メイン(今ここ)|雑談


GM:オジカンです。PC紹介から始めていきましょう。
GM:まずはPC1、難波君から
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY79elsQMM
難波 蜜雪:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY79elsQMM
難波 蜜雪:「難波蜜雪と申します……ちょっと女の子みたいな名前ですかね?」
難波 蜜雪:遺産継承者:鬼切りの小太刀を持つ男子高校生です
GM:おにぎり!
難波 蜜雪:ピュアのハヌマーンで超加速と風の援護によって起こす風を扱います
難波 蜜雪:戦闘スタイル的には足技と小太刀を投げたりけったりしたりします
GM:かっこいい
難波 蜜雪:性能としては無法のウィンドブレス、本人の性格自体は控え目です
難波 蜜雪:苦手なものは女の子です、よろしくお願いします
GM:ウインドブレスlv4、こわっ……
GM:お願いします~
GM:そんな貴方のHOはこちら
GM:HO1 "斬々舞"難波蜜雪 シナリオロイス "先輩" 自由/自由 
いつもと同じ朝。そう、そのはずだった。最初に人と出会う、その時までは。
……なにやら出会った人物が、自分を"先輩"として扱ってくる……。
明らかな異常だとUGN支部に向かうが、どの人物も皆似たような状態で、それを異常だと認識していなかった。
だが、収穫もある。
見たことも無い人物が"先輩"として支部にいるのだ。会話の反応とかからも黒幕っぽい。
なんか鬼切りの古太刀がめっちゃ訴えかけてきている気さえする。
だが、その人物は"先輩"として慕われていて手出しできそうにない、なんとか状況を整えなければ……

GM:なんか怪しい人がいる……
難波 蜜雪:どなたですか……?
"先輩(怪しい)":ここの支部長の先輩さ、だから何も恐れる必要はないよ
GM:というわけで
GM:最初に人と会って「あっこれはなんかおかしいぞ」となってもらうので
GM:希望があれば雑談の方にでも上げておいてください
難波 蜜雪:承知!
GM:それでは続きましてHO2、3の2人!
GM:イニシアチブ的に永倉くんにお願いしよう
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6dilsQMM
永倉文吾:はーい
永倉文吾:PC2の永倉文吾です。
永倉文吾:冒険者気取りのクズ債務者です。
GM:ボロクソ
永倉文吾:現在は冒険者を名乗って適当にお仕事をしたり借金取りから逃げたりしながら各地を転々としています。
永倉文吾:客観的に見たら絶望的な人生だけど圧倒的なポジティブシンキングを持っているので
永倉文吾:まあ、なんとかなるだろ。思って特に将来については不安に思ってます。
永倉文吾:そんな感じの明るい馬鹿です。お金をもらえれれば大体のことは悦んでします。
永倉文吾:性能的にはクライマックスでは勝利の女神とフェイタルヒットを乗せたサイレンで結構な威力のシーン攻撃をぶちかましますが
永倉文吾:ミドル戦闘では特に何もできません。生き字引を持ってるので情報はちょっとできます
永倉文吾:そんな感じの子です。よろしくおねがいします
GM:情報も戦闘もそつなくこなす、偉い
GM:シーン攻撃あるだけで偉大
GM:ではHOは共通なので、上木さんにもお願いしちゃいましょう
上木錫日:はーい。
上木錫日:上木錫日(かみき・すずか)。15歳のツインテール女子高生です。
上木錫日:UGNイリーガルで、普段は陸上部のマネージャーをしています。
上木錫日:少し日焼けした肌をしていて、ロングスカートを履いていたり、ジャージの上にジャンパーを着ていたりと重装備をしていることが多いです。
上木錫日:年下や同い年への面倒見はいいですが、親しい間柄の年上にはからかうような言動をします。
上木錫日:シンドロームはモルフェウス/ブラックドッグ/エグザイルのトライブリード。
上木錫日:脳内の電気的な刺激であるエンドルフィンを変換して、無数の光弾を撃ち出すことができます。
上木錫日:同エンゲージ不可ですが、サイバーレッグで離脱もできるので隙はない。
上木錫日:Dロイスは対抗種。全力で走ろうとすると、失った左足の幻肢痛が襲います。
上木錫日:火力はあんまり高くないですが、回数制限なしの範囲攻撃ができるので頑張ります。
上木錫日:そんな感じで。よろしくお願いしますね、先輩?
GM:カッコよくてあざといぞ
GM:それではお二人のHOはこちら
GM:HO2・3 "小太蔵"永倉文吾/"ティンソルジャー"上木錫日 シナリオロイス 難波蜜雪 信頼/不安
あなたは難波蜜雪の"後輩"だ。彼とは初対面かもしれないし、貴方の方が彼より経験豊富な"先輩"に値する人物かもしれない。
しかしあなたは難波蜜雪のことを頼れる"先輩"として認識している。
そんな彼がなにやら変な事を言っている。なんか皆がおかしいとかなんとか……"先輩(難波)"の事を"先輩"として敬うなんて当たり前の事なのになあ。
あとなんか"先輩(多分黒幕)"が怪しいとか……いやいや支部長の"先輩"でもある"先輩(多分黒幕)"が支部に至って何もおかしくないのだ。
まあ"先輩(難波)"がそこまで言うなら仕方ない、協力してあげよう。

GM:なんか先輩が変なこと言ってる……
上木錫日:先輩、今度はどうしたんでしょうね。少し心配です。
GM:お二人と難波くんの元の関係性とかも特に指定は無いので、雑談ででも相談していただければ
永倉文吾:先輩、お金貸してください。利子がやばいんですよ。今月
GM:いきなり無心してくる年上の先輩
GM:上木ちゃんはちゃんと心配しているのに……
GM:あっ!上木ちゃんのURL貼ってなかった
上木錫日:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0LDZsAMM
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0LDZsAMM(ログで良い感じにする)
GM:おっと、ありがとうございます!
上木錫日:もう。しっかりしてくださいね、先輩。
GM:それではトレーラーを貼って、始めて行きましょう。
GM:ぐっ……
GM:────
GM:昨日とと同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。

2021/2/28 0:00 【E:虚実崩壊】

────だが、世界は既に変貌していた────。

人知れず進行する認識災害。それに気が付いたのはただ一人。
あなたは、あなたを慕う人物と共に、事件の解決へと向かう。
世界を元に戻すために────。

  ダブルクロス The 3rd Edition
      後輩ハーレム
「先輩」────それは上位者を示す言葉。

GM:────
GM:朝。雲一つない青空に、太陽が輝く晴天だ。
GM:吹きすさぶ風はまだ冷たいが、日の当たる部分は暖かい、そんな2月の終わりの朝
GM:あなたは昼食を買いに、外に出ていた。
難波蜜雪:「……」
難波蜜雪:かちかちとトングを鳴らしながらパンを選んでいる
難波蜜雪:(フランクロールがあるな……むう、でもピザパンもカレーパンも美味しそうだ……)
難波蜜雪:小食なのに見れば見るほど欲しくなる。結局いつも食べられる量以上の数買ってしまうから困りものだ
難波蜜雪:「よ、四つまでなら……」
難波蜜雪:いつも二つでお腹いっぱいなのにトレーに四つも載せたトレーをレジに持ってきた
難波蜜雪:いつも二つでお腹いっぱいなのにトレーに四つもパンを載せてレジに持ってきた
店員:「いつもありがとうございます♪」 トレーを受け取って、会計を始める女性店員。
店員:20代くらいだろうか、いつも明るく接客をしている姿が見える。
難波蜜雪:ちょっともじもじしてる
店員:「合計で740円になります、ポイントカードはお持ちですか?」
難波蜜雪:「あ、あぁ……はい、持ってます……」
店員:「ありがとうございます、あ、スタンプいっぱいですね!」
難波蜜雪:「ど、どうみょ……あっ、どうも……」
店員:「次のお会計は100円引きですよ"先輩"、それでは────」
店員:笑顔で、当然のように
店員:"先輩"と呼ばれた。
難波蜜雪:「み゛ゃ……!」
難波蜜雪:「せ、先輩?」
店員:「……?どうかしましたか?」
難波蜜雪:「い、いえ……ありがとうございます」(聞き違いかな?)
店員:「もうっ、変な先輩ですね……1000円お預かりします、260円のお返しと」
店員:「こちら商品になります。学生さんですよね、お勉強、頑張ってくださいね?」
店員:にこっと笑顔で商品を渡す。
難波蜜雪:(やっぱり言ってる……!)
難波蜜雪:「はい……頑張りましゅ……」
難波蜜雪:(なにか、何かがおかしい……)
GM:────
GM:違和感を覚え、貴方はUGN支部に向かう。きっとなにかが起こっているに違いない……。
GM:オフィスビルの1フロアをダミーカンパニーとして使用しているUGN支部
GM:あなたは慣れた足取りで支部に向かう。人数こそ多くは無いが、皆優れたエージェントだ。きっと何か知っているに違いない……。
難波蜜雪:(誰かに会わないと……)
落炉 銀河:茶髪にサングラスの男がちょうど出てくるところです。
落炉 銀河:身長は180センチほど、それなりに体格もよく、性格も見た目もいかにも柄が悪いですが
落炉 銀河:こう見えて優秀な支部長補佐です。
落炉 銀河:「……っと、危ないな。どうしたんだ?」
難波蜜雪:「あ、支部長補佐……」
難波蜜雪:「えっと、異常事態といいますか。私が先輩がどうのこうの」
落炉 銀河:「……?」
難波蜜雪:「なんと言いますか……何故か行きつけのお店の方に先輩と呼ばれてしまって」
落炉 銀河:「……?」
落炉 銀河:「それの何がおかしいんだ?」
落炉 銀河:「難波"先輩"」
難波蜜雪:「え?」
難波蜜雪:「なん、で……?」
落炉 銀河:「よくわからんが……今日の深夜にちょっと大規模なレネゲイドの反応があってな」
落炉 銀河:「すぐ消えたんだが、暇なら調査に……」 とか言ってます
"先輩(?)":「……どうかしましたか?」 見覚えのない、銀髪オッドアイの人物があなた達に話しかけてくる。
難波蜜雪:「! い、行きます。行かせてください。むしろ、行かせていただきま……」
難波蜜雪:「?」
"先輩(?)":マジで見覚えがないが、なんか当然のように支部にいる。
落炉 銀河:「ああ、先槻"先輩"、いやあ、こいつがなんか変なこと言ってて」
落炉 銀河:そんな不審人物に、普通に対応している。少なくとも、支部に新しい人員が来るとは聞いてない。
難波蜜雪:(先輩だというのならこいつ呼ばわりは……!)
GM:ではそうですね
GM:彼ら(銀河や店員)はあなたを"先輩"呼びしつつ、対応自体はこれまでと大して変わらなかったことがわかるでしょう。
難波蜜雪:なるほど、ありがとうございます
難波蜜雪:「……先槻さん、ですよね」
"先輩(様子がおかしい)":「!?」
"先輩(様子がおかしい)":大きくのけ反る
"先輩(様子がおかしい)":「そ、そうですね」
"先輩(様子がおかしい)":「先槻"先輩"ですが……」
"先輩(様子がおかしい)":「……何か?」 少し睨みつけているように感じる
難波蜜雪:「せーんーぱーいー」
難波蜜雪:「怖い顔になってますよ……?」
"先輩(様子がおかしい)":「くっ……」
難波蜜雪:「はじめまして、ではないんですよね?」
難波蜜雪:その顔見たことないなという感じの顔であった
落炉 銀河:「おいおいどうしたんだ?難波"先輩"、先槻"先輩"に突っかかるなんて……」
"先輩(?)":「んんっ」 咳払いをして
難波蜜雪:「いえ特に何も……良くないですね、疲れてるのかな」
"先輩(?)":「そうですね、きっと疲れてるんでしょう」
"先輩(?)":「仮眠室でも行ってみたらどうですか?」
難波蜜雪:「……そうします」
難波蜜雪:(一旦離れよう。ひとまず、”マーク”はするが)
難波蜜雪:(……先輩、かぁ)
難波蜜雪:仮眠室に向かいながらも周囲の人と話して調査しようと心に決めた
GM:────
GM:ロイスの取得のみ可能!
GM:シナリオロイス "先輩" 自由/自由
GM:シナリオロイスは上です。感情は自由よ
難波蜜雪:あなたはだれ?/〇誰?
難波蜜雪:こんな感じで
GM:誰?
GM:はーい
GM:────
GM:シーンPCは全員、難波君はさっきのも併せて侵蝕2dあげてください
上木錫日:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+3[3] → 41

