※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



メイン(今ここ)|雑談

PC1:"グラン・フォール"燦金(あざがね)礼二(れいじ)(リンク)/みはし
PC2:"迷宮の怪物"浜枕(はまくら)(さち)(リンク)/ナケミン
PC3:"アサルト"穂苅(ほがり)好加(よしか)(リンク)/御影
PC4:"斬々舞"難波(なんば)蜜雪(みゆき)(リンク)/鈴元


INDEX

プリプレイ
OP1「果たし状!今時!?」
OP2「お、おべんとう食べさせておけばー!」
OP3「……怖い時の先輩、ボクも見たかったなぁ」
OP4「好物はチーズバーガー。飲み物はダイエットコーラ派だ。……そうじゃない?」
ミドル1「……恥ずかしい。最悪だ。最悪だ」
ミドル2「ビックリした。心臓が止まるかと思いました」
ミドル3「見てのとおりUGNも戦力が足りていなくてね。力を借してもらえると助かるよ」
ミドル4「燦金くん……!私、絶対に我慢するから……!」
ミドル5「追いついてみな。新しい世界が到来する前にな」
ミドル6「よし……じゃあ行こうか……!」
クライマックス:キングダム・カム~星を喰らうもの~
バックトラック
エンディング1「……好きだよ、錫日さん」
エンディング2「変わったのです。多分。双葉ちゃんと出会う前と比べたらね」
エンディング3「私の幸せのための踏み台になってもらいましょう」
エンディング4/最後に己が直感を信じ拳を突き出した。


プリプレイ

GM:それでは、セッションを始めていきたいと思います。
GM:まずはPCの自己紹介からです。
GM:初めにPC①の燦金さん、お願いします

(画像クリックで新規タブ、キャラクターシートへ)
コードネーム名前シンドロームDロイス
"グラン・フォール"燦金(あざがね)礼二(れいじ)キュマイラ/ウロボロス/エグザイル(オプショナル)遺産継承者(レガシー)
イフリートの腕

(illustration:みはし)
主要エフェクト
神秘の肉体
無形の影
白熱
異能の指先(イージー)
主要アイテム
能力訓練
HP/32
行動値/4
初期侵蝕/47

燦金 礼二:御意。
燦金 礼二:「燦金 礼二、高校三年だ。あん?違う?……"グラン・フォール"そう呼ばれているらしいぞ」
燦金 礼二:怒りの感情を失っている豪傑な男。これでも高校3年生
GM:風格がある
燦金 礼二:なお三年生をするのは二度目だ。
GM:おや?
燦金 礼二:そう、この男はバカである。
GM:なんてことだ……
燦金 礼二:闘争の衝動に忠実であり強い者との戦いを楽しんでおり、週末に近所の高校や道場に殴り込みするのが趣味。
燦金 礼二:断られれば引っ込む素直な性格。
GM:すごい趣味
燦金 礼二:なお、UGNに存在を認知されてはいるがスカウトに来たエージェントに決闘を挑む為、肝心の話が進まず、面倒になり放置されている。
GM:エージェント、もうちょっと頑張って!
燦金 礼二:バカゆえ難しい会話は出来ず、"拳"(剣や銃でも可。心もちの問題)で語り合えるものとのみ対話が可能である。
GM:げ、原始的……!
燦金 礼二:「てなわけで、これからよろしくな、ブラザー!」
GM:はーい、よろしくお願いします!
GM:そんな燦金さんのハンドアウトはこちら!
PC①(みはしさん)用ハンドアウト
ロイス:"写真部美少女"十文字ユイ(じゅうもんじ-)  推奨感情 P:友情/N:不安
 カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
 キミはN市の高校に通うごく普通の高校生で、オーヴァードである。写真部に所属する十文字ユイはキミの友人だ。ユイはショートボブの髪型をした明るくサッパリとした性格の美少女で、「綺麗なものを残したい」とよく口にしている。
 その日もキミは、写真部のコンクールが近付いているというユイと一緒に寄り道をしながら下校していた。だが、彼女の様子がどこかおかしい。酷く落ち着きがない様子で、何かに怯えているようだった。彼女に何かあったのだろうか。
GM:シナリオロイスは十文字ユイ。キミのクラスメイトの少女です。
十文字ユイ:「キミと一緒にいれば綺麗なものが撮れそうだからね」
GM:なんか様子がおかしいらいので心配してあげてください
燦金 礼二:「お前といると俺と奴との素晴らしい決闘の日々が振り返れて良いぜ」
燦金 礼二:「悪いモンでも食ったか?」
GM:食べたかも
GM:では、そんな感じでお願いします!
燦金 礼二:お願いします!
GM:次!
浜枕幸:はいさい!

(画像クリックで新規タブ、キャラクターシートへ)
コードネーム名前シンドロームDロイス
"迷宮の怪物"浜枕(はまくら)(さち)エンジェルハイロゥ/キュマイラ秘密兵器(トイボックス)
ブーストアーマー

(illustration:ナケミン)
主要エフェクト
陽炎の衣
見えざる死神
デスストーカー
ミスディレクション
主要アイテム
フォールンアックス
ブーストアーマー
HP/29
行動値/5
初期侵蝕/37

GM:PC②、浜枕さんお願いします!
浜枕幸:「………こんにちは。浜枕幸(はまくら・さち)です」
浜枕幸:「隠れるのが得意です……あと奇襲術。頑張ります」
浜枕幸:「いい男性がいたら教えていただけると……助かります」
GM:婚活してる……
浜枕幸:というわけで低身長気弱巨乳です。いい夫を捕まえて裕福な暮らしをゲットしたい!
GM:そんな望みが……
浜枕幸:産まれが紛争地帯で家族全員死んだので、家族愛と裕福な生活に飢えているらしいです。
GM:家族死んでるー!?
浜枕幸:控えめにぐいぐい行きたいと思います。
GM:応援しています
浜枕幸:性能は隠密型。消えたり出たりしながら、ぼちぼちの火力を出します!
GM:強そう!
浜枕幸:がんばって活躍して、良い男性に見つけてもらえるよう評判を上げてイクゾ……!
浜枕幸:頑張ります。よろしくお願いします!
GM:UGNのお仕事もがんばって!
GM:では、そんな浜枕さんのハンドアウトはこちらです
PC②(ナケミンさん)用ハンドアウト
ロイス:"ズーム"暮内・ジェシー・理人(くれない・じぇしー・りひと)  推奨感情 P:信頼 /N:隔意 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレンor UGNチルドレン
 キミはN市で活動するUGNエージェントもしくはUGNチルドレンである。先日、N市に出現して街を破壊した暴食のオーヴァード“ギゲンテス”に対抗するために、キミは招集を受けた。そこで紹介されたのは、暮内・ジェシー・理人という日本支部の研究者だ。暮内は車椅子に乗った赤髪の実直そうな青年だった。
 彼は、年若いがかつて『プロジェクト・アダムカドモン』にも関わっていたという秀才だ。事件解決のために日本支部から一定の指揮権を与えられたという彼と協力し、一刻も早く平穏を取り戻そう。
浜枕幸:あわわ、大物相手……恐ろしい……
GM:暮内・ジェシー・理人は日本支部の研究者です。年は若いので安心してね。
浜枕幸:秀才の日本支部所属研究者。なかなかよい物件の気配
暮内・ジェシー・理人:陽気だけどどこか神経質そうな赤毛の男です。
GM:仲良くしてあげてください
浜枕幸:見定めさせてもらいましょう……私を幸せにできるかな……!?
GM:上から来てる!
GM:では、そんな感じでお願いします
浜枕幸:お願いしまーす!!
GM:次!
GM:次はPC③、ヨシカさんお願いします!

(画像クリックで新規タブ、キャラクターシートへ)
コードネーム名前シンドロームDロイス
"アサルト"穂苅(ほがり)好加(よしか)エグザイル/ウロボロス器物使い(ツールマスター)

(illustration:ひなた)
主要エフェクト
尾を喰らう蛇
原初の赤:巨人の斧
異世界の因子
異形の捕食者(アージ)
主要アイテム
混沌なる者の槍
HP/30
行動値/4
初期侵蝕/31

穂苅好加:ヨシカだよっ
穂苅好加:"アサルト"/穂苅 好加/ホガリ ヨシカ/16/高校生/女性
穂苅好加:ごく普通の女子高生でしたが、高校入学した辺りで何らかの事件に巻き込まれて死にました。
GM:死んでる!!
穂苅好加:死んだあとは"喰らい育つ槍(グローランス)"というEXレネゲイド兵装と契約しオーヴァードとして蘇りましたが、本人の素養はカスです。
穂苅好加:異世界の因子しか使えない
GM:そ、そんな
穂苅好加:でもグローランスがつよいからなんやかんやイリーガルとしてやっていけてます。
GM:素晴らしい
穂苅好加:最近は拉致されたりアイドル養成所に入ったりしてました。アイドルにはなってません。
GM:そ、そんなことが
穂苅好加:性能的には『混沌なる者の槍』を武器に、ウロボロスエフェクトで段階的に強化して戦います
GM:成長する力!
穂苅好加:器物使い混沌なる者の槍+背徳の理+異世界の因子で起点になる何か+異形の捕食者が最大進化です。
穂苅好加:そんな感じ!攻撃しかできませんがよろしくお願いします!
GM:フルコンボ!
GM:では、そんなヨシカさんのハンドアウトはこちら
PC③(御影さん)用ハンドアウト
ロイス:暴食のオーヴァード“ギゲンテス”  推奨感情 P:執着/N:憐憫
 キミは、UGN・N市支部に所属するオーヴァードで、高校生だ。ある晴れた日曜、キミは友人の大井双葉と一緒に公園に遊びに来ていた。近頃、双葉は料理の勉強をしているらしく、キミは彼女の作った少し見た目は悪いが味の良いお弁当に舌鼓を打っていた。
 そんな時、突如として街中に数十メートルはあろうかという巨大な獣のようなオーヴァードが出現した。そのオーヴァードはビルや車を丸飲みにして暴れ回る。キミは街を守るためにそのオーヴァードに立ち向かう。だが、その怪物はどこか苦しんでいるようだった。
GM:ハンドアウトにいる大井双葉はキミの初期ロイスにある友人です。
穂苅好加:そうとはね
大井双葉:ふわふわした見た目の女の子。好物はお寿司です。
穂苅好加:ご飯作ってくれるって楽しみだなあ。何段弁当だろう、20段くらい?
GM:双葉と一緒にお出かけしていると、何やら怪獣が現れるようですね
穂苅好加:怪獣!こわいぜ
つくっちゃっちゃ GM:がんばって怪獣から街を守ってほしい
穂苅好加:頑張ります。可能であれば吹き飛ばされてビルに激突したりしたい
GM:どんな要望なんだ
GM:では、そんな感じでお願いします
GM:では、次!
穂苅好加:はーいよろしくお願いします!
GM:PC④、難波さんお願いします!

(画像クリックで新規タブ、キャラクターシートへ)
コードネーム名前シンドロームDロイス
"斬々舞"難波(なんば)蜜雪(みゆき)ハヌマーン遺産継承者(レガシー)
鬼切りの古太刀

(illustration:つくっちゃっちゃ)
主要エフェクト
援護の風
ウインドブレス
風鳴りの爪
リミットリリース
主要アイテム
鬼切りの古太刀
HP/28
行動値/6
初期侵蝕/36

難波蜜雪:「錫日さん……錫日さん……」
難波蜜雪:どこにでもいる高校生チルドレン、ピュアハヌマーンです
難波蜜雪:鬼切りの小太刀と体にまとった暴風、あと足技が武器です
GM:鬼切り!独自性がある!
難波蜜雪:援護の風7とウィンドブレス5で好き放題するぞ!
GM:好き放題しそう
難波蜜雪:あと後輩に片想い(自己認識)してます
GM:大変そうですねえ
難波蜜雪:衝動の加虐のせいで戦闘時は攻撃的です
難波蜜雪:無限に蹴ってやる
難波蜜雪:よろしくお願いします
GM:壁ハメ怖い
GM:では、そんな難波さんのハンドアウトはこちら!
PC④(鈴元さん)用ハンドアウト
ロイス:閃光の男"リバースエンド"  推奨感情 P:執着 /N:憤懣
クイックスタート:深緑の使徒 カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
 キミはUGNのN市支部に所属するチルドレンである。ある晴れた日曜、キミは後輩の女子である上木錫日と一緒にデートに出かけていた。いたずらっぽく笑ってキミをからかう上木は、それでもいつもより楽しそうな様子だった。
 だが、そんな時、突如として街中に数十メートルはあろうかという巨大な獣のようなオーヴァードが出現した。駆け付けようとしたキミが目にしたのは、怪物を見つめる怪しいスーツ姿の男だった。"リバースエンド"と名乗ったその男を問い質すために、キミは立ち向かった。
GM:ハンドアウトにある上木錫日はキミの後輩の女子です。陸上部マネージャーで片足が義足。
難波蜜雪:「ことと次第によっては殺します」
上木錫日:「デートどころじゃなくなっちゃいそうですね、先輩?」
難波蜜雪:「み゛」
GM:何かを企んでそうな敵がいるのでがんばってとっちめてください
難波蜜雪:はーい
GM:では、そんな感じでお願いします!
GM:PCの自己紹介はこれで終了!
GM:次にPC間ロイスの取得に移りたいと思います
GM:PC番号順にロイスを取得してもらおうと思いますので
GM:燦金さんは浜枕さんの、浜枕さんは穂苅さんの、穂苅さんは難波さんの、難波さんは燦金さんのロイスを取得してください
GM:それと、今回は導入をスムーズにするために、燦金さん以外は全員同じ支部の顔見知りということでいこうと思います
GM:燦金さんはセッションが始まってから出会った時の感情を想定してロイスの感情を設定するといいでしょう
浜枕幸:うーん 穂苅 好加/P:共感○/N:恋敵候補 ぐらいかしら
穂苅好加:神室支部長の部下が増えたー
燦金 礼二:了解ーとりあえず枠だけ確保しておくと
難波蜜雪:はいー
GM:感情もなんとなくで決めてしまってもいいですよ
GM:後から変えてもいいですしね
GM:ヨシカちゃんが恋愛候補になってる……
難波蜜雪:燦金礼二 ○勝負なら、私とやりますか?/大変そう
燦金 礼二:ほな 浜枕幸 誠意/不安かな。会ったら確定するよ
穂苅好加:先輩 難波蜜雪 誠意〇/侮蔑 ちょっと迫り方強引じゃない?って引いてる
浜枕幸:もしかしたら同じ男性を奪い合う事になるかもしれない 全ての女性は潜在的な恋敵
難波蜜雪:強引か?
GM:引いてる!
穂苅好加:そうかあ……?
GM:では、皆さん、ロイスはメモ欄かどっかに書いておくといいでしょう
GM:PC間ロイスの取得はこれで終了!
GM:最後にトレーラーを読み上げたらいよいよシナリオを始めていきましょう
食べる。貪る。かじる。飲み込む。舐める。噛む。喰らう。
人を、獣を、善を、悪を。
熱持つ全てを食い荒らす。
巨人は、それでも餓えていた。
いくら飲み込んでも、何を平らげても、満たされるはずもない。
胃袋ではなく、胸の内に空洞があるのだ。
大きな虚ろが埋まらぬ限り、その欲望は止まらない。
また一つ。美しい星が、呑まれて消える。
また一粒。少女の涙が、流れて消える。
――創世記の昔より、堕ちた巨人は万物を喰い滅ぼすという。
ダブルクロス The 3rd Edition 『キングダム・カム〜星を喰らうもの〜』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:では、これよりセッションを始めていきます!
GM:皆さん、よろしくお願いします!
穂苅好加:お願いします!
燦金 礼二:よろしくお願いします!
浜枕幸:よろしくお願いします!
難波蜜雪:よろしくお願いします!

OP1「果たし状!今時!?」

GM:まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初は燦金さんのオープニングです。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (47 → 51)
GM:あ、侵蝕率が既に高い
燦金 礼二:常時エフェクトと腕の遺産のせいだぜ
GM:このシーンはキミが十文字ユイと一緒に下校したりするシーンになります。
燦金 礼二:ほうほう

GM:放課後の通学路。キミはクラスメイトの十文字ユイと一緒に歩いていた。
GM:十文字ユイはショートボブの髪型の明るい美少女で、大きな一眼レフカメラを持っている。
十文字ユイ:「さて、今日はどこに寄り道しようか、燦金くん」
燦金 礼二:「寄り道する前提かよ。まぁ、するがな」
十文字ユイ:「お、もしかして殴り込み?」ワクワクしたような声。
燦金 礼二:「その通りだぜ大正解だユイ。隣町の〇×高専に行く予定だ」
十文字ユイ:「いいね、いいね! 良い写真が撮れそう!」
燦金 礼二:「あいつらわざわざ俺の為に前戦った奴よりもっと強い奴用意してくれるんだとよ。泣ける話だぜ」
燦金 礼二:と言いながら果たし状を見せる
十文字ユイ:「果たし状!今時!?」
GM:そう言いながらカメラを向けてシャッターを切る。
十文字ユイ:「保存する価値あるなぁ~、これ」
燦金 礼二:「おうともよ。決闘の時も撮ってくれよな」
十文字ユイ:「もっちろん! 私に任せてね」
十文字ユイ:「燦金くんといると綺麗なものが撮れるから好きだよ」
燦金 礼二:「へへん、いい写真期待してるぜ。お礼にそのうち奢るからな」
十文字ユイ:「えー、そんなのいいよ。私が好きでやってるだけなんだしね」
十文字ユイ:「私はね、この世界はこんなに綺麗なんだって残したいんだ」
十文字ユイ:「そのために燦金くんを利用させてもらってるってわけ!」
十文字ユイ:不敵に笑いながらキミにカメラを向ける。
燦金 礼二:「そうか?ふむ……とはいえそれでは俺の気が済まないな……」悩ましげにピースする。
十文字ユイ:「絵になるね~」シャッターを切る。
燦金 礼二:「じゃあお前に困った事が起きたら俺に言うと良い」
燦金 礼二:「その時は精一杯力になろう」
十文字ユイ:「困ったこと? そんなのあるかなぁ」
十文字ユイ:「あ、今度のコンクールに出す題材には悩んでるけど」
燦金 礼二:「そりゃあ喧嘩の写真ばかり撮ってたらコンクールには上げられんだろうな」苦笑
十文字ユイ:「そう、それが悩みどころなんだよ~」
十文字ユイ:「血と汗の写真もいいと思うんだけどね……」
GM:と、その時。
十文字ユイ:「
十文字ユイ:「……あ」
GM:ユイがピタリと動きを止める。
燦金 礼二:「それを良いと判断できるのは武闘家であり、普通写真家ではないからな……ん?どうした」
十文字ユイ:「悪い、燦金くん! ちょっとだけ待ってて!」
GM:そう言ってユイは慌てた様子でどこかに駆け出していく。
燦金 礼二:「お、おう?」言う通り待つ。ポツーン
GM:数分後。
GM:ユイは申し訳なさそうに戻ってくる。
十文字ユイ:「ほんっとうにごめん! 燦金くん!」
燦金 礼二:体育座りで待っていた。「忘れ物か?」
十文字ユイ:「もう大丈夫だからね!」
十文字ユイ:「あ、あはは。そんなものかな……」
十文字ユイ:「というか、何その体育座り」カメラを向ける。。
燦金 礼二:「なら早めに思い出せてよかったな」「健全な男子高校生の体育座りなど撮って面白いか?」
十文字ユイ:「安心して。綺麗じゃないものはすぐに消す」断固とした口調。
燦金 礼二:「おぅ?写真のこだわりは相変わらず強いな」
十文字ユイ:「当たり前だよ。これだけが私の生きた証だからね」
十文字ユイ:「じゃあ、もう大丈夫だから。殴り込み、行こっか!」
燦金 礼二:「生きた証……か。イマイチわからん感性だが理解した」「ではその生きた証を更に増やすとするか」
十文字ユイ:「よーし、期待してるよ。燦金くん!」
燦金 礼二:うでをぐるりと回し「おうともよ。よし、殴り込みだ!ついてこい!」
十文字ユイ:「…………」不安そうに少しうつむく。
十文字ユイ:「あ、うん! 記録は私に任せておいて!」
燦金 礼二:表情に気付きつつも声はかけない。
燦金 礼二:相談相手としての俺ではなく、"生きた証"を増やすための素体としての俺を求めているならその通りに振舞うべきなのだろう。そう思ったのだ。
十文字ユイ:「さあ、行くよ。燦金くん!」明るい声で言う。
燦金 礼二:「おうよ、果たし状指定の時間の5分前にはついていてやらねばな!」
燦金 礼二:「紳士として武闘家としての嗜みよ」
十文字ユイ:「意外と義理堅いね……」
GM:では、キミたちが殴り込みに向かったところでこのシーンは終了だ。
燦金 礼二:はーい

GM:シナリオロイスは十文字ユイに取得してください
GM:推奨感情はポジティブが友情、ネガティブが不安ですが変更してもいいです
燦金 礼二:感情はそのままで取得!
GM:はーい。
GM:では、次のシーンにいきましょう。

OP2「お、おべんとう食べさせておけばー!」

GM:次はヨシカさんのオープニングです。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
穂苅好加:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40

穂苅好加:ひゃあ
GM:いい感じ
GM:このシーンはキミが双葉と一緒にお弁当を食べたり、怪獣と出くわしたりするシーンになります。
穂苅好加:やったー
GM:ある日曜日の昼下がり。
GM:キミは友人の大井双葉と一緒に公園に遊びに来ていた。
GM:日差しは暖かく気持ちがいい。
穂苅好加:「ん~、良い天気だねえ」
GM:ふわふわした外見の小柄な少女、双葉は公園のベンチにいくつものお弁当箱を並べる。
大井双葉:「ぽかぽかだねぇ」
穂苅好加:「ぽかぽかもお弁当も素晴らしいことです」 ニコニコとその様子を眺めている
大井双葉:「天気がいいとおなかもペコペコになる。見て、ヨシカ。これを!」
GM:たくさんのお弁当箱をキミにアピールする。
大井双葉:「なんと双葉がつくったのです」
穂苅好加:「本当に凄いよ!」 グッと拳を握る
大井双葉:「えへへ。それほどでも」
穂苅好加:「この量、大変だったでしょ」
穂苅好加:「私もおかし食べないで待った甲斐があったよ」 心なしかフラフラしている。エネルギーが足りないとすぐこうなる
大井双葉:「双葉、無職だから時間だけはたっぷりあるので」
大井双葉:「よゆーよ、よゆー」
大井双葉:「では、どうぞ。したづつみを打ってください、ヨシカ」
穂苅好加:「では……」 箸を手に取り両手を合わせ、目を瞑る
GM:そう言って双葉はお弁当箱を開ける。少しだけ焦げた唐揚げや玉子焼きが詰まっている。
大井双葉:「めしあがー」
穂苅好加:「わっ美味しそう!いただきまぁす♪」
穂苅好加:箸を伸ばそうとして────
GM:その時。
GM:地響きが鳴り、《ワーディング》が展開される。
GM:数十メートルはあろうかという大きさの巨大な獣が現れる!
穂苅好加:「うひゃあっ」 慌ててベンチの上の弁当を押さえ、見上げる。
大井双葉:「ヨシカ、あれ……!」
穂苅好加:「なにあれぇっ!?」
GM:その怪物は大きな口を開くと、目の前のビルにかじりつく。
穂苅好加:「……!」
GM:そして、バリバリとビルを噛み砕き始める。
大井双葉:「オーヴァード……ジャーム……!?」
穂苅好加:「っぽいかな、とりあえず支部長に連絡して、双葉ちゃんは避難してて」
GM:怪物は不細工な短い手で自動車をつかむと、自分の口に放り込む。
穂苅好加:立ちあがり、獣を睨みつける。
大井双葉:「双葉も一緒にいく! 双葉もオーヴァードだし、何かできることがあるかも……!」
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!!」
穂苅好加:「……わかった!」
大井双葉:双葉が手をかざすとほんの少しだけキミの体に力がみなぎる。
大井双葉:「あれをとめよう……!お弁当は後回し!」
GM:怪物は次なる食べ物を探して、辺りをキョロキョロと見回している。
穂苅好加:「うん……!」 自身の影の中から、黒い棒が飛び出す。それを片手に、もう片手で携帯端末を操作
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……!」
穂苅好加:「多分そっちでも観測してると思いますけど、"アサルト"、足止めの為の戦闘を開始します!」
穂苅好加:それだけ叫んで端末を投げ捨て、獣に向かって駆け出す!
GM:巨大な怪物は街路樹にかじりつこうとしている。
大井双葉:「やっちゃえ、ヨシカ!」投げ捨てた携帯端末をキャッチしている。
穂苅好加:「第一起動(スタートアップ)ッ!"喰らい育つ槍"!」
穂苅好加:棒に黒い影が集まり、槍の形を成す
穂苅好加:「粒子拡散────重槍突撃ッ!」
穂苅好加:槍が巨大化し、そのままの勢いで獣を貫かんと迫る────!
GM:怪物の短い腕がキミに向かって振り下ろされる!
穂苅好加:(この大きさは一人じゃ無理……!とりあえず足元から狙って機動力を削ぐ────)
穂苅好加:「……っまず」
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!」
穂苅好加:「────鱗甲唐笠ッ!」 とっさに槍の向きを変え、弾く
穂苅好加:が、足が止まる。
穂苅好加:「くぅううううっ……」
GM:巨大な怪物は振り下ろした腕を弾かれてほんの少しだけ身をのけぞらせる。
大井双葉:「ヨシカ、どうした……!?」
GM:怪物の体からは黒い影が溢れ出し、キミたちの方に向けられる。
穂苅好加:「……だ、だいじょう、ぶ……!」 ふらふらと無防備な状態だ
穂苅好加:「だから双葉ちゃんは離れ……」
大井双葉:「お、おべんとう食べさせておけばー!」
GM:怪物が咆哮する。
GM:が、次の瞬間。
GM:攻撃は飛んでこなかった。
GM:怪物の姿は忽然と消えている。
GM:《ワーディング》も解除されていた。
大井双葉:「あ、あれ……
穂苅好加:槍を形成していた粒子が霧散し、ただの棒に戻り、影の中に消える。
GM:後には食い荒らされた街並みだけが残されている。
穂苅好加:そのままくらくらと膝をつく
大井双葉:「ヨシカ、だいじょうぶか!」キミのもとに駆け寄って体を支える。
穂苅好加:「……大丈夫……」 ただ、町の惨状が目に入る
穂苅好加:「くそぉー……」
大井双葉:「つぎはかならず止めよう」
穂苅好加:「……ありがとね、双葉ちゃん」
大井双葉:「うん。でもさ、あいつ、なんか……」
大井双葉:「苦しそうだったような……」
大井双葉:「……双葉の気のせいかもしれないけど」
穂苅好加:そうなのだろうか、と思う。自分にはわからない。
穂苅好加:でも、同じように苦しんでいた双葉ちゃんにしかわからないようなこともあるのかもしれない
穂苅好加:だったら
穂苅好加:「じゃあ、助けなきゃだね」
大井双葉:「えっ」少し驚く。
大井双葉:「……ヨシカが助けるっていったら助けるんだろうな」
大井双葉:「しょうがないなー、ヨシカは」
穂苅好加:「そうかな……でも、世界中の人を笑顔にするって約束しちゃったからなあ」
穂苅好加:「……とりあえず、お弁当食べよっか」
穂苅好加:支部に向かうより先に
穂苅好加:「マジでエネルギー足りなくて死にそ……」
大井双葉:「うん、ヨシカのことは双葉が笑顔にするからね!」
穂苅好加:「……」 返事がない、ただの屍のようだ
GM:そっとお弁当箱から爪楊枝の刺さったタコさんウインナーを取り出す。
大井双葉:「たべて、たべて~」キミの口の前に差し出す。
穂苅好加:「……おいしー……!」
穂苅好加:安い笑顔だ。
大井双葉:「ふふふ。このためにお弁当をつくったのだ」
GM:双葉は満足げに笑う。
GM:では、ここでシーンは終了です。

