GM:御影

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



PC1:"蛟龍(ミラージュ)"(かぶら)亜繰(あぐり)(リンク)/すかいはい
PC2:"ファフロットスカイズ"群雨(むらさめ)(すい)(リンク)/闇猫
PC3:"行止(デッドエンド)"(アキラ)A(アルフォンス)大黒木(オオクロキ)(リンク)/赤いポスト
PC4:"熾天使(ゼラフ)"久城(くじょう)紕俐(かざり)(リンク)/みはし

メイン(今ここ)|雑談


INDEX

Preplay

オープニングフェイズ

Masterscene:怪人・エクスキューショナー
Opening1:驟血雨
Opening2:KEEP OUT
Opening3:処刑人
Opening4:眼鏡を見ませんでしたか?

ミドルフェイズ

Middle1:対策会議・1
Middle2:護衛の夜
Middle3:大人の夜<
Middle4:対策会議・2
Middle5:伝えるべきこと
Middle6:誘い
Middle7:壊進
Middle8:対話能わず
幕間
Middle9:宣戦布告
Masterscene:鏑矢

クライマックスフェイズ

クライマックス:エクスキューショナー、夜を切り裂いて

エンディングフェイズ

ED1:数日後
ED2:2人
ED3:若気の至り
ED4:そしてまた、日常へ

Preplay

GM:皆様お集まりいただきありがとうございます。
GM:それでは早速セッションを開始していきましょう
群雨 翠:わいわい!
鏑あぐり:集まっております
GM:まずはキャラクターの自己紹介から

PC1:鏑あぐり
鏑あぐり:はーい
鏑あぐり:「新しい事件か。なら、名探偵のボクに任せてよ! ……さて、名探偵ってこういう時に何をするんだろうな?」
鏑あぐり:鏑あぐり(かぶら・あぐり)。17歳。黒髪ショートカットで長身、胸は大きめ。
鏑あぐり:明るくて正義感の強い性格。名探偵を自称する女子高生です。
鏑あぐり:ただし、頭があまり良くなく、事件を解決した経験も皆無なため、何かに首を突っ込んでは迷惑がられる日々を送っています。
GM:PC1っぽい
鏑あぐり:PC1だし……
鏑あぐり:そして腕力が強くて身体能力も高いため、困ったことがあるとすぐ力押しでなんとかしようとする悪癖があります。
鏑あぐり:何事も暴力で解決するのが一番だ。
GM:やはり暴力……暴力はすべてを解決する……
鏑あぐり:正しいことをして生きようとしているのは父親が邪悪なFHセルリーダーだったことの反動だったり、そうじゃなかったりするらしいです。
鏑あぐり:普段はUGNイリーガルとしても戦っています。シンドロームはキュマイラ/ウロボロスの白兵型。
鏑あぐり:オーヴァード能力も父親譲りというか、ウロボロスでコピーしており、天候を自在に操るドラゴンの力を持っています。
GM:強そう
鏑あぐり:戦闘時には、FHセルから逃げる時にパクってきた巨大な金棒(ジュラシックレコード)で思いきり敵をブン殴ります。
鏑あぐり:《復讐の刃》を持っているため、殴られたら思い切り殴り返すこともできます。
GM:コワ……
鏑あぐり:というか殴ることしかできません。
鏑あぐり:名探偵なのに……。
GM:殴って自白を強要するのかな
鏑あぐり:名探偵らしく殴って頑張ります。よろしくお願いします。
GM:お願いします!
GM:それではそんなあなたのHOはこちら
PC1 UGNと関わりのある高校生 鏑あぐり シナリオロイス:三月 司(みつき つかさ) 任意/嫌悪
あなたはN市の公立高校に通う高校生だ。
あなたは学校帰りに寄った店で、同級生の不良女子、三月司が商品を鞄にしまい込むのを目撃する。
声を掛けようとしたところ、彼女に向けて刃が襲い掛かる。
"エクスキューショナー"を名乗るそのオーヴァードは、次は三月を殺すと予告して去っていく。
事態をUGNに報告したあなたは、群雨翠と共に司の護衛に就くことになる

三月司:助けて……
鏑あぐり:窃盗犯!いきなり事件の気配だ
鏑あぐり:いったい犯人は誰なんだ……!
三月司:さあ……?
鏑あぐり:くっ、迷宮入りか……!
三月司:私でないことは確か。ともかく、よろしくね
鏑あぐり:じゃあ、誰なんだ。頑張って守ります。よろしくね。
GM:それでは続きまして

PC2:群雨翠
群雨 翠:群雨 翠(むらさめ すい)、19歳のUGNチルドレンです。
群雨 翠:おとなしめで真面目なタイプのお嬢さんです。
群雨 翠:基本的に丁寧。気を許せる相手には少し対応が雑になったりするとかしないとか…。
GM:そんなー
群雨 翠:雑になるお相手はいないから大丈夫
群雨 翠:とんでもない雨女なので、雨とは切っても切れない関係があり、濡れることを前提としてラッシュガードを常に着ています。
群雨 翠:戦闘のときも雨を降らせるのでみんな濡れます。ごめんね。
GM:大変
群雨 翠:そういうこともあって少し申し訳ない気持ちを持ちやすかったりもします。
群雨 翠:性能としましてはハヌオルのRCドッジ型。
群雨 翠:攻撃はシナリオ2回くらいドッジ不可、装甲無視のシーン攻撃をぶっ放せる程度です。
GM:すげーっ
群雨 翠:160点なので代理ドッジ含めて上手く避けていけるといいな、と思ってます。
群雨 翠:よろしくお願いします!
GM:お願いしまーす
GM:ではそんなあなたのHOはこちら
PC2 "エクスキューショナー"について調査するUGNチルドレン 群雨 翠 シナリオロイス:"エクスキューショナー" 興味/嫌悪
あなたはN市UGNに所属するオーヴァードである。
あなたは最近N市で流れる"エクスキューショナー"の噂について調査していた。
そして、三月司という少女が"エクスキューショナー"に狙われていると知ったあなたは、鏑阿繰と共に彼女の護衛につきながら調査を進めることになる。

"エクスキューショナー":1回遭遇しても貰います。その後あぐりちゃんと合流という感じ
群雨 翠:わかりました
群雨 翠:お仕事ですからね、頑張ります
"エクスキューショナー":負けないぞー
GM:というわけで続きまして

PC3:暁・A・大黒木
暁・A・大黒木:「此処が、そして私こそが。おまえたちの行止(デッドエンド)だ」
暁・A・大黒木:暁・A・大黒木(アキラ・アルフォンス・オオクロキ) 30歳UGN支部長
暁・A・大黒木:ドイツとのハーフで、身長2mオーバーの偉丈夫の男性。獣の生命力と鉄の理性を持つ、人界と日常を守る不壊の盾。
GM:カッコいい
暁・A・大黒木:強面でいろいろ勘違いされがちだが、正確はお人好しの正義漢。若干世俗に疎いかもしれない
暁・A・大黒木:基本的に日常ではなんでもこなす紳士だが、異様にボードゲームとカードゲームが弱い。
GM:えっかわいい
暁・A・大黒木:肉体は脳と一部臓器を除いて機械化しており、長年最前線に立ち続けたベテランです。
暁・A・大黒木:性能はDロイス:機械化兵も詰んだ専業ガード屋。サラウンドレポートやユニークコードでミドルもサポートするぞ。
GM:ガチガチのガード屋!
暁・A・大黒木:本当はメジャー攻撃も詰もうかと思ったけどいっそ特化しようとおもった。160じゃぁね
GM:仕方ない……
暁・A・大黒木:装甲34+軽減25にシーン一回1d10軽減。体力もあって100点はないと一撃リザしないぞ
GM:こわ~……
暁・A・大黒木:今回は黒一点ということで。よろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします
PC3 壊滅させたFHセル残党に狙われるUGN支部長 暁・A・大黒木 シナリオロイス:"MLD-23" 任意/厭気
あなたはN市UGN支部の支部長である。
あなたはここ数日、"MLD-23"という2人組のFHチルドレンと戦闘していた。
"MLD-23"はあなたがかつて壊滅させたFHセル"XC"セルの残党で、あなたに執着していた。
あなたは残党達の拠点を調べ上げ、エージェント達と共に襲撃をかけたが、それと同時に"エクスキューショナー"を名乗る少女が現れる。
意志を持って襲撃を妨害する彼女に、あなたは撤退を余儀なくされる

"MLD-23"(黒い方):暁様~壊させてくださいまし
"MLD-23"(白い方):いやいや、壊してよ!もうめちゃくちゃのぎったぎたに
GM:変態女に狙われます
暁・A・大黒木:困ったレディだ
GM:あと、ちょっとHO変更してます。よろしくね
GM:それでは続きまして

