GM:りっとく
エネミーデータ協力:ミハエル

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



PC1:"雷竜"稲月(いなづき)夜雲(やくも) (リンク)/季戸
PC2:"雲雀鳴子"御来屋(みくりや)銀治(ぎんじ) (リンク)/闇猫
PC3:"希望の道化(クラウン・ホープ)"御門(みかど)燐火(りんか) (リンク)/御影
PC4:"無代"仙水(せんすい) 正樹(まさき) (リンク)/レン

メイン(今ここ)|雑談


INDEX

  • プリプレイ
  • オープニングフェイズ

  • マスターシーン:少女の選択
  • 導入1:竜の再会・表
  • 導入2:竜の再会・裏
  • 導入3:緋の憤慨
  • 導入4:黒の暗躍
  • ミドルフェイズ

  • シーン5:鳴かぬ鴉が身を隠す
  • シーン6:竜の尾を踏む
  • シーン7:追う者、追われる者
  • シーン8:竜が光を背負ってやってくる
  • マスターシーン:背負ったものは目に見えないから
  • シーン9:掴み取るための一手
  • ∟【夜雲・燐火】:3人寄れば文殊の知恵?
  • ∟【銀治・正樹】:タダなる鳴子であるべきか
  • クライマックスフェイズ

  • シーン10:さかさまのさが
  • エンディングフェイズ

  • ED1:無代の刀
  • ED2:振るうは口八丁
  • ED3:道化は去り
  • ED4:竜は笑顔で迎える
  • マスターシーン:そして、光無きアダマス



  • プリプレイ

    GM:やっていくぜ!!
    GM:まずはPC・PL紹介
    GM:PC1、夜雲くんお願いします!

    「僕らふたりぼっちだった空が、いつの間にか賑やかになったねえ」『悪くねェ眺めだろ?』
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "雷竜"稲月(いなづき)夜雲(やくも)ブラッグドッグ奇妙な隣人(ストレンジネイバー)
    戦闘用兵器のRB、"機竜"『空』と命を共有する少年。FHの実験体だったものの、のちの師匠である筑紫巡に救出され、UGNチルドレンとなる。
    現在は2人の弟弟子の兄貴分としての在り方を模索中。

    (illustration:ei@)
    主要エフェクト
    雷鳴の申し子
    ハードワイヤード
    アタックプログラム
    オリジン:サイバー
    マグネットフォース
    主要アイテム
    アームブレード
    コネ:UGN(パトロン)
    思い出の一品(ブランケット)
    HP/42
    行動値/6
    初期侵蝕/37


    稲月夜雲:PC1をやらせていただきます、稲月夜雲(いなつきやくも)です!15歳のUGNチルドレンです。
    稲月夜雲:生まれつきのオーヴァードで、怯えた両親にFHに売られ、殺伐とした幼少期を過ごしてきました。
    稲月夜雲:今は相棒のレネビ『空』も一緒だし、巡師匠に助けてもらったし、いい人に囲まれてるしで幸せだよ。
    稲月夜雲:言動はちょっと幼め、のんびり穏やか。自分の価値観が他人を傷つけないように、ふんわり周囲に接しています。
    稲月夜雲:性能はピュアブラックドッグの固定値型。雷鳴の申し子で攻撃力固定値を上げていきたいです!
    稲月夜雲:カバーリングも持っていますが、雷鳴の申し子で攻撃ごとに倒れるのでカバーつよつよの燐火さんに頼ることも多いかもしれません…!
    稲月夜雲:PLは季戸です!また皆さんとご一緒出来て嬉しいです~!よろしくお願いいたします!
    GM:かわいいぜ!よろしくお願いします~!
    GM:そんな夜雲くんのハンドアウトはこちら
    【PC1】道を選ぶ弟子

    シナリオロイス:”真珠竜” 渋谷 逆

    あなたはUGNエージェント筑紫 巡の弟子の一人だ。
    数年前に失踪した同門弟子である渋谷 逆のことを気にしている。
    しかしある日、逆はふらりとあなたの前に姿を現した。
    そしてあなたを誘う。UGNよりも輝ける場所が、自分たちにはあると。
    渋谷 逆:やほやほー
    稲月夜雲:逆ちゃん?!今までどこ行ってたの?!
    渋谷 逆:そう、それは十年前――(実際に失踪したのは2年くらい前です)
    GM:という感じで元気なギャルです よろしくだぜ
    稲月夜雲:思ったより適当言う姉弟子だー?!
    GM:あれならキャラシも今貼っといてくださいなー
    GM:あ、貼られてる ありがとうございます!
    稲月夜雲:ていきーさんには発言修正という便利なものがあってじゃな 右の方の鉛筆アイコンからこんな風に修正が出来るのじゃ
    GM:べんり!
    GM:よろしくお願いしまーす!
    稲月夜雲:よろしくお願いします!
    GM:続いてPC2、ぼくらの御来屋支部長!お願いします~!
    御来屋銀治:はいはい

    「必要なときに必要な分を提供する、それが大切なことなんじゃないかな?」
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "雲雀鳴子"御来屋(みくりや)銀治(ぎんじ)ソラリス/オルクス変異種(イレギュラー):オルクス
    UGN日本Y町支部支部長。喫茶店をカバーにUGNの業務を行っている……筈だが、いつも店でにこやかに接客しており、いつUGNの仕事をしているのかわからない。
    穏やかな性格だが、怒ると恐ろしいタイプ。本人の気質故か、能力は支援と無力化に特化した精神感応型。

    (illustration:suke男子メーカー)
    主要エフェクト
    万色の檻
    妖精の手
    奇跡の雫
    絶対の恐怖
    彫像の声
    主要アイテム
    HP/24
    行動値/4
    初期侵蝕/29


    御来屋銀治:「よろしく頼むよ」
    御来屋銀治:御来屋銀治(みくりやぎんじ)、30歳のUGN支部長です
    御来屋銀治:長髪お団子眼鏡男子でカフェオーナーと支部長を兼任しているよ
    御来屋銀治:支部はこいつが経営してるカフェになります、街の憩いの場みたいな賑やかな感じ
    御来屋銀治:物腰は基本的に穏やかで柔らかいですが、決める必要があるところではきちんと締める感じになってたらPLは嬉しいです
    御来屋銀治:性能としてはソラオルのデバフ付与サポートアタッカー
    御来屋銀治:100%を超えたら行動値を-15する程度の男です
    御来屋銀治:ちなみに余りある社会性によって財産点がたくさんあるのでミドルの方が仕事場かもしれない
    御来屋銀治:あとは妖精したり雫で蘇生したりします
    御来屋銀治:相変わらず交渉攻撃がよくわからないPLの闇猫ですが頑張ってやっていきたいです
    御来屋銀治:よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いしますー!つよつよ支部長
    GM:そんな銀治さんのハンドアウトはこちら
    【PC2】龍を憂う友
    シナリオロイス:"銀龍"筑紫 巡

    あなたがある日夜道を歩いていると、突然ワーディングの展開を感じ取った。
    辿っていった先では、知人のUGNエージェント筑紫 巡が、倒れた一般人を庇いながら何者かと交戦していた。
    あなたが参戦すると何者かは逃げていったが、巡は暗い顔をしている。
    そして巡は、今しがた襲ってきた相手が元UGNチルドレンであるとあなたに告げたのだった。
    筑紫 巡:よろしくお願いしますね、支部長
    御来屋銀治:ああ、よろしくね…巡くん
    GM:ビジネスの方の態度だ
    御来屋銀治:(友人距離感のときは呼び捨てにします)
    GM:ありがとうございます助かる命があります
    GM:よろしくお願いします~!
    御来屋銀治:お願いします!
    GM:それではPC3、燐火ちゃんお願いします!
    御門燐火:はーい!

    「何度折れても曲がっても光に向かって突き進む。"希望の道化"────現着だ」
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "希望の道化(クラウン・ホープ)"御門(みかど)燐火(りんか)エグザイル/バロール実験体(ロストナンバー)
    プロジェクト・アダムカドモンの関連実験による失敗作。体内のレネゲイドが体外へ垂れ流している状態の物を、魔眼として固形化することで制御している。
    数年前に両足を失ったが、魔眼を自らの肉体と定義することでエグザイルの操作能力により高性能の義足として扱い、再び戦闘できる状態になった

    (illustration:御影)
    主要エフェクト
    時の棺
    崩れずの群れ
    孤独の魔眼
    デビルストリング
    グラビティガード
    主要アイテム
    UGN戦闘服Ⅱ
    HP/34
    行動値/8
    初期侵蝕/36


    御門燐火:code:希望の道化/クラウン・ホープ
    御門燐火:name:御門 燐火/ミカド リンカ
    御門燐火:age:18 sex:女性 works:UGNエージェント
    御門燐火:syndrome:エグザイル/バロール
    御門燐火:オーヴァ―ドを人間に戻すための秘匿実験の失敗作(ロストナンバー)。
    御門燐火:プロジェクト・アダムカドモン(上級ルルブ参照)の末端であり、プロジェクト・アダムカドモンの瓦解に伴い実験は凍結。
    御門燐火:燐火はチルドレンとして能力を活かすことになる。
    御門燐火:実験のせいでリザレクトが効きにくかったり、気を抜くと即ワーディング発動するという面倒な体質を抱えていますが
    御門燐火:勇気を持って希望に一直線で頑張ってました(過去形)
    御門燐火:まあその後、足がすっぱりやられちゃって絶望したりと色々ありまして、今回参加するのは再起して鍛え直した姿です
    御門燐火:頑張るぞ
    御門燐火:性能的には妨害盾で
    御門燐火:時の棺・孤独の魔眼で敵の範囲攻撃等を防いだりカバーしたりします。
    御門燐火:オートエフェクトを使って来たらデビストで消したりもできます
    御門燐火:ミドルは特段強い判定はないが、どの判定も2以上振れる!これが古参チルドレンのチカラ!
    御門燐火:そんな感じ、よろしくお願いします
    GM:よろしくお願いしますー!敵に回すと恐ろしい子……
    GM:そんな燐火ちゃんのハンドアウトはこちらだ
    【PC3】託されし同志
    シナリオロイス:"緋龍"七竈 立夏 or "孔雀竜"白露 リンドウ(選択)

    あなたはUGNエージェント筑紫 巡と面識があり、彼が複数の弟子を抱えていることも知っている。
    さて、あなたは支部の訓練室で、巡の弟子である七竈 立夏と白露 リンドウを見かける。
    なにやら荒れている様子の立夏は、あなたに気付くと挨拶もそこそこに先日の事件について話し始めた。
    曰く、巡が何者かに襲われたというのだ。
    七竈 立夏:俺と
    白露 リンドウ:リンだよー
    御門燐火:久しぶりー
    GM:選択式なことに深い意味はない(立ち位置が同程度)ので、好きな方を選んでね
    御門燐火:はーい
    七竈 立夏:簡単に紹介すると真面目ツンデレで
    白露 リンドウ:こっちはぽわぽわマイペースです
    白露 リンドウ:仲良くしてくれるとうれしいなっ
    御門燐火:後者はよく知ってる!
    白露 リンドウ:きゃっきゃっ
    御門燐火:主に植物卓で!
    御門燐火(ここに植物卓のリンク)
    GM:というわけでよろしくお願いします!
    GM:wwwwwww
    御門燐火:お願いしますー
    GM:それではPC4、仙水さんお願いします~!
    仙水正樹:はい!

    「依頼ならこなす。そこに俺の感情は関係ないだろう」
      
    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "無代"仙水(せんすい)正樹(まさき)ノイマン/バロール/ブラム=ストーカー達人(アデプト)
    FHセルに誘拐され、未来を失った元剣道選手。同じ境遇の実験体を庇うことで被害を拡大させたことや、UGNにその行動を強く否定されたことで、情のまま動くことや、嫌いになった。
    イリーガル登録はしているものの、UGNへの不信感や、剣道の道には戻れない事から現在は裏社会に生きている

    (illustration:秋庭式おとこのこ改)
    主要エフェクト
    コントロールソート(達人)
    赫き剣
    重力の手枷
    破壊の血
    斥力障壁
    主要アイテム
    コネ:UGN幹部
    HP/27
    行動値/7
    初期侵蝕/32


    仙水正樹:”無代”仙水正樹(”むだい”せんすいまさき)
    仙水正樹:裏社会で何でも屋じみたことをやってる元アスリートです。競技は多分剣道か何か。
    仙水正樹:無口で不愛想、だけどやることはちゃんとやります。そのためのEE。
    仙水正樹:ジャーム化した友人を助けようとUGNの邪魔をして被害を増やしたことがあります。
    仙水正樹:そのため敵は敵として排除する方針。要するに師弟に関する葛藤に殴り掛かるための男です。
    仙水正樹:性能はノイバロブラムの固定値アタッカー。
    仙水正樹:固定値アタッカー被ってる?赫き剣使いたかったんだものいいじゃない。
    仙水正樹:バロブラムで組んだらどう考えてもダイスが心許なかったので急遽頭がよくなりました。知識が5d、情報UGNなら4dで振れます。
    仙水正樹:あとは相手のダイスー2したり1d+3の防壁を張ったりできます。武器を作るだけでHPが10飛んでいくのでそこがとても心配です。
    仙水正樹:PLはレン。いろいろなものに手を出すせいで最近自分のメインシステムがわからなくなってきました。心の故郷はモノトーンミュージアムです。
    仙水正樹:tekey今週初めて触ったしダブクロもたぶんまだ1桁だしで色々とやらかす予感しかしてません。よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします!一緒にぴよぴよしましょう!(?)
    GM:そんな仙水さんのハンドアウトはこれだっ
    【PC4】平穏の守護者
    シナリオロイス:"濡鴉" or "魔書庫" 瀬名 卯月

    近ごろ巷を騒がせている殺人事件。
    被害者は全身を切り裂かれ、ズタズタの状態で発見されている。
    人間技とは思えないその手口に、UGNが調査を行った結果、ジャーム"濡鴉"の存在が浮上した。
    あなたはUGNの情報部・瀬名 卯月から、この件の解決を依頼された。
    これ以上被害が拡大する前に、該当ジャームを確保せねばならない。
    濡鴉:こんにちは、ジャームです
    瀬名 卯月:僕は味方だよ~~~
    仙水正樹:ジャームは殺ります。依頼は受けます。食い扶持だねやったあ
    濡鴉:私にロイス取って頂いていますね。ありがとうございます(礼)
    仙水正樹:礼儀正しいジャームだ!?
    瀬名 卯月:僕から仙水さんに依頼をするのでよろしくねえ
    GM:というわけでよろしくお願いします!
    仙水正樹:よろしくお願いします!
    GM:自己紹介終了!ありがとうございます~!
    GM:おかげさまで楽しいダブルクロスの卓に恵まれ、ウオオオオ俺もやりたいぜそういうののGM!!!となってこぎつけたのが今回の卓となります
    GM:改めましてお集まりありがとうございます!お手柔らかに!元気に楽しく!よろしくお願いします~!
    稲月夜雲:よろしくお願いします~~~!
    御来屋銀治:よろしくお願いします
    仙水正樹:よろしくお願いします!!
    御門燐火:お願いしますー
    GM:それではトレーラーをぺたりして導入に参ります

    ダブルクロス、それは裏切りを表す言葉。
    さて、裏切りとはいったい何であろうか。

    人ならざる力を天より授かったことは罪か?
    己を押し殺して生きねばならないことは罰か?
    世界を裏切った代償だと、そう言うのか?

    否、我々はもっと自由でいい。
    裏切ったのは我々ではない、我々を見限った世界の方だ。

    ――そう思いませんか、師匠?
    ダブルクロス3rd【違えた道の向こう側】


    GM:【オープニングフェイズ】

    マスターシーン:少女の選択


    GM:今より少し昔の話。
    GM:とある一室で、二人の女性が向かい合っていた。
    GM:片方は金髪の少女。落ち着かなさげに髪をいじっている。
    GM:片方は大人の女性。柔らかな人好きのする笑みを浮かべ、口を開く。
    "????":「ようこそ、お嬢さん」
    "????":「ここでのルールはふたつだけ」
    "????":「ひとつは、他人の過去を詮索しないこと」
    "????":「そしてもうひとつは、そのルール以外のあらゆるルールを無視すること」
    "????":「私たちは何にも縛られない。私たちは何にも侵されない」
    "????":「あなたはあなたらしく生きていいのよ、お嬢さん」
    GM:少女は、少し黙り込んで。
    渋谷 逆:「……あは」
    渋谷 逆:「いいね。最高じゃん」
    GM:……何かが壊れたような顔で、笑った。


    導入1:竜の再会・表


    GM:夜雲くんの導入です!
    GM:登場侵蝕をどうぞ(指さし確認)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (37 → 43)

    GM:あなたはUGNのとある支部に所属するチルドレンだ。
    GM:今日は町を歩いている。学校帰りなのか、訓練の息抜きなのか、何か用事があったのか、好きに決めてください。
    GM:そこそこ賑わう雑踏を歩いているていです。
    稲月夜雲:雑踏の中、小さな声で何かを呟きながら、雑踏を歩いている。
    稲月夜雲:「寮の共用のおやつって、このくらいでいいのかなぁ」
    稲月夜雲:その呟きに応える『声』がある。
    稲月夜雲:『誰かと一緒に買い出し、いっときゃよかったなァ』
    稲月夜雲:「皆の好きな、いつもあるやつを買ったつもりなんだけど…。自信なくなってきちゃった」
    稲月夜雲:みんなのこと、ちゃんと見てるつもりだったんだけどなあと弱音をこぼしつつ、寮に帰るために歩いています。
    GM:いいこだね……
    GM:そんなあなたに、突然声がかかります。
    渋谷 逆:「……あっ!?」
    渋谷 逆:「夜雲っち! 夜雲っちじゃん!?」
    渋谷 逆:ぱたぱた駆け寄って来る
    稲月夜雲:「――え、っ」
    稲月夜雲:ばっ、と振り返る。

    (illustration:かわいい煮物)
    渋谷 逆:金髪に黒いカチューシャがトレードマークの少女。
    渋谷 逆:あなたには覚えがあるだろう。渋谷逆(しぶや・さかさ)――あなたの、かつての姉弟子だ。
    渋谷 逆:……2年ほど前に、突然姿をくらませた、彼女がいる。
    稲月夜雲:「逆、ちゃん…?!」
    稲月夜雲:目を見開く。一歩、足をそちらに進める。
    稲月夜雲:…ぎろりと、ラピスラズリの眼が開く。
    稲月夜雲:「ほんとに、ほんとに逆ちゃん!?」二歩、三歩、駆け寄る。
    渋谷 逆:「えっこんなぐーぜん会うとかマジ運命力高くね!? テンション上がるー!」
    渋谷 逆:手の届く距離まで近寄って、夜雲くんの肩をバシバシ叩く。
    稲月夜雲:「いた、いたたた、ほんとに逆ちゃんだ…!」
    渋谷 逆:「そうとも、ほんとに逆ちゃんなのだ」ふふん!
    稲月夜雲:「力加減、なんにも変わってないね」
    渋谷 逆:「夜雲っちは背伸びたんじゃね? 成長期の男子やばいなー」
    稲月夜雲:「うん、けっこう伸びたよ。逆ちゃんが選んでくれた上着、入らなくなっちゃった」
    稲月夜雲:「だから大事に取ってある」
    渋谷 逆:「ちょ、そういうのはハズいって。マジ夜雲っちもかわんねー」
    稲月夜雲:…本当に言うべきことじゃない、ことが。口から出る。
    稲月夜雲:「そういうものなの?うーん、逆ちゃんにいっぱい教えてもらったけど」
    稲月夜雲:「まだ、『ズレてる』かなぁ」へにょりと笑う。
    渋谷 逆:「……夜雲っちは、まだあそこで頑張ってるの?」
    稲月夜雲:「あそこ?」
    渋谷 逆:「UGNの支部」
    稲月夜雲:なんだろう、それは、まるで。
    稲月夜雲:UGNの、あの支部以外にも、頑張るところがある、とでも、言うような。
    稲月夜雲:『…雲。分かってるだろ』
    稲月夜雲:うん。…分かってる。
    稲月夜雲:「うん、そうだよ」
    稲月夜雲:「それ以外に頑張るところって、あったっけ?」
    稲月夜雲:「……逆ちゃんは」
    稲月夜雲:「今、どこにいるの?」
    渋谷 逆:「それなんだけどー」
    渋谷 逆:「あたし、夜雲っちに『それ以外』のところに来てほしいんだよね」
    渋谷 逆:「今のあたしのいるところ。頑張らなくていいところ」
    渋谷 逆:「ズレてたってなんだって、そのままでいいところ」
    渋谷 逆:「悪いところじゃないと思わん?」
    稲月夜雲:『あァ――』竜が絶望の吐息を漏らす。
    稲月夜雲:(二番目の最悪、かなぁ。ねえ、空)
    稲月夜雲:「頑張らなくていい、ズレてたっていい…」
    稲月夜雲:「でも、頑張らないと、僕は、僕らは、誰かを傷つけちゃうかもしれないって」
    稲月夜雲:「巡師匠は、そう教えてくれたよ」
    渋谷 逆:「たとえ夜雲っち自身が傷ついても?」
    渋谷 逆:「それはあたしたちだけが頑張らないといけないことなの?」
    渋谷 逆:「……その『誰か』に、傷つけられても、頑張れるの?」
    稲月夜雲:「…逆ちゃんの今いるところは」
    稲月夜雲:「頑張らなくてよくて、ズレてたってよくて、傷つかないでいられるところなの?」
    稲月夜雲:質問に、質問で返す。
    渋谷 逆:「そうだよ」
    稲月夜雲:「そっかぁ」
    稲月夜雲:「それは―――」
    稲月夜雲:「奇跡みたいな、ところだねぇ」
    稲月夜雲:笑う。
    渋谷 逆:「あたしは夜雲っちのこと好きだし」
    渋谷 逆:「置いてったみたいになったのも、まあ、その……気にしてたっていうかね?」
    渋谷 逆:「だから楽しいところで一緒に楽しく遊べたらよくね?って思うんだけど」
    渋谷 逆:「なんかテンション低いね夜雲っち」さすがにそれくらいはわかる
    稲月夜雲:「そうかな。びっくりしてるからかも」
    稲月夜雲:「そんなところがあるなんて、ちょっと信じられないから」
    稲月夜雲:「うん」
    稲月夜雲:「僕も、逆ちゃんがいなくなって、」
    稲月夜雲:「…………うん。今はいいや。また、逆ちゃんと一緒に遊べたらなって、思うよ」
    稲月夜雲:「逆ちゃんと遊ぶの、一番楽しいから」ふわ、と顔がほころぶ。
    渋谷 逆:「マジ!? めっちゃ嬉しい~~~!!」
    渋谷 逆:「じゃあこっち来ない?」
    渋谷 逆:「今なら駅前広場のクレープ奢っちゃるぜ」
    稲月夜雲:「クリーム3倍増しにしてくれる?」
    渋谷 逆:「それ追加料金入るやつじゃん~!!」
    稲月夜雲:「って、逆ちゃんの真似」えへへ、と笑う。
    渋谷 逆:「お、おう……したたかになったな夜雲っち!」
    稲月夜雲:「姉弟子の教えがいいので~」
    渋谷 逆:「こいつ~」うりうり
    稲月夜雲:「あわわわわわ」ぐりんぐりん
    稲月夜雲:「逆ちゃんと一緒にはいたいんだけど」
    稲月夜雲:「荷物の準備とか、あと他の人と気が合うかとか…」
    稲月夜雲:「心配なことは色々ある、かな」
    稲月夜雲:「…また、色々教えてくれる?逆ちゃん」
    稲月夜雲:ほんの少し不安をにじませた/出会ったころのような顔で、お願いをする。
    渋谷 逆:「もっちろん! この"真珠竜"に任せなさい!」
    渋谷 逆:昔/あのときと同じような、底抜けに明るい笑顔で。
    稲月夜雲:「うん!」笑って、あのときのように手を取って。
    稲月夜雲:そのまま、あの時とは違って、その手を引く。
    稲月夜雲:「…生きててよかった。逆ちゃん」ぎゅ、と抱きしめる。
    渋谷 逆:「…………」一瞬、一瞬だけ、泣きそうな顔をして。
    渋谷 逆:「突然乙女を抱きしめるのはマナー違反です~~~」ほっぺをひっぱる
    稲月夜雲:「ひわ~~~~~~~~~~」
    稲月夜雲:「ひょめんにゃひゃい」
    渋谷 逆:「ん」
    渋谷 逆:「てかごめん、あたしこのあと人と会う用事あってさ」
    渋谷 逆:「もうちょっと待っててくれる? 準備が出来たら迎えにいくし!」
    稲月夜雲:「うん。ごめんね、引き留めて」
    稲月夜雲:「大事な人?彼氏さん?」
    渋谷 逆:「違うけど!? 彼氏ほしいけど!?」くわっ
    稲月夜雲:「違ったかー」
    稲月夜雲:「あ、じゃあ逆ちゃん!」
    稲月夜雲:「連絡先、教えてくれない?」
    稲月夜雲:「暇な時でいいから、また、逆ちゃんの声聞きたい…」
    稲月夜雲:だめ?と小首をかしげて。
    渋谷 逆:「それはかわいい彼女がやるやつじゃん!!!」
    渋谷 逆:「つまりあたしこそが夜雲っちの彼氏だった……?」
    稲月夜雲:「僕のことかわいいって言ったのは逆ちゃん」ふんす
    渋谷 逆:「LINEでいい?」普通に教えてくれます
    稲月夜雲:「うん、いいよー」『いや普通に教えるんかい』「しっ」
    渋谷 逆:ふるふるLINE交換をして、よし、とスマホをしまう。
    渋谷 逆:「おけおけ。んじゃ待ってて、夜雲っち」
    渋谷 逆:「もうじき、あたしのやることも終わる予定だから」
    渋谷 逆:にこ、と笑う。引き留めなければ去ります。
    稲月夜雲:「―そっかぁ。じゃあ、僕も頑張るね」にこっ。
    稲月夜雲:「またね、逆ちゃん!」珍しく声を張り上げる。
    渋谷 逆:元気に手を振って去って行く。
    稲月夜雲:「………」
    稲月夜雲:その背を見送る。ずっと、ずっと。
    稲月夜雲:「……」『……』
    稲月夜雲:「『奇跡には代償が必要だ』」
    稲月夜雲:『雲。俺は承知の上で、俺が望んで、代償を支払った』「空。うん、分かってるよ。空は自分で決めて、僕に命をくれた。こんなにちっちゃくなってもいいって決めてくれた」ブレスレットに触れる。
    稲月夜雲:「でも、じゃあ」
    稲月夜雲:「逆ちゃんのいう、奇跡みたいな場所の代償は」
    稲月夜雲:『誰が、どんなふうに支払ってるんだろうなァ』
    稲月夜雲:「『知らないことには、決められないね/な』」
    稲月夜雲:「まだ時間はあるよね、きっと」『あァ、きっと』
    稲月夜雲:足早に歩きだす。
    稲月夜雲:信じられる人たちを、頼るために。
    GM:シーンエンド。

    稲月夜雲:”真珠竜” 渋谷 逆 に憧憬/〇猜疑心 で ネガティブ表で取得します…

    導入2:竜の再会・裏


    GM:銀治さんの導入です。メインで登場侵蝕をどうぞ!
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (29 → 34)

    GM:夜雲くんが逆に再会したその日の夜となります
    GM:あなたは支部長だ。そしてカフェの店長でもある。
    GM:あなたは夜道を歩いています。カフェを閉めた帰りなのか、買い出し帰りなのか、まだ仕事があるのか、好きに決めてください。
    GM:人通りの少ない薄暗い道です。早く帰ろうね!
    御来屋銀治:風が生ぬるくなってきた夜に、少々心許なくなっていた備品の買い出しに出たその帰り道
    御来屋銀治:両手にエコバッグを提げてゆっくりと歩いている
    御来屋銀治:「……そろそろ本格的に暑くなりそうだな」
    御来屋銀治:「メニューの見直しをした方がいいかもしれない」つい独り言を言いつつ
    GM:てくてくと、静かな、何事もない平和な道を歩いていく――
    GM:――ふいに、空気が変わる。
    GM:それは紛れもない【ワーディング】の気配だ。
    御来屋銀治:「…!、向こうか」《ワーディング》を感知した方向にすぐ足を向ける
    御来屋銀治:溶けるようなものは買っていないし問題もない
    御来屋銀治:(《ワーディング》を張る……オーヴァード同士の小競り合いかなにかかな…?)
    GM:感覚の強まる方向へ足を進めると、人影が見えてくる。
    GM:まず、倒れ伏した人間。おそらくワーディングに当てられた一般人だろう。
    GM:そして、オーヴァードがふたり、交戦していた。
    GM:片方は暗がりに隠れてよく見えないが、倒れた人間を庇うように動いているもう片方のオーヴァードを、あなたはよく知っている。

