キリング・ジャック~飽食の牙~
GM:御影

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



PC1:鈴生(すずなり)すばる (リンク)/りっとく
PC2:"黒色の間合い(シュヴァルツシルト)"久慈(くしげ)(うみ) (リンク)/季戸

メイン(今ここ)|雑談


INDEX

  • プリプレイ
  • オープニングフェイズ

  • OP1:学園の星、鈴生すばる
  • OP2:殺戮の申し子(キリング・ジャック)
  • ミドルフェイズ

  • ミドル1:世界の真実
  • ミドル2:模擬戦
  • クライマックスフェイズ

  • クライマックス:キリング・ジャック
  • エンディングフェイズ

  • エンディング1:UGN日本K市支部
  • エンディング2:観司白路
  • エンディング3:そしてこれから

  • グランドトレーラー『リプレイ/燦惨奇譚』



  • プリプレイ

    GM:それでは、本日から『キリング・ジャック~飽食の牙~』を開始していきたいと思います
    GM:まずは自己紹介から、始めましょう!
    GM:PC1:鈴生すばる
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    なし鈴生(すずなり)すばるエンジェルハィロゥ光使い(ライトブリンガー)
    明るく元気で自信家な少女。一方で己の抱える異能と衝動には恐れを感じている


    (illustration:りっとく)
    主要エフェクト
    光の指先
    光の弓
    ショウタイム
    マスヴィジョン
    主要アイテム
    コネ:噂好きの友人
    HP/26
    行動値/16
    初期侵蝕/31

    鈴生 すばる:はーい!
    鈴生 すばる:ボクの名前は鈴生すばる!アイドルを夢見る、元気でキュートな16歳の女子高生!
    鈴生 すばる:実はみんなに言えない秘密があって、ちょっぴりそれが怖いんだ……でもボクは毎日楽しく過ごしてるよ!
    鈴生 すばる:こんな日々が続くと思ってたのに、突然「キリング・ジャック」なんてコワ~い人が現れて……しかもボクが「オーヴァード」って、何それ!? ボク、これから一体どうなっちゃうの~~~!?
    鈴生 すばる:というわけできらぺかお星さま系女子高生です。いつものりっとく国のげんき味です!
    鈴生 すばる:アイドルに憧れてるけど、自分の異能がいつ爆発するか怖くて一歩を踏み出せておらず、もどかしさを感じています。
    鈴生 すばる:性能的にはピュアエンハイで、火力は低いけどダイスの数が多いのと、100制限で攻撃力+10入るのでそれでなんとか……がんばる!って感じです
    鈴生 すばる:あとショウタイムでダイス-2個できるよ!以上です!がんばりますよろしくお願いします!
    GM:元気いっぱいでよろしい
    GM:そんなあなたのHOはこちら
    PC1 異能を隠し続けてきた高校生 鈴生すばる
    推奨ロイス:"キリング・ジャック" 自由/恐怖
    指定ワークス:高校生 指定衝動:飢餓
    あなたは10年前の記憶が殆どない。
    覚えているのはひたすらに暗く恐ろしい空間と、自らの肉にも食らいつかざるを得ない飢餓感だけだ。
    そしてあなたの10年より前を証明する確固たるものは一つ、その身に秘めた異能のみだ。
    あなたはこの能力が異常であることを感じ、上手く隠しながら過ごしていた。
    しかし、あなたの前に"キリング・ジャック"を名乗る殺人鬼が現れる。
    あなたは"キリング・ジャック"と交戦していたところを久慈海に助けられ、世界の真実を知ることになる

    鈴生 すばる:えーん
    "キリング・ジャック":「やあ、僕だよ!」
    鈴生 すばる:出たなかわいこちゃん!!
    "キリング・ジャック":ふふん、可愛いでしょ。君の生き血を浴びてもっときれいになるからね
    "キリング・ジャック":この間"ロイヤルパープル"を逃がして怒られちゃったし、その分頑張るぞ~
    GM:そんな感じ!よろしくお願いします!
    鈴生 すばる:負けない~~~!!がんばるぞ~~~!!!
    鈴生 すばる:よろしくお願いします!
    GM:では続きましてPC2:久慈海!
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "黒色の間合い(シュヴァルツシルト)" 久慈(くしげ)(うみ)キュマイラ/バロール/ハヌマーン業師(スペシャリスト)
    無愛想で、仕事以外の趣味が無い、戦闘に特化したエージェント。
    その性格の裏には、裏切りへの恐怖と、失うことへの恐怖がある

    (illustration:圭斗)
    主要エフェクト
    攻勢変色
    孤独の魔眼
    瞬速の刃
    時の棺
    主要アイテム
    日本刀
    コネ:UGN幹部
    HP/30
    行動値/10
    初期侵蝕/39

    久慈 海:はーい!
    久慈 海:「アタシの刃は光さえ逃がさない。…ねぇこれほんとに言わなきゃダメ…?恥ずかしい…帰りたい…」
    久慈 海:PC2をやらせていただきます、久慈海です。21歳UGNエージェント。
    久慈 海:殺戮衝動を暴走させる戦闘スタイル+初めての相棒に裏切られたせいで、味方と絆を結ぶことに臆病になっています。
    久慈 海:唯一心から信頼できるのは師匠だけ。普段はクール(予定)、師匠に対しては甘ったれた口をききたいです!師匠大好き~。
    観司白路:はっはっはそうだろうそうだろう
    久慈 海:性能はバロール/キュマイラ/ハヌマーンのトライブリード。支援の魔眼は特訓中、セットアップで暴走して日本刀で素早く殴ります。
    久慈 海:Dロイス業師で取得した時の棺と、孤独の魔眼を支援エフェクトと言い張って弟子(予定)をサポートしていきたいと思います!
    久慈 海:よろしくお願いいたします!
    GM:よろしくお願いします!ではそんな君のHOはこちらだ
    PC2 元FHの実験体のUGNチルドレン・エージェント 久慈海
    推奨ロイス:"キリング・ジャック" 自由/敵意・侮蔑など
    指定ワークス:UGNチルドレンA~C or UGNエージェントA~D 指定衝動:殺戮
    あなたは10年前、FHの実験を受けていたらしい。
    物心ついた時にはUGNチルドレンであったため、その事はいまいち覚えていない。
    しかしどうやら実験はあなたの戦闘能力に寄与するものだったようだ。
    同僚たちが死んだり引退する中、あなたはこの10年間エージェントを続けていた。
    そしてあなたは現在、世間でも噂になっている殺人鬼"キリング・ジャック"の調査をしている。
    調査の過程で鈴生すばるという未登録オーヴァードを保護する。
    鈴生すばるを支部に連れ帰ったあなたは、自身の恩人ともいえるエージェントにこう言われる。
    「お前、そいつの師匠になって色々教えてやれ」

    観司白路:そろそろお前も弟子を取ってみろ
    久慈 海:大変だ、師匠がもーろくした。
    久慈 海:無理無理無理、アタシに弟子なんて無理だよぉ!
    観司白路:バカやろ、いつまでも俺にくっついていられると思うなよ
    観司白路:俺だっていつ死ぬかわからないんだからな
    久慈 海:師匠が死んだりするわけないでしょ、強いんだからー!無理だよー!
    GM:そんな感じ!よろしくお願いします!
    久慈 海:よろしくお願いします!師匠になれるように頑張ります!
    GM:今回のPCはこの2人だけ!では早速トレーラーを流して始めて行きましょう

    キリング・ジャック ~飽食の牙~

    昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
    このままの日々が、ずっと続いてほしいと願っていた。
    だが────、世界は知らぬうちに変貌していた。

    異形(ジャーム)の殺人鬼『キリング・ジャック』
    10年来の因縁が、あなた達を引き合わせる。

    秘めていた力を曝け出すとき、目を逸らし続けた世界の真実が悪意を持って迫りくる。

    ダブルクロス The 3rd Edition
    『キリング・ジャック ~飽食の牙~』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


    OP1:学園の星、鈴生すばる

    GM:シーンPCは鈴生すばる。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    鈴生 すばる:1d10+31
    DoubleCross : (1D10+31) → 9[9]+31 → 40

    GM:興奮してるわね

    GM:放課後の校内
    GM:ごく普通の私立高校に通うあなたは、クラスの人気者だ。
    GM:明るく、誰にでも気さくなあなたは、今日もまたクラスメイトに話しかけられながら帰宅の準備を進めていた
    クラスメイト:「すばるちゃん!今日暇?カラオケ行かない?」
    鈴生 すばる:「ごめーん、今日ちょっとおうちの用事あるんだー」
    鈴生 すばる:「声かけてくれてありがと! また誘って~!」ぱや!
    クラスメイト:「ええ~、そうなの?じゃあしょうがないか……」
    クラスメイト:「あっそうだ、週末のテストの勉強とかしてる?」
    鈴生 すばる:「…………えへ☆」ごまかした。やってない様子。
    クラスメイト:「ふふ、じゃあ勉強会にも誘ってしんぜよう」
    クラスメイト:「土曜日に鈴木んち、どう?」
    鈴生 すばる:「おっけー! おやつ持っていくね!」勉強会だっつってんだろ
    クラスメイト:「マジで? じゃあ駅前のパティスリーのケーキ頼んじゃおっかな」
    クラスメイト:勉強会だってば
    鈴生 すばる:「えっ急にハードル上がるじゃん~! えーん、お慈悲を~」よよよ
    クラスメイト:「じゃあ大容量のポテチで許す! じゃあ、土曜日ね」
    クラスメイト:クラスメイトの少女が笑ってカバンを背負い、教室を出ていく。
    鈴生 すばる:自分も鞄持って教室出ます。るん。
    GM:鼻歌を歌いながら教室を出る。
    GM:窓から夕焼けの光が差し込み、あなたを照らした。春の陽射しは、まだ涼しさの残る校内を暖かく照らしてくれる。
    鈴生六螺:「……げ」

    (illustration:御影)
    鈴生六螺:「姉さん。今帰り?」
    鈴生 すばる:「むっちゃん! お疲れ~! 今帰りだよ~☆」ハグの構え
    鈴生六螺:ハグの構えを見てそっと離れる
    鈴生 すばる:しょんぼり
    鈴生六螺:「そう……買い物、忘れてないよね」
    GM:家の用事、つまり今日は家族と買い物に行く日だ。
    鈴生 すばる:「もっちろん! 心配性だなあむっちゃんは」
    鈴生六螺:「ならいいけど、姉さん忘れっぽいから」
    鈴生六螺:そう言って教室に入ろうとする。手にはプリントの束、学年が違うが、教師に頼まれたのだろう。
    鈴生 すばる:「じゃあ一緒に帰……れなさそうだね?」お仕事持ってる~
    鈴生六螺:「委員長だからね」 眼を細め微かに笑む
    鈴生六螺:「まだ残ってるから、先帰ってて」
    鈴生六螺:「私は間にあうから」
    鈴生 すばる:「さすがむっちゃん!」撫でちゃお
    鈴生 すばる:「じゃあ先に準備とかしておくね!」一人で帰るよ~
    鈴生六螺:ぱたぱたと廊下を駆けていく少女を見て、自分もそっと教室を出る
    ・・・
    ・・・・・・
    GM:学校の外に出るころには、空は薄暗くなっていた。涼しい風が、あなたに吹き付けられる。
    鈴生 すばる:ご機嫌で帰路につきます。友達は楽しいし、妹はかわいいし、ボクは今日も元気だ。
    鈴生 すばる:時々……ううん、本当はいつだって、怖いけれど。
    鈴生 すばる:いつか、この毎日が崩れてしまうんじゃないかって。ボクの知らないボクの中の何かが、全部壊してしまうんじゃないかって。
    鈴生 すばる:……ボクはずっと目をそらしてる。明るくてキラキラで楽しいものしか、見ないようにしてる。
    鈴生 すばる:そうじゃないとボクは、明るく元気な普通の女子高生、鈴生すばるでいられないから。
    GM:街灯が、あなたを照らしていた。その、一つ奥。
    GM:赤色が、光を弾いて立っていた。
    GM:赤、紅、赫、血色。
    GM:あなたの中の何かが、危機を感じていた。
    "キリング・ジャック":「────やあ」
    "キリング・ジャック":「鈴生すばるちゃん?」 確かめるようにゆっくりとあなたの方に、濡れている、赤く。
    鈴生 すばる:「ッ……?」怯えて後ずさる。なに?不審者?防犯ブザー持ってないよ?
    "キリング・ジャック":「……? 答えてくれない?」 不思議そうに近づいてくる
    鈴生 すばる:ずる、ずる、と足を引きずるように後ろへ下がる。
    鈴生 すばる:おかしい。この人は、何かおかしい。
    "キリング・ジャック":「困ったな……あ、こうすればいいのか」
    "キリング・ジャック":<ワーディング>
    "キリング・ジャック":ぶわ、と少年のような少女のような赤い人物から何かが噴き出し、空間に浸透する。
    "キリング・ジャック":「……気絶しない、間違いなさそうかな」
    鈴生 すばる:「なにを、いってるの……」
    "キリング・ジャック":「何を、ってそうだな……」
    鈴生 すばる:逃げなきゃと思うのに、体が動かない。目の前にあるのは純粋な恐怖。
    "キリング・ジャック":「────君を殺しに来たとか」
    "キリング・ジャック":いたずらっぽく笑んで言う。両手には、真っ赤なナイフ
    鈴生 すばる:「――――」ひゅ、と喉が絞まって声が出なくなる。
    鈴生 すばる:ああ、このひとは。ボクが必死に抱きしめていた日常(しあわせ)を、ズタズタにするひとだ。
    鈴生 すばる:下肢に鈍い痛みが響く。足がもつれて、落ちるように地べたに座り込んでしまったのだと、遅れて気が付いた。
    鈴生 すばる:「や、だ……」体が、熱い。目の前が白くなって、手のひらに光が集まる。
    鈴生 すばる:何もわからない。ただこのひとを、この「非日常」を、見えないところにやってしまいたかった。
    鈴生 すばる:「やだ……ッ!!!」伸ばした手から閃光が迸り、それは真っすぐに目の前の彼へと向かった。
    "キリング・ジャック":「ウ”ッ────!」 光を防ぐ術などない、直撃し、大きく吹き飛ばされる
    "キリング・ジャック":が、建物の壁にぶち当たりながらも、何事もなかったかのように立ち上がる
    "キリング・ジャック":「アハハッ! 流石だね”光使い(ライトブリンガー)”!」
    "キリング・ジャック":「だけど威力は弱いみたいだ、もう少し頑張ってみよっか」
    "キリング・ジャック":笑いながら、身を屈める。全身から刃物が飛び出した。
    鈴生 すばる:「はあっ……はあっ……なに、なんなの……!?」
    GM:ゆらり、と濃密な死が近づいてくる。
    GM:そしてあなたは────

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更のみ可能です
    GM:推奨ロイス:"キリング・ジャック" 自由/恐怖
    GM:推奨はこれ
    鈴生 すばる:好奇心/〇恐怖で取ってたけど親近感/〇恐怖にします。近しい何かだと感じ取ってしまったので。
    鈴生 すばる:好奇心抱いてる場合じゃなかった
    GM:親近感覚えてる!さては危険人物……?

