GM:御影

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です



PC1:"カーテンコール"呉住(くれずみ)里沙(りさ)(リンク)/エド
PC2:"エヴァンス"四谷(よつや)絵恋(えれん)(リンク)/ミハエル
PC3:"ナカツカミ"九重(ここのえ)(とお)(リンク)/闇猫
PC4:"完璧なる氷像(パーフェクト・レプリカ)"植美(うえみ) 永煉(えれん)(リンク)/季戸

メイン(今ここ)|雑談


INDEX

  • プリプレイ
  • オープニングフェイズ

  • OP1:求婚
  • OP2:解読不能
  • OP3:ライフエキスパンション
  • ミドルフェイズ

  • ミドル1:エンディミオンハート
  • ミドル2:電脳世界
  • ミドル3:分断
  • ∟PAIR1『あなたがいなければ』
  • ∟PAIR2『それは死を意味する氷と炎』
  • ミドル・クライマックス:撤退戦
  • ミドル5:リタイア
  • ミドル6:再起
  • ミドル7:それぞれの対話
  • ∟PAIR1:『4人分の炎』
  • ∟PAIR2:『想いの為に、何度でも』
  • ∟PAIR3:『それは造花の様なもの』
  • クライマックスフェイズ

  • クライマックス:エンディミオンハート・ラストラットレイト
  • エンディングフェイズ

  • ED1:白き贈り物
  • ED2:あなただけのトッピングを添えて
  • ED3:それでも日常は続く
  • ED4:水面に移る影の隣に


  • プリプレイ

    GM:それではまずは自己紹介から始めていきたいと思います

    GM:まずPC1:呉住里沙!

    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "カーテンコール"呉住(くれずみ)里沙(りさ)ウロボロス/オルクス戦闘用人格(デュアルフェイズ)
    母の虐待を受けて育った少女。その影響で本人の気は弱いが、苛烈なる姉「美沙」の人格を内に秘めている。
    「美沙」の助けを得つつ、理不尽な目に遭っている人々を助けるために奮闘中

    (illustration:レトロ風メイドメーカー)
    主要エフェクト
    原初の赤:災厄の炎
    得意領域
    災厄の炎
    原初の黒:ヒュドラの怒り
    背徳の理
    主要アイテム
    コネ:UGN幹部
    コネ:噂好きの友人

    メモリー
    憧れのお友達:末城艶霞
    HP/26
    行動値/8
    初期侵蝕/38


    呉住 里沙:「え、えっと……今日も、がんばります……っ」
    呉住 里沙:というわけで、非常にありがたいことに最近稼働率が上がってきた呉住里沙です。UGNチルドレンの少女で、11才の小学五年生です。
    呉住 里沙:幼い頃から母から虐待を受けて育ち、本能的に心身を守るために〝姉役〟の成人女性の別人格を生み出し、共に地獄に耐えていました。
    呉住 里沙:そしてある日、命に関わる程の虐待をされそうになった際にオーヴァードへと覚醒。
    呉住 里沙:暴走する力と、やっと表へと登場できるようになった姉が、黒い焔で母親を焼き殺し……UGNに保護されました。
    GM:死んでる!
    呉住 里沙:以来、チルドレンとして活動中。最近は多くの出会いなどで成長してきましたが、誰しも得手不得手というものがあり、里沙に困ったことが起こると……、
    呉住 里沙:『その別人格である私が出る、というわけだ』
    呉住 里沙:別人格は里沙を護るために存在しており、彼女に害をなす相手に対して非常に沸点が低いです。
    呉住 里沙:ですが里沙が第一であるため、里沙の悲しむことはしません。ですので仲間に牙を剥くことはまずないのでご安心ください。
    GM:よかった
    呉住 里沙:データ解説をすると、シンドロームはウロボロス/オルクスのクロスブリード。原初の赤:災厄の炎を使用するRC型アタッカーです。
    呉住 里沙:ですがダイスの数を重視しており、Dロイス〝戦闘用人格〟などの効果により侵蝕率が100%を越えるとダイスがめっちゃ増えて楽しい……そんな変なやつです。
    GM:たくさんダイス振るのは楽しい
    呉住 里沙:今回、経験点のおかげで≪破壊の渦動≫をゲット。シナリオLv回まで装甲無視が出来るようになったので……頑張りますよ!
    呉住 里沙:以上、よろしくお願いいたします!
    GM:よろしくお願いします~
    GM:では、そんな里沙美沙のハンドアウトはこちら!

    HO1 呉住(くれずみ)里沙(りさ)/エド
    あなたは現実から逃避するための人格と共に現実と戦う、UGNチルドレンの少女である。
    あなたが街中を歩いているとき、ガラの悪い男たちに絡まれている1人の少年と出会う。
    あなたと同い年くらいのその少年は、レネゲイドの力を使って絡んできた男たちを返り討ちにし、殺そうとする。
    あなたが彼を止めようとすると、彼は貴方の手を取り、求婚してきたのだった。
    「一目惚れだ!俺と結婚してくれないか!」

    呉住 里沙:ええ……(困惑)。
    ”ナルキッソス”:はっはっは、まあ今すぐとは言わないが
    ”ナルキッソス”:年齢の問題もあるものな……今すぐは結婚できない
    呉住 里沙:小学生に求婚……同年代なら微笑ましいけども……。
    GM:こいつの求婚に応じるも応じないもボコボコにするもあなたの自由です
    呉住 里沙:自由という単語が重いぜ。
    GM:ふふふ、結構ぐいぐい来るけど嫌がったら素直に引くので
    GM:ご随意にね
    呉住 里沙:よろしくですよー。

    GM:では、続きましてPC2:四谷絵恋!

    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "エヴァンス"四谷(よつや)絵恋(えれん)ブラックドッグ/エンジェルハィロゥ遺産継承者(レガシー)
    必中の弓
    ゲーム好きの女子高生。昔からの名家の出身だが、実家との関係はよろしくない。
    病弱であり、数年前には死にかけたことすらある。 その際に「自身が育てていたレモンバームの妖精(自称)」に命を救われており、現在の彼女の能力はその力の影響を受けている。

    (illustration:もっとももいろね式美少女メーカー)
    主要エフェクト
    オリジン:プラント
    ゲットダウン
    鏡の中の人形
    ワンショットツーキル
    主要アイテム
    必中の弓
    サイドリール
    ロックオンサイト*5

    メモリー
    妖精さん
    HP/26
    行動値/15
    初期侵蝕/43


    四谷 絵恋:はあい
    四谷 絵恋:「どうもどうもー、四谷絵恋でーす、よろしくねえ」
    四谷 絵恋:四谷絵恋です、ゲーム好きの女子高生です
    四谷 絵恋:結構いい家の生まれですが小さいころから体が弱く
    四谷 絵恋:当主が既に兄で大体確定していたので病院でとりあえず世間体のために生かされていて
    四谷 絵恋:病院の人にも親の態度から軽く疎まれ省みられることなく死を待つだけの日々でしたが
    四谷 絵恋:ある日病院で育てていたレモンバームの妖精を名乗る何者かに命全部投げ捨ててまで助けられ、無事健康な体と自由を手に入れました
    四谷 絵恋:それ以降はUGNに協力しつつ趣味のゲーム生活をしています、親のことは知ったことではないです
    GM:君も大概重いな
    四谷 絵恋:まあ生きてるし大した感じではないはず
    四谷 絵恋:能力は貰い物の銃を通した攻撃の可視化とそれらの処理を可能にすること
    四谷 絵恋:音ゲーよろしくノーツのごとく攻撃を処理できます
    四谷 絵恋:性能
    四谷 絵恋:ブラックドッグ/エンジェルハイロゥのクロスブリードです
    四谷 絵恋:オリジンプラントと射撃レベルで達成値を稼ぎ
    四谷 絵恋:ゲットダウンで回避します、代理での回避も一応可能です
    四谷 絵恋:攻撃は敵が少なければ無侵蝕パンチ、多ければワンショットツーキルで軽い複数対処も可能です
    四谷 絵恋:ミドルがかなり悲惨なのでそこは助けてください…
    GM:ぼこぼこにしてやる
    四谷 絵恋:主に情報収集が…
    四谷 絵恋:以上です、よろしくお願いします!
    GM:お願いします~
    GM:ではそんなあなたのハンドアウトはこちら!

    HO2 四谷(よつや) 絵恋(えれん)/ミハエル
    ロイス:"エペイオス" 好奇心/猜疑
    あなたは音ゲーが好きな、UGNに協力する高校生である。
    あなたがいつものようにゲームセンターで遊んでいたところ、筐体のモニターに異常が発生した。
    あなたはチカチカと明滅するモニターに、メッセージが込められていることに気が付く。
    それを解読する前にモニターは元に戻り、そしてそれについての調査を、あなたは任せられることになる。
    ちなみにゲームはゲームオーバーになっていた。

    四谷 絵恋:ゲームセンターにハッキングとはいい度胸
    ”エペイオス”:というわけで特設サイトでは謎の少女などと濁していたけれど
    ”エペイオス”:エペイオスは私!お姫さまだよ
    ”エペイオス”:お姫様……?
    四谷 絵恋:確かにMMOとかにいそう!
    ”エペイオス”:まあ、いいや、ともかくOPでも私の名前だけは見つけてもらうからね~
    ”エペイオス”:なぜならシナリオロイスなので
    四谷 絵恋:了解~~

    GM:そんなわけで続いてはPC3:九重遠!

    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "ナカツカミ九重(ここのえ)(とお)キュマイラ超血統(フルブラッド)
    心優しく、しかし頑固な一面もある男子中学生。
    基本的には控えめな性格だが、こと「膂力」に関しては確かな自負を持っている。
    完全獣化後は黒い豹に変身する。
    もふもふ

    (illustration:ストイックな男メーカー)
    主要エフェクト
    完全獣化
    破壊の爪
    獣王の力
    軍神の守り
    イージスの盾
    主要アイテム
    コネ:噂好きの友人
    とある名前の書いてある紙(思い出の一品)

    メモリー
    先生:谷塚萩
    HP/33
    行動値/3
    初期侵蝕/36


    九重 遠:「力比べなら俺が一番得意だと思うよ」
    九重 遠:九重 遠(ここのえ とお)、15歳の男子中学生です
    九重 遠:黒髪黒目、特に目立ったところのない容姿をしております
    九重 遠:性格はお人好しで、滅多に怒ることがない穏やかボーイです
    九重 遠:精神的にタフで頑固なところもあり、結構自由でもあります
    九重 遠:こいつに警戒心を持たせたいんですけどどうすればいいんでしょうね?
    九重 遠:本当にどうすればいいんだろうな…
    GM:一回ひどい目にあえば良いんじゃない?
    九重 遠:警戒心持つかな………
    九重 遠:覚醒してからいろいろと勉強しつつ、不用心さを𠮟られたりしながらイリーガルをしているよ
    九重 遠:性能としましてはピュアキュマイラの完全獣化至近白兵型です
    九重 遠:黒ヒョウ姿になって至近でぶん殴る以外の攻撃はしないよ
    九重 遠:超血統によって侵蝕100%以上で攻撃力の固定値が50になる!あとシナリオ一回リア不でそれを叩き込める!
    九重 遠:上記以外は特筆すべき点も他にはない、そんな感じ
    九重 遠:今回は守りの方が成長して《イージスの盾》を取得したのでカバーもどんどこやってみんなを庇いたいと思っています
    九重 遠:どうぞよろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします~
    GM:ではそんなあなたのHOはこちら!

    HO3 九重(ここのえ) (とお)/闇猫
    "LE"セル 好奇心/隔意
    あなたはUGNイリーガルをしている、お人よしの中学生である。
    あなたはチルドレンである植美永煉、協力者である"マキナ"と共にFH"LE"セル拠点の調査を行っていた。
    調査に向かったところ、拠点は既に壊滅しており、セルメンバーは全員昏倒していた。
    皆、外傷は無いものの目を覚ます様子はなく、拠点には1人の少女が映ったモニターと、実験用と思われる器材が残っているのみであった。

    GM:LEはライフエキスパンションの略です。
    九重 遠:ほほう…
    ”エペイオス”:こっちでも私が出てくるよお
    ”エペイオス”:顔見せだけだけどね
    九重 遠:わ~、よろしくお願いしますね!
    ”エペイオス”:よろしく~♡

    GM:というえわけで次はPC4:植美永煉!

    コードネーム名前シンドロームDロイス
    "完璧なる氷像(パーフェクト・レプリカ)"植美(うえみ)永煉(えれん)サラマンダー複製体(デュプリケイト)
    ジャームとなった研究員の死んだ娘を模して生まれた"複製体"の少女。
    UGNに救出されるまで"完璧"な娘であることを強要されていた。
    現在はオリジナルに対するコンプレックスは解消され、UGNチルドレンとして頑張っている。

    (illustration:妙子式おんなのこ)
    主要エフェクト
    絶対零度
    プライマルレイジ
    災厄の炎
    結合粉砕
    閃熱の防壁
    凍てつく刃
    主要アイテム
    コネ:UGN幹部
    アクセサリー:ピンクのリボン

    メモリー
    大切な思い出:『イミテーション・エリミネーション』前編/後編
    HP/31
    行動値/5
    初期侵蝕/34


    植美 永煉:「今度はあたしが、みんなの力になれたらいいな!」
    植美 永煉:HO4をやらせていただきます、”完璧なる氷像”(パーフェクトレプリカ)植美永煉です!
    植美 永煉:シンドロームはピュアサラマンダー、Dロイスは複製体、現在は第四支部所属のチルドレン、13歳。
    植美 永煉:複製元と同じエフェクト「氷炎の剣」を使えるようになることを造物主である父に求められ、色々悲惨だったところを、UGNに助けてもらいました。
    植美 永煉:以前は複製体であることがコンプレックスでしたが、とある事件と素敵な出会いを経て成長。現在は複製体であることが誇りです。
    植美 永煉:学校には行っておらず、支部のお仕事のお手伝いを頑張っています。最近はお菓子作りも修業中です。
    植美 永煉:性能はRCの至近範囲装甲無視攻撃、あとちょっとのダメージバフと実ダメージ軽減が出来ます。
    植美 永煉:UGNを4dx+10で振れるので、情報収集も多少お役に立てる…といいな!
    植美 永煉:PLは季戸と申します。DX経験は両手に満たないひよっこです…!ご迷惑おかけすることもあるかと思いますが、皆さんと一緒に精一杯楽しみたいと思います!よろしくお願いいたします!
    GM:よろしくお願いします~
    GM:ではそんなあなたのHOはこちら!
    GM:……と言っても九重くんとそう変わりはないけど

    HO4 植美(うえみ) 永煉(えれん)/季戸
    "マキナ" 自由/不審
    あなたは誰かの力になりたいと思うUGNチルドレンである。
    あなたはイリーガルである九重遠、協力者である"マキナ"と共にFH"LE"セル拠点の調査を行っていた。
    調査に向かったところ、拠点は既に壊滅しており、セルメンバーは全員昏倒していた。
    皆、外傷は無いものの目を覚ます様子はなく、拠点には1人の少女が映ったモニターと、実験用と思われる器材が残っているのみであった。

    植美 永煉:いったい誰が…?
    ”マキナ”:という訳で、まあ……よろしく……
    ”マキナ”:誰でも良いだろ……!
    植美 永煉:よろしく。じーーーーーーーっ。
    GM:だいぶ無愛想なヤツですが、可愛がってやってね
    ”マキナ”:み、みるな
    植美 永煉:はーい!じーーーーー
    ”マキナ”:見るなってば、くそぉ

    GM:というわけで、自己紹介はこんな感じ!
    GM:それでは、トレーラーを流してOPから始めていきたいと思います


    そこは誰もいないゲームセンター。
    心優しき少年は、誰かの為の礎となった。
    蒼き炎(偽物)は、紅い炎(本物)に燃やされた。
    そして少女は1人になった。

    虚心は破裂する。

    これは、不老不死へと至る道。
    これは、最後の実験体の物語。
    これは、否定の終局点。


    終わらない夢を見続ける者よ。

    Double Cross The 3rd Edition
    「エンディミオンハート・ラストラットレイト」
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉



    OP1:求婚

    GM:シーンPCは呉住里沙。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (38 → 39)
    GM:登場がお上手

    GM:空には雲一つない青空が広がり、太陽は眩しいくらいに輝いていた。
    GM:空気の冷たさは、朝の目覚めには少し激しいか、それともちょうど良いくらいだろうか
    GM:また、いかなる理由かあなたは部屋を出て、街を歩いていた。
    呉住 里沙:やはり朝は少し寒い。だが雪が降っていないだけありがたいといったところだろう。
    呉住 里沙:前日に、いつもより早く眠ってしまった影響か、早起きをしたため……手持ち無沙汰を覚えて散歩に出たはいいものの……。
    呉住 里沙:「くちゅんっ」
    呉住 里沙:もう少し厚着をすべきだったかもしれない。チルドレン施設での訓練前に身体を温めておこうと思ったが、逆効果だったか。
    呉住 里沙:早めに切り上げて、訓練の準備をする方がいいだろう。散歩は中断だ。
    GM:では、そんなあなたに数人の男たちの声が聞こえる。
    GM:先ほどまでの静かさには似つかない、荒っぽい声だ。
    GM:いまいち言っている内容は聞き取れないが……どうやら1人の少年にぶつかったことで、難癖をつけているようだ。
    呉住 里沙:「わわっ、ケンカ……してる……?」
    呉住 里沙:「ど、どうしよう……止めた方がいいのかな、お姉ちゃん……」どこにも〝姉〟らしき存在は見当たらない。さながら独り言だ。
    呉住 里沙:「え、で、でも……知らない人が怪我するの……やだよ……」何やら会話をしているようだ。こちらもこちらで相当な不審者である。
    呉住 里沙:折衷案が出来たらしい。警察に連絡できるよう携帯を持ちながら、声のする方を物陰からそっと眺める。
    呉住 里沙:何が起こっているのやら……。
    GM:覗き込むと、ちょうど数人の柄の悪い男たちが小さな少年を取り囲み、襲い掛かろうとしているところだった。
    ”ナルキッソス”:「あ?なんだよ、やるの?」

    ”ナルキッソス”:少年は、くるりと身を翻し、器用にその男たちの隙間をくぐり抜け
    ”ナルキッソス”:瞬く間に男たちを蹴り倒していく。
    呉住 里沙:「す、すごい……」
    ”ナルキッソス”:「よし、じゃあトドメだな」
    ”ナルキッソス”:全員が倒れて動けなくなったのを見て、少年が呟く
    ”ナルキッソス”:手を掲げ、そこには雷が纏わりつく
    呉住 里沙:「……えっ?」
    呉住 里沙:「……っ! そ、そうだよね、お姉ちゃんっ!」
    ”ナルキッソス”:「相手見て喧嘩売れよな」 そのまま雷の手を、男の喉元に突き刺そうとする!
    呉住 里沙:両手でぎゅっと拳を作り、オーヴァードにのみ行使を許された力を発動する!
    呉住 里沙:≪ワーディング≫
    ”ナルキッソス”:「んっ?」
    ”ナルキッソス”:ぴたりと手を止め、きょろきょろと周囲を見渡す
    ”ナルキッソス”:「……そこか!」 里沙のいる場所に駆けてくる
    呉住 里沙:「あ、あっ、あのっ!」物陰に潜むのをやめ、剣呑な相手に向かって走って行く。
    ”ナルキッソス”:「お、お、おおっ?」
    ”ナルキッソス”:思いがけず近寄られた為思わず足を止める
    呉住 里沙:「ダメ、ダメだよ……っ! それは、よくないよぉっ!」
    呉住 里沙:必死なあまり、雷を纏っている腕へと手を伸ばしてしまう。姉の制止も聞こえないようだ。
    ”ナルキッソス”:「え、あ、ええ……と?」
    ”ナルキッソス”:必死な様子にこちらも慌て始める
    呉住 里沙:「りさ達の力は、ケンカに使っちゃダメなんだから……っ! だから、とどめとかはダメっ!」
    ”ナルキッソス”:「ご、ごめんなさい……?」 腕から迸っていた雷が霧散する
    ”ナルキッソス”:「……」 ぽかーんと里沙を眺めている
    呉住 里沙:雷が消えたことに気付くまで少し遅れ、腕にしがみつく体勢のまま一寸の間が過ぎたが、
    呉住 里沙:「……あっ。よ、よかったぁ……」相手の戦意が失われたことに気付くと、ゆっくりと離れて胸をなで下ろした。
    ”ナルキッソス”:「……可愛い」
    呉住 里沙:「え……?」
    ”ナルキッソス”:ぼんやりと眺めていたが、ぽろりと言葉が漏れる
    ”ナルキッソス”:「結婚してください」
    ”ナルキッソス”:少女の手を両手で取って、顔を見て言う
    呉住 里沙:「…………えっ、え……ええええええっ!?」
    ”ナルキッソス”:じっと、答えを待つように少女の顔を見ている
    呉住 里沙:「ど、ど、どういう……え、なんで……ええっ!?」頬に紅が差す。
    呉住 里沙:「り、理由はっ! 理由はなんですかっ!? りさ、邪魔しただけだよ……!? それなのに……!」
    ”ナルキッソス”:「一目惚れです!」 よく見ると少年の方も少々顔が赤い
    呉住 里沙:「~~~~~~っ!」
    呉住 里沙:愛の告白など、初めて受けた。他人から〝恋愛感情〟を受け取ることなど初めてで、どうすればいいか分からない。
    呉住 里沙:そうして結局、顔がトマトか夕日の如く真っ赤になると……どうにもならなくなり、里沙は叫んだ。
    ”ナルキッソス”:それしか方法を知らないかのように、じ~っと見つめ続けている
    呉住 里沙:「お、お姉ちゃあーんっ」
    呉住 里沙:その瞬間……突然のことに慌てふためいているだけの少女が〝表舞台から姿を消す〟。
    呉住 里沙:呪を封じていた札が剥がされたかの如く、ひりついた冷たい空気が纏わり付く。
    呉住 里沙:別人格の、ご登場だ。
    ”ナルキッソス”:「おおっ?」 手は離さないまま、変わった雰囲気に驚いている
    呉住 里沙:『……突然のアプローチは、フィクション作品などでは読者や視聴者に興味を抱かせるための常套手段だが……』
    呉住 里沙:『された方は、たまったものではないのだな。勉強になった』
    ”ナルキッソス”:「なるほど……?」 うんうんと頷いている
    呉住 里沙:『……結婚しようなどと急に言い出すこと自体は……まぁ許そう。むしろ里沙を選ぶとはお目が高い。その審美眼を褒めてやりたいところだ』くつくつと笑う。
    呉住 里沙:だが笑顔がすぐに消えると『先程、雷を操っていたな。更にワーディングの影響を受けないとなれば、確実にオーヴァードだろうが……』と前置きをし、
    呉住 里沙:『お前は何者だ? 名前と所属、それくらいは話してもらわなくては……さすがに求婚された相手もなびかんぞ?』
    ”ナルキッソス”:「里沙さん?さっきとは全然違う雰囲気も素敵ですね」 と言いつつ
    ”ナルキッソス”:「名前と所属か、ええと」
    ”ナルキッソス”:「”ナルキッソス”、”LE”セルの最後の実験体」
    ”ナルキッソス”:「……追い出されたから、適当にその日暮らししてたんだけど」
    ”ナルキッソス”:ちょっと所在なさげに言う
    呉住 里沙:「……〝セル〟?」
    ”ナルキッソス”:「うん?うん」
    呉住 里沙:いつかに共闘した、マスターエージェントと仲良く話す少年の姿を思い出す。まさか私まで、こんな?
    ”ナルキッソス”:「どうかした?いや、しました?」
    呉住 里沙:『……FHと、仲良くやっているのか?』言葉を選ぶ。
    呉住 里沙:『それとも、嫌になって縁を切ったのか? どちらなのか、答えてほしい』
    ”ナルキッソス”:「ええと、セルはそんなに悪くなかったよ?」 敬語に慣れていないのか、もう外れている
    呉住 里沙:過去形で話が進んでいることに気付く。
    ”ナルキッソス”:「後期実験体ってことで扱いも悪くなかったし……」
    ”ナルキッソス”:「実験はもう終わりだから、セル自体解散にするって言って」
    ”ナルキッソス”:「追い出された」
    呉住 里沙:『…………そうか』
    ”ナルキッソス”:「ええと……?」 まだ少女の手を握ったまま
    呉住 里沙:『……今から、UGNの施設に帰るところだったのだが、どうする?』
    ”ナルキッソス”:「UGNって、アレだっけ、FHの敵」 手を放し、数を数えるように動かしながら呟く
    呉住 里沙:『困っているなら、連絡して……可能ならば宿代わりに何か提供してやれるかもしれん』
    呉住 里沙:『そうだ。敵だ』
    呉住 里沙:『……そういえば、こちらも名乗っていなかったな』
    ”ナルキッソス”:「あ、宿は助かるな」 と呟いて、名乗ろうとする少女を見る
    呉住 里沙:『私は便宜上、美沙という名で登録している。そして、お前の本命は……』そう言って、今度は別人格が表から去る。相手も里沙を求めている上、可愛げのある里沙の方が施設長の同情を買えるかもしれない。
    呉住 里沙:「りさは……くれずみ、りさです」眼前の相手が惚れたという、あの呉住里沙へと戻る。
    ”ナルキッソス”:「2重人格か」 妙な知識はあるようだ。得心したように頷いている。
    呉住 里沙:「うんっ」
    ”ナルキッソス”:「よろしく、里沙さん。美沙さん……」
    呉住 里沙:「それじゃあ、りさ、電話してみるね。それで大丈夫って言われたら、行こう?」
    ”ナルキッソス”:「あ、うん……ところでその」
    ”ナルキッソス”:「プロポーズの答えは……」
    呉住 里沙:「……そ、それは……まだ、分かんない……」恥ずかしげに視線を逸らし、施設へと電話をする。
    ”ナルキッソス”:「……くっ、俺の何がいけないんだ……!?」 なんか項垂れている
    呉住 里沙:「で、でも、ナルキッソスおにいさんのこと……まだ、なんにも知らないし……」あわわ
    呉住 里沙:「あっ、も、もしもしっ! りさです、くれずみりさですっ!」
    呉住 里沙:電話越しに、里沙は事情を話し始める。
    GM:このようにして、里沙は1人の少年を連れて戻ることになる
    GM:そうして戻った先で、あなたは事件に巻き込まれることになるのだ────

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    GM:"ナルキッソス" 好意・好奇心・誠意など/侮蔑・猜疑心・恐怖など 推奨はこれ
    呉住 里沙:ロイス取得
    〝ナルキッソス〟 好奇心/〇困惑

    呉住 里沙:以上です。

    OP2:解読不能

    GM:シーンPCは四谷絵恋。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします。
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (43 → 53)
    GM:うわーっ初期値高いのに!