永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (32 → 35)
難波蜜雪:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[8,6] → 14

GM:────
GM:朝から入った依頼にイリーガルの2人が駆り出されて、現在は昼過ぎ。
GM:仕事自体は単純なジャームハントだ。そこまで強くはなかったし、1日がかりの仕事ではない。
GM:無事に仕事を終え、上木錫日と永倉文吾は支部に戻る途中だった。
上木錫日:「なんとかなりましたね、永倉さん」
上木錫日:少し日焼けした肌をしたツインテールの少女だ。ロングスカートの制服姿で歩いている。
永倉文吾:「なんとかなった……なったね?」
上木錫日:「はあ。なったと思いますけど」
永倉文吾:「なったとうか、ほとんど上木さんが一人でなんとかしてたよね。」
永倉文吾:「すごい頼りになりました。ありがとうございます。」
上木錫日:「そんなことありません。永倉さんの協力あってこそです」
上木錫日:「というか、簡単な任務でしたしね」
永倉文吾:「そうだねー。なんか、アレだったよね。」
上木錫日:「アレ?」
永倉文吾:「光からは逃げられないよって言われてそうな、そんなヤツだったよね。」
上木錫日:「なんです、それ」困ったような顔。
永倉文吾:「なんか1Pでやられる場面もなく流されてそうな…」
永倉文吾:「伝わらないかな。伝わらないかー」
上木錫日:「あ。漫画の話してます?」
上木錫日:「とにかく、早く終わってよかったです。ボク、高校の宿題もまだ残ってたし」
永倉文吾:「……」
永倉文吾:「最近の高校生って宿題やるんだ」
永倉文吾:「俺が通ってた時は誰もやってなかったよ。宿題。」
上木錫日:「いや、ボクも中学まではやってなかったんですけど」
永倉文吾:「え?それがなんでいきなり高校になって宿題を?」
永倉文吾:「進研ゼミのおかげ?」
上木錫日:「やったところじゃありません」
上木錫日:「まあ、色々あるんです」
上木錫日:「ほら」ロングスカートの裾をたくし上げる。
永倉文吾:「色々あるんなら仕方ないね。」
上木錫日:左足の部分は武骨な黒い鉄製の義足になっている。
上木錫日:「こういう事情が」
上木錫日:「とりあえず支部に戻りましょうか。完了の報告をしないと」
永倉文吾:えっちなやつだ…!って思って目を背けるけど、数秒後にそうじゃなさそうと判断して上木さんの方をみる
永倉文吾:「そうだねー。」
上木錫日:「永倉さん、何か勘違いしましたよね」
永倉文吾:「ちゃんと報告しないとお球菌もらえないもんね。」
永倉文吾:「そりゃするよ。上木さんみたいな可愛い子がいきなりスカートたくし上げたら
永倉文吾:「俺こう見えても大人だから、下手すりゃ未成年淫行で捕まっちゃうからね。ビビるよ」
上木錫日:「はあ。なら、捕まりたくなったらいつでも言ってくださいね」いたずらっぽく笑う。
永倉文吾:「未成年淫行で捕まったら刑務所の中でいじめられそうだからいやだなー」
永倉文吾:「三食のご飯が付いてくるのは確かに魅力的ではあるけど」
永倉文吾:冗談なのか本気なのかわからない口調で返します
上木錫日:「どうせ捕まるなら楽しいことして捕まりたいみたいな気持ちはないんですか?」
上木錫日:支部に向かって歩きながら言う。
永倉文吾:「何その怖い発想」
上木錫日:「永倉さん、放っておいてもそのうちいつか捕まりそうですし」
永倉文吾:「最近の高校の宿題をちゃんとやるとそういう発想をするようになっちゃうの…?」
上木錫日:「残念。ボクは宿題やってない方です」
永倉文吾:「捕まらないよ!捕まるようなことはギリギリしてないもん!」
永倉文吾:「そういえば、さっきも高校の宿題もまだ残ってたしとは言ってたけどそれを片付けるとは言ってなかった…!」
上木錫日:「そういうことです」
永倉文吾:「怖い。やっぱり宿題はちゃんとやったほうがいいと思うよ。ちゃんとした大人になろ?」
上木錫日:「永倉さんが言うと説得力がありますね」
上木錫日:「なんなら永倉さんが宿題教えてくれてもいいんですよ」
GM:そんな会話をしながらあなた達は支部に戻ってくる。
永倉文吾:「魏晋南北朝時代についてのレポートとか、宿題にある?」
上木錫日:「ぎしん……何ですか、それ。……ただ今戻りました」
永倉文吾:「ただいまー」
永倉文吾:「指定された悪者やっつけてきたのでお金くださーい」
上木錫日:「永倉さんの分は少なめでお願いしまーす」
永倉文吾:「さっきは俺も頑張ってたって褒めてくれてなかった!?」
上木錫日:「あれ、現物支給とかの方がよかったですか?」
東雲唯香:「あらぁ、お疲れ様」 支部長の東雲唯香が出迎えてくれる。
上木錫日:「あ。支部長さん。今、戻りました」
永倉文吾:「現金の支給なら嬉しいけど、お疲れ様でーす」
東雲唯香:「ご苦労様ぁ、今ねえ銀河君がちょっと事件の調査で留守にしててえ」
上木錫日:「はあ。事件の調査ですか」
東雲唯香:「難波"先輩"もちょっと調子悪そうなのよねえ」
上木錫日:「難波先輩が?」
東雲唯香:「今日、もうちょっと頑張れるかしらあ、その分、お給料はマシマシよ?」
上木錫日:「まあ、難波先輩の様子が変なのは今に始まったことじゃないですけど」
永倉文吾:「時間外になったらその分の手当ても?」
東雲唯香:「あらぁ」 口に手を当ててクスクスと笑う
上木錫日:「あ。永倉さんはサビ残でいいですよ」
東雲唯香:「そうねえ、まあその手の計算は別の子に任せてるから私はよくわからないけど」
永倉文吾:「だからそれを決めるのは上木さんじゃないよね!?」
東雲唯香:「多分マシマシじゃないかしら、マシマシ」
永倉文吾:「ほら、支部長もマシマシって言ってるんだから俺の分もマシマシだよ!」
上木錫日:「残念です。ボクにそういう権限があればよかったんですけど」
上木錫日:「頑張って出世しますね」
永倉文吾:「支部長。上木さんがエージェントになっても絶対出世させないほうがいいです。」
東雲唯香:「あらぁ、じゃあ卒業したらぜひエージェントになってちょうだい?」
東雲唯香:「うふふ、仲良しねえ」
永倉文吾:「夏桀殷紂のタグ位です。この子」
上木錫日:「仲は良くないですね」距離を開ける。
東雲唯香:「ともかく、難波"先輩"の様子を見て、調査に向かってもらえるかしらぁ」
永倉文吾:「仲が悪い子をいじめるのに躊躇いのない子です。」指を指しながら言う
永倉文吾:「了解でーす。」
上木錫日:「分かりました。ひとまず難波先輩と合流すればいいんですね。行きましょうか、永倉さん」
永倉文吾:「今先輩どこにいるんですか?」
先輩(頼れる):「ああ、彼なら仮眠室ですよ」
上木錫日:「足で探します? ボクが一休みしてる間に永倉さんが」
先輩(頼れる):「どうも疲れてるようだったので」 銀髪オッドアイの男が現れる
上木錫日:「ですって。行きますか」
永倉文吾:「頼れる先輩!」
上木錫日:「ありがとうございます、先輩」
永倉文吾:「ありがとう!ヘテロクロミアの頼れる先輩!」
上木錫日:「呼称が長くないですか?」
先輩(頼れる):「いえ、お気になさらず……」 ずず、とコーヒーを飲みつつ
先輩(頼れる):(ヘテロクロミア……?)
永倉文吾:「でもまさにそんな感じの先輩だから」
GM:そうして2人は仮眠室に向かう。
永倉文吾:「よかったね。俺がちゃんと人に聞いたおかげで先輩を探すのに無駄な時間喰わなくて」
永倉文吾:ちょっとどや顔で言う
GM:仮眠室にいるのは難波くんだけなので、ちょっとヤバ気な話もし放題です。
上木錫日:「永倉さんを無駄に走り回らせられなくてボクは残念ですけど」
上木錫日:「仮眠室。他に人はいないみたいですね」
永倉文吾:「君は俺の何なんだ」
難波蜜雪:「うう……」
永倉文吾:と言いながら仮眠室に目を向ける
永倉文吾:「よし、上木さん、先輩を起こしてきてよ。」
上木錫日:「はあ。仕方ないですね」
永倉文吾:「俺が先輩を起こそうとすると寝起きで機嫌が悪くてひどく怒られるんだ。中学の頃からそうなんだ。」
上木錫日:「それは自業自得なんじゃないですか?」
上木錫日:眠っている難波先輩の方に向かう。
上木錫日:「せんぱーい。起きてくださーい」
難波蜜雪:布団に丸まって鬼切りの小太刀の鯉口をカチカチしている
難波蜜雪:「上木さん……?」
上木錫日:「あれ、起きてる?」
難波蜜雪:「起きてます……」
上木錫日:「どうしたんですか、先輩。そんなところで丸まって」
難波蜜雪:「みんなが私の事を先輩と……」
永倉文吾:「難波先輩おはざっす!」
難波蜜雪:「み゛……」
永倉文吾:先程まで打って変わってビシっと背筋を伸ばして立っている
難波蜜雪:「み゛ゃああ……」
難波蜜雪:青い顔をして布団を蹴とばした
永倉文吾:「はい!」
上木錫日:「はあ。難波先輩はボクにとって先輩だから変なことではないと思いますけど」と言いつつもいつもよりかなり距離感が近い。
上木錫日:「なんだか今日は一段と様子が変ですね」
永倉文吾:先輩からなにか言われたら「はい」以外の返事はするなと言われている
難波蜜雪:「上木さん……!」
難波蜜雪:「ち、ちか……」
上木錫日:「悪いものでも食べました?」
難波蜜雪:(永倉さんは……いつもみたいにふざけてる……わけではなさそうか……)
難波蜜雪:「お昼にパンを(二つ)頂きましたが関係はないかと……」
永倉文吾:「はい!!」
永倉文吾:先輩からなにか言われたら「はい」以外の返事はするなと言われている
上木錫日:「うーん。何でそんなに怯えてるんですか、先輩?」
難波蜜雪:「……普通にしゃべってもらっていいですよ永倉さん。話、出来ないので」
上木錫日:「よかったですね、永倉さん」
難波蜜雪:「怯えてるというか……ま、まず上木さんは少し離れてもらっても……?」
永倉文吾:「はい!!有難う御座います!!」
難波蜜雪:「ああいえ、別に傍にいられるのが嫌とかではなくて……」もごもご
永倉文吾:90度頭を下げる
難波蜜雪:「最敬礼もやめてください……」
上木錫日:「先輩、ボクたちをからかってるわけじゃないですよね」そう言いつつ一歩下がる。
永倉文吾:「すいません!体硬くてこれ以上は下げれないです。勘弁してください!」
上木錫日:「永倉さん、そういう時は土下座をするんですよ」
永倉文吾:「上木さんはそうやって俺を騙そうとするけど」
永倉文吾:「そうなんですか?先輩!?」
難波蜜雪:「土下座したら怒りますよ?」
永倉文吾:「はい!土下座しません!」
難波蜜雪:速くなった鼓動を押さえつつ
永倉文吾:「だから怒らないでください!」
難波蜜雪:「とりあえず、声のトーン落としましょうか」
難波蜜雪:「上木さんもあまり永倉さんをからかわないように……」
上木錫日:「じゃないと怒りますよ」
難波蜜雪:「もう!」
上木錫日:「はい。すみません。からかうのは難波先輩だけにしますね」
上木錫日:「それで、説明してくれるんですよね?」
上木錫日:「どうしてこんなところで雨に濡れた子犬みたいに縮こまってたんです?」
難波蜜雪:「だからそのう……私の事をみんなが先輩と……」
上木錫日:「……?」
永倉文吾:手を挙げて発言の許可を求める
難波蜜雪:「当議会では自由な発言を認めているので挙手の必要はありません永倉さん」
上木錫日:永倉さんの方を見る。
永倉文吾:「はい。有難う御座います!」
永倉文吾:「俺は先輩は先輩なので先輩扱いされるのは当たり前のことだと思います。」
上木錫日:「至極もっともな意見だと思います」
難波蜜雪:「うう……誰も分かってくれない……」
上木錫日:「ええっと。難波先輩的にはそうじゃないと?」
難波蜜雪:「はい……皆さんには信じがたいことだとは思いますが……」
難波蜜雪:「というか、パン屋のお姉さんにまで言われるのはおかしいんですが」
永倉文吾:「……」
上木錫日:「単純に先輩の後輩だからじゃないんですか?」
永倉文吾:「でも確かに」
永倉文吾:「『はい』以外の発言を認めてくれたり最敬礼をしなくていいって言ったりいつもの難波先輩に比べると優しい感じはしますよね。」
上木錫日:「難波先輩、普段そんな感じでした?」
永倉文吾:「もしかして今の難波先輩は任務中に水を飲むことも許してくれる…?」
難波蜜雪:「私って何なんでしょうか……」
上木錫日:「鬼教官か何かと間違ってません?」
難波蜜雪:「胡蝶の夢でしょうか……」
難波蜜雪:「もう駄目だ」
永倉文吾:「げ、元気だしてください先輩…!」
上木錫日:「よく分かりませんが、先輩が今の状況をよく思っていないのは分かりました」
難波蜜雪:「あんたのせいでしょう……?」
永倉文吾:「すいません。」
永倉文吾:90度頭を下げる
難波蜜雪:「あぁ、落ち込まないで。最敬礼もやめて……えっと上木さんの言う通りの認識です。はい」
上木錫日:「永倉さんは面白いのでずっとこの状態でもいいですね」
上木錫日:「先輩が変なのか、ボクたちが変なのかは分かりませんが。とりあえず調査はしてみます?」
永倉文吾:「女の子には男子社会の縦階級のきつさがわからないんだ。」
難波蜜雪:「上木さん、あまりからかうと反撃されますよ? 調査は賛成ですが」
上木錫日:「肘掛けに丁度いいですよ、縦社会」90度になった永倉さんに腕を乗せる。
難波蜜雪:(よく先輩にお尻触られたりしたなぁ)
難波蜜雪:「だ、ダメですってば……あわわ……!」ベッドから落ちた
上木錫日:「あ」
永倉文吾:「はい、先輩もダメっていうから肘掛けはやめ!」
永倉文吾:体を起こして上木さんの腕を退ける
永倉文吾:「あ」
上木錫日:腕をどけて、難波先輩を助け起こしに向かう。
上木錫日:「しっかりしてくださいよ、先輩。そんなにグロッキー状態なんですか?」
難波蜜雪:べちゃっと床に落ちていた
永倉文吾:先輩から命令される前に先輩を助けに向かうことは先輩の意を勝手に汲もうとする不敬な行為であると言われているので様子を見ている
難波蜜雪:「いたた……どうにも、今日は駄目な日ですね……」
上木錫日:「まったく。いつもの頼りになる先輩はどこいっちゃったんですじゃ」
上木錫日:「まったく。いつもの頼りになる先輩はどこいっちゃったんですか」
上木錫日:先輩の体を引っ張り起こす。
難波蜜雪:何となく動きがぎこちないが起き上がる
難波蜜雪:「頼りに、なりますか……?」
上木錫日:「今日はあんまりですけど。いつもはそれなりに格好良いですよ」
上木錫日:「ね、永倉さん」
永倉文吾:「はい!!」
永倉文吾:「あ、違う。これは上木さんに言われたんだから普通に返事していいんだ。」
難波蜜雪:「……では、もう少しばかり頑張ってみます。女の子にがっかりされるのは悲しいので」
難波蜜雪:「……返事はいつでも普通にしてください」
上木錫日:「いえ。ボクのことも敬っていいですけど」永倉さんに言う。
永倉文吾:「はい!!」
難波蜜雪:「上木さん」
難波蜜雪:「やめなさい」
上木錫日:「はい。頑張ってください、先輩。いつもみたいにボクに格好良いところ見せてください」
永倉文吾:「さっきのは難波先輩への返事で上木さんを敬うのは別件ね」
上木錫日:「はい。すみません。からかうのは先輩だけ、でしたね」申し訳なさそうに笑う。
難波蜜雪:「……もう」
上木錫日:「じゃあ、いきましょうか、先輩。ボクたちは状況をよくわかってないので、指示くださいね」
難波蜜雪:「……はい。行きましょうか」
難波蜜雪:「……やっぱり近いです、上木さん」
上木錫日:「もっと距離詰めますか?」腕を組もうとする。
難波蜜雪:「……!」
GM:そうして、貴方たちは調査に向かうことになった。
GM:支部に出ていくとき、なんか"先輩(先槻)"が血の涙を流して難波君を睨んでいた気もするが……
GM:気のせいかもしれない……
GM:────
GM:ロイスの取得変更、購入が可能です
GM:2人のシナリオロイスは
GM:シナリオロイス 難波蜜雪 信頼/不安 これ!
永倉文吾:先輩/難波先輩/はい!!!!○/はい………
上木錫日:シナリオロイスを難波先輩に。感情は推奨通りにポジティブ信頼、ネガティブが不安。ポジティブが表です。
GM:感情は変更してもヨシ、これと一緒に、お二人には"先輩(先槻)"にも同じ感情でロイスを取得してもらいます
永倉文吾:先輩/"先輩(先槻)"/はい!!!!○/はい………
上木錫日:永倉さん、元気の良さは伝わりました
上木錫日:同じく、ポジティブ信頼、ネガティブ不安。ポジティブが表です。
難波蜜雪:上木さんに〇可愛い/困ります……
永倉文吾:同輩/上木錫日/信用○/こわい
上木錫日:困るんですか、先輩?
難波蜜雪:永倉さんに頑張ってください/〇困ります……で
難波蜜雪:近いのでぇ……
上木錫日:購入はとりあえず無しで大丈夫です。
永倉文吾:ボデマ
永倉文吾:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル)