    (illustration:長髪のおにいさん)
    御来屋銀治:すぐさま支部へ繋がる端末を操作し、保護の手配を
    筑紫 巡:「――――」
    御来屋銀治:「あれは……巡?」
    筑紫 巡:飛んでくる何らかの攻撃エフェクトを弾き、いなしながら、一般人に当たらないようにしている。
    筑紫 巡:守ることに集中しているせいか、本人は少しばかりだがダメージを負っているようだ。
    御来屋銀治:「後方は心配いらない!」後ろから声をかける
    筑紫 巡:「!」
    御来屋銀治:「あなたは自身の仕事に集中を!」
    筑紫 巡:振り返らず、だん、と地を蹴る。
    ???:「げっ!! 支部長!?」
    GM:相手のオーヴァードはうろたえ、一瞬隙をさらす。
    GM:……が。
    御来屋銀治:「…………」声には反応せずに友人の後ろ姿を観察しながら倒れている人の前に立っている
    ???:《見えざる道》を使用。シーンから退場します。
    GM:消える直前に見えた相手のオーヴァードは、少女のようで。
    渋谷 逆:「――あんたも今度やってやる!!」
    GM:その目に、空虚な殺意を抱いていた。
    GM:場には夜の静寂が戻って来る。
    筑紫 巡:「……助かりました」
    御来屋銀治:「……いや、こちらこそだ」
    御来屋銀治:「この人を守ってくれて感謝するよ、巡」
    筑紫 巡:「それが仕事ですから」
    筑紫 巡:「報告する手間が省けました。……銀治。少し、話をしても?」
    御来屋銀治:「仕事であっても当たり前のようにこなせるのは素晴らしいことさ」
    御来屋銀治:「ああ、……勿論だよ」
    御来屋銀治:「今の俺たちはきっと揃って同じ顔をしてるんだろうね」困ったような、悲しげな表情でそう返す
    筑紫 巡:「……私が今のあなたのような顔をしているとしたら、相当ですね」
    御来屋銀治:「そのまま帰ったら、あなたの弟子が俺のところに駆けこんできそうな顔をしてる」
    筑紫 巡:「なるほど。重大です」
    御来屋銀治:「保護の手配はもうしてあるから、引き継いだらいったん支部へ」
    御来屋銀治:「そこで腰を下ろしてゆっくり話そう」
    御来屋銀治:「それでいいかな?」
    筑紫 巡:「異論ありません。ありがとうございます」
    GM:では場を移して会話ということでよろしいでしょうか
    御来屋銀治:はい
    GM:ほどなくUGNのスタッフがやって来て、巻き込まれた一般人の保護は完了する。
    GM:銀治さんと巡は支部、すなわちカフェに戻って来た。
    筑紫 巡:「あなたとこうして向かい合って話すというのも、久しぶりな気がしますね」
    筑紫 巡:「近ごろは各々の業務で忙しかったでしょう」
    御来屋銀治:「そうかな?お互い様だろう?」
    御来屋銀治:「あなたの弟子もよく手伝ってくれるからね、こちらはそれほどでもない」
    筑紫 巡:「ああ、白露はよくあなたに懐いていますからね」
    筑紫 巡:「……弟子」ぽつり、と
    御来屋銀治:「リンドウくんの話もしてあげたいところだけど……今はあの子の方だね」
    筑紫 巡:「ええ。あの子は……”真珠竜”、渋谷逆」
    筑紫 巡:「私の弟子……だった、チルドレンです」
    御来屋銀治:「俺も、知っているよ」
    御来屋銀治:「あの子は……あなたを襲いに?」恨まれていたのか、とは聞かない
    筑紫 巡:「そうですね」淡々と。
    御来屋銀治:嫌いならば嫌いだと素直に口に出す、そんな子であったと知っているからだ
    筑紫 巡:「私を狙うというよりは、倒れた方々を狙っていました。私が彼らを庇うと分かっていてやっていた」
    筑紫 巡:「だから、狙い自体は私です。……いささか、あの子らしくないとは思いましたが」
    御来屋銀治:「…………そうか、それは…誰か、いや……どこかかな?後ろにありそうな話だ」
    御来屋銀治:「搦め手は苦手な子だった、そうだろう?」
    筑紫 巡:「ええ。器用な子ではあったので、やればできるとは思っていましたが」
    筑紫 巡:「……あの子に、別の力の使い方を教えた人物がいるとすると」
    筑紫 巡:「…………私では力不足だったのでしょう」
    御来屋銀治:「器用さを利用している、そういうこともある」
    御来屋銀治:「本人が、利用されていることに気付いていないこともね」
    御来屋銀治:「巡、あなたの反省の時間は今じゃない」
    御来屋銀治:「あの子としっかり向き合って話してからそういうことはやらないとね」
    筑紫 巡:「……あなたから対話の重要性を説かれると、身が引き締まりますね。説得力があるので」
    御来屋銀治:「守り切れなかった、というのであれば俺にも責任はあるよ」
    御来屋銀治:「俺は、この支部を預かる立場だからね」そうあえて友に言い置いて
    御来屋銀治:「さて、このままにしておくつもりはないだろう?」
    筑紫 巡:「いつもはのんびりしているくせに、そうやって全ての責任を持つのがうまいですよね、あなたは」
    筑紫 巡:「ええ。私個人の問題ではない」
    筑紫 巡:「私は渋谷に好かれていない自覚はありましたが……」
    筑紫 巡:「今のあの子は、私の知っているあの子ではないのでしょう」
    御来屋銀治:「あの子が好いていた、というと夜雲くんじゃないかな?」
    御来屋銀治:「ずいぶん仲が良かった印象があるよ」
    筑紫 巡:「確かに、稲月はよく渋谷に引っ張られていましたね」
    御来屋銀治:「もしかしたら、何かが進行していて夜雲くんも巻き込もうとする可能性もある」
    筑紫 巡:「稲月は昔は今よりおとなしい子でしたから、渋谷の勢いでバランスが取れていたようでした」
    筑紫 巡:「調査と対策が必要ですね」
    御来屋銀治:「結構、1人きりで動こうとはしないようにとあなたの弟子たちにも言い含めておくように」
    御来屋銀治:「ああ、それとね」
    筑紫 巡:「はい」
    御来屋銀治:「責任を背負うのが下手だったとしても、あなたたちを見捨てるなんて決してないよ」
    御来屋銀治:「わかってもらえたら、仕事にかかるとしようか」ふわり、と微笑んで静かにお茶を差し出した
    筑紫 巡:「……ふむ」少し考えて
    筑紫 巡:「おそらく私も、銀治が何かに巻き込まれていたら見捨てないでしょう」
    筑紫 巡:「そういうことですね」ひとりで納得した様子。
    GM:張り詰めていた空気を僅かに緩ませて、巡はお茶に手を付けます。
    御来屋銀治:少し、本意とはズレて伝わっていることは指摘せずに
    御来屋銀治:彼らしいな、と内心で苦笑しながらやるべきことを整理しだした
    GM:シーンエンド。

    御来屋銀治:筑紫巡 信頼○/心配でロイスを取得します

    導入3:緋の憤慨


    GM:燐火ちゃんの導入です!
    GM:登場侵蝕をどうぞー
    御門燐火:ウオーッ
    御門燐火:36+1d10
    DoubleCross : (36+1D10) → 36+6[6] → 42


    GM:あなたはUGNのとある支部に出入りしているオーヴァードだ。支部員ともそこそこ面識がある。
    GM:今日は支部に呼ばれてやってきている。何やらジャームについての調査を頼みたいとのことだ。
    GM:指定されたミーティングの時間まではまだ少しある。というわけであなたは支部をうろついているのだ。
    GM:ほんとにうろうろしててもいいし訓練室で汗を流すか!してもいい
    御門燐火:じゃあ汗を流してよう、流し終わった後の方がいいです?
    GM:後の方がいいかな!さわやか

    御門燐火:日本人離れした銀髪が、電球の光に照らされて輝く。
    御門燐火:喫茶店の形式で運営しているUGN支部
    御門燐火:その地下、実際のUGNとしての業務を行う幾つかの施設の中、訓練室から1人の少女が出てきたところだった。
    御門燐火:「良い設備してるなぁ、ここ」 タオルで汗を拭きながら廊下を歩いている。
    GM:ひと汗流したあなたが廊下を歩いていると、別の訓練室からちょうど出てきた人物にぶつかりそうになる。
    御門燐火:「おっと、わり」
    七竈 立夏:「だからって黙ってられるかよ! ……っと」
    御門燐火:ふわり、と少女の体が軽く後方に浮いて、着地する。
    七竈 立夏:一人は赤い髪を一本に結った少年。あなたに気付くと慌てて頭を下げる。
    七竈 立夏:「すんません! 御門さん、お疲れ様です」

    (illustration:りっとく)
    白露 リンドウ:「あ、燐火ちゃんだ。こんにちは」
    白露 リンドウ:もう一人は、薄い水色の髪にヘッドホンをかけた少年。

    (illustration:りっとく)
    GM:どちらもこの支部に所属するチルドレンで、あなたとは顔見知りだ。
    御門燐火:「おう、立夏にリンドウか」
    御門燐火:明るく声を掛ける。
    御門燐火:「つうか別にオレに敬語はいらねえって」
    七竈 立夏:「いや、俺らなんかよりバリバリ働いてるじゃないですか。先輩みたいなもんですよ」
    白露 リンドウ:「燐火先輩?」
    御門燐火:「いやまあその方が良いなら別にいいけどさ」 少し呆れた様子で言いつつ
    御門燐火:「なんかあったのか? 怒ってたみたいだけど」
    七竈 立夏:「あー……」気まずそうに頭を掻く
    七竈 立夏:「師匠……巡さんが、昨日襲われたらしいんですよ」
    御門燐火:「おお、そりゃまた……」
    御門燐火:「命知らずな」
    七竈 立夏:「だよな!?!? ……ですよね!!!」
    御門燐火:顔の知れたUGNエージェントが襲撃を受けるのはそう珍しい話ではない、が
    御門燐火:それはそうと、腕の立つ知り合いが襲われたと聞くと、それが最初の感想になる。
    白露 リンドウ:「詳しいことは教えてもらってないんだけど、リンたちは巡さんの弟子だから、しばらく警戒して一人で行動しないようにねって言われてて」
    白露 リンドウ:「そしたら立夏くんが怒った」
    御門燐火:「あー、なるほど」
    七竈 立夏:「師匠が喧嘩ふっかけられておとなしくしてられっかよ」
    御門燐火:「まあ、気持ちはわからないでもないけどな」
    御門燐火:「動くにしてもバレないようにこっそりにしとけ」
    七竈 立夏:「あざす!!」
    白露 リンドウ:「だめじゃないかな」素朴な疑問
    御門燐火:「そりゃダメだけどな」 苦笑
    御門燐火:「でも暴発されるよりは良い、少なくとも今オレは知ったから、ある程度はカバーに入れるしな」
    七竈 立夏:「ぐっ……そう言われると俺がガキみてぇだ……」
    七竈 立夏:「はぁ……せめて相手が分かれば調べようがあるってのに」ぶつぶつ
    白露 リンドウ:「そういえば、燐火ちゃんは今日は何の用事?」
    御門燐火:こうは言ったけど自制してくれるといいんだけどな、と思いつつ
    御門燐火:「ああ、ジャームが出たらしくて、その調査を頼まれた」
    御門燐火:「で、約束の時間まで間があるから軽く汗流して……今シャワー室向かってるとこ」
    御門燐火:シャワー室の方を指差す。
    白露 リンドウ:「そうだったんだ。ごめんね、引き留めて」
    七竈 立夏:「最近話題になってるジャームってったら……"濡鴉"っていうやつか?」
    御門燐火:「良いよ別に、変な絡まれ方されたわけじゃないし」
    御門燐火:「名前までは聞いてないけど、その可能性はあるな」
    GM:ちなみに燐火さんが調査頼まれてるのは"濡鴉"っていうやつです。
    GM:あとでわかるよ!
    御門燐火:そうとはね
    白露 リンドウ:「そうなんだ」
    七竈 立夏:「お前はもうちょっと支部の情報を見とけ!!」
    御門燐火:「はは」
    七竈 立夏:「もしかすると、師匠を襲ったのもそいつかもしれねえ……御門さんも気を付けてくださいね」真剣
    御門燐火:「気を付けはするけど、先入観は持たないようにしないとな」
    御門燐火:「2人も気を付けろよ、警戒しろって言われたんだろ」
    七竈 立夏:「肝に銘じます」背筋ぴし
    白露 リンドウ:「はぁい」ふわ
    御門燐火:「じゃ、オレは行くわ」
    御門燐火:すぐ横の壁に片手を当てて地面を蹴る
    御門燐火:片手を中心に、くるりとその体が上方に一回転して、2人の向こう側に着地する。
    御門燐火:御門燐火の両足は、重力を操作する魔眼の足だ。
    御門燐火:「じゃあな~」 軽く手を振って駆けていく
    GM:シーンエンド。

    御門燐火:七竈 立夏 〇好感/警戒

    導入4:黒の暗躍


    GM:仙水さんの導入です。登場侵蝕をどうぞー
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (32 → 37)

    GM:あなたは依頼を受けてUGNの支部にやってきている。
    GM:ブリーフィングルームに来たあなたを、一人のエージェントが出迎えた。
    瀬名 卯月:「やあやあ、”無代”クン。待ってたよ~」

    (illustration:たょ錬成)
    瀬名 卯月:”魔書庫” 瀬名 卯月。この支部の情報班に所属する人物だ。
    仙水正樹:「”魔書庫”。今回は何の用だ」手短に用件を尋ねます
    瀬名 卯月:「相変わらず話が早いなァ。ま、お茶でも」紙コップにペットボトルの緑茶をだばあする
    瀬名 卯月:「今、巷を騒がせてる『ズタズタ殺人事件』って知ってる?」
    仙水正樹:「無駄話をしに来る仲じゃないだろう」コップには手を付けない
    GM:事件はニュースなど見ていたら知っていますね。被害者がズタズタに切り裂かれている、猟奇的連続殺人事件です。
    仙水正樹:「……あれだけ話題になっていればな。依頼ということはジャームの仕業だったってことか?」
    瀬名 卯月:「そそ、まだグレーだけどね。キミにはその容疑者ジャームの調査をしてもらいたいのサ」
    瀬名 卯月:「真っ黒だったらその時は、ネ?」
    仙水正樹:軽く頷き。「容疑者に当てがついてるなら資料は」
    仙水正樹:「それと、他に同じ件に当たるオーヴァードはいるのか」
    瀬名 卯月:「キミの話ってマジで無駄がないよネ。仕事RTAとかしてるの?」
    瀬名 卯月:「はいはい、資料はこちら~」
    瀬名 卯月:「あともう一人協力してもらう子がいるよ。そろそろ来ると思うんだけどね」
    仙水正樹:資料に目を通します。RTAという単語は知らないのでつっこまないぞ
    GM:資料には「濡鴉」というジャームについての僅かな情報と、協力者として"希望の道化(クラウン・ホープ)"というオーヴァードの名があります。
    GM:「濡鴉」はこれまでにも連続殺人を行ったらしき記録がありますが、まだ全貌は掴めていないといったところですね。
    仙水正樹:ぺらぺら捲って。「お前にしては情報が少ないな」
    仙水正樹:「それだけ厄介か、まだ特定されて間もないジャームってことか?」
    瀬名 卯月:「そうなんだよねェ。『濡鴉』クン、行動は割と派手なんだけど足取り隠すのがうまくって」
    瀬名 卯月:「ジャームにしては落ち着きがあるっていうか。厄介だよねェ」
    仙水正樹:「なら現場を見つけるのが手っ取り早いか。何にせよやることは同じだ」
    仙水正樹:情報を集めて、相手を叩く。そこに感情は必要ない。
    仙水正樹:資料を置いて。「イリーガル”無代”、依頼を受けた。完了までこの支部の管轄として動く」
    瀬名 卯月:「あいあい。”魔書庫”、”無代”の依頼受理を確認」
    瀬名 卯月:「今の時点で聞いておきたいことはないかな?」
    仙水正樹:「そうだな。『ズタズタ殺人事件』についてジャームによるものという観点から洗ったものはあるか」
    仙水正樹:「無いなら事件についての羅列でいい。ジャーム本体の情報が無いならそっちから探る」
    瀬名 卯月:「ん、じゃあ端末に投げておくね。ぽちぽちっと」
    GM:ズタズタ殺人事件については「被害者の傷は物理的な攻撃によるものと見られること」「被害者に共通点がないため、快楽殺人者の仕業と見られること」「犯行は概ね夜であること」などがわかりますね
    GM:情報収集は情報収集でちゃんと設けるのでさらっとで大丈夫です(小声)
    仙水正樹:確認しつつ……「顔合わせまで今日か?他に用が無いなら一旦帰るが」
    瀬名 卯月:「んー、時間に遅れるような子じゃないと思うからぼちぼち……」
    GM:とんとん、とノックの音。
    瀬名 卯月:「あ、来た来た。はーい」
    GM:瀬名がドアを開けに行く。
    GM:そこに立っていたのは、一人の少女だった。
    GM:シーンエンド。
    GM
    仙水正樹:”魔書庫” 〇有用/無関心
    仙水正樹:購入もできるのか
    GM:購入もイイヨ
    仙水正樹:あるだけうれしい応急手当キットを狙います。難易度8!
    御来屋銀治:おや太っ腹だった
    仙水正樹:2dx>=8 【社会】
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 8[4,8] → 8 → 成功

    仙水正樹:よっし
    御来屋銀治:強化ビジネススーツを狙います
    稲月夜雲:あ、じゃあ私も応急手当キットを狙います
    御来屋銀治:6dx+2>=19
    DoubleCross : (6DX10+2>=19) → 10[1,4,6,6,8,10]+6[6]+2 → 18 → 失敗

    稲月夜雲:1dx+1>=8 〈調達〉判定
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 10[10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    稲月夜雲:なんで?
    GM:ひえ
    御来屋銀治: 財産1点入れて買いますね
    御来屋銀治:装備して以上
    御門燐火:私もなんか買うか
    御門燐火:セーフハウス狙お
    御門燐火:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗

    御門燐火:はい

    GM:【ミドルフェイズ】

    シーン5:鳴かぬ鴉が身を隠す


    GM:夜雲くんと銀治さんが登場します。侵蝕をお願いしますー
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (34 → 37)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)

    GM:ここではお互い色々あったあれそれをお話していただき
    GM:ひと段落したところでなんかがアレするシーンです
    GM:タイミングとしてはなんやかんやあった翌日(燐火ちゃんと仙水さんの導入と同日)のつもりですが、大丈夫かな?
    稲月夜雲:大丈夫です!
    御来屋銀治:大丈夫です
    GM:はーい!では支部という名のカフェに二人はいる!
    GM:好きに登場して好きにお話してください 客は都合よく増減しますので

    稲月夜雲:「あの、銀治支部ちょ…じゃなかった、マスター…」遠慮がちに
    御来屋銀治:朝、まだ店が開いてすぐの時間帯
    御来屋銀治:客足もほぼない、そんなゆったりとしたタイミングで
    御来屋銀治:「夜雲くん?」
    稲月夜雲:端っこのカウンター席から、『マスター』を呼ぶ。
    稲月夜雲:…その目の下には、うっすらと隈が。
    御来屋銀治:「……何か学校で困ったことでもあったかな?」おそらく大々的に話せることではないのだろうとあたりをつけて
    稲月夜雲:「……うん。ちょっと、すごく、困ってる」ブレスレットに触れながら。不安な時の癖だ。
    御来屋銀治:「ここでは話しにくいようなら中で聞くよ」とスタッフルームの方を指す
    稲月夜雲:「え、いいの?お客さんまだいるし、カフェのお仕事が…」
    御来屋銀治:「おや、俺がいなくも店は問題ないくらいだよ?」
    御来屋銀治:「何か問題が起きればすぐに知らせに来てくれるからね」
    稲月夜雲:「…そっか、そうだよね。…ありがと」やっと微笑んで、スタッフルームへ向かう。
    御来屋銀治:「それよりも……あなたの顔色の方が心配だな」目の下の隈に気付いて苦笑交じりで
    稲月夜雲:困ったように笑って、スタッフルームの椅子に腰かける。
    稲月夜雲:「…どうしよう、銀治支部長」
    稲月夜雲:「逆ちゃんが。二番目に最悪なことになってるかも、しれない」
    御来屋銀治:「……二番目に最悪、というとどういう意味だろう」
    稲月夜雲:「一番目の最悪は、この支部からいなくなっちゃった後、死んじゃってること」
    御来屋銀治:「夜雲くんの考えてることを聞かせてほしい」
    稲月夜雲:「でも、そうじゃなかった」
    稲月夜雲:「………昨日、」
    稲月夜雲:「……昨日、逆ちゃんに会ったよ。本人だった。多分」
    御来屋銀治:「そうか………」一手遅かったか、と内心で思いながら
    稲月夜雲:「逆ちゃん、」ひゅ、と喉が変な音を立てる。
    稲月夜雲:「UGNじゃないところに、いる、って」
    御来屋銀治:「…うん、これはまだ秘密の話なんだけれどね」
    御来屋銀治:「おそらく、夜雲くんに出会った後で」
    御来屋銀治:「逆くんは……巡に会ってるんだ」
    稲月夜雲:「それ、は」
    稲月夜雲:「巡師匠にも、元気だよって、言いに来たわけじゃないよね」
    稲月夜雲:「分かってる」
    御来屋銀治:「そうだね……きっとあなたも想像できるだろうけれど」
    御来屋銀治:「あれは……襲撃と言うべき行為だった」
    稲月夜雲:「『あぁ――』」ユニゾンの、絶望の溜息。
    稲月夜雲:「逆ちゃんは―」
    稲月夜雲:「巡師匠を。UGNを、襲ったんだね」
    御来屋銀治:「ああ、そうなるね」
    御来屋銀治:「一般人を、巻き込んでいた」
    稲月夜雲:「そ、っか。銀治支部長が、言う、なら。そうなん、だよね」
    稲月夜雲:「銀治支部長、要らない嘘は、吐かないもの」わらう。
    御来屋銀治:「彼女が支部を離れた責はこちらにあるんだけれどね…」困ったように
    稲月夜雲:ふるふる、と首を振る。
    稲月夜雲:「それが。僕らの考えた、考えたくなかった、二番目の最悪」
    稲月夜雲:「逆ちゃん。裏切者に、なってるかも、しれない」
    御来屋銀治:「なるほど、抱え込むには重かっただろうね」
    稲月夜雲:「………ごめん。ごめんなさい」
    御来屋銀治:「どうして夜雲くんが謝るんだい?」
    稲月夜雲:「もっと早く言わなきゃいけなかった、かもしれないなんて言ってる暇なんて無いのに」
    御来屋銀治:「何も悪いことなんてしていないよ、これがあなたにとっての最速だった」
    御来屋銀治:「それくらいはわかるさ」
    稲月夜雲:「……………ありがとう」
    稲月夜雲:「どうしよう、銀治支部長……」
    稲月夜雲:「どうしなきゃいけないか、なんて、分かってる、のに」
    御来屋銀治:「夜雲くんは、何に困っているのかな?」
    稲月夜雲:「……逆ちゃんを」
    稲月夜雲:「逆ちゃんを、諦めたくなくて、困ってる…」くしゃりと顔が歪む。
    稲月夜雲:どうしよう、と、もう一度呟く。途方に暮れた顔で。
    御来屋銀治:「俺がダメだよ、って言ったらあなたはもっと困るでしょう?」
    御来屋銀治:「……俺はね、いつもみんなには諦めないでほしいんだ」
    御来屋銀治:「だから……夜雲くんも手伝ってもらえるかな」
    稲月夜雲:「手伝う…?」
    御来屋銀治:「巡と俺はあの子をどうにかしないといけないからね」
    御来屋銀治:「なんせ師匠と支部長だ」
    御来屋銀治:「逆くんと、向き合う仕事がある」
    御来屋銀治:「あなたに、そのお手伝いをしてほしい……って言ったらいいかな?」
    稲月夜雲:「……………いいの?」雫が一筋、頬を伝う。
    稲月夜雲:「弟弟子は、邪魔になるかもしれないよ」
    稲月夜雲:「きっと、ころしたほうが、早いよ」
    御来屋銀治:「お願いしてるのは俺の方なのにダメだなんて言わないさ」
    稲月夜雲:「銀治支部長が、巡師匠が、支部の皆が」
    稲月夜雲:「頑張って作った時間を、全部ほしいって言うよ…」
    稲月夜雲:「それでも、いい?」
    御来屋銀治:「事件を最初からなかったことにするのは容易い」
    御来屋銀治:「でもね、それは心を切り捨てるのときっと何も変わらない」
    御来屋銀治:「あなたたちがここで暮らす日常を守る、それが俺の仕事だよ」
    御来屋銀治:「どれだけでも……迷惑なんてかけていい」
    稲月夜雲:ふえ、と顔が歪む。
    稲月夜雲:「いい、の―」聞き終わる前に、叱責するように、ブレスレットから火花が散る。
    御来屋銀治:「我儘なんてね、頼ってもらえる方には嬉しいものだよ」ぽんぽん、と頭を撫でて
    稲月夜雲:「…うん。ごめん空。そうだよね、…信じなきゃ。信じたい」
    稲月夜雲:「銀治支部長の、いいよって言ってくれた言葉を、信じたい」ぐい、と涙を拭って見上げる。
    稲月夜雲:「ありがとう、銀治支部長」
    稲月夜雲:「多分僕、いっぱい、いっぱい我儘を言うけど」
    稲月夜雲:「がんばる、から」
    御来屋銀治:「ああ、俺もあなたをたくさん頼ることになるだろうからね」
    御来屋銀治:お互い様だ、とにこやかに笑いかけて
    稲月夜雲:「うん!」
    稲月夜雲:「頼ってもらえるのは、嬉しいよ。うん。そっか、そういうことかぁ」
    稲月夜雲:「じゃあ、その。もうちょっと我儘、いい?」
    御来屋銀治:「おや、なにかな?」
    稲月夜雲:「美味しくてきらきらな飲み物か食べ物、ください!」
    稲月夜雲:「逆ちゃんにLINEして自慢しちゃう」ふんす
    御来屋銀治:「ふ…、はははは」ついふき出して
    御来屋銀治:「じゃああれだね、羨ましがるようなものにしないとな」
    稲月夜雲:「うん!精神攻撃は基本、って言ってた!逆ちゃんが」
    御来屋銀治:笑いながら、キッチンの方を見て
    御来屋銀治:「さて、じゃあどんなものなら精神攻撃を入れられるか一緒に考えようか」
    御来屋銀治:そう言って立ち上がり夜雲くんに手を差し出した
    稲月夜雲:頷いて、その大きくてあたたかい手に、手を伸ばす。
    稲月夜雲:(ねえ逆ちゃん)
    稲月夜雲:(教えてもらってばっかりだったけど、僕にも、教えてあげられることがあるよ。できたよ)
    稲月夜雲:(楽しいところがどこなのか、とか)
    GM:からんころんと、客の訪れを知らせるベルが鳴る。
    GM:席ではなくまっすぐレジにやってくる。テイクアウトの客のようだ。
    男性客:「すみません。アイスコーヒーのLサイズ、持ち帰りで」
    GM:黒い髪に黒い服の、背が高い男性客だ。

    (illustration:妖男子メーカー)
    GM:ふたりとも、別に顔に見覚えがあるといったことはない。普通の通りすがりのお客さんですね。安心。
    御来屋銀治:レジの方から聞こえてきた注文を聞き、夜雲くんに少しだけ断って
    御来屋銀治:慣れた手つきで今日のブレンドを持ち帰り用のカップに注ぎ、表の方へ
    御来屋銀治:「お待たせしました、アイスコーヒーのLサイズになります」にこやかに笑いかけて手渡す
    男性客:「ありがとうございます」料金を支払って受け取る。
    男性客:受け取る前後、きょろりと軽く店内を見渡している。
    御来屋銀治:「何か気になるものでもありましたか?」
    男性客:「ああいえ、ちょっと人を探していまして」
    男性客:「こういったカフェにいたりしないかと思ったのですが、当てが外れたようです。コーヒーだけありがたく頂きます」ぺこり。
    御来屋銀治:「…ええ、またいつでもいらしてくださいね」
    GM:男性客はそのまま店を出ていく。
    GM:かぁ、とどこかでカラスの鳴き声がした。
    御来屋銀治:その後ろ姿を笑顔で見送りつつ《地獄耳》がどこかで鳴いたカラスの声を聞き取った
    GM:シーンエンド。
    GM
    稲月夜雲:ロイス取得 銀治支部長 〇信頼/恐怖 ポジティブ表で取得します
    御来屋銀治:稲月夜雲 信頼○/心配 でロイスを取得
    稲月夜雲:調達は応急手当キットを粛々と
    稲月夜雲:1dx+1>=8 〈調達〉判定
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 6[6]+1 → 7 → 失敗

    稲月夜雲:惜しいけどこのまま失敗で!
    御来屋銀治:早速クリスタルシールド狙いましょう
    御来屋銀治:6dx+4>=25
    DoubleCross : (6DX10+4>=25) → 10[4,4,4,8,9,10]+10[10]+9[9]+4 → 33 → 成功

    稲月夜雲:ひゅーーーっ!!
    御来屋銀治:やったぜ買えました
    GM:ひえ
    御来屋銀治:合流したら燐火ちゃんに渡します
    御門燐火:ありがとー!
    GM:ロイス取得と購入判定をどうぞ!!!!
    GM:今回は忘れなかった!!!!!!!(ちょっとあぶなかった)
    御門燐火:やったーっ

    シーン6:竜の尾を踏む


    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (37 → 41)
    御門燐火:42+1d10
    DoubleCross : (42+1D10) → 42+2[2] → 44

    GM:話が早いぜありがとうございます

    GM:ふたりでじゃあこれからどうすっかーみたいな感じでおしゃべっていただくんですが、場所のご希望はありますか?
    GM:できれば外に出て町の探索がてらとかだとGMが助かります(正直)
    御門燐火:とりあえず情報すり合わせながら一緒に街を歩きたさがあります
    御門燐火:アッ同じことを
    仙水正樹:了解です
    GM:助かり~
    GM:では町だ!!
    GM:好きにコミュニケーションしてね!ひと段落したら何かがアレします
    仙水正樹:何かが。
    御門燐火:なんだろ