    GM:ゲームセンターは今日も賑わっていた。
    GM:今日は学校の授業も昼までで気兼ねなく昼間からゲームセンターに行ける日だ。
    GM:あなたは今日もお気に入りのゲームを楽しんでいた。
    四谷 絵恋:ライフ制のゲームは程よく緊張感もあり、スコアを詰めるタイプのゲームとはまた別の楽しみがある
    四谷 絵恋:100円を筐体に入れ、ぺちぺちと操作をしながら、新作の譜面に目を止め
    四谷 絵恋:これにしてみようかと曲を確定させる
    四谷 絵恋:曲が始まる、メーカーのオリジナルなので完全初見、ついでにライフ制なのでどこまで生きて帰れるかもわからない
    四谷 絵恋:できる限り情報を頭にいれられるようにしながら進むぞと意気込み
    四谷 絵恋:汎用性の高い位置に手を置いて
    GM:そうしてゲームが始まり
    GM:─────
    GM:画面にノイズが走る
    GM:同時に店内の照明が一斉に切れ、店内が騒然となる。
    四谷 絵恋:「…!?」演出かと思いきや、店内の停電、そしてそれ以前にレーンの消失によりそうでないことを悟る
    GM:しかし停電にしては奇妙なことが一つ
    GM:モニターにノイズが走りこそすれ、画面はまだ明るいままだ!
    GM:あなたはブラッグドッグの能力で、ゲーム筐体にはまだ電気が通っていることがわかる
    四谷 絵恋:「ただの停電…じゃないねー……」やれやれと周りを見渡す、他の筐体も電気こそついているが、画面はおかしくなっている
    GM:更に奇妙なことに、慌ただしかった店内も、次第に落ち着きを取り戻していっている。
    四谷 絵恋:下手をすればシステムに被害が出ていることになるので急な停電でダウンするより問題だろう
    四谷 絵恋:店内が落ち着いてきているということはそろそろ戻るかなと期待を込めて
    四谷 絵恋:モニターをもう一回見て、手を初期位置に置き直す
    GM:その画面にはノイズが走っている─────いや、ただのノイズではない。
    GM:恐らくこれは何かのメッセージだということが、微細な光の動きからあなたにはわかるだろう。
    四谷 絵恋:「……んー?」
    四谷 絵恋:なんとか明滅の形を認識しようと目を滑らせる
    GM:内容は正確には読み取れない、辛うじて文章であるとわかる程度、そして
    GM:最後に残された言葉。
    GM:エペイオスより
    GM:それを認識すると同時、店内の照明が、これも一斉に点灯する。
    四谷 絵恋:「エペイオス……」なんだっけ、と思いながら、照明が点灯したのを確認
    四谷 絵恋:じき電源も復旧するだろうと予想しつつ待つ、これで曲終わってたらやだなあ…
    GM:モニターが元に戻る。
    GM:想像通り、というべきか。
    GM:画面上にはゲームオーバーの文字が並んでいる。
    四谷 絵恋:「あちゃあ……」
    四谷 絵恋:ゲームが進行していた処理になったか…
    四谷 絵恋:まあそうなったものは仕方ない、隣のアーケードゲームも一応は動いていた
    四谷 絵恋:さっきの文書がお仕事になるかもしれないがそれはそれ、今日はオフだ
    四谷 絵恋:ゲームオーバーで暗くなった画面に後ろの人が映りこんでいないことを軽く確認し
    四谷 絵恋:とりあえずもう一クレジット分のプレイをするためにコインを入れた
    GM:このような状況になれば、悲鳴の一つでも聞こえてきそうなものだが、そのようなこともない。
    GM:ゲームセンターの賑わいそのままに、今度のゲームは正常に作動していった。
    四谷 絵恋:新曲をクリアのために何回か詰めて、後ろの人が出てきたあたりで一度休憩する
    四谷 絵恋:自販機でサイダーを買い、のどに流しながら、かろうじて単語として残っていたエペイオスをスマホのメモに書き取り
    四谷 絵恋:そのまま検索、オーブンしか出てこなかった
    四谷 絵恋:「……んー?」
    四谷 絵恋:まあいっか、とりあえずメモするまで覚えてた自分をほめよう
    四谷 絵恋:後で言われたときに情報として提供すればそれでいいだろう
    四谷 絵恋:「……よし」
    四谷 絵恋:それだけ決心したら今日の本命の筐体が開いたので
    四谷 絵恋:サイダーのペットボトルのふたを閉めてリュックに入れ、急いで筐体前まで走った
    GM:そうしてこれも案の定、あなたはこの件について調査を任されることになる。
    GM:しかしあなたはとりあえず、この休日を楽しむのであった。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    四谷 絵恋:エペイオス 調査/〇忘れてるかもしれない
    四谷 絵恋:これ取って終了で
    GM:忘れてるかもしれない……

    OP3:ライフエキスパンション

    GM:シーンPCは九重遠・植美永煉。他PC登場不可
    GM:シーンインをお願いします。
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (34 → 44)
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (36 → 42)

    GM:赤い日差しが、カーテンに押しとどめられていた。
    GM:室内は混沌としており、人が倒れていたり、紙や小物が落ちていたりする。
    GM:至近の都合だろうか、室内の照明は控えめで、代わりに大きなモニターが目につく。
    GM:……町のような場所が写されており、調査を始めてから一向に変わる気配がない。
    ”マキナ”:「……ダメだな、誰も起きない」

    ”マキナ”:機械の体で、倒れている人間に声を掛けたり叩いたりしていた”マキナ”が、あなた達に伝えるように言う
    植美 永煉:「えっと、マキナ…さん」
    植美 永煉:「起きないだけで、死んではいない?…んですか?」
    ”マキナ”:「息はしてる。とはいえ、このまま放置してれば衰弱死だな」
    植美 永煉:「よかった…」ほっ
    九重 遠:「大変だ…!支部に連絡して救援とか………」
    ”マキナ”:「外傷はなさそうだから、精神系の何かか……」
    植美 永煉:「ですね。流石に、あたしと九重さんとマキナ…さんだけじゃ、全員は保護できない…」
    ”マキナ”:「ん、そうだな。こっちでしておく」
    九重 遠:「うん、ありがとうございます」
    ”マキナ”:その為の遠隔操作出しな。と言って”マキナ”の動きが止まる
    植美 永煉:「うん、お願い。あ…お願いします」なんでか敬語が抜けてしまう。なんでだろ?
    ”マキナ”:特に返事はない。操作をやめて、支部に連絡しているのだろう
    植美 永煉:「ふぅ…」一息ついて、モニターに目が行く。
    植美 永煉:「…あの、九重さん、このモニターの場所、見覚えあったりしますか?」
    九重 遠:「あ、俺のことは好きに呼んで大丈夫だからね?」
    GM:あなた達には見覚えはない。
    九重 遠:「ええと……、この場所…?うーん…見たことないな………」
    九重 遠:「永煉ちゃんは?」
    植美 永煉:「え、いや、そんな!九重さんの方が年上ですし、あたしUGNとしても新米ですし!」あわわ
    植美 永煉:「…あたしもありません。どこなんだろう、ここ…」
    九重 遠:「そんなこと言ったら俺の方がオーヴァードとしての経験なんて全然だし!永煉ちゃんの方が先輩だよ」
    植美 永煉:「ふふ、えっとじゃあ、ちょっと変な敬語になっちゃっても、大目に見てほしい、です!」
    九重 遠:「うん、全然大丈夫だから」
    植美 永煉:「えへへ、ありがとうございます」ちょっと話しただけでもとっても優しい人なのが分かったので、甘えてしまうことにした。
    九重 遠:「話しやすいように話してもらえると嬉しいな」ニコニコしている
    ”マキナ”:「何イチャついてんだ……?」 あなた達の背後から訝しげに声を掛ける
    九重 遠:「いちゃついてない!です!」
    植美 永煉:「イ?!いちゃついてなんかないですーーぅ!」
    ”マキナ”:「うわうるさっ……!?」
    植美 永煉:「それより!マキナ!救援、これそう?」
    九重 遠:「最悪の場合は俺が担いで外まで運んで行くけど………」
    ”マキナ”:「耳いてえ……ああ、救護班がすぐ来る」
    ”マキナ”:「とりあえず救護班が来るまでは待機」
    植美 永煉:「え、九重さん、流石にこの人数抱えたら疲れちゃうよ?!」
    九重 遠:「結構力持ちなんだよ?」
    ”マキナ”:「何回往復するつもりだよ」
    植美 永煉:「あ、そっか、キュマイラシンドローム!」
    九重 遠:「往復するくらいならそんなに大変じゃないかなって…」
    植美 永煉:それを大変と思わないのがすごいし優しいな、とにこにこ。
    植美 永煉:「うーん、でも待機か…。落ち着かないですね」
    植美 永煉:「一応ここ、敵陣だし…みんな倒れてるけど…」きょろきょろ
    ”マキナ”:「適当に資料でも読んでれば?」
    九重 遠:「救護班の人が来るまでに何か探したりした方がいいのかな?」
    ”マキナ”:「藪蛇踏まなきゃ好きにしてていいってよ」
    九重 遠:「資料…、勝手に読んでもいいのかな……」
    植美 永煉:「そんな雑誌の立ち読みみたいな言い方…」マキナに溜息
    ”マキナ”:つまり、ここに倒れている連中と同じ末路をたどらないように、という忠告だ
    植美 永煉:「んー。じゃあ九重さん、交代で暇つぶしましょうか」
    九重 遠:「あ、うん」
    植美 永煉:「九重さんが何か見てる時は、あたしが警戒!…マキナもいてくれるけど」
    九重 遠:「じゃあ永煉ちゃんが見たいものとか気になることがあったら交代だね」
    植美 永煉:「はい!」
    九重 遠:「そのときは俺が頑張るね」
    植美 永煉:「お願いします。あたしも頑張ります!」ふんす
    植美 永煉:「とりあえず、今はあたしが警戒しておきますね」
    九重 遠:「うん、ありがとう」
    ”マキナ”:「おおう、なんか勝手に話が進んでるが」 装甲の隙間からUSBを取り出す
    ”マキナ”:「ボクはこっちの機械見てるから」
    ”マキナ”:言いつつ、機械を弄り始める
    植美 永煉:「はぁい。ヘマしてショートしないでね。…?あれ?なんであたしこんな突っかかってるんだろ…?」首傾げながら警戒!
    九重 遠:「マキナさんも気を付けてね」
    ”マキナ”:「ん、まあ大した情報も残ってないだろうけど……」
    九重 遠:そう言いつつ下に落ちている資料をいくつか拾い上げて中を見る
    GM:「エンディミオンハート」という特殊なレネゲイドについての資料のようだ。
    九重 遠:「エンディミオンハート…?」
    GM:この特殊な古代種のレネゲイドで、不老不死のオーヴァードを作り上げる計画がこの場所で進められていたらしい。
    GM:ライフエキスパンション、そのまま生命の拡張を目的としたセルだったようだ。
    九重 遠:古代種、というのはたしか勉強した覚えがある
    九重 遠:成長しなくなるっていう特徴があるって
    九重 遠:「不老不死の…実験をしてたんだ………」
    植美 永煉:「不老不死?」目線だけちらっ。体は出入り口の方に。
    九重 遠:「あ、うん」
    九重 遠:「この資料にここのセルがやってた実験がのってて」
    九重 遠:「古代種のレネゲイドを使って、不老不死のオーヴァードを作ろうとしてたみたい」
    九重 遠:「エンディミオンハートって」
    植美 永煉:「不老不死の、オーヴァード…エンディミオンハート…」気になる。顔が完全に九重さんの方を向きます。
    ”マキナ”:「……ん、やばっ」 というつぶやきが聞こえる
    ”マキナ”:同時に、軽い爆発。
    九重 遠:「えっ…!?」
    植美 永煉:「!マキナ、大丈夫?!」
    ”マキナ”:「ああ……大丈夫……」
    ”マキナ”:「やっぱ支部長の言った通りみたいだな……ん」 そう呟いて、大きなモニターの方を向く
    ”エペイオス”:1人の少女が、いつの間にか
    ”エペイオス”:町の中に立っていた。

    九重 遠:「……え?」
    ”エペイオス”:あなた達を見て微笑んでいる。
    九重 遠:「さっきまで、誰もいなかったよね…?」
    植美 永煉:「はい、それに、こ、九重、さん。こっち、見てません…?」
    九重 遠:「うん、こっち見て笑ってる………?」
    植美 永煉:「なんで…?」きゅ、と無意識に九重さんの袖をつかむ。
    ”マキナ”:「あいつだな、さっきの爆発も、ここの惨状も……」
    ”マキナ”:1人だけ事情が分かっている様に言う
    ”マキナ”:「とりあえず出るぞ、このままじゃ二の舞だ」
    ”エペイオス”:少女は画面の向こうから手招きしている
    九重 遠:「……………」そ、っと永煉ちゃんを庇うように
    九重 遠:「先に、行って」
    植美 永煉:「…!」はっとする。守られるだけじゃだめだ!
    九重 遠:「俺が、あの子を見ておくから」
    ”マキナ”:「いや譲り合わなくていいから!2人とも出ろ!」
    植美 永煉:「だ、だめです!マキナが危ないって言った!一緒に逃げましょう!」ぐい、と袖を引く。
    九重 遠:「え、わわっ………!」袖を引かれるまま引っ張られる
    植美 永煉:「マキナ、安全圏はどこまでいけばいいの!わかる!?」
    ”マキナ”:「とりあえずこの建物出れば大丈夫」
    ”マキナ”:「出来るだけ、電子機器のモニターとか見ないようにしてくれ」
    九重 遠:「出ればって、倒れてる人たちは!?」
    ”マキナ”:「どこまで影響できるかわからない」
    植美 永煉:「おっけ、飛び降りればいいんだね!」違ったら止めていただけると…ありがたく…
    ”マキナ”:「後で出直せばいいだろ!」
    九重 遠:「………っ!はい」
    九重 遠:「ごめん、必ず助けに来るから!」
    ”マキナ”:「飛び降りで良い、外出れば救護班が来てるだろ」
    植美 永煉:「うん!壁、ぶち抜きます!九重さん、マキナをお願いします!」
    九重 遠:「ぶち抜くなら俺が」
    ”エペイオス”:少女は悲しそうな表情であなた達を見つめている
    九重 遠:ちらりと、一瞬その表情を目にして
    九重 遠:複雑な気持ちになりながらも、壁を全力で思いきり殴る
    植美 永煉:「すっごい…!マキナ、掴まっててね!」目を見張りながらマキナをお姫様抱っこします
    ”マキナ”:「うわあ!?」
    ”マキナ”:「ばっ、おまっ」 慌てている
    九重 遠:人が通り抜けるには申し分ない穴から
    九重 遠:そのまま外に飛び降りる
    植美 永煉:「ちょっと、じっとしてて!足場作るの大変なんだから!」後に続いて氷の橋を滑り降りながら文句を
    九重 遠:「永煉ちゃん!俺が受け止めるから!」
    九重 遠:「そのままこっちに飛んで!」
    植美 永煉:「…っあ、やば…っ」ぐらり
    植美 永煉:「は、はい!」バランスを崩しながらも、声の方に跳ぶ!
    九重 遠:キュマイラの身体能力で無傷で着地した上で
    九重 遠:こっちに向かって飛び込んでくる身体を、なるべく衝撃がないように受け止める
    植美 永煉:「わ…!」安定感に目を見張る。
    九重 遠:「ふぅ……、怪我はない?マキナさんも無事?」
    植美 永煉:「あ、ありがとう、九重さん!はい、あたしはだいじょぶです!」
    ”マキナ”:「お、おう……」
    九重 遠:「よかった…」
    ”マキナ”:「ごめん・……」 とりあえず永煉に謝りつつ降りる
    植美 永煉:「んーん。あたしの修行不足。ごめん、危ない思いさせて」
    ”マキナ”:「いや、落ちるのには慣れてるし……ん、来たな」
    GM:あなた達の元に、支部の車が向かっているのが見える
    九重 遠:「…あ、救護班の」
    九重 遠:「中の人たち、助かるといいね」
    植美 永煉:「…色々、報告して…あの人たちを、助けてもらわないとですね」
    九重 遠:「俺、また𠮟られそう………」
    植美 永煉:「叱られてください!」むぅっ
    九重 遠:「ううう……、はい…ごめんなさい……」
    植美 永煉:「明らかに危なくて怪しくて手の内がわからない相手を、一人で引きつけたりしないで…」しょん
    植美 永煉:「でも、ありがとうございました」微笑む
    九重 遠:「こっちこそ、俺のことを助けてくれてありがとう」
    九重 遠:「マキナさんも、ありがとうございます」
    ”マキナ”:「いや、気にしなくていい」
    ”マキナ”:言いつつ、少し疲れた様子
    九重 遠:「遠隔操作、疲れたなら俺が運んでいくから」
    九重 遠:「休んでね?」
    ”マキナ”:「ン……そうだな」
    ”マキナ”:「またすぐ来ることになる。頼んでいい?」
    九重 遠:「うん、まかせて」
    九重 遠:「力仕事は得意だから」
    ”マキナ”:その言葉を聞いた直後、電源が落ちたように倒れ込む
    植美 永煉:「………」眉をひそめて、建物の方をちらりと。
    植美 永煉:「…エンディミオンハート。いったい、あそこで何があったんだろ…」
    GM:下りてきた建物の方を振り向く。
    GM:夕日があなた達を、不吉に照らしていた。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    GM:"マキナ" 自由/不審 "LE"セル 好奇心/隔意
    GM:それぞれ永煉ちゃんと九重くんの推奨です
    植美 永煉:マキナへ〇連帯感/不審 で取得します。イッタイダレナンダロウナー
    九重 遠:LEセル 好奇心/不信感○ でロイスを取得します

    ミドル1:エンディミオンハート

    GM:シーンPCは呉住里沙。他全員登場
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (42 → 46)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (53 → 60)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (39 → 44)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (44 → 54)
    GM:ひえー

