魔法人形はどこに?
GM:御影

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



PC1:乃世(のぜ)晃帆(あきほ) (リンク)/木箱
PC2:"ドゥンケルブラオ"藍田(あいだ)清一郎(せいいちろう) (リンク)/りっとく
PC3:"御棘噺フェアリーベイン"王鷲(おうわし)流詩(るう) (リンク)/季戸
PC4:"ハロウィンナイト"厚木(あつき) くるみ (リンク)/マグパロス

メイン(今ここ)|雑談


INDEX

  • プリプレイ
  • オープニングフェイズ

  • OP1:"プランナー"
  • OP2:暗躍
  • OP3:風の王アイオリア
  • OP4:よーし野郎ども!
  • ミドルフェイズ

  • ミドル1:夜の小学校
  • ミドル2:七不思議
  • ミドル3:”悪魔ディアボロス
  • ミドル4-A 守るもの、守られるもの
  • ミドル4-B ハロウィンナイトに妖精は詠う
  • ミドル4-C 鳴動
  • マスターシーン:乱入者
  • ミドル5:接敵エンゲージ
  • ミドル6:魔法人形マジカルドールはどこに?
  • マスターシーン:箱庭のアリス
  • クライマックスフェイズ

  • クライマックス:夜明けまでのカウントダウン
  • エンディングフェイズ

  • ED1:ED1:さよなら魔法人形
  • ED2:遺産継承者レガシー
  • ED3:厚着のプラン
  • ED4:妖精は風に舞う
  • ED5:超音速ノ晃リ夜叉



  • 事前準備会の様子

    GM
    それはある小学校の七不思議。
    「学校に隠されている魔法の人形に願えば、なんでも一つ願いが叶う」

    UGN日本N市支部は、市内にある私立小学校近辺で、FHの動きを察知した。
    その小学校にある、七不思議にしては変わった噂……UGNは小学校に調査員を派遣することにする。

    昨日と同じ今日、今日と同じ明日────
    そんな日常を、少年少女は変えたかった。

    ダブルクロス The 3rd Editon
    魔法人形マジカルドールはどこに?
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    GM
    GM:ダブルクロスの世界観について軽く説明します。詳しくはルルブ読むと良いでしょう
    GM:日常の世界観については現代日本とほぼ変わりません
    GM:スマホ持っててもスタバ行っても大丈夫な世界観!
    GM:でも裏では超能力者が渦巻く世界となっています
    GM:事の始まりは約20年前(発売から10年以上経ってますが約20年前)
    GM:レネゲイドウイルス、というヤバいウイルスが拡散する事件が起こったことに端を発します
    GM:こいつに感染すると、人間は人間を超えた超能力を手に入れますが
    GM:最悪反作用で死ぬ
    GM:で、この凄い力が世界中に広まってしまった為、当然悪事に使う人たちも現れます
    GM:逆に、だからこそ世界の平和を乱さないように使おうって人たちも現れる
    GM:せっかくの超能力なんだから自由に使おうぜ~~~!っていうのが
    GM:ファルスハーツ、通称FHですね
    GM:欲望に忠実な連中で、一応組織であるし上からの命令で動いたりもしていますが、それ以外では自分のために能力を使う
    GM:秩序を守るために使おうぜ!っていうのが
    GM:ユニバーサル・ガーディアン・ネットワーク、通称UGN
    GM:オーヴァードの世界は概ねこの2つの組織が二分してますが
    GM:レネゲイドビーイングという存在の集まった"ゼノス"という組織もあります
    GM:これはFHの日本支部長を務めていた都築京香という女性が、なぜか幼女と化した後に立ち上げた組織で
    GM:イマイチよくわからない組織です。今回もあまり関係してきません
    GM:他にこまごました組織はあるんですが、それも割愛!
    GM:上級ルルブとかユニバーサルガーディアンというサプリに詳しく乗ってたりします
    GM:ちなみにUGNが正義でFHが悪というのが基本構造ではありますが
    GM:UGNでも孤児を引き取って実験してたり、FHでもダークヒーローみたいなキャラもいます
    GM:サプリ導入すればFHキャラも作れる!
    GM
    GM:で、さらっと流したレネゲイドビーイングについて
    GM:基本ルルブ2から使えるようになるやつらで
    GM:レネゲイドって基本的に意思を持たなくて、人間が発症することでオーヴァ―ドに
    GM:無機物が発症することで(?)EXレネゲイドに、
    GM:これはちょっと別ステージなんですけど、動物が発症したアニマルオーヴァ―ドなんてのもいたりしますが
    GM:その中でレネゲイド自体が意志を持った・・・・・・・・・・・・・・存在がレネゲイドビーイングになります
    GM:人間を知ろうとする欲求があり、人間の姿を取ることができます
    GM:ゼノスはこいつらが集まってる!
    GM:今度はレネゲイドに感染することで発生する症状シンドロームについて
    GM:基本12種のシンドローム、サプリ・インフィニティコード追加で1種、サプリ・ネームレスカルト追加で1種の合計14種類があります
    GM:まあ今回は基本だけなので12種類ですね
    GM:内容は以下の通り
    GM:▼エンジェルハィロゥ
    GM:光を操る能力、また肉体強化の面では感覚が非常に鋭敏になったりする。
    GM:▼バロール
    GM:魔眼を生み出す能力。魔眼では主に重力に関する力を操れる。
    GM:▼ブラックドッグ
    GM:電気を操る能力。またこれにより肉体を機械化し操ることもできる。
    GM:▼ブラム=ストーカー
    GM:血を操る能力。血を武器にする他、人形のようにして操ることもできる。
    GM:▼キュマイラ
    GM:肉体を獣のものに変えることができる。圧倒的な膂力を持つ。
    GM:▼エグザイル
    GM:肉体を自在に操る能力。髪一本まで自由に操れるし、肉体を硬化させたりスライム状にしたりもできる
    GM:▼ハヌマーン
    GM:神経伝達力と大気を操る能力。圧倒的スピードを誇ると書かれているが、素の行動値は低い
    GM:▼モルフェウス
    GM:物質を創造・変異させる能力。また能力行使時に発生する砂も自在に操れる
    GM:▼ノイマン
    GM:めちゃくちゃ頭が良くなる能力。使ったことのない武器も使えるし、跳弾だって思いのまま。演出に困る能力
    GM:▼オルクス
    GM:因子と領域を操る能力。領域内なら何でもできるって感じの能力。
    GM:▼サラマンダー
    GM:熱を操る能力。氷から炎まで自由自在。
    GM:▼ソラリス
    GM:化学物質を作れる能力。危ないお薬を敵に投与したりドーピングで味方を強化したりできる
    GM:▼ウロボロス(インフィニティコード追加)
    GM:レネゲイドと影を操る能力。他シンドロームの能力を使ったり奪ったりできる
    GM:▼アザトース(ネームレスカルト追加)
    GM:邪神の能力。触手出したり他者を発狂させたりできる。アザトースと言いつつアザトース以外の力もたくさん
    GM:こんな感じ!
    GM:良ければサプリも買って確かめてみてね(宣伝)
    GM:で、このシンドロームを組み合わせて能力を作ります
    GM:そう、組み合わせなのだ!
    GM:1つの能力に特化した出力が大きいピュアブリード
    GM:2つの能力を組み合わせバランスのいいクロスブリード
    GM:3つの能力を組み合わせ汎用性が上がった代わりに出力の落ちるトライブリード
    GM:があります
    GM:お好みですが、ピュアの方が作りやすいかな?
    GM:ちなみに私はクロスブリードが好きです。ピュアはシンプルすぎて面白くないしトライは複雑すぎる
    GM:ちなみに設定上ではトライは最近(10年以上前)発見されたものだったり
    GM
    GM:概ね設定については話したかな
    GM:あとアレ話してないよ!とかこれ気になる!とかあります?
    ココナ in the box:ありがとうございます!!!!わかりやすい!!!!今のところ大丈夫です!!!
    GM:では、今回のシナリオについて話していくかな
    GM
    GM
    それはある小学校の七不思議。
    「学校に隠されている魔法の人形に願えば、なんでも一つ願いが叶う」

    UGN日本N市支部は、市内にある私立小学校近辺で、FHの動きを察知した。
    その小学校にある、七不思議にしては変わった噂……UGNは小学校に調査員を派遣することにする。

    昨日と同じ今日、今日と同じ明日────
    そんな日常を、少年少女は変えたかった。

    ダブルクロス The 3rd Editon
    魔法人形マジカルドールはどこに?
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    GM
    GM
    HO1 ごく普通の日常を過ごす小学生
    シナリオロイス:久野芽 零(クノメ レイ)
    あなたはM市の私立小学校に通う小学生だ。
    ごく普通の小学生の生活を送っていたあなたは、ある日幼馴染である久野芽零に、この様な話を持ちかけられた。
    「魔法の人形を探さないか?」
    願いを叶えるという、人形にあなたは興味があるかもしれないし、ないかもしれない。
    けれど、幼馴染は当然あなたも協力すると思っているようだ。
    逃げようとしても無駄だろう。

    HO2 小学校に潜入することになったUGNの調査員
    シナリオロイス:"ディアボロス"春日恭二(基本1・295p)
    あなたはN市にあるUGN支部の支部員だ。
    ある日支部長に呼ばれたあなたは、私立小学校の七不思議の調査を命じられる。
    七不思議のひとつ。「願いを叶える魔法人形」をFHが狙っている節があるという。
    最近こそ失敗続きではあるが、FHの幹部候補にすらなったエージェント、"ディアボロス"が動いているという話もあるらしい。
    くれぐれも無理をしないように念を押され、あなたは調査に乗り出した。

    HO3 小学校の一員として過ごしているオーヴァード
    シナリオロイス:"アイオリア"御友 勇樹(ミトモ ユウキ)
    あなたはN市の私立小学校に通う小学生だ。けれど一つ、普通と違う点がある。超能力者オーヴァードであることだ。
    あなたはUGNの関係者かもしれないし、UGNとは無関係を貫いていたかもしれない。
    1つハッキリしているのは、UGNエージェントだという6年生、御友勇樹にその能力を見初められたということだ。
    彼は「魔法人形」について、自主的に捜査をしたく、それを手伝ってほしいという。

    HO4 依頼を受けて噂の調査をするフリーランス
    シナリオロイス"プランナー"都築京香(基本2・219p)
    あなたはどこにも所属していないフリーランスのオーヴァードだ。
    ある日、あなたの元に"プランナー"都築京香が現れ、あなたに依頼をしてきた。
    私立小学校にある「魔法人形」を破壊して欲しいと。
    彼女はあなたが望むピッタリ丁度の報酬を提示し、あなたはその仕事を請け負うことにした。

    GM:今回のトレーラーとハンドアウトはこんな感じになります
    GM:PC1はココナさんにお願いします
    ココナ in the box:わーい!PC1いただきます!!キャッキャッ
    GM:ちなみにシナリオ中で覚醒するか、実は隠してるだけとかかはお任せします
    GM:他のPCは皆で相談してもらうよ!
    季戸:はーい!
    りっとく:はーい!
    マグパロス:はーい!
    GM:で、使ってもらうキャラシなんですが
    GM:ゆとシート:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?mode=blanksheet
    GM:か
    GM:キャラクター登録所:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html
    GM:のどっちかでお願いします
    季戸:了解です!
    りっとく:はーい!
    ココナ in the box:了解しました!!
    マグパロス:りょうかいです!
    GM:で、キャラメイクについて軽く説明して、HO相談に入って貰おうかな
    りっとく:わくわく
    ココナ in the box:そわわ
    季戸:どきそわ
    マグパロス:キャラメイクだ~~~!
    GM:ダブルクロスはサンプルそのまま使うクイックスタート
    GM:特定のルールに沿って経験点を割り振るコンストラクション
    GM:1から作るフルスクラッチとあります
    GM:まあ……コンストラクションするくらいならフルスクラッチがお勧めです
    GM:まずキャラクターの初期経験点!
    GM:これが130点あって、これをエフェクト・能力値・技能などに割り振っていく形となります
    GM:新しくエフェクトを取る場合には15点の消費、エフェクトレベルを上げるには5点の消費
    GM:能力値あげるには10、技能上げるには2(ものによっては1)という感じです
    GM:詳しくは基本1の211pの右側を確認してみてね
    GM:で、言葉だけ言ってもわかりづらいのでサンプルキャラを解体してみましょうか
    GM:基本ルルブ1の48pの不確定な切り札君!
    GM:この子はキュマイラピュアなので、まずキャラシのシンドローム選択欄をキュマイラにしてみましょう
    GM:能力値が6/0/0/2となったかと思います
    GM:これがキュマイラピュアの素の能力値!このままだと能力値に0があるので、キャラクターは使用できません
    GM:能力値はワークス、というものでも1上がります。
    GM:不確定な切り札君のワークスは右上に高校生と書いてあるので基本1の82pを見て確認してみましょう
    GM:能力値【肉体】と書かれています
    GM:キャラシの能力値欄で、ワークスによる修正は肉体にチェックを付けましょう
    GM:これで7/0/0/2となります
    GM:まだ0が2つある!
    GM:のでコレを1にします。感覚と精神の成長をそれぞれ1にする。
    GM:これで130点の内20点使いました
    GM:で……なんかこいつ肉体8あるな……そんなにいらんだろ……
    GM:肉体にも+1!これで30点使いました。残り100点
    GM:で、次に技能値
    GM:これもワークスで幾つか初期取得があります
    GM:高校生は回避・知覚・RC2・情報:噂話の4つです
    GM:不確定な切り札くんは、白兵4・回避2・知覚1・RC2・噂話1持ってるので
    GM:白兵に技能を4と、回避に1を振ります。2*5で10点。残り90点
    GM:ちなみに初期作成の技能の最大値は4です。つまり不確定な切り札くんは白兵を限界まで上げてる!
    GM:で、次にエフェクトに行ってみましょう
    GM:不確定な切り札君はコンセントレイト・完全獣化・獣の力・破壊の爪・ハンティングスタイルを持っています
    GM:これは、マイナーアクションで肉体強化して白兵武器を作りながら敵の懐に飛び込み、メジャーアクションで思い切り殴る!という構成
    GM:で、それぞれレベルが2・2・2・1・1ですので
    GM:15+5、15+5、15+5、15、15で20+20+20+15+15→60+30→90
    GM:これでピッタリ130点!という構成になっています
    GM:で、続いてアイテム
    GM:これは副能力値の常備化ポイントを消費して取得できます
    GM:副能力値は自動で計算してくれますので、詳しく知りたかったらルルブ1の84~89を確認してみてね
    GM:で不確定な切り札くんは常備化4ポイント持ってて
    GM:入手してるアイテムはコネ:噂好きの友人だけ!
    GM:アイテムは基本1の174~180、基本2の182~200に乗ってます
    GM:噂好きの友人は常備化ポイント1点消費なので、常備化ポイント4点から1点引いて財産ポイントが3点!
    GM:財産ポイントは常備化ポイントのあまりで、情報収集や購入判定で使用できます
    GM
    GM:解体したらこんな感じで、ちょっとエフェクトについても見ていきましょう
    GM:コンセントレイト:キュマイラ 侵蝕+2
    GM:これは判定のクリティカル値をレベル分下げるものです。ダブルクロスの判定はクリティカル値低いほど有利。
    GM:ただし、コンセントレイトの下限値は7です
    GM:このキャラシだとコンセントレイト2レベルなので、クリティカル値が8まで下がる。
    GM:このゲームはシーンに登場したり、エフェクトを使うと侵蝕率が上がりまして
    GM:侵蝕率が100超えるとエフェクトのレベルも上がることになります
    GM:クライマックスには100以上になることが多いので、恐らく山場ではクリティカル値7で戦えるでしょう
    GM:何て無駄のないキャラシ!
    GM:何ですけどもこれはちょっと無駄がなさ過ぎて、実はクリティカル値8だとダイスが事故る確率が結構あります
    GM:つまりミドル戦闘で事故る可能性があるんですね!
    GM:あと、敵のクリティカル値を上げるエフェクトがあり、そいつを使われたときにひどい目に合う場合があります
    GM:とはいえそこら辺はお好みですね
    GM:完全獣化 侵蝕+6
    GM:こいつはシーン中肉体判定のダイスを+lv+2するエフェクト!
    GM:シーン中なので長期戦ならまあ有利に働くのかな……?
    GM:ただコストが高く(6て)、+するダイスの数も不確定な切り札くんの能力値だとそんなにいらなくね?という感じです
    GM:レベルが2なので、ダイスが4、クライマックスには5増えるかな、という感じ
    GM:獣の力 侵蝕+2
    GM:白兵攻撃の攻撃力を上げるエフェクトです。攻撃するタイプは攻撃力あげるエフェクト入れておいた方が良いです
    GM:破壊の爪 侵蝕+3
    GM:素手の能力を変更するエフェクト!
    GM:ダブルクロス、素手で殴ると攻撃力-5されちゃうんですけど、それを強化できます
    GM:利点としては武器を常備化しなくて良いところ!
    GM:<射撃>使うタイプは射撃武器ないと何もできなかったりするしね
    GM:ハンティングスタイル 侵蝕+1
    GM:ダブルクロスはマイナーで戦闘移動ができるんですけど
    GM:ムーブとマイナーで別れてないので、マイナーでエフェクト使うと移動ができなくなります
    GM:そんな時に移動エフェクトがあると、マイナーでエフェクト使っても敵に突っ込める
    GM:最初から敵が同じエンゲージにいる場合もありますが、マイナーでエフェクト使って、攻撃範囲に制限ある場合は取得をお勧めします
    GM:実は射撃武器だと
    GM:同一エンゲージには攻撃出来ない、と書かれた武器とかあるんですよね
    GM:そういう時に移動用のエフェクトあるとエンゲージ離せるので安心
    GM:こんなところかなあ
    GM:ちなみに攻撃する場合はダイス8以上になるのを目安にするのがおすすめです。それ以降は攻撃力に振ったり技能値に振ったり、もう少しダイス増やしたりまあお好みで
    GM
    GM:ということで、HO相談をしましょう!
    GM:ココナさんはPC1で確定しているので、キャラシ考えたり構成相談したりすると良いでしょう
    ココナ in the box:わーい!
    GM
    HO1 ごく普通の日常を過ごす小学生
    シナリオロイス:久野芽 零(クノメ レイ)
    あなたはM市の私立小学校に通う小学生だ。
    ごく普通の小学生の生活を送っていたあなたは、ある日幼馴染である久野芽零に、この様な話を持ちかけられた。
    「魔法の人形を探さないか?」
    願いを叶えるという、人形にあなたは興味があるかもしれないし、ないかもしれない。
    けれど、幼馴染は当然あなたも協力すると思っているようだ。
    逃げようとしても無駄だろう。

    HO2 小学校に潜入することになったUGNの調査員
    シナリオロイス:"ディアボロス"春日恭二(基本1・295p)
    あなたはN市にあるUGN支部の支部員だ。
    ある日支部長に呼ばれたあなたは、私立小学校の七不思議の調査を命じられる。
    七不思議のひとつ。「願いを叶える魔法人形」をFHが狙っている節があるという。
    最近こそ失敗続きではあるが、FHの幹部候補にすらなったエージェント、"ディアボロス"が動いているという話もあるらしい。
    くれぐれも無理をしないように念を押され、あなたは調査に乗り出した。

    HO3 小学校の一員として過ごしているオーヴァード
    シナリオロイス:"アイオリア"御友勇樹
    あなたはN市の私立小学校に通う小学生だ。けれど一つ、普通と違う点がある。超能力者オーヴァードであることだ。
    あなたはUGNの関係者かもしれないし、UGNとは無関係を貫いていたかもしれない。
    1つハッキリしているのは、UGNエージェントだという6年生、御友勇樹にその能力を見初められたということだ。
    彼は「魔法人形」について、自主的に捜査をしたく、それを手伝ってほしいという。

    HO4 依頼を受けて噂の調査をするフリーランス
    シナリオロイス"プランナー"都築京香(基本2・219p)
    あなたはどこにも所属していないフリーランスのオーヴァードだ。
    ある日、あなたの元に"プランナー"都築京香が現れ、あなたに依頼をしてきた。
    私立小学校にある「魔法人形」を破壊して欲しいと。
    彼女はあなたが望むピッタリ丁度の報酬を提示し、あなたはその仕事を請け負うことにした。

    りっとく:はいGM!質問です!HO2は子供じゃなくても大丈夫ですか?あとキャラシは130点ですか?
    GM:130点! 子供じゃなくても良いよ!
    りっとく:ありがとうございます!
    GM:どういう感じで潜入したいかも考えといてもらえれば(生徒としてとか、教師としてとか)
    季戸:どうしましょうか、全員一旦希望順を出してから相談しますか?
    りっとく:ですね、希望があればあれあれあ
    マグパロス:順序か~
    GM:そうね、まず希望出してもらうといいんじゃないかしら
    りっとく:私は2>3>4って感じです!
    季戸:私は4>2>3で!
    マグパロス:小学生PC…やってみるか…!(挑戦)
    マグパロス:4>=3>2ですね。
    季戸:私3にも全然いけますので!
    りっとく:私も3いけますので!
    GM:ダイスバトルする?
    りっとく:しましょうか
    季戸:私とマグパロスさんでダイスバトルかな?
    マグパロス:ダイスバトルしよう!
    GM:1d100でデカい方が勝ち!
    季戸:はーい!
    マグパロス:はーい!
    季戸:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 5

    マグパロス:!?
    ココナ in the box:!??!!?
    りっとく:CoCなら勝ってた
    季戸:勝ったわ(システムが違います)
    ココナ in the box:クリチケが出る
    マグパロス:じゃ、じゃあダイスロール!
    マグパロス:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 77

    マグパロス:縁起がいい
    ココナ in the box:らっきーせぶん!
    りっとく:1d100 せっかくなのでぼくも
    DoubleCross : (1D100) → 9

    りっとく:?
    GM:1を出す流れじゃなかった
    ココナ in the box:出目がいい
    GM:草
    季戸:ラッキーセブンだ!
    マグパロス:CoCのノリで来てる?
    季戸:HO3いただきます!
    ココナ in the box:1D100 関係ないけど振っちゃお
    DoubleCross : (1D100) → 77

    GM:じゃあ
    マグパロス:?
    ココナ in the box:おそろい!
    GM:ラッキーセブン!
    季戸:女神調子いいな
    りっとく:おそろいだ!
    ココナ in the box:これは小学生おそろいの運命
    マグパロス:わおわお
    ココナ in the box:キャッキャッ
    GM
    HO1ココナさん
    HO2りっとくさん
    HO3季戸さん
    HO4マグパロスさん

    GM:こう!
    りっとく:季戸ちゃん2の方がよかったらばくる?
    季戸:平気よ!
    りっとく:あい!
    りっとく:ばくるって方言か
    マグパロス:はーい!
    季戸:ただりっとくちゃんの描いてくれた立ち絵を使いたくて3が最後だっただけなので
    GM:方言なの!?
    ココナ in the box:ばくるなんだろうなと思ったら方言なのか
    りっとく:ど、どの立ち絵だ
    りっとく:ばくるは交換するの意です
    季戸:アイオール!
    りっとく:あー!
    りっとく:えっじゃあ2持っていきなよ
    マグパロス:知らなかった…
    季戸:大丈夫、小学生でも映える設定
    ココナ in the box:そうだ季戸さんキャラシ組んでらっしゃった
    りっとく:小学生でも映える設定、力強い
    りっとく:じゃあ2頂きます~
    ココナ in the box:つよい
    GM:凄いぜ
    GM:では後は自由解散です。ここで相談続けても良いよ!
    りっとく:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=zhiuVQ
    こいつを連れていきたいな~と思って2をいただきました

    GM:GMは24時頃までいます
    季戸:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=lzZECP
    季戸:私はこいつを小学生に調整して出したいです!
    GM:あっ
    GM:基本ルルブだけよ!
    ココナ in the box:キャラシができているつよい
    りっとく:おっと
    マグパロス:おお
    りっとく:そういえばジュラレコとか持たせていた 調整します!
    季戸:私のはDロイスを抜きます!
    季戸:Dロイスを抜いても火力が下がるだけだから大差ないし、残りのエフェクトは多分全部基本環境のはずなのです
    りっとく:どうしよっかな、そしたら藍田じゃなくて桜にしようかな
    マグパロス:僕は今のところサンプルPC使うか、フルスクラッチで作るかだいぶ悩んでる感じです。
    りっとく:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=A7ZLai
    幼女レネビ

    マグパロス:もちもちちゃんだ!
    ココナ in the box:かわいい!!!!
    季戸:かわいーー!!!!
    GM:もちもち!カワイイ!
    りっとく:勝利の女神と目潰しの砂で達成値を上げ下げしつつバステ乗せRC射撃で嫌がらせする感じです
    りっとく:バステじゃないなデバフだな
    りっとく:コンセ3要るか……?
    季戸:えっ、私火力積んでった方がいいです?
    季戸:いやココナさんとマグパロスさんいらっしゃるから大丈夫か…
    りっとく:あっもしかして火力担当足りない感じか?
    ココナ in the box:私はアタッカーやらせてもらおうかと思ってます
    季戸:うちのは火力固定値3、ダメージバフ+5Dと妖精です
    季戸:あと財産点が20あります
    マグパロス:アタッカーか、ノイマン支援(常勝の天才)を考えていました。
    マグパロス:お金持ちだ…
    ココナ in the box:財産点すごい
    季戸:マグパロスさんがノイマン支援にされる場合は火力に切り替えも検討しますね!なるべくこいつ使いたいですが!
    りっとく:白羽の超血統抜いて連れてく手もあるか
    マグパロス:アタッカーにします!カバーエフェクトも入れられたら入れたいな…
    りっとく:なやむ~~~!!悩むのも楽しい
    りっとく:ココナさんとマグパロスさんがアタッカーするならもちもちでもいいのか
    マグパロス:わいわい。DX,アタッカーがいればパーティは結構自由ですからね。
    マグパロス:それとカバー役も幾らいてもいいので「カバーやりたい」って人がいても大丈夫
    ココナ in the box:カバーもいくらいてもいいの、いいな…!
    りっとく:4dx8+1
    DoubleCross : (4DX8+1) → 10[5,7,9,10]+4[2,4]+1 → 15

    りっとく:うーーーーん
    りっとく:ちょっとドツボにはまってきた感じがあるので一回冷静になります
    季戸:ゆっくりよ~
    ココナ in the box:なでなで
    りっとく:動かせてない奴らが溜まってきたので動かしたい気持ちVSだいたいがDロ持ちなので新規生んだ方が合わせやすいんじゃないかの気持ち
    季戸:前に琥珀くん検討するかもって言ってなかったっけ
    りっとく:琥珀も動かしたいけどあいつくらいの年齢だとほにやりづらいかなって……
    季戸:UGNなら年齢詐称くらいしてくれそう(偏見
    りっとく:ふふふ
    ココナ in the box:んふふふ
    GM:2×さいの高校生とかね
    りっとく:あれだな 選択肢が広がりすぎてはわ……になってる感じがあるので
    りっとく:自分のやりたいことと向き合います
    季戸:だいじ
    りっとく:俺は……何がしたい……?
    マグパロス:大事‥‥
    GM
    GM:久野芽 零(クノメ レイ)
    GM:HO1のクラスメイト。勉強も運動もできて明るいクラスの人気者
    GM:どちらかというと体を動かすのが好きで、昼休みはよくグラウンドで遊んでいる。
    GM:性別は女子。けれど違うクラスの人間では男子だと思ってる人も多い
    GM
    GM:"アイオリア"御友勇樹
    GM:N市の私立小学校に通う小学6年生。
    GM:ちょっと頼りない性格ではあるが、能力に関しては超一流の風遣い
    GM:覚醒時の事件で家族を失っており、UGNの寮で暮らしている。

    プリプレイ

    GM:それでは、皆さんお集まりいただけたようなのでそろそろ開始していきたいと思います
    GM:まずはPC紹介!HO順に……と行きたいところですが
    GM:PC1のココナさんはダブルクロス初めてなので、PC4から始めていきます
    GM:というワケでPC4!
    GM:厚木くるみちゃん!
      
    コードネーム名前シンドローム
    "ハロウィンナイト"厚木(あつき)くるみブラックドッグ/ノイマン
    元々はFHに扱われていた戦闘用きぐるみだが、レネゲイドビーイングとして覚醒してからはFHから逃げて暮らしている。
    ネガティブで自虐的な性格ではあるが、出自から戦闘能力にはある程度の自信を持っているようだ。

    (illustration:🍌GORILLA_ART🍌)
    主要エフェクト
    ハードワイヤード
    マルチウェポン
    ヴァリアブルウェポン
    オリジン:サイバー
    主要アイテム
    アームブレード*4
    コネ;UGN幹部
    コネ:仕入れ屋
    HP/30
    行動値/6
    初期侵蝕/41

    マグパロス:「ひ、ひぃ~~~!あたしなんて食べてもおいしくないですよ熊ですし着ぐるみですし!」
    マグパロス:厚木くるみ、ごらんのとおり戦闘用着ぐるみのRBです。
    GM:ウワ―ッ立ち絵が怖い!
    マグパロス:ちゃんと人間体の絵もあるよ!
    マグパロス:元々はFHがテロルをしたり、鉄砲玉に戦闘力底上げさせたり
    GM:良かった、ちゃんと人間に交わってください
    マグパロス:そういう目的でできた着ぐるみだったけど色々あって自我を持ちました。
    GM:人格!
    マグパロス:FHから脱走したは良いけど、元々テロル用だけあって気まずい思い出も多いし
    マグパロス:しょうがないので半分浮浪者のような生活をしている。
    GM:そんな……
    マグパロス:たまにお仕事や傭兵家業を請け負ったりして生計を立ててますね。
    GM:セーフハウスを購入しないと……
    マグパロス:可愛い外見なのでボディーガードもできるカモ!?
    マグパロス:権力と金銭に弱いので
    マグパロス:そこで揺さぶられれば大体味方になってくれます。
    都築京香:ご安心ください。成功報酬はほらこの通り……
    マグパロス:ぐへへへ・・・
    都築京香:(まあ、見えてる部分以外は偽札ですが)
    マグパロス:データ面はマルチウェポン、そしてヴァリアヴルウェポンにハードワイヤードを重ねており
    マグパロス:基本環境でもかなり強い
    マグパロス:ただ熊なのであんまり複雑なことはできないですね。
    GM:こわいえヴァリポン……!
    GM:確かに、武器とか持ちにくそう
    マグパロス:情報判定はオリジン:サイバーという
    マグパロス:RBならではのエフェクトを使い
    マグパロス:そつなくこなします。
    GM:ヤッタ―ッ最強エフェクト!
    マグパロス:初心者のココナさんもいるので、RBらしさを出しつつRPできたらなと思います!
    マグパロス:以上、くるみでした!
    都築京香:ふふふ、お願いしますよ
    都築京香:RBの魅力をたっぷりと伝えてください
    都築京香:そう、これもプラン通り……
    GM:というワケで、そんなあなたのHOはこちら!
    HO4 依頼を受けて噂の調査をするフリーランス
    シナリオロイス"プランナー"都築京香(基本2・219p)
    あなたはどこにも所属していないフリーランスのオーヴァードだ。
    ある日、あなたの元に"プランナー"都築京香が現れ、あなたに依頼をしてきた。
    私立小学校にある「魔法人形」を破壊して欲しいと。
    彼女はあなたが望むピッタリ丁度の報酬を提示し、あなたはその仕事を請け負うことにした。

    厚木くるみ:プランナー…権力者、種族主義者…!裏ボス…!
    都築京香:失礼な……
    厚木くるみ:わ、わたしから取るものは何もないですよ!
    厚木くるみ:戸籍もないので市民税も取られません!
    都築京香:何を奪うなどと、ふふふ……
    都築京香:市民税は払ってください
    都築京香:私もちゃんと払っています
    厚木くるみ:ホルダー(戸籍持ち)…ごくり
    GM:そんな感じでよろしくお願いします!
    厚木くるみ:はーい!
    GM:では、続いてHO3!
    GM:王鷲流詩さん!
      
    コードネーム名前シンドローム
    "御棘噺フェアリーベイン"王鷲(あつき)流詩(るう)ソラリス/オルクス
    正体不明の"妖精"の力を借りることができる少年。目には見えない妖精と話している言葉を聴いたものは精神状態が不安定になる。
    それ故に"普通"であることは諦めたが、"普通"であることへの羨望があるようだ

    (illustration:はりねず版男子メーカー(2))
    主要エフェクト
    絶対の恐怖
    妖精の手
    力の法則
    主要アイテム
    なし
    HP/24
    行動値/4
    初期侵蝕/33

    王鷲 流詩:「僕の言葉なんて呪いだよ、全部ね。だからあんまり喋りたくないんだ」
    王鷲 流詩:王鷲流詩(おうわし・るう)、小学5年生!
    王鷲 流詩:コードネームは「御棘噺」フェアリーベインです。
    王鷲 流詩:生まれた時からオーヴァードで、無意識に能力を使ってしまっていたため、実の両親が発狂してしまうなど、平凡とは程遠い人生を送ってきました。
    GM:恐ろしいぜ……
    GM:チカヨラナイデバケモノッ
    王鷲 流詩:なんで…ママ…ただ「ともだち」と話してただけだよ…?
    王鷲 流詩:現在はUGNチルドレンとして、能力や肉体の訓練をしています。もちろんクラスのみんなには内緒だよ!
    GM:クラスのみんなには内緒だよ☆
    王鷲 流詩:PC1の晃帆くんとはクラスメイトですが、そんなに喋ったことはないです。普通っていいなあって思ってます。
    王鷲 流詩:ツンツンした子供らしくない小学生ですが、仲が深まると雑敬語になるなどしたいな…と思っています!
    GM:わーい楽しみ
    王鷲 流詩:性能はサブアタッカー。火力は全くないですが、振ったダイスを1つ10の出目にできる「妖精の手」などで皆さんをサポートしたいです!
    王鷲 流詩:財産点が20あるので、情報収集やお買い物でも役に立てると…いいな!
    GM:こわっ!
    王鷲 流詩:以上です!よろしくお願いいたします~!
    GM:何でも買える
    GM:お願いします!
    GM:では、そんなあなたのHOはこちら!
    HO3 小学校の一員として過ごしているオーヴァード
    シナリオロイス:"アイオリア"御友勇樹
    あなたはN市の私立小学校に通う小学生だ。けれど一つ、普通と違う点がある。超能力者オーヴァードであることだ。
    あなたはUGNの関係者かもしれないし、UGNとは無関係を貫いていたかもしれない。
    1つハッキリしているのは、UGNエージェントだという6年生、御友勇樹にその能力を見初められたということだ。
    彼は「魔法人形」について、自主的に捜査をしたく、それを手伝ってほしいという。
    御友 勇樹:というワケで、ちょっと協力してもらえないかな
    王鷲 流詩:あ、御友先輩。
    御友 勇樹:イミエリの時の色使ったけど見づらいなこれ
    御友 勇樹:元から顔見知りで良いかな?
    王鷲 流詩:はい、顔見知りでお願いします!
    王鷲 流詩:お手伝いしますけど…いいんですか、大人の人に経費もらわなくて?
    御友 勇樹:うーんちょっと、個人的な事だから……
    GM:おや、怪しい、これは裏切者ダブルクロスかな……
    王鷲 流詩:ふふふふふwww
    王鷲 流詩:まぁ、御友先輩がこっそり悪いことするはずないし…お手伝いします!
    御友 勇樹:信頼が篤くて助かる
    御友 勇樹:NPCなので判定は行いませんが、超血統援護の風ウインドブレスサイレンの魔女の力を見せてやるぜ
    GM:よろしくお願いします!
    王鷲 流詩:よろしくお願いします!
    GM:では続いてHO2!
    GM:藍田清一郎君!
      
    コードネーム名前シンドローム
    "ドゥンケルブラオ"藍田(あいだ)清一郎(せいいちろう)エグザイル
    幼い頃からUGNに関わりながらも、健全な家庭で育ったUGNエージェントの青年。
    攻撃・防御もどちらもこなせる優等生ではあるが、性格的には味方を守れる防御を好むようだ。

    (illustration:りっとく)
    主要エフェクト
    崩れずの群れ
    貪欲なる拳
    デビルストリング
    主要アイテム
    日本刀
    コネ:UGN幹部
    HP/33
    行動値/5
    初期侵蝕/31

    藍田 清一郎:「UGNエージェントをやらせてもらっている、藍田清一郎だ!!! よろしく頼む!!!!(集中線)」
    GM:いきなり暑苦しい!
    藍田 清一郎:あいだ・せいいちろう。24歳男性、コードネームはドゥンケルブラオ(藍色の意)です。
    藍田 清一郎:UGNと関わりのある家庭で生まれ、理解ある両親としっかりした組織のサポートに恵まれてすくすく育ちました
    GM:大人が来た!
    藍田 清一郎:背と声と口がでかいです。あと少年を少年!と呼ぶタイプの大人です。少女は~嬢。
    GM:何もかもがデカい
    藍田 清一郎:自分が健やかに大人になれたのは周囲の大人がたくさん守ってくれたから、という認識があり、今は自分が大人として子供たちを守っていきたいと考えてエージェントをしています
    GM:偉すぎか?
    藍田 清一郎:子供は元気で自由なのが一番だからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    藍田 清一郎:性能的にはピュアエグザイルの盾役です。「崩れずの群れ」でカバーリングをして「がらんどうの肉体」でダメージ軽減
    GM:わかりやすい性能
    藍田 清一郎:そして憧れの「デビルストリング」を持ち込みました!そのエフェクト……なかったことにしてやるぜ!
    GM:ギャーッ!
    GM:よ、妖精の手が使えればその攻撃を避けられたのにィ~ッ
    藍田 清一郎:一応攻撃もできますが素の攻撃力はょゎょゎなのでダイスにお祈りって感じです
    藍田 清一郎:今回は子供たちが多いと聞いてるので!守るぞ!よろしくお願いします!
    GM:まあでも、支援役もいますし
    GM:日本刀の火力なら十分な気もするぜ!よろしくお願いします!
    GM:そんなあなたのHOはこちら!
    HO2 小学校に潜入することになったUGNの調査員
    シナリオロイス:"ディアボロス"春日恭二(基本1・295p)
    あなたはN市にあるUGN支部の支部員だ。
    ある日支部長に呼ばれたあなたは、私立小学校の七不思議の調査を命じられる。
    七不思議のひとつ。「願いを叶える魔法人形」をFHが狙っている節があるという。
    最近こそ失敗続きではあるが、FHの幹部候補にすらなったエージェント、"ディアボロス"が動いているという話もあるらしい。
    くれぐれも無理をしないように念を押され、あなたは調査に乗り出した。
    GM:教育実習生として潜入って感じでしたっけ
    藍田 清一郎:その予定です!24歳で小学生はキツいという冷静で的確な判断
    GM:なんて冷静で的確な判断力なんだ……!
    GM:支部長とヤベーよヤベーよって感じで話をしてもらいます
    春日恭二:そして私も出るのだ
    藍田 清一郎:出たな!!
    春日恭二:フハハUGNめ、この私を止められるかな
    春日恭二:この任務に失敗したら流石にちょっとマズいので
    春日恭二:止めないでほしいな……
    藍田 清一郎:分かった……ならば……
    藍田 清一郎:ドッジボールで勝負だ!!!!!!!!!(ボールのかごを持ってくる)
    藍田 清一郎:小学校だからな、郷に入っては郷に従うべきだ
    春日恭二:「良いだろう!! 春日一族の底力、見せてくれる!」
    GM:何もよくねえ、よろしくお願いします
    藍田 清一郎:おねがいしまーす!!
    GM:では続いてHO1!
    GM:乃世晃帆くん!
      