永倉文吾:ダメ!
永倉文吾:以上で
難波蜜雪:ボデマ
上木錫日:わあ、ファンブル。
難波蜜雪:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 7[1,7] → 7

難波蜜雪:うーん、次はウィンブレするか……
難波蜜雪:固定値で買える
上木錫日:すごいですね、先輩。
GM:良さげね
GM:────
難波蜜雪:皆さんにほしいものがあれば買えるようになってます
GM:強すぎ
GM:それでは情報収集シーンです
GM:まずはシーンインしてもらいましょう。シーンPCは永倉君
GM:後はご自由にどうぞ
GM:情報は3つあります
上木錫日:登場します。
上木錫日:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+6[6] → 47

難波蜜雪:出ます
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (50 → 53)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (35 → 39)
GM:・"先輩(黒幕だと思う)"について 情報:UGN/情報:噂話 難易度6
・"後輩"について 情報:UGN 難易度12
・"先輩(黒幕)"の目的について 情報:UGN 難易度8

GM:このみっつ
難波蜜雪:項目名よ
永倉文吾:先輩まみれだ…
上木錫日:後輩もいますよ
難波蜜雪:後輩はこっちで引こうかな
上木錫日:ボク、情報収集能力が皆無なので一番低いをやってもいいですか?
永倉文吾:お願いします
永倉文吾:じゃあ、"先輩(黒幕)"の目的について 情報:UGN 難易度8をいきます
難波蜜雪:お願いしますー
上木錫日:なら、ボクは・"先輩(黒幕だと思う)"について
永倉文吾:生き字引、能力訓練精神を使用して
永倉文吾:8dx+2>=8
DoubleCross : (8DX10+2>=8) → 8[1,2,2,3,7,7,7,8]+2 → 10 → 成功

永倉文吾:あぶねえ
永倉文吾:侵蝕が40に
上木錫日:「コネ:UGN幹部」を使用して〈情報:UGN〉で判定します。
上木錫日:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 10[3,4,10]+10[10]+10[10]+5[5]+1 → 36 → 成功

上木錫日:ん?
GM:つっよw
GM:36て
上木錫日:まあ、こんなこともありますね。
難波蜜雪:なんで?
上木錫日:先輩も格好良いところ見せてくださいね?
難波蜜雪:うう……
難波蜜雪:ダイス目出すとこ見てて……
難波蜜雪:じゃあ《援護の風》《ウィンドブレス》を使って情報:UGNで後輩についてを
上木錫日:頑張ってください、先輩。
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を4(→ 4)増加 (53 → 57)
難波蜜雪:7dx+13>=12
DoubleCross : (7DX10+13>=12) → 10[2,3,4,4,6,9,10]+4[4]+13 → 27 → 成功

上木錫日:すごい。さすがですね、先輩。
難波蜜雪:固定値なくても引けてる……
難波蜜雪:先輩ですから……
GM:えらいぞ
GM:では情報を出していきましょう
GM:────
GM:・"先輩(黒幕だと思う)"について 情報:UGN/情報:噂話 難易度6
本名は「先槻 唯我(サキツキ ユイガ)」。不動館高校に通う高校2年生。
UGNに登録されていないオーヴァ―ド……というかジャームである。
自身が"先輩"であることに妙にこだわりを持っている。
話を聞く感じ彼にとって"先輩"とは対象より格上という概念のようだ。
彼が"先輩"になった事により直接的な害は現在は無いが……。
ピュアオルクスシンドローム。戦闘能力は無いが、領域内の"後輩(概念)"を呼び出してに支援や守ってもらうことが出来る。
彼の領域は現在市内のみだが、現在も拡張しており、最終的に世界にまで広がるだろう。

GM:────
上木錫日:悪質すぎますね。
難波蜜雪:私も先輩だがな!
GM:・"後輩"について 情報:UGN 難易度12
現在世界は"先輩"と呼ばれる人物の"後輩"という下位存在の立場に置かれている。
"先輩"に対する認識は通常の認識の上位レイヤーに置かれた形で、通常の認識が変わったわけではない。
例えば"後輩"にとって「後輩が先輩になった」わけではなく「後輩は後輩だがそれはそれとして"先輩"でもある」という状況。
基本的に"後輩"にとって"先輩"は絶対ではないが、彼には疑問を持てず進んで逆らおうとも思わない状態。
ただ、元の立場を捨てたわけではないので、訝しみながらも"先輩(絶対黒幕だってば)"についての調査は続けてくれる。
こうなるのを難波蜜雪が防げたのは所持する鬼切りの古太刀によるものと思われる。その結果バグって難波への認識も"先輩"になったが

永倉文吾:たちが悪いw
GM:────
GM
・"先輩(黒幕)"の目的について 情報:UGN 難易度8
"先輩(黒幕)"は自らの"先輩度"を引き上げて更に上位の存在になろうとしている。
"UGN中枢評議会"の"先輩"となり、コードウェル博士の"先輩"となり、都築京香の"先輩"となり、その最終的な行きつく場所は世界の"先輩(神)"である。
彼は神になろうとしている。