PC4:久城 紕俐
久城 紕俐:わーい
久城 紕俐:「久城 紕俐(くじょう・かざり)自分で言うと悲しくなるが……売れない小説家だ」
久城 紕俐:ガサツでサバサバした口調で話す20代中ごろの女性。
久城 紕俐:普段は古本屋に勤めながら本を書いて過ごしており、所持金が尽きたときにUGNの仕事をするイリーガル契約をしています。
久城 紕俐:なお、浪費の大部分は個人的な古本の購入であり、中には一冊100万円を超える蔵書もある。
久城 紕俐:「必要経費だぞ」
GM:必要経費なら仕方ない
久城 紕俐:典型的な自己管理の出来ていないダメ女であり、自宅は蔵書によって生活スペースが圧縮されているとかしないとか……。
GM:ボロクソ言うな……w
久城 紕俐:能力は物質から持ち主記憶を読み取る『ハートレスメモリー』を主体としており、彼女の蔵書から能力を呼び出している。
久城 紕俐:特に現在愛用している本は元々同居していた女性の置き土産であり彼女の記憶を呼び出して血の棘を現出させる戦い方をしています。
久城 紕俐:まぁデータ的なことを言うとブラッドスパイクだよ。RCで範囲を焼くから雑魚狩りは任せろ♡
GM:きゃー紕俐さーん
久城 紕俐:あと天性のひらめきを持っているから購入なんかも任せてね!
久城 紕俐:いいワトソン役になれると思うから養ってくれると嬉しいな
GM:た、頼れる……
GM:ホームズじゃないか?
久城 紕俐:以上、よろしくお願いします!
GM:お願いします~
GM:ではそんなあなたのHOはこちら
久城 紕俐:こいやー
PC4 UGNから協力を要請されたオーヴァード 久城 紕俐 シナリオロイス:"百白 介(ももしろ かい)" 任意/任意
あなたは、FH"XC"セル残党との戦いに、更なる戦力が必要だとして協力の要請を受けたオーヴァードだ。
あなたは詳しい事情を聞くために支部に向かう途中で、眼鏡を無くして困っている百白介という男と出会う。
彼はあなたに興味を示し、一緒に来てほしいと言う。
あなたが断わり、支部に向かうと、そこでは百白介という男が"XC"セルの研究員だと言われる。

百白介:存在しない眼鏡を永遠に追い続ける男。百白介です
百白介:よろしくお願いします
久城 紕俐:そんなメガネをうっかり踏まない様に気を付けるね。久城です
百白介:ああどうも久城さん……ところで眼鏡見ませんでした?
久城 紕俐:まって存在しないの??何を探しているの??
百白介:ああ、そういえば眼鏡無いんだった……
GM:そんな感じ!よろしくお願いします!
久城 紕俐:(大丈夫かなこの人……)
久城 紕俐:よろしくお願いします!

Masterscene:怪人・エクスキューショナー

女子高生:「や、やめてください……」 少女が身を捩る。
GM:この時間帯の電車は混み合い、少女が痴漢に遭うのは初めてではなかった。
GM:とはいえ、慣れるものでもない。それとなく手で払いつつ、誰とも知れない人物に小声で抗議する。
女子高生:「いっ……」
GM:その手を、掴まれた。背後を見ると、男が睨むように見ている。少女の身が竦んだ。
GM:周囲の人間は気づいているのか、あるいは面倒に巻き込まれないようにしているのか誰も反応しない。
女子高生:「い、いや……」
GM:少女が、思わず目を瞑り身を引っ張る────想像に反して手はするりと抜けた。
GM:だが、同時に、悲鳴が上がった。
GM:顔面に何か温かいものがかかったのを感じ、少女は目を開ける。
GM:そこに先ほどの男の姿は無かった。
GM:そこには、首を失った男だったものがあった。
女子高生:「い、いやああああああ!」
GM:首から噴水のように噴き出る血で、電車は赤く染め上げられた。
GM:悲鳴に惑う車内で、1人の少女だけが身動きせず、そのまま倒れ込んだ死体を眺めていた。
GM
噂話をする女子高生:「ねえ、知ってる?」
噂話をする女子高生:「何が?」
噂話をする女子高生:「最近、学校で不審者の情報でない理由」
噂話をする女子高生:「いないんじゃないの?」
噂話をする女子高生:「それもあるけどー、ほら、処刑人の噂」
噂話をする女子高生:「何それ」
噂話をする女子高生:「悪い事したらエクスキューショナー(処刑人)が飛んできて、首を刎ねちゃうって。ほら、今月の頭にも、痴漢が死んだってニュースやってたでしょ」
噂話をする女子高生:「ごめん、ニュース見ないから……そうなんだ」
噂話をする女子高生:「そう、だから不審者が出ても知らせが出せないの。だってそのせいで死人が出るかもしれないじゃん」
噂話をする女子高生:「ええー……言いがかりじゃない?」
噂話をする女子高生:「噂なんだからそれでいいの!それでさー……」

東京近郊N市には、犯罪者の情報は流れない。

何故なら流れたが最後、その人物は死ぬからだ。それを恐れて、誰も喋らない。
自分が喋ったら誰かが死ぬかも……そうして、怪人の噂だけが流れる

町に流れる処刑人の噂。
殺意を研ぎ澄ます衝動兵器。
────"エクスキューショナー"。

鮮血が闇夜を赤く染める時、裏切者(ダブルクロス)が牙を剥く。

Double Cross The 3rd Edition
『エクスキューショナー、夜を切り裂いて』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


Opening1:驟血雨

GM:シーンPCは群雨翠。シーンインをお願いします。
群雨 翠:群雨 翠の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (29 → 33)