    御門燐火:軽く挨拶をして、少しの話し合いの末2人で街を歩くことになった。
    仙水正樹:町中に連れ出され……たのかな。何とはなしに道端に視線をやりながら。
    仙水正樹:「……整理なら室内でもできただろう。どこにいるともわからないのになぜ外に」
    御門燐火:「そりゃ色々あるよ」
    御門燐火:「オレは正樹の兄ちゃんの事知りたいし、この街の土地勘もまだあんまないからな」
    御門燐火:「情報だってすぐ集まるもんじゃないし」 そう言いつつ麦茶のペットボトルを開けて飲む
    仙水正樹:「ここについては俺もそれほど詳しいわけじゃないぞ」住んではいるが人の多い町中にはほとんど出ない
    御門燐火:「どっちかというと人気のないところの方が知りたいんだよな、おびき寄せるための」
    仙水正樹:「……成程。何も考えてないわけじゃなかったか」心の中で認識を改める
    御門燐火:「そうだな……正樹の兄ちゃんは支部には結構顔出すタイプ?」
    御門燐火:「あ? なんか凄い失礼な認識してなかったか?」
    仙水正樹:「依頼があるときだけだ」手短に答える。あとの質問はスルー
    御門燐火:「ふうん、じゃあ支部の知り合いもそんな多くないか……」
    仙水正樹:「俺個人について知ったところでどうなる。どうせこの場限りだろう」
    仙水正樹:煙草を取り出しかけて……ちらっと燐火さんを見てポケットにしまう
    御門燐火:「まあオレも遠からず次の支部行く予定だしな」
    御門燐火:「煙草は気にしなくても良いけど歩きながらはやめろよ?」
    仙水正樹:「…………目敏いな」
    御門燐火:「不意打ちでも避けれるくらい目ざとくなきゃオレすぐ死んじゃうしな」 軽く笑い
    仙水正樹:「それなりに丈夫にできてるんじゃないのか?」オーヴァードなら
    御門燐火:「足と超能力以外、一般人と大して変わんないよオレは」
    御門燐火:「……オレの足の事は知ってる?」 軽く指差し、試すようにニヤリと笑う
    仙水正樹:さらりと一瞥して「……義足には見えないが。この季節でも着込んでいる以上、何かないわけじゃないんだろう」
    御門燐火:「それそれ、そういうとこだよ」
    御門燐火:「オレの能力に関係してる足なんだけどさ、最近は支部に結構顔出して訓練してるから知ってるやつは結構多いんだよ」
    御門燐火:「オレはこの足を起点に重力操作をする、基本的には装備を使って他人のカバーに入るタイプだな」
    御門燐火:「こういう事を交流が広ければ事前に知れたかもしれないわけだ」 知れない可能性も多分にあるが
    御門燐火:「こういう時間取れないことも多いだろうし、事前に知ってればそれだけアドだろ?」
    仙水正樹:「……時間じゃないなら、魔眼か。珍しい使い方をしてるんだな」
    御門燐火:「まあな、元からレネゲイドの固体化は得意だったから義足に使ってる……で、ほら兄ちゃんの事も教えてくれよ」
    仙水正樹:足を止めて、見下ろす。「一人の人間として知れば情が湧く。いつ敵になるかもわからないなら枷を増やすだけだ」
    御門燐火:こちらも足を止める。少し渋い顔
    仙水正樹:「重力操作は同じだが俺の場合は近接戦闘だ。自衛もできるが、組む場合はお前も前に出てもらうことになるな」
    仙水正樹:「俺のことはこの程度だ。ひとつの支部に留まれるわけじゃない以上、わざわざ交流するよりも資料で確認した方が手早い」
    仙水正樹:「事前に知ることよりも各所に向かう場合の効率を優先している。それも一つの方法だろう?」
    御門燐火:「一つの方法ではあるけどなあ……」 渋い顔
    御門燐火:「ぶっちゃけオーヴァードなら枷作るくらいの方が良いぞ」
    御門燐火:「や、失いたくない気持ちはわかるし、それが暴走しちゃうと大変なんだけどな……」
    御門燐火:頭を掻きながら再度歩き始める
    仙水正樹:「……枷ね」
    仙水正樹:(それに振り回されて被害を増やすくらいなら、少数の犠牲で済む方がマシだ)
    御門燐火:「まあ正樹の兄ちゃんが優しい人間なのはわかったし、悪いようにはならないか」 コンビニ寄ってかねえ?と指差す
    仙水正樹:これ以上は不毛だろうと口には出さず、歩みを合わせます
    仙水正樹:「今の会話でどうしてそうなる」ポケットで財布を探る
    御門燐火:「情が湧くと敵対した時に辛いから仲良くなりたくないんだろ?」
    御門燐火:「それでわざわざイリーガル(UGNの協力者)やってんだから優しいじゃん」
    仙水正樹:「……他にやる当てもないだけだ」言い訳じみた声音になっている自覚はある
    御門燐火:「危険手当はあるけどさ、割に合わないだろイリーガル」 笑いながら
    仙水正樹:「…………」黙っちゃった
    御門燐火:「単純に金儲けだけが目当てならどっか戦争やってる国行って傭兵でもやった方が儲かるだろうし」
    仙水正樹:「……年下に金を出させない程度には稼げてるからな。それ以上は要らん」
    仙水正樹:燐火さんが物色してた商品をカゴに入れる
    御門燐火:大容量のポテチとクッキー、それから500mlの飲み物を各種。
    御門燐火:「やっぱ優しいんじゃん」 笑いながらカゴにざかざか商品を入れていく
    仙水正樹:エコバッグも《ポケットディメンション》も無いのでビニール袋もお買い上げだ
    仙水正樹:「太々しい奴だ」
    御門燐火:「これくらい太々しい方が人生楽だぜ、あと甘えた方が喜ぶタイプもいるしな」
    仙水正樹:「ここの支部長みたいにな」
    御門燐火:ともかく、買い物を終え店内を出る。
    仙水正樹:「この辺りは目ぼしいものはないな。別のブロックに行くか」
    御門燐火:「それならあっち側から────」
    GM:二人は大量のお菓子を買い込みコンビニを出る。
    GM:と、ちょうどそこで誰かとぶつかりかけた。
    金髪の少女:「わひゃっ。すみませんー」
    金髪の少女:軽く頭を下げてそのままコンビニに入っていく。
    御門燐火:「おっとワリ……」
    仙水正樹:「すまない」
    GM:ふたりとも特に覚えのない少女ですね。少女だなあと思いました。
    仙水正樹:なら特に言及することもなくその場を離れますね!
    GM:ところで、コンビニの入口に何やらかわいいケースのついたスマホが落ちています。
    御門燐火:「今のやつなんか見覚えが……」 顔写真は見たことはあるがうまく結びつかなかった(アイデアロールに失敗した)ようだ。
    御門燐火:「ん、ちょっと待った……今の子かな。ちょっと渡してくるわ」 スマホを手に取る
    仙水正樹:「わかった。外で待ってるぞ」
    御門燐火:再び店内に入って少女の姿を探す
    金髪の少女:スイーツコーナーで真剣な顔をしている
    御門燐火:少し待って、顔を上げる様子が無いので軽く肩をつつく
    金髪の少女:「わひゃっ」リフレイン
    金髪の少女:「……あ! あたしのスマホ! あれっ!?」ショーパンのポケットを探る。落としてたー!
    御門燐火:「おっと、ごめん。これ、落としてたよ」 優しく笑みを浮かべて差し出す
    金髪の少女:「ありがとーございます! ヤバ、スマホ落とすとかあれじゃん……映画じゃん」スマホを落としただけなのに
    金髪の少女:「ってか、あれ……」
    金髪の少女:「…………財布忘れた」ションボリ
    御門燐火:「映画?」 小さく首を傾げて
    御門燐火:「あらら……せっかく来たのに勿体ない」
    御門燐火:「これも縁だし、スイーツ1個くらいなら奢るけど?」
    金髪の少女:「え!? いやいやスマホ拾ってくれた人にそこまで甘えらんないし!」
    金髪の少女:「何!? そういう善行を積むのが趣味の人!?」
    御門燐火:「まあそんなとこかな」
    御門燐火:「ナンパかもしれないよ」
    金髪の少女:「マジかー……だいぶぐらっときちゃうナンパだな……」
    御門燐火:「ハハ、妙に優しい人には気を付けてね……で、どうする?」
    金髪の少女:「期間数量限定チョコレートモンブランをお願いします」
    金髪の少女:「ごめんねお姉さん、あたし、甘えられる相手には甘えとけっていう信条で生きてるんだ」
    御門燐火:「正直でよろしい」 それを3つ手に取ってレジに持っていく
    金髪の少女:「きゃーお姉さんかっこいい! 素敵! 天才!」天才とは?
    御門燐火:「天才ではないけど……あ、袋分けてください。スプーンも」
    GM:個数ぶんのスプーンと、それぞれ別の袋に入ったモンブランを入手しました
    金髪の少女:「ありがとお姉さん! やー世の中にはいい人がいるなー」危機感のない顔で笑う
    御門燐火:「ん、あ、連絡先交換̪しとこっか」
    御門燐火:「別に催促はしないけど気が向いた時に返してくれると嬉しい」
    金髪の少女:「マジでナンパじゃんウケる」
    金髪の少女:「面白いからいいよ」LINEふるふる
    御門燐火:「そうそう、こういう事になるから甘い言葉に気を付けてね」 LINEふるふる
    御門燐火:「じゃ、また機会があれば」
    金髪の少女:「またねーお姉さん」ひらひら手を振って去る
    御門燐火:「お待たせ、正樹の兄ちゃん」
    御門燐火:「あとこれ、なんか流れで奢ることになったから兄ちゃんの分も買っといた」
    仙水正樹:「ん?」確認して
    仙水正樹:「……この炎天下で持ち歩く気か。一度帰るぞ」
    御門燐火:「む、そういやそうか。氷も買えばよかったな」
    御門燐火:そう言って並んで歩き始める。
    GM:あなたたちは大量のお菓子と飲み物、チョコレートモンブラン、そして初対面の少女の連絡先を手に、一旦支部へと帰還する。
    GM:――その少女が鍵のひとつであると知るのは、その少し後だ。
    GM:シーンエンド。
    GM
    仙水正樹:御門燐火 信用/〇任意:敗北感
    仙水正樹:購入判定はもう一個くらいキット狙います
    御門燐火:仙水正樹 〇好感/隔意   謎の少女 素直/〇引っ掛かり
    御門燐火:購入判定、応急手当買っとくか
    御門燐火:2dx+1>=8
    DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 10[5,10]+10[10]+2[2]+1 → 23 → 成功

    仙水正樹:2dx>=8 【社会】
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[2,10]+3[3] → 13 → 成功

    御門燐火:は?
    GM:ひえ……
    御門燐火:やたら高級な応急手当キットを手に入れた

    シーン7:追う者、追われる者


    GM:全員合流で情報収集タイムだ!
    御門燐火:ウオーッ
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (37 → 39)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (45 → 48)
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (41 → 50)
    御門燐火:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+8[8] → 52

    GM:仕事人組が高め

    GM:状況としては仕事人組が支部(カフェ)に戻ってきて、夜雲くんと銀治さんと合流します
    GM:そこで瀬名から追加情報が飛んできて……どうなっちゃうの~!?
    GM:というわけで情報収集項目ドン!
    《情報収集項目》
    ・筑紫 巡について(UGN:6)
    ・渋谷逆について(UGN or FH:7)
    ・"濡鴉"について(UGN or 噂話 or FH:8)
    GM:この場での追加項目はないですが、特定の情報を開けると後半の情報収集で調べられる項目が増えるという噂です
    仙水正樹:4dx>=8  〈情報:UGN〉”濡鴉”について
    DoubleCross : (4DX10>=8) → 10[1,2,4,10]+3[3] → 13 → 成功

    御門燐火:2dx+3>=6 筑紫 巡について
    DoubleCross : (2DX10+3>=6) → 9[2,9]+3 → 12 → 成功

    稲月夜雲:マイナー:オリジン:サイバー1/そのシーンの間、社会判定達成値+LV*2/侵蝕率+2
    稲月夜雲:こちら使用しまして
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を2(→ 2)増加 (48 → 50)
    稲月夜雲:(1+2)dx+1+2>=7 〈情報:UGN〉判定
    DoubleCross : (3DX10+3>=7) → 9[1,3,9]+3 → 12 → 成功

    GM:みんな成功ー!
    御来屋銀治:みんな優秀
    GM:では上から順番に開示していきますねー
    ・筑紫 巡について
     年齢不詳のUGNエージェント。主にチルドレンの教育を担当している。
     弟子たちのことは皆大事に思っており、「力を制御できなければ自分のことも守れない」という考えのもと、厳しい指導者という憎まれ役を買って出ている。
     実力は確かな一方でコミュニケーションは若干不得手であり、逆の出奔には責任を感じていた。

    ・渋谷逆について
     2年ほど前に失踪した元UGNチルドレンの女性。当時は巡の弟子で、コードネームは"真珠竜"。
     シンドロームはエンジェルハイロゥ/オルクス。
     幼少期より両親に厳格な教育を受け、それに反発し続けていた。オーヴァードへの覚醒を機に家を出てUGNのチルドレン寮に入る。
     しかし師となった巡とも反りが悪く、何かにつけて反抗的な態度をとっていた。
     現在FHセル「アダマス」に所属している。

    GM:→後半で《渋谷逆について:2》が調査可能になりました。
    ・"濡鴉"について
     「ズタズタ殺人事件」の犯人と目されているジャーム。
     成人男性と見られているが、顔は不明。
     シンドロームはキュマイラ。FHセル「アダマス」に所属している。
     殺戮衝動に従って好き勝手な殺人を繰り返しており、セルとしての目的があるわけではないようだ。

    GM:→後半で《FHセル「アダマス」について》が調査可能になりました。

    仙水正樹:からんからん、とベルを鳴らしながらカフェに入ってきます
    御門燐火:「おつかれさまでーす」 さもバイトです、という風に支部────カフェの奥に向かう。
    御来屋銀治:「やあ、おかえり」カウンターの奥から笑顔で顔を出す
    仙水正樹:なんでもない風に燐火さんについて行こう
    稲月夜雲:「よいしょ、送信。あ、おかえりなさい」銀治さんの横から顔を出す
    御門燐火:「軽く町回ったけど異常はなかったです、あとこれおみやげす」 スナック菓子などの入った袋を差し出す
    御門燐火:「おう、お疲れ、夜雲」
    仙水正樹:空いた机に適当におっきなビニール袋を置きます。おみやげ
    御来屋銀治:「ありがとう、燐火くんに正樹くん」
    稲月夜雲:「わぁ!ありがとう燐火さん!いっぱいだー」スナック菓子受け取ります!
    御来屋銀治:「あまりここを離れるわけにもいかないからね、助かるよ」
    仙水正樹:「……何をしている?」おいしそうなスイーツに怪訝な顔
    稲月夜雲:「えへへ、精神攻撃中です」
    御門燐火:「ふぅん……?」 不思議そうな顔
    稲月夜雲:「えっと、初めまして。”雷竜”、稲月夜雲です」仙水さんにぺこり
    仙水正樹:「……”無代”仙水正樹だ」
    御来屋銀治:「ああ、そういえば夜雲くんと正樹くんは顔を会わせたことがなかったか…」
    御来屋銀治:「先ほどの件とはまた少し違う案件でね、2人には協力してもらってるんだよ」夜雲くんに
    稲月夜雲:「あ、もしかしてこの前から噂になってるジャームの?」
    仙水正樹:「”濡鴉”とは別に問題があるんだな」あまり興味なさそうに
    御門燐火:「まあ、今は比較的落ち着いてる時期だろ」
    稲月夜雲:「あはは、街中てんやわんやしてる時と比べたら…」
    稲月夜雲:「うん。まだまし、なのかなぁ」へらりと笑う。
    御来屋銀治:「情けないことにね、内部でのゴタゴタが問題にまで発展してしまって」
    御来屋銀治:「その案件と同時に処理中なんだ」苦笑しながらコーヒーを入れている
    仙水正樹:「内部の、というと。裏切りか」
    稲月夜雲:「まだ、」
    稲月夜雲:「…ううん」
    稲月夜雲:「そう。裏切り、です」
    仙水正樹:「手が足りなければ、こっちの案件が片付いた後なら受けられる」
    仙水正樹:「……」夜雲さんを視界に入れて、すぐ外す
    御来屋銀治:「いいのかい?どうしても大きく人員を割くわけにはいかなくてね」
    御門燐火:「いまいち歯切れが悪かったな」 モンブランのスプーンを咥えながら言う
    仙水正樹:「離反したなら内部情報を知られている可能性がある。被害が拡大する前に手を打った方がいい」
    御門燐火:「おう、それにまだ裏切ったと明言できない────引き戻せる可能性があるなら手は速い方が良い」
    仙水正樹:「部外者がいた方が手が温くならずに済むからな」御来屋さんに
    御門燐火:「こっちは牽制程度にとどめてそっちに注力するのもアリだと思うぜ?」
    御来屋銀治:「………離反したのは2年前になる、俺の過去の不始末だよ」
    稲月夜雲:「うん…内部情報はよく知られてるっていうか、今現在僕が流したところっていうか…」
    御門燐火:「……だいぶ前だな……」 と難しい表情で天井を見上げた後
    稲月夜雲:「ありがとう、燐火さん。可能性の話、してくれて」スマホたぷたぷ
    御門燐火:「気にすんな……ってなにしてんの!?」
    仙水正樹:無言で剣呑な視線を向けます
    稲月夜雲:「ちょっとね、今さっき最重要機密をね」
    稲月夜雲:「カフェの新作情報を、漏洩させてみたんだけど…」
    御来屋銀治:「…………夜雲くんの話している内部事情の話はね」言い方が悪いな、とフォローに入ろうとして
    稲月夜雲:スマホの画面をみんなに見せる。
    稲月夜雲:「その結果が、これ……」顔を覆う。
    稲月夜雲:『見てみて逆ちゃん!支部長の作ってくれた新作!』美味しそうなスイーツの写真に返信が来ている。
    仙水正樹:「……」暗号の可能性を考えて、該当するものが思いつかなかったので消して
    渋谷 逆:『あたしのは限定スイーツだし! 通りすがりの優しいお姉さんにナンパされて買ってもらった(ブイサインの絵文字)』
    仙水正樹:「個人的な交流はまだあるということだな」
    渋谷 逆:どこかで見たようなコンビニのチョコレートモンブランの写真。
    稲月夜雲:「はい」
    御門燐火:「はぁ……んっ?」 見覚えのあるユーザー名に見覚えのある添付写真だ。
    稲月夜雲:「これが、暫定裏切者の、僕の姉弟子です…。?燐火さんどうしたの?」
    御来屋銀治:「……おや?これは……燐火くんが食べてるものと同じじゃないかな?」
    御門燐火:す、とモンブランの蓋を差し出してスマホを取り出す
    御門燐火:ツイツイツイツイ……
    御門燐火:LINEの友達画面を見せる
    御門燐火:「………」
    稲月夜雲:「………」絶句
    仙水正樹:「…………」
    稲月夜雲:す、と500硬貨を燐火さんに差し出す。
    御来屋銀治:「……どうやら、手伝ってもらう方が話が早そうだね」苦笑交じりで
    御来屋銀治:「夜雲くん、お金はしまって」
    御門燐火:「いやいいよ奢ったやつだし……」 硬貨を返して
    稲月夜雲:「本当に・・・・うちの姉弟子がごめんなさい燐火さん・・・・・・・」
    御門燐火:「ていうかなんか見覚えあると思ったら巡さんの弟子かよ!」 ガンと机に頭をぶつける
    仙水正樹:「緊張感のない奴だな……」
    稲月夜雲:「うん。緊張感なさすぎて、希望を捨てさせてくれないの。ひどいよねぇ」
    御来屋銀治:「燐火くん、あとで好きなメニューをまかないとして食べていってね」
    御門燐火:「マジで気にしなくていいすよ、やりたくてやったことだし」
    仙水正樹:「……一括で当たるなら情報のすり合わせもした方がよさそうだな」
    御門燐火:「あとまあ、俺の素性はバレてなさそうだったんで、おびき寄せるのにも使えそうすね」
    御門燐火:「ん、そこらへんの判断は銀治支部長に任せますが」
    御来屋銀治:「そうだね、正樹くんの冷静さも燐火くんの現実的な意見もひどく助かるよ」
    御来屋銀治:「囮として前に出て貰うことは基本的にしない、それは最終手段だね」
    御来屋銀治:「まずは情報をまとめてから、行動方針を決めよう」
    仙水正樹:相槌を打って椅子に座ろう。離れしなに夜雲くんのへたくそな笑顔を一瞥して
    仙水正樹:「可能性と現実は別だ。私情は捨てて任務に当たれ」
    仙水正樹:「……UGNはそういう組織だ」
    稲月夜雲:「そうなの?」こてんと首傾げ
    御門燐火:「イリーガル研修でどういう教育受けたんだこの人……」
    御来屋銀治:「支部にもよるかな……、そういう一面もあるのは事実だよ」
    稲月夜雲:「うーん、私情…。うん、今のところ、僕には私情しかないけど」
    御来屋銀治:「この支部では俺が私情を許してるからね」
    稲月夜雲:「ちゃんと考えます。任務が成功する可能性を引き上げるのに、何が必要か」暗に、私情を捨てない選択肢も持っていると告げて、笑う。
    御門燐火:「まあ私情が欲望に変わっていったらFHと大差ないのは事実か……」
    御門燐火:「さて、とりあえず何からしますかね……」
    仙水正樹:「……」納得しているのかしていないのか、特に返答はしません
    御来屋銀治:「そろそろ卯月くんが情報を持ってくる気がしててね」
    御来屋銀治:「彼の休憩時間は正確だから」
    GM:からんころんとベルの音。
    GM:おつかれさまでーす、と「バイトっぽい」挨拶をしつつ、奥に入って来る人物。
    瀬名 卯月:「……おや、皆さんお揃いで」
    瀬名 卯月:「とりあえず支部長に報告あげてから端末で通知~って思ってたんですけど、手間が省けましたわ」
    御来屋銀治:「ふふ、お疲れ様だ」空いている席を指して座るように促す
    瀬名 卯月:「どもども」座る。お菓子の山をチラ見
    仙水正樹:御来屋さんをちらりと見て、瀬名さんに視線を。「情報か?」
    御門燐火:「食べていいすよ」
    御来屋銀治:「好きにつまんでいいよ、買ってきてくれたのは燐火くんと正樹くんだからお礼はしっかりね」
    瀬名 卯月:「ありがとうございま~す!」にっこー!
    御来屋銀治:「卯月くん、資料をこちらに」手を差し出す
    瀬名 卯月:「はいはい。”濡鴉”について、ちょーっとだけど分かったことがありましてー」
    瀬名 卯月:「……それに紐づいて、ちょーーーっと、面倒なことが分かったりなんだったり」
    瀬名 卯月:資料を回します。
    GM:ここで情報収集項目の内容が開示されます。
    仙水正樹:「……この渋谷逆が」3人をぐるっと見回す
    御来屋銀治:「そうだね、巡の元弟子で……2年前に離反した子だ」
    御門燐火:「師匠ってのも大変だね……」 筑紫巡の調書を軽く読み、回す
    稲月夜雲:「…………っ、ばか」唇を噛んで資料を受け取る
    御門燐火:「巡さんとか、責任感強そうだもんなあ」
    御来屋銀治:「……実はね、昨晩この子から襲撃されて凹んでいるんだ」
    御門燐火:「……oh……」
    仙水正樹:「”濡鴉”には目的もないようだが、同じセルにいるなら戦闘になる可能性は高いか」
    御門燐火:「……まあ対処すべき相手の所属が同じなのは助かるな」
    御来屋銀治:「目的がない、というのがどの程度なのかが気になるところだね」
    仙水正樹:「エージェントをわざわざ襲ったのか。……”真珠竜”の方には目的があるのかもしれないな」
    稲月夜雲:「うん」
    稲月夜雲:「僕、実は逆ちゃんが襲撃した日の昼間に、逆ちゃんに会ってます。偶然」
    稲月夜雲:「そのとき、『もうじき、あたしのやることも終わる予定』って言ってた」
    御門燐火:「む、それはマジで先にこっちに注力すべきだったかもな」
    稲月夜雲:「その『やること』が『UGNへの襲撃』だったのか、それ以上の何かなのかまでは、聞き出せなかった。ごめんなさい」
    御来屋銀治:「その晩に、巡が襲われている……となると目的はほぼ見えている気がするね」
    御門燐火:「んー……わかりやすいところで言うと復讐とかか?」
    仙水正樹:「なんにせよ、こちらに敵意を向けていることは明らかだ」
    稲月夜雲:「…………うん」
    御来屋銀治:「今回の襲撃は彼女らしくない行動が見られていてね、背後に誰かがいる可能性は高い」
    仙水正樹:「単純に考えるなら”濡鴉”の仕業か、最悪の場合は”アダマス”と全面戦闘だな」
    御来屋銀治:「それが”濡鴉”ならば話は早いんだけどね」
    稲月夜雲:「全面、戦争。どのくらいの大きさのセルなのかとか、調べる時間があればいいんだけど…」
    瀬名 卯月:「”アダマス”についてはまだ情報が少ないんだよねェ、こっちでも引き続き調べるけれども」ブラックサンダー食べてる
    御来屋銀治:「“濡鴉”の目的意識が低いとなると全面戦争の方がありえそうな話だからね」
    仙水正樹:「……」食べ殻の山を見て渋い顔をする
    稲月夜雲:「少なくとも、好き勝手な殺人を制御しないセル、ってことだけは。分かってる、ってこと、ですよね」
    御来屋銀治:「ああ、そうなるね」
    稲月夜雲:「……そこかなぁ。逆ちゃんの理由」困ったように笑う。
    仙水正樹:「何か思い当たることがあるのか?」
    御来屋銀治:「縛られるのが嫌いな子だったんだよ」
    御来屋銀治:「燐火くんならわかると思うんだけどね、巡とは相性が悪いタイプだったんだ」
    御門燐火:「……あー」
    稲月夜雲:「でも、だからって、人に迷惑…をかけるのはまあ…あれだけど…うん…。人を害してまで自由でいたい、っていうひとじゃ、なかったよ」
    仙水正樹:「二年前の話ではな」
    稲月夜雲:「………うん」
    仙水正樹:「ジャームになるには十分な時間だ。FHにいる以上、俺は敵として認識する」
    御門燐火:「まあまだジャームと確定したわけじゃないしな」
    御門燐火:「戦闘能力奪って確保、で済ませられるといいんだが」
    稲月夜雲:「―――FHにいる以上?」まっすぐ見つめる。
    稲月夜雲:「FHセルにいるからって、手遅れって決まったわけじゃないよ」
    仙水正樹:少しだけ、顔を顰める。
    仙水正樹:「自身の意志で所属しているようなんだろう。ならその可能性も少なからずある」
    稲月夜雲:「うん。それは分かってる」
    稲月夜雲:「手遅れの可能性を、ひっくり返せる可能性もあることも、ね」
    稲月夜雲:「可能性と現実は別だって、仙水さん。さっき言ってくれたでしょう」
    仙水正樹:「……」碧い瞳に走る閃光を目の当たりにして
    仙水正樹:「……”雷竜”が、それに縋って木偶の坊にならなければ何でもいい」
    御来屋銀治:「正樹くんのように最悪を想定して指摘してくれる人は得難いからね、いい勉強になるだろう?」と笑いながら夜雲くんの頭を撫でる
    御門燐火:「正樹の兄ちゃんも結構私情バリバリっぽいよな、甘いもん食って落ち着けよ」 スプーンを口の中に突っ込む
    稲月夜雲:「うん。言いづらいことを言ってくれる人も、動けるのなら動機はなんでもいいって言ってくれる人も、あんまりいなかったかも」
    御来屋銀治:「燐火くんのように中立でいることもまた難しいからね、あなたはずいぶんいい経験をしてるみたいだ」と燐火くんに笑う
    仙水正樹:「、ゲホッ」急に突っ込まれて咳き込む
    御門燐火:「いやあ気持ち的には夜雲寄りですよ」
    御門燐火:「逆に関しては何とかできるのは多分お前だけだから、頑張れよ」
    稲月夜雲:「うん!」
    稲月夜雲:「ありがと、仙水さん」
    仙水正樹:居心地悪そうに目を逸らします
    稲月夜雲:「約束するね。可能性を現実にするまで、立ち止まったりしないって」ばちり、とブレスレットに雷が散る。
    仙水正樹:「……ノイマンに反故は通用しないぞ」
    稲月夜雲:「うん!!」初めて、嬉しそうに笑う。
    御来屋銀治:「さて…、決意も新たに出来たところでやるべきことをやっていこうか」ぱん、とひとつ手を叩いて
    GM:シーンエンド!
    GM
    稲月夜雲:仙水正樹 〇誠意/任意:誓約 で取得します
    御門燐火:稲月夜雲 〇期待/隔意
    仙水正樹:”雷竜”稲月夜雲 認許/〇不安
    御来屋銀治:ロイス 仙水正樹 誠意○/悔悟 で取得かな
    御門燐火:あと謎の少女のロイスを 渋谷逆 好感/〇不安 これに変更しとこ
    仙水正樹:キットこんだけあれば大丈夫やろ ブラックアビスチャレンジします!目標値20
    御門燐火:購入は……強化素材かな
    仙水正樹:2dx>=20 【社会】
    DoubleCross : (2DX10>=20) → 8[1,8] → 8 → 失敗

    仙水正樹:だめでした
    御門燐火:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 4[4,4]+1 → 5 → 失敗

    稲月夜雲:私も強化素材チャレンジ
    御門燐火:ふぎゃっ
    御来屋銀治:強化素材かブラックアビスどっちがいいかな~
    稲月夜雲:1dx+1+2>=15 〈調達〉判定 サイバー使用
    DoubleCross : (1DX10+3>=15) → 6[6]+3 → 9 → 失敗

    御来屋銀治:強化素材にしましょうかね
    御来屋銀治:6dx+4>=15
    DoubleCross : (6DX10+4>=15) → 8[1,1,4,5,5,8]+4 → 12 → 失敗