GM:────
GM:現状についての調査を行ったあなた達は、歩道橋の上に集まっていた。
上木錫日:「別にここから見渡しても異変が起きている感じはしないんですけどね」
GM:そこから見える景色はいつもと変わりない。ここに来るまでに、難波は何度か先輩として挨拶されたが……。
永倉文吾:先輩の影を踏まぬよう三歩以上下がって難波先輩に付いていっている
難波蜜雪:「ですね……」
上木錫日:「でも、難波先輩の言葉通りなら、間違いなく異変は起きていると」
難波蜜雪:「そのための調査です……ところで、おふたりはお昼は?」
永倉文吾:「はい!仕事中なのでまだ食べてないです!」
難波蜜雪:「まだでしたらその……パンでもどうですか、私の食べきれなかったぶんですが」
永倉文吾:仕事中に飲食はするなと先輩に言われている
難波蜜雪:「食べさしでは無いので安心してください」(任意のパン)を出す
上木錫日:「ありがとうございます、先輩」
永倉文吾:「はい!ありがとうございます!」
上木錫日:「というか、何個買ったんですか?」
永倉文吾:頭を下げて両手で恭しく受け取ります。
難波蜜雪:「四つ……」
上木錫日:「ああ、パン屋さんに行くとついたくさん買いたくなっちゃいますよね。先輩、可愛いところあるんですね」くすくすと笑う。
永倉文吾:そして先輩に何かを奢ってもらったらその場だけではなく翌日にも「先輩!昨日はごちそうさまでした!」と言わなければならないという鉄の掟を守るため忘れないようにこのことをメモに書いておく
上木錫日:パンを受け取って袋を開ける。
難波蜜雪:「美味そうだったのでつい……」
永倉文吾:「先輩は燃費がいいから2つで十分なんですね。」
難波蜜雪:「……可愛いだとか、そんな……!」
上木錫日:「もうお腹空いてないんですか、先輩?」
難波蜜雪:「そ、そうですね……」
上木錫日:「せっかく自分で買ったのに残念ですね。よかったら一口くらい食べます?」
難波蜜雪:「差し上げたものなのにいいんですか?」
上木錫日:「元はといえば、先輩が買ったものですし。うん、おいしい」ミルクフランスを一口かじりながら言う。
永倉文吾:「先輩。上木さんの優しさには大体裏がありますから気をつけたほうがいいですよ」
難波蜜雪:「……まさかそのかじったのを……?」
難波蜜雪:「あ、あまり人を疑うものではないと言いますし……?」
上木錫日:「そんなことしません」パンの反対側をちぎる。
上木錫日:「はい、どうぞ。あーん」指でパンをつまんで差し出す。
永倉文吾:「いえ、疑いではなく過去の所業を鑑みた上での当然の心構えです。」
難波蜜雪:「何があったんです……」
上木錫日:「永倉さん、あとで蹴りますからね」
難波蜜雪:「み゛ゃ」差し出されたパンを見つめて固まる
上木錫日:「先輩、いらないんですか? あーんしてください」
上木錫日:「……?」先輩の顔を見て小首を傾げる。
難波蜜雪:「あ、あーん……」
難波蜜雪:目を閉じて口を開けた
上木錫日:指先でつまんだパンを口元に運ぶ。
上木錫日:柔らかい指先がわずかに唇に触れる。
難波蜜雪:「……!」
上木錫日:「ふふ、本当に食べた」ころころとおかしそうに笑う。
難波蜜雪:湯だったタコみたいになっている
難波蜜雪:「もう!」
上木錫日:「冗談のつもりだったのに」
上木錫日:「面白いですね、先輩は」
難波蜜雪:「……あそこまでされて食べないのも失礼だと思います」
難波蜜雪:「ねぇ永倉さん?」
上木錫日:「先輩のそういう真面目なところ好きですよ」
永倉文吾:(先輩によくこんな距離で接することが出来るな、度胸一番星か?)
永倉文吾:「………」(いかん、ぼうっとしてた!?)「はい!!」
上木錫日:楽しげに笑いながら、永倉さんの方に歩いていき鉄の義足で足を踏む。
永倉文吾:「いたっ!!」
上木錫日:「それで、お二人は調査で何か分かりましたか?」
上木錫日:「永倉さん、どうしたんですか、急に」
永倉文吾:「ほら、見ましたか先輩、こういう人なんですよ。気をつけたほうがいいですよ。」
永倉文吾:涙目になって訴えている
上木錫日:「突発的激痛か何かですか。気を付けた方がいいですよ」
難波蜜雪:「(でも、戦闘になったら彼女のそばにいてあげてくださいね)」永倉さんに耳打ち
難波蜜雪:「(私だけ前衛ですし、彼女の前で足技を使いすぎるのも嫌味な話かもしれませんので……)」
永倉文吾:(え…やだ…でも先輩の命令……)「はい!!」
上木錫日:「先輩?」何をしているのか訝しむ。
難波蜜雪:(なんか嫌そうな顔をしたな?)
難波蜜雪:「なんでもないですよ」
難波蜜雪:「それよりほら、報告を」
上木錫日:「ああ。じゃあ、まずはボクから」
上木錫日:「UGNの情報網も借りて、ちょっと調べてきました」
上木錫日:「先槻さん。先槻先輩。あの人はジャームです」
上木錫日:「難波先輩が言っていた異変もあの人の仕業みたいです」
上木錫日:「難波先輩が感じてた違和感が正しかったってことですね」
難波蜜雪:「分かっていただけて良かったです……」
永倉文吾:「ヘテロクロミアの頼れる先輩がジャーム…」
上木錫日:「つまり、ボクたちの方がおかしいってことになるんですけど。ボクたち自身ではどうおかしいのか分かりません。困りました」
上木錫日:「オルクス能力の応用みたいで、ヘテロクロミアの頼れる先輩は最終的には世界中を領域で包み込みつもりのようです」
永倉文吾:「ヘテロクロミアの頼れる先輩が自分と難波先輩をみんなの先輩だって思わせてるってこと?」
上木錫日:「そういうことですね。まあ、それで何の得があるのかは分かりませんが」
永倉文吾:「自分を先輩だって思わせるなら……まあ、わか……わからないけど……マジでわからないけど…まあ、わかると仮定してなんで難波先輩まで?」
難波蜜雪:「私が先輩として見られてるのは向こうも想定外みたいですね」
難波蜜雪:「多分、これのせいかと」鬼切りの小太刀を出す
上木錫日:「それは……?」
永倉文吾:「あ、先輩の遺産!!便利なやつ!」
上木錫日:「便利なんですか」
難波蜜雪:「銘はありませんが便宜上『両面喰い』と呼ばれてます。識別名は鬼切りの小太刀ですが」
永倉文吾:「便利だよ。ジャームと戦うときとかに便利。」
難波蜜雪:「なんというかジャームの持つ特殊な因果を断ち切ります」
上木錫日:「すごいですね。じゃあ、その刀がオルクスの能力を跳ね除けたってことですか」
上木錫日:「いえ。でも、それだけじゃ、先輩が先輩になってる理由にはならないか」
難波蜜雪:「向こうが先輩になる理由が分かりませんね、フェチですか?」
永倉文吾:「フェチじゃないかなあ。」
上木錫日:「フェチですか」
上木錫日:「そんな変態っぽい理由でいいんですか?」
難波蜜雪:「良くは無いです」
永倉文吾:「だって先輩先輩ってみんなに言われるの気持ちいいだろうし」
上木錫日:「なるほど」
難波蜜雪:「……もしも」
永倉文吾:「それに日本だったら天皇陛下とか総理大臣にに先輩って言われたら実質一番偉いみたいなもんだしね」
上木錫日:「確かにその通りかもしれませんが」
難波蜜雪:「もしも大統領の先輩になったとして、永倉さんの先輩像そのままに核のスイッチを押させることも……でき、る?」
永倉文吾:「あれだよ。摂関政治みたいなやつ。偉い人より自分が上の立場にいるから実質的に実権握れるの」」
永倉文吾:「それ!!じゃない、はい!!」
上木錫日:「摂関政治……って、何でしたっけ。中学の授業で聞いたような」
上木錫日:「いえ、そんなことより。それ、まずくありません?」
難波蜜雪:「先槻はすでに支部長の先輩です」
難波蜜雪:「影響が広まれば日本支部長の首が実質すげ変わることになりすよ」
難波蜜雪:「それこそ、FHにもゼノスにも影響が出れば」
永倉文吾:「FHの先輩になったらそっちのトップにもなれちゃいますね」
上木錫日:「そうか。霧谷支部長や“イスカリオテ”の先輩になるってことですしね」
上木錫日:「これ、止めないと大変なことになるんじゃありませんか?」
難波蜜雪:「可愛い後輩とじゃれてる場合ではありませんね……」
永倉文吾:「だけど"先輩"だよ?逆らうの怖くない?」
上木錫日:「はい。相手は先輩ですし、どうしていいのか……」
難波蜜雪:「永倉さん、上木さん」
難波蜜雪:「先輩は一人ではありません」
上木錫日:「どういうことですか、先輩?」
難波蜜雪:「“私”とこの『両面喰い』がいます」
難波蜜雪:「先輩からただのジャームに戻っていただきましょう」
永倉文吾:「難波先輩…!」
永倉文吾:「大丈夫ですか!?難波先輩よりヘテロクロミアの頼れる先輩の方が確か先輩ですよね!?」
難波蜜雪:「関係ありません」
難波蜜雪:「私の仲間(あなたたち)に手を出した時点で何一つ、関係はありません」
上木錫日:「先輩はそれでいいんですか?」
難波蜜雪:「いいとは?」
上木錫日:「これを言うのはボクも正直怖いんですけど」
上木錫日:「全てが元に戻ったら、ボクたちの間にあるこの感情も元通りになるんですよ」
上木錫日:「永倉さんは難波先輩に平身低頭しなくなっちゃいますし」
上木錫日:「可愛い後輩がじゃれつくこともなくなります」難波先輩の上着の袖を軽く引っ張る。
難波蜜雪:「……まぁ、永倉さんは普段の方がやりやすいですし」
上木錫日:「このままでも面白いですけど」永倉さんを見る。
難波蜜雪:「上木さんについては……ううん。言い方が難しいですが」
難波蜜雪:「貴方が名残惜しいだとかそう思わないのなら私はいいんです」
永倉文吾:背筋を真っすぐ伸ばし踵をビシッと付け爪先を90度開き手を後ろに組みながら話を聞いている
永倉文吾:踵に隙間があると後で先輩にしばかれるのだ。
難波蜜雪:「あるべき形に戻るだけです。可愛い後輩が可愛い仲間に戻るだけです。」
上木錫日:「もしボクがずっとこのままの関係でいたいって言ったら」
上木錫日:「先輩は世界をそのままにしておいてくれるんですか?」
難波蜜雪:そう言われて、腕を組んで唸る。
難波蜜雪:しばらく考えて、なんとか答えを出す
上木錫日:「悩むんだ」笑って言う。
難波蜜雪:「貴方の為になるのならいくらでも悩みますよ、でも……そうですね説得します」
上木錫日:「説得、ですか?」
難波蜜雪:「私が先輩でもいい事ないよ、とかそういあ」
難波蜜雪:「それでダメならやりたくは無いですが貴方に嫌われるようにしてみます」
上木錫日:「先輩が先輩ならいいことありますし、先輩のことを嫌いになったりなんかしません」
上木錫日:「って、言ったら?」
難波蜜雪:「あはは、食い下がりますね……」
難波蜜雪:「なら、全力で好きになってもらって惚れた弱みに漬け込みますか」
上木錫日:「ふふ。なんですか、それ」おかしそうに笑う。
難波蜜雪:「ダメですか? いい線いってると思うんですが」
上木錫日:「そうですね。いいと思いますよ」
永倉文吾:「先輩、ちゃんと考えてから発言したほうがいいですよ。先輩じゃないと上木さんは年上でも容赦なく暴力振るいますから。」
上木錫日:「たぶんボクの今あるこの感情は作り出されたものだと思いますので」
上木錫日:永倉さんの足をもう一度踏んでから続ける。
永倉文吾:「ほら……!!」
上木錫日:「そんな作り物の感情なんか塗り潰すくらいにボクを惚れさせてみてください」
難波蜜雪:「……そうですか」
上木錫日:「世界が元に戻ったら先輩のことなんか忘れちゃってるかもしれないですからね」
難波蜜雪:「案外、私から好意を向けられるのは嫌じゃないと思ってるってことでいい?」
上木錫日:「さあ。どうでしょう」
上木錫日:「乙女心って複雑なんですよ、先輩」くすくすと笑う。
難波蜜雪:「じゃあ、その答えはいずれ直接聞かせてもらうとして」
永倉文吾:「その複雑さのせいで俺には暴力面ばかりを向けてくるのやめてほしい。」
難波蜜雪:「……永倉さん大丈夫ですか?」
難波蜜雪:「好意の裏返しでは?」
永倉文吾:(大丈夫じゃな……)
永倉文吾:「………」
永倉文吾:「はい!!」
上木錫日:「好意の裏返しです、永倉さん」胸を張って言う。
永倉文吾:「悪意の裏返しでいいから優しさがほしい。」
難波蜜雪:「……二人とももうちょっと素直に話して貰えると助かりますが……まぁ、終われば元通りですし」
上木錫日:「はい。元通りですし」
永倉文吾:「まあ、お給金ももらえるみたいだからしっかりがんばりますよ」
難波蜜雪:「規模が規模なのでお給金多めに貰えるように交渉しますよ」
永倉文吾:「じゃあもっとがんばります!」
難波蜜雪:「先輩ではありませんが先輩らしいことくらいしてみましょう」
難波蜜雪:「では、心の準備はいいですね?」
上木錫日:「はい。世界を元に戻しにいきましょう」
永倉文吾:「はい!!」
永倉文吾:「あ、これは先輩に強要されたはいではなく心からのはいです。」
難波蜜雪:「……そういうのは言わんでよろしい」
永倉文吾:「はい!!」
上木錫日:「ということは今までは強要されて言ってたんですね」
GM:そういうことらしい。
GM:ともあれ決戦の時は近い
GM:────
GM:ロイスの取得変更、購入可能です
永倉文吾:上木さんに脚を踏まれたダメージによるジェネシフトをします。
上木錫日:そんなにダメージあったんですか。
GM:リザレクトですか、どうぞ
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を6D10(→ 45)増加 (40 → 85)
永倉文吾:よし
上木錫日:永倉さんにロイスを取ります。
難波蜜雪:むちゃくちゃ上がる
永倉文吾:ボデマ
永倉文吾:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 10[2,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