    コードネーム名前シンドローム
    なし乃世(のぜ)晃帆(あきほ)キュマイラ/ハヌマーン
    目立ちたがりでカッコつけたがりの少年。けれど本人には特筆すべき才能も特徴がなく、それをコンプレックスに思っている。
    ある日オーヴァードへと覚醒し、カッコよくこの力を披露できる時を見計らっている

    (illustration:がおーメーカー)
    主要エフェクト
    一角鬼
    獣の力
    一閃
    主要アイテム
    コネ:噂好きの友人
    HP/29
    行動値/5
    初期侵蝕/35

    乃世 晃帆:「くそーーー!オレだっていつか、何とかして目立ってめちゃめちゃ人気者になってやるし!!!」
    乃世 晃帆:のぜ あきほです!小学5年生男児!
    GM:元気でよろしい!
    乃世 晃帆:何をやってもぱっとしない、目立つ才能もない、かといって取り立てて劣等性でもなく、周囲との仲も普通。
    GM:美味しい枠!
    乃世 晃帆:でも本人は男の子らしくかっこつけたがり&目立ちたがりで、何かひとつでいいから目立ちたい!!!とめちゃめちゃ奮闘しますが、やることなすこと空回り。
    乃世 晃帆:そんな男児です。
    GM:たくさん空回りさせてこ
    乃世 晃帆:でもでも!最近かっこいい”力”を得たので
    乃世 晃帆:「これで最強!!!!」とテンション上がりつつ、まだ特別感に酔いしれて周囲には秘密にしています。
    GM:ヤッタネ
    乃世 晃帆:自分でつけたコードネームは≪超音速ノ晃リ夜叉≫ウルトラソニック・シャイニングビースト
    GM:これで学校にテロリストが攻めてきたときも安心
    GM:濃い
    乃世 晃帆:文武両道の幼馴染や、あんま話したことないけど大人びてるあいつも、この力で圧倒してやるぜ!!
    乃世 晃帆:性能としては脳筋アタッカーです!小学生男児とは脳筋なものなのだ
    GM:なんてこと!
    乃世 晃帆:鬼という激かっこいい姿と圧倒的パワーと足の速さを得たのでね、小学生にとってこれは最強ですよ
    GM:ヒュー!
    乃世 晃帆:PCはこの通り未熟にも程があるおばかな小学生男児
    PLは初ダブクロのぴよぴよたまごになります

    乃世 晃帆:あたたかくみまもってもらえたらはっぴー!
    GM:いえーい、よろしくお願いします!
    GM:そんなあなたのHOはこちら!
    HO1 ごく普通の日常を過ごす小学生
    シナリオロイス:久野芽 零
    あなたはM市の私立小学校に通う小学生だ。
    ごく普通の小学生の生活を送っていたあなたは、ある日幼馴染である久野芽零に、この様な話を持ちかけられた。
    「魔法の人形を探さないか?」
    願いを叶えるという、人形にあなたは興味があるかもしれないし、ないかもしれない。
    けれど、幼馴染は当然あなたも協力すると思っているようだ。
    逃げようとしても無駄だろう。
    久野芽 零:行こうぜ!
    乃世 晃帆:よっしゃ!いくぜ!!願いが叶えば晴れてオレも零みたいな人気者に…!!
    久野芽 零:へっへっへ、夜の学校に忍び込むことになるかんね
    久野芽 零:ビビんないでよ~?
    乃世 晃帆:び、びびびビビるわけねーし!!
    GM:あとついてくる子が何人かいます
    乃世 晃帆:おっ 賑やか
    庭箱有栖:む、無理しちゃダメだよ……?
    乃世 晃帆:(ここで女子にいいとこ見せたらモテモテになるかもってことだよな…!!!)
    備前藤吾:おうおうあんまいい気になんなよ晃帆ォ
    備前藤吾:といういじめっ子キャラもいる
    乃世 晃帆:いじめっこもいる!
    GM:そんな感じで、よろしくお願いします!
    乃世 晃帆:よろしくお願いします!!!
    GM:では、トレーラー流して始めて行きます

    それはある小学校の七不思議。
    「学校に隠されている魔法の人形に願えば、なんでも一つ願いが叶う」
    UGN日本N市支部は、市内にある私立小学校近辺で、FHの動きを察知した。
    その小学校にある、七不思議にしては変わった噂……UGNは小学校に調査員を派遣することにする。

    昨日と同じ今日、今日と同じ明日────
    そんな日常を、少年少女は変えたかった。

    ダブルクロス The 3rd Editon
    魔法人形マジカルドールはどこに?
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


    OP1:"プランナー"

    GM:シーンPCは厚木くるみです。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    厚木くるみ:1d10+41
    DoubleCross : (1D10+41) → 1[1]+41 → 42

    厚木くるみ:安定してる
    GM:ダブルクロスではシーンインの時に登場侵蝕と言って1d10の侵蝕をあげる必要があります
    GM:自分のエフェクトのコストや、バックトラックで使えるロイスの数を考えてシーンに登場するかを選ぶこともできるぜ
    厚木くるみ:つまり…セッションが始まった時点で「死」が近づいてくるってコト!?
    GM:そういうこと!恐ろしいね
    GM:ちなみに1d10は振れ幅がデカすぎるので1d3+3くらいにしてる人もいます
    厚木くるみ:安定体の効果こっちにして
    GM:ではシーンについて
    GM:このシーンはくるみちゃんの元にプランナーが尋ねてくるシーンになります
    GM:キミ今どこに住んでるの……?
    厚木くるみ:橋の下の段ボールハウス、そこいたのは熊の着ぐるみであった。
    GM:哀れ!
    GM:ではそこにプランナーが尋ねてくるところから

    GM:これは世間の学生達が冬休みに入る少し前の季節の話である。
    GM:秋と冬の狭間、寒さがキツくなってきたこの時期でも、夜は特に冷えるものだ。
    厚木くるみ:「セリがたくさん取れました‥‥ふひっ、ひっ。」
    GM:N市に掛かる大きな橋の下で暮らしているあなたの元に、1人の少女が現れる────
    厚木くるみ:「段ボールも…」
    厚木くるみ:着ぐるみこと、身寄りのないくるみ─────RBの彼女は野草を採集し、段ボールを集めて
    厚木くるみ:今は即席の家を建てていた。
    厚木くるみ:「もう少し、もう少しお金が貯まれば…」
    厚木くるみ:「冬を越せるかもしれません…」
    厚木くるみ:「ダメならダメで、しょうがないですよね…」
    都築京香:「ほう……段ボールハウスですか……大したものですね」 肩にかからないくらいの黒髪の少女が、あなたに声を掛ける
    都築京香:その顔に、あなたは見覚えがあるだろう。
    厚木くるみ:戦闘用着ぐるみの放つアイライトが来訪者を捉える。
    厚木くるみ:「─────ひゃっ。貴方は…もしかしてプランナー!?」
    厚木くるみ:「世界最古のレネゲイドビーイング」「レネゲイドビーイング集団「ゼノス」の指導者」「面影島事件の首謀者」
    都築京香:「イエス、そう言うあなたは"ハロウィンナイト"」
    厚木くるみ:「あの─────プランナー!?」
    厚木くるみ:「ひ、ひぃい…これは失礼しました。」
    都築京香:「そうかしこまらずとも」 怜悧な目元を緩め、警戒心を解くように笑みを浮かべる
    厚木くるみ:「ちょっと化粧直しをさせてください…」
    都築京香:「どうぞごゆっくり」
    厚木くるみ:一瞬の間を置き、彼女の姿は大きく変わる。
    厚木くるみ:大きな黒いゾンビ熊の着ぐるみだった体躯はそこにはなく
    厚木くるみ:少女のシルエットが浮かぶ。
    厚木くるみ:《ヒューマンズネイバー》
    厚木くるみ:本来人間ではないものが、それでも人と寄り添い生きる為に持つ。
    厚木くるみ:人の形を模倣するRBならば誰もが持ってるエフェクトである
    厚木くるみ:「こんな格好しかなくて…ごめんなさい。許してくださぁい~~」
    厚木くるみ:そう書けば神秘的ではあるが、実際のところ出てきたのは
    厚木くるみ:どこで買ったのかわからないゴリラのキャラクターの描かれたパーカーを着ているただの少女だった。
    都築京香:「大丈夫、可愛らしいですよ」 本当にそう思っているのか、微動だにしない笑顔でそう言って
    都築京香:「今回は、あなたにお仕事を持ってきまして」
    厚木くるみ:「…ごくり」
    都築京香:少女はどこからかスーツケースを取り出し、開けて見せる
    厚木くるみ:「えっ、こんな大金…仕事ってなんですか。人殺しとかだったら嫌ですよ!?」
    都築京香:中には整然と一万札が並んでいる。これが中までぎっしり詰まっているとなると、合計金額は数百万……
    都築京香:「簡単な仕事ですよ」
    都築京香:「小学校に潜入して、あるものを壊してきて欲しいのです」
    厚木くるみ:(うう…私、此処で断って気を悪くしてきっと殺されちゃうんだ…。でも殺しは嫌だし…)
    厚木くるみ:「(まぁ、死ぬなら死ぬで)仕方ない…ですよね?」
    厚木くるみ:「え…?」
    厚木くるみ:「それだけですか?」
    都築京香:「それだけです。最も、壊すべきものが校内のどこにあるのかは、こちらでもまだ把握できていません」
    都築京香:「それを調べるのも込みで、あなたの仕事、という事になります」
    厚木くるみ:「ふひひ、プランナー。くるみを侮っては困ります…。」
    都築京香:「ほう」
    厚木くるみ:「くるみ、これでも超コミュ力ありますから、きっとすぐ見つけられますよ。ひひひ」
    厚木くるみ:(この仕事を逃す手はないんでもうすがるしかないですよね・・・?)
    都築京香:「なるほど」 都築京香は笑顔を崩さずに頷く
    厚木くるみ:(あ、コミュ力ないってばれたかな…)
    厚木くるみ:「(着ぐるみで)子供と話すのとか得意ですから!」
    都築京香:ちなみに都築京香のプランだと、彼女の「超コミュ力」に任せた場合の成功率は0%だ
    都築京香:都築京香は彼女を送り込むことで生まれる別のものに期待している。
    都築京香:「ふふ、ではお任せしましょう」
    都築京香:「破壊するべきはその小学校で噂になっている七不思議」
    都築京香:「────魔法人形マジカルドールと呼ばれるものです」
    厚木くるみ:「精いっぱい探しますよ。くるみのご飯の為、そして雨風凌げる家の為に。」
    都築京香:「ええ、それでは……これは前金です」 スーツケースをしまい、封筒を手渡す。
    厚木くるみ:(しょうがない、はまだ早いかな…?)
    厚木くるみ:「えっとこれは。」
    都築京香:「報酬の一部です。ホテルに泊まるなり、食事をとるなり、自由にお使いください」
    都築京香:「スーツケースこちらは成功した際にお渡しさせていただきます」
    厚木くるみ:「神様‥‥?」(あっ、違う。これ)
    厚木くるみ:(もう逃げられない奴だ…)
    厚木くるみ:「は、はははは‥‥」
    厚木くるみ:「しょうがない、ですね?」
    厚木くるみ:張り付いた笑みを浮かべた。
    都築京香:「それでは、ごきげんよう」
    都築京香:都築京香は、背を向けて去っていく────

    GM:ゼノス本部
    坂月那岐:「む、リーダー」
    坂月那岐:「依頼とやらは上手くいったのか?」
    都築京香:「ええ、快く引き受けてくれました」
    坂月那岐:「うちも資金難だって聞いたが……」
    都築京香:都築京香はスーツケースを開けて、表面の一万円札を一枚捲った
    GM:そこには、札束のように加工された新聞の束が収まっていた────

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    厚木くるみ:”プランナー”都築京香 使命感/〇恐怖 でロイス取得します。
    厚木くるみ:以上!

    OP2:暗躍

    GM:シーンPCは藍田清一郎。他PC登場不可
    GM:シーンインお願いします
    藍田 清一郎:1d10+31 登場侵蝕
    DoubleCross : (1D10+31) → 4[4]+31 → 35

    藍田 清一郎:ふつう!

    GM:このシーンはN市支部で藍田さんが支部長の話を聞いて「やべえぜ!」ってなるシーンです
    藍田 清一郎:やべえぜ!

    GM:UGN日本N市支部
    GM:あなたは呼び出しを受けて、支部を訪れていた。どうやら特別な任務があると聞いて、通信室に通されて数分
    GM:まだだれもあなたの元に来ていない。
    藍田 清一郎:特別な仕事と聞いて勇んで来たものの、何やら時間がかかっている様子。
    藍田 清一郎:元来、じっとしているよりは体を動かす方が好きだ。待ち時間というのは退屈である。
    藍田 清一郎:……いや、待て。特別な任務ーーこの待ち時間すらも、その任務のための試練である可能性は!?
    藍田 清一郎:(俺は今……試されている!!! 精神力とか……そういうのを!!!)
    藍田 清一郎:ぴしっと背筋を伸ばして椅子に座り直す。特に誰にも見られていないし、そういう何かではない。
    GM:では、そのように待機していたあなたの目の前で、モニターがつく
    GM:そこに映っているのは、"リヴァイアサン"────霧谷日本支部長だ
    藍田 清一郎:「なっ……”リヴァイアサン”!?」
    藍田 清一郎:日本支部長。つまり、UGNで一番えらく、すごい!!
    霧谷雄吾:「ええ、お待たせして申し訳ありません、“ドゥンケルブラオ”」
    藍田 清一郎:「いえ! 俺も今来たところです!」嘘だしそれは遅刻だ。
    霧谷雄吾:「ちょっと最近、バスの爆発炎上事件基本1サンプルシナリオが多発しておりまして」
    霧谷雄吾:「今回、あなたを呼び出したのは他でもありません」
    霧谷雄吾:「以前受けてもらった、遺産適合検査」
    霧谷雄吾:「あなたに適合する遺産がありました、遺産を受け継ぐ覚悟があるとの事でしたので」
    霧谷雄吾:「今回の任務を通じて、試験をさせていただきます」
    藍田 清一郎:「……!!!」
    藍田 清一郎:「遺産」と呼ばれる特殊なアイテムの継承は、当然その特殊性から、オーヴァードすべてが行えるわけではない。
    藍田 清一郎:「遺産継承者」になるというのは、普通ではないオーヴァードからさらにもう一段、普通を捨てることだ。
    藍田 清一郎:それが分かっていて、自分は適合検査に志願した。
    藍田 清一郎:「ありがとうございます。何なりとご指示を!」
    霧谷雄吾:「ええ……」 年若い青年が、そのような覚悟をしている事実に少し悲しげな表情を浮かべる。
    霧谷雄吾:それでも遺産の力を使わなければ、FHなどの組織には対抗できない。
    霧谷雄吾:「今回の任務はN市私立小学校の、ある噂についての調査です」
    霧谷雄吾:「七不思議というものに、馴染みはありますか?」
    藍田 清一郎:「小学校の七不思議……? 人体模型が動くとか、トイレの花子さんとか、階段の数が増減するとかですか?」
    藍田 清一郎:「それが、レネゲイド関連の何かで起きてるってことですか?」
    霧谷雄吾:「ええ、その小学校では『願いを叶える"魔法の人形"』というものが七不思議の中にあります」
    霧谷雄吾:「コレは聞いたことがないかと」
    藍田 清一郎:「初耳ですね。ローカルなやつでしょうか」
    霧谷雄吾:「ええ、それだけならば良かったのですが……」
    GM:モニターに、1人の男の写真が映し出される。
    GM:エージェントの教育を受けているものなら誰でも知っている顔だ
    霧谷雄吾:「"ディアボロス"、春日恭二……」
    霧谷雄吾:「やり手のFHエージェントが、この噂を調べているという情報が入っています」
    藍田 清一郎:「やり手の」
    GM:トライブリード、3つ目の能力に覚醒してからは失敗続きという話ではあるが
    GM:それでも、UGN側が危ない局面は幾度となくあったし、結局逃がしてばかりの、厄介な存在だ。
    藍田 清一郎:「……確かに。直近のデータでは、どれも最終的に失敗に終わっているようですが、逃げおおせてはいるあたり、やり手ではある……」
    霧谷雄吾:「ええ、彼を侮らない方がいいですよ」 少し困ったように笑いながら言う
    霧谷雄吾:「私も、かなり長い付き合いになりますから」
    霧谷雄吾:「だからこそ、試験に相応しいとも考えます」
    霧谷雄吾:「貴方は教育実習生として、その小学校に潜入。調査を行ってください」
    藍田 清一郎:「……了解しました」
    霧谷雄吾:「場合によっては追加で破壊、あるいは確保の任務を与えます」
    藍田 清一郎:”リヴァイアサン”にそこまで言わせるFHエージェント、相手にとって不足なしだ。
    藍田 清一郎:勿論、直接対決が避けられればそれに越したことはないが……
    藍田 清一郎:「任せてください、”リヴァイアサン”」
    藍田 清一郎:「あなたの住まう大海のような、この”ドゥンケルブラオ(藍色)”に!」

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    藍田 清一郎:春日に 好奇心/〇脅威 で取ります!

    OP3:風の王アイオリア

    GM:シーンPCは王鷲流詩。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    王鷲 流詩:1d10+33
    DoubleCross : (1D10+33) → 10[10]+33 → 43

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を10(→ 10)増加 (33 → 43)
    王鷲 流詩:ばかもの
    GM:盛り上がってるねえ
    GM:では、そうですね
    GM:昼休みに勇樹から呼び出しを受けた感じにしましょうか
    王鷲 流詩:はーい!

    GM:昼休み。
    GM:給食の時間を終え、小学生らしい賑わいを見せる5年生の教室が一瞬静まった。
    御友 勇樹:「わっ……あ、王鷲くんいるかな? ちょっと委員会の話があるんだけど……」
    GM:1学年上の児童が尋ねてくるというイベントがあったからだ。
    GM:教室の視線が、王鷲に向く
    王鷲 流詩:目を落としていた本から顔を上げる。
    御友 勇樹:にこっ……と笑みを浮かべて手を振る
    王鷲 流詩:「あ、御友先輩」
    王鷲 流詩:クラスメイトには目を合わせずに、立ち上がる。
    王鷲 流詩:おやつの入ったポーチだけ持って、すたすたと教室の扉へ向かう。
    御友 勇樹:「ごめんね、ちょっと相談したいことがあって……」
    御友 勇樹:中庭で良いかな、などと話しながら歩き始める
    王鷲 流詩:頷いて、ほんの少し後ろをついて歩いていく。
    王鷲 流詩:…こっそり、ズボンで手の平の汗を拭きながら。
    GM
    GM:校舎を出て、少し歩くと裏庭に辿り着く。
    GM:授業でもないのにここに来る生徒は少なく、ちょっとした内緒話には丁度良い
    御友 勇樹:《無音の空間》により、更に音が一定以上届かないようにする
    王鷲 流詩:「……!」
    王鷲 流詩:イージーエフェクト。
    王鷲 流詩:オーヴァードが持つ力の中でも、負担が少なくて、割合気軽に発動できる、異能の力。
    王鷲 流詩:それを使った、ということは。
    王鷲 流詩:「…相談事は、御棘噺フェアリーベインに、ですか?」
    王鷲 流詩:UGNにつけられたコードネーム、裏切者ダブルクロスの名前を口にする。
    御友 勇樹:「あっううん、UGNの仕事ってわけじゃないんだ」
    御友 勇樹:「ただ、レネゲイド関係の話ではあるから」
    御友 勇樹:「ある意味そうではあるんだけど……」
    御友 勇樹:歯切れ悪くそう言う。
    王鷲 流詩:「仕事じゃない」
    王鷲 流詩:ちょっと目が泳ぐ。
    王鷲 流詩:…気合を入れたのが、なんか恥ずかしい…。
    御友 勇樹:任務でもなしに、レネゲイドの力をむやみに使うのはあまり好ましいことではない。
    御友 勇樹:この力を無秩序に使うのは、FHやジャームと変わりがないからだ
    王鷲 流詩:「仕事じゃないけど、レネゲイド関係なんですか?…それも、エフェクトを使ってまで、絶対に聞かれたくないような…?」
    御友 勇樹:「えっと……王鷲君は魔法人形マジカルドールの話って知ってる?」
    御友 勇樹:「学校の……七不思議のひとつで……」 わたわたと手を動かしながら言う
    王鷲 流詩:「ああ、そういえば…」
    王鷲 流詩:「聞いたことあります。なんでも一つ願いが叶う、魔法の人形がこの学校のどこかにある…」
    王鷲 流詩:「でしたっけ」
    御友 勇樹:「そう、それ」 ホッとしたように息を吐く
    王鷲 流詩:「…ただの子供っぽい噂、じゃないんですか?」
    御友 勇樹:「僕……オレ」 言い直す。一人称を男らしく変えようと思っているのだが、まだ慣れない
    御友 勇樹:「ちょっと調べてみたんだけど……どうも、レネゲイドが関係してる話みたいなんだ」
    王鷲 流詩:「…!」背筋がいっそう伸びる。
    御友 勇樹:「だから、ちょっと手を借りたくて……」
    御友 勇樹:────UGNには内緒で、と付け加えられる
    王鷲 流詩:「………いいんですか?僕で」
    王鷲 流詩:ぽそりと呟く。
    王鷲 流詩:「劣等生の御棘噺じゃ、風の王アイオリアの手伝い、務まらないんじゃ…」
    王鷲 流詩:「もっと優秀な人とか、支部の大人の人とかの方が、いいんじゃないかと…」
    御友 勇樹:「そんなことないよ、ていうか、僕にその名前は荷が重いし……」
    御友 勇樹:「王鷲くんの情報収集能力や支援能力は一線級だし」
    御友 勇樹:「あと、今回の事はあまり広めたくないんだ……」
    御友 勇樹:「UGNにバレたら、絶対止められるから……」
    王鷲 流詩:一線級。
    王鷲 流詩:その言葉に、ぱっと顔が明るくなる。
    王鷲 流詩:「…UGNには内緒。今のところ、僕と御友先輩だけの任務、ですか?」
    王鷲 流詩:頑張って口元が上がるのを抑えながら、なるべくクールぶって聞いてみる。
    御友 勇樹:「うん、だから、バレた時に凄く怒られるかもしれない」
    御友 勇樹:「無理にとは言わないけど……どうかな?」
    王鷲 流詩:「怒られるなら、人数が多い方がいいですね」
    王鷲 流詩:「僕、頑張ります。言い訳と隠蔽、考えときますね」
    御友 勇樹:「……!」
    御友 勇樹:「あ、ありがとう!」
    御友 勇樹:王鷲の両手を取ってぶんぶんと振る
    王鷲 流詩:「わわ」
    王鷲 流詩:スキンシップに慣れなくて、尊敬する先輩の手が、あたたかくて。
    王鷲 流詩:「ま、まだ早いですよ、御友先輩。まだ何もしてないです!」
    王鷲 流詩:ふへ、と下手くそに笑った。
    御友 勇樹:「うん、改めて連絡するね? 放課後になるんだけど───」 とこの後について軽く話し
    GM:昼休みが終わる直前に、あなたは教室に戻ってきた
    王鷲 流詩:いつもの仏頂面に戻って、まっすぐ自分の席に向かう。
    王鷲 流詩:その途中、クラスメイトの机に軽くぶつかってしまった。
    王鷲 流詩:「あ。ごめん、乃世」
    乃世 晃帆:「おう、別に!」元気にお返事して
    乃世 晃帆:「……なあ、王鷲」声を潜めて、むむっと眉を寄せている。真剣な顔。
    王鷲 流詩:「…?」
    王鷲 流詩:ちょっと迷って、しょうがなく顔をちょっとだけ寄せる。
    王鷲 流詩:「何」
    乃世 晃帆:あんまり喋ったことのないクラスメイト。大人びていて、あんまり気が合わなさそうなヤツ。
    乃世 晃帆:けれどさっきは何だかすごく目立っていて――
    乃世 晃帆:「さっき先輩と何喋ってたんだ?っていうかイッコ上の先輩とどうやって仲良くなんの!?」ひそひそ
    王鷲 流詩:「………くだんな…」
    王鷲 流詩:あっやべ、という顔を一瞬して、すぐにすまし顔をする。
    王鷲 流詩:「別に、委員会の先輩。向こうがいい人なだけ。放課後一緒に委員会室の掃除しようって言われた」
    王鷲 流詩:つらつらと淀みなく口は回る。
    王鷲 流詩:「”普通”だろ」
    乃世 晃帆:「む……掃除かあ」普通だった
    乃世 晃帆:「や、わざわざここまで来て話に行くなんて気になるじゃんよ」ほっぺたぷく
    王鷲 流詩:これは気まぐれ。
    王鷲 流詩:御友先輩に褒められて、浮かれていたから。普段は話さないクラスメイトとの会話を、続けてやってもいいかなって思っただけ。
    王鷲 流詩:「じゃ、どんな話だと思ってたんだよ、乃世は」
    乃世 晃帆:「んーーー、」首を捻って
    乃世 晃帆:「実は先輩と組んでる秘密結社からの、秘密のミッションの通達!とか!」他の人はそんなこと考えないだろ!みたいなどや顔。
    王鷲 流詩:「ふっ、っはは」
    王鷲 流詩:「ネット小説だったら”普通”すぎ。ボツ」
    乃世 晃帆:「今のは普通じゃあないだろ!!全然!!」むすっ
    乃世 晃帆:――わかっている。
    乃世 晃帆:自分の発想が陳腐でありきたりなのも。
    乃世 晃帆:自分より大人びた王鷲は、こんなつまんないこと考えたりなんてしなくて、もっとすごいこと考えて生きてるんだろうっていうのも。
    乃世 晃帆:「……ちぇっ」
    乃世 晃帆:すごすご自分の席に戻ります。
    王鷲 流詩:その背中から、ふいと目を逸らして。
    王鷲 流詩:「……お前は”普通”だよ、乃世」
    王鷲 流詩:それは、乃世晃帆にとっての呪い。
    王鷲 流詩:それは、王鷲流詩にとっての、祝い/祈り。
    王鷲 流詩:誰にも届かない言の葉は、ただ教室の窓から入ってくる風に攫われていった。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    王鷲 流詩:御友先輩に、〇尊敬/劣等感で取得します!

    OP4:よーし野郎ども!

    GM:シーンPCは乃世晃帆。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    乃世 晃帆:いくぜ!!
    乃世 晃帆:1D10+35
    DoubleCross : (1D10+35) → 8[8]+35 → 43

    GM
    GM:王鷲流詩が教室を出ていって少しした後の話。
    GM:教室では楽しそうに話をしていたり、本を読んでいたり、絵を描いていたり────
    GM:そんな中でひときわ盛り上がっている一角があった。
    久野芽 零:「ふーん、ビビってるんだ」

    (illustration:御影)
    備前藤吾:「はぁ!? 誰がビビるかよ、コラ!」
    備前藤吾:「バカバカしいって言っただけだろ!」

    (illustration:きゅんショタメーカー)
    久野芽 零:「なんだとーっ! お前にはロマンがないのかロマンが!」
    GM:主に2人を中心に盛り上がっている空間
    GM:あなたはそこに割って入るかもしれないし、ただ眺めているだけかもしれない
    乃世 晃帆:「なあなあ何の話してんのー?」
    乃世 晃帆:小学生男児には、盛り上がる空間に寄っていく習性がある。
    備前藤吾:「あ!? うるせーお前には関係ない!」 盛り上がっている。こいつはテンションが上がるとなんにでも噛みつく性質だ
    久野芽 零:「あっ晃帆!」
    久野芽 零:「晃帆は七不思議とか信じる!?」
    久野芽 零:がしっと君の肩を掴む
    乃世 晃帆:「七不思議!!」
    備前藤吾:「あんなの嘘に決まってんだろ!」
    久野芽 零:「藤吾黙ってな!」
    乃世 晃帆:――以前のオレなら、なんて答えただろう
    乃世 晃帆:藤吾と同じように、そんなのあるわけないって首を振っただろうか
    乃世 晃帆:それとも、気を引くために「見たことあるし!」なんて微妙な嘘をついたりしただろうか
    乃世 晃帆:けど、今のオレは…一味ちがう!
    乃世 晃帆:オレに目覚めたみたいな不思議な力だってあるんだから、七不思議だってほんとにあってもおかしくない!
    乃世 晃帆:けれど、七不思議の存在に「あるある!絶対あるよな!」なんて言ってしまうと、そこからオレの力のことだってバレてしまいかねないから…ここは慎重に…
    乃世 晃帆:「……ほんとにあったら面白いよなー」
    久野芽 零:「は? つまんな」
    備前藤吾:「日和見野郎め」
    GM:冷淡な反応!
    庭箱有栖:「も、もう2人とも……!」
    庭箱有栖:「そ、そうだよね。あったら面白いよね……!」

    (illustration:御影)
    庭箱有栖:ぬいぐるみを大事そうに抱えた少女が必死にフォローする
    乃世 晃帆:「オレの味方は庭箱だけだ…!」わざとらしい泣きまね
    庭箱有栖:「わ、わ……!」 慌てる
    久野芽 零:「よし、じゃあ確かめに行こう!」
    久野芽 零:バッと黒板の前に躍り出て、声をあげる
    久野芽 零:「よーし野郎ども! 今日の放課後は、七不思議探索だ!」
    久野芽 零:「願いを叶えるっていう話もあるからね! 興味あるやつはそこ集まって!」
    久野芽 零:ビシィっと先ほどまでいた場所を指差す
    乃世 晃帆:「や、や、そこまでしなくても、謎のままにしといた方が面白いんじゃ…」
    乃世 晃帆:……いや待てよ。
    乃世 晃帆:もしほんとに七不思議があって、見つけられたとして。
    乃世 晃帆:もしも、化け物みたいな形でそれらが襲い掛かってきたとして。
    乃世 晃帆:――オレが、この力でやっつけて倒したり、七不思議の謎をぱぱっと解決したら。
    乃世 晃帆:めちゃめちゃかっこいいのでは!?
    乃世 晃帆:それに、願いを叶えるって……。
    乃世 晃帆:「よし!その話、乗った!!」びしっっ
    久野芽 零:「や、晃帆は強制参加だから」 シレっと言ってのける
    久野芽 零:「まあ乗り気ならいいや」
    乃世 晃帆:「なんでだよ!?」強制参加
    久野芽 零:「えっ当たり前じゃん」 本当に当然だと思ってるので理由を聞かれると困る
    久野芽 零:強いて言うなら幼馴染だから
    乃世 晃帆:「まあいいけどさ…」強制でも
    備前藤吾:「ここまで話デカくなったら参加しないと逃げたみたいになる……!」
    庭箱有栖:「まあまあ、きっと楽しいよ?」
    乃世 晃帆:「なんかあってもオレがいるからな!!」既にヒーロー気分になっている なんだこいつ
    備前藤吾:「は? お前って喧嘩とかできるっけ?」
    備前藤吾:「そういうのは俺だろ」 オラオラと小突いてくる
    乃世 晃帆:「ふふん」意味深な笑み。ちなみに喧嘩で活躍してるのを見たことはない。
    乃世 晃帆:「あっこら痛い痛い」すぐやられてる
    備前藤吾:一方でこっちはクラス腕相撲大会チャンピオンだ
    久野芽 零:「こらー、遊んでないで作戦会議するぞ作戦会議」
    久野芽 零:「まず夜の学校に忍び込む方法から」
    備前藤吾:「夜かよ!?」
    乃世 晃帆:「さすがに危なくね…?…い、いや!大丈夫だ!!」引っ込みつかなくなってる
    GM:教室は暫くそのように盛り上がり、休み時間の終わりが近づいてきたためあなた達は席に戻った。
    GM:外に出ていた王鷲流詩も戻ってきて、少しして昼休みが終わる
    GM:いつも通り、普通の日常だ。
    GM:今は、まだ

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    乃世 晃帆:藤吾くんに、〇友情/優越感で!今まで勝てたことないけど、今のオレならずっと強いんだぜ!!

    ミドル2:七不思議

    GM:シーンPCは藍田清一郎。他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします
    藍田 清一郎:はーい!
    藍田 清一郎:1d10+35 登場侵蝕
    DoubleCross : (1D10+35) → 5[5]+35 → 40

    藍田 清一郎:落ち着いてるな
    厚木くるみ:1d10+42
    DoubleCross : (1D10+42) → 3[3]+42 → 45

    厚木くるみ:安定してる
    王鷲 流詩:1d10+43
    DoubleCross : (1D10+43) → 7[7]+43 → 50

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を7(→ 7)増加 (43 → 50)
    乃世 晃帆:1D10+43
    DoubleCross : (1D10+43) → 10[10]+43 → 53

    乃世 晃帆:出目~
    GM:盛り上がってるねえ!

    GM:七不思議探索隊(仮)が結成されて数日
    GM:中々予定が合わなかったり、潜入の目途が立たなかったりしたが、ようやく決行の日が来た!
    久野芽 零:「オラッ動画撮るな! バレたらどうすんの!」 動画撮ってるモブを叱っている
    備前藤吾:「おー、結構集まったな」
    庭箱有栖:「こんなに集まるとは……」
    GM:キミも含めて10人くらいいる。
    久野芽 零:「じゃあまだ来てない子もいるからもう少しここで待機ねー」
    乃世 晃帆:「みんな七不思議好きなんだな~」勇姿を見せる(かどうかわからないけど)相手が多くてうれしい
    備前藤吾:「ううん、こんな時間にこんなに集まったら絶対バレる気が……」 何やら呟いている
    厚木くるみ:「ふひっ、ひ」
    厚木くるみ:「事前の仕込みもばっちり、今日でようやく例のものを調べられますね…?」
    厚木くるみ:そう言いスマホを見ながら背中を丸ながらあるいている少女がやってくる。
    厚木くるみ:(小学生よりは年上だ。)
    久野芽 零:「あっゴリラ」 さっき叱ってたモブと一緒に動画を見ている
    乃世 晃帆:他の子を待つ間、手持ち無沙汰にきょろきょろしていたら
    乃世 晃帆:「!!」
    乃世 晃帆:自分たちの背格好とは違う、不審な影が視界に映る。
    乃世 晃帆:「誰だ!不審者!?それとも早速七不思議か!?」
    厚木くるみ:「ぴぃっ、小学生!?なんでここに!?」あからさまに驚く
    乃世 晃帆:小学生タックル!
    庭箱有栖:「えっ何……!?」
    備前藤吾:「うおっいきなり何やってんだ!?」
    厚木くるみ:「ぐ、ぐぁ…。」一瞬倒れこみそうになるが姿勢を戻しつつ
    久野芽 零:「わ~ライオンだー」 まだ動画を見ている
    厚木くるみ:「ま、まぁこれくらいはよくやられるんで…大丈夫ですけどぉ…(着ぐるみではよくある)」
    厚木くるみ:「君たちも夜にだけ出てくるポケモンを獲りに来たんですかぁ?」
    厚木くるみ:そういい、スマホを出す。確かにここには伝説のポケモンが出ているではないか
    厚木くるみ:これくらいの細工は、オリジン:サイバーとノイマン/ブラックドッグによる機械干渉を以てすれば朝飯前であった。
    乃世 晃帆:「不審者にしては派手…」じろじろ見ている。髪色とか。
    庭箱有栖:「そ、その子誰……?」 タックルで姿勢を崩しきれなかったため抱き合ってるみたいに見える2人を見ている
    厚木くるみ:「不審者なのは…否定しませんけどぉ。君はちょっと正直すぎですね?まっすぐですね?」
    乃世 晃帆:「っていうかおねーさん、ポケモン取りに来るにしても部外者が勝手に小学校入っちゃだめだろ」
    厚木くるみ:「私は旅のポケモントレーナーですよ…?」
    乃世 晃帆:「ポケモントレーナーでもだめだろ!」
    厚木くるみ:「えっ、でも。今日はオッケーだって聞きましたよ…?」
    庭箱有栖:「わあ。そうなんだ」 納得。というか思考停止
    厚木くるみ:「ほら、見てください。最近の学校ならあるセキュリティ機器。」
    厚木くるみ:「みんな電源入ってないですよね…?」
    厚木くるみ:事前準備で消したのは、彼女だ。
    乃世 晃帆:「わ!ほんとだ!」
    乃世 晃帆:「だからオレらもすんなり集まれたのか…?」
    備前藤吾:「えぇ―……?」 えぇー……?という顔
    久野芽 零:「あっ携帯の充電ヤバくない? まだ大丈夫? そう」 まだ動画を見ている
    厚木くるみ:「そうなんですよお。君たちはとても運が良いですね…?」
    乃世 晃帆:「……っていうか、オレらポケモン探しに来たんじゃないし!」
    庭箱有栖:「そうだっけ」
    久野芽 零:「あっここポケモン強い!」 ポケモンGOをしている
    乃世 晃帆:「零!?」
    厚木くるみ:「夜の学校ですることなんてあるんですか…?昼間毎日学校にいるんですよね?」
    乃世 晃帆:こほん
    乃世 晃帆:「オレらが探しに来たのはポケモンなんかじゃなくて、もっとすごいやつ!」
    乃世 晃帆:「なんてったって――」
    藍田 清一郎:「――何をしてるんだ、君たち?」
    藍田 清一郎:すっ、と暗闇から背の高い男性が現れる。
    乃世 晃帆:「!?!?」
    乃世 晃帆:「せ、せんせー!?」
    庭箱有栖:「ぴゃっ」
    厚木くるみ:「ひ、ひぃっ、快活青年のおばけっ」
    藍田 清一郎:小学生たちには見覚えがあるはずだ。先日、体育担当の教育実習生として紹介された、藍田である。
    備前藤吾:「うおビビった」
    久野芽 零:「わっ」 スマホを片手にうろうろして藍田にぶつかる
    藍田 清一郎:「おっと」零ちゃんを受け止める。つよい体幹。
    藍田 清一郎:「こんな時間に集まって……もしかして、君たち」
    久野芽 零:「えっ先生……!?」 一拍遅れで驚く
    藍田 清一郎:「登校時間を間違えたのか!?!?」
    備前藤吾:「嘘だろこの人」
    乃世 晃帆:「まじか」
    厚木くるみ:「あふれる爽やかさに浄化されてしまいますね?…ゃだこゎぃ…」
    庭箱有栖:「……?? ……?、?」 意味分からなくて笑ってごまかしている
    藍田 清一郎:「ふむ。どうやらそうではないらしい!」みんなの反応を見て納得した
    藍田 清一郎:「では、こんな時間に、子供たちだけで集まって何をしようとしていたか」
    藍田 清一郎:「教えてもらえるだろうか?」にっこり。
    久野芽 零:「せ、先生こそどうなんですかっ?!」
    庭箱有栖:零の後ろに隠れる。よく見たらしっかりホールドして盾にしてる
    厚木くるみ:(私は黙っておこう。はい、護身完成)
    藍田 清一郎:「教育実習生が夜に来る理由なんてひとつしかないだろう? 見回りだ」いけしゃあしゃあ
    乃世 晃帆:「あ!せんせー!不審者見つけたんだぜ不審者!!」くるみちゃんをぐいぐい押し出して話そらそう
    厚木くるみ:「あっ、この子私を『みがわり』にしてますね?」「そういうの慣れてますけどぉ…」
    藍田 清一郎:「不審者」復唱
    厚木くるみ:「私は旅のポケモントレーナーです。」
    藍田 清一郎:「ぽけもんとれーなー」
    備前藤吾:「濃すぎるだろここ一帯」
    厚木くるみ:スマホを出し開いたポケモンのアプリにはトレーナーアバターが表示されている。
    藍田 清一郎:スマホをのぞき込む。
    藍田 清一郎:「つまり……」
    藍田 清一郎:「通りすがりの人か!!」
    久野芽 零:「溜めてまで言うことか?」
    厚木くるみ:「はいぃぃぃ。自営業(FH)していたんですけど最近辞めて…時間できちゃって」
    乃世 晃帆:「通りすがりでも小学校入っちゃだめだろ…」
    藍田 清一郎:「乃世少年の言う通りだ!! 小学校は関係者以外立ち入り禁止だからな、不審者扱いもやむなし!!」
    藍田 清一郎:「それにこんな夜更けに年頃の女性が一人で出歩くのはよろしくない!」
    藍田 清一郎:「子供たちだけで出歩くのはもっとよろしくない!!」
    藍田 清一郎:にこ!!!と圧をかけます
    乃世 晃帆:「うっ……」
    庭箱有栖:「あの……声でか……」 くらくらしている
    厚木くるみ:「あまりにも堂々としたまっすぐな笑顔、浄化されますね…?」
    乃世 晃帆:「じゃ、じゃあ!」声を張り上げる
    乃世 晃帆:「子供”だけ”じゃなかったらいいんだよな?」
    乃世 晃帆:「おねーさんも、ひとりで出歩かなきゃいいんだよな?」
    厚木くるみ:「はい、これくらいしか趣味がないんです。一人で夜寂しく時間をつぶすのは悲しいですよお」
    厚木くるみ:乃世の言葉に取っさに乗ったが一部嘘がある。一人の方が安心するのだ。
    乃世 晃帆:「おねーさんのポケGOにみんなで付いてったら、解決……ってことになんない?」
    久野芽 零:「えーっ」 不満そう。なお代案はない
    藍田 清一郎:「不審者と言っておきながら利用しようとするその心意気は評価するが……」言っとる場合か?
    乃世 晃帆:「途中ではぐれたとか上手く言って誤魔化せばいいだろっ」零ちゃんにこそこそ
    藍田 清一郎:「だれか止める子はいなかったのか? 確か君たちのクラスには――」
    藍田 清一郎:なんだか、妙に大人びた子がいたと、思い出して。
    久野芽 零:「おお……なるほど……」 こそこそと
    王鷲 流詩:「――久世、久米井、備前、庭箱」
    王鷲 流詩:校舎の影から、二人の少年が現れる。
    王鷲 流詩:「やっぱり決行しに来たんだな」
    王鷲 流詩:「七不思議探索」
    王鷲 流詩:でん、と腕を組んで仁王立ちして、じろりとクラスメイトを見る。
    備前藤吾:「ゲッ王鷲」 いけ好かない奴というイメージが強いと常々言っている。顔を顰めている
    庭箱有栖:「あ、王鷲君も来たんだ……」 ぬいぐるみで顔を隠しながら言う
    厚木くるみ:「この小学校、夜なかに来る人多すぎません…?」
    藍田 清一郎:「王鷲少年!!」そうそうこの子!という顔
    乃世 晃帆:「な……王鷲!?なんで知って…!?」
    王鷲 流詩:「あんだけ堂々とひそひそ相談してたら気が付くだろ」
    久野芽 零:「なんかわけわかんなくなってきたな」
    王鷲 流詩:それに、こっちには風の王様がいるのだ。
    王鷲 流詩:さっきまでの全員の会話は、当然御友先輩が聞いていてくれたのである。
    御友 勇樹:「あ、どうも……」 気まずそうに挨拶をする
    王鷲 流詩:「御友先輩、ちょっと話合わせてください」ひそひそ
    藍田 清一郎:「知らない少年!!」さすがに全校生徒は把握してない
    御友 勇樹:(なんか……なんでこうなった……!?)
    王鷲 流詩:「藍田先生」向き直る。
    王鷲 流詩:「久世たち、七不思議を探しに行こうって盛り上がってたんですよ」
    王鷲 流詩:「さすがに危ないと思って、こちらの…御友先輩に相談して」
    王鷲 流詩:「とりあえず様子を見に行って説得しよう、できれば大人を呼ぼうって話してて、僕らここに来たんです」嘘である。
    藍田 清一郎:「王鷲少年…………」
    藍田 清一郎:「なんてしっかりしているんだ~!! だが夜中に出歩くのはやはりよくないぞ!! しかし偉い!!」
    厚木くるみ:(『正しい』。普通は夜学校に侵入してもセキュリティ機器に引っかかって警察がやってきますからね…。)
    藍田 清一郎:褒めと注意を同時にしつつ撫でます。
    御友 勇樹:「あはは、大事にしたくなかった気持ちを分かってあげてください」
    御友 勇樹:「大人に相談するとどうしてもことが大きくなっちゃうから」
    御友 勇樹:「僕たちだけで説得したかったんです」
    藍田 清一郎:「知らない少年も良い子だな~!!」撫でます。
    厚木くるみ:(利発と言えば利発かもしれませんけどぉ…。事前に準備されたような言葉。この子たちも何だか怪しいですね…?)
    厚木くるみ:「あは、あははは…」
    厚木くるみ:(でも、私は黙ります。護身完成)
    王鷲 流詩:「多分こいつら、今日が駄目でもまた忍び込もうとするので…」さあ、ここからが本命だ。
    王鷲 流詩:「僕らも一緒にいて、危ないことしないように気を付けますから」
    王鷲 流詩:「藍田先生、一緒についていってあげてくれませんか?」
    藍田 清一郎:「……ふーーーーむ」
    乃世 晃帆:「王鷲……!」
    厚木くるみ:「…小学生って、親御さんたちが色々な所に連れて行ったり、学校でも遠足に行ったりするって聞きました。」
    厚木くるみ:「でも、こういう自分たちの思い出作りもあって、良いんじゃないですかね…?」
    御友 勇樹:("ドゥンケルブラオ"さんはともかく……あっちは"ハロウィンナイト"だよね……? 隠れ潜んでるって聞いてたけど、何かあったのかな……)
    藍田 清一郎:(……FHエージェントと交戦の可能性も捨てきれない。この人数……守り切れるか? だが……)
    藍田 清一郎:(この冒険が、彼らの【日常】を彩るものであるならば)
    藍田 清一郎:(それを守るのが、俺の役目だろう)
    藍田 清一郎:「よし! 王鷲少年の提案を採択しよう!」
    藍田 清一郎:「ただし、みんな俺の目の届く範囲にいること!」
    藍田 清一郎:「藍田先生見習いと、約束できるか?」にこ!
    乃世 晃帆:「!!!」
    乃世 晃帆:「せんせーありがと!!!約束する!!!」
    久野芽 零:「はーい!」
    久野芽 零:(どさくさに紛れて逃げるよ!)
    乃世 晃帆:(えっ)
    庭箱有栖:(零ちゃん、先生の事嫌いすぎじゃない……?)
    備前藤吾:「親に言わないでくれたらなんでも……」
    藍田 清一郎:「よしよし」
    御友 勇樹:「じゃあ、よろしくお願いします」
    王鷲 流詩:「よろしくお願いします、藍田先生」
    王鷲 流詩:ふぅ、と溜息。
    王鷲 流詩:「…さっきはありがとうございます」
    王鷲 流詩:見慣れないお姉さんにお礼を言う。
    王鷲 流詩:「説得、手伝ってくれて助かりました」
    厚木くるみ:「ふひひっ、こういうの『青春』っぽいですからね。」
    王鷲 流詩:「ふ、っは」
    厚木くるみ:「きみたちの思い出作りに協力出来たら嬉しいですね…?」
    王鷲 流詩:「青春ってすごくうるさいんですね」
    王鷲 流詩:「ありがとうございます。僕はともかく、あいつらは思い出になるから、きっと」
    王鷲 流詩:「えっと、なんて呼べば…?」
    厚木くるみ:「えっと…厚木くるみです」
    藍田 清一郎:「厚木嬢! そう、君にも言っておかねばならないことがある!」
    厚木くるみ:「この夜は皆さんよろしくお願いしますね…?」
    王鷲 流詩:「厚木さん。よろしくお願いします」
    久野芽 零:「よろしくね厚木さん!」
    藍田 清一郎:「不審者なのは変わりないので監視させていただくため同行願おう!!」
    厚木くるみ:「監視」
    御友 勇樹:「率直」
    王鷲 流詩:「藍田先生、オブラートって知ってます?!」
    乃世 晃帆:「それがいいよ!厚木のねーちゃん実際めちゃめちゃ怪しいし!」警戒してるんだか慣れ慣れしいんだか
    厚木くるみ:「…檻の中の熊の気分ですけどぉ…甘んじて受けます。」
    藍田 清一郎:「飲みにくい薬を飲むときにくるむやつだな!!!」 >オブラート
    王鷲 流詩:「そうだけどそうじゃない!!」珍しい大声
    厚木くるみ:「まっすぐすぎるくらいまっすぐなので、そこは助かりますね…?」
    乃世 晃帆:(王鷲ってでっかい声出せたんだ…)
    久野芽 零:「それじゃあ早速行こうか!」
    久野芽 零:「ガンガン進んで監視を振り切……んんっ」
    厚木くるみ:「私を監視するのは良いですけど…大事なものにも気をつけましょうね。」
    久野芽 零:「心配かけないようにさっさと済ませよう!」
    厚木くるみ:「…ここって七不思議がいるって話ですしね?」
    GM:こうして、あなた達の一夜の冒険が始まった!
    GM
    久野芽 零:(にしても、思ったより人数集まっちゃったな)
    久野芽 零:(こんなに要らないんだけど)
    庭箱有栖:(ふふ、人がたくさん)
    庭箱有栖:(楽しみだね、ベス……)
    備前藤吾:(クソ……何でこんなことになってんだ……!)
    GM:……それぞれの思惑を抱えて