    御来屋銀治:財産点3点入れて買うね
    御来屋銀治:欲しい人どうぞ~
    稲月夜雲:燐火さんよろしければ!
    御門燐火:きゃーっ支部長!
    御門燐火:夜雲君使っていいよ!
    御来屋銀治:あ、あとクリスタルシールドも渡しておきます
    御門燐火:アッ装備します。ありがとう!
    稲月夜雲:いいんですか?!ではありがたく強化素材いただきます…!
    稲月夜雲:アームブレードの攻撃力+1します 支部長ありがとうございます…!
    御来屋銀治:ふふ、どういたしまして

    シーン8:竜が光を背負ってやってくる


    GM:ミドル戦闘が……ある!
    GM:前シーン分のロイスとか購入決めたら全員登場してね
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (50 → 51)
    御門燐火:52+1d10
    DoubleCross : (52+1D10) → 52+6[6] → 58

    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (50 → 59)
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (39 → 46)

    GM:情報整理がひと段落したところで、銀治さんの端末に通信が入ります。
    御来屋銀治:ほう
    白露 リンドウ:『支部長? こちら”孔雀竜”、です』
    御来屋銀治:「ああ、なにかあったかな?」
    白露 リンドウ:『えっと、立夏くんと見回りしてたんだけど、今そこで逆ちゃんと会って』
    白露 リンドウ:『色々あって立夏くんと逆ちゃんが喧嘩し始めて周辺に影響が出てます、ので、人がほしいです』
    白露 リンドウ:いつもより慌てた声音。
    御来屋銀治:「………すぐに向かうよ、後でお説教だね」
    御門燐火:「あちゃー……」 ぱん、と頭を抑える
    仙水正樹:「……了解」不承不承という声音
    御門燐火:「銀治支部長、端出た修理の装備って終わってます?」
    御来屋銀治:「ああ、終わってるよ。これだね」と備え付けの棚の奥から取り出し燐火くんに修理を終えたそれを手渡す
    御門燐火:「あざす……うん、完璧っす」
    御門燐火:この町に入る際にジャームとの戦闘で破損した装備を受け取る。
    稲月夜雲:「はーーーーーーーー」ぱしん、とこぶしを手のひらに打ち付ける。
    稲月夜雲:「空、展開維持、行けるよね。10%、保ってて」静かに言うと、ブレスレットがガチャリと解け、小さな竜が腕に止まる。
    稲月夜雲:「銀治支部長、準備大丈夫です」
    御来屋銀治:「ああ、それじゃあ困った子たちを𠮟りにいこうか」

    GM:あなたたちは”孔雀竜”に伝えられた現場に急行する。
    GM:周囲に広がる”ワーディング”、その中心で争うオーヴァードがふたり。
    GM:元、姉弟弟子のふたり。
    白露 リンドウ:「銀治さん!」ぱたぱたと駆けてくる
    七竈 立夏:「ッ……へ、支部長!?」
    渋谷 逆:「ひょわっ!? 支部長!?」
    御来屋銀治:「リンドウくん、お待たせ。…………立夏くん、逆くん?」
    御来屋銀治:「2人には反省してもらおうか」顔にはにこやかに笑みが浮かんだまま
    渋谷 逆:「…………ちょ、ちょうどいいし!!!」
    御門燐火:顔を見られたらLINEでおびき寄せとかしづらくなるので隠れている
    御門燐火:「すまん、立夏。いざというときにはカバーすると言っておきながら……」 裏で両手を合わせている
    渋谷 逆:「今ここで! あんたのことも、こう……えいっ!てしてやる!!」びし!と指さす手がちょっぴり震えている
    七竈 立夏:「いやあの……」急激に冷静になっていたたまれなくなっている様子
    御来屋銀治:「うん、かかってくるならそれ相応の対応はさせてもらおうか」
    稲月夜雲:「……仙水さん、ごめん、ちょっと僕に喝を入れてくれる…?」
    稲月夜雲:「これあれだよね、目の前で支部長に反逆されたんだよね。合ってるよね」
    仙水正樹:「そうだな」
    仙水正樹:「現状、目の前にいるのは明確な”敵”だ」
    稲月夜雲:「ありがとう。さっきの頑張るぞって気持ち、戻ってきた」
    仙水正樹:「……ああ」
    仙水正樹:無意識に奥歯を噛み、臨戦態勢を取る
    御門燐火:「よし、そのまま、諦めんなよ」
    御門燐火:建物の裏から、白銀の鎧の様な装甲を纏った人物が現れる。
    御門燐火:「気持ちでだけは負けんな、オレもフォローする」
    御来屋銀治:「日常に被害がおよぶことを俺は容認出来ない、分かってるだろう?かかっておいで」
    白露 リンドウ:「立夏くんはリンと一緒にこっちだよ」ちょっとおこだよ。一般人の保護に行きます
    渋谷 逆:「むぐ……」
    渋谷 逆:「……夜雲っちも、やっぱ、そっち?」
    稲月夜雲:「こっちだよ。今、立夏くんと喧嘩してた件に関しては、ね」
    稲月夜雲:「喧嘩は!素手で!やりなさいっ!」
    渋谷 逆:「かよわい女子になんてこと言うの!」
    稲月夜雲:「逆ちゃんどの口で言ってるの!!」
    渋谷 逆:「なんもかんもうまくいかないしッ! んもー! とりあえず、後で考える!!」
    渋谷 逆:ぎらり、レネゲイドの光が差し込む。
    GM:ミドル戦闘突入だ!

    配置
    渋谷逆ー【10m】ーPCたち です

    GM:逆の行動値は12
    GM
    【ラウンド1】
    【セットアッププロセス】

    渋谷 逆:宣言あり!
    御来屋銀治:あります
    渋谷 逆:《あたしの世界》得意領域 そのラウンドのRC判定ダイス+LV個
    仙水正樹:宣言ないです
    稲月夜雲:なしです
    御来屋銀治:コンボ「沈黙は金雄弁は銀」 《万色の檻》  ラウンド間のあらゆる判定ダイス+4 シナリオ3回
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を5(→ 5)増加 (46 → 51)
    御門燐火:なし!
    GM:演出!
    渋谷 逆:「ここがあたしの世界、あたしの生きる場所」
    渋谷 逆:「誰にだって邪魔させない!」
    渋谷 逆:世界がゆるやかに歪む。全ての光が彼女を祝福するかのように集まっていく。
    御来屋銀治:「邪魔をするわけじゃないさ、あなたの世界が日常を侵すというなら俺はそれを許さない」
    御来屋銀治:「それだけのことだよ」
    渋谷 逆:「……日常」
    渋谷 逆:小さく舌打ちをする。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    仙水正樹:イニシなし!以降も無し!
    稲月夜雲:宣言
    稲月夜雲:アームブレードを装備します!以上!
    御門燐火:なし
    御来屋銀治:ないよ
    GM:はーい!
    GM
    【メインプロセス】渋谷 逆(12)

    渋谷 逆:マイナーはなし
    渋谷 逆:《さかさまに落ちる星》破壊の光+滅びの光+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ 同エンゲージ不可の範囲攻撃(シーンLV回)
    渋谷 逆:PC全員対象だ!
    御来屋銀治:妨害などは持ってないよ
    御門燐火:ゲェーッ
    渋谷 逆:(6+3)dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,3,3,4,4,4,5,8,9]+4[3,4]+4 → 18

    渋谷 逆:やる気出せよ!!!!
    御門燐火:うおおワンチャン!
    御来屋銀治:ドッジだね
    御門燐火:でもまあオレはガードなんですが……
    御来屋銀治:5dx>=18
    DoubleCross : (5DX10>=18) → 9[1,3,4,7,9] → 9 → 失敗

    仙水正樹:1dx+2>=18 〈回避〉ワンチャン
    DoubleCross : (1DX10+2>=18) → 5[5]+2 → 7 → 失敗

    御来屋銀治:そこそこ頑張るじゃん銀治………
    稲月夜雲:ガードで仙水さんをカバーリングします!
    GM:はい!
    御門燐火:崩れずの群れ 支部長庇います 侵蝕58→60
    稲月夜雲:オート:マグネットフォース1/対象:自身 射程:至近/侵蝕率+2
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を2(→ 2)増加 (59 → 61)
    渋谷 逆:こしゃくなーっ ダメージ出します
    御門燐火:おっと、グラビティガードも宣言しておこう 侵蝕60→63
    渋谷 逆:2d+30
    DoubleCross : (2D10+30) → 12[3,9]+30 → 42

    御門燐火:固定値高―
    御門燐火:3d10+15+12
    DoubleCross : (3D10+15+12) → 16[9,2,5]+15+12 → 43

    御門燐火:無傷です
    GM:なんで!?!?
    御来屋銀治:クリスタルシールドってやっぱかたいな……
    稲月夜雲:夜雲は2倍じゃなかったらぎり生きてた!死にますリザレクト
    稲月夜雲:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 6

    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を6(→ 6)増加 (61 → 67)
    稲月夜雲:稲月 夜雲のHPを6(→ 6)に変更 (42 → 6)
    GM:演出~!

    渋谷 逆:「昔のあたしみたいなかわいい煌めきのまんまじゃないんだから」
    渋谷 逆:「もっと、もっと、あたしは輝ける」
    渋谷 逆:「あたしは……!」ぎゅう、と拳を握り締める。後光がさすように、光が収束する。
    仙水正樹:(……障壁、いや)目を細め、防ぎきれないと判断して衝撃に備える
    渋谷 逆:目もくらむ、光の束が。あなたたちを、乱暴に薙ぎ払わんとする!
    稲月夜雲:「仙水さん!」『双翼、起動…ッ!』
    稲月夜雲:ばさり、と金属の翼が、仙水さんを覆い隠す。翼を背負った少年は、迫る光にただ手を広げて、立ちふさがる。
    仙水正樹:一瞬目を見開き、すぐに小さく笑う。「成程」
    仙水正樹:「助かった」
    御門燐火:「良い判断だ夜雲」 支部長の前に出て、両手の手甲を叩き合わせる。
    御門燐火:「アクティベイト、勝利導く希望の盾とならん/ビヴリンディ」
    御門燐火:バララッ、と手甲からいくつもの装甲版が展開され、光を吸収する。
    御門燐火:「……よし、これくらいならまだいけるな」
    御来屋銀治:目も眩むような光の中心に立つ少女の姿が逆光でよく見えなくなっていることに眉をひそめながら
    御来屋銀治:「ありがとう、“希望の道化”」
    稲月夜雲:…小さな少年の身体から血が噴き出て。どさり、と地に伏せる。
    御門燐火:「おう、上手く使ってくださいよ。道化らしく踊りますんで」
    仙水正樹:吹き飛ばされた少年にも構わず前に視線を向けたまま
    仙水正樹:「レネゲイドの状態にはまだ余裕があるだろう」
    仙水正樹:「……懐に入る。折れたなら、そのままでも構わんが」
    稲月夜雲:あはは、と、大地から笑い声。
    稲月夜雲:「うん。すぐに、ついていくね」
    稲月夜雲:ギチリ、と機械が駆動する。
    渋谷 逆:「あ」そんな弟弟子の姿に、一瞬、少女が息を呑んだような――気がした。
    渋谷 逆:光を背負い、かぶりを振る。迷いを振り払うように。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:たぶんみんなない
    御門燐火:いえす
    御来屋銀治:ないよ
    稲月夜雲:ないよ~
    仙水正樹:ないっすね
    GM:さくさく!
    GM
    【メインプロセス】御門 燐火(8)

    御門燐火:私とはね
    GM:燐火ちゃんなのだなあ
    御門燐火:やることないのでメジャーアクションで会話を試みます
    GM:おしゃべり
    御門燐火:というわけで、ダイスとかも無いので演出行きますね

    御門燐火:「渋谷 逆!」 出来るだけ低い声を作って呼びかける(ちょっとむせた)
    渋谷 逆:「何!!」なんか鎧が話しかけてきた……という顔
    御門燐火:「君はなぜFHに入った!?」
    渋谷 逆:「……」
    渋谷 逆:「UGNが嫌になったからかな」
    御門燐火:「UGNが嫌になったら、なぜFHに入るんだ?」
    渋谷 逆:「こんなときに言うもんでもないけど、別にFHにこだわりがあるわけじゃないの、あたしは」
    渋谷 逆:「違う道を選んで、たどり着いた先がここだっただけ」
    渋谷 逆:「でも、道を選んだのはあたしだ」
    渋谷 逆:「……あたしが、ここで生きるって決めたんだ」どこか、自分に言い聞かせるように。
    御門燐火:「それで満足しているとは思えない声だな!」
    渋谷 逆:「うるさいうるさぁい!!」ぶんぶんと腕を振るのに合わせて光線が舞い散る
    御門燐火:「おっと」 乱雑な、攻撃とも言えないそれを適当にいなす
    渋谷 逆:「ていうかあんた!! 何!? さっきの!!」
    渋谷 逆:「あれで無傷ってどーゆーこと!!!」
    御門燐火:「年季の違いというやつだお嬢さん。君が真面目に鍛えていたならこうはいかなかったかもしれないがね」
    御門燐火:挑発するように笑う。さて、少女は隙だらけだ。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:宣言はみんなないので省略して仙水さん!
    GM
    【メインプロセス】仙水 正樹(7)

    仙水正樹:殴ります(端的)
    仙水正樹:《居合/done it soon》/赫き剣4+破壊の血2+斥力跳躍1/マイナー/自動成功/自身/至近/+6/~100%/8点まで+2のHPを消費。「攻撃力:消費HP+14」の武器を作成して飛行状態で戦闘移動。移動距離+2m
    仙水正樹:MAX8点、合計で10点消費します。移動は逆ちゃんにエンゲージ
    渋谷 逆:きゃー!
    仙水正樹:HP27→17
    仙水正樹:《一閃/host in himself》/コントロールソート:白兵(達人)+コンセ:ノイマン2/メジャー/【精神】/対決/単体/至近/+4/~100%/白兵攻撃。攻撃力固定値27
    仙水正樹:7dx8 ~59%
    DoubleCross : (7DX8) → 10[2,3,4,5,6,8,9]+4[4,4] → 14

    渋谷 逆:ワンチャン!
    御来屋銀治:コンボ「口も八丁手も八丁」 《妖精の手》
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を4(→ 4)増加 (51 → 55)
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を10(→ 10)増加 (51 → 61)
    仙水正樹
    仙水正樹:1dx8+20
    DoubleCross : (1DX8+20) → 4[4]+20 → 24

    GM:ドッジチャレンジ
    渋谷 逆:2dx+1>=24
    DoubleCross : (2DX10+1>=24) → 5[3,5]+1 → 6 → 失敗

    渋谷 逆:ぺしょ
    仙水正樹:よかった!!!
    仙水正樹:3d10+27
    DoubleCross : (3D10+27) → 20[8,6,6]+27 → 47

    GM:ひええ
    GM:痛い!
    仙水正樹:演出いっていいですか!
    GM:どうぞ!

    仙水正樹:「……」軽く頭を下げようとして止まり、前傾姿勢を取る
    仙水正樹:「何でもいい」
    仙水正樹:腰に当てた左手を重力球が覆う。すぐに収縮して、手よりもさらに小さくなる。
    仙水正樹:当然のように溢れる血に右手を添えて――木刀の形をした赤黒いそれを手に取った。
    仙水正樹:そのまま滑るように足を進める。掛け声は上げない。
    仙水正樹:滅多矢鱈に振り回される光に一瞬だけ目を細めかけて
    御来屋銀治:「大丈夫、あれはあなたに当たることはないよ」
    御来屋銀治:「思い切り、踏み込んで」
    御来屋銀治:言の葉だけで、その背を押す
    仙水正樹:その言葉に導かれるように視界が開けて
    仙水正樹:その先の”敵”に刃を突き出す
    仙水正樹:突き。入ったことを確認し、するりとまた構え直す。
    仙水正樹:「お前は今ここに敵として立っている。それで充分だ」
    仙水正樹:「……それを選んだなら、責任は取ってもらう」
    渋谷 逆:華奢な体から血が溢れ、服を汚す。
    渋谷 逆:「責任……責任かぁ」少しふらついた足取りで、それでもまだ立ったまま。
    渋谷 逆:「あなた、知らない人だけど」
    渋谷 逆:「やっぱり『そっち側』なんだね」先ほどまでより、薄くなった感情で。笑う。
    仙水正樹:「ああ、そうだ」
    仙水正樹:頑丈さに小さく舌打ちをして、その感情を理解しないままいなす。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    渋谷 逆:《あたしの時間》加速する刻 即座にメインプロセス
    渋谷 逆:夜雲っちの前に割り込む!
    御門燐火:ちゃんと順番守って
    渋谷 逆:うるせ~しらね~!
    渋谷 逆:というわけであたしだ!演出はメインと一緒にやるね!
    GM:【メインプロセス】渋谷逆(加速する刻)
    渋谷 逆:マイナーなし、メジャーで同じコンボ!今回は仙水さんがエンゲージしてるのでそれ以外の三人が対象!
    渋谷 逆:《さかさまに落ちる星》破壊の光+滅びの光+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ 同エンゲージ不可の範囲攻撃(シーンLV回)
    GM:(6+3)dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[3,3,4,6,6,7,7,8,10]+10[2,3,4,7]+5[5]+4 → 29

    GM:さっきよりは!
    御門燐火:うえ~
    御来屋銀治:ドッジだね
    御来屋銀治:5dx>=29
    DoubleCross : (5DX10>=29) → 6[1,3,4,5,6] → 6 → 失敗

    稲月夜雲:ガードしてもどうせ死ぬしドッジ
    御門燐火:ガード
    御門燐火:うーん、夜雲君カバーするかな
    稲月夜雲:(5+1)dx+1>=29 〈回避〉判定
    DoubleCross : (6DX10+1>=29) → 9[1,3,6,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

    御門燐火:グラビティガード、それと崩れずの群れで夜雲君庇います。 侵蝕63→68
    渋谷 逆:ダメージだ!
    渋谷 逆:3d+30
    DoubleCross : (3D10+30) → 19[10,4,5]+30 → 49

    渋谷 逆:がんばった
    御来屋銀治:もちろん倒れるのでリザレクト
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (55 → 63)
    御門燐火:3d10+15+12
    DoubleCross : (3D10+15+12) → 14[10,2,2]+15+12 → 41

    御来屋銀治:HP8で復活
    御門燐火
    仙水正樹:《斥力障壁》Lv1/オート/自動成功/単体/視界/+2/対象にHPダメージが適用される直前に使用。[1d+Lv*3]軽減。ラウンド1。
    仙水正樹:1d10+3
    DoubleCross : (1D10+3) → 4[4]+3 → 7

    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を2(→ 2)増加 (61 → 63)
    御門燐火:8*2=16から-7で9点喰らいます HP34→25
    GM:では演出!

    渋谷 逆:「あたしは、まだ動けるッ……」ごう、と光がその輝度を増す。
    渋谷 逆:その大きな光の束は、至近距離を狙うには不向きだ。
    渋谷 逆:それで構わない。彼女はもともと、派手に、思い切り、「それ」を振り回すのが好きだった。
    渋谷 逆:仙水さんの頬をかすめた光線が、その後ろにいる三人へ、空を割いて飛んでゆく!
    稲月夜雲:地面に倒れたまま、その光をぼんやりと見る。
    御門燐火:「ぼーっとしてんなっ」
    御門燐火:夜雲の前方に立ち、片腕を光に、片腕を夜雲に
    御門燐火:片腕に展開された装甲板は辛うじて片足が載るくらいの広さだ。
    仙水正樹:金属のそれに反射する光の束を
    仙水正樹:奔流に紛れ込んだ一滴の血でわずかに逸らす
    御門燐火:「助かる────ぐ……!」 片腕の装甲板では光を吸収しきれない、がそれでいい。
    御来屋銀治:元より光から逃げられるほど身軽ではないことは自覚している
    御来屋銀治:そのまま、光に吞まれて
    御来屋銀治:通り過ぎていく光の残滓の中に影を残す
    御来屋銀治:「……っ、まったく…頑張るなら今じゃなくてもいいだろうに」
    稲月夜雲:「―ありがとう、燐火さん」見上げる。
    稲月夜雲:『腕部格納式ブレード「鉤爪」クリア、脚部装甲「竜鱗」クリア、機竜展開準備、完了』
    稲月夜雲:「今ちょうど、空に回し終わったところ」
    稲月夜雲:血が舞い散るのも構わずに。ダン、と装甲版を踏みしめて
    稲月夜雲:まっすぐに、跳ぶ。希望を掴むために。
    御門燐火:(破壊力に優れた、避けようのない光の速度の攻撃)
    御門燐火:(ただし多くを巻き込むためにデカくしたのは失敗だったな! 見えないだろ、そこからじゃ!)
    渋谷 逆:息を荒げて前を睨む。自分の光に飲まれた彼らを。
    渋谷 逆:そう、飲まれた、はずだったのだ。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:割り込み終了、次は夜雲くんだ!
    GM
    【メインプロセス】稲月 夜雲(6)

    稲月夜雲:マイナーで10m戦闘移動、逆ちゃんにエンゲージ!
    稲月夜雲:メジャー【天へと昇る雷】:アタックプログラム5/侵蝕率+2 単体
    稲月夜雲:対象は逆ちゃん!
    渋谷 逆:うおー!
    稲月夜雲:いくよ!
    稲月夜雲:(5+1)dx+3+18-1
    DoubleCross : (6DX10+20) → 7[1,1,2,3,6,7]+20 → 27

    渋谷 逆:ドッジチャレンジ!
    渋谷 逆:2dx+1>=27
    DoubleCross : (2DX10+1>=27) → 8[4,8]+1 → 9 → 失敗

    渋谷 逆:うおー!!
    稲月夜雲:ダメージ行きます!
    稲月夜雲:(27/10+1)d10+9+1 装甲有効ガード-5
    DoubleCross : (3D10+9+1) → 14[6,3,5]+9+1 → 24

    渋谷 逆:落ちます!
    渋谷 逆:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 3

    渋谷 逆:リザレクトして復活、ですが戦闘は終了となります
    GM:演出どうぞ!

    稲月夜雲:まぶしいひかりを切り裂いて、銀色が飛んでくる。
    稲月夜雲:「逆ちゃん!」
    稲月夜雲:真っすぐに姉弟子だけを見つめて、銀色の竜が飛ぶ。
    稲月夜雲:「逆ちゃんは、こっち側と、そっち側と、線を気にしてるみたいだけど!」
    稲月夜雲:「僕は、今、こっち側のまま」
    稲月夜雲:「超えに行くね!」
    稲月夜雲:雷光を纏った異形の拳が、ひかりに届く。
    渋谷 逆:「ッ――」目を、奪われる。
    渋谷 逆:全てを塗りつぶす自分のまっしろな光ではなく。
    渋谷 逆:あのころと変わらない、あのころよりも美しい、銀色が瞬いて。
    渋谷 逆:「夜雲っち、」
    渋谷 逆:あとはもう、言葉にならないまま。衝撃に耐えきれなかった少女の体は、吹き飛んで崩れ落ちた。
    ――戦闘終了!

    GM
    渋谷 逆:「……あたしは」
    御来屋銀治:吹き飛んだ少女のところまで歩いて、そばに膝をついてしゃがむ
    渋谷 逆:「あたしは……」倒れたまま、ぎゅう、と拳を握り締める
    御来屋銀治:「まだ、ジャームにはなっていないみたいでなによりだ」
    御来屋銀治:「逆くん、あなたが自由を望んでいることは知ってるよ……2年前からきっと変わっていないだろう」
    御来屋銀治:「それでも、知っておきなさい」
    御来屋銀治:「自由であるということは、決して責任を負わなくていいということではないよ」
    御来屋銀治:「誰よりも自由である者ほど…背負う責任は大きく、重くなるものだ」
    御来屋銀治:「誰のせいにも出来ないからね」
    渋谷 逆:「……支部長」じ、と視線だけで銀治さんを見上げて
    渋谷 逆:「あたしはずっと知ってた。あんたはいつも正しいって」
    渋谷 逆:「だから、嫌だった」
    渋谷 逆:「どうして、正しくないといけないの」
    渋谷 逆:「どうして、良い子でないといけないの」
    御来屋銀治:「正しいかどうかの物差しは人に寄るんだよ、逆くん」苦笑しながら
    御来屋銀治:「良い子の基準もね、きっと人によって変わるのさ」
    御来屋銀治:「あなたは、いったいどうありたいのかな?」
    渋谷 逆:「あたし、は――」
    GM:――かぁ、とどこかでカラスが鳴いた。
    GM:真っ黒な風が吹き抜けて、少女の傍にいた青年を後ずさらせる。
    GM:代わりに、一人の男が少女の傍らに立っていた。
    仙水正樹:「―――下がれっ!」
    仙水正樹:保っていた警戒を強くして、男に切先を向ける
    御門燐火:「銀治支部長、後ろに」 自分は前に出る。盾になるのが役目だ。
    濡鴉:「……ようやく見つけたと思ったら、何か楽しそうなことになってますね」
    御来屋銀治:「……っ、すまない」
    濡鴉:「おや、あなたは先ほどのカフェの。アイスコーヒーをありがとうございました」銀治さんに礼。
    御来屋銀治:「……ああ、どういたしまして…あなたが…………“濡鴉”かい?」
    濡鴉:「お話し中すみませんが、ちょっと彼女を連れて来るよう言われておりまして……」
    濡鴉:「ああ、そうです。”濡鴉”と申します」ぺこり
    御門燐火:「させると思うか?」
    稲月夜雲:「逆ちゃんに何するつもり」
    濡鴉:「どちらかというと何かされた側というか……」
    濡鴉:「”真珠竜”、あなた、リーダーの薬をくすねたでしょう。しかも失敗作の方を」
    渋谷 逆:「…………えっ、あれ失敗の方だったの」
    御来屋銀治:「薬…?」
    渋谷 逆:慌ててポケットからピルケースを取り出す。
    濡鴉:「そうです。いくらウチが個人主義とはいえ、さすがにアレを持ち出して何かあったら目覚めが悪いから回収してこいとのことです」
    渋谷 逆:「でも、あたしがあいつらに勝つには……」
    御来屋銀治:「『逆くん、それをこちらに投げなさい』」このやり方をあまり好んではいないが、使うことは躊躇わず命じる
    濡鴉:「そのへんはリーダーと相談してください、私は知りません。というかあなた、通信器置いていくってどういうことなんですか」ぶつくさ
    渋谷 逆:「えっ」ぴょい、とピルケースを投げる。投げてから「えっ!?」となる
    濡鴉:「おや、処分の手間が省けましたね。ありがとうございます」
    濡鴉:「それでは」
    仙水正樹:「……悠長に逃がすと思っているのか?」
    稲月夜雲:「逆、ちゃん。何をしようとしてたの!!!」怒声を上げて、逆ちゃんの胸倉に手を伸ばそうとする。
    御門燐火:「アクティベイト、目眩ます漆黒は笑う/ヘルブリンディ!」 足の装甲が開き、魔眼の漆黒が重力場を展開しながら濡鴉の離脱を妨害しようとする。
    仙水正樹:逃げ道を塞がれた相手に斬りかかる
    濡鴉:【鴉の濡れ羽】《瞬間退場》《瞬間退場Ⅱ》 その場から離脱。同意した対象と共に行動可能。
    濡鴉:黒い羽が風と共に巻き上がり、”濡鴉”と逆の姿を覆い隠す。
    御来屋銀治:「………そちらのリーダーに伝えていただけるかな?『首を洗って待っていなさい』」消える影にそう投げかける
    濡鴉:「承りました」
    濡鴉:そうして、少女と男は消えた。
    仙水正樹:追いかけようとして、夜雲くんの矛先が別に向かっていることに気付き足を止めます
    仙水正樹:「逃したか」
    御門燐火:「無理やり振り切られたな……」 頭を掻く
    御来屋銀治:「成果はひとつあったね」投げられたピルケースを手にして
    稲月夜雲:「………………ばか」ぎり、とこぶしを握って
    稲月夜雲:「うん。大事なものだよね、そのピルケース」ひとつ首を振って、向き直る
    御来屋銀治:「あの子が戻ってきたら存分に𠮟ってあげるといい」ぽん、と夜雲くんの頭に手を置いて
    御門燐火:「今度は逃げられないように拠点を攻めたいところだな」 夜雲の背中を軽くたたく
    御来屋銀治:「ああ、これで少しは調査が進展するといいね」
    仙水正樹:「治療も必要だな。一度戻るか」
    仙水正樹:戻る前、夜雲くんをじっと見て
    仙水正樹:「……悪くなかった」
    稲月夜雲:「…!」
    稲月夜雲:頭と背中の熱と、言葉の熱に。
    稲月夜雲:「まだまだこれから、だよ。もっと頑張らなくちゃ!」
    稲月夜雲:やっと、笑えた。
    GM:小さなピルケースを戦利品に、あなたたちは一旦支部へと戻る。
    GM:シーンエンド。
    GM
    御門燐火:ロイスは埋まってる!とりあえず応急手当キット使うか
    御門燐火:25+2d10
    DoubleCross : (25+2D10) → 25+10[4,6] → 35

    御門燐火:全快。購入は強化素材買おうか
    御門燐火:3dx+1>=15
    DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 5[1,3,5]+1 → 6 → 失敗

    御門燐火:知ってた。おしまい!
    仙水正樹:キット使います
    仙水正樹:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 9[8,1] → 9

    仙水正樹
    御来屋銀治:ロイスは………保留(決められぬくるしみ)
    稲月夜雲:ロイス保留で、応急手当キット使用します
    稲月夜雲:2d10 
    DoubleCross : (2D10) → 8[7,1] → 8

    御来屋銀治:購入はブラックアビスいきましょうかね
    稲月夜雲:稲月 夜雲のHPを8(→ 8)増加 (6 → 14)
    仙水正樹:仙水正樹のHPを9(→ 9)増加 (17 → 26)
    御来屋銀治:7dx+4>=20
    DoubleCross : (7DX10+4>=20) → 10[2,2,6,7,8,9,10]+1[1]+4 → 15 → 失敗