    OP2:殺戮の申し子(キリング・ジャック)

    GM:シーンPCは久慈海。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (39 → 46)

    GM:K市UGN支部は、ここ数日忙しかった。
    GM:というより、落ち着きがなかったと言った方が良いだろう。
    GM:エージェント1名のジャーム化、および死亡。
    GM:情報班班長が、私室にて殺害。
    GM:そしてあなたの同門である”茨ヶ丘麗”と、戦闘能力の高いエージェントであるレイシィ=シィザフィーレが消息を絶っていた。
    GM:あなたの前に立つ支部長、仮屋みほろもどこか憔悴している様に感じる
    仮屋みほろ:「……お疲れ様、海ちゃん」
    仮屋みほろ:自信なさげに背を丸めた女性が、あなたに声を掛ける
    久慈 海:「…仮屋支部長……」
    久慈 海:「お疲れなのは、支部長の方で…」そう言いつつ、目の下に隈がある。ここ最近、麗の安否が頭にちらついて眠れていない。
    久慈 海:「……その、状況の進展は…?」
    仮屋みほろ:「……ごめんね、頼りない支部長で……」
    仮屋みほろ:「美月君を殺したのは、多分オルクス能力者だと思う。狙ったのは、美月君のデータかな」
    仮屋みほろ:「直前まで見ていたデータは、オーヴァード候補の目録みたいだけど……」
    仮屋みほろ:「データの破損状況が酷くて……」
    仮屋みほろ:そこで一度言葉を切ってから、あなたに顔を向ける
    仮屋みほろ:「違う、違う。そっちの調査はこっちでやってるから、あなたには別の調査をお願いしたかったの」
    久慈 海:「別の調査、ですか?」
    仮屋みほろ:「そう────”キリング・ジャック”」
    仮屋みほろ:「ここ最近、殺人事件の件数が増えているの、そこに残された文字が”キリング・ジャック”」
    久慈 海:「それは…一般人が犯人の殺人事件ではなさそうだ、という意味ですか?それも含めて、でしょうか」
    仮屋みほろ:「麗君達がいなくなったとき、直前までついていた任務、まだ話してなかったね」 秘匿していた任務だ。
    仮屋みほろ:「FHマスターエージェント”キリングマスター”の討伐」
    久慈 海:「…!」
    仮屋みほろ:「……ジャックって、子供の名前とかで付けるでしょ」
    仮屋みほろ:「だから、関係あるんじゃないかと思ったの、それに殺しのペースも速い」
    仮屋みほろ:「……お願いしても、いいかな?」
    久慈 海:「勿論です」
    久慈 海:「…きっちり、尻尾掴んできます」
    仮屋みほろ:「良かった」 ホッとしたように息を吐く
    仮屋みほろ:「それじゃあ、お願いね」
    仮屋みほろ:僅かに笑んで言う
    久慈 海:「はい。………あ、あの、仮屋支部長」
    久慈 海:「任務に行く前に、一個だけ、その」先ほどの返事とは一転しておどおどと
    仮屋みほろ:「? なあに?」
    久慈 海:「あ、あの、これ!」小さな箱をぐいっと押し付ける。
    久慈 海:駅前のパティスリーの焼き菓子だ。
    久慈 海:「…仮屋支部長は、頼りない支部長なんかじゃない、ので」
    久慈 海:「アタシが好きなやつなので、あの、あれだったら捨ててもらって…あの、甘いもので気分転換するのもいいかもっていうか…」もにょにょ
    仮屋みほろ:「……」
    仮屋みほろ:「……」
    仮屋みほろ:「……」
    仮屋みほろ:「…………ぐすっ」
    仮屋みほろ:「うええええええええええええええええええん」
    仮屋みほろ:暫く固まったかと思うといきなりボロボロと涙を殺し泣き始める
    久慈 海:「あわわわわわわ」おたおたしてハンカチを差し出す
    仮屋みほろ:「うぐ、えぐ、あ、ありがとう……大事に食べるね……」
    仮屋みほろ:ハンカチを受け取って涙を拭いながら笑う
    久慈 海:「…はい。さくさくで、美味しいので!」
    久慈 海:「じゃあ、えっと、…いってまいります」ぎこちない挨拶をして、部屋を出る。
    仮屋みほろ:「……いってらっしゃい!」
    ・・・
    ・・・・・・
    GM:そうして支部長室を出て暫く。
    GM:調査の進展はあまりよろしくなく、あなたは町の噂を聞くために外に出ていた。
    GM:外は既に薄暗く、春の初めの風は未だ冷える。
    久慈 海:はぁ、と大きなため息を吐く。流石にもう息が白く曇ることはないが、それでも寒い。
    久慈 海:「…やだなぁ」
    久慈 海:支部長が泣いているのも、麗やレイシィさんが見つからないのも、美月さんが殺されたのも。
    久慈 海:…その全部を嫌だと思っているのに、踏み込んで手を差し伸べて、なりふり構わず何かをできない自分が、一番。
    久慈 海:だって怖いのだ。また裏切られるのも、…伸ばした手が届かないのも。
    久慈 海:「…師匠なら、そんなこと言わないもんなあ」
    久慈 海:「…ふふ。出会ったばっかりの、空っぽだったアタシに、『全部を裏切れ』なんて言う強い人だもん」
    久慈 海:『全部を裏切れ。後ろ暗い過去も不安も、平和な日常を享受する罪悪感も、全部裏切って胸張って、図太く生きりゃあいいんだよ』
    久慈 海:その言葉を思い出して、笑みがこぼれる。
    久慈 海:「…よし!」知らず下がっていた顔を上げて、手掛かりを探すために力強く一歩を踏み出した。
    GM:歩みを進める。不意に、何かを感じた。
    GM:感覚を研ぎ澄ませればわかる、これは──
    GM:──ワーディングだ
    久慈 海:「!」たん、と迷いなく、軽やかに住居の屋根に飛び乗る。上へ、上へ。道は遠回りになる。
    久慈 海:(敵か、味方か)住宅の屋根から、ひさしを踏み台にビルの屋上へ。
    久慈 海:(どっちでもいいか。やることは変わらないんだし)
    GM:瞳に移るは星の如く煌めく少女と、血の様に真っ赤な少年

    GM:すばるちゃんはシーンインをお願いします
    鈴生 すばる:1d10+40
    DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44


    "キリング・ジャック":「さあ、頑張らないと死んじゃうよ!」
    GM:笑いながら刃物を操る少年と、それに必死に対抗する少女───そのような絵図だ。
    久慈 海:(そっちか)ビルの屋上。赤い少年を、敵と認識して。
    久慈 海:次の瞬間には、白刃が少年に襲い掛かっていた。
    久慈 海:知覚能力が高いものなら見えたかもしれない。
    久慈 海:ビルの壁面を前傾姿勢で駆け降り、真上から日本刀を突き出す青い女の姿が。
    "キリング・ジャック":「────んなっ!?」
    鈴生 すばる:「え――」
    鈴生 すばる:それが「見えた」ということがまずおかしいのだと、気付くほどの余裕はなかった。
    鈴生 すばる:まるで――流星。
    "キリング・ジャック":「く、クソ、いつも邪魔されてるな、僕!」
    "キリング・ジャック":バックステップし、距離を取る
    久慈 海:「―ふ、っ!!」着地と同時にくるりと半回転。力任せに鞘を投擲する。もっと、少女から離れさせるために。
    "キリング・ジャック":「ああ、もうっ、誰だよ!」
    "キリング・ジャック":ナイフで鞘を弾きながら叫ぶ
    久慈 海:「人に名前を聞く前に、まず自分が名乗ったら?」
    "キリング・ジャック":「僕は”キリング・ジャック”」
    "キリング・ジャック":「世界に死を伝播するもの……ん」
    久慈 海:「…!!」
    "キリング・ジャック":「お前……久慈海か」
    久慈 海:「お前が…!!って、え?」
    久慈 海:「――まさか。狙いはアタシってわけ?」
    "キリング・ジャック":「あはは、そうかもね」
    "キリング・ジャック":「けど状況が良くないな、もう少し場を整えてから、また来るよ」
    "キリング・ジャック":そう言って”キリング・ジャック”は闇の中に消えゆく
    久慈 海:「逃がすか!!」だん、と踏み込もうとする。
    "キリング・ジャック":<瞬間退場>
    GM:踏み込み、振るった刀は空を切る
    久慈 海:「…チッ」完全に逃がしたことを悟って、大きく舌打ちをして。
    久慈 海:「はぁ…キミ、大丈夫?」刀を収めて振り返る。
    久慈 海:「見た感じ、新人チルドレンかイリーガルみたいだけど」言いながら歩み寄る。
    鈴生 すばる:……極度の恐怖、緊張、命の危機、それらが一気に解放されて。
    鈴生 すばる:未だ意識を保っていられるほど――「日常」を生きる鈴生すばるの精神は、堅牢ではなかった。
    鈴生 すばる:「ぁ、」とか細い音を喉から発し、ぐたりとその場に倒れ込む。
    久慈 海:「とりあえず管轄支部まで送るから………って、え、ええっ?!」
    久慈 海:「ちょ、ちょっと!」駆け寄る。息を確かめることはしない。
    久慈 海:だってこの少女は、オーヴァードだ。
    久慈 海:「…オーヴァード、だよね?」
    久慈 海:心配になって、唇に指をあてる。呼吸してます?
    GM:してなきゃ困る!
    GM:してなかったらリザレクトしてください、物語が終わってしまう
    鈴生 すばる:してますしてますスヤスヤ
    久慈 海:ほっと息を吐く。
    久慈 海:「………ど、どうしようこれ…」
    GM:そんなあなたに、ふと師匠の教えが甦る────
    久慈 海:はっ!
    観司白路:「困ったらとりあえず支部に丸投げしとけ!」
    観司白路:いい笑顔で言われた記憶────
    久慈 海:「そ、そうだよね師匠!適材適所、報連相!!」迅速に端末を取り出す。
    久慈 海:「…もしもし、久慈です、"キリング・ジャック"と交戦、逃走されましたが身元不明のオーヴァードを保護――」口早に伝える。
    GM:暫くして迎えがよこされ、あなた達は支部に向かうことになった。
    GM:あなた達の物語は、ここから始まる。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更のみ可能です
    GM:推奨ロイス:"キリング・ジャック" 自由/敵意・侮蔑など
    GM:海ちゃんの推奨はこれ
    久慈 海:"キリング・ジャック"に、 ポジティブ保留/〇敵意 で取得します。ポジティブは後で考えさせてください…!
    GM:ポジティブ感情の抱きようがない!

    ミドル1:世界の真実

    GM:シーンPCは鈴生すばる、海ちゃんも登場してもらいます
    GM:シーンインをお願いします
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (46 → 52)
    鈴生 すばる:1d10+44
    DoubleCross : (1D10+44) → 1[1]+44 → 45

    鈴生 すばる:すこやか
    久慈 海:上手!