GM:雨の降る公園の片隅
GM:暗い中、街灯の光を雨が反射する中、あなたは茂みに潜んでいた。
GM:群雨翠は、ある噂について調査をしていたところだった。
GM:"悪いことをするとエクスキューショナーが現れて、殺す"という噂。
GM:今月の頭に、痴漢がその場で惨殺されたことから始まったこの話は、殺人犯が次々と犯罪者を殺していったことから広まっていった。
GM:<ワーディング>も貼らずに行われたその事件の捜査は途中までは警察が担当していたが、支部で追っていたレネゲイド犯罪者が殺されたことからオーヴァードであることが発覚した。
GM:それから、数週間たった現在。調査は難航していた。
GM:カタカタというタイピングの音と共に、通信機の向こうから声がする。
エージェント:『現場に残された痕跡からブラムエグのクロスブリードってことは判明してる、UGNデータベースに該当するレネゲイド反応はなし』
エージェント:『目撃者もいたから顔も割れてるけどこれまた該当データなし、多分野良じゃなくてどっかのセルの秘蔵っ子だね』
エージェント:『んー、現在N市で活動が確認できるのは"ランナー"セル、"ブリリアント"セル、"MARS-KS"セル……』 タイピングしながら考えている。
群雨 翠:「…秘蔵っ子、ですか」
エージェント:「んー、これまで表に出さずに、完全にセルの中だけで育てたんじゃないかなあ」
群雨 翠:傘もささずに雨に濡れたまま情報を聞いている。
エージェント:「ファフロッキーはどう思う?どこのセルとか、どんなやつとか」
エージェント:彼女はあなたをファフロッキーと呼ぶ。
群雨 翠:「外に出てやっていることが犯罪者の処刑、なので……」
群雨 翠:「…ファフロッキーはやめてくださいと言ってるのに」
群雨 翠:「いえ、まあ今はそこは置いておきますが……、その子自身の意志なんでしょうか?」
エージェント:「んー、それはなんとも……」
エージェント:「セルの命令に従ってるだけかもしれないし、あるいは思い込みが強くて張り切っちゃってるのかも」
群雨 翠:「手当たり次第に殺していく、という方がまだ自分の意志で動いてるように思えてしまいますね…」
エージェント:「そうだねえ、ああでも……事件が起きた範囲を見た感じ」
群雨 翠:「はい」
エージェント:「結構広い範囲を飛び回ってるみたいだ。どっちかというと、指示を受けてる方が妥当かなあ」
エージェント:「だとしたら、なんでチンケな痴漢や変質者まで殺してるのかがわからないけど……」
群雨 翠:「……、少し気になったんですが」
エージェント:「なんだい?」
群雨 翠:「痴漢や変質者、ということは被害者は基本的に女性の方が多いんじゃないでしょうか」
群雨 翠:「被害を受けた方は、ですね」
エージェント:「ふむ?そうかもね、男性も被害に遭うことはあるだろうけど、女性の方が多いんじゃないかな」
エージェント:「それがどうかした?」
群雨 翠:「推測にはなるんですが…比較的に女性に近い立ち位置の視点なのかもしれないな、と」
エージェント:「んー、実際目撃証言も紅い髪の女性って話だったね」 あなたの端末に移った画像が目に入る
エージェント:目撃証言をもとに描かれた似顔絵だ。呼び出している久城紕俐がチームに加われば
エージェント:彼女の能力でより詳細な様子がわかるだろう。
群雨 翠:「どうにかして次のターゲットを絞れるといいんですが……」
エージェント:「おいおい、なんでわざわざ公園の片隅に身を潜ませて貰ってると思ったのさ」
エージェント:「って、言ってなかったっけ」
エージェント:いっけね、という声音
群雨 翠:「待機命令はきいています」
群雨 翠:「理由については聞いてませんね」
エージェント:「うん、こっちで意図的に情報を流してみたんだよね」
群雨 翠:「……」
エージェント:「ここに殺人鬼と強盗犯と露出魔と空き巣が現れるって」
エージェント:「嘘だけど」
群雨 翠:「そういうことは最初にこちらに伝えておくべきじゃないでしょうか?」
エージェント:「いやいや、伝えたつもりだったのよ」
エージェント:「ともかく、らしい人物が現れたらこの雨に紛れて攻撃しつつ、追い返して」
エージェント:「それで拠点を探る」
群雨 翠:「もう……、まあ傘もささないですしバレることはないですけど…」
エージェント:「一般人が来ちゃったらちゃんと守ってあげてね~、あ、ワーディングはなしね。警戒されるかもしれないから」
群雨 翠:「私の攻撃が広範囲になること忘れてませんか…!?」無理難題に近い指示にさすがに少し声が大きくなる
エージェント:「ある程度絞れるでしょ……!この雨なんだからあなたが適任なのー」 適当ぶっこいている
エージェント:「今支部長も"XC"セルの残党追い詰めるのに忙しいし、人手が足りてないのよねー」
群雨 翠:「確かに適任ではあると思いますけど……!」こんなときに限って隣にいてくれる彼も忙しく飛び回っている
GM:じゃり、と公園の砂を踏みしめる音があなたの耳に入る。
"エクスキューショナー":「だ……も……おら(ん)……?」 最後の「ん」は、聴こえるか聞こえないかくらいの大きさで
群雨 翠:「……来たみたいです」小声でそれだけを伝えて静かに相手を観察する
"エクスキューショナー":この夜の闇の中でも目立つ赤髪の少女が、ふらふらと公園の中心に向かっていた。
"エクスキューショナー":「隠れた……(ん)……か?」 きょろきょろと辺りを見渡して
"エクスキューショナー":「姑息……」
群雨 翠:「(赤髪の……彼女が噂の…)」
"エクスキューショナー":びゃっ
"エクスキューショナー":と、あなたの頭上擦れ擦れを何かが過ぎ去った
"エクスキューショナー":あなたが隠れていた木々の頭が地面に落ちる。
"エクスキューショナー":よく見ると、公園の中心から円状に、攻撃を放ったようだ
群雨 翠:「……!」声は上げずにまだバレてはいないはず
"エクスキューショナー":「……?やっぱ……だ……もいな(い)……」
"エクスキューショナー":とぼとぼと公園のベンチに座り、スマホらしきものを弄り始める
群雨 翠:「(感知能力はそこまで高くない…?あれは…指示を受けてるんでしょうか……)」
"エクスキューショナー":「んー……情ほ(う)……無い……帰(ろ)っかな」
"エクスキューショナー":もう一度きょろきょろと周囲を見渡してベンチから立ち上がる
GM:ちょうどそこに、1人の男性がおぼつかない足取りで現れる。
酔っ払い:「あー……雨キモチ―なあ……へへ」
群雨 翠:「(しまっ………!)」
酔っ払い:「おおー、嬢ちゃん……こんな雨の中でどうしたよ……風邪ひくぜ……いきしっ」
"エクスキューショナー":「……?」
群雨 翠:拠点を突き止めることが目的であっても被害を出させるわけにはいかない
"エクスキューショナー":「あなたはもしかして……露出魔?」
GM:少女のレネゲイドが高まるのを、あなたは感じる
"エクスキューショナー":「征罰────」 先ほどと違い、今度ははっきりと感じられる彼女は殺す気で攻撃しようとしている
群雨 翠:そのレネゲイドの高まりに呼応するかのように雨足がいきなり強くなる
"エクスキューショナー":「わっ……」
群雨 翠:目の前にいるはずの人影すらも白んで霞むような異常な雨
"エクスキューショナー":「な、な(に)……」
酔っ払い:「うおわ、なんだこりゃ局所的豪雨!?」
酔っ払い:「ひー」 屋根を求めてどてどてと走る。
"エクスキューショナー":「えっ(と)……あ」
群雨 翠:「(被害は出さずにすんだみたいですが…、これはさすがにバレましたね)」
"エクスキューショナー":少女の頭上に、赤い円盤が浮かび、雨を防ぐ
"エクスキューショナー":「これ(で)……よし」
群雨 翠:自身もレネゲイドを高めているのでバレているだろうとは思うが
"エクスキューショナー":「……見(え)ない……」 その場にしょんぼりとしゃがみ込み携帯を弄り始める
"エクスキューショナー":「壊れてる……」 携帯を投げ捨てる
"エクスキューショナー":投げ捨てた携帯が、何かにぶつかる音を拾って
"エクスキューショナー":「あれ……ま(だ)、だれか(い)る?」
群雨 翠:「(…黙ってたら勘違いだと思ってくれたりしないでしょうか)」
"エクスキューショナー":「気のせ(い)かな……」
群雨 翠:「(監視対象とはいえ…不安になるくらいぼんやりしてる気が……)」
"エクスキューショナー":「凄(い)雨……て、帰って皆に教(え)てあげ(よ)ー」
"エクスキューショナー":へろへろと赤い皿を傘に公園を出ていこうとする
"エクスキューショナー":「あっ収まった……局所的豪雨……」 公園を出た後、もう一度公演を見返してそのまま帰っていく
"エクスキューショナー":「凄い……」
エージェント:「……どんなだった?」 タイピング音と共に、エージェントの女性が声を掛けてくる
群雨 翠:「…ええと、そうですね」
群雨 翠:「少々不安になるくらい…、ぼんやりとしている感じといいますか……」
群雨 翠:「感知能力は低いみたいです」
エージェント:「ふーん、オッケー、じゃあもうちょっとしっかり目に尾行付けても良さそうだね」
エージェント:「この道だと最終的な行き先はー……あっマジか」
群雨 翠:「…どうしました?」
エージェント:「んー、ちょっと支部長の方に……まあこっちから言っておくから心配ないよ」
エージェント:「あんたは今日は休みな。ファフロッキー」
群雨 翠:「支部長のことは心配いらない…ですかね?」タフな方だ。大丈夫だと信じよう。
エージェント:「そういうこと、あんただって結構気を張っただろうしね」
群雨 翠:「…それでは、お言葉に甘えさせてもらいます」
群雨 翠:「なにか問題が起こったときは呼んでくださいね」
エージェント:「お言葉に甘えさせてもらいますよって」 通信が切れる
群雨 翠:ふう、と大きく息を吐いて、緊張をほぐす。
群雨 翠:「瀬くん…、もう帰ってますかね……」
群雨 翠:帰っていなかったら夜食でも準備しようか…、などと考えてながら公園を後にした。
GM:そうして後日────
GM:"エクスキューショナー"が1人の少女を狙っているとして、あなたはその護衛につくこととなった。

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得。変更のみ可能です
GM:シナリオロイスはこれ "エクスキューショナー" 興味/嫌悪
群雨 翠:エクスキューショナーさんに 興味○/大丈夫なんでしょうか…?で取得しますね
群雨 翠:以上です

Opening2:KEEP OUT

GM:シーンPCは暁・A・大黒木。シーンインをお願いします。
暁・A・大黒木:暁・A・大黒木の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (43 → 46)