    GM:夜。
    GM:この場に集まっているのは今日という日にそれぞれひと悶着、巻き込まれた者達だ。
    GM:四谷絵恋には心当たりがないが、それぞれ「LEセルに関係する」ことに巻き込まれている。
    GM:会議室、あなた達は”マキナ”に呼び出されそこに集まろうとしていた。
    四谷 絵恋:何か知っているかと聞かれて知っていることを話したらここに通された、ある意味当然かもしれない
    四谷 絵恋:なんの話するのかなー、と思いながら空いた時間でスマホを開き各種スタミナを確認している
    呉住 里沙:マキナというのがどういう存在なのかよく分からないまま呼び出され、会議室の扉を恐る恐る開く。
    四谷 絵恋:「んお」
    呉住 里沙:「あっ」
    四谷 絵恋:「里沙ちゃんじゃーん、どうしたの今日は?」
    呉住 里沙:「えれんちゃんだ……!」見知った人物がいたので、安心感を覚える。
    呉住 里沙:「あのね、まきなさん……? っていう人にね、呼ばれて……そしたら、えれんちゃんが……!」
    四谷 絵恋:「あのペッパー君みたいな人によばれたかあ、そっかそっかあ」
    四谷 絵恋:スマホを閉じてリュックに押し込み、里沙ちゃんの頭をなでる
    四谷 絵恋:「お疲れさまだねえ、アメちゃんいる?」
    呉住 里沙:「それに、不思議なお兄さんのこともあるからかも……あっ、えへへ……」撫でられ、はにかむ。
    呉住 里沙:「いいの? じゃあ、いただきます……っ」
    四谷 絵恋:棒つきのキャンディを差し出す、前に彼女に渡したときにぱっと取っていた気がする味だ
    呉住 里沙:「……お姉ちゃんが、あの時の後遺症もないみたいでよかったって言ってる」
    九重 遠:「失礼します…」コンコン、と扉をノックした後にマキナさんを担いだ状態で顔を出す
    四谷 絵恋:「あーそれは……まあ今は健康だしねえ、っとどうぞー」
    四谷 絵恋:「……???????」
    四谷 絵恋:担がれてる…?
    九重 遠:「あれ?里沙ちゃん?」
    呉住 里沙:「あっ、とおおにいさ……ん……?」何か担いでいる。今度はどうしたんだこのお兄さん。
    九重 遠:部屋の中に入ってよいしょ、と椅子の一つにマキナさんを座らせるよ
    呉住 里沙:「……せ、説明がない……」ぽかーん。
    ”マキナ”:ぐわんぐわんと揺れながら椅子にもたれかかる
    ”マキナ”:動かない
    九重 遠:「あ、このロボットを遠隔操作してる人がね」
    四谷 絵恋:「……調子悪いのかなー…」マキナさんの方をじっと見る
    九重 遠:「頑張りすぎて疲れちゃったみたいで」
    九重 遠:「俺が運んできたんです」
    四谷 絵恋:「それはそれはお疲れさまー、アメいる?」
    呉住 里沙:「じゃあ、とおおにいさんのお仕事はこれだけ?」
    九重 遠:「え、あ、ありがとうございます…?あの、あなたは……?」
    四谷 絵恋:がさごそと棒つきキャンディを取り出す、とりあえずサイダーとプリンとチェリーで
    四谷 絵恋:「四谷絵恋、イリーガルねー、どうぞよろしくー」
    九重 遠:「あ、俺もイリーガルです。九重遠って言います、よろしくお願いしますね」
    九重 遠:「仕事はね、もう1人の女の子と一緒に」
    四谷 絵恋:「おお、もう一人」
    九重 遠:サイダーのアメを選びながら里沙ちゃんに
    四谷 絵恋:「君が来てるってことはそうかからなそうかなー」
    植美 永煉:「ごめんなさい、お待たせしましたっ!」人数分の湯飲みとスプーン、人数より多めの紙コップに入ったシャーベット、チョコレート菓子の大袋をお盆にのせて、扉を器用に開ける。
    四谷 絵恋:「おお、ほんとに来た」と言いながら荷物を半分もらいつつテーブルに運ぶ
    呉住 里沙:「もう一人の、女の子さん……?」知らない人だ……と眺めている。
    四谷 絵恋:「どうもどうもー」
    植美 永煉:「初めまして、九重さんには改めまして。第四支部所属チルドレン、植美永煉といいます」ちゃちゃっとお盆置いてぺこり
    九重 遠:「そういえば…永煉ちゃんと同じ名前…?」
    植美 永煉:「え?同じ名前?」
    四谷 絵恋:「永煉ちゃんだねー、よろしくねー」
    呉住 里沙:受け取った二本の飴をテーブルにおいて椅子から立ち上がり「く、くれずみりさですっ。UGNチルドレンですっ」と自己紹介をして「よろしくお願いします!」とお辞儀。
    四谷 絵恋:「あ、わたしわたし、四谷絵恋、イリーガルだよー」
    呉住 里沙:「……本当だ。えれんちゃんが二人……」頭を上げたところで、ようやく気付く。
    植美 永煉:「よろしくお願いします、呉住さん。…!ほんとだ、同じ名前…!」
    呉住 里沙:「ど、どうしよう……じゃあ、うえみおねえさん……? えれんおねえさん……? ええと……」
    植美 永煉:「あたし、永遠の煉獄って書いて「えれん」です」
    九重 遠:「ええと……、どう呼べばいいのかな…?」みんな年下に見えるし困ってる
    植美 永煉:「あ、よかったら植美って呼んでください!」里沙ちゃんへ
    呉住 里沙:「そういえば、どっちの方がお姉さんなんだろ……えれんちゃんは、初めて会ったときに同じくらいだと思い込んじゃってたし、えっと……」
    四谷 絵恋:「四谷でも好きに呼んでいいよー」基本的に不本意だけどここは仕方ない
    呉住 里沙:「う、うん! じゃあ、よろしくお願いします、うえみおねえさんっ」安心したように柔らかな笑みを浮かべ、植美永煉へとそう答える。
    植美 永煉:「お、おねえさん…!」きゅーん!
    九重 遠:「里沙ちゃんよりもお姉さん?」
    植美 永煉:「む、無理しておねえさんって呼ばなくても大丈夫ですから!あたし、まだ13なので!」
    四谷 絵恋:「あ、そうそう、高2だよー」
    植美 永煉:「高2!」おねえさんだ!!
    九重 遠:「……!?先輩だった…」
    四谷 絵恋:「言ってもこの身長だし説得力皆無だけどねー」
    呉住 里沙:「えれんちゃんの方がお姉さんだったんだ。でも、うえみおねえさんも中学生で大人だからおねえさんだね」
    九重 遠:「じゃあ俺は絵恋さんで」
    九重 遠:「永煉ちゃんのことはこのまま呼ぶね」
    四谷 絵恋:「はいはーい」
    植美 永煉:「はい!」
    呉住 里沙:「……ねぇ、お姉ちゃん。ビックリされる前に……うん、だよね。うん、分かった」何やらぶつぶつと呟きだす。
    呉住 里沙:「うえみおねえさん。おねえさんに、お姉ちゃんのこと教えたいし……お姉ちゃんもお話ししたいって言ってるから……」何やら面倒な言い回しで話しだす。
    呉住 里沙:「〝りさ、ちょっと離れるね〟」
    植美 永煉:「?なぁに…あ、なんですか?」里沙さんの顔を見て
    呉住 里沙:ほんわかした綿飴のようなオーラが、雨を呼ぶ冷たい黒雲の如きものに変化する。
    呉住 里沙:『同じ名の少女が二人とは、偶然とは面白いものだな』本当にそう思っているらしく、微笑を浮かべている。
    四谷 絵恋:「お、美沙さんだあ、今日はご機嫌かなー」
    九重 遠:「あ、お久しぶりです」
    植美 永煉:「ふぇっ?!」
    呉住 里沙:『すまんな。短く済ませよう。植美永煉と言ったか……〝戦闘用人格〟という概念を知っているか?』
    植美 永煉:「あ、は、はい!習いました!」背筋しゃん
    呉住 里沙:『端的に言うと、私は〝それ〟だ。一応、美沙という名でUGNには登録されている』
    呉住 里沙:『里沙の姉として、この子に降りかかる火の粉を払っている身だ。まぁ、よろしく頼む』
    植美 永煉:「里沙さんの、お姉さん…なんですか?」
    九重 遠:「うん、里沙ちゃんのお姉さん」
    植美 永煉:「…そっかぁ」ふわりと、心底嬉しそうに微笑んで。
    植美 永煉:「里沙さんは、美沙さんと…お姉さんと、いつも一緒なんですね」
    植美 永煉:「よろしくお願いします、美沙さん!」ぺこり
    呉住 里沙:『ひとまず、今はこの程度にしておこう。調査中に私が出ることも多々あるからな』
    呉住 里沙:『ああ。よろしく頼む。里沙に優しくしてやってくれ』
    四谷 絵恋:「了解ですー」
    九重 遠:「うん、わかりました」
    呉住 里沙:姉が、表から去る。
    植美 永煉:「はいっ!!」ぎゅ、と気合を入れてこぶしを握って。
    呉住 里沙:「うん。話したいって思ってたことは話せたみたい」
    呉住 里沙:「後は、この……とおおにいさんが運んできた……ええと……」
    呉住 里沙:「…………大丈夫なのかな?」動く様子がないが。
    九重 遠:「マキナさん、もう動けそう?」
    四谷 絵恋:「大丈夫ですかー?」いざとなったら軽く電気を吐かせて再起動させようかと思いつつ近寄る
    ”マキナ”:装甲の隙間から覗く血管じみた配線が脈動する
    四谷 絵恋:「おっふ」するまでもなく動いた
    ”マキナ”:「おお、着いたか」
    ”マキナ”:器用に首を回して状況を把握する
    九重 遠:「うん、ちょっと前にね」
    ”マキナ”:「……揃ってるな」
    ”マキナ”:「ちょっと前って事は自己紹介も終わってるか」
    呉住 里沙:「わ、動いた」
    九重 遠:「終わってるよ」
    植美 永煉:「うん。あとはマキナのご挨拶だけだよ」
    ”マキナ”:「”マキナ”だ。よろしく」
    植美 永煉:「簡潔!」
    四谷 絵恋:「よろしくお願いしますー」
    ”マキナ”:「い、いいだろ別に、言うことないし!」
    呉住 里沙:「よろしくお願いしますっ」
    呉住 里沙:「マキナさん、でいいのかな……」
    ”マキナ”:「うん、大丈夫だ。呉住」
    ”マキナ”:「それじゃあ、ともかく今回集まった件について話すとするか……」
    ”マキナ”:良いよな?という風に見渡す
    呉住 里沙:「は、はいっ」口をぎゅっと。再び椅子に腰掛け、聞く姿勢。
    九重 遠:「うん、お願いします」
    植美 永煉:お茶をさっと配って、うん、と頷く。
    四谷 絵恋:「お願いしまーす」
    四谷 絵恋:自分の席に戻りつつ
    ”マキナ”:「んんっ、今回集まって貰ったのは”LE”セルというFHセルについて」 咳払いのまねごとをして話し始める
    ”マキナ”:「とは言っても、”LE”セル自体はもう壊滅状態にあるが……」
    呉住 里沙:聞き覚えのある単語がいきなり現れたため、びくっと身体が反応する。
    九重 遠:「里沙ちゃん?どうかした?」
    ”マキナ”:「……まず、ボクたちが見たものについて」
    ”マキナ”:里沙の反応に目を向けつつ、あえて無視する
    呉住 里沙:「あ、えっと……お話が終わった後で……」と、遠に。
    ”マキナ”:「ボクと、植美と、九重」 指さしながら
    九重 遠:「うん、ちゃんと聞くからね」と笑いかけながらマキナさんに向き直る
    ”マキナ”:「ボクたちはこの”LE”セルの拠点に行き、中の人間が昏倒しているのを確認した」
    ”マキナ”:「中で見たものについて、簡単に説明してくれるか?」 と植美と九重の2人に言う
    ”マキナ”:それぞれ”エンディミオンハート”についてと少女についてだ。
    植美 永煉:「うん」
    ”マキナ”:2人がちゃんと認識できているかの確認も含まれている
    九重 遠:「ええと……、資料とかも散乱してて」
    植美 永煉:「そう。その中から、九重さんが、大事そうな資料を見つけてくださいました」
    九重 遠:「特殊なレネゲイド、エンディミオンハートっていうのを使って」
    九重 遠:「不老不死のオーヴァードを作り出す実験をしてたらしくて」
    呉住 里沙:「不老、不死……実験……」
    九重 遠:「古代種のレネゲイドを利用して、やってたみたいで」
    四谷 絵恋:「ふむふむ、不老不死かあ……」
    四谷 絵恋:「やってた、ということは、もうやってないの?今は」
    植美 永煉:「…それが…」
    呉住 里沙:「みんな倒れてて、資料とかがぐちゃぐちゃなってるってことは……そう、なのかな?」
    植美 永煉:「すみません、もう少し詳しく調べられたらよかったんですけど」
    九重 遠:「資料を見てたら、モニターの画面に女の子が出てきて」
    九重 遠:「マキナさんに逃げろって、そう言われて」
    植美 永煉:「…実験については、それ以上は調べられませんでした」
    四谷 絵恋:「女の子、ふうむ…」
    植美 永煉:「女の子は、金髪で、白い服で…」ざっと外見説明
    呉住 里沙:身体の奥から『貞子とも平気で対話しそうだからな……』という呟きが聞こえる。
    植美 永煉:「一番おかしかったのは、その子、あたしたちを『見てた』んです」
    植美 永煉:「モニター越しなのに、こっちを見て手招きしてた…」
    四谷 絵恋:「見てる」
    四谷 絵恋:「……レネゲイドビーイング、とかそう呼ばれる類かなあ…」
    植美 永煉:「すぐに逃げたので、その女の子がオーヴァードかどうかも…すみません」
    九重 遠:「そうなのかな…、逃げるときに一瞬見えた顔は寂しそうに見えたんだけど……」
    植美 永煉:「あたし達からは、こんなところでしょうか」九重さんに
    呉住 里沙:「か、監視カメラとかはなかったの……? そうじゃなかったら、怖い……」
    ”マキナ”:「監視カメラはあったけどな……」
    呉住 里沙:「あ、あの、学校の七不思議みたいな、不思議なこととか起こってない? とおおにいさん達の体、大丈夫?」
    九重 遠:「……」また心配させちゃってるなあ、という困った顔
    九重 遠:「そうだね、俺達から話せるのはこれくらい」
    呉住 里沙:「きゅ、急に女の子が出て来てって、なんか、花子さんとかみたいだし……」
    呉住 里沙:「そっか……」
    四谷 絵恋:「女の子が言葉を発したとかはなかったんだよね?」これは一応確認
    GM:その記憶はない。見ていただけだ。
    九重 遠:「声は聴いてないです、永煉ちゃんもだよね?」
    植美 永煉:「はい。微笑んでいただけ、でした」
    四谷 絵恋:「ん、りょうかーい、音声拾えてたらそれはそれで情報になったけど無いならいいやー」
    呉住 里沙:「や、やっぱりお化けだったんじゃ……」
    植美 永煉:「お、お化けじゃないといいな…殴れないから…」
    四谷 絵恋:(マキナさんがすぐに逃げろ、って言った意図は気になるけどねえ)
    九重 遠:「絵恋さんはなんでここに合流したの?」
    ”マキナ”:「オバケって言うのはあながち間違いじゃないんだよな」
    ”マキナ”:「ああ、そう。それについても説明する」
    ”マキナ”:<通信支配>
    四谷 絵恋:「わたしー?説明するって言ってたからそっちに回しますー」
    ”マキナ”:あなた達の端末に”エペイオス”の情報がインストールされる
    四谷 絵恋:「あ、オーブン」
    ”マキナ”:「拠点で得た情報の1つだ」
    呉住 里沙:「えぺいおす」聞き覚えのない名前を音読する。
    九重 遠:「わ、すご……オーブン?」
    ”マキナ”:「”LE”セル最初の実験体」 資料には、モニターに映っていた少女の顔が載っている
    植美 永煉:「あ、この子です、モニターの子…!あの女の子が、エペイオス…?!」
    ”マキナ”:「オーブンはよくわからないけど……」
    四谷 絵恋:「この前遊んでた時名前だけ見た」
    ”マキナ”:「そう、それについても話して欲しい」
    四谷 絵恋:「名前でググったらオーブンしか出てこなかっただけー」
    九重 遠:「なるほど……」
    四谷 絵恋:「とは言ってもそんなに喋れることはないんだよねー」
    呉住 里沙:「えっ、えっ?」話について行けてない。ひとまずは聞く体勢に入らねばならぬ。
    九重 遠:「この子が、エペイオス……最初の実験体」
    四谷 絵恋:「近くのゲーセン…ああ、場所はいつものところね」
    四谷 絵恋:「で日曜ゲームしていたら、突然ゲーセンがジャックされて」
    四谷 絵恋:「画面にこんな文字が出てきたなーってだけ」
    四谷 絵恋:「電源もすぐ戻っちゃったし気にせず遊んでたからかろうじて名前覚えてただけでも褒めてー」
    ”マキナ”:「……聞いといてなんだが、反応が緩い……」 少し呆れている
    九重 遠:「ええと……、すごいですね…?」いろんな意味で
    呉住 里沙:「えれんちゃん、ゲームセンターに詳しいんだよ」
    呉住 里沙:「色々教えてくれたもん。ね?」
    呉住 里沙:ちょっと自慢げ。
    四谷 絵恋:「そーなのだー」
    植美 永煉:「へー、ゲームセンター……あれ?」そう言えば、ゲームセンターですごい戦いをしている人を見たような?
    植美 永煉:「とと、今はそうじゃなくて」
    四谷 絵恋:「手口からして何かメッセージを送りたかっただけでどっちかというとその負荷で照明が落ちたんじゃない?」
    四谷 絵恋:「あてずっぽうだけどー」
    植美 永煉:「そのゲームセンターって、普通のゲームセンターですよね?なんでそんなとこにメッセージを…?」
    九重 遠:「ゲームセンターを選んだのはなんでなんだろ…」
    ”マキナ”:「いや、ゲームセンターだけじゃない」
    九重 遠:「え?」
    ”マキナ”:「それ以外のとこでもあの現象が起きてる」
    ”マキナ”:「あのノイズ塗れの中から文字を読み取れたのは四谷だけだけどな」
    植美 永煉:絵恋さんだけ!ほあー!凄い!と目を輝かせている。
    四谷 絵恋:「…やっぱりかあ、あれゲームセンターに特化した通信じゃなさそうだったしねえ」
    呉住 里沙:「それ以外のところって……例えば、散歩道とかでも……?」
    呉住 里沙:「横断歩道がつかなくなっちゃったとか……そういうことも、あったの?」
    九重 遠:すぐにそういうこと思いついてすごいなあって里沙ちゃんを見てる
    ”マキナ”:「近くにモニターがあったらな」
    ”マキナ”:「一番被害が大きいのは、ビルにテレビとか設置されてるやつ」 急にぼんやりした表現
    四谷 絵恋:「街頭モニターまでされてたかあ」
    ”マキナ”:「アレで事故ったのが結構いる」
    九重 遠:「事故…!?」
    四谷 絵恋:「本当にやぶれかぶれって感じですねえ」
    呉住 里沙:「えっ、どういうこと? 事故って……」
    ”マキナ”:「だから、横断歩道が付かなくなったって話だよ」 メッセージを送る為、というのと合わせて
    呉住 里沙:「……あっ!」なるほど、という顔。
    ”マキナ”:「街灯モニターの近くの信号が付かなくなって、事故る」
    九重 遠:「大きな道路ほど近くに街頭モニターがあるもんね…」
    呉住 里沙:「とにかく、テレビみたいに絵が出るものが近くにあったら……あっ」
    呉住 里沙:急いで携帯を見る。これも立派な映像出力機器である。
    ”マキナ”:「そういうことだ。今はボクが通信支配しているから問題ないけど」
    四谷 絵恋:「しかもあれですよねえ、ゲームセンターの中の反応からして、ワーディングに近い何かが使われてる」
    四谷 絵恋:「だれだか知らないけれどさすがに動かざるを得ない、って感じですかねえ」
    植美 永煉:「…そんな広範囲に、そんなことが出来るシンドロームは…ブラックドッグ、ですかね」
    ”マキナ”:「そういうことだな。」
    九重 遠:「ええと……、やっぱり、そうなるとエペイオスが敵?ってことになるのかな…?」
    ”マキナ”:「それもそうなる」 頷く
    ”マキナ”:「これに対する対処は後で話すとして……」
    ”マキナ”:「次は呉住の話だ」
    呉住 里沙:「は、はいっ」
    九重 遠:「セルの名前で反応してたよね?」
    呉住 里沙:「うん……」
    ”マキナ”:「実は呉住は”LE”セルの元実験体を保護している」
    ”マキナ”:「というか……」 うーん、みたいな反応
    九重 遠:「え!?…なんでそんな困った反応してるの……?」
    四谷 絵恋:「他に何かある、って感じですかねえ」
    呉住 里沙:「保護、は……お姉ちゃんがそうした方がいいって思って、そうなったんだけど……」
    呉住 里沙:「その、えっと……」だんだんと顔が真っ赤になり、
    四谷 絵恋:「……んー?」
    四谷 絵恋:じっと里沙ちゃんを見る
    呉住 里沙:「け、け……けっ、結婚したいって、言われちゃった……っ」
    植美 永煉:「え」
    植美 永煉:「ええぇえええっ?!」
    四谷 絵恋:「けっこん」
    九重 遠:「…けっこん?」
    呉住 里沙:「り、りさ、告白されるなんて初めてで、なんにも考えられなくなっちゃって……」
    呉住 里沙:「だ、だから、お姉ちゃんに、全部お任せしちゃったから……お姉ちゃんに、話してもらった方が、絶対いいと思う……っ!」
    九重 遠:「え、あの、その人とは知り合いだったとかじゃないんだよね?」混乱してるよ
    呉住 里沙:「それにそれにね、思い出すだけで、なんか変になっちゃうもん……っ」
    ”マキナ”:「な?」 そりゃ、うーんともなるだろ?と言いたげ
    四谷 絵恋:「おやおやまあまあ」
    植美 永煉:「うん…」マキナに頷く
    呉住 里沙:「う、うん……あの、えっと、ごめんね。お姉ちゃんにお願いするからっ!」
    呉住 里沙:『……というわけで、だ。話すか』すぐに姉が出る。まさかこんなにも短いスパンだとは本人も思っていなかった。
    九重 遠:「…一体何が?」
    呉住 里沙:『いつもより早起きをした里沙が、施設での訓練などが始まる前に散歩をしていたときのことだ』
    呉住 里沙:『育ちの知れる者達に、とある少年が絡まれていた。喧嘩の原因は分からんが、恐らく大したことではないだろう。故に追求もしなかった』
    呉住 里沙:『大事なのは……その絡まれていた少年が〝電撃を操る能力を持つオーヴァードである〟ということだ』
    呉住 里沙:『ワーディングの効果も通用しなかったからな。九割正解と見ていい』
    呉住 里沙:『……付いて来られているか? 私も正直戸惑っているから、素直に言って構わんぞ。責める気もない』
    四谷 絵恋:「あれまあ……」
    四谷 絵恋:「それ不良の人たち大丈夫だったー?」
    四谷 絵恋:だらだらっとした口調には緊張感も焦りもない
    九重 遠:「不良の人たちの方なんだ…?」
    呉住 里沙:『いや、そちらを心配するのは正しい。何せその絡まれていた少年は、不良共を返り討ちにした挙句にとどめまで刺そうとしていたからな』
    植美 永煉:「…!」
    四谷 絵恋:「ほらねえ」
    九重 遠:「ええ!?」
    植美 永煉:「人を殺すのを躊躇しない、危険なオーヴァードだった、ってことですか…!?」
    呉住 里沙:『人を殺すことの重大さを理解していないか、殺すことに快楽を見いだしているか……それとも、そのようにしか生きられない存在か』
    九重 遠:「……その子はどういう感じだったんですか?」
    呉住 里沙:『それは後で話そう。とにかく、その殺人事件に発展しそうな状況を里沙が必死に止めたところ、求婚された。曰く〝一目惚れ〟だそうだ』
    四谷 絵恋:「ははあん」止め方が気に入られたのだろうか
    呉住 里沙:『悪い気はせん。自慢の妹だからな』ニィ……と笑う。
    九重 遠:「………うん」よくわからないけどそれで結婚までいくんだ、って困惑してる
    植美 永煉:「自慢の妹、か」嬉しそうに小声で
    四谷 絵恋:「で、彼のもといたところを聞いたら、LEセルだったから、呼ばれたってわけですかー」
    呉住 里沙:『そして、困惑する里沙の代わりに私が出て質問をした。そしていくつか答えが得られたのでな……並べていこう』
    呉住 里沙:『一つ。奴はLEセルの実験体であり、また〝後期だったから扱いは良かった〟らしい』
    呉住 里沙:『二つ。LEセルは〝既に壊滅した〟らしく、奴は行き場をなくしている』
    九重 遠:「後期だったから扱いは良かった…」じゃあ最初の実験体だという彼女は?
    呉住 里沙:『三つ。私と里沙の関係を、二重人格であるとすぐに理解出来る程の知能はある。FHの偏向教育のたまものか、本人の知性が高いかは不明瞭だが』
    ”マキナ”:「実験体だしな、単純に他にもそういう実験体がいたのかもしれない」
    呉住 里沙:『そして最後に……これは質問以前に目視で確認したのだが、奴は〝電撃を繰り出せる〟』
    植美 永煉:「…ブラックドッグの、オーヴァード…」
    四谷 絵恋:「……ふむん」「……ふむん」ブラックドッグの後期実験体、モニターに映る少女、LEセルの不老不死へのアプローチはもしや…
    呉住 里沙:『人間に〝とどめを刺す〟ことが可能な電撃……停電などの事件が起きている状況下でこれは、興味深いとは思わないか?』
    ”マキナ”:「ん、実は”LE”セルの実験体はブラッグドッグが多い」
    ”マキナ”:「四谷は、もしかしてわかったか?」
    四谷 絵恋:「もしかしてですけどー」
    呉住 里沙:大切なことを言い忘れていた……と思いながら、絵恋の言葉を待つ。
    四谷 絵恋:「そのセル、サイバネティクスとか仮想空間への精神の移管とかそういう感じで不老不死目指してましたー?」
    ”マキナ”:「……凄いな」
    呉住 里沙:『当たっているのか』
    ”マキナ”:「正確には、仮想空間での不死を現実に持ってこられないかという実験だったが」
    九重 遠:「え…?それって……」モニターの中からこちらに笑いかけてきた存在を見たはずだ
    四谷 絵恋:「うわあ思ったよりタチ悪いお答えー」
    ”マキナ”:「最初期の実験体がモニターの中にいて、最後の実験体はこの現実にいる」
    呉住 里沙:『なるほど……故にナルキッソス、なのか?』と呟く。
    九重 遠:「リンク……しようとしてるの?」
    四谷 絵恋:「……電脳世界が、現実に侵蝕してくる…かも?」
    九重 遠:「ナルキッソスって名前なの?」
    植美 永煉:「そんなこと…出来るの…?ううん、しようとしてる…?どんな犠牲を出してでも…?」
    四谷 絵恋:「ゲームじゃあるまいし、と言いたいけど言い切れないなあ、こんなところだし」
    呉住 里沙:『そうだ。伝え忘れていた。奴はナルキッソスと名乗った』
    呉住 里沙:『神話にて、水面に映った自分自身に恋をした男。ナルシストの語源となった存在の名を冠している』
    四谷 絵恋:「おー」ナルキッソス、エンディミオン、どちらもギリシャ神話だ
    九重 遠:「そうなんだ…」
    四谷 絵恋:そういえばエペイオスもなんとなく響きがギリシャっぽいな
    呉住 里沙:『水面よりも遥かに高精度な、実体を映し出すモニター……名前が名前だからそこが少し引っかかってな』
    呉住 里沙:『エンデュミオン……いや、エンディミオンハートと言ったか』
    呉住 里沙:『肝心のセレネは、どこに行ったのだろうな』
    呉住 里沙:『……伝えるべき事は伝えたつもりだ』
    九重 遠:「虚構にある現実の写し鏡……仮想空間の不老不死を現実にしようとする実験…」
    九重 遠:「う~……難しい…」
    ”マキナ”:「まあ、一気に言われてもわからないか」
    四谷 絵恋:「まあ難しいだろうし考察はこれくらいにして、これからどうするんです?」
    植美 永煉:「少なくとも、モニターへの攻撃は何とかしないと、また事故が起きますよね…」
    ”マキナ”:「ああ、実を言うと”エンディミオンハート”とそれを使った実験についてはUGNで既に調べがついていたらしい」
    呉住 里沙:『ほう』
    ”マキナ”:「今回のセルの壊滅も、可能性としてはあり得るとボクは聞いていた」
    九重 遠:「ええ……、何も教えてもらってない…」
    呉住 里沙:『安心しろ。私も里沙も知らん……』
    ”マキナ”:「ああ、これについてはあまり公にしたくないことらしいから」
    ”マキナ”:「実際にそうなってなければ言うつもりもなかった」
    呉住 里沙:『ナルキッソスの話では、奴が壊滅させたわけではなさそうだが……』
    ”マキナ”:「やったのは”エペイオス”だろう。あそこまで派手に動いてるからには」
    ”マキナ”:「んんっ、ともかく」
    ”マキナ”:「”エペイオス”っていうのは、いわゆる仮想世界にいる」
    ”マキナ”:「コンピューターワールドとか、サイバーワールドとかに言い換えても良い」
    九重 遠:「おいでおいでって手招きしてたけど……?」
    ”マキナ”:「”エンディミオンハート”がその空間での活動を可能にしている」
    四谷 絵恋:「とっちめるにしても一筋縄にはいかなそうですねえ」
    ”マキナ”:「手招きは文字通りの意味じゃないか」
    ”マキナ”:「昏倒していたのは恐らく、仮想世界に招かれたんだ、あいつらは」
    九重 遠:「……なるほど」
    植美 永煉:「精神が、仮想世界に連れていかれていた…」
    四谷 絵恋:「きっと来てほしいんだろうねえ、実際に突撃しても液晶にめり込むだけだけど」
    呉住 里沙:『生憎私は、そんなものに干渉する方法など持ち合わせていないぞ。科学的なアプローチとなれば、あの真昼ですら厳しい可能性もある……』通じる人間が少ないであろうことも無視し、いない人間の名前を出す。
    四谷 絵恋:「精神を攫いにいくなら危なさは倍率ドン、かあ」
    ”マキナ”:「ああ、だから対策を用意してある」
    呉住 里沙:『植美は、そういう能力を持っていたりはしないのか?』
    呉住 里沙:『……対策?』
    九重 遠:「対策」
    植美 永煉:「対策!」
    四谷 絵恋:「対策ー?」
    ”マキナ”:「ボクが事前に色々教えられていたのも、その為なんだが……」
    ”マキナ”:2個1組のヘッドセットのようなものを取り出す
    九重 遠:「……これが?」
    四谷 絵恋:「それはー?」
    ”マキナ”:「こっちから乗り込む、ボクが外からお前たちに支持をする」
    ”マキナ”:「ボクはこの身体を介しているから、向こうには招かれない」
    ”マキナ”:「主導権をこっちで握って、一気に敵地を掌握する」
    九重 遠:「仮想空間の中に入って、エペイオスをどうにかするってことだよね?」
    ”マキナ”:「そういうことだ」
    四谷 絵恋:「おー」
    九重 遠:「うん、わかりました」
    植美 永煉:「わかった、でも」
    植美 永煉:「マキナの本体は、ちゃんと安全なんだよね?」
    呉住 里沙:『里沙も構わんと言っている。不安を覚えてはいるがな』
    四谷 絵恋:「りょうかーい、実はこういう仮想空間ってゲームとかでしか聞かないから実際に行ってみたかったんだよねえ」
    ”マキナ”:「安全じゃなかったら協力してない」
    ”マキナ”:「ボク、UGNじゃないし」
    呉住 里沙:『UGNじゃない……?』
    呉住 里沙:『……遠、お前、どこから拾ってきた』
    九重 遠:「ええ……!?」
    九重 遠:「俺は関係ないよ!?」
    呉住 里沙:『そ、そうか……すまん』
    植美 永煉:「わかった。なら安心!」
    植美 永煉:「ごめん、なーーーんとなく、知り合いな気がしちゃって、心配になっちゃった」
    ”マキナ”:「しょ、初対面だ。初対面……」
    ”マキナ”:気まずそう
    呉住 里沙:『敢えて心配するならば、ナルキッソスか』
    ”マキナ”:「そうなんだよなあ」
    呉住 里沙:『里沙に固執していることを利用して、UGNの施設へと案内したからな……』
    呉住 里沙:『いっそ連れて行くか?』
    呉住 里沙:『水先案内人としては悪くないとは思うが』
    ”マキナ”:「ボクも悪くないとは思うけど……」
    ”マキナ”:「”ナルキッソス”は呉住から見て、こっちに危害を加えてきそう?」
    呉住 里沙:『会って間もないが……少なくともお前達に危害を加えることはないだろう』
    呉住 里沙:『里沙が悲しむと言われれば、手は止まるだろう。私も同じだからよく分かる』自嘲するような笑みを浮かべる。
    九重 遠:「美沙さんがそう言うなら、俺は信じるね」
    ”マキナ”:「じゃあ連れていくか、ボクがモニターしてるから、変な動きしてればわかるし」
    呉住 里沙:『私に対しても割と好感触だったからな。だがまぁ、奴を連れて行くなら私よりも里沙を表に据えるべきだろう』
    九重 遠:「いざというときは俺がなんとか抑え込めると思うし」
    四谷 絵恋:「おーけー、里沙ちゃんが言うなら異論はないよー」
    植美 永煉:「はい、あたしも賛成です」
    ”マキナ”:「よし、じゃあそういうことで」
    呉住 里沙:『……というわけで、今は里沙に席を譲っておこう。その方が奴の精神も安定するはずだ』
    呉住 里沙:そして表に出た里沙は「……りさ、いっぱい頑張るから……よろしくお願いしますっ」と決意を表明した。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更・購入判定が可能
    植美 永煉:呉住 里沙/美沙さんへ 〇憧憬/嫉妬 で取得します!
    九重 遠:ロイスはまず里沙ちゃんと美沙さんに 呉住里沙/美沙 信頼○/心配 で取得しよう
    四谷 絵恋:ロイス
    九重 遠:購入はお守りこと日本刀を狙います
    九重 遠:2dx+1>=11
    DoubleCross : (2DX10+1>=11) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