永倉文吾:かえたー
難波蜜雪:後輩に 〇守りきる/さよならもしもの青春
上木錫日:-永倉文吾/面白い○/ちょっとうるさい
難波蜜雪:購入はボデマ 《援護の風》《ウィンドブレス》
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を4(→ 4)増加 (57 → 61)
GM:たくさん買える
上木錫日:難波先輩のロイスの感情を変更します。
難波蜜雪:8dx+12
DoubleCross : (8DX10+12) → 10[1,2,3,9,10,10,10,10]+7[2,3,5,7]+12 → 29

難波蜜雪:確定購入
永倉文吾:強いぜ
GM:たくさん買えた
上木錫日:-ロイス/難波密雪/惚れさせてみてくださいね?/○さよならもしもの青春
上木錫日:購入はUGNボディアーマーを狙います。
上木錫日:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

上木錫日:ぜんぜんダメ!
上木錫日:以上です
GM:かなしみ!
GM:────
GM:クライマックス:後輩ハーレム
GM:シーンPCは全員です。お願いします
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (61 → 65)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (85 → 87)
永倉文吾:や!
上木錫日:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+9[9] → 56

GM:────
GM:支部を出る時、先槻に睨まれていた難波は
GM:もしかしたら嫉妬されているのでは……?と感じることが出来るし、それを利用しておびき寄せることが出来るのではないかと思い至った。
GM:ちなみに携帯には彼の連絡先が乗っている。世界改変の影響だろう
難波蜜雪:「そもそも自分を先輩にするようなやつなので、自分以外の先輩は許せないというきらいがあります」
難波蜜雪:「なので、その自尊心を攻めませんか?」
上木錫日:「なるほど。考えましたね、先輩」
永倉文吾:「なんか通じ合ってる」
上木錫日:「上手いこと難波先輩を持ち上げればいいんですね。できます、永倉さん?」
永倉文吾:「持ち上げ…?」
上木錫日:「わー、先輩すごーい……って、感じで」
永倉文吾:「よ!小太刀日本一!」
永倉文吾:「とか?」
上木錫日:「それ褒めてます?」
上木錫日:「まあ、この際なんでもいいですけど」
永倉文吾:「いや、先輩の武器、小太刀だから」
難波蜜雪:「それも日本史に出てくる方ですか?」
永倉文吾:「はい!!」
永倉文吾:「見廻組組長の佐々木只三郎が小太刀日本一って称されてまして!それにあやかりました!」
上木錫日:「その調子なら大丈夫そうですね」
上木錫日:「じゃあ、支部に連絡を入れますね。しっかり合わせてください」
永倉文吾:「はーい」
永倉文吾:先輩以外への返事は緩め
上木錫日:先槻にも聞こえるように彼の番号も含めて、支部の全体回線に連絡を入れる。
上木錫日:「“ティンソルジャー”上木です。今回の事件の調査、ほぼ完了しました」
上木錫日:「……難波先輩のおかげで」
上木錫日:「ね、永倉さん?」
永倉文吾:「やっぱ難波先輩はさすがですよ。サクサクーっと調査終わらせちゃいましたもん」
永倉文吾:「やっぱついていくなら難波先輩だなー。よ!小太刀日本一!」
GM:ガタンッッッッ
GM:受話器の向こうから何かを落とす音と誰かが心配する声が聞こえる
上木錫日:「さすがUGNチルドレンって感じですよね。それに、とっても強いですし」
上木錫日:「まさに頼りがいのある先輩って感じ」
永倉文吾:「先輩といえば難波先輩ですよ。パンも奢ってくれるし任務中に水飲んでも怒らないし」
上木錫日:「難波先輩ならこのまま事件の黒幕もすぐに倒しちゃいそうですね。ね、先輩?」
永倉文吾:「先輩なのに、先輩ってことを鼻にかけないのもいいよね。」
GM:オアオアオアオア……という呻き声が聞こえる
上木錫日:「そうですね。難波先輩、偉そうにしたりしないですし」
難波蜜雪:「……」
永倉文吾:「逆に先輩ってことに拘る人ってさー」
難波蜜雪:顔を真っ赤にしてもじもじしている
永倉文吾:「カッコ悪いよね」
永倉文吾:「それ以外になんかないのかよってなっちゃう。」
上木錫日:「はい。先輩風を吹かしてるような人って最悪ですよね」
上木錫日:「そういう人ってきっと自分に自信がないんでしょうね。その点、難波先輩は理想の先輩って感じです」
難波蜜雪:(逆につらいところもありますが……これだけきかせれば……)
GM:キエ―ッッッ!という奇声が聞こえた後に
永倉文吾:「あ、釣れた」
上木錫日:「まんまとですね」
先輩:「野郎ぶっ殺してや────」 通話が切れる
難波蜜雪:「ビンゴ……!」
永倉文吾:「ここでドラえもんの台詞がである辺りまだ余裕はありそう」
上木錫日:「どこでもドアですか?」
永倉文吾:「オルクスシンドロームにどこでもドアあったっけ?そのあたりはバロールの仕事じゃない?」
永倉文吾:「いや、UGNのシンドローム定義づけぶっちゃけよくわかってないんだけど。」
GM:少し時間が経ってから
上木錫日:「何の話です?」周囲を警戒しながら困ったような顔をする。
永倉文吾:「えー、いきなり話の梯子外してくる、見ました?難波先輩、こういう子なんですよ。」
GM:ディメンジョンゲートが近くに現れ、そこから複数人のオーヴァ―ドが現れる。
永倉文吾:「あ、やべ」
永倉文吾:「なんかいっぱい来た!!」
上木錫日:「たぶんですけど、ジェネレーションギャップってやつですよ。難波先輩はボクの味方ですよね?」
上木錫日:「あ、来る」真面目な顔をする。
落炉銀河:「ええと、いまいち状況が飲み込めないんだが」
落炉銀河:「なんかお前らがジャーム化したとか……」
永倉文吾:「してないしてない。」
上木錫日:「この展開はちょっと予想外ですね。どうします、先輩?」
難波蜜雪:「私は上木さんの味方ですが、ちょっと話が変わりましたね」
東雲唯香:「ええ、でも"先輩"がそう言ってたからなぁ」 影でできたディメンジョンゲートを消しつつ
難波蜜雪:「まぁ先輩を刺せば状況は戻ります……」
大見大華:「先輩を……刺す!?」
上木錫日:「物騒な響きですよね」
流嶺美弥:「やっぱりジャーム化して……」
永倉文吾:「だからしてないってばー」
上木錫日:「してませんね」
永倉文吾:「みんなで健康診断受ければ誰がジャーム化してるかわかると思うから」
永倉文吾:「みんなで受けようよ」
上木錫日:「ジャーム化ってそんなレントゲンとかで分かるんですか?」
難波蜜雪:「まぁ侵蝕率を調べれば……でもみんな一緒には難しそうですね?」
上木錫日:「というか、そんな悠長なことしてる時間はないですよね」先槻を見る。
難波蜜雪:鬼切りの小太刀を取り出すと周囲に風が吹き始める
先輩(邪悪):「くっ!やはり僕を狙うか!"ジャームめ!"」
上木錫日:「ほら。あからさまに邪悪そうですよ」
先輩(邪悪):「"そうはいかないぞ!皆、こいつらを倒そう!この町を守るんだ!"」
永倉文吾:「邪悪な顔してよく言うよ!」
先輩(邪悪):歪んだ囁き+傲慢な理想により、"難波蜜雪"へのロイス感情を変更してもらいます
難波蜜雪:ええ?
先輩(邪悪):ポジティブは変更不要ですが、ネガティブを憎悪にしてこちらを表に、しかしコレは
先輩(邪悪):PCは影響を受けず、エネミーだけが受けます。
先輩(邪悪):要するに支部のメンバーが完全に敵対状態になるということ。
上木錫日:支部のみんなが……!
永倉文吾:みんな…!
先輩(邪悪):この事件を一緒に調査してきた2人は、この能力を受けても、誰が敵かをはっきり認識できます。
上木錫日:はっきり認識できました。
難波蜜雪:頼もしい仲間ですよ
先輩(邪悪):「さあ、ハッキリさせようか!誰が真の"先輩"なのか」
先輩(邪悪):「"先輩(神)"は、1人で良い……」
上木錫日:「なんでもいいですけど、こんな世界じゃ普通に陸上もできないですし」
上木錫日:「さっさと返してもらいますよ」
永倉文吾:「それに俺達は真の"先輩"なんてものは存在しないと証明するために戦うので」
永倉文吾:「勝ったほうがより強い先輩とかそんなんじゃねえから!」
先輩(邪悪):「そんな……」 普通にショックを受けている
難波蜜雪:「先槻さん、あんたは大事なもんを見落としてる。」
難波蜜雪:「結局、先輩だの後輩だのってのは巡り合わせの話でしかない」
難波蜜雪:「自分の我儘とメンツを気にしてるあんたには理解できないだろうがね」
難波蜜雪:「あんまり、人間ってのを舐めるなよ」
上木錫日:「ふふ。格好良いですよ、先輩」
永倉文吾:「はい!!!」
永倉文吾:「あ、ダメだ。癖になってる」
先輩(邪悪):「ぐぐ……うわーーーーー!!」 癇癪を起したように叫ぶ
先輩(邪悪):先槻唯我は覚醒したばかりであるが、その出力は広域認識災害を引き起こす程ある。
先輩(邪悪):その感情が高ぶった際のレネゲイドの放出は、他者のレネゲイド活性率を大幅に引き上げる。
先輩(邪悪):衝動判定をお願いします。難易度は9
上木錫日:1dx+1>=9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

先輩(邪悪):これによる侵蝕率の上昇は2d10ではなく50となります。
上木錫日:めっちゃ上がる
永倉文吾:8dx+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 8[2,3,3,3,6,6,7,8]+2 → 10 → 成功

永倉文吾:あぶねえ、成功
難波蜜雪:3dx+4>=9 思い出の一品適用
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 9[5,5,9]+4 → 13 → 成功