GM:廃工場群の内の一つ──"XC"セル残党拠点付近
GM:暁・A・大黒木はエージェント達の指揮を執りつつ、襲撃の準備を進めていた。
GM:この拠点が判明したのは数日前────
GM
"MLD-23"(黒い方):暁に向かって、電撃の鞭が振り下ろされる。
"MLD-23"(黒い方):<スタンボルト>と呼ばれるエフェクトっによる攻撃が、防御の上からあなたを痺れさせる。
暁・A・大黒木:「むッ……!」鞭の一撃を受け止める。一時体をしびれさせるものの
暁・A・大黒木:この程度なら、さほどの問題にはならない。ダメージも通っていない。すぐに直せる。
"MLD-23"(黒い方):「あははは、流石ですわ暁様!」黒髪の、お姫様のような少女が笑う。
"MLD-23"(白い方):「でもアタシはつまんないなあ、もっと攻撃してよ、アタシに。姉ちゃんは楽しいかもしれないけどさあ」 その背後にぴったりと寄り添う白髪の少女が詰まらなさそうに言った。
暁・A・大黒木:N市の迎撃部隊の戦闘術は、極めてシンプル。
暁・A・大黒木:“行止(デッドエンド)”という最強の大盾を前に出し、他方から一斉に攻撃を行う。
暁・A・大黒木:「そう焦ることはない」
暁・A・大黒木:控えている他エージェントの攻撃。火や氷、雷等が彼女らに飛来する。
暁・A・大黒木:「体力には、少しばかり自信がある」
"MLD-23"(白い方):「ごっがっごぼっぼぼぼぼ……」 白い少女の肉体が、撃たれ、砕かれ、焼かれる
"MLD-23"(白い方):「も、もっと……えへへ……」 再生した歪な口元で笑みを浮かべる
"MLD-23"(黒い方):「いだだだっこっちまで来てますわ」
"MLD-23"(黒い方):「私あなたと違うのであんま真正面から受けるのやめてくださいます!?」
"MLD-23"(黒い方):言いつつ、暁に向かう攻撃は苛烈さを増していく
暁・A・大黒木:「さて、二人組のレディ。今日はどこまで?」
暁・A・大黒木:苛烈さを増す攻撃にも、なんら調子を変えることなく、的確に捌いていく。
"MLD-23"(黒い方):「……暁様を相手にしていても、あまり面白みはありませんはねえ」 先ほどまでの盛り上がりが嘘のような声音で呟く
"MLD-23"(黒い方):そのまま、背後に飛びのいた
"MLD-23"(白い方):「もっちろんアタシが死ぬまでグエーッ」 背後に飛びのいた際に、引っ張られて壁に顔面をぶつける
"MLD-23"(黒い方):「あら、ごめんあそばせ」
"MLD-23"(白い方):「あっううん全然いいよって言うか結構イイよ……」
暁・A・大黒木:「む……? はて、如何したかな」受けの右手を盾のように構え、攻めの左手を自由に垂らす。戦闘の構えは解かずに
"MLD-23"(黒い方):「飽きましたので、今日はお暇させていただきますわ」
"MLD-23"(黒い方):「それではごきげんよう、次は暁さまにデッドエンドを差し上げますわ!」 慇懃にお辞儀をする。
"MLD-23"(白い方):「暁さん、アタシをデッドエンドに出来る日を楽しみにしてるよ!」 お辞儀に引っ張られ、逆さまの状態で声を掛ける
暁・A・大黒木:「飽きた、ときたか。芸のレパートリーが少なくて申し訳ない」全く申し訳なく思っていない強面でお辞儀に返答する
"MLD-23"(黒い方):「いえ、お気になさらず……私たちの力量不足でもありますわ……」
"MLD-23"(黒い方):「ああ……暁様……その顔が苦痛に歪むのを見たい……」
"MLD-23"(白い方):「次はもっと瞬間火力高めて来てね!」
暁・A・大黒木:「構わんとも。近い内、こちらから遊びに行くことになる」
"MLD-23"(白い方):「えっマジで!楽しみにしてるね!」
"MLD-23"(黒い方):「あら……」
"MLD-23"(黒い方):「ではその時にこそ」
"MLD-23"(黒い方):「私たち、"ミックスラブドッグス"が、犬のように、愛し壊されてあなたに苦痛に満ちた死を差しあげますわ!」
"MLD-23"(白い方):「アタシたち、"ミックスラブドッグス"が、犬のように、壊し愛されてあなたに苦痛に満ちた死を見せてあげる!」」
"MLD-23"(黒い方):<瞬間退場>
"MLD-23"(黒い方):そのまま、少女たちは壁に溶け込むようにその姿を消した。
GM:だが、こんな襲撃がここ数日。あなたの元では続いているわけで────
暁・A・大黒木:「ふぅ……各員、損害を報告。私の分は、替えのジャケットだけで構わん」戦闘態勢を解き、背後のエージェントたちに振り向いて
GM
GM:ちゃっかり彼女たちの撤退に乗じて、拠点を探り当てたあなた達は現在早速"遊びにきた"ところだった。
エージェント:「中にいるのはそう多くありません。研究員が数人と、戦闘員は"MLD-23"ぐらいしかいないようです」
暁・A・大黒木:「結構。我々の目的は飽く迄も、あの二人組」
暁・A・大黒木:「抵抗してきた場合は好きにしたまえ。原則として非戦闘員は生け捕りだ」
エージェント:「了解です」
暁・A・大黒木:「陣形はいつも通り。なにか質問は?」
エージェント:「いえ、それでは配置に戻らせていただきます」
エージェント:と言ったところで、別のエージェントから通信が入る。
エージェント:群雨翠と共に、"エクスキューショナー"の調査をしていたエージェントだ
エージェント:『支部長今大丈夫ですか、ちょっとヤバそうっていうか……うわはやっ……!』
エージェント:タイピング音と共に話し始める
暁・A・大黒木:「落ち着き給え。経過はいい。結論を」
エージェント:「そっちの拠点に"エクスキューショナー"が向かっています」
エージェント:「こっちで動かせる人間に応援出したんですけど、思った以上に早くて、これ追い付く前にそっちに着くかも……」
暁・A・大黒木:「了解した」
暁・A・大黒木:「流石に三人となると後ろに漏れる。できるだけ急がせてくれ」
エージェント:「わかりました……!」
エージェント:通信が切れる
暁・A・大黒木:「……処刑人を頼んだ覚えはないのだがね」ふぅ、と通信の切れた端末を見ながらためいきを1つ
暁・A・大黒木:「諸君、状況が変わった。途中撤退を視野に入れて陣形の組み直しを──」端末を懐に仕舞ってから、エージェントたちに声をかけたところで
"エクスキューショナー":「わっ……」 紅が
"エクスキューショナー":「知らな(い)人……いっぱい……」 降り注ぐ
"エクスキューショナー":「征罰……」
エージェント:広域にまたがる攻撃を支部長の元まで収束させる
"エクスキューショナー":「あれっ……」 攻撃が一か所に集中したのを見て、怪訝な顔をする
暁・A・大黒木:「対応ご苦労」
暁・A・大黒木:「“竜鱗(ドラッヘンスカーラ)──」両の拳を合わせ、紫電を纏う
暁・A・大黒木:「──一式(アイン)”!」踏み込み、殴るように。集中した攻撃を拳で受け止め
暁・A・大黒木:「む……これは、なかなかどうして!」相殺は困難。正面から受け続ければ破られる。
暁・A・大黒木:拳の角度をわずかにかえ、上腕を滑らせて、反らす。鋼の腕が露出し、浅くはない深さ抉られる。
"エクスキューショナー":「(わ)……凄い……んっ征伐……」 何かに気づいたように建物の方に血液を飛ばす
"MLD-23"(白い方):「あれっ!遊びに来てんじゃん!おーい暁さーんギャバーッ!」 騒ぎを聞きつけて白い少女が飛び出してくるが、そのまま"エクスキューショナー"に吹き飛ばされる
"MLD-23"(白い方):「なにすんだゼロこらーっ!」
暁・A・大黒木:「む……彼らの仲間ではない……?」
"エクスキューショナー":「あ、ごめ(ん)姉さん……」
"エクスキューショナー":「この人たち……悪い人……?」
"MLD-23"(黒い方):「悪い人ですワー、たっぷり苛め抜いちゃってくださいまし―」 おほほほ、と笑いながら言う
暁・A・大黒木:「流石に悪人とは聞き捨てならないな、君たち」
"エクスキューショナー":「征罰……!」 "MLD-23"の言葉を受けて暁達を睨みつける
暁・A・大黒木:「これでも、正義の味方としてはベテランに入る自負があるのだが」
"エクスキューショナー":「悪い人(っ)て……いつ(も)」
"エクスキューショナー":「そう(言)う」 言葉と共に、血の刃が振るわれる
暁・A・大黒木:「なるほど、君なりの体験談というわけかい、噂の処刑人くん」想定よりも出力が高い。二人組と同時に相手取るには、少々役者の人数が不足だ。
暁・A・大黒木:「……総員。術式4番。撤退だ!」刃を受け止めながら、エージェントに指示を出す。4番は『目くらまし及び追撃防止』。
"エクスキューショナー":「(わ)るい人は……殺さなきゃ」
"エクスキューショナー":「わぶっ!?」 視界がくらむ
暁・A・大黒木:「すまないね、二人組のレディ。遊ぶのはまだ先になりそうだ」
エージェント:同時にオルクス能力者が、簡単な結界を作る。壊そうと思えば簡単だが、くらんだ視界では手間取るだろう
"MLD-23"(白い方):「ああ~っ直ぐ出ていれば!」
暁・A・大黒木:抉られた左腕の調子をそれとなく伺い、エクスキューショナーを相手取った“普段の陣形での”戦闘は、困難と判断。
"MLD-23"(黒い方):「まあ仕方ありませんわ。次の機会を待ちましょう」
暁・A・大黒木:「……さて、人員はどれだけ残ってたかな」撤退指揮をしながら、頭の隅で考えて