    九重 遠:だめ!以上
    GM:おっお守り!
    呉住 里沙:ロイス取得
    九重 遠 〇仲間/心配

    四谷 絵恋: 
    呉住里沙 〇友情/ニヤニヤ
    九重遠 〇連帯感/大丈夫かな彼
    植見永煉 〇名前一緒だあ/まだわからない

    四谷 絵恋:これで取って
    四谷 絵恋:お守り支援します、日本刀
    四谷 絵恋:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8

    四谷 絵恋:無理
    四谷 絵恋:終わりです
    植美 永煉:では私も日本刀を!
    植美 永煉:2dx+2  〈調達〉判定
    DoubleCross : (2DX10+2) → 9[5,9]+2 → 11

    植美 永煉:買えた?!
    九重 遠:うわー!
    九重 遠:ありがたい
    GM:すげえ!
    植美 永煉:そのまま九重さんへシューッ!
    呉住 里沙:アルティメイド服の購入を狙います。
    九重 遠:受け取ります!ありがとうございます!
    呉住 里沙:コンセ:ウロボロスLv3+無形の影を使用。購入判定を【精神】で行います。
    GM:あっ侵蝕を上げようとしている
    呉住 里沙:4dx7+1>=20
    DoubleCross : (4DX7+1>=20) → 10[1,4,8,9]+3[1,3]+1 → 14 → 失敗

    呉住 里沙:失敗したわね。では侵蝕率を増加させて終わります。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を6(→ 6)増加 (44 → 50)
    GM:失敗してる!
    呉住 里沙:メイドの道は厳しい。
    ”ナルキッソス”:里沙さんのメイド姿はそうそう他の人間に見せられないからな……
    呉住 里沙:でた。

    ミドル2:電脳世界

    GM:シーンPCは九重遠
    GM:他PC全員登場
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (60 → 69)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (54 → 55)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (50 → 59)

    GM:壊滅した"LE"セルの拠点に戻り、あなた達は電脳世界への侵入を試みた。
    GM:意識を電脳世界へ移す機械─────"オネイロスⅡ"を使用した敵地への移動は上手くいった。
    GM:"ナルキッソス"のみはこの装置の使用を拒んだが……。
    GM:あなた達は現在、見知らぬ街の中に立っている。
    "マキナ":「どう?変な感じはあるか」
    "マキナ":マキナの声のみが空から響く
    四谷 絵恋:「おおー」すぐさま周りを見回す、友人から聞いたMMOゲームの街並みと変わらない風景
    九重 遠:「ううん、特に変な感じはしないよ」上空に向かって
    呉住 里沙:「よく分かんないけど……分かんないってことは、大丈夫ってことだよね……?」
    植美 永煉:「うん、あたしも大丈夫!」
    "ナルキッソス":「そういう感覚で良いぜ、里沙」 馴れ馴れしく話しかける
    "ナルキッソス":敬語もさんづけも抜け、かなりフラットな様子だ。
    九重 遠:「ナルキッソスくんはこの場所のこと知ってるの?」
    四谷 絵恋:「特に変なところは見当たらないかなー、多分大丈夫ー」
    呉住 里沙:「う、うん……」相変わらずぐいぐい来るなぁと思いながら返事をする。
    四谷 絵恋:実際、目に見えるオブジェクトの破綻やバグなどは発見できない
    "マキナ":「ならよし。ボクはこっち(現実)からオペレートする」
    "マキナ":「ヤバいと思ったら強制ログアウトさせるから安心してくれ」
    呉住 里沙:「う、うんっ」
    "マキナ":こちらから侵入する分にはイニシアチブはこちらにある。
    九重 遠:「わかったよ。よろしくお願いします、マキナさん」
    四谷 絵恋:「りょうかーい」
    "ナルキッソス":「さて、ええと、九重だったか」 ビシリと指をさす
    九重 遠:「え、あ、はい!」
    "ナルキッソス":「まず、里沙は渡さん!」 質問に答えるより先に宣言する
    呉住 里沙:「そっちは苗字なんだ……」
    九重 遠:「ええ!?いや俺はもう好きな女の子いるし!」
    植美 永煉:「はわ!」恋バナ始まった!
    四谷 絵恋:「お」
    "ナルキッソス":「そうか……なら良いが……で、この場所について知ってるかって話だったな」
    四谷 絵恋:これは男の子二人で恋の話かな
    九重 遠:「あ、うん……」
    "ナルキッソス":「もちろん知ってはいる。というより”LE”セルの実験体は全員ある程度まではここで育ってる」
    呉住 里沙:心の中で〝ナルキッソスおにいさん、急に変わった感じがする……〟と呟きながら聞く。
    九重 遠:「この仮想空間の中で?」
    "ナルキッソス":「要するに、この世界でなら永遠に生きられる"エンディミオンハート"の力を」
    "ナルキッソス":「なんとか現実の世界に持ち込めないか、という実験だ」
    呉住 里沙:「でも今のりさの体って……どうなってるんだっけ……」
    "マキナ":「全員こっち(現実)で寝てるよ」
    呉住 里沙:「だよね……だったら、そのままお婆ちゃんになっちゃう……」
    四谷 絵恋:「現実に持ち込んで、地球人類全員を不老不死にするところまでセット、って感じなのかな」
    呉住 里沙:「あっ! トイレ行きたくなっちゃったらどうしよう……っ! なんにも考えてなかった……」
    "ナルキッソス":「こっちで永遠に生きれたって、現実の肉体が老化してちゃ意味無いしな」
    九重 遠:「地球規模で不老不死にするの?」
    "ナルキッソス":「さあ?セルの最終的な思惑まではな……ああ、トイレは大丈夫だ!」
    "ナルキッソス":「施設に寝てても済ませられる設備がある!マキナ、頼んだぞ!」
    "マキナ":「ざけんなボケカスその前に終わらせろ!」
    四谷 絵恋:「なるほどねえ」まあ、末端に伝わる目的でもなさそうか
    植美 永煉:「レディの扱いとして駄目!!」すぱこーん!とナルキッソスくんの頭をはたく。
    呉住 里沙:「それ、大丈夫じゃないよぉ……」赤ん坊扱いされているようで恥ずかしくなり、顔が真っ赤になる。
    "ナルキッソス":「痛いじゃないか……」
    四谷 絵恋:「まあ、女心は追々勉強、かねえ」
    九重 遠:「なるべく早く終わらせて帰れるように頑張ろうね」里沙ちゃんに困ったように笑いかけてる
    呉住 里沙:「う、うんっ」
    "ナルキッソス":「俺みたいな後発型は現実でも普通の人間みたいに動けるんだけどな」
    "ナルキッソス":「逆に不死性は薄い」
    植美 永煉:「うん、ちゃちゃっと終わらせ…待って、不死性?」
    "ナルキッソス":「"エペイオス"は逆だ。多分この中では無敵だけど現実では生きられない、そんな感じじゃないか」
    四谷 絵恋:「…先発型、もっと言えば"エペイオス"はそれの逆?」
    四谷 絵恋:「やはりかあ」
    植美 永煉:「うわぁ…」
    九重 遠:「困ったね…?」
    四谷 絵恋:「さながらFOE、いやもっとひどいかなー?」
    呉住 里沙:「だから手招きして、自分の得意な場所に連れてこようとしてたのかな」
    植美 永煉:「うん、そうかも。で、あたしたちは今、その『得意な場所』にいる…」
    "ナルキッソス":「寂しいっていうのは結構よく聞いた話だ」 どこか遠い目をする。昔の事を思い出しているのかもしれない
    九重 遠:「…そっか」
    植美 永煉:「…九重さん」
    四谷 絵恋:「……戦力は結構えぐいねえ、マキナさんマキナさん、制圧っていうのもどうも厳しくないー?」
    植美 永煉:「…頼りにしてますからねっ、九重お兄ちゃん!」にゃは!と笑って
    九重 遠:どうしても、得意な場所に引きずり込もうとしてるだけには思えなかった寂しげな顔を思い出していたが
    九重 遠:「え!?あ、うん!」
    九重 遠:「え?お兄ちゃん?」
    "マキナ":「言ってる場合か、戦略としては囲んで現実との関りを断ち切ることになる」
    九重 遠:「現実との関わりを断ち切る?」
    "マキナ":「この世界は世界中のネットワークに接続された電子機器の数だけ広いが」
    "マキナ":「"エペイオス"は確かにこの世界に存在する敵だ」
    "マキナ":「逃げられないように囲んで、ネットワークを一気に断ち切る」
    植美 永煉:「なーるほど」
    四谷 絵恋:「目標は下がらず、頭を絞れってことねー」
    "ナルキッソス":「もっとも、"エペイオス"を見つけるのが難しいんだろうけどな」
    四谷 絵恋:「後は気づかれないように包囲もねー」
    呉住 里沙:「はっきんぐ……だっけ。それが出来るなら、色んなところに行けちゃうもんね……」
    四谷 絵恋:「んー、それもそうだけど」
    四谷 絵恋:「ハッキングで可能なのは移動だけじゃなくて」
    四谷 絵恋:「多分知覚範囲の拡大……監視カメラとかセンサーとかシステムに入り込まれちゃったらそれだけ向こうの目や耳が増えちゃうからねえ」
    九重 遠:「…………」これ提案したら絶対に怒られるもんなあ、って黙ってみんなの話を聞いてるよ
    四谷 絵恋:「…何か言いたげ?九重君」
    四谷 絵恋:「ぶっちゃけわたしじゃいい案思いつかないから何かアイデアがあれば言ってほしいかもー」
    九重 遠:「ええと、いや……その…」絶対に怒られる気がする
    "ナルキッソス":「んだよハッキリしないな」
    四谷 絵恋:「大丈夫大丈夫ー、どんな突飛なやつでも使えるように軌道修正するからー」
    呉住 里沙:「でも、ちょっとでも早く見つけられる方法なら……」
    植美 永煉:「――”エペイオスも助けたい”」
    植美 永煉:「とかですか?」
    九重 遠:「……うん。寂しそうに見えた、から……呼び出せるんじゃないかなって」
    四谷 絵恋:「……なるほどなるほど、交渉での無力化かあ」
    "マキナ":「助けたいってお前な~」
    四谷 絵恋:「いんじゃない?とりあえず向こうの脅威度をちゃんと偵察してからになるけど」
    呉住 里沙:「でも、どうやって呼ぶの?」
    呉住 里沙:「一緒に遊ぼうって言ったら、来てくれるのかなぁ……」
    四谷 絵恋:「あ、でもいきなり呼ぶのはちょっと怖いかなー」
    "ナルキッソス":「呼べば来るだろうけどな」
    四谷 絵恋:「一回ここを動き回って、少しでもエペイオスに関するヒントをかき集めて、それからにしないー?」
    九重 遠:「え?呼べるの?」
    四谷 絵恋:「お、手段はあるのかー」
    "ナルキッソス":「寂しがり屋ってのがあってればって話」
    "ナルキッソス":「元FH、元実験体としては嬉しいけどな、九重の気持ちは」
    "ナルキッソス":「"エペイオス"は十中八九ジャーム化してる、呼び出すのは危険だぜ」
    呉住 里沙:「じゃあやっぱり、えれんちゃんの言うとおり……ヒントを皆で探した後の方がいいよね」
    植美 永煉:「うん。あたしも絵恋さんに賛成です」
    九重 遠:「うん、俺もそれには賛成です」
    植美 永煉:「ナルキッソスも、それでいい?」
    四谷 絵恋:「ありがとー、呼び出す手段を探し回る必要がないだけでも収穫だよー」
    "ナルキッソス":「それはもちろん」
    "ナルキッソス":「じゃあ、とりあえずヒントも無いし適当に見て回るか」
    "ナルキッソス":「ふふ、久しぶりだなあこうやって大勢で歩くのは」 楽しそう
    呉住 里沙:「罠とかに気をつけなきゃ……」
    九重 遠:「罠……、ゲームだとあるよね」
    四谷 絵恋:「それではしゅっぱーつ」
    植美 永煉:「しんこーう!」

    GM:"エペイオス"についての調査
    GM:完了値4 最大達成値10
    GM:判定 知識:レネゲイド 知覚 RC それぞれ難易度7
    GM:達成値÷10+1が進行値となります。
    GM:判定をして達成値20だった場合、達成値は最大値の10として扱い、進行値は2上昇します
    GM:最速で2人で終わります

    GM:普通のFS判定とは違うので、好きな順番で振っていいよ~
    GM:支援判定とかは無し

    九重 遠:全部低いので俺からいこう
    呉住 里沙:じゃあその次に行きます。
    九重 遠:知覚で振ります!
    九重 遠:2dx+1>=7
    DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 7[1,7]+1 → 8 → 成功


    九重 遠:やったー!
    GM:おおっしっかり抜いてきたわね
    九重 遠:頑張った!

    呉住 里沙:じゃあこの波に乗りますか。<RC>で判定しますね。
    呉住 里沙:4dx+8>=7
    DoubleCross : (4DX10+8>=7) → 9[1,3,5,9]+8 → 17 → 成功


    呉住 里沙:勝ち確なんすわ。
    九重 遠:すご!
    植美 永煉:ひゅー!
    呉住 里沙:+8の時点でねwww
    植美 永煉:では私もRCでいきます!
    四谷 絵恋:すごおい
    GM:スゲ~

    植美 永煉:3dx+6>=7 〈RC〉判定
    DoubleCross : (3DX10+6>=7) → 8[3,4,8]+6 → 14 → 成功


    九重 遠:つよーい
    植美 永煉:よし!
    四谷 絵恋:つよい
    GM:おおーっ
    四谷 絵恋:一応タダだし振るだけ振るか
    GM:振っちゃえ振っちゃえ

    四谷 絵恋:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 10[2,3,4,5,7,10]+5[5]+1 → 16


    九重 遠:つっよ
    呉住 里沙:回ってる!
    九重 遠:みんなすごい
    植美 永煉:流石!
    GM:なんなんだ君たち!
    GM:では、無事7/4で達成

    "エペイオス"についての調査
    街を歩いてみたところ、全体的に可愛らしい装飾がなされている。
    どこかで見たことがあるようなものが全体的に多く、それらはネットでよく話題になっているものだ
    有名なスポーツ選手をモチーフにしたものや、有名店が外装だけポンと置かれていたりする。
    この町に住人はいない。
    しかし、どうやら昏倒した人物はこの世界にいるようだ
    数人、憔悴している姿を見つけたが、マトモに行動することは出来ず、あなた達と共に来ることも拒否した
    "エペイオス"はどうやら彼らに危害を加えているらしい。何が目的かはわからないが、交戦は避けられなさそうだ。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更・購入判定が可能
    GM:購入したらマキナがプログラム組んでくれるよ
    四谷 絵恋:ロイスは保留
    植美 永煉:ナルキッソスに〇誠意/猜疑心 で取得します。
    四谷 絵恋:購入は……自分で振るのもアレだけどな……とりあえず照準器
    四谷 絵恋:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 7[6,7] → 7

    呉住 里沙:こちらもロイス保留で。
    四谷 絵恋:無理以上
    九重 遠:ロイスどうしよ…まだ保留で
    呉住 里沙:再びアルティメイド服の購入にチャレンジします。
    九重 遠:購入はどうしようかな…里沙ちゃんのメイド服応援でもしようかな
    九重 遠:2dx+1>=20
    DoubleCross : (2DX10+1>=20) → 3[2,3]+1 → 4 → 失敗

    呉住 里沙:無形の影とコンセ:ウロボロスを同時使用。
    九重 遠:ひどいな、以上です
    呉住 里沙:4dx7+1>=20
    DoubleCross : (4DX7+1>=20) → 6[2,5,5,6]+1 → 7 → 失敗

    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を6(→ 6)増加 (59 → 65)
    呉住 里沙:悲しいね。失敗で以上です。
    植美 永煉:うーん、応急手当キットに挑戦!
    GM:りっ里沙ちゃん
    植美 永煉:2dx+2>=8  〈調達〉判定 応急手当キット
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 7[5,7]+2 → 9 → 成功

    植美 永煉:よしよし
    九重 遠:えらい!