    GM:そして皆が去り誰もいなくなった玄関
    ???:「今日の調査はここまでにするか……」
    ???:「まったく、潜入も楽ではないな……」
    ???:「この顔のせいで教師として潜入もできなかったし」
    ???:「……む?」
    ???:「開かないな……」
    ???:「……」
    ???:「ふんっ!」
    ???:「……これは、まさか……」
    春日恭二:「オーヴァードの能力か……!?」

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・購入判定が可能です
    乃世 晃帆:くるみちゃんに〇好奇心/警戒でとります!
    厚木くるみ:藍田 さんに素直/〇陽キャ でロイス取得
    王鷲 流詩:藍田さんに信頼/〇声がうるさい で取得
    藍田 清一郎:うーん、ロイスは保留で
    藍田 清一郎:UGNボディーアーマー購入チャレンジします
    藍田 清一郎:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[1,6]+1 → 7 → 失敗

    藍田 清一郎:薄給!
    厚木くるみ:かなしい
    厚木くるみ:戦闘用着ぐるみ(基本2p190) 目標値14 ドッジ-1/行動値-1/装甲12 に購入判定を行います。
    厚木くるみ:マイナー。オリジン:サイバー!
    厚木くるみ:RBはオリジン:XXXXというエフェクトを持っており
    厚木くるみ:マイナーを使用することで判定の前に達成値を上げられる!
    厚木くるみ:くるみのばあいは、サイバー、【社会】に関する判定を+2します!
    厚木くるみ: そして、コネ:仕入れ屋使用
    厚木くるみ:4dx+2>=14
    DoubleCross : (4DX10+2>=14) → 10[2,7,8,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

    厚木くるみ:…よし!
    GM:うおすげえ
    王鷲 流詩:すごい!!
    藍田 清一郎:すげー!!
    王鷲 流詩:UGNボディアーマー(基本2p189) 目標値12 装甲8 に購入判定!
    乃世 晃帆:かっこいいー!
    王鷲 流詩:7dx+3>=12 〈調達〉判定
    DoubleCross : (7DX10+3>=12) → 10[3,7,9,9,9,9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功

    王鷲 流詩:よしっ
    厚木くるみ:凄い…
    藍田 清一郎:普通に買えてる!!!
    乃世 晃帆:つよーい!
    王鷲 流詩:ボディアーマーはこの場で
    藍田 清一郎:9めっちゃ出てる
    王鷲 流詩:藍田さんに譲渡!
    藍田 清一郎:ありがとう王鷲少年~~~!!!
    乃世 晃帆:応急手当キット(基本1p180) 目標値8 メジャーで使用。HPを2d10回復。戦闘中使用不可。
    乃世 晃帆:挑戦します!
    乃世 晃帆:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 10[5,10]+7[7] → 17

    乃世 晃帆:わあ
    王鷲 流詩:すご!!!!!
    藍田 清一郎:すげーー!!!
    乃世 晃帆:キャッキャッ
    厚木くるみ:すご!
    GM:小学生、すげー
    GM:全員終わってる! では次のシーン

    ミドル2:七不思議

    GM:シーンPCは乃世晃帆、他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします
    乃世 晃帆:1D10+53
    DoubleCross : (1D10+53) → 6[6]+53 → 59

    藍田 清一郎:1d10+40 登場侵蝕
    DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

    王鷲 流詩:1d10+50
    DoubleCross : (1D10+50) → 7[7]+50 → 57

    厚木くるみ:47+1d10
    DoubleCross : (47+1D10) → 47+10[10] → 57

    厚木くるみ:おお
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を7(→ 7)増加 (50 → 57)
    GM:ウーン格差
    GM
    久野芽 零:「まあ気を取り直して・・・・・・・!」
    久野芽 零:数秒俯いていたかと思うと、パッと顔を上げて言う
    久野芽 零:「これがウチの学校の七不思議だッ!」
    久野芽 零:「藍田先生はまだよく知らんしょ?」 と言ってメモを取り出す
    「3階女子トイレ・トイレの花子さん」
    「音楽室・ひとりでに演奏を始めるピアノ」
    「3年5組・未使用教室の教師」
    「階段・幻の十三段目」
    「体育館・バスケをする首の無い男子生徒」
    「PC室・PCの中に閉じ込められた生徒」

    「不明・願いを叶える魔法人形」
    藍田 清一郎:「うむ、学校のことに関しては俺はみんなの後輩だからな!」メモを見ます
    久野芽 零:「私たちはこの最後のやつを探してるの!」
    庭箱有栖:「でも、最後のやつは場所についての話が無くて……」
    藍田 清一郎:「……願いを叶える魔法人形、か。確かに、聞いたことのない七不思議だな」
    備前藤吾:「だから他を調べれば、何かわかるんじゃないか……って話だったよな」
    乃世 晃帆:「じゃあ片っ端から見てくしかないかあ」
    厚木くるみ:「…?」魔法人形、それはプランナーからの依頼対象だ。
    厚木くるみ:「魔法人形なんてあるんですね。これだけちょっとかわいくありません?」
    御友 勇樹:「うん、そうだね」
    御友 勇樹:「他は閉じ込められた、とか首の無い、とか」
    王鷲 流詩:「…確かに。言われてみれば、これだけ雰囲気が違う」
    御友 勇樹:「ちょっと怖いかも」
    厚木くるみ:「場所も分からないし。後付け感があるような…。」
    厚木くるみ:「本当に、あります?」
    厚木くるみ:(ライバルは少ない方がいい、そうくるみはおもった)
    藍田 清一郎:「そんなことを言ったら、七不思議なんて全部存在が分からないぞ、厚木嬢!」
    庭箱有栖:「ベスはなにかわかる?」 自分のぬいぐるみに問いかけている。
    庭箱有栖:稀にこういった奇行をする少女だ
    藍田 清一郎:「しかし言うことは尤も! 俺もこの魔法人形とやら、興味があるな!」
    乃世 晃帆:「なかったらなかった時のことだし!」
    厚木くるみ:「……。」温かい目で有栖を見守りつつ。
    王鷲 流詩:「…」庭箱のその様子をじっと見ている。
    厚木くるみ:「じゃあ、場所があるやつから調べればいいんですね…?」
    乃世 晃帆:「それに、あるって思った方が面白いし、ロマンあるじゃん!な!」
    乃世 晃帆:みんな庭箱ちゃんを見ているのであんまり聞かれていない
    庭箱有栖:「ベスも他のから調べた方がいいって」 にへっと笑う
    王鷲 流詩:「…うん、じゃあ、そうしよう」珍しく、ほんの少し微笑んで賛同する。
    備前藤吾:「……まあベスの話は話半分で良いと思うけど」
    備前藤吾:「それ以外にねーしな」
    王鷲 流詩:「で、どうする?近いところから行くか、リストの上から行くか」
    乃世 晃帆:「あーっ!みんな庭箱とベスばっか構いやがって!!」あわててそっちに入っていく
    久野芽 零:「じゃあじゃあどれ行く!?」
    久野芽 零:「やっぱ定番の花子さん?」
    乃世 晃帆:「そうだな!上から…」
    乃世 晃帆:「…いや、オレらはこれ行けないじゃん?」女子トイレ
    久野芽 零:「え、別に良くない? 他に誰もいないしょ」
    庭箱有栖:「花子さんがいるんじゃない……?」
    備前藤吾:「いや、それ抜きにしても気まずいって……」
    王鷲 流詩:「ここは先生のジャッジでいいんじゃないかな」
    厚木くるみ:「常識は大切にするべきですよお」
    御友 勇樹:「うーん、でも女の子だけだといざというとき危なくないかな」
    久野芽 零:「御友先輩、私より貧弱そうだけど……」
    御友 勇樹:「……」 否定できない
    王鷲 流詩:「うん、どっちの言うことも正しいから」
    乃世 晃帆:「おねーさんだっているし、それこそいざって時には呼んでもらえば…」
    王鷲 流詩:「女子だけ入るべきっていうのも、危ないっていうのも」
    王鷲 流詩:「だから藍田先生に決めてもらおう」
    乃世 晃帆:「せんせー、どっちにする?」じーっ
    庭箱有栖:じーっ
    藍田 清一郎:「俺はみんなに俺の目の届くところにいてほしいと頼んだからな」
    藍田 清一郎:「女子たちが、心持ち的に大丈夫であるなら、みんなで入りたいがどうだろう」
    厚木くるみ:「じゃあ先生も来てくださいね…?」
    厚木くるみ:「ほら、私の監視もありますし…ね?」
    庭箱有栖:「わ、わかりました」
    藍田 清一郎:「うむ! 俺のことは清掃員さんとでも思ってくれ!」
    久野芽 零:「それじゃあレッツゴー3階!」
    久野芽 零:ズダダッと駆け始める。
    備前藤吾:「は!? アイツ速すぎだろ!」
    乃世 晃帆:「あ!置いてくなよー!!」あわてて追っかける
    庭箱有栖:「ね、ねえアレ逃げようとしてないかな……」
    藍田 清一郎:「む! 久野芽嬢! 一人で行っては危ないぞ!」
    藍田 清一郎:ダッシュで追いかけたいけどそうすると他のみんなを見失うのでちょっと戸惑う
    御友 勇樹:「行ってください先生」
    王鷲 流詩:「そうそう、こっちはお転婆なのはいませんし」
    藍田 清一郎:「すまない……俺が2、3人いればいいのだが!」ダッシュで追いかける!
    庭箱有栖:「はあ……はあ……疲れた……」 頑張って走ってたが歩きになる
    備前藤吾:「俺も先行ってるわ!」 ダッシュ!
    王鷲 流詩:「無理するな庭箱、僕らはゆっくり行こう」
    御友 勇樹:「皆凄いなあ、勢いが……」
    庭箱有栖:「あ、あはは……」
    GM
    GM:そうして少しして、3階女子トイレ
    久野芽 零:「遅いッ!」
    GM:庭箱たちが着いたところでそう言う
    厚木くるみ:「そ、そんな。勝手に走ったのは貴方ですよね…?」
    乃世 晃帆:「零が早いだけだろ…ぜえ…はあ…」結局途中で先生にはもちろん藤吾くんほか数人にも抜かされた
    久野芽 零:「もー、皆ちゃんと走ってよ、先生に捕まっちゃったじゃん」
    久野芽 零:「あっやべっ逃げようとなんてしてませんよ?」
    藍田 清一郎:「久野芽嬢……体育の授業のときから只者ではないと思っていたが……ここまでとは」
    王鷲 流詩:「大変だな、乃世。ほら、クラッカーを食べるといい」おやつポーチから差し出そうね
    久野芽 零:「あっなんか一目置かれてる」
    乃世 晃帆:「お、おうありがと……って今クラッカーはだめだろ!!」
    乃世 晃帆:「っていうか王鷲、おやつ持ってきてんの?準備いいな」
    王鷲 流詩:「なんだ、気づいたのか」くつくつ意地悪に笑っている。
    御友 勇樹:「仲いいなあ」
    王鷲 流詩:「えっ」
    乃世 晃帆:「は!?」
    御友 勇樹:「え?」
    乃世 晃帆:「別に仲良くはないし…あんま喋ったりもしないし…」
    王鷲 流詩:うんうん頷いて同意している。
    厚木くるみ:「ふひ、そこは意気投合してるんです、ね…」
    御友 勇樹:「凄く仲良く見えるけど……」 厚木の言葉に頷く
    藍田 清一郎:「息ぴったりだな!」うんうん
    備前藤吾:「ていうかなんか、急に距離寄せたよな、王鷲が」
    備前藤吾:「びっくりしたわ」
    王鷲 流詩:「……あ”?」低い声
    王鷲 流詩:「…………別に」
    王鷲 流詩:「必死こいてる乃世が面白かったから、からかってやっただけだし」ふんっ
    乃世 晃帆:「なんだとお」つんつん
    久野芽 零:「めちゃ必死じゃん」 モブからプリッツを強奪して貪っている
    王鷲 流詩:その指をぎーーって反らします。えい。
    乃世 晃帆:「いててててて」
    庭箱有栖:「零ちゃん行儀悪いよ……」
    備前藤吾:「ていうかアレだろ! 花子さん!」
    備前藤吾:「なんか……呼ぶんだろ!?」
    乃世 晃帆:「……変なの」指をにぎにぎしながら
    乃世 晃帆:「そうだよ本題!」
    乃世 晃帆:「3回ノックだっけ?」
    御友 勇樹:「そういう話が多いよね?」
    久野芽 零:「よし、じゃあやってみようか!」
    厚木くるみ:「ふひ、面接みたいですね…?」
    久野芽 零:「晃帆が!」 ピシッと指差す
    乃世 晃帆:「オレ!?!」
    久野芽 零:「そういうのは晃帆の役目でしょ」
    御友 勇樹:「ナチュラルに暴君だ……」
    乃世 晃帆:「なんでだよ!!女子トイレなんだから女子がやれよ!!」
    乃世 晃帆:「……まあやるけどさあ…」
    久野芽 零:「厚木さんでも良いよ?」
    久野芽 零:「信用テストに……」
    乃世 晃帆:「えっ」
    庭箱有栖:「零ちゃんそういうの良くないと思うよ……?」
    乃世 晃帆:「…厚木のねーちゃんにされるぐらいなら全然やるって」
    厚木くるみ:「ふひひ、優しいですね…?」
    乃世 晃帆:部外者に目立ちポイントとられるぐらいなら…!
    厚木くるみ:「でもその優しさが仇にならないと良いですけどね…花子さんに呪われるかも?」
    乃世 晃帆:「………だろ?」特にやさしくもないけど、やさしいということにしました
    乃世 晃帆:「えっ呪い!?」
    備前藤吾:「良い性格してるな……」 厚木に呆れた視線を向ける
    久野芽 零:「やるの! やらないの!」
    乃世 晃帆:「うっ……」
    久野芽 零:「あっ先生やります?」
    久野芽 零:呪わせようとしている
    乃世 晃帆:「やるって…オレやるから…」だいぶ尻すぼみだけど
    庭箱有栖:「零ちゃん……!」 やめとけってお前ほんとに……!という表情
    藍田 清一郎:「む? 必要ならやってもいいが……」
    藍田 清一郎:「花子さんの方も、いきなり大人の男がコミュニケーションを取ろうとしてきたら、怖がらないだろうか?」
    王鷲 流詩:「…藍田先生…」ふるふる首振って止める。
    藍田 清一郎:花子さんの心配をしている。
    王鷲 流詩:「そこではねえですポイントは」
    王鷲 流詩:「あー……ほら、あいつの、思い出作りなので…」ひそひそ。晃帆くんちら。
    藍田 清一郎:「……確かにそうだな! 見せ場を奪っては本末転倒だ!」
    乃世 晃帆:その視線には気付かず
    藍田 清一郎:見守りの構えになりました
    乃世 晃帆:「あーもー行くって!行くからな!!」大袈裟に声を張り上げて、ずかずか向かって
    乃世 晃帆:コン、コン、コン
    乃世 晃帆:小気味のいい音で、3回ノック
    乃世 晃帆:「はーなこさん!遊びましょ!」やけくその大声

    GM:全員<知覚>判定をお願いします。難易度は8
    厚木くるみ:うおー
    王鷲 流詩:はわー
    GM:知覚は感覚能力値の判定です
    厚木くるみ:1dx>=8
    DoubleCross : (1DX10>=8) → 9[9] → 9 → 成功

    藍田 清一郎:2dx>=8
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 7[7,7] → 7 → 失敗

    乃世 晃帆:2dx+2 こうかな?
    DoubleCross : (2DX10+2) → 10[2,10]+5[5]+2 → 17

    GM:強いな着ぐるみ!
    王鷲 流詩:1dx>=8 〈知覚〉判定
    DoubleCross : (1DX10>=8) → 3[3] → 3 → 失敗

    藍田 清一郎:晃帆くんさっきから出目つよすぎない!?
    GM:つよ!
    乃世 晃帆:やったぜ

    GM:晃帆とくるみの皮膚に、ピリッとした感覚が走る、
    GM:晃帆は感覚で、厚木は理性でわかるだろう
    GM:コレはレネゲイド自分と同じ力によるものだと
    GM:そして次の瞬間、トイレの照明が落とされる。
    GM:真っ暗闇。
    ???:「は ぁ い … …」
    ???:掠れた声が響く。小さな声の筈なのに、とてもよく響いて感じる
    庭箱有栖:「ひっ……」
    備前藤吾:「ま、マジで!?」
    久野芽 零:「おお!」
    乃世 晃帆:「……!?」
    厚木くるみ:「─────ひょっとして御同輩?それとも…」
    乃世 晃帆:(オレと同じような力…他にも……?!)
    御友 勇樹:「先生、皆を!」
    藍田 清一郎:「皆! 集合!」
    久野芽 零:「ちょっと待って今明り点ける!」 スマホのライトを点ける
    藍田 清一郎:暗闇の中でもよく通る声で、混乱する子供たちを呼び寄せる
    王鷲 流詩:「ッ、下がれ乃世!!」
    乃世 晃帆:「えっ、」
    GM:声が響き、明りがトイレの扉を照らした瞬間
    乃世 晃帆:咄嗟に、数歩下がる。
    GM:ドゴン!
    GM:扉が内側に・・・吹き飛ぶ。
    GM:つまり、個室の外からの攻撃で吹き飛ぶ
    GM:と、同時にトイレに再び電気が灯った
    久野芽 零:「……あり?」
    乃世 晃帆:「な、に、今の……」
    乃世 晃帆:壁に背中を預けて、力を抜く
    庭箱有栖:「こ、怖かったあ」 へたり込んでいる。集合はできなかったようだ
    藍田 清一郎:「全員! 怪我はないか!?」
    久野芽 零:「ないです!」
    厚木くるみ:「………」
    乃世 晃帆:「怪我は大丈夫…」心臓はばくばく言ってる
    庭箱有栖:「わ、私とベスも……」
    王鷲 流詩:「……御友先輩。これって…」続く言葉は視線で。非日常ぼくらのしごとですか、と。
    備前藤吾:「……何人かモブたちがいない」
    乃世 晃帆:「!!」慌てて周囲をみる
    御友 勇樹:「そうみたい、だね」
    藍田 清一郎:「っ……!」ばっとあたりを見渡して、人影がないのを確認する。確認できてしまう。
    厚木くるみ:「一旦ここから出ましょう。」
    王鷲 流詩:「…はい。庭箱、立てるか」
    厚木くるみ:「出入口は限られてるんです。早くそこを押さえておけば迷子は見つかります。」
    庭箱有栖:「そ、そうだね……ありがとう……ちょっと無理そう……」
    備前藤吾:「あ、ああ」
    藍田 清一郎:「……うむ。まさか窓から出ようという者はいるまい。玄関で集合しよう」
    王鷲 流詩:「…」先生の手を塞ぐのはまずい。
    久野芽 零:(反対したら袋叩きにされるな流石に)
    王鷲 流詩:「分かった。庭箱、掴まって。ベスは任せていいか?」
    乃世 晃帆:「…………」
    藍田 清一郎:「厚木嬢、冷静な判断助かる。すまん、引率役として不甲斐ない」
    庭箱有栖:「うん……」 掴んで立ち上がる
    乃世 晃帆:「ひょろい王鷲じゃ心許ないだろ。庭箱、オレが肩貸すよ」
    庭箱有栖:「え? えーと……」 困っている
    王鷲 流詩:「それもそうか」
    王鷲 流詩:あっさりと、女の子を助けるヒーローの座を。
    王鷲 流詩:「任せた、乃世」
    庭箱有栖:「あぅ」 預けられる
    厚木くるみ:「ひひ、こういう時は当事者だと責任がありますし…」
    乃世 晃帆:「ん。任された」預かりました
    乃世 晃帆:「王鷲、」預かりながら
    乃世 晃帆:「ありがとな、さっきの」咄嗟の声のこと
    王鷲 流詩:「え?」
    王鷲 流詩:「…別に、お礼とか。……何も、気づかなかったし、僕」
    乃世 晃帆:「……そんなの、オレだって」俯く
    王鷲 流詩:―普通じゃないオーヴァードの自分は、気が付かないといけなかったのに。
    乃世 晃帆:さっき、危なかったのかもしれないのも。
    乃世 晃帆:いなくなったやつがいるのも。
    乃世 晃帆:庭箱が動けないでいるのも。
    乃世 晃帆:全部ぜんぶ、言われるまで気付かなかった。
    乃世 晃帆:勝手にヒーローぶって、安心しろとか言ったくせに。
    御友 勇樹:「2人とも、とにかく行こうか……」 安心させるように笑顔を浮かべる
    厚木くるみ:「…王鷲くんたちは、気に悩む必要ないですよ。」
    厚木くるみ:「あれは幽霊じゃなくて。ただの気のせい。悪い夢なんですから。」
    厚木くるみ:(…これ、エージェントが既に潜り込んでますね…?人形狙い?)
    藍田 清一郎:「うむ。ちゃんと見ておくと胸を張ったのに、不安にさせてすまない」
    藍田 清一郎:「君たちは絶対に無事に帰すし、いなくなった皆も必ず見つける」
    藍田 清一郎:「だからどうか、足を止めないでいてくれ」
    厚木くるみ:「早く玄関へ行きましょう。案外外にいるかもしれないですしぃ…」
    厚木くるみ:(とりあえずこれ以上巻き込まないようにしたいですね…?)
    王鷲 流詩:「はい」
    王鷲 流詩:その言葉には、しっかりと頷く。足は止めない。”言葉”は止めない。それが、習ったことだから。
    乃世 晃帆:「……うん」俯きつつも頷いて
    乃世 晃帆:「行こ、庭箱」肩を貸しつつ、ついていく
    庭箱有栖:「あ、うん……」
    御友 勇樹:笑顔の裏では心臓がバクバクとなっている。
    御友 勇樹:先ほど、扉を破壊したのは自分だ。
    御友 勇樹:あの瞬間、嫌な予感がして全力で攻撃した。
    御友 勇樹:けれど、それは正しかったのか────派手な攻撃により気配が霧散してしまい、ちゃんと撃退できたのかがわからない
    御友 勇樹:本当は怖くて泣いてしまいそうな気持を押し殺しながら歩く
    御友 勇樹:(お兄ちゃんに、会いたい……)
    御友 勇樹:一つ、願いを叶えるというのならきっとそれを望んでしまうだろう
    GM
    GM:あなた達が扉を出たところで1人の男が立っている。
    ???:「ここから出ようとしても無駄だ」
    ???:「どうやら、我々は閉じ込められてしまったらしい」
    藍田 清一郎:「……! お前は……!」
    ???:「ここは一度手を組もうではないか」
    春日恭二:「────UGN」

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    藍田 清一郎:くるみちゃんに 〇思ったよりちゃんとしてる/不信 で取ります
    王鷲 流詩:くるみさんに 〇尊敬/疑念 で取得します
    王鷲 流詩:あと藍田さんのロイス感情をポジティブの信頼に変更します!
    藍田 清一郎:やったー!!
    厚木くるみ:王鷲くんに 真面目/〇心配 で取得します。
    乃世 晃帆:取得保留
    流詩くんのロイスを信頼/〇羨望に変更で

    ミドル3:”悪魔ディアボロス

    GM:シーンPCは厚木くるみ。他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします
    厚木くるみ:57+1d10
    DoubleCross : (57+1D10) → 57+2[2] → 59

    王鷲 流詩:1d10+57
    DoubleCross : (1D10+57) → 1[1]+57 → 58

    藍田 清一郎:1d10+43
    DoubleCross : (1D10+43) → 5[5]+43 → 48

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を1(→ 1)増加 (57 → 58)
    GM:おちついとる
    乃世 晃帆:1D10+59
    DoubleCross : (1D10+59) → 7[7]+59 → 66


    GM:トイレでの騒動があり、廊下へと出たあなた達。
    GM:廊下の電灯に照らされ、威圧感のある男が笑みを浮かべて立っている
    久野芽 零:「また知らん人が入ってきてる!!」
    御友 勇樹:「……え!?」
    王鷲 流詩:「”ディアボロス”…?!」
    厚木くるみ:「うわ"(低音)オールバック白スーツだ。これは厄日ですね…?」
    備前藤吾:「UG、ディア……なに?」
    王鷲 流詩:ばっと、乃世達クラスメイトの前に出る。
    庭箱有栖:「だ、誰……?」
    王鷲 流詩:「全員黙って一歩も動くなッ!!!!!!!!」
    王鷲 流詩:震える両手を広げて、叫ぶ。
    春日恭二:「おいおい、そう邪険にしなくたっていいじゃないか少年」 呆れたように肩を竦める
    春日恭二:「そんなに露骨に警戒してしまって良いのかい?」
    王鷲 流詩:「……ッ…!!」
    GM:久野芽たち一般の生徒は流詩の様子にも困惑しているようだ
    乃世 晃帆:「なんだよ王鷲、このおっさんと知り合い…?」
    乃世 晃帆:一応声をひそめつつぽかんとしてる
    春日恭二:(おっさん……) ショックを受けている
    厚木くるみ:「落ち着きましょう。この不審者さん話せばわかるかも。高そうなスーツ着ていますし…」
    厚木くるみ:(面倒ごとは避けたいんですけどぉ…?)
    王鷲 流詩:「っ厚木さん、こいつは、」言いかけて。
    乃世 晃帆:「高そうなスーツ着て小学校に忍び込んでるのもそれはそれでやばくない?」ひそひそ
    王鷲 流詩:――『だからどうか、足を止めないでいてくれ』
    王鷲 流詩:思い出す。その言葉を。
    王鷲 流詩:足を止めるな。思考を止めるな。厚木さんはさっき、”ディアボロス”を見てなんて言った?
    厚木くるみ:「い、いなくなった子の誰かの親御さんかもしれませんし!」
    王鷲 流詩:「………そう、です、ね」もしかしたら、厚木さんも、”こちら側”?
    王鷲 流詩:「ごめん、なさい。あまりにも不審者丸出しの中年だったもので。つい」
    春日恭二:「不審者丸出しの中年……」
    春日恭二:「まったく、人を見たら不審者だの中年だの……近頃の小学生はどんな教育を受けているんだ……」
    春日恭二:ぶつくさと文句を言っている
    藍田 清一郎:「ああ、正しい教育を受けているな」みんなの前に出ます
    藍田 清一郎:「……だがお前は、子供たちの言うことに目くじらを立てるような、余裕のない大人ではないのだろう?」
    藍田 清一郎:「話があるなら聞こう」
    藍田 清一郎:子供たちに向けるものとは違う、ひりついた雰囲気で相対する
    春日恭二:「ほう……若さの割になかなかのプレッシャーを発する……」 値踏みをしている
    春日恭二:「そうだな、まずは話を……」
    春日恭二:「む、そこの赤毛……”ハロウィンナイト”か?」
    春日恭二:「FHを既に脱退したと聞いたが、なるほどさては食うに困って我らの仕事を受けたな?」
    厚木くるみ:「…貴方が何を言っているかは分かりませんけどぉ。」
    久野芽 零:全然わかんない話しとるな……とぼんやりしている
    厚木くるみ:「私は”貴方たち”からお仕事は貰っていませんね?」
    春日恭二:「ふ、まあ良い……」 そう言うしかないよなわかってるぜ……という雰囲気を出しつつ
    乃世 晃帆:「なあみんな、何の話してんの……?なんでみんな不審者のおっさんと知り合いっぽいの…?おっさん実は有名人?」
    藍田 清一郎:ぴりっとした敵意がちょっと厚木嬢にも向く。
    春日恭二:「私の目的は、この学校にあるという魔法の人形だ」
    春日恭二:「七不思議という事で、有名だと思うがキミたちも知っているかな?」 ニコリと笑って小学生組に言葉を向ける
    備前藤吾:(笑顔が怖い!)
    厚木くるみ:「…」周囲に視線を向ける。春日からの人形というワードに反応した生徒をさっと確認。
    久野芽 零:「えっおじさんも調べてるの」
    久野芽 零:「なんでそんな有名なんだこの話」
    庭箱有栖:「……」 反応に困って周囲を見てる
    乃世 晃帆:同じくきょろきょろしてたけど、零ちゃん言ったしいいか…の顔
    乃世 晃帆:「言っとくけど、オレらのが先に見つけるし!!」
    乃世 晃帆:「急にしゃしゃってきた不審者に渡すかよ!なー零!」
    久野芽 零:「おお、よく言った晃帆!」
    久野芽 零:「流石私の幼馴染! あっ私の名前出すなバカ」
    王鷲 流詩:「ば、っかども…っ!」小声で呟いて、いっそう顔を険しくする。
    厚木くるみ:「…貴方がわざわざ目的を話すのは、信頼を得る為。信頼が欲しいのは、協力をしたいから。」
    厚木くるみ:「出られないって話、本当なんですか?」
    厚木くるみ:(本当なのかなぁ。)(多分本当なんだろうなぁ)といった表情
    春日恭二:「うむ、そうなんだ」 小学生組からの心象を良くしたいのか子供に向ける話し方
    春日恭二:「ど~しても叶えたい願いごとがあってね、藁にもすがるつもりで調べていたんだけども」
    厚木くるみ:「出世とか?」
    春日恭二:「やかましいっ」
    春日恭二:「ゲフンゲフン、それで、今日の調査はやめにして帰ろうとしたところで」
    春日恭二:「玄関の扉が開かないことに気が付いてね」
    春日恭二:「ならば窓からと思ったらこちらも開かない」
    王鷲 流詩:「は…?!あんたが開けられない…?!」
    御友 勇樹:「え……!?」 慌てて窓に駆け出す
    御友 勇樹:「……! ほんとだ、開かない!」
    乃世 晃帆:「まじで!?」
    藍田 清一郎:(……厚木嬢は十中八九こちら側オーヴァード。そしてこの反応を見るに、王鷲少年も……?)
    庭箱有栖:「え……」
    春日恭二:(む? 思ったより統率の無い連中だな)
    厚木くるみ:「…。」
    藍田 清一郎:「それで脱出のために協力、か」
    春日恭二:「ん、うむ」
    厚木くるみ:「ひょっとして春日さん、ここに来る途中変なものに遭いました?」
    厚木くるみ:「私たちに黙ってること、ありません?」
    厚木くるみ:信用していない。
    春日恭二:「変なものと言われても漠然としすぎててわからないな」
    春日恭二:「少なくとも身の危険を感じることは私はなかったぞ」
    春日恭二:「そちらは結構な目に遭ったようだが……」
    厚木くるみ:「霊が現れたと思ったらラップ音が聞こえて…。」
    厚木くるみ:「ラップ音というか、衝撃波だったというか」
    厚木くるみ:「不思議なこともありますよね…?」
    春日恭二:「不思議なこともあるものだなあ」
    春日恭二:「どうやら校舎内に”敵”が潜んでいるのは間違いなさそうだな」
    藍田 清一郎:「貴様がそれを言うのか……」小声でつぶやく
    藍田 清一郎:「……厚木嬢、どう思う?」
    藍田 清一郎:「もし彼が我々に危害を加えるつもりなら、このように姿を現し会話をする必要もない」
    藍田 清一郎:「それに、どう考えても不審者である以上、野放しにしておくよりは同行願う方が良いかもしれない」
    厚木くるみ:「え”。」それ私に聞くんだ。という表情。
    厚木くるみ:「…そうですね。同行した方が良いと思います…?」
    厚木くるみ:「彼が、私たちに嘘をつく理由はありませんし。」
    厚木くるみ:「第一白スーツにオールバックを決めてる、いわば自分を優秀と思ってる方が、小学生同伴の集団相手にだますなんて」
    厚木くるみ:「流石にプライドが許さないと思います…?」
    藍田 清一郎:「一理あるな。自分に自信があり、自他ともに認める優秀さがあるよい年した大人が、子供相手にそんな小癪な手を使うなんて」
    藍田 清一郎:「するはずがないな?」
    春日恭二:「なんだその顔は」
    厚木くるみ:「…皆さん、実は私はこの人と同じ職場FHにいたことがありますが…。」一瞬息をのみ、話を始める。
    厚木くるみ:「一応言うと、そこにときは『前の私』です。ただのお人形でした。」
    厚木くるみ:「でも、この人は出世頭だったんですよ。それも名家の。」
    厚木くるみ:「だから幾らそれから転落したって」
    厚木くるみ:「バス爆発事故起こしたって」
    厚木くるみ:「ラーメン屋でバイトするくらい落ちぶれたって」
    厚木くるみ:「流石に”普通の小学生相手”に騙すなんてことは」「しないですよね」
    厚木くるみ:「もしそうなら、悪魔じゃなくてただの獣ですよお」
    厚木くるみ:「…獣相手には、保健所に行ってもらうしかありませんね?」
    厚木くるみ:確認するように言う。言外にこう言ってるのだ。
    厚木くるみ:(騙したら排除する)
    春日恭二:「くっ何やら言い方が癇に障るが……」
    春日恭二:「わざわざガキどもを騙そうとは思わん……」 高校生はサンプルシナリオでけっこう騙そうとしているが……
    春日恭二:「まあ、断わるというのならそれでも良い」
    春日恭二:「だが、敵対者が1人増えるかもしれないと考えたら、悪い話ではないだろう」
    春日恭二:フン、と息を吐く
    厚木くるみ:「藍田先生、王鷲君の意見も聞きたいですね?」
    厚木くるみ:「私は一旦大丈夫とは思いますけど…」
    藍田 清一郎:「ああ。厚木嬢、ありがとう」
    厚木くるみ:(UGNだろうと察したメンバーに声をかける)
    藍田 清一郎:「王鷲少年、不審者を前に、皆を守ろうとよく立ち向かったな」頭をぽんとして
    藍田 清一郎:「……厚木嬢は彼女の言った通り。そして俺も『彼を知っている』UGNの一員だ
    藍田 清一郎:「監視もかねて彼には同行願おうと思うが、君は『どう思う』こちら側か?」
    王鷲 流詩:「僕は、『先輩方』UGNエージェントの判断に従います」
    王鷲 流詩:「僕としても、不審者が目の届かないところにいるほうが不安ですし」
    王鷲 流詩:「目の前にいる『不審者』から、『クラスメイト』一般人を守る方法は、『学校』UGNチルドレン養成所で習っていますから」
    王鷲 流詩:ダメ押しとばかりに。
    王鷲 流詩:藍田さんと厚木さんの周囲に、唐突にふわりと薔薇の香りが香り、一瞬で消えた。
    厚木くるみ:「なるほど なるほど。」
    藍田 清一郎:「なるほどだな!」それが、ソラリスによる生成と、オルクスによる範囲の限定だと理解する。
    藍田 清一郎:「では同行してもらおう。ただし不審な動きをした場合、優しくはできないからそのつもりで」
    厚木くるみ:「子供なのに君はしっかりしてるんですね…?君も生徒の一員ですからね?」
    王鷲 流詩:厚木さんの言葉に瞬きをして。
    王鷲 流詩:「……ありがとう、ございます」ふへ、と笑う。
    厚木くるみ:「褒められるようなことは言って無いんですけどね…?」
    厚木くるみ:「あ。春日さんは肉壁お願いします」
    藍田 清一郎:「みんな、驚かせてすまないな! このおじさんはちょっとした知人なんだ! 不審者だが!」小学生のみんなたちに
    乃世 晃帆:「くそー!ほんとに開かねーじゃん!!」ずっと窓をがしゃがしゃやっていた。
    乃世 晃帆:当然話は1ミリも聞いてない。聞いていたとしても、わからない。
    藍田 清一郎:「何かあったら俺が責任を取るし、そもそも何もないように力を尽くすから、安心してくれ」
    春日恭二:「ふん。盾くらいにはなってやろう、だが私が守るに値する働きは見せてもらうぞ」
    乃世 晃帆:「えー!不審者のおっさんも一緒に来んのー?まあいいけど…」
    藍田 清一郎:「む……それは聞き捨てならんな!」
    藍田 清一郎:「盾は俺だ!!!」びし!
    王鷲 流詩:「…なるほど」小さな声で納得の呟き。
    春日恭二:「声がデカい……!」
    久野芽 零:「ていうか何話してるか全然聴こえなかったんだけど……」
    備前藤吾:「これも七不思議……か?」
    庭箱有栖:「……」 大人の男怖い……となっている
    御友 勇樹:『あ、この子達にはさっきの会話は聞こえないようにしていました』
    御友 勇樹:『僕もUGNエージェントです』 《彼方からの声》
    厚木くるみ:『アッハイ』口をもごもごさせて応える
    御友 勇樹:『それで、ちょっと考えたんですけど……』
    藍田 清一郎:『ありがとう!!!』小声集中線
    御友 勇樹:「この後、脱出のためにも動かないといけないじゃないですか」
    御友 勇樹:「でも、あの子たちいるとあまり派手に動けないし」
    御友 勇樹:「だから、誰かを護衛にして、あの子たちには待っててもらうのが良いかなって思うんですけど……」
    御友 勇樹:どうでしょう……と首をかしげる
    藍田 清一郎:「うむ、良いと思う。そうなると問題はチーム分けだな」
    厚木くるみ:「私は部外者なので、念のため子供たちの方から分かれます。」
    厚木くるみ:「行方不明の子も探せますし…?」
    王鷲 流詩:「…僕も、捜索にいきたいです。守るのは…全然得意じゃなくて…」
    厚木くるみ:「よろしくお願いします…私も守るのは得意じゃないので一緒ですね…?」
    御友 勇樹:「そっか、僕はそこそこ戦えるけど、どちらかというと支援型かな」
    藍田 清一郎:「では俺は護衛側につこう。何せ守ることしかできないからな!」
    御友 勇樹:「じゃあ僕もあの子たちと一緒にいます、いざというときに攻撃手段があった方が良いだろうし」
    藍田 清一郎:「うむ、ありがとう御友少年。先ほどから助けられてばかりだな」
    御友 勇樹:「……さっきの会話では、僕は何も言えなかったので……」
    王鷲 流詩:「じゃ、藍田先生、これ」飴玉を渡す。
    藍田 清一郎:「?」受け取ります
    王鷲 流詩:飴玉はその外見がとろりと溶けて、戦闘服になった。
    藍田 清一郎:「おお……!!!」
    藍田 清一郎:「ありがとう、王鷲少年! すごいな、優秀だな!」なでなで!
    王鷲 流詩:「………別に。たまたま余ってただけ、なので!」
    王鷲 流詩:もにゅむにゅ口を動かしている。嬉しい。
    藍田 清一郎:なでました。
    御友 勇樹:「じゃあ、今後の動きを伝えに行きましょうか」 苦笑しつつ
    御友 勇樹:「久野芽さんとか凄い嫌がりそうだなあ……」
    藍田 清一郎:「くれぐれも無理はしないでくれ。厚木嬢に先を越されたが、王鷲少年、君も『生徒』なんだからな」
    王鷲 流詩:「…はい。乃世を、みんなを、お願いします。藍田先生」
    藍田 清一郎:「うむ!! 任された!!」
    GM:そのようにあなた達が会議をしていたころ────
    久野芽 零:久野芽零は、不貞腐れていた!
    久野芽 零:「ぜんぜん思ったようにいかないんだけど!」
    久野芽 零:「今これどういう流れ!?」
    久野芽 零:「七不思議は!? 冒険は!? スリルとアクションは!?」
    備前藤吾:「…………」 おいアレなんとかしろよという視線を乃世君に向けている
    乃世 晃帆:「……」ええ…オレ…?まあオレか……の顔で溜息ついて
    乃世 晃帆:「……しょうがないって、零」
    乃世 晃帆:「こんな危ないことにもなってきたらさ、さすがに大人に任せてついてった方がいいだろ?」
    乃世 晃帆:……いざとなったらオレがなんとかするのに、なんて言葉は、不満は、飲み込んだ。
    久野芽 零:「ええ~~?」
    久野芽 零:「だっていざというときは晃帆が守ってくれるでしょ?」
    久野芽 零:それが当然のことだという様に
    久野芽 零:「ていうかアレでしょ」
    乃世 晃帆:ぱちぱち、瞬きをして。
    久野芽 零:「晃帆なら私たち全員守って消えた子たちも見つけて脱出できるでしょ」 これは無茶振り
    久野芽 零:だが、同い年の子供たちが攫われても彼女が一切恐れる様子がないのは
    久野芽 零:つまりそういう事だ。
    久野芽 零昔からいざというときは乃世晃帆が何とかしてくれる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    久野芽 零:そう言う考えが根底にある
    乃世 晃帆:「…………」ぽかん
    乃世 晃帆:得たばかりの力。当然、使ったこともない。
    乃世 晃帆:"この力があれば最強"
    乃世 晃帆:そうやって考えて、何でもできるって思ってはいても、
    乃世 晃帆:実際にはまだ使おうとしないぐらいには、心のどこかに不安があって。
    乃世 晃帆:けれど。
    乃世 晃帆:「……ふっ」
    乃世 晃帆:「そーだよ!!そうだよな!!」
    乃世 晃帆:「オレが全部なんとかするし!!」
    久野芽 零:「でしょ!?」
    乃世 晃帆:「せんせーとか不審者の力なんか借りなくたって、全員見つけて、変なものからも守って」
    乃世 晃帆:「魔法人形だって見つけて」
    乃世 晃帆:「んで、みんなで無事に帰る!!」
    乃世 晃帆:「それぐらい、朝飯前だし!!!」
    久野芽 零:「よし! じゃあ先生たちを振り切って探索に行こう!!!」
    備前藤吾:「やめいっ!」 スパコーンッ!と零の頭を叩く
    備前藤吾:ついでに乃世くんの頭も叩く
    乃世 晃帆:「いってえ!!」
    乃世 晃帆:「なにすんだよー!せっかく士気を高めてたのに!!」
    久野芽 零:「アバーッ!」 反動で壁に頭を打ち付けて悶えている
    備前藤吾:「2人で盛り上がりすぎだろ!」
    備前藤吾:「お前ら消えたら俺達どうすんだよ!」
    庭箱有栖:「……」 熊のぬいぐるみを抱えて座り込んでいる
    乃世 晃帆:「心配すんなよ藤吾!消えるわけないだろ!!」謎の自信
    備前藤吾:「いや、そういう意味の消えるじゃなくて」
    備前藤吾:「お前らが先生振り切ってったら」
    備前藤吾:「俺達も怒られるだろうが!」
    乃世 晃帆:「怒られる前にみんなで行けばいいだろ?」
    備前藤吾:(こ、こいつ……)
    備前藤吾:(なんか知らないけど自身に満ち溢れててめんどくせえ……!)
    GM:そうこう話しているうちに、御友勇樹がやってくる
    GM:どうやらあちらの話も纏まった様だ
    御友 勇樹:「という事で、待機してもらうことになったから」
    御友 勇樹:「ごめんね?」
    乃世 晃帆:(どうする零?一旦従うふりして機会をうかがうか?)こそこそ
    久野芽 零:(そうだね)
    久野芽 零:(っていうかタイミング逃しちゃったし……!)
    乃世 晃帆:(じゃあ一旦見送りか…)
    乃世 晃帆:「…ハーイ」先輩にはお返事して
    乃世 晃帆:「…あれ?王鷲はあっちの方いったの?」
    御友 勇樹:「あ、うん、ちょっと説明が難しいんだけど、色々と事情があって」
    久野芽 零:「贔屓だ贔屓だ―ッ!」
    御友 勇樹:「まあ、日ごろの行いという事で……」
    久野芽 零:「勇樹さん普段の私知らないよね!?」
    御友 勇樹:ニコニコと笑ってごまかしている
    乃世 晃帆:「ちぇーっ」
    乃世 晃帆:「……いいなあ、王鷲は」
    乃世 晃帆:聞こえないぐらいの声で、呟いた

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・購入判定が可能です
    厚木くるみ:ロイス取得は保留!
    王鷲 流詩:ロイス保留で!
    藍田 清一郎:くるみちゃんへのロイスを 〇信用/不信 に変更、流詩くんに 〇良い子/心配 でロイスとります
    乃世 晃帆:零ちゃんへのロイスを〇任せとけ!/劣等感に変更で
    厚木くるみ:購入判定:応急手当キット(基本1p180) 目標値8 メジャーで使用。HPを2d10回復。戦闘中使用不可。
    厚木くるみ:《オリジン:サイバー》使用、侵蝕値を+2 61%へ。
    厚木くるみ:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 3[3,3]+2 → 5 → 失敗

    藍田 清一郎:応急手当キットチャレンジ!
    王鷲 流詩:はっ、違う、 買わないといけないものあったんだった すごい服買わなきゃ
    藍田 清一郎:2dx+1>=8
    DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 10[3,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    王鷲 流詩:すごい服(基本2p189)目標値10 装甲1/装備中、交渉達成値+2
    藍田 清一郎:!?
    王鷲 流詩:出目やば!
    厚木くるみ:すごい
    王鷲 流詩:7dx+3>=10 〈調達〉判定
    DoubleCross : (7DX10+3>=10) → 7[2,2,3,5,6,7,7]+3 → 10 → 成功

    王鷲 流詩:あぶえ 装備します!
    GM:乃世君は購入あるかい!
    乃世 晃帆:あっないです!宣言してなかった
    GM:了解!