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能
GM:シナリオロイスはこれ "MLD-23" 任意/厭気
暁・A・大黒木:MLD-23 興味/○厭気 かな
"MLD-23"(白い方):厭気感じられてる……だがそれが良い……

Opening3:処刑人

GM:シーンPCは鏑あぐり。シーンインをお願いします。
鏑あぐり:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+10[10] → 48

GM:あ、あぐりっ

GM:キーンコーン、カーンコーン
GM:N市公立高校
GM:放課後、授業を終えたあなたは帰宅しているところだった。
GM:"エクスキューショナー"の噂はともかく────
GM:実際に噂の元となった殺人鬼が未だに捕まっていないという、物騒な情勢の影響をこの学校も受けていて、急遽休校や短縮授業を繰り返していた。
GM:今日もまた短縮授業で、普段よりも早い時間の帰宅となった。
鏑あぐり:「あーあ。何か面白い事件でも起きてないかな」黒髪ショートカットの少女が、退屈そうに欠伸をしながら歩いている。
鏑あぐり:授業中は六割くらい寝ていたため、まだそこそこ眠い。
鏑あぐり:「比較的ボクが活躍しやすそうな事件……」
クラスメイト:「あーぐりっ」 クラスメイトの女子が後ろからガバリと抱き着いてくる
鏑あぐり:「おぎゃっ」
鏑あぐり:跳び上がって驚いている。
クラスメイト:バチバチに校則違反の茶髪に染めたギャルで、何かとあなたに絡んでくる。
クラスメイト:胸は大きい。
鏑あぐり:「あっ、キミはバチバチに校則違反の茶髪に染めたクラスメイトの……!」
クラスメイト:「あははは!」 手を放してゲラゲラと笑っている
クラスメイト:「なんだその説明口調」
鏑あぐり:「な、何を笑ってるのさ!」
クラスメイト:「ねー、授業終わったし遊びに行こうぜー」
GM:ちなみに噂の影響でてんやわんやの教師は「寄り道せず帰れよ!」とガチ目に叫んでいる
鏑あぐり:「こらっ、学校からも寄り道せずに帰れって言われてるだろ」
クラスメイト:「えーっ良いじゃん、だってほらアレでしょ」
クラスメイト:「"エクスキューショナーの噂"」
クラスメイト:「悪い事しなきゃ大丈夫だってー」 きゃらきゃらと笑っている
鏑あぐり:「ボクも今流行りのタピオカを吸ったりしたいのは山々だけど……」流行は終わっている。
鏑あぐり:「エクスキューショナー? ああ、例の……」
クラスメイト:「タピオカ、今も流行ってるか?」
鏑あぐり:「え。だって、キミしてるだろ。ほら、校則違反」彼女の髪をつまむ。
クラスメイト:「あっこら乱暴に扱うな」
クラスメイト:「私なんて全然よー、ほら、隣のクラスの三月ってコとかもっとヤバいし」
鏑あぐり:「染めてる時点で大事にしてないだろ。痛んじゃうじゃん」
鏑あぐり:「三月……?」
クラスメイト:「ギンギンの金髪でピアスも……うるせーっ」
クラスメイト:「大事にしてるから染めてんのー!」
鏑あぐり:「そんな悪の元締めみたいな人なの?」
鏑あぐり:「大事にしてるから染める……そういうのもありか」納得しかけている。
クラスメイト:「なんか……ヤクやってるとか……ヤクザと懇ろだとか……」
クラスメイト:「噂だけど……」 ちょっと申し訳なさそうに言う
鏑あぐり:「えっ……」引いてる。
鏑あぐり:「ヤバすぎる……」
鏑あぐり:「捕まえないとダメだろ、キミ!それは!」
GM:そんなあなたの瞳に、金色が輝く
鏑あぐり:「えっ、なんで捕まえてないのキミ!?」
鏑あぐり:驚いている。
三月司:「………」 話しているのが聴こえたのか、一人の少女が遠目であなた達を見ていた
クラスメイト:「む、無理だってー!怖いし!」
鏑あぐり:「ん。あれって……」遠くの少女を見る。
鏑あぐり:「ばかちん!犯罪者を怖がってたら名探偵が務まるか!」
三月司:あなたが見たのに気が付き、ふいと視線を逸らし歩き始める
鏑あぐり:「あっ」
クラスメイト:「私探偵じゃないよー!……え、なに?」
クラスメイト:「なんか忘れ物でもした?」
鏑あぐり:「あの外見的特徴……。何かと一致する……」
クラスメイト:「なにそれ」
鏑あぐり:「何と……?」考え込む。
クラスメイト:「赤髪の女殺人鬼"エクスキューショナー"」
クラスメイト:茶化す様に言う
鏑あぐり:「……!?」
鏑あぐり:「一致してるの!?」
クラスメイト:「うひゃあ、あんたが何を見たのか知らないよこっちは!」
鏑あぐり:「ボクだって知らないよ!」
クラスメイト:「ええ……?」
鏑あぐり:「ええい、こういう時は直感を信じる!」
鏑あぐり:「ちょっと名探偵の勘を信じて追いかけてくるから、遊びに行くのはまた今度ね!」
クラスメイト:「は!?ちょっと!」
鏑あぐり:言うが早いか、金髪の少女を追いかける。
クラスメイト:「……あーあ、行っちゃった……」
クラスメイト:「ま、あのコが何かを感じた時は、大抵何かが起きるんだよな」
クラスメイト:「巻き込まれた誰かに……ナム……」
GM
鏑あぐり:「くっ、どこだ。逃げ足が早いな……!やはり何かやましいことが……!?」きょろきょろと周囲を見渡している。
三月司:「……」 少女が小さな本屋に入っていくのが見える
鏑あぐり:「あっ」少女の姿を見かけ、小さく悲鳴をあげる。
鏑あぐり:「あそこが悪の巣窟か……!」
鏑あぐり:そう言って忍び足で本屋に入っていく。
GM:小さな本屋には、あまり人がいない。
鏑あぐり:慎重な足取りで書棚の間を進む。
GM:奥の方で暇そうに本を読んでいる女性店員と、赤い髪のセーラー服を着た少女がいるくらいだ。
鏑あぐり:「誰も彼も怪しく見えるな……」ごくりと唾を飲む。
GM:そうしていると、あなたの視界に絵本の前に立つ金髪の少女が映る。
三月司:きょろきょろと周囲を見渡して警戒している
鏑あぐり:「……!」慌てて隠れようとするが、隠れる場所がなかったので極端に隅に寄るだけに留まる。
三月司:「……よし」 意を決したように絵本を手に取り────
三月司:そのまま自分の学生鞄に詰め込む!
鏑あぐり:「あっ」
鏑あぐり:「ちょっとキミ!」
三月司:「!」
三月司:慌てて逃げようとする
鏑あぐり:「やっぱりあの噂は本当だったんだな!」声をかけると、ずかずかと少女の歩み寄っていく。
鏑あぐり:「あっ、待て!」
鏑あぐり:やたらと俊敏な動きで少女を追いかける。
三月司:「は、はや……!」 オーヴァ―ドの身体能力に敵うべくもない
三月司:瞬く間に捉えられる
鏑あぐり:「観念しろ。中南米のマフィアとの繋がりも洗いざらい吐いてもらうぞ。やっぱりコカインの流通ルートが目的か……!」
三月司:「な、なに?どういうこと!?」
三月司:「マフィア……?」
鏑あぐり:腕力に任せて少女を捕縛しようとする。
鏑あぐり:「ち、違うの……?」
三月司:「違うが……」
三月司:「……勘違いでしょ、早く離してよ」 途端に強気になる
鏑あぐり:「メキシコでマフィアと連携して警察官を壊滅させたって聞いたけど……」
三月司:「なんだそれ!?」
鏑あぐり:「ご、ごめん……」
鏑あぐり:「まさかボクの推理が間違っていたのか……?」