    ミドル3:分断

    GM:シーンPCは九重遠、他全員登場です
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (48 → 56)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (55 → 59)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (69 → 73)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (65 → 70)

    "マキナ":「一応あいつらも無理やりたたき起こすつもりではあるけど……」
    "マキナ":「"エペイオス"はかなりめんどくさそうな相手だな」
    GM:あなた達が見つけた人物はひどくおびえた様子で、あなた達と行動を共にするのを拒否した
    GM:あなた達はまた当てもなく歩いている
    四谷 絵恋:「いやあ、あっただけの人がここまでお話にもならないとはー」
    四谷 絵恋:「これ、交渉路線は切った方がいいんじゃないかなー…」
    九重 遠:「……無理かなあ」
    呉住 里沙:「ここが怖いのは分かるから仕方ないけど……やだって言われたのは、ちょっとつらいな……」
    植美 永煉:「うん…そんなに、あたしたち頼りなかったかな…」
    四谷 絵恋:「あっただけ、多分加えて話の余地もなく何かされたっぽい人があれだけいるんじゃあねえ…」
    "ナルキッソス":「恩知らずな奴らだ、助けなくていいんじゃないか」 里沙に同調(同調ではない)している
    四谷 絵恋:「いやあ、あの人たちに罪は無いよー、怖いものは怖いしねえ」
    九重 遠:「むしろ……一緒にいると危ない、みたいな感じだった気もするし…」
    植美 永煉:「"エペイオス"、いったい何をしたんでしょうね…」
    呉住 里沙:「でも、怖がらせるだけが目的だったら、どうして街みたいにしてるんだろう……」
    呉住 里沙:「何にもない、真っ白だったり真っ暗だったりする世界だったらもっと怖いのに」
    九重 遠:「何か、もしくは誰か、を待ってるのかな?」
    植美 永煉:「誰かを招くために街を作ってる、みたいな感じですか?」
    九重 遠:「一緒にいてもらうなら、出来るだけ普通の場所がいいんじゃないかなって」
    九重 遠:「そう思ったんだけど……」
    四谷 絵恋:「……」少し穿った見方をした考察をしたが、ここはあえて落とさないでおく
    "ナルキッソス":「無くは無いだろうけど、俺も含めて"エペイオス"とは交流がない」
    "ナルキッソス":「あんま先入観持つと危ないぜ」
    九重 遠:「ナルキッソスくんは優しいよね、心配してくれてありがとう」
    "ナルキッソス":「そう、俺は優しいんだよ」
    "ナルキッソス":そう言ってチラッと里沙を見る
    "ナルキッソス":ぱちっぱちっとウインク
    四谷 絵恋:黙って少し間を開けナルキッソス君の行動が里沙ちゃんに見えるようにしておく
    呉住 里沙:「うん、そうだね。こんなことすると危ないよって言ってくれるの、嬉しい」柔らかに微笑んで答える。
    "ナルキッソス":「ウ”ッ」
    呉住 里沙:「あ……絵恋ちゃん、あれっ」ナルキッソスがヴッとなっていることに気付かず、とある建物を指さす。
    "ナルキッソス":「これはもはや両思いなのでは……?」 なんか一周回ってただのオタクみたいになっている
    四谷 絵恋:「お」
    九重 遠:「落ち着いて…」ナルキッソスくんの肩を叩いてる
    呉住 里沙:「えれんちゃんが色んな事を教えてくれた、あのゲームセンター……!」
    四谷 絵恋:著名なゲームセンターチェーン、しかもこれは行きつけの場所だ
    "マキナ":「なんか見覚えのあるゲーセンだな……」
    四谷 絵恋:「ここまでコピーされてたかあ……いや、あの時データを丸コピしたのかなー…」
    呉住 里沙:「えれんちゃん、ゲームセンターでメッセージを受け取ったんだよね? だったら、もしかしたらまた何かあるんじゃないかな……?」
    四谷 絵恋:「あ、そっか」無差別とはいえ、読み取れるメッセージが流れてきたのがここであることは事実だ
    呉住 里沙:「また誰かいるかもしれないし……行ってみる?」
    四谷 絵恋:「確かに電脳世界でまるごとコピーされた物があるんだったら、文章の完全版がありそうかも」
    九重 遠:「ゲームセンターに行く感じ?」
    四谷 絵恋:「うん、有力なヒントになりそうだから推奨したいけどー、どう?」
    植美 永煉:「ゲームセンター…なんだか、懐かしいな…あのぴかぴかの人、元気かなあ」看板を見上げて物思いにふけってしまっている
    九重 遠:「このまま歩いててもヒントもないし」
    九重 遠:「俺はそれでいいです」
    四谷 絵恋:「よーし行くとこ決まりー」
    呉住 里沙:「じゃあ、えれんちゃん。行こうっ」奇妙な空間で発見した見知った建物。入ることで安心感を得たいという気持ちが芽生えてしまっているようだ。
    呉住 里沙:絵恋に手を差し出す。
    四谷 絵恋:その手を受け取って歩き出す
    "ナルキッソス":里沙とつながれた手を見て愕然としている
    "ナルキッソス":「俺のライバルは……四谷……?」
    呉住 里沙:「あ……」愕然としているナルキッソスに気付く。
    呉住 里沙:「……じゃ、じゃあ……」空いた片手をそっと彼に伸ばす。
    "ナルキッソス":「!」
    "ナルキッソス":こちらもそっと手を伸ばし、繋ごうとしたところで
    GM:がくん、と地面が揺れる。
    九重 遠:「うわ!」
    植美 永煉:「!」
    GM:強い衝撃に、あなた達の体は空中に放り出される。空中?本当にそうだろうか、視界が明滅する。
    呉住 里沙:「えっ!? きゃあっ!」
    四谷 絵恋:「!!」
    四谷 絵恋:急いで手を引き里沙ちゃんを引き寄せる
    GM:天も地もわからない、転がるようにごろごろと、ぐるぐると
    "マキナ":「─────い!─────!きこえ─────!」
    GM:何か聞こえた気がする。気のせいかもしれない。ノイズ塗れでよくわからない。
    四谷 絵恋:「……とりあえず再集合はゲームセンター!!もしくはエペイオスの近くの建物!!
    呉住 里沙:『ええい、我ながら情けない……ッ!』絵恋に引き寄せられた状態で、別人格が里沙を護るためにと現れる。
    九重 遠:「……!はい!」
    四谷 絵恋:聞こえるかどうかわからないけどとりあえず再集合の連絡だけしておく
    植美 永煉:「はい!九重さん、手を…っ!」
    九重 遠:「うん、永煉ちゃん!」
    呉住 里沙:『ナルキッソスは……くっ、それどころではないな! すまん、絵恋!』

    GM:そうしてあなた達は────



    PAIR1『あなたがいなければ』

    GM:あなた達は薄暗い室内で目を覚ました。
    GM:そこはごく普通の家の様だ……呉住里沙には、この家に見覚えがある。
    GM:そして目を覚ましたあなたは、もう一つの異常にもすぐ気が付くだろう。
    GM:自らの姉を、あなたは感じられない。
    呉住 里沙:「……あ、れ?」
    呉住 里沙:「お姉ちゃん……お姉ちゃん?」
    四谷 絵恋:「……っと……ここはお部屋か…」
    四谷 絵恋:「……里沙ちゃん?どうかした?」
    呉住 里沙:「え、えれんちゃん……お姉ちゃんが……いない……っ」
    四谷 絵恋:「……!美沙さんが!?」
    呉住 里沙:「いないのっ! 返事できないとかじゃなくて……いない……りさの中から、出て行っちゃったみたいに、どこにも……!」
    四谷 絵恋:戦闘用人格の消失などめったに見られない異常事態だ、原因を探ろうにも心当たりが多すぎる
    呉住 里沙:「それに、ここ……ここって……この、お家って……」声が震える。僅かに歯がカチカチと音を鳴らしていた。
    四谷 絵恋:「……?」
    四谷 絵恋:「……ここが何か……」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんが……お姉ちゃんが、全部、台無しにしちゃったはずなのに……っ!」
    四谷 絵恋:「……!」里沙ちゃんの家か
    呉住 里沙:「りさのお家……どうして……」
    四谷 絵恋:「……とにかく」
    四谷 絵恋:「いったん状況を整理しよっかー、大丈夫、今はわたしもいるしねえ」
    四谷 絵恋:だんだん声が間延びして戻ってくる、少しでも安心させようとしているのだろう
    呉住 里沙:「う、うん……うん……っ」
    呉住 里沙:何度も何度も深呼吸を繰り返す。
    四谷 絵恋:「うんうん、…さっきの地響き…というか、空間の異常かな、それでわたしたちはここにやってきたわけだけどー」
    四谷 絵恋:「ここは里沙ちゃんのおうち、あるいはそれを再現したもの、になるのかなー」
    四谷 絵恋:そう言いながら、ざっと部屋の周囲を見渡し、様子と人の気配がするかを確かめる
    四谷 絵恋:「…今のところ、すぐに誰かが来るって感じはしないかなー」
    呉住 里沙:「タンスとか、テーブルとか……同じ場所で……りさに、お姉ちゃんが出来る前とおんなじで……」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんが出来る前と、おんなじ……?」
    四谷 絵恋:「……もしかして」
    呉住 里沙:「それ、って……」あの、鬼のような女性を思い出す。
    四谷 絵恋:「里沙ちゃんにお姉ちゃんができる前の状況を、そっくりそのまま再現している…?」
    四谷 絵恋:「…ねえ、里沙ちゃん、今から、つらいことを聞くけど」
    四谷 絵恋:この部屋は整然と整理されている割りにカーテンがきっちり閉じられている
    四谷 絵恋:「……これが里沙ちゃんの過去の再現だったら、今から、怖い人が来る?」
    四谷 絵恋:ざっくりと、過去に美沙さんから聞いた話と照合すれば、おそらくは今後親族がやってくるだろう
    呉住 里沙:部屋の外から何も見られないようにと閉じられた、分厚いカーテンを握り……恐る恐る「……えれんちゃん」と呟く。
    呉住 里沙:「もし、そうなったら……っ、そうだったら……!」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんもいないのに……りさ……っ」
    四谷 絵恋:「…大丈夫」
    四谷 絵恋:すっと、ゲームのコントローラーのようなキャッチーなデザインの銃を取り出し
    四谷 絵恋:「わたしがいる」
    呉住 里沙:「えれんちゃんまで酷いことされたら、りさ、やだよぉ……っ!」
    四谷 絵恋:「ひどいことにはならないよう」
    四谷 絵恋:「こう見えても、避けることには自信があるからね」
    四谷 絵恋:「…おねえちゃんに比べたら不安を和らげるには頼りないかもだけど」これは小声
    呉住 里沙:絵恋のもとへと近づき、胸に飛び込もうとする。
    四谷 絵恋:「よっと」それを受け止める、片手は空けた
    四谷 絵恋:「どうしたどうしたー」
    呉住 里沙:「……ほんとに、ほんとに怖いんだよ……」
    呉住 里沙:「〝お母さん〟は……っ」
    四谷 絵恋:頭をわしゃわしゃ撫でながらも、客人の気配には目を光らせておく
    四谷 絵恋:「…そっか、お母さんか」
    呉住 里沙:「とおおにいさんでも、なかよしになんてなれっこない……!」
    呉住 里沙:「それくらい、怖くて、酷くて……だから、お姉ちゃんが……!」
    呉住 里沙:「なのに……なんで、今……っ!」
    呉住 里沙:ズズ……と、足下から細い根のような線が伸び始める。
    四谷 絵恋:「……お姉ちゃんがいないのか、かあ」
    呉住 里沙:イージーエフェクト≪地獄耳≫。周囲に、あの恐ろしかった母がいないかどうかを必死に確認している。
    呉住 里沙:絵恋の胸元に顔を埋めながら頑張って調査する。
    四谷 絵恋:「……お母さん、さあ」
    四谷 絵恋:「……倒しちゃっていい感じ?」それを聞いても、なお
    四谷 絵恋:大胆不敵に、聞く
    呉住 里沙:顔をがばりと上げて「……分かんない」と答える。
    呉住 里沙:「怖くても、お母さんだったから……分かんない……けど……でも……」
    四谷 絵恋:「…里沙ちゃんがそうした方がいいんだったら、わたしはそうする」
    呉住 里沙:「えれんちゃんにまで酷いことするなら……」
    四谷 絵恋:「…ほんというとね、わたし実はお母さん、お父さん、と聞いて何も思わないんだ」
    呉住 里沙:「……どういうこと?」
    四谷 絵恋:「なんでだろうねえ、なんとも思われてなかったからかなあ」
    呉住 里沙:「……ねぐれくと」UGNで勉強した単語が不意に飛び出す。他意はなかった。
    四谷 絵恋:「これはお父さんお母さん兄さんだけじゃなくて、きっと他の人もそうだったんだけど」
    四谷 絵恋:「ああ、そこまでひどくはないかな、一応病院で衣食住は保証されてたから」
    四谷 絵恋:「でもそれだけ」
    四谷 絵恋:「体も弱いけれど積極的に殺すには世間体が悪い、って奴かなあ」
    四谷 絵恋:「まあそんな感じだから、里沙ちゃんがお母さんを殺さないでほしい、と言ったらそうするし」
    四谷 絵恋:「そういわなかったらそうしない」
    四谷 絵恋:「わたしからはそれだけ」
    呉住 里沙:「…………」迷いに迷う。
    呉住 里沙:だが、やはり仮に母が現れたとして、何も変わっていないとしたら……。
    呉住 里沙:「…………たすけて……っ」殺してほしい。そう願った。
    四谷 絵恋:「ん、わかった」それだけ端的に言ってポケットから飴を出して口に放り込む
    四谷 絵恋:「…ああ、できるかできないかは心配しなくていーよ、やるから」
    四谷 絵恋:…まあ、彼女の心が守られるのであれば、なんでもいいか
    呉住 里沙:出来る限り、空間内を探ってみたが……反応はない。
    呉住 里沙:自身の力不足か。何かに阻害されているのか。それとも母までは再現されていないのか。
    呉住 里沙:全てが謎のまま、壁にかかった時計が秒針を刻む音が響く。
    GM:ちっちっちっちっと音を立て
    GM:ゴーン、時計が鳴った。
    GM:同時に扉ががちゃり、と開く音がする
    GM:どかどかと音を立てて、入ってくるのは1人の女
    ははおや:じろり、とあなた達を睨みつけている
    呉住 里沙:ビクン! と肩が跳ねる。
    呉住 里沙:「あ、ぁ……っ」
    四谷 絵恋:無言で発砲、威嚇のつもりで床を狙い撃つ
    呉住 里沙:「おかあ、さ…………っ」
    ははおや:「ッ!」 バッと足を避ける
    ははおや:「里沙!あんたどういうつもりなの!」 絵恋の方を睨む
    ははおや:「こんな子を連れてきて……」
    呉住 里沙:「ご、ごめ、なさ……ごめんなさい、ごめんなさい……っ」
    四谷 絵恋:「……変わってそう?」小声で里沙ちゃんに質問
    ははおや:「お母さんに乱暴するつもり!」
    ははおや:「あなたって子は本当に……!」
    四谷 絵恋:…反応から、変わってないことを察し
    呉住 里沙:「で、でも、大切なお友達で……っ」
    ははおや:「はあ?大切なお友達?」
    ははおや:「あなたみたいな子に友達何て出来るわけないでしょう」
    ははおや:「嘘を吐くのはやめなさい」
    呉住 里沙:「……あ、ぅ」
    四谷 絵恋:銃口を傾け3発発砲、今度は脳天に
    ははおや:3発、受けてそのまま仰向けに倒れ込む。
    四谷 絵恋:シャンシャン、と音を立てて弾丸が殺到する
    呉住 里沙:「ごめ、なさ……お母さん、ごめんなさい……りさ、りさ……」
    呉住 里沙:「りさが、悪いの……えれんちゃんに、えれんちゃんにわがまま言って……」
    四谷 絵恋:「……あなたの許可は、いらない」
    四谷 絵恋:「…里沙ちゃんの謝罪も、いらない」
    医者の男:「やれやれ、酷いことをするな」 すっと、男が現れる
    呉住 里沙:「りさが悪いです。悪い子です……っ! ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさいっ」両手で頭を抱え、目を見開いて震えるばかりだ。
    医者の男:この顔に四谷絵恋は見覚えがある。
    四谷 絵恋:ノータイムでもう一発
    呉住 里沙:「ひっ」あの母の知り合いかと思い、怯える。
    四谷 絵恋:「……今更何」
    医者の男:「酷いじゃないか、絵恋くん」 弾丸を頭に受けてのけぞるも、大して気にした様子もない
    呉住 里沙:「お、お母さんが呼んだのっ? お母さん、何か頼んだの!? 何かするの!? りさとえれんちゃんに何かするの!? おねがい、やめてっ! おねがい、お願いします……っ!」
    四谷 絵恋:「鏡見て言ってくれるー」
    医者の男:「おや、随分と嫌われてしまったようだね」 言いつつ男は里沙の母親に手を付ける
    ははおや:むくりと傷がなかったかのように立ち上がる
    四谷 絵恋:「………」やはり何かのしかけか、と眉を顰める
    ははおや:「お願いします?それならもっと、態度があるわよねえええ」
    医者の男:可笑しそうに2人を眺めている
    四谷 絵恋:「……なんの意図があるかはわからないけど」
    呉住 里沙:「は、はい……お母さんっ。ごめんなさい、里沙がのろまで、どんくさい悪い子だから、何も出来なくて……悪い子で……ごめんなさい……ごめんなさい……っ!」
    四谷 絵恋:「人形に用は無いの、とりあえず、そこはどいてもらう」
    呉住 里沙:バランスが崩れた土下座を必死に行う。頭や背中を踏まれても何も言わないだろう。
    四谷 絵恋:「とくにそこ、里沙ちゃんの精神安定上速やかに頭を砕くから」
    四谷 絵恋:「……里沙ちゃん」
    四谷 絵恋:すっと、彼女の前に立つ
    呉住 里沙:気配と声に気付き、顔だけを上げる。
    四谷 絵恋:「…怖かったら、目閉じてて」
    四谷 絵恋:そこだけ、いつものように、へらりと笑って
    呉住 里沙:涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔で首肯し、伏せて目を閉じる。
    四谷 絵恋:また、向き直った、表情は見せない
    GM
    GM:それでは戦闘を開始していきます

    BATTLE START

    GM:まずは配置から

    ははおや【4】医者の男【6】──5m──PC

    GM:ではR進行

    1R:セットアップ

    ははおや:なし
    呉住 里沙:セットアップあります。
    医者の男:なし
    四谷 絵恋:…ふむ
    四谷 絵恋:無しで
    呉住 里沙:得意領域Lv5を使用。そのラウンド中に行う<RC>を使用した判定のダイスを+Lv個。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を3(→ 3)増加 (70 → 73)

    1R:イニシアチブ

    医者の男:イニシアチブ:加速する刻1 イニシアチブで行動消費なしのメインプロセスを行う。

    四谷 絵恋:そう来たか
    呉住 里沙:執刀が早すぎる。

    GM:マイナーで戦闘移動してPCにエンゲージ
    医者の男:メジャー:能力強奪2
    医者の男:対象とRCで対決を行う。このエネミーが勝利した場合、任意のエフェクトを一つ選択しシナリオ中同じレベルで取得する。
    呉住 里沙:なにそれ。
    医者の男:対象は四谷絵恋、そしてオリジン:プラント
    呉住 里沙:こ、こいつ。
    医者の男:というわけで判定するよ~
    四谷 絵恋:了解

    医者の男:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[2,3,4,8,9,9,10]+1[1]+1 → 12


    四谷 絵恋:リアクションもRC?
    GM:RCで対決なのでRC!
    四谷 絵恋:OK

    四谷 絵恋:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 7[4,6,7] → 7

    四谷 絵恋:…うん、無理そうだな
    医者の男:危ない危ない、じゃあオリジン:プラントは貰うよ
    呉住 里沙:射撃型だから仕方ない。
    医者の男:まあ僕は使えないけど
    呉住 里沙:植物人間になっちゃった。
    四谷 絵恋:はーい了解です

    医者の男:男がふらりと歩み寄る。まるで警戒心の無い動き
    医者の男:「さて、じゃあ治療をしようか、君の中の異物を取り除いてあげよう」
    四谷 絵恋:「……」黙って銃を向けたまま、警戒は解かない
    医者の男:するりと、四谷絵恋の持つ銃に触れる。
    四谷 絵恋:何が異物だ、あいつ以上に私を救う努力もしなかったのに
    呉住 里沙:「なに……? なにするの? えれんちゃんに、なにするの……っ?」
    医者の男:それだけで、四谷絵恋を救った彼女の感覚が感じられなくなる。
    四谷 絵恋:「………」里沙ちゃんにばれないように、手を口で押える
    四谷 絵恋:案の定、血が出る
    四谷 絵恋:彼女の置き土産が無くなるということは、つまりそういう事で
    四谷 絵恋:(……まいったなあ)
    四谷 絵恋:(あまり心配させたくないから、早めに片づけないと)
    四谷 絵恋:(…それに)
    四谷 絵恋:「……異物という割りに、私を助ける努力はしなかったようだけど」
    医者の男:「認識の相違というやつだね」
    四谷 絵恋:「…まあ、そこはいいよ、どうせ期待なんて何一つしてないから」
    四谷 絵恋:「その約束は、ちゃんと返してもらう」
    医者の男:「おお怖い、怖い」
    医者の男:ちょっと困ったように肩を竦める

    1R:イニシアチブ 行動値15 四谷絵恋

    四谷 絵恋:はーい
    四谷 絵恋:マイナー無し、メジャー
    四谷 絵恋:「Jack」(ワンショットツーキルL3)対象2体、コスト3
    四谷 絵恋:対象は視界内二人
    四谷 絵恋:ははおやと医者で
    GM:ぐえ~

    四谷 絵恋:5dx+33
    DoubleCross : (5DX10+33) → 10[3,6,8,10,10]+7[4,7]+33 → 50


    GM:こっわ

    医者の男:ドッジ
    医者の男:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 5[1,2,3,5] → 5


    ははおや:ドッジ
    ははおや:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 9[4,7,7,9] → 9

    ははおや:惜しい
    呉住 里沙:そうか?