GM:シナリオロイスはあの怪物、ギゲンテスに取ってください
GM:推奨感情はポジティブが執着、ネガティブが憐憫です
GM:変えてもいいよ
穂苅好加:約束 ギゲンテス 〇執着/脅威 これで
GM:了解です。
GM:では、次のシーンにいきましょう。

OP3「……怖い時の先輩、ボクも見たかったなぁ」

GM:次は難波さんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:ひくめ
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を1増加 (36 → 37)
GM:このシーンはキミが後輩の上木錫日とデートしたり、怪しい人物と出会ったりするシーンになります。
難波蜜雪:わーい、デートだ
GM:ある日曜の昼下がり。
GM:キミは、後輩の上木と約束をして街中へとやってきた。
GM:少し日焼けをした小柄な少女、上木はいつもと違って私服姿だ。
上木錫日:「先輩、今日はしっかりボクのことエスコートしてくださいね」
難波蜜雪:「頑張ります……」
難波蜜雪:いつもとは違いなるべく硬くない雰囲気の服を着ている難波である
上木錫日:「先輩、もしかして緊張してるんですか?」
GM:いたずらっぽく笑って言う。
難波蜜雪:「……してますが」
上木錫日:「ふふ。かわいいですね、先輩」キミの頬に指で触れる。
難波蜜雪:「み゛ゃ」
上木錫日:「こんな調子で大丈夫なんですかね」
上木錫日:小さくため息をつく。
難波蜜雪:「そこは……なんとかカバーしますとも!」
上木錫日:「はいはい。期待してますよ、先輩」
GM:では、その時。
GM:地響きが鳴り、《ワーディング》が展開される。
難波蜜雪:「!」
GM:遠くに現れたのは数十メートルはあろうかという巨大な怪物だ。
GM:そして、キミたちはそれを見つめる男がいることに気付くだろう。
リバースエンド:「素晴らしい。実に素晴らしいよ。まるで地獄の光景だ」
難波蜜雪:(……あいつがなにかしかけたか?)
GM:スーツ姿のスニーカーを履いた男がそれを見上げて笑っている。
上木錫日:「なんだか、あからさまに黒幕って感じですけど」
難波蜜雪:「錫日さん。UGNに連絡をお願いしても?」
難波蜜雪:「私はあれを抑えます」
上木錫日:「判断が早いですね」
難波蜜雪:「早いことだけが取り柄なので」
上木錫日:「デートどうします、なんて聞くまでもなかったですね」
上木錫日:「そういうところは素敵だと思いますよ」
難波蜜雪:「……ありがとうございます」
上木錫日:「では、ボクは支部への連絡と近隣住民の保護を。気をつけてくださいね、先輩」
GM:少女はキミの手をきゅっと握ってから離れる。
難波蜜雪:「はい、必ず帰りますので待っててくださいね」
GM:キミの目の前で、スーツ姿にスニーカーを履いた男は笑っている。
難波蜜雪:握られた手で鬼切りの小太刀を掴み、周囲に発生させた風を利用して近付く
リバースエンド:「さあ、どんどんお食べ。全てを喰らい尽くせ」
GM:その男の輪郭はブレており、顔を認識することはできない。
難波蜜雪:(認識阻害……? 殺せば同じか)
難波蜜雪:速度上昇、周囲への影響を考え時速およそ三百キロ
リバースエンド:「おい、近づいてるのは分かってる。無粋な真似はよせよ」
難波蜜雪:その速度を乗せて肝臓を狙って刺しに行く
GM:男は輪郭のぼやけた顔で振り向く。
リバースエンド:「それに、私の方が速い」
難波蜜雪:「……!」
GM:男は足踏みすると、閃光が迸り、その姿が消える。
難波蜜雪:「エンジェルハイロゥ……」
GM:キミの攻撃は空を切る。
リバースエンド:「ご明察! 当たったところで何もできないがね」
GM:キミの背後から声が聞こえる。
難波蜜雪:「幻影かな」
難波蜜雪:後ろを振り返る
リバースエンド:「いいや。幻なんてヤワなものじゃない。私がちょっと速すぎるだけさ」
難波蜜雪:「へぇ」
リバースエンド:「それよりも見た前、あの光景を!」怪物を仰ぎ見る。
リバースエンド:「実に素晴らしいと思わないか!」
難波蜜雪:「思っていたらあんたを殺しにはこないよ」
リバースエンド:「うーん、意見の相違か。これだからUGNは」
リバースエンド:「いや、本当のことは知らないがどうせUGNだろ?」
難波蜜雪:「……表向きにはあるいは対外的にはそうだよ」
リバースエンド:「そういうつまらないことを言うのはそうだと思ったよ!」閃光が迸り、姿が消える。
難波蜜雪:「お初にお目にかかります。『斬々舞』」
難波蜜雪:「……聞いてないか」周辺警戒
リバースエンド:「“リバースエンド”。キミに私は止められないぞ」背後から声が聞こえる。
難波蜜雪:「だるまさんがころんだに改名しては?」
GM:男はスニーカーを履いた足で何度か足踏みをする。
リバースエンド:「いいセンスじゃないか。キミこそコメディアンに鞍替えしたらどうだい?」
難波蜜雪:(さっきも足踏みしてたな……発動のキーか……? 当たるなら足からばらすが)
難波蜜雪:「笑わせるのは好きですが笑われるのは趣味じゃないもんで」
難波蜜雪:(強いな、分は悪い。すぐには殺せないか)
リバースエンド:「キミが邪魔さえしなければ私はもっと笑っていられたんだけどね」
リバースエンド:「まあ、いい。データは十分に手に入った」
難波蜜雪:「あんたが邪魔をしなければ俺もきっと笑えてたさ」
難波蜜雪:「……逃げる気か?」
リバースエンド:「止めてみな!」
リバースエンド:「キミの速さじゃまず無理だがね」
リバースエンド:「斬々舞、他のUGNの連中にも伝えておくといい。私の邪魔をするなと」
難波蜜雪:「……伝えておくよ、あんたの思いどおりにはならないだろうが」
GM:閃光が迸る。男の姿が搔き消える。
難波蜜雪:「それと自分で言うのもなんだけど」
難波蜜雪:「早い男は嫌われるぞ」
難波蜜雪:そうとだけ言って小太刀を鞘に戻した
GM:《ワーディング》が消える。遠くで暴れていた怪物も姿を消したようだ。
GM:上木がキミの方に走り寄ってくる。
上木錫日:「大丈夫ですか、先輩」
難波蜜雪:「すみません、取り逃しました」
難波蜜雪:「速さだけか取り柄なのに申し訳ない」
上木錫日:「ふうん。先輩が取り逃がすんだったらよっぽど強い相手だったんですね」
難波蜜雪:「……私が遅かっただけですよ。連絡の方は……聞くまでもないですかね」
上木錫日:「はい、もちろんです。デートどころじゃなくなっちゃいましたし、支部に合流しましょうか」
難波蜜雪:「……ですね」
上木錫日:「……怖い時の先輩、ボクも見たかったなぁ」
難波蜜雪:「……あんなもの、見ても楽しくないでしょう」
上木錫日:「ボクは楽しいですよ?」
難波蜜雪:上着の内ポケット……小太刀が無い方をなぞり、そこにあるものを確かめる
難波蜜雪:「……怖くないなら見ててもいいですよ」
難波蜜雪:(水族館のチケット……無駄になったな……)
上木錫日:「はい。そうします」落ち着いた口調で言う。
GM:では、ここでシーン終了です。

GM:シナリオロイスはリバースエンドに取得してください
GM:推奨感情はポジティブが執着、ネガティブが憤懣です
難波蜜雪:標的 リバースエンド 執着/○殺意 で
GM:殺す気だ!!
GM:では、次のシーンにいきます

OP4「好物はチーズバーガー。飲み物はダイエットコーラ派だ。……そうじゃない?」

GM:最後は浜枕さんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (37 → 43)
GM:いい感じ
GM:このシーンは、キミが支部に呼び出され、霧谷雄吾から協力者を紹介されるシーンになります
浜枕幸:おっ夫候補
GM:そうだったのか……
浜枕幸:日本支部長ともなれば高給は確実……
GM:そうでもあるが……
GM:では、UGN・N市支部。
GM:ブリーフィングルーム。キミはここに呼び出された。
GM:モニターに映っているのは日本支部長の霧谷雄吾だ。
霧谷雄吾:「よく来てくれました、浜枕さん」
浜枕幸:「あ、はい、こんにちは……」おどおどとした様子で声をあげ、部屋の隅に移動する。
GM:温和そうな顔つきの男が微笑んで言う。
霧谷雄吾:「あ、もう少し真ん中の方でもいいですよ……」
浜枕幸:「そうですか?では……」一歩寄る。
霧谷雄吾:「さて、早速ですが、先日N市で起きた事件はご存知ですね」
霧谷雄吾:「オーヴァードが暴れ回り、街に大きな被害が出ました」
浜枕幸:「はい。巨大なジャームが出現したそうですね」
霧谷雄吾:「ええ。UGNとしては一刻も早く対処しなければなりません」
霧谷雄吾:「そこで、日本支部からも応援の人員をそちらに派遣しました」
GM:ドアが開き、車椅子に乗った赤毛の青年が入ってくる。
暮内・ジェシー・理人:「やあ。応援の人員だ
浜枕幸:「わ、こ、こんにちは……」
暮内・ジェシー・理人:「暮内・ジェシー・理人。コードネームは“ズーム”。ただの“ズーム”だ」
暮内・ジェシー・理人:「しがない研究者だ。オーヴァードやジャームの生態にはそこそこ詳しい」
浜枕幸:「浜枕幸、です。チルドレンをさせていただいてます」
暮内・ジェシー・理人:「いいね。優秀そうだ」
浜枕幸:「そんな……あ、あの……つかぬことをお伺いしますが」
暮内・ジェシー・理人:「なんだい。僕に答えられることならなんでもどうぞ」
暮内・ジェシー・理人:「好物はチーズバーガー。飲み物はダイエットコーラ派だ。……そうじゃない?」
浜枕幸:「研究者と言う事は、件のオーヴァードの討伐に関する、追加戦力としての応援ではない、ということですか……?」
暮内・ジェシー・理人:「そういうことになるね。例のオーヴァードはその消息も能力も不明だ。それを突き止めるための応援と思ってくれていい」
暮内・ジェシー・理人:「討伐のための作戦立案にも僕は役に立つぞ」
浜枕幸:「ということは、戦闘人員はこれから集めるんですね。わかりました」
浜枕幸:「はい。ご協力、お願いいたします。精一杯作戦の成功に努力させていただきます」
暮内・ジェシー・理人:「そうだな。戦闘人員は確かに必要だろう」
暮内・ジェシー・理人:「ここに来る前にUGNのデータベースを少し確認していた」
暮内・ジェシー・理人:「なるべく多くの戦力を確保することを考えると、おあつらえ向きの人材がいた」
GM:彼は一枚の写真を取り出す。そこには、背の高い少年が映っている。
浜枕幸:「彼は?」
暮内・ジェシー・理人:「在野のオーヴァード、らしい」
暮内・ジェシー・理人:「ちょうどいい機会だし、戦力に加えるためにスカウト頼める?」
浜枕幸:「……」頷くが、不安が顔に出ている。
暮内・ジェシー・理人:「もし1人で不安なら他の支部のオーヴァードたちを連れていってもいいしね」
暮内・ジェシー・理人:「重要なのは一刻も早く事件を解決することだからね」
浜枕幸:「がんばります……迅速に解決できれば、評価してもらえるでしょうか?」
暮内・ジェシー・理人:「もちろん。UGNの評価はうなぎ登りだろう」
暮内・ジェシー・理人:「ね、霧谷支部長?」
霧谷雄吾:「ええ。それは間違いありません」
浜枕幸:「わあ……! 素敵ですね……!」
浜枕幸:「わかりました。浜枕幸、事件解決に尽力します……!」
霧谷雄吾:「暮内さんはかつてUGN内で大きな研究にも関わっていた俊才です。ぜひ力を合わせて事件の解決をお願いします」
暮内・ジェシー・理人:「頼んだよ、浜枕さん」
浜枕幸:「はい……! 暮内さん、改めてよろしくお願いします」
暮内・ジェシー・理人:「僕はただの研究者だ。キミたちの力がないと何もできないからね」手を差し出す。
浜枕幸:手を握る。じっと暮内さんの顔を見つめる。
暮内・ジェシー・理人:「どうした?」首を傾げる。
浜枕幸:「うん、よさそうですね……あの、暮内さん、恋人か許嫁はいらっしゃいますか?」
暮内・ジェシー・理人:「いや。今のところはフリーだ」
暮内・ジェシー・理人:「それが何か?」
浜枕幸:「いえいえ、本部づけの研究者ともなれば、生活も仕事中心になるかと……」
浜枕幸:「理解を示してくれるような関係の方は珍しいですよね……それも迅速に仕事ができる優秀な女性は……」
暮内・ジェシー・理人:「まあ、研究者なんてどいつもこいつも好きでやってる奴らばかりだしね。もちろん僕も含めて」
浜枕幸:「あ、こちらの話です……へへ」
暮内・ジェシー・理人:「それ以上のことは多くは求めないさ」
暮内・ジェシー・理人:「……そう?」
浜枕幸:「そうですか、そうですか……」うんうんと頷いている。
浜枕幸:「さ、参りましょう……! 一刻も早く、解決を目指します……!」
暮内・ジェシー・理人:「まあ、とにかくよろしく頼むよ」
浜枕幸:部屋を出ていきます。
GM:では、キミが在野のオーヴァードの勧誘に向かったところでシーン終了だ。

GM:シナリオロイスは暮内・ジェシー・理人に取得してください
浜枕幸:暮内・ジェシー・理人/P:脈あり〇/N:家庭より仕事を優先しそう
GM:推奨感情はポジティブが信頼で、ネガティブが隔意です
GM:どんな感情!?
GM:脈あったか!?
浜枕幸:脈なかったかもしれん……
GM:いや、君の感情だが……
浜枕幸:暮内・ジェシー・理人/P:信頼〇/N:家庭より仕事を優先しそう
浜枕幸:こうしましょう
GM:あっ、直った
GM:では、改めてシーン終了です
GM:これでオープニングフェイズは全て終了です
GM:次からはミドルフェイズに入っていきます

ミドル1「……恥ずかしい。最悪だ。最悪だ」

GM:ミドル最初のシーン
GM:シーンプレイヤーは燦金さん
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (51 → 60)
GM:他の人たちは途中から登場可能になります
GM:このシーンは、十文字ユイにさらに異変が起きるシーンになります
GM:オープニングのシーンから数日後。
GM:放課後。キミはユイと一緒に下校していた。
十文字ユイ:「見て、燦金くん。この写真、よく撮れてるよ」
GM:ユイはキミに現像した写真を見せる。
GM:そこには、拳を振り下ろすキミの姿が映っている。
燦金 礼二:「すげぇいい写りじゃねえか。殴られてる先輩もいい表情してる。〇×高専にも送ってやるか」
十文字ユイ:「この綺麗さ、理解できるかなぁ」
GM:他の写真も見せる。道端の花や青空が映った写真だ。
燦金 礼二:「それは理解できねえかもだが、あいつらの型の反省にもつながるだろうぜ」
燦金 礼二:「こっちもいい写真だな。写真に詳しくはないが素直にきれいだと思う」
十文字ユイ:「私、人々を更生させるために写真撮ってるわけじゃないんだけど」
十文字ユイ:「そうでしょー。綺麗なものなら何でも撮るんだ、私」
GM:と、その時。
燦金 礼二:「この調子ならコンクールも余裕じゃないか?」
十文字ユイ:「……あ」
GM:ユイが急に立ち止まる。
十文字ユイ:「……ヤバイ。今はヤバイ」
燦金 礼二:「?……どうした」
十文字ユイ:「わ、悪い。燦金くん、何か食べ物持ってない?」
GM:ユイは冷や汗を垂らしながら必死な声で言う。
燦金 礼二:「プロテインと夕食用の大根くらいしか……」バックから取り出す
十文字ユイ:「そ、それ!それでいいから!」
燦金 礼二:「え、」
GM:ユイはキミの手から大根を奪い取る。
GM:そして、大根にかじりつく。
燦金 礼二:「え……」
GM:すごい勢いでそれを貪り、咀嚼する。
燦金 礼二:ひったくられ呆然と立ち尽くす
GM:大根を半分以上食べたところでユイは我に返ったのか乾いた笑いを浮かべる。
十文字ユイ:「……あ、あはは」
十文字ユイ:「みっともないところ見せちゃったね」
燦金 礼二:「そ……そんなに腹減ってたのか?」その笑いにあえて乗る。しかしやや引きつった不格好な笑みになる
十文字ユイ:「最近ダメなんだ。なんかお腹が減って減って、どうにもならないんだよ」
燦金 礼二:「なにかの病気か?原因とか心当たりは……」
十文字ユイ:「初めは成長期かなって思ってたんだけど、こんなの絶対おかしいよね」
十文字ユイ:「わかんないだよ。わかんない……」
十文字ユイ:「燦金くんには見られたくなかったんだけどなぁ」
燦金 礼二:「もしかしてたまに姿を消していたのも?」
GM:ユイは静かに頷く。
十文字ユイ:「お菓子とか持ち歩くようにしてね。学校とかでもこっそり食べてたんだけど」
十文字ユイ:「今日はたまたま切らしちゃってて」照れ臭そうに笑う。
燦金 礼二:「……そうだったのか」衝動?暴走?たしかゆーじーえぬって奴らが何かそんな話をしていたような……。
十文字ユイ:「悪い、今日はちょっと先に帰るね!」
燦金 礼二:「あ、待てユイ。話が___」
GM:ユイはそう言うと走って立ち去る。
十文字ユイ:「……恥ずかしい。最悪だ。最悪だ」泣きそうな顔で小声で呟いていた。
燦金 礼二:引き留めようとする手は空を切る。
燦金 礼二:(……引き留めて俺に何が言える。俺は医者でも研究者でもねえ。助けるなんて言葉に説得力もねえ……)
燦金 礼二:「……無力だな」
浜枕幸:「……こんにちは」
浜枕幸:突然真横から声をかける。
GM:浜枕さんは侵蝕率を上げるといいでしょう。
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (43 → 44)
浜枕幸:忘れてた
燦金 礼二:ビクリと肩を揺らし数歩下がる「……なんだあんた」
浜枕幸:「あ、えっと、UGNです。ご存知……ですよね?」
燦金 礼二:目元を擦り現れたその女を凝視する。どこから出てきた??
浜枕幸:「燦金さん……あなたの力をお借りしたく、参りました。」
燦金 礼二:「……”ゆーじーえぬ”か。……いやアンタらオモシロ集団がいまさら何してきても驚くことではないか」
燦金 礼二:「力を借りるって……いつものスカウトってやつかい?残念だけど今俺そんな気分じゃ……」
浜枕幸:「数日前にN市に発生したジャームの討伐のため、協力をお願いしたいのですが……気分?」
浜枕幸:「はて、好戦的で彼我の強弱を試すことに強い興味を示す、とプロファイルには記載されていたはずですが……」
浜枕幸:「何か、ありましたか? あなたに協力いただく任務を達成できないと、私が評価されないので困るのですが……」
燦金 礼二:「いやに正直な奴だな。あと、そういうプロファイルは本人の前で読むもんじゃあねえと思うんだがね」
燦金 礼二:苦笑しつつ「……ダチが悩んでいるみたいでな……そうだあんたら”ゆーじーえぬ”はオーヴァードの研究もしてるんだったよな」
浜枕幸:「ええと……ごめんなさい。はい。UGNは研究機関の側面も備えております」
燦金 礼二:「よし……じゃあ、俺がその討伐ってやつに協力したら俺のダチを診てくれねえか」
浜枕幸:「ご友人の悩みが、レネゲイドに起因するものだとお考えなのですか?」
燦金 礼二:「じゃねえかと思ってる。俺が衝動に突き動かされやすいからなおのことな」
浜枕幸:「……わかりました。それではイリーガルとしての協力要請への報酬として、上申します」
燦金 礼二:「きっとアイツは俺に知られるのを恐れていた。その俺がこんな行動するのをアイツは望んでないとは思うんだが……」
燦金 礼二:「すまない、よろしく頼む」
燦金 礼二:深々と頭を下げる
浜枕幸:「ええ。……あの、レネゲイドの関与が疑われるほどの体調不良とは……?」
浜枕幸:「あ、頭を上げてください……場合によっては、そちらの対処も早急に行う必要があるかと……」
燦金 礼二:頭を上げて改めて説明する「……異常な食欲。アンタらが言っていた言葉だと”飢餓”の衝動ってやつじゃないかと思ってる」
燦金 礼二:「詳しく知らねえけど」大根の残骸を拾う「いきなりこんな物を食べようと普通の人間はしねえだろう」
浜枕幸:「飢餓衝動……?」
浜枕幸:報告内容を想起する。巨大なオーヴァードはあらゆるものを「食して」いたというが……
燦金 礼二:「なにか知ってるのか?」
浜枕幸:「……相関がないとは言い切れませんね。燦金さん、すぐにご友人をお調べさせてください」
浜枕幸:通信機器を取り出す。
燦金 礼二:「俺が許可することじゃねえが……今は家にいると思う。住所はここだ」
浜枕幸:「……穂苅さん。お疲れ様です、浜枕です。難波さんはお近くにいらっしゃいますか」
浜枕幸:「ああ、ありがとうございます……」
浜枕幸:「事件の参考人物を確認しました。はい。強い飢餓衝動を覚えていたそうです……生の大根を丸ごと齧っていたようですね」
浜枕幸:「燦金さん、ご友人のお名前は?」
燦金 礼二:「十文字ユイ。俺の大切なマブダチだ」
浜枕幸:「……わかりました。ありがとうございます」
浜枕幸:「穂苅さん、私はイリーガル、”グラン・フォール”……燦金さんと、参考人物、十文字ユイさんの住所に向かいます」
浜枕幸:「住所を送ります。道中で合流しましょう……では」通信を切る。
燦金 礼二:(ぐらん・ふぉー……?)「話はついたみたいだな」
浜枕幸:「ええ、燦金さん。改めてご協力、お願いします」
燦金 礼二:「おう、俺にできることなら何でも言ってくれ」
浜枕幸:「私は浜枕幸、と申します。お見知りおきを」
浜枕幸:「ええ。事態によっては、十文字さんを拘束する必要があるかもしれません」
浜枕幸:「勿論、そうならないよう尽力いたしますが……その際、ご友人のために行動していただきますよう、どうぞよろしくお願いします」
燦金 礼二:少し苦い顔をし「……それがベストだって言うなら従う」
燦金 礼二:「これからよろしくだ。サチ」
浜枕幸:「はい。では向かいましょう。先導していただけますか?」
燦金 礼二:「あぁ、ついてきてくれ」
浜枕幸:頷く。早足で目的地へと歩き出す。
GM:では、キミたちが十文字ユイの家に向かったところでシーン終了だ。

GM:ロイスの取得、購入判定が可能ですよ!
浜枕幸:燦金 礼二/P:尽力〇/N:生活が不安定そう で取得します
GM:生活が不安定だとダメなのか……
浜枕幸:安定した収入が無いとね
燦金 礼二:一般家庭ですし学生ですからねえ
浜枕幸:とりあえず応急でいいか
GM:どうぞどうぞ
浜枕幸:マイナーで《陽炎の衣》、隠密状態になり、イレーストレースの効果でダイス+2
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (44 → 47)
GM:な、何だその技術は
浜枕幸:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 5[3,4,5] → 5 → 失敗