    稲月夜雲:強化素材チャレンジします
    御来屋銀治:財産点5点入れて買います
    御来屋銀治:正樹くんどうぞ
    稲月夜雲:(1+1)dx+1>=15 〈調達〉判定
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 8[8,8]+1 → 9 → 失敗

    仙水正樹:やったー!!ありがとうございます
    仙水正樹:自分の判定は強化素材で
    仙水正樹:3dx>=15 【社会】
    DoubleCross : (3DX10>=15) → 10[1,5,10]+3[3] → 13 → 失敗

    仙水正樹:財産点2点で買います
    仙水正樹:仙水正樹の財産点を2(→ 2)減少 (3 → 1)
    御来屋銀治:こちらは以上
    稲月夜雲:以上で!
    GM:はーい!
    仙水正樹:夜雲くんにあげていいのだろうか 以上で
    稲月夜雲:よかったら燐火さんに!
    稲月夜雲:仙水さんの武器には使えないんでしたっけ
    御門燐火:マイナーで作る武器だからねえ
    稲月夜雲:常備化してる武器だからだめか
    仙水正樹:ですね。では燐火さんに!
    御門燐火:あっこいつよく見たら常備化してる武器にしか使えねえじゃん!
    御門燐火:クリスタルシールド、常備化してないよ!
    稲月夜雲:は!
    御門燐火:無駄だった!
    仙水正樹:そうじゃん!
    仙水正樹:仙水正樹の財産点を3(→ 3)に変更 (1 → 3)
    御来屋銀治:GMの許可の元で返品処理をおこなったとのことです

    マスターシーン:背負ったものは目に見えないから


    GM:いい子でいなさいとママは言った。模範的でありなさいとパパは言った。
    GM:あたし自身はどうでもいいんだってわかったから、この光を得たときにぜんぶ捨てた。
    GM:新しい生活は楽しかった。かわいい後輩も、学校での友達もできた。
    GM:でも、息苦しかった。ずっと。
    GM:……あたしは、どうすればよかったんだろう?
    GM
    リーダー:「ああ、よかった! 間に合ったのね」
    リーダー:「ルール無用と言ったのは私だから、薬を無断で持ち出すのは構わないけど」
    リーダー:「それは摂取するとあちこちの穴から血が噴き出る欠陥品なんだから。”真珠竜”ちゃんが飲まなくてよかった」
    渋谷 逆:「ひぇ…………」震えた
    リーダー:「でも、そうまでしてあそこを……UGNを壊したい、って思ったんでしょう?」
    リーダー:「あなたのその気持ちは、誰にも止められるべきじゃない」
    リーダー:「それがあなたの本心なら。それがあなたの生き方なら」
    リーダー:「あなたが道を選ぶなら、私はそれを尊重する。ここはそういうところだから」
    渋谷 逆:「……あたし、は」
    渋谷 逆:弟弟子を思い出す。支部長を思い出す。
    渋谷 逆:……あの日のことを、思い出す。
    リーダー:にこりと微笑み、ピルケースを渡す。
    リーダー:「これは好きに使って。ちょっと副作用はあるけど、大丈夫、死にはしないから」
    渋谷 逆:「……ねえ、リーダー」
    渋谷 逆:「あたし、間違ってないよね?」
    リーダー:「あなたがそう思うなら」
    渋谷 逆:少女はケースを開け、中の錠剤を口に含む。
    渋谷 逆:(……今度こそ、全部壊して、それで、)
    渋谷 逆:それで、あたしの道が正しいって、証明するんだ。
    渋谷 逆:――誰に?
    GM

    シーン9:掴み取るための一手


    GM:全員登場してね!
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (63 → 69)
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (63 → 71)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (67 → 69)
    御門燐火:68+1d10
    DoubleCross : (68+1D10) → 68+8[8] → 76

    御門燐火:ぎゃお

    GM:支部に帰ってきて手当などした感じですね。
    GM:時刻的には夕方位かな
    GM:今回も先に情報収集判定してしまいましょうか
    《情報収集項目》
    ・渋谷 逆について2(UGN or FH:12)
    ・ピルケースの中身について(UGN or FH:8)
    ・FHセル「アダマス」について(UGN or FH:10)
    GM:以上だ!
    仙水正樹:アダマスについて行きます
    御門燐火:ピルケースの中身について
    御来屋銀治:では逆くんについて
    仙水正樹:5dx>=10  〈情報:UGN〉
    DoubleCross : (5DX10>=10) → 6[2,3,4,4,6] → 6 → 失敗

    御門燐火:3dx+3>=8 情報:UGN
    DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 7[4,6,7]+3 → 10 → 成功

    御門燐火:おっけ
    仙水正樹:出目!!!!
    御門燐火:正樹ーッ
    御来屋銀治:7d10+3>=12
    DoubleCross : (7D10+3>=12) → 35[4,3,2,10,2,8,6]+3 → 38 → 成功

    御門燐火:????
    御来屋銀治:まちがった
    御門燐火:あっd10になってる、びっくりした
    御来屋銀治:7dx+3>=12
    DoubleCross : (7DX10+3>=12) → 9[2,2,2,3,3,7,9]+3 → 12 → 成功

    御来屋銀治:あ、成功しました
    御門燐火:ピッタリ!
    稲月夜雲:アマダスについてチャレンジします
    稲月夜雲:マイナー:オリジン:サイバー1/そのシーンの間、社会判定達成値+LV*2/侵蝕率+2
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を2(→ 2)増加 (69 → 71)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を2(→ 2)増加 (71 → 73)
    稲月夜雲:(1+1+2)dx+1>=10 〈情報:UGN〉判定
    DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 10[3,6,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    御来屋銀治:お見事
    稲月夜雲:なんで攻撃以外は回るんだろう
    御門燐火:あるある
    GM:では難易度低い順に開示しましょう
    ・ピルケースの中身について
    調査したところ、体内のレネゲイドを大幅に活性化させる薬であることが判明した。
    FHのソラリスが生成したと見られる。
    力を得られる反面、激しい衝動を呼び起こし、使用者に大きな負担がかかる。
    失敗作と言っていた通り、この薬の副作用はとうてい肉体が耐えきれるものではない。
    だがもし成功作があるとしたら……?
    ・FHセル「アダマス」について
    アダマス(Adamas)とはダイヤモンドの語源になったギリシャ語で、「何者にも征服されない」という意味がある。
    構成員は自身の嗜好・衝動に従い、個々で自由な活動をしているようで、セルの全貌は掴めていない。
    セル単位で動く様子が見られないのは確かであり、あるとしても2、3人での共闘といった程度だろう。
    ・渋谷逆について2
    彼女はUGNが嫌いだった。
    人間とオーヴァードの共存をうたっているのに、どうしてオーヴァードばかりが自分を偽り我慢しなくてはならないのかと思っていた。
    それでも学校に通い非オーヴァードの友人を得るなど楽しく暮らしていたが、ある日友人がジャームに襲われている場面に遭遇。
    オーヴァードとしてジャームを退けた逆へ、友人から投げかけられたのは感謝の言葉ではなく「殺さないで」という恐怖と懇願だった。

    人を守るために窮屈に生きていたのに、守った人には化け物扱いされる。
    その絶望にとどめを刺したのは、師からの「よくやった」という褒め言葉だった。
    ――ああ、あたしは、「こう」じゃないと褒められないんだ。

    逆がUGNを出たのはそのすぐ後だった。
    GM
    仙水正樹:アダマスについて調べようとしていましたがセキュリティを越えられず。頭をリセットさせるため一旦外で煙草を吸っています
    御門燐火:「あ”ーーーーー……」 両手に氷の塊を当てながら椅子に座っている
    御来屋銀治:全員分の飲み物を準備してキッチンから出てくる
    御来屋銀治:「お疲れ様、飲み物はコーヒーで大丈夫だったかな?ココアや紅茶も準備はしているんだけど」
    御門燐火:「どもっす」 氷をどけて飲み物を受け取る
    御門燐火:「大丈夫、あ、でもシロップとミルクは頂けると」
    稲月夜雲:「ううん、リソースは確保できたから、あとは突っ込むだけなんだけど。セルの情報網の突破口、どこかなあ」竜の姿に展開させた隣人と顔を見合わせている
    御来屋銀治:「ミルクや砂糖はお好みでね、はい」と燐火くんに手渡す
    御門燐火:「うす……ピルケースは一応解析班に回してきました」
    御来屋銀治:「ああ、ありがとう」
    御来屋銀治:「こちらも何か残ってないかといろいろ支部の過去の情報を見ていたところでね」
    御来屋銀治:「正樹くんは………わざわざ外に出てくれたんだね」律儀なものだ、と笑う
    御門燐火:「捻くれてるよなあ」 じゅー、とストローでコーヒーを啜っている
    稲月夜雲:「コーヒー淹れてもらったよって、呼んできた方がいいかな?」
    御門燐火:「吸い終わってからの方が良くねえ?」
    仙水正樹:じゃあその辺で戻りましょうか。話の内容は聞こえていない
    御門燐火:「お、戻ってきた」
    稲月夜雲:「ないすたいみんぐ」
    御来屋銀治:「おかえり、わざわざありがとうね」
    仙水正樹:「ああ。サーバーの情報にもう一度当たる」
    御来屋銀治:「コーヒーを淹れたんだ、よければどうぞ」
    稲月夜雲:「サーバー?」
    仙水正樹:「……どうも」一応受け取ります
    仙水正樹:「”アダマス”のだ」
    御門燐火:「おお」
    稲月夜雲:「!見つけたの?」
    仙水正樹:夜雲くんの傍らを見て。「……RBか」
    稲月夜雲:「うん。僕の相棒、空だよ」
    仙水正樹:「ああ。だがセキュリティを越えられなくてな。いけるか」
    御来屋銀治:「ふふ、優秀なイリーガルで助かるよ」
    御来屋銀治:「夜雲くん、手伝ってあげられるかな?」
    稲月夜雲:「うん!火力が必要なら、僕と空に任せて!端末、空と繋げていい?」仙水さんに
    仙水正樹:黙って空さんの近くに置きます
    稲月夜雲:竜がクォン、と一声鳴いて、液晶に鼻をくっつける。
    稲月夜雲:しばらく稼働音がして、
    稲月夜雲:『あったぞ、そこまでの収穫じゃねェかもだが』
    稲月夜雲:というメッセージと共に、全員の端末に”アダマス”の情報が送信されます。
    仙水正樹:「いや、収穫ではある。助かった」言いつつ端末を確認しよう
    御門燐火:「ヒュウ、やるもんだなあ」
    御来屋銀治:「いいや、十分な仕事だよ」
    稲月夜雲:「えへへへ、ありがとう仙水さん、空」
    御来屋銀治:「ふむ……、少々捕まえるには難儀しそうな形式のセルだな…」
    仙水正樹:夜雲くんを一瞥して、居心地悪そうにすぐ目を逸らして。「……今回で本体ごと叩くのは難しいな」
    御来屋銀治:「そうだね、これは大元を叩くのは骨が折れそうだ」
    御門燐火:「今は逆と濡鴉が優先だけど」
    御門燐火:「セルを狙うならリーダーを直接狙った方が良いな。末端ばっか叩いても意味がないタイプだ」
    御来屋銀治:「ああ、まず厄介な部類だろうね」
    稲月夜雲:「リーダーがいる限り、代償を踏み倒した自由が欲しい人が集まっちゃう…って感じ、なのかな」
    御来屋銀治:「そうなるね。そして……自由を欲している人を利用することも出来る、と」
    御門燐火:「ああ、本来は集まらないタイプの人間を集められるのがな……」
    稲月夜雲:「…抜けるのも、自由だったり、とか。……希望が、過ぎる、かなぁ」独り言のように。
    仙水正樹:「厄介だな。目下のものに加えて潜在的な脅威も多い」
    御来屋銀治:「責任を放棄するということはどこかにしわ寄せがくるものだ、おそらくは………末端にね」
    御門燐火:「支部長と同じ、口が上手いタイプだろうな」
    御門燐火:「まああっちは全然責任とか取らないだろうけど……」
    御門燐火:「……お、こっちの解析結果も出たぞ」
    御門燐火:解析データをそのまま皆の端末に転送する。
    御門燐火:「レネゲイド増幅型の薬品みたいだな。出力は高いけど負担が大きそうだ」
    仙水正樹:確認して眉を顰める。「……これを量産できるとしたら厳しいな」
    御来屋銀治:「あのとき、“濡鴉”は失敗作と言っていた」
    御門燐火:「それは多分大丈夫じゃないかな」
    御門燐火:「オーヴァードの能力に依るものだから、予備はあっても大量に作れるもんじゃないだろう」
    御来屋銀治:「こういう薬はコストもそれなりにかかるものだしね」
    御門燐火:「αトランスタイプの、覚醒者を増やすものじゃなさそうなのも幸いか」
    仙水正樹:「当面は問題ないな。だが」
    仙水正樹:「……失敗作『の方』と言っていたな」
    稲月夜雲:「――成功作は、もうある」
    稲月夜雲:「そういうこと、だよね」
    御門燐火:「出力を更に上げたか、副作用を無くしたか、それともそのどちらもか。どれにしても厄介だな」
    御来屋銀治:「……さて、この薬を持ち出していたらしいあの子が間違えていたとして」
    御来屋銀治:「何をやろうとしていたのか……なんだけどね」珍しく億劫そうに
    仙水正樹:「目的に見当は?」
    稲月夜雲:「………銀治支部長、見当ついてるって声、してる」力なく笑って
    御来屋銀治:「……、過去の資料にね」
    御来屋銀治:「あの子が、助けた友人から拒絶された形跡があった」記憶処理のカルテに残されていた傷跡
    御来屋銀治:「もともとなぜ自分たちが隠れないといけないのか、と巡にも定期的に怒っていた子なんだ」
    仙水正樹:「……それで耐えられなかった、と」
    稲月夜雲
    御来屋銀治:「思い出したこともあってね……、おそらく…巡が拒絶されたことに気が付かずにあの子のことを褒めているんだ」
    御来屋銀治:「傷を負わせずに守っていた、と嬉しそうに話していたすぐ後にあの子が離反している」
    稲月夜雲:「………知らなかった、そんなの」呆然と
    御門燐火:「タイミングがなあ」 ぐるぐるとストローでコーヒーをかき混ぜている
    御来屋銀治:「UGNに愛想を尽かした、と言ってもいいのかもしれないね」
    御門燐火:「まあ、よくある話ではあるんだよなあ」
    仙水正樹:「…………」端末を切ってポケットにしまう
    御門燐火:「最近はメンタルケアに力入れてるところも多いみたいなんだが……」
    御来屋銀治:「まったくもって不甲斐ない話だ……俺はあの頃の逆くんの頼る場所にはなれていなかった」
    稲月夜雲:「銀治支部長だけの責任じゃ、ないよ…」
    稲月夜雲:「一緒に怒って、一緒に泣いて、一緒に思いっきり憂さ晴らしして、一緒に笑わなきゃいけなかったのは」
    稲月夜雲:「僕たちだもの」
    仙水正樹:「何を知ろうと現状は現状だ」
    御来屋銀治:「ああ、きっとあの子は壊しにくるだろう」
    御来屋銀治:「守るべき日常なんて、意味がないものだと証明するために」
    御来屋銀治:「自分を否定するものを…否定するためにね」
    仙水正樹:「……向かってくるなら、倒すだけだ」
    御門燐火:「ただ倒すだけじゃダメだ」
    御門燐火:「ちゃんと全部吐き出させて、受け止めたうえで倒す」
    仙水正樹:「何の意味がある」
    御来屋銀治:「ふふ、本当はあなたもわかってるだろう?正樹くん」
    御門燐火:「理屈でもいくらでも説明は付けられるけどさ」
    御門燐火:「カッコ悪いだろ。助けを求める声を無視して、敵対してるからってぶった切っちまうのは」
    御門燐火:「道化だと笑われたって信じる道を諦めない、それが希望の道化だ」
    仙水正樹:「…………」目をそらして
    仙水正樹:「それがこの支部の方針なら従ってやる」
    御門燐火:「いや支部の方針ではないけどな」 修行の為に滞在している身だ。
    御来屋銀治:「俺の方針はね、いつだって変わらない」
    御来屋銀治:「俺は守るべき優先順位を覆せない」
    御来屋銀治:「だからこそ、支部にいる子たちには存分に手を伸ばして貰うんだ」
    御来屋銀治:「俺が救えない範囲をすくい上げていくためにね」
    稲月夜雲:「…ありがとう。逆ちゃんの助けてを、聞いてくれて」
    御来屋銀治:「さあ、あなたたちがやりたいことはなにかな?」笑いながら促す
    仙水正樹:「活動の外側で見守るだけか。……頭が回る支部長だ」小さく笑う
    稲月夜雲:「…………やりたいことは」
    稲月夜雲:「ううん、やることは」
    稲月夜雲:「逆ちゃんに、またちゃんと笑ってもらうために、出来ることを、やりたい」
    稲月夜雲:「…きっとね、あの時間に合わなかったぼくらふたりじゃ駄目だから」
    稲月夜雲:「銀治支部長、燐火さん、仙水さん」
    稲月夜雲:「一緒に、逆ちゃんを助けてください」頭を下げる。
    御門燐火:ニヤリと笑って頷く。
    御門燐火:「任せろ」
    仙水正樹:「俺はあくまで雇われだ。可能性が高いことをやる。ただ」
    仙水正樹:やりたいこと。口の中で反駁して
    仙水正樹:「”無代”、その方針に追従する」
    御来屋銀治:「…夜雲くん、俺はいつも通り優先するべき範囲がある」
    御来屋銀治:「だから……、助けるのはあなたたちがやりなさい」
    御来屋銀治:「受け止めるのは俺がやるよ」
    稲月夜雲:「……ありがとう」
    御門燐火:「盾役の仕事取らんでくださいよ」 笑いながら支部長の脇腹を肘でぐりぐりする
    仙水正樹:「当事者が外野を気取るな」
    稲月夜雲:「逆ちゃんがどんなになってても、諦めないって、言葉も、思いも、受け止めて届けて見せるって、約束するから」
    稲月夜雲:「銀治支部長、今甘えてる分、ツケ?にしておいてね」
    稲月夜雲:「おっきくなったら、一緒に受け止めにいくから」
    御来屋銀治:「……ああ、楽しみにしているよ」
    御来屋銀治:「燐火くんも、正樹くんもすまないけれどよろしく頼むね」
    稲月夜雲:「…逆ちゃん、きっとここに来るだろうけど」
    稲月夜雲:「出来るなら、先に見つけたいよね」
    御来屋銀治:「……燐火くん、最終手段をお願いしても?」
    御門燐火:「あー」 手段としては考えていたLINE呼び出し、ただ────
    御門燐火:「ちょっと文面考えてもらっても良いです?」
    御門燐火:「下手すると信頼なくなって助けられなくなる」
    御来屋銀治:「ああ、それなら俺よりも夜雲くんの方がいいんじゃないかな」
    御門燐火:「それもそうか、夜雲。手伝ってくれ」
    稲月夜雲:「うん」頷いて椅子を寄せる

    【夜雲・燐火】:3人寄れば文殊の知恵?


    御門燐火:改めて夜雲の正面の椅子を引いて座り直す。
    御門燐火:「最初から誘い込むの目的で出会ったって思われたら最悪なんだよなー」
    稲月夜雲:「だよねぇ。燐火さん、最初は本当に何にも知らないで、普通に逆ちゃんに親切にしてくれたんだもんね」
    御門燐火:「まあな、戦闘になったら正体がバレるのは覚悟しなきゃならないけど」
    御門燐火:「それにしたってある程度話し合いが終わった段階じゃないと絶対拒絶される」 うーん、といった具合にスマホをプラプラさせている
    稲月夜雲:「さっきみたいに燐火さんが変装?する時間が取れるといいよねぇ」
    稲月夜雲:「そのためには…うん?」相棒を見て
    稲月夜雲:「燐火さん、空がね、この支部…カフェに誘うのはどうかって言ってる」
    御門燐火:「うん……ただのカフェとして、か」
    稲月夜雲:「うん」
    稲月夜雲:「あ、今オーナーしかいなくて好きなものを作ってもらえるって聞いたから、一緒に来ないか?…とか、どうかな?」
    御門燐火:「となると……カフェに入る直前に戦闘に入るのが理想だな」
    御門燐火:「店内入られるとバレるし」
    稲月夜雲:「僕と仙水さんで、燐火さんと逆ちゃんが来たら声をかける、とかどうかな」
    御門燐火:「ん、ああそうか」
    御門燐火:「オレが事前に店内にいるという体で声をかけると考えてたな」
    御門燐火:「一緒に来て別れさせてくれるならそれもありか」
    稲月夜雲:「あ、ごめん、そうだね」
    稲月夜雲:「待ち合わせて目的の場所に向かうのが『遊び』っぽいって」
    稲月夜雲:「逆ちゃんに教えてもらってたから」
    稲月夜雲:「ごめん、そのつもりでいたや」
    御門燐火:「いや、良いと思う」
    稲月夜雲:「ほんと?」やった、と小さくガッツポーズ。
    御門燐火:「……一番の問題は、あいつが今『遊び』に付き合う余裕があるかどうかなんだよなー」
    稲月夜雲:「…なくても、来るかも。だって逆ちゃんは、ここがカフェじゃないって知ってる」
    稲月夜雲:「遊ぶつもりじゃなくて」
    稲月夜雲:「壊すつもりで、『一般人のお友達』のお誘いに、乗るかもしれない」苦しそうに笑って。
    御門燐火:「ん、そりゃね」
    御門燐火:「支部に攻撃を仕掛けるなら……そしてオレを巻き込むつもりがあるか……あ」
    御門燐火:「良いじゃん、今マスターしかいないらしい情報」
    稲月夜雲:「えへへへへ」嬉しい
    御門燐火:「『遊び』に誘うのとはちょっと違う形になるが」
    御門燐火:「『オレは用事あるけど良ければ行ってみたら?』って形ならオレ顔見せなくても誘い出せるんじゃないか?」
    稲月夜雲:「あ!確かに!」
    稲月夜雲:「僕からとかじゃなくて、『一般人の親切なお姉さん』から言われたことなら、信じてくれるかも!」
    御門燐火:「俺と一緒じゃなければ向こうが一般人オレを巻き込んだと思わなくても良いし、この方向で行ってみるか」
    稲月夜雲:「うん!燐火さんありがとうね、ずっと逆ちゃんの心も守ってくれて」
    稲月夜雲:「これで逆ちゃんの呼び出しは大丈夫そう…かな?」
    御門燐火:「そうだな、文面は……こんな感じで」 夜雲と支部長に送る
    御門燐火:これで了承が得られれば逆にも送ろう。というものだ
    稲月夜雲:うんうん、と一人と一体で確認する。「うん、僕はこれで大丈夫だと思う。僕が知ってる限りの、逆ちゃんが嫌がる言い方とか何もないし」
    御門燐火:「そっか、良かった。じゃあこれで送ろう」
    御門燐火:「後は、いつ来るかわからないからな」
    御門燐火:「心残りとかあれば今のうちに解消しとくといい」
    稲月夜雲:「…………心残り、かぁ」困ったように笑って
    稲月夜雲:「うん。心残りっていうか、心配事っていうか、なんだけど」
    稲月夜雲:「…燐火さんに、聞いて、ほしいなって、思ってること、あるんだ」
    御門燐火:「ん、わかった」
    稲月夜雲:「…ありがとう」
    稲月夜雲:「燐火さん、さっき、逆ちゃんが助けを求める声を上げてるって、言ってくれたでしょう」
    稲月夜雲:「でも僕、…なんて言ったら逆ちゃんを助けられるのか、分からない」
    稲月夜雲:「……逆ちゃんは、きっと、僕が想像できないくらい、絶望してるんだと思う」
    稲月夜雲:「なんて言葉なら、絶望に届くのか。何を言えば、もう一度、逆ちゃんに希望を届けられるのか」
    稲月夜雲:「どうしたら、笑ってもらえるのか。分からないんだ…」俯く。
    御門燐火:「なるほど」 頷く
    御門燐火:「夜雲、それはな」
    御門燐火:「わからん」 いっそ潔く頷く
    稲月夜雲:「えっ」
    御門燐火:言葉というのは薬にも毒にもなる。
    御門燐火:そしてそれがどう作用するかは人それぞれだ。
    御門燐火:褒められて伸びる人間もいれば、貶されて奮起する人間もいる。
    御門燐火:うつ病の患者に「頑張れ」という言葉は禁句だというし、自殺を考えていた人間がなんでもない言葉に救われることもある。
    御門燐火:「どんな言葉がアイツに一番効くのか、それは逆本人にもわからないことだよ、多分」
    御門燐火:「だからできることは、アイツと近かったお前たちが、思ったことを真摯に伝えることしかない」
    稲月夜雲:「思った、こと…?」
    御門燐火:「笑ってほしいんだろ? 一緒に居たいんだろ?」
    御門燐火:「怒ってるなら、それも込みで、全部ぶちまけてやるといい」
    稲月夜雲:ふぇ、と、顔が歪む。
    稲月夜雲:「…う、ん」
    稲月夜雲:「うん…っ」
    稲月夜雲:「ぼく、逆ちゃんに、怒ってるし、ごめんねって言いたいし、笑ってほしいし、ぎゅっとしたいし、一緒にいたい…っ」
    稲月夜雲:「それを、伝えれば」いいんだよね、と言おうとして
    稲月夜雲:「…ううん。今、燐火さんに聞いて、燐火さんがいいって言ってくれたら」
    稲月夜雲:「僕、責任を燐火さんに持ってもらっちゃうことになるね。それは、だめだね」泣きながら、笑う。
    御門燐火:にっと笑う
    御門燐火:「ま、オレは所詮外様だしな」
    御門燐火:「それこそ支部長とか巡さんにも相談すると良いんじゃないか?」
    稲月夜雲:「うん!」涙を拭って
    稲月夜雲:「支部長も巡師匠も、逆ちゃんに言いたいけど言えないこと、あると思うから。聞いてみる!」
    稲月夜雲:「燐火さん、所詮じゃないよ」
    稲月夜雲:「燐火さんが僕らの外側から来てくれたから、僕らみんな、もう一回逆ちゃんのことを見れたよ」ありがとう、と笑って。
    御門燐火:「……」 にやにやしながら夜雲の頭を乱暴に撫でる
    稲月夜雲:「わわわ」照れ臭いけど嬉しい
    御門燐火:「……オレももしかしたら逆みたいになってたかもしれないからな」
    御門燐火:「どうもほっとけないんだ」 少し優しい笑みを浮かべる。
    稲月夜雲:「へ?」
    稲月夜雲:「燐火さんが?逆ちゃんみたいに…?」
    稲月夜雲:「……今の、逆ちゃんみたいに?」
    稲月夜雲:「あ。ご、めん。聞いていい事だった、かな?」
    御門燐火:「ん、オレ実験体上がりだったからなあ」
    御門燐火:「しかも失敗作だし、自己肯定感とかも皆無でさ。チルドレンの訓練とかしててもモチベとか殆どなかったし」
    御門燐火:「オレは途中でヒーローっていう……目標、というとちょっと違うけど、まあそういうの見つけたからブレなかったけど」
    御門燐火:「でも、そうじゃなかったらオレも嫌になって逃げてたかもなあ」
    稲月夜雲:「…逃げ出す燐火さんがいたかもなんて、僕からしたら想像つかないけど」
    稲月夜雲:「……………そっかぁ」上手い言葉が見つからないけれど。話してくれたことを精一杯受け止めたよ、と伝えたくて、笑う。
    御門燐火:「まあオレの話は良いんだよ、巡さんとか、話すなら今のうちに話しとけ」
    稲月夜雲:「ううん。その、えっと、ごめんねこれでいいのか分からないんだけど」
    稲月夜雲:「聞けてよかった。燐火さんの話」
    稲月夜雲:「うん、時間がいつまであるか、分かんないもんね。逆ちゃんと話す準備、ちゃんとする」
    稲月夜雲:「ありがとう、燐火さん。この後も、よろしくお願いします」立ち上がってぺこり
    御門燐火:「おう、よろしく」
    GM