先輩(邪悪):ただし、クライマックス終了後に25下がります
上木錫日:ボクだけ暴走!
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を50(→ 50)増加 (65 → 115)
永倉文吾:侵蝕が147に
永倉文吾:147に!?
上木錫日:侵蝕率は106になります。
永倉文吾:違う、137だった…よかった…
先輩(邪悪):めっちゃ上がる
難波蜜雪:ジェネシフトもしてましたからね
GM:では戦闘を開始していきましょう
GM:────
GM:エネミー(行動値はそれぞれ10、9、7、7、6、3)──5m──PC(行動値はそれぞれ11、9、6)
GM:1Rセットアップ
永倉文吾:なし!
難波蜜雪:なし
上木錫日:なし
先輩:セットアップ:支配の因子3+絶望の領域2 
R中対象:シーン(選択)の攻撃力-15(最低0)、判定-4d。1シナリオ1回。 対象はPC全員

上木錫日:なんか来た!
永倉文吾:うわ、きついな…!
先輩:先に宣言しておくとコレはロイスの効果で削除可能です
上木錫日:タイタス昇華の出番だ
落炉銀河:セットアップ:加速装置3
行動値+12

落炉銀河:一番速くなります
上木錫日:早くならないで
永倉文吾:このパラダイス銀河が…!
大見大華:セットアップ:ターゲットロック6+攻勢変色6 対象:単体への攻撃力+18+30。暴走
流嶺美弥:セットアップ:狂戦士2+タブレット4+多重生成4+女王の降臨2 視界・5体のC値-1(下限6)+4d
GM:────
先輩:周囲の空気が重く変わり、"先輩"に逆らってはいけないという圧力を感じる。
永倉文吾:「支部長達ガチで殺す気で来てるね!?」
落炉銀河:「悪いな」
上木錫日:「なんだかやりづらいですね」
大見大華:「うおーっ!ごめんだけど私はぜんりょくでやるぞー!」
難波蜜雪:「……前線、あげますので」
難波蜜雪:「上木さんと永倉さんは自分の事に集中してていいですよ」
GM:────
GM:イニシアチブ→落炉銀河 の前に
GM:イニシアチブ:加速する刻1
1R1回。1シナリオ1回。即座にメインプロセスを行う。

上木錫日:なんか来た!
先輩:上先輩(敵)
先輩:メジャー:要の陣形6+未知なる陣形2+導きの華8+光射す場所2
先輩:エネミー全員の次の判定達成値+21です。ここまでする必要があるかというと、無い。
落炉銀河:改めて行動!
落炉銀河:マイナー:剛身獣化2+ハンティングスタイル3 装甲+6、攻撃力+4
落炉銀河:5m移動してPC達にエンゲージします。
落炉銀河:1d3 対象行動値順
DoubleCross : (1D3) → 2

落炉銀河:上木ちゃんに攻撃します
上木錫日:ボクじゃないですか
落炉銀河:メジャー:アームズリンク3+ハイマニューバー2+コンセントレイト:ブラックドッグ3+血に飢えた跳躍2
12dx7+4+6+10-1 攻撃力+9+4+6

永倉文吾:よかったー
上木錫日:永倉さんはあとで蹴ります
難波蜜雪:喧嘩しないように
落炉銀河:12dx7+4+6+10+21 命中
DoubleCross : (12DX7+41) → 10[1,1,1,2,2,4,6,8,8,9,9,10]+10[2,2,7,8,9]+10[1,5,8]+4[4]+41 → 75

上木錫日:高いですよ!
落炉銀河:固定値41だからね……w
上木錫日:暴走中なのでリアクション不可です
落炉銀河:あ、-1で74でした。
上木錫日:-1したところで何も変わりませんよ!?
落炉銀河:8d10+9+4+6 アームブレードの効果でG値-5です。ガードしてないので意味ねえ!
DoubleCross : (8D10+9+4+6) → 42[10,4,9,5,6,2,1,5]+9+4+6 → 61

上木錫日:一発で戦闘不能です。
上木錫日:先槻さんへのロイスをタイタス化。昇華して戦闘不能を回復します。
落炉銀河:────
落炉銀河:懐から取り出したアンプルを首筋に打ち込む。
落炉銀河:足元から紫電が走ったと思ったときには上木の目の前にいて
上木錫日:咄嗟に避けようとするが、無くなったはずの左足が痛んで動きを止める。
落炉銀河:機械化手術を施された機械腕と、獣の身体能力から放たれたパンチが貴女を大きく吹き飛ばす!
上木錫日:「うっ……!」小柄な体が軽く吹っ飛ぶ。
難波蜜雪:吹き飛んだ体を柔らかなものが受け止める
難波蜜雪:しかし、そこには風だけが存在している
難波蜜雪:「出力調整……」
上木錫日:地面にぶつかりそうな体が、ゆっくりと受け止められる。
上木錫日:「生憎ですけど、今のボクには偽物の先輩なんかよりもずっと頼りになる人がいるんです」
上木錫日:「ね、先輩?」風の吹いてきた方を見る。
永倉文吾:「流石先輩!大丈夫だよ上木さん!上木さんの踏みつけの方がよっぽど痛いから!戦える戦える!」
上木錫日:「永倉さん、あとで覚えていてくださいね」
GM:────
永倉文吾:「励ましてるのに!」
GM:では永倉君の手番!
GM:サイレンでボコボコにする時間です
永倉文吾:エージェント/落炉銀河/敬意/脅威○で取得、即昇華
永倉文吾:支配の因子3+絶望の領域2の効果を消します
GM:ああん
永倉文吾:オートで能力訓練精神を使用し
永倉文吾:マイナーなし、メジャーでサイレンの魔女
永倉文吾:11dx+4
DoubleCross : (11DX10+4) → 9[1,2,3,3,3,4,5,7,7,9,9]+4 → 13

永倉文吾:一回もクリティカルしないな!今日!
永倉文吾:ここに勝利の女神を乗せます。達成値+24、合計37
GM:オワ―ッ
永倉文吾:装甲無視、ドッジガード有効です
GM:大見大華 暴走リア不
永倉文吾:対象は敵全員
GM:流嶺美弥 ガード
先輩:オート:領域の盾5
1シーン5回、至近のキャラクターにカバーリングを行わせる。拒否可能

先輩:銀河にカバーさせます。
先輩:で、これは全員命中ですね
先輩:ダメージどうぞ
上木錫日:銀河さん、エンゲージ離れてません?
永倉文吾:銀河さんは以下同文
GM:オート:領域の守護者2
1シーン1回、領域の盾の効果を射程:視界に拡張する。

GM:忘れてた
上木錫日:そんなものが……!
GM:こんかいだけ……
永倉文吾:なるほどね。
永倉文吾:ではダメージ
永倉文吾:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 24[2,9,4,9]+15 → 39

永倉文吾:《フェイタルヒット》
永倉文吾:ダメージダイス+6d10
永倉文吾:39+6D10
DoubleCross : (39+6D10) → 39+42[7,6,3,7,10,9] → 81

永倉文吾:よっしゃ!上振れ!81点ダメージ装甲無視!
GM:おっそろし……
永倉文吾:侵蝕が13上がって150です。
GM:ええと、大見とカバーされた先輩だけ生き残ります……そんな……
上木錫日:わあ。永倉さん、強い。
GM:────
永倉文吾:すまない…大見さんを殺れなかった…
永倉文吾:「なんか、朝全然仕事出来なかったせいで上木さんにだいぶ舐められちゃってる気がするし」
永倉文吾:「体もいい加減温まってきたしそろそろ俺もやれば出来るってとこ見せるとしようかな!」
永倉文吾:永倉がつけているチョーカーは何らかの遺産、名前は知らない!永倉本人は外れない呪いの首輪としか思ってない!
永倉文吾:「なんかお願いされて支部の仕事手伝ってたら殺しにかかられてるのもかなりムカつくしー!」
永倉文吾:「全力で殺しにかかってきてるってことはこっちが殺しに行っても文句言えないよねー!」
上木錫日:「怒る理由が子供っぽいですよ」
永倉文吾:永倉のチョーカーは永倉の行動を制限する!具体的に言うと盗み傷害殺人などを犯そうとするとその悪意を感知してレネゲイドの力を思いっきり出力して首を絞めたり全身に猛烈な痛みを与えたりする!
永倉文吾:「こういう風にしっかり恨み言言わないとなかなか人をぶっ殺そうとか思えないの!!」
永倉文吾:「っつーわけでてめえら全員くだばぎゃあああああああああああああ!!!」
永倉文吾:支部員に対して殺意をひねり出し首輪の力を自分に向けさせる!!
永倉文吾:「いてええええええええええ!!!しぬううううう!!」
永倉文吾:そしてそれを喰らいながら思いっきり叫ぶとけ遺産の持つ規格外の力を無理やり外部に逸らすのだ!
永倉文吾:「ぎゃあああああああああああああ!!!」
永倉文吾:空気を裂くような叫び声が響き渡る!!
流嶺美弥:「きゃあああああああああ!!!!」
永倉文吾:そして実際に空気が裂けかまいたちとなり支部のみんなに襲いかかる!!
落炉銀河:「うおっ相変わらず……」
先輩(臆病):「うわーーーーー!!たすけてーーーーーっ!!?!??!」 戦闘経験が無いのでビビっている
永倉文吾:「いてええええええ!!!痛いってマジ!ウソウソ殺さない殺さない!人を殺すとか蛮族の所業だもの!そんなことしない!!」
落炉銀河:「えっ……ぎゃあああああああああ!?!?!?」
落炉銀河:"先輩"の声に引き寄せられたように彼の方に跳んでいきかまいたちの衝撃を受ける
先輩(純粋悪):「ああっ銀河君……」
先輩(純粋悪):「そんな……僕を庇って……」
永倉文吾:「うお、マジか…仮にも後輩相手に容赦ないなあいつ」
大見大華:「ひーっ、死ぬかと思ったけど、私はまだまだやれるぞーっ!」
上木錫日:「なんか……やっていることがめちゃくちゃ過ぎる……」永倉さんが生み出した惨状に頭を抱える。
永倉文吾:ぜえぜえと息を切らす
大見大華:趣旨を理解しておらず模擬戦か何かだと思っている
GM:────
永倉文吾:「とりあえず、俺にできる露払いは終わったから」
永倉文吾:「残りは上木さんが払って先輩の舞台を作ってね!」
上木錫日:「はい。ありがとうございます。あとはボクに任せてください」
GM:つづいて上木さん!
上木錫日:「さすがにあんなのを見せられたら、ボクも手を抜くわけにはいかないですよね」
上木錫日:マイナーで戦闘移動。後ろに18メートル下がります。
上木錫日:「全力を……!」電撃を迸らせ、ロングスカートの裾を焼き切る。
上木錫日:短くなったスカートから黒い鋼鉄の義足が露わになる。その足で地面を蹴って、大きく飛び退く。
上木錫日:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《死神の針》+《ギガンティックモード》+《ストライクモード》+《カスタマイズ》を使用して射撃攻撃。
上木錫日:範囲(選択)で先槻と大見が対象です。
上木錫日:永倉さんのロイスをタイタス化、即座に昇華して不利な効果を全て打ち消す!
上木錫日:命中判定いきます!
GM:来な!
上木錫日:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,1,3,3,5,6,6,6,8]+2[2]+3 → 15

上木錫日:《剣精の手》を使用。振り足します!
上木錫日:1dx7+23
DoubleCross : (1DX7+23) → 10[9]+6[6]+23 → 39

上木錫日:命中の達成値は39です。リアクションお願いします。
GM:そこで永倉君の時に忘れていた
上木錫日:?
先輩:オート:支配の領域2
対象の出目を1つ1に変更。1回の判定に1回、シナリオ2回。

上木錫日:わっ、強い
先輩:一番最初のダイスに使って、達成値は4かな
先輩:あ、ちがう、剣精もあるから
先輩:19になるか、ワンチャンあるかと思ったけど無理だな!
先輩:4dx 一応回避
DoubleCross : (4DX10) → 10[1,4,5,10]+3[3] → 13