鏑あぐり:「だとしたら犯人はいったい……?」
三月司:「や、てか、離してよ」
鏑あぐり:優しく少女の体を離す。
鏑あぐり:「悪いね。怪我なかった? 乱暴してごめんよ」
三月司:「え?あ、うん……?」 なんだこいつ……という視線を向ける
鏑あぐり:「弁護士に相談すれば慰謝料くらいはふんだくれると思うから……」
三月司:「あんたから……?」
鏑あぐり:「そうそう」
鏑あぐり:「ぜ、絶対に嫌だ。そんなお金払いたくない……!」絶望している。
三月司:「じゃあ5000兆円」
鏑あぐり:「た、大金じゃん! 何か月バイトすればいいの!?」
三月司:ヤバいなこいつ……という顔をする
三月司:「……いや、冗談……じゃあ、アタシ帰るから……」
鏑あぐり:「しょうがないからマックの夜勤のバイト探すよ……」
三月司:そそくさと帰ろうとする。チャックを締める暇のなかった鞄から、絵本の一部が見える。
鏑あぐり:「うん。じゃあね。お店に来たらポテトくらいはサービスしてあげるよ……」
鏑あぐり:「あれ、おかしいな。何か忘れてるような……」途方に暮れて頭をかいている。
鏑あぐり:「あっ」
鏑あぐり:慌てて少女を追いかける。
三月司:「な、なに」 捕まる
鏑あぐり:「ボク、まだマックの店員さんじゃないからポテトをサービスする権限ない……!」
鏑あぐり:「ん?」追いかけて少女を捕まえたところでカバンからはみ出した絵本に気付く。
鏑あぐり:「あっ。そうじゃん!」
三月司:「いや、いらないって……今度は何!」
鏑あぐり:「いいかい、キミ!南米のマフィア組織との繋がりについては今はひとまずどうでもいい!」
三月司:「繋がってないが……」
鏑あぐり:「それはいいんだってば」
鏑あぐり:「他人のものを盗むのはいけないことなんだぞ!」
鏑あぐり:大仰なポーズを取りながら言う。彼女のカバンにスポットライトが当たる。
三月司:「は、はあ!?」 動揺したように震える
三月司:「ぬ、盗んでないし……」
鏑あぐり:「ボクの類稀なる卓越した推理能力が真実を導き出した……」
鏑あぐり:「キミは、犯罪を犯している。それもなんかよくない感じの犯罪を!」
セーラー服の少女:とてとてとセーラー服の少女があなた達の元にやってくる
セーラー服の少女:「犯罪……?」
鏑あぐり:「その具体的な内容については、真犯人であるキミの口から直接話してもらうとしようか」よく分かってない。
三月司:「し、知らん!」
セーラー服の少女:「何したの……?」
鏑あぐり:「この後に及んでまだ白を切るつもりか。よっ、犯罪王!」
三月司:「ウワ―ッなんか凄いめんどくさいことになっている!」
三月司:「下手に店員に捕まるよりめんどくさいのに捕まった!」
鏑あぐり:「あっ、知らない人。中南米のマフィア組織との繋がりが……いや、こっちはどうでもいい方だった」
鏑あぐり:「何か良くないことをしてるんです」
セーラー服の少女:「この人……悪(い)人……?」
鏑あぐり:「あまり良くはないかなぁ。これから一緒にごめんなさいしに行くところです。お店の人に」
セーラー服の少女:「するの……?」
鏑あぐり:「良くないことをしたら謝る!それが世の中の道理だからね」
三月司:「し、しない!私は何も────」
鏑あぐり:「えっ。道理は!?」
セーラー服の少女:「じゃあ……征罰……」 あぐりの事を気にせずに、腕を振り上げ、三月に振ろうとする
鏑あぐり:「うーん。これは犯人を改心させるのも一苦労だな……。ん?」
鏑あぐり:「げっ」
鏑あぐり:「どいてろ、三月ちゃん!」身の丈ほどもある金棒を取り出し、少女との間に割って入る。
セーラー服の少女:「えいっ」 赤い刃があなたの身を貫く
三月司:「えっ……きゃあああ!」
鏑あぐり:「ぐっ、死ぬほど痛いな……!」血を吐きながらその攻撃を受け、金棒を振りかぶる。
鏑あぐり:バチバチと雷鳴が迸り、空気を裂く。
セーラー服の少女:「あれ、また生きて……」
鏑あぐり:「死なないよ。人を殺すのはよくないことだからね」
鏑あぐり:「とりあえずキミは、吹き飛びな!」その女に向けて思い切り金棒をフルスイングする!
セーラー服の少女:「(う)あっ」
セーラー服の少女:衝撃音と共に、ごろごろと吹き飛ばされる
セーラー服の少女:「いた(いよ)……」
鏑あぐり:轟音が轟き、空気を食い破りながら雷電が唸る。
鏑あぐり:金棒を大きく振り回して女を見据える。
セーラー服の少女:「でも、(わ)るい人は……殺さなきゃ……」 言葉の割にあっさりと立ち上がる
鏑あぐり:「痛いのが嫌なら、そういうことはしちゃダメだぞ」片手の甲で口元の血をぬぐう。
鏑あぐり:「だからー!人を殺すのはいけないんだってば!」
セーラー服の少女:「こ……殺さなきゃダメなの!」
鏑あぐり:長身の少女が、金棒を肩に担ぎながら仁王立ちする。
鏑あぐり:「殺しちゃダメ!」
セーラー服の少女:「(お)お声……むり……帰ろ(う)」
鏑あぐり:「帰れ、帰れ!」
鏑あぐり:「お家で反省しろ!」
セーラー服の少女:「つ、次は……殺すから……征罰……」 ピシっと三月を指さしてヘロヘロと帰る
GM:血まみれの人間が店から出てきたので俄かに外が騒がしくなる。
鏑あぐり:「次も殺しちゃダメ!」金棒を突きつける。
三月司:「なっ、なん」
三月司:「なにあれ」
鏑あぐり:少女を見送ると、心配そうに少女を見やる。
三月司:腰が抜けて座り込んでいる
鏑あぐり:「キミ、大丈夫?怪我はなかった?」
鏑あぐり:「立てるかな。手を貸そうか?」
三月司:上手く言葉が出ないのかコクコクと頷いて手を伸ばす
鏑あぐり:「よいしょ。ゆっくりでいいからね」手を差し出して少女を助け起こす。
鏑あぐり:「あっ、そうだ。いっけね、ワーディング、ワーディング」
鏑あぐり:そう言って《ワーディング》を展開する。
鏑あぐり:「もう心配いらないからね、三月ちゃん」彼女を安心させようとへらへら笑って言う。
三月司:気絶している
鏑あぐり:「あれっ」
鏑あぐり:「やっぱりどこか怪我でもしてたのかな……」心配そうにオロオロする。
鏑あぐり:「と、とりあえずシブチョーさんに連絡するか……」慌てて携帯を取り出して支部に連絡を入れる。
鏑あぐり:「すぐに助けが来るからね。それまで頑張るんだぞ」彼女を気遣って励ましている。
GM:そうして連絡を入れ、訪れたエージェントや支部長にこってり絞られたのは過ぎた話として────
鏑あぐり:「ボクが怒られたことを過ぎた話で済ませるな!」
GM:あなたは、群雨翠と共に、この少女の護衛に着くこととなる……
GM:この南米マフィアとのコネクションを持ち警察を壊滅させたという少女(大嘘)を……
鏑あぐり:「人命救助のために尽力したのにこんな理不尽なことがあるか!あっ、頑張ります」

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能です
GM:シナリオロイスはこれ 三月 司(みつき つかさ) 任意/嫌悪
鏑あぐり:三月ちゃんにロイスを取ります。
鏑あぐり:ポジティブが「友情」、ネガティブが「犯人なのか被害者なのかよく分からないのでハッキリさせて欲しい」
鏑あぐり:ポジティブが表です。
鏑あぐり:以上!
三月司:被害者だよ!

Opening4:眼鏡を見ませんでしたか?