    【銀治・正樹】:タダなる鳴子であるべきか


    仙水正樹:輪から離れて、銀治さんの傍のカウンターに寄りかかる
    仙水正樹:「優先順位か」
    御来屋銀治:「うん?」
    仙水正樹:「さっき言っていただろう」
    仙水正樹:「予め聞いておきたい。それに従うなら、何を優先させればいい?」
    御来屋銀治:「ああ、そのことか……」
    御来屋銀治:「俺の指示には従わなくていい……ってこの支部の子たちには言ってるんだけどね」
    御来屋銀治:「そういうことが聞きたいわけじゃない感じだね」
    仙水正樹:「そうだな」
    仙水正樹:「地区を守る方針は支部長にある程度任されている」
    御来屋銀治:「俺にとってはこの支部の管轄する範囲の日常の保護、それが一番の優先するものだね」
    御来屋銀治:「抗えない者を優先的に保護して守護する、それが仕事だ」
    御来屋銀治:「持っている力で現状に抗える時点で、俺の優先順位からは外れてしまう……というところかな」
    仙水正樹:「いかにもな模範解答だ」夜雲くんたちに視線をやって
    仙水正樹:「それを伝えたことは?」
    御来屋銀治:「…………みんなには、ここまでハッキリとは伝えていない」
    御来屋銀治:「巡は知っているけどね」
    仙水正樹:「だろうな。反発させることはノイズになり得る。未熟ならなおさら」
    仙水正樹:「わかった。頭に入れておこう」
    御来屋銀治:「俺が優先するものを知れば……守られたと感じたことに傷付く子も出てくるからね」
    仙水正樹:「ああ。……万一の時はこちらで決着をつける」
    仙水正樹:「俺はあくまで外部の人間だからな。方針が上手くいかなかったとして、遺恨を残さないための《歯車》になれる」
    御来屋銀治:「…………ありがとう、あなたには随分と迷惑をかけてしまうね」
    仙水正樹:「いや。意思確認はしておきたかっただけだ」
    仙水正樹:「明文化されているほうが、こちらとしてもやりやすくて助かる」
    御来屋銀治:「ああ、しっかり伝えておくけれど…あなたのことも歯車として使いたいと思っているわけではないからね」
    御来屋銀治:「優先順位が他に出来た場合はおれの指示なんて無視して構わない」
    仙水正樹:「…………」やりづらそうに視線を落とす
    御来屋銀治:「被害が大きくなる可能性を危惧する気持ちはわかるけれどね」
    御来屋銀治:「被害をどうにか抑えるために支部長がいる」
    仙水正樹:「……ひとつ言っておくが」
    御来屋銀治:「ああ、なにかな?」
    仙水正樹:「その歪みを放置するのは危うく映るな」
    御来屋銀治:「…………あなたには歪みに感じられるかい?」困ったように笑いながら
    仙水正樹:「”真珠竜”は自由を謳ったんだろう。自分の優先するものを押し隠すような人間の下に戻そうとするのは真っ当か?」
    仙水正樹:「一度離反した場所に再配属させるのは大きなリスクが伴う」
    御来屋銀治:「出来る限り…責任を背負わせたくはないんだよ」
    御来屋銀治:「あの子たちが選んでいてもね…力を持った時点で責任はすでに重いものだ」
    仙水正樹:「だからといってそれを本人から奪うのは”アダマス”とそう遠くないとも思うが」
    仙水正樹:「今はそれで上手く行ったとして、…………いや、口を出し過ぎたな」言葉を濁す
    御来屋銀治:「離反の理由は把握した、その上であの子の意志を問うことは止めないよ」
    御来屋銀治:「それはね、俺たちが口を出して選べることではないし……なによりもモチベーションに関わることだ」
    御来屋銀治:「戻りたいと言うならば俺がすべての責任を持つ」
    仙水正樹:小さく笑って「強情な奴だ」
    御来屋銀治:「自由というのは何をやってもいいということではないと教えて育むのも大人の仕事だろう?」
    御来屋銀治:「そこを放棄するのは俺の方針じゃないんだよ」
    御来屋銀治:「心配をしてくれてありがとう、正樹くん」
    仙水正樹:「一線を越えたときに罰を与えるのも仕事だがな」
    仙水正樹:「日常を脅かす異分子を排除するのも」
    仙水正樹:「……引き受けられなかった時に被害をこうむるのが自分だけじゃないことは肝に銘じておけ」
    御来屋銀治:「ああ、重々分かっているよ」
    御来屋銀治:「全てを許せるわけじゃない、そこはしっかり理解している」
    御来屋銀治:「俺の責任のとれる範囲でしっかり罰は受けてもらうさ」
    御来屋銀治:「それでもね……きっと受け皿があるかないかは大きな違いになると」
    御来屋銀治:「俺が……そう思っているだけかもしれないんだけどね」
    仙水正樹:「……」
    仙水正樹:「そうしたいと言うなら止めないさ。止める権利も元よりない」
    御来屋銀治:「あなたが心配してくれたことは嬉しく思うよ」
    御来屋銀治:「いざという時は躊躇いなく頼れそうだ」
    御来屋銀治:「ありがとう、正樹くん」
    仙水正樹:視線を逸らして「……内部にもそういう存在を持っておけ」
    御来屋銀治:「いつもは巡がその立場なんだよ」穏やかに笑って
    御来屋銀治:「さて、なにか飲むかい?淹れるけれど」
    仙水正樹:「いや、向こうも話がまとまったらしい。行動は早い方がいいだろう」
    仙水正樹:”雷竜”を視界に移して、一瞬だけ期待の目を向けた
    御来屋銀治:(少しくらい息をつくことを自分に許せばいいのにね…)とその姿を見て笑う

    御門燐火:ロイスはなーし
    仙水正樹:ロイス変更
    ”雷竜”稲月夜雲 認許/〇不安→〇認許/不安

    御門燐火:購入はどうしよっかな
    御来屋銀治:ロイスはなしで
    稲月夜雲:御門燐火 〇憧憬/隔意 で取得します!
    御門燐火:ありがとー♡
    仙水正樹:購入……一応ブルーゲイルいっとこう 目標20
    御門燐火:むっブルゲチャレンジ
    仙水正樹:3dx>=20 【社会】
    DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[9,10,10]+7[7,7] → 17 → 失敗

    御門燐火:おしい……!
    稲月夜雲:は ハードコートチャレンジします!!
    仙水正樹:財産点が3点ある!!買います
    御来屋銀治:お買い物上手
    仙水正樹:仙水正樹の財産点を0(→ 0)に変更 (3 → 0)
    御門燐火:ハードコート狙います
    稲月夜雲:(1+1)dx+1+2>=9 〈調達〉判定
    DoubleCross : (2DX10+3>=9) → 5[2,5]+3 → 8 → 失敗

    稲月夜雲:あ、買えそう!
    御門燐火:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功

    御門燐火:買えた! 自分に装備します。 行動値8→6
    稲月夜雲:燐火さん成功してる!やったー!
    稲月夜雲:夜雲は購入失敗で!
    御来屋銀治:ではボデマを狙います
    御来屋銀治:7dx+4>=12
    DoubleCross : (7DX10+4>=12) → 10[1,2,4,4,6,8,10]+10[10]+5[5]+4 → 29 → 成功

    御来屋銀治:!?
    稲月夜雲:ひゅーーーっ
    御門燐火:ヤバ
    仙水正樹:すっごい
    御来屋銀治:買えました高級品が
    御来屋銀治:正樹くんにパス
    仙水正樹:ありがとうございます!

    クライマックスフェイズ

    シーン10:さかさまのさが


    GM
    GM:全員……出よう!
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (69 → 74)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (73 → 83)
    御門燐火:76+1d10
    DoubleCross : (76+1D10) → 76+4[4] → 80

    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (71 → 80)
    御門燐火:衝動判定1・1だったり良いな~

    GM:燐火ちゃんが逆にLINEを送って少し後。
    GM:夕焼けの橙が、夜の藍に沈み始める頃。
    渋谷 逆:「…………」
    GM:少女は、カフェの前で足を止めた。
    GM:ひらりと、どこかから舞い落ちた黒い羽が、暗闇の帳を引き下げるように。
    GM:ざわりと、心が、何かに、飲まれていくような。
    渋谷 逆:「……あたしは」
    渋谷 逆:続く言葉はやはり無いまま、カフェの看板を見上げる。
    御来屋銀治:「やあ、いらっしゃいませ」その後ろから声がかかる
    渋谷 逆:振り返る。
    渋谷 逆:「……こんばんは。まだやってる、マスター?」
    御来屋銀治:「……お客様として、来てくれたわけではないんだろう?」微笑んだまま、そう問いかける
    渋谷 逆:「だったら歓迎の言葉なんかかけないでよ」こちらも薄く笑んだまま。
    仙水正樹:傍で煙草を吸っていた男が、ふと火を消してドアの前に立つ
    御来屋銀治:「ここは支部である前にカフェだからね、そういうことは大事にしないといけないのさ」
    御来屋銀治:「守るべき……日常のひとつとしてね」
    仙水正樹:「それに、厄介なことに日常にお前をまた引き戻す方針らしい」
    仙水正樹:「災難なことだな」
    御来屋銀治:「ははは、それは俺じゃなくて夜雲くんがやろうとしてるんだよ」
    御来屋銀治:「俺は、それを止める気がないだけさ」
    渋谷 逆:「…………」口を引き結び、暗い、歪んだ光の灯った目で彼らを見つめる。
    仙水正樹:「あれだけ嘯いておいてよく言う」
    御門燐火:2人の前に、白銀の装甲を纏った仮面の女が着地する。
    御門燐火:「やあ、渋谷逆」 低い声を作って言う
    渋谷 逆:「どうも。あなたは顔を見せてくれないんだね」
    御門燐火:「乙女の秘密というやつさ。方針としてはさっき言った通り」
    御門燐火:「とりあえず君と戦い話したいと思う」
    御門燐火:「何度失敗して、バカにされても諦めずに繰り返す」
    御門燐火:「自己紹介しよう希望の道化クラウン・ホープだ。よろしく」
    渋谷 逆:「…………」渋い顔になる。
    渋谷 逆:「……で。もうひとりいるでしょ?」
    稲月夜雲:全員の後ろから、足音。
    稲月夜雲:「ごめんね、待った?逆ちゃん」
    渋谷 逆:「ううん、今来たところ」
    稲月夜雲:「よかった」
    稲月夜雲:「じゃあ全然、間に合うね」
    渋谷 逆:「……間に合う?」
    稲月夜雲:「あれ」
    稲月夜雲:「まさか、もう間に合わないって諦めてるの?」
    稲月夜雲:「誰よりも我儘で欲張りできらきらな、真珠竜ぼくのあねでしともあろうひとが?」
    渋谷 逆:「あたしは誰よりも我儘で欲張りできらきらな良い女だけど」
    渋谷 逆:「夜雲っちの言ってることはよくわかんないな」
    渋谷 逆:「あたしに、今のあたしに、間に合わせたいことなんて、ないもの」
    稲月夜雲:「そっか」
    稲月夜雲:「時間には余裕があるんだね。うんうん、五分前行動はいいことだよね」
    稲月夜雲:「じゃあ」
    稲月夜雲:「たっっぷり、逆ちゃんに怒れるね!!」吠える。
    渋谷 逆:「あは。夜雲っちにまで怒られちゃうかあ、あたし」自嘲気味に笑って
    渋谷 逆:「いいよ。夜雲っちの光とあたしの光、どっちが強いか勝負しよ」
    渋谷 逆:「もう出てきていいよ、カラス」
    GM:暗闇がそのまま人の姿をとるように、するりと男性が現れる。
    濡鴉:「プライベートなお話は終わりましたか?」
    濡鴉:「部外者なので、邪魔にならないよう下がっていたのですが」
    渋谷 逆:「いいよ。あたしはもう、あんたのことも――止めない」
    濡鴉:「止められても止まりませんが、ありがとうございます」
    濡鴉:「オーヴァードを細切れにする感触は、また違った深い味わいがあるんですよ」
    GM:ふたりから、ごう、と圧が放出される。

    衝動判定
    GM:難易度は9!
    御来屋銀治:4dx+1>=9
    DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 9[1,4,7,9]+1 → 10 → 成功

    稲月夜雲:(2+2)dx+2>=9 〈意志〉判定 思い出の一品+ブランケット
    DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[5,6,6,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

    御門燐火:「悪いけど、細切れにされるのはもう・・ごめんだな」
    仙水正樹:6dx+1>=9 〈意志〉
    DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[1,4,6,7,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

    御門燐火:6dx+4>=9
    DoubleCross : (6DX10+4>=9) → 10[4,5,7,9,9,10]+10[10]+2[2]+4 → 26 → 成功

    御門燐火:たかw
    GM:みんなつよい!!!
    御来屋銀治:みんな高いなw
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (84 → 85)
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (74 → 79)
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (79 → 80)
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (83 → 100)
    御門燐火:80+2d10
    DoubleCross : (80+2D10) → 80+7[1,6] → 87

    御門燐火:ん、まあまあ

    仙水正樹:「できると思ってるのか?」
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (80 → 84)
    仙水正樹:「”無代”、作戦を開始する」
    御来屋銀治:「では、あなたたちから日常を守ろうか」にこやかに笑って
    稲月夜雲:「受けて立つよ、逆ちゃん」『…分かってる、雲。機竜、限界突破―100%、だ』強気に笑う。

    配置
    [渋谷 逆、濡鴉] 5m [PCたち] 

    GM:近いぜ!
    ☆シナリオギミック
    現在、渋谷逆はセルリーダーの生成した薬によりレネゲイドが過剰活性化している状態である。
    3ラウンド目のクリンナップ時点で彼女が戦闘不能になっていない場合、渋谷逆はジャームとなる。

    GM:ということだ!!よろしくお願いしますぜ!

    【ラウンド1】
    【セットアッププロセス】

    GM:宣言ある人!
    稲月夜雲:なし!
    仙水正樹:挙手!
    御来屋銀治:あります
    御門燐火:なし
    仙水正樹:ブルーゲイル使います。行動値+5
    仙水正樹:仙水正樹のイニシアチブを5(→ 5)増加 (7 → 12)
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を5(→ 5)増加 (80 → 85)
    GM:すばやい!
    御来屋銀治:コンボ「沈黙は金雄弁は銀」 《万色の檻》  ラウンド間のあらゆる判定ダイス+4 シナリオ3回
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を5(→ 5)増加 (85 → 90)
    渋谷 逆:ある!
    渋谷 逆:《あたしだけの世界》得意領域+イリュージョンシールド ラウンド中RCダイス+LV個、自身を対象に含む判定のダイス-[LV×5]個
    渋谷 逆:RCダイス+4、イリュージョンシールドのマイナスダイスは10個です
    渋谷 逆:濡鴉さんがいる間持続だ!
    GM:以上!演出ある方どうぞ!
    仙水正樹:「……露払いはこちらの仕事だな」
    仙水正樹:カプセルを取り出して奥歯で噛み砕く
    渋谷 逆:場が、昼間の比でなく歪む。
    渋谷 逆:彼女の存在を世界から隔離するように。
    御来屋銀治:「……ああ、『それ』はいけない」日常を放棄するかのような歪みに眉をひそめる
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:宣言あるひと!
    御門燐火:なし
    稲月夜雲:宣言
    仙水正樹:なし
    稲月夜雲:アームブレードを装備します 以上!
    御来屋銀治:ないよ
    GM:ないよ!演出して!
    稲月夜雲:クォオオオン、と竜が高く高く鳴く。昼間の比でない大きな鳴き声、その姿を失ってから初めての、最高出力の合図。
    GM
    【メインプロセス】仙水正樹(12)

    GM:どうぞ!
    仙水正樹:《居合/done it soon》/赫き剣4+破壊の血2+斥力跳躍1/マイナー/自動成功/自身/至近/+6/~100%/8点まで+2のHPを消費。「攻撃力:消費HP+14」の武器を作成して飛行状態で戦闘移動。移動距離+2m
    仙水正樹:HPは最大の8点。移動して濡鴉たちのエンゲージへ
    仙水正樹:仙水正樹のHPを10(→ 10)減少 (26 → 16)
    仙水正樹:《斬心/be cause》/コントロールソート:白兵(達人)+コンセ:ノイマン2+重力の手枷1メジャー/【精神】/対決/単体/至近/+8/~100%/白兵攻撃。攻撃力固定値27。命中時、対象の全判定ダイス-2.この効果は累積する。シナリオ1回
    仙水正樹:9dx8
    DoubleCross : (9DX8) → 10[2,3,3,4,5,8,8,9,10]+7[1,3,6,7] → 17

    御来屋銀治:コンボ「口も八丁手も八丁」 《妖精の手》
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を4(→ 4)増加 (90 → 94)
    仙水正樹:ありがとうございます……!
    仙水正樹
    仙水正樹:1dx8+20 回れ!!!!!
    DoubleCross : (1DX8+20) → 5[5]+20 → 25

    仙水正樹:まわんない
    GM:対象はどちらで?
    仙水正樹:はっ
    仙水正樹:”濡鴉”に!!!
    濡鴉:選ばれたのは私でした
    濡鴉:うーん、ドッジで
    濡鴉:8dx+4>=25
    DoubleCross : (8DX10+4>=25) → 10[3,3,4,5,5,8,9,10]+8[8]+4 → 22 → 失敗

    濡鴉:すげえ回るじゃん
    仙水正樹:あっぶな
    仙水正樹:3d10+27 ~100%
    DoubleCross : (3D10+27) → 12[5,3,4]+27 → 39

    仙水正樹:装甲有効です
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を14(→ 14)増加 (85 → 99)
    仙水正樹:と、当たったのでシーン中全判定-2dだ
    GM:まだやれる!
    GM:演出どうぞ!

    仙水正樹:息を吐く、と同時に地面を蹴る。
    仙水正樹:標的の前に出たときには既に血まみれの左手と、闇に紛れる色をした木刀があった
    仙水正樹:「邪魔な羽だ」
    仙水正樹:手元を狙った一撃。左手から散った血が、舞い散る羽の自由を奪っていく
    仙水正樹:返り血を一度払って距離を取ろうと
    濡鴉:「ふむ。自分の血は久しぶりに見ました」
    濡鴉:舞った羽が、動きを阻害するように仙水の腕に絡みつく。
    濡鴉:しなやかな見た目と裏腹に、鋼鉄のような強度。
    濡鴉:「いいですね。あなたも、みなさんも強そうだ。きっと刻んだら気持ちがいい」
    仙水正樹:体勢を崩して顔を顰める。そのまま自分の腕ごと重石を落とそうとします
    御来屋銀治:「させると思うかい?」
    御来屋銀治:「『Scatter』」言の葉で羽根を腕から散らせる
    仙水正樹:動きを確かめるように一度腕を振って、後ろをちらりと見る。
    仙水正樹:自由になった腕を軽く上げます。
    濡鴉:「面白い力をお持ちですね、店長さん」淡々と
    濡鴉:「私は切ることしか能がありませんので、なかなか新鮮な気持ちです」
    御来屋銀治:「ああ、聞く耳を持ってくれる相手にはとても効くんだ」穏やかに微笑んだままそう返す
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:宣言あるひと!エネミーはないです
    御来屋銀治:みんなないよ
    GM:なかった
    GM
    【メインプロセス】渋谷逆(12)

    渋谷 逆:マイナーなし
    渋谷 逆:《そして真珠は流星に》スターダストレイン+絶対の孤独+滅びの光+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
    渋谷 逆:シーン(選択)に射撃攻撃、命中時にラウンド間の判定ダイス-[LV+1]個
    渋谷 逆:絶対の孤独はLV2で、マイナスダイスは3個!
    渋谷 逆:対象はもちろんPC全員だ!
    渋谷 逆:RCで撃つぜ!
    渋谷 逆:(6+4)dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,4,5,6,6,7]+4[4]+4 → 18

    渋谷 逆:お前なあ
    渋谷 逆:《リーダーのお守り》妖精の手
    御門燐火:なっなんだそれは
    渋谷 逆:さっきもらった妖精の手です!
    渋谷 逆:えっと 20+1dx7でいいのかな
    御来屋銀治:技能値も入るので
    御門燐火:24+1dx7かな
    御来屋銀治:そうなる
    御門燐火:2回回ってるので20、に技能値+4
    渋谷 逆:ありがとうございます!
    渋谷 逆
    渋谷 逆:1dx7+24 回れ!!!!!
    DoubleCross : (1DX7+24) → 2[2]+24 → 26

    渋谷 逆:すん
    御来屋銀治:ドッジしましょう
    稲月夜雲:ドッジチャレンジ
    御門燐火:ガードわよ
    仙水正樹:ドッジやります
    御来屋銀治:7dx>=26
    DoubleCross : (7DX10>=26) → 10[4,5,7,7,8,8,10]+7[7] → 17 → 失敗

    仙水正樹:3dx+2>=26 〈回避〉
    DoubleCross : (3DX10+2>=26) → 10[3,4,10]+8[8]+2 → 20 → 失敗

    稲月夜雲:(5+3)dx+1>=26 〈回避〉判定
    DoubleCross : (8DX10+1>=26) → 10[1,2,8,8,8,8,8,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

    御門燐火:おしい!
    御来屋銀治:なぜみんな回って…?
    御門燐火:崩れずの群れで夜雲くんカバーします。あとグラビティガード
    御門燐火:侵蝕87→92
    御来屋銀治:ダメージをどうぞ
    渋谷 逆:3d10+27
    DoubleCross : (3D10+27) → 18[9,1,8]+27 → 45

    御来屋銀治:もちろん死にます、リザレクト
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (94 → 99)
    御門燐火:15+12+2+3d10
    DoubleCross : (15+12+2+3D10) → 15+12+2+22[3,9,10] → 51

    御門燐火:無傷や
    仙水正樹:リザレクト
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (99 → 102)
    仙水正樹:仙水正樹のHPを3(→ 3)に変更 (16 → 3)
    御来屋銀治:HP5で復活です
    GM:まだみんな元気だなあ
    GM:演出いきます

    GM:きらきらと瞬く光。
    GM:それは人々を魅了する真珠のような。それは紺碧の夜空に広がる星々のような。
    GM:その美しい光を一身に背負っている少女は、何故だかいつもと違い、誇らしげでも楽しげでもなくて。
    渋谷 逆:「これが今のあたし」
    渋谷 逆:「もう竜の子供なんかじゃない」
    渋谷 逆:「ぜんぶ、ぜんぶ、まっさらになっちゃえ!」
    渋谷 逆:――世界の終焉にも似た光が、降り注ぐ。
    御門燐火:(出力が高まってない、打ち消しは出来ないか)
    御門燐火:「支部長、正樹の兄ちゃん。悪いが暫く夜雲のカバーに専念する」
    御来屋銀治:「ああ、構わないよ」
    仙水正樹:避けようとした方向に不自然に光が曲がり、貫かれる
    仙水正樹:「……こちらとしても、好都合だ」
    御来屋銀治:「よろしく頼むね、“希望の道化”」
    御門燐火:「……! 起動アクティベイト:勝利導く希望の盾とならん/ビヴリンディ!」
    御門燐火:手甲を合わせる。装甲板が光を受け止める。
    御門燐火:20年以上を戦い続けるオーヴァード、”アンブレイカブルマン”鹿島金剛から譲り受けた手甲は、生半な攻撃では傷つかない。
    御来屋銀治:「…………っ」光の雨に打たれながらも、歪んでいる『空間』を見届けるようになんとか立っている
    稲月夜雲:「ありがとう」光に貫かれる姿を、光を受け止める背中から、目を逸らさずに。
    稲月夜雲:「皆の余裕をもらう代償は、支払うね」ばちり、と、その手に雷が走る。
    仙水正樹:「”雷竜”」血を流れる傍から制御下に置いて、呟く
    仙水正樹:「お前を戦力として数える」
    仙水正樹:「存分にやれ」
    稲月夜雲:「うん!!」『応!!』
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:濡鴉!
    GM
    【メインプロセス】濡鴉(10)

    濡鴉:《鴉の鳴く頃》マイナー:完全獣化+鷹の翼+破壊の爪+ハンティングスタイル
    濡鴉: 【肉体】ダイス+[LV+2]個、飛行状態、ドッジダイス+LV個、素手データ変更、戦闘移動(離脱可能)
    濡鴉:こちらで夜雲くん・銀治さん・燐火ちゃんにエンゲージします
    濡鴉:《天から地へ、赤から黒へ》メジャー:銘無き刃+天を統べるもの+対地攻撃+コンセントレイト:キュマイラ
    濡鴉:至近の白兵に攻撃力マシマシで
    濡鴉:choice[店長さん,鎧の人]
    DoubleCross : (choice[店長さん,鎧の人]) → 店長さん

    濡鴉:店長さ~ん
    御来屋銀治:はーい
    濡鴉:(8+4-2)dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,4,5,5,6,6,7,9,10]+10[2,3,7]+1[1]+4 → 25

    濡鴉:まあまあ……?
    御来屋銀治:ドッジだね
    御来屋銀治:7dx>=25
    DoubleCross : (7DX10>=25) → 10[1,3,7,9,9,10,10]+1[1,1] → 11 → 失敗

    御来屋銀治:頑張るなあ
    GM:出目がいい
    御来屋銀治:ダメージどうぞ
    濡鴉:3d+32
    DoubleCross : (3D10+32) → 18[9,1,8]+32 → 50

    御来屋銀治:いい固定値だ、もちろん死にます
    御来屋銀治:リザレクト
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (99 → 102)
    御来屋銀治:HP3で復活です
    GM:雫ラインだ!
    GM:演出!

    GM:黒い髪が、風に乗ってぶわりと広がる。
    GM:否、それはもはや髪ではなく羽であり。
    GM:肌の表面を裂くようにして――その全身に羽が生え揃う。
    GM:腕は翼に、足は鉤爪に。
    GM:異形の鳥は、甲高く、一声鳴いた。
    御門燐火:進行方向、狙いを察して飛び出そうとする。
    濡鴉:「コーヒーをご馳走様でした」
    濡鴉:その身が浮き上がり、弾丸のように「獲物」へ飛び込んでいく。
    御来屋銀治:「“希望の道化”、俺のことは守らなくて大丈夫だ」
    御門燐火:「……っ」 動きを止める、自身がサポートすべきは────
    御来屋銀治:「うん、頼んだよ」伝わったことを理解して微笑む
    GM:――ズタズタ殺人事件の凶器は、終ぞ見つかっていない。
    GM:単なる刃物では成し得ないであろう傷跡だということだけが分かっていた。
    GM:その答えが、ここに在る。
    GM:羽根のひとひらひとひらが、鋭利な刃となって、渦巻き逆巻き降り注ぐ。
    GM:獲物を屠るために磨かれた鉤爪が、肉片を抉り取る。
    濡鴉:「黒が好きなんです」
    濡鴉:「真っ赤な血がどす黒く変わるのが」
    濡鴉:「あなたの血はどんな赤と黒なんでしょう」楽しそうに、舞い散る羽の中で言う。
    御来屋銀治:舞い散る羽根に切り裂かれ、肉をその強靭な鉤爪で抉られ
    御来屋銀治:赤色が空中に舞い踊る
    御来屋銀治:「……趣味がいいとは言えないね」痛みに苦く顔をしかめて抉られた傷に手をそえる
    御来屋銀治:傷は、ある程度まで回復してなお滴り落ちる血は止まらない
    仙水正樹:金属音が聞こえないのを理由に起きたことを理解する。
    仙水正樹:「強情な奴だ」
    濡鴉:「『普通』はそうでしょうね」けろりとして言う
    渋谷 逆:「……」その様子を遠目に見る、暗い瞳が一瞬揺らぐ。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:燐火ちゃんと夜雲くんがおそろいなのでどうします?
    稲月夜雲:夜雲から行きます!
    GM:うおー!
    GM
    【メインプロセス】稲月夜雲(6)

    稲月夜雲:マイナーはなし
    稲月夜雲:メジャー【雷、天地を裂いて】:アタックプログラム6+雷鳴の申し子3/侵蝕率+7 単体 シナリオ3回 メインプロセス終了時にHP0
    稲月夜雲:対象は濡鴉さん!
    GM:うおーーーっ雷鳴の申し子!
    稲月夜雲:命中行きます
    稲月夜雲:(5+3)dx+3+20-1
    DoubleCross : (8DX10+22) → 8[1,1,2,4,4,6,7,8]+22 → 30

    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を7(→ 7)増加 (100 → 107)
    濡鴉:ドッジダイスが増えてるが判定ダイスマイナス喰らってるので……プラマイゼロだなこれ!
    濡鴉:ドッジチャレンジ!
    濡鴉:いや肉体判定ぶん増えるから増えるのか
    御来屋銀治:完全獣化してたら増えます
    濡鴉:ふえる!
    御来屋銀治:回避は肉体判定
    濡鴉:(8+4+2-2)dx+4>=30
    DoubleCross : (12DX10+4>=30) → 10[1,1,1,2,4,4,5,6,7,8,8,10]+1[1]+4 → 15 → 失敗

    濡鴉:ちょっとがんばった
    稲月夜雲:あぶぶ ダメージいくよ~
    稲月夜雲:C(42-14)
    DoubleCross : c(42-14) → 28

    稲月夜雲:(30/10+1)d10+9+1+28 装甲有効ガード-5
    DoubleCross : (4D10+9+1+28) → 34[9,10,5,10]+9+1+28 → 72

    濡鴉:《鉤爪の底力》不死なる獣lv2 HPダメージ適用直前に使用。[LV×2]D点ダメージ軽減。1シナリオ1回
    濡鴉:4d ダメ軽減
    DoubleCross : (4D10) → 22[2,4,6,10] → 22

    濡鴉:C(72-22)
    DoubleCross : c(72-22) → 50

    濡鴉:キリが……いい!
    濡鴉:でもだいぶ痛い
    GM:演出どうぞ!
    稲月夜雲
    御来屋銀治:あ、まって
    稲月夜雲:はい
    GM:あ
    GM:雫タイムだ
    御来屋銀治:メインプロセス終わりでHP0になるので
    御来屋銀治:その処理もしよう
    稲月夜雲:すみませんうっかり
    稲月夜雲:稲月 夜雲のHPを0(→ 0)に変更 (14 → 0)
    御来屋銀治:コンボ「手取り足取り」 《奇跡の雫》
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を6(→ 6)増加 (102 → 108)
    御来屋銀治:HP10で復活してね
    稲月夜雲:稲月 夜雲のHPを10(→ 10)に変更 (0 → 10)
    稲月夜雲:ありがとうございます…!
    GM:すみませんぴよGMで……!
    GM:ありがとうございます、では改めて演出を!