浜枕幸:でもダメ!
GM:あっ、惜しい!
燦金 礼二:残念!
燦金 礼二:次、私。購入はボディーアーマー。
浜枕幸:すまねえ……今の俺じゃこのエンブレムをつかいこなせねえ
燦金 礼二:2dx+6>=8
DoubleCross : (2DX10+6>=8) → 4[2,4]+6 → 10 → 成功

燦金 礼二:間違えた
燦金 礼二:12だから失敗。財産点2点払って購入します
GM:すごい
GM:では、無事に購入できました!
浜枕幸:大金持ちだ……(財産点1)
GM:それではこのシーンは改めて終了です!
穂苅好加:大金持ちだー……あ!私ギャランティプラスあるじゃん忘れてた
燦金 礼二:近所のヤンキー(財布)が買ってくれます
GM:近所のヤンキーは優しいなぁ
穂苅好加:ありがと~
燦金 礼二:わたすぜ~
GM:次のシーン。

ミドル2「ビックリした。心臓が止まるかと思いました」

GM:このシーンは合流シーンになります。
GM:シーンプレイヤーは穂苅さん。
GM:PCは全員登場になります。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (47 → 55)
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (60 → 68)
穂苅好加:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 7[7]+40 → 47

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を6増加 (37 → 43)
GM:このシーンではキミたちが出会ってある程度情報を共有したところで何かが起きますのでよろしくお願いします。

GM:十文字ユイの家に向かう途中で、浜枕さんからの連絡を受けた穂苅さんと難波さんは合流する。
GM:燦金さんと浜枕さんの前に、三人の男女が姿を現す。
浜枕幸:「穂苅さん、難波さん。お疲れ様です」急に後ろに立つ。
穂苅好加:「うひゃあっ」
穂苅好加:「あ、幸さん!お疲れ様です!」
難波蜜雪:「み゛」
難波蜜雪:「浜枕さん……急に後ろに立たないでくださいよう」
上木錫日:「ビックリした。心臓が止まるかと思いました」
燦金 礼二:その後ろから筋肉ダルマも姿を現す「よっと、あんたらも”ゆーじーえぬ”のオモシロ集団か」
難波蜜雪:小太刀にかけていた手を離す
浜枕幸:「えっ私切られそうだったんですか……?」
穂苅好加:「はーいオモシロ筆頭、穂苅好加です!ええと、燦金さんでしたっけ」 幸さんと交互に見つつ
浜枕幸:「はい、こちらが燦金さん、です。協力に応じてくださったイリーガルで、十文字ユイさんのご友人」
難波蜜雪:「すみません、癖で……で、そちらの方が……なるほど」
難波蜜雪:「難波蜜雪です。よろしくどうぞ」手を差し出す
燦金 礼二:「癖で切らんでくれよな、おっかねえ。俺は”いりーがる”のぐらん・なんだかだ」「おいおいサチさんよぉ。こいつら本当に研究者か?」
穂苅好加:「研究者……?」
難波蜜雪:「私は戦闘員です。こんな見た目ですが」
燦金 礼二:「よろしくな。ユイを診てくれるって話だったから案内してきたんだが……違うのか?」
浜枕幸:「いや、彼らも戦闘エージェントですね……すいません、あくまで討伐のための人員しか集めていなかったので……」
穂苅好加:「まー、暴走しても無理せず止められるメンバーが集まったってことで」
浜枕幸:「UGN支部……私たちの本拠地でしたら医療班や研究員が駐在しています」
浜枕幸:「まずはそちらへ十文字さんをお連れする必要がありますね……」
穂苅好加:「そういうこと!安全に研究者のところに連れてくくらいならできますよっ」
難波蜜雪:「えぇ、お任せください」
燦金 礼二:「……なるほどな。もしユイを殺す算段で来てるんだったら……なんて思ったが違うのか。良かった」
穂苅好加:「殺さないよっ!?」
浜枕幸:「そうならないように努力はします、ええ……」
難波蜜雪:(……必要ならとか、言わないでおこう)
燦金 礼二:「すまねえ!早とちりだったみたいだな」頭を下げる
上木錫日:「そんなに早とちりでもない気もしますけど
上木錫日:小声で呟いている。
難波蜜雪:「錫日さん……」
穂苅好加:「いえ!お友達が心配な気持ちもわかりますよぅ」
浜枕幸:「ともあれ、このような慌ただしい顔合わせになったのは……お電話でもお伝えしましたが」
浜枕幸:「十文字さんが今回の任務の主目標……巨大なオーヴァードとの関与が考えられるためです」
穂苅好加:「でしたね、私も交戦しました。強かったです」
燦金 礼二:「……? そうなのか」
浜枕幸:「ええ。二者の共通点は、異常な飢餓衝動だけですが……」
難波蜜雪:「……私からもいいですか?」
浜枕幸:目線で発言を促す。
難波蜜雪:「リバースエンド、という人物に心当たりのある方は?」
GM:ここは全員聞き覚えはないとしていいでしょう。
難波蜜雪:「件の巨大オーヴァードに関与している様子でした。エンジェルハイロゥシンドロームの推定ジャームです」
穂苅好加:「りばーすえんど?」 言葉をそのまま返す。
難波蜜雪:「申し訳ないことに取り逃しました」
浜枕幸:「無いですね……関与、ですか」
燦金 礼二:「変な名だな」知らないと首を横に振る
穂苅好加:「リバース、反対、とエンド、終わらせる?」 ネットで英単語検索している
難波蜜雪:「あの光景が素晴らしいのどうのこうの……」
難波蜜雪:「……足踏みがおそらくエフェクトのキーかと」
穂苅好加:「Re:birthっていうのもあるか……ロクでもない奴なのは間違いなさそうですねえ」
浜枕幸:「記憶しておきます。……というわけで、燦金さん」
燦金 礼二:「んあ?」
浜枕幸:「いままで報酬の話を中心にしてまいりましたが……任務の対象も明確にしましょう」
燦金 礼二:「そうだな。そこら辺で微妙に齟齬がある気はしていた。詳しく教えてくれ」
浜枕幸:「ええ。大目標は巨大なオーヴァード、通称”ギゲンテス”の調査捜索……並びに撃退です」
燦金 礼二:「前に言ってたN市に発生したジャームってやつか」
浜枕幸:「ええ。数日前に都市部に出現、公共物や車両などを”食す”ように破壊し、そして消失しました」
浜枕幸:「繰り返しお伝えしているように、その体格は規格外です。燦金さんの攻撃能力が有効と判断いたしました」
燦金 礼二:(食うように……ねえ。だからユイが保護ないし捕縛の対象になっているのか)
浜枕幸:「そして、もう一つの目標。”ギゲンテス”を操作していると思われる人物の捜索・捕縛です」
浜枕幸:「”リバースエンド”……そう名乗っていたようですね」難波さんを横目に。
穂苅好加:「……あ、それが」 得心したように頷く
難波蜜雪:「はい、それで間違いありません」
浜枕幸:「その人物の意思があると考えると、単に”ギゲンテス”のみを排除しても、根本的な解決とはなりません」
難波蜜雪:「あれは確実に処理します」
燦金 礼二:「OKー。話の繋がりは理解した。つまり俺がその怪物とりばーなんだかって奴を両方ぶちのめすのに協力すればいいんだな?」
穂苅好加:「まずは十文字さんを保護、それから"リバースエンド"を捜索・確保って感じかな」
浜枕幸:「はい……ご理解感謝します」
穂苅好加:「双葉ちゃん……私の友達が言ってたんだけど、"ギゲンテス"が苦しんでいるように感じたって」
浜枕幸:「苦しむ、ですか」
穂苅好加:「うん、多分"リバースエンド"の影響だと思うけど」
穂苅好加:「ただ利用されてるだけだったら、私個人としては助けてあげたいなあという気持ちがあります」
穂苅好加:尻すぼみに声が縮んでいく。相手は町を広域的に破壊した相手だ。
難波蜜雪:「……」
GM:では、その時。
GM:《ワーディング》が展開される。
GM:キミたちの視線の先で、数十メートルはあろうかという巨大な獣が出現する!
穂苅好加:「……で、出た!」
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……!」
浜枕幸:「! ここに出現しますか……」
難波蜜雪:小太刀を抜く
GM:その獣は短い手を伸ばすと民家を貪り食おうとしている。
難波蜜雪:「錫日さん連絡お願いします」
上木錫日:「はい。何かあればボクも協力しますからね」
燦金 礼二:「おいおいおい、噂をすればって奴か? というか家を!?」
GM:巨大な獣は持ち上げた民家をバリバリと飲み込んでいる。
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!」
穂苅好加:「助けるといった手前アレだけど……戦って止めるしかない感じ!」 いつの間にか手元に黒い影が集まっている。
GM:というわけで、暴れ回るギゲンテスを止めるためには判定を行ってもらいます!
浜枕幸:どうやったら止められるんでしょう!
GM:全員が攻撃を行い、四人の合計ダメージが100点を超えれば成功!それに満たなければ全員6d10のダメージを受けてもらう!
難波蜜雪:一人当たり25出せばいいかんじですね
穂苅好加:余裕よ
燦金 礼二:いけそうだね
GM:そう簡単にいけるかな!
浜枕幸:楽勝だぜ
GM:攻撃は行動値順にやってもらいましょう
GM:ヨシカさん、浜枕さん、難波さん、燦金さんの順だ
穂苅好加:はぁい、セットアップエフェクトは使用できますか
GM:可能ですが、ちゃんと侵蝕率は上げてね
穂苅好加:了解!それではサクサク行きましょう
穂苅好加:そういや今回喰らわれし贄じゃないから攻撃力上がんないな、まあいいや
穂苅好加:オート:第一起動(スタートアップ) 混沌なる者の槍をウェポンケースから装備、器物使いで融合
穂苅好加:セットアップ:第二励起(セカンド・ライジング) 尾を喰らう蛇1+背徳の理1 ウロボロスを組み合わせた判定+2d HP-1d10 侵蝕+7
穂苅好加:30-1d10
DoubleCross : (30-1D10) → 30-6[6] → 24

穂苅好加:メジャー:粒子拡散・重槍突撃 原初の赤:巨人の斧3+コンセントレイト:ウロボロス3 侵蝕+6
穂苅好加:7dx7 攻撃力+21
DoubleCross : (7DX7) → 10[2,3,4,4,5,8,9]+10[8,9]+10[2,10]+4[4] → 34

穂苅好加:4d10+21 侵蝕47→60
DoubleCross : (4D10+21) → 10[5,1,3,1]+21 → 31

GM:攻撃と命中判定もどうぞ~
穂苅好加:ウワカスッ
穂苅好加:あっしました~
GM:いいダメージ!
GM:1人で31点も稼いだ!
GM:演出あればどうぞ
穂苅好加:「第一起動(スタートアップ)(スタートアップ)!"喰らい育つ槍(グローランス)"!」
穂苅好加:「第二励起(セカンド・ライジング)(セカンド・ライジング)逆廻黒螺旋(さかさまわりくろらせん)!」
穂苅好加:槍を持つ腕が黒い渦に包まれる。槍がより巨大に、硬度を増していく。
穂苅好加:「とりあえず、燦金さんに私たちの戦闘能力を見せなきゃね!」
穂苅好加:「信頼してもらうためにも……!」 槍を前に突き出し、腰だめに構える。
ギゲンテス:「グウウウウウッ……!」獣は苦しげな雄叫びをあげている。
穂苅好加:「粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)・重槍突撃────!」
GM:槍の一撃を受け、巨大な獣は動きが鈍る!
GM:ではm
GM:では、次は浜枕さんの番!
浜枕幸:はーい
浜枕幸:マイナーでコンボ『逃水』 《陽炎の衣》 隠密 侵蝕+3
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (55 → 58)
浜枕幸:オートでブーストアーマーを装備。
浜枕幸:ウェポンケースから出します
浜枕幸:メジャーでコンボ『不知火』 《コンセントレイト》+《見えざる死神》+《デスストーカー》 侵蝕+4
浜枕幸:9dx8+1
DoubleCross : (9DX8+1) → 10[2,2,3,3,4,4,5,9,10]+10[7,8]+5[5]+1 → 26

GM:いい感じ!
GM:ダメージロールもどうぞ
浜枕幸:ダメージ出すですよ~
浜枕幸:3d10+40
DoubleCross : (3D10+40) → 10[6,3,1]+40 → 50

GM:たっか!
GM:では、これでダメージは累計81点だ!
GM:演出どうぞ
浜枕幸:ono
浜枕幸:斧の力を使っても届かないわね、このまま演出に参りましょ
浜枕幸:「お見事です」
浜枕幸:穂苅さんが突き出した”喰らい育つ槍”に続くように、いつの間にか歩み寄っている。
GM:巨大な獣はキミたちを品定めするように見下ろしている。
浜枕幸:「ふぅっ」
浜枕幸:槍が抜けた瞬間。巨大な肉体を維持する驚異的な再生力により、傷の治癒が始まる──
浜枕幸:が づっ
浜枕幸:──その前に、傷痕を深く円匙が突き刺している。
浜枕幸:「それっ」
GM:体を切り裂かれ、巨大な獣は咆哮する。
浜枕幸:円匙の石突を蹴り飛ばし、骨までを貫通させる。
浜枕幸:「うん、悪くない……」再び息を吐く。呼吸をメンバーに合わせる。
GM:貫かれた怪物の体からわずかに血しぶきが上がる。
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……!」
GM:では、次は難波さんの番です。
難波蜜雪:メジャー コンボ:《斬々舞》 《コンセントレイト》《風鳴りの爪》《援護の風》《ウィンドブレス》
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を6(→ 6)増加 (58 → 64)
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を8増加 (43 → 51)
難波蜜雪:11dx8+21
DoubleCross : (11DX8+21) → 10[1,1,2,2,2,3,5,6,8,9,10]+10[3,3,10]+3[3]+21 → 44

GM:高い!
難波蜜雪:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 20[6,5,6,3]+10 → 30

GM:やる!
難波蜜雪:3の目を振り直し
難波蜜雪:27+1d10
DoubleCross : (27+1D10) → 27+4[4] → 31

難波蜜雪:カス
GM:上がった!
穂苅好加:ナカーマ
GM:これで累計112点!
GM:演出どうぞー
難波蜜雪:広げられた傷痕に強い風が吹きこむ
難波蜜雪:トン、トン、とつま先で地面をたたいた難波が小太刀を投げた
難波蜜雪:「秒速三十メートル」
難波蜜雪:傷痕へと飛んだ小太刀の後を追い、柄尻を踏みつける様に蹴って突き刺す
難波蜜雪:傷痕に小太刀が刺さった後も難波は小太刀を踏みつけ続けた
GM:大きな傷を受け、怪物はよろめく!
GM:では、最後は燦金さんの番です
燦金 礼二:ほいさ
燦金 礼二:マイナーアクション:「白熱」 浸蝕+3
燦金 礼二:メジャーアクション:シャドーテンタクルス+コンセントレイト
燦金 礼二:判定直前オートアクションにて能力訓練の効果適用。達成値+1
燦金 礼二:6dx7+9
DoubleCross : (6DX7+9) → 10[1,3,4,7,9,10]+3[1,1,3]+9 → 22

GM:いい感じ!
燦金 礼二:ひっくい
燦金 礼二:3d10+12
DoubleCross : (3D10+12) → 19[7,9,3]+12 → 31

GM:ダメージ高いな!
燦金 礼二:ダイスが味方してくれました
GM:では、これで累計ダメージは143点!
GM:判定は成功だ!
GM:演出をどうぞ
燦金 礼二:はいよぉ
燦金 礼二:三人の様子を見て1.2歩下がる「なるほどな……ただのオモシロ集団じゃあねえって事か」
燦金 礼二:「リンチみてぇで気が進まねえが許せよデカブツ」腕のベルトを解き右へ3歩。
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!」怪物は手近な建物に手を伸ばそうとする。
燦金 礼二:腕は赤々と輝き炎を纏う。それは礼二を中心に複数の影を作り出した。
燦金 礼二:「……それ以上はさせねえよ」
燦金 礼二:よろけかけていた怪物に黒い影まとわりつく。それらは即座に収縮し怪物を礼二の方向へと引き寄せる
ギゲンテス:「…………!」
GM:怪物の巨体が引き寄せられる!
燦金 礼二:「お前は俺のご近所さんの家を奪ったんだ。地に這いつくばって詫びやがれ!」
燦金 礼二:地面に足をめり込ませ位置を固定する。そして赤々と燃える拳が怪物へとめり込んだ
GM:強烈な衝撃を受け、怪物は身悶えする!
GM:天を仰いだまま、怪物の動きはピタリと止まる。
燦金 礼二:「やったか?」
上木錫日:「……無事になんとかなったみたいですね、皆さん」スカートからは鋼鉄製の義足が覗く。
GM:次の瞬間。
GM:怪物の体から黒い影が溢れ出る!
GM:黒い影はキミたちを襲う!
穂苅好加:「やるぅっ……ってまだ!?」
GM:ギゲンテスは《封印の楔》+《原初の赤:ポイズンフォッグ》+《コンセントレイト:ウロボロス》を使用します。
GM:判定に成功したので対象は1人だけ。
GM:ヨシカさんとNPCの上木が対象です。
穂苅好加:アイエエエ!来な!私はRCだって強い女
難波蜜雪:上木さん対象になるんだ
GM:〈RC〉で対決して敗北した場合は指定したエフェクトが使用不能になります
GM:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[2,3,4,4,5,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,3,6,7,8,9,10]+10[2,5,6,10]+10[10]+6[6]+4 → 50

GM:達成値は50です
穂苅好加:無理に決まってんだろ!!
GM:〈RC〉で判定をどうぞ
穂苅好加:3dx+2>=50
DoubleCross : (3DX10+2>=50) → 8[3,7,8]+2 → 10 → 失敗

穂苅好加:うにゃあ~~~
GM:惜しい
GM:では、ヨシカさんは解除されるまで《コンセントレイト:ウロボロス》が使用不可になります。
GM:演出的にはヨシカさんは片腕が全く動かなくなります。
GM:同じく上木は《サイバーレッグ》が使用不可になり、義足が動かなくなります。
GM:膨大な影がキミたちを飲み込もうと迫る。
穂苅好加:「……!?」 左腕がだらんと垂れ下がる
穂苅好加:「コレ、まともに受けたらマズい!逃げて!」
上木錫日:「……!」影に触れた途端、足が動かなくなって倒れる。
穂苅好加:「錫日ちゃん……!」
難波蜜雪:「錫日さん……!」乗った速度そのままでカバーしにいく
GM:影が流れ去ると、怪物は《神出鬼没》を使用して忽然と姿を消す。
穂苅好加:「……あれ?」
上木錫日:「ボクは平気です……!」倒れたまま言う。
GM:怪物が消えると、《ワーディング》も解除される。
上木錫日:「逃がしましたね……」
燦金 礼二:「逃げた……のか?前もこんな感じで消失を?」穂苅の左に立つ。
穂苅好加:「というか、助かったというか……」 右手を開く。槍が影に落ちて消える。
難波蜜雪:「……リバースエンドがいるかもしれないのを失念していました。あれが何か手引きをしたのかも」
難波蜜雪:「立てますか、錫日さん」
GM:穂苅さんは体内のレネゲイドウイルスを奪われた感覚を感じるだろう。
穂苅好加:「……確かに、前の時と似たような感じかも……うっ」
上木錫日:「支えられればなんとか……」
穂苅好加:右手で口元を拭う。 「錫日ちゃんも大丈夫?足は私よりマズいでしょ」
難波蜜雪:「錫日さんは私が背負います。穂苅さんも大丈夫ですか」
上木錫日:「ボクの場合、元々ない足なので影響は少ないです。今回は戦力にはならなさそうっですけど」
穂苅好加:「んー……ご飯たくさん食べればカバーできる範囲です。だいじょぶだいじょぶ」
浜枕幸:「一度の戦闘で二名が負傷……与えた損害は不明……」
燦金 礼二:「……ちと不味い状況じゃねえか?サチさんよぉ。部外者を戦力の補填に使っているくらいだ。そんなに戦闘員多くはないんだろ?」
浜枕幸:「うう……確かに、この人員のみで討伐というのは……」
難波蜜雪:「……最悪、私が三人分働きますよ」
浜枕幸:「一度支部に指示を仰ぐ必要があります……帰還しましょう」
浜枕幸:「もとより十文字さんをお連れする予定ではありましたが……」
浜枕幸:「……十文字さんのお宅はあそこですか?」怪物が立っていた、瓦礫の散乱する場を指さす。
GM:怪物が暴れたせいで見事に倒壊しています。彼女の行方もすぐにはつかめないでしょう。
燦金 礼二:「……ッ!そうみたいです。戦っている時は気づいてなかったがな」
燦金 礼二:「まさか……喰われたなんてことは……」
浜枕幸:「………捜索メンバーを出しましょう」
燦金 礼二:「頼んます」
浜枕幸:通信機器を取り出す。既に隠蔽班は動いているはずだ
浜枕幸:「……燦金さん。私たちはこれから支部に戻ります。穂苅さんと上木さんの状態を確認します」
燦金 礼二:「あぁわかった。ヨシカさんも悪かったな」
穂苅好加:「いや、私は大丈夫……へ?何が?」 口元から黒い液体が垂れている。
穂苅好加:右手でごしごしと拭う。
浜枕幸:「燦金さんはどうしますか。十文字さんが不安なら……ここに残っても、結構です」
燦金 礼二:「俺に能力見せようとしてくれてたのは伝わった。もし、そのせいで攻撃の対処が遅れていたんだとしたら。申し訳なかったと……な」
難波蜜雪:「戦闘時に起きたことに申し訳のあるなしは基本的にはないと思いますが」錫日さんに手を差し出しつつ
穂苅好加:一瞬言葉に迷い
穂苅好加:「……そういうこと!気にしないでください!」 蜜雪さんの言葉に慌てて同意
穂苅好加:「それで、どうするんですか?」 幸さんの提案について
燦金 礼二:一瞬迷い
燦金 礼二:「正直ここに残りてえ気持ちはある……でも残って俺にできることはねえよ」
燦金 礼二:「俺にできることはアンタらとの契約の履行。ユイが無事だった時ユイを診てもらうためにそれを反故にすることだけはしねえよ」
浜枕幸:「それでは、こちらも」
浜枕幸:「契約の達成に力を尽くします」大型車両が近づく。
浜枕幸:「隠蔽班が到着しましたね。一台お借りしましょう……」
難波蜜雪:(穂苅さん、答えから逃げたかな……?)
浜枕幸:「状況対応ではなく、調査を開始します」
GM:では、キミたちが大型車両に乗り込んで支部に戻ったところでシーン終了だ。

GM:ロイスの取得や感情変更が可能ですよ!
GM:今回は購入判定はなし。
穂苅好加:あっ応急手当キットが買えない
GM:次のシーンで買ってくださいw
浜枕幸:ロイス感情はこのままでいいや
浜枕幸:ブーストアーマーを脱いで行動値を戻しておきます
難波蜜雪:ギゲンテス 〇倒し甲斐がある/許さないでロイス取ります
GM:許されなかった
燦金 礼二:ヨシカさん 尊敬/〇悔悟 で取得
穂苅好加:仲間 浜枕幸 〇信頼/不安 仲間 燦金 礼二 〇信頼/なんか申し訳ないな……
GM:では、全員ロイスを取り終わったら改めてシーン終了です。

ミドル3「見てのとおりUGNも戦力が足りていなくてね。力を借してもらえると助かるよ」

GM:次のシーン。
GM:ここからは、支部で状況を整理したら情報収集に入っていきます
GM:シーンプレイヤーは難波さん。
GM:PCは全員登場です。
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (64 → 74)
浜枕幸:げげっ
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (74 → 82)
GM:あがった
穂苅好加:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 8[8]+60 → 68