    ミドル4-A 守るもの、守られるもの

    GM:シーンPCは乃世晃帆、藍田清一郎。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    乃世 晃帆:1D10+66
    DoubleCross : (1D10+66) → 9[9]+66 → 75

    乃世 晃帆:でかいよお
    藍田 清一郎:1d10+48
    DoubleCross : (1D10+48) → 7[7]+48 → 55

    乃世 晃帆:20もちがう
    藍田 清一郎:晃帆くんテンション上がっちゃってるからほら

    GM:あなた達は1階の玄関まで戻り、そこで待機することになった。
    GM:もし外から助けが来た場合に一番わかりやすい場所で、外に出られるようになった場合一番外に近く
    GM:また、ある程度の広さも担保されているからだ。
    GM:御友勇樹は久野芽零や備前藤吾、庭箱有栖を宥めたり話し相手になったりしている
    乃世 晃帆:ふぬ…と力を入れて、玄関の大扉をがしゃがしゃやってみる。
    乃世 晃帆:「ほんとに出れねえ…」
    藍田 清一郎:「ああ、俺もさっき思い切り蹴りつけてみたが駄目だった!!」何やってんだ
    乃世 晃帆:「藍田せんせーそういうとこあるよな…」
    藍田 清一郎:「非常事態だからな!」
    藍田 清一郎:「時に、乃世少年」
    乃世 晃帆:「?」手を止める
    藍田 清一郎:「君はどうして、夜の学校に忍び込むなんてリスクを冒してまで、七不思議を探そうと思ったんだ?」
    藍田 清一郎:「いやなに、魔法の人形という、あまり聞かない七不思議があるだろう」
    藍田 清一郎:「乃世少年も叶えたい願いがあるのかな、などと考えていた」
    乃世 晃帆:「んー、七不思議さがすなんて普通にわくわくするし、そうじゃなくてもオレはどのみち強制参加扱いだったし、」
    乃世 晃帆:「でも、願いが叶う人形に興味があるのもホント」
    乃世 晃帆:「せんせーは信じる?そういう魔法とか、」
    乃世 晃帆:「……不思議な力、とか」
    藍田 清一郎:「信じるぞ!!!」即答
    藍田 清一郎:「無論、そういった噂のすべてが真実とは言い難い」
    藍田 清一郎:「それでも、この世界は、我々の想像もつかないことで満ちているんだ」
    藍田 清一郎:「例えば、突然不思議な力を手に入れてしまったり」
    藍田 清一郎:「例えば、生まれつき不思議な力があって、苦しんだり」
    藍田 清一郎:「例えば……そうだな。不思議な力を、悪いことのために使う組織があってな?」
    藍田 清一郎:「同じような不思議な力を持つ別の組織が、そいつらと日々、みんなの知らないところで戦っている」
    藍田 清一郎:「……そんなことだって、あるかもしれない。『ない』と思っていたことは『知らない』だけだったことは、世界にたくさんある」
    藍田 清一郎:「だから魔法人形も本物かもしれないな!」
    乃世 晃帆:「……」突然不思議な力を手に入れたり、でどきっとしたのは隠して
    乃世 晃帆:「…ちょっと、ううん、だいぶ意外かも」
    藍田 清一郎:「そうか?」
    乃世 晃帆:「こういうこと考えたりすんの、オレたちこどもだけだと思ってた」
    乃世 晃帆:「大人とか、そうじゃなくても大人びてるやつとか」
    乃世 晃帆:「こういうの、くだんないって馬鹿にすると思ってたから」
    藍田 清一郎:「なるほど」
    乃世 晃帆:「だから、ちょっとうれしい」ふにゃ、と小さく笑みがこぼれる
    藍田 清一郎:「乃世少年は素直だな! 良いことだ!」なで!!!
    乃世 晃帆:「わわっ」撫でられる
    藍田 清一郎:「確かに、くだらない、ありえないという人もいるだろう」
    藍田 清一郎:「それは、その人の世界にそれが『ない』のと同じだ」
    藍田 清一郎:「だから、乃世少年。君の世界は、そこらの大人より広い」
    藍田 清一郎:「どんな可能性も、君には想像できる。それは君の世界にそれだけ道が『ある』ということだ」
    藍田 清一郎:「最高じゃないか?」
    乃世 晃帆:「!!」
    藍田 清一郎:にか!と歯を見せて笑う
    乃世 晃帆:「そっかあ」
    乃世 晃帆:「可能性……」てのひらをぐーぱーして、見つめる
    乃世 晃帆:「なあ、せんせー」
    乃世 晃帆:「オレさ……人気者に、なれると思う?」
    乃世 晃帆:自分でも意外なほど、自然に言葉が零れる
    乃世 晃帆:いつも、目立ちたがって出しゃばって主張して
    乃世 晃帆:それでも、はっきりと真剣に誰かに話したことはなかった。
    藍田 清一郎:「人気者か。それは難しいな。いや、なることが難しいというのではなく」
    藍田 清一郎:「それは乃世少年が、何をもって、己を『人気者』とするか、だ」
    藍田 清一郎:「それを俺が判断するのは難しい」
    乃世 晃帆:「何をもって、人気者とするか……」
    藍田 清一郎:「君の思う『人気者』は、どんな姿をしている? 君の理想の君は、どんな人間だ?」
    乃世 晃帆:「……」
    乃世 晃帆:羨んでいた。
    乃世 晃帆:足の速いあいつを。勉強のできるあいつを。
    乃世 晃帆:絵が上手いあいつを。よく響く歌声をしているあいつを。
    乃世 晃帆:顔がよくて注目を集めるあいつを。人望があって常に人に囲まれているあいつを。面白い話でみんなを笑わせるあいつを。
    乃世 晃帆:大人びて達観して、誰も気付かないことに気付く、あいつ王鷲を。
    乃世 晃帆:なんでもできてかっこいい、いちばんの人気者の、あいつを。
    乃世 晃帆:自分にないものをもっている、あいつら自分以外の誰かを、羨んでばっかりで。
    乃世 晃帆:「……わかん、ない」俯く
    藍田 清一郎:「なるほど! それはすごくいいな!」
    藍田 清一郎:「それなら、君が『これが人気者だ!』と決めさえすれば、今すぐにだってそうなれる」
    藍田 清一郎:「人気者はどんな姿かという俺の問いに、君はしばらく考えただろう? きっと君の周りには、素敵な人気者がたくさんいるんだ」
    藍田 清一郎:「だから選択肢が多すぎて、迷って、これだ!を決めるのが難しくなっているんだろう」
    藍田 清一郎:「乃世少年、心配することはない」
    藍田 清一郎:「誰かの真似をしなくてもいい。誰かと同じ選択肢を選ばなくてもいい」
    藍田 清一郎:「君が『これだ!』と決めさえすれば」
    藍田 清一郎:「それが、君だけの道になる」
    乃世 晃帆:「オレだけの、道」
    藍田 清一郎:「まあそれが難しいんだがな! そんなときのための先生や先輩や友達だ!」
    藍田 清一郎:「君の道は君だけのもので、君にしか決められないが――」
    藍田 清一郎:「応援と手伝いなら、俺にも存分に任せてくれていいぞ!!!」
    乃世 晃帆:「……せんせーも、すっごい、かっこいいなあ」
    乃世 晃帆:「……うん。オレ、自分の道、考えてみる」
    乃世 晃帆:「んで、いつか最強の人気者になる!」
    乃世 晃帆:「だからせんせー」
    乃世 晃帆:応援して、とか。手伝って、とか。言葉にできるほど素直じゃないけれど。
    乃世 晃帆:「今のうちにサインもらっといた方がいいぜ!」にへ、と冗談を言って笑う。
    藍田 清一郎:「む! それはビッグチャンスだな!」
    藍田 清一郎:「あとでノートに書いてもらおう」にこ、と屈託なく笑い返す。
    乃世 晃帆:「うん!」
    乃世 晃帆:じゃあ今から、とびきりかっこいいサインを考えなければ。

    ミドル4-B ハロウィンナイトに妖精は詠う

    GM:シーンPCは厚木久留巳、王鷲流詩。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします
    王鷲 流詩:1d10+58
    DoubleCross : (1D10+58) → 9[9]+58 → 67

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を9(→ 9)増加 (58 → 67)
    厚木くるみ:1d10+61
    DoubleCross : (1D10+61) → 5[5]+61 → 66


    厚木くるみ:「ふひ…ひ…」卑屈な笑みを浮かべながら小学校の廊下を歩いていく。
    厚木くるみ:特に何か考えているというわけではなく、単にそういう癖がついているのだ。
    王鷲 流詩:「…?」
    王鷲 流詩:何か面白いものがあったのかな、と思いながら、隣をてくてく歩いていく。
    王鷲 流詩:ほんの少し歩幅が違うので、ときどき足音のリズムがてく、たたん、と崩れる。
    厚木くるみ:「ひ、王鷲さんは安心してくださいね。春日さんが変なことしないかばっちり見張ってますから。」
    厚木くるみ:「…といっても私も不審者ですけどぉ」
    王鷲 流詩:ちょっとだけ考えて、首を振る。
    王鷲 流詩:「厚木さんのこと、僕は信じてますから」
    王鷲 流詩:「白スーツの不審者とは別カウントです」
    春日恭二:時々聞こえてくるワードに、こめかみをピクピクさせながら着いてきている
    厚木くるみ:「随分信頼されていますね…?」
    王鷲 流詩:頷いて。
    王鷲 流詩:「厚木さんの目的とか、所属組織とか」
    王鷲 流詩:「そういうのは、全然見抜けてたりとかじゃないんですけど」
    王鷲 流詩:「…子供の味方でいてくれてるのは、分かるので」
    厚木くるみ:「私、君は大人びている子かと思っていましたけど。」
    厚木くるみ:「意外と真っすぐなんですね…?」
    厚木くるみ:その言葉を聞き、少し視線を泳がせながら照れたように頬をかく
    厚木くるみ:「思っていたより『子供』みたいで、少し安心しました。」
    王鷲 流詩:「…………安心……」
    王鷲 流詩:「うん。そういうところ、です」
    王鷲 流詩:「…僕のことも、子供扱いしてくれるのが……」
    王鷲 流詩:「………嬉しいなって」こちらも照れたように頬をかいて、にへっと笑う。
    厚木くるみ:「…まぁ。」
    厚木くるみ:少し驚いたように。
    厚木くるみ:(ああ、本当に彼は見た目通りの年頃の子供なんですね…。)
    厚木くるみ:「…私にその資格があるかは分かりませんが。これだけは伝えたいことがあります。」
    王鷲 流詩:「?」目を合わせる。
    厚木くるみ:「私がここに来た理由は、FHに依頼されたからではありません。」
    厚木くるみ:「誘拐、及び殺人は受けていません。また、これは私のモットーで決して受けません。」
    春日恭二:後方で腕を組んで『わかってるぞ……』という顔をしていたが、モットーという言葉に「なにっ」となる
    厚木くるみ:「私がここに来たのは…この学校にあるとされている、魔法人形の破壊。」
    厚木くるみ:「この閉じ込められている状況も恐らくその道具の仕業、影響と見て間違いないでしょう。」
    王鷲 流詩:「…うん」真剣に頷く。
    厚木くるみ:「依頼主については言えません。ごめんなさい。でもギルドマフィア鴻央会ヤクザではないです。」
    王鷲 流詩:「…大丈夫。厚木さんが、人の命を奪うのが嫌なんだなって。そういう奴らが嫌なんだなって」
    王鷲 流詩:「それは伝わった、と思います。それも、信じます」
    厚木くるみ:「なんで依頼を受けたのかは聞かないんですね。ありがとうございます…?」
    王鷲 流詩:「依頼を受けたい理由なんて、いっぱいあるでしょう」
    王鷲 流詩:「僕も、依頼を受けて魔法人形を調べてましたから」
    王鷲 流詩:「その人は…たぶん、魔法人形を手に入れたかったんだろうけど、はっきりとは言わなかった」
    王鷲 流詩:「でも、絶対に悪いことはしない人だって」
    王鷲 流詩:「魔法人形が悪いものだったら、ちゃんと壊してくれるって」
    王鷲 流詩:「信じたので、理由は聞かないで協力しました」
    王鷲 流詩:「僕も、僕の依頼主もきっと、魔法人形の破壊に賛成です」
    王鷲 流詩:「この状況の原因は、きっと魔法人形だ」
    王鷲 流詩:「…だから、その」
    王鷲 流詩:「改めて、協力、よろしくお願いします」
    王鷲 流詩:笑って、手を差し出す。
    厚木くるみ:「あ、うぅ…はい、こちらこそ。」
    厚木くるみ:恐る恐るだが、くるみも握手に応える。
    王鷲 流詩:―あったかい手だな、と思った。
    厚木くるみ:「私は、血も涙もない殺人機械のRBです。」
    厚木くるみ:「…本当は、君の握手に応えるべきじゃないのかもしれないですけどぉ…」
    厚木くるみ:「しょうが、ないですよね…?」
    厚木くるみ:「信じられたら、応えたくなりますから。」
    王鷲 流詩:「っ、あはは!」
    王鷲 流詩:「うん。分かります、それ」
    王鷲 流詩:「僕は、話すだけで人を狂わせる妖精憑き。御伽噺になりそこなった御棘噺」
    王鷲 流詩:「本当は、あなたに声をかけるべきじゃないかもしれないんですけど」
    王鷲 流詩:「しょうがないんです」
    王鷲 流詩:「信じてるって、ありがとうって、助けてって、言いたくなってしまったので。」
    厚木くるみ:「敵わないなぁ。」
    厚木くるみ:「私、実は子供は苦手なんですけど。」
    厚木くるみ:「やっぱり君みたいな子には、真っすぐな子供には勝てないって、再確認させられちゃいました。」
    厚木くるみ:「これは、任された仕事をやらなきゃ。責任重大ですね…?」
    厚木くるみ:いつもより少し柔らかくではあるがふひ、と卑屈な笑みを浮かべる。光の無い瞳には確かに王鷲の姿が映っていた。

    ミドル4-C 鳴動


    GM:────校舎内、七不思議の場所を確認して回っていた3人だが
    GM:今のところ、異常はない。いや
    GM無かった・・・・
    春日恭二:「────む……何か来るぞ……!」
    GM:春日の視線の先には、ただ暗闇がある。
    GM:廊下を歩きやすいように電気が点いているのに・・・・・・・・・・だ。
    春日恭二:「な、なんだこれは────! ぬおお!?」
    厚木くるみ:「ウロボロス…バロール?とにかく警戒してください。」
    厚木くるみ:「あ─────」
    春日恭二:そしてその暗闇は、あなた達に猛進している!
    王鷲 流詩:「っ、窓――」は、開かない。
    春日恭二:近づくと良くわかるだろう。それは光沢の無い、真っ黒な、虫の人形だという事が。
    春日恭二:人間数人分の空間を、春日は爪で切り裂いたが
    春日恭二:それでも流れは収まらず、呑みこまれていく────
    春日恭二:「ぐ、く、クソ────こんなところでこの私が……!」
    春日恭二:そして声が聴こえなくなる
    厚木くるみ:「春日さん、もうちょっと頑張ってください!」
    厚木くるみ:王鷲の手を取り、暗闇から逆方向へと駆ける
    厚木くるみ:「こっちへ来て!」
    王鷲 流詩:「っ、はい…っ!」
    王鷲 流詩:手を握り返して、必死に駆ける。
    王鷲 流詩:「あれ、あれが、魔法人形…っ?!」そんなことを考えている余裕などないのに。恐怖が口を開かせる。
    厚木くるみ:手を掴んだ瞬間、王鷲の体がふわりと一瞬浮き上がる
    厚木くるみ:「分かりません!でも一つ確かなのは…。」
    厚木くるみ:「私はあれから君を守らなきゃいけない…!」
    厚木くるみ:それが、とてもとても強い力で引っ張られたからだと。後から王鷲は理解する。
    王鷲 流詩:その力の強さが、恐怖に眠りかけていた意思を起こす。
    王鷲 流詩:「そ、れは」
    王鷲 流詩:「僕だって、同じです――!」
    王鷲 流詩:足を止めるな。思考を止めるな。
    王鷲 流詩:劣等生だって、子供だって、出来ることをやるんだ。
    王鷲 流詩:この人と一緒に、生き延びるために!
    GM:暗闇が、迫る。
    GM:────その一方で
    御友 勇樹:「────先生、乃世君!」
    御友 勇樹:「後ろ・・!」
    乃世 晃帆:「うしろ?」咄嗟に振り向く
    御友 勇樹:談笑していた2人に、悲鳴じみた声が届く。
    藍田 清一郎:振り返る。
    GM:人型の影が10体以上、歩みを進めているのが、あなた達の眼に映る。
    GM:生気も、感情も感じない。だから気が付けなかったのか。御友が気が付けたのはたまたま目に入ったからだった。
    GM:影は各々剣を片手に持ち、射程内に入るとあなた達に振り回してくる!
    乃世 晃帆:「!」
    藍田 清一郎:がばっと乃世少年を後ろに庇う。
    乃世 晃帆:今こそ、自分の力を使う時だって。
    乃世 晃帆:わかっているのに、足がすくんで、動けなくて。
    藍田 清一郎:「乃世少年! 御友少年のところまで――」下がれ、と言おうとして、彼が固まっていることに気づく。
    乃世 晃帆:「せ、んせー」
    GM:剣が藍田の体を切り裂く。そこまで強いエフェクトは使われていないようだ、力任せの一撃と言った感じ。
    GM:藍田であれば、致命傷にはなりえない────一撃であれば。
    藍田 清一郎:「ッ!!」反応が遅れた。これくらい大した傷ではないが……
    藍田 清一郎:数が、多い。
    久野芽 零:「え、何!?」
    庭箱有栖:「べ、ベス……!」 ぬいぐるみを抱えて小さく蹲る
    備前藤吾:「どうなってんだ!?」
    藍田 清一郎:――後方の子供たちには御友少年がついている。
    藍田 清一郎:乃世少年は、動ける状況ではない。なら。
    藍田 清一郎:だん、と床を踏みしめて、人影の群れへ突っ込む。
    藍田 清一郎:俺の立つ場所よりも、後ろに行かせはしない。
    GM:それだけで、人影は数体が吹き飛ぶ。しかし
    御友 勇樹:「だ、ダメです! ドンドン湧いて出てくる!」
    御友 勇樹:「いったん校舎の奥に逃げましょう!」
    藍田 清一郎:「くっ……」
    藍田 清一郎:「すまない御友少年、先導を頼む! 俺はしんがりを!」
    御友 勇樹:「乃世君も!」
    藍田 清一郎:「乃世少年!」立ちすくんでいる彼を、強引に抱き上げて
    藍田 清一郎:「――任せろ!! 大丈夫だ!!」に、と笑って見せる。
    乃世 晃帆:「え、あ……」されるがままになって
    乃世 晃帆:ほんとは、それじゃだめなのに。
    乃世 晃帆:オレがなんとかしないとって。
    乃世 晃帆:オレならなんとかできるって、思ってたのに。
    乃世 晃帆:「……」俯いて、きゅっと先生の身体にしがみつくことしかできなかった。
    御友 勇樹:(前からは来ない、誘導されている? でも止まるわけにも行かない……!)
    御友 勇樹:くるりと反転して、後ろを向き、人影に手を伸ばす。
    御友 勇樹:「吹き飛ばして!」
    GM:どぅ、っと十数体の人影が吹き飛び、その奥からさらに十数体の人影が出てくる
    久野芽 零:「ちょっ、これどうなって……!」 藤吾と二人で有栖を支えながら走っている
    GM:ところで、廊下の交差点
    GM:横合いから黒い虫が3人を飲み込んでいく。
    久野芽 零:「────え」
    久野芽 零:晃帆、という声は届かず
    久野芽 零:手だけが伸ばされて────
    乃世 晃帆:「…………!」
    乃世 晃帆:「零!!!!」対照的に、こちらは大きな声を張り上げて
    乃世 晃帆:手を伸ばす。もがく。先生の腕の中から抜け出そうとする。
    藍田 清一郎:「乃世少年……!」
    藍田 清一郎:気持ちはわかる、痛いほどに。だがここで腕を解いてしまえば、飲み込まれる子供がひとり増えるだけだ。
    藍田 清一郎:だって彼は、普通の、何も知らないはずの、子供で。
    乃世 晃帆:何ができるかわからない。さっきみたいに、何もできないかもしれない。
    乃世 晃帆:それでも。
    乃世 晃帆:「せんせー、お願い…!」目を見る。
    藍田 清一郎:「駄目だ! あれは『普通じゃない』」
    藍田 清一郎:「それこそ『不思議な力』だ、君を今放り出すわけには――」
    乃世 晃帆:「せんせー」
    乃世 晃帆:「オレ、絶対大丈夫だから」
    乃世 晃帆:「それに、」
    乃世 晃帆:――"いざというときは晃帆が守ってくれるでしょ?"
    乃世 晃帆:いちばん近くの、いちばんかっこいい幼馴染が、”オレ”を信頼して、頼ってくれてる。
    乃世 晃帆:手を伸ばしてくれてる。
    乃世 晃帆:「いざって時に、頼りになんなかったら」人気者なんて、一生なれっこない。
    乃世 晃帆:「…ううん」
    乃世 晃帆:「いざって時に、かっこよく助けるのが」
    乃世 晃帆:「いっちばん、かっこいいから!」
    乃世 晃帆:「だから、応援して!藍田せんせー!」
    乃世 晃帆:言うなり、その腕を振り切って、影の前に飛び出す。
    藍田 清一郎:「乃世少年、」それを止められなくて。否。
    藍田 清一郎:止めなくていい、止めてはいけないと、理解して。
    藍田 清一郎:「――乃世少年!」
    藍田 清一郎:「一緒に頑張ろう!!!!」ただ、心からの応援エールを!
    GM:一閃。飛び出した少年の手が、少女の手に届く。
    GM:ハヌマーンの代名詞、その速度は光をも超える最速
    GM:しかし────
    GM:掴んだ手は、そのまま奥へと飲み込まれていき、そのまま少年の手を弾き飛ばした。
    GM:虫の群れは猛然と、廊下の奥へと進み続ける
    御友 勇樹:「────追わなきゃ!」
    藍田 清一郎:「もちろんだ!!」
    御友 勇樹:「乃世君、立って! まだ間に合う!」
    乃世 晃帆:「……!」弾かれた手をしばしみつめて。
    乃世 晃帆:「…………うん!」
    乃世 晃帆:すぐに、切り替えて、前を見る。
    乃世 晃帆:足が速くなりたい。
    乃世 晃帆:追いつくため。取り戻すために。
    乃世 晃帆:誰よりも強くなりたい。
    乃世 晃帆:今度こそ、守れるように。
    乃世 晃帆:そんなことを考えながら、先頭を駆けだした。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能です
    藍田 清一郎:晃帆くんに 〇輝いてる/心配 で取ります!ロイス満タン!
    王鷲 流詩:ロイス取得は保留で! 厚木さんへのロイスを〇信頼/不安に変更します!
    乃世 晃帆:藍田せんせーに〇一緒に頑張る!/被護で取ります!まだ守られてる感が否めないけど戦闘では…!
    厚木くるみ:ロイスは 王鷲君へのロイスを 〇信頼/心配へ変更、以上です!

    マスターシーン:乱入者


    GM:小学校の校舎の前。
    GM:1組の男女がそこに立っていた
    田中誠二郎:「……藍田さん、ここ入ったよな」
    色味坂シロ子:「うーん、その筈だよね」
    色味坂シロ子:「明り一つ点いてないけど・・・・・・・・・・・
    GM:二人はそれぞれ、藍田清一郎には知らされず、バックアップ要因として入ったUGNイリーガルだ。
    田中誠二郎:「俺も……校舎内の音全然聴こえない」
    田中誠二郎:「どうする? 入るか?」
    色味坂シロ子:「だねぇ、入りたくねえ~~。夜の学校って怖いよね」
    田中誠二郎:「言ってる場合じゃないしな……よし、変身────!?」
    GM:不意に、凄まじい重力場が発生し、2人が膝を付く
    田中誠二郎:「うっ……!?」
    色味坂シロ子:「な、何……!?」
    伊庭宗一:「邪魔だ」
    伊庭宗一:凄まじい威圧感を放つ男がずかずかと歩いてくる。
    伊庭宗一:”狩猟者プレデター” 伊庭宗一
    伊庭宗一:職業暗殺者であり、最強と目されるオーヴァードである。
    伊庭宗一:赤黒い魔眼が玄関前に展開されると、凄まじい音を立てて空間が歪んでいく
    GM:パ キ ィ - ン ! !
    GM:澄んだ音と共に、目の前の空間が破壊され、奥から校舎の真の姿が出てきた。
    GM:真っ黒な影に纏わりつかれた校舎。
    GM:けれど男は、臆した様子もなくその奥へと進んでいく。
    伊庭宗一:「ふん、面白い……」
    GM:一言だけ残して────

    GM:シーン終了

    ミドル5:接敵エンゲージ

    GM:シーンPCは乃世晃帆。他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします
    乃世 晃帆:1D10+75
    DoubleCross : (1D10+75) → 7[7]+75 → 82

    王鷲 流詩:1d10+67
    DoubleCross : (1D10+67) → 9[9]+67 → 76

    藍田 清一郎:1d10+55
    DoubleCross : (1D10+55) → 9[9]+55 → 64

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を9(→ 9)増加 (67 → 76)
    厚木くるみ:1d10+66
    DoubleCross : (1D10+66) → 1[1]+66 → 67


    GM:乃世たちが駆け出してすぐ、それは見つかった。
    GM:しかし、様子がおかしい。
    GM:君たちは3人を攫った虫たちを追いかけていた筈だが────
    GM:何故か、厚木と王鷲がこちらに逃げて来ており、その後ろから虫が来ている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    御友 勇樹:「あ、あれっ!?」
    藍田 清一郎:「む!? 王鷲少年と厚木嬢!?」
    厚木くるみ:「みなさん、助けてくださぁあああいい!虫に春日さん飲み込まれちゃいました」
    王鷲 流詩:「藍田先生…と、乃世?!なんで、っ、」
    御友 勇樹:「そっちも!?」
    王鷲 流詩:「藍田先生、早く乃世連れてあっちに逃げて…って」
    王鷲 流詩:「そっちも、って!?」
    厚木くるみ:「えっと、そちらも人数が少ないですね…?」
    GM:そして、乃世と藍田、御友が玄関を離れる原因になった黒い人影もまた
    GM:未だに追いかけてきている────!
    藍田 清一郎:「うむ! 積もる話もあるが、まずは場を整えねばな!」
    乃世 晃帆:「王鷲!今は逃げてる場合じゃなくて、そっちの――なんでそっちにいるかわかんねーけどその虫の中に零たちが!!」
    乃世 晃帆:叫びながら、駆ける。
    王鷲 流詩:「久野芽達が?!」
    王鷲 流詩:「っ、分かった、ここは僕たちに任せて、お前は――」
    御友 勇樹:「いや、こっちも追われてるんだ。迎撃しないと逃げ場がない!」
    藍田 清一郎:「案ずるな王鷲少年! 乃世少年は――」
    藍田 清一郎:「『一緒に頑張る』ことができる男だ!!」な!!
    乃世 晃帆:「うん!!!」藍田せんせーに、にっと笑いかけて
    乃世 晃帆:「王鷲、だからお前も!」
    乃世 晃帆:「手伝って!!」
    王鷲 流詩:「――――、」それ、は。そういうこと、だ。
    王鷲 流詩:「――任せろ!!」
    御友 勇樹:「2248、UGNエージェント”アイオリア”・”ドゥンケルブラオ”・”御棘噺”」
    御友 勇樹:「他2名、一般協力者含み、エフェクトを行使しての戦闘を開始します!」

    戦闘開始!
    GM:まずエンゲージから
    黒蟲【14】──5m──PC──5m──人影*2【8】

    GM:えーこれは……エネミー3体が一番速いですね!
    1R:セットアップ
    GM:宣言ある人はどうぞ
    厚木くるみ:なんということだ。くるみはないです。
    乃世 晃帆:ないです!
    藍田 清一郎:なし!GMの恩情により日本刀を装備させていただいています
    藍田 清一郎:王鷲少年もなし!
    GM:いえす!

    GM:御友がボイスメモを吹き込み、攻撃を開始する。
    御友 勇樹:「敵の数を減らします! 皆、お願い!」
    御友 勇樹:叫ぶと同時に風が吹き、虫の一部と人影が数体吹き飛ぶ。
    御友 勇樹:「っ、僕じゃこれが限界か……あとはお願いします……!」
    厚木くるみ:(あっ、女子トイレの犯人彼だったんですね…?)
    乃世 晃帆:「…………!」自分以外も、同じように、不思議な力を持っている使っている。
    乃世 晃帆:そしておそらく――この場ですんなり対応しているということは、ここにいる全員が。
    乃世 晃帆:さっきまでの自分なら、また特別じゃなかったって、羨んで落ち込んでいたと思う。
    乃世 晃帆:けれど、今は。
    乃世 晃帆:「御友先輩、それかっけー!!!」
    乃世 晃帆:「あとでどうやったか教えて!!」
    御友 勇樹:「あ、あとでね……!」
    GM:だが今は────それより先に、世界の真実が襲い来る!
    イニシアチブ 行動値14 黒蟲
    GM:マイナーなし
    GM:死神の針2+滅びの一矢2+コンセントレイト:エグザイル3 12dx7+3 攻撃力+4 この攻撃に対するドッジ-2d・同一エンゲージ攻撃不可 コスト・HP-2
    GM:対象は……王鷲くんにしよう
    GM:12dx7+3
    DoubleCross : (12DX7+3) → 10[1,1,2,4,4,5,6,6,7,10,10,10]+10[2,4,4,8]+10[8]+6[6]+3 → 39

    王鷲 流詩:えーーーと、僕はリアクションをドッジかガードか選択しないといけないんですが
    王鷲 流詩:ドッジ、つまり回避はダイスボーナス込みで2dしかないんですね
    王鷲 流詩:この攻撃にドッジ-2がついてて、振れるダイスが0になるから…
    王鷲 流詩:ドッジは…そもそも選択できない…!!!
    王鷲 流詩:ガードします!
    GM:ウオーッ
    GM:39、10の位が3なので、+1して4d10のダメージダイス!
    GM:4d10+4
    DoubleCross : (4D10+4) → 23[7,1,8,7]+4 → 27

    GM:おおっコレは死んだか……!?
    王鷲 流詩:装甲1点引いて26、HPが24なので…ギリギリ死ぬ!
    王鷲 流詩:王鷲 流詩のHPを0(→ 0)に変更 (24 → 0)
    王鷲 流詩:リザレクトします!
    王鷲 流詩:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 10

    王鷲 流詩:ばかもの
    王鷲 流詩:王鷲 流詩のHPを10(→ 10)に変更 (0 → 10)
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を10(→ 10)増加 (76 → 86)
    GM:お、王鷲くん!
    GM
    GM:春日を呑み込み、王鷲と厚木を追いかけてきた黒い虫の大群
    GM:その虫たちは、まるで自分たちを弾丸のように────発射した!
    王鷲 流詩:「ぐ、ぁっ…!」
    王鷲 流詩:とても避けられない。備えることすら間に合わず、腹から血が舞って崩れ落ちる。
    王鷲 流詩:「っ、くそ、まだ…っ!」
    王鷲 流詩:それでも、立ち上がる。
    王鷲 流詩:ぼたぼたと垂れ落ちる血は、異常な速度で止まる。
    王鷲 流詩:「―かっこ悪いところ、見せるわけにいかないだろ…っ!」
    厚木くるみ:「ひ、ひぃいい…!後で応急手当しましょうね…?」
    御友 勇樹:「王鷲くん……!」
    GM:続いて、人影が藍田と乃世の方から迫り、剣を掲げる────!
    イニシアチブ 行動値8 人影*2
    GM:まずどちらも、マイナー:赫き剣3 HP6消費して攻撃力+8の武器を作る
    GM:で、メジャーで鮮血の一撃2+伸縮腕3+コンセントレイト:エグザイル3 8dx7+4 攻撃力+8 !
    GM:対象はそれぞれ乃世君と藍田さんにしましょう
    人影1:8dx7+4 藍田さん
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[5,6,7,7,9,9,9,10]+10[3,3,4,4,6,10]+3[3]+4 → 27

    人影2:8dx7+4 乃世君
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,4,5,5,6,7,7,9]+10[3,8,9]+10[9,10]+4[1,4]+4 → 38

    GM:フハハ!
    GM:リアクションを……しな!
    藍田 清一郎:ドッジチャレンジ!
    乃世 晃帆:ドッジ!
    藍田 清一郎:6dx+1>=27
    DoubleCross : (6DX10+1>=27) → 5[2,3,3,5,5,5]+1 → 6 → 失敗

    藍田 清一郎:あっダイスボーナス忘れてた
    GM:振り直しな!
    藍田 清一郎:面目ない!!
    GM:めちゃくちゃ伸びて100くらい行くかも
    乃世 晃帆:4dx+2>=38 たぶんこう
    DoubleCross : (4DX10+2>=38) → 8[2,3,7,8]+2 → 10 → 失敗

    藍田 清一郎:7dx+1>=27 ボナ含め!
    DoubleCross : (7DX10+1>=27) → 10[1,1,4,5,10,10,10]+10[5,9,10]+8[8]+1 → 29 → 成功

    藍田 清一郎:!?
    GM:乃世君は肉体が4で
    GM:ってえ!?
    GM:振り直し許可するんじゃなかったー!
    藍田 清一郎:やったーーー!!!
    乃世 晃帆:+にいれてました!6dxですね!?
    GM:乃世君は肉体が4で、今侵蝕率が80なので、ダイスボーナスが2!
    乃世 晃帆:6dx>=38
    DoubleCross : (6DX10>=38) → 9[2,5,8,8,8,9] → 9 → 失敗

    GM:そう! 回避技能は無いので+はつかない!
    GM:判定は成功だけど失敗(?)!
    GM:カバーリングはするかい?
    藍田 清一郎:なしで!
    人影2:ではダメージ!
    人影2:4d10+8
    DoubleCross : (4D10+8) → 11[3,4,3,1]+8 → 19

    人影2:乃世くんに19点!
    乃世 晃帆:いたい!受けます!
    GM:残りHPはピッタリ10点!

    GM:背後から迫る人影が、剣を振るう!
    藍田 清一郎:考えるよりも前に、体が動く。
    藍田 清一郎:凶刃がすぐそばを掠めて、藍の髪が数本切れ飛んだ。
    藍田 清一郎:床を転がるようにして避けた後、急いで立ち上がる。守らなければいけない相手が、すぐそこにいる。いる、のに。
    乃世 晃帆:戦いなんて、非日常なんて、慣れていない。慣れているわけがない。
    乃世 晃帆:避けなきゃやばいって、危ないって、わかっていても、身体はついてこなくて。
    乃世 晃帆:「……っ、ぐ……」
    乃世 晃帆:痛い、と呻く声すら出ない。
    乃世 晃帆:零にはたかれるのとも、藤吾にどつかれるのとも、比べ物にならない痛み。
    乃世 晃帆:……けれど、まだ動ける。立ち上がる。
    乃世 晃帆:――あいつ王鷲は、きっと、もっと痛かったと思うから。
    乃世 晃帆:「こんなんでへばってたら、それこそかっこわるいだろ…!」
    藍田 清一郎:「乃世少年……!」
    御友 勇樹:「乃世君、無理はしないで!」
    藍田 清一郎:彼は倒れこそしなかったが、その衝撃は、人生で初めてのものだろう。
    藍田 清一郎:そしてその痛みは、きっとこれから、当たり前になってしまうものだ。
    厚木くるみ:「ひぃぃい…っ!乃世くんも無理しすぎないでくださいね…?」
    藍田 清一郎:それこそ「当たり前」みたいに立ち上がった、王鷲少年のように。
    乃世 晃帆:「大丈夫!こんなの平気!!」目一杯、かっこつける。
    王鷲 流詩:「――っ、」一瞬だけ顔を歪めて。
    王鷲 流詩:「そうだ、それでいい乃世!」
    王鷲 流詩:「お前なら、大丈夫だ!」
    王鷲 流詩:精一杯の、祝いを。
    イニシアチブ 行動値5 乃世・藍田・厚木
    →乃世
    乃世 晃帆:いくぜ!
    乃世 晃帆:マイナー【一角鬼】1/素手のデータ変更→種別:白兵 技能:〈白兵〉 命中:0 攻撃力:+6 ガード値:2 射程:5m/侵蝕+3
    乃世 晃帆:で、メジャーで以下のコンボを!
    乃世 晃帆:メジャー≪誰よりも速い、誰よりも強い…≫オレを見ろ!!!;コンセ:ハヌ3+音速攻撃3+獣の力5/対象:単体 射程:5m/侵蝕+6
    (達成値/10+1)d10+16 ダメージ 装甲有効

    乃世 晃帆:対象は虫!!
    GM:来な!
    乃世 晃帆:(4+2+3)dx7+(0) 攻撃
    DoubleCross : (9DX7) → 10[1,1,2,2,2,4,6,10,10]+1[1,1] → 11

    GM:……!?
    王鷲 流詩:挙手!
    GM:しな!!
    王鷲 流詩:オート【鬼へ捧ぐ祝い】:妖精の手3/侵蝕率+4
    王鷲 流詩:対象の判定のダイス目1つを10に変更。1回の判定につき1回まで。1シナリオ3回。
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を4(→ 4)増加 (86 → 90)
    GM:判定を1つ10クリティカルにする能力!
    GM:考え方としては、最後の1が10になるので、最初の10と今上がった10で20、これに固定値を足す形となります
    GM:乗せ君は固定値ないので、1dx7+20かな
    乃世 晃帆:ありがとうございます!
    乃世 晃帆:1dx7+20
    DoubleCross : (1DX7+20) → 6[6]+20 → 26

    GMイベイジョン回避16……!
    GM:避けれません、ダメージどうぞ!
    乃世 晃帆:(26/10+1)d10+16 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+16) → 23[9,5,9]+16 → 39

    GM:え!なにそのダメージ!
    GM:装甲で5点軽減して……HP30! 死!
    GM:アバーッ!しめやかに爆散!
    GM:演出どうぞ!

    乃世 晃帆:にょき、と。
    乃世 晃帆:丸いおでこに、一本の立派な角が生える。
    乃世 晃帆:誰かに自慢したかった、かっこよさの、力強さの象徴。
    乃世 晃帆:けれど今は、そんな余裕も、頭からすっかり抜け落ちて。
    乃世 晃帆:「おら!!!そこの虫!!!」脇目もふらず、駆けて、突進する。
    乃世 晃帆:「零たちを返せ!!王鷲にも触んな!!!」
    GM:王鷲に向かっていた虫の大群の頭(?)がくるりと乃世の方を向く
    乃世 晃帆:そう、それでいい。
    乃世 晃帆:「お前なんて、オレがやっつけてやる!!!オレを見ろ!!!!!!!
    王鷲 流詩:ばか、無茶するな、お前だって痛いだろう、なのになんで、
    王鷲 流詩:全部を飲み込んで、ただ一言、その背中に。
    王鷲 流詩「ぶちかませ、乃世!」勇敢な鬼には何もかもを貫く強さを授けましょう
    GM:瞬間、黒虫の群れに叩きつけられた衝撃が増大する!
    GM:バ ァ ン ! ! ! !
    GM:大きな音を立てて、虫の群れがちりぢりに吹き飛び、影に消えていく────!
    春日恭二:「のわーっ!?」
    春日恭二:中から出てきた春日恭二がごろごろと地面を転がる!
    王鷲 流詩:「あっ、生きてたよかった
    乃世 晃帆:「あっ、おっさんそこにいたんだ」
    乃世 晃帆:「立てる?」
    春日恭二:「むっ合流したのか……」 腕を硬質な獣のそれに変えて構える
    厚木くるみ:(小学生に助けられたとは思えない図太さですね…?)
    春日恭二:「ふん、問題はない……」 言った後にくら~っと倒れて気絶する。眼が回ったようだ
    乃世 晃帆:「問題なくないじゃん…」
    イニシアチブ 行動値5 厚木・藍田
    →藍田
    藍田 清一郎:マイナーで移動、人影にエンゲージ
    藍田 清一郎:メジャー【愛は藍より出でて藍より荒し】日本刀+コンセントレイト:エグザイルLv3+貪欲なる拳Lv3 浸食+5
    藍田 清一郎:対象は人影の片方!
    GM:どっちもダメージ受けてないから変わらないけど、せっかくだし乃世くん殴った方という事で
    GM:来な!
    藍田 清一郎:11dx7+1
    DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,7,9,9]+10[2,6,9]+3[3]+1 → 24

    藍田 清一郎:微妙!
    人影2:イベイジョン12
    人影2:ダメージどうぞ!
    藍田 清一郎:よしよし
    藍田 清一郎:3d+5
    DoubleCross : (3D10+5) → 10[2,3,5]+5 → 15

    藍田 清一郎:うーん。
    人影2:装甲で3軽減してHP15……なのですが
    人影2:こいつは赫き剣でHPを6消費している……!
    藍田 清一郎:は!
    人影2:つまり、死!
    藍田 清一郎:ヤッター!!
    GM:一刀両断してやりな!演出!