永倉文吾:よっし!
先輩:で、もう片方がリア不で、領域の盾で庇わせます。ダメージどうぞ
上木錫日:はーい。
上木錫日:7d10+4
DoubleCross : (7D10+4) → 39[9,2,3,2,7,7,9]+4 → 43

上木錫日:43点。装甲は有効です。
先輩:大見大華が倒れます!もうカバー役はいない!
上木錫日:「構え」駆けながら、指鉄砲を作って相手に向ける。
上木錫日:周囲に無数の光弾が浮かぶ。
上木錫日:「撃て」銃を撃つような仕草をする。
上木錫日:「ばーん」無数の光弾が先槻と大見に向かって飛ぶ!
上木錫日:光の弾丸が二人の体を貫こうとする!
先輩:「うわわわわっ」
大見大華:「あっ"せんぱーい"!」 ぴょーんと先輩(先槻)の元に跳ね
大見大華:「みぎゃーっ!」
永倉文吾:「相変わらず理不な攻撃!」
上木錫日:「あ。危ないですよ、そこ。……だから言ったのに」大見に言う。
先輩(孤立):「ああっ、皆いなくなってしまった……!」
上木錫日:「さ、先輩。あとはお願いします」
上木錫日:侵蝕率は124に上がります。
難波蜜雪:「……どうも」
上木錫日:対抗種のデメリットでHPは
上木錫日:3点減ります。ないはずの足がずきりと痛む。
GM:────
GM:先槻の手番ですが
GM:マイナーで戦闘移動、5m前進して
GM:メジャーで素手で白兵攻撃します。
GM:4dx 対象は難波くん
DoubleCross : (4DX10) → 8[3,5,8,8] → 8

難波蜜雪:せっかくやからドッジします
難波蜜雪:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 9[2,4,8,9,9,9]+1 → 10 → 成功

先輩(ヤケクソ):「ぼ、僕は新世界の"先輩(神)"になるんだ!」
先輩(ヤケクソ):「お前は邪魔だ―っ!」
先輩(ヤケクソ):オーヴァ―ド、ジャームになって向上した身体能力で殴りかかってくる
難波蜜雪:身体の周りに纏った風が相手の動きを妨害し、最小の動きでかわす
先輩(ヤケクソ):その能力は確かに一般人からすれば驚異的だが、近接戦闘を専門とする相手にはあまりにも低い
先輩(ヤケクソ):その判断がつくほどの理性がないからこその、ジャームだが。
GM:────
GM:難波くんの手番です
難波蜜雪:「一分三十秒」
難波蜜雪:「それだけの謝罪と祈る時間をあげよう。裏返せばその時間きっかりまで倒れることを許さない」
先輩(ジャーム):「な、なにを……」
難波蜜雪:メジャー コンボ:《斬々舞》 《コンセントレイト》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《援護の風》《ウィンドブレス》
難波蜜雪:ドッジ不可の攻撃、対象は先槻
難波蜜雪:13dx7+19
DoubleCross : (13DX7+19) → 10[1,1,3,3,4,5,7,7,8,8,8,10,10]+10[3,4,8,9,9,10,10]+10[3,4,6,7,7]+10[6,7]+5[5]+19 → 64

先輩(ジャーム):うわーーーーー!!
難波蜜雪:7d10+10 装甲有効
DoubleCross : (7D10+10) → 39[10,4,9,7,6,2,1]+10 → 49

先輩(ジャーム):ど、ドッジ不可……ガード値もない……そんな……
難波蜜雪:2と1を振りなおしますね
難波蜜雪:46+2d10
DoubleCross : (46+2D10) → 46+14[7,7] → 60

先輩(ジャーム):ええ、ちょろっと生命増強したりもしてましたが……倒れます
先輩(ジャーム):当然、Eロイス:虚実崩壊の効果も解除される
難波蜜雪:「レディ・セット」
難波蜜雪:小太刀を放ると周囲に満ちた風に乗って巻きあがる
難波蜜雪:「計測開始」
難波蜜雪:初めに当たったのは、
難波蜜雪:膝蹴りだった
難波蜜雪:暴風。周囲に満ちた風によって後押しし、またその風が相手を押し戻し体勢が崩れることを防ぐ
難波蜜雪:サンドバックを打つかのように、難波蜜雪の連打は止まらない
先輩(ジャーム):「ごっ……」
難波蜜雪:「五秒ではありません、二十三秒です。がんばって」
先輩(ジャーム):「がば、ぎゅぃ、や、やめ……」
難波蜜雪:(これで……惚れてもらおうとか、笑わせる)
難波蜜雪:難波の抱える衝動、加虐。突き詰めていけば顔を出す残虐な一面
難波蜜雪:それを制するために己を律する。鬼切りの小太刀由来のジャームを憎む心もそれを後押しする
難波蜜雪:それなのに、敵を蹴れば蹴るほどに不思議な感覚が襲う
先輩(ジャーム):「い、いぎゃ……ご、ごめんがばっ!?」
難波蜜雪:(ほんとうに……俺は、未熟だな)
難波蜜雪:思考の隙間、落ちてくる小太刀に反応し、体が宙を舞う
難波蜜雪:放った踵落としがナイフの持ち手を押し、切っ先が相手の方に突き刺さった
難波蜜雪:「……一分三十秒、ジャスト」
先輩(ジャーム):「いっ」
先輩(ジャーム):「ぎゃあああああああああああああ!?!?!?!????!?!?」
先輩(ジャーム):人間が出せるとは思えないほどの悲鳴を上げ、泡を吹いてその場に倒れる。
先輩(ジャーム):同時に、世界が"変わった"。
先輩(ジャーム):"戻った"というべきか
永倉文吾:「難波さんは容赦がないなあ。」
上木錫日:「お見事ですね」
先輩(ジャーム):ともかく、これで事件は解決したと言っていいだろう。
難波蜜雪:「……すみません、良くないものを見せました」
上木錫日:「いえ。ボクはいいと思いますよ」
上木錫日:「格好良かったです、先輩」
難波蜜雪:困ったように笑って
難波蜜雪:「ありがとう」
上木錫日:歩み寄ると、顔に付いた血を拭ってあげる。
難波蜜雪:「み゛」
上木錫日:「あれ?」
難波蜜雪:「ちーかーいー!」
上木錫日:「永倉さん、どうしましょう。また元に戻っちゃったんですけど」
上木錫日:困ったような顔で振り向く。
永倉文吾:「思春期の男子にそんな風にスキンシップする上木さんが悪いと思う」
難波蜜雪:「も……ばか……私の……ばか……!」
上木錫日:「思春期関係あるんですか、これ」
永倉文吾:「思春期の男子ってのは繊細なんだよ」
永倉文吾:「ね、難波さん」
難波蜜雪:「う……」
難波蜜雪:「それもそうですが私の未熟を上木さんのせいにするというのもですね……もとはと言えば何か勘違いをしていたような変な思い違いをというか、いえ別に変なことを期待していたとかでもなく……」
上木錫日:「繊細なのはよく分かりました」
永倉文吾:「あ、そうだ。」
上木錫日:「なんですか、永倉さん」
永倉文吾:「とりあえず俺たちの認識はもとに戻ったみたいだけど」
永倉文吾:「後輩だった時の記憶はちゃんと残ってるみたいだから」
永倉文吾:「さっきの続き、頑張ってね。難波さん」
上木錫日:「ああ、そうか。なら、永倉さんに土下座させ放題ってことですね」
難波蜜雪:「つづ、き……? み゛ゃ」
永倉文吾:「いや、そんな話はしてなかったでしょ!」
上木錫日:「続き、します? 存在しない世界の、ですけど」
永倉文吾:「スコアだけ言ったら今回一番働いた俺だしね!?土下座する必要なくない!?」
難波蜜雪:「スコアはまぁ……確かに」
難波蜜雪:「えっと、上木さん」
上木錫日:「冗談ですよ。うっかり騙されてくれるかなって思っただけです」
上木錫日:「はい、何ですか。難波さん」
難波蜜雪:「存在しない世界だろうと存在しない記憶だろうとなんだろうと」
難波蜜雪:「私の前に存在する貴方しか見ていないので、続き云々はお任せします」
難波蜜雪:「……個人的にはこれからも今まで以上に頑張るつもりですが」
上木錫日:「ふふ。ボク、無くしたものって、ずっと痛み続けるのかと思っていたんですけど」
上木錫日:「痛くないものもあるんですね」
上木錫日:ロイスを取得します。
上木錫日:-ロイス/あの世界/○痛くない/どこにも存在しない
上木錫日:「ちょっと惚れましたよ、難波さん」
難波蜜雪:「……もっと、惚れてください。具体的には私と同じくらい」
上木錫日:「なんですか、それ。がっつく男は嫌われますよ」呆れたように言う。
上木錫日:「ほら、支部のみんなを助けて戻りましょう」
上木錫日:「ね、先輩?」いたずらっぽく笑う。
難波蜜雪:「……あい」
難波蜜雪:むちゃくちゃ落ち込んでた
上木錫日:手を伸ばして頬を
上木錫日:手を伸ばして頬を撫でる。
上木錫日:それから、支部のみんなの救助に向かう。
永倉文吾:その様子を見ながら難波さんの肩を叩く
永倉文吾:「やめておいた方がいいと思うよ、俺は」
永倉文吾:「マジで痛いからね、あの鋼鉄キック」
難波蜜雪:「でもあの子……むちゃくちゃかわいいですよ」
永倉文吾:「顔はね、うん」
難波蜜雪:「内面も、です」
難波蜜雪:軽く永倉さんのケツを蹴る
永倉文吾:「わお」
永倉文吾:「いたい」
難波蜜雪:「困ったなぁ……どうしたらいいんだろう……」
永倉文吾:「やっべー、難波さんってマジで男前だね。」
難波蜜雪:「この調子だと惚れてもらうまでに白髪になりそう」
難波蜜雪:ぶつぶつ言いながら救援に向かった
永倉文吾:「ま、頑張れとしか言えないかなー。」
永倉文吾:「先輩後輩も縁なら惚れたら腫れたも縁だしね」
永倉文吾:困ったように笑いながら二人に続いていく
GM:────
GM:バックトラック
GM:まずは侵蝕率を25減少させてください
上木錫日:99になります。もう100%を下回った!
難波蜜雪:あ、上げ忘れてた
難波蜜雪:難波蜜雪の侵蝕率を11(→ 11)増加 (115 → 126)
永倉文吾:125になりました
難波蜜雪:126-25=101
GM:で、Eロイスがこちら
GM:E:虚実崩壊
E:傲慢な理想
E:歪んだ囁き

GM:振りたい人は振ってください
永倉文吾:いえあ!
永倉文吾:125-3d10
DoubleCross : (125-3D10) → 125-16[9,2,5] → 109

永倉文吾:一倍ぶり
永倉文吾:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-40[4,9,10,8,9] → 69

永倉文吾:戻りすぎィ!!!
永倉文吾:4点!
難波蜜雪:Eロイスは振らずに等倍で
難波蜜雪:101ー7d10
難波蜜雪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 47[7,8,7,8,3,7,7] → 47

上木錫日:Eロイスは振らない!
上木錫日:残ロイスは4つ
上木錫日:99-4d10
DoubleCross : (99-4D10) → 99-24[8,6,9,1] → 75

上木錫日:5点です。よかった。
難波蜜雪:54で3点
GM:Dロイスは以下
GM:D:実験体(大見大華)
D:亜純血(落炉銀河)
D:亜純血(流嶺美弥)