    GM:ピ、ピ、ピ、ピと控えめな電子音が響く。目の前には真っ白な壁────否、天井か
    賽目佳香:「……お」
    賽目佳香:あなたの隣で、本を読んでいた少女が目を覚ましたあなたに気が付く
    賽目佳香:「おはよう、意識ははっきりしてる?」
    鈴生 すばる:「……え……?」
    賽目佳香:戸惑うあなたの目の前に手のひらを差し出す。
    賽目佳香:「何本?」
    鈴生 すばる:ぱちぱちと、目を瞬かせる。知らない場所、知らない人。あれ、さっきまで何をしていたのだっけ――
    鈴生 すばる:「……ご、ごほん?」おろおろ
    賽目佳香:「うん、大丈夫そうだね」
    賽目エルアナ:「お姉ちゃん、雑すぎ」
    賽目エルアナ:「戸惑ってるよ」
    賽目エルアナ:目の前には一人しかいないが、もう一人分の声が聴こえてくる
    鈴生 すばる:「え、えっと、あの」
    鈴生 すばる:「ここ、どこですか? あなたは……? ボクは……」
    鈴生 すばる:――赤く濡れたナイフ。自分に向けられた殺意。
    鈴生 すばる:寝ぼけていた頭が、全部、思い出す。
    鈴生 すばる:「あ、……あ、やだ……ッ」ぎゅう、とシーツを抱きしめて身を引く。
    賽目佳香:「賽目佳香、"エトワルージュ"……って言ってもわかんないか」
    賽目エルアナ:「大丈夫だよ、ここに敵はいないから」
    賽目エルアナ:「お姉ちゃん、撫でてあげて」
    賽目佳香:「ええ……」 本を膝において、すばるの頭を撫でつつ
    賽目佳香:「今、人呼んでるから」
    賽目佳香:「詳しい説明はもうちょっと待ってね」
    鈴生 すばる:「…………」乱れそうになった呼吸を落ち着かせて、戸惑いながら受け入れる。
    GM:少しして、背の低い、暗そうな女と、髪を後ろ手に結んだ、凛とした女性が入ってくる。
    仮屋みほろ:「お、お待たせ……」
    久慈 海:「…!」ほ、と表情を緩ませる。
    仮屋みほろ:「ごめんね佳香ちゃん、今日おやすみだったのに……」
    仮屋みほろ:「同年代の女の子の方が良いかなって思って……」
    賽目佳香:「気にしなくていいすよ、訓練室借りようと思ってたんで」
    賽目佳香:「じゃあね、鈴生」
    賽目佳香:そう言って部屋を出ていく
    久慈 海:「目、覚めたんだ。よかった…」金髪の少女を見て胸を撫で下ろす。
    鈴生 すばる:「あ……」その蒼い女性を見て、あのひとだ、と気付く。
    鈴生 すばる:「えっと……ボクを、助けて……? くれたひと、ですよね……?」
    鈴生 すばる:助かってるのかどうなのか分からないけどぺこりとする。
    久慈 海:「うん。久慈海、コードネーム…あ、いや、久慈海、です」
    久慈 海:「もっと早くたどり着けなくてごめんね」
    久慈 海:「す、あーー、えーーー」
    久慈 海:「…キミの名前は?」知っているけど、うん。
    鈴生 すばる:「……鈴生すばる、です」何をどこまで信じていいのかわからないのでおずおずと
    鈴生 すばる:「あの、ここはどこですか……? あなたたちは……?」迷子の顔
    仮屋みほろ:「私は仮屋みほろ、と言います」
    仮屋みほろ:「ヨロシクね、すばるちゃん」
    仮屋みほろ:「ここについての説明なんだけど……海ちゃんはまだ新規覚醒者への説明ってしたことなかったよね」
    久慈 海:「は、はい」
    仮屋みほろ:「そう、じゃあお願いしても良いかな」
    久慈 海:「ひゃい?!」
    仮屋みほろ:「こういうのって慣れがいるし、この子も君からの説明の方が受け入れやすいだろうから」
    仮屋みほろ:「私がいるうちに……しておこう?」
    久慈 海:「え、あ…」この子も、と言われて、すばるちゃんの顔を見る。
    久慈 海:「…はい!」そして支部長に向き直って、頷いた。
    鈴生 すばる:びくびくしながら縋るような顔で海さんを見ています。
    久慈 海:「えっと、じゃあ、すばるちゃん」
    久慈 海:「これから、色々説明しようと思うんだけど」
    久慈 海:「その前に、確認があって」
    久慈 海:「昨日キミは、キリング・ジャック…あの赤い男に襲われて、気が付いたら不思議な力が使えるようになってた…んだと」
    久慈 海:「アタシは思ってるんだけど、合ってる?」
    GM:実際は、もっと以前からあなたは能力を使えた
    GM:しかし、それを明かすべきか明かさざるべきか────
    鈴生 すばる:「……不思議な力、は」ぎゅう、と拳を握り締めて
    鈴生 すばる:「もっと前から、使えました。なんで使えるのかは、分からないんです、けど」
    鈴生 すばる:「……ボク、ちっちゃいころの記憶がなくて。気が付いたら、こういう力が、あって……それがずっと、怖くて……」縮こまる
    久慈 海:「…えっ?」
    仮屋みほろ:「……なるほど……」 口元に指をやる
    仮屋みほろ:それから、海に小声で話しかける
    仮屋みほろ:「さっき言ったでしょ?殺された美月君が最後に見てたデータ」
    仮屋みほろ:「オーヴァード候補の目録だって、実はそこにも名前があったの」
    仮屋みほろ:「……なんで隠してたのかは、気になるところだけど……」
    仮屋みほろ:そこで言葉を切る。追及するかは任せるということだろう。
    久慈 海:「…!そう、だったんですか…?!」小声で
    久慈 海:(ど、どうしよう。どうすればいいんだろう。聞いた方がいいのか、聞かない方がいいのか)
    久慈 海:(…だめ。アタシより、きっとこの子の方がずっと不安だ)
    久慈 海:(…ちゃんと考えて、伝えないと)
    久慈 海:「…そっか。よく、頑張ったね」
    久慈 海:支部長に目くばせ。この場では、追求しません。
    久慈 海:「じゃあ、説明するって言っておいて、ごめんね。もう一つだけ」
    久慈 海:「あの男…キリング・ジャックに、何か言われた?」
    久慈 海:「例えば、君を探してた、とか…一緒に悪い事をしよう、とか…」
    鈴生 すばる:「…………ボクの名前を、なぜか知ってて」
    鈴生 すばる:「君を、殺しに来た、って」うつむく
    久慈 海:「…そっか」
    仮屋みほろ:「この子自身が狙いだったのは、間違いなさそうだね……」 難しい表情で呟く
    久慈 海:「ですね」
    久慈 海:「すばるちゃん」向き直る。
    久慈 海:「ごめんね。何も知らなかったことにするのは選ばせてあげられない。だから選んで。何から知りたいか」
    久慈 海:「キミは何なのか。アタシたちは何なのか。あの襲ってきた男は何なのか。これからキミは何をするべきなのか」
    久慈 海:「キミは自分の足で、意思で、非日常(こっちがわ)に来なきゃいけない」
    鈴生 すばる:「……」顔を上げる。迷子のような目で、目の前の女性を見つめる。
    鈴生 すばる:嫌だ。何も知りたくない。怖いものは見ないままで、変わらないままで、過ごしていたかった。
    鈴生 すばる:――でも、目の前に、その道しかないのなら。
    鈴生 すばる:「教えてください。『ボクは何なのか』。ボクはずっと、ずうっと、……それが知りたかった」
    久慈 海:「うん」ああ、いい目をしてる。
    久慈 海:「キミは、オーヴァードだよ」
    久慈 海:「オーヴァードって言うのは、レネゲイドウィルスっていうウィルスに感染して、超能力が使えるようになった人間のこと」
    久慈 海:「アタシも、仮屋支部長も、賽目さんも」
    久慈 海:「ここにいるみんな、キミと同じオーヴァードだよ」
    鈴生 すばる:「おーヴぁーど」初めて聞く単語を、初めて口に乗せる。
    鈴生 すばる:「じゃあ、ここにいるみなさんが……あの不思議な力を使えるってことですか?」
    観司白路:「そういうこった、こんな風にな」
    観司白路:すばるの横に、いつの間にか男が座っている
    観司白路:親し気に片手を上げて、ヨッ、と挨拶
    久慈 海:「師匠!」弾んだ声で
    鈴生 すばる:「びゃんっ」めちゃくちゃびっくりしてベッドから転げ落ちそうになる
    仮屋みほろ:「白路くん。急に女の子の近くに出ない」
    観司白路:「悪い悪い」 すばるの体を支えて離れる
    観司白路:「ほれ、海もなんか見せてやったらどうだ」
    久慈 海:「えー?アタシの能力、そんな派手じゃないし…じゃあ」
    久慈 海:部屋のゴミ箱から缶コーヒーの空き缶を拾って。
    久慈 海:「えい」指で捻りちぎる。
    鈴生 すばる:「!?!?」びゃんっリターンズ
    観司白路:「ウワッ脳筋」
    久慈 海:「…こういう、すごい力持ちなことが出来たりします。えへへ」
    久慈 海:「しょ、しょうがないでしょ!バロールもハヌマーンも分かりづらいじゃん!」むー
    仮屋みほろ:「ちなみに私はこんな感じで」 流れるように手首をナイフで切る
    仮屋みほろ:噴き出た血が、無重力にいるように球上に浮かび、形を変形させていく
    仮屋みほろ:それは小さな熊のぬいぐるみのようになりすばるのベッドに着地した
    仮屋みほろ:「────血の人形、従者を作れる感じ」
    久慈 海:「おおー、流石支部長!かわいい~!」
    仮屋みほろ:熊がすばるに向けて両手を上げる
    鈴生 すばる:「はわ」キャパオーバーした
    久慈 海:「とまあ、こんな感じで色々………だ、大丈夫?なんか…飲み物、飲む?」
    鈴生 すばる:「だ、だいじょうぶです……いろいろなちからがあるんだなあ」だめそう。
    仮屋みほろ:「うん、色々な力があるの」
    仮屋みほろ:「だからあなたにはそれを勉強してもらう必要がある」
    仮屋みほろ:「あなた自身の身を守るためにも」
    久慈 海:「もちろん、一人で勉強しろってわけじゃないよ」
    久慈 海:「そのためにアタシ達がいるんだから」
    鈴生 すばる:「……はい」
    鈴生 すばる:くまちゃんを恐る恐る指先でちょんちょんする
    鈴生 すばる:「じゃあ、あの……キリング・ジャックっていうひとも……オーヴァード?」
    久慈 海:「うん。オーヴァードはオーヴァードだけど」
    久慈 海:「…悪い方のオーヴァード、かな」
    久慈 海:「キリング・ジャックは、多分、ジャーム」
    久慈 海:「超能力で悪いことをしようとしてる奴は、ジャームっていうの」
    久慈 海:「レネゲイドの力を使いすぎて、人としての心…良心とか絆とか、そういうのを失って、自分の欲望のままに人も世界もめちゃくちゃにしようとする奴ら」
    久慈 海:「FH(ファルスハーツ)の説明は…した方がいいかな、師匠?」
    観司白路:「おう、しとけしとけ」
    観司白路:「どうせあとから嫌って程詰め込まれるんだ。今のうちに頭の隅にでも残しとくのが良いだろうよ」
    久慈 海:「じゃあお願い、師匠」丸投げの呼吸
    観司白路:「えっ」
    観司白路:「あー……悪の組織って考えときゃ問題ない」
    観司白路:「ほら、あるだろ、仮面ライダーとか戦隊とか……女子ならプリキュアの方が良いか?」
    仮屋みほろ:頭を抱える
    仮屋みほろ:「……詳しい説明は後でしておくから、UGNについても説明してくれるかな、海ちゃん」
    久慈 海:「はい…うちの師匠が雑ですみません…」
    久慈 海:「すばるちゃん、ここまでは大丈夫そう?」
    仮屋みほろ:「海ちゃんも後で補習ね?」
    久慈 海:「ぎくっ」
    鈴生 すばる:「は、はい」一生懸命頷く
    久慈 海:「…こ、こほん」
    鈴生 すばる:全然大丈夫ではないが、がんばって飲み込んだ。
    久慈 海:「で、アタシたちはUGNっていう組織です」
    久慈 海:「オーヴァードの集団、UGN(ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク)」
    久慈 海:「えー…正義のオーヴァードが集まった組織…」
    久慈 海:「…ううん」
    久慈 海:「オーヴァードも、そうじゃない人間も、みんなが一緒に笑ってられる日常(あたりまえ)を、守るための組織」
    久慈 海:「超能力が使えるようになったばっかりの人に、超能力の使い方を教えたり、超能力で悪いことをしようとしてる奴ら…さっき説明したジャームやFHね、これをやっつけたりするのが仕事かな」
    仮屋みほろ:「ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク、世界を股に掛けた日常の守り手達……ってね」
    仮屋みほろ:「……まあ、君を巻き込んじゃったんだけど……あはは、ままならないね……」
    鈴生 すばる:「えっと……じゃあ……」日常。それは何より愛しくて、ついさっき、この手から零れ落ちたもの。
    鈴生 すばる:「……ボクも、そういうお仕事を、することになる……ってことですか?」
    鈴生 すばる:「ボクにとっての日常(あたりまえ)が、非日常(こっちがわ)になる、ってことですか……?」
    仮屋みほろ:「そんなことないよ!」
    仮屋みほろ:「……いや、人手不足だから手伝ってほしいのはやまやまなんだけど……」
    仮屋みほろ:「もちろん、自衛の手段を身に着けてもらう必要はあるけど、無理に協力してもらうことはない」
    仮屋みほろ:「私たちから言うのは、能力の使い方には気を付けてってことと」
    仮屋みほろ:「後は悪い人についていかないように、悪い事をしている人たちを知ってもらうことくらい」
    観司白路:「ま、なんだ。イリーガル制度っていうバイトみたいなのもあるから」
    観司白路:「気楽にやってきな」
    久慈 海:「うん。安心して。すばるちゃんの日常を守るのも、アタシたちの仕事だから。ただ…」
    久慈 海:「…今回は、キリング・ジャックに目を付けられているみたいだから」
    久慈 海:「この説明が終わって、すぐにいつも通り…とは、いかないかもしれない」
    仮屋みほろ:「うん、というかもっとちゃんとした講習も受けてもらうからね」
    仮屋みほろ:「それから、海ちゃんにも護衛についてもらった方が良いかもしれない」
    久慈 海:「はい。キリング・ジャックは、アタシのことも知っていたみたいだったので。一緒にいた方がいいかと思います」
    観司白路:「というか、師匠になってやれよ」
    久慈 海:「―――へ?」
    観司白路:「せっかくなんだし能力の使い方とか教えてやりな」
    久慈 海:「…………」
    久慈 海:「大変だ、師匠がもーろくした」
    久慈 海:「大丈夫?何徹?仮眠室行く?飴ちゃんいる?」
    観司白路:「何故もクソもないだろ、せっかく護衛で付きっきりなんだ」
    観司白路:「しっかり自衛の術を教えてやりな」
    久慈 海:「そ…っれは、そうだけど…!」
    鈴生 すばる:「ししょー……」じ、と海さんを見る。相変わらず迷子のような顔、だけど瞳のきらめきは先ほどより強く。
    仮屋みほろ:「良いと思うよ?人手不足だし、サボリ魔の白路くんにも働いてもらわなきゃいけないし……」
    久慈 海:「ででででも師匠、知ってるでしょ!アタシ回避も防御もからっきしだもん!教えられることなんて…」
    久慈 海:「う、あ…」すばるちゃんと目が合う。
    鈴生 すばる:・ω・ じーーーーーーーーっ
    観司白路:「ほれ、迷子の小猫ちゃんを放り出す気か?」 けらけら笑っている
    久慈 海:「うっ……………」
    久慈 海:「そ、そう!意思!自由意志!」
    久慈 海:「す、すばるちゃんの意見を聞くべきだと思うな!」
    久慈 海:「すばるちゃん、師匠になるなら、もっと年が近かったり頼もしかったりする人がいいよね?!」
    鈴生 すばる:「……年はわからないけど、久慈さんはボクにとってはすごく頼もしいひとですよ」
    鈴生 すばる:「怖くて怖くて、何も考えられなかったボクを、助けてくれた」
    鈴生 すばる:「……流れ星みたいだった」ふにゃ、と初めて笑顔を見せる
    久慈 海:「うっ…!!!」
    久慈 海:「た、頼もしい…アタシが…?」
    久慈 海:「……………ほ、ほんとに、いいの?」
    久慈 海:「アタシなんかが師匠で…」
    鈴生 すばる:ベッドから降りて立ち上がる。そして、海さんに向かって頭を下げる。
    鈴生 すばる:「――お願いします。ボクを弟子にしてください」
    鈴生 すばる:「まだすっごく怖いし、不安しかないし、全部忘れて帰りたいけど……」
    鈴生 すばる:「それができないなら、ボクはボクと向き合いたい。ボクのことを、もっとちゃんと知りたい」
    鈴生 すばる:「それで、ボクはボクだって、胸張って生きたいんです! ……お願いします!」
    久慈 海:「―――」目を見張る。
    久慈 海:…あんなに怯えていた、今も怯えているだろう小さな星が。確かに、煌めいている。
    久慈 海:「――わかった」なら。アタシも腹をくくらないと。
    久慈 海:「よろしくね、すばるちゃん。…海で、いいよ」手を差し出す。
    鈴生 すばる:「ッ……! はい!! 海ししょー!!!」ぎゅっっ!!!
    久慈 海:「ううう」覚悟決めてもむずがゆいもんはむずがゆい!
    久慈 海:「…よし。じゃあ最後。これから、すばるちゃんがするべきことの説明、いいかな?」
    鈴生 すばる:「はい、お願いします」がんばるお顔
    久慈 海:「―『全てを』」裏切れ、と言いかけてやめる。
    久慈 海:この子にはその言葉でいいのか?アタシは師匠のその言葉に救われたけど、この子にはそれでいいのか?
    久慈 海:逃げちゃだめだ。ちゃんと向き合って、言葉を尽くさないと。
    久慈 海:「まずは、自分を信じて」
    久慈 海:「能力を隠して、日常を生き続けるのは簡単に出来ることじゃない。能力の制御も、周りの人を裏切っている心労も」
    久慈 海:「それに耐えきったキミはすごいんだよ。キミが思っている以上に」
    久慈 海:「だから、自分を信じて、自身を持って。すばるちゃん」
    久慈 海:「…そうだな、具体的なところだと、後は能力制御とリザレクト…実戦じゃないと教えられないところかな。支部長、訓練室で模擬戦をしたいんですけど…」支部長の方を見る
    鈴生 すばる:「え……」誰にも言わなかった、言えなかった、ずっと怯えていた自分の人生が、はじめて肯定されて。
    鈴生 すばる:「…………はい!!」涙をこらえて、元気よく『師匠』に返事をする。
    久慈 海:にっこり、笑顔でその返事に応える。
    仮屋みほろ:「わかった、いいよ」
    仮屋みほろ:「でももうちょっと休んでからね」
    仮屋みほろ:「すばるちゃんも目覚めてすぐに模擬戦は大変だろうし」 苦笑しながらたしなめる
    観司白路:ちなみに観司は百面相する海をひとしきり笑ってから来た時と同じように急に消えた。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能です
    鈴生 すばる:海さんに〇信頼/不安でとります!
    久慈 海:鈴生 すばるに〇庇護/嫉妬で取得します!
    久慈 海:購入はUGNボディアーマー(基本2p189)に挑戦。
    久慈 海:2dx+2>=12 〈調達〉判定
    DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 7[6,7]+2 → 9 → 失敗