    GM:ダメージどうぞ
    四谷 絵恋:7d10+11 色々有効
    DoubleCross : (7D10+11) → 49[4,8,9,6,9,5,8]+11 → 60

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を3増加 (73 → 76)

    GM:殺意たっか!?!?!?
    GM:49/70!?
    四谷 絵恋:跳ねたな…
    GM:親に向かってなんだそのダメージは
    四谷 絵恋:親って何ですか虚無のことですか
    呉住 里沙:絵恋の母です。娘の達成値が申し訳ありません。

    ははおや:瀕死
    医者の男:こっちも瀕死

    四谷 絵恋:…あいつの生命維持の追加でくっついた攻撃の視覚化ができない以上、布石を打つことはできない
    四谷 絵恋:だが、それはこの短期で蹴りをつけなければいけない状況とも合致している
    四谷 絵恋:普段ならば手や喉、足など攻撃の動作になる箇所に打ち込む光の弾丸を
    四谷 絵恋:どん
    四谷 絵恋:どん、どん
    四谷 絵恋:一切の躊躇なく、脳天、頸動脈、心臓
    四谷 絵恋:その他急所に打ち込んでいく
    医者の男:「う、お。がっ」
    ははおや:「ぎゃあああああ!」
    ははおや:「よくもやったわね!あんた!」
    ははおや:「どんな教育受けてきたのかしら、そこのクズの友達って言っていたっけ」
    ははおや:「認めてあげるわ!」
    呉住 里沙:「ひ……っ」
    ははおや:「クズの友達はクズね!」
    ははおや:めちゃくちゃに喚きたてている
    四谷 絵恋:強いて無視、他人に生き方を指図されるいわれはない
    四谷 絵恋:…それこそ、生きろと言ったあいつ以外には
    呉住 里沙:「えれんちゃんの、こと、わるく、言わないで……っ」
    呉住 里沙:「う、ううぅ……っ」
    医者の男:「健気な子じゃないか」 頭に穴を開けたまま嗤っている
    四谷 絵恋:「…耳も塞いでおく?」
    四谷 絵恋:自然な感じで口に当てていた手を降ろしたが、血が一滴、カーペットに落ちた
    呉住 里沙:母に口を開く度に吐きそうになっている。だが、自分のみならず友達にまでそんなことを言われてしまっては……。

    1R:イニシアチブ 行動値8 呉住里沙

    呉住 里沙:医者の男とエンゲージ中なので動けませんね。
    呉住 里沙:母親には届かないので、医者の男にのみ攻撃を行いましょう。
    医者の男:そんなー

    呉住 里沙:メジャーアクション。コンボ『暗き拒絶の炎』
    呉住 里沙:コンセ:ウロボロスLv3+原初の赤:災厄の炎Lv5
    呉住 里沙:対象は医者の男。
    呉住 里沙:得意領域とストレンジフェイズとダイスボーナスでダイスは13個。妨害がなければ判定を行います。
    医者の男:僕は君に何もしてないのに……
    医者の男:いいよ

    呉住 里沙:了解です。では判定を。
    呉住 里沙:13dx7+8
    DoubleCross : (13DX7+8) → 10[3,4,4,4,6,6,6,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,4,5,5,8]+4[4]+8 → 32


    医者の男:く、君も結構跳ねるな……!
    医者の男:ドッジ
    医者の男:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,6,7,10]+6[6] → 16

    医者の男:おしい
    呉住 里沙:丁度1/2だ。

    呉住 里沙:ではダメージ算出です。
    四谷 絵恋:GOGO!
    呉住 里沙:4D10+15 装甲値有効
    DoubleCross : (4D10+15) → 25[5,2,8,10]+15 → 40


    GM:なんかダメージダイス高くないか!
    呉住 里沙:どうなる……!?
    医者の男:戦闘不能!
    呉住 里沙:おお!
    呉住 里沙:ダメージを与えた場合系エフェクトは自重しておきましょう。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (73 → 80)
    GM:あ、ちょい待ち
    医者の男:オート:アクアウィターエ HP20で復活
    呉住 里沙:こ、こいつ……。
    GM:これがあるんだな、実は
    四谷 絵恋:復活持っていたか
    GM:使用するエフェクトとかあったら宣言しな!
    呉住 里沙:さすがに妨害もない! 何も無しです!
    四谷 絵恋:同じく無し

    呉住 里沙:血の気の引いた真っ青な顔でどうにか立ち上がる。そよ風が吹いただけで倒れてしまいそうだ。
    四谷 絵恋:「……里沙ちゃん?」
    医者の男:「ああ、行けない、休んでいた方が良い」
    呉住 里沙:すぐ傍に鎮座しているタンスへと体重を預け、領域を展開する。
    四谷 絵恋:思わず振り向く、唇に滲んだ血が嫌でも視界に入る
    呉住 里沙:「はっ、はぁっ、はぁっ。う、く……はぁ……っ」
    呉住 里沙:息切れを起こしながらもどうにか呼吸を繰り返す度に、足下からどす黒い線が広がり出す。根や血管に似ているだろうか。
    呉住 里沙:「えれんちゃんに……ひどいこと、しないで、ください……っ」
    呉住 里沙:「おねがい、だから……!」
    医者の男:「何を言う、酷いことなんてしないさ」
    医者の男:「僕はこれでも医者なんだ。これも治療の一環なんだよ」
    医者の男:「ねえ」
    呉住 里沙:彼の声を無視しながら黒い線が蠢き、医者の足下へと辿り着くと……。
    四谷 絵恋:「…欺瞞」
    呉住 里沙:里沙がぎゅっと瞼を閉じる。その瞬間、冒涜的な黒い炎が医者の体に纏わり付き、彼を養分にしているかのように燃え上がっていく!
    医者の男:「おお……なんてこ」 その体が燃え上がる
    医者の男:一瞬で肉体は燃えつくされ、その炎が消える
    医者の男:しかし、そうなった次の瞬間には平然とその場に立っている。
    医者の男:「やれやれ、危うく死ぬところだったじゃないか」
    医者の男:「どうしてこんな酷いことをする?」
    呉住 里沙:「だって、だって……えれんちゃん、が……」
    呉住 里沙:「ごめ……ごめんなさい、ごめんなさい……」恐怖から、両腕を眼前に掲げる。
    四谷 絵恋:「……あなたが嫌いだと思う人の言葉なんて気にしなくていい」
    四谷 絵恋:「…里沙ちゃんが勇気を出したこと、覚えておくからね」
    医者の男:「やれやれ、僕は君たちに酷いことはしないよ」
    医者の男:「治療をしているだけだ、治療を……」

    1R:イニシアチブ 行動値6 医者の男

    医者の男:マイナー なし
    医者の男:メジャー:狂戦士4+癒しの水3
    医者の男:対象はははおや
    医者の男:視界単体 対象の次に行うメジャーアクションのC値-1、ダイス+8、対象のHP3d10+4回復
    GM:3d10+4
    DoubleCross : (3D10+4) → 14[3,1,10]+4 → 18

    GM:うーんしょっぱい
    GM:演出はははおやと纏めて

    1R:イニシアチブ 行動値4 ははおや

    ははおや:マイナーなし
    ははおや:メジャー:絶対の恐怖6+神の御言葉6+抗いがたき言葉6+コンセントレイト:ソラリス4+タブレット4+多重生成4
    ははおや:8dx7+4 攻撃力+36 視界5体、装甲無視、シナリオ3回、命中時シーン間あらゆる判定ダイス-6
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,5,6,7,7,8,8,10]+10[2,3,8,9,9]+6[1,2,6]+4 → 30

    ははおや:対象はPC2人

    四谷 絵恋:…
    四谷 絵恋:とりあえず
    四谷 絵恋:「trill」(ゲットダウン、リフレックスBdL3)射撃回避、コスト4
    四谷 絵恋:6dx+20
    DoubleCross : (6DX10+20) → 9[2,3,3,8,8,9]+20 → 29


    ははおや:う、うおおっ!
    呉住 里沙:惜しい!!
    九重 遠:まって
    呉住 里沙:お、お前はナカツカミ!
    四谷 絵恋:a,
    植美 永煉:あ!
    九重 遠:C値下げてない
    四谷 絵恋:しまったC値下げてない
    GM:な、なんだって……?
    呉住 里沙:本当だ。
    GM:振り直しな……!
    四谷 絵恋:振り直します……!

    四谷 絵恋:6dx7+20
    DoubleCross : (6DX7+20) → 10[1,1,5,6,9,9]+5[4,5]+20 → 35


    GM:あっまって
    ははおや:私も狂戦士のせてないじゃん
    九重 遠:www
    植美 永煉:www
    呉住 里沙:www
    四谷 絵恋:C値の下げ忘れが頻発している

    ははおや:16dx6+4
    DoubleCross : (16DX6+4) → 10[2,2,3,4,4,5,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9]+10[1,2,2,3,5,7,9,9,10,10]+10[1,6,6,8,8]+10[2,3,6,8]+4[3,4]+4 → 48


    ははおや:うおおっどうする!今のは私のミスだから
    四谷 絵恋:うーむ
    ははおや:エフェクト使ってなかったことにしても良いが
    呉住 里沙:とりあえず駄目元ドッジします。
    四谷 絵恋:流石に48は無理があるので自分の分は受けます

    呉住 里沙:2dx+1>=48
    DoubleCross : (2DX10+1>=48) → 10[7,10]+10[10]+6[6]+1 → 27 → 失敗

    呉住 里沙:!?
    GM:が、がんばったな
    GM:ははおやの言葉の暴力には慣れているのかもしれない

    四谷 絵恋:ドッジ失敗か…
    呉住 里沙:失敗しましたね。
    四谷 絵恋:「randomizer」(鏡の中の人形)回避代行、コスト3
    四谷 絵恋:ここで里沙ちゃん守りに行かないのは嘘だろ…!
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を3増加 (76 → 79)
    四谷 絵恋:改めて
    医者の男:偉いぞ絵恋くん……!

    四谷 絵恋:「trill」(ゲットダウン、リフレックスBdL3)射撃回避、コスト4
    四谷 絵恋:こちら宣言します
    四谷 絵恋:判定は改めて振ってしまっていいですかね
    GM:どうぞ~
    四谷 絵恋:6dx7+20
    DoubleCross : (6DX7+20) → 10[3,4,6,7,9,9]+6[2,3,6]+20 → 36

    四谷 絵恋:流石にきつかった
    呉住 里沙:母は強し。
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を4増加 (79 → 83)
    ははおや:むだ、むだ、無駄なのよ!

    ははおや:5d10+36
    DoubleCross : (5D10+36) → 31[6,10,7,1,7]+36 → 67

    呉住 里沙:デッッッッッッ
    GM:全体的にダメージダイスが高め

    四谷 絵恋:死!リザレクト!
    呉住 里沙:当然死にます。リザレクト。
    四谷 絵恋:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を10増加 (83 → 93)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (80 → 87)
    GM:で、出目!
    呉住 里沙:現在のHP7。
    四谷 絵恋:HP10

    ははおや:「いい?コレは教育なの」 普通に喋っているはずなのに声が大きく聞こえる
    ははおや:「あなた達みたいな子がね、きちんと正しく生きられるように矯正してあげてるのよ!」
    ははおや:「あんたたちなんかどうせ社会に出たって上手くいかないわ」
    ははおや:「だからせめて他人には従順に生きなさい?」
    ははおや:そう言いつつも、その顔は嗜虐に歪んでいる。
    呉住 里沙:「あ、あ……」
    四谷 絵恋:「げふっ………ごふ……」
    医者の男:「ああ、やれやれ、極端な意見だとは思うけどね」
    医者の男:「ほら、親御さんの教育方針には口を出せないから……」
    四谷 絵恋:言葉は何も響かないが、その大声は、穴の開いた臓腑によく響く
    呉住 里沙:言葉に貫かれた瞬間、過去に受けた嗜虐的な〝教育〟の記憶が襲いかかってくる。
    四谷 絵恋:「りさ……ちゃん……耳……塞いで……」
    四谷 絵恋:「これ以上は……壊れちゃうよ……」
    呉住 里沙:背中や臀部など、服で隠れるところを赤くなるまで叩かれるのは基本。
    呉住 里沙:不機嫌なときには力任せに髪を掴まれてテーブルなどに顔を叩き付けられたり、
    呉住 里沙:足の震えによってバランスを失い、床に倒れ伏した体を何度も蹴られたり、踏みつけられることもあった。
    呉住 里沙:それらの記憶が、まるで実体化したかのように、一気に襲いかかる。
    呉住 里沙:つぅっと、鼻血が流れだし、
    四谷 絵恋:「……りさ、ちゃん……」
    四谷 絵恋:言葉をかけても、口からぼたぼたと血が出ている状態では、説得力もあったものではない
    呉住 里沙:「う、え……げえぇええぇええっ! げほっ、うぇっ、おげえぇええっ!」
    呉住 里沙:胃の中のものをぶちまけ、目に涙を浮かべながらばたりと倒れた。
    呉住 里沙:「お、ね、ちゃ……おね……ちゃ……」
    四谷 絵恋:「………」
    呉住 里沙:心は折れかけているが、そんなことはどうでもいいとばかりにリザレクトは発生する。
    四谷 絵恋:じゃき、と一層強く銃身を握りしめ、母親だと言われた何かに向ける
    四谷 絵恋:「殺してやる」
    呉住 里沙:「…………えれ、ちゃ……」

    1R:クリンナップ スキップ

    2R:セットアップ

    呉住 里沙:得意領域Lv5を使用します。
    四谷 絵恋:無し
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を3(→ 3)増加 (87 → 90)
    ははおや:なし
    医者の男:なし

    :1R:イニシアチブ 行動値15 四谷絵恋

    四谷 絵恋:マイナー無し、メジャー
    四谷 絵恋:「Jack」(ワンショットツーキルL3)対象2体、コスト3
    四谷 絵恋:対象ははおやと医者
    四谷 絵恋:割り込みなければ判定
    GM:うおお来やがれ

    四谷 絵恋:7dx+33
    DoubleCross : (7DX10+33) → 10[1,1,2,2,3,6,10]+5[5]+33 → 48


    医者の男:ドッジ
    医者の男:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 7[1,4,7,7] → 7

    ははおや:ドッジ
    ははおや:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 6[2,3,6,6] → 6

    GM:うーん、惜しい

    四谷 絵恋:6d10+11  色々有効
    DoubleCross : (6D10+11) → 30[10,2,5,9,1,3]+11 → 41


    医者の男:戦闘不能!
    四谷 絵恋:復活は
    医者の男:復活なし、オリジン:プラントも返還されます
    呉住 里沙:おおーっ!!
    四谷 絵恋:オリプラ了解です
    ははおや:こっちも戦闘不能、しかし、Eロイス:不滅の妄執で復活。倒す条件は「呉住里沙の手による戦闘不能」

    四谷 絵恋:「他人の言葉なんてどうでもいい、親族なんてものもわたしは知らない」
    四谷 絵恋:メリッサの生命補填が無ければ、おそらくじきにリザレクトも不可能になって死ぬだろう
    四谷 絵恋:それでも、立つ
    四谷 絵恋:「社会に出ていってうまくいくかなんてのも正直どうだっていい、成功に価値なんか見出さない」
    四谷 絵恋:「ただねえ」
    四谷 絵恋:銃声2発、狙いは心臓(ハート)
    四谷 絵恋:「友達も約束もけちょんけちょんにされて黙って死ねるほど人が良くもないし」
    四谷 絵恋:「その程度で立てなくなるほど軽い約束をしたつもりもないよ」
    四谷 絵恋:ほとんど息になって聞き取れないだろう
    四谷 絵恋:遺産:幻想具現花イデア0号
    四谷 絵恋:無限の可能性を持ち、そのすべてに成れない花
    四谷 絵恋:生命を維持していたそれの残滓は、今この時は必中の弾丸に
    四谷 絵恋:心臓を、一点の瑕疵なく、理想通りに貫いた
    医者の男:「うっ」
    医者の男:その言葉だけ漏らして
    医者の男:あっけなく退場(消滅)する
    GM:同時に、四谷絵恋に、慣れ親しんだ感覚が戻ってくる
    ははおや:「がああああああ!」
    ははおや:痛みを、様に大きな悲鳴を上げさらに強い敵意を込めてあなた達を睨む
    四谷 絵恋:……心配する素振りで戻ってきたそれを無言のうちに受け入れ、深呼吸
    ははおや:「殺す……殺す……殺してやる!」
    四谷 絵恋:何て言うだろうか想像してみたけれど……うん、大ウソつきのあいつのことだ、やめておこう
    呉住 里沙:「やだ、やだ……あ、あ……やだぁ……っ」
    ははおや:なんだかんだと言って、それが本音だ。
    四谷 絵恋:「まだ、届かないか」
    呉住 里沙:耳を塞ごうとするも、身体中が震えているため上手くいかない。
    四谷 絵恋:銃口を向け続ける
    ははおや:つまり、教育なんて言葉は取り繕ったものでしかなく、自らの嗜虐心を満たすためだけに。
    ははおや:玩具に抵抗されちゃあ、面白くないだろう?

    2R:イニシアチブ 行動値8 呉住里沙

    呉住 里沙:マイナーで戦闘移動。ははおやとエンゲージします。
    呉住 里沙:問題なければメジャーにて 『暗き拒絶の炎』コンセ:ウロボロスLv3+原初の赤:災厄の炎Lv5 を発動。対象はははおやで。
    ははおや:来やがれ!

    呉住 里沙:ダイスの個数が-6されているので8個ですね。参ります。
    呉住 里沙:8dx7+8
    DoubleCross : (8DX7+8) → 10[1,2,5,5,7,7,8,8]+10[6,6,8,10]+10[4,10]+5[5]+8 → 43


    GM:たっか
    GM:何なんだ君たち!
    呉住 里沙:我ながら驚き。

    ははおや:ドッジ!!
    ははおや:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 7[1,2,6,7] → 7


    ははおや:惜しい~~~
    呉住 里沙:果たしてそうだろうか?
    呉住 里沙:ではダメージを。

    呉住 里沙:5D10+15 装甲値有効
    DoubleCross : (5D10+15) → 28[8,7,3,8,2]+15 → 43

    ははおや:だからさァ!ダイス目がさァ!
    ははおや:戦闘不能!

    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (90 → 97)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を6増加 (93 → 99)

    GM:そして最後の試練
    呉住 里沙:なにっ!?
    ははおや
    E:苦痛のこだま オート 意志 視界シーン(選択) 自身が戦闘不能になった際、対象と<意志>で対決。敗北したキャラクターは1D10のダメージを受け、1人でもダメージを受けたキャラクターがいる場合、自身はHP【ダメージを受けたキャラクター*10】で復活する。
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を3減少 (99 → 96)

    呉住 里沙:こ、こいつ!
    ははおや:対象は呉住里沙
    ははおや:2dx こいつの意志が強い訳ないだろ
    DoubleCross : (2DX10) → 10[4,10]+8[8] → 18


    四谷 絵恋:nee
    ははおや:回ってるが!?
    四谷 絵恋:ちょっと
    呉住 里沙:まずい。得意領域で増やせるのはあくまでもRC判定のみ!
    GM:あっそうだ
    GM:1個忘れてた。絵恋ちゃんは里沙ちゃんに支援判定ができます
    四谷 絵恋:はい
    四谷 絵恋:支援判定の技能は
    GM:こちらも同じく意志、難易度は6

    四谷 絵恋:とりあえず振ります
    GM:達成値の分だけ、里沙ちゃんの達成値が上乗せされます
    四谷 絵恋:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 8[3,5,5,8]+1 → 9


    四谷 絵恋:まあまあ
    呉住 里沙:状況を整理します。
    四谷 絵恋:はい
    呉住 里沙:現在、呉住里沙はシーン中のダイスが-6個されております。
    呉住 里沙:ダイスボーナスを足して、現在精神で振れるのは6個。つまり現在振れるダイスの数は0。
    呉住 里沙:なので、
    GM:おっと流石にそれは設計ミスなので、戦闘不能の際に解除されたことにします

    呉住 里沙:ロイス取得
    ははおや 消えてほしい/〇恐怖

    呉住 里沙:これをタイタス化して……おっと?

    呉住 里沙:これをタイタス化してダイスの数を10個にしようと思っておりまして、
    呉住 里沙:大丈夫かなと確認を取ろうと思っておりまして。
    GM:もちろんタイタス化する分には全然問題ありません、昇華は無理にしなくていいよ
    GM:この場面でのははおやのロイス取得、タイタス化はカッコいい
    GM:タイタス化して、昇華したら16d 昇華しなかったら6dかな

    呉住 里沙:ではここでロイス取得。タイタス化してダイスの数を増やします!
    呉住 里沙:16dx+1
    DoubleCross : (16DX10+1) → 10[1,2,3,3,5,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+7[4,7]+1 → 18


    GM:おめでとう!
    呉住 里沙:あっぶねぇ!!
    四谷 絵恋:+9してあるから大丈夫!
    GM:自分の力で同値だして、友達の支援で明確に上回ったぞ!

    呉住 里沙:支援とタイタス化がなかったら終わっていた。
    呉住 里沙:胎児のように丸まった姿勢になってしまいながら思い出す。
    呉住 里沙:それは母の生み出す地獄から解放された日のことだ。
    呉住 里沙:オーヴァードへと覚醒し、暴走する力と姉が母親と家を丸ごと焼いた。
    呉住 里沙:確かあの時、姉は……突如反撃をし、ひるんだ母の喉をへし折るつもりかと思う程に締め上げて……真っ黒な炭へと変えてしまった。
    呉住 里沙:そんな器用なことは、里沙には出来ない。
    呉住 里沙:しかし、
    呉住 里沙:「はっ、は、ぁ……」
    呉住 里沙:ずりずりと、死にかけの芋虫のように床を這いずり……〝ははおや〟へと近づいていく。
    ははおや:「何よ、踏み潰されに来たわけ!?」
    呉住 里沙:髪が乱れるのも、服が汚れるのも気にしない。気にする余裕がない。
    呉住 里沙:そのまま、母の足首を両手で掴む。
    ははおや:「ご要望通りに……!」
    ははおや:持ち上げようとした足が、捕まれる
    呉住 里沙:すると場を穢すあの領域が……おぞましい線が母の体を侵蝕し……!
    呉住 里沙:「ごめん、なさい……ごめんなさい……」
    呉住 里沙:「わるいこで……りさが、どんくさくて……」
    呉住 里沙:「ご、め……」
    呉住 里沙:轟音と爆風を伴い、黒々としたおどろおどろしい炎が〝ははおや〟を包み込んだ!
    呉住 里沙:髪を焼き、肌を爛れさせ、水分を沸騰させていく。
    呉住 里沙:地獄の様相を呈していた。
    ははおや:「ッひ」
    ははおや:「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
    ははおや:「嫌!もう嫌!」
    ははおや:「バケモノめ!この人殺し!」
    ははおや:「あんたさえ、あんたさえいなければ!!」
    呉住 里沙:「ごめんなさい! ごめんなさいっ!」
    ははおや:悲鳴がだんだんと小さくなっていき
    ははおや:「あんたも、同じ苦しみを味わえ……!」
    ははおや:纏わりついた炎が、里沙をも燃やそうとする
    呉住 里沙:無駄だ。彼女の炎はそういう風には出来ていない。
    呉住 里沙:目標のみを焼き殺す非道さも、黒き炎の特性である。
    呉住 里沙:怖いものを遠ざけたいという意志。
    呉住 里沙:それが、形となって現れているのだから。
    四谷 絵恋:「り……さ……ちゃん……」
    四谷 絵恋:再び、トリガーを指にかけ
    四谷 絵恋:口に向かって発砲
    四谷 絵恋:「化け物なんかじゃない……」
    四谷 絵恋:「これ以上……口を開かないで……」
    四谷 絵恋:息も絶え絶えにそう言って
    呉住 里沙:「えれん、ちゃん……」
    四谷 絵恋:限界が来たのかしゃがみ込む
    呉住 里沙:「あ……ああっ! えれんちゃん……えれんちゃんっ!」
    呉住 里沙:痙攣するように震える体を必死に起こし、家具などにぶつかりながら彼女の元へと向かう。
    四谷 絵恋:「りさちゃん……」
    呉住 里沙:「死なないで、死なないで……!」強く強く、彼女の体を抱きしめる。まるで自分の熱を与える様に。
    四谷 絵恋:「わたしは……大丈夫……すぐに……どうにかなるから…」
    四谷 絵恋:「がんばったね……えらいね………」
    呉住 里沙:「お母さんが……ごめんね……」
    呉住 里沙:「りさが、怒らせたら、いつもあんなで……いつもは、りさにだけだったのに……」
    呉住 里沙:「えれんちゃんにまで……っ」ぼろぼろと大粒の涙が流れる。
    四谷 絵恋:「いいんだよ……わたしがしたくてやったんだから………」
    呉住 里沙:その言葉を聞き、いつかに奇妙な列車内に囚われていた絵恋を発見したときのように……里沙は大声で泣いた。
    四谷 絵恋:「里沙ちゃんも怖かったよね……今は休んでいいからね…」まだおぼつかない手でぽんぽん、と肩を抱きしめた
    BATTLE ENDED