    稲月夜雲:『機竜展開 20% 腕部格納式ブレード「鉤爪」 65% 脚部装甲「竜鱗」 83% 背部雷撃補助パーツ「双翼」』
    稲月夜雲:『100%、そうだなァ、「雷竜」おれたちふたり。限界突破完了、オールクリア!』
    稲月夜雲:たったひとりにしか聞こえない声が、誇らしげに宣言する。
    稲月夜雲:「空かぁ」異形の鴉を見上げる。
    稲月夜雲:「なら、跳ぶだけだよ!」装甲を纏った脚で、ダン、と地を蹴る。
    稲月夜雲:『雲、あと58センチ』うん、届かないんだね。
    稲月夜雲:「なら」
    稲月夜雲:銀色を纏った手の中に雷が渦巻く。それは優美さの欠片もない、抜身の刃のような形で。
    稲月夜雲:技巧も何もなく、地から天へ振り上げる!
    濡鴉:「む」体勢を立て直し、避けようとして――しかし、黒翼は銀の双翼に追いつけなかった。
    濡鴉:ばりばりめきめきと嫌な音を立て、黒い羽が荒々しく散る。
    濡鴉:「――か、ふっ」ぐらり、揺らいで落ちかけた体躯を、かろうじて意志の力で留めて。
    濡鴉:「……あなた、は。ああ、なるほど」
    濡鴉:「彼女の言っていた通りの、竜ですね」
    稲月夜雲:「……さかさちゃ、が」
    御門燐火:「やべっ! 支部長、気付けてやってくれ!」 無防備に落下する少年の元に駆けていく
    稲月夜雲:言葉は途切れ、少年の身体は揺らいで落ちる。空を飛ぶための翼ではないのだから当然だ。雷を生んだ全身は痺れて、動かなくて――。
    御門燐火:とん、と地面を蹴り、その威力に見合わない宙に浮かぶ。
    御門燐火:「やりすぎだバカ、ちゃんともう一発残しとけよ」 少年を抱き留め、着地
    御来屋銀治:「ありがとう、“希望の道化”」礼を伝えてから
    御来屋銀治:「夜雲くん……“雷竜”、聞こえているね?」
    稲月夜雲:ぴく、と指先が動く。
    御来屋銀治:「このままでは、“真珠竜”が地に堕ちる」
    御来屋銀治:「……一緒に飛んであげられるかい?」
    稲月夜雲:ぎち、と拳が握られる。
    稲月夜雲:「うん!」
    稲月夜雲:しっかりと光を宿した目が、開く。
    御来屋銀治:「ああ、頑張って」
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:燐火ちゃ!
    GM:動きます?待機します?
    御門燐火:うっす!待機しまっす!
    GM:元気のいい待機!
    GM:それでは我らが支部長!
    GM
    【メインプロセス】御来屋銀治(4)

    御来屋銀治:はい
    御来屋銀治:マイナーはなし
    御来屋銀治:メジャーでコンボ「雀の千声鶴の一声」 《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《彫像の声》
    御来屋銀治:単体に装甲無視攻撃 命中でシーン間の対象の行動値-15
    御来屋銀治:対象は逆くん
    渋谷 逆:ぎゃーん!
    御来屋銀治:で、判定前に逆くんに 憐憫/悔悟○ でロイスを取得して即昇華してバステを消します
    渋谷 逆:オワーーーッ
    御来屋銀治:いくよ
    御来屋銀治:14dx7+3
    DoubleCross : (14DX7+3) → 10[1,1,1,1,1,1,1,3,4,4,5,9,10,10]+10[2,7,8]+10[6,10]+4[4]+3 → 37

    御来屋銀治:そこそこ
    渋谷 逆:ウオーッドッジ
    渋谷 逆:2dx+1>=37
    DoubleCross : (2DX10+1>=37) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

    渋谷 逆:むりーーーー!
    御来屋銀治:命中したからシーン間の行動値が-15されるので0になるよ
    御来屋銀治:ではダメージ
    御来屋銀治:4d10+6
    DoubleCross : (4D10+6) → 21[9,1,7,4]+6 → 27

    御来屋銀治:装甲無視
    渋谷 逆:いたーい!
    GM:演出どうぞっ
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を9(→ 9)増加 (108 → 117)

    御来屋銀治:羽を休めている幼い竜を見やってから、その姉弟子に顔を向ける
    御来屋銀治:「逆くん、いいや“真珠竜”いつの間にそこまで輝きが曇ってしまったのかな?」
    御来屋銀治:「あなたはもっと美しい輝きを持っているはずだけれど」
    御来屋銀治:「歪んで、その光がここまで来ない」
    渋谷 逆:「さっき言ったでしょ、あたしはもう竜なんかじゃない」
    渋谷 逆:「……あたしはもう、認められたいなんて、褒められたいなんて、思わない」
    渋谷 逆:「あたしはもう道を違えたんだよ、支部長」
    御来屋銀治:「大馬鹿者、認められてしまったから堕ちる道にいるんだろう」
    御来屋銀治:「悪意だけが敵になるわけではない」
    御来屋銀治:「誠意と善意で塗り固められた檻もまた存在するんだ」
    御来屋銀治:「その異常なレネゲイドの活性がいい証拠だろう」
    御来屋銀治:「そのままだとジャームに堕ちる、それは理解しているんだろうね?」
    渋谷 逆:「……あたしがそうなったら倒せばいい。あたしは歯向かえばいい。それだけでしょ」
    渋谷 逆:「あたしは、」まっすぐに支部長を見て。
    渋谷 逆:その瞳が、泣きそうに歪んで。すぐに、かぶりを振って。
    渋谷 逆:「もう、いらない」何を、とは言わないまま、捻じ曲げ直された空間をもう一度歪ませる。
    御来屋銀治:「…………ああ、そうか」俺が傷付いてはいけない、と
    御来屋銀治:内心で大きく息をつく
    御来屋銀治:(すまないね、巡……教え子に手をかけることになりそうだ)
    御来屋銀治:「『Reflection』」
    御来屋銀治:歪んだ光を空間がはね返し、渋谷逆に襲い掛かる
    渋谷 逆:「うあッ……」弾かれたように数歩下がる
    渋谷 逆:「……いいんだ、それで。あたしは今ここに、全部捨てにきたんだから」
    渋谷 逆:それは主張ではなく、自分に言い聞かせる声音だった。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:戻って来て燐火ちゃん!
    GM:動くかな?
    御門燐火:わしじゃよ
    御門燐火:カラス野郎を殴ります
    GM:はーい!
    GM
    【メインプロセス】御門燐火(6/待機後)

    御門燐火:マイナーなし、メジャーで濡鴉に白兵攻撃
    御門燐火:んーーーーー
    御門燐火:誰にしよっかな
    御門燐火:夜雲かな
    御門燐火:夜雲のロイスをSロイスに指定、タイタス化して昇華します
    御門燐火GR信頼ロイスの効果を使用。判定直前に使用。達成値+15
    御門燐火:というわけで、濡鴉にパンチします
    GM:信頼パンチだ!
    御門燐火:7dx+1+15-1
    DoubleCross : (7DX10+15) → 9[2,2,4,6,7,9,9]+15 → 24

    御門燐火:うーん、びみょいなー
    御門燐火:正樹の兄ちゃんのロイスをタイタス化昇華して
    御門燐火:達成値+1d10します
    御門燐火:24+1d10
    DoubleCross : (24+1D10) → 24+1[1] → 25

    御門燐火:は?
    御門燐火:正樹の兄ちゃんしっかりして
    御門燐火:リアクションドウゾ……
    濡鴉:はい
    濡鴉:《鴉は恨みを忘れない》復讐の刃 リアクション放棄、攻撃してきた対象に白兵攻撃。対象はリアクション不可。
    御門燐火:なにーっ!
    御門燐火:まあいいや
    濡鴉:というわけで信頼パンチは当たります
    御門燐火:ダメージ出します
    御門燐火:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 8[1,2,5] → 8

    御門燐火:君さあ……
    GM:やさしさ
    御門燐火:刃のダメージもどうぞ~
    濡鴉:(8+4-2)dx7+4 復讐の刃白兵
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,3,3,6,6,7,7,8,10]+4[1,1,2,4]+4 → 18

    濡鴉:2d+32
    DoubleCross : (2D10+32) → 18[8,10]+32 → 50

    濡鴉:殺意
    濡鴉:燐火ちゃんのパンチダメージを受けて鴉は……ギリギリ生きてる……!
    御門燐火:チッ
    濡鴉:もう一発殴られたら墜落しそう
    仙水正樹:《斥力障壁》Lv2/オート/自動成功/単体/視界/+2/対象にHPダメージが適用される直前に使用。[1d+Lv*3]軽減。ラウンド1。
    仙水正樹:1d10+2*3
    DoubleCross : (1D10+2*3) → 4[4]+2*3 → 10

    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を2(→ 2)増加 (102 → 104)
    御門燐火:C(50-15-10) 装甲10
    DoubleCross : c(50-15-10) → 25

    御門燐火:HP34→9
    御門燐火:はい
    GM:演出どぞ!

    御門燐火:「……うん」
    御門燐火:大丈夫だな。大丈夫だ。
    御門燐火:零した言葉に、本音が見えた。
    御門燐火:雷はきっと、暗雲を切り開く。それならば────
    御門燐火:「正樹の兄ちゃん、それじゃあ、オレたちの仕事をしようか」
    御門燐火:そも、最初に受けた任務は────ジャーム、濡鴉の処理である。
    仙水正樹:「ああ。そろそろ鬱陶しくなってきたところだ」
    御門燐火:図らずも挟み撃ちの形となる。好都合だ。
    御門燐火:地面を蹴る。重力を弱めることによる急加速と、強くすることによる威力増加の打撃。
    御門燐火:あくまで基礎に忠実に、UGNチルドレンならば誰もが知っているバロール式の白兵戦闘術だ。
    濡鴉:その攻撃を、避けるそぶりすら見せない。
    濡鴉:ただ、次の「獲物」を定めた瞳で、刃を研ぎ。
    仙水正樹:「っ!」咄嗟に重力場を形成する。二者の距離を引き延ばすように。
    濡鴉:打撃が叩き込まれると同時――黒い刃が、御門燐火の装甲に迫る。
    御門燐火:「うおっ」 引き離される、こちらの打撃の威力も削がれるが
    御門燐火:「……助かった」
    御門燐火:今のは致命の一撃だった。
    御門燐火:他者に比べてリザレクトの効力が弱い自分にとって、致命傷は文字通り死を意味する。
    仙水正樹:「攻撃はこちらの仕事だ。領分外に手を出すものじゃない」
    仙水正樹:返答に内心で安堵しつつ視線は上空に向けたまま、刃の軌道を探る。
    御門燐火:「ぼっと突っ立てんのは趣味じゃないもんで」 仮面の下で舌を出した
    濡鴉:「……ふむ。私はそちらの事情に興味はありませんので、彼女が何処へ行こうと構わないのですが」
    濡鴉:「随分、大切にされているんですね?」煽るでもなく、淡々と、感想として述べて小首をかしげる。
    御門燐火:「羨ましいだろ」
    濡鴉:「興味深くはあるかもしれません」
    濡鴉:「まあ、私としては今ので倒れていないあなたの方が興味深いですね」
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:みんな動いた!
    GM
    【クリンナッププロセス】

    GM:何かある人!
    仙水正樹:ない!
    稲月夜雲:なし!
    御来屋銀治:ありません
    御門燐火:なし!
    GM:元気でよろしい!
    GM:第一ラウンド終了!
    GM
    【ラウンド2】
    【セットアッププロセス】

    GM:何かある人~!
    稲月夜雲:なし!
    御来屋銀治:あります
    御門燐火:なしわよ
    御来屋銀治:コンボ「沈黙は金雄弁は銀」 《万色の檻》  ラウンド間のあらゆる判定ダイス+6 シナリオ3回
    仙水正樹:なし!
    御来屋銀治:これでラスト
    御来屋銀治:御来屋 銀治の侵蝕率を5(→ 5)増加 (117 → 122)
    渋谷 逆:《あたしだけの世界》得意領域+イリュージョンシールド ラウンド中RCダイス+LV個、自身を対象に含む判定のダイス-[LV×5]個
    濡鴉:《爪研ぎ》進化の大爪 完全獣化中のみ使用可能。そのラウンド中自身の白兵攻撃の攻撃力+[LV×3]。
    GM:演出あるひと!エネミーは特にないです
    御来屋銀治:ないよ
    GM:はーい!
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:鴉が早いぜ!
    御門燐火:もっとのんびりしてもええんやで
    濡鴉:ウキウキなので
    GM
    【メインプロセス】濡鴉(10)

    濡鴉:マイナーなし
    濡鴉:《天から地へ、赤から黒へ》メジャー:銘無き刃+天を統べるもの+対地攻撃+コンセントレイト:キュマイラ
    濡鴉:choice[鎧の人,竜の子]
    DoubleCross : (choice[鎧の人,竜の子]) → 竜の子

    濡鴉:選ばれたのは夜雲くんでした
    濡鴉:(8+4-2)dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,2,3,3,3,6,8,8,9]+6[1,3,6]+4 → 20

    濡鴉:うーんだな
    稲月夜雲:ドッジチャレンジ!
    稲月夜雲:(5+3)dx+1>=20 〈回避〉判定
    DoubleCross : (8DX10+1>=20) → 10[2,3,3,5,7,7,9,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

    御門燐火:惜しい!
    GM:あぶね
    稲月夜雲:くっ
    濡鴉:わーいダメージ出します
    御門燐火:崩れずの群れ、ついでにグラビティガード 侵蝕92→97
    濡鴉:3d+41
    DoubleCross : (3D10+41) → 15[4,9,2]+41 → 56

    御門燐火:くっ良い出目出しやがって
    御門燐火:15+12+3d10
    DoubleCross : (15+12+3D10) → 15+12+18[7,7,4] → 45

    御門燐火:11点通して倒れます。リザレクト
    御門燐火:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    御門燐火:wwww
    GM:wwww
    御門燐火:なんなんだお前
    御門燐火:HP1 侵蝕98
    GM:演出タイム!

    濡鴉:「先ほどの一撃を見て、あなたを気に入りました」ぶわ、と羽を広げて夜雲くんに接近する。
    濡鴉:「さっきよりも切れ味を増してみたんです。どうぞ受け取ってください」
    濡鴉:ぎらりと鉤爪が光る。
    稲月夜雲:「いらない、よっ!」
    稲月夜雲:ダン、と地を蹴って身をよじる。装甲の重みで、あと、一歩、足りない。
    御門燐火:「────だってさ」 空いた空白に、影が飛び込む。だからあと一歩は要らない。
    御門燐火:「しつこい奴は嫌われるぜ!」 鉤爪に拳をぶつける!
    仙水正樹:反射速度の変化に付いて行けず、張ろうとした障壁が形になる前に爪が閃く。「ちっ」
    濡鴉:その拳が切り裂かれ、血が飛び散る。
    御門燐火:「ッ~~~~!」 衝撃を吸収する機能はある、斬撃への耐性もある。
    御門燐火:だが、自分からぶつけて使用するようなものではない。
    濡鴉:爪自体の攻撃力は大幅に殺された――が、受けた側も無傷ではない。
    御門燐火:切り裂かれた腕をだらりと垂らし、仮面の裏に笑みを浮かべながら濡鴉を見据える。
    濡鴉:「……無傷ではない、とはいえ。頑丈ですね、あなた」はて、と不思議そうにして燐火ちゃんを見る
    御門燐火:「根性だけはあるもんで」
    濡鴉:「良いことです」
    濡鴉:「切る部分がすぐになくなってしまっては、物足りないですから」
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:仙水さん!だがその前に!
    仙水正樹:おっとお
    渋谷 逆:《あたしの時間》加速する刻 即座にメインプロセス
    御門燐火:マジで~
    渋谷 逆:刻はこれで打ち止め!
    渋谷 逆:というわけで割り込ませてもらうよお兄さん!
    GM
    【メインプロセス】渋谷逆(0/加速する刻)

    渋谷 逆:マイナーなし
    渋谷 逆:《そして真珠は、》絶対の孤独+破壊の光+滅びの光+レーザーファン+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
    渋谷 逆:範囲攻撃、命中時判定ダイスをマイナス3個!
    GM:対象は仙水さん以外の三人だ!
    御来屋銀治:はいはい
    御門燐火:範囲か
    稲月夜雲:こーい
    御門燐火:孤独の魔眼使いまーす
    渋谷 逆:きたわね!!!
    御門燐火:対象を単体とし、このキャラクターのみにする 侵蝕98→102
    渋谷 逆:(6+4)dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,3,4,6,6,7,8,9,9,10]+10[4,5,5,8,9]+3[3,3]+4 → 27

    御門燐火:ガードします。どうせ死ぬからグラビティガードは無し
    渋谷 逆:DoubleCross : (3D10+24) → 25[10,8,7]+24 → 49
    渋谷 逆:雑談で振っちゃったので持ってきました
    御門燐火:ふり直してもいいのに♡
    渋谷 逆:やー><
    御門燐火:C(49-15-12)
    DoubleCross : c(49-15-12) → 22

    御門燐火:死にまーす^^
    渋谷 逆:えいえいっ
    御門燐火:立夏のロイスをタイタス化して復活 HP15
    GM:元気になった
    GM:では演出!

    渋谷 逆:ふらり、ふらりと、少女の体が揺れる。
    渋谷 逆:「あたしは……違う、あたしは、あたしはッ……」
    渋谷 逆:過剰活性したレネゲイドに、意識が揺さぶられている。
    渋谷 逆:光の束を、まとめてすべて包み込むくらい、乱暴に広げて。
    渋谷 逆:そのまま、がむしゃらに、三人を飲み込もうとする。
    御門燐火:「ああ、クソ……!」
    御門燐火:疲労は濃く、ダメージは重い。右腕は使い物にならないし、正直もう休みたい。ただでさえ回復が遅いのだ。
    御門燐火:それでも、退けない訳がある。
    御門燐火:使い物にならないなら棄ててしまえ。
    御門燐火:「起動アクティベイト・目眩ます漆黒は笑う/ヘルブリンディ」
    御門燐火:右腕を突き出す。破損した装甲が前面に集まり、その更に前に黒い球体が現れる。
    御門燐火:光は収束し、御門燐火の元にだけ届けられる。
    御門燐火:「がああああああああ!」
    御門燐火:光を受け止めて、しかしそのまま膝を付く。
    渋谷 逆:――癇癪を受け入れて寄り添ってほしい、きっと最初はただそれだけの、小さなわがままだった。
    渋谷 逆:寄り添ってくれる人たちから離れて、癇癪ばかりを育てて、それが歪んだ光になって飛び出した。
    渋谷 逆:だから全部捨てるつもりだった、頭の中で今もずっと、そうだそのまま捨ててしまえと言う声がする。
    渋谷 逆:「……なんで」なのに、なんで、あんたは『受け止めて』くれたの。
    渋谷 逆:なんで、こいつらは、あたしを諦めようとしないの。
    御門燐火:「……お前を抱きしめたいぶん殴りたいやつがいる」
    渋谷 逆:涙をこらえるように、唇をかみしめる。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:お待たせ仙水さん!
    GM
    【メインプロセス】仙水正樹(7)

    仙水正樹:《斥力跳躍》Lv1/マイナー/自動成功/自身/至近/+1/飛行状態で戦闘移動。移動距離+[Lv*2]m
    仙水正樹:濡鴉にエンゲージ
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を1(→ 1)増加 (104 → 105)
    仙水正樹:《一閃host in himself》/コントロールソート:白兵(達人)+コンセ:ノイマン2/メジャー/【精神】/対決/単体/至近/+4/~100%/白兵攻撃。攻撃力固定値27
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を4(→ 4)増加 (105 → 109)
    仙水正樹:10dx7 100%~129%
    DoubleCross : (10DX7) → 10[3,3,4,5,6,6,7,7,8,8]+10[3,6,7,9]+10[6,9]+3[3] → 33

    仙水正樹:よしよし
    GM:ひえー
    GM:対象は鴉でよいですかね!
    仙水正樹:です!
    濡鴉:ドッジチャレンジ
    濡鴉:(8+4+2-2)dx+4>=33
    DoubleCross : (12DX10+4>=33) → 10[1,1,2,3,4,6,7,8,9,9,10,10]+10[9,10]+7[7]+4 → 31 → 失敗

    濡鴉:????
    仙水正樹:あっっぶな
    濡鴉:びっくりした
    仙水正樹:何はともあれあたったのでダメージを出すぜ
    仙水正樹:4d10+30 100%~
    DoubleCross : (4D10+30) → 16[2,2,5,7]+30 → 46

    濡鴉:落ちます!
    御門燐火:ッしゃオラァ!!
    濡鴉:《獣の魂、もうひとつ》蘇生復活 HP1で戦闘不能回復
    濡鴉:満身創痍でまだ動くよ
    御門燐火:おい!
    GM:演出!

    仙水正樹:「知ったことか」自分で考えろ、とばかりに目の前の少女へ言い捨てて上空を見据える
    仙水正樹:仰角27°、高度およそ3……上がって4m。
    仙水正樹:視界に入る情報すべてを処理していく。レネゲイドが十分に活性化した、と理解した。
    仙水正樹:足元に斥力を発生させる。切り裂くために下がった高度がまた上がる前に、さらにその上を取る。
    仙水正樹:予備動作なく宙を駈け、鴉の背に影を落とした。
    仙水正樹:「そろそろ光を遮るのを止めたらどうだ」
    仙水正樹:一閃、その背に剣を突き立てる。作りかけた障壁を収束させ、その翼をへし折っていく。
    仙水正樹:めきめき、と一際耳障りな音がした。
    濡鴉:「あ」翼を奪われた鳥がどうなるかなど明白だ。
    濡鴉:天を統べるものは、地に墜とされる。
    濡鴉:ぐらりとバランスを崩した体は、そのままあっけなく、墜落した。
    濡鴉:「…………くぁッ」カラスの鳴き声に似た音を上げ、口内の血を吐き出す。
    仙水正樹:巻き込まれる前に距離を取る。重力に捉まる前に自分の能力を展開させて。
    仙水正樹:「まずは1人。あとは―――」視線を外し、もう用は済んだとばかりに前を向く。
    濡鴉:「……一羽ですね」ふらりと立ち上がる。
    濡鴉:あちこちの羽がおかしな方向に曲がり、つややかだった翼は見る影もなくひしゃげている。
    濡鴉:「どうやら私はここまでのようですね」今しがた立ち上がったというのに、飄々とそんなことを言って、爪を光らせる。
    仙水正樹:「……引き際を悟ったなら投降したらどうだ」濡鴉に向けて剣を構え直す
    仙水正樹:「お前ばかりにかまけているほど暇じゃない」内心の動揺を悟られないよう《制御》して。
    濡鴉:「籠の中は面白くないので嫌です」子供のように答える
    濡鴉:「私は私の好きにする。あなたがたもそうすればよろしい」血まみれの、ズタズタの姿で、笑う。
    仙水正樹:「お断りだ」
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:燐火ちゃ!!!
    御門燐火:うっす!
    GM:待機なしで動きます?
    御門燐火:復讐の刃してくるなら殴ります!しないなら待機します!
    御門燐火:夜雲くんも同値じゃん!どうしますか!
    稲月夜雲:燐火さんお先に行動決定お願いしたいです!
    御門燐火:うっす!
    GM
    御門燐火:殴り殺します!
    【メインプロセス】御門燐火(6)

    御門燐火:先走っちゃった。マイナーなし、メジャーでクリスタルシールドパンチします
    御門燐火:対象はカラス野郎!
    御門燐火:8dx+1
    DoubleCross : (8DX10+1) → 10[1,2,3,5,7,8,10,10]+9[8,9]+1 → 20

    御門燐火:伸びた……w
    GM:えらすぎる出目
    濡鴉:《鴉は恨みを忘れない》復讐の刃 リアクション放棄、攻撃してきた対象に白兵攻撃
    御門燐火:オートアクションなのでデビルストリングで打ち消します
    御門燐火:侵蝕102→108
    濡鴉:打ち消されるので単にリアクションを放棄しただけの男になります!!!
    御門燐火:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 18[6,4,8] → 18

    GM:出目!?
    御門燐火:ケケケ
    濡鴉:完全に落ちます!!
    濡鴉:そして私が倒れたことにより彼女のイリュージョンシールドが解ける!
    御門燐火:やったー! オレたちの任務達成!
    GM:演出だ!

    御門燐火:「オレ達はお前に好きにさせないのが仕事なんだよ……」 膝を付いたまま、少女が呟く。
    御門燐火:「起動アクティベイト希望齎す勝利の槍グングニル
    御門燐火:少女の体が倒れる。膝から先が無くなったためだ。
    御門燐火:無くなった? 違う。移動したのだ。
    御門燐火:漆黒の球体が、濡鴉の頭上に。
    御門燐火:御門燐火の能力は基本的な重力操作の魔眼────そして、それを自身の肉体として扱えるほどのRC能力だ
    御門燐火:────落ちる。
    濡鴉:直接殴りかかって来るなら、拳で鉤爪を止めにくるなら、今度こそその身を切り裂こうと思っていた。
    濡鴉:くらりと、眩暈。血が足りなくなったかと考えて、影が落ちていることに気付く。
    濡鴉:――重力変動による、平衡感覚の狂い。それを理解するまで時間がかかっただけ、確かに満身創痍ではあったのだろう。
    濡鴉:羽も、爪も、咆哮も、肉も血も骨も心臓も、圧倒的な「黒」に飲み込まれて。
    御門燐火:「黒色が好きだって? 良かったな、お前の人生────お先真っ暗だ」
    濡鴉:「――上手いことを仰る」に、と最期まで笑って見せ。
    濡鴉:一羽の鴉はそのまま音もなく、地に伏せた。
    御門燐火:倒れたまま、仙水に向けて左手を上げる
    仙水正樹:彼女の足元に目をやって顔を顰めて。「……無茶のし過ぎだ」
    仙水正樹:「仕留め損ねた。感謝する」未だ拡散を続ける光に目をむけたままそれだけ呟きます。
    GM
    【イニシアチブプロセス】

    GM:夜雲くん!空さん!出番だ!
    稲月夜雲:はぁい!
    GM
    【メインプロセス】稲月夜雲(6)

    稲月夜雲:マイナーで戦闘移動、逆ちゃんにエンゲージ
    稲月夜雲:メジャー【それは目も醒めるような】:アタックプログラム6+雷鳴の申し子3/侵蝕率+7 単体 シナリオ3回 メインプロセス終了時にHP0
    稲月夜雲:(5+3)dx+3+20-1
    DoubleCross : (8DX10+22) → 10[1,1,2,6,7,8,8,10]+1[1]+22 → 33

    稲月夜雲:回った!
    GM:えらい!!!
    稲月夜雲:対象はもちろん逆ちゃん!
    渋谷 逆:ドッジチャレンジ!
    渋谷 逆:2dx+1>=33
    DoubleCross : (2DX10+1>=33) → 10[7,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

    渋谷 逆:ちょっとがんばったじゃん
    稲月夜雲:渋谷逆のロイス、感情を憧憬/〇猜疑心→〇諦めない/後悔に変更
    稲月夜雲:渋谷逆をSロイスに指定、タイタス昇華します!効果はダメージ+5d!
    稲月夜雲:C(42-10)
    DoubleCross : c(42-10) → 32

    稲月夜雲:(33/10+1)d10+9+1+32+5d10 装甲有効ガード-5
    DoubleCross : (4D10+9+1+32+5D10) → 20[5,1,6,8]+9+1+32+32[9,9,4,7,3] → 94

    渋谷 逆:なんと……落ちます!蘇生もなし!
    稲月夜雲:やったああああ!!
    GM:存分に演出を……しよう!!!!
    稲月夜雲:する…!