穂苅好加:オワ―ッ
浜枕幸:みんなたかいね
燦金 礼二:クライマックスかな……?
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を7増加 (51 → 58)
GM:では、場所は支部のブリーフィングルームにしましょう。
GM:支部に戻ったキミたちはそこに集まっていた。
GM:上木は使えなくなった義足を外し、松葉杖をついている。
上木錫日:「すみません、難波先輩。ここまで運んでもらって」
難波蜜雪:「いえ、私の方こそ申し訳ないです」
難波蜜雪:「こんなことしか出来ない」
上木錫日:「別に気にしてませんよ」
GM:双葉はヨシカさんのもとに駆け寄ってくる。
大井双葉:「よ、ヨシカ
穂苅好加:「うえー血の味がする……」 出来るだけエネルギー吸収率の高いものを口に入れながら椅子に座っている。膝上には垂れてきた血を拭くためのティッシュ。
大井双葉:「よ、ヨシカ……」
大井双葉:「う、腕。どしたの」
穂苅好加:「あ、双葉ちゃん」
穂苅好加:「どうしたんだろうね」 苦笑して
大井双葉:「ううー、しんぱいだよ~」
穂苅好加:「ま、まあ痛かったりはしないから平気だよ!」
大井双葉:「だったらいいけども~」
GM:と、そこで車椅子に乗った暮内・ジェシー・理人が入ってくる。
穂苅好加:「普通に行動する分には問題ないしね」 戦闘には支障があるが
暮内・ジェシー・理人:「やあ。随分手ひどくやられたね」
暮内・ジェシー・理人:「浜枕さん、勧誘ご苦労様でした」
浜枕幸:「暮内さん。申しわけありません……人員に被害が。私の不手際です」
暮内・ジェシー・理人:「そんなことはない。不測の事態だろ」
暮内・ジェシー・理人:「燦金礼二くんか。せっかく来てもらったのにこんな状況ですまない」
燦金 礼二:そわそわと落ち着かない様子で椅子に座っている
燦金 礼二:「いや、こうなった状況に俺も一枚嚙んでるんだ。申し訳なさは感じても文句はねぇっすよ」
暮内・ジェシー・理人:「見てのとおりUGNも戦力が足りていなくてね。力を借してもらえると助かるよ」
燦金 礼二:「そいつはいいが……二人の方を治す方が先決じゃねえか?片方血ィ吐いてるしよぉ」
暮内・ジェシー・理人:「もちろん。治療法を探すのは最優先だ」
上木錫日:「ボクは割とピンピンしてますので。ご心配には及びませんが」
穂苅好加:「血吐いてるのは勝手に治るから大丈夫ですよー」
燦金 礼二:(ここにいたらナンバが言う申し訳のあるなし以前に気が狂いそうだぜ)
穂苅好加:「腕は出来るだけ早く何とかしたいけど……」 普通に不便
難波蜜雪:「……」
暮内・ジェシー・理人:「当面は治療法を探しつつ、“ギゲンテス”の動向を探ることになるだろう」
暮内・ジェシー・理人:「浜枕さん、現場の指揮はお任せしても?」
浜枕幸:「ええ……評価していただけます……?」
暮内・ジェシー・理人:「結果が出れば自ずと評価はされるだろうが……」
浜枕幸:「じゃあやります……私の指揮を見ていてくださいね」
暮内・ジェシー・理人:「ああ。期待しているよ」
暮内・ジェシー・理人:「じゃあ、僕も研究班tps
暮内・ジェシー・理人:「じゃあ、僕も研究班としてデータの解析を進めるよ」
GM:暮内は車椅子を押しながらブリーフィングルームから出ていく。
浜枕幸:「はい、お願いします……では」向き直る
穂苅好加:エネルギーゼリーを吸っている。
浜枕幸:「私たちは”ギゲンテス”ならびに”リバースエンド”の動向を追います」
浜枕幸:「UGNの資料もありますので、各人調査をお願いします」
難波蜜雪:鞘に入った小太刀を投げてはキャッチを繰り返す
浜枕幸:「穂苅さんは……あまり外には出ないほうが良いかもしれませんね」
難波蜜雪:「大井さんに補佐をお願いしては?」
穂苅好加:「んー、万が一戦闘になったらちょっとアレですしね」
浜枕幸:「ええ……大井さん、上木さんとともにデータの収集をお願いします。」
大井双葉:「双葉もいっしょに血をはけばなんとかなる」心配そうな顔。
穂苅好加:「そうさせてもらいます。頑張ろうね、双葉ちゃん、錫日ちゃん」
穂苅好加:「吐かなくていいよ!吐かないで!?」
浜枕幸:「私たちは……それぞれ現場に向かいましょう。もし遭遇した場合には逃走を優先してください」
上木錫日:「はい。戦闘で役に立たない分、こっちは任せてください」
難波蜜雪:「承知しました」(一秒でも早く蹴り回したいのに……歯がゆいな……)
浜枕幸:「難波さんも、もし”リバースエンド”を発見したとしても。積極的な戦闘行動は避けてください」
燦金 礼二:「うす……資料読むなんて苦手なんだ。助かったぜ」
難波蜜雪:「……はい」
浜枕幸:「はい……それでは、各員、行動をお願いします。三時間後に報告を兼ねて再集合しましょう」

GM:では、ここから情報収集に入っていきます。
GM:現状で調べられる情報は次の四つです
・十文字ユイについて〈情報:噂話、ウェブ〉難易度5
・“ズーム”暮内・ジェシー・理人について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度6
・ギゲンテスについて〈情報:UGN、軍事〉難易度6
・リバースエンドについて〈情報:UGN、裏社会〉難易度7
GM:調べたいものから判定するといいだろう
浜枕幸:ギゲンテスいきまーす
浜枕幸:マイナーで《陽炎の衣》よ~
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (74 → 77)
浜枕幸:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 8[3,6,8]+1 → 9 → 成功

GM:さすが!
穂苅好加:ジェシーについて調べます~。コネ:UGN幹部を使用します。
穂苅好加:4dx+1>=6 あの人どんな人なんですか~
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 5[1,2,2,5]+1 → 6 → 成功

穂苅好加:あぶねっ
GM:お見事!
燦金 礼二:十文字ユイについていきまーす
燦金 礼二:3dx>=5 〈情報:噂話〉
DoubleCross : (3DX10>=5) → 9[5,7,9] → 9 → 成功

GM:やる!
難波蜜雪:《援護の風》《ウィンドブレス》入れてリバースエンドくんやります
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を8増加 (58 → 66)
難波蜜雪:10dx+17>=7
DoubleCross : (10DX10+17>=7) → 10[1,1,3,4,7,8,9,9,10,10]+7[5,7]+17 → 34 → 成功

難波蜜雪:絶対に逃がさないからなお前ぇ
穂苅好加:こわいよ~
GM:高すぎる
浜枕幸:ひえ~
燦金 礼二:殺意高っ……
GM:では、順番に情報を公開していきましょう!
・ギゲンテスについて
N市の街中に突如として出現した巨大な獣のようなオーヴァード。エグザイルのエネミーエフェクト《悪食の食卓》によってどんなものでも取り込んで消化する。また、レネゲイドウイルスすらも吸収することが可能なようだ。
自らのレネゲイドを制御できておらず、暴走状態にある。今のところ人間を捕食対象にはしていないようだが、いつ人間に手を出すようになるかは分からない。
新しい情報収集項目が追加されます
・ギゲンテスの能力とその解除方法について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度8
GM:これは次のシーンから調査可能だよ
GM:では、次!
・“ズーム”暮内・ジェシー・理人について
UGN日本支部に所属する研究者。若き天才。かつてUGNとFHが共同して実験を進めて多くの犠牲者を出した『プロジェクト・アダムカドモン』という計画にも参加していた。彼は主に『戦闘用人格』などの研究をしていたが、計画の凍結時にデータの破棄を余儀なくされて屈辱的な思いをしたようだ。
GM:特に怪しいところはないようですね
穂苅好加:よかった~
GM:善意の協力者です
浜枕幸:挫折を覚えた男……支えなくてはね
穂苅好加:あんしん
GM:ふふふ……
GM:では、次!
・十文字ユイについて
GM: 燦金礼二のクラスメイトの少女。写真部に所属しており、カメラの腕前はコンクールでも何度か入賞を果たすほど。「綺麗なものを残す」というのが彼女のモットー。
近頃、すぐにお腹が空いてしまうようで、日常生活にも支障を来すようになってきている。その症状はオーヴァードの飢餓衝動である可能性が高い。現在は消息不明。

GM:この情報を開けたことで、次のシーンで礼二くんにイベントが発生します
燦金 礼二:わーい
GM:次!
・リバースエンドについて
光速で移動する能力を持つ謎のオーヴァード。UGNにもFHにも過去の活動の記録はない。エンジェルハイロゥのイージーエフェクト《天使の外套》で光を操ることで体の輪郭をブレさせて正体を隠匿している。ギゲンテスの出現に関わりがあるらしく、何らかの干渉を行っているようだ。
新しい情報収集項目が追加されます
・リバースエンドの目的について〈情報:UGN、裏社会〉難易度10
難波蜜雪:ハヌマーンは最速のシンドロームなんだぞ!
GM:この項目は調べなくてもクライマックスにはいけますので、自由に調べたり調べなかったりするといいでしょう
GM:情報は以上!

GM:三時間後。N市支部内にある食堂。
GM:調査を終えたキミたちはここに集まっていた。
上木錫日:「皆さん、揃ったみたいですね」コーヒーを口にしながら言う。
穂苅好加:「おかえりなさーい」 10杯目の丼器を積み重ね、出迎える
大井双葉:黙々とヨシカさんの前に食べ物を並べている。
浜枕幸:「はい。早速情報を共有しましょう」
浜枕幸:くるるるる、とお腹が鳴る。
穂苅好加:「ありがとうございます!」
難波蜜雪:七味で真っ赤になった月見そばを置く
難波蜜雪:「浜枕さんも何か食べられては?」
穂苅好加:「あ、幸さんもなにか食べましょうよ」
浜枕幸:「……はい……」
大井双葉:「おすしがいいぞ」
浜枕幸:「おすしは高いです」
燦金 礼二:「カレーもおススメみたいだぜ。席に着く」
難波蜜雪:「寿司のおすすめは泪巻きです」
穂苅好加:「そんなものが……」
浜枕幸:「カレーにします……」
穂苅好加:「じゃない!じゃあ共有は幸さんが戻ったらってことで」
浜枕幸:ーーーー
浜枕幸:「さて」口の端をナプキンで拭く。
上木錫日:「何かありませんでしたか、今」
浜枕幸:平らげた大皿を脇にどかし、資料を広げる。
燦金 礼二:「時間が消し飛んだんだろう。美味しいものを食べているとたまに起こるやつだ」
浜枕幸:「普通に食事をしていただけです」
穂苅好加:「私も恩恵にあずかりました」 13杯目、カレー皿を脇にずらす。
上木錫日:「騙されている気がするんですが」
難波蜜雪:七味だらけの出汁と生卵を飲み込んだ
浜枕幸:「話を進めます。”ギゲンテス”の情報を集めてきました」
穂苅好加:資料を覗き込む
燦金 礼二:(……お前らの方が悪食だぜ)
大井双葉:幸せそうにヨシカさんの湯吞みにお茶をついでいる。
浜枕幸:「目撃情報、被害から察するに、エグザイル能力に由来する摂食消化能力に特化している、というところでしょうか」
穂苅好加:「家や電柱までバクバク食べてたもんねえ」
燦金 礼二:「見た通りの能力だったわけか。……でユイは喰われてそうか?」
浜枕幸:「物体は吸収されているようです。空間転移や、物質変換ではないと言う事ですね」
浜枕幸:「不明です……が、現在のところ、摂食による人的被害は報告されていません
燦金 礼二:「グレーか。OKわかった」
浜枕幸:「偶然なのか、理由があるのかはわかりませんが、生物を選んで襲ってはいません」
浜枕幸:「……そして、生物は食べていませんが……レネゲイドの”捕食”を行うようです。」
穂苅好加:「私や錫日ちゃんがやられたやつだね」
浜枕幸:「穂苅さんと上木さんの運動機能の異常。これはレネゲイドを奪われたことによる機能不全と考えられます」
上木錫日:「ボクの義足もブラックドッグの力で動いてましたからね」
難波蜜雪:「吐き出させられれば話は早いんですが」
穂苅好加:「吸収されてなければね……」
浜枕幸:「ええ……穂苅さんは特に、お気をつけください」メンバーの能力の概要は知っている。
穂苅好加:「ありがとうございますー、私も普段はこんなには食べないんだけどね」
浜枕幸:「いずれにせよ、不明点が多いのは、”ギゲンテス”の行動に明確な目的が感じられないためです……言い換えれば、暴走状態にある」
浜枕幸:「能力については調査を続けますが、やはり糸を引く存在がいるとみて間違いないでしょう」
穂苅好加:「"リバースエンド"、かぁ……」 呟く
浜枕幸:「心当たりは、”リバースエンド”ですが……」難波さんに視線を向ける。
燦金 礼二:「あんたはそれを調べてきたんだっけ?」
難波蜜雪:「結論から言うとあれはやはり無関係では無いですね」
難波蜜雪:「目的はまだ不明ですが関与は間違いなく」
難波蜜雪:「エンジェルハイロゥの力で輪郭をぼやけさせて見た目もよく分かりませんが、まぁ殺します」
穂苅好加:「んぐっ」 急に飛び出してきた物騒な一言に噎せる
燦金 礼二:「殺意高ぇなオイ。まぁ気合十分てことね」
浜枕幸:「目的を聞いてからにしてほしいです……
大井双葉:慌ててヨシカさんの背中をさすっている。
難波蜜雪:「では、そちらの方も調べておきますね」
上木錫日:「いいじゃないですか。ボクは面白いと思いますよ」愉快そうにコロコロと笑っている。
穂苅好加:「げほっげほっありがとう双葉ちゃん」
穂苅好加:「面白いかなあ……」
上木錫日:「ボクたちも調査はしていたんですが……」穂苅さんを見る。
穂苅好加:「ああ、とりあえず今回の件で新しく支部に訪れた人の裏を取ってたくらいだけど……」
大井双葉:「双葉はむざい」身の潔白を主張する。
穂苅好加:燦金 礼二や暮内・ジェシー・理人を始めとする数人の情報を端末から一斉送信
穂苅好加:「あ、燦金さんは端末支給されてないよね、はい」
燦金 礼二:「あ、ども……(資料を受け取る)俺も調べられてたのね」
穂苅好加:「あんま怪しい人はいないかなあ」
穂苅好加:「一応ね……強いて言うなら、暮内さんの研究内容」
穂苅好加:「『戦闘用人格』についてとかかなあ、研究内容は破棄するしかなかったみたいだし、それについての実験を行っている、と考えられなくもないけど」
穂苅好加:「こじつけの妄想を出ない内容だね」
大井双葉:「証拠ふじゅうぶんってやつだ」
難波蜜雪:「戦闘用人格ですか」
浜枕幸:「研究内容の破棄……エリートコースではない……しかしそのぶん心の支えに飢えているかも……」ぶつぶつと言う
燦金 礼二:「ぷろ……あだ……戦闘用人格?うむ、わからんが凄い研究なんだな。これを応用すればオーヴァードの人格と普通の人間の人格で同じ肉体を共有できると……さっぱりわからん」
穂苅好加:「あはは、頑張ってね……」
穂苅好加:「十文字さんについては何かわかりました?」
難波蜜雪:「えぇ、存分に頑張っていただきましょう」
上木錫日:「ボクは脈無しだと思いますけど」
難波蜜雪:「やめなさい錫日さん」
穂苅好加:「まだ見つかってはいないみたいだけど、なにか怪しいところに行ってたとか、変な人と接触してただとか……」
燦金 礼二:「正直さっぱりだ。今も行方不明のままだしどこかで見たって話も聞いていねえよ」
燦金 礼二:「一応暮内さんに症状についての相談をして、飢餓の衝動で間違いないって所はわかったがね」
燦金 礼二:「もちろん諦めてねえからよ。今後とも怪物の捜査と並行して探すけど構わねえよな?」
浜枕幸:「構いません。彼女の動向も恐らく重要です」
穂苅好加:「うん……その方針で間違ってないと思う」 少し考えながら返す
難波蜜雪:「お互いがお互いにやることをできるならそれに超したことはありません」
浜枕幸:「ただ、もし発見できた場合には、必ず報告を」
燦金 礼二:「わかった……助かる」
浜枕幸:「よろしくお願いします……」
穂苅好加:(抑えきれない飢餓衝動、人は喰らわない怪物、それでも見つからない十文字さん……)
穂苅好加:(これってやっぱり……)
GM:では、キミたちが行動指針を決めたところでシーン終了だ。

GM:ロイスの取得や購入判定が可能ですよ!
穂苅好加:やったー、応急手当キットを買います。回復回復
穂苅好加:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 4[3,4] → 4 → 失敗

穂苅好加:えんえん
難波蜜雪:《援護の風》《ウィンドブレス》でホデマ買います
GM:あわわ
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を4増加 (66 → 70)
浜枕幸:応急にチャレンジだ 《陽炎の衣》で隠密
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (77 → 80)
難波蜜雪:10dx+15
DoubleCross : (10DX10+15) → 9[1,1,2,4,4,5,5,7,7,9]+15 → 24

難波蜜雪:うん、問題なし
浜枕幸:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 6[3,5,6,6] → 6 → 失敗

浜枕幸:ダメダメ
GM:難波さん、すごい
浜枕幸:あ、ちょうど80行ってたのか 1個追加で振って良いですか?
難波蜜雪:固定値で買える(ウィンブレは無法)
GM:いいよ
浜枕幸:ありがとうございます!
浜枕幸:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 7[7] → 7 → 失敗

穂苅好加:おしい
GM:が、ダメ……!
浜枕幸:なけなしの財産1点使ってもいいけど
浜枕幸:これで情報失敗したら嫌だしな……失敗で
燦金 礼二:ロイスを取得ー 難波蜜雪  有為/敵愾心
GM:敵愾心w
燦金 礼二:購入は医療トランクを狙うよ
燦金 礼二:無業の影+コンセントレイト
燦金 礼二:あと能力訓練の効果適用
GM:こ、高級品!
燦金 礼二:7dx@7+7>=20
燦金 礼二:7dx7+7>=20
DoubleCross : (7DX7+7>=20) → 10[2,3,3,3,3,4,9]+10[8]+1[1]+7 → 28 → 成功

GM:た、高すぎる
GM:では、無事にゲットです
穂苅好加:ひええ
燦金 礼二:ヨシカさんにこのシーン中に分け与えますぜ
穂苅好加:ありがて~
穂苅好加:24+2d10
DoubleCross : (24+2D10) → 24+6[2,4] → 30

燦金 礼二:さぁお使いなさい。なにそこらの親切なヤクザが分け与えてくれたもんじゃ
穂苅好加:全快!
穂苅好加:ヤクザさんありがと~
GM:全回復しとる
GM:では、全員判定が終わったので改めてこのシーンは終了です。

ミドル4「燦金くん……!私、絶対に我慢するから……!」

GM:次のシーン。
GM:次は燦金くんに何かが起こるシーンになります。
燦金 礼二:わい
GM:シーンプレイヤーは燦金くん。
GM:他の人も登場可能です。
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (88 → 89)
GM:お。低め。
穂苅好加:登場しよう
穂苅好加:68+1d10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+2[2] → 70

GM:他の人はどうします?
浜枕幸:後から登場できますか?
GM:後からでも大丈夫ですよー
浜枕幸:じゃあ何かがあってからでいいかな
GM:OKです
GM:浜枕さんもそうします?
穂苅好加:私も登場タイミング自体はそんな感じで
浜枕幸:えっ難波さん婿に来てくれるの
GM:あ、違う。難波さんだ
浜枕幸:ごめんなさい、私心に決めた男性が……
GM:何言ってんですか
難波蜜雪:上木さんの婿ならいいですよ
燦金 礼二:なんだこれ
難波蜜雪:僕もそうしましょうかね
GM:人間関係が複雑だなぁ
浜枕幸:きぃーっ乙女の純情を弄んだわね
燦金 礼二:やっぱり”ゆーじーえぬ”はオモシロ集団。間違ってなかったわ
GM:では、このシーンは礼二くんが調査を進めていると街中でユイに出くわすシーンになります。
GM:事件の調査を進めている礼二くん。
GM:街中にある公園の前を通りかかった時、キミは声をかけられる。
十文字ユイ:「やあ、燦金くん」
GM:十文字ユイはどこかやつれた様子で、元気がなさそうだ。
十文字ユイ:「少し話できる?」
燦金 礼二:「お……お前!どこに行っていやがった心配したんだぞ」
十文字ユイ:「悪い、心配かけたね」
GM:ユイはフラフラとした足取りで公園に入っていく。
燦金 礼二:「ったりめぇだ。家も無くなったってのに今までどこで寝泊まりを……」
十文字ユイ:「私、どうしたらいいか分からないんだ」
GM:ユイは公園のブランコに腰かける。
燦金 礼二:「……」言いたいことは山ほどあるが言葉がまとまらずついていき隣に腰掛ける。
十文字ユイ:「ハッキリとした記憶はないんだけど……取り返しのつかないことをしてしまった」
燦金 礼二:「取り返しのつかないこと?」
十文字ユイ:「お腹が減って、減って、それで……誰かの手や足を」
十文字ユイ:「私、こんな風に生きたいんじゃなかったのになぁ。もっと綺麗に生きたかったよ……!」
燦金 礼二:「ま、待て、言っている意味が……」
十文字ユイ:「ごめん。私にも何がなんだか……」
燦金 礼二:(ギゲンテスとは別件?人の手足……いや、まさか……)
燦金 礼二:「ユイ……その人のことを憶えているか?それが誰かを……」
十文字ユイ:「女の子が二人……顔はハッキリとは覚えてないけど……」
十文字ユイ:「もう嫌だよ。こんなの……」
燦金 礼二:「あぁ……」好加さんと錫日さんか……
十文字ユイ:「燦金くん、私どうすればいいのかなぁ」
燦金 礼二:ユイがギゲンテスと関係があることは今のでもうハッキリとわかった……なら……。
燦金 礼二:ブランコから立ち上がりユイの目の前に立つ。
十文字ユイ:「燦金くん……?」キミを見上げる。
燦金 礼二:「ユイ。お前に話がある。お前のその症状とこれからの事だ。」
十文字ユイ:「これから……?」
GM:では、その時。
GM:姿の見えない何者かが「Eロイス:歪んだ囁き」を使用。
GM:十文字ユイが礼二さんに対して持っているロイスの感情を「P:食べたい/N:〇食べたい」に変更します。
燦金 礼二:おまえ~~
十文字ユイ:「あ…………」目を大きく見開き、キミの体を見る。
GM:ユイはだらだらと涎を垂らし、
GM:キミの腕に嚙みつく。
GM:キミは2d10のダメージを受けてください。
GM:また、キミはここで十文字ユイに対するロイスをタイタス化しても構いません。
燦金 礼二:32-2d10
DoubleCross : (32-2D10) → 32-11[7,4] → 21

燦金 礼二:タイタス化はしません。食わせながら胸に抱き語り掛けます
GM:ユイはキミの腕に嚙みつき、食いちぎろうとする。
十文字ユイ:「…………ッ!」
燦金 礼二:突然の豹変に動ずることなく語る「お前は『もっと綺麗に生きたかった』とそう言ったな」
燦金 礼二:「俺はお前の生き方を尊重したし、俺の生き方を尊重してくれるお前が好きだ。だからこそ問いたい」
燦金 礼二:「お前はその誰かに操られたまま死にたいか?それともそれを克服していきたいか……応えろ!」
十文字ユイ:「生きたい。生きたいよぉ……!」ボロボロと涙をこぼしながら言う。
十文字ユイ:「この世界は綺麗だって……そう信じたい……」
燦金 礼二:「それでこそ……それでこそだユイ」
燦金 礼二:「俺はお前の撮る写真に込められた生命の輝きを素晴らしいと思っていた」
燦金 礼二:「今のお前は自分の意思で生きたいと、そう願ったんだ。それが美しくないわけがあるか」
GM:ユイは発動しそうになる「Dロイス:戦闘用人格」、《巨神獣化》を必死に押さえ込もうとする。
十文字ユイ:「うん。ありがとう、燦金くん……」
十文字ユイ:「私、負けないから……」
燦金 礼二:「……オウ、いい根性だ。お前の症状を治してくれる組織に心当たりがある。そこまで我慢できるか?」
十文字ユイ:「うん。燦金が一緒なら、きっと大丈夫」
GM:その時。スーツ姿の男がキミたちに声をかける。
リバースエンド:「そうじゃないんだよなぁ。キミに与えた役目は」
燦金 礼二:「下がってろユイ」背に隠す
十文字ユイ:「うん……!」キミの背後に隠れる。
燦金 礼二:即座に端末を起動。
リバースエンド:「それじゃあ困るんだよ」
燦金 礼二:(いいつけ守らずに連絡しなかったのがアダになったな……)
燦金 礼二:「誰だテメェ。独り言ならよそでやってくれねえか」
リバースエンド:「ギゲンテスにはもっと大暴れしてもらわなくちゃ!」
GM:スーツ姿の男はスニーカーを履いた足で何度か足踏みをする。
燦金 礼二:「お前、りばーすなんちゃらか⁉」足踏み、しまった!?
GM:閃光が迸る。男の姿が消え、眩い光が襲う。
リバースエンド:「僕の実験対象だ。返してもらうよ」
燦金 礼二:(ナンバ曰く後ろを取るのが好きな変態……)
燦金 礼二:「そこか!」後ろへ裏拳をかます
GM:激しい閃光とキミの拳が激突する!
リバースエンド:「僕の伝言は伝わってない? 邪魔をするな!」
穂苅好加:「────粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)・直行旋盤(ちょっこうせんばん)!」 黒い影が地面をスライドするように滑り、煙を巻き上げる
リバースエンド:「これは……!」
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を8増加 (70 → 78)
難波蜜雪:「伝えるわけないだろクソ野郎」
難波蜜雪:リバースエンドの首を後ろから刺しに行く
リバースエンド:「やれやれ。UGNってのはどこまでもタチが悪い」
GM:男は眩い光を放つ。
穂苅好加:"両腕"で2人を掴み、"リバースエンド"から距離をとる。砂埃が少しでも光を邪魔すればいいのだが。
燦金 礼二:「目暗ましにに暗殺術……オモシロ集団って言葉は当てはまらなくなってきたな」引きずられる
GM:寸前のところで小太刀を防ぎ、リバースエンドは態勢を崩す。
リバースエンド:「……一つ教えておいてやろうか」
リバースエンド:「僕が目指しているのは世界平和だ。お前たちはその邪魔をしているんだよ」
GM:リバースエンドは「Eロイス:囚人の鳥籠」を使用します。
GM:ひときわ眩い光が放たれる。
難波蜜雪:「くそ……!」
GM:ユイの悲鳴が上がる。
GM:リバースエンドはユイを連れてシーンから退場します。
十文字ユイ:「燦金くん……!私、絶対に我慢するから……!」
GM:光が消える直前、彼女の声が響く。
燦金 礼二:「ユイ!?お前……」
GM:光が消えると、彼女のいた場所に一眼レフカメラが落ちている。
燦金 礼二:歯を噛みしめ大声で叫ぶ「すぐ助けに行くから待ってろーーー!!!」
GM:その声に答えるものはない。
穂苅好加:槍が影に落ちると同時に、左腕がだらんと垂れ下がる。槍との同化で無理やり動かしていた。
難波蜜雪:舌打ちをして小太刀を鞘に収める
穂苅好加:「十文字さんに、私は大丈夫だって伝わったかな……ともかく幸さんとも合流しようか」
難波蜜雪:「……あの野郎」
燦金 礼二:「あぁ。早く助けてやらねえとだ」
燦金 礼二:怒りはない。その感情は死んでいる。しかして悲しみもない。ユイは我慢すると言っていた、ならば信じるのみだ。勝手に悲観するなどユイに失礼だ。
GM:では、キミたちが決意を新たにしたところでシーン終了だ。

GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能です。
燦金 礼二:とりあえず医療トランク使うよ。流石に痛いよ
難波蜜雪:特にないかな
燦金 礼二:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+11[8,3] → 32

穂苅好加:強化素材を買います
GM:全快やんけ
燦金 礼二:Yes
穂苅好加:2dx>=15
DoubleCross : (2DX10>=15) → 10[6,10]+3[3] → 13 → 失敗

GM:惜しい
穂苅好加:財産点2点使って購入
穂苅好加:G値+1します
燦金 礼二:アームドスーツ狙います
GM:なんと
燦金 礼二:3dx+6>=15
DoubleCross : (3DX10+6>=15) → 9[5,7,9]+6 → 15 → 成功

GM:た、高い!
燦金 礼二:いえい
GM:では、無事にアームドスーツ入手です
穂苅好加:つよ
GM:それでは、全員の判定が終わったので改めてシーン終了です。

ミドル5「追いついてみな。新しい世界が到来する前にな」

GM:次のシーン。
GM:次は情報収集の続きです。
GM:シーンプレイヤーは浜枕さん。
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (80 → 86)
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (86 → 96)
GM:他にも判定したい人は登場するといいでしょう。
GM:あ、下げて下げて
浜枕幸:あ、二回出ちゃった
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

穂苅好加:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+7[7] → 77

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を3増加 (78 → 81)
穂苅好加:うむ
GM:礼二くんはお休みします?
燦金 礼二:お休みしておきましょうかしら
GM:はーい。もしあれだったら後から登場してください
GM:では、残っている情報収集項目はこの二つ
・ギゲンテスの能力とその解除方法について〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉難易度8
・リバースエンドの目的について〈情報:UGN、裏社会〉難易度10
浜枕幸:目標値10……厳しいが・リバースエンドの目的について に挑戦!
難波蜜雪:支援します?
浜枕幸:隠密すると支援受けられないし
GM:あ、なるほど
浜枕幸:協力してたことにした方が格好良さそう……支援貰えるなら素振りで行きます
穂苅好加:蜜雪くんもリバースエンド拘ってたし
難波蜜雪:じゃあ援護しましょうかね、ウィンドブレスもいれます?
穂苅好加:支援するのが良さそう
難波蜜雪:ダイス増加で何とかなりそうならあれですが
浜枕幸:ありがたい!うーん、微妙!
浜枕幸:ウィンブレ貰えると助かります!
難波蜜雪:じゃあ《援護の風》《ウィンドブレス》で支援を
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を4増加 (81 → 85)
浜枕幸:うおお~ 難波さんの力が入ってくるぞい
難波蜜雪:上木さんのためなら国だって裏切る
穂苅好加:こらこら
浜枕幸:9dx+16>=10
DoubleCross : (9DX10+16>=10) → 10[1,2,3,5,5,6,7,8,10]+10[10]+2[2]+16 → 38 → 成功

浜枕幸:やった~!
穂苅好加:ひえ
GM:高すぎる……!
穂苅好加:じゃあ私は腕の治療法探しますね
穂苅好加:マイナーでジェネシフト1d
穂苅好加:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+2[2] → 79

穂苅好加:は!?
GM:お、おしい
難波蜜雪:足りへんやん
浜枕幸:20%の確率でありうるのだぜ
GM:やはり腕が使えないと……
穂苅好加:コネ:UGN幹部込みで判定します
穂苅好加:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 8[2,3,6,8]+1 → 9 → 成功

GM:さすが!
穂苅好加:まあヨシ!
GM:では、順番に情報を公開していきますね
・ギゲンテスの能力とその解除方法について
ギゲンテスは、十文字ユイが何者かに植え付けられた「Dロイス:戦闘用人格」とキュマイラのエネミーエフェクト《巨神獣化》の効果により巨大な獣と化した姿である。ギゲンテスの姿になっている時は彼女自身の記憶はほとんどない。暴走状態にある彼女は、このままではN市の全てのものを食い尽くすまで止まることはないだろう。
また、ギゲンテスの使用した《封印の楔》を解除するためには、ギゲンテスを倒すか、自分以外の他のオーヴァードからレネゲイドウイルスを吸収する必要がある。他のオーヴァードからレネゲイドウイルスを吸収するには、特殊な判定が必要。
穂苅好加:なるほどね
GM:というわけで、次のシーンで、ヨシカさんが《封印の楔》を解除するための判定をやろうと思います。
穂苅好加:がんばろ
GM:たぶん次のシーンがミドル最後のシーンですのでね。
GM:では、次の情報
<
・リバースエンドの目的について
ギゲンテスの衝動には際限がない。だが、その体自体は普通のオーヴァードと同じだ。そのため、このまま活動を続ければ、ギゲンテスは近いうちに限界を迎えるだろう。ギゲンテスが死亡するか限界を迎えた時、その体に溜め込まれたエネルギーが一気に解き放たれるため、周囲の半径100キロが壊滅状態となる。
リバースエンドの目的は、暴走したオーヴァードによる甚大な被害を発生させることで人々の危機感を煽り、UGNとFHが手を取り合う平和な世界を作り出すことにある。それによって密かに自分の研究成果を世界に示すつもりだ。
GM:この情報を得たことで、浜枕さんにこのシーンでイベントが発生します。
GM:では、簡単な情報共有をしてもらったところでイベントを起こしましょう。
浜枕幸:よ~し

GM:N市支部。キミたちは調査のために再びここに戻ってきていた。
GM:車椅子に乗った暮内・ジェシー・理人もちょうど支部に帰ってきたところのようだ。
穂苅好加:「礼二さんは治療室に行って……幸さんはまだ戻ってきてないのかな」 キョロキョロと辺りを見渡している
難波蜜雪:「……だと思いたいですが」
難波蜜雪:「……暮内さんは見てませんか?」
暮内・ジェシー・理人:「いいや。
暮内・ジェシー・理人:「いいや。ずっと研究をしていたしね」
GM:暮内・ジェシー・理人はタブレット端末を操作してデータの解析を続けている。
穂苅好加:「へえ、じゃあちょっと待ってましょうか。私たちも戦闘したから疲れてるし……」
穂苅好加:言いながらカロリーメイトの箱を開けている。
暮内・ジェシー・理人:「だが、事態は急を要するな。一刻も早く“ギゲンテス”を仕留めなければ……」
難波蜜雪:上着の内ポケットに手を入れる
暮内・ジェシー・理人:「戦力が足りなければ日本支部に応援を呼ぶことも考えた方がいいだろう」
穂苅好加:「んむ……仕留めるって言うのは物騒ですね」
穂苅好加:「別に殺すつもりは無いんだけど────」
暮内・ジェシー・理人:「被害があまりにも大きすぎる。悠長なことは言っていられないだろう」
難波蜜雪:「私の後輩や仲間の力を食べたのは業腹ですが」
浜枕幸:「いえ、それは不要です」暮内さんの耳元で囁く。
浜枕幸:いつの間にか背後に忍び寄っています。
暮内・ジェシー・理人:「……何?」振り返らずに言う。
浜枕幸:「さすがは本部研究員、素晴らしい戦況判断です、しかし……二つの意味で応援を呼ぶのは不適です」
暮内・ジェシー・理人:「不適だって?」
浜枕幸:「はい。まず一つ。”ギゲンテス”の暴走を引き起こし、操作しているのは、”リバースエンド”というオーヴァードです」
浜枕幸:「彼さえ止めれば、”ギゲンテス”は再び発生しません。オーヴァード一名に本部の応援を求めると」
浜枕幸:「……評価に響きます。日本支部長の……」
暮内・ジェシー・理人:「評価よりも目の前の被害を食い止めることが優先じゃないか」
浜枕幸:「ええ、私は両方大事にします。そしてもう一点、理由はあります」
浜枕幸:「”ギゲンテス”は摂食し、エネルギーを吸収しているんです。別の空間に転移させたり、物質を分解しているわけではない」
浜枕幸:「では、そのエネルギーは何処に行ったのでしょう」
浜枕幸:「答えは簡単です。どこにも行っていません」
浜枕幸:「”ギゲンテス”は、それそのものが高エネルギーを凝集した爆弾のようなものになっているんです」
GM:暮内・ジェシー・理人は考え事をするように自分の額を指で叩いている。
浜枕幸:「”ギゲンテス”を本部戦闘員の偉大な攻撃力で殺すか、あるいはその到着を待っている間に許容量の限界を迎えれば」
浜枕幸:「絶大な被害がもたらされるでしょう……ねえ、暮内さん」
浜枕幸:「あなた、知っていたんじゃないですか。一介のチルドレンが得た情報に、本部研究員がたどり着けないなんてことあるでしょうか」
暮内・ジェシー・理人:「すごいな。ご明察だ。キミの頭脳を評価するよ」
浜枕幸:「いえ、とんでもありません」
GM:暮内は車椅子で振り返る。
暮内・ジェシー・理人:「浜枕さんに聞きたい。ついでだから二人にも聞こう」
暮内・ジェシー・理人:「この世界をどう思う?」
暮内・ジェシー・理人:「UGNとFH、国と国。人々はいつまでも争い続ける」
暮内・ジェシー・理人:「レネゲイドウイルスという強大な力を得たというのに人々は何も変わろうとしない」
暮内・ジェシー・理人:「こんな世界でいいと思うか?」
浜枕幸:「……なんと、申しましょうか」
暮内・ジェシー・理人:「賢いキミなら分かるんじゃないか。そのためにどうすればいいのか」
浜枕幸:「だから、現状を変えたいと思ったわけですね」
暮内・ジェシー・理人:「誰かが世界を変えてやる必要があるだろう?」
浜枕幸:「あの……どうすればいいかよりも、どうしたいかが見えてこないです」
浜枕幸:「今が悪いから壊せば今より良くなるだろうというのは、かなり短絡的ではないですか?」
暮内・ジェシー・理人:「大きな犠牲さえあれば、人々はもう一度手を取り合うことができる」
暮内・ジェシー・理人:「プロジェクトアダムカドモンの時だってUGNとFHは大きな理想のために協力していたんだ」
暮内・ジェシー・理人:「浜枕さん。よければキミも僕に協力してくれないか?」
浜枕幸:「……ごめんなさい。夢を追っている男性は素敵だとは思いますが」
浜枕幸:「安定した暮らしとは程遠そうなので……暮内さんならきっと他に良い方が見つかりますよ」
暮内・ジェシー・理人:「キミたちはどうだい?」車椅子を難波さんと穂苅さんの方に向ける。
穂苅好加:ずっとカロリーメイトを食べていた。箱を片手で握りつぶす。
難波蜜雪:内ポケットから鬼切りの小太刀を抜き取る
穂苅好加:「争いが続く世界が良いとは思いませんけど、あなたの目的に協力しようとは思いませんね」 それとなく戦闘に入れるように構える。
暮内・ジェシー・理人:「……そうか」
リバースエンド:「残念だよ」
難波蜜雪:「世界がどうのこうの、人ひとりで背負えるものでも無い」
GM:男は車椅子から立ち上がる。
難波蜜雪:「俺はただ、一人の女の子に好きになって欲しいだけの男の子なのでね」
リバースエンド:「だが、少し遅すぎたな。僕の計画はキミたちには止められない」
難波蜜雪:「はっ、もうここまで来た、俺たちはここからが速い」
難波蜜雪:「きっちり差して勝ち馬だ」
リバースエンド:「追いついてみな。新しい世界が到来する前にな」
GM:リバースエンドは《ワールウインド》を使用。
GM:閃光が迸ると男の姿が消える。シーンから退場だ。
穂苅好加:「……エージェントが集まる支部内で大口を叩くだけはある」 嘆息
リバースエンド:「浜枕さん。キミは賢い子だと思ったのに、とても残念だよ」
GM:消える寸前にそう言い残す。
浜枕幸:「む……」
浜枕幸:「ふぅ……私もまだまだです……出過ぎた真似をしました」
穂苅好加:「いや~助かりました」
難波蜜雪:「いえ、俺……ああいや」
難波蜜雪:「私ではああ出来ませんし」
穂苅好加:「全然気が付いてなかったので……礼二さんは医務室にいるので、詳しい話はそこでしましょうか」
浜枕幸:「可愛げのない女だと思われたでしょう……ええ、そうですね」
難波蜜雪:「浜枕さんは可愛らしい方ですよ?」
穂苅好加:「私と錫日ちゃんのレネゲイド異常を治す方法もみつかりましたし……いや、錫日ちゃんはまだ無理かな……」
浜枕幸:「皆さんが”リバースエンド”をおびき出してくれたおかげで、彼の部屋に忍び込めました」
浜枕幸:「私自身が手に入れたわけじゃありません……彼は、すごく自己顕示欲が高い方なのでしょうね。証拠となる資料を自分の実績に残していたんですから」
穂苅好加:「私も、正直あの人が本当に平和を願ってるとは感じられなかったですね」 苦笑
難波蜜雪:「大義は隠れ蓑。大きなものに隠れているのは小さなものと決まっています」
GM:では、ここでシーンを切りましょう!

GM:ロイスの取得や購入判定があればどうぞ
浜枕幸:暮内・ジェシー・理人/P:夢にひたむき/N:夢の為なら家庭とかどうでもよいと思ってそう〇 ロイスを変更!
GM:高評価じゃん
穂苅好加:結婚視点で草
穂苅好加:使うかわからないけどシルバーハンマー買おう
浜枕幸:もう彼は駄目ですよ
難波蜜雪:まぁでも思ってるでしょ
浜枕幸:ブルゲかな、チャレンジ!
穂苅好加:マイナーで1dジェネシフト
浜枕幸:《陽炎の衣》で隠密! 《イレーストレース》オン!
穂苅好加:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+3[3] → 82

穂苅好加:3dx>=20 めちゃくちゃ回れ~
DoubleCross : (3DX10>=20) → 7[2,3,7] → 7 → 失敗

浜枕幸:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 7[1,4,4,6,7] → 7 → 失敗

穂苅好加:無理
難波蜜雪:僕は特にないです
浜枕幸:フッ…
GM:社会弱者たち
GM:では、判定も終わったので改めてシーンを終了しましょう!

ミドル6「よし……じゃあ行こうか……!」

GM:次のシーン。
GM:次がクライマックス前の最後のシーンになります。
GM:シーンプレイヤーはヨシカさん。
GM:他の人も全員登場にしましょう。
穂苅好加:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 6[6]+82 → 88

穂苅好加:うむむ
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (86 → 96)
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (89 → 95)
浜枕幸:登場重いなあ
GM:このシーンはヨシカさんがエネミーエフェクトを解除しつつ、みんなで決戦前に決意を固めるシーンになります。
穂苅好加:がんばるぞー
燦金 礼二:おー
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を5増加 (85 → 90)
GM:場所は前のシーンからの流れで医務室にしましょう。

GM:キミたちが礼二くんに暮内・ジェシー・理人がリバースエンドであったことを伝えたところからスタートです。
浜枕幸:「────と、いうことで」
浜枕幸:「十文字さんの現状は、UGNの人員である暮内・ジェシー・理人が行ったものです」
浜枕幸:「十文字さんにはご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。」深々と頭を下げる。
燦金 礼二:「……つまり俺がユイについて相談した件も、あいつはわかっていて応えていたのか。自分の仕組んだことだから」
穂苅好加:「……最低だね……!」
難波蜜雪:「……処理しましょう」
燦金 礼二:「なんつーか……哀しいな。真摯に応えてくれるいい人かと思ってたんだが」
穂苅好加:言い方が物騒だ、と思う。だけどやることは変わらない。口を閉じる。
難波蜜雪:「今回は外れを引きました、真摯な方も本当にいるんですよ?」
難波蜜雪:椅子に座って小太刀の手入れを始めた
燦金 礼二:「あぁ、すまねえアンタらを攻めているみたいになっちまってるな。もちろんアンタらは良い奴だ。それはわかっているさ」
浜枕幸:「……いえ、他が良ければ、私たちに責任がないと言うことはありません」
浜枕幸:「私たちが燦金さんにできることは、せめて今回の関係が、”結果として被害の無いもの”で終わるよう尽力することです」
浜枕幸:「……十文字ユイさんは、必ず救出します。私たちの全霊を以て」
穂苅好加:「うん、2人が笑顔で日常に戻れるように」 頷いて
難波蜜雪:「汚れ仕事は私がしますので、十文字さんを助ける事だけを考えてください」
燦金 礼二:穂苅さんの腕をちらりと見て「そうだな……お互い”被害の無い結果”が一番だ。俺ももちろん最後まで手伝わせてもらうぜ」
穂苅好加:視線に気が付いて
穂苅好加:「あー、これも何とかしなくちゃね……」
GM:では、そこで。
GM:双葉がヨシカさんの方に寄ってくる。
大井双葉:「……ヨシカ」
穂苅好加:「双葉ちゃん、どうしたの?何かあった?」
大井双葉:「腕、ほんとは辛いでしょ」心配そうな声で言う。
穂苅好加:「辛いというか、ちょっと怖いかな」
穂苅好加:「本当に、痛かったりは無いんだよ」
大井双葉:「怖い?」
穂苅好加:「ただ、動かないなあって」
穂苅好加:「このまま治らなかったらどうしようって怖さはある」
大井双葉:「ヨシカ。だったら、」
大井双葉:「双葉のレネゲイドを使って。ヨシカの手は、みんなを笑顔にする手だから」キミの手を握る。
穂苅好加:「……」
大井双葉:「ヨシカが笑顔じゃなくちゃダメだよ」温かい両手でキミの手を覆う。
穂苅好加:手を強く握り返す。柔らかくて暖かい、小さな手。
穂苅好加:大井双葉はレネゲイドビーイングだ。吸収効率は他のメンバーから貰うよりも良いだろう。
穂苅好加:「……それ、双葉ちゃんに影響はない?」
大井双葉:「……へへ。正直わかんない」
大井双葉:「でも、双葉の人生はヨシカを笑顔にすることだから」
大井双葉:「何かあってもいいよ」
穂苅好加:手を離して、双葉ちゃんに視線を合わせて抱き寄せる。
穂苅好加:「……ありがとう、双葉ちゃん」
大井双葉:「わっ」
GM:《封印の楔》を解除するためには誰か1人のキャラクターを対象に選んで〈RC〉で難易度8の判定を行う必要があります。
GM:ロイスを結んでいる対象に行う場合は、判定に+2dのボーナスが得られます。
GM:もし失敗してもエネミーエフェクト自体は解除されますが、対象はレネゲイドウイルスを奪われたことで今後衰弱状態に陥ります。
穂苅好加:私を笑顔にするのが双葉ちゃんの人生。そんな寂しいことを言わないで欲しい、もっと自分の為に生きて欲しい……でも、それでも、それがとてつもなく嬉しく感じてしまう。
穂苅好加:大井双葉を対象に解除判定を行いたいです
大井双葉:「ヨシカ。双葉のきもち、たくさんあげるからね」ぎゅっとキミの体を抱きしめ返す。
GM:では、判定をどうぞ。
穂苅好加:直前にGR:"喰らい育つ槍(グローランス)"をタイタス化、昇華。GRロイスの効果を使用し、達成値を+15します
GM:……!
穂苅好加:4dx+17>=8
DoubleCross : (4DX10+17>=8) → 10[1,3,7,10]+7[7]+17 → 34 → 成功

GM:見事!
GM:では、双葉には傷一つ付けることなく、キミは彼女のレネゲイドウイルスだけを取り込むことができます。
穂苅好加:「……粒子(レネゲイド)、収斂(コンバージェント)」 一言呟く。
穂苅好加:レネゲイドの吸収は"喰らい育つ槍(グローランス)"で慣れている。大井双葉から因子を借り受けたこともある。
GM:双葉は安らいだ表情で目をつむる。
穂苅好加:だったらそれは、当然できて然るべきだ。
穂苅好加:「……ん、終わったよ双葉ちゃん」 笑顔で声を掛ける
大井双葉:「なんともないって信じてた」目を開けて微笑む。
穂苅好加:「それは良かった」 もう一度軽く抱きしめてから離す
大井双葉:「双葉のパワー、持っていってね!」
GM:双葉はフラフラと倒れ、ベッドに腰かける。
穂苅好加:「うん!……えー……皆さん長々とゴメンナサイ」 振り向き
穂苅好加:「UGNイリーガル、"アサルト"穂苅好加、完全復帰です!」 ビシッと左腕で敬礼
難波蜜雪:二人の様子を見つめ、目を閉じて首を横に振る
難波蜜雪:「おかえりなさい、穂苅さん」
難波蜜雪:「……お二人とも、いいご友人を持ちましたね」
浜枕幸:「回復おめでとうございます」
穂苅好加:「ありがとう、蜜雪さん。錫日ちゃんの方は私の能力ではどうしようもないから、十文字さんを何とかするしかないと思う」
穂苅好加:「ごめんね」
難波蜜雪:「いえ、全ては私が無力であるが故」
上木錫日:「難波先輩」松葉杖をついた上木が難波さんにゆっくり歩み寄ってくる。
難波蜜雪:「何かありましたか?」
上木錫日:「ボクの足のことならそんなに気にしないでください。元々ないものなんですから」
難波蜜雪:「気にせずいられると思いますか?」
上木錫日:「危険ですよ。分かってるんですか?」
難波蜜雪:「心配してくれるんですか? 今日は……優しいじゃないですか」
上木錫日:「……ボクのために先輩が危険を犯す必要はないって言ってるんです」
難波蜜雪:「馬鹿」
難波蜜雪:「私のためでもあります」
上木錫日:「な、何がですか」
難波蜜雪:「あなたに失う痛みを二度も与えたことも許せませんが」
難波蜜雪:「リバースエンドの人を舐めたあの態度が何より気にくわねぇもんで」
上木錫日:「ふふ。そうですか。なら、お好きにどうぞ」
難波蜜雪:「だから気にしないでいい。止めるくらいなら一緒に来なよ」
難波蜜雪:「特等席でいいもん見せて差し上げよう」
上木錫日:「先輩の足手まといにはなりたくありませんので」
上木錫日:「帰ってきたらボクだけに見せてください」
GM:上木は松葉杖を置いて近くのベッドに座る。
上木錫日:「危険を感じたらちゃんと逃げてくださいね」
GM:では、その時。
GM:緊急アラートが鳴る。再び街にギゲンテスが現れたようだ。
GM:医務室のモニターには街を食い荒らそうとする巨大な怪物の姿が映る。
GM:その怪物の咆哮はどこか苦しげで、泣いているようにも聞こえる。
燦金 礼二:「……!? 来たか」
浜枕幸:「”ギゲンテス”……既に正体が割れた以上、”リバースエンド”も決着をつける気でしょう」
難波蜜雪:「行きましょうか」
浜枕幸:「彼の性分なら、自分の”実績”が直接確認できる位置にいるはずです」
難波蜜雪:上木さんの唇に指で触れて出口の方を向きます
穂苅好加:「はい!」 上着を脱ぎながら出口の方に向かう。
燦金 礼二:一瞬二度見し平静を装う
燦金 礼二:「よし……じゃあ行こうか……!」
GM:では、キミたちがギゲンテスのもとに向かったところでシーン終了だ!