    久慈 海:だめ!以上です!
    GM:おしい
    鈴生 すばる:じゃあせっかくなのでボディアーマーチャレンジします!ダイスは一個!
    鈴生 すばる:1dx>=12
    DoubleCross : (1DX10>=12) → 4[4] → 4 → 失敗

    鈴生 すばる:すん
    GM:すんすん……

    ミドル2:模擬戦

    GM:シーンPCは久慈海。すばるちゃんも登場してもらいます
    GM:シーンインをお願いします。
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (52 → 60)
    久慈 海:えらすぎ
    鈴生 すばる:1d10+45
    DoubleCross : (1D10+45) → 10[10]+45 → 55

    鈴生 すばる:やる気

    GM:UGN日本K市支部 訓練室
    賽目佳香:「じゃ、起動するよ」
    GM:訓練室に向かい合って立つ二人の下に、そのような声が響く
    GM:同時に、光の線に導かれるようにして訓練室のテクスチャが変わっていく
    GM:少しして、あなた達は街中に立っているような状態になっていた
    賽目佳香:「じゃ、後は好きにしていいよ」
    賽目佳香:「頑張って」
    久慈 海:「うん。ありがとう、賽目さん」
    久慈 海:「…さて。すばるちゃん。説明に入るけど、準備はいい?」
    鈴生 すばる:「は、はい」緊張
    久慈 海:「さっきみんなで見せた通り、オーヴァードの超能力は個人差があるけど、絶対に全員が持ってる能力がある」
    久慈 海:「大事なことだから、よく覚えておいて」
    久慈 海:「『オーヴァードは、十や二十の致命傷じゃあ死なない』」
    久慈 海:「意識しなくても、レネゲイドウィルスが、体を勝手に治してくれる。これをリザレクトって呼ぶの。これが、全員持ってる能力」
    久慈 海:「今からする模擬戦のミッションは2つ」
    久慈 海:「ひとつは、アタシの攻撃を受けてリザレクトすること」
    久慈 海:「もうひとつは」もしかしたら、こっちの方が辛いだろうけど。
    久慈 海:「――もうひとつは、アタシに致命傷を与え、リザレクトさせること」
    鈴生 すばる:「……え」
    鈴生 すばる:「それって……つまり、ししょーを、……殺す、ってこと?」
    久慈 海:「ううん。アタシは死なない。『オーヴァードは、十や二十の致命傷じゃあ死なない』からね」
    久慈 海:「…すばるちゃんの日常(じょうしき)では、人は殺したら死ぬでしょう」
    久慈 海:「でも、非日常(こっちがわ)ではそうじゃない。それに慣れておかないと、すばるちゃんの身が危ない」
    久慈 海:「――やれるね、弟子?」瞳を閉じたまま、言う。
    鈴生 すばる:やれるかやれないかなら、多分、やれない。今までの自分だったら。
    鈴生 すばる:だけど今は「やるしかない」って、分かってる。足は震えるし、舌はもつれるしで、かっこつかないけど。
    鈴生 すばる:「――やります、師匠!」背筋を伸ばすことくらいなら、今のボクでもできるから。
    久慈 海:もう言葉はなく。刀の柄に手をかける。

    GM:それでは模擬戦を開始します。
    GM:戦闘終了条件は久慈海と鈴生すばるがそれぞれ1回ずつリザレクトをすること
    GM:現在のエンゲージはこう
    鈴生すばる【16】──5m──久慈海【15】

    GM:1R:セットアップ
    GM:宣言をどうぞ
    久慈 海:セットアップ:ターゲットロック2+攻勢変色2/侵蝕率+6
    久慈 海:そのシーン中、自身が対象のみに攻撃を行う場合、攻撃力+16
    鈴生 すばる:セットアップないです!
    久慈 海:対象はすばるちゃんで!
    久慈 海:あっあと暴走します!

    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を6増加 (60 → 66)
    久慈 海:目を、開く。
    久慈 海:紺碧から赤錆色に、文字通り”目の色が変わる”。その目に浮かぶのは純然たる殺意。
    久慈 海:『立ち向かわなければ殺される』
    久慈 海:生存本能を持つ生物なら、そう理解するだろう。

    GM:1R:イニシアチブ 行動値16 鈴生すばる
    鈴生 すばる:マイナー:オプティカルレンズ1
    鈴生 すばる:そのメインプロセスの間、自身が行うエンジェルハイロゥのエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力+【感覚(6)】。攻撃の対象は単体でなければならない。1シーンにLV回まで。
    鈴生 すばる:侵蝕率55→58
    鈴生 すばる:メジャーコンボ:キラメキ☆シューティングスター(光の弓1+コンセントレイト:エンジェルハイロウ2+光の指先1)
    鈴生 すばる:侵蝕率58→64
    鈴生 すばる:対象は海ししょーに!
    久慈 海:おいで!
    鈴生 すばる:ダイスの基本が4、光の指先で+3、ヨシ!
    久慈 海:そしてダイスボーナス!
    鈴生 すばる:は!
    久慈 海:は、まだか
    GM:未だです!
    久慈 海:メジャーコンボ終わってから60を超えるので、メジャーのダイスはまだ増加しない!
    久慈 海:失礼しました
    鈴生 すばる:惜しかった!
    GM:そういうこと!
    鈴生 すばる:7dx+4
    DoubleCross : (7DX10+4) → 9[2,3,4,7,7,9,9]+4 → 13

    鈴生 すばる:あっC値入れ損ねた!
    鈴生 すばる:お前はいつもそうだ
    鈴生 すばる:すみません振り直します
    GM:振り直しな!
    鈴生 すばる:7dx8+4
    DoubleCross : (7DX8+4) → 7[1,2,2,2,5,6,7]+4 → 11

    鈴生 すばる:なんで?
    GM:下がってる……!
    GM:では海ちゃんはリアクションしな!
    久慈 海:はーい!
    久慈 海:頑張れば回避できそうな命中値、ですが
    久慈 海:海はセットアップに使用した攻勢変色で暴走しています
    久慈 海:なので、リアクション…ドッジもガードも、そもそも選択することが出来ない!
    久慈 海:暴走中によりリアクション不可!ダメージをください!
    鈴生 すばる:ダイス……二個……?
    GM:そう、2個!
    鈴生 すばる:2dx+8
    DoubleCross : (2DX10+8) → 6[6,6]+8 → 14

    久慈 海:久慈 海のHPを14減少 (30 → 16)
    GM:あっ違う!
    GM:2d10よ!
    久慈 海:あっほんとだ!
    鈴生 すばる:うーーーいつもまざる すみません
    GM:振り直す?それとも6+6+8で20で出します?
    鈴生 すばる:振り直します!
    鈴生 すばる:2d10+8 わんもあ!
    DoubleCross : (2D10+8) → 4[2,2]+8 → 12

    鈴生 すばる:下がってる
    久慈 海:久慈 海のHPを12減少 (30 → 18)
    久慈 海:げんき!

    鈴生 すばる:前はがむしゃらに放出するだけだった光を、どうにか形になるよう集中する。
    鈴生 すばる:やがて白い光はふわふわと集まり、いびつな弓矢を形作った。
    鈴生 すばる:「……えいっ!」
    鈴生 すばる:光の矢が飛んでいく。制御が不慣れだからか、ためらいが出たのか――その光が師を地に伏せさせることはなかった。
    久慈 海:光の矢に腿を貫かれ―それでも揺るがず、視線も外さず、立っている。

    GM:1R:イニシアチブ 行動値10 久慈海
    久慈 海:マイナーで戦闘移動。5m移動して、すばるちゃんにエンゲージします。
    久慈 海:メジャー【シュヴァルツ】:瞬速の刃2+コンセントレイト:バロール3/侵蝕率+5
    久慈 海:現在の侵蝕率が60超えなので、ダイスボーナスは1つ。
    久慈 海:日本刀で攻撃します。対象はすばるちゃん!
    久慈 海:(4+3+1)dx7+3
    DoubleCross : (8DX7+3) → 6[1,4,5,5,5,6,6,6]+3 → 9

    久慈 海:これはひどい。
    GM:そんなことある?
    GM:リアクション……しな!
    鈴生 すばる:回避チャレンジ!
    鈴生 すばる:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 7[4,7]+1 → 8 → 失敗

    鈴生 すばる:おしい
    GM:惜しかったねえ
    久慈 海:ぎりぎりの戦いすぎる
    久慈 海:では、ダメージ行きます!
    久慈 海:日本刀の攻撃力は5ですが、ターゲットロック+攻勢変色が乗っているので固定値はあるぜ
    久慈 海:(9/10+1)d10+21 装甲等有効 ターゲットロック対象
    DoubleCross : (1D10+21) → 2[2]+21 → 23

    久慈 海:どうして?
    GM:君たちの出目どうしたの???????
    鈴生 すばる:HP3!!!いきてる!!!!
    GM:侵蝕上げて演出どうぞ
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (66 → 71)

    久慈 海:たん、と。踏み込んだ次の瞬間には、白刃がきらめいていた。
    久慈 海:(切り刻みたい、駄目、エフェクト使用に支障が出ないように、ショックが大きすぎないように、)
    久慈 海:重力に従って振り下ろされたその刃は、ずいぶんと鈍って。しかし、獣の膂力は健在だった。
    鈴生 すばる:「!!」ざっくりと、皮膚が切り裂かれる感覚。血が流れ出る感覚。
    鈴生 すばる:気を失ってもおかしくないその衝撃を受けてなお、立っている自分に気が付いて。
    鈴生 すばる:(……ああ、こういうことなんだ)知らない自分を知るということは。

    GM:1R:クリンナップ なし

    GM:2R:セットアップ
    鈴生 すばる:ないです!
    久慈 海:なし!ターゲットロック+攻勢変色はシーン継続なので!

    GM:2R:イニシアチブ 行動値16 鈴生すばる
    鈴生 すばる:マイナーなし、メジャーで同じコンボ!
    鈴生 すばる:攻撃力は2まで下がるけどダイスが1個増える!
    鈴生 すばる:侵蝕率64→70
    鈴生 すばる:すみません、コンボ侵蝕率を+6だと思ってたら+5だったので、さっきと今回の分あわせてマイナス2します
    鈴生 すばる:現在侵蝕率は68!
    GM:では、判定しな!
    鈴生 すばる:(4+3+1)dx8+4
    DoubleCross : (8DX8+4) → 10[2,4,4,5,6,8,9,9]+10[1,7,10]+4[4]+4 → 28

    久慈 海:おお、いい出目!
    GM:おっ今度は良い出目
    鈴生 すばる:えらい!
    GM:今度は3d10で振れるぞ
    久慈 海:暴走リア不、ダメージどうぞ!
    鈴生 すばる:3d10+2
    DoubleCross : (3D10+2) → 13[3,3,7]+2 → 15

    鈴生 すばる:うぐぐ届かない
    久慈 海:久慈 海のHPを15減少 (18 → 3)
    GM:惜しいぜ
    GM:だらだらR進行するのもあれだし
    久慈 海:まだ生きててごめん…
    GM:2回攻撃してしまいましょう
    鈴生 すばる:ししょーは生きて……
    鈴生 すばる:2回攻撃 そんなことが
    GM:特別よ!
    鈴生 すばる:命中からですか?ダメージからですか?
    GM:マイナーからもう一回行動よ!
    鈴生 すばる:はーい!
    鈴生 すばる:マイナーなしでメジャーでもっかいキラメキコンボ!
    鈴生 すばる:侵蝕率68→73
    鈴生 すばる:(4+3+1)dx8+4
    DoubleCross : (8DX8+4) → 10[1,5,7,7,7,7,8,8]+10[6,9]+10[10]+5[5]+4 → 39

    鈴生 すばる:いいぞ
    久慈 海:回ったーー!
    GM:めっちゃ伸びる
    鈴生 すばる:4d10+2
    DoubleCross : (4D10+2) → 26[7,1,8,10]+2 → 28

    鈴生 すばる:調子出てきた!
    GM:さっきまでのはなんだったんだ
    久慈 海:当然死ぬ!のでリザレクト!
    久慈 海:1d10 リザレクト侵蝕上昇
    DoubleCross : (1D10) → 5

    久慈 海:久慈 海のHPを5に変更 (3 → 5)
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (71 → 76)

    鈴生 すばる:目をそらしたら駄目だ。これは避けられないことなんだ。
    鈴生 すばる:(お母さん、お父さん、むっちゃん、学校のみんな)
    鈴生 すばる:(――大好きな、ボクの日常)
    鈴生 すばる:目の前に、星が瞬く。
    鈴生 すばる:「そうだ、ボクは」
    鈴生 すばる:「知らなきゃいけない。ボクがボクであるために!!」
    鈴生 すばる:光が渦を巻いて、鋭利な刃の形となり――師を、穿った。
    久慈 海:肺に一矢。致命傷だ。心臓に一矢。致命傷だ。
    久慈 海:それを受けて――笑う。
    久慈 海:重力に従って地面にくずおれ――は、しない。
    久慈 海:「上出来!」床を踏みしめて立ち上がる。血が止まり、肉が再生する。

    GM:2R:イニシアチブ 行動値10 久慈海
    久慈 海:マイナーはなし
    久慈 海:メジャー【シュヴァルツ】:瞬速の刃2+コンセントレイト:バロール3/侵蝕率+5
    久慈 海:対象はすばるちゃん。判定行きます!
    久慈 海:(4+3+1)dx7+3
    DoubleCross : (8DX7+3) → 10[4,5,6,6,8,9,9,10]+10[4,5,6,7]+6[6]+3 → 29

    久慈 海:くぅっあと1高ければ!
    GM:今度はちゃんと伸びたね
    鈴生 すばる:回避チャレンジ
    鈴生 すばる:2dx+1>=29
    DoubleCross : (2DX10+1>=29) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