    稲月夜雲:「逆ちゃん!!」
    稲月夜雲:一歩一歩、光を握りつぶして歩く。
    稲月夜雲:道を塞ぐ、質量を持ったひかりに足を折られそうになって、伸ばした手を曲げられそうになって。
    稲月夜雲:それでも真っすぐに進む方法を、希望の見つめ方を、教えてくれた背中がいるから。
    稲月夜雲:「逆ちゃんは何にも分かってない!!」
    稲月夜雲:「逆ちゃんがいなくなってから今まで、僕がどんな気持ちでいたか」
    稲月夜雲:「何にも分かってないから、そんな無茶な薬を使って、戻れなくなったら自分を殺せばいいなんて、馬鹿なことが言えるんだ!」
    稲月夜雲:「夢を見たよ。逆ちゃんがズタズタになって、真っ赤に、真っ黒になってる夢を」
    稲月夜雲:「リンドウくんが泣き叫んで、立夏くんが崩れ落ちて、巡師匠が静かに泣く夢を」
    稲月夜雲:「何度も何度も何度も何度も、ねぇ、思ってなかったんでしょそんなこと、僕が、僕らがどんなに逆ちゃんのことが好きか、分かってないんでしょ!!」
    渋谷 逆:ひゅ、と喉から空気が漏れる。丸い目がもっとまるくなって、怒り狂う弟弟子の姿をしかと映す。
    渋谷 逆:ちがう、あたしは。あたしは……あたしのしたいことは。
    渋谷 逆:かわいい後輩に、こんな顔をさせることじゃ、なかった。
    渋谷 逆:誰かを傷つけることじゃ、なかった。
    渋谷 逆:「……だ、って、あたし、は」
    渋谷 逆:「あたしだって、あたしだって……ずっと好きでいたかった、ずっと、しあわせでいたかった」
    渋谷 逆:「なんで、どうして、違う、あたしだって夜雲っちが好き、好き? 好き、なのに、だったのに、なんで」
    渋谷 逆:頭を掻きむしる。見開いた目が充血する。ぐらりぐらりと、世界が揺れる。
    稲月夜雲:1メートル。
    稲月夜雲:”敵”に鉤爪が届く距離。
    稲月夜雲:だけど、諦めなくていいと、背中を押してもらったから。
    稲月夜雲言葉学んだとっておきの武器を、振るう。
    稲月夜雲:「逆ちゃん」
    稲月夜雲:「しあわせでいたかった、なんて、言わないで」
    稲月夜雲:「しあわせでいたいって、言ってよ。言っていいんだよ」
    稲月夜雲:「ごめんね」
    稲月夜雲:「逆ちゃんに一人で諦めさせるような、不甲斐ない弟弟子で」
    稲月夜雲:そっと頬に手を伸ばす。銀色を纏った鉤爪も、生身の柔らかい手も、両方。
    渋谷 逆:「――――」その瞳から、ぼろっと涙が零れ落ちる。
    渋谷 逆:「ちがう、夜雲っちは、ずっといい子だった」
    渋谷 逆:「あたしが、勝手に、悪い子になっただけ」
    渋谷 逆:「でも、でも、ちがう、あたしは、あたしを見てほしかっただけで」
    渋谷 逆:「だれかから、なにかを、うばいたいわけじゃ、なかったのに――」
    稲月夜雲:50センチ。
    稲月夜雲:「逆ちゃん」
    稲月夜雲:「ぎゅってしていい?」
    稲月夜雲:返事を待たずに、0センチ。
    稲月夜雲:「大丈夫だよ、逆ちゃん」
    稲月夜雲:「一緒に考えよう?」
    稲月夜雲:「逆ちゃんが他の人から奪わないまま、本当に悪い子にならないままで」
    稲月夜雲:「逆ちゃんがやりたいことが出来て、しあわせでいられて、きらきらでいられる方法を」
    稲月夜雲:「難しいかもしれないけど。ひとりぼっちでも、ふたりぼっちでもないから」
    稲月夜雲:「きっと、大丈夫だよ」
    稲月夜雲:少女を抱きしめたまま、少年の身体から雷が迸る。
    稲月夜雲:それは、歪んだひかりの全てを、切り裂いていった。
    渋谷 逆:「……夜雲っち、ほんとにバカ」ふへ、と力なく笑って
    渋谷 逆:「突然乙女を抱きしめるのは、マナー違反だっつったじゃん……」
    渋谷 逆:目を閉じて、まばゆい雷に身を任せる。
    渋谷 逆:――あたしの光より、もっとずっときらきらで、あったかくて。
    渋谷 逆:あたしの道を照らしてくれるような、そんな銀色の光。
    稲月夜雲:ふふ、と笑って目蓋が落ちて。抱きしめる腕は解かないまま、ぐらり、と、少女ごと体が揺れる。
    御来屋銀治:「……っと、まったく無理ばっかりするね」夜雲くんの後ろから2人を支えるように腕が伸びて
    御来屋銀治:「いったい誰に似たんだろうね、2人とも…」苦笑混じりの言葉はひどく柔らかい色を伴って
    御来屋銀治:「夜雲くん、抱えてくれてありがとう」眩いまでの光に感謝を
    御来屋銀治:「……逆くん、おかえりなさい」輝きを取り戻した少女には出迎えを
    御来屋銀治:「2人とも、よく頑張ったね」
    御来屋銀治:聞こえているかどうかはわからない、それでもきっとこれでいい
    GM
    GM:少女は居場所を移し、ジャームは倒された。
    戦闘終了――UGNの、勝利だ。



    【バックトラック】

    GM:みんな大好きバックトラックだ!なんかみんな健やかじゃないですか???
    御門燐火:すこやか!
    稲月夜雲:最強の盾がいらっしゃったので…
    GM:最強の盾、ロイスこそ削っているものの侵蝕率がすこやかすぎる
    GM:仙水さんなんかロイス削れてねえ
    御来屋銀治:そこそこ上がっていますがロイスは健やか
    仙水正樹:なにもかも健やかです
    稲月夜雲:いっぱい守ってもらったので健やか
    GM:クソーッ次回はもっところす!!!
    御来屋銀治:wwwww
    仙水正樹:直接的すぎる殺意
    GM:というわけでタイタス化してないロイスの数だけダイスを振って帰ってきてください
    仙水正樹:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 31[1,9,3,6,3,9] → 31

    GM:振り足し希望がある人は言ってね
    御来屋銀治:実は等倍が怪しいので2倍です
    御門燐火:えーと攻撃に2枚と復活に1枚なので、残りは3枚かな
    仙水正樹:仙水正樹の侵蝕率を31(→ 31)減少 (109 → 78)
    御門燐火:108-3d10
    DoubleCross : (108-3D10) → 108-13[4,2,7] → 95

    御門燐火:あぶねっ
    稲月夜雲:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 29[1,9,1,9,9] → 29

    稲月夜雲:なに?
    御来屋銀治:122-10D10
    DoubleCross : (122-10D10) → 122-49[6,9,4,1,4,3,6,2,9,5] → 73

    御来屋銀治:3点
    稲月夜雲:稲月 夜雲の侵蝕率を29(→ 29)減少 (114 → 85)
    GM:おかえりなさーい!
    稲月夜雲:5点!

    ED1:無代の刀

    GM:つい先日訪れたブリーフィングルームに、あなたはいた。
    瀬名 卯月:「というわけで、お疲れ様でした」
    瀬名 卯月:「まだまだ色々面倒はあるケドね、キミの担当はひと段落って感じかな?」
    瀬名 卯月:ぺらぺらと資料をめくりつつ仙水さんをねぎらう。
    仙水正樹:「ああ。”濡鴉”に関する報告はそのファイルにまとめている」
    仙水正樹:「離反したチルドレンについては支部でのレポートの方が詳しいだろうが一応は触れている。”アダマス”についてはまだ懸念が多いな」
    瀬名 卯月:「そだねえ、前向きに考えるならそういうセルの存在を見つけられたってだけでも一応前進かな?」
    瀬名 卯月:「”真珠竜”については……支部長たちが頭を悩ますだろうね」
    仙水正樹:「あとは……そうだな。ここの支部長の御来屋とは少し馬が合わんというくらいか」
    瀬名 卯月:「んっふ」笑っちゃった
    仙水正樹:「支部長としては優秀なんだろうがな。ああまで躱すのは質が悪い」
    仙水正樹:「……何がおかしい」
    瀬名 卯月:「いや、それ……ボクに報告するの、素直だなって思って……」
    瀬名 卯月:「それくらい気安く話してもらえるようになったのは嬉しいよ」ふふふ
    仙水正樹:「…………」ポケットに手を突っ込んで
    仙水正樹:「連携の都合もあるだろう」くるしまぎれ
    仙水正樹:「報告は以上だ。他に用件がなければこのまま帰るぞ」
    瀬名 卯月:「ソウダネー」微笑ましい顔
    御来屋銀治:ブリーディングルームの外からノックの音がして
    仙水正樹:「次の予約があったか」瀬名さんを見る
    瀬名 卯月:「うん? 部屋の予約あったかな……はいはーい?」ドアを開けます
    御来屋銀治:「やあ、お疲れ様」にこやかな笑顔で部屋の前に
    仙水正樹:「…………」一瞬苦い顔をする
    瀬名 卯月:「あやや、支部長。お疲れ様ですー」
    瀬名 卯月:「急ぎの要件ですか? それとも彼にご用事で?」にこやかに仙水さんを示す
    御来屋銀治:「今回はとても世話になったからね、お礼を言っておきたくて来たんだよ」苦み走った顔を見逃してはいないがそこには触れずに
    御来屋銀治:支部内の話も把握しようと思えば出来るが基本的には聞かない主義だ
    仙水正樹:「依頼された件が他のものと繋がっていること自体は珍しくもないだろう。同じ市内のことならなおさら」
    御来屋銀治:「はは、それだけじゃなくてね」
    御来屋銀治:「俺や夜雲くんのことにまで気を配ってもらっただろう?」
    御来屋銀治:「そこは仕事の範疇を超えるかな?と思ったんだが」
    御来屋銀治:「仕事の内だったかな?」
    仙水正樹:「……特段気を配ったつもりはない」言葉を濁す
    仙水正樹:「そう見えてたんなら、ここの支部の空気がそういうものだったってことだろう」
    御来屋銀治:「ふふ……嬉しいことを言ってくれるね、ああ、でもこちらがとても助かったのは事実だからね」
    御来屋銀治:「感謝してるよ、心から」
    仙水正樹:「……ああ」礼は礼として受け取っておく
    仙水正樹:ほらこれだ、という視線で瀬名さんを見ておこう
    御来屋銀治:「また縁があったら是非空喜ここに来てくれると嬉しいよ、夜雲くんも喜ぶだろうしね」
    瀬名 卯月:いや仲良しじゃん、と思ったが言うのは我慢してニコ!としておいた
    仙水正樹:「声がかかるなら応じるさ。イリーガルはそういうものだからな」
    御来屋銀治:「カフェのお客様として、という意味だよ」
    御来屋銀治:「俺も友人の顔が見れると嬉しいものだしね」
    仙水正樹:「……」返答を考えてたら爆弾が投げ込まれた
    仙水正樹:「友人になった覚えはないが?」
    御来屋銀治:「おや、それは残念だ」返された言葉を受けても笑顔は変わらず
    仙水正樹:「そんな店主がいるところに客としてくるのはお断りだな」
    仙水正樹:「……話は終わりだな?失礼する」終わりじゃなくても失礼しそう
    御来屋銀治:「そうかい?困ったらいつでも訪ねて来てくれ」
    御来屋銀治:「俺の可能な範囲であなたの力になることを約束するよ」
    御来屋銀治:「俺は噓は吐かないようにしているからね、そこは信じてくれていい」
    仙水正樹:「生憎お前を話し相手にするほど困っていないんでな」
    仙水正樹:「安請け合いは支部の中くらいにしておけ」
    仙水正樹:そう言って部屋を出て行きましょうか
    御来屋銀治:「怒られてしまったね…」くすぐったそうに笑っている
    瀬名 卯月:「いや~、支部長にああ言えるのなかなか貴重な人材ですよ」けらけら
    御来屋銀治:「本当にね。…卯月くん、彼を送って行ってもらえるかな?」
    御来屋銀治:「俺は彼を怒らせるのが上手いみたいだから」
    瀬名 卯月:「はいはーい。支部長も忙しいですしねえ」
    瀬名 卯月:「じゃ、行ってきまーす」仙水さんを追って部屋を出ます

    “無代” 仙水 正樹

    (illustration:秋庭式おとこのこ改)

    ED2:振るうは口八丁

    GM:仙水と瀬名が去ってしばらくの後、ノックの音。
    筑紫 巡:「お待たせしました、支部長」
    渋谷 逆:「…………」気まずげ
    御来屋銀治:「うん、お疲れ様」
    渋谷 逆:巡の長身に隠れるようにもぞもぞしている
    御来屋銀治:「どうぞ座って」と自分の向かいの並んだ席を促して
    GM:ふたりはおとなしく並んで座ります。
    御来屋銀治:「…さて、ここに呼ばれた理由は2人とも理解できていると思うんだけれど」
    御来屋銀治:「しっかり言っておかないとね、逆くんの処遇に関する話だ」
    渋谷 逆:身を固くする。
    筑紫 巡:「はい」背筋を正す。
    御来屋銀治:「結論から先に言おう、逆くんは此度の件に関しての責任をとって」
    御来屋銀治:「保護観察処分、かつ給与は半減。もう一度巡の監督下でチルドレンとして学び直して貰う」
    渋谷 逆:「ふぇ」素っ頓狂な声を上げて銀治さんを見る
    渋谷 逆:「……えっ、えっ」
    御来屋銀治:「いいかい?俺があなたにあげられる自由の最大限度がこの処置になる」
    御来屋銀治:「どれだけ窮屈でも一人きりでの行動は許可しない」
    御来屋銀治:「必ず、エージェントの監視下で任務にはあたってもらうことになる」
    御来屋銀治:「…………これが、あなたにとってどう映るのかは分からないけれどね」
    渋谷 逆:「…………」ちらっと隣の巡を見る
    筑紫 巡:「……貴方の判断に異を唱える立場ではありませんが」
    筑紫 巡:「私で、いいのですか?」
    御来屋銀治:「おや……、門下生を放り投げて逃げるのかい?」
    御来屋銀治:「俺の親友が?」
    筑紫 巡:「…………」
    筑紫 巡:「門下生」と、目を合わせて。
    筑紫 巡:「渋谷、聞きましたね?」
    渋谷 逆:「…………」
    筑紫 巡:「私はあなたを放り捨てたりしません。……あなたが、私から逃げない限り」
    渋谷 逆:「……ほんとさあ」
    渋谷 逆:「そーゆーとこ、変わんないんだなあ……」へにゃ、と泣きそうな顔で笑う。
    御来屋銀治:「…逆くん、これはあなたに伝えておかないといけないことだ」
    御来屋銀治:「一度離反した、という事実は決して消えない…もみ消したりもしない」
    御来屋銀治:「だからこそ、あなたがいる場所は今までよりもはるかに人の目に晒されることになる」
    御来屋銀治:「もう一度逃げたくなっても、今度は守ってあげられない」
    御来屋銀治:「正しくて良い子でいなさい、なんてことは言わないから」
    御来屋銀治:「あなたのことを大切にしている子たちを悲しませるようなことだけはやめておきなさい」
    御来屋銀治:「疲れて休みたくなったらいつでも俺や巡を頼っていい、そのために俺たちはいるんだからね」
    渋谷 逆:「ッ」ぎゅ、と拳を握る。頭に浮かぶのは、まばゆい弟弟子。
    渋谷 逆:「……あの。御来屋、支部長。…………し、師匠」
    渋谷 逆:「…………ごめん、なさい。ありがとう、ございます」
    渋谷 逆:たどたどしく、それでも自分の言葉でそう言って、ぺこ、と頭を下げる。
    御来屋銀治:「はい、どういたしまして」礼も謝罪も受け取って笑う
    筑紫 巡:「……私からも。寛大な処置をありがとうございます、支部長」礼
    御来屋銀治:「……その分あなたに負荷がある、ってことなんだけどね」苦笑交じりでその礼を受ける
    御来屋銀治:「いいかい巡、俺が守れる逆くんの日常は限りある」
    御来屋銀治:「あなたの指導がその日常と自由の基礎になるんだ、しっかり教えていきなさい」
    筑紫 巡:「……その点については、私より優秀な師がいると思いますが」弟弟子とか。
    御来屋銀治:「お互いに、学んでいくものだろう?」
    筑紫 巡:「違いありません」
    筑紫 巡:「あなたにも。いつも教わってばかりだ」
    御来屋銀治:「自分には不向きだからって向き合うことから目を逸らしてはいけないよ」
    御来屋銀治:「俺もまだまだ至らないけれどね」
    御来屋銀治:「………うん、俺からの話はこんなところだ」
    筑紫 巡:もう一度銀治さんに礼をして。
    筑紫 巡:「渋谷。貴女への指導に手を抜くつもりはもちろんありませんが」
    筑紫 巡:「私も、貴女から教わりたいことがたくさんあるんです」
    筑紫 巡:「もう違えないように。……ご協力、願えますね?」
    渋谷 逆:「う」まっすぐ見つめられて居心地悪そうにして
    渋谷 逆:「…………よ、ろしく、おねがいします……」小さい声で言って、ぺこり。

    "雲雀鳴子" 御来屋 銀治

    (illustration:suke男子メーカー)

    ED3:道化は去り

    GM:同支部、カフェスペース。
    渋谷 逆:レモンスカッシュをストローでくぴくぴ飲んでいる少女と。
    七竈 立夏:抹茶ラテを飲んでいる少年。
    御門燐火:からんからんと音が鳴り、1人の少女が店内に入ってくる。
    御門燐火:そのまま逆たちのテーブルへ。
    御門燐火:「よっ」 片手を上げつつ椅子を引いて座る。
    渋谷 逆:「……親切だったおねーさん」複雑な顔
    七竈 立夏:「お疲れっす、御門さん」ぺこり
    御門燐火:「なんで過去形なんだよ」 苦笑いしつつ、オペレーターも務める店員にオレンジジュースを注文する
    渋谷 逆:「逆ちゃんは今ナイーブなお年頃なんですう」
    御門燐火:「なんだよ今度はプリンでも奢ってほしいのか?」
    渋谷 逆:「おごってくれるならもらうけどー!」
    七竈 立夏:「もらわないでください逆先輩」困惑
    御門燐火:「奢らないけどな、暫く大人しく反省してな」 逆の頭をつつく
    渋谷 逆:「うう。UGN関係者だって知ってたらもっと高い物奢ってもらってたのに」
    御門燐火:「いやあれも財布忘れたって言うから貸しただけだからな?」
    御門燐火:「所在割れてんだから返してもらうぞ」
    渋谷 逆:「…………」
    七竈 立夏:「…………」ほんこの姉弟子……という目
    御門燐火:圧をかけるように額をツンツンツンツン……
    渋谷 逆:「み”ゃーーーー」ツンツンされている
    渋谷 逆:「か、返す! 返すから!」
    渋谷 逆:「なんていうんだっけこういう……身辺整理ってやつだから!」
    御門燐火:「よろしい。小銭を探すのも面倒だろう。500円でいいぞ」 コンビニスイーツなので本来200~300円くらいだ
    七竈 立夏:「多分『更生したので借りは返していきたい』みたいなニュアンスですね」解説
    御門燐火:「どんな翻訳だ……」 呆れている
    渋谷 逆:めそめそしながら五百円玉出します。
    渋谷 逆:値段は覚えてないので言い値だ。そういうところある。
    御門燐火:「で、処分決まったんだって?」 500円玉を受け取りながら言う
    渋谷 逆:「そうだよ! それで今あたしの給与半額なのに……」
    渋谷 逆:「のに…………」
    渋谷 逆:複雑な顔でうつむく。
    御門燐火:「……オレもそろそろ次の支部行くからな」
    御門燐火:「巡さんの代わりにオレが監視受け持って逆も色々巡ってくるか?」
    御門燐火:今回の件は彼女が世間知らずな面もあるだろう。いろんな場所を見て回ることで変わるものもあるはずだ。
    渋谷 逆:「んん……」
    渋谷 逆:レモンスカッシュをストローでくるくる混ぜて。
    渋谷 逆:「……うん。いずれは、そういうこともできたらいいな、って思うけど」
    渋谷 逆:「今は、あたしがもともと持ってたはずなのに、自分で落っことしちゃってたものを、『もう一回』見直したいんだ」
    渋谷 逆:「せっかく、そうしてもいいよ、って言ってくれた甘い大人がいるからさ」
    渋谷 逆:へらっと笑う。
    御門燐火:「そうか」 優しい笑みを浮かべながらオレンジジュースを飲む。
    御門燐火:「心配は要らなさそうだな。しっかり見直して来いよ」
    御門燐火:自分というものがしっかり定まっていれば、そうそう折れないものだ。
    渋谷 逆:「……ごめん。おねーさん、過去形じゃなかった」
    渋谷 逆:「優しいし、甘いよ、おねーさんも」
    御門燐火:「いや別に甘くはないだろ、妥当だ」
    御門燐火:「厳しすぎるとダメなことを知ってるだけ」 同期を何人も失ってるので実感が伴っている
    渋谷 逆:「あ、それはマジで大事。おねーさん大好き」手のひらぐるんぐるん
    御門燐火:「おうおう、ちなみに立夏は?」 立夏を指差す
    七竈 立夏:「へ?」大事な話してるっぽかったので背景の気持ちだった男
    渋谷 逆:「立夏っちはあたしに厳しい」
    七竈 立夏:「普通だが???」あまりのことに敬語が取れた
    御門燐火:「あははは」
    七竈 立夏:「あ、御門さん……その、すんませんでした。いろいろと」主にミドル戦闘時のあれ
    御門燐火:「ん? ああいや、あれはオレが悪い」
    御門燐火:「フォローできなくて悪かったな、絞られたろ」
    七竈 立夏:「いや、どう考えても俺が軽率でした」
    七竈 立夏:「俺が悪かったんだから怒られるのは別にいいんですけど、迷惑かけたから」頭を下げる
    御門燐火:「まあ自覚してんなら大丈夫だろ。暴走なんて誰にでもあるしな」
    御門燐火:「オレは別に迷惑だと思ってないし」 笑いながら
    渋谷 逆:「立夏っちマジで真面目だよねえ」
    七竈 立夏:「あんたはもうちょっと真面目でもいいんじゃないですかね????」
    御門燐火:「じゃあ2人合わせてちょうどいいだろ」 けらけら笑って
    御門燐火:「じゃ、オレそろそろ行くわ」 伝票を取って立ち上がる
    渋谷 逆:「燐火ちゃん」LINEで知った名前で呼んで。
    渋谷 逆:「……今度はあたしが何か奢るから」
    渋谷 逆:ちょっと気恥ずかし気に笑う。
    御門燐火:「おう、じゃ焼肉奢れるくらいにはなっててくれ」 手を振って去っていく

    "希望の道化(クラウン・ホープ)" 御門 燐火

    (illustration:御影)

    ED4:竜は笑顔で迎える

    GM:渋谷逆には、常に師あるいは同門から一人以上の監視が付くことになった。
    GM:それはつまり、同門の者と一緒なら出掛けてよいということだ。
    渋谷 逆:「夜雲っち~~、あと何買うの?」
    渋谷 逆:買い物袋をがさがさ提げて弟弟子に絡む。
    稲月夜雲:「えっとねぇ、目標は皆で食べる晩御飯で」
    稲月夜雲:「リンドウくんの希望でお鍋、具材とおやつは好きにしてよし、だって」
    稲月夜雲:「普通のお鍋に必要そうな、お肉とかお豆腐とかは揃ったねえ」
    稲月夜雲:「―逆ちゃんは、何が食べたい?」
    渋谷 逆:「キムチ」鍋全体に影響を与えようとする
    稲月夜雲:「キムチ」
    渋谷 逆:「今からでもキムチ鍋ってことに……ならない?」
    稲月夜雲:「…ふふ。いいよ、チーズも買ってくれるなら」
    稲月夜雲:「僕、辛いのあんまり得意じゃないから」
    稲月夜雲:「チーズがあると辛いの大丈夫だって、空が調べてくれた!」
    渋谷 逆:「……夜雲っちはさぁ~~~」
    渋谷 逆:「そーゆーときはみんなで食べるもんだから無難な味にしようね!とか言っていいんだよ……」
    渋谷 逆:「買うけど……」
    稲月夜雲:「そうなの?」
    稲月夜雲:「逆ちゃんが食べたいものと、みんなが食べたくて食べれるものが、同じになるように出来たらよくない?」
    渋谷 逆:「そうだね、それは最高のやつだと思うけども」
    渋谷 逆:「……ねえ夜雲っち。言ったっけ、これ」
    稲月夜雲:「?」
    渋谷 逆:「あたしはあたしの好きなように生きたいし、ワガママだって通したいけど」
    渋谷 逆:「……誰かを傷つけてまでそうしたいわけじゃ、なかった」
    稲月夜雲:「…うん。あの時、聞かせてくれた」
    渋谷 逆:「だから、そうさせてよ。夜雲っちの好きと、あたしの好きが、ちょうどいい位置に来るように」
    稲月夜雲:心底嬉しそうに、笑って。
    稲月夜雲:「うん!!」
    稲月夜雲:「じゃあ、キムチ半分にして、残りトマトにしてほしいなぁ」
    稲月夜雲:「それでもいい?」
    渋谷 逆:「は? 夜雲っちセンス良すぎじゃん……そうしよそうしよ、てか鍋分けね? 二個作ろうよ」
    渋谷 逆:「食べ盛り男子多めだし量あって困ることないっしょ」
    稲月夜雲:「あ、いいね!お鍋、一回り小さいのならもう一個あったはずだし」
    稲月夜雲:「巡師匠が…あっ」
    稲月夜雲:「な、なんでもなかったや」目が泳ぐ
    渋谷 逆:「師匠が何?」じーーーーっ
    稲月夜雲:「う……」
    稲月夜雲:「ご飯代、巡師匠が出してくれるから、好きなの買わせてあげていいですよって…」
    稲月夜雲:「でも逆に言ったら絶対高いお肉とか買うから言わないでくださいねって」
    稲月夜雲:「言われてた」全部言ってる
    渋谷 逆:「言われてたか~~~~~~」にっこーーーり
    稲月夜雲:「あううううう」
    稲月夜雲:「逆ちゃん、落ち着こう、思いとどまろう、ねっ?」
    稲月夜雲:「ほら、お野菜!お野菜買いに行こう!!」
    稲月夜雲:肉コーナーから引き離そうと必死。
    渋谷 逆:「やーーだーー!! 人の金で高いごはんが食べたい!!!」
    稲月夜雲:「逆ちゃん!!!!めっ!!!!」
    稲月夜雲:「どうしてもなら僕が出すから!!!」
    渋谷 逆:「いや流石にそこまで落ちぶれてはいないけどぉ!?!?」
    渋谷 逆:「……わかんない、落ちぶれてたかもしんない……」急に落ち着いた
    稲月夜雲:「よかった…落ち着いてくれた…」
    稲月夜雲:「お肉、普通のお値段のやつを多めに買おうか」
    稲月夜雲:「二つ目のお鍋の方がお肉少なかったら戦争だもんね」
    渋谷 逆:「夜雲っち……あれ、夜雲っち何歳だっけ……いやなんでもない……」さすがに自分を省みた様子
    渋谷 逆:「……うん、それで」
    渋谷 逆:「でもキムチはちょっと良いやつがいいな」
    稲月夜雲:「うん。じゃあこっちにしよう」本格、と書いてあるキムチをかごに入れる。
    稲月夜雲:「これで、お鍋の材料は大丈夫だね」
    稲月夜雲:「他に、逆ちゃんが買っておきたいものとか」
    稲月夜雲:「行きたいところとか、ある?」
    稲月夜雲:「…僕は一門の甘やかし担当だから、ね」
    稲月夜雲:この機会にちょっと羽を伸ばしたっていいよ、と微笑みで告げる。
    渋谷 逆:「……言うてさ」
    渋谷 逆:「みんな甘いでしょ、あたしに」
    稲月夜雲:「うん」
    渋谷 逆:「…………ううう」
    渋谷 逆:「……あたしは知っての通りめちゃくちゃ人に甘え倒して生きていきたい女だけども」
    渋谷 逆:「なんであの時そうしなかったかなあ……」ぽつりと、ひとりごとのように
    稲月夜雲:「ほんとだよ」
    稲月夜雲:「それは僕らみんな怒ってるからね」
    稲月夜雲:ぷん、と頬を膨らませて。
    渋谷 逆:「はい……反省してます……」しょも
    稲月夜雲:「………」
    稲月夜雲:「あの時、に。手が届かなくて、ごめんね。逆ちゃん」
    渋谷 逆:ふるふると首を振って
    渋谷 逆:「あたしが勝手に、手の届かない場所まで逃げただけ」
    稲月夜雲:ふ、と笑って。
    稲月夜雲:「じゃあ、両成敗でも、いい?」
    渋谷 逆:「そこはあたしの分を多めにしといてもらわないと困るかな……」
    渋谷 逆:「……これでも反省してる、から」
    渋谷 逆:「怒るところは、怒ってもらえる方が、……助かる、的な」
    渋谷 逆:もごもご。
    稲月夜雲:「うん。じゃあ七三わけで」
    稲月夜雲:ちょっと違うかな?と首をかしげて。
    稲月夜雲:「もう、逃げないでくれると嬉しいな」
    稲月夜雲:「嬉しいだけで逆ちゃんのことぎゅって出来ないの、もう二度と嫌だから」
    渋谷 逆:「…………うい」ふわっとした返事で頷く
    稲月夜雲:「よろしい」偉そうに言って、へへ、と照れ笑いして。
    稲月夜雲:「じゃあ、」
    稲月夜雲:「一緒に帰ろうか。逆ちゃん」
    稲月夜雲:片手を差し出す。
    渋谷 逆:一度は逃げた手。差し出されるのを待つまでもなく、振り払ったその手を。
    渋谷 逆:控えめに、握って。
    渋谷 逆:「……夜雲っちさぁ」
    渋谷 逆:「たらしだよね」おかしそうに笑う。
    稲月夜雲:「たらし……?」きょとんと首をかしげて、歩き出す。
    稲月夜雲:誰にも聞こえない声で、機械の竜が苦笑する。
    稲月夜雲:――あァ、演算なんてするまでもねェやな。
    稲月夜雲:手を繋いだ二人が、一門の待つドアを開けるまで、48分。
    稲月夜雲:当然のように/大きな代償を払った上で、かけられる言葉は。
    稲月夜雲:『おかえりなさい』に、決まっている。

    "雷竜” 稲月 夜雲

    (illustration:ei@)

    マスターシーン:そして、光無きアダマス

    ”????”:「”濡鴉”くんは確保され、”真珠竜”ちゃんはUGNに再所属」
    ”????”:「うーん。いっぺんに二人もいなくなって、寂しくなっちゃったなあ」
    ”????”:「でも、”真珠竜”ちゃんには帰りたいお家があったのね。それは良かった」優しく微笑んで
    ”????”:「さあ、落ち込んでばかりいられないわ。また『お友達』を増やすためにがんばらなくちゃ」
    ”????”:「あなたが起きたとき、たくさんお友達がいた方がいいもの」
    ???:「――――」
    ???:椅子に座る少女は人形のように動かず、しかし人形と言うにはあまりにも人間らしく。
    ”????”:「それじゃ、まだしばらくおやすみなさい」
    ”????”:「世界中の人が、良い夢を見られますように」
    GM
    GM
    GM
    GM:【違えた道の向こう側】終幕
    GM
    GM
    GM:お疲れ様でしたーーーーー!!!!!!!!
    GM:固定値が5点と侵蝕率によるそれぞれの点があり
    GM:シナリオの目的を達成したが1~10点ってめっちゃ幅広いんですが
    GM:間を取って5点とかでいいのかな……
    御門燐火:キャンペーンとかじゃないし自由で良いと思います
    御来屋銀治:好きに決めていいよ~
    GM:じゃあ最高だったので10点もらってください
    御来屋銀治:www
    御来屋銀治:ありがとうございます
    稲月夜雲:わぁいいっぱい!
    仙水正樹:やったー!
    御門燐火:やったーっ
    GM:侵蝕率のあれはバックトラックのときにみなさまがチェックしててくださったと思うので
    GM:それをあれあれしていただき
    GM:たくさんたべてね
    御門燐火:もぐもぐ
    GM:お時間も丁度いい感じ!
    GM:改めまして本当にいっぱいありがとうございました!!!みなさまのおかげで初めてのGMもすごく楽しく、大事故もなく通させていただけました!!!!
    GM:楽しんでもらえていたらウルトラハッピーです!
    御来屋銀治:楽しかったです!
    稲月夜雲:すっごく楽しかったです!!!!!お疲れ様でした!!!!
    御来屋銀治:ありがとうございました!
    GM:お疲れ様でした~!元気におやすみなさい!
    仙水正樹:ありがとうございました!!!また縁があればぜひよろしくお願いします!!
    御門燐火:おつかれさまでした!楽しかったです!