    藍田 清一郎:正直なところ。少しばかり、落ち込んでいたのだと思う。
    藍田 清一郎:守るべき子供達には手が届かず。
    藍田 清一郎:何のために己がいるのかと、自罰的になっていたのだ。
    藍田 清一郎:けれど、そんなもの、すべて自己満足にすぎないと――目の前で煌めく彼らを見て突き付けられた。
    藍田 清一郎:間違いなく彼らは、守るべき子供たちだ。けれど、守られるばかりの存在ではない。
    藍田 清一郎:痛いだろうに、苦しいだろうに、怖いだろうに。それでも、自分にできることを出し切って、目の前の脅威に向き合っている。
    藍田 清一郎:ならば――大人おれだって、かっこよさでは負けてはいられないだろう!
    藍田 清一郎:僅かな距離を詰めて、日本刀を振り被る。
    藍田 清一郎:エグザイルシンドロームのレネゲイドウイルスが活性化して、全身の細胞が最適化される。
    藍田 清一郎:標的は、あの「いっちばん、かっこいい」彼に、傷をつけた奴。
    藍田 清一郎:「――消えろ!!」
    藍田 清一郎:怒号と共に一閃、それだけの武骨な攻撃。”ドゥンケルブラオ”に、うじうじするのは向いていない!
    GM: ザ
    GM:人影が剣を構え
    GM:  ン
    GM:その体が倒れる!
    御友 勇樹:「あの人、あんな攻撃もできるのか……!」
    乃世 晃帆:「藍田せんせー!!」
    乃世 晃帆:「かっっこいい……」
    乃世 晃帆:遠くから、目をきらきらさせて。
    藍田 清一郎:人影はまだ残っている。だが、こちらも。
    藍田 清一郎:「厚木嬢! 頼めるか!」
    厚木くるみ:「は、ひゃいっ!」
    御友 勇樹:(あんなに沸いてた増援の様子はない、これなら……!)
    イニシアチブ 行動値5 厚木
    厚木くるみ:マイナー、戦闘移動。人影のエンゲージへ。
    厚木くるみ:メジャー【熊のじゃれあいfear bear Dempsey】アームブレード×2+コンセントレイト:ノイマンLv2+マルチウェポン+コンバットシステム
    厚木くるみ:侵蝕率増加+8
    GM:クマにじゃれつかれたら……死ぬぜ!
    厚木くるみ:遊んでやらぁ!
    厚木くるみ:7dx8+2
    DoubleCross : (7DX8+2) → 10[1,3,3,4,6,8,9]+4[2,4]+2 → 16

    厚木くるみ:こ、これは!
    王鷲 流詩:イベイジョンは!?
    人影1:イベイジョン12
    厚木くるみ:よかった
    人影1:エーンエンエン
    厚木くるみ:攻撃力は16!
    厚木くるみ:2d10+16
    DoubleCross : (2D10+16) → 11[1,10]+16 → 27

    人影1:死!!
    GM:演出どうぞ……!

    厚木くるみ:子供が血を流しながら自分の意志で戦っている。
    厚木くるみ:大人がそれ守ろうと全力を尽くしている。
    厚木くるみ:「こんな状況で自分可愛さに手を晒さないなんて選択は」
    厚木くるみ:「ありえないですよね…?」
    厚木くるみ:《ヒューマンズネイバー》解除
    厚木くるみ:少女のシルエットは消え。或いは大きく膨らみ
    厚木くるみ:現れたのは黒い凶悪な獣クマ歩く屍ゾンビ
    厚木くるみ:を象った着ぐるみ。
    厚木くるみ:「あまり動かないでくださいね…。校舎壊すと面倒なので」
    厚木くるみ:人影に勢いのまま接敵し、収納されていた爪を伸ばし関節部を切断
    GM:ぐらり、と体が揺らぎ────
    厚木くるみ:左足の膝が動かなくなったのを確認したと同時にもう片方の爪を展開し
    厚木くるみ:切断、殴打、殴打、殴打、切断
    厚木くるみ:人影にパンチを浴びせ続ける!
    GM:攻撃を受ける度、その体が揺らぎ、途中で耐えきれなくなって霧散する!
    GM:バ シュン
    御友 勇樹:「ひえ……」 怯えている
    王鷲 流詩:「――か」
    王鷲 流詩:「かっこいい…っ!」
    御友 勇樹:「王鷲君!?」
    乃世 晃帆:「すっげーーーー……」
    厚木くるみ:「ひ、ひぃ!つい教育に良くない戦い方を!…みんなはマネしちゃだめですよ?」
    春日恭二:「────む……お、終わったか……」 くらくらと起き上がる
    藍田 清一郎:「やり手とは思っていたが、凄まじいな……」
    乃世 晃帆:「えっ」あとで教えてもらおうと思ってた
    春日恭二:「なんだこの状況は……」
    厚木くるみ:「一旦、状況を整理した方がよさそうです…?」
    乃世 晃帆:「…!そうだ!零たちは!?」
    GM:その姿はない。
    乃世 晃帆:「虫どっかいったなら、おっさんみたいにこの辺に……あれ…?」
    御友 勇樹:「多分、僕たちが追いかけてたのとは違うやつなんだと思う……」
    王鷲 流詩:「…確かに」
    王鷲 流詩:「いくら僕たちが必死で逃げてたって、後ろで久野芽たちが飲み込まれたなら、僕はともかく厚木さんなら気づく…」
    乃世 晃帆:「……零」俯いて、ぎゅ、と拳を握る。
    御友 勇樹:「2251、状況終りょ────」 はぁ、とため息を吐きボイスメモに声を吹き込もうとして
    GM:キミたちは凄まじい威圧感に襲われる!
    御友 勇樹:「っひ……」
    藍田 清一郎:「ッ……!? これは……!?」子供たちを背に庇って周囲を確認
    乃世 晃帆:「……っ!」また、足が竦んで立ち止まる
    厚木くるみ:「ひ、ひぃ!この威圧感は…!絶対絶対絶対嘘だと思いたいですけどぉ…?」
    GM:直後、先ほどまで戦っていた人影が20体ほど、君たちの背後の壁に叩きつけられ、消える
    伊庭宗一:「む……?」
    厚木くるみ:「彼…ですよね?」
    藍田 清一郎:「狩猟者プレデター……!!?」
    王鷲 流詩:「……っ、の、ぜ…!」震える足を動かして、必死に乃世の腕を掴む。
    伊庭宗一:男がその場に現れる。
    乃世 晃帆:「……なに、だれ、」わけもわからないまま、大人しく腕を引かれる
    伊庭宗一:「子供……?」
    伊庭宗一:「ふん、まあいい……」
    伊庭宗一:「貴様ら、黒瀬アリスという人間を知っているか?」
    藍田 清一郎:「……聞いたことのない名だな」
    厚木くるみ:「知らない子ですね?」
    御友 勇樹:ぶんぶんと首を横に振っている
    王鷲 流詩:「しら、ない…。お前も、だよな?」乃世くんに
    乃世 晃帆:「…うん、知らない……」庭箱のことじゃ、ないだろうし
    伊庭宗一:「そうか……面倒だな」 チッと舌打ちをする
    伊庭宗一:「まあいい、どうせすぐ見つかるだろう」 そう言いつつ、彼はあなた達に背を向ける。
    伊庭宗一:よく見ると、彼が通ってきたであろう道はめちゃくちゃになっている
    伊庭宗一:「情報提供の礼だ。この場は見逃してやる」
    厚木くるみ:「えーっと。伊庭さん、私の仮説があってればですけど…。」
    厚木くるみ:「ここ、本当の学校じゃないですよね?」
    厚木くるみ:「どこなんですかここ」
    伊庭宗一:「知らん、興味もない」
    伊庭宗一:「だが閉ざされた道は破壊してきた」
    伊庭宗一:「今ならば出られるだろう。とっとと失せろ」
    厚木くるみ:「ひ、ひぇ~…。」「あっ、なら帰れますね…?」
    藍田 清一郎:「それは朗報、感謝する」
    藍田 清一郎:「だが我々も、まだ帰れない用があってな」
    伊庭宗一:「そうか、勝手にしろ」
    伊庭宗一:「だが次に会ったら全員殺す」
    伊庭宗一:ゴミにでも向けるような視線だ
    王鷲 流詩:「………っ、乃世、ここは堪えろ…っ」震える声で囁く。腕を握る手に力を込めて。
    王鷲 流詩:「僕だってこんな危ないやつ、久野芽達がまだいるかもしれないとこに行かせたくない…っ」
    王鷲 流詩:「でも、…頼むから…っ」
    乃世 晃帆:「…………、」その震える声を聞いて、前に出そうとしていた足をひっこめて
    乃世 晃帆:無言で、唇を噛んだ。
    伊庭宗一:男はそのままスタスタと去っていく。
    伊庭宗一:破壊音が続く、先ほどは戦闘に夢中で気づかなかったが、ずっと鳴っていたのだろう
    GM:そして君たちは察する。このままだと彼は校舎のすべてを破壊するだろう。
    GM:今ならば問題なく脱出は出来る。しかし、そうすれば消えた生徒たちも彼の攻撃に巻き込まれて死んでしまうかもしれない。
    GM:君たちは、選ばなければならない。自身の安全か、それでも他者を救いに行くかを。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得、変更・購入判定が可能です
    王鷲 流詩:ロイス保留、購入はウエポンケース挑戦します
    藍田 清一郎:ロイス満タンなので保留、購入はウェポンケースで
    王鷲 流詩:ウエポンケース(基本1p180) 目標値18 選択した武器か防具1つをオート装備可能。
    藍田 清一郎:一応自前で挑戦しますね! >流詩くん
    藍田 清一郎:3dx+1>=18
    DoubleCross : (3DX10+1>=18) → 10[1,7,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

    王鷲 流詩:はーい、待機します!
    藍田 清一郎:惜しいじゃん!?
    王鷲 流詩:惜しい!
    藍田 清一郎:だがこいつには財産点がないので出目を盛って買いますができないのだ……
    藍田 清一郎:流詩くんごめんね……お願いします……
    王鷲 流詩:では改めてウエポンケース購入挑戦
    王鷲 流詩:(7+2)dx+3>=18 〈調達〉判定
    DoubleCross : (9DX10+3>=18) → 10[2,2,3,4,4,5,7,9,10]+4[4]+3 → 17 → 失敗

    厚木くるみ:おしい!
    王鷲 流詩:財産点1点使用、購入します!
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の財産点を1(→ 1)減少 (20 → 19)
    藍田 清一郎:財産点と社会性の余裕が違うぜ……
    王鷲 流詩:そのまま藍田さんにシューッ
    厚木くるみ:ウェポンケースは、常備化するとすっごく安いですが。買うとすごく高いんですよね
    藍田 清一郎:超!エキサイティンッ!!
    GM:買えてる!!
    藍田 清一郎:ありがとうありがとう 藍田の装備全部流詩くんに買ってもらってる
    王鷲 流詩:そのための社会7よ!
    藍田 清一郎:たのもしい~~~
    GM:乃世くん厚木ちゃんもどうぞ~
    藍田 清一郎:ウェポンケースに日本刀をしまいしまい
    乃世 晃帆:たのもしさ
    厚木くるみ:ロイス、保留。購入判定、応急手当キット(基本1p180) 目標値8 メジャーで使用。HPを2d10回復。戦闘中使用不可を選びます。
    乃世 晃帆:ロイスは保留で。UGNボディアーマー(基本2p189) 目標値12 装甲8 挑戦します!
    厚木くるみ:オリジン:サイバー、使用。侵蝕率を75→77へ
    厚木くるみ:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 7[5,7]+2 → 9 → 成功

    厚木くるみ:やったぞい
    藍田 清一郎:ひゅー!
    乃世 晃帆:えらーい!!
    王鷲 流詩:ひゅーー!!
    乃世 晃帆:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 3[3,3] → 3

    乃世 晃帆:ふふ だめ
    王鷲 流詩:は 晃帆くんダイスボーナスあるわよ!
    乃世 晃帆:は!!
    藍田 清一郎:2個増えるドン!
    乃世 晃帆:ダイスボーナスこれにも乗るんだった!
    乃世 晃帆:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 9[3,4,5,9] → 9

    藍田 清一郎:おしい!
    乃世 晃帆:でもだめだった
    藍田 清一郎:一応財産点全部ぶち込めば買えますね
    GM:応急手当キットでの回復も今やっちゃっていいよ~
    王鷲 流詩:でもこの後情報収集ですからねえ
    GM:タイミング逃すと忘れちゃうからね
    藍田 清一郎:ね~
    王鷲 流詩:はーい!ありがとうございます!
    乃世 晃帆:情報収集に取っときます!
    藍田 清一郎:手当キット持ってるけどぼく元気なので使う人いたら渡すね~
    王鷲 流詩:晃帆くん優先で回復お願いします!
    乃世 晃帆:自分ので回復します~
    厚木くるみ:はーい!
    王鷲 流詩:余ったらいただけるとありがたいです…!
    藍田 清一郎:藍田とくるみちゃんが1個ずつ持ってるかな
    乃世 晃帆:2D10 回復
    DoubleCross : (2D10) → 6[4,2] → 6

    GM:あらら
    厚木くるみ:乃世くんへ手当キットを使用
    厚木くるみ:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 16[10,6] → 16

    藍田 清一郎:おねえちゃ~!!
    厚木くるみ:これで大丈夫!
    乃世 晃帆:おねえちゃ!!!
    王鷲 流詩:ぼくらのくるみおねえちゃ!!
    乃世 晃帆:ありがとうございます!!!満タンだ!!
    藍田 清一郎:藍田のキットは流詩くんにヘイパス!
    王鷲 流詩:ありがとうございます!回復!
    王鷲 流詩:2d10 回復
    DoubleCross : (2D10) → 14[7,7] → 14

    藍田 清一郎:えらい!
    王鷲 流詩:ぴったり満タン!
    王鷲 流詩:王鷲 流詩のHPを14(→ 14)増加 (10 → 24)
    GM:すげえ
    GM:では、次のシーンに行きましょう

    ミドル6:魔法人形マジカルドールはどこに?

    GM:シーンPCは藍田清一郎。他PC登場自由
    藍田 清一郎:1d10+69
    DoubleCross : (1D10+69) → 9[9]+69 → 78

    藍田 清一郎:急に上がってきたな
    厚木くるみ:77+1d10
    DoubleCross : (77+1D10) → 77+8[8] → 85

    乃世 晃帆:1D10+91
    DoubleCross : (1D10+91) → 10[10]+91 → 101

    乃世 晃帆:わあ
    王鷲 流詩:1d10+90
    DoubleCross : (1D10+90) → 8[8]+90 → 98

    藍田 清一郎:みんな!?
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を8(→ 8)増加 (90 → 98)
    GM:ひゃあ

    GM:このシーンは状況を整理して、今後の動きを決めるシーンとなります
    GM:まずは情報収集の判定をして、RPで相談してもらうよ!
    情報項目
    ・七不思議の違和感について 情報:噂話6あるいは知識:レネゲイド7
    ・校舎内について 肉体6
    ・攫われた3人について 情報:UGN6

    ・現時点での推測 【精神】7

    GM:判定をどうぞ!
    藍田 清一郎:校舎内についてを判定します!
    乃世 晃帆:七不思議の違和感について、情報:噂話でいきます!
    藍田 清一郎:7dx>=6
    DoubleCross : (7DX10>=6) → 10[1,6,7,8,9,10,10]+2[1,2] → 12 → 成功

    王鷲 流詩:攫われた3人についてを調べます!
    王鷲 流詩:(7+2)dx+2>=6 〈情報:UGN〉判定
    DoubleCross : (9DX10+2>=6) → 9[1,1,2,2,3,7,7,8,9]+2 → 11 → 成功

    乃世 晃帆:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 8[5,5,6,8,8]+1 → 9

    厚木くるみ:・現時点での推測 【精神】7 を判定
    厚木くるみ:8dx>=7
    DoubleCross : (8DX10>=7) → 9[3,4,5,6,8,8,8,9] → 9 → 成功

    GM:皆スゲ~
    GM:では、以下に出していきます
    ・校舎内について 肉体6
    先ほど王鷲・厚木・春日で回った際も、既に破壊された場所なら伊庭も来ないだろうという判断で回った場所にも、攫われた児童たちの姿はどこにもない。
    また、七不思議の場所についても、最初の花子さん以外は何もなかった。
    校舎内から出られないこと、乃世・藍田・御友が追っていた敵がどこかへ消えたことなどから
    敵は恐らくバロールやオルクスなどの空間に干渉する能力を持っていると推測される。


    ・攫われた3人について 情報:UGN6
    ▼久野芽零
    いわゆる天才タイプであり、勉強も運動も労せず優秀(小学生だから、というのもあるだろうが)
    明るく王様気質で、多くの人児童に慕われている。
    一方で傲慢で無神経さを感じさせる発言も多く、反発する人間も多い。
    ▼庭箱有栖
    ベスというぬいぐるみを常に抱えている。また、稀に話しかけている姿も見られる。小さな子供ならともかく、小学校高学年としては少し目立つだろう。
    気弱な性格で、勉強も運動も会話もあまり得意ではない。
    だが、感受性が強く、他者の気持ちに寄り添う優しさもある。
    特に久野芽との仲が良く、その流れでクラスでも人の多いグループの一員という事になっており、少し苦労しているようだ。
    ▼備前藤吾
    3人の中では最も目立つところのない人物。
    性格は多少攻撃的だが、小学生としてはそこまで苛烈なものではない。
    家族はけっこう厳しい育て方をしているようだが、本人はそれに反発している。
    UGN支部に同じ苗字の職員がいる。校舎内では確かめることができないが、もしかしたら彼の両親かもしれない。


    ・七不思議の違和感について 情報:噂話6あるいは知識:レネゲイド7
    「3階女子トイレ・トイレの花子さん」
    「音楽室・ひとりでに演奏を始めるピアノ」
    「3年5組・未使用教室の教師」 
    「階段・幻の十三段目」 
    「体育館・バスケをする首の無い男子生徒」 
    「PC室・PCの中に閉じ込められた生徒」

    「不明・願いを叶える魔法人形」
    七不思議の内六つまでは場所とセットの噂であるのに、魔法人形についてだけ場所が語られていない。
    また、魔法人形だけ話の毛色が違うという印象は多くの児童が抱いていたようだ。
    願いを叶える魔法人形の話が後から付け加えられたものであるのは間違いない。
    ではそれは、何故『七不思議』として・・・・・・・・・話題になったのだろう?


    ・現時点での推測 【精神】7
    ▼現状
    ・夜の小学校・校舎内に閉じ込められている
    ・敵は虫の大群と人型の影
    ・虫の大群に久野芽・庭箱・備前を攫われている。
    ・UGN・FH・ゼノスそれぞれが「魔法人形」について調査を行っている
    ・伊庭宗一が「黒瀬アリス」という人間を探している
    ・今ならば脱出可能

    ▼推測
    ・敵の役割は「誘拐(虫)」と「排除(人影)」がある。
    ・上記の敵2種は、単体が弱く数が多い。使い魔の様なものだと考えられる。
    ・バロールやオルクスの能力者の場合、敵の使い魔(仮)の能力と噛み合わない。敵は複数いる可能性が高い
    ・「魔法人形」が関係していると考えられる。
    ・校舎は現在、異空間かそれに類する状況にあると考えられる。
    ・UGN、FHはどちらもこの状況は予想外、ゼノスは予測していた節がある(依頼の内容が「破壊」のため)
    ・伊庭宗一は職業暗殺者だ。「黒瀬アリス」はターゲットと考えられる。今、この学校と言えば「アリス」は庭箱有栖だが……?


    GM:伊庭宗一が去り────
    GM:あなた達は一度、伊庭の通った道に久野芽たちがいないかを確認し、
    GM:意思の統一のため、会議をすることにした。

    GM:空き教室
    藍田 清一郎:「……幸いにして、と言うべきか。彼の通ったであろうルート上には、久野芽嬢たちは見つからなかった」
    藍田 清一郎:「しかし彼女らを飲み込んだ虫は、間違いなく、俺たちが追っていたはずだ」
    藍田 清一郎:「途中で見失った――否、消えたとするなら。そして、この校舎の状態を考えるならば」
    藍田 清一郎:「敵は『空間』に干渉する能力を持っていると見て間違いないだろうな」
    藍田 清一郎:それを何と呼ぶかは、乃世晃帆以外なら知っているはずだ。
    王鷲 流詩:「そういう種類の能力があるんだ。あれだ、ジャンプによくあるやつ。結界張ったりとか、異空間作成とか、領域展開とか、そういうのだと思って」乃世くんに
    王鷲 流詩:「ちなみに僕もそれ」
    乃世 晃帆:「へえ……オレの以外にも、色んなのがあるんだな……」不思議と、羨ましさは、もうそんなに感じなかった
    春日恭二:「バロールの能力で時空を歪めているか、オルクスの能力でこの学校全体を領域としているのか……」
    春日恭二:「どちらにしろ、並の出力ではないな」
    厚木くるみ:「ここ、一見ただの学校なんですけど。監視カメラはおろか通信機も全く機能してません。」
    厚木くるみ:「私たちのいる校舎は学校の複製か、強力な領域で支配されてるのは確かですね…?」
    藍田 清一郎:「うむ。これと七不思議が一体どう関係しているのか……」
    藍田 清一郎:「七不思議調査隊の乃世少年、七不思議について何か気になることはないか?」
    乃世 晃帆:「うーん、気になることっていうと、やっぱ人形のやつだけ他とちょっと違うよなっていうのは前からみんな言ってた」
    乃世 晃帆:「場所とか詳しいこともあんまりわかんないし、ひとつだけラスボスっぽいっていうか」
    乃世 晃帆:「……いや、どっちかというと、正体不明の追加キャラっぽいよなって」
    御友 勇樹:「追加キャラ……なるほど……」 考え込んでいる
    王鷲 流詩:「…それって」
    王鷲 流詩:「誰かがわざと、魔法人形の話を七不思議に付け加えたかも、ってことか?」
    乃世 晃帆:「そうそう!!」
    厚木くるみ:「不自然ですね?誰が人形を含んだ七不思議の噂を流していたんですか…?」
    王鷲 流詩:「うん。乃世の言う通りで、厚木さんの言う通りだ…。追加されたのが自然で、それは不自然だ」
    乃世 晃帆:「だよな、なんでそれ含め”七不思議”ってことになってたんだ…?」
    王鷲 流詩:「うん。それ、なんのメリットがあるんだろうな」
    王鷲 流詩:「魔法人形が七不思議のひとつとしてみんなに知られることで得をするやつって、いったい――」
    王鷲 流詩:言葉を切って考え込む。
    御友 勇樹:「もしかしたら、完全新規ってわけじゃなくて、元からあった一つを改竄したのかも」
    御友 勇樹:「だって、その前だとずっと不思議で通ってたことになるし……」
    御友 勇樹:「詳しい内容までは聞いてなかったけど、学校で噂になるのはいっつも『七不思議』だったよ」
    御友 勇樹:これまで聞いた七不思議って何だったかな……と考えている
    厚木くるみ:「いえ。そうなんですけど…?」
    厚木くるみ:「そもそも、七不思議について詳しいのは、どなただったんですか?」
    御友 勇樹:「僕は魔法人形の噂だけ聞いて調べ始めたから昔の事は……」
    藍田 清一郎:「そうだな、俺もまだクラスのみんなを把握しきれてはいないし……」
    王鷲 流詩:「…誰が言い始めたんだっけ…」
    王鷲 流詩:「乃世、覚えてる?」
    乃世 晃帆:「え?だ、誰だっけ……」
    春日恭二:「あの喧しい娘ではないのか?」
    乃世 晃帆:流行とか噂話にいつも一足遅いので首を捻っている。
    乃世 晃帆:「あ、でも七不思議探しにいこうって言いだしたのは零だぜ」
    乃世 晃帆:「魔法人形の話も、零から聞いたのが最初だったかも」
    厚木くるみ:「元気な子、零…隙を見ては先生の引率から離れようとしていた子ですよね?」
    藍田 清一郎:「久野芽嬢だな。確かに彼女のバイタリティとカリスマは目を見張るものがある」
    王鷲 流詩:「久野芽は、その七不思議の話誰から聞いたとか言ってたか?」
    GM:そのような話はしていないですね
    乃世 晃帆:「あいつ、どっからでも噂話拾ってくるからな…」首を横に振ります
    御友 勇樹:「七不思議って大体どこにでもある印象あるから……」
    御友 勇樹:「噂の発端まで辿るのは難しいんじゃないかな」
    厚木くるみ:「…念のため他の子の情報も整理しましょう。他にどういう子がしました?」
    厚木くるみ:「案外他の子の方が七不思議について詳しいとわかるかもしれませんし…?」
    藍田 清一郎:「あの蟲にさらわれたのは久野芽嬢と、庭箱嬢、備前少年だな」
    御友 勇樹:「調査隊(?)の中で目立ってたのは、その3人と乃世くんだよね」
    王鷲 流詩:「乃世、クラスで最初に七不思議探検しようって言いだしたのは」
    王鷲 流詩:「その、いつものメンバーで合ってるか?」
    乃世 晃帆:「うん。零が最初に言いだしたときにいたのはオレたち4人で」
    乃世 晃帆:「他のやつらは後からどんどん集まってった感じ」
    王鷲 流詩:「わかった」頷いて。
    王鷲 流詩:「先生がさっき言った3人のフルネームは」
    王鷲 流詩:「久野芽零、庭箱有栖、備前藤吾」
    王鷲 流詩:「…なるべくそのままの印象と、僕の印象と、推測を混ぜます」
    王鷲 流詩:「乃世、お前の方が仲がいいだろ。こいつはこういうやつ、っていうのあったら、補足してくれるか?」
    乃世 晃帆:「ん…お前、いっつも人の事よく見てるからオレの補足とかあんまり要らないと思うけど」
    乃世 晃帆:「でもわかった!」
    王鷲 流詩:「…」ちょっときょとんとして。
    王鷲 流詩:「………別に」嬉しそうに顔を背ける。
    王鷲 流詩:「こほん。まず、久野芽」
    王鷲 流詩:「久野芽はこの3人の中だと一番特別で、だからこそ一番”普通”です」
    王鷲 流詩:「普通に文武両道、普通に明るくて、普通に慕われてて、普通に羨まれたりもしてる」
    王鷲 流詩:「魔法人形の七不思議を積極的に調べようとしてたのも、普通の久野芽の行動の範囲…って、印象が僕はあるけど…」
    王鷲 流詩:「乃世、なんかこう…久野芽、いつもより強引だったとか、そういうのある?」
    乃世 晃帆:「普通…………」
    GM:いつもあんな感じですが、少し強引な印象を覚えたかもしれない
    乃世 晃帆:「普通って、零からいちばん遠い言葉だと思ってたけど。王鷲は、そんな風に考えてたんだ…」目から鱗、みたいな顔で
    王鷲 流詩:「ああ…ごめん、傲慢だったかも」
    王鷲 流詩:「…こっち側じゃない、って意味」
    乃世 晃帆:「ううん、なんか、そういう考え方もあるんだなって思っただけ」
    乃世 晃帆:こっち側、という言葉にちょっと流詩くんをじっと見つつ
    乃世 晃帆:「…零は、普通かどうかはともかくほぼいつも通りではあったけど…ちょっといつもより張り切ってる感じはあったかも」
    王鷲 流詩:「…ありがとう。久野芽にも、何かあるかもしれない、かな…」
    王鷲 流詩:「次に、庭箱。庭箱”有栖”」
    王鷲 流詩:「庭箱は他の人のことを考える優しさや、感情への敏感さがある女子で…内向的?って言うんだったかな」
    王鷲 流詩:「…旧姓が黒瀬だったかとかは、ちょっと聞いたことない、です」
    王鷲 流詩:「庭箱の持ってたぬいぐるみはベスって名前。学校でも話しかけている姿も何度か見ました」
    王鷲 流詩:「そういう性格の子で、人気者の久野芽のグループにいるストレスとかもあるからと思ってたけど、」
    王鷲 流詩:「……この状況になってくると、ぬいぐるみと本当に話せてた可能性もあるかも」
    厚木くるみ:「伊庭さんの言っていた黒瀬アリス?と名前が近い方でしたよね…?」
    厚木くるみ:「…流石にFHが小学生相手にプレデターを派遣したとは思いたくないですけど。」
    藍田 清一郎:「俺も思いたくないな……」本当に『小学生』であれば。
    厚木くるみ:「今となっては熊の人形と話していた事すら注意点になるんですね…。」
    厚木くるみ:「他の子もひょっとして何かあるんですか?」
    王鷲 流詩:「はい」
    王鷲 流詩:「備前は、まあちょっと乱暴だけど、女子を泣かせるとか、物を壊すとか、そういうほどではなくて」
    王鷲 流詩:「ただ…」
    王鷲 流詩:「今思い出したんですけど、この前の研修のときにいたUGN職員の人」
    王鷲 流詩:「あ、えっと。僕は超能力の訓練をする学校…みたいなところにも行ってるんだけど」これは乃世くんに
    王鷲 流詩:「そこの職員の人、『備前』って苗字でした」
    王鷲 流詩:「だから、もしかしたら」
    王鷲 流詩:「備前は、レネゲイドのこととか、オーヴァードのこととか、レネゲイドビーイングのこととか」
    王鷲 流詩:「世界には不思議な力や化け物がいるってこと、知ってるかもしれない」
    御友 勇樹:「なんか……結構それぞれに気になるところがあるね……」
    王鷲 流詩:「はい…でも、これがどう繋がるのか、繋げればいいのか…全然分からない…」
    藍田 清一郎:「ああ、かなり色々な情報が出たからな」
    乃世 晃帆:「ほへえ。そんな学校があるのか…っていうか藤吾が…そっか……」知らなかったことだらけでぷすぷすしている。
    春日恭二:「とりあえず一度状況を整理して、どうするか決めた方が良いんじゃないか?」
    厚木くるみ:「そういえば探検前に先生に『両親に話さなければ良い』って言ってましたね…?ひょっとして心配性な方々なのかもしれません。」
    厚木くるみ:「…まず、急いで行わなければいけない確認から始めましょう。」
    厚木くるみ:「現在、行方不明の児童が何名か出ています。」
    厚木くるみ:「女子トイレでのいきさつで数名。」
    厚木くるみ:「虫の大群に久野芽・庭箱・備前さんの3名。」
    厚木くるみ:「校舎も封鎖状態。プレデターの乱入がなければ開かないほどの強度です。」
    厚木くるみ:「…つまり、相手は強力なエフェクトを行使していると考えられます。強敵ですね?それに合わせてプレデターもいますね?」
    厚木くるみ:「そして、そんな危険な場所から脱出が可能な状態です。今は、まだ。」
    藍田 清一郎:「…………」ちらと小学生組を見る
    厚木くるみ:「…えっと、これは言いにくい話ですが。」
    厚木くるみ:「乃世くん、王鷲くん、御友くん。ここから先は命の保証が全くできません。」
    厚木くるみ:「私たちに任せる事をお勧めします…?」
    厚木くるみ:「ここから先は大人で何とかするので」
    厚木くるみ:そう言い、藍田に視線を投げかける。
    藍田 清一郎:「……厚木嬢の言う通りだ。これまでも危険だったが、段違いになってしまった」
    藍田 清一郎:「君たちには、今ここで、脱出してほしい……」
    藍田 清一郎:「だが……」絞り出すような声で
    藍田 清一郎:言うな、と心が叫ぶ。
    藍田 清一郎:お前は大人だ。子供を守るために、全力を尽くすべきだ。
    藍田 清一郎:だから、こんなことは、言ってはいけないのに。
    藍田 清一郎:「……俺が、もし、君たちの立場なら」
    藍田 清一郎:「大人に任せて、無事に友人が帰ってきたとしても」
    藍田 清一郎:「きっと、きっと。どうしてあの時、何もできなかったのかと、悔やんでしまう」
    藍田 清一郎:「その悔いが命より重いなんてことは言えない。それでも、」
    藍田 清一郎:「大人おれたちだけで、決めたくない。すまない。……すまない」
    藍田 清一郎:ぐ、と歯を噛みしめてうつむく。
    御友 勇樹:「僕は……残ります」 その声は少し震えている
    御友 勇樹:足も小刻みに震えていて、恐怖と緊張を感じているのは一目でわかる
    御友 勇樹:「ちょっと薄情かもしれないけど、攫われた人たちのためというより、僕自身のために……」
    御友 勇樹:「僕はずっと昔から臆病で、泣き虫で、その度に兄に助けてもらっていました」
    御友 勇樹:「でも、この力に目覚めた時、僕は兄を殺してしまった」 ちらりと乃世の方を見る。
    御友 勇樹:この力には、望まずとも人を傷つける力がある
    御友 勇樹:「僕は……お兄ちゃんがいなくても、頑張れる自分になりたい」
    御友 勇樹:「逃げたくない……!」
    厚木くるみ:「別にいいと思いますけど…。見ず知らずの他人に命を懸けるだけがUGNじゃありませんし?」
    厚木くるみ:「お二人はどうですか…?」
    王鷲 流詩:「乃世」
    王鷲 流詩:場違いなほど柔らかい声で。
    王鷲 流詩:ぽん、と肩を叩く。ふわりと、ラベンダーの気休め程度の心を落ち着かせる香りが広がる。
    王鷲 流詩:「お前の思う通りに、選んでいい」
    王鷲 流詩:「ううん」
    王鷲 流詩:「お前は、選ばないといけない」
    王鷲 流詩:それだけ言って、もう一度。今度は背中を軽く叩く。
    乃世 晃帆:「…………確かにオレ、」
    乃世 晃帆:「藍田せんせーみたいに頼りになったりはしないし」
    乃世 晃帆:「厚木のねーちゃんみたいに、状況見て冷静に判断したりできないし」
    乃世 晃帆:「御友先輩みたいに力を使いこなすのも、まだ全然無理だし」
    乃世 晃帆:「王鷲みたいに、色々知ってるわけでも、他の人のこと助けたりできるわけでもないし」
    乃世 晃帆:「――みんなが知ってるようなこと、全然なんも知らなくて。この力だって使い始めたばっかりで」
    乃世 晃帆:「御友先輩が言ってたみたいに、危ないことになるかもっていうのも、全然、考えたことなかったし」
    乃世 晃帆:「さっきの人、めちゃめちゃ怖かったし。死んじゃうかもしれないって、今もすっげーこわいし」
    乃世 晃帆:「オレがいたら、足手まとい、だと思うけど」
    乃世 晃帆:悪いことしか思い浮かばなくて。自分のいいところなんて、今はひとつも挙げる余裕なんかなくて。
    乃世 晃帆:それでも。
    乃世 晃帆:「……でも、零は、オレのこと頼りにしてくれたから」
    乃世 晃帆:「オレがなんとかできるって、思ってくれたから。言ってくれたから」
    乃世 晃帆:「お願い」
    乃世 晃帆:「みんな、手伝って!」
    御友 勇樹:「乃世くん……」 微笑んでいる
    厚木くるみ:「…私は良いですけど。」
    厚木くるみ:ぐっと苦虫を嚙み潰したような表情で。
    厚木くるみ:「命のかかった場面で決断して。いきなり選択を迫られて」
    厚木くるみ:「すぐにここまで自分の気持ちを出せるなら。」
    厚木くるみ:本来ならばパニックになったり、動けなくて当然だろう。
    厚木くるみ:「それなら、蛮勇じゃなくて立派な勇気だと思いますし…?」
    春日恭二:「フン……FHとしては魔法人形の確保さえできれば良いのだが……」
    春日恭二:「────だが、気に入った。組織とは関係の無い、1人の男として、協力してやろうではないか」
    春日恭二:そして事件が解決したらFHに勧誘しようと思っている
    厚木くるみ:「なるほど…?」
    藍田 清一郎:「……強いな、みんな」
    藍田 清一郎:「怖くない、と言わなかったな。偉いぞ」
    藍田 清一郎:「怖さから目を背けてはいけない。怖いものは怖くていい」
    藍田 清一郎:「それでも、そのうえで、怖さに立ち向かいたいと言うのなら」
    藍田 清一郎:「俺は、その意志を守りたい」
    藍田 清一郎:「……すまないな、厚木嬢。俺は良い大人にはなりきれないようだ」
    厚木くるみ:「…私には権利も責任もありませんし。」
    厚木くるみ:「藍田さんの判断を尊重しますよ…?」
    王鷲 流詩:「みんな手伝ってくれるってさ、乃世」
    王鷲 流詩:「お疲れ。勇気、必要だったろ」
    王鷲 流詩:ぽん、とまた背中を叩く。
    藍田 清一郎:「ありがとう。反省会は一人でしておくから、今は最後まで手を貸してほしい」
    藍田 清一郎:「不審者扱いしてすまなかった」くるみちゃんに頭を下げます
    厚木くるみ:「怪しいのは事実なのでお気になさらず…?」
    厚木くるみ:橋の下で浮浪者のような暮らしをしているので、本当に何も言えない。
    厚木くるみ:「…王鷲くん。」
    王鷲 流詩:「はい」目を合わせる。
    厚木くるみ:「ここまでみんなが選択していますけど。」
    厚木くるみ:「決してここに残るだけが勇気ではないです。」
    厚木くるみ:「…特に君は単独では戦闘できない子ですから。」
    厚木くるみ:「これから最悪の話をしますね…?」
    王鷲 流詩:頷く。
    厚木くるみ:「私たちが全員行方不明になったとして、誰も帰ってこなくなったとして。」
    厚木くるみ:「…誰か一人だけここから離れて。その説明を一番適切に行えるのは」
    厚木くるみ:「きっと君だと思います。」
    厚木くるみ:「貴方はきっと、伝える事の重みを知っているので…?」
    王鷲 流詩:「…敵わないなぁ」
    厚木くるみ:無い筈の胸が痛む。
    厚木くるみ:それは、彼の語ってくれた過去を知って尚利用するような言葉だったからだ。
    王鷲 流詩:苦笑する。ラベンダーの香りに紛れていた、もうひとつの香りが、消える。
    王鷲 流詩:恐怖を消す、化学物質の香りが。
    厚木くるみ:「…勇猛で派手なだけがカッコいいなんて。華やかな人だけが評価されるなんて私は思いません。」
    厚木くるみ:「…その上で、選択を委ねますね…?」
    王鷲 流詩:「……分かってます」
    王鷲 流詩:「この場で一番の足手まといが僕なことも」
    王鷲 流詩:「最悪の事態、この状況が僕らだけで止められなかった場合に備えて、救援を呼ぶのが」
    王鷲 流詩:「一番、僕に出来ることだっていうことも」
    王鷲 流詩:「…………それでも」
    王鷲 流詩:「逃げていいんだって、怖くていいんだって、」
    王鷲 流詩:「命を、日常を大事にしていいんだって」
    王鷲 流詩:「そう言って、守ってくれる人を」
    王鷲 流詩:「僕は、守りたいんです」
    王鷲 流詩:「藍田先生、厚木さん」
    王鷲 流詩:「最悪の事態になったら、僕が脱出して救援を呼びます」
    王鷲 流詩:「だから」
    王鷲 流詩:「そうならないように、助けさせて」
    厚木くるみ:「ふふ…それはとてもとても…責任重大ですね?」
    藍田 清一郎:「王鷲少年……」
    藍田 清一郎:「ありがとう。……助けてくれ」
    王鷲 流詩:「任せて!」
    王鷲 流詩:震える足で、下手くそな笑顔のままで。
    厚木くるみ:「ありがとう。王鷲君。私、社会的な信用なんて一切ありませんけど。」「味方になったってなにも良いことありませんけど。」
    厚木くるみ:「精いっぱい頼らせてもらいますね?」
    王鷲 流詩:「いいことなら、もうありましたよ。厚木さん」
    王鷲 流詩:「がんがん頼ってください。藍田先生も、厚木さんも、御友先輩も、乃世も」
    王鷲 流詩:「頼られたら、応えたくなるので!」
    乃世 晃帆:「…王鷲ってさ」
    王鷲 流詩:胸を張って、震える声で、かっこつける。
    乃世 晃帆:震えているその手を、ぎゅっと握る。同じように震える手で。
    乃世 晃帆:「めちゃめちゃ、かっこいいな」
    乃世 晃帆:へにょりと、少し情けない笑顔で。笑いかける。
    王鷲 流詩:「……だろ?」
    王鷲 流詩:「今、五年生の中じゃ二番目にかっこいいぞ、僕」
    乃世 晃帆:「っ、はは」気が抜けたように、少し声を出して笑って
    乃世 晃帆:「じゃ、抜かされないように張り切らないとな、一番!」
    王鷲 流詩:「うん、安心して張り切っとけ!」
    王鷲 流詩:「後ろから背中を押すのは、ちょっと得意だ」
    王鷲 流詩:「大丈夫」
    王鷲 流詩:「お前は、一番かっこいいよ」
    王鷲 流詩:それは、呪いなのかもしれないけれど。
    王鷲 流詩:きっと、乃世には祝いになると、信じている。
    乃世 晃帆:「うん!」
    乃世 晃帆:いちばんかっこいいなんて称号、自分にはもったいない、なんて、今だけは思わない。
    乃世 晃帆:「お前がかっこよくしてくれるんだろ?」ばしっと流詩くんの背中を叩いた。
    春日恭二:「それで、だ」
    厚木くるみ:「…行動方針が固まったところで確認したいことがありますね…?」
    厚木くるみ:「あ、春日さんどうぞ。」
    春日恭二:うむ、とくるみの方を見る
    厚木くるみ:「敵の異能ですが、大まかに2つあります。」
    厚木くるみ:「『空間支配』と『眷族操作』です。」
    厚木くるみ:「空間支配は、先ほどお話しした通りこの校舎の事です。電子機器も通らないモックはりぼて
    厚木くるみ:「眷族操作については、さらっと説明しましょう。」
    厚木くるみ:「『蟲』これは相当強固な作りになっていました。春日さんが捕まった以上人間では抵抗はできません。決して。」
    厚木くるみ:実際、春日恭二ほどの男を拘束したとなったら、そう見る方が自然だろう。
    春日恭二:「うむ、このメンバーだと」
    春日恭二:「そいつの風の能力で辛うじて持ちこたえられるくらいだろうな」
    春日恭二:単体攻撃だと対応が間に合わない
    厚木くるみ:「ですね。これが主役です。次はわき役の眷族」
    厚木くるみ:「『人影』は拘束機能を持たない人形です。比較的簡素で単体なら簡単に制圧できます。」
    厚木くるみ:「『人影』は人間相手にはオーバースペックですし、OVを『蟲』で捉える前に弱らせる為だったのかも?」
    厚木くるみ:「彼らはOVを拘束する事を目的としていたのかもしれませんね…?」
    厚木くるみ:(なんとなく、頭の中で辻褄が合ってきました…?)
    王鷲 流詩:「じゃあ、この空間は」
    王鷲 流詩:「超能力者を誘い込んで捕まえる、罠かもってことですか…?」
    藍田 清一郎:「……その餌が、魔法人形?」
    厚木くるみ:「恐らくUGNとFHの皆さんは誰もこの事態を想像していなかったでしょう。少なくとも『魔法人形の確保』に動いていた以上は。」
    春日恭二:「む、という事は貴様は……」
    厚木くるみ:「はい。私の依頼主のゼノス…プランナーは、『魔法人形の破壊』を命じていたので、この事態も想定していたと思います。」
    厚木くるみ:「恐らく私も生餌ですね…?」
    厚木くるみ:客観的に自分を分析した結果、恐らくそうだと判断した。
    藍田 清一郎:「彼女のプランの内、というやつか」
    王鷲 流詩:「厚木さんの上司は、魔法人形の正体に気付いていた…」
    厚木くるみ:「オーヴァードに反応した"魔法人形"…黒瀬アリスを職業暗殺者のプレデターで襲撃すれば」
    厚木くるみ:「『罠にかからず確実に魔法人形を破壊できる』と思います‥?」
    厚木くるみ:「…。そもそも、ここで使われている規模の『空間操作』『眷族操作』は普通1個体じゃ持ちきれません。」
    厚木くるみ:「協力者が学校にいるか、魔法人形単独でこの事象を起こしているのかの二択なりますが。」
    厚木くるみ:「ゼノスの抹消対象である、異能を模倣するウロボロスがいるのかもしれませんね?」
    藍田 清一郎:「なるほどな。ウロボロスは影も操る……『人影』の方はそちらかもしれない」
    王鷲 流詩:「えっと、超能力はひとりで色んなものを使えるわけじゃないんだ」
    王鷲 流詩:「今回敵が使ってきた超能力を見ると、複数の超能力者がいるか」
    王鷲 流詩:「厚木さんの上司の人が嫌いな、色々使える特別な超能力者がいる可能性がある、ってこと」
    王鷲 流詩:「どっちにしてもめんどくさい…って感じかな」
    乃世 晃帆:ふむふむしながらがんばって聞いている。
    厚木くるみ:「異能バトルでコピー、無効化能力者ばかりだとつまらないじゃないですか。絵面も黒ばっかりになるし…」
    厚木くるみ:流石にそんな理由ではない筈である。
    春日恭二:「まあ、実際のところは分からんが……」
    春日恭二:「子供たちを救うにしろ、敵を倒すにしろ、どちらを主目的にしても『待ち』の状態は危険だろう」
    藍田 清一郎:「ああ。魔法人形『黒瀬アリス』を見つけ出さねばなるまい」
    御友 勇樹:「でも。攫われた子たちも敵も、どこにいるかわからない……」
    春日恭二:「そこで、先ほど風の子供が言っていた」
    春日恭二:「元あった七不思議が改ざんされた可能性が少し気になって考えていたんだが」
    春日恭二:「この学校の七不思議は、大事なものが欠けているだろう……!」
    春日恭二:「七不思議と言えば動く人体模型、歩く二宮金次郎像だろうが……ッ!」
    王鷲 流詩:「――動く、人形の七不思議…!」
    御友 勇樹:困った顔をしている
    厚木くるみ:「…そこは階段の踊り場の鏡じゃないんですか?」
    春日恭二:「それもあるが……」
    春日恭二:「いまどき二宮金次郎像など置いてないことは分かっている、置いてあるとしても外だしな」
    春日恭二:「人体模型を探してみないか? もしかしたら、魔法人形に関りがあるかもしれん」
    藍田 清一郎:「では……理科室か」
    藍田 清一郎:「頼りになる男だな。敵なのが惜しいくらいだ」
    厚木くるみ:「理科室へ行きましょう。ここにいるだけで事態は良くなりませんし…?」
    春日恭二:「フン……攫われた子供たちの救出が終わったら、魔法人形を巡る敵だ……」
    藍田 清一郎:救出はしてくれるんだよな~という顔
    藍田 清一郎:「では向かおうか。皆もそれで大丈夫か?」
    乃世 晃帆:「もちろん!!」先頭に立って駆けだそうとする。
    王鷲 流詩:「乃世!」がっし
    王鷲 流詩:「先頭は春日」
    春日恭二:「……」
    藍田 清一郎:「そういえば盾にくらいなってやると言っていたな」
    春日恭二:「……まあ、良いだろう。一番向いているだろうしな」
    王鷲 流詩:「乃世に力を貸してくれるんだろ」
    乃世 晃帆:「ええ……」だってあのおっさん、協力中とはいえ人形狙ってるんだろ?の顔を一瞬して
    乃世 晃帆:「じゃあ隣とかでもいい?」春日さんに
    春日恭二:「いや、後ろにいろ。横だと庇いきれん」
    乃世 晃帆:「ちぇっ」口を尖らせて
    王鷲 流詩:「…………」春日の言葉は本気の言葉だったのか、と思っている。
    王鷲 流詩:「…よろしくお願いします」
    乃世 晃帆:「しょうがないから前は譲ってやる!」生意気言ってから
    春日恭二:「ふん、そのガキはまだどこの組織にも属していないからな」
    乃世 晃帆:「ありがと、おっさん!」後ろにひっこむ
    厚木くるみ:「精々盾になってくださいね。私よりは守るの向いてるでしょうし…?」
    春日恭二:「そうだな、”ハロウィンナイト”の火力は噂に名高い」
    春日恭二:「こちらは防御に専念するとしよう」
    藍田 清一郎:良い奴なのでは?の顔をし始めた。騙されるなUGN。
    王鷲 流詩:「これで順番は大丈夫ですね、藍田先生」
    王鷲 流詩:「…で、乃世にリザレクト限界の話は?」
    藍田 清一郎:「まだだな。というか乃世少年にはあらゆる説明が不足している」
    王鷲 流詩:「分かりました。じゃあ僕から」
    王鷲 流詩:「乃世」声をかける。
    乃世 晃帆:「ん?」
    藍田 清一郎:「すまない、俺は最後尾にいるから頼む」
    王鷲 流詩:「お前はみんなと一緒に戦うって決めた。決めてくれた。だから、覚えてもらわないといけないことがある」
    王鷲 流詩:「怪我の話だ。藍田先生がきっと守ってくれるけど、きっと」
    王鷲 流詩:「さっきより、酷い怪我をすることになる」
    乃世 晃帆:「……だろうな」
    王鷲 流詩:「乃世の持ってるその力は、ある程度までなら怪我を直してくれる」
    王鷲 流詩:「でも、限界がある」
    王鷲 流詩:「痛くて、怖くて、立ち上がれなくなったら、どうすればいいか分かるか?」
    乃世 晃帆:「…正直、全然考えてなかった」ばつの悪そうな顔
    王鷲 流詩:「だろうな。だから今言う」
    王鷲 流詩:に、と笑って。
    王鷲 流詩:「気合を入れろ!」
    乃世 晃帆:きょとん。
    乃世 晃帆:目を丸くする。
    王鷲 流詩:伝える。
    乃世 晃帆:「……気合?」
    王鷲 流詩:乃世に、分かる言葉で。
    王鷲 流詩:「そう、気合」
    王鷲 流詩:「死にたくない、負けたくない、守りたい、褒められたい、助けたい」
    王鷲 流詩:「なんなら、明日唐揚げうどんが食べたいとかでもいい」
    王鷲 流詩:「お前の大切な何かとのロイスを思い出して、気合を入れろ」
    王鷲 流詩:「あれだよ、友情、努力、勝利ってやつ。そういうの、僕より得意だろ?」
    御友 勇樹:「本当は、そうなる前に終わらせるか撤退するべきなんだけどね」 後ろから補足する
    乃世 晃帆:「……大切な何かとの、絆」
    乃世 晃帆:「それって、その絆が、力になるってことだよな」
    王鷲 流詩:「うん」
    乃世 晃帆:「オレ、そういうのすっごい好き!!」
    王鷲 流詩:「っ、あはは!」
    王鷲 流詩:「なら、大丈夫」オーヴァードにとって一番大事なことが、分かっているのなら。
    乃世 晃帆:「得意かどうかは、わかんないし」流詩くんの手をとって
    乃世 晃帆:「お前の方が、意外とオレより得意かもって思ってるけど!」
    乃世 晃帆:「じゃあ、どっちが上手いか、勝負な!」
    王鷲 流詩:「はは。今、僕も言おうと思ってた!」
    王鷲 流詩:「終わったら、ジャッジしてもらおうぜ」
    王鷲 流詩:「どっちが上手かったか、御友先輩と、藍田先生と、厚木さんと」
    王鷲 流詩:「あとついでに春日に」
    御友 勇樹:「それ、もれなく2人が傷だらけになってるだろうから」
    御友 勇樹:「皆嫌がると思うんだけど……」
    乃世 晃帆:「う……」
    王鷲 流詩:「む…」
    厚木くるみ:「…あんまり、無理はしないでくださいね…?」
    乃世 晃帆:「も、もし気合入れることになったら、だから!!」
    王鷲 流詩:「そ、そうそう!」
    藍田 清一郎:「うむ!! 気合はあって困ることはないからな!!!」
    藍田 清一郎:「必要ないのが一番いい、だが必要になったときのことを考えておく必要はある」
    藍田 清一郎:「それが、俺たちを俺たちたらしめると、覚えておいてくれ」
    乃世 晃帆:「わかった!」元気なお返事
    春日恭二:「……着いたぞ」
    GM:目の前には、理科室の扉がある。
    GM:春日は一度あなた達の方を向き、一度頷いて
    GM:その扉を開けた