GM:シーンPCは久城紕俐。シーンインをお願いします。
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕率を1d10(→ undefined)増加 (28 → NaN)
GM:う、うわーっ!?何それ⁉
久城 紕俐:28+1d10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+8[8] → 36

久城 紕俐:カウンターリモコン失敗しちゃった
GM:そういうこともある

GM:"エクスキューショナー"が"XC"セルのメンバー、あるいは協力関係であることが判明し────
GM:また、三月司という少女が明確にターゲット認定されたことから、彼女の護衛に人員を割かねばならないこともあり
GM:"エクスキューショナー"の残した血痕から、彼女を追うために呼ばれていたあなたは、そのまま
GM:"XC"セル残党及び"エクスキューショナー"討伐チームの追加人員として、支部に呼ばれていた。
久城 紕俐:支部より送られてきた資料を片手に頭をぼりぼりとかきながら歩いている
久城 紕俐:「……ったく。前にアジト見つけたって聞いてたんだけど、どうして保護対象が増えてるんだ?解決一歩手前まで言ってたじゃないか」
久城 紕俐:「同業の本屋も流血騒ぎがあったみたいだし物騒になってきたなーこの街も」
久城 紕俐:「あぁ……支部長殿の心労を考えたらタバコ吸いたくなってきた……」
久城 紕俐:胸ポケットからライターと煙草を取り出す
久城 紕俐:カチカチッ「これで累計27回目の禁煙失敗っと……」
久城 紕俐:しかしなかなか火が付かない。これに少々意地になって前後不注意となる
百白介:「で、ええと……これがこうだから……」 これまた不注意
百白介:書類を目の前に持って、独り言をつぶやいていた男が、あなたにぶつかる
百白介:「うわぁっ」 そのまましりもちを着く。
久城 紕俐:「おわ!?」咄嗟にライターを隠し相手を凝視する
百白介:「ああ……ええと……ごめんなさい」
百白介:目を細める
久城 紕俐:「す、すまない。うっかりしていたよ」手を差し出す
久城 紕俐:「怪我はない?」
百白介:「ああ……どうも」 手を取り、あなたに顔を近づける
百白介:近すぎるくらいに
百白介:「怪我はありませんが……ああ、やっぱり眼鏡が無いとよく見えないな……」
久城 紕俐:「あー……えと……」加えたままの煙草を外しその手で距離を取る
久城 紕俐:「眼鏡、落としちまったのか?」
百白介:「あ、すみません。近すぎましたかね」
久城 紕俐:「あぁだいぶ」
百白介:「みたいですね……書類は落とさないようにしっかり握ってたんですが」
久城 紕俐:「そらよかった。他に何か落としてないかな、派手に転ばせてしまったみたいだし……」
久城 紕俐:辺りを見回す
百白介:「いえ、他には多分大丈夫です」 言いながらきょろきょろと地面を見る
百白介:眼鏡は見当たらない
百白介:「うーん、ここからだとよく見えないな……しゃがんで探すか……」
百白介:「あ、すいません引き留めてしまって……」
百白介:ぺたぺたと地面を這い始める
久城 紕俐:「いや、もし私のせいで何か失くしてるんなら手伝うが……」
久城 紕俐:同じようにしゃがむ
久城 紕俐:(まぁ多少の遅刻なら支部長殿も許してくれるだろう)
百白介:「ああ……すいません、ありがとうございます……」 ペタペタと地面を探っているが、なかなか見つかりそうにない
百白介:「……あれ、そういえばお姉さん、古本屋で働いてませんでした?」 思い出したように言う
久城 紕俐:同じようにきょろきょろと見渡しながらぼんやりと返す「そうだな。お客さんだったのか?」
久城 紕俐:「もしそうならすまない。気づかなかった」
百白介:「いやあ、何となく見覚えがあると思ったんですよね」
百白介:「いや、仕方ないですよ、行ったの1回くらいですし……」
久城 紕俐:「とはいえお客の顔を忘れるのは店員として失礼に当たりそうだな」
久城 紕俐:ハハッと笑いつつ過去のお客を頑張って思い出す。
百白介:「そんなことありませんよ、私が人の顔覚えるの得意なだけです」
百白介:「少し忙しくて、その後は行けてなかったのですが……」
百白介:「ひと段落着きそうなので、もう一度伺わせてもらおうかな……」
百白介:「見つからないな……」
久城 紕俐:「すごい記憶力だね。大学の先生か何かですか?」
久城 紕俐:「えぇ、またいらしてください。今度は私も覚えておきますよ」
百白介:「いやあ、ただの研究員ですよ。詳しい内容は言えませんが……」
百白介:「あっ」
久城 紕俐:「……お?見つけました?」
百白介:「いや、そもそも私、眼鏡付けてませんでした」
百白介:ポンと手を叩いて言う
久城 紕俐:「……は?」
久城 紕俐:一瞬青筋が浮かびそうになるのを抑える
百白介:「いやあ、ははは、申し訳ない」
百白介:全然気が付かずへらへらと笑っている
久城 紕俐:「スーーーッ……」冷静に次回のお客様かもしれないんだぞーー
久城 紕俐:「ま、まぁ……なによりです。失せ物が無いという事はいい事だ。ははっ……」
百白介:「いやあ、時間の無駄でしたねえ」 爽やかに笑っている
久城 紕俐:「ホントにそうですねえ!」務めて爽やかな顔を出す
百白介:「それでは、お手間を取らせて申し訳ありません」
百白介:「ぜひまた伺わせていただきます」
久城 紕俐:「いえいえ対した手間じゃあありませんでしたよ」
久城 紕俐:「是非ともまた店にいらしてください。特に歴史書とか好みなので売りに来てくれると嬉しいなぁ!」
百白介:「あはは、そうさせていただきます」 男は笑って去っていった。
久城 紕俐:「……ふーー」
久城 紕俐:見えなくなったことを確認しジッポを口の前へ
久城 紕俐:数秒の後濃い煙を口から吐き出す。
久城 紕俐:「持って来たとしてももう一度あのツラ見たら切れそうだな……」
久城 紕俐:冷静さを取り戻し今一度資料をまとめると支部へと足を向ける。
久城 紕俐:「いかんいかん、こんな顔でチルドレン達の前に立ったらまた怖がられてしまうよ」
久城 紕俐:顔をパンパンと叩き足を支部へと向けて進みだした。
GM:そうして、少し遅れて会議に合流したあなたはもう一度目撃することになる。
GM:もう一度見たらキレそうだな、とまで言ったあの顔を
GM:対象、FH"XC"セル研究員。百白介として。

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能
GM:シナリオロイスはこいつ"百白 介(ももしろ かい)" 任意/任意
久城 紕俐:"百白 介(ももしろ かい)" 好奇心/隔意かな
GM:どっちが表かな
百白介:好奇心?
久城 紕俐:隔意が表!
久城 紕俐:好奇心はキミの研究に対してさ
百白介:悲しい……

Middle1:対策会議・1

GM:シーンPCは暁・A・大黒木。他PCは登場自由。
GM:全員登場をお勧めします
鏑あぐり:登場しまーす。
群雨 翠:群雨 翠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (33 → 39)
暁・A・大黒木:暁・A・大黒木の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (46 → 54)
鏑あぐり:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+6[6] → 54

久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (36 → 46)
久城 紕俐:できたできた
鏑あぐり:やったね