GM:ロイスの調整や最後に購入したいものがあればどうぞ!
穂苅好加:先輩 難波蜜雪 誠意〇/侮蔑→先輩 難波蜜雪 誠意〇/不安
約束 ギゲンテス 〇執着/脅威→約束 十文字ユイ 〇救出/脅威

浜枕幸:穂苅 好加/P:幸せそう〇/N:苦難の道 に変更します
GM:まだ狙ってたのか
穂苅好加:シルバーハンマー買おう
穂苅好加:マイナーで2dジェネシフト
穂苅好加:やっぱ1dで
GM:だ、大丈夫か
穂苅好加:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+5[5] → 93

穂苅好加:うーん、登場侵蝕合わせてちょうどいい感じかな
穂苅好加:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[3,3,10]+4[4] → 14 → 失敗

浜枕幸:あとはそうね 難波蜜雪/P:信頼〇/N:略奪愛は避けたい でいいか
GM:どういう感情?
燦金 礼二:リバース・エンド  執着/〇不快感でロイス取得
GM:あくまでも怒りじゃないんですね
浜枕幸:購入はジュラルミンシールドで
穂苅好加:財産点足りるな、6点使って購入しよう
GM:おお
浜枕幸:《陽炎の衣》!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (96 → 99)
浜枕幸:5dx>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[3,3,3,5,10]+4[4] → 14 → 成功

穂苅好加:で、ボデマ装備しておこう
難波蜜雪:暮内に そこそこ優秀/〇殺す でとります
浜枕幸:買えた、早速装備~ ガード値6だ~
GM:すごい
浜枕幸:以上です
穂苅好加:こちらも以上
燦金 礼二:こっちはクリスタルシールドでも狙ってみましょうかね
GM:最強の盾だ
燦金 礼二:無業の影+コンセントレイトー
GM:本気じゃん!
難波蜜雪:以上
燦金 礼二:あと能力訓練も付与
燦金 礼二:8dx7+7>=25
DoubleCross : (8DX7+7>=25) → 10[3,3,4,5,8,9,9,10]+5[2,2,4,5]+7 → 22 → 失敗

燦金 礼二:財産点3点支払い成功にするよ
GM:す、すごい
GM:では、クリスタルシールドを入手です
浜枕幸:富豪
GM:全員判定が終わったので、改めてシーン終了です。
燦金 礼二:野良マフィアに譲ってもらいました
GM:野良マフィアすげえ

クライマックス:新世界へと至るため(キングダム・カム)/星を喰らうもの(ギゲンテス)

GM:では、次のシーン!
GM:クライマックスフェイズ!シーンプレイヤーは礼二くん!PCは全員登場です!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (99 → 101)
燦金 礼二:燦金 礼二(あざがね れいじ)の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (101 → 105)
難波蜜雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を8増加 (90 → 98)
穂苅好加:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94


GM:――街では《ワーディング》を展開し、暴れ回るギゲンテスの姿がある。
GM:その前に立つのはスーツ姿でスニーカーを履いた暮内・ジェシー・理人だ。
リバースエンド:「素晴らしい。これこそが新しい世界の到来だ……!」
リバースエンド:「古き世界は滅ぶ、新しい世界が生まれる……!」
GM:ギゲンテスが大きな口を開け、倒れた子供に迫る。
GM:ギゲンテスはその口を閉じようとする。
GM:が、直前で止まる。何かに必死で抗おうとしているようだ。
GM:リバースエンドは苛立った様子でギゲンテスに干渉しようと手をかざす。
リバースエンド:「忌々しいな。まだ中途半端な理性が残っているのか」
GM:その手から光が放たれようとする。
燦金 礼二:「させねえよ」
リバースエンド:「何……!?」
燦金 礼二:低いドスの効いた声が響く。それは耳に届くと同時に強烈な打撃も届けた
GM:リバースエンドは反応しきれずに衝撃で吹き飛ばされる!
リバースエンド:「この僕に攻撃を当てたのか……?」立ち上がりながら言う。
燦金 礼二:「おうともクソ野郎。テメーが街ばかり見てたからやりやすかったぜ」
燦金 礼二:「そして今殴ってはじめてわかった」
燦金 礼二:《異能の指先》
燦金 礼二:「お前の性根。お前の考え。お前の計画。すべて理解した」
燦金 礼二:「俺はお前を許さねえ。ユイを苦しめる理由としてお前の願いはあまりに小さすぎる」
リバースエンド:「ハッ、笑わせる。たった1人の命でこの星は再生するんだ」
リバースエンド:「安い犠牲じゃないか!」
燦金 礼二:「……ならお前の命を犠牲にすればよかったじゃねえか」
リバースエンド:「そんなことをしたら意味がないだろ。僕は新しい世界の英雄になるんだからね!」
燦金 礼二:「人の生を犠牲にして何が再生だ何か英雄だ。テメーの願いは叶えさせねえ」
リバースエンド:「どうしても理解できないというのなら、キミから消えてもらおう」数歩足踏みをする。
難波蜜雪:リバースエンドの動き始め、そこを狙う
難波蜜雪:ひゅう、と風が吹いた。柔らかな風だった
難波蜜雪:それが合図だった
難波蜜雪:「動くな」
リバースエンド:「……!」思わず足を止める。
穂苅好加:そこに黒い槍が突き込まれる。
燦金 礼二:手を握り覗き見たリバースエンドの記憶を観る「お前は世界を救いたいんじゃねえ……英雄になりたいってのも付加的願いだ……」
燦金 礼二:「テメーはただ研究結果を見せびらかしたいだけじゃねえか……それに合うように適当な理由並べてんじゃねえぞペテン師‼‼‼」「そんなお前に俺たちが止められるわけねえだろ!」
GM:黒い槍に阻まれ、放とうとしていた光が消える!
穂苅好加:粒子拡散・因果貫槍(いんがつらぬきのやり)、大きくなったり、鋭くなったりするわけではない
リバースエンド:「どいつもこいつも僕の邪魔を……!」
穂苅好加:ただ、"確実に当てる"という結果を貫くための攻撃
穂苅好加:「そもそも、この犠牲で平和が手に入るって言うのも」
穂苅好加:「貴方の都合のいい妄想でしょう!」 スカートを翻して着地
リバースエンド:「……お前たち馬鹿には分かるまい」
リバースエンド:「だから争いは無くならない。だらか皆が苦しみ続けるんだ!」
難波蜜雪:「五歳じゃねえんだ賢いだの馬鹿だので人を測るな」
リバースエンド:「うるさい。黙れ! この僕が、この世界で最も速く、最も賢いんだよ!」
リバースエンド:[
リバースエンド:「やれ、ギゲンテス。こいつらを食い殺せ」
GM:巨大な怪物が咆哮する。
浜枕幸:「……あの」
浜枕幸:「すみません、一応形式だけ」
リバースエンド:「……浜枕さん。キミは新しい世界の住人に相応しいと思っていたんだが」
浜枕幸:「”リバースエンド”、投降し、即刻反抗行動を止めれば手荒な真似は致しません」
浜枕幸:「大人しく拘束されてください」
リバースエンド:「そんな言葉を聞くと思うかい?」
浜枕幸:「だってもう、あなたの作戦は割れてますよ」
リバースエンド:「ここでキミたち四人が消えれば、作戦は続行可能だろ?」
浜枕幸:「今この場で私たちを倒せたとして、正体にもう辿り着かれています」
浜枕幸:「UGNには報告を済ませてます。これでも優秀なチルドレンなので」
浜枕幸:「仮に……FHも敵に回したとすると、より即時性の高い方法であなたを追い詰めますよ」
リバースエンド:「本当に優秀だな。キミは」
リバースエンド:「だったら、試してみるとしよう。僕とキミのシミュレート、どっちが正しいか」
浜枕幸:「全てから逃げきれるつもりですか、たかが愚かでのろまな四人に追いつかれているあなたが?」
リバースエンド:「逃げ切るさ、キミたち四人を殺したら。僕は誰よりも早い」
浜枕幸:「……そうですか」
穂苅好加:「うーん、どうも自分に都合のいいことを軸に物事を考える癖があるみたい」
穂苅好加:「それじゃあシミュレートもたかが知れてるね」 冷笑。
穂苅好加:いつになく怒っている。
リバースエンド:「何でもいいさ。キミたちはここで終わりだ」
GM:リバースエンドは禍々しい閃光を放つ。キミたちは体内のレネゲイドを揺さぶられる!
浜枕幸:「残念です。早さと賢さは結構……彼我の”強さ”の話はあえてしていなかったのですが」
リバースエンド:「僕も残念だ。キミみたいな子を殺さなきゃいけないのはね」
GM:衝動判定だ!〈意志〉で難易度は9!
浜枕幸:やれやれ……素振りだぜ
燦金 礼二:5dx+3>=9 意思
DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 9[4,4,8,8,9]+3 → 12 → 成功

浜枕幸:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[2,10,10]+4[4,4] → 14 → 成功

難波蜜雪:4dx+4>=9 思い出の一品
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 10[2,5,10,10]+8[1,8]+4 → 22 → 成功

穂苅好加:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[5,6,6,8] → 8 → 失敗

穂苅好加:オギャ
GM:惜しい
浜枕幸:皆さん燃えてる……穂苅さん!
GM:では、ヨシカさんだけ暴走!
GM:全員侵蝕率を2d10上げてください!
燦金 礼二:2d10+105
DoubleCross : (2D10+105) → 12[4,8]+105 → 117

穂苅好加:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+14[8,6] → 108

難波蜜雪:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[6,10] → 16

難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を16増加 (98 → 114)
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (101 → 115)
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (115 → 126)
浜枕幸:あ、下げとこ
GM:あっ、下げて下げて
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!!」巨大な怪物が咆哮する!
リバースエンド:「さあ、新しい世界の到来だ!」
GM:ここからクライマックス戦闘に入ります!
GM:エネミーはリバースエンドとギゲンテスの二体。リバースエンドは行動値19、ギゲンテスは行動値9です。
GM:キミたちは全員が同一エンゲージで、5メートル先にリバースエンドとギゲンテスのエンゲージがあります。
GM:また、この戦闘では、リバースエンドの「Eロイス:予告された終焉」と「Eロイス:傲慢な理想」×3が使用されています。
GM:2ラウンド目のクリンナッププロセスにこれらのEロイスの効果によって半径100キロが吹き飛びます。
浜枕幸:あれま~~~
穂苅好加:2R目!
GM:ここでは、ギゲンテスを一度でも戦闘不能にした後で、十文字ユイに対してロイスを持っているPCが〈白兵〉か〈意志〉で判定を行うことで十文字ユイを助け出すことができます。
燦金 礼二:おー
穂苅好加:この判定はオート?メジャー?
GM:十文字ユイを助けられれば、そのEロイスの効果も発揮されません。
GM:この判定はイニシアチブプロセスに行うことができ、〈白兵〉の場合は難易度30、〈意志〉の場合は難易度20です。
穂苅好加:なるほどね
GM:また、Eロイスが一つ解除されるごとに難易度は3ずつ低下します。
穂苅好加:おー
燦金 礼二:それは助かりますわ難波さんの活躍に期待
GM:説明はこんなところ!
GM:では、早速ラウンド進行を開始していきましょう!
GM:1ラウンド目
GM:まずはセットアップから
GM:何かある人は宣言をどうぞ
GM:ギゲンテスはなし
燦金 礼二:なしです
浜枕幸:ゆっくりします
穂苅好加:オート:第一起動(スタートアップ) ウェポンケースから混沌なる者の槍装備、器物使いで融合。ダイス+3、攻撃力12 G9
GM:リバースエンドは《幻影の騎士団》を使用。ラウンド中の攻撃力を上げます。
難波蜜雪:ないです
穂苅好加:セットアップ:第二励起(セカンド・ライジング) 尾を喰らう蛇2+背徳の理2 HP-1d10、+4d
穂苅好加:30-1d10 108→115 
DoubleCross : (30-1D10) → 30-7[7] → 23

穂苅好加:以上!
GM:では、セットアップはこれで終了。
GM:まずは
GM:行動値19のリバースエンドの番から。
GM:マイナーで《バトルビート》を使用
GM:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《振動球》+《光の手》+《破壊の光》+《滅びの光》+《空を断つ光》を使用して攻撃します
GM:シーン攻撃。対象は四人全員です。
浜枕幸:あびゃ~
難波蜜雪:やってやろうじゃねえかよこの野郎!
燦金 礼二:甘んじて受けるぜこの野郎!
GM:吹き飛びな!
穂苅好加:こちとら最大18点軽減じゃい!まあ暴走してるから10点は軽減できないけど……
GM:14dx7+3
DoubleCross : (14DX7+3) → 10[1,1,1,3,3,3,4,4,4,5,7,7,8,10]+10[2,4,6,10]+1[1]+3 → 24

GM:命中の達成値は
GM:24です。リアクションどうぞ!
穂苅好加:暴走リア不
燦金 礼二:ガード!
難波蜜雪:どっじ
浜枕幸:振動球あるから装甲無視か、ドッジワンチャン
難波蜜雪:6dx+1>=24
DoubleCross : (6DX10+1>=24) → 7[2,2,3,6,6,7]+1 → 8 → 失敗

GM:残念
難波蜜雪:おクソですわ
浜枕幸:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,2,4,5,5,7,10]+7[7]+1 → 18

GM:結構回った
浜枕幸:あっ回ってる
GM:でも、残念
GM:ダメージいきます
GM:27+3d10
DoubleCross : (27+3D10) → 27+13[2,4,7] → 40

GM:40点。装甲無視です。
難波蜜雪:死
難波蜜雪:暮内へのロイスを昇華して復活
燦金 礼二:12点軽減 被弾28点 残りHP4 生存
穂苅好加:え~っどうしよう……
GM:生きてる!?
穂苅好加:ちょっと待って……
浜枕幸:死!私も暮内さんのロイス切って復活です
浜枕幸:HP14
穂苅好加:うーん……やめておこう
穂苅好加:死んで難波さんのロイス切って復活
GM:では、攻撃演出いきます
GM:リバースエンドは数歩足踏みをする。
GM:その姿が搔き消える。
リバースエンド:「ここで消えろ。僕の計画を邪魔した報いだ」
GM:次の瞬間、眩い光がキミたちを襲い、その体を切り裂く!
難波蜜雪:血を吐き、倒れそうになるが折れそうになる膝を殴る
穂苅好加:「鱗甲唐笠……!」 咄嗟に身を庇うが、間に合っていない。
難波蜜雪:「この程度で……止まるはずがないだろう……!」
浜枕幸:「げほ……女性に手をあげるなんて」
浜枕幸:「最低ですよ」円匙を構え直す。
燦金 礼二:「そうともよ」血を流してはいるが一歩に帆と前へ進む「テメェの計画砕くまで倒れてられるかってんだ」
リバースエンド:「くだらん。ギゲンテス、こいつらを潰せ!」
GM:リバースエンドはこれで終了。
GM:ここでギゲンテスが《加速する刻》を使用して割り込みます。
GM:マイナーで《完全獣化》+《巨神獣化》+《骨の剣》を使用
GM:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《伸縮腕》+《パワースイング》+《シャドースクラッチ》+《猛り喰らうもの》+《原初の赤:ポイズンフォッグ》を使用
GM:範囲(選択)で四人に攻撃します
浜枕幸:おっ
GM:命中判定いきますねー
浜枕幸:《ミスディレクション》!
浜枕幸:範囲:選択を単体に変更してください!
GM:何!?
GM:クソー!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を5(→ 5)増加 (115 → 120)
GM:では、攻撃の対象は礼二くん!
浜枕幸:よし
穂苅好加:渡しを狙って
GM:狙われたいの!?
穂苅好加:捕食で攻撃力上げたさが出てしまった……
GM:じゃあ、ギゲンテスはメインの手番もあるし、ヨシカさんを狙ってあげましょう
穂苅好加:あっやった~ありがとうございます
GM:命中判定いきます
GM:18dx7+3
DoubleCross : (18DX7+3) → 10[1,3,3,3,4,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,9,9,9]+10[2,3,6,6,8]+2[2]+3 → 25

GM:達成値は25です
穂苅好加:ガードします。装甲8、G10
GM:ダメージいきます
GM:28+4d10
DoubleCross : (28+4D10) → 28+31[4,10,8,9] → 59

GM:59点。装甲有効!
GM:ダメージダイスがいい
穂苅好加:異世界の因子で伸縮腕コピー
穂苅好加:115→120
穂苅好加:で120になったので異形の捕食者使用
GM:ちょうど120!
穂苅好加:オート:第三到達点(サード・リミテッド)→第四限界点突破 侵蝕120→126 ダメージ-4d
穂苅好加:59-4d10
DoubleCross : (59-4D10) → 59-20[7,10,2,1] → 39

穂苅好加:シーン間攻撃力+20、装甲ガード値で18防いで21……死ぬわ!
GM:めっちゃ攻撃力上がるやんけ!
穂苅好加:双葉ちゃんのロイスをタイタス昇華して復活、礼二さんのロイスをタイタス昇華して暴走解除します
穂苅好加:礼二くんのはロイスはロイスのままにしておきます!
GM:されます!
燦金 礼二:されました!
GM:では、攻撃演出いきます
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……!」
GM:ギゲンテスは咆哮すると影をまとった巨大な腕を振り上げる!
浜枕幸:「ふぅ……」
浜枕幸:上を向き、息を吹き出す。呼気が薄い靄のようになり、光を反射して輝く。
浜枕幸:「視点が上からしかないのなら、いっそ楽ですね」
GM:巨大な腕は目標を逸れ、ヨシカさんだけを押し潰そうとする!
浜枕幸:浜枕幸の能力は、呼気に迷宮の虚像を映し出すことにある。薄く広がった幻影が、地上の姿を隠す。
GM:ギゲンテスは他の三人を捉えることができていない。
浜枕幸:(こちらからの視界は通りますが、偶然狙われたら避けられませんね)
GM:力任せに大きな腕を振り下ろす!
穂苅好加:「粒子収斂(レネゲイド・コンバージェント)────第三到達点突破(サード・リミテッド・オーバー)────くぅぅううううううう!」
穂苅好加:槍を上に振り上げ、攻撃を防ぐ。直上からの攻撃は逸らす先がない
穂苅好加:「ち、から、任せは……分が悪っ……!」
穂苅好加:バキリ、と音がして"喰らい育つ槍"が割れ
穂苅好加:「嘘ッ⁉吸収限界……」
穂苅好加:そのまま、腕に押しつぶされる。
GM:ヨシカさんを叩き潰すとギゲンテスは咆哮する。
GM:行動終了。
GM:次は行動値9のヨシカさんの番です。
穂苅好加:イクゾッ
穂苅好加:マイナーで暴走解除
穂苅好加:原初の赤:巨人の斧+コンセントレイト:ウロボロス+伸縮腕 侵蝕+8
穂苅好加:14(4+3+3+4-2+3-1)dx7 攻撃力+24(12+12)+20 こうか
DoubleCross : (1414DX7) → 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,3,4,6,7,9,10]+10[2,5,9]+10[7]+10[8]+5[5] → 95
穂苅好加:ウワ―ッ
穂苅好加:ミスった
GM:すごいミスw
穂苅好加:1414dふっちゃった
穂苅好加:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,8]+2[2] → 12

穂苅好加:ほらね!!!
穂苅好加:もーーーーー
穂苅好加:礼二くんのロイスをタイタス昇華して達成値+1d10します……
穂苅好加:1d10+12
DoubleCross : (1D10+12) → 5[5]+12 → 17

穂苅好加:ぐええええ
GM:大丈夫!こいつドッジできないよ!
穂苅好加:そうとはね……達成値は17です
GM:《巨神獣火》してるのでドッジができない。
GM:巻き戻してもいいですが
穂苅好加:ま、巻き戻しちゃおっかな……ありがとうございます
穂苅好加:12です
GM:OK!では、達成値12で
GM:ギゲンテスは骨の剣でガードします。
穂苅好加:2d10+44
DoubleCross : (2D10+44) → 14[6,8]+44 → 58

穂苅好加:こっちはなかなか!
GM:いい出目……!
GM:かなりHPを持っていかれた……!
GM:まだ健在ではあります
GM:攻撃演出どうぞ!
浜枕幸:「……狙われたら……」目の前に振り下ろされた腕と、その下敷きになった少女を見つめて。
浜枕幸:「……大丈夫ですか、穂苅さん」
GM:地面が砕かれ、土煙が舞う。
穂苅好加:返事はない。答える少女は物言わぬ肉塊となっている。
穂苅好加:なっていた。少女は"あの世へ行った(gone to kingdom come)"。そのはずだった。
穂苅好加:どろり、とその肉体が影の中に消え、攻撃をした"ギゲンテス"からレネゲイドが喰われていく。
穂苅好加:土煙が晴れ、そこから少女の姿が現れる。
ギゲンテス:「…………!」
穂苅好加:「────第四限界点(デッドライン)、突破……!」
穂苅好加:「"栄光掴む槍(グローリーランス)"ッッ!!!」
穂苅好加:少女の持つ槍が、どんどんと大きくなっていく。
リバースエンド:「あの力、何だ……!?プロジェクトアダムカドモンのデータでも見たことがない……!」
穂苅好加:「喰らい、つくせぇーっ!」
穂苅好加:そのまま槍を突き出す!
ギゲンテス:「グオオオオオオッ……!」
GM:ギゲンテスの巨大が吹き飛ぶ!
GM:軽々と吹き飛んだ怪物の巨体は辛うじて起き上がる!
GM:では、次は行動値9のギゲンテスの手番!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《伸縮腕》+《パワースイング》+《シャドースクラッチ》を使用
GM:攻撃対象は礼二くん!
GM:命中判定いきます!
GM:18dx7+3
DoubleCross : (18DX7+3) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,8,8,10]+10[3,4,7]+10[10]+10[8]+10[9]+10[10]+10[9]+6[6]+3 → 79

燦金 礼二:???高くないですかね
GM:た、達成値は79です
GM:た、高いですね
燦金 礼二:おこなのユイさん。ごめんね遅れて……ガードですわ
GM:では、ダメージ
GM:28+8d10
DoubleCross : (28+8D10) → 28+45[9,7,4,5,4,6,3,7] → 73

GM:73点。装甲有効。
燦金 礼二:装甲G値合計22点軽減 喰らうのは51点 残りHP4 死!!
GM:やったー!
燦金 礼二:ゆーじーえぬのロイスを切って復活しますHP15
燦金 礼二:よろこばないの!
GM:倒れていたギゲンテスが起き上がると、キミの目の前に迫る。
GM:大きな口がキミの眼前で開かれる。
GM:鋭い牙を持った口がキミの体を噛み砕く!
燦金 礼二:「ッ!!?」
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……!」獣は苦しげに鳴く。
燦金 礼二:「……あぁ我慢しているのか。悪いな、もうちょっとだけ待ってくれよな」
GM:では、ギゲンテスの番はこれで終了。
燦金 礼二:力技で口を押し開き脱出を図る「すぐに助け出してやるからよお。お前の綺麗に行きたいって願いは曲げさせねえよ!」
ギゲンテス:「…………」
GM:次は行動値7の浜枕さんの番です!
浜枕幸:はい!
浜枕幸:マイナーでコンボ:『逃水』。《陽炎の衣》+《ハンティングスタイル》!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を4(→ 4)増加 (120 → 124)
浜枕幸:隠密状態になりギゲンテスにエンゲージします。そしてオートでウェポンケースからブーストアーマーを装備。
浜枕幸:メジャーでコンボ『不知火』 《コンセントレイト》+《見えざる死神》+《デスストーカー》
GM:こっち来たか!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を6(→ 6)増加 (124 → 130)
浜枕幸:12dx7+1
DoubleCross : (12DX7+1) → 10[1,2,2,3,3,6,6,6,8,8,9,10]+10[2,2,9,10]+2[1,2]+1 → 23

浜枕幸:ドッジされないらしいからダメージ行っていいんです?
GM:どうぞ!
浜枕幸:3d10+43  それっ
DoubleCross : (3D10+43) → 10[7,1,2]+43 → 53

GM:つ、強い……!
浜枕幸:フォールンアックスの効果発動!
GM:何!?
浜枕幸:1、2のダメージダイスを振りなおします!
浜枕幸:2d10
DoubleCross : (2D10) → 5[2,3] → 5

浜枕幸:は?
GM:上がってはいるので……
浜枕幸:ダメージは2点増えた! 55点!
穂苅好加:ナカーマ
GM:強いな……!
GM:では、そのダメージでギゲンテスは一度戦闘不能になります!
浜枕幸:浜枕幸の侵蝕率を2(→ 2)増加 (130 → 132)
GM:攻撃演出どうぞ
浜枕幸:「………さて」
浜枕幸:巨大な”ギゲンテス”の頭部が、地上にいる燦金さんの身体を噛み砕いた。
浜枕幸:それは通常よりは低い位置にあると言う事であるが……それでも雑居ビルよりはゆうに高い。
浜枕幸:その”頭上”から、声が響く。
ギゲンテス:「…………!」
浜枕幸:「穂苅さんと燦金さんが隙を作ってくれました」
浜枕幸:響くのは声だけだ。姿は無い。
浜枕幸:「ならば、活かさなくては」
浜枕幸:声はどんどん接近している。
GM:怪物は声に反応して頭をもたげる。
浜枕幸:「十文字さん。お眠りください」
浜枕幸:顔をもたげたその前で、空間が歪む。
ギゲンテス:「…………!」
浜枕幸:それまで何もなかったはずの空間から、円匙が突き出され、
浜枕幸:”ギゲンテス”の眼窩を深々と抉る。
浜枕幸:「ふぅーっ……」
GM:瞳を大きく貫かれ、鮮血を噴き出す!
浜枕幸:呼気を吐き出し、頭を振られる勢いに任せて跳ぶ。
GM:怪物は雄叫びをあげながらその場に倒れる!
浜枕幸:薄く張られた迷宮の幻影、その一部に再び、紛れて消える。
GM:ギゲンテスは《魔獣の証》を使用。戦闘不能を回復。あとはいつでも救出の判定を行えるようになります。
GM:怪物はフラフラと立ち上がる。見えていない目で遠くを見つめて吠える。
リバースエンド:「ふん、好きにやりたまえ。トドメを刺した時が全ての終わりだ」
GM:では、次は行動値6の難波さんの番です
難波蜜雪:オートで鬼切りを装備
難波蜜雪:マイナーで移動して相手にエンゲージ
難波蜜雪:メジャー コンボ:《加虐の本性》 《コンセントレイト》《風鳴りの爪》《援護の風》《ウィンドブレス》《浸透撃》《リミットリリース》
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を17増加 (114 → 131)
難波蜜雪:対象はリバースエンド ガード不能です
GM:ガード不能!?
GM:め、命中どうぞ
難波蜜雪:15dx6+24
DoubleCross : (15DX6+24) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,6,7,8,8,8,9,10]+10[1,1,5,5,5,7,7]+2[2,2]+24 → 46

難波蜜雪:思ったよりやな
GM:高い……!
GM:ドッジを宣言!
GM:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 9[2,4,5,8,9]+2 → 11

GM:全然ダメ!
GM:ダメージどうぞ
難波蜜雪:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 21[5,3,5,2,6]+10 → 31