    鈴生 すばる:大の字
    久慈 海:ダメージいきます!
    久慈 海:(29/10+1)d10+21 装甲等有効 ターゲットロック対象
    DoubleCross : (3D10+21) → 4[2,1,1]+21 → 25

    久慈 海:まって?
    鈴生 すばる:?
    久慈 海:海、だめかもしれん
    GM:出目、何?
    久慈 海:こんなやばい出目初めて…
    鈴生 すばる:死ぬのでリザレクトだ~!
    鈴生 すばる:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 1

    鈴生 すばる:何。
    久慈 海:えらい!
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (76 → 81)
    GM:では侵蝕上げて、演出どうぞ~

    久慈 海:「―いくよ!」
    久慈 海:もう傷一つない身体で、日本刀を振り下ろす。
    久慈 海:それは人の筋肉で出せる速度を超えた、星の重力に惹かれた刃。
    久慈 海:一閃。深々と、胸を切り裂く。
    鈴生 すばる:勇気は出した。この道を選ぶと自分で決めた。……それでも、覚悟ができていたかと言われれば。
    鈴生 すばる:「あ」死ぬ、と思ったのは一瞬で。
    鈴生 すばる:大きく体が揺らいで、意識がほんの僅かブレて、……それで終わり。
    鈴生 すばる:気が付けば傷はふさがり始めていて、とくとくと心臓の動く音を感じた。

    GM:戦闘終了

    GM:すばるのリザレクトを機に、訓練室が無機質なものへと戻っていく
    久慈 海:「…お疲れ様、すばるちゃん」
    鈴生 すばる:「…………」ぼうっと立ち尽くして
    鈴生 すばる:「……あ、お、お疲れ様でした」ぺこ。
    久慈 海:「大丈夫?まだどこか痛い?」
    鈴生 すばる:大丈夫と答えようとして、「もうどこも痛くない」ということが、異常なのだと気が付く。
    鈴生 すばる:指先が冷え切っているのがわかる。立っていられなくなりそうで、無理やり笑顔を作る。
    鈴生 すばる:「はい、大丈夫です! ししょーかっこよかった!」
    久慈 海:「―――」人の心の機微には疎い。見ないように、目を逸らしてきたから。でも、これは、流石に。
    久慈 海:「―いいよ」
    久慈 海:「飲み込みがいいフリなんて、しなくていいんだよ。すばるちゃん」
    鈴生 すばる:「え……」
    鈴生 すばる:「…………」ぱちり、と瞬きをして。
    鈴生 すばる:「……っう、うぇ、ええええん……!!!!」勢いよく師の胸に飛び込んだ。
    久慈 海:そっと、丁寧に丁寧に、その背に腕を回す。
    鈴生 すばる:「こ、こわかった……ししょーのこと、やっつけるのも、こわかった、し」
    鈴生 すばる:「し、しんじゃうって、おもった……あのひと……キリング・ジャックに、おそわれた、ときよりも……もっと……!」
    鈴生 すばる:つっかえつっかえに吐き出しながらぐすぐす泣きじゃくる。
    久慈 海:「うん…」恐る恐る、背を撫でる。
    久慈 海:「…ごめんね。怖かったね…」
    鈴生 すばる:ふるふると頭を振って「で、でも、でもっ、いちばん、こわいのは」
    鈴生 すばる:「『死ななかった』こと……ケガも、いたいのも、もう、なんにもなくて……それが、こわい……」
    鈴生 すばる:「ししょー、ボク、ちゃんと、ボクの足で立ててる……?」涙に濡れた顔で海さんを見上げる
    久慈 海:「…うん。立ててるよ…」立てている、傷を負っても立てていると、伝えるのがこの子のためになるのか。分からない。どうすればいいのか、分からない。
    久慈 海:「…今、立てているのは、辛い?」
    鈴生 すばる:「……うん。まだ、怖い。けど、でも」
    鈴生 すばる:ぐいっと涙をぬぐって。
    鈴生 すばる:「これが、ボクなんだね」
    鈴生 すばる:「立っているのがボクの足なら……それも含めて『ボク自身』なら……逃げたくない」
    鈴生 すばる:「……怖いけど」もう一度繰り返して、ぎゅっと抱き着く。
    久慈 海:「――――」
    久慈 海:「…キミは、強いね。すばるちゃん」
    久慈 海:「アタシは、過去からも周りからも、逃げてばっかりでここまで来たのに」
    久慈 海:「キミは、逃げないんだね」
    久慈 海:目を合わせて、頭を撫でる。
    久慈 海:「今の気持ちを忘れないで。絶対自分から逃げるなってことじゃないよ」
    久慈 海:「『逃げない自分になる』って決めることが出来た、今の気持ちを忘れないで」
    久慈 海:「…オーヴァードはね、最後は心が、絆が物を言うの」
    久慈 海:「明日ケーキが食べたいでも、家族におはようを言いたいでも、敵に負けたくないでも、自分を裏切りたくないでも、何でもいい」
    久慈 海:「今のすばるちゃんが口にしたみたいな強い気持ちが、きっとキミを助けてくれる。キミが限界を超える手伝いをしてくれる」
    久慈 海:「だから、大事に持っていて。アタシも、覚えておくから」
    鈴生 すばる:残酷で、だけれどもとびきり優しい言葉のひとつひとつを、しっかりと胸に抱いて。
    鈴生 すばる:「……はい!」今度こそ、作らない笑顔で返事をした。
    鈴生 すばる:「…………」
    鈴生 すばる:「あ!!!! お買い物!!!!!」びゃんっ
    久慈 海:「わっ」
    久慈 海:「お、お買い物?」
    GM:すばるが学校を出てから4時間は経過している。
    鈴生 すばる:「今日はむっちゃん……えっと妹と、お母さんとお父さんと、みんなでお買い物行く予定だったの……」
    鈴生 すばる:「わあああ絶対怒られる、いや心配されてるかな、でもむっちゃんには多分こらっ!てされるうう」はわわ
    久慈 海:「あーー…ごめん、すばるちゃんが起きたら、真っ先にご家族のことを確認しなきゃいけなかったね…」
    久慈 海:「支部長のところにいこう。支部長の指示によって、お家にどう連絡をしてもらうかが決まるから」
    久慈 海:「―もう、歩き出せる?」
    鈴生 すばる:聞き分けのいいフリはしなくていいと言ってもらった。じゃあ、素直になろう。
    鈴生 すばる:「ししょーがいてくれたら大丈夫!」ぱや!
    久慈 海:「ん。じゃあ、一緒に行こうか」
    GM:そうしてあなた達は歩み始めた。
    GM:────鈴生すばるが、日常を裏切った日。
    GM
    GM
    GM:UGN日本K市支部 支部長室
    仮屋みほろ:「……ご、ごめん!」
    仮屋みほろ:あなた達の話を聞いた女性は、慌てて頭を下げた
    仮屋みほろ:「家に帰りたいよね……」
    仮屋みほろ:どうやら事務処理に忙しかったようで、机の上の書類やら電子機器やらを床に落としながらあなた達に近づく。
    仮屋みほろ:「……どうだった?海ちゃん、すばるちゃん、大丈夫そう?」
    久慈 海:「はい。最低限の能力制御、リザレクト発動、それに伴う精神負荷の克服。全てクリア、だと思…いえ、クリアです」
    仮屋みほろ:満足そうに頷く。
    仮屋みほろ:「じゃ、じゃあ行こうか」
    仮屋みほろ:支部長室の扉を、従者に開けさせる。
    仮屋みほろ:「ご家族の方には、私からもお話しするから……」
    仮屋みほろ:「……場合によっては、すばるちゃんにはウチの寮に来てもらう必要があるかもしれない、狙われてるから」
    鈴生 すばる:「そう、ですよね。ボクが一緒にいる方がみんなあぶないかもしれないし……」しょぼぼ
    鈴生 すばる:「よろしくお願いします」ぺこり
    久慈 海:「……ありがとうございます、支部長。お忙しいのに…」隣でぺこり
    仮屋みほろ:「物分かりの良い子だなあ……海ちゃんの部屋、空いてるよね」
    仮屋みほろ:寮は基本2人1部屋だが、海の部屋は今は海しかいないはずだ
    久慈 海:「あ、はい。一人で使わせてもらってる、ん、で…」察する。
    久慈 海:「…はい。もし寮の方が安全だってなったら、アタシの部屋に」
    久慈 海:「すばるちゃん、大丈夫?医務室…あ、起きた部屋に置いといちゃってたものとか、ない?」
    鈴生 すばる:ししょーと一緒なら安心でうれしいなの気持ちと、家族と離れ離れになるかもしれない気持ちでもにょもにょしながら二人の様子を窺っている。
    仮屋みほろ:「……ごめんね、いったん帰ってから決めよっか」
    仮屋みほろ:少し困ったように笑って、建物の外の車まで案内する。
    鈴生 すばる:しょぼぼしながら車に乗ります。師匠にくっついてる。
    久慈 海:恐々頭を撫でながら、後部座席に乗り込みます。
    GM:あなた達が乗り込むと、車はゆっくりと発進した。
    GM:外は既に暗く、雲一つない夜空には大きな月がハッキリと写っていた。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    久慈 海:仮屋みほろに、〇尊敬/劣等感で取得します。
    鈴生 すばる:みほろ支部長に〇信頼/疎外感で取ります!
    久慈 海:購入判定はメイド服に挑戦します!
    鈴生 すばる:ボディアーマーわんちゃん!
    久慈 海:(2+2)dx+2>=20 〈調達〉判定 アルティメイド服
    DoubleCross : (4DX10+2>=20) → 6[1,2,3,6]+2 → 8 → 失敗

    鈴生 すばる:1dx>=12
    DoubleCross : (1DX10>=12) → 2[2] → 2 → 失敗

    鈴生 すばる:すん
    久慈 海:だめ!
    鈴生 すばる:以上です!クライマックスどきどきどき
    久慈 海:私も以上で!
    鈴生 すばる:2dx>=12
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[3,9] → 9 → 失敗

    クライマックス:キリング・ジャック

    GM:全員登場!シーンインをお願いします
    鈴生 すばる:1d10+74
    DoubleCross : (1D10+74) → 1[1]+74 → 75

    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (81 → 83)
    鈴生 すばる:すこやか師弟
    久慈 海:どうしてここに来て上手になるんですか

    GM:鈴生すばるの家へと向かう道。
    仮屋みほろ:「……えっ」 車を運転していた仮屋みほろが小さく呟く
    仮屋みほろ:「海ちゃん、すばるちゃんの家についてた監視員からの連絡が途絶えた。警戒して」 すばるに聞こえないようにごく小さい声で伝える。
    久慈 海:「―ッ!」
    久慈 海:目線を鋭くして、こくり、小さく頷く。
    仮屋みほろ:「すばるちゃん、ごめん、ちょっと荒事になるかもしれない」
    仮屋みほろ:「咄嗟に動けそう?車の中で隠れてる?」
    鈴生 すばる:「……!!」
    鈴生 すばる:「……ぼ、ボクも行きます!!」
    鈴生 すばる:「すっごく、すっごく怖いけど、でも、隠れてて、何も知らないままの方が怖いから……!」
    仮屋みほろ:「……わかった」
    GM:そうして車は進み、警戒に反して道中で襲われることはなかった。
    GM:それはすなわち────

    GM:鈴生すばる宅
    仮屋みほろ:「……鳴らすね」
    仮屋みほろ:あなた達を後ろに下げ、鈴生家のインターフォンを押す。
    仮屋みほろ:反応はなかった。
    仮屋みほろ:「……海ちゃん、すばるちゃん守ってあげてね……」
    仮屋みほろ:懐から拳銃を取り出し、従者に扉を開けさせて恐る恐る入っていく
    久慈 海:「…っ」守る?そんなこと出来ない。やったことがない。でも、
    久慈 海:「はい…!すばるちゃん、アタシの後ろから離れないで…!」やらなきゃいけない。だってアタシはこの子の師匠になったんだから!
    仮屋みほろ:「……すばるちゃん、ご家族の方、鍵とか掛けないタイプ……?」
    鈴生 すばる:「い、いや、そんなこと……むっちゃ……妹がすごくしっかりしてるし……」
    鈴生 すばる:びくびくしながら海さんの後ろにくっついてます。顔色は青い。
    仮屋みほろ:(靴は一足、結構大きい、男物かな……)
    仮屋みほろ:「……」
    仮屋みほろ:ゆっくりとリビングに入っていく、と同時に従者が弾け飛び、仮屋みほろの体があなた達の後ろに吹き飛ばされる!
    仮屋みほろ:「きゃあっ!?」
    "キリング・ジャック":「……ん?あれ、もしかしてUGN?」
    久慈 海:「―ッすばるちゃん、支部長の容体確認!!」
    仮屋みほろ:小さく呻いている。
    鈴生 すばる:「ひゃ、はい!!」わわわっと支部長に駆け寄る。呼吸確認!
    久慈 海:そう言って、日本刀を抜き踏み出す。アタシが、アタシが牽制しておかないと!
    仮屋みほろ:「私の事は良いから……自分の身を第一に……」
    "キリング・ジャック":「久慈海、に鈴生すばるもいる」
    久慈 海:「…そーだよ。もしかして待たせちゃった?」余裕のあるフリ。師匠から教わったこと。
    鈴生 すばる:泣きそうになって、必死にこらえる。そんな場合じゃない!
    久慈 海:「―ここで、何をしてたの」
    鈴生 すばる:支部長の手をぎゅっと握って「はい」と返事をして、師匠の後ろに立つ。
    "キリング・ジャック":「すばるちゃんについて、話を聞こうと思って」
    "キリング・ジャック":「────誰もいなかったけど」
    久慈 海:「―――そう」…よかった。最悪は、免れた。
    鈴生 すばる:は、と詰めていた息を吐く。それならまだ、妹も両親も、多分無事ってことだ。
    久慈 海:「お前、ずいぶんとこの子に執着しているみたいだけど」時間を稼げ。
    鈴生 すばる:だったら……みんなが帰って来る前に、このひとをどうにかしなきゃ……!
    久慈 海:「いったいどうして?ああ、アタシなら分かるよ。UGNのエージェントだもん、恨みぐらいあるでしょう」
    "キリング・ジャック":「そりゃそうだよ、というか、あれ」
    "キリング・ジャック":「海ちゃんもしかして何も聞いてないの?」
    久慈 海:「――は?…聞いてない?」何を?誰に?
    "キリング・ジャック":「あー、あー……」 久慈の反応を見て、少し考えた後に納得したように頷く
    "キリング・ジャック":「よし、殺すか!2人とも!」
    "キリング・ジャック":身を屈める。じゃきん、と全身から刃物が飛び出す。
    久慈 海:「―ッ、結局話が通じないジャームってわけ…!」
    久慈 海:「すばるちゃん!いける?!」支部長がまだ復帰しないということは、そういうこと。
    久慈 海:この場は、アタシたちで切り抜けるしか、ない…!
    鈴生 すばる:「――はい!」もう、何も知らないまま殺されるのを待つだけの獲物じゃない。
    鈴生 すばる:まだ知らないことの方が多いけど。まだきっと、このひとにとっては獲物のままだけど。
    鈴生 すばる:――世界への噛みつき方なら、教わったばかりだ。
    "キリング・ジャック":「あっは、良いじゃないか鈴生すばる!」
    "キリング・ジャック":「見せてみろよ、餓狼の牙の力を!」