GM:N市UGN支部会議室
GM:そこには、支部長である暁・A・大黒木を始めとした複数人のオーヴァ―ドが集まっていた。
鏑あぐり:椅子に座り、不敵な笑みを浮かべている。が、特に何も考えてはいない。
エージェント:「あー、緊張する……ファフロッキー、お茶頂戴、お茶」 PCの前に立つ女性が群雨に声を掛ける。
エージェント:スクリーンに写真を写しながら議題を進行する。初めての仕事らしい。
群雨 翠:「ファフロッキーはやめてください…!」お茶を人数分運んできたところだ。
暁・A・大黒木:上座に座っている2mほどの偉丈夫が支部長その人。
久城 紕俐:「失礼しまー……みんなもう集まってんじゃん遅刻しちゃったかな……」
鏑あぐり:「スイさん、偉いですよ!すごい!」褒めている。
群雨 翠:まずは支部長の前にお茶を置いてから進行の彼女にお茶を渡す。
久城 紕俐:その影に紛れてそそくさと席に着く。
暁・A・大黒木:「いや、問題ないよ、カザリくん」
エージェント:「ありがと~、がんばる~」
暁・A・大黒木:ありがとう、とお茶を置く翠に一言
鏑あぐり:「学校も三十分くらいなら遅刻にならないという説もあるしね」うんうんと頷いている。
暁・A・大黒木:「それは遅刻だ」
鏑あぐり:「はい……」
エージェント:「さすが支部長、冷静な突っ込み」
群雨 翠:そんな雑談を苦笑しながら聞きつつお茶を配り終えて、席に着く。
久城 紕俐:「はは……相変わらずにぎやかだなこの支部は」
群雨 翠:「お久しぶりです、遅れるのは珍しいですね」
久城 紕俐:「遅れた分はしっかり働くよ」椅子に座り直す
暁・A・大黒木:「心遣い痛み入る」
暁・A・大黒木:「では、始めてくれ」エージェントの方を見て
エージェント:「んっん、では皆さん揃ったっぽいので、始めさせていただきまっす」
鏑あぐり:緊張しながらエージェントの女性の方を見る。
エージェント:「ええと、今回皆さんが相手取るのはジャーム兵器の研究開発セル"XC"セル」
エージェント:「……の残党です」
鏑あぐり:「残党……!」衝撃を受けている。
久城 紕俐:「XCセルって言うのは前に支部長殿が襲撃したっていうセルで合ってる?」
エージェント:「このセルはジャームを兵器運用するための研究開発をしていまして、支部長が叩き潰しましたが……」
暁・A・大黒木:「合っている」
鏑あぐり:「うわっ、叩き潰してるのか」衝撃を受けている。
エージェント:「そうそう、ただ、色々やってたみたいで未だに残ってるメンバーが数人……」 白衣を着た、研究員らしき人物が映し出される
鏑あぐり:「へー、これが残党……」ぼんやりと顔写真を眺めている。
GM:その中には、先ほど久城が遭遇した男もいる(眼鏡は掛けていない)
久城 紕俐:「……あ゛?」写真の一つを凝視する
エージェント:「それから、こちらで把握してなかったジャーム兵器も……おや?」 久城に目を向ける
鏑あぐり:「ん?カザリさん、知り合い?」
群雨 翠:「久城さん?…どうかしましたか?」
鏑あぐり:「もしや生き別れの……」
暁・A・大黒木:「知り合いかね? カザリくん」
久城 紕俐:「あ゛ー……会議を中断させてゴメンね」
群雨 翠:「鏑さんは少し静かに聞いててくださいね」
鏑あぐり:「はい……」
久城 紕俐:「あと生き別れではない、うちの姉はあんな苛つく顔じゃねえ」
鏑あぐり:「なら、カザリさんの推理を聞こう」
久城 紕俐:(推理?)「面白い子を抱えてるな支部長殿……」
群雨 翠:「…この方となにか?」
エージェント:ぼんやりした男の顔(眼鏡は掛けていない)を大写しにしている
鏑あぐり:「そう、あの写真の人物はいったい誰なのか……」フッと笑う。
久城 紕俐:「いや……な……。つい先ほど会ったばかりなんだよその男……」
暁・A・大黒木:「彼女のことは、まぁ……気にしないでくれ」
エージェント:「マジすか!」
暁・A・大黒木:「ほう」
鏑あぐり:「そう、ボクのことは気にしないで。……!?」自分の扱いに驚いている。
暁・A・大黒木:「差し支えなければ、場所と状況を」
久城 紕俐:「近所のあの路地だ。偶然ぶつかってしまっただけであまり力にはなれないかもしれない……」
鏑あぐり:「本当にそれだけ……?」拍子抜けしている。
久城 紕俐:「どうにもうちの店の客だったみたいで顔を覚えられていてちょこっと話したくらいだな」
鏑あぐり:「良い人じゃないか」
久城 紕俐:「ご期待に沿えなくて悪いね名探偵くん?」
群雨 翠:「なんだか写真を見たときに怒ってらっしゃった気がするんですが……」
エージェント:「いやあ、ジャームで人体実験してるセルの研究員だからね?」 あぐりに言う
鏑あぐり:「カザリさんも良い人だな……」名探偵と呼ばれて喜んでいる。
群雨 翠:「何も問題はなかったんでしょうか…?」鏑さんのことは少し置いておく
久城 紕俐:「ん?あー……思い出すだけでイラっとするが無い物探しを手伝わされたのさ」スイちゃんを見ながら
鏑あぐり:「じゃあ、良くない人じゃないか!」エージェント女性に向かって怒る。
群雨 翠:「ないもの探し……ですか」
暁・A・大黒木:「ない物探し?」
鏑あぐり:言葉の意味がよく理解できず、神妙な顔でやり取りを聞いている。
エージェント:「つまり……元からないものを探させられたってこと?」
鏑あぐり:「おお……」エージェント女性の解説を聞いて感動している。
久城 紕俐:「そういうこと。とんだ徒労をして私は遅刻したというわけ……」
暁・A・大黒木:「……なるほど。ご苦労だった」
鏑あぐり:「かわいそう」
エージェント:「でも……このコネ、いざというときに役に立つかもですね」
群雨 翠:「……久城さんからするとあまり印象は良くないと思いますが」
エージェント:「それはまあうん……」 同情するような視線
群雨 翠:「繋がりがあるのは利点になるかと」
暁・A・大黒木:「……あまりこの件を深く考えるとドツボに嵌りそうだな」
久城 紕俐:「そりゃね。でも役に立つなら好きに使ってよ」一瞬心底嫌そうな顔をしながら
鏑あぐり:「心が広いな」
暁・A・大黒木:「まぁ、嫌にならない程度によろしく頼むよ」
群雨 翠:「極力使わずにすむように動きますね」申し訳なさそうに
エージェント:「とと、話が逸れてしまいましたね」 スクリーンの画像が切り替わる。
鏑あぐり:緊張した面持ちでスクリーンを見る。
エージェント:「あと……"XC"セルの所持していたジャーム兵器に、こちらが把握していなかったものがあり、それらが今、敵に回っているようです」
エージェント:「支部長を目の敵にしていたから残党に気づけたというのもありますが……」
エージェント:スクリーンには背中合わせのふたりの少女や、傷だらけの少年、毒々しい液体のようなものが映っている
鏑あぐり:「目の敵……。シブチョーさん、恨まられるようなことでもしたの?」
群雨 翠:「ここ数日支部長を執拗に狙っている子たち、ですね……」ふたりの少女を見ながら
暁・A・大黒木:「まぁ、したと言えばしたね。何しろXCセルを壊滅させたのは他でもない、私とその部下だ」
久城 紕俐:「そりゃあ付け狙われますわね」
鏑あぐり:「それは恨まれるな……」乾いた笑い。
暁・A・大黒木:「特に翠くんが言ったように、あの二人組のほう」
鏑あぐり:「むっ」二人組の写真を見る。
暁・A・大黒木:「此処数日、頻繁に私のところに遊びに来るものでね」
鏑あぐり:「暇なのかなぁ……」
暁・A・大黒木:「消耗は軽微だが、そろそろジャケットの在庫が心配になって来ている」
エージェント:「まあ……セルの中核は殆ど死ぬか捕まるかしたし……暇なのかもね」
群雨 翠:連日の襲撃を戯れのように表現できる実力があるだけのことはあるのだが
鏑あぐり:「在庫管理してる総務部のお姉さんが嘆いてたよ」
群雨 翠:ジャケットの在庫はそろそろ厳しいことを聞いている
暁・A・大黒木:「これはすべて私物だ」
久城 紕俐:「それならいい加減ケリを付けた方がいいのかしらね」
鏑あぐり:「じゃあ、総務部のお姉さん関係ないな……」
エージェント:「総務部のお姉さん何に嘆いてたんだよ」
鏑あぐり:「ほら、話が逸れてるよ!」鋭い指摘をする。
エージェント:「ともかく、こいつらについては目下調査中!多分皆強い!」
暁・A・大黒木:「加えて、元研究員の男がこの近辺で目撃されている。なにかあると見ても早計ではあるまい」
久城 紕俐:「指揮系統が復活すれば面倒ね」
鏑あぐり:「確かに厄介そうだな……」難しそうな顔。
エージェント:「それから……更に面倒そうなのはこっちね……」 スクリーンに赤髪の少女が映し出される
鏑あぐり:「あっ」その写真を見て、小さく悲鳴をあげる。
久城 紕俐:「名探偵のお知り合いか?」
鏑あぐり:「犯人だね……」
暁・A・大黒木:「犯人?」
久城 紕俐:「そりゃあ因縁の関係だな」
久城 紕俐:脳死で応える。
鏑あぐり:「三月ちゃん……ボクの友達ね。を、殺そうとしてた。止めたけど」
エージェント:「支部長、ほら、あの保護された子……」
群雨 翠:「殺害予告をされているんです」
暁・A・大黒木:「ああ、彼女か。なるほど」
鏑あぐり:「さすがスイさん、説明が上手いな」
久城 紕俐:(なんで犯人が殺害予告されてるんだ……?)さらに混乱しているがとりあえず黙って聞くことにする。
鏑あぐり:「あの殺すのが好きそうな人もFHセルの残党なの?」
群雨 翠:「こちらの少女は最近噂になっている処刑人、その人です」
エージェント:「かなあー……データがないのよね、単独犯だと思ってたけど……"XC"セルの実験体だったのかも」
鏑あぐり:「処刑に……えーっ!?本当に良くない人じゃないか!」