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能です
    厚木くるみ:ロイスは保留!
    藍田 清一郎:春日へのロイスを 〇共闘/脅威 に変更します。劇場版だからね。
    王鷲 流詩:春日恭二に、〇感服/脅威 でロイス取得
    春日恭二:皆……!
    乃世 晃帆:春日さんに〇たぶんいい奴/未だによくわからないおっさんで取得 締まらなくてごめんね…!
    GM:大丈夫よ!

    マスターシーン:箱庭のアリス


    GM:あなた達が、伊庭と遭遇したころ────
    庭箱有栖:「あぅっ……」 黒い虫の群れから零れ落ちる
    庭箱有栖:「あいたた……」
    庭箱有栖:少女はお尻を抑えて立ち上がり周囲を見回す。
    庭箱有栖:そこには、攫われた生徒たちがいた。
    庭箱有栖:「……! 皆!」
    庭箱有栖:「零ちゃん! 大丈夫?」 零の体をゆすり、起こそうとする
    久野芽 零:「……」
    ルドー:「その子たちは起きないよ、アリス」
    庭箱有栖:「ルドー……なんでこんなことを……?」
    ルドー:「彼女たちは君と違ってオーヴァ―ドじゃないから、僕とは友達になれないんだ……」 少年は悲しそうに言う
    庭箱有栖:「オーヴァ―ド……?」
    GM
    GM:黒瀬アリスについて 情報:UGN30 自動成功
    庭箱有栖の本名。ごく小さい頃にとあるFHセルに実験体として両親に売られたが、UGNに保護された。
    実験を受ける前に保護され、オーヴァードには覚醒していなかった為、戸籍の改竄と記憶処置のみ行い、職員の一人が引き取った。
    不自由のない生活を送っているが、心の奥底に人間関係への恐怖が残っており、その影響で「ぬいぐるみのベスと話がしたい」という渇望を起源に覚醒した。
    能力はブラム=ストーカー/エグザイルで、従者を生み出す能力。生み出す従者には深層心理の影響が大きい。
    しかし、本人にはオーヴァードである自覚はない。

    GM
    庭箱有栖:「ねえ、この子達。私が預けたお友達だよね……」
    庭箱有栖:「なんでこんなことするの……?」
    庭箱有栖:「零ちゃん、今日の会で乃世くんの良いところを皆に見せるって張り切ってたのに……」
    庭箱有栖:「私、あなたが皆と友達になりたいって言うから、その子たちを貸したのに……」
    ルドー:「でも、その子たちじゃ無理だったんだよ」
    ルドー:「僕の友達にはなれなかったんだ」
    ルドー:「ねえ、アリス。協力してよ」
    ルドー:「皆を痛めつけて、僕の友達になってもらうんだ」
    庭箱有栖:「な、なにそれ」
    庭箱有栖:「ルドー、変だよ……」
    ルドー:「アリス……僕を裏切るの……?」
    庭箱有栖:「いや、こないで……」
    ルドー:《ブレインジャック》
    庭箱有栖:有栖は恐怖により判定放棄
    ルドー:庭箱有栖を完全に支配します
    庭箱有栖:《赤色の従者》
    庭箱有栖:少女の近くに彼女の”友達”が現れる……
    ルドー:「ああ……早く皆と友達になりたいな」

    GM:シーン終了

    ・・・
    ・・・・・・

    「学校に隠されている魔法の人形に願えば、なんでも一つ願いが叶う」

    UGN日本N市支部は、市内にある私立小学校近辺で、FHの動きを察知した。
    その小学校にある、七不思議にしては変わった噂……UGNは小学校に調査員を派遣することにする。

    ────ある少年は、厳しい両親に少しだけ反抗したかった
    ────ある少女は、幼馴染の凄いところを少しだけ自慢したかった
    ────ある少女は、新しい友達の友達を、少しだけ増やしてあげたかった
    ちょっとした日常を、少年少女は変えたかった。

    それは、願いを叶える魔法の人形
    期せずして魔法レネゲイドの力を得てしまった七不思議レジェンド
    理科室不明彷徨う人体模型マジカルドール

    自分の事はわからない、他人の事もわからない
    に飢え、ただ人間の仮装をした餓に、棘の生えた御伽噺妄想で自我を形成した人形に
    今一度、問うこととしよう

    ダブルクロス The 3rd Editon
    魔法人形マジカルドールはどこに?
    ────それはもう、どこにもなくなった

    ・・・・・・
    ・・・

    クライマックス:夜明けまでのカウントダウン

    GM:全員登場!
    GM:シーンインをお願いします
    乃世 晃帆:1D10+101
    DoubleCross : (1D10+101) → 6[6]+101 → 107

    藍田 清一郎:1d10+78
    DoubleCross : (1D10+78) → 9[9]+78 → 87

    王鷲 流詩:1d10+98
    DoubleCross : (1D10+98) → 10[10]+98 → 108

    厚木くるみ:1d10+85
    DoubleCross : (1D10+85) → 3[3]+85 → 88

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を10(→ 10)増加 (98 → 108)

    GM:今回はもろもろのRPより先に、戦闘の判定などを終わらせてしまいたいと思います
    GM:という事でまず今回の配置はこう
      魔法人形マジカルドール:ルドー【4】、庭箱有栖【7】、赤色の従者【9】
        |
        10m
        |
        PC

    GM:戦闘勝利条件はルドーの戦闘不能
    GM:有栖と従者は倒さなくても大丈夫です。でも邪魔はしてくるよ

    GM:戦闘の前に、衝動判定を行います!
    GM:難易度は9! 使用技能は意志で、失敗したら暴走!
    GM:失敗しても成功しても侵蝕+2d10です!
    厚木くるみ:行くぞオラっ
    厚木くるみ:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 9[1,3,3,5,7,9,9]+1 → 10 → 成功

    王鷲 流詩:(2+3)dx>=9 〈意志〉判定
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[1,1,5,8,8] → 8 → 失敗

    厚木くるみ:2d10+88
    DoubleCross : (2D10+88) → 19[10,9]+88 → 107

    厚木くるみ:?
    藍田 清一郎:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[2,3,8] → 8 → 失敗

    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (108 → 119)
    藍田 清一郎:2d10+87
    DoubleCross : (2D10+87) → 16[9,7]+87 → 103

    乃世 晃帆:(1+3)dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 9[3,5,7,9]+1 → 10

    乃世 晃帆:2D10
    DoubleCross : (2D10) → 12[9,3] → 12


    GM:では、まず1R目
    1R:セットアップ
    ルドー:セットアップ:力場の形成4 R中対象の攻撃力+8 対象は自身
    GM:エネミーはこれだけ!
    藍田 清一郎:宣言なし!
    厚木くるみ:宣言なし!
    王鷲 流詩:宣言なし!
    乃世 晃帆:同じくなし!
    GM:PC全員無いやんけ!

    1R:イニシアチブ 行動値9 赤色の従者
    赤色の従者:マイナー:赫き剣3+赫き鎧3 HP6消費して攻撃力+8の武器を作る。HP9消費して装甲12を得る
    赤色の従者:メジャー:鮮血の一撃4+伸縮腕3+コンセントレイト:エグザイル3 8dx7+4 攻撃力+8 HP-2を失う
    赤色の従者:対象は……くるみちゃんにするかな
    厚木くるみ:ひゃいっ
    赤色の従者:8dx7+4
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[2,3,3,3,5,7,7,10]+10[1,7,8]+10[6,9]+6[6]+4 → 40

    厚木くるみ:?
    赤色の従者:!?
    厚木くるみ:こいつ、殺す気か!?
    赤色の従者:そらそうよ!
    赤色の従者:このままダメージを出しちまっても……いいかい!
    厚木くるみ:いいよ♡
    厚木くるみ:ガード値0でガード♡
    赤色の従者:5d10+8
    DoubleCross : (5D10+8) → 22[6,6,3,5,2]+8 → 30

    赤色の従者:うわっピッタリ!
    赤色の従者:くるみちゃんに装甲があったら……耐えられる!
    厚木くるみ:いや、くるみは戦闘用きぐるみをきているから…!HP12残ります!
    赤色の従者:なんてこと!
    厚木くるみ:初めて使ったけど意外とありがたい
    厚木くるみ:以上!

    1R:イニシアチブ 行動値7 庭箱有栖
    庭箱有栖:メジャー:赤色の従者3 同一エンゲージに行動済みの従者を作成する
    庭箱有栖:終わり!

    1R:イニシアチブ 行動値5 厚木くるみ・乃世晃帆・藍田清一郎
    乃世 晃帆:オレから!
    →乃世晃帆
    乃世 晃帆:マイナー【一角鬼】2/素手のデータ変更→種別:白兵 技能:〈白兵〉 命中:0 攻撃力:+7 ガード値:2 射程:5m/侵蝕+3
    乃世 晃帆:メジャー≪希望の晃の一本角≫レイ・オブ・ホーン;コンセ:ハヌ4+音速攻撃4+獣の力6+一閃+獅子奮迅/対象:範囲(選択) 射程:5m/侵蝕+12
    全力移動後、攻撃(達成値/10+1)d10+19 ダメージ 装甲有効

    乃世 晃帆:敵エンゲージまで移動して、全員に攻撃!
    GM:来な!
    乃世 晃帆:(4+3+4)dx7+(0) 攻撃
    DoubleCross : (11DX7) → 10[2,2,2,3,3,4,6,7,7,8,9]+10[1,4,6,10]+2[2] → 22

    王鷲 流詩:挙手!
    GM:!
    王鷲 流詩:オート【希望へ捧ぐ祝い】:妖精の手4/侵蝕率+4
    王鷲 流詩:対象の判定のダイス目1つを10に変更。1回の判定につき1回まで。1シナリオ4回。
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を4(→ 4)増加 (119 → 123)
    王鷲 流詩:えっと、1dx7+30 のはず!
    乃世 晃帆:ありがとうございます!
    乃世 晃帆:1dx7+30
    DoubleCross : (1DX7+30) → 10[9]+1[1]+30 → 41

    GM:うわ~ヤバすぎ!
    赤色の従者:イベイジョン6
    ルドー:4dx+3>=41
    DoubleCross : (4DX10+3>=41) → 8[4,5,6,8]+3 → 11 → 失敗

    ルドー:あーん
    庭箱有栖:5dx>=41
    DoubleCross : (5DX10>=41) → 9[1,2,4,4,9] → 9 → 失敗

    庭箱有栖:えーん
    GM:では、ダメージどうぞ
    王鷲 流詩:挙手!
    王鷲 流詩:オート【主人公はお前だ】:力の法則4/侵蝕率+4
    王鷲 流詩:ダメージロール+5d10。自分を対象にできない。1ラウンド1回。
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を4(→ 4)増加 (123 → 127)
    王鷲 流詩:こちらを晃帆くんに!
    GM:更に使うの!?
    乃世 晃帆:やったー!!!ありがとうございます!!
    GM:判定で5d10、法則で5d10、固定値が19、かな?
    乃世 晃帆:ありがとうございます!ダメージいきます!
    乃世 晃帆:10D10+19 支援込み 範囲 装甲有効
    DoubleCross : (10D10+19) → 60[6,3,10,5,9,3,2,9,6,7]+19 → 79

    GM:ヤバすぎ!
    GM:そのダメージは……全員倒れる! のですが
    ルドー:オート:黒星招来 ダメージ適用直前に使用。そのダメージを0にする。 シナリオ1回
    ルドー:120エフェクトなのでデビストはできないやつ
    庭箱有栖:有栖は蘇生復活!HP1で復活します

    1R:イニシアチブ 行動値5 厚木くるみ・藍田清一郎
    厚木くるみ:くるみの手番、マイナー、戦闘移動。
    厚木くるみ:ルドー達にエンゲージ。
    GM:こ な い で
    厚木くるみ:メジャー『ブラックプディングが弾けた!』《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《コンバットシステム》
    厚木くるみ:白兵/対決/単体/武器/侵蝕率+11/C値7、攻撃力32、ガード値20点無効
    厚木くるみ:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[2,3,4,5,5,6,6,7,9,9,10]+10[1,7,8,10]+10[6,7,7]+10[5,10]+10[10]+4[4] → 54

    厚木くるみ:おお
    厚木くるみ:やるな
    ルドー:なんだその達成値!
    ルドー:ドッジ!
    ルドー:4dx+3>=54
    DoubleCross : (4DX10+3>=54) → 6[3,4,4,6]+3 → 9 → 失敗

    ルドー:エーンエンエン
    厚木くるみ:ルドー、死ぬな…攻撃描写見たいから!!
    ルドー:フフフ……どうなるかな!
    厚木くるみ:ではDDを出します。
    厚木くるみ:32+6d10 、ガード値20点無効
    DoubleCross : (32+6D10) → 32+23[2,6,7,4,1,3] → 55

    厚木くるみ:ちがう。
    厚木くるみ:36+6d10 でした。
    DoubleCross : (36+6D10) → 36+30[9,7,8,4,1,1] → 66

    GM:伸びてる!
    厚木くるみ:成長期かもしれません…?
    ルドー:えーそのダメージは……あぶねえ!ギリギリ耐えてる!
    ルドー:HP一桁……惜しかったな!

    1R:イニシアチブ 行動値5 藍田清一郎
    藍田 清一郎:ロイス切って暴走解除してマイナーで移動してメジャーでルドー殴ります
    ルドー:当てられるかな!
    藍田 清一郎:春日へのロイスをタイタス化、効果はマイナス効果の解除
    藍田 清一郎:戦闘移動で10m移動、エンゲージ
    藍田 清一郎:メジャー【愛は藍より出でて藍より荒し】日本刀+コンセントレイト:エグザイルLv3+貪欲なる拳Lv4 侵蝕+5
    ルドー:やめろ~、エフェクトを使うな~
    ルドー:避け辛いだろ!
    藍田 清一郎:白兵ダイス6、貪欲ダイス5、侵蝕ダイスボーナス3!
    藍田 清一郎:(6+5+3)dx7+1
    DoubleCross : (14DX7+1) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,5,6,7,8,8,10]+10[1,4,4,8]+2[2]+1 → 23

    ルドー:……!
    ルドー:うおお、やってやる!
    ルドー:4dx+3>=23
    DoubleCross : (4DX10+3>=23) → 10[4,6,6,10]+8[8]+3 → 21 → 失敗

    ルドー:よし!これなら
    庭箱有栖:オート:異世界の因子1 シーン間、対象のエフェクトをlv1で取得。エネミーエフェクト・制限:ピュアブリードのエフェクトは取得不可。シナリオ1回
    庭箱有栖:妖精の手を取得!
    庭箱有栖:即座に使用します
    藍田 清一郎:デビストは可能ですか!
    GM:可能だよ
    藍田 清一郎:ここでしないでいつする!!!!します!!!
    庭箱有栖:オート:デビルストリング3 対象の使用したタイミング:オートのエフェクトを打ち消す・エネミーエフェクトおよび制限:-以外のエフェクトは打ち消せない。シナリオ3回
    庭箱有栖:そのデビルストリングを打ち消す!
    藍田 清一郎:ぎゃあああ
    GM:どうする?もう一回消費するかい……
    庭箱有栖:ちなみにカバーリングにもデビスト使うよ♡
    藍田 清一郎:うぐぐ
    藍田 清一郎:甘んじて通します……デビスト分の侵蝕は上げました
    庭箱有栖:ではこちらはあと2回
    藍田 清一郎:でもルドーくんが追加ダイスで1出したりしない?
    ルドー:固定値3あるからね
    藍田 清一郎:えーん!
    ルドー:1dx+23>=23
    DoubleCross : (1DX10+23>=23) → 5[5]+23 → 28 → 成功

    ルドー:ハァッハァッ
    庭箱有栖:でも異世界の因子も消費しちゃったよー

    1R:イニシアチブ 行動値4 王鷲流詩
    王鷲 流詩:マイナーで暴走解除
    王鷲 流詩:メジャー【古薔薇ともだちの呪い】:絶対の恐怖2+コンセ3/侵蝕率+5
    王鷲 流詩:対象は有栖ちゃん!
    庭箱有栖:うおお避けてやる
    庭箱有栖:こう見えても肉体は高いんだ
    王鷲 流詩:(7+3)dx7+4+2
    DoubleCross : (10DX7+6) → 10[2,2,2,3,4,4,4,9,9,9]+10[3,4,10]+2[2]+6 → 28

    庭箱有栖:……
    王鷲 流詩:妖精するかぁ
    王鷲 流詩:ん?
    庭箱有栖:もう私は妖精使えないけど、妖精使う?
    庭箱有栖:まあ私がC10でめちゃくちゃに回す可能性はあるが……
    王鷲 流詩:そうだった!異世界の因子はLV1!
    王鷲 流詩:妖精は温存します!リアクションお願いします!
    GM:くっ
    庭箱有栖:5dx>=28
    DoubleCross : (5DX10>=28) → 10[3,3,3,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

    庭箱有栖:えーん
    王鷲 流詩:回すじゃん?!
    王鷲 流詩:ダメージ行きます!
    王鷲 流詩:(28/10+1)d10+3 装甲無視
    DoubleCross : (3D10+3) → 16[1,9,6]+3 → 19

    庭箱有栖:くそーっ蘇生復活してるから……
    庭箱有栖:そのダメージでも倒れる!戦闘不能!
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を5(→ 5)増加 (127 → 132)

    1R:イニシアチブ 行動値4 魔法人形ルドー
    ルドー:マイナー/オリジン:レジェンド5 【精神】を使用した判定達成値+10
    GM:あ、今のエンゲージで離れてるの王鷲くんだけか
    王鷲 流詩:です!
    GM:どうしようかな~
    GM:ごめん、マイナー変更で!
    ルドー:マイナー/オリジン:レジェンド5+斥力跳躍2 【精神】を使用した判定達成値+10、飛行状態で戦闘移動。
    ルドー:さらに5m後ろに下がります
    ルドー:流詩くんとは15m離れて、他の皆とは5m離れてる状態
    ルドー:メジャー:黒の鉄槌5+コンセントレイト:バロール2+縛鎖の空間3+要の陣形3+完全なる世界3
    ルドー:対象は乃世くん、厚木さん、王鷲くん
    ルドー:10dx8+17 攻撃力+20 視界・3体。この攻撃に対するリアクションはC値+1。同一エンゲージ攻撃不可。命中時BS:重圧(タイミング:オートのエフェクト使用不可)と、BS:放心(あらゆる判定-2d)付与
    DoubleCross : (10DX8+17) → 10[1,2,3,4,4,9,9,9,9,9]+10[2,6,6,10,10]+10[5,9]+10[9]+4[4]+17 → 61

    厚木くるみ:リアクションはガード(ガード値0)で。
    王鷲 流詩:リアクションはガードを選択!
    乃世 晃帆:ガードで!
    藍田 清一郎:挙手!
    GM:はい!
    藍田 清一郎:オート【可能性を守る者】崩れずの群れLv2+がらんどうの肉体Lv4 カバーリング、HPダメージ算出後にダメージ-(LV)D。侵蝕+5
    GM:対象は!
    藍田 清一郎:乃世少年、君だ!
    GM:じゃあ、ダメージにいくぜ
    ルドー:7d10+20
    DoubleCross : (7D10+20) → 42[4,10,9,10,5,1,3]+20 → 62

    藍田 清一郎:62-4d
    DoubleCross : (62-4D10) → 62-21[3,4,10,4] → 41

    藍田 清一郎:装甲8引いて……33
    藍田 清一郎:わあピッタリ死ぬ!
    ルドー:ハァッハァッ
    ルドー:後は流詩くんとくるみちゃんだぜ
    王鷲 流詩:どうあがいても死にます、乃世のロイスをタイタス昇華して復活!
    王鷲 流詩:王鷲 流詩のHPを11(→ 11)に変更 (24 → 11)
    藍田 清一郎:乃世少年のロイスをタイタス化して復活します
    厚木くるみ:くるみも死んでしまう!
    厚木くるみ:ここで乃世くんへのロイスを取得!タイタスにして昇華!
    GM:おお、ここで取得!
    厚木くるみ:私に力を!
    厚木くるみ:『パージ・マイ・ディスガイズ骨・切・肉・断』《ラストアクション》侵蝕率+5
    GM:!?
    厚木くるみ:メインプロセスを開始します。
    1R:イニシアチブ 《ラストアクション》 厚木くるみ
    厚木くるみ:マイナー、戦闘移動。友達が欲しいルド―くんに近づきます。
    ルドー:くまさん!
    厚木くるみ:メジャー、『ブラックプディングが弾けた!』
    厚木くるみ:《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》《コンバットシステム》
    厚木くるみ:メジャー/白兵/対決/単体/武器/侵蝕率+11/C値7、攻撃力32、ガード値20点無効
    厚木くるみ:侵蝕率は現在123%!
    厚木くるみ:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[1,2,3,4,5,6,6,7,8,9,10]+10[1,4,7,9]+10[6,7]+5[5] → 35

    厚木くるみ:おらっ、観念して抱かれろ!
    ルドー:うおおアリス、僕に力を
    ルドー:いない!
    ルドー:4dx+3>=35
    DoubleCross : (4DX10+3>=35) → 8[2,3,8,8]+3 → 11 → 失敗

    ルドー:あびゃ~
    厚木くるみ:ダメージ!
    厚木くるみ:無効化などがあればどうぞ!
    ルドー:ないよ!
    厚木くるみ:では出しますね!
    厚木くるみ:4d10+36
    DoubleCross : (4D10+36) → 29[9,9,7,4]+36 → 65

    厚木くるみ:?
    ルドー:なんだその出目!
    ルドー:死!
    ルドー:オート:蘇生復活1 HP1で復活
    厚木くるみ:コラっにげるなっ、友達になれっ
    ルドー:僕が死ぬんじゃん!

    1R:クリンナップ
    GM:ないはず!
    厚木くるみ:※ラストアクション後固定ロイス『子供』をタイタスにして昇華。しておきます。
    王鷲 流詩:なしです!
    藍田 清一郎:ないです!
    乃世 晃帆:ないです!
    厚木くるみ:なしです!

    2R:セットアップ
    ルドー:セットアップ:力場の形成4 R中対象の攻撃力+8 対象は自身
    GM:他はない筈なので次!

    2R:イニシアチブ
    ルドー:イニシアチブ:加速する刻1 即座にメインプロセスを行う。シナリオ1回
    ルドー:マイナーで斥力跳躍!乃世くんと藍田さんの方に行きます
    ルドー:あっ違った、これは至近じゃなかった
    ルドー:まあいいや、制限もないし!近づいておこう!
    ルドー:メジャー:黒星粉砕5  視界・範囲(選択)の対象に10d10ダメージ・リアクション不可・シナリオ1回・組み合わせ不可
    ルドー:そのまま2人にダメージ!
    ルドー:10d10
    DoubleCross : (10D10) → 68[2,5,7,8,7,9,9,2,9,10] → 68

    ルドー:68ダメージを喰らいな!
    藍田 清一郎:吹き飛ぶ!
    乃世 晃帆:死!!
    藍田 清一郎:くるみちゃんへのロイスをタイタス化して復活!
    乃世 晃帆:流詩くんへのロイスをタイタス化して、復活します!

    2R:イニシアチブ 行動値5 厚木くるみ・乃世晃帆・藍田清一郎
    乃世 晃帆:オレが…行く!
    ルドー:来な……!
    乃世 晃帆:マイナーなし!
    乃世 晃帆:メジャー≪誰よりも"かっこいい"≫オレを見ろ!!!;コンセ:ハヌ4+音速攻撃4+獣の力6/対象:単体 射程:5m/侵蝕+6
    乃世 晃帆:(4+3+4)dx7+(0) 攻撃
    DoubleCross : (11DX7) → 10[1,2,4,4,4,4,6,6,6,9,10]+10[7,8]+3[3,3] → 23

    ルドー:……!
    ルドー:ワンチャン……!
    王鷲 流詩:挙手!
    王鷲 流詩:妖精古薔薇のロイスを昇華、BS重圧とついでに放心を解除
    ルドー:なっ!
    王鷲 流詩:オート【頑張る子は嫌いじゃないわよ】:妖精の手4/侵蝕率+4
    王鷲 流詩:対象の判定のダイス目1つを10に変更。1回の判定につき1回まで。1シナリオ4回。
    王鷲 流詩:王鷲 流詩の侵蝕率を4(→ 4)増加 (132 → 136)
    王鷲 流詩:「1dx7+30」、どうぞ!
    乃世 晃帆:ありがとうございます!!!!
    乃世 晃帆:1dx7+30
    DoubleCross : (1DX7+30) → 2[2]+30 → 32

    ルドー:くっ……
    ルドー:ドッジ!
    ルドー:4dx+3>=32
    DoubleCross : (4DX10+3>=32) → 8[7,7,7,8]+3 → 11 → 失敗

    ルドー:く、クソ―ッ!?
    GM:ダメージを……出しな!
    乃世 晃帆:(32/10+1)d10+19 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross : (4D10+19) → 29[10,10,3,6]+19 → 48

    ルドー:装甲10! HP1 !
    ルドー:死!

    GM:戦闘終了条件を達成したため、戦闘終了です!