    GM:戦闘を開始します
    GM:まずエンゲージ
    "キリング・ジャック"【7】──5m──PC


    GM:戦闘の前に衝動判定!
    "キリング・ジャック":少年が叫ぶと同時に<ワーディング>
    "キリング・ジャック":"キリング・ジャック"の殺戮領域────あなた達のレネゲイドが即殺の圧に震える
    GM:衝動判定 難易度9
    久慈 海:意思で判定します!ダイスボーナス込みで4つ!
    鈴生 すばる:ダイスボーナスが1個ついて5個!
    久慈 海:(2+2)dx>=9 〈意志〉判定
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[2,6,8,10]+3[3] → 13 → 成功

    鈴生 すばる:5dx>=9
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[1,2,5,6,8] → 8 → 失敗

    鈴生 すばる:なんで!!!
    鈴生 すばる:暴走します……
    久慈 海:暴走はマイナーで解除できるぞい
    GM:それでは2人とも侵蝕を2d10上昇させな
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (83 → 98)
    鈴生 すばる:2d10+75
    DoubleCross : (2D10+75) → 18[8,10]+75 → 93

    久慈 海:ふふふ
    鈴生 すばる:これは暴走してますわ
    GM:ではラウンド進行に移ります

    GM:1R:セットアップ
    久慈 海:宣言あります
    久慈 海:セットアップ:ターゲットロック2+攻勢変色2/侵蝕率+6
    久慈 海:そのシーン中、自身が対象のみに攻撃を行う場合、攻撃力+16。自身に暴走。
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を6増加 (98 → 104)
    久慈 海:対象はキリング・ジャック。以上です!
    鈴生 すばる:すばるも!
    鈴生 すばる:ショウタイム1:そのラウンドの間、対象が自身を対象に含まない攻撃を行う場合、その判定のダイス-[LV+1]個
    鈴生 すばる:対象はジャックさん!ボクを見ろ!いや見られても困るけど見て!
    鈴生 すばる:侵蝕93→97
    鈴生 すばる:以上です!
    "キリング・ジャック":E:戦闘血界 セットアップ シーン(選択) 視界 HPを消費し、消費したHP5点につき達成値+2のボーナスを得る。最大で50HP→達成値+20
    "キリング・ジャック":50HP消費してシーン間あらゆる達成値を+20するよ
    "キリング・ジャック":つまりクソ強いってコト♡

    GM:1R:イニシアチブ 行動値16 鈴生すばる
    鈴生 すばる:マイナーでオプティカルレンズ1
    鈴生 すばる:そのメインプロセスの間、自身が行うエンジェルハイロゥのエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力+【感覚(6)】。攻撃の対象は単体でなければならない。1シーンにLV回まで。
    鈴生 すばる:侵蝕97→100
    鈴生 すばる:メジャーコンボ:ステージ・オブ・プレアデス!
    鈴生 すばる:光の弓1+コンセントレイト:エンハイ2+光の指先1+マスヴィジョン1
    鈴生 すばる:これに、侵蝕100なので全部レベルが一個ずつ上がる
    鈴生 すばる:ダイスが4+4+3個、攻撃力が光の弓2+レンズ6+マスヴィジョン10で18、侵蝕が+9!
    鈴生 すばる:合ってるはず……
    鈴生 すばる:侵蝕100→109
    GM:あってるわよ~、このエネミーは結構避けるので
    鈴生 すばる:いやうそだ光の弓の攻撃力3だから合計19だ
    GM:ロイスを切るのも一つの手だぜ!大丈夫なら振りな!
    鈴生 すばる:師匠につなげるために様子見射撃でそのままいきます!
    GM:来な!
    鈴生 すばる:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 6[1,2,3,5,5,5,5,6,6,6,6]+4 → 10

    鈴生 すばる:なんで????????????????
    GM:ええ……?
    "キリング・ジャック":ドッジしますね……
    "キリング・ジャック":6dx+20
    DoubleCross : (6DX10+20) → 9[5,7,9,9,9,9]+20 → 29

    "キリング・ジャック":はい……
    鈴生 すばる:その9を1個くれ
    GM:模擬戦の頃からオーヴァ―ド初心者RPに力入りすぎ

    鈴生 すばる:光の弓矢を形作る。まっすぐに「敵」を見据えて。
    鈴生 すばる:あれは、わるいひと。ししょーが教えてくれた、ジャームっていうやつ。
    鈴生 すばる:覚悟を決めて矢を放つ直前――ぞわり、と殺気が背筋を凍らせて。否が応でも、理解してしまう。
    鈴生 すばる:――これは優しい模擬戦なんかじゃない。本当に、生きるか死ぬかの、殺し合いなんだ。
    鈴生 すばる:その重荷が、手元を、光の出力を、狂わせる。
    "キリング・ジャック":光の矢が"キリング・ジャック"の頬を掠める。
    "キリング・ジャック":避ける素振りも無ければ、迫りくる光の矢に怯える様子もなかった。
    "キリング・ジャック":ただ頬を伝う血を舌で舐めとる。
    "キリング・ジャック":「そんなもんじゃないだろ!もっと殺意をもちなよ!」
    "キリング・ジャック":「でないと虫も殺せない!」

    GM:1R:イニシアチブ 行動値10 久慈海
    久慈 海:マイナーで戦闘移動。キリング・ジャックとエンゲージ。
    久慈 海:メジャー【シュヴァルツ】:瞬速の刃3+コンセントレイト:バロール3/侵蝕率+5
    久慈 海:対象はキリング・ジャック!
    GM:来な!
    久慈 海:もう何もかもが怖いのでロイス切ります!!!!!切らせてください!!!!!!!
    GM:切りな!
    久慈 海:「家族という概念:〇庇護/隔意」ロイス取得。即時タイタス昇華。効果は「判定時ダイス+10」を選択します。
    久慈 海:いきます!!
    久慈 海:(4+4+10)dx7+3
    DoubleCross : (18DX7+3) → 10[1,2,2,3,3,3,4,5,6,7,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,4,4,5,5,6,6,9,10]+10[5,9]+1[1]+3 → 34

    久慈 海:こわい!!!
    "キリング・ジャック":6dx+20
    DoubleCross : (6DX10+20) → 9[1,2,4,5,5,9]+20 → 29

    "キリング・ジャック":くっ
    久慈 海:あっぶない!!!
    久慈 海:ダメージ行きます!

    久慈 海:(34/10+1)d10+29 装甲等有効 ターゲットロック対象
    DoubleCross : (4D10+29) → 13[2,8,1,2]+29 → 42

    GM:ダイスの女神さん?
    久慈 海:師匠の威厳が欠片もない
    "キリング・ジャック":装甲でギリギリ生きている
    GM:侵蝕上げて演出どうぞ
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (104 → 109)
    久慈 海:(…よし、上出来)この場から逃げ出さないだけで、あの子は上々だ。
    久慈 海:背中は、任せられる。だから、
    久慈 海:赤錆色の瞳と口元を、三日月形に歪める。
    久慈 海:ああ――ここはこんなにも、殺意でいっぱいだ。
    久慈 海:「――お待たせ。ショウタイムだよ、キリング・ジャック」
    久慈 海:殺したい。切り刻みたい。その首を、腕を、腿を、腹を。
    "キリング・ジャック":「いい顔じゃないか」 こちらも口元を歪める
    "キリング・ジャック":不可解な程に似通った笑顔だ。
    久慈 海:その衝動通りに、白刃を一閃。狙いは、胸。
    "キリング・ジャック":「……ッう」
    "キリング・ジャック":鮮血が飛び散る。ああ、勿体ない。
    "キリング・ジャック":「しかし、装甲は着ておきくものだね。ふふ」

    GM:1R:イニシアチブ 行動値7 "キリング・ジャック"
    "キリング・ジャック":マイナー:赫き剣5+破壊の血5+堕落の爪5 至近自身 攻撃力+33、G値+5の武器を作成、このメインプロセスで1点でもダメージを与えた場合、ダメージを受けたキャラクターの侵蝕+5
    "キリング・ジャック":マイナーでD:器物使いで赫き剣と融合
    "キリング・ジャック":メジャー:鮮血の一撃5
    "キリング・ジャック":9dx+20 攻撃力+33 1点でもダメージを与えた場合、ダメージを受けたキャラクターの侵蝕+5
    DoubleCross : (9DX10+20) → 10[5,5,6,6,8,9,9,10,10]+8[6,8]+20 → 38

    "キリング・ジャック":対象は久慈海!
    久慈 海:暴走リア不!ダメージください!
    "キリング・ジャック":4d10+33
    DoubleCross : (4D10+33) → 37[9,10,10,8]+33 → 70

    久慈 海:??????
    GM:ダイスの女神?
    久慈 海:女神がキリング・ジャックの味方してる…
    久慈 海:オーバーキル!侵蝕100超えてるからリザレクトもできない!なので支部長のロイスをタイタス昇華、復活します!
    GM:1点でも通ったら侵蝕+5してください
    久慈 海:久慈 海のHPを14(→ 14)に変更 (30 → 14)
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (109 → 114)
    久慈 海:処理完了です!

    "キリング・ジャック":「さて、僕も本気でやるとしようか」
    "キリング・ジャック":「何も知らないってことは、きっとそれが僕の役目なんだろうし────」
    "キリング・ジャック":「捨て駒なりに殺し解体し啜ってやるよ!」
    "キリング・ジャック":全身から飛び出した刃物が、久慈海に四方から襲い掛かる。
    久慈 海:「が、ぁっ………!」避ける理性は捨てている。
    久慈 海:全身に穴が開く。レネゲイドによる再生はされない。けれど、まだ。
    久慈 海:「ここで、倒れたら…支部長に、顔向けできないでしょうが…!!」
    久慈 海:がっと、刃物を掴んで睨みつける。
    "キリング・ジャック":「じゃあもっと顔向けできなくしてあげよう」
    "キリング・ジャック":オート:夜魔の領域2 オート 行動値0で未行動になる。1R1回、シナリオ2回

    GM:1R:イニシアチブ 行動値0 "キリング・ジャック"
    "キリング・ジャック":イニシアチブ:異形の転身2 戦闘移動を行う
    "キリング・ジャック":すばるちゃんの方に戦闘移動します♡
    "キリング・ジャック":マイナー:堕落の爪5
    "キリング・ジャック":メジャー:鮮血の一撃5
    "キリング・ジャック":12dx+20 すばるちゃんに攻撃
    DoubleCross : (12DX10+20) → 9[2,2,2,3,6,6,6,7,7,8,9,9]+20 → 29

    鈴生 すばる:暴走してるので受けます!!
    久慈 海:ではすみません、GMのご温情いただきまして!
    久慈 海:オート:時の棺1/侵蝕率+12
    久慈 海:対象が判定を行う直前に使用。その判定は失敗となる。難易度:自動成功のような、判定を行わないものには使用できない。1シナリオ1回。
    久慈 海:こちらをキリング・ジャックの攻撃判定に使用させてください!
    "キリング・ジャック":グワーッでは29とかいう数値は0となり、攻撃は失敗!
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を12増加 (114 → 126)

    "キリング・ジャック":するり、と久慈海のすぐ横を通り抜ける。
    "キリング・ジャック":まるでただの通行人の様に、そして一瞬遅れて、久慈は"キリング・ジャック"に抜けられたと気が付くだろう。
    "キリング・ジャック":そしてその一瞬の間に、紅いナイフは鈴生すばるの顔面へと────
    久慈 海:「っ、しまっ――」振り返る。
    久慈 海:―数瞬先の未来を見る。少女の顔面に、紅いナイフが吸い込まれ、
    久慈 海:   だめ
    久慈 海:―数瞬先の未来を見る。顔面に赤い花を咲かせた少女が崩れ落ち、
    久慈 海:       それは、だめ
    久慈 海:―だめ!!!!!!!
    久慈 海:瞳が白銀に輝く。
    久慈 海:―因果律を捻じ曲げる。結果をねじ切り、繋ぎなおす。視えた『望む未来』に。
    久慈 海:「―アタシの弟子に、手ぇ出すなッ!!!!!」
    久慈 海:真珠星の瞳で、吠える。
    久慈 海:その瞳に映る『現在』は、キリング・ジャックのナイフが、床を穿つ『未来』。
    "キリング・ジャック":「あれ」 すとん、とナイフが床を差す
    "キリング・ジャック":「……なるほど」

    GM:1R:クリンナップ なし

    GM:2R:セットアップ
    久慈 海:なしです!
    "キリング・ジャック":E:血の焦がれ セットアップ シーン(選択) 視界 対象は即座にHPを2d10失う。この効果で失われたHPの分、自身のHPを回復する
    "キリング・ジャック":2d10
    DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10

    "キリング・ジャック":HP20回復します、2人はHP10ずつ失ってください
    久慈 海:久慈 海のHPを10減少 (14 → 4)
    鈴生 すばる:HP26→16
    鈴生 すばる:セットアップないです!