GM:Eロイスと合わせて経験点6、いつもの5点、シナリオクリアで10点
GM:経験点は21+侵蝕率です
永倉文吾:25点!
上木錫日:ボクは26点ですね
難波蜜雪:24点
難波蜜雪:一番低いな……
GM:25点いただきます。むしゃむしゃ
上木錫日:どうぞどうぞ。
GM:────
GM:エンディング:永倉文吾
東雲唯香:「お待たせしました~」 くるりくるりと着物を翻しながら封筒を手に、支部の一室で待つ貴方の前に女性が現れる。
永倉文吾:「はい!!」
永倉文吾:「やべえ、やっぱ癖になってる」
東雲唯香:支部が誇るお飾り支部長だ。封筒の中身は今回の給料
東雲唯香:「あらあ、良い子ねえ、元気な返事は大事よぉ」
東雲唯香:「これ今回のお給料ね。ちょ~~~~~~~っと」
永倉文吾:「そういうわけじゃ、ないんですけど、ありがとうございます。」
東雲唯香:「色付けておいたからぁ」
永倉文吾:「色々ありましたからね、今回」
東雲唯香:「そうそう。大変だったわぁ」
永倉文吾:紙袋の重さを実感してウキウキしてる
東雲唯香:「なんかねえ、支部の立場もちょっと危うくなっちゃってえ?」
永倉文吾:「大丈夫ですよー。他の人はどうか知らないけど」
東雲唯香:「暫く物々しいエージェントとか増えちゃうかもねえ」
永倉文吾:「俺は洗脳中のことはよく覚えてないですしー」
永倉文吾:「査察的な人が来ちゃうんだ。怖い」
東雲唯香:「記憶がないの、大変ねえ」 ぼけぼけとお茶を入れている
東雲唯香:「うん、領土争い的なあ?他の支部からの人員がねえ」
東雲唯香:「乗っ取ろうとしてるみたい?銀河君が頭抱えてたわあ」
永倉文吾:「UGNも一枚岩じゃないもんねえ。」
東雲唯香:この女はお飾りなので何もすることがない
東雲唯香:「もしかしたら、文吾くんも暫く仕事がないかおしれないのよ」
永倉文吾:「そうなったらまた別のところに流れるから大丈夫っすよ。」
東雲唯香:「あらあ、寂しいわねえ」
永倉文吾:「俺、結構強いし情報も扱えるから意外と潰し効くし」
東雲唯香:「まー、紹介状くらいは書くから町を出る時はちゃんと言っていってねえ」
永倉文吾:「おかざりなのに、そんなに顔効くんですか?」
東雲唯香:「あっひどい、他所の支部長に仲の良い子くらいはいるわよ~」
東雲唯香:「良い子よお、多分。私に見る目があるかはわからないけど」
永倉文吾:「見る目以前にちゃんと目を開いてほしい…」
東雲唯香:「最近すっごい眠いのよねえ」
東雲唯香:「毎日12時間は寝てるのだけど」
永倉文吾:(年では…?)という言葉は呑み込んだ。優しさ
東雲唯香:永倉の元に置かれたコップが黒い渦に呑まれて消える
永倉文吾:「わ」
永倉文吾:びっくりする
東雲唯香:「あら~ごめんなさい、ちょっと手が滑ったわあ」
東雲唯香:ちょっと怒気が感じられる
永倉文吾:「いやあ、いっぱい寝てるから支部長はいつも肌が綺麗だなあって思って見てただけですよ」
永倉文吾:「美容に睡眠は必要不可欠ですからね。」
東雲唯香:「素直で良い子ねえ、お茶もう一杯飲んでいく?」
永倉文吾:「はい、いただきます。」
永倉文吾:(あんまりあっさり見捨てるのも、後が怖いなこの支部)
永倉文吾:そんなことを思いながら、のんびりお茶をいただきます
永倉文吾:そして今回の事件で同行した二人のことを思い浮かべ
永倉文吾:(やっぱり俺はやめておいたいいけどなあ)と苦笑する
東雲唯香:「うふふ、あの二人、上手くいくと良いわねえ」
東雲唯香:ずず、とお茶を啜りながら窓の外を見て
東雲唯香:呟いた
GM:────
GM:エンディング:上木錫日/難波蜜雪
GM:放課後。上木錫日の通う学校。
GM:グラウンドでは陸上部が活動していて、マネージャーとして上木錫日もいる。
上木錫日:陸上部のジャンパーを着たジャージ姿でマネージャーの仕事をしている。
上木錫日:放課後のグラウンドで、陸上部の用具を持って運んだりしています。
上木錫日:「そうだ。永倉さん、いっぱいバイト代もらっただろうし、今度何かご馳走してもらおう」
上木錫日:そんなことを呟いている。
難波蜜雪:「本当に、仲良しさんですね。永倉さんと」
上木錫日:顔を上げ、少し驚いたような顔をする。
上木錫日:「あ、難波さん。難波さんもボクと同じ高校だったんですか?」
上木錫日:用具の整理をしていた手を止める。
難波蜜雪:「数か月前に学内に問題がないか調べるために」
難波蜜雪:「……黙っていたのが申し訳ないですけど」
上木錫日:「じゃあ、本当に先輩ですね」どこか嬉しげに言う。
上木錫日:「今日は陸上部の調査ですか?」
難波蜜雪:「そういうことにしましょうか」
上木錫日:「ここは問題ないと思いますけど。ボクもいますし」
難波蜜雪:「……ちょっと越権です」
上木錫日:「越権?」不思議そうな顔をする。
難波蜜雪:「上木さんに会いに来ました」
難波蜜雪:「諸々のご挨拶というか」
上木錫日:「ボクに、ですか」
上木錫日:「ふふ。本当に口説きにきてくれたんですね」
難波蜜雪:「はい」
難波蜜雪:「でも、これが最初で最後になるかと思います」
上木錫日:「……最初で最後?」
難波蜜雪:「この街を出ることになるかもしれないので」
上木錫日:「ああ。そういうお仕事ですもんね」
難波蜜雪:「感慨深さとかなさそうですね」
上木錫日:「あるような、ないような」
難波蜜雪:「隠してた先輩後輩という縁も切れてしまいそうで」
難波蜜雪:「正直、気が気でない」
上木錫日:「このハードル、結構重いんです。暇なら倉庫まで運ぶの手伝ってもらってもいいですか?」
難波蜜雪:「いいですよ」
上木錫日:二人でハードルを運びながら倉庫に向かう。
難波蜜雪:(本当に重いな……)
上木錫日:「そこ、隅の方に置いてもらえれば大丈夫です」
難波蜜雪:「ここですね?」
上木錫日:倉庫の中で難波さんの背中に抱きつく。
上木錫日:「ずるい
難波蜜雪:「……」
上木錫日:「ずるいですよ、先輩。どうして行っちゃうんですか」
上木錫日:「今度は無くしても痛まないと思っていたのに」
難波蜜雪:「……こんな時までそんなそぶりも見せなかった上木さんもずるいですよ」
上木錫日:「乙女心は複雑なんです」
難波蜜雪:「思春期も負けないくらい複雑で繊細ですよ?」
上木錫日:「はあ。それは知ってますが」
上木錫日:「難波さん、この街を出るまでもう少し時間はあるんですよね?」
難波蜜雪:「……」
上木錫日:「すぐに行かなきゃならないんですか?」
難波蜜雪:「いえ」
上木錫日:「じゃあ。今度の日曜日、ボクとデー……」
上木錫日:「出かけましょう。一緒に」
難波蜜雪:「……デート、ですか?」
難波蜜雪:「上木さん、ここには誰もいませんから」
難波蜜雪:「だから、ほんの少しだけ素直にお話してくれませんか?」
難波蜜雪:小さく、体が震えていた
上木錫日:「……卑怯ですよ」震える手を握る。
上木錫日:「止まりました?」
難波蜜雪:「……止まったと思います」
上木錫日:「よし」
上木錫日:髪を撫でると、耳元に顔を近付けて囁く。
上木錫日:「ボクと一緒にデートしましょう。先輩」
上木錫日:甘い吐息が耳に触れる。
上木錫日:「どうですか。素直になってみましたよ」
難波蜜雪:「み……んん」いつものようになるのをこらえて、頬に触れる
上木錫日:「ん……」わずかにたじろぐ。
難波蜜雪:薄く青い瞳が上木の赤い瞳を見つめていた
難波蜜雪:「最初で最後の口説きになると言いました」
難波蜜雪:「だからもう少しだけ素直にお話してください」
難波蜜雪:「ダメですか?」
上木錫日:「そういう卑怯な手には乗りません」
上木錫日:持っていたミネラルウォーターを一口飲み、ペットボトルを難波さんに押し付ける。
上木錫日:「ボクが欲しければ」
上木錫日:「力ずくで奪いに来てください」
上木錫日:倉庫の扉を開ける。
難波蜜雪:びゅう、と倉庫の内側に向かって強い風が吹いて
難波蜜雪:上木の動きを止めるように抱き締めた
上木錫日:「……!?」
上木錫日:「はあ。そういうことですか」
上木錫日:ペットボトルを難波さんの手から奪うとキャップを開ける。
難波蜜雪:「あ、待ってかけないで」
上木錫日:「はい。あーん」
上木錫日:「こんな女、ボクはやめておいた方がいいと思いますけど」
上木錫日:ペットボトルの飲み口を差し出す。
難波蜜雪:「それでも貴方を愛しています」
難波蜜雪:ペットボトルを持つ手を重ねて、言葉を重ねる
難波蜜雪:「貴方のそういうところをふくめて上木さんを愛していて、貴方を求めている」
難波蜜雪:また頬に触れて、先ほどよりも近く目を見つめた
上木錫日:「そういう言葉はもっとお互いをよく知ってから言うんですよ」
難波蜜雪:「……ですか」
上木錫日:「喉、乾かないんですか、先輩?」
難波蜜雪:「……乾きます」
上木錫日:ペットボトルの水を口に含むと、難波さんの唇にそっとキスをし、冷たい水を口移しする。
上木錫日:「これが今のボクのせいいっぱい」
上木錫日:抱きしめる腕を振りほどくと倉庫の入り口に向かう。
難波蜜雪:「錫日さん」
上木錫日:「日曜、デート。忘れないでくださいね」
上木錫日:「さて、今のはボクの何度目だったでしょうか」
難波蜜雪:「……私は一回目ですが」
上木錫日:「だと思いました。日曜までに答えを考えてきてください」
上木錫日:「せんぱい」
上木錫日:いたずらっぽく笑うと、倉庫を出ていく。
難波蜜雪:「錫日さん! ひと月、ひと月後です!」
上木錫日:「考える時間、随分たくさんありそうですね!」振り返って笑う。
難波蜜雪:「私はひと月後に街を出るか出ないかと判断をしないといけないです!」
難波蜜雪:「だから、本気で貴方を愛します! この街を出たくないと思ってしまうほどに、出ていってほしくないと思われるほどに!」
難波蜜雪:「デート! 楽しみにしててください!」
上木錫日:「先輩、熱い人ですね。嫌いじゃないですよ」
上木錫日:「ちゃんとボクを惚れさせてくださいね」
難波蜜雪:「キスまでしておいてまだそんなこと言いますか!」
難波蜜雪:「次は私からですからね! 貴方こそ覚えておいてください!」
難波蜜雪:晴れやかな顔で笑っていた
上木錫日:「ボクはこんな女やめておいた方がいいって言いましたからね」ジャージをめくり、鋼鉄製の義足を軽く上げる。
上木錫日:「それじゃあ、また日曜日に」
難波蜜雪:「また日曜日に!」
上木錫日:嬉しそうに笑うとグラウンドに戻っていく。
難波蜜雪:「貴方が付けてたらその義足もオートクチュールですよー!」
難波蜜雪:「体に気を付けて! 頑張ってください!」
上木錫日:「……あんな大声で叫んだら部活のみんなに全部聞こえちゃいますよ」顔を真っ赤にしながら小声で呟いた。
GM:グラウンドが軽くざわめき、その中に上木錫日の姿が消えていく。
難波蜜雪:倉庫に一人残り、手近な用具の上に座る
難波蜜雪:心臓の鼓動が早い。戦っている時よりもずっと
難波蜜雪:「緊張した……」
難波蜜雪:自分の手に残った熱と唇に残った熱の感覚
難波蜜雪:「(鉛の兵隊」
難波蜜雪:「」
難波蜜雪:「ティンソルジャー(鉛の兵隊)じゃなくて」
難波蜜雪:「可愛いお姫様みたいな子ですよ、錫日さん」
難波蜜雪:「手ごわいなぁ……」
難波蜜雪:ひとまず、デートプランを練るところから頑張ろう。そう誓った
GM:────
GM:ダブルクロス The 3rd Edition
GM:後輩ハーレム
GM:完