    GM:春日が理科室の扉を開ける。
    GM:そこには白髪の少年と、庭箱有栖が立っている。
    GM:そして、その近くには攫われた子供たちが倒れていた……
    ルドー:「あ、やあ、皆」 少年は親し気に君たちに話しかける
    ルドー:「僕、ルドーって言います」
    ルドー:「魔法の人形、マジカルドールから取ってルドー、良い名前でしょう?」
    ルドー:「アリスが付けてくれたんだよ」 ニコニコと話している
    春日恭二:「貴様が魔法人形だと……?」
    乃世 晃帆:「庭箱!?無事でよかっ……、え?」
    王鷲 流詩:「――お前。みんなに何をした!!」
    厚木くるみ:「魔法人形、つまり人間ではない。となると。RBですね?」
    庭箱有栖:「……」 少女は声に反応しない
    藍田 清一郎:「噂話がそのままRBになったパターン、か」
    ルドー:「そうなんだ」
    厚木くるみ:「……。」
    ルドー:「今日は良い日だな、普通の人間じゃ、僕とは友達になれないから……」
    ルドー:理科室には、ワーディングが貼られている
    王鷲 流詩:「………っ!!」――知っている。『ともだち』を求める、『ひとではないもの』が、何を引き起こすことがあるのか。
    春日恭二:「フン、ならば私が友になってやろう」
    厚木くるみ:「…信用できないな。」ぼそりという
    ルドー:「?」 春日を無視してくるみに視線を向ける
    厚木くるみ:いつになく不信感を露わにしていた。
    厚木くるみ:ここで『超コミュ力(機械語)』《オリジン:サイバー》《ドクタードリトル》を演出使用。
    厚木くるみ:『 e280a6e3818ae5898de38081e59898(…お前、嘘はついても) e381afe381a4e38184e(すぐばれるぞ。) 381a6e38282e38199e38190e381b0e3828c>e3828be(本当にレジェンドか?) 3819ee38082e381b0e3828ce3828be3819ee38082(子供は無事なのか?)
    厚木くるみ:「これ、分かりました…?」
    ルドー:「??」
    厚木くるみ:「同じ言葉を話せる人なら友達になれると思ったんですけど…」
    厚木くるみ:「どうやら私とは難しそうですね‥‥?」最も分かったところで友達になる気はなかった。
    ルドー:「それ、暗号? 僕わかんないよ」 拗ねている
    厚木くるみ:「そこの子供…有栖さんは、貴方が操ってるんですか?」
    厚木くるみ:ルドーの話には付き合わずそのまま続ける。
    ルドー:「違うよ! アリスは僕の友達なんだ!」
    ルドー:「一回僕を裏切って、僕が皆と友達になるのを邪魔しようとしてきたんだけど」
    ルドー:「思い直してくれたんだ!」
    王鷲 流詩:「………ああ」絶望の吐息。…これはもう、”向こう側”だ。
    春日恭二:「ええい、ごちゃごちゃと話す必要もあるまい! 助けるべき相手はすぐ近くにいるんだろう」
    藍田 清一郎:「その『友達』たちが倒れていることについて、君は無関係だと言いたいのか?」
    ルドー:「ええと、ほら【ワーディング】?」
    王鷲 流詩:春日に、小さく頷いて、乃世の袖を引く。
    ルドー:「これ、僕いまいちどうにもできなくって」
    ルドー:「僕が起きてる時に近づくと皆倒れちゃうんだよね」
    厚木くるみ:「だからって子供を操り人形にしておいて友達はありませんよね…?」
    ルドー:「操ってないってば!」 怒っている
    王鷲 流詩:「…乃世。藍田先生と厚木さんが時間を稼いでてくれるうちに言うぞ」
    乃世 晃帆:「…」小さく頷いて聞く
    王鷲 流詩:「あいつはぶん殴っていい。庭箱も巻き込むだろうけど、気にしなくていい。思いっきりやっていい」
    王鷲 流詩:「庭箱もあいつの友達、超能力者だ。乃世が庭箱を殺すことは、絶対ない」
    王鷲 流詩:「…僕があいつの目くらましになる。乃世のタイミングで、ぶちかませ」
    乃世 晃帆:「…………そっか、庭箱も」
    乃世 晃帆:すっと、小さく息を吸って、吐いて。
    乃世 晃帆:悪い想像を、流詩くんの言葉で掻き消して。追いやって。
    乃世 晃帆:「わかった!」
    ルドー:「ねえ、何して遊ぼうか?」
    ルドー:「夜が明けたら僕寝ちゃうんだよね、そうしたらまた夜まで出てこれないからさ」
    王鷲 流詩:「遊んだら気が済むのか?」
    ルドー:「今この場だけじゃなくて、ずっと一緒にいて欲しいな」
    厚木くるみ:「友達ならここにいる皆を家へ帰してほしいんですけど…?」
    王鷲 流詩:一歩、二歩。ルドーへ近づく。無防備なほどに。
    ルドー:「やだ!」
    ルドー:「!」 王鷲に気が付き、こちらも近づく
    厚木くるみ:「みんなには帰る場所がありますし?…王鷲君?」
    王鷲 流詩:「やだやだって…子供みたいだな、君」
    王鷲 流詩:呆れたように笑いかける。
    王鷲 流詩:「『大丈夫』ですよ、厚木さん」
    厚木くるみ:『危ないよ』と言いたげな表情だったが。その言葉を聞き口を閉じ小さくうなづく。
    王鷲 流詩:「友達になりたいなら、」
    王鷲 流詩:「ほら」
    王鷲 流詩:手を差し出す。
    ルドー:「!」
    ルドー:「握手!」 手を握る
    王鷲 流詩:手を握り返す。
    王鷲 流詩:強く、強く。
    王鷲 流詩:「乃世!!!!!!」
    乃世 晃帆:「うん!!!!」
    乃世 晃帆:返事をして、強く地を蹴って踏み出して――
    乃世 晃帆:「零たちを返せ!!!!」
    ルドー:「!?」
    乃世 晃帆:勢いに任せた、頭突きを。
    厚木くるみ:「乃世くん!?!?!?」口を大きく開けて驚く
    ルドー:「うわっ!」 弾き飛ばす
    藍田 清一郎:「乃世少年!?」
    藍田 清一郎:弾き飛ばされた晃帆くんを慌てて受け止める
    乃世 晃帆:「んわっ……!」
    ルドー:「……酷いや……」 一切変わりない表情で、あなた達を見つめている
    ルドー:ただし、圧は段違いだ。
    厚木くるみ:「貴方が友達を盗んだからですけど…?」
    ルドー:「君はさっきから何言ってるかわからないし……!」
    ルドー:「そもそも、なんでここに大人がいるんだ!」 急にキレ始める
    ルドー:「七不思議は子供のためのものだろ!」
    王鷲 流詩:(…あいつの注意が逸れても庭箱は…正気に戻らない。完全にあいつをなんとかするまで、”お人形”のまま、ってことか…!)
    藍田 清一郎:「そういう気持ちがあるのなら、どうして子供たちにこんなことを……」いや、自覚がないのだろう。見ていれば分かる。
    ルドー:「もういい! 君たちは友達じゃなくて、僕の玩具だ!」
    厚木くるみ:「…は?この子たちが、玩具…?」声のトーンが数段下がる。
    乃世 晃帆:「もともと友達になった覚えもねーし!!!」
    ルドー:手を伸ばし、握る。空間が歪み、理科室が、入ったときの校舎のように隔離されたのがわかるだろう
    ルドー:次いで、衝動があなた達の体で暴れ出す。
    ルドー:気を抜けば暴走してしまうだろう。
    王鷲 流詩:「………お前の言葉は、棘だらけだ」
    藍田 清一郎:「その気なら、こちらも相応の態度を取らせてもらおう」
    藍田 清一郎:「乃世少年、王鷲少年、もっと言ってやれ」
    藍田 清一郎:「『友達』は、こんなものじゃないと!」
    藍田 清一郎:普段よりも怒りを――衝動嫌悪をあらわにして、瞳をぎらつかせる。
    王鷲 流詩:「…そうだね。呪って、壊してしまおう。こいつを」
    王鷲 流詩:「………僕のことを玩具にだけは、しなかったもんね」
    王鷲 流詩:誰かに、話しかけるように。
    乃世 晃帆:「友達ってのはさあ!!」
    乃世 晃帆:その声を掻き消すように。
    乃世 晃帆:暴れ出しそうな、膨大な、感じたこともない衝動に、抗いながら。叫ぶ。
    乃世 晃帆:「喧嘩したって、思い通りにならなくたって、」
    乃世 晃帆:「それでも、そのままでも」
    乃世 晃帆:「また遊びたいって、一緒に居たいって」
    乃世 晃帆:「そういうヤツのことだろ!!」
    王鷲 流詩:「友達だったんだろう、庭箱は。分かるよ。庭箱は、やさしいやつだから」
    王鷲 流詩:「庭箱は、お前と一緒にいたいって、一緒にいて楽しいって、言わなかったのか?」
    王鷲 流詩:「お前のやってることがおかしいって、やめてくれって、泣いたんじゃないのか?」
    王鷲 流詩:「裏切者は、お前だ。ルドー」
    王鷲 流詩:「お前は、庭箱ともだちを裏切ったんだよ」
    ルドー:「煩い! 煩い! 煩い!」
    ルドー:「玩具が、喋るなッ!」
    厚木くるみ:「玩具じゃない!」
    厚木くるみ:此処へ来て、初めて叫ぶ。"彼女らしくない"姿だ。
    厚木くるみ:「彼らは、玩具じゃありません。人間です。」
    厚木くるみ:「…本当は。本当は私は貴方の事を責めるなんてことできる立場じゃありません。」
    厚木くるみ:「貴方はただ状況に流されてるだけ、自意識の無い人形ですし…?」
    厚木くるみ:「私の方が許されない事をしていますし。…本当は、貴方がこちら側にいるべきだったのかもしれません。」
    厚木くるみ:「…それでも。資格なんてなくても。」
    厚木くるみ:「間違っていたとしても。私の大切な人たちを玩具扱いした貴方は」
    厚木くるみ:「今の言葉には、カチンと来ました。」
    厚木くるみ:「もう、手加減はしません。」
    厚木くるみ:「人形は人形らしくしていたらよかったのに。口は禍の元ですね…?」
    庭箱有栖:「ダメだよ、酷いこと言ったら……」 ずっと俯いていた少女が呟く
    庭箱有栖:「皆、やっちゃっていいよ」 少女が君たちを指差す
    厚木くるみ:「………。後で必ず助けます。」有栖と、彼女が抱えているベスを一瞬見て、つぶやく。
    庭箱有栖:すると、少女の近くに会った影が……いや、影のように見えた血だまりが、人の形をなす。
    庭箱有栖:庭箱有栖の従者形成能力は、深層心理の影響を強く受ける。
    庭箱有栖:黒く濁った鎧と剣が、彼女の意識の具合を感じさせるだろう
    庭箱有栖:それでも、数があれば、火力は十分だ
    春日恭二:「ぬううう!」 獣化・硬質化した腕で多くの敵に囲まれながら戦っている。攻防優れ、回復能力も持っている、余裕はありそうだ。
    御友 勇樹:「くっ……!」 こちらは転じて、風で敵を寄せ付けないように戦っている。彼にとって装甲は意味をなさない。もっとも多くの敵を受け持っている
    春日恭二:「全部はカバーしきれん! ある程度は抑えてやるから勝手に戦っていろ!」
    庭箱有栖:そして、その内の一体が厚木くるみに向かう
    庭箱有栖:剣が、少女の体を大きく切り裂く!
    厚木くるみ:くるみは両手を広げ。そのまま従者の剣を受ける。
    厚木くるみ:「……!」
    厚木くるみ:「別にこのくらい慣れていますし…?」
    厚木くるみ:「なんてことありませんが…?」
    厚木くるみ:着ぐるみの奥から血を流しながらも依然として彼女は立っていた。
    厚木くるみ:(装甲はもう使い物にならないですね…。相変わらず、ポンコツ)
    庭箱有栖:「なら、もっと増やさなくっちゃ……」
    庭箱有栖:少女の腕からたらりと血が流れ、再び人の形を成していく
    厚木くるみ:「貴方の力はそんなものを作るためのものじゃないですよね…?」くるみの視線は、ベスを見つめている。
    厚木くるみ:「‥乃世くん、彼女の歪んだ力を止められるのは、君だけです。」
    厚木くるみ:「頼めますか…?」
    乃世 晃帆大切だと言って守ってくれた、大切な人厚木のねーちゃんの流す血を、そして友達庭箱の流す血を、それぞれ、見て。
    乃世 晃帆:「わかった」
    乃世 晃帆:しっかりと、頷く。
    乃世 晃帆:「……厚木のねーちゃん、あいつのこと責める資格ないとか、そんな立場じゃないとか、言ってたけど」足を踏み出す一歩手前。振り返って、じっと目を見て言う。
    乃世 晃帆:「言いたいこと言うのに資格とかいらねーと思うし」
    乃世 晃帆:「なにより、怒ってくれてうれしかった!ありがと!」
    乃世 晃帆:言って、駆けだす。まばゆいヒカリの速さで。
    厚木くるみ:「っ…頑張って!カッコいいところを見せてください!」
    厚木くるみ:光の背に居ながらも精いっぱい声をかける
    乃世 晃帆:声に、ただ、背中で答えて。
    乃世 晃帆:「庭箱!!!」
    乃世 晃帆:叫んで、手を伸ばす。
    乃世 晃帆:呼応するように、角が伸びて。
    乃世 晃帆:「ルドーも、そこの人形たちも!」
    乃世 晃帆:「いーぜ!みんな、ほんとの"友達"ってやつを教えてやる!」
    乃世 晃帆:「こころゆくまで遊んでやるよ!!」
    王鷲 流詩:すぅ、と息を吸う。
    王鷲 流詩:『少年がそう言うと』
    王鷲 流詩:『芽吹くように伸びた角に、ひかりrayが一筋降り注ぎました』
    王鷲 流詩:御伽噺を語るような、ささやかな、祝福を。
    乃世 晃帆:その祝福を浴びて。一閃。駆け抜ける。
    乃世 晃帆:「鬼ごっこしようぜ!オレが鬼な!!!ここがオレの舞台だ!!!
    乃世 晃帆:つかまったらどうなるか、そんなのは、目に見えている。
    庭箱有栖:光を目で追う事は出来ない
    庭箱有栖:光に応えることもできない、だからそれは当然
    庭箱有栖:「────ッきゃああぅ!」
    庭箱有栖:ダッシュの余波! それだけで、形成中の従者諸共吹き飛ばされ、意識を失う
    ルドー:「っわ」
    ルドー:しかし、少年のツノタッチは対象には届かない
    ルドー:「ビックリした……!」
    ルドー:その速度には反応はできない、が
    ルドー:この空間はルドーの領域だ。空間が歪み、攻撃を受け付けない。
    ルドー:……とはいえ、実戦経験がある程度あるものならば
    ルドー:そう何度も使える手でないのはわかるだろう
    厚木くるみ:「…ありがとう。乃世くん。」
    厚木くるみ:「────これで、もう終わりです。」
    厚木くるみ:どこからともなく声が聞こえたと思うと。ルドーの頭上より黒い影が落ちてくる。
    厚木くるみ:くるみの、黒いきぐるみが。
    ルドー:「え、うわっ」
    厚木くるみ:「室内で助かりました。だって…。別に天井位思い切り走れば歩けますし…」
    厚木くるみ:「あとは視線と感覚器から逆算して知覚されないだけの速度と角度で近づけばいいだけですし…?」
    厚木くるみ:戦闘用きぐるみには、動きを補佐する機能がついている。
    厚木くるみ:厚木くるみの素体の"それ"は、寧ろ逆。補助こそが本体であり…。
    厚木くるみ:並みの超人の限界を越えた稼働を可能にする。搭乗者の意を無視してでも。
    厚木くるみ:つまりそれは「着ている人間の力を引き出す機動鎧」ではなく
    厚木くるみ:「人体を消耗品のインナーフレームとして要する戦闘ロボット」
    厚木くるみ:彼女を、スーツを動かす「パーツ」として「人体という内部フレーム」が必要であることを意味する。
    厚木くるみ:「じゃあ、さよなら」
    厚木くるみ:腕部内蔵のクローで上空より抱きしめるように飛来する。
    ルドー:「ず」
    厚木くるみ:狙うのは、鎖骨の境目、心臓のある部位。
    ルドー:「ずるじゃん!」
    厚木くるみ:「ええ。ろくでもないですよ、本当に!」
    厚木くるみ:「きっとこんなやり方だと嫌われるし。『子供の味方』とは言われたけど。逆です、私。」
    厚木くるみ:…優秀なオーヴァードにはこのきぐるみは必要ない。
    厚木くるみクローンの出来損ないふりょうひん金で売られた子供おもちゃ
    厚木くるみ:"乗せられた"のは、弱い子供のOVであった。
    厚木くるみ:「でも、貴方相手ならちょうどいい─────!」
    厚木くるみ:「普通を知らないまま死ぬ。それが悲しいことは分かります。ええ分かりますとも!」
    厚木くるみ:「何度も誰より近くで見てきましたから。」
    厚木くるみ:「でも、だから今ここで私が貴方を止める」
    ルドー:クローが、心臓のある部位を貫く
    ルドー:「う……!」
    厚木くるみ:ぷしゃり!
    厚木くるみ:ルドーが弾けたブラックプディング血のソーセージのように辺りを赤で濡らす。
    ルドー:「やだよ、僕は……まだ!」
    ルドー:弾けた内臓は、プラスチックのそれに変わっている
    ルドー:人体模型、魔法人形ルドーのオリジンが、解放されつつある
    厚木くるみ:「…藍田さん、すいません。逃しました!」
    厚木くるみ:「注意してください。彼、今加速的に成長しています!」
    藍田 清一郎:言われて、はっと頭の靄が晴れる。
    藍田 清一郎:ひどく狭くなっていた視野が、やっと開けたような感覚。
    藍田 清一郎:ああ、これはまた一人反省会の議題が増えてしまったなと思いながら、得物を握り直して。
    藍田 清一郎:「――了解した!」
    藍田 清一郎:厚木嬢は、自分には責任も義務もないと言う。それはそうだ。
    藍田 清一郎それなのに・・・・・、ここまでしてくれているのだ。
    藍田 清一郎:あの春日恭二でさえ、我々と共闘している。すべては子供たちを守るために!
    藍田 清一郎:体内で暴れるレネゲイドを押さえつける。王鷲少年の説明通り、いざというとき頼りになるのは気合。
    藍田 清一郎:踏み込んで、振り被って、一撃。乃世少年が、まっすぐに、守るべきもののために猛進したように。
    藍田 清一郎:その刃は確かに、魔法人形を、捉えた――
    ルドー:「どいつもこいつも……!」
    ルドー:体を動かす。紙一重、剣を振りながら修正できてしまう
    庭箱有栖:「……ぅ」
    庭箱有栖:「頭いた……何が……」 庭箱有栖が目を覚ます、そして
    庭箱有栖:先生が、友達を斬ろうとしている姿が見える。
    庭箱有栖:強い衝撃で、ブレインジャックは解除されていた、それでも────
    庭箱有栖:「る、ルドー!」 無我夢中で叫ぶ!
    庭箱有栖:それは期せずして、ルドーが足を滑らせるという呪いに変わった
    ルドー:「……え? ぅわっ!」 その場で倒れ、結果的に刀を避ける形になる
    藍田 清一郎:「なっ……」
    藍田 清一郎:「どうして……」
    藍田 清一郎:――どうしても、何もない。
    藍田 清一郎:庭箱有栖にとって、この魔法人形エネミーは、友達「ルドー」なのだ。
    藍田 清一郎:友達が目の前で危険な目に遭っていたら、自分の状況把握よりも先に、声が出る。手が伸びる。
    藍田 清一郎:――『友達』は、そういうものだ。
    藍田 清一郎:ずっと守られて生きてきた。だから、守る側になりたかった。
    藍田 清一郎:何を、どう、守ればよいのか――常に問い続けなければならないのだと知ったのは、そのあとだ。
    藍田 清一郎:得物を取り落としそうになる手の震えを、エグザイルの肉体操作で強引に止めて。
    藍田 清一郎:「……王鷲少年! すまん、庭箱嬢に怒られてしまった!」
    藍田 清一郎:「君から、『大丈夫だよ』って、言ってあげてくれないか!」
    王鷲 流詩:「っ、」
    王鷲 流詩:「任せて!」
    王鷲 流詩:「ありがと、藍田先生」
    王鷲 流詩:「今ので分かった。庭箱の気持ちが!」
    庭箱有栖:「え? え?」 困惑しながら、ルドー・藍田・王鷲をキョロキョロと見ている
    藍田 清一郎:彼は、いつも周りをよく見ている。
    藍田 清一郎:庭箱有栖が、人の心に寄り添う、優しい人間であるということを知っている程度には――彼もまた、人の心に、寄り添う人間だということだ。
    藍田 清一郎:だから、今自分が言うべきことは。するべき表情は。
    藍田 清一郎:「ああ! 応援しているぞ!」
    王鷲 流詩:その言葉に、震えが止まる。
    王鷲 流詩:「庭箱!」真正面から、少女の瞳を見つめて。
    王鷲 流詩:これは、初めてやることだ。
    王鷲 流詩:正面から見据える相手には呪いの言葉を。
    王鷲 流詩:背中を見ている相手には祝いの言葉を。
    王鷲 流詩:それが、今までずっとやってきたこと。それが僕の仕事だと/それしか出来ない呪いの子だと。そう、100年先までそうあれと、自分を茨で縛っていた。
    王鷲 流詩:でも。
    王鷲 流詩藍田先生子供の意地を大事に守ってくれる大人が、応援してくれるんだから。厚木さんかなしい子供を沢山見てきたんだろうやさしいぬいぐるみさんが、庭箱の力を守ろうとしてくれたんだから。
    王鷲 流詩乃世初めて戦うまぶしいヒカリが、あんなにかっこいいんだから。
    王鷲 流詩僕だって、かっこよくなりたい!頑張れないはずないでしょう、アタシのルゥ?
    王鷲 流詩:「庭箱のともだちに酷いこと言って、ごめん。怪我をさせて、ごめん」
    庭箱有栖:「お、王鷲君……?」
    王鷲 流詩:「さっきの、見てたら分かる。あいつ、自分のことルドーって言ったあいつ」
    王鷲 流詩:「庭箱の、ともだちなんだろ」
    庭箱有栖:「うん……」
    王鷲 流詩:「ともだちに酷いことして、ごめん」
    王鷲 流詩:「でも、だから、手伝ってほしい」
    王鷲 流詩:「これ以上、ルドーが」
    王鷲 流詩:「庭箱の大事なともだちが、みんなを傷つける前に、一緒に止めてくれ!」
    王鷲 流詩:「ルドーと庭箱の思い出を、きっとあったんだろ、楽しい思い出が、それを!」
    王鷲 流詩:「僕は、」
    王鷲 流詩:「全部、間違いだったことになんて、したくない…!」
    庭箱有栖:「王鷲君……」
    王鷲 流詩:「ともだちが、どんなに間違えちゃって、戻り方も忘れてしまったって、」
    王鷲 流詩:「一緒にいたいってだけの気持ちが、一緒にいたいひとを傷つけるしか出来なくなっちゃったって」
    王鷲 流詩:―――オリジン:レジェンドのレネゲイドビーイングですらないかもしれない、この先、魔法人形以上の災厄を引き起こすか分からない存在だとしたって。
    王鷲 流詩:「ともだちになったことは、それだけは、絶対に間違いなんかじゃないって!」
    王鷲 流詩:「僕は、信じたい」
    王鷲 流詩:「庭箱にも、信じてほしい…!」
    庭箱有栖:「私も……」
    庭箱有栖:「私も、信じたい……」
    王鷲 流詩:「うん」
    王鷲 流詩:笑いかける。
    王鷲 流詩:「大丈夫」
    王鷲 流詩:祝福を、きみに。
    王鷲 流詩:「庭箱の声は、絶対にルドーに届くから」
    庭箱有栖:「……!」
    庭箱有栖:ルドーに視線を向ける
    ルドー:「アリス……また僕を裏切るの?」
    庭箱有栖:「ち、違う……!」
    庭箱有栖:「私は……私はルドーに悪い人でいてほしくない!」
    庭箱有栖:「ルドー、もうやめようよ! こんなことしてても、誰も友達になんてなってくれないよ!」
    ルドー:「……!」
    ルドー:「そんなの、今更だ!」
    ルドー:「僕は、僕のやり方でやる!」
    ルドー:「アリスとなんて────絶交だ!」
    ルドー:すう、とルドーが宙に浮く
    ルドー:「皆、もう、いらない!」
    ルドー:バ キィー   ン
    ルドー:空間が歪み、弾け、修復される
    庭箱有栖:「……きゃっ……!」
    厚木くるみ:「…いけない!」
    厚木くるみ:今この場で最も限界が近い有栖へ高速の黒影…くるみが覆いかぶさる。
    藍田 清一郎:今ほど己の力不足を痛感したことはない。現状、離れた存在を庇うことはできないのだ。
    王鷲 流詩:「…っ!」とっさに庭箱に伸ばした手は届かない、当然だ。
    王鷲 流詩:でも、やさしいぬいぐるみさんの影は、見えたから。
    王鷲 流詩:「よ、かっ――」そのまま、ぐらりと倒れ込む。
    藍田 清一郎:「乃世少年!」一番近くの、一番経験の少ない子を、庇う。
    藍田 清一郎:――王鷲少年が力尽きるのを、視界の端で捉えながら。
    乃世 晃帆:「…………!」
    乃世 晃帆:いちばん実戦経験が浅い。咄嗟に動けなくて、足が止まって。
    乃世 晃帆:ぎゅっと固く目をつむって、”気合”の準備をしたところに。
    厚木くるみ:「るう君…!」理性では分かっていた筈なのに。
    厚木くるみ:トリアージではこれが最適解だと理解している筈なのに。
    厚木くるみ:胸の痛みが止まらない。
    厚木くるみ:衝撃が迫りくる中で思ったのは彼のことばかりだった。
    藍田 清一郎:――ああ、どうして。
    藍田 清一郎:やさしい子ばかり、苦しまなければならないのだろう。
    藍田 清一郎:今悔いても仕方がないと分かっていても。
    藍田 清一郎:「乃世少年」意識が飛び爆ぜる前に、もう一度、声をかける。
    藍田 清一郎:「これがオーヴァードおれやきみの戦いだ」
    藍田 清一郎:「それでも君はどうか――希望ひかりでいてくれ」
    藍田 清一郎:――その灯りを頼りに、もう一度立ち上がるから。
    乃世 晃帆:「藍田、せんせ、」
    乃世 晃帆:目の前で、大きな背中が倒れる。
    乃世 晃帆:「厚木のねーちゃん」
    乃世 晃帆:やさしいぬいぐるみが、友達を庇って。
    乃世 晃帆:「王鷲……」
    乃世 晃帆:のばされたまま届かなかった手を見て。
    乃世 晃帆:「……っ、」
    乃世 晃帆:竦みそうになる足を、奮い立たせて、歯を食いしばった。
    乃世 晃帆:ひかりでいてくれって、頼まれたから。
    乃世 晃帆:「……みんな、気合、入れるんだろ!!!」
    乃世 晃帆:みんな、たくさん応援してくれたから。
    乃世 晃帆:「――――頑張れ!!!!!!!」
    乃世 晃帆:今度は、オレが応援する番だ!
    王鷲 流詩:「くっ…そ、さいあく…っ」
    王鷲 流詩:「同じオルクスだってのに、ぜんっぜん敵わなくて、嫌になる…!」
    王鷲 流詩:血を流しながら、泣き言を垂れ流しながら、立ち上がる。
    王鷲 流詩:「――でも、頑張る」
    王鷲 流詩:傷つかないことだけが強さなんじゃない。
    王鷲 流詩:傷だらけでも、立ち上がれば勝ちなんだって、伝えたくて。
    王鷲 流詩:「ありがと、乃世。でも、愚痴は言える時に言っておいた方がいいぞ」
    王鷲 流詩:「お前の気合は温存しといた方がいい。こういう、肝心な時のために」
    乃世 晃帆:その立ち上がる姿が、眩しくて。
    乃世 晃帆:その言葉に、歯を食いしばる余計な力が少し抜けて。
    乃世 晃帆:こんな風になりたいなあって、なれるといいなあって。
    乃世 晃帆:素直に、そう思った。
    乃世 晃帆:「わかった、王鷲」
    乃世 晃帆:「でも……愚痴はもっと、別の”言える時”にする」
    乃世 晃帆:「こんないっちばん目立てる時に聞かせるのが弱音じゃ、かっこよくないだろ?」自分に言い聞かせるように、否、自分に勇気を与えるように。
    ルドー:「ふうん、でももう一発喰らっても立ち上がれるかな……!?」 立ち上がったことにイラっとした様子で、次の攻撃の素振り
    厚木くるみ:「‥うご‥け‥私の、体‥‥‥!」
    厚木くるみ:動かない体の中で思いを巡らせる。
    厚木くるみ:自分は痛くない。この程度、苦しいなんてものじゃない。
    厚木くるみ:自分はただ横から顔を突っ込んだだけだ。本当に一番子供たちを想って。
    厚木くるみ:本当に責任を感じ、誰よりも苦しんでいるのは彼だ。
    厚木くるみ:ロイス:藍田 清一郎 を〇誠意/不安へ。
    厚木くるみ:だからこれくらいで自分は立ち止まれない。

    厚木くるみ:彼くらいの年頃の子供。それも『普通に育った子供』に頼りにされるとは思わなかった。
    厚木くるみ:頑張れと言ってもらえるなんて思っていなかった。
    厚木くるみ:なら自分は、これに応えなきゃいけない。
    厚木くるみ:ロイス:乃世 晃帆 〇敬愛/隔意 を取得。タイタスへ。

    厚木くるみ:…彼は自分の事を引き立て役だと言うだろうし、そう思っているだろう。
    厚木くるみ:けれども、こんな事きっと自分が思っちゃいけないだろうけども。
    厚木くるみ:自分を子供の味方だと言ってくれた時、誰よりも彼は輝いてみえた。
    厚木くるみ:掛け替えのない眩しさを感じた。
    厚木くるみ:どこにでもいる『普通』の子供のように!
    厚木くるみ:ロイス:王鷲 流詩を 〇眩しさ/罪悪感 へ。

    厚木くるみ:「…ルドー、貴方の好きには…させないっ」
    厚木くるみ:元のきぐるみは動かない以上…《ヒューマンズネイバー》に戻り、ルドーに迫る。
    厚木くるみ:「私は貴方だけだけは止めなきゃいけないんですよ…!」
    ルドー:「く……!?」
    厚木くるみ:「子供の想像力で生まれた君には…!」
    厚木くるみ:あの頃は子供たちを死を追いやる事も。誰かの命を奪う事も何も疑問に思わなかったけど。
    厚木くるみ:自分がただの人殺しの機械だった時も、知識がないからこそ。
    厚木くるみ:有栖のような子供が意味のないものに、自分に価値と心を見出し与えてくれた事を。
    厚木くるみ:「だって、私も同じだから!」
    厚木くるみ:ロイス 『子供たち』庇護/〇罪悪感をタイタスに
    厚木くるみ:袖の内側からなまくらの爪が伸びルドーを切り裂く。
    厚木くるみ:機械の体のように強靭ではないけれど
    厚木くるみ:《ヒューマンズネイバー》それは人ではないRBがそれでも人の側にいる為の、力。
    ルドー:「うあっ……!」 気圧され、一歩下がったところを抉られる
    ルドー:ガクリと膝を着き、俯く
    ルドー:「……」
    ルドー:「そうなんだ……そうなんだね……フフフ」 そして上げた顔は、笑顔に歪んでいた
    ルドー:「アハハハハ……だったらぁ!」
    ルドー:その体が前方に跳ねる!
    ルドー:乃世晃帆と藍田清一郎の真正面
    ルドー:ルドーは全力で拳を握った。空間が拳に引き寄せられ、捻じれる
    ルドー:「僕はッ! どうしようもないじゃないかッ!!」
    ルドー:バ ギ ュ ゥ

    ルドー:ドンッ!
    藍田 清一郎:目の前に襲い来る衝撃から、逃れられはしない。
    藍田 清一郎:――庇うことすら、できない。
    藍田 清一郎:何も知らなかったはずの、ただかっこいい人気者になりたかっただけのこどもを。
    藍田 清一郎:すべてを知って苦しんでなお、立ち続けることを選んだこどもを。
    藍田 清一郎:無関係のこどもたちのために、肉体の限界を超えて立ち向かう少女を。
    藍田 清一郎:ただ、ほんの少し、日常を変えたかっただけの――『日常』に住む、こどもたちを。
    藍田 清一郎:全部、全部、守りたかった。
    藍田 清一郎:――ただ、ともだちが欲しかっただけの、さびしい隣人RBのことも。
    藍田 清一郎:守れるなら、守りたかった。
    藍田 清一郎
    藍田 清一郎:立派に成長した己の背丈は、皆を包み隠すには足りなくて。
    藍田 清一郎:筋肉のついた両の腕は、皆を抱え守るには足りなくて。
    藍田 清一郎:エージェントとして鍛え上げられた精神は、現実に悲鳴を上げている。

    藍田 清一郎:だったら、どうするんだ?
    藍田 清一郎:ただ己の無力さを悔いて、それで終わるのか? そうしなかった彼女の姿を、目の当たりにしても?
    藍田 清一郎:厚木くるみ のロイスを〇尊敬/不信 に変更、タイタス昇華。
    藍田 清一郎:そうだ、七不思議これは。
    藍田 清一郎:子供たちのための、物語ぼうけんなんだろう?
    藍田 清一郎:「――乃世少年!!」
    藍田 清一郎:「君の光なら届く!」
    藍田 清一郎:「――王鷲少年!!」
    藍田 清一郎:「君の声なら届く!」
    藍田 清一郎:――俺には、届かなくても。
    藍田 清一郎:「後は――頼んだ!!」
    藍田 清一郎:――応援して、頼るしかできなくても。
    藍田 清一郎:子供たちの前では、胸を張って、いつも笑っている、そういう大人でいたいから!
    乃世 晃帆:一瞬で命を刈り取られるような痛みを、初めて受けて。
    乃世 晃帆:痛い。いたい。こわい。苦しい。こんなの、知らない。
    乃世 晃帆:藍田せんせーは、厚木のねーちゃんは、王鷲は、この痛みを。きっと、何度も。
    乃世 晃帆:全身で受けて、――全身で知って。
    乃世 晃帆:けれど、よかった。
    乃世 晃帆:何も知らないまま、ただ守られているままじゃ、きっと今までと同じだから。
    乃世 晃帆:痛みを、忘れないように、麻痺しないように、けれどしっかり食いしばって、意識を引き戻す。
    ルドー:「立ち上がる……!」
    乃世 晃帆:声援が。
    乃世 晃帆:頼もしい声が、聞こえる。
    ルドー:衝撃で身を離したルドーが、忌々しそうに呟く
    乃世 晃帆:だから、まだ、一緒に戦える。
    乃世 晃帆:大丈夫。気合の入れ方は教えてもらった。
    乃世 晃帆:気合を入れるタイミングだって。
    乃世 晃帆:それは間違いなく、今だ!
    乃世 晃帆:流詩くんへのロイスを〇憧憬/羨望に変更!タイタス昇華!
    乃世 晃帆:「――――流詩!!!!!」
    乃世 晃帆:今この瞬間、いちばんかっこいいと思った希望ひかりを叫ぶ。
    乃世 晃帆:大切なことをたくさん教えてくれた。何度も何度も手伝ってくれた。
    乃世 晃帆:大切な、友達。
    乃世 晃帆:眩しいひかりに手を伸ばして。
    王鷲 流詩:「――、ぁ」
    王鷲 流詩:分かって、しまった。
    王鷲 流詩:自分の手は、乃世に届かない。ルドーの領域を貫いて届かせる、力が足りない。
    王鷲 流詩:頼まれた、のに。信じてくれている、のに。
    王鷲 流詩:重くなった、この手では。
    王鷲 流詩:僕には、どうしようも――
    王鷲 流詩:「……けて」
    王鷲 流詩:妖精「古薔薇」:〇友情/恐怖のロイスをタイタス昇華。
    王鷲 流詩:「助けて、オルトローズ!」
    王鷲 流詩ふわりと、薔薇が香る。ルゥ以外のいのちなんて、どうでもよいのだけれど。
    王鷲 流詩ルドーに『運が味方する』この領域/七不思議を、王鷲流詩とともだちの因子/御伽噺で塗り替える。アナタがアタシにたすけてって言ったのなんて、初めてだし。
    王鷲 流詩ほんの一瞬しか保たない、領域の上書きだけれど。アナタの角、ほーんのちょっとだけ、紡錘に似ているし。
    王鷲 流詩乃世晃帆の手を握るには、その一瞬で十分だ!だから、これはただの気まぐれ。せいぜい頑張りなさいな、こどもたち。
    王鷲 流詩:手を、握る。
    王鷲 流詩:「――やってやれ、晃帆!!」
    乃世 晃帆:「――うん!!」
    乃世 晃帆:手を、握り返す。
    乃世 晃帆:力を、勇気をもらう。
    乃世 晃帆:かすかな薔薇の香りは、慣れなくて少しくすぐったくて、けれどどこか落ち着いて。
    乃世 晃帆:しっかりと魔法人形を見据えて舞台に立つには、どこか似合う、そんな気がした。
    乃世 晃帆:「ルドー!」
    乃世 晃帆:もう片方の手を、伸ばす。
    ルドー:「……っ」
    ルドー:「なんだよ、その手は……」
    ルドー:「なんなんだよッ!」
    乃世 晃帆:「なんなんだって、それは、こっちのセリフだ!!!」
    乃世 晃帆:「どうしようもないって、何だよ!!!」
    乃世 晃帆:一歩、踏み込む。
    乃世 晃帆:勇気をくれる白い手を、いちど離す。もう十分、もらったから。
    王鷲 流詩:離された手で、そっと、その背を押す。
    乃世 晃帆:背を押された勢いで。
    乃世 晃帆:届く。
    乃世 晃帆:無機質な人形の手を、ぎゅっと掴んだ。
    乃世 晃帆:「言っただろ!」
    乃世 晃帆:「ほんとの友達ってやつ、教えてやるって!」
    乃世 晃帆:――タッチ
    ルドー:「う」
    乃世 晃帆:荒れ狂う夜叉にしては、やさしく。
    乃世 晃帆:けれど、容赦なく。
    乃世 晃帆:ちょうど、友達を小突くように。
    乃世 晃帆:ツノが、人形を貫く。
    ルドー:「ああ────」
    ルドー:手に引き寄せられて、角は人形を分断した
    庭箱有栖:「ルドー……」 攻撃を受けて、倒れていた少女がその姿を哀しそうに見つめていた
    乃世 晃帆:「……ルドー」
    乃世 晃帆:人形の、握ったままの手を、離さないまま。
    庭箱有栖:「死んじゃったの……?」
    ルドー:死んだわけではない
    ルドー:が、それに近い状態ではあるようで、身体はドンドンと崩壊していっている
    厚木くるみ:「ルドーは死んでないですよぉ。…ただ、元へ戻りつつあるだけ。」
    厚木くるみ:「もし、伝えたことがあるなら今なら間に合います。応えてくれるかは別ですが…?」
    王鷲 流詩:「…ルドー、お前もだぞ。…まだ、間に合う」
    王鷲 流詩:うっすらと。この言葉は嘘だと、分かりながら。
    ルドー:何も言う素振りは無い、虚空を見つめている
    乃世 晃帆:「庭箱、お前は?」振り返って、軽く背中を押す。
    王鷲 流詩:「………ともだちに、何も言わなくていいのかよ…っ」それはきっと、呪いでも祝いでもなくて、祈りだった。
    庭箱有栖:「私は……」
    庭箱有栖:「ううん、ルドーが何も言わないなら、私も……何も言わない」
    乃世 晃帆:「…そっか」
    乃世 晃帆:代わりに、しゃがみこんで。
    乃世 晃帆:「なあ、ルドー」
    乃世 晃帆:その崩壊する身体と、目を合わせる。
    乃世 晃帆:「一緒に遊べて、楽しかった!」
    乃世 晃帆:「じゃあ、”またな”!」
    乃世 晃帆:それは、明日学校で、とでもいうような。
    乃世 晃帆:いつかまた遊べると信じて疑わないような。
    乃世 晃帆:ありふれた、普通のさよなら日常のひとかけらだった。

    GM:シーン終了

    GM:バックトラック
    GM:皆さん、残ったロイス分ダイスを振って侵蝕率を下げてください
    厚木くるみ:倍振り~~~~
    GM:100未満になれば成功です、失敗したら……ジャームになる!
    藍田 清一郎:倍振りします
    王鷲 流詩:倍振りします!
    厚木くるみ:134-10d10
    DoubleCross : (134-10D10) → 134-56[2,2,6,10,9,5,9,8,4,1] → 78

    藍田 清一郎:119-8d10
    DoubleCross : (119-8D10) → 119-53[4,7,5,3,10,8,10,6] → 66

    王鷲 流詩:136-10d10
    DoubleCross : (136-10D10) → 136-48[2,3,5,8,6,3,5,8,4,4] → 88

    乃世 晃帆:倍振りを…!
    乃世 晃帆:141-12D10
    DoubleCross : (141-12D10) → 141-85[9,4,6,10,10,3,9,9,7,4,5,9] → 56

    藍田 清一郎:健康!
    厚木くるみ:健康!
    王鷲 流詩:健康!
    乃世 晃帆:めちゃめちゃ帰ってきた
    GM:おかえり!
    GM:では、経験点も配布しちゃいましょう
    ・セッションに最後まで参加した 1点
    ・シナリオの目的を達成した 10点
    ・最終侵蝕率による経験点 基本1・211p参照
    ・良いロールプレイをした 1点
    ・ほかのプレイヤーを助けるような言動を行った 1点
    ・セッションの進行を助けた 1点
    ・場所の提供やスケジュール調整に協力してくれた 1点

    GM:ということで15点+α!
    王鷲 流詩:15+倍振りの3で18点いただきます!
    藍田 清一郎:同じく18点もぐっ
    乃世 晃帆:同じく18点!わーい!
    厚木くるみ:18点!
    GM:18*4……72! キリが良いぜ
    GM:GMはPLがどれだけいても÷3なので、24点頂きますね
    GM:むしゃむしゃ
    GM:なんかよくわからない1点もあるそうなので、これはおやつにいただきます

    ED1:ED1:さよなら魔法人形

    GM:全員登場!

    GM:戦いは終わった。
    GM:魔法人形は破壊され、倒れている
    春日恭二:「ううむ……これでも持って帰ればあるいは……」
    春日恭二:この後の立ち回りを考えている
    御友 勇樹:「とにかく、1度学校を脱出しましょう」
    御友 勇樹:「この人数は……僕が風である程度運びますので」
    御友 勇樹:「先生は久野芽さん達を」 モブ生徒たちを風で浮かせる。彼らはまだ気絶したままだ
    藍田 清一郎:「……うむ。頼んだ、御友少年」
    乃世 晃帆:「あ!せんせー!」
    藍田 清一郎:「うん?」
    乃世 晃帆:「零はオレがつれてくよ」
    乃世 晃帆:「家近いし。……結局かっこいいとこ、見せらんなかったし」
    藍田 清一郎:「……そうか。わかった、久野芽嬢は君に任せよう」
    藍田 清一郎:「何、彼女が起きてから改めて、かっこいいところを見せてあげるといい」
    藍田 清一郎:備前くんを背負います。
    乃世 晃帆:「うん!それに藤吾がいちばん重いし、零まで運んだらせんせーでもしんどいかも」暗に零ちゃんも重いって言ってない?
    厚木くるみ:「有栖ちゃんは歩けますか。それとも私がおんぶしましょうか…?」
    庭箱有栖:「あ、大丈夫です。自分で歩けます」
    庭箱有栖:ちょっと疲れた笑みを浮かべる
    王鷲 流詩:「……お疲れ、庭箱」
    庭箱有栖:「ありがとう、王鷲君……」
    王鷲 流詩:背中を撫でようとして、手を引っ込めて。
    庭箱有栖:「その、あとで色々説明してくれると嬉しいな……」
    王鷲 流詩:「うん。ここから出たら、色々教える」
    春日恭二:「さて、では行くか」 ルドーの半身を抱える
    厚木くるみ:「春日さん」
    乃世 晃帆:「オレらの友達なんだから大事に運べよー!おっさん!」なんて言っている
    春日恭二:「な。なんだ」
    厚木くるみ:「『彼』の処遇については後でゆっくり話し合いましょうね…?」
    春日恭二:「……ハハハ、もちろんさ」
    厚木くるみ:「ええ。だから、大事にしてください。」
    春日恭二:「なに、君たちも彼を1人でここに置いておきたくはないだろうと思ってね!」
    春日恭二:(馬鹿め! 脱出したらこいつを連れてとっとと帰ってやるわ!)
    GM:では、あなた達が理科室を出たところで
    GM:正確には、出ようとした瞬間
    GM:あなた達が立っていた扉の前の廊下を黒い球体が飛んでいき
    GM:凄まじい破壊をもたらす!
    伊庭宗一:「……む、今度こそアタリか?」
    伊庭宗一:凄まじい威圧感があなた達に襲い掛かる
    伊庭宗一:「貴様らの中に、黒瀬アリスとやらはいるか?」
    厚木くるみ:「『黒瀬アリス』なんてここにはいませんし、知りません。」
    藍田 清一郎:「いないし知らないな、ちょうどもう帰るところだ安心してくれ」
    庭箱有栖:「あ、わ、わた」 感じたことのない威圧感に震えながら
    庭箱有栖:「わた、し?」 自分でも驚いたようにそう言う
    庭箱有栖:ルドーのブレインジャックの衝撃で、処理された記憶が蘇っていた
    伊庭宗一:顔を顰める
    伊庭宗一:「チッ……何も知らんガキか……」
    伊庭宗一:「興を削がれた」 つまらなさそうに言う
    伊庭宗一:「舐めた依頼をした奴らにはたっぷり礼をしてやるとして────」
    伊庭宗一:「少しでも楽しませてもらわないと割に合わん」
    厚木くるみ:「そんなこと言わず伊庭さんも早く逃げた方がいいですよ…?」
    伊庭宗一:伊庭宗一の周囲に、魔眼が展開される
    厚木くるみ:「ここがいつまで持つか分かりませんし…」
    伊庭宗一:「お前らを殺すのにそんなに時間はかからん」
    伊庭宗一:「選べ、爪に貫かれるか、闇に呑まれるかをな!」
    伊庭宗一:”狩猟者”が、咆える
    厚木くるみ:「あ─────だめだな。」と呟いた後。
    厚木くるみ:ぐっと有栖と王鷲の手を握る。
    厚木くるみ:「…少々荒くなりますが、皆。逃げましょう!」
    藍田 清一郎:「しんがり……は駄目だな」備前くんを背負っているので
    王鷲 流詩:「はい…っ!庭箱、頑張って走れ!!」
    藍田 清一郎:「フォローはする、全員全力で走ってくれ!!」片手間にはなるが《崩れずの群れ》を展開しようとする。
    庭箱有栖:「えっあっあっ……!」
    乃世 晃帆:「……!行くぜ、みんな!」零ちゃんをしっかり背負い直して、走り出そうとする
    伊庭宗一:「フン……」 そしてその攻撃が庭箱に向けられ────
    ルドー:「……!」
    伊庭宗一:「むっ」
    春日恭二:「は!? おい、なんだこれは! どうなっている!」
    GM:ルドーが異空間を作り出し、春日恭二を巻き込みつつ伊庭を少しの間封じ込める
    ルドー:「あまり長い間は持たない」
    ルドー:「最期くらい……友達を守って……」
    庭箱有栖:「ルドー!」
    ルドー:「アリス……またね……」
    庭箱有栖:「うんっ……うんっ! また!」
    庭箱有栖:庭箱有栖は駆け出す、今度はそこに、迷いはない。
    GM:あなた達は校舎を駆ける
    乃世 晃帆:「ルドー!春日のおっさんも!」
    乃世 晃帆:「ありがとう!またな!!!」
    乃世 晃帆:手を振る。
    御友 勇樹:「”ディアボロス”さんはなんかルドーに巻き込まれてただけの様な……」
    GM:背後からは春日恭二の悲鳴と空間を裂く音が聞こえる
    伊庭宗一:「こざかしい……」
    伊庭宗一:そして男は、すぐに追いついてくる
    庭箱有栖:「ルドー……」
    厚木くるみ:「いそぎましょう…彼の稼いだ時間を無駄にしないためにも。」
    厚木くるみ:「春日さんは…大丈夫でしょうし。」
    御友 勇樹:「くっ、足止めをしなきゃ追いつかれる……!?」
    厚木くるみ:「私たち全員もうボロボロですよぉ…」
    王鷲 流詩:「……っ、」ほんの少し。
    王鷲 流詩:厚木さんの手を握る力が、緩む。
    王鷲 流詩:「………駄目なのは分かってる、けど、ほんの少しの時間、なら――」
    厚木くるみ:「流歌くんは、もっと人に任せる事を覚えた方がいいと思います…?」
    厚木くるみ:手をぐっと握りこむ。決して外れないように。
    藍田 清一郎:「……厚木嬢、すまない。備前少年も頼めるか」
    藍田 清一郎:返事を聞かずに備前くんをくるみちゃんに背負わせる。
    藍田 清一郎:そこで足を止め、振り返る。「行ってくれ、後で追いつく」
    乃世 晃帆:「何やってんだよ!!!」
    乃世 晃帆:その手を引っ張る。
    乃世 晃帆:子供の力じゃ、きっと全然足りないけど。
    乃世 晃帆:「せんせーも一緒じゃなきゃだろ!!」
    厚木くるみ:「そうです。…だめですよ。そんなことしちゃ。」
    乃世 晃帆:「藍田せんせーが残るんだったらオレも一緒に戦う!」
    厚木くるみ:「ここであなたがいなくなったら、誰がこの子たちを引率するんですか?」
    厚木くるみ:(住所不定の私には荷が重たいですし…)
    伊庭宗一:「ほう……覚悟を決めたか……?」
    王鷲 流詩:逃げられない。
    厚木くるみ:「それに。いざって時子供達がこういう時に身を投げ出せばいいと学んでしまうのは」
    厚木くるみ:「────耐えられません」
    厚木くるみ:「私は、あきらめていません。」
    王鷲 流詩:誰かを置いて逃げても、それが誰でも、誰かに傷がつく。
    王鷲 流詩:「っ、誰か…っ」
    王鷲 流詩:たすけて、と、言葉が漏れる。
    藍田 清一郎:「う、」少女の言葉に、心が揺らぐ。
    藍田 清一郎:そんなの、俺だってそうだ。
    藍田 清一郎:でも。じゃあ。なんで。今俺ができることは?
    厚木くるみ:「伊庭さん。自分の世界だけで籠る貴方とは違います。」
    厚木くるみ:「選択肢を他人に委ねざるをえない子供とも違います。」
    厚木くるみ:「大人というのはずる賢くも選択肢を造り続けるものです。」
    厚木くるみ:ここでやめる。ずっと行っていた…。SOSの電信を
    田中誠二郎:「────CRUSHERクラッシャー Xクロス!」
    田中誠二郎:紅い閃光、”狩猟者”の目前。
    田中誠二郎:ド    ォンッ!!!
    田中誠二郎:膨らんだ腕甲からの衝撃!
    田中誠二郎:”狩猟者”と君たちの間の床が粉砕される!
    田中誠二郎:「うおお、怖すぎる! 撤退! 撤退!」 銀色の装甲を纏った男が、君たちに叫ぶ
    田中誠二郎:「あっちの方に仲間いるから!」
    王鷲 流詩:「ぇ、」一瞬、呆然とする。
    乃世 晃帆:「…………誰!?!?」唖然
    藍田 清一郎:「……UGNか!?」
    王鷲 流詩:助けが、来た。僕が言葉にしたから?ううん、違う。
    王鷲 流詩:諦めなかった人が、いるから。
    田中誠二郎:「そうです! ずっと聞こえてたけど、ビビってましたすんません!」
    田中誠二郎:「聞いてねえもんこんなヤバいのがいるってよ―ッ!」
    厚木くるみ:「みたいですね…?伊庭さんが校舎にやって来た時から通信くらいならなんとかできるようになってましたし…。」
    厚木くるみ:「えっと。頑張ってください‥?」
    伊庭宗一:「ふん、道がなくなったか……」 平然と、宙に浮いている
    王鷲 流詩:「っ、みんな、走ろう!!」
    乃世 晃帆:「なんだかよくわかんねーけど、かっこいいしめちゃめちゃ助かったしありがと!!」
    田中誠二郎:「いや俺も一緒に逃げるよ! 動けない子こっちも受け持つから!」 御友から数人生徒を受け取って走る
    御友 勇樹:「あ、少し楽になった……」
    藍田 清一郎:「…………」くるみちゃんから備前くんを回収して、御友くんからも1人くらい回収します
    乃世 晃帆:「せんせーも!行こ!」
    乃世 晃帆:もう一度、手を引っ張る
    藍田 清一郎:「……ああ」短く応えて走り出す
    GM:再び始まる追走劇。
    GM:ほどなくして、1人の女が見えてくる
    色味坂シロ子:「ヒィ~、威圧感がヤバすぎる」 ライフルを構えた女が呟く。その背後には魔眼で作られた門がある。
    色味坂シロ子:《ディメンジョンゲート》
    色味坂シロ子:本来、戦闘中など緊迫した場面では使用できない場所と場所を繋ぐエフェクトだ。
    色味坂シロ子:しかし、彼女の内にはもう1人、奇妙な隣人がいた。
    色味坂シロ子:「アイト~、ゲートの維持マジで頼むかんね……!」
    愛人:《ああ、気を付けるが……力の衝突になったら押し負けるぞ》
    色味坂シロ子:「勘弁してくれ~……あ、こっちこっち!」
    厚木くるみ:「じゃあそこの鎧の人も一緒逃げましょう。」
    厚木くるみ:「向こうに行けば、皆で帰れそうですし…?」
    王鷲 流詩:「あれは…!」ゲートと女性に気が付いて、目を輝かせる。
    王鷲 流詩:「乃世、庭箱、あれワープポイントだ!」
    乃世 晃帆:「!!!!」
    王鷲 流詩:「みんなで一緒に逃げられる方法、用意してくれてる!あの人が!」
    乃世 晃帆:「じゃあ、みんな!!」
    乃世 晃帆:声を張り上げる。
    乃世 晃帆:「あそこまで、競争な!!」
    乃世 晃帆:そんな場合では、間違いなく、ない。
    乃世 晃帆:けれど、場違いに明るく。
    乃世 晃帆:楽しそうに。
    王鷲 流詩:「ほら、藍田先生」
    王鷲 流詩:「体育教師が、生徒にかけっこで負けていいんですか?」場違いに生意気に、意地悪そうに笑って。
    藍田 清一郎:「……君たちは本当に」
    藍田 清一郎:強いな、と言ってしまうのは。
    藍田 清一郎:今の彼らに、そぐわない表現のような気がして。
    藍田 清一郎:「――仕方がないな!」おさな子の我がままを許容する保護者のように、場違いに声を張り上げて。
    藍田 清一郎:彼らが子供でいようとするのなら、俺が大人でいなくてはならない。
    藍田 清一郎:いや――大人で、いたい。
    厚木くるみ:「えっ。…じゃあもし私がかけっこで勝ったらご飯おごってくれるんですよね…?」
    厚木くるみ:「私はお金がないので失うものが何もありませんが…」
    厚木くるみ:「これはメリットしかありませんね…?」
    藍田 清一郎:「いいだろう!」
    藍田 清一郎:「一着にも、努力賞にも、ご褒美はあるべきだ!」
    藍田 清一郎:戦うだけが強さではないのと同じように。
    GM:そして、あなた達はなだれ込むようにゲートへと飛び込んだ!