    "キリング・ジャック":「────なら、こうだ」
    "キリング・ジャック":"キリング・ジャック"の殺戮領域。耐性の無い一般人であれば、その圧力に耐えきれず血を吹き出して死んでしまうほどの殺気にあふれている。
    "キリング・ジャック":それを、もっと、強く、血を吹き出せ!
    久慈 海:「…っ、ぐ、あ…か…っは!!」レネゲイドを集中させ酷使した魔眼から血涙が溢れる。内臓の傷が開き、吐血。
    鈴生 すばる:「けふ……ッ」吐血してふらつく。まだ、まだ立てる、今度こそ!
    久慈 海:「う、あ、まず…っ」これ、じゃあ、あの子が、見えない。

    GM:2R:イニシアチブ 行動値16 鈴生すばる
    鈴生 すばる:マイナーでオプティカルレンズ!レベル上がってるからもう一回使える!
    鈴生 すばる:そのメインプロセスの間、自身が行うエンジェルハイロゥのエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力+【感覚(6)】。攻撃の対象は単体でなけ
    鈴生 すばる:侵蝕109→112
    鈴生 すばる:メジャーコンボ:ステージ・オブ・プレアデス!
    鈴生 すばる:侵蝕112→121
    鈴生 すばる:侵蝕率のダイスボーナスはさっきと一緒で、ここでロイス切ります!
    鈴生 すばる:みほろ支部長のロイスをタイタスに昇華!ダイスを10増加!
    鈴生 すばる:これで合計ダイスが4+4+3+10で22個……
    鈴生 すばる:胃が痛くなってきた 頼むぞマジで
    GM:頑張れ~~ッ
    鈴生 すばる:22dx7+4 ここがボクのステージ!!!!!!!!
    DoubleCross : (22DX7+4) → 10[1,1,1,1,1,3,3,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,8,8,9,9,9]+5[1,2,3,3,5,5]+4 → 19

    鈴生 すばる:んんんんんん
    GM:ウッソでしょ
    GM:そんなことある!?
    鈴生 すばる:泣いていい?
    仮屋みほろ:「くぅ……っ」
    仮屋みほろ:「すばるちゃん……当ててっ……!」
    仮屋みほろ:オート:妖精の手
    GM:1dx7+24で振り足しな……!
    鈴生 すばる:1dx7+24
    DoubleCross : (1DX7+24) → 1[1]+24 → 0 (ファンブル)

    鈴生 すばる:?
    鈴生 すばる:そんなことある????
    GM:ダイスの女神????????
    GM:すばるちゃん……呪われてる……?
    鈴生 すばる:これは呪われてますね……
    GM:ロイス切って達成値増やしますか……!?
    GM:これで通す……!?
    鈴生 すばる:切ります;;;;;;;
    鈴生 すばる:日常という概念:〇愛情/裏切り で取得して昇華します!!!!!
    鈴生 すばる:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    鈴生 すばる:えらい;;;;いやえらくはないがえらい
    GM:33かな
    "キリング・ジャック":6dx+20
    DoubleCross : (6DX10+20) → 10[2,2,4,5,7,10]+7[7]+20 → 37

    GM:ダイスの女神????????
    鈴生 すばる:無慈悲

    鈴生 すばる:心を奮い立たせて、二矢目をつがえる。
    鈴生 すばる:震える照準を止めたのは、支部長の熱と、大切な「日常」への――愛と裏切り。
    鈴生 すばる:届くかどうか、じゃない。届けるんだ。今度こそ!!!
    "キリング・ジャック":「……」
    "キリング・ジャック":「……うーん」
    "キリング・ジャック":「足りないのかな……もっと追い詰めなきゃダメ?」
    "キリング・ジャック":「でも、完全に壊しちゃっても困るよなあ……」
    "キリング・ジャック":髪をくるくると回しながら、何かを考え始める。

    GM:1R:イニシアチブ 行動値10 久慈海
    久慈 海:マイナーで戦闘移動。キリング・ジャックにエンゲージ。
    久慈 海:メジャー【シュヴァルツ】:瞬速の刃3+コンセントレイト:バロール3/侵蝕率+5
    久慈 海:対象はキリング・ジャック!
    久慈 海:ダイス、行きます!
    久慈 海:(4+4+3)dx7+3
    DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,5,5,7,7,8,8,8,8,10]+10[2,3,4,5,7,8,9]+10[1,1,7]+1[1]+3 → 34

    久慈 海:よっし!
    久慈 海:そしてここで!
    久慈 海:すばるちゃんをSロイス(スペリオルロイス)に指定します。
    久慈 海:そしてタイタスにして昇華、LM記載のカラーロイスの効果を選択します。
    久慈 海:カラーはイエロー!
    久慈 海:この判定のリアクション達成値を0とします!
    "キリング・ジャック":うおー、ドッジ!
    "キリング・ジャック":6dx+20=0
    "キリング・ジャック":失敗!
    久慈 海:ダメージ、行きます!
    久慈 海:(34/10+1)d10+29 装甲等有効 ターゲットロック対象
    DoubleCross : (4D10+29) → 13[3,5,2,3]+29 → 42

    "キリング・ジャック":その出目は回復分装甲合わせても戦闘不能……!
    GM:そして復活エフェクトは無し!
    GM:侵蝕上げて演出どうぞ!
    久慈 海:久慈 海の侵蝕率を5増加 (126 → 131)
    久慈 海:「いいの?背中、がら空きだよ」
    久慈 海:―ここで仕留めないとまずい。でも、この位置からじゃあ、あの子に、酷いものを見せることになる。
    久慈 海:その迷いを、振り払う。
    久慈 海:『逃げたくない』
    久慈 海:あの子はそう言った。それが強がりだとしても、ううん
    久慈 海:(強がりだからこそ。師匠(アタシ)が、信じてあげなくて、どうする!)
    久慈 海:だん、と床を蹴る。切っ先に重力を。黒色の渦に惹かれる流星のように、
    久慈 海:真っすぐに。キリング・ジャックの胸から、刃が生えた。
    "キリング・ジャック":「ぐぶ」
    "キリング・ジャック":刀で栓がされているのに、不自然に血が噴き出す。
    "キリング・ジャック":だばだばと、久慈海と鈴生すばるを頭から血の色に染め上げていく
    "キリング・ジャック":「はは、容赦な」
    "キリング・ジャック":「こっちは大丈夫そうだ」
    "キリング・ジャック":ごぼ、と血の塊を吐き
    "キリング・ジャック":「────君は真に日常に帰る日はない」
    "キリング・ジャック":「もっと強くなるんだね」
    "キリング・ジャック":倒れ込むように、すばるの耳元に、掠れた声
    "キリング・ジャック":そのまま、すばるの横に倒れ込み。ピクリとも動かなくなる。
    "キリング・ジャック":死んだ。

    GM:戦闘終了です

    GM:バックトラック
    "キリング・ジャック":E:血の焦がれ
    "キリング・ジャック":E:戦闘血界
    "キリング・ジャック":今回はこちらのふたつ
    GM:まずEロイス2個分。2d10侵蝕減らしたい方は振ってください
    久慈 海:減らします!!!
    久慈 海:131-2d10
    DoubleCross : (131-2D10) → 131-17[9,8] → 114

    鈴生 すばる:減らします もう自分の出目を何も信じない
    鈴生 すばる:121-2d10
    DoubleCross : (121-2D10) → 121-6[4,2] → 115

    鈴生 すばる:…………。
    久慈 海:海はその出目をダメージにだね
    GM:ダイスの女神??
    GM:すばるちゃん雑談で振る!?
    久慈 海:wwwwwwww
    鈴生 すばる:もう何も信じられない
    GM:気休めかもしれないけど雑談タブで振ってもいいからね……
    鈴生 すばる:えっと、ロイス残ってる枠で賽目佳香さんに〇親近感/不安でとります……
    鈴生 すばる:ダイス4個 4個かあ
    久慈 海:では、ロイス枠が1枠空いているので、「駅前パティスリーのケーキ:〇ご褒美にしよう/疲れた…」で取得します
    久慈 海:これでロイスは3個!
    鈴生 すばる:気休めで雑談で振ります……
    GM:では、それぞれ等倍か2倍にして振ってくださいね
    久慈 海:2倍にします!!!!
    鈴生 すばる:2倍にします!!!!!!!!
    久慈 海:114-6d10 
    DoubleCross : (114-6D10) → 114-37[4,4,7,7,10,5] → 77

    鈴生 すばる:115-8d10
    DoubleCross : (115-8D10) → 115-44[7,1,3,8,9,4,5,7] → 71

    鈴生 すばる:はああああああああああああああ
    GM:おかえり!
    鈴生 すばる:こわかったあああああああああああ
    久慈 海:よかったあああああああああああああ
    GM:では2人とも2倍振りだから3点かな
    GM:では、経験点
    GM:いつもの5点にシナリオクリアで7点、Eロイス・Dロイスで3点に、侵蝕分合わせて18点かな
    久慈 海:ありがとうございます!18点いただきます!
    鈴生 すばる:ありがとうございます!もぐもぐ!

    エンディング1:UGN日本K市支部


    GM:"キリング・ジャック"との戦闘を終え、あなた達は支部へと戻ってきていた。
    仮屋みほろ:「……ごめんね、すばるちゃん……」
    GM:何について謝っているのか、よくわからない
    GM:ただ、沈痛な面持ちで、すばるに謝罪する。
    仮屋みほろ:「……とりあえず、お話しとかはシャワー浴びてからにしよっか」
    仮屋みほろ:「模擬戦の後使った?シャワー室、ここ、結構気を使ってるから」
    仮屋みほろ:出来る限り明るい声で、あなた達を先導する
    久慈 海:「………」はらはらとすばるちゃんの様子を伺いながら、最後尾を歩く。
    鈴生 すばる:うつむきながらシャワー室に行く。
    鈴生 すばる:服を脱いで、お湯をざーっと出して、それから、水音に紛れて泣きます。
    久慈 海:「…………」聞こえている、でも、何を言ったらいいか分からなくて。
    久慈 海:「―すばるちゃん、これ」
    久慈 海:自分もシャワーを流しながら、まるで水音で何も聞こえていないようなふりをしながら、上から何かを投げ入れる。
    鈴生 すばる:ぐずりながら投げられた何かを確認します。
    久慈 海:「よかったら使って」
    久慈 海:それは、ラベンダーの香りのボディソープのチューブだった。
    鈴生 すばる:「……ありがと、ししょー」ぐす、と鼻をすすって蓋を取る。
    鈴生 すばる:花の香りが、血の匂いをかき消すように広がる。
    鈴生 すばる:……それでも。痕跡が消えても、なかったことにはならない。
    鈴生 すばる:どうして泣いているのかも、よくわからないけれど――ただ、涙があふれて止まらなかった。

    GM:会議室
    仮屋みほろ:「少しはサッパリしたかな?」
    仮屋みほろ:未だ湿り気のある髪を纏めながら、書類を纏め始める。
    仮屋みほろ:腕には、"キリング・ジャック"に攻撃された際の打撲痕が赤く残っていた。
    久慈 海:「…はい」会議室に常備してあるお茶を準備しながら、その跡を見て眉を寄せる。
    仮屋みほろ:「あ、大丈夫だよ、これくらい、2人に比べたら……」
    仮屋みほろ:「それよりもまず、すばるちゃんのご家族の事だね」
    仮屋みほろ:少しためらった様子を見せながら話を切り出す。
    鈴生 すばる:「……! はい……」
    久慈 海:…後でちゃんと支部長に医療班のところに行ってもらおう、と思いつつ席に着く。
    鈴生 すばる:ぎゅう、とスカートを握り締めて言葉を待つ。
    仮屋みほろ:「2人が戦ってる間、従者を使って家の中をちょっと探索してみたの」
    仮屋みほろ:「血痕とかはなく、それから、服とか食料とか」
    仮屋みほろ:「そういうのが纏めて抜き取られた痕跡があった」
    久慈 海:「抜き取られた…?」
    仮屋みほろ:「……なにかあったとは思うけど、多分無事だとは思う」
    仮屋みほろ:「うん、盗まれたのか、自分で持っていったのかはわからないけど……」
    鈴生 すばる:「???」ほえ
    鈴生 すばる:「どこかに避難した……かもしれない……とか?」希望的観測
    仮屋みほろ:「それか、誰かに攫われたか……」
    仮屋みほろ:「でも、すばるちゃんもオーヴァードだったからね」
    仮屋みほろ:「ご家族も危険を感じて避難したのかも……」
    仮屋みほろ:あはは、とひきつった表情で笑う。
    久慈 海:黙って考え込む。避難ではない場合、服や食料をわざわざ抜き取る意味は何だろう?攫ったなら、攫った先でいくらでも食料を用意することは出来るだろうし…
    鈴生 すばる:「……うん」ぎゅ、と手に力を込めて
    仮屋みほろ:「だから、その……私たちも頑張って探すから、諦めないでほしいな」
    鈴生 すばる:「諦めてたまるもんか!!」声を荒げる
    鈴生 すばる:「ボク、何もできなかった……強くなるって、ほんとのことを知るって決めたのに、全然動けなかった……!」
    鈴生 すばる:「だからこんなところで『終わり』になんかしない、ボクは、……ボクを諦めない。諦めたくないよ……!」泣きそうな顔で、それでもはっきりと
    久慈 海:「―うん。上出来、上出来」
    久慈 海:「アタシたちに一番大切なものは、諦めの悪さだからね。それがあるなら、すばるちゃんは大丈夫だよ」ぽんぽん、と頭を撫でる。
    鈴生 すばる:「……うん!!」頑張るお顔
    仮屋みほろ:「それで、すばるちゃんの生活なんだけど……」
    仮屋みほろ:「あのまま、お家で暮らす?それとも、寮に移る?」
    仮屋みほろ:「もちろん、寮で暮らすとしても家の管理はUGNがちゃんとするよ」
    鈴生 すばる:「寮に入れるなら、そっちの方がうれしい、かな」
    鈴生 すばる:おうちに一人でいると、きっと辛くなるだろうし
    鈴生 すばる:「……ししょーと一緒がいい」海さんの袖を控えめにきゅっとします
    仮屋みほろ:「そっか」 どこか優しい表情
    仮屋みほろ:「じゃあ、海ちゃん、よろしくね?」 こっちには確認を取らないあたり、甘えが見える
    久慈 海:「はい!」
    久慈 海:「すばるちゃん、寮には好きなもの持ち込んでいいからね」
    久慈 海:「アタシの荷物、なーんにもないようなもんだから!」あはは、と笑ってみせる。
    鈴生 すばる:「うん! よろしくね、ししょー!」釣られて笑う。
    久慈 海:「うん。よろしく、すばるちゃん」
    仮屋みほろ:「……一応、"キリング・ジャック"の事件は終わったけど」
    仮屋みほろ:「彼の発言には黒幕を感じさせるものがあった」
    仮屋みほろ:「また、すばるちゃんが狙われることもあるかもしれない、気を付けてね」
    久慈 海:「―はい」今度は表情を引き締めて頷く。
    鈴生 すばる:「はいっ」……彼に最後に囁かれた言葉。それを振り払うように、返事をする
    仮屋みほろ:「それからすばるちゃんの待遇については、また今度にしよっか」
    仮屋みほろ:「一気に話すと疲れちゃうもんね、今日はゆっくり休んでください」
    鈴生 すばる:「ありがとうございます」
    鈴生 すばる:「……ボク、拾ってもらったのがここの支部でよかった」いいひと!
    久慈 海:「仮屋支部長こそ、ゆっくり休んでください」ぺこり、と頭を下げて。
    久慈 海:「…ありがとうございます」どうすばるちゃんを気遣っていいか分からなかったアタシをフォローしてくれて。
    仮屋みほろ:「うん。私も疲れちゃったから休むね……」
    仮屋みほろ:「私たちは日常を守るために戦っているから」
    仮屋みほろ:「……すばるちゃんも、すばるちゃんの家族も、日常に戻れるよう、頑張るね」
    GM:オーヴァードの────レネゲイドの治療法がない今、オーヴァードになった限り、完全な日常には戻れない。
    GM:それでも、日常に近く、ではなく日常に帰せるように
    GM:そして、日は過ぎゆく────