難波蜜雪:2と3を振り直し
難波蜜雪:26+2d10
DoubleCross : (26+2D10) → 26+4[3,1] → 30

難波蜜雪:下がってるやん
GM:やる……!
GM:半分以上HPを持ってかれた……!
GM:演出どうぞ!
難波蜜雪:目を閉じ、自分に唇に指をあてる
難波蜜雪:今回は良くなかった
難波蜜雪:デートは駄目になった、敵を取り逃した、速さで負け続け、上木を癒すことも出来ない
難波蜜雪:難波蜜雪はジャームが嫌いだ、だが自分の事はもっと嫌いだ
難波蜜雪:「……きっちり、差して終わらせる」
リバースエンド:「ふん、お前の速さで僕についてこられるものか」
GM:リバースエンドは数歩足踏みをする。その体が加速する。
難波蜜雪:パンッ、と乾いた音がして接近した難波の蹴り足が相手の体に到達する
難波蜜雪:引き裂かれたズボンと筋肉
難波蜜雪:音の正体、空気の壁。即ち、音速越えの証明であった
リバースエンド:「これは……!?」
難波蜜雪:「自分の事ばかり愛するお前に他人を思いやって強くなるのは理解できんだろうよ」
難波蜜雪:再び音が鳴る、姿が消えリバースエンドの背後から「こっちだよ」
リバースエンド:「何……!?」
GM:声の方に振り向く。
難波蜜雪:振り返ると同時、敵の喉笛に小太刀を突き刺した
難波蜜雪:「さ・よ・お・な・ら。最速の世界、だ」
リバースエンド:「がっ……ッ!?」
リバースエンド:「かはっ……バカな……こんなことが……!」
難波蜜雪:刺す、蹴る、ただ単純なそれを暴風のように叩き込み続ける!
GM:リバースエンドは血を吐きながらも立ち上がる!
GM:次は行動値2の燦金さんの番!
リバースエンド:「なぜだ……!僕の計画がこんなところで狂うはずが……!」
難波蜜雪:Eロイスの予告された終焉を切ろうかな
燦金 礼二:続いてイニシアティブ。救出に入ります!
GM:OK!
GM:判定は〈白兵〉か〈意志〉です
GM:〈白兵〉なら難易度27、〈意志〉なら難易度17です
燦金 礼二:ならば意思で判定しましょうかね。目標値は17
燦金 礼二:エフェクト無形の影+コンセントレイトで判定!
燦金 礼二:あ、マイナーアクションって使えますか?
GM:いいですよ
燦金 礼二:ついでに完全獣化します!
GM:では、判定どうぞ
燦金 礼二:14dx7+3>=17
DoubleCross : (14DX7+3>=17) → 10[1,4,4,4,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,2,3,4,5,6,9,10]+3[2,3]+3 → 26 → 成功

GM:お見事……!
GM:キミは暴走した十文字ユイを助け出すことができます!
燦金 礼二:よかったー!失敗したら格好付きませんよ
燦金 礼二:演出貰っても良い?
GM:どうぞ!
GM:ギゲンテスは潰れた目で遠くを見て唸っている。
燦金 礼二:わい
燦金 礼二:怪物の咆哮が街に響く。
燦金 礼二:見下ろせばUGNの戦う姿。ビル風は強く吹き抜ける。
燦金 礼二:「うわっとと」気の抜ける男の声がギゲンテスの耳に届く。
燦金 礼二:その声の主はギゲンテスの肩の上に乗っていた。
燦金 礼二:「よぉ元気か」
ギゲンテス:「グウウウウウウッ……」
燦金 礼二:下を見下ろし仲間たちを見る「すげえだろ。お前を助けるために協力してくれたんだぜ」
ギゲンテス:「…………」
燦金 礼二:その巨体に触れ《異能の指先》を使用し、その巨体のコア【十文字ユイ】を探す
燦金 礼二:「さっきは無理やり口から抜け出して悪かったなぁ」
燦金 礼二:「でもよぉ、お前が衝動に抗ってるんだ。その想いを無駄にするような……安易な甘えなんて与えれるわけねえだろ……」
燦金 礼二:「ユイ、お前に誰も食わせねえし誰も傷つけさせねえ。それを俺が許さねえ」
ギゲンテス:「…………!」
燦金 礼二:「だから応えろ……助けてと、俺を呼べ!」
GM:怪物の肩の上で、影が少女の姿に変わる。
十文字ユイ:「ねえ、燦金くん。困った時に助けてくれるって話、まだ有効かな」
十文字ユイ:「私、今が一番困ってるんだ」
十文字ユイ:「お願い。助けて!!」
GM:叫ぶと同時にその影は消える。
燦金 礼二:「……ちゃんと覚えていたのか……ああ有効だ。俺はどんな時でもお前を助ける!」
燦金 礼二:神経接続。ギゲンテスに力を加えその影の力の源を探し当てる。
GM:キミは、少女の熱を確かに感じ取る。
燦金 礼二:「ここか!」
燦金 礼二:瞬間的獣化。巨体の表皮を焼き切りその熱を、十文字ユイを引きずり出す
GM:怪物の体が引き裂かれ、中心部にあった少女の姿が露わになる!
GM:キミのもとに少女の体が引き寄せられる。
燦金 礼二:「げほっ……待たせちまったか?ユイ」
GM:巨大な怪物はゆっくりと姿を消していく。
十文字ユイ:「……ううん。私も今来たとこだよ」冗談っぽく言って笑う。
十文字ユイ:「ありがとう、燦金くん。燦金くんの声があったから、自分でいられたよ」
燦金 礼二:「上等、ならいつもの放課後みてぇに寄り道でもするとしますか」
リバースエンド:「バカな……!こんなことがあるはずが……!」顔色を変えて叫ぶ。
燦金 礼二:「へ……そんな照れくさい言葉いつの間に吐ける様になったんだ?」
十文字ユイ:「私だって恥ずかしいんだよ!」腕の中で暴れる。
燦金 礼二:「暴れるな暴れるな。ただでさえ足場が悪いんだ。……よく我慢したな偉いぞ」
燦金 礼二:胸に引き寄せ頭をなでる。
十文字ユイ:「ちょっと。子供扱いはダメだよ」
十文字ユイ:「私にも撫でさせろ!」手を伸ばす。
リバースエンド:「僕の計画が狂うはずがない……!そうだ、お前たちを始末して計画のやり直しだ!」
十文字ユイ:「……燦金くん。もう一仕事、残ってるみたいだよ」
燦金 礼二:「はいはい」素直に撫でさせ気を取り戻す「あぁ……今日の放課後の決闘先だな。」
十文字ユイ:「バッチリ記録に残しておくからね」スマホのカメラを取り出す。
燦金 礼二:「あぁ決めた。次に殴るのはあいつだ」リバースエンドを見下ろし指をさす
十文字ユイ:「私の分も頼んだ。行って来い、燦金くん!」キミの肩を叩く。
燦金 礼二:「それじゃあ待っててくれや」ユイを近場のビルの屋上に下し改めて向き直る。
燦金 礼二:「さぁ待たせたなリバースエンド。お前の計画を正面からぶっ潰してやるよ」
リバースエンド:「ふざけるな。お前は僕の計画のコマだ!」
リバースエンド:「それを図に乗りやがって……!」
GM:改めて行動値2の礼二くんの番です!
燦金 礼二:おっしゃあーいくぞおらー
燦金 礼二:マイナーアクション白熱 素手データを変更
燦金 礼二:メジャーアクション シャドーテンタクルス+コンセントレイト:ウロボロス+神獣撃+暴食の神蛇で攻撃!
GM:命中判定どうぞ!
燦金 礼二:判定直前能力訓練も入れて判定します!
燦金 礼二:14dx7+9
DoubleCross : (14DX7+9) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,6,7,8,8,9,10]+10[4,6,9,9,9]+10[4,6,7]+3[3]+9 → 42

GM:高い……!
GM:ドッジを宣言!
GM:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 9[2,4,6,9,9]+2 → 11

GM:無理……!
GM:ダメージどうぞ!
燦金 礼二:10d10+13
DoubleCross : (10D10+13) → 53[2,8,7,9,7,8,4,2,3,3]+13 → 66

GM:うむ……、
GM:その攻撃でリバースエンドは完全に戦闘不能になります!
GM:攻撃演出どうぞ!
燦金 礼二:背を押され。その身をビルより投げ出し、腕のベルトを解き遺産を開放する。
燦金 礼二:その炎は礼二を中心に8つの影を作り出し、最後に大きな影法師を一つ
燦金 礼二:いいやそれは影ではない。影からいずる巨大な焔。角を生やした魔人。礼二のキュマイラ因子に眠る怪物。
燦金 礼二:炎の魔人は礼二覆いかぶさり一体となる。その力は一点、拳に集中し、消える。
リバースエンド:「こんな攻撃など……!」
燦金 礼二:「待たせたな、これがお前の計画を砕く一撃……」
十文字ユイ:「行け、燦金くん!」叫ぶ。
燦金 礼二:「(……起源開放__ラース) ただの……怒りの拳だ!!」
リバースエンド:「そんな単純な攻撃で……!」
GM:リバースエンドは光を迸らせ、避けようと試みる。
燦金 礼二:光の使えば影。彼の足元に影の帯がまとわりつく
リバースエンド:「これは……!」
燦金 礼二:「逃がさねえ!」
燦金 礼二:右の拳がリバースエンドの眼前に迫り胸ぐらをつかむ
リバースエンド:「くっ、まさか……こんなやつに……!」
燦金 礼二:続けて柔術で身を倒し頭を地面につけさせる
リバースエンド:「……!」
燦金 礼二:「さぁ、これで終わりにしようか!」左手には最大級の炎と巨大な拳
燦金 礼二:拳は白い光を数瞬放ち。地面へと落ちた。
GM:地面に大きな亀裂が走る!
GM:リバースエンドは叩き潰され、一瞬で昏倒する!
燦金 礼二:立ち上がりリバースエンドの顔面から拳を引き抜く
十文字ユイ:スマホのカメラのシャッターを切る。
燦金 礼二:「最後まで観たけどよぉ。お前の考え、ミリもわかんなかったわ」
燦金 礼二:吐き捨てるように言葉を紡ぎ、去る
十文字ユイ:「綺麗なもの、ちゃんと撮れたよ」
GM:では、クライマックス戦闘はこれで終了だ
GM:キミたちの勝利です!!
GM:では、クライマックスフェイズは終了。

バックトラック

GM:ここからはバックトラックに入ります
GM:今回のEロイスは6つ!
GM:まず6dを振るかどうか決めてください
穂苅好加:当然振るよー
燦金 礼二:ふりまーす
難波蜜雪:ふっときまーす
難波蜜雪:131-6d10
DoubleCross : (131-6D10) → 131-33[4,5,5,7,3,9] → 98

浜枕幸:まあ振りますか
燦金 礼二:142-6d10
DoubleCross : (142-6D10) → 142-41[7,5,9,9,5,6] → 101

穂苅好加:132-6d10
DoubleCross : (132-6D10) → 132-47[8,6,9,10,10,4] → 85

浜枕幸:132-6d10
DoubleCross : (132-6D10) → 132-32[3,4,5,8,4,8] → 100

GM:あとは残ったロイスの数だけ侵蝕率を減らすのだよー
穂苅好加:帰ってきた
燦金 礼二:101-5d10 帰還よーー
DoubleCross : (101-5D10) → 101-26[1,7,3,9,6] → 75

穂苅好加:85-3d10 
DoubleCross : (85-3D10) → 85-18[6,4,8] → 67

難波蜜雪:98-5d10 等倍
DoubleCross : (98-5D10) → 98-28[9,3,3,10,3] → 70

浜枕幸:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-31[7,3,10,1,10] → 69

穂苅好加:4点
難波蜜雪:4点
浜枕幸:4点
GM:皆さん、無事に帰還ですね
GM:おめでとうございます!
燦金 礼二:5点
GM:では、バックトラックはこれで終了です。
GM:次からはいよいよエンディングに入っていきますよ!

エンディング1「……好きだよ、錫日さん」

GM:それでは、ここからはエンディングフェイズに入っていきます。
GM:まずは、難波さんのエンディングからです。
GM:難波さんのエンディングは、今回の事件の影響で一日だけ入院することになった上木のお見舞いに行くシーンになります。
難波蜜雪:はい!
GM:UGN傘下の病院。ある病室。
GM:事件は無事に解決し、街も急速に元に戻った。
GM:しかし、キミの後輩の上木は、義足の調整が必要とのことで、UGN傘下の病院で一日だけ入院を余儀なくされていた。
GM:キミは、その病室にお見舞いにやってきていた。
難波蜜雪:鬼切りの小太刀で林檎を兎の形に剥いている
GM:UGN傘下の病院だけあって病室は個室のようだ。
難波蜜雪:「力、戻って良かったです」
上木錫日:「義足の調整は必要らしいですけどね。レネゲイドの接続が一度切れてしまったので」
GM:少し日焼けしたツインテールの少女は病院着を着た姿でベッドに腰かけている。
GM:義足を外しており、左足のある箇所はぽっかりと空いていた。
上木錫日:「それにしても、ボクだけ怖い時の先輩を見れませんでしたね。残念です」
難波蜜雪:空白のある体見ると心が痛む
難波蜜雪:結果として、あの場であの大物を殺せなかったのは良きことではあったが
難波蜜雪:自身の無力を見せられているようで……そして、自分の中にあるものの揺らぎも感じて
難波蜜雪:「……見に来れば良かったのに」
上木錫日:「ボク、先輩に一つ謝らないといけないことがありまして」
難波蜜雪:「?」
上木錫日:「見にいかなかったの、足手まといになるのが嫌だからって言ったんですけどあれは半分嘘なんです」
上木錫日:「本当は、戦いの場に出るのが怖くなってしまって」
難波蜜雪:「それは力を奪われたから?」
上木錫日:「それだけじゃないです」遠くの方を見ながら言う。
上木錫日:「足が動かなくなって……つい事故のことを思い出して。そうしたら、体が震えて動かなくなっちゃいました」笑って言う。
上木錫日:「いつも生意気なことばっかり言ってる癖に情けないですよね」
難波蜜雪:「いえ……そう、ですか」
難波蜜雪:腕を伸ばし、その体を抱きしめる
難波蜜雪:「ごめんなさい」
上木錫日:「……どうして先輩が謝るんですか」
難波蜜雪:「私はいつも遅きに失する。助けるべきものを助けられず、取りこぼす」
上木錫日:「別にケガしたわけじゃないですし、謝る必要なんかないですよ」
上木錫日:「というか、避けきれなかったのは単純にボクのミスですし」
難波蜜雪:「それでも、俺は自分のことを恨まざるおえないよ」
難波蜜雪:前線に立つ者は盾であり剣だ。難波は攻めることばかりで後ろに立つものを守れない
難波蜜雪:「いつも……自分のことばかり」
難波蜜雪:「惚れてもらうなど、とても」
上木錫日:「はあ。そうですか。本当に不器用ですね、先輩は」その体を優しく抱き返す。
上木錫日:「怖い先輩も見られなかったですし、確かに惚れる要素ないですね」
難波蜜雪:「今回は良いとこなかったね」
難波蜜雪:「……前から思ってたけど、そんなにいいものかなあれ。引かれることの方がずっと多い」
上木錫日:「そうですか? ボクは好きですよ」
上木錫日:「なんというか……こう、素っぽいところが素敵です」
上木錫日:「もっと見せてくれていいのになって思います」
難波蜜雪:「まぁ、そりゃあ……素だし……」
上木錫日:「ふふ。やっぱり。そうだと思いました」
上木錫日:「先輩、あっちの方が絶対いいですよ」
難波蜜雪:「『私』の方が通りはいいし……何でもかんでも殺しますとか言ってる『俺』は……」
難波蜜雪:「キミがいいって言うならそのままでいるのもやぶさかでは無い……が」
上木錫日:「ああ。まあ、確かに世間体は大事ですよね」
上木錫日:「でも、二人っきりの時ならいいんじゃないですか?」
難波蜜雪:「……じゃあ、そうしようかな」
難波蜜雪:「でも、困ると思うよ」
上木錫日:「やった。別に困りませんよ?」
難波蜜雪:「な・る・ほ・ど」
上木錫日:「ほら。どうぞどうぞ」
難波蜜雪:少し、距離を離して
難波蜜雪:キスをした
上木錫日:「…………」キミの体を突き放し、顔をしかめる。
難波蜜雪:「ほら、困っただろ」
上木錫日:「物事には順序ってものがあるんですよ」
難波蜜雪:「その通り……だとは思うよ。前のキミも大概だ思うけど」
上木錫日:「何の話ですか」不機嫌そうな声。
難波蜜雪:「水を口移し」
上木錫日:「あれは……!」
上木錫日:「ただの水分補給です!」顔を真っ赤にして言う。
難波蜜雪:「ペットボトル渡せば良かったじゃないか」
難波蜜雪:「体育倉庫に二人きり、その状況もキミからで」
難波蜜雪:「ね?」
上木錫日:「先輩、もしかしてデリカシーとかないんですか?」
難波蜜雪:「普段は控えてるだけで腹の中ではそう思うわ」
上木錫日:「なるほど。うん」
上木錫日:「やっぱりこっちの先輩の方がいいですね」
難波蜜雪:「そう思う?」
上木錫日:「ボクも遠慮なく発言ができるので、気が楽です」
難波蜜雪:「獰猛で欲求に素直で、これからもキミにそのまま愛情をぶつけるけど?」
上木錫日:「はあ。だったら口汚く罵って逃げますが」
上木錫日:「ところで先輩。ボク、お腹が空いたんですけど」
難波蜜雪:「はっはっはっ! 音速から逃げられるなら、どうぞどうぞ」普段見せない顔と声で笑っていた
上木錫日:「わあ。怖い」嬉しそうに笑う。
難波蜜雪:「ところで、林檎は剥けているけど」
難波蜜雪:「俺はキミに食べさせてあげたいと思うけどどうかな?」
上木錫日:「ええ。ちょっと引きます」
難波蜜雪:「じゃあ自分で食えよ」
上木錫日:「デリカシーなし男。そういうのは女の子の方から言い出すのを待った方がいいんですよ」
難波蜜雪:「キミたまに思うけどほんっとに気をつけないといつか誰かにしばかれるぞ?」
難波蜜雪:「知らねぇ知らねぇ、もうそういう駆け引きは疲れる」
上木錫日:「うわー。先輩、絶対彼女できないタイプですよ」
難波蜜雪:「……」しゅん
難波蜜雪:「……もうこれはあげません。自分で食べます」
上木錫日:「すぐいじけるし」
上木錫日:「ほら。食べさせてください。あーん」キミを見つめて小さく口を開ける。
難波蜜雪:(……なんか、悪いことしてる気になるな)
難波蜜雪:「あーん」口へとリンゴを運ぶ
上木錫日:「ふぁい」唇でリンゴをくわえる。
GM:しゃりしゃりとリンゴを咀嚼する。
難波蜜雪:「二個目は」
上木錫日:「ください」
難波蜜雪:「……あーん」
GM:上木の唇が、リンゴではなくキミの指をくわえる。
GM:瑞々しい唇の感触が伝わる。
難波蜜雪:「キミなぁ……!」
GM:上木の柔らかい舌がキミの指をちろりと舐める。
上木錫日:「あは。怒られた」
難波蜜雪:「わざとやってるだろ」
上木錫日:「先輩が食べさせるの下手なんじゃないですか?」
難波蜜雪:「目の前のものを食べるのに指ごと咥えるのはキミの過失だろ」
上木錫日:「ご安心を。裁判に持ち込めばボクが勝ちます」
難波蜜雪:「減らず口を……」
難波蜜雪:「はぁ……惚れた弱味だ。本当に……」
難波蜜雪:「今この瞬間ばかり自分が理性のある人間で良かったと思うことはない」
上木錫日:「あはは。頑張ってくださいね、先輩」
上木錫日:「ところで先輩、来週の日曜って空いてます?」
難波蜜雪:「……キミも頑張れよ。次また今のやったらキスするからな」
難波蜜雪:「空けてるけど」
上木錫日:「最悪。絶対やめてください」
上木錫日:「さっきたまたま水族館のチケットを拾ったんですけど」先ほど密着した時に抜き取ったチケットを見せる。
上木錫日:「よければボクと一緒に行きません?」
難波蜜雪:「じゃあ人の指食うなよ」
上木錫日:「先輩がスキだらけなのが悪いんですよ」
難波蜜雪:「確かにキミへの好きだらけかもな」
難波蜜雪:「……行くよ。そもそも俺のチケットだし」
上木錫日:「わあ。これ先輩のだったんですね。すごい偶然」
上木錫日:「じゃあ、日曜日。楽しみにしてますね」
難波蜜雪:「……指切り落としそうになるからなるべくやめてね」
難波蜜雪:「……じゃあ、ちゃんと今日の調整クリアしてくれ」
上木錫日:「義足の方は慣れたものですよ。オーヴァードの力ってすごいんだなあって思います」
難波蜜雪:「なら良かった。それも含めてキミで、それも含めて好きなんだから」
難波蜜雪:「水族館行って、美味しい物でも食べて、用があるなら買い物にも付き合うよ」
難波蜜雪:「日曜はキミのための日にしよう」
上木錫日:「ふふ。期待してます」
GM:少女はリンゴをつまむとキミの口の前に差し出す。
上木錫日:「先輩もどうぞ?」
難波蜜雪:「ん」
難波蜜雪:上木の指ごと咥える
GM:細い指をキミの口中に軽く差し入れてもてあそぶ。
上木錫日:「そう来ると思いました」
難波蜜雪:「ふひはへふほひはは(指舐めるぞ貴様)」
GM:キミの体を押して、突き離す。
上木錫日:「はい。おしまい」
上木錫日:「指、汚れちゃった」
難波蜜雪:「ハンカチをどうぞお嬢様」
上木錫日:「いりません。そこに流し台ありますし」
上木錫日:「じゃあ、また日曜日に会いましょうね。先輩」
難波蜜雪:「あいよ。残ったぶん、ちゃんと食べろよ。いいやつだから」
上木錫日:「先輩が食べさせてくれないなら、食べないかもしれませんねー」
難波蜜雪:「……甘えるならちゃんと甘えなさい」
難波蜜雪:いつもの違う目と顔が窓の外を見た
難波蜜雪:(楽だな。こうやって話すのはいつもよりもずっと、ずっと)
難波蜜雪:(衝動に抗う。支えられる、救われる)
難波蜜雪:(俺は俺のやり方で良かったんだな。これを受け入れてくれる人がいるのなら)
難波蜜雪:「……好きだよ、錫日さん」
GM:上木は真っ赤になった顔を背ける。
GM:そして、何事かを言おうとして口を開く。
GM:シーン終了。