    PAIR2『それは死を意味する氷と炎』

    GM:あなた達は硬い床の上で目を覚ました。
    GM:周囲には見覚えがある。そう、ここは確かUGNの訓練室だ。
    GM:扉は開けられそうにない、九重遠の力でも破壊できない、衝撃すら通った様子がない。
    GM:あなた達はここに閉じ込められたようだ
    九重 遠:「どうしよう…俺の力でも壊れないみたいだし…」
    植美 永煉:「…っ、あたしもだめです、どんなに冷やしても燃やしても駄目…!」
    九重 遠:「…なんでこの場所なんだろうね?」
    植美 永煉:「…え?」
    九重 遠:「UGNの訓練室でしょう?たぶん、だけど」
    植美 永煉:「はい。あたしにも見覚えあります。思い入れがあるって程じゃないけど」
    九重 遠:「閉じ込めるなら、もっと……それこそ里沙ちゃんが言ってたみたいな」
    九重 遠:「真っ暗な空間とかでもよかったんじゃないかな?って」
    植美 永煉:「この、訓練室である意味が、何かある…」
    植美 永煉:「…すごいなぁ、九重さん。あたし、思いつきもしなかった!」ほわっと笑みを浮かべる。
    九重 遠:「え、いや、間違ってるかもしれないし!」
    植美 永煉:「んーん、出れないどうしよう、の先をすぐ考えられるのがすごいなって!」
    植美 永煉:「…ありがとうございます。ちょっと、余裕出てきたかも」
    九重 遠:「出られないのは困るけどね」
    植美 永煉:「ですねえ。うーん、よく観察しようにも何もないし…」
    植美 永煉:「今できる最善策は…休憩、でしょうか」
    九重 遠:「そうだね、休憩しておこっか」
    植美 永煉:「はい!九重さん、寒かったり冷たかったりしないですか?」
    九重 遠:「俺は大丈夫だよ、永煉ちゃんは問題ない?」
    植美 永煉:「はい、あたし不燃体なので。エフェクト以外の寒さ熱さだったら、どーんとこい!です!」にぱ!
    九重 遠:「燃えないんだ、すごいね!」
    植美 永煉:「ですです!燃えてるビルの中だってへっちゃら!…試したことないけど」
    九重 遠:「試さなくてすんでてよかったよね」
    九重 遠:覚醒してそこまで経っていない、と言っているにしては本当にのんびりと休憩しているよ
    植美 永煉:「………」その様子をじっと見つめる。
    九重 遠:「永煉ちゃん?」
    植美 永煉:「…ほんとに落ち着いてるんですね、九重さん。あたしがおどける必要ないくらい」
    植美 永煉:「あの、この状況でこんなこと言うのはよくないって、分かってるんですけど」
    植美 永煉:「怖く、ないんですか?」
    植美 永煉:「それこそ、さっき言ってた、好きな人のところにこのまま戻れなかったら…とか」
    九重 遠:「うーん、なんか異空間とかみたいな場所に妙に縁があって……」
    植美 永煉:「なるほど、慣れてらっしゃる…?」
    九重 遠:「それこそ、覚醒したてのときにもこんな感じの場所に殴りこんでて」
    九重 遠:「……怖いな、っていうのは少し前に思ったことあるよ」
    九重 遠:「戻れなくなるんじゃないかな、って不安になるくらいに」
    植美 永煉:「…戻れなくなる?」
    九重 遠:「ええと……、ジャームに近くなってるなっていうのが」
    九重 遠:「自分でも、わかるくらいの輪郭になったことが一回だけあって」
    植美 永煉:「うん」静かにうなずく。
    九重 遠:「でも、そのときも今もだけど」
    九重 遠:「俺一人きりじゃないから」
    九重 遠:「今は永煉ちゃんが、一緒にいてくれるから」
    九重 遠:「そんなに怖いことも不安なこともないかなあ」
    植美 永煉:「…あたしは」
    植美 永煉:「あたしはちゃんと、九重さんが、一緒だったら帰れるって思えるような、そんな『仲間』になれてますか?」
    九重 遠:「勿論!」
    九重 遠:「俺だけだったらきっともっと慌ててるし」
    九重 遠:「壊れないってわかってても扉壊そうと頑張ってると思うし」
    九重 遠:「永煉ちゃんがいてくれるからこうやって安心できるよ」
    植美 永煉:「…!!」ぱぁっ、と顔を輝かせる。
    植美 永煉:「よかった…!」
    植美 永煉:「あたし、色んな人に良くしてもらって、安心させてもらってきたから」
    九重 遠:「うん」
    植美 永煉:「今度はあたしが、大事な人の力になりたいって、帰り路を照らす灯になりたいって、それが今の目標なんです」
    植美 永煉:「…あたしは、九重さんが持ってる『普通の帰るところ』をちゃんと知らないから…」
    植美 永煉:「だからあの、火力不足かもしれないけど!」
    九重 遠:「……それって」
    九重 遠:「俺が詳しく聞いてもいい話?」
    植美 永煉:「うん、九重さんが嫌じゃなければ。それと、我儘言ってよかったら」
    九重 遠:「うん?」
    植美 永煉:「九重さんの『普通』の話、聞かせてほしいなって」
    九重 遠:「俺の話でよければ喜んで」
    植美 永煉:「学校ではどんなことするのか、とか、お友達はどんな人がいるのか、とか」
    植美 永煉:「ありがとう!!」嬉しそうに微笑んで
    植美 永煉:「あたし、造られたのはジャームになったお父さんの研究施設で。多分、FHの」
    植美 永煉:「それからUGNに保護してもらって、ずっとお手伝いしてて」
    植美 永煉:「だから、学校とか行ったことなくて…っていうか、修行不足で行けなくて。学校、憧れてるんです」
    九重 遠:「……そっか、永煉ちゃんはすごいね。もうさっきの目標出来てるんじゃないかなあ」
    九重 遠:「俺は、覚醒するまでこんな世界があるなんて知らずに暮らしてきたから」
    九重 遠:「いろいろと、想像も出来ないような生き方の人がいるんだな…っていつも思ってて」
    九重 遠:「学校も、行くのが当たり前だと思ってたんだよね」
    九重 遠:「俺が覚醒したときに師匠になってくれた人がいるんだけど」
    九重 遠:「その人も、学校行ったことなかったし…普通に憧れてるって言ってて」
    九重 遠:「あ、今は本当に高校生になれたみたいだから、永煉ちゃんもきっと学校行けると思うよ!」
    植美 永煉:「!」ぱぁぁ!
    植美 永煉:「えへへ、九重さんにそう言ってもらうと、ほんとに叶いそうな気がする!」
    九重 遠:「学校行ったらきっと永煉ちゃんは人気者だと思うな」
    植美 永煉:「なれたらいいなぁ。うう、まずはテンション上がると炎が出る癖、直さなきゃ…」
    九重 遠:「うん…、それは頑張っていこうね」
    植美 永煉:「はい…」しょぼぼ
    九重 遠:かく言う自分も力加減で注意しないといけないのだが
    植美 永煉:「よーし!ありがとう九重さん、気合入った!」
    九重 遠:「うん、元気になってくれたならよかった」
    植美 永煉:えい!と立ち上がる。目標一つ追加。九重さんの持ってる『当たり前』、まるっと守れるようになりたいな!
    GM:そう話している2人の周囲に、突然冷気が吹き荒れる。奔る、と言った方が良いか
    GM:空気は凍結し、空間は割れる。
    GM:先ほどまで脱出不可能と思われた訓練室は倒れるように開け、あなた達は外にいた。
    ”ホワイトミュート”:「……」 九重遠、あなたのよく知る男がそこにいた
    九重 遠:「……!?」
    九重 遠:「あ、朝輝さん!?」
    植美 永煉:「え、九重さんのお知り合い?!」
    九重 遠:「さ、さっき言ってた俺の師匠!」
    GM:動揺しているあなた達の上空から
    GM:更に、炎が叩きつけられる
    ”クイーン・オブ・スペード”:「……」 そのまま、ふわりと
    ”クイーン・オブ・スペード”:植美永煉と同じ顔の少女が地面に降り立つ
    植美 永煉:「おねえ、ちゃん」
    九重 遠:「え!?永煉ちゃんの……お姉さん?」
    植美 永煉:「…っ、九重さん、この人達は偽物!きっと仮想空間でシュミレートされたキャラクター!」
    植美 永煉:「だって、お姉ちゃんは、あたしが造られる前に死んでるの!」
    九重 遠:「……!うん、わかった!」
    植美 永煉:「お師匠さんの方はお願いします!」
    九重 遠:「朝輝さんとは………リザレクト指南のとき以来になるけど、斬られたことあるから!大丈夫のはず!」
    植美 永煉:「あるんだ?!」
    九重 遠:「うん、あるから!やれるよ!」
    植美 永煉:「頼もしい!」
    植美 永煉:「…また会えるなんて、思ってなかった。お姉ちゃん!」九重さんのことは信じて、お姉ちゃんに向き直る。
    植美 永煉:「偽物だって本物だっていいんだ。お姉ちゃんがくれた熱は、全部あたしの中で『ほんもの』になるから!」
    植美 永煉:「成長してもっとパーフェクトになったあたし、いっちばんに見ててよね!」
    九重 遠:「……うん、じゃあ、よろしくお願いします!」日本刀を構えて、師匠に向き合う
    九重 遠:「俺も、思いっきりいくから!」

    GM:それでは、戦闘を開始していきます

    BATTLE START

    GM:まずは配置から
    "ホワイトミュート"【4】──5m──PC達──5m──"クイーン・オブ・スペード"【4】

    九重 遠:うわこういう配置!?
    GM:それでは、質問等無ければラウンド進行に入ります
    植美 永煉:大丈夫です!よろしくお願いします!
    九重 遠:ないよ!

    1R:セットアップ


    九重 遠:ありません!

    植美 永煉:あります!
    植美 永煉:セットアップ:先陣の火1/侵蝕率+2
    植美 永煉:そのラウンドの間、自身行動値+[Lv*5(10)]。(戦闘移動15m)1シーン1回。
    植美 永煉:植美 永煉の行動値を5増加 (5 → 10)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2増加 (59 → 61)
    植美 永煉:以上です!

    ”ホワイトミュート”:セットアップ/『沈黙の白(ホワイトミュート)』加速装置3+ヴァジュラ4+紅蓮の憎悪4 行動値+16 攻撃力12+9 暴走
    ”ホワイトミュート”:行動値4→20

    ”クイーン・オブ・スペード”:セットアップ:『永遠に続く煉獄』先陣の火3+エターナルブレイズ3 行動値+10、攻撃力+12 シーン1回
    ”クイーン・オブ・スペード”:行動値4→14

    ”ホワイトミュート”:ホワイトミュートを中心に氷煙と氷霧が螺旋を描くように吹き上がり虚空を白へと染め上げていく。纏った風が吹雪へと姿を変え、氷煙が触れたモノは全ての動きを止め沈黙し、周囲を冷たく静かな死が支配する。
    ”ホワイトミュート”:ジャームをも連想させる狂濃度の暴走出力。空気すら氷結していく埒外の異常凍結現象。それが、氷の剣鬼が刀を抜く先触れだった。
    ”クイーン・オブ・スペード”:ほぼ同時にこちらも自らの熱を高めていく
    ”クイーン・オブ・スペード”:自身をも炎が包み込み、ドレスのように変化する。
    ”クイーン・オブ・スペード”:熱と冷気がぶつかりあい、中間地点にいるあなた達に強い衝撃が走った。
    九重 遠:「わっ………!?……すご」
    九重 遠:おもわず感嘆が漏れる
    植美 永煉:「っ、九重さん大丈夫?!」とん、と一歩下がって、背中を合わせて。
    九重 遠:「平気!……頑張ろうね!」
    植美 永煉:「…うん!」
    植美 永煉:手をリボンにやる。ちらちらと、赤い蝶のような、オリジナルに比べればか弱い炎が舞う。

    1R:イニシアチブ

    ”ホワイトミュート”:行動値20 “ホワイトミュート”
    ”ホワイトミュート”:マイナーで戦闘移動、PC達にエンゲージ
    ”ホワイトミュート”:メジャー/『邪核極葬(ニヴルヘイム)』コンセントレイト:ブラックドッグ4+アームズリンク4+クレイジードライヴ4+バリアクラッカー2
    ”ホワイトミュート”:対象は九重遠
    九重 遠:はい!

    ”ホワイトミュート”:14dx7+11 攻撃力+13+37
    DoubleCross : (14DX7+11) → 10[1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,8,8,8,10]+10[2,2,6,6,7]+1[1]+11 → 32


    九重 遠:相変わらず容赦ないね!?
    九重 遠:ドッジします
    九重 遠:6dx>=32
    DoubleCross : (6DX10>=32) → 10[2,3,5,8,10,10]+10[9,10]+8[8] → 28 → 失敗

    九重 遠:あ、くそ!
    九重 遠:頑張ったのに!
    GM:な、なんだ君

    ”ホワイトミュート”:ダメージ行きます
    九重 遠:どうぞ
    ”ホワイトミュート”:4d10+13+37
    DoubleCross : (4D10+13+37) → 23[1,9,7,6]+13+37 → 73


    九重 遠:わははは!死にます!
    九重 遠:リザレクト!
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (56 → 61)
    九重 遠:HP5で復活します

    ”ホワイトミュート”:自らが作り出した無垢の白野の上を、稲妻のように滑り抜ける。
    ”ホワイトミュート”:それは、一瞬の出来事。相手の眼前で、あまりにも自然に、目を奪う程に大胆に、藍色の柄にホワイトミュートの指先がかかっていた。
    ”ホワイトミュート”:意識の隙をつく手品の指芸と錯覚する程の意識速度を凌駕しただけの超高速の早撃ち。
    ”ホワイトミュート”:静寂を乱す事無く、凍りついた白い空気より深い白光を纏う刃が敵対者を斬って捨てた。
    九重 遠:「……っ!つぅ……!…相変わらず、何も見えないや……」切られて、そのまま無理やり回復して、まだ倒れない

    1R:イニシアチブ 行動値14 “クイーン・オブ・スペード”

    ”クイーン・オブ・スペード”:イニシアチブ:魂焦がして5 HPの現在値と最大値を+5dする。シナリオ1回
    ”クイーン・オブ・スペード”:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 29[10,8,4,6,1] → 29

    ”クイーン・オブ・スペード”:では手番
    ”クイーン・オブ・スペード”:マイナー:『女王の聖火』氷炎の剣6+地獄の氷炎8+氷の回廊2 命中-2 攻撃力+12 G値+21 至近、飛行状態で戦闘移動
    ”クイーン・オブ・スペード”:PC達にエンゲージします
    ”クイーン・オブ・スペード”:メジャー:『死を齎す女王(クイーン・オブ・スペード)』炎神の怒6+炎の刃8+アマテラス6+コンセントレイト:サラマンダー4
    ”クイーン・オブ・スペード”:対象は植美永煉
    植美 永煉:来て、お姉ちゃん!

    ”クイーン・オブ・スペード”:13dx7+11 攻撃力+12+16+24+12
    DoubleCross : (13DX7+11) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,6,7,8,9,10]+10[3,4,7,10]+10[3,7]+2[2]+11 → 43


    植美 永煉:ドッジします!
    植美 永煉:4dx+1 〈回避〉判定
    DoubleCross : (4DX10+1) → 10[1,1,5,10]+5[5]+1 → 16

    植美 永煉:だめ!

    ”クイーン・オブ・スペード”:5d10+12+16+24+12
    DoubleCross : (5D10+12+16+24+12) → 25[3,4,1,7,10]+12+16+24+12 → 89

    植美 永煉:オーバーキルですありがとうございます!リザレクト!
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を9増加 (61 → 70)
    植美 永煉:植美 永煉のHPを9に変更 (40 → 9)

    ”クイーン・オブ・スペード”:”ホワイトミュート”による絶対零度の斬撃より数瞬遅れて、ドレスがたなびく
    ”クイーン・オブ・スペード”:爆音と共に迫る少女、彼のように意識を凌駕する速度なんて出せやしない
    ”クイーン・オブ・スペード”:ただ、抵抗を許さない絶対の熱量を振り下ろすだけだ。
    ”クイーン・オブ・スペード”:いつの間にか手に持たれていた炎の剣が、植美永煉の頭上から叩きつけられる
    植美 永煉:かろうじて頭だけは守って、背中から倒れ込む。焼け焦げた全身に、氷を纏わせて立ち上がる。まるでそれは不格好なドレスのように。
    植美 永煉:「熱い…!うん、でもまだ足りない!もっと見せてよ、だってあたしたちの絆は、命懸けの炎のやり取りでしょ!」

    1R:イニシアチブ 行動値10 植美永煉

    植美 永煉:はい!
    植美 永煉:マイナー:プライマルレイジ1/侵蝕率+6
    植美 永煉:そのメインプロセスの間、自身攻撃力+[Lv*3]。BS暴走を受ける。(既に暴走を受けている場合侵蝕値+2)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を6増加 (70 → 76)
    植美 永煉:常時:絶対冷度5 BS暴走中、【精神】を使用した判定ダイス+[Lv+1(6)]。このエフェクトは侵蝕率でレベルアップしない。

    植美 永煉:メジャー【本物の冷気、継承の熱情】:災厄の炎7+結合粉砕2+コンセントレイト:サラマンダー3/侵蝕率+10
    植美 永煉:(3+8+1)dx7+6 
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,3,3,3,5,7,7,8,8,8,10,10]+10[2,2,4,4,5,6,8]+4[4]+6 → 30


    GM:対象は!
    植美 永煉:はっ!ホワイトミュートとクイーン・オブ・スペードです!
    ”クイーン・オブ・スペード”:ガード
    ”ホワイトミュート”:暴走リア不

    植美 永煉:ダメージ、いきます!
    植美 永煉:(30/10+1)d10+21+3 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+21+3) → 25[3,7,8,7]+21+3 → 49

    ”ホワイトミュート”:戦闘不能
    ”ホワイトミュート”:オート:メカニカルハート2 戦闘不能時HP10で復活、攻撃力+5
    ”クイーン・オブ・スペード”:こっちは普通に耐えてます
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を10増加 (76 → 86)

    植美 永煉:圧倒的な冷気。圧倒的な炎。
    植美 永煉:「すごい…っ!!!」それ以外に言葉は出せなかった。必要なかった。
    植美 永煉:躊躇いなく大地を蹴って、空中、彼と彼女の間へ舞い上がる。
    植美 永煉:冷気に、炎に、両手を伸ばす。因子の支配なんて出来ない。あたしに出来るのは、
    植美 永煉:「もっと」せいぜい増幅だ。
    植美 永煉:「もっと見せて!氷を、炎を!」瞳をきらめかせて、くるり、小さな氷の足場の上で、両手を広げたまま一回転。
    植美 永煉:「九重さん、ちょっとだけ動かないでね!」真下の彼を信じて、もう一回転。
    植美 永煉:くるり、ぐるり、ぐわり、増幅された冷気と炎が彼らの制御を離れ、渦を巻いて襲い掛かる!
    九重 遠:「…うん!信じてるね!」
    ”ホワイトミュート”:避けるそぶりも見せず、その炎の渦に呑みこまれる
    ”ホワイトミュート”:”ホワイトミュート”を中心に、炎の温度が下がっていき
    ”ホワイトミュート”:炎の熱を自らの動力とし、壊れた肉体を氷で補強して立っている。
    ”クイーン・オブ・スペード”:自らの炎を振るい、渦に合わせ回転し、その熱を制御する。
    ”クイーン・オブ・スペード”:制御しきれなかった炎が肉体を焼いているが、気にする素振りはない

    1R:イニシアチブ 行動値5 九重遠

    九重 遠:はーい
    九重 遠:マイナーはなし

    九重 遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》 日本刀でホワイトミュートに攻撃します
    九重 遠:7dx7+10
    DoubleCross : (7DX7+10) → 10[2,3,4,5,6,8,9]+10[2,9]+10[8]+1[1]+10 → 41


    ”ホワイトミュート”:暴走リア不

    植美 永煉:挙手!
    植美 永煉:オート:凍てつく刃1/対象:単体 射程:視界/侵蝕率+3
    植美 永煉:あなた以外のキャラクターが行うダメージロールの直前に使用。そのダメージ+[1d+LV*3]。1ラウンド1回まで。
    植美 永煉:こちらを九重さんに!+1d10+3です!
    九重 遠:やったー!ありがとうございます!
    GM:HP10だけど良いのか!?
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を3増加 (86 → 89)
    九重 遠:全力で殴ろう
    九重 遠:ではダメージを
    GM:ぜ、全力じゃん

    九重 遠:5d10+1d10+41
    DoubleCross : (5D10+1D10+41) → 21[2,7,3,6,3]+1[1]+41 → 63

    九重 遠:a,
    九重 遠:+3忘れてる
    九重 遠:66です

    ”ホワイトミュート”:戦闘不能だよもう!
    ”ホワイトミュート”:オート:燃える魂2 戦闘不能時HP20で復活
    九重 遠:うわー!
    九重 遠:まだ持ってた
    GM:これで最後だから安心しな
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を7増加 (61 → 68)

    九重 遠:避けることも、受けることもしないことは知ってる
    九重 遠:燃やされて、それでも倒れない姿を見て思い出す
    九重 遠:──戦うって言うのは、痛いって事だ。そして、そこから逃げないって事なんだよなぁ。《ナカツカミ》お前は戦えるか?
    九重 遠:覚醒してすぐ、そう言われた
    九重 遠:「…うん、戦える」
    九重 遠:お前の馬鹿力なら棒切れ振り回すだけで一級戦力だ、とも教えてくれたのは
    九重 遠:目に前にいるこの人だから
    九重 遠:「いき、ます!」それこそ、型もなにもなく日本刀を大きく上に振りかぶる
    植美 永煉:「九重さん!あたしのとっておきジョーカー、受け取って!」
    植美 永煉:九重さんの日本刀に意識を向ける。炎じゃ駄目、あたしの炎じゃ全然あの冷気には太刀打ちできない。
    植美 永煉:だから氷を。言の葉すら凍り付くような冷気を。ずっとあたしをあたしにしてくれてた、絶対に砕けない蒼を、あなたに。
    九重 遠:「……!ありがとう!」冷気をまとった日本刀に、まるで村雨丸さんみたいだ、と少し嬉しくなりながら
    九重 遠:そのまま、思いきり斬りつける
    ”ホワイトミュート”:冷気を纏った刀が、肉体を切り裂く。
    ”ホワイトミュート”:氷葬───とは言えないが、切り裂かれた肉体は端から凍り付き、肉体の再生を阻害する。
    ”ホワイトミュート”:しかし、倒れない。
    ”ホワイトミュート”:切られたまま、次の行動へと移る

    1R:クリンナップ スキップ

    2R:セットアップ

    九重 遠:ありません!
    植美 永煉:なしです!
    ”ホワイトミュート”:セットアップ/『沈黙の白(ホワイトミュート)』加速装置3+ヴァジュラ4+紅蓮の憎悪4 行動値+16 攻撃力12+9 暴走
    ”クイーン・オブ・スペード”:なし

    GM:1R:イニシアチブ 行動値20 “ホワイトミュート”
    GM:メジャー/『邪核極葬(ニヴルヘイム)』コンセントレイト:ブラックドッグ4+アームズリンク4+クレイジードライヴ4+バリアクラッカー2
    ”ホワイトミュート”:マイナーなし
    ”ホワイトミュート”:メジャー/『邪核極葬(ニヴルヘイム)』コンセントレイト:ブラックドッグ4+アームズリンク4+クレイジードライヴ4+バリアクラッカー2
    ”ホワイトミュート”:対象は九重遠
    九重 遠:はい!

    ”ホワイトミュート”:14dx7+11 攻撃力+13+37 ガード不可装甲無視
    DoubleCross : (14DX7+11) → 10[1,1,1,4,4,4,5,5,5,5,5,7,9,9]+3[1,2,3]+11 → 24

    ”ホワイトミュート”:うわっ

    九重 遠:ドッジしまーす!
    九重 遠:7dx>=24
    DoubleCross : (7DX10>=24) → 9[3,5,6,8,8,8,9] → 9 → 失敗

    九重 遠:全然だめ!
    九重 遠:ダメージどうぞ

    ”ホワイトミュート”:3d10+13+37
    DoubleCross : (3D10+13+37) → 21[4,9,8]+13+37 → 71

    九重 遠:もちろん死ぬので!
    九重 遠:リザレクト!
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (68 → 78)
    九重 遠:HP10で復活します

    ”ホワイトミュート”:ホワイトミュートが藍色の柄に手をかける。埒外の出力と共に繰り出される超狂速。
    ”ホワイトミュート”:神業じみた音無き一刀。
    ”ホワイトミュート”:冷たく輝く銀色の光が風を斬り裂いて、稲妻のような線を引いた。
    ”ホワイトミュート”:輝線は瞬きの間すらない内に氷となって留め置かれ、凍りついた赤色に染まる。
    九重 遠:切られたところが凍り付き、赤く固まる
    九重 遠:敵が受けているところは見たことがあっても、自分で食らうのははじめてだ
    九重 遠:「…っほんっとに!容赦も手加減もないよね!」
    九重 遠:凍った傷口がまだ徐々に塞がっていく

    1R:イニシアチブ 行動値5 植美永煉・九重遠

    九重 遠:じゃあ先に俺が動きます!
    九重 遠:マイナーはなし

    九重 遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》 さっきと一緒で日本刀でホワイトミュートに攻撃します
    九重 遠:いくよ!
    九重 遠:7dx7+9
    DoubleCross : (7DX7+9) → 10[1,1,2,3,5,8,10]+10[3,9]+3[3]+9 → 32

    ”ホワイトミュート”:暴走リア不

    九重 遠:ダメージいきます
    九重 遠:4d10+41
    DoubleCross : (4D10+41) → 20[1,10,2,7]+41 → 61

    ”ホワイトミュート”:戦闘不能!もう復活も無い
    九重 遠:やったー!
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を7増加 (78 → 85)

    九重 遠:ふー……、と深く深呼吸をして
    九重 遠:もう回復も限界であろう師匠にむかって、また同じように思い切り腕を振り上げ
    九重 遠:そのまま、渾身の力をこめて
    九重 遠:刀身を振り下ろす
    ”ホワイトミュート”:切り付けられた肉体を氷で繋ぎ、再度行動しようとする。
    ”ホワイトミュート”:その行動に堪えず、氷は割れ、肉体が光に包まれ消滅していく。
    九重 遠:「キュマイラシンドロームの売りは怪力だ。近づいた時点で戦力計上は出来る……、これも、朝輝さんが俺に教えてくれた戦い方だよ」

    2R:イニシアチブ 行動値5 植美永煉

    植美 永煉:マイナーはなし
    植美 永煉:メジャー【スペード・イン・ハート】:災厄の炎7+結合粉砕2+コンセントレイト:サラマンダー3+エネルギーブレイド2/侵蝕率+14
    植美 永煉:対象はクイーン・オブ・スペード!
    ”クイーン・オブ・スペード”:来なさいな

    植美 永煉:(3+7+2)dx7+6 
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,7,8,10,10]+10[1,8,9,9]+10[3,6,8]+10[9]+10[8]+10[9]+10[7]+2[2]+6 → 78

    ”クイーン・オブ・スペード”:??????
    ”クイーン・オブ・スペード”:えっ?