    エンディング2:観司白路


    GM:事件が終わって数日が立った。
    GM:久慈海────あなたの師匠である観司白路は、よく支部を留守にする人物だった。
    GM:彼曰く、極秘の任務との事だ。"キリング・ジャック"との戦闘を行った後も、暫く姿を見かけなかった。
    GM:そして今日、彼は帰ってきたようだった。
    観司白路:「おっす、久しぶりだな海。ほいこれ、土産」
    久慈 海:「おかえり師匠。お土産??」
    観司白路:あなたにお菓子の入った小箱を渡す。中身はコンビニで買ったようなお菓子だ。
    久慈 海:「わーい!ありがと!すばるちゃんと食べるね」にこにこ笑って受け取る。
    観司白路:「おう、鈴生だっけか、どうだ? 師匠としては」
    久慈 海:「きっっっっい」即答。
    観司白路:「そうじゃねえよバカ、そっちは慣れろ」
    観司白路:「そっちじゃなくて、師匠としてアイツは強くなりそうか?ってことだよ」
    久慈 海:「慣れるとか無理だよぉ!もう何が正解か毎秒分かんない、普通の人殺したことない女の子の感性ほんとわかんない…」めそめそ
    久慈 海:「んーーーー」
    観司白路:人殺したことない女の子の感性わかんないという言葉に「育て方間違ったかなあ」とぼやいている
    久慈 海:「能力制御は正直かなり課題が多そう。っていうか多分、『人を攻撃する』っていう行為そのものが…うん…」
    久慈 海:「でも」
    久慈 海:「心の強さは合格点、って感じかな」ふ、と微笑んで。
    久慈 海:「立ち上がるガッツとか、泣きながらでも目を逸らさない強さはもうあるみたいだから」
    久慈 海:「うん。きっと強くなると思うよ、すばるちゃんは」
    観司白路:「なるほどねえ」
    観司白路:「ならいいか……そういや"キリング・ジャック"を殺したんだって?」
    観司白路:「強かったか?」
    久慈 海:「強かったよ。多分向こうが本気だったら死んでた」
    久慈 海:「なーんか、アタシ達…特にすばるちゃんの様子を見てる感じだったんだよねえ」
    久慈 海:「なのに退却するでもなく、あっさりアタシに殺されるし」
    久慈 海:「…嫌な感じー」
    観司白路:「そうか……"キリング・ジャック"だったな……」
    観司白路:懐からUSBを取り出す。
    観司白路:「支部のパソコンには使うなよ、スタンドアロン(ネットに繋がっていない)のPCで使え」 USBを投げ渡す
    久慈 海:「わっと」
    久慈 海:「へ?何?師匠が掴んできた情報?」キャッチしたUSBをまじまじ
    観司白路:「10年前の事件────お前が受けていた実験に関わる情報だな」
    久慈 海:「――――え」
    観司白路:「UGNでは隠匿されている情報だ。理由は知らんがな」
    久慈 海:「それ、は」知りたく、ないから。ずっと、目を逸らして。
    久慈 海:「ししょー…」
    久慈 海:「知ってるなら…ししょーの口から教えてよ…」縋るように見上げる。
    久慈 海:「…だめ?」
    観司白路:「ダメだな、と言うかこれに関しては鈴生と調べろ」
    観司白路:「あいつも関係している」
    久慈 海:「…は?!」
    久慈 海:『弟子(すばるちゃん)が関係している』。揺れていた瞳が、その一言でしゃんとする。
    久慈 海:「ど、どういうこと…?!」
    観司白路:「自分で調べろって」
    久慈 海:「―わ、わかった…」USBを握りしめて、こくんと頷く。
    観司白路:「さて……今の時間なら訓練室も空いてるか、久々に稽古つけてやるよ」
    観司白路:直前までの話がなかったかのように話す
    久慈 海:「!!」ぱぁ、と瞳を輝かせる。
    久慈 海:「うんっ!そうだ師匠、アタシやっと魔眼を使えるようになったんだよ!!」
    久慈 海:「すばるちゃんを助けなきゃって思ったら、瞳が熱くなってね!」
    観司白路:「おお、バロールらしくなったな」
    久慈 海:「でしょでしょ!ちょっとは成長した弟子を確かめて!」
    久慈 海:そう言って、訓練室の方へ駆け出す。
    観司白路:「おい走んなって、ガキかお前は」
    観司白路:呆れながら自分も訓練室に歩きだす
    GM:そうして、観司と久慈の訓練が終わり
    GM:観司は再び任務だと言って出ていった。
    GM:そして、二度と戻ってくることはなかった

    エンディング3:そしてこれから


    GM:さらに数日
    GM:あなたは事件が終わり、精密検査やUGNの講習を終え、数日振りの学校に来ていた。
    GM:休んでいた間は病欠ということになっている。
    GM:あなたの登場にクラスメイトが集まり、「大丈夫だったー?」「心配したんだよお」「面会謝絶って何!?」などと好き勝手話している
    鈴生 すばる:「ごめんねー! 心配してくれてありがと! もう大丈夫だから!」にこぱ!
    鈴生 すばる:「ちょっといろいろあって……あんまり触れないでくれるとうれしいかな……みたいな?」意味ありげな感じでチラッする みんなわかってくれるはずだ
    クラスメイト1:「訳アリじゃん……まあそういう事なら詳しくは聞かないけどさー」
    クラスメイト2:「はいこれ、休んでた間のノートな」
    クラスメイト3:「飴食べる?」
    GM:マスコットじみた扱いだ
    鈴生 すばる:ちやほやを享受して「ああ、帰ってきたなあ」って思います。
    鈴生 すばる:ううん、本当はまだだって分かってる。帰れるかどうかも、分からないって知ってる。
    鈴生 すばる:だけど。ボクの大好きな日常が、ちゃんとここに在ってくれるから。ボクはまだ、大丈夫。
    GM:チャイムが鳴る。
    GM:教師が入ってきて、そして授業が始まる。
    GM:束の間の日常だった。だが、それでも良かった。
    ・・・
    ・・・・・・
    GM:UGN日本K市支部・訓練室
    GM:放課後、あなたと久慈海は訓練室にいた。
    GM:学校への復帰と同時に、あなたへの訓練もより実践的なものへと変化していく────
    久慈 海:「…よし。じゃあ、すばるちゃん」
    久慈 海:「…とりあえず、今までみたいに光の弓を作って、あの的を10個撃ち抜いてみて?」
    鈴生 すばる:「はい!」ふわりと弓矢を形作り、的を狙う。
    鈴生 すばる:「むむ……!」全弾ど真ん中……とは到底行かず、そこそこの時間をかけて10個撃ち抜く。
    久慈 海:「うーん…」
    久慈 海:「率直に言うね」
    久慈 海:「弓矢の形成も、精度も、だいぶ難があるね…」
    久慈 海:「…しょうがないとは思うよ。すばるちゃんは、『他人を攻撃する』のは初めてでしょう?」
    久慈 海:「多分、喧嘩とかもしてこなかったんだろうし」
    鈴生 すばる:「うん……」しょぼ
    久慈 海:「その上、ナイフとか使うんじゃなくて、武器自体を一からエフェクトで構成してるわけだから…」
    久慈 海:「『攻撃する武器』のイメージにも、発動にも、時間がかかるのは当然だよね」
    久慈 海:うーん、と唸って。
    鈴生 すばる:しょもも。小さくなる。
    久慈 海:「すばるちゃん、ちょっと提案があるんだけど」
    久慈 海:「…ちょっとだけ休憩して、お茶飲みながら話そうか」ふふ、と笑ってみせて。
    鈴生 すばる:「……うん」弓を光の粒子に解体して、ししょーのあとについていく。
    久慈 海:「ココアと紅茶、どっちがいい?」
    鈴生 すばる:「ココア!」ぱや
    久慈 海:「あはは、おんなじだ。甘いもの好き?」はい、とココアの入った紙コップを渡す。
    鈴生 すばる:「ありがと! うん、甘いの好き! 幸せになるよね!」
    久慈 海:「分かる―。ね、今夜ケーキ買って寮に帰ろっか。駅前のやつ」
    鈴生 すばる:「ほんと!? やったー!」
    鈴生 すばる:ぱやぱやになったところで、はわっと意識を引き戻して。
    鈴生 すばる:「えっと、提案ってなぁに、ししょー?」
    久慈 海:「えっとね、すばるちゃんがよければなんだけど」
    久慈 海:「武器を使うことも考えてみない?」
    久慈 海:「あ、拳銃とか持てっていうんじゃないよ?!」慌てて言い添える。
    鈴生 すばる:「武器」ほえ、とおうむうがえし
    鈴生 すばる:「……ボクでも使えるもの、何かあるの?」
    久慈 海:「うん。すばるちゃんはレネゲイドコントロール…えっと、能力の制御が向いてるみたいだから」
    久慈 海:「そこを生かしつつ、武器を使ってみたらどうかなって」
    久慈 海:「エフェクト…オーヴァードの力に反応して、勝手に好きな形になってくれる武器があるんだ」
    久慈 海:「もちろん、今やってる光の弓をもっと練習する方法もある」
    久慈 海:「武器を使うとなると、今の能力の使い方とは違ってくるところが絶対出るから、訓練もきつくなるかも」
    久慈 海:「…すばるちゃんは、どうしたい?どうなりたい?」
    鈴生 すばる:「……」自分の手のひらを見る。小さくて、傷のほとんどない、何もできない手。
    鈴生 すばる:この手で、掴むと決めたのだ。
    鈴生 すばる:「ししょーが、ボクには武器が向いてるかもしれないって思ってくれたんなら、使ってみたい」
    鈴生 すばる:「やる前から、あれはできるあれはできない、って決めたくないから」
    鈴生 すばる:「ボクにできること、全部やりたいんだ」
    久慈 海:「…偉いねえ。やる前から決めつけないところ、見習わなくっちゃなぁ…」
    久慈 海:「よし!じゃあ、支部長に相談して、武器を使った訓練もやってみようか。やってみてから、続けるかまた一緒に考えよう」
    久慈 海:「…ありがとうね、すばるちゃん」唐突に、そんなことを言う。
    鈴生 すばる:「うんっ!ありがと、ししょー……ほえ?」
    鈴生 すばる:「なんでししょーがボクにお礼言うの?」きょとん
    久慈 海:「…アタシはずっと、やる前から決めつけてたんだ」
    久慈 海:「アタシは殺すことしか出来ない、仲間を守ることなんかできないって」
    久慈 海:「だから、あの時、すばるちゃんを助けられたのが、初めてだったんだ」
    久慈 海:「だからありがとうね。アタシの出来ること、教えてくれて。なんというか、うん、ちょっぴり自分のことが好きになれたかも」
    鈴生 すばる:「……!!」ぱああっと顔を輝かせて
    鈴生 すばる:「ししょーがししょーを好きになるお手伝いが、ボクにできたってこと? それってすーーーっごくうれしい!!」
    鈴生 すばる:「あ、いや、えっと、ボク助けてもらってばっかなのにそんなこと言うのもあれなんだけど、うー」もごもご
    久慈 海:「はわ……」初めて向けられる、満面の笑みと真っすぐな善性に目を白黒
    久慈 海:「あ、いや、全然それは、それがアタシの仕事だし…したいことだし…」したいことだし????
    久慈 海:「あ、あぅ………」すばるちゃんはにこにこしてるし真っすぐないい子だし自分の気持ちに驚愕してるしで大混乱
    鈴生 すばる:「ボクを助けてくれてありがとう、ししょー。多分これからも、いっぱい助けてもらうんだと思うけど……」
    鈴生 すばる:「ボク、頑張るから。転んだり泣いたりするだろうけど、でも、強くなるから」
    鈴生 すばる:「ししょーがボクを守ってくれたように、ボクもししょーを守れるくらいに、きっとなるから!」
    鈴生 すばる:むん!と気合を込めて、海さんをまっすぐに見つめて言います。
    久慈 海:「……え、あ、う…」目を逸らせないまま、口を開け閉めして。
    久慈 海:「―うん」
    久慈 海:「楽しみに待ってるね、すばるちゃん」
    久慈 海:…その未来は、すばるちゃんのことは、信じられる。信じたい。そう、思った。
    久慈 海:「よ、よし!じゃあ行こうか、支部長のところ!」
    鈴生 すばる:「うん!」
    鈴生 すばる:……未来はどうなるか分からない。だけど、ボクはまだ生きていて、できることがあって、導いてくれる人がいる。
    鈴生 すばる:だから、信じられる。信じたい。そう、思った。
    GM:そうして日々は続いていく。
    GM:それを日常と呼ぶのか、それとも未だ非日常の中にあるのか
    GM:少なくとも、新しい世界に入ったからにはそう簡単には戻れない。
    GM:それでも、それでもいつか、と戦いを続ける。
    GM:日常を守るために────日常へ帰るために────



    グランドトレーラー『リプレイ/燦惨奇譚』


    世界に死を伝播させよ、殺戮の申し子らよ
    "プロジェクト・キリング・ジャック"は再開した。

    0・解放────不自由な"人間"であることから解放する救世主
    1・吸血────もっと紅く、自らを輝かせる血を求める、美しき殺人鬼
    2・飢餓────飢えたる獣は神すら殺す、未だ目覚めぬ餓狼の王
    3・殺戮────殺すために殺す、愛も義も求めない殺しの達人
    4・破壊────触れ、壊し、それでも傍にあるものを求めてしまう癒えない孤独
    5・加虐────玩具はいつも壊れてしまう。それでもまだ足りない、遊び盛りの少女
    6・嫌悪────嫌いで、傍に置いていたくないなら失くしてしまえばいい。だからそれは。存在しない魔人
    7・闘争────守護は主の傍にいるだけでは果たせない。自分から敵を叩き、守護を果たす。守るべき人は誰?
    8・妄想────眠るようにゆったりと死に沈む。それはきっと幸せを願う少女の子守歌
    9・自傷────存在悪。そこにいるだけで死を運ぶもの。死を望む不死
    10・恐怖────人は恐れるが故に人を殺す、正当防衛の殺戮手
    11・憎悪────愛故に憎み、愛するが故殺す。ねえ、ずっと一緒にいて頂戴


    12の衝動に基づく12の殺戮機構。
    それは破壊と創造の輪廻(インフィニティコード)を偏らせるもの。

    悪意も運命もその凡てを殺し尽くし、屍の上に光を照らせ
    あなたは既に、日常を裏切ったのだから。

    EP0 死走抜刀 ×壊刀 殺戮の盟主は殺された。
    EP1 飽食の牙 ×抜牙 餓狼は未だ目覚めず
    EP2 恐怖伝染 本能が人を殺す
    EP3 開闢の徒 進化の時が始まる
    EP4 餓狼顕現 すべてを喰らいつくし、そして誰もいなくなる
    EP5 愛憎決裂 これで終わりにしよう
    EP6 師弟散華 さよなら、それでもまた、いつか

    Double Cross The 3rd Edition
    『リプレイ/燦惨奇譚』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


    死走抜刀←|飽食の牙|→恐怖伝染