    GM:ギュンッ


    GM:バチンッッ!!

    GM:UGN支部
    色味坂シロ子:「う、わっ」
    色味坂シロ子:「あ、危なっ!!」
    色味坂シロ子:「あと0.1秒でも遅れてたら全員潰されてた!!」
    厚木くるみ:「えぇ‥‥‥‥」
    御友 勇樹:「うう……」 気絶した生徒たちに押しつぶされるように倒れている
    藍田 清一郎:生徒たちをひとりずつ寝かし直して
    庭箱有栖:「あいたた……」 しりもちをついている
    藍田 清一郎:「御友少年、お疲れ様」
    厚木くるみ:「みんな、全員が帰れたのは本当の本当に奇跡でしたね…」
    乃世 晃帆:「……じゃあこれ」
    乃世 晃帆:「みんな一等賞ってことじゃね!?」
    王鷲 流詩:「っふ、あっははは!」
    田中誠二郎:「良い子だなあ君」
    王鷲 流詩:「乃世…お前そんなに藍田先生の財布に負担をかけたいのか…」
    田中誠二郎:「こういうのって【自分が一番!】って主張するもんじゃない?」
    厚木くるみ:「あっ、鎧の人。」
    乃世 晃帆:「藍田せんせーだけの奢りとは言ってねーだろ!?」
    乃世 晃帆:「ほら、鎧の人とか門の人とかいるし!」こら
    田中誠二郎:「あっ俺も?」
    色味坂シロ子:「まあ良いんじゃない? 溜め込んでるんでしょ?」
    藍田 清一郎:「……味方は案外近くにいたんだな」教育実習生仲間だった二人を見る
    田中誠二郎:「これは海外旅行に行くための金で……ああ」
    王鷲 流詩:「ばか、僕たちはこの人達にも助けてもらったんだから、奢る方だろ」ぺし
    王鷲 流詩:「藍田先生が」しれっ
    王鷲 流詩:「…まぁ、でも」
    乃世 晃帆:「ちぇーっ」
    田中誠二郎:「すんません、俺達、藍田さんの任務の達成を確認するためにいたんです」
    厚木くるみ:「えっ。任務できてたんですか。」
    色味坂シロ子:「まあ、校舎に行ったらあのヤバいのに出くわして」
    色味坂シロ子:「ずっとビビってたんだけどねえ」
    厚木くるみ:「てっきり先生の仕事かと思ってました…?」
    乃世 晃帆:「そっか、せんせーも何か任務があってきてたんだ」
    王鷲 流詩:「晃帆は、一番頑張ったんだぞ俺!って言ってもいいと思うな」安堵からの喧騒に紛れさせるように、小さく。
    藍田 清一郎:「ん……うむ」
    乃世 晃帆:「じゃ、やっぱり先生も含めてみんなで一等賞だ!」
    田中誠二郎:「じゃあまあ、奢りますよ藍田さんにも」
    藍田 清一郎:「いや別に俺はいい、というか王鷲少年の言う通り俺に奢らせてほしい」
    藍田 清一郎:「確かにUGNの任務で来てはいた。それは間違いないが」
    藍田 清一郎:「それでも俺が『藍田先生見習い』であるうちは」
    藍田 清一郎:「それらしく、させてくれないか?」
    乃世 晃帆:「なあ、流詩」こそっ
    王鷲 流詩:「ん?」
    乃世 晃帆:「オレ、藍田せんせ―に奢ってもらうのめちゃめちゃ嬉しいんだけどさ。それと同じぐらい、藍田せんせーが奢ってばっかなの、なんか違うと思う」
    乃世 晃帆:「だからさ、ふたりでなんか用意しようぜ」
    乃世 晃帆:「とびきりの一等賞!サプライズで!な、いいだろ?」
    王鷲 流詩:「あはは、僕だけでこっそり準備するつもりだったのに」
    王鷲 流詩:「うん、最高。藍田先生が喜んでくれそうなもの、あとで一緒に探しに行こう!」
    乃世 晃帆:「へへ、やった!」
    乃世 晃帆:「それから、厚木のねーちゃんにも」
    乃世 晃帆:「御友先輩にもあげたいよなあ。うーん、小遣い足りるかなあ」首を捻って
    王鷲 流詩:ふっ、と笑う。
    王鷲 流詩:「僕も出すから、心配するな」
    王鷲 流詩:「晃帆が、一等賞だって思う人に、その証をあげればいいよ」
    王鷲 流詩:そして、当然。
    王鷲 流詩:「……うーん、ひとりで用意するつもりだったけど、やめた。藍田先生と厚木さんにも、一緒に選んでもらおう」
    王鷲 流詩:「久野芽あたりなら、いい知恵貸してくれるだろうし」
    王鷲 流詩:小さく小さく呟いて、ふふっと笑った。
    厚木くるみ:(みんな、お互いにプレゼントしている…?ここで私だけが何もしないのは…)
    厚木くるみ:(浮く、のでは…)
    厚木くるみ:気まずそうにしながらももじもじと口を開く。
    厚木くるみ:「えっ、っと。藍田先生。」
    厚木くるみ:「本当の本当にお金が足りなくなったら…言ってくださいね…?」
    厚木くるみ:「私も…。本当はお金はあるにはっ、あるので…」
    厚木くるみ:「道端に捨ててあったタバコを集めて新しく錬成したり、お賽銭箱から外れたものを掃除したものですが…。」
    厚木くるみ:「あるには、あるので…!」
    藍田 清一郎:「……厚木嬢」
    藍田 清一郎:「気持ちはありがたく頂いておくが」
    藍田 清一郎:「格好つけたいんだ。ここは俺にやらせてくれ」やんわりと断る
    厚木くるみ:「えっ、なんだか温かい目を感じますね…?」
    厚木くるみ:(おかしい…これで浮かない筈でしたよね…?)
    藍田 清一郎:「あんなにかっこいいところを見せてくれた女の子に、お金まで出させるのはちょっと、立つ瀬がないのでな」
    藍田 清一郎:「まあ……なんだ。男子にはそういう矜持があるんだよ」
    藍田 清一郎:「他の人から見たらどうでもいいようなことでも、馬鹿にできないような何かがあったりする」
    藍田 清一郎:「きっと分かってくれるだろう、厚木嬢なら」
    厚木くるみ:「…やっぱり、藍田先生はしっかりした大人ですね…?」
    厚木くるみ:「私を威圧して依頼してきたプランナーよりも、ずっと大人に見えますね…?」
    厚木くるみ:奢ってくれると断言してくれた藍田が、くるみはとてもとても大きく見えた。
    厚木くるみ:「やっぱり大人は甲斐性ですよ…。」「…そういえば私何のためにこの依頼受けたんでしたっけ?」
    GM:彼女の漏らした呟きは、やけに大きく響いて聞こえた……

    GM:シーン終了

    ED2:遺産継承者レガシー

    GM:シーンPCは藍田清一郎!

    GM:あなた達が支部に戻ってからの話。
    GM:保護された子供たちはUGNの医療班で検査と治療を受け、
    GM:夜中に抜け出したが、食あたりで倒れたというカバーストーリーの元、一般の病院へと移された。
    GM:そして藍田清一郎、あなたは再びUGN日本支部長”リヴァイアサン”の前にいる。
    霧谷雄吾:「お疲れ様です、”ドゥンケルブラオ”」
    藍田 清一郎:「――ありがとうございます」固い表情で応じる。
    霧谷雄吾:「”普遍的善良ノーマルグッド”、”ラックバロック”からもある程度の報告は受けていますが……」
    霧谷雄吾:「どうやら、想定以上に危険な任務になったとの事で」
    霧谷雄吾:「まず、こちらの調査不足を詫びさせていただきます」
    霧谷雄吾:「それを踏まえて、あなたはこの任務を完了して、どう感じましたか?」
    藍田 清一郎:「…………俺は」
    藍田 清一郎:ぽつりと零れるような言葉は、普段の彼からは想像もできない心もとなさで。
    藍田 清一郎:「ずっと、考えていました。守りたいものを守るにはどうすればよいのか」
    藍田 清一郎:「遺産継承に志願したのも、そのためでした」
    藍田 清一郎:「俺一人で守れる範囲なんてたかが知れていて、だから組織チームがあるのだということも、分かったつもりでいました」
    藍田 清一郎:――でも。
    藍田 清一郎:「ずっと、考えています。今も、あの日のことを」
    藍田 清一郎:もし、最初に子供たちを引率せず、家に帰していたら。
    藍田 清一郎:もし、狩猟者に遭遇したとき、子供たちだけでも逃がしていたら。
    藍田 清一郎:もし、ルドーを救えるすべがあったなら。
    藍田 清一郎:……考えたってどうしようもない、もしもばかりが。
    藍田 清一郎:あの時の己の選択は、本当に守りたいものを守れていたのかが。
    藍田 清一郎:澄んだ藍に一滴、垂らされた漆黒のインクのように、消えない。
    霧谷雄吾:「なるほど」
    霧谷雄吾:「そうですね、例えば……」
    霧谷雄吾:「そもそも調査が主目的だったわけですから、危険性をそこまで感じなくても仕方がないだとか」
    霧谷雄吾:「”狩猟者プレデター”を前に逃走した後、子供たちに残る心の傷が残る可能性があっただとか」
    霧谷雄吾:「”魔法人形”はあなたが辿り着いた時点でジャーム化していた可能性が高いだとか」
    霧谷雄吾:「そう言った話をしてもあなたは納得できない……いえ」
    霧谷雄吾:「したくないでしょうね」
    藍田 清一郎:「……はい」
    霧谷雄吾:「私も、日本支部長になるまで……いや、今でも」
    霧谷雄吾:「ああしていれば、こうしていればと、後悔をしてばかりです」 自虐気味に笑う
    霧谷雄吾:「強くなってください、”ドゥンケルブラオ”」
    霧谷雄吾:「それが最も、あなたの納得に近い道です」
    藍田 清一郎:うつむきかけていた顔を上げる。
    藍田 清一郎:「……ありがとうございます、”リヴァイアサン”」
    藍田 清一郎:「きっと俺は、ずっと、あの日のことを引きずると思います」
    藍田 清一郎:「俺は俺が目指す『大人』に、まだちっともたどり着いていなくて」
    藍田 清一郎:「それでも、諦めたくない」
    藍田 清一郎:「悔やんで、落ち込んで、どんなに苦しんでも」
    藍田 清一郎:「守りたいもの世界の希望を、守れるようになりたい」
    藍田 清一郎:――貴方のように、なんて言っては困らせるかもしれないが。
    藍田 清一郎:彼のような人々が、悔やんで、落ち込んで、苦しんで、それでも守ってくれたから。
    藍田 清一郎:だから俺は、今ここにいて。
    藍田 清一郎:希望を、口にできる。
    霧谷雄吾:「良いでしょう」
    霧谷雄吾:「UGN日本支部長”リヴァイアサン”の名に於いて、”ドゥンケルブラオ”に新たな」
    霧谷雄吾:「守るための力を、与えます」
    霧谷雄吾:ニコリと微笑む。
    霧谷雄吾:「遺産・ジュラシックレコード」
    霧谷雄吾:「恐竜の遺伝子が眠る石斧、カテゴリとしてはそうなります」
    霧谷雄吾:「人間の潜在能力を高め、あなたの肉体を更に強靭にする……あなたに適合する遺産です」
    霧谷雄吾:「知っての通り、遺産には相応のデメリットもある。この石斧の場合は、火に恐怖を感じることになるでしょう」
    霧谷雄吾:「……それでも、あなたならこの力を使いこなせると信じます」
    藍田 清一郎:「ジュラシックレコード……」
    藍田 清一郎:怖くない、わけではない。怖いものは、怖くていい。
    藍田 清一郎:それでも、恐怖に立ち向かいたいと思うなら。
    藍田 清一郎:――応援して、手伝ってくれる人々の存在を、俺は知っている。
    藍田 清一郎:「UGNエージェント”ドゥンケルブラオ”、確かに賜りました」
    霧谷雄吾:「ええ」
    霧谷雄吾:「貴方に授ける遺産に眠る遺伝子は、ブラキオサウルスの物だと解析されています」
    霧谷雄吾:「ブラキオ、はギリシャ語で腕を意味する言葉」
    霧谷雄吾:「その名前通り、とても長い腕を持ち、全長も恐竜の中では最も大きいと言われていた時代もありました」
    霧谷雄吾:「その腕で、守りたいものを守って見せてください」
    藍田 清一郎:「……はい!」
    藍田 清一郎:「俺は……強くなります」なりたい、ではなく、断言の形で。
    藍田 清一郎:何をもってして、強いと呼ぶか。
    藍田 清一郎:それさえ決めれば、あとはそれに向けて走るだけ。
    藍田 清一郎:少し前、まだ「せんせー」の肩書があったころのことを思い出して。
    藍田 清一郎:こんな話をしたときの彼は、何と言ったんだっけ――ああ、そうだ。
    藍田 清一郎:「だから、今のうちに、サインをもらっておくとよいとの噂です!」
    霧谷雄吾:一瞬きょとんとして
    霧谷雄吾:「……ふふっ、そうですね頂いておきましょう」
    霧谷雄吾:「貴方もいずれ、日本支部を背負って……いえ、本部を背負うことになるかもしれませんしね」
    藍田 清一郎:「背負えるようになります」
    藍田 清一郎:「そのための腕は、今頂きました」
    藍田 清一郎:「……貴方ほどの人でも、選択に後悔を感じることがあるのなら」
    藍田 清一郎:「”ドゥンケルブラオ”を遺産継承者レガシーにした、その選択だけは、少なくとも」
    藍田 清一郎:「絶対に、後悔させませんから」
    藍田 清一郎:「見ていてください、”リヴァイアサン”。貴方の信じてくれた藍色を」
    藍田 清一郎:「あまねく命を抱きかかえる、大海の色を!」

    GM:シーン終了

    ED3:厚着のプラン

    GM:シーンPCは厚木くるみ
    GM
    GM:事件から数日後────
    厚木くるみ:厚木くるみの朝は早い。
    厚木くるみ:「きゃっ…あんまり引っ張らないでください~~~」
    厚木くるみ:犬に引きつられ…ではなく、犬の散歩をしている姿があった。
    厚木くるみ:「犬の散歩の代行」もまた彼女の貴重な収入源なのだ。
    厚木くるみ:そうして日課を終えた彼女は冬至のこの日も変わらず橋の下の家ダンボールハウスへ帰還する
    厚木くるみ:「冬の…散歩はしみますね。しますよね‥‥?」
    厚木くるみ:「むむ…この気配は、またお客様ですか…?」
    厚木くるみ:「子供にいたずらされるのはつらいんですけど…?」
    厚木くるみ:計画を強める。
    厚木くるみ:子供、不審者或いは死に掛けの人間や刺客が偶に待ち伏せてる時もあるのだ。
    GM:あなたが拠点に戻ってくるとそこには……
    不審者:「…………」
    不審者:「ぶひぃ」
    厚木くるみ:「ひぇっ~!狩猟者プレデターが出たぁ!」
    子供たち:「うおお姉ちゃんスッゲ―っ!」
    プランナー:「あら、おかえりなさい」
    GM:全然知らん男を椅子にしている”プランナー”とそれを見てテンションが上がっている子供たちがいる!!
    厚木くるみ:腰を抜かし地面へ倒れこみながらも後ずさり。
    厚木くるみ:「‥‥‥」数秒固まった後。
    厚木くるみ:「えっと…なんですか?この状況」
    厚木くるみ:立ち上がり今の状況を確認しようとする。
    プランナー:「ここら辺は治安が悪いですね」 ほら、もうおかえりなさいと子供たちを追い返している
    プランナー:「いえなんか……あなたに報酬を私に来たら不審者がいたので」
    プランナー:「追い払ったらそれを見ていた子供たちに懐かれてしまいまして」
    GM:男はプレデターではないよ!立ち絵ミスっただけ
    厚木くるみ:なるマグね~~~!
    厚木くるみ:「なるほど…?」「ぱっと見伊庭さんに激似だったのでてっきり私死ぬかと。」
    厚木くるみ:「ま、それはいいでしょう。」
    GM:追い払ったと言いつつ不審者は未だに少女の尻下に鎮座しているが
    プランナー:「はい、特にプランとは関係ありません」
    厚木くるみ:「プランナー。今回の仕事の報酬を渡しに来たと聞きましたが」
    厚木くるみ:「その前に、確認したいことがあります。」
    プランナー:「ほう」
    厚木くるみ:「なんで魔法人形の破壊を望んだんですか?それも、私に。」
    厚木くるみ:「あなたは、ゼノスは…つまりRBをヒトより優先するはずですよね…?」
    プランナー:「ああ」 人間椅子から降りて男を川へ蹴飛ばしてから
    プランナー:「”魔法人形”はウロボロスへと目覚める可能性がありました」
    プランナー:「しかも、ジャーム化しており扱いづらい。こちらとしても心苦しかったのですが、プランの邪魔になると判断しました」
    プランナー:本心はどうなのか、笑みは絶やさないままだ
    プランナー:「あなたに頼んだのは、あなたが子供の味方であるからです」
    厚木くるみ:「ひえっ。」ウロボロスに"なるかもしれない"その可能性だけで抹消を依頼されたことに恐怖し。
    プランナー:「舞台が舞台だけに、あなたを送るのが幾つかのプランの中で最も成功率が高かった」
    厚木くるみ:「私は、彼が子供たちの命を奪う前に止められてよかったと思ってます」
    厚木くるみ:自分のようにての汚れたものは、増えてほしくない。
    厚木くるみ:「…私が『子供の味方』であるかは、分かりませんけど…?」
    厚木くるみ:「えっと、では勿論成功を期待して。」
    厚木くるみ:「報酬があるというのを信じていいんですよね…」
    プランナー:「ええ、成功報酬として……」
    プランナー:スーツケースを差し出す
    GM:開いたそこには、札束が詰まって見える
    GM:一枚捲ると、新聞紙が詰まっている
    厚木くるみ:「ごくり。」喉がなる。
    プランナー:「10万円」 どう考えても命を懸けるには割に合わない金額だ
    厚木くるみ:完全に場に飲まれ、プランナーとその服飾品
    厚木くるみ:スーツケースの放つラグジュアリーで最先端な雰囲気に酔っているのだ。
    厚木くるみ:「では。いただきます。…良いんですよね?」
    厚木くるみ:「これだけの額を、私がもらっても…。」
    厚木くるみ:「何もお返しはできませんけど…?」
    厚木くるみ:そう、くるみは。
    厚木くるみ:くるみは、プランナーに呑まれ、完全に相場感覚を喪失していた。
    プランナー:「……それだけ素直に受け取られるとなんだか申し訳ない気分になりますね」 少し目を丸くする
    プランナー:「冗談です。いえ、現金としてはそれだけなのですが……」
    厚木くるみ:へこへこと頭を下げつつスーツケースを受け取る。
    厚木くるみ:権力と金銭に抗えず屈服してしまう。
    厚木くるみ:「それだけ…?」
    厚木くるみ:「他にも、何か…?」
    プランナー:スーツケースの上に幾つかの宝石を乗せる
    プランナー:「同士が作ったイミテーションです」
    プランナー:「売るなり身につけるなりご自由にどうぞ」
    厚木くるみ:「宝石…!」
    厚木くるみ:「えっ、えっ、受け取っていいんですか。ぶっちゃけこの後私殺されたりしませんか?」
    プランナー:「しませんよ、なんならこの後お茶にでも行きましょうか?」
    厚木くるみ:猫は、飼い主が皿から溢れかえるほどの餌を与えると恐怖するという
    厚木くるみ:今のくるみがまさにそれであった。
    プランナー:「奢って差し上げますよ」 ちょっと楽しくなってきた
    厚木くるみ:「えっ…。プランナーに、奢ってもらえる…。そんな畏れ多い事は…!」
    プランナー:「オホホホ」
    プランナー:「まあ、不要であればそろそろお暇致しましょうか」
    厚木くるみ:「いえ、行きます。」
    厚木くるみ:「一緒に食べに行きましょう。ごはん。」
    厚木くるみ:厚木くるみは、弱気ではあるものの…
    厚木くるみ:非常に、がめつかった。
    プランナー:「わかりました、それでは私の行きつけにご案内しましょう」
    プランナー:(ゼノス幹部招集して高級店に行きますか……) 面白がっている
    厚木くるみ:「いきつけの、お店…」
    厚木くるみ:「ちょっと楽しくなってきましたね…?」
    厚木くるみ:そのまま盗まれぬよう、スーツケースを手に取りプランナーとダンボールハウスを出る。
    プランナー:「それは良かった」
    プランナー:「では私が更に楽しめるプランを用意して差し上げましょう」
    厚木くるみ:───────────────
    厚木くるみ:その後の食事会は、それは大層盛り上がったという。
    厚木くるみ:そして
    厚木くるみ:「ひゃ…これはお金じゃない…新聞紙…!???」
    厚木くるみ:「あ、あんなに…」「あんなに一緒だったのに!」
    厚木くるみ:「一緒にビンゴ大会をして二次会ではカラオケでデュエットもしたのに…!」
    厚木くるみ:「…裏切り者ダブルクロスは、許せませんね…?」
    厚木くるみ:ちなみにスーツケースは30万円の価値であり…。愛好家の方に40万で引き取ってもらった。
    GM:後日、”ゼノス”本部でクマのぬいぐるみが暴れまわり阿鼻叫喚の騒ぎが起こったとか、怒らなかったとか……
    GM:真実は闇の中である

    GM:シーン終了

    ED4:妖精は風に舞う

    GM:シーンPCは王鷲流詩

    GM:事件が終わって数日────
    GM:幾つかの事後処理は残っているものの、あなたは概ね日常に帰ってきたと言っていい状況にあった
    GM:今日も教室は、小学生らしい賑やかさを保っている
    王鷲 流詩:その賑やかさに加わることなく、ひとり静かに教室の隅に座っている。
    王鷲 流詩:非日常と日常の境界線、その向こう側から、守るべき日常を眺めている。
    王鷲 流詩:それが。
    王鷲 流詩:魔法人形を探しに行く前の、王鷲流詩の日常だった。
    王鷲 流詩:「………な、なぁ、備前」
    王鷲 流詩:ちょっとだけぎこちなく、賑やかさを奏でるひとりに声をかける。
    備前藤吾:「んぉあ?」
    備前藤吾:「どした? 珍しいな」 椅子をひっくり返して君の方を向く
    王鷲 流詩:「あー、その、…ちょっと、気になって」
    王鷲 流詩:「ほら、この前の夜のこと…ご家族、大丈夫だったか?」机の上に少し身を乗り出して、賑やかさに紛れるように囁く。
    王鷲 流詩:「……僕は、結構怒られたから…」
    備前藤吾:「あ? あー」
    備前藤吾:「メチャ怒られたよ……」
    備前藤吾:急激にしなしなしていく
    王鷲 流詩:「やっぱり備前のとこもか……」
    王鷲 流詩:一緒にしなしなしている。でも、ほんのちょっと嬉しそうに口元が緩んでいる。
    備前藤吾:「まー俺らのためって言うのはわかるんだけどなー」
    備前藤吾:「だからってさあ、親父なんて思いっきり殴ってきたんだぜ?」
    王鷲 流詩:「うわ」
    備前藤吾:ほれ、とたんこぶを見せてくる
    王鷲 流詩:「頭?頬?」
    王鷲 流詩:「うわー、痛そう…」
    王鷲 流詩:つんつんたんこぶをつつく。
    備前藤吾:「ぎゃーっ」
    備前藤吾:「やめれ!」
    王鷲 流詩:「あはは、悪い悪い!」
    備前藤吾:「なんだよったく……」
    備前藤吾:拗ねた様に頭を擦っている
    王鷲 流詩:「ごめんって。おわびに明日、よく効く湿布をくすねてくるからさ」
    備前藤吾:「くすねてくるってお前な……」 呆れている
    王鷲 流詩:ふふ、と笑って。
    王鷲 流詩:「備前はさ」
    備前藤吾:「お?」
    王鷲 流詩:「あんなに怒られるんなら、魔法人形探し、行かなきゃよかったなーとか、思う?」
    備前藤吾:「え? うん」 あっさり頷く
    備前藤吾:「途中から全然覚えてねーし」
    備前藤吾:「怒られ損だよ!」
    王鷲 流詩:「あはは、正直!」
    備前藤吾:「お前はどうなのさ」
    王鷲 流詩:「久野芽に告げ口したらあいつ怒りそうだな~」
    王鷲 流詩:「え?」
    備前藤吾:「だから、いかなきゃよかったなーって思うのかって話」
    王鷲 流詩:「んーー……僕は、行って、怒られてよかったかな、と思う」
    王鷲 流詩:「マゾじゃないぞ」言われる前に言う
    備前藤吾:「ええ……」
    備前藤吾:「なんでさ……」 見るからに引いている
    王鷲 流詩:「うーん…なんていうか…」
    王鷲 流詩:「僕がちょっと危ないことしたくらいで、怒るような人たちじゃないんだろうなって思ってた、からかな」
    備前藤吾:「???」
    王鷲 流詩:「思ってたより、親に愛されてるのかもなって、ちょっと嬉しくなったってこと!」
    備前藤吾:「あー」
    王鷲 流詩:照れ臭そうに、ふいっと顔を背けて怒ったように言う。
    備前藤吾:「なんだっけ、好きの反対は無関心とか言うもんな」
    王鷲 流詩:「そうそう、それ」
    王鷲 流詩:「無関心じゃなかったんだな、って感じ」
    王鷲 流詩:「それで言うと、備前もそうだろ」
    王鷲 流詩:「ぶん殴るほど怒るの、無関心とはめっちゃ遠いよな」
    備前藤吾:「そらね、でも無関心かもって悩んでた王鷲に言うのもなんだけど」
    備前藤吾:「あれはあれでウザい」
    王鷲 流詩:「持てる者の悩みってやつだな」
    王鷲 流詩:羨むでもなく、茶化しすぎるでもなく、自然に笑って。
    王鷲 流詩:「どんなことにも、『それはそれで大変』っていうの、あるんだなぁ」
    備前藤吾:「そりゃあなあ」
    王鷲 流詩:「世知辛いなあ」しみじみ
    備前藤吾:「ほら、卒業式とかさー」
    備前藤吾:「あれ俺らずっと座ってんのもしんどいけど」
    備前藤吾:「6年生は6年生で練習が大変らしい」
    備前藤吾:やだなーとぐねぐねしている
    王鷲 流詩:「あーー……」
    王鷲 流詩:「わかる。立つタイミング間違えそうで嫌だ、あれ」
    王鷲 流詩:「来年かー、早いなー…」
    王鷲 流詩:つられてぐねっと机につっぷす。
    備前藤吾:「……なんか変わったな、王鷲」
    王鷲 流詩:「…あー…分かる…?」
    備前藤吾:「わかんない方がおかしいくらい変わってるし……」
    王鷲 流詩:「……………ほんとはずっと、こういう馬鹿みたいな話とか」
    王鷲 流詩:「備前や乃世や久野芽たちとドッジボールとか、してみたかったんだ」
    備前藤吾:「じゃ、今度しようぜ」
    王鷲 流詩:「………いいの?」
    王鷲 流詩:目を丸くして、顔を上げる。
    備前藤吾:「今はなんか……晃帆の奴はなんかやってるから無理だけど……」
    備前藤吾:視界の端では乃世くんがコードネーム決めに苦心している
    備前藤吾:「ダメな理由ないし」
    王鷲 流詩:「……そっか」
    王鷲 流詩:ないのか。ダメな理由。
    王鷲 流詩:「じゃ、今度、遠慮なく混ざる」
    備前藤吾:「おう」
    王鷲 流詩:当然のように返ってくる返事に。
    王鷲 流詩:にへ、と下手くそに、嬉しそうに笑った。
    GM:そのように、あなた達が駄弁っていると
    御友 勇樹:「あのー、王鷲くん居るかな?」
    備前藤吾:「うおっまた出た」 びっくりしている
    王鷲 流詩:「あ、御友先輩!」
    王鷲 流詩:「じゃ、備前」席を立って。
    王鷲 流詩:「また、あとで」
    備前藤吾:手を振って返す
    王鷲 流詩:ひら、と手を振り返して、御友先輩のところへ。
    御友 勇樹:「あ、ごめん。邪魔しちゃったかな」
    王鷲 流詩:「ううん、大丈夫です」
    御友 勇樹:「よかった」 そう言いつつ、中庭へ
    御友 勇樹:「こないだはありがとね」 中庭についてすぐにそう言う
    王鷲 流詩:「それは、僕の方が、です」
    王鷲 流詩:「ありがとうございました、御友先輩」
    御友 勇樹:「ええ? だって僕が誘って危険な目に合わせちゃったのに……」
    王鷲 流詩:首を振る。
    王鷲 流詩:「御友先輩に声かけてもらわなかったら、」
    王鷲 流詩:「…久野芽も、備前も、死んでたかもしれない」
    王鷲 流詩:「………庭箱も、乃世も、…ジャームになってたかもしれない」
    王鷲 流詩:「だから、あそこに居られて、出来ることがあって、よかったです」
    御友 勇樹:「……そっか」
    御友 勇樹:ホッとしたように言う
    王鷲 流詩:「それにっ、戦闘の時も逃げる時も、御友先輩がいてくれたからなんとかなったとこがいっぱいで、」
    王鷲 流詩:珍しく、伝えたい気持ちに言葉が追いつかない。
    御友 勇樹:きょとんとしている
    王鷲 流詩:「えーとえーと、オーヴァードとしての実力もそうだし、支部員の把握も御友先輩がしててくれたから連携できたし、」
    王鷲 流詩:「あと、えっと、逃げないって真っ先に言ってくれたのもかっこよかったし、それから、えっと」
    王鷲 流詩:あわあわしながら指折り数えている。
    御友 勇樹:「あはは、ありがとうね」 困ったように笑っている
    御友 勇樹:「でも僕、そんなに大した人間じゃないよ」
    御友 勇樹:「能力の方はまあ、凄いかもしれないけど」
    御友 勇樹:「僕自身がね……」
    御友 勇樹:みるみるうちにテンションが下がって一人で勝手に落ち込んでいる
    王鷲 流詩:「…えっ」
    王鷲 流詩:「……御友先輩」
    御友 勇樹:「?」
    王鷲 流詩:「御友先輩は、自分のこと、…だめだったなぁ、って、思ってるんですか?」
    王鷲 流詩:そっと顔を覗き込む。
    御友 勇樹:「ヒェッ」 ビビっている
    御友 勇樹:「僕の能力なら。もっと出来ることはあったと思ってるよ」
    王鷲 流詩:「…うん。それ、きっと、僕も…僕じゃない人達も、思っていると思います」
    王鷲 流詩:誠実な藍色を思い出しながら、相槌を打つ。
    御友 勇樹:「あー、いや。ごめん、僕の悪い癖だから、あまり気にしないで……」
    王鷲 流詩:笑って首を振る。
    王鷲 流詩:「愚痴は、言える時に言っておいた方がいいですよ、御友先輩」
    王鷲 流詩:「大人の人は、そんなことない、よく頑張ったよって」
    王鷲 流詩:「君は全力を出したんだって、言ってくれてしまうから」
    王鷲 流詩:「妖精は忘れっぽいんです」
    王鷲 流詩:「御友先輩の言ってたことなんか、きっと夜には忘れてますよ」
    王鷲 流詩:ね、と笑う。
    御友 勇樹:「あはは」 困ったように笑う
    御友 勇樹:「それよりさ、乃世くんはどうだった? 大丈夫そう?」
    王鷲 流詩:「……」まだまだ、守りたいものを守れるようになるには足りないなぁ、と、胸の中で呟いて。
    王鷲 流詩:「乃世は……全然大丈夫じゃないです…」とても深刻そうな声音
    御友 勇樹:「えっ」
    王鷲 流詩:「……今日で4日目、です」意味深
    御友 勇樹:「な、何が!?」
    王鷲 流詩:「…………」たっぷり溜める。
    御友 勇樹:緊張した面持ち
    王鷲 流詩:「コードネーム、ずっっっと悩んでます、あいつ」
    御友 勇樹:「……」
    御友 勇樹:「あー」
    御友 勇樹:気の抜けた声を出す
    御友 勇樹:「まあ……ある意味健全で何より……かな?」
    王鷲 流詩:「はい、ほんとに」くすくす笑っている。
    王鷲 流詩:「……御友先輩」
    王鷲 流詩:ほんの少し翳った声で。
    王鷲 流詩:「いつか」
    王鷲 流詩:「いつか晃帆も、オーヴァードとして」
    王鷲 流詩:「見たくないものを見て、失いたくないものを失って」
    王鷲 流詩:「したくない、しなきゃいけない選択を、しないといけなくなるのかな…」
    御友 勇樹:「どうだろうね」
    御友 勇樹:「本人次第だと思うよ、契約さえちゃんとしてればUGNからは協力要請とかも出ないようにできるし」
    御友 勇樹:「でも、乃世くんは……積極的に"こっち側"に来そうだよね」
    王鷲 流詩:「………うん」
    王鷲 流詩:「”あっち側”に、いつづけるのは」
    王鷲 流詩:「出来ることがあるのに、怖いから、しないっていうのは」
    王鷲 流詩:「『かっこよくねーだろ』!」
    王鷲 流詩:「って、…いくつになっても、言ってそう。あいつ」
    御友 勇樹:「年齢が年齢だし、親御さんも一般人だろうからそうそう任務はないだろうけど」
    御友 勇樹:「まあ、出来る限り僕たちで支えよう」
    王鷲 流詩:「……っ、はい!」
    王鷲 流詩:当然のように『僕たち』と言ってくれるあなたは。
    王鷲 流詩:やっぱりすごいと、僕は思う。
    王鷲 流詩:「じゃあ、僕たちも頑張らないと、ですね!」
    王鷲 流詩:「後輩ふたりに、かっこ悪いところ見せらんないし」
    御友 勇樹:「うん」 ニコリと笑う
    GM:チャイムが鳴る
    御友 勇樹:「あ、もうこんな時間だ」
    王鷲 流詩:「あ、やばっ…次、家庭科室だ…!」
    御友 勇樹:「頑張ってね~」 手を振って見送る
    王鷲 流詩:「ありがとうございます!」
    王鷲 流詩:だ、と走り出しながら、振り返る。
    王鷲 流詩:「御友先輩!」
    王鷲 流詩:「また、何かあったら、お手伝いさせてくださいね!」
    王鷲 流詩:笑って。
    王鷲 流詩:そのまま背を向けて、走る。
    王鷲 流詩だってきっと、優しい先輩はもう巻き込めないよって言う気がしたから。言い逃げね、ルゥ。わるいこだわ。
    王鷲 流詩:走る。
    王鷲 流詩:賑やかな校舎へ、騒がしいクラスメイトの元へ。
    王鷲 流詩非日常のいきものダブルクロスだって、日常を楽しんでいいんだと。
    王鷲 流詩:そう、何度も大人に言われていたことが。
    王鷲 流詩:今、やっと分かった気がした。
    GM
    GM:シーン終了

    ED5:超音速ノ晃リ夜叉

    GM:シーンPCは乃世晃帆

    GM:事件から数日が経ち────
    GM:あなた達は、日常へと戻りつつあった
    GM:とはいえ、完全に戻ったわけではない
    GM:UGNに能力を認知された君と庭箱有栖は、これから暫く支部に通って研修を受けたり
    GM:最低限のレネゲイドコントロールを学ぶ必要がある。
    GM:そして、コードネーム。
    GM:コレは、自分で考えるか専門の部署に任せるか自分で選べるものとなっていた。
    GM:君は────

    GM:学校
    久野芽 零:「晃帆~、最近ずっとウンウン唸ってるけど」
    久野芽 零:「なーに考えてんすか」 うりうりと肘で小突く
    乃世 晃帆:「男には一生でいちばん知恵を絞らなきゃいけねー瞬間があるんだよ……」妙に悟ったような顔で
    乃世 晃帆:珍しく自主的に開かれたノートは、ぱっとしない没案とぐしゃぐしゃに塗りつぶした跡でページが埋まりつつある。
    乃世 晃帆:「……なあ零」
    乃世 晃帆:「なんかかっこいい単語ない?」
    久野芽 零:「超鬼……一本ヅノ○○ほにゃらら……不確定な切り札……世界の狩り手……なにこれ?」
    久野芽 零:「かっこいい単語~~??」
    乃世 晃帆:「わーーーっ読み上げんな!!!それは没になったやつ!!!!」
    久野芽 零:「閃光レイとか」 音だけだと自分の名前を自慢してるだけの奴である
    乃世 晃帆:「なんかこう……とびきり足が速そうでめちゃめちゃ強そうですげーーかっこいいやつ…」
    久野芽 零:「じゃあウルトラビーストとか?」 DSを取り出してポケモンをやり始める
    乃世 晃帆:「閃光レイは………お前の恩恵にあずかるみたいだからヤダ」
    久野芽 零:「は???」 んだとこら~と肘鉄を繰り返している
    乃世 晃帆:「ウルトラビースト……うーんなんかいまいち決め手に欠けるんだよなあ」肘鉄されつつ机に項垂れて
    久野芽 零:「ええ~??」
    久野芽 零:「じゃあ図書室言って図鑑でも見れば?」
    乃世 晃帆:「図鑑とか辞書とか片っ端から見たんだって!あ、でもおかげでちょっとだけ賢くなったぜ!」
    久野芽 零:「なんか逆にバカっぽいな……」
    乃世 晃帆:「バカじゃねーし!!」
    久野芽 零:「ていうかコレなんなん? 名前?」
    乃世 晃帆:「じゃあ零、鬼ってインドでなんて言うか知ってる?夜叉だぜ夜叉!!かっこよくね!?」
    久野芽 零:「カッコいいか~~??」
    乃世 晃帆:「え?……んー、まあ、そんなとこ」言葉を濁しつつ
    乃世 晃帆:「かっこいいだろ!!!」
    久野芽 零:「ちゃんと要素教えてもらわないとパッと単語だけ言えって言われても思いつかないしー」
    久野芽 零:「鬼って感じなのはわかった」
    乃世 晃帆:「ふん!もういい!自分で考えるし!」口を尖らせてぷいっとそっぽを向き、ノートに向き直る。
    乃世 晃帆:「……ウルトラビーストなあ」
    乃世 晃帆:その響きは、案外気に入って。
    久野芽 零:「んだとこら~~」 背もたれをゲシゲシ蹴っている
    備前藤吾:「はーい席に戻りましょうねー」
    庭箱有栖:「あはは、ごめんね乃世くん……」
    久野芽 零:「ウワ―ッ」 2人に引きずられていく
    乃世 晃帆:「あっ庭箱!藤吾も…!」同じくコードネームを決めることになった有栖ちゃんや親が職員の藤吾くんにアドバイスを求めようとするも、ふたりすぐ行ってしまい
    乃世 晃帆:仕方ないので、再びひとりで考え始める
    乃世 晃帆:「ウルトラ……ウルトラなんちゃらビースト…うーん…」
    乃世 晃帆:でも、鬼って入れたいし、めちゃめちゃ足速くなったのも入れたいし、それから、それからもっと――
    乃世 晃帆:――――あの閃光のように、眩しいものを。
    乃世 晃帆:「…………そういや、オレの名前。『晃』って字、『光』って入ってるし、読みも『ヒカリ』になったりするんだ」辞書を見て
    乃世 晃帆希望ひかりであってほしいと言われた。
    乃世 晃帆:誰よりも眩しく、誰もの目線を奪えるように光りたいと思った。
    乃世 晃帆:いっとう眩しい、隣の閃光ひかりと、おそろいがいいとおもった。
    乃世 晃帆:「……超音速ノ晃リ夜叉ウルトラソニック・シャイニングビースト
    乃世 晃帆:精一杯ていねいに書こうとしたのだろうという努力の跡が見える、それでもバランスの崩れてちょっと不格好な文字で。
    乃世 晃帆:力のこもった、でかでかとした文字で。
    乃世 晃帆:ノートの新しいページに、書き込まれたのは。
    乃世 晃帆:「これだ!!!!!」
    GM:突然の大声に教室が静まり返る
    乃世 晃帆:「……あっ」あわてて口を塞いできょろきょろ見回して
    乃世 晃帆:けれど今、注目されている。
    乃世 晃帆:まあ、求めていた形とは全然ちがうが。
    乃世 晃帆:「………」
    乃世 晃帆:「…………ごめん!なんでもない!」
    乃世 晃帆:力を手に入れても、どれだけ目立てるとしても。
    乃世 晃帆:この力は。この非日常は。
    乃世 晃帆俺たちだけあの冒険を乗り越えた仲間の秘密、なんだから。
    GM:チャイムが鳴る。
    GM:ざわめきを取り戻した教室が再び静まっていく。
    GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
    GM:いつもと同じ日々を、変えたいと願っていた少年少女達
    GM:非日常を経て、少し変わった少年少女達
    GM:それでもまた、彼らは日常へと帰っていく

    GM:ダブルクロス The 3rd Edition
    GM:魔法人形はどこに?
    GM:また、いつかの空に探しに行こう

    GM:了

    PC1:"超音速ノ晃リ夜叉ウルトラソニック・シャイニングビースト"乃世(のぜ)晃帆(あきほ) (リンク)/木箱
    PC2:"ドゥンケルブラオ"藍田(あいだ)清一郎(せいいちろう) (リンク)/りっとく
    PC3:"御棘噺フェアリーベイン"王鷲(おうわし)流詩(るう) (リンク)/季戸
    PC4:"ハロウィンナイト"厚木(あつき) くるみ (リンク)/マグパロス