「ほんとだよ!もー!」
GM:キミの腕の中で、双葉は涙をこぼす。
穂苅好加:「あはは……」 苦笑して、再び空を見上げる
穂苅好加:空には、まだ、眩しいほどに星が輝いていた
大井双葉:「……許したげる」そう言って一緒に空を見上げる。
GM:夜空を滑り落ちる星々は、少女たちを暖かく見守っていた。

GM:シーン終了。
GM:というわけで、エンディングフェイズはこれで終了です!
GM:ダブルクロス The 3rd Edition シナリオ『ニュー・フロンティア~太陽の背信~』、これにて全て終了となります!
GM:皆さん、お疲れ様でした!
東屋 リク:お疲れ様でした~~~!
穂苅好加:お疲れ様でした~!楽しかった~!
神室夏樹:お疲れさまでした~~!!
GM:では、最後に手早く経験点の配布だけして終わりにしましょう!
GM:経験点項目を順番に読み上げていきますね!
琴吹智可:お疲れ様でした!

GM:・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、全員最後までいました!
GM:1点です!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずはシナリオをクリアしたことで5点
GM:さらにレネゲイドビーイングたちを破壊せずに無事に助け出すことができたので追加で5点
GM:Dロイスがマスターアルケミーの錬金術師、使わなかったけどプライメイト・ホムンクルスの賢者の石×2で3点
GM:Eロイスがマスターアルケミーのありえざる存在、覚醒する世界、さらなる絶望×2、囚人の鳥籠×2で6点
GM:この項目だけで19点になります!
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:みんな、何点?
穂苅好加:3点!
東屋 リク:5点!
琴吹智可:4点!
神室夏樹:3点!
GM:では、皆さん、もらってください!
GM:・Sロイスがタイタスにならなかった
GM:タイタスにならなかった人ー
穂苅好加:双葉ちゃんをSロイスに指定していました。ならなかったよ
穂苅好加:しかも生きてる!
GM:では、5点です!
GM:素晴らしい!
GM:・よいロールプレイをした
GM:皆さん、とてもよいロールでした
GM:あとで是非TLなどで褒めたりして思い出に浸ってください
GM:1点!
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
GM:皆さん、とても助け合ってました!
GM:1点!
GM:・セッションの進行を助けた
GM:おかげさまでとても助かりました
GM:1点!
琴吹智可:あるある
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:最後までスケジュール調整にご協力いただいてありがとうございました!
GM:1点!
GM:これで経験点項目は全てです
GM:さて、皆さん、合計何点になりました?
東屋 リク:多分34点!
GM:そんなに
琴吹智可:28点かな
神室夏樹:4+19+3=26点だね
琴吹智可:たぶんタイタスカウントが入ってるかと
琴吹智可:>Sロイス
GM:あっ、Sロイスがもらえるのはヨシカさんだけですね
東屋 リク:余計なもの足してるな、これ……
穂苅好加:19+3+5+4で31点かなあ
GM:じゃあ、リクくんは29点かな?
東屋 リク:29点のようです(シナリオ目的のクリア5点を多重に足してた)
神室夏樹:いや28点かな……
神室夏樹:私が26だから+2範囲内
GM:あ、確かに
神室夏樹:シナリオ19、諸々4、侵蝕点になるから
東屋 リク:28だ……(足し算ができてない)
GM:ん。いや、29点じゃないですか?
GM:諸々の部分は5点のような
神室夏樹:良いロール、他プレイヤー、信仰、場所の手配って上に書いてますね
穂苅好加:諸々の部分が4個しかないですね
GM:あ、あと、一番最初に「最後までセッションに参加した」もあります!
穂苅好加:では32点!
神室夏樹:じゃあ27だね!
東屋 リク:じゃあ29点
琴吹智可:28!
GM:穂苅32点リク29点神室27点琴吹28点
GM:こうだ!
GM:では、皆さん、経験点をもらってください!
神室夏樹:いただきます
東屋 リク:むしゃむしゃ……
琴吹智可:もぐもぐ…
穂苅好加:むっちゃむっちゃ
GM:というわけで、経験点の配布はこれで終了!
GM:改めてセッションの全行程は終了になります!
GM:皆さん、本当にお疲れ様でした!
東屋 リク:楽しかったです! お疲れ様でした~~~!
GM:最後までお付き合いいただきありがとうございました!
神室夏樹:お疲れさまでした!
琴吹智可:ありがとうございました!楽しかった~!
穂苅好加:お疲れ様でした~!ありがとうございました!