エンディング2「変わったのです。多分。双葉ちゃんと出会う前と比べたらね」

GM:次のシーン。
GM:次はヨシカさんのエンディングです。
穂苅好加:うおー
GM:このシーンは、キミが友人の双葉と一緒に公園でお弁当を食べたりするシーンになります。
穂苅好加:します。お花見!
GM:それでは、シーンの描写をしていきます。
GM:事件から数日後。
GM:キミは、友人の双葉と一緒にもう一度街中の公園にやってきていた。
GM:ふわふわした外見の少女、双葉は大きなお弁当箱を包んだ風呂敷をぶら下げている。
大井双葉:「ヨシカ、すごい。お花がきれいだよ」
GM:公園では、咲きかけの桜の花が咲いていた。
穂苅好加:いつもは後ろに一つに纏めている髪を下ろして三つ編みに。服も普段より落ち着いたものを着ている。
穂苅好加:「わ、凄いねえ」
大井双葉:「ピンク色だー」
穂苅好加:「ね、もうこんな季節なんだ」
大井双葉:「お花はなんの季節?」
穂苅好加:「桜は春かなあ、月並みに言うと出会いと別れの季節?」
大井双葉:「へー。これが春かぁ」キラキラした瞳で桜を見上げている。
穂苅好加:「私がオーヴァ―ドになったのも、これくらいの時期かなあ」 正確には4月だから、もう少し先だが
穂苅好加:「日差しがだんだんとあったかくなってきて、良い感じだよね」
大井双葉:「ヨシカにも出会いのきせつだったんだねぇ」
GM:双葉は話をしながらレジャーシートを敷き、お弁当箱を並べている。
穂苅好加:「私の地元では雪が凄いからべっしゃべしゃになってだいぶ辛くもあったけど……ん、そうだね、いい出会いに恵まれました」
大井双葉:「ぽかぽかして気持ちいいねぇ」
穂苅好加:「だねえ、平和で何より」
大井双葉:「雪! 冬のやつだ!」
穂苅好加:「この間は味わって食べられなかったからね」
大井双葉:「ふふふ。この間よりも豪華にしてみました」
穂苅好加:「そう、冬のやつ……マジで!?」
大井双葉:「豪華けんらん」
穂苅好加:「えー、凄いな」
穂苅好加:「双葉ちゃんは日々進化しているのか……」
大井双葉:「ウインナーも玉子焼きもから揚げもあるよ」
大井双葉:「男子なんとかすれば刮目して見よ!」胸を張って言う
穂苅好加:「いいねいいね、私唐揚げ好きだよ~」
穂苅好加:「双葉ちゃん、男の子なの?」 首をかしげる
穂苅好加:「女の子に見えますが……」 ギュッと抱き着く
大井双葉:「わっ」
大井双葉:「どうした、ヨシカ」少し驚く。
GM:双葉の体は暖かく、柔らかい。
穂苅好加:「んー?抱き着いて確認」
大井双葉:「どうでしたか?」
穂苅好加:「男の子に抱き着いたことないからわかんないや」 体を離す
穂苅好加:「あったかくて気持ち良かったよ~」
大井双葉:「おー、よかった、よかった」
大井双葉:「ところでヨシカ。腕はもう完治した?」
穂苅好加:「ん、この通り」 笑顔で左腕を振る。
穂苅好加:「まー、経過観察で暫くは戦闘禁止って言われちゃったけどね」
大井双葉:「あ。まだ心配じゃん!」
穂苅好加:「お陰でおしゃれしてくる余裕もありました」
大井双葉:「じゃあ、ヨシカ。今日は安静にしてて!」
穂苅好加:「はぁい、安静にしてます」
大井双葉:「かわりに双葉がヨシカの腕になる!」
穂苅好加:「お弁当食べて双葉ちゃんと一緒にいればきっとすぐ良くなるよ」
穂苅好加:「ん?」
GM:双葉はそろそろと箸を構える。
穂苅好加:「おお」
穂苅好加:「だ、大丈夫?」 人に向ける箸は、不安定になると思うが
大井双葉:「ヨシカは手を使ってはいけません。双葉が食べさせます」
穂苅好加:(んー、本当に大丈夫なんだけど……)
GM:震える箸で玉子焼きをつまんで、キミの口元に運ぶ。
穂苅好加:(ま、いっか)
大井双葉:「ほら、ヨシカ。口あけて!」
穂苅好加:「あーん」 大きく口を開ける。
GM:慎重に玉子焼きをキミの口に放り込む。
GM:双葉はいつになく真剣な様子だ。
穂苅好加:「んっ……んぐんぐ……」
穂苅好加:「うん、美味しいよ、ばっちり!」
大井双葉:「よかったー」
大井双葉:「双葉はめきめきと腕をあげています」
穂苅好加:「私も負けてられないなー」
穂苅好加:「じゃあ今度は私が作ってきてあげるね」
大井双葉:「えー。ヨシカに作ってもらうの申し訳なさがありますが」
穂苅好加:「なんでなんで」
穂苅好加:「素直に喜んでよー」
大井双葉:「嬉しいけれどもー」
穂苅好加:「けれども?」
大井双葉:「ヨシカ、みんなを笑顔にするために戦ってるのにそんなことまでしてもらったら双葉もらいすぎになってしまう」
大井双葉:「双葉がいっぱいしてあげたいのにー」
穂苅好加:「でも私、双葉ちゃんからもう一杯もらってるよ」
穂苅好加:「双葉ちゃんが元気でいてくれるだけで嬉しいし、一緒に遊べるともっと嬉しい」
大井双葉:「ヨシカ、嬉しいこと言ってくれる」照れたように笑う。
穂苅好加:「なんか不思議だよね、付き合いがめちゃくちゃ長いってわけじゃないのに」
大井双葉:「不思議だねぇ。でも、ヨシカがいなかったら今の双葉はないわけですし?」
穂苅好加:瑠璃良ちゃんが好きだ、翡彩君が好きだ、支部長も好きだし、蜜雪さんや幸さん、錫日ちゃんも好き。
穂苅好加:だけど、双葉ちゃんほど一緒にいて落ち着く人はいないのだ。
穂苅好加:「……私も、双葉ちゃんと出会ってから自分がちょっと変わった気がするよ」
大井双葉:「ヨシカは双葉にとって……あー、えー」
大井双葉:「そうなの。ヨシカ、変わった?」
大井双葉:「そう、大切なひと!」思い出したように言う。
穂苅好加:「変わったのです。多分。双葉ちゃんと出会う前と比べたらね」
穂苅好加:「ふふ、ありがと~」
大井双葉:「双葉、むかしのヨシカを知らないからわからない……」震えている。
穂苅好加:「いや、自分でも言葉にしづらいくらいだよ」 苦笑
穂苅好加:「なんとなく、そんな気がするなってだけ」
大井双葉:「ほほー」
大井双葉:「そう言われてみると双葉も変わったかも!」
穂苅好加:「そうなの」
穂苅好加:「人との出会いって本当に色々変わるよね」
大井双葉:「双葉、生誕して数ヶ月とか数年とかだけども」
大井双葉:「こんなに誰かに何かをしてあげたいって思ってるの初めてのことだもん」
穂苅好加:「そう言う人がいっぱい増えると良いね」
穂苅好加:「いや、尽くせってわけじゃなくてね」
穂苅好加:「それくらい大好きな人がいっぱいいるのって、きっと良いことだよ」
大井双葉:「ほー。勉強になります」
穂苅好加:良いことだと思いたい。オーヴァードの中には度を越して、ジャームとなってしまう人もいるけれど
大井双葉:「でも、どうかなぁ」
大井双葉:「ヨシカのことが大好きすぎるから、おなじくらいは難しいやもしれぬ」
穂苅好加:「……もう!」
穂苅好加:「嬉しいこと言ってくれるなあ~!」
穂苅好加:わしゃわしゃと両手で頭を撫でる
大井双葉:「きゃー」
大井双葉:「正直な気持ちだよー」頭を撫でられる
穂苅好加:「んふふ、あー……幸せ、天気も良いし、お弁当は美味しいし」
穂苅好加:「双葉ちゃんはめっちゃ良い子だし」
大井双葉:「ふふん。ヨシカを幸せにするのが双葉の使命だからね」
GM:風が強く吹き、桜の花びらが散って二人にかかる。
大井双葉:「わー」
穂苅好加:「……ありが……んぐっ」 言葉の途中で風に吹かれて詰まる
大井双葉:「あっ。ヨシカも」
穂苅好加:「もうっ……ありがとね、双葉ちゃん」
GM:双葉はキミの方に這いよって、キミの髪にくっついた桜の花びらを取る。
大井双葉:「おれいを言うのは双葉の方」
穂苅好加:「やっぱり私は、その言葉だけで何倍も頑張れる気が……おお?なになに?」
穂苅好加:「……」
大井双葉:「ヨシカ。お花だらけだよ」桜の花びらを手に取ってキミに見せて笑う。
穂苅好加:「あはは、双葉ちゃんも」 同じく、双葉ちゃんの頭に乗った花びらを手に取って見せる
大井双葉:「ほんとだ!」
大井双葉:「おおー」
GM:双葉は近寄ったついでにキミに抱きつく。
大井双葉:「さっきのお返し~」
穂苅好加:「ひゃあ~」
大井双葉:「ヨシカ。双葉もヨシカといっしょにいられて幸せだよ」
大井双葉:「春がおわって夏がきたら今度はどうしようねぇ」
穂苅好加:「海でもいこっか、皆で」 軽く抱きしめ返して
穂苅好加:「それとも山の方が良いすか」
大井双葉:「どっちもいこう!」つよい決意。
GM:ふわふわした少女はキミを見つめながら唇についた桜の花びらに触れる。
穂苅好加:「んむ」
穂苅好加:「もう、唇は気軽に触っちゃダメだよー」 クスクスと笑いながら
大井双葉:「おお。なるほどね」
大井双葉:「お返しに双葉にさわってもいいよ」
GM:くっついていた桜の花びらをつまんで、自分の唇に乗せる。
穂苅好加:「じゃあ遠慮なく」 うりうり~、と花びらごと下唇を揉む
穂苅好加:「あっぷるぷる」
大井双葉:「きゃ~!くすぐったい!」コロコロと笑う。
穂苅好加:「こういうことです」
大井双葉:「なるほど。よくわかりました」
大井双葉:「つぎはほっぺたやおなかで試してみましょうね」
穂苅好加:「もー……」 辺りを見渡す。結構はしゃいでしまった。
穂苅好加:「もうダメでーす。そういうのは今度!」
大井双葉:「はーい。また今度にします」
大井双葉:「ふふふ。ヨシカ、まだまだおべんとう残ってるからね」
穂苅好加:「あはは、たくさん食べちゃおー」
大井双葉:「じゃあ、つぎはー」双葉はキミの腕に抱きつくと箸でおかずを選び始める。
穂苅好加:(前ほどは食べられないけど……前って言っても、まだ1年経つか経たないかくらいか)
穂苅好加:(早いなあ、楽しかったなあ……これから、どうなるんだろうなあ)
穂苅好加:左腕には何ら問題はない。通常通りに動くし、戦闘活動にも耐えうる。
穂苅好加:ただ、検査の結果、左腕はレネゲイドが肉のように変質したものになっていて。
穂苅好加:全身を検査したら全身がそうだった、というだけ。
穂苅好加:リザレクトが出来なくなるほどの侵蝕率で致死の衝撃を受けつつも蘇ったのは、攻撃に使われたレネゲイドを"喰らい"潰れた肉体の補修に当てたから。
穂苅好加:死んだ人間がレネゲイドビーイングとして蘇るのは、たまに聞く話ではある。私もそのようなものだろうか。
穂苅好加:今後どうなるかはわからない、と言われて。じゃあ暫くは戦闘禁止だね、となって。
穂苅好加:そうなった私に、どれだけの価値があるのだろうか。失望されないだろうか。
穂苅好加:……それでも今は、双葉ちゃんと一緒に居られる幸福を無駄にしないために、笑顔でいよう。
大井双葉:「……ヨシカ、どうした?」不思議そうにキミの顔を見つめる。
穂苅好加:「なんでもなーい、唐揚げ頂きまーす!」
大井双葉:「ヨシカ、安心して」双葉はキミの手を握って言う。
大井双葉:「ヨシカに何かあっても必ず双葉はそばにいるから」
大井双葉:「だから、めしあがれ」から揚げを器用にキミの口に運ぶ。
穂苅好加:一筋、雫が地面に落ちた。気づかないふりをして
穂苅好加:唐揚げを食べた。
GM:暖かい春の日差しが降り注ぐ。
GM:咲きかけの桜は、これからますます綺麗に咲き誇りそうだ。
GM:シーン終了。

エンディング3「私の幸せのための踏み台になってもらいましょう」

GM:では、次のシーン。
GM:次は浜枕さんのエンディングです。
GM:このシーンは、キミが霧谷雄吾と事件の後処理について話をする場面になります。
GM:事件の翌日。
GM:UGN、N市支部。支部長室。
GM:そこには、日本支部長の霧谷雄吾の姿がある。霧谷はヘルメットをかぶり、作業着姿だ。
GM:UGNのオーヴァードたちが動員され、破壊された街は一夜で復元した。つい先ほどまでキミと霧谷もその復興作業に当たっていた。
霧谷雄吾:「やれやれまさかここまで大事になるとは」作業着姿で嘆息する。
霧谷雄吾:「浜枕さんも今回は本当にお疲れ様でした」
浜枕幸:「お疲れ様です」
浜枕幸:「いえ……こちらは本業ですので」スコップを立てかける。
霧谷雄吾:「今回は戦闘でも事件の調査でも大活躍だったそうですね」
浜枕幸:「ありがとうございます。任務を果たしました」
霧谷雄吾:「さすがです、浜枕さん。本部にもよい評価をするようにと伝えておきます」
浜枕幸:「やりました……」
浜枕幸:両こぶしを握る。
霧谷雄吾:「そこまでですか」霧谷はヘルメットを脱いでそばに置く。
浜枕幸:「お気になさらず。……評価といえば。お尋ねしたいことがあります」
霧谷雄吾:「何でしょうか?」
浜枕幸:「暮内・ジェシー・理人についてです。彼は、その能力を評価され、この市へ派遣されたわけでしたが」
浜枕幸:「実際には、彼こそが事件を引き起こした張本人でした」
霧谷雄吾:「ええ。おっしゃる通りです」
浜枕幸:「……誰も、彼のことを見ていなかったのでしょうか」
霧谷雄吾:「……彼はレネゲイドウイルスの研究者としてもエージェントとしても大変に優秀でした」
霧谷雄吾:「ですが、その心の中を共有できる相手は誰もいなかったのでしょう」
霧谷雄吾:「残念ながら、それがジャームというものです」
浜枕幸:「そうですか。ありがとうございます」
霧谷雄吾:「あなたはどうですか?」
浜枕幸:「……私ですか?それは一体……」
霧谷雄吾:「浜枕さんのことを見てくれる人はできそうですか?」
浜枕幸:「……私は、生きるために、誰にも見つからない技術と生き方を学びました」
霧谷雄吾:「…………」難しい顔をしている。
浜枕幸:「だから、まだ、私を見つけてくれる男性はいないようです」
浜枕幸:「高収入と安定した生活リズムの……」
霧谷雄吾:「きっと近いうちに出会えますよ」
霧谷雄吾:「条件はともかく」
浜枕幸:「……ええ、ご安心ください」
浜枕幸:「どうやら、じっと待つのは向いていないようなので」
浜枕幸:「自分で探すことにしています」
霧谷雄吾:「おお。それは素晴らしい」
霧谷雄吾:「日本支部長としても成果に期待しています」
浜枕幸:「ありがとうございます」頭を下げる。
霧谷雄吾:「そんな浜枕さんに一つお願いがあるのですが」
浜枕幸:「はい、支部長のご命令とあらば。なんでしょう」
霧谷雄吾:「燦金さんのことです」
浜枕幸:「”グラン・フォール”ですか。彼には問題なく報酬をお渡ししたものと存じますが……」
霧谷雄吾:「それはもちろん。私が言いたいのは今後のことです」
霧谷雄吾:「今回の事件での燦金さんの活躍はめざましいものがありました。できれば今回限りの協力ではなく、今後もイリーガルとして力を借りたいと思いまして」
霧谷雄吾:「そこで、浜枕さんには改めてその話をしに行ってもらいたいのです」
浜枕幸:「勧誘ですか。自分で言っては何ですが、もっと愛想のいい人間が向いているのではないでしょうか」
霧谷雄吾:「浜枕さんは一度スカウトに成功しているではありませんか。その功績に期待しているのです」
浜枕幸:ふむ、と顎に手を当てる。
GM:霧谷はドキドキした様子でキミを見る。
浜枕幸:「……わかりました。浜枕幸、”グラン・フォール”、燦金 礼二さんの勧誘に向かいます」
霧谷雄吾:「ありがとうございます。それでは、よろしくお願いします」
霧谷雄吾:「いい成果を期待していますよ」
浜枕幸:「必ず良い結果をお知らせしてみせます。お待ちください」
霧谷雄吾:「ええ。楽しみにしています」
浜枕幸:一礼した後スコップを担ぎ、立ち去ります。
霧谷雄吾:「これからも平和な世界のために少しずつ頑張っていきましょう」
GM:霧谷は優しく微笑むとキミを見送る。
浜枕幸:「……あんまり気が進みませんね」ひとりごちる。
浜枕幸:「もう仲の良い相手がいるようですし、平和に暮らしたほうが……」
浜枕幸:「まあ、いいか。私に人心掌握術があると知れれば、さらに評価されるでしょう」
浜枕幸:「私の幸せのための踏み台になってもらいましょう」雑踏に紛れ、消える。
GM:では、キミが姿を消したところでシーン終了だ。

エンディング4/最後に己が直感を信じ拳を突き出した。

GM:次のシーン!
GM:次は燦金さんのエンディングです
GM:このシーンは、キミが学校で十文字ユイと話をしたり、学校を出るとUGNの人が現れたりするシーンになります。
燦金 礼二:ほほう
GM:事件から少しして。
GM:N市内のキミが通う高校。
GM:放課後の教室。
GM:終業のチャイムが鳴る。
燦金 礼二:湯気の出ている頭で教科書の内容を振り返る
GM:ショートボブの活発な少女、十文字ユイはキミの席にやってくる。
燦金 礼二:「サイン、コサイン、タンジェロ……いつの間に英語授業になっていたんだ……」
十文字ユイ「やっほ。どうしたんだい、燦金くん。難しい顔して?」
十文字ユイ「さっきまでの授業は数学だね」
燦金 礼二:「お、よぉユイ。授業についてこれなくてな意味が分からねえんだ」
十文字ユイ「燦金くん、意外と真面目に授業は受けてるよね……」
GM:十文字ユイはすっかり元気な様子だ。
燦金 礼二:「……受けても理解できなきゃあ出来てないことと同じだぜ」
十文字ユイ「よかったら私が教えようか? と言っても私もそんなに頭良いわけじゃないけど」
十文字ユイ「この間のお礼も兼ねてさ」
燦金 礼二:「マジか!助かるぜユイ」
燦金 礼二:「とはいえ体は大丈夫なのか?」
十文字ユイ「もう全然平気。なんともないよ!」
GM:ユイはそう言いながらチョコバーを取り出して食べる。
十文字ユイ「あ、燦金くんも食べる?」
燦金 礼二:「衝動の制御、ちゃんと出来てんだな。いや俺はいいよ」
燦金 礼二:「それでまた備蓄無くなっても困るだろ?」カカッと笑う
十文字ユイ「そ、そこまで食いしん坊じゃないから!」
十文字ユイ「まあ、でも。私、自分の気持ちを隠さないことにしたんだ」
十文字ユイ「だから、お腹が空いた時は食べるけどね!」
燦金 礼二:「いい傾向じゃねえか」
十文字ユイ「燦金くんのおかげかな?」
燦金 礼二:「俺の?何かしたっけか?」
十文字ユイ「さあ。何だったかなぁ」笑って言う。
十文字ユイ「あ、それと。写真部のコンクールに出す写真も決めたんだよね」
十文字ユイ「まあ、これは燦金くんの許可が取れたらだけど」
燦金 礼二:「俺の許可?ってことはまさか……」
GM:ユイは持っていた額縁を取り出す。
GM:そこには、他校の生徒を殴り飛ばすキミの姿が映っている。
燦金 礼二:覗き見てみる。いやな予感がするぜ
十文字ユイ「どう?よく撮れてるっしょ!」
燦金 礼二:「おいおいおいおい?正気か???! いやまぁいい写真だと思うがな!」
十文字ユイ「色々考えたんだけど、こういうのは自分の気持ちに正直にいくべきだと思ったんだよね」
十文字ユイ「私は私の一番好きなもので勝負する
十文字ユイ「私は私の一番好きなもので勝負する!」
燦金 礼二:「……」
燦金 礼二:自分の気持ちを隠さない、なるほどなこういう事か
燦金 礼二:「じゃあよぉ……俺もその写真の本当の感想言っていいか?」
十文字ユイ「お、いいよ、いいよ。写真家として真摯に受け止めるよ」
GM:固唾をのんでキミの言葉を待つ。
燦金 礼二:「きっとよぉ、審査員は俺が人を殴る姿に美しさを見出さねえだろうさ……」
燦金 礼二:「その美を理解できる奴はごく少数だ」
燦金 礼二:「だがよう、この写真には」
燦金 礼二:「生き様を貫く……ありのまま自分の生きたいように偽らずに生きる……そんな魂を感じる」
燦金 礼二:「つまり……超Cool(メッチャカッコいい)ぜ!」
十文字ユイ「えへへ。そういう風に言われるとなんか照れ臭いな」
燦金 礼二:親指を立てる。
十文字ユイ「でも、自信出てきたよ!」
十文字ユイ「というわけで、ごめん!」
燦金 礼二:「あぁ、お前の想い審査員にぶつけてやれ!」
十文字ユイ「さっき勉強教えるって言ったけど、今日は部活行かなきゃだからまた明日ね!」
燦金 礼二:「あぁ!頑張れよ!」
十文字ユイ「生き様貫いてくるよ!」三個目のチョコバーをかじりながら言う。
GM:教室を出ようとして、ユイは振り向く。
燦金 礼二:「ん?どうした?」
十文字ユイ「燦金くん、本当にありがとね」
燦金 礼二:「……いいって事よ。俺たちの仲だろ?」
燦金 礼二:夕日を背にニッっと笑う
十文字ユイ「マブダチってやつだね」
GM:ユイはキミに向かってチョコバーを放り投げる。
十文字ユイ「えいっ」
燦金 礼二:「うおっと」受け取る
十文字ユイ「また写真撮らせてね、燦金くん。じゃあ、ばいばい!」
燦金 礼二:「……ハッ」鼻を鳴らし応える
GM:ユイはそう言って教室を出ていく。
燦金 礼二:「いいぜ。また明日だ!」
GM:ユイは力強く手を振りながら立ち去る。
燦金 礼二:結の背中を見送り。見えなくなったところで独りごちる
燦金 礼二:「……正直に生きろと言った手前言いずれえけどな」
燦金 礼二:「……写真はカッコいいけどよ……普通に恥ずかしいんだぜ?」
燦金 礼二:鞄を背負い、教室を出る。コンクールで知らない野郎に姿を見られると思うと顔が熱くなる
GM:キミは、学校を出ていつもの通学路を歩く。
燦金 礼二:「型、くずれてなかったかねぇ。久々に道場でも行こうか……」
浜枕幸:「こんにちは」後ろから声をかける。
燦金 礼二:「やっぱ基本の空手からうぉおおおおおお!?」
燦金 礼二:飛び跳ね後ずさる
浜枕幸:「どうしました、そんなに慌てて」
燦金 礼二:「いやどうしたも何も後ろから声をかけるんじゃねえよ!」横からでもビビったってのに
浜枕幸:「それはごめんなさい。前からだと気恥ずかしいので」
浜枕幸:「それで、今日こうして伺ったのには理由がございます」
燦金 礼二:「気恥ずかしいとは可愛らしいが……理由?何の用だ?」
浜枕幸:「燦金さん。是非あなたのお力を、UGNにお貸しただけませんか」
浜枕幸:一歩踏み出し、燦金さんを見上げる。
燦金 礼二:踏み出しに反射で下がりかけるが思いとどまり答える。
燦金 礼二:「断るぜ」
燦金 礼二:「ユイの治療に協力してくれたのは感謝しているが、そのユイが暴走した原因もアンタ達だ」
燦金 礼二:「まだ俺はアンタ達を信用できねえんだよ」
浜枕幸:「ふむ。仰る通りです。私たちは燦金さんにとって怪しい組織でしかないでしょう」
浜枕幸:「では、信用いただく必要はございません。私たちを利用していただければ」
燦金 礼二:「利用?」
浜枕幸:「私たちは様々な情報を有しています。その中には、日常を脅かしかねない危険度の高い情報も含まれています」
燦金 礼二:ギゲンテスの脅威を思い出す。アレと同等……またはそれ以上の物が?
浜枕幸:「……私たちの日常は、既に変貌しています。明日には隣人が怪物と化している可能性はゼロではない。それは燦金さんにもおわかりいただけたと思います」
燦金 礼二:「……あぁ、身をもって知った。腕を噛まれた痛みも。隣にいた人がいなくなる苦痛も」
浜枕幸:「UGNは、日常の維持を一つの理念としています。もし、燦金さんがその理念に共感を示していただければ、情報共有を惜しみません」
浜枕幸:「重ねて申し上げますが、信用いただかなくても結構です。信条に合わない妖精であれば、断っていただいても構いません」
浜枕幸:「ですが、燦金さんの力があれば、解決できる事件は確実に一つ増えます」
燦金 礼二:「あぁ、理念は素晴らしいな。情報共有って話も身の危険や手の届く範囲の守れるものが増える可能性は美味しい」
燦金 礼二:「だがよぉ、俺はその可能性を信用できないまま利用は出来ねえ」
燦金 礼二:「今回の戦いで知った。己を偽る怪物の存在を」
燦金 礼二:「己の欲望と手順と結果が支離滅裂な男を」
燦金 礼二:「つまりだ……」拳をまっすぐに浜枕へ向け続ける
燦金 礼二:「力を貸す条件は俺と戦うことだ」
浜枕幸:「えっ」
燦金 礼二:「それで俺はアンタを、”UGN”を理解してやる」
浜枕幸:「戦闘は割に合わないのでは……うーん……」
浜枕幸:「……仕方ありません。日本支部長直々の下達ですし」
浜枕幸:すい、と構える。無手のままだ。
浜枕幸:「お手柔らかにお願いします。痛いのは嫌なので」
燦金 礼二:「獲物はいいのかい?俺のスタイルに合わせなくていいぞ」
浜枕幸:「勝ってもあまり意味無さそうですから」
GM:周囲に緊迫した空気が流れ出す。
浜枕幸:「ふぅー……」ゆっくりと息を吐き出す。
浜枕幸:「参ります。」そう言った次の瞬間には、空気に融けるように姿が消える。
浜枕幸:た、たん、と地を蹴る音が聞こえる。周囲を回っている。
燦金 礼二:(勝っても意味ないとか言うから手を抜くのかと思ったが、己が余裕の表れか?)
燦金 礼二:「チッ煽りとはいい度胸じゃねえか。ならお望み通り突き返してやらぁ!」
燦金 礼二:燃え盛る拳を地面に撃つ。周囲を揺らし音が途切れた間を探す。
燦金 礼二:「そこだぁ!!!!」
燦金 礼二:最後に己が直感を信じ拳を突き出した。
GM:周囲に衝撃が走る。
GM:その拳は、非日常への扉を強引に開いてみせた。


GM:シーン終了。

GM:というわけで、エンディングフェイズはこれで全て終了です!
GM:皆さん、お疲れ様でした!
浜枕幸:お疲れ様でした!
燦金 礼二:お疲れさまでした
GM:今回の経験点ですが
GM:・セッションに最後まで参加した
1点

GM:・シナリオの目的を達成した
まずはシナリオをクリアしたことで5点
ユイを無事に助け出すことができたので追加で5点
Dロイスが二つ、Eロイスが六つなので8点
合計18点

GM:・最終侵蝕率による経験点
燦金くん 5点
浜枕さん 4点
穂苅さん 4点
難波さん 4点

GM:・よいロールプレイをした
1点

GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
1点

GM:・セッションの進行を助けた
1点

GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
1点

GM:燦金くん28点、浜枕さん、穂苅さん、難波さん27点になります
GM:皆さん、もらってください!
燦金 礼二:ありがたや
浜枕幸:ありがとうございます!
GM:これにてセッションは全て終了となります!
穂苅好加:やった~、ありがとうございます
穂苅好加:お疲れ様でした~!
GM:皆さん、大変お疲れ様でした!
浜枕幸:お疲れ様でした!
燦金 礼二:お疲れさまでした!