    植美 永煉:お姉ちゃんが来てッて言ってくれたから、頑張っちゃった!
    ”クイーン・オブ・スペード”:が、ガード……!
    ”クイーン・オブ・スペード”:ふざけんじゃないわよ……!

    植美 永煉:ダメージいきます!
    九重 遠:あ!
    植美 永煉:はいな
    九重 遠:自分にも凍てつく刃は出来るんですが、このダイスの回り方なら大丈夫かな?
    九重 遠:ごめんね、勘違いしてた
    九重 遠:無理っぽい感じなので
    植美 永煉:ありがとうございます!今回はこのまま行こうかなと思います!
    GM:あなた以外のキャラクターに、となっているので、無しということで!
    植美 永煉:了解です!

    植美 永煉:ではダメージを!いくよ、お姉ちゃん!
    植美 永煉:(78/10+1)d10+21+2d10 装甲無視
    DoubleCross : (8D10+21+2D10) → 35[9,8,2,1,1,3,3,8]+21+5[3,2] → 61

    ”クイーン・オブ・スペード”:HP-7!
    ”クイーン・オブ・スペード”:戦闘不能!復活もありません
    九重 遠:わーい!
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を14増加 (89 → 103)

    植美 永煉:「行くよ、お姉ちゃん!」
    植美 永煉:柄から剣先まで氷でできた大剣を手に、真っすぐお姉ちゃんへ駆ける。稚拙な動きで振りかぶって、
    植美 永煉:「──顕現、《スペード・イン・ハート》!」
    植美 永煉:振り下ろす直前。氷の刃の中心に、緋い炎が灯る。刃は振り下ろされることなく爆発し、紅い炎と蒼い氷が降り注ぐ。
    植美 永煉:そして、氷と炎の乱舞に紛れて、とっておきをひとつ。
    植美 永煉:「えへへ、成功!お姉ちゃんお姉ちゃん、頭の上、触ってみて?」
    植美 永煉:そこにあるのは氷の王冠。ちょっと不格好で、けれどきらきらと輝く、女王(クイーン)の証。
    植美 永煉:「さぁ、受けてみせてよお姉ちゃん!」
    植美 永煉:「パーフェクトになったお姉ちゃんの全力、今ここで、超えてあげるから!」
    ”クイーン・オブ・スペード”:爆発するような熱気が上空に巻き上がり、煉獄の女王の聖火がその全てを焼きつくさんとする。
    ”クイーン・オブ・スペード”:しかしだんだんと炎の勢いが弱まっていき、落ちてくる炎と氷が突き抜けてくる。
    ”クイーン・オブ・スペード”:元来短期決戦用に調整されたエフェクト構成だった。
    ”クイーン・オブ・スペード”:その炎は既に永遠ではなく、炎と氷にその肉体が砕かれた。
    植美 永煉:その炎が消える最期の一瞬まで、目に焼き付ける。永遠に、この胸に灯し続けるために。
    九重 遠:「はー…、どうにか、倒せた……」自分のことだけで手一杯だった
    植美 永煉:「…ありがと、お姉ちゃん。パーフェクトにかっこよかったよ」雪のように、小さな声で呟いて。
    植美 永煉:「九重さんーーー!!!やった、あたしたちやったよ!!」両手を掲げて走り寄る!ハイタッチの構え!
    九重 遠:「え!?あ、うん!やったね!!永煉ちゃんもお疲れ様!」
    九重 遠:「俺のこと助けてくれてありがとう!」ハイタッチを受け入れながら
    植美 永煉:「えへへ!九重さんが背中守ってくれてたから、前だけ見れました!」ぱしーん!
    植美 永煉:「すごいね!九重さんのお師匠様、すごいね!あんな凄い氷、あたし初めて見た!」そのまま指を絡めてぴょんぴょこ
    九重 遠:「でしょう?すごく強いんだよ!」
    九重 遠:「永煉ちゃんのお姉さんもすごかったね!あんなにすごい炎で戦ってる人だったんだね」
    植美 永煉:「うん!お姉ちゃんの炎があんなに凄いの、あたしも初めて知った、知れるはずなんてなかったのに!」
    九重 遠:「そっか……。うん、知れてよかったね」そう、心から告げて
    植美 永煉:「うん!えへへへ、…っと、だめだめ、浮かれてる場合じゃなかった!九重さん、里沙ちゃんと絵恋さん達を探しに行きましょう!」そう言って手を解き、てててっと周囲を調査しに駆け出す。
    九重 遠:「あ、うん!2人とも無事かな…何も起きてないといいんだけど……」
    九重 遠:駆けていく後ろを追いかけながら気付く、永煉ちゃんの傷が回復していない
    九重 遠:思い出すのは、自分の侵蝕が危なくなったときのことで
    九重 遠:あのときは、自分は守られる側で守ってくれる人がいたけど
    九重 遠:今回は、俺の方が年上で
    九重 遠:じゃあ、奈央ちゃんや朝輝さんみたいに
    九重 遠:俺の方が、守ってあげられるんじゃないかって
    九重 遠:そう、やっと思い至って次は守る覚悟で隣に並んだ
    BATTLE ENDED

    GM:シーン終了 ロイスの取得・変更・購入判定が可能
    九重 遠:ロイス 植美永煉 信頼○/不安でロイスを取得します
    植美 永煉:九重さんに 〇信頼/不安 でロイスを取得します
    九重 遠:おそろいだ!
    九重 遠:購入は応急手当
    九重 遠:4dx+1>=8
    DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[4,6,8,9]+1 → 10 → 成功

    九重 遠:そのまま使用します
    九重 遠:10+2d10
    DoubleCross : (10+2D10) → 10+12[5,7] → 22

    九重 遠:そこそこ回復、以上です
    植美 永煉:うーん、どうしよう みんなぼろぼろだし、応急手当がいいのか、メイド服がいいのか
    呉住 里沙:応急手当キットの購入にチャレンジしますか。
    呉住 里沙:素で振ります。さすがにもうあのエフェクトは使えない。
    呉住 里沙:4dx+1>=8
    DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 7[1,4,6,7]+1 → 8 → 成功

    呉住 里沙:やりました。さて、どうするか。永煉ちゃんに渡した方がいいのかな。
    植美 永煉:あ、私応急手当キット前回買ったので大丈夫です!お使いください!
    呉住 里沙:あ、じゃあここで使用します。
    四谷 絵恋:里沙ちゃんへの感情を
    四谷 絵恋:〇庇護/ちょっとキツイところ見せたかも
    四谷 絵恋:これに変更して
    呉住 里沙:2D10
    DoubleCross : (2D10) → 13[6,7] → 13

    呉住 里沙:13+7で、現在のHPは20です。
    九重 遠:いい応急手当だ
    四谷 絵恋:購入は……照準器狙ってみようかな
    四谷 絵恋:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 3[2,3,3] → 3

    四谷 絵恋:無理だな、以上で
    植美 永煉:購入、メイド服チャレンジします~
    植美 永煉:(2+3)dx+2>=20  〈調達〉判定
    DoubleCross : (5DX10+2>=20) → 10[1,2,3,7,10]+5[5]+2 → 17 → 失敗

    植美 永煉:あ、買えそう
    呉住 里沙:ロイスは〝ナルキッソス〟への感情を 親切?/〇心配 に変更します。
    九重 遠:すごい!
    植美 永煉:3点財産点消費して、メイド服購入します!
    呉住 里沙:すげぇ!
    植美 永煉:そのまま里沙ちゃんへシューッ!
    呉住 里沙:いいんですか!?
    植美 永煉:もちろんです!
    呉住 里沙:では装備します!
    呉住 里沙:ありがとう~~~~!
    植美 永煉:植美 永煉の財産を3減少 (7 → 4)
    四谷 絵恋:すごおい
    植美 永煉:そして前回買ってあった応急手当キットを九重さんへシューッ!!
    九重 遠:永煉ちゃんから応急手当を恵んでもらってもう一回回復することにしました
    九重 遠:22+2d10
    DoubleCross : (22+2D10) → 22+18[10,8] → 40

    九重 遠:全快!
    九重 遠:めちゃくちゃいいやつだった
    植美 永煉:やったー!
    呉住 里沙:すっご!
    呉住 里沙:絵恋ちゃん以外行動値が横並びになった。
    GM:そんなことあるんだ……
    九重 遠:ほんとや
    四谷 絵恋:1の位全部一緒…
    植美 永煉:15or5
    呉住 里沙:通常のオーヴァードの三倍の速度……。
    GM:では、全員終わったっぽいので〆!

    ミドル・クライマックス:撤退戦

    GM:シーンPCは呉住里沙、他PC全員登場
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (85 → 95)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (103 → 111)
    九重 遠:うわ
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (96 → 101)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (97 → 106)
    GM:あっはっは、クライマックスの侵蝕だわね

    GM:再度、地面がうねり、空が明滅し、視界が眩んだ。
    GM:それぞれの戦闘を終え、合流の為に動こうとしていた時のことだ。
    GM:気が付くとあなた達は倒れ込むようにして、分断される前にいた場所に戻ってきていた
    GM:しかし、”ナルキッソス”の姿は無い
    四谷 絵恋:飴を口に含み、壁にもたれかかっていたらその壁が消え、がくりとずり落ちる
    九重 遠:「う、…ここって……永煉ちゃんとみんなは!?」眩暈のような症状から戻ってきてすぐに周りを見回す
    四谷 絵恋:2人の姿を見た後、大方ひどい顔であろう自分の顔を一度背け
    呉住 里沙:突然の状況に思わず尻餅をつくも、黙って立ち上がる。
    四谷 絵恋:「……どうやら、切り抜けてきたみたいー?」
    呉住 里沙:「みたい……だね……」
    四谷 絵恋:ナルキッソスを探す振りをして視線を逸らした状態を維持する
    植美 永煉:「…っ、痛…。!里沙ちゃん、絵恋さん!よかった…!」
    九重 遠:「2人とも…良かった……、ナルキッソスくんは…?」
    呉住 里沙:「とおおにいさんと、うえみおねえさんは……無事……?」
    九重 遠:「俺たちは大丈夫だよ」
    九重 遠:「ね、永煉ちゃん」
    植美 永煉:「うん!素敵な思い出も出来たし、すっごく元気!」氷で今開いた傷を凍らせながら
    四谷 絵恋:「…ならいっか、"ナルキッソス"君に関しては、うーん、気配も感じないな…」
    呉住 里沙:「素敵な、思い出……そっか……そう、なんだ……」ずきりと心が痛むが、悟られないように無理矢理笑みを浮かべる。
    四谷 絵恋:そういいつつ周囲を偵察、がちり、と飴を噛む音が頭に響くが、悟られてはいないだろう
    呉住 里沙:「りさもね、大丈夫だったよ……えれんちゃんのおかげで、えれんちゃんが、いてくれたから……」
    呉住 里沙:にっこりと、何かを問われる前に微笑む。
    呉住 里沙:「でも……ちょっと、疲れちゃったから……お姉ちゃんに、替わってもらう、ね……」
    九重 遠:「……そっか、うん」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんも、戻ってこられたみたいだから……」その言葉を最後に、膝から崩れ落ちる。
    呉住 里沙:『…………』
    呉住 里沙:『…………何が、起きた……?』
    四谷 絵恋:「……お疲れ様」小声で崩れ落ちる彼女に沿う呼びかけ、偵察を続行する
    九重 遠:(戻ってこられた……、って言ったよね…)
    植美 永煉:「…」異常事態が起こっていたことを察して、押し黙る。
    呉住 里沙:『思い出せん……まるで、狭間へと落とされてからの映像を、フィルムを、ばっさりと切断されたような……』
    九重 遠:「2人ずつで、バラバラに分断されてたんです」
    九重 遠:「そっちで何があったのかは、絵恋さんと里沙ちゃんしか知らないけど…」
    呉住 里沙:『そう、か。そうなのか。お前達は無事……なのは、里沙が訊いたか。今更だな』混乱している。
    九重 遠:「もし同じ感じだったとしたら…、自分と縁が深い人と戦闘になってたかもしれないから」
    九重 遠:「ゆっくり休ませてあげた方がいいかも」
    呉住 里沙:『……そう、だな』
    四谷 絵恋:「……ノーコメントでーす」
    植美 永煉:「分断されてたのは、あたしと九重さん、里沙ちゃんと絵恋さん」
    呉住 里沙:『……後で、教えてくれ。落ち着いてからで構わないから……』閉じこもっている里沙へと静かに話しかける。
    植美 永煉:「ここに今いないのは、ナルキッソスと…マキナ、そうだ、マキナ!状況は?!」上空へ呼びかける。
    GM:返事はない
    呉住 里沙:『なんだと!?』
    四谷 絵恋:「……通信の確認もいいけど、悠長にここから探索はしてられないかもねえ」
    九重 遠:「マキナさん…?」
    呉住 里沙:『どういうことだ、四谷』
    九重 遠:「絵恋さん…なにかありました?」
    四谷 絵恋:銃口を、つい先ほど発見した、不審な動点の方へ
    四谷 絵恋:「この辺から」
    "エペイオス":建物の影からひょっこりと顔を出し、銃口に気が付いて慌てて飛び出す
    "エペイオス":こける。
    "エペイオス":「わっ!凄い凄い!なんでわかったの?絵恋ちゃん!」
    "エペイオス":立ち上がりながら楽し気に手を叩いている
    呉住 里沙:『…………あれが、メッセージの送り主なのか?』
    四谷 絵恋:「それはー、なんとなくかなー」
    呉住 里沙:『というか、名前が割れているのはどういうことだ』
    四谷 絵恋:「わたしの名前を知っているっていうことは、何かありそうだけれど、どうしてか聞いてもー?」
    "エペイオス":「えっ?そりゃあ来てくれたんだから名前くらい知ってるよ!」 胸を張る
    四谷 絵恋:自分が今どんな表情をしているのか、ちょっとよくわからない
    九重 遠:「ここにいるみんなの?」
    "エペイオス":「里沙ちゃん、絵恋ちゃん、遠君、永煉ちゃんだよね!」
    "エペイオス":美沙の名前はない
    九重 遠:「わ、本当に知ってるんだ」
    九重 遠:「すごいね、どうやって知ったの?」
    "エペイオス":「記憶から!」 無邪気に笑っている
    四谷 絵恋:「……つまりー」
    呉住 里沙:『お前……本当に凄いな』溜息交じりに遠を眺める。
    四谷 絵恋:「ここに入ってきたわたしたちの記憶から抽出しましたー、でいいのかな?」
    九重 遠:「記憶……?さっきのあれは君がやったの?」
    "エペイオス":「そうだよ!」 どっちの問いに対しての肯定か、否、両方だ
    "エペイオス":「ねえねえ、どうだった?楽しかった?」
    植美 永煉:「…あなたのことは、知らないみたいですね」す、と美沙さんの隣に。
    九重 遠:(里沙ちゃんは戻ってきたって言ってて…、美沙さんの名前は呼んでない…?知らなかった?)
    "エペイオス":「結構頑張ったんだよ!シチュエーションも良い感じに、対になりそうな感じで~」
    四谷 絵恋:バキ、と、今度は耳で拾えるような音を立てて、飴を砕く
    呉住 里沙:『…………そうだな』永煉の言葉に返事をしながら、里沙が語り始めるのを聞く。
    植美 永煉:「…対?」
    呉住 里沙:『……里沙?』
    呉住 里沙:『…………ッ!』
    九重 遠:「……対っていうと」俺達の方と対、だとすると
    "エペイオス":「里沙ちゃんと絵恋ちゃんは、家族関係の対って感じかなあ」
    "エペイオス":「結構脚色入れちゃったけど」
    呉住 里沙:無言で足下を領域で穢し、数多の黒い線を闖入者へと伸ばす!
    "エペイオス":んー、と顎に指を当てて考えている
    呉住 里沙:「爆ぜろ、俗物ッ!」黒い焔が、突如として爆発する。
    "エペイオス":「きゃあっ」 爆発四散!
    "エペイオス":次の瞬間には元の姿に戻っている
    "エペイオス":「何々?爆発ごっこ?」
    呉住 里沙:轟音と炎熱が、エペイオスを包み込む。殺すつもりだった。だというのに……!
    九重 遠:「…!!?」いきなりの爆発に驚いてそれを食らったはずのエペイオスの状態にも驚くよ
    四谷 絵恋:「……演出も脚本も三流」
    植美 永煉:「な…っ?!なに、復活でもない…!」
    植美 永煉:「不老、不死…!」
    四谷 絵恋:一連の動作を見て、ぽつりと
    呉住 里沙:『貴様流のリザレクトか!? ならば死ぬまで殺すだけだ……!』
    "エペイオス":「三流!?」
    四谷 絵恋:そろそろ、言葉の端に怒りを隠せなくなった
    "エペイオス":里沙と永煉の反応には気づかずショックを受けている
    呉住 里沙:『里沙を……貴様が、里沙を……私の! 里沙をッ!』再び躊躇も遠慮もなく爆発を起こす。
    九重 遠:「ナルキッソスくんの言ってたみたいに不死に近いんですよ!やりすぎるとこっちが不利になっちゃう!」美沙さんを止めるよ
    "エペイオス":「わ、わ、わ」 爆発、爆発、炎に包まれ、そして蘇る
    "エペイオス":「……あれ、もしかして怒ってる?」
    四谷 絵恋:「いいや?
    植美 永煉:「うん。たった今、怒った」
    呉住 里沙:『近いだけなら限界もあるということだろう! 遠、離せッ! 離せぇっ!』
    四谷 絵恋:「あきれてる、復活するのにキラキラしたエフェクトの一つもなし」
    呉住 里沙:『離して、くれ……っ』珍しく、今にも涙ぐみそうな表情を晒す。
    "エペイオス":「なるほど!そういうのがあった方が良いんだ!」
    "エペイオス":「一人だと気が付かないからなあ、こういうの」
    九重 遠:「………ダメだよ、離せない」
    四谷 絵恋:「脚本はカタルシスもゲーム性もあったもんじゃない、ただあなたが満足するためであろう意図しか感じない」
    九重 遠:「きっと大変だったんでしょ?じゃあ、なおさら無理しちゃだめだよ」
    四谷 絵恋:「何より、この街のオブジェクトは再現度こそあれどまともに誘導や裏設定を語れるNPC一つ配置されてない」
    呉住 里沙:『植美! 遠を止めろ! 仲良くしていたんだろう!』子供じみたわがまま三昧。もはや里沙と逆転してしまっている。
    呉住 里沙:『植美ィッ!』すがるように叫ぶ。
    四谷 絵恋:「…サービス畳んだら?」
    "エペイオス":「ひ、ひっどい……」
    植美 永煉:「だめです、『お姉さん』」美沙さんの前に立ちふさがる。
    植美 永煉:「妹は、お姉ちゃんに会えなくなったら、とっても悲しむ生き物なんですッ!!」
    "エペイオス":「ああんっ永煉ちゃんならではの言葉だよね!カッコいい~」 眼を輝かせている
    九重 遠:「………ねえ、君はなにがしたいの?」
    呉住 里沙:『…………ぁあああああッ!』永煉の言葉に反論できなくなり、エペイオスに向けようとした焔を近くの建物へと向かわせる。
    GM:建物が倒壊する。
    呉住 里沙:『…………すまない、植美……ありがとう……』
    九重 遠:「楽しませたいっていうよりも、自分が楽しみたいように見える」
    呉住 里沙:『里沙が、私抜きで乗り越えてくれたのに……何もかも、台無しにするところだった……ッ』
    九重 遠:「俺達は君のおもちゃじゃないよ」
    植美 永煉:「ううん。あいつをぶちのめす手段が見つかったら。あたしのとっておき、里沙ちゃんと『お姉さん』にプレゼントします。だからそれまで、もう少しだけ、練り上げておいてください。その炎」
    九重 遠:美沙さんを押しとどめながら、エペイオスに話しかける
    "エペイオス":「……む~」 遠の言葉に頬を膨らませている
    呉住 里沙:『……ああ』永煉へと短く応え、乱れていた呼吸を急いで整える。
    九重 遠:「…あとひとつ、教えてほしいんだけど」
    九重 遠:「俺達と一緒にいたはずのナルキッソスくんはどこにいったの?」
    "エペイオス":「ナルキッソスくん?ナルキッソスくんはね~、私と一緒にいてくれるって」
    "エペイオス":「嬉しいなあ、弟だよ、おとうっと~」
    呉住 里沙:『は……?』ぽかんと、口を開けてしまう。
    四谷 絵恋:「……正直、あなたの存在も言ってることも、用意したものも、心底つまらなくてどうでもいいのだけれど」
    呉住 里沙:『……私の記憶では、ナルキッソスも災害に巻き込まれていたはずだが?』
    九重 遠:「………もしかして、君のそばにいないと里沙ちゃんが傷つくよ、とか言ったりした?」
    四谷 絵恋:「ナルキッソス君の情報だけ置いてくれれば価値があるかと考えていた」
    "エペイオス":「え?なんで私が里沙ちゃんを傷つけるの?」
    四谷 絵恋:「……もう無理ね、彼女には何の価値も見いだせない」
    呉住 里沙:『話が見えん。この私が、遠に質問を任せている内に答えろ……!』
    四谷 絵恋:「帰りましょう皆、私たちは何も見なかった」
    九重 遠:「これはたしかに、話が通じないね………」残念だけど、自分では助けられそうにない
    呉住 里沙:『…………』絵恋の言葉に無言で同意し、大きく舌打ちをする。
    植美 永煉:「…あなた、狂ってるよ」吐き捨てる。
    "エペイオス":「え、え、え?」 困惑している
    "エペイオス":「え、ええと~……」
    "エペイオス":「じゃあ、この2人とかはどうかな……」
    呉住 里沙:彼女の言葉が耳朶を叩いた瞬間、即座に振り向く。
    GM:そう言うと同時に、周囲のビルが粉砕される。
    GM:壊しているのは炎を纏った黒い巨神。
    ”火光獣”:「───焼き尽くして」
    ”プルートゥ”:「"閻羅王"」
    九重 遠:「………えええええ!?」またも見知った顔に驚く
    呉住 里沙:『艶霞……?』
    GM:巨体が、あなた達全員を押しつぶそうと迫る!
    "マキナ":「ギ・ガ・ン・トッ」
    "マキナ":「マキナァァァアアアアアアアアア!」
    "マキナ":白い巨大なロボットが、"閻羅王"を殴り飛ばす
    "エペイオス":「うぇええっ!?なにあれ!」
    九重 遠:「え、え…!?スーパーロボット大戦!?!?」混乱してるよ
    植美 永煉:「はん、あたしのこと知ってるくせに知んないの!」
    "マキナ":「悪い、遅くなった!急に外部からモニタリングできなくなったから、無理やりこっちに接続してる!」
    植美 永煉:「あたしの仇で、大事な類友だよッ!!!!!!」
    九重 遠:「仇なの!?」
    四谷 絵恋:「…なんだか知らないけど助かる!」降り注ぐ瓦礫を一つ一つ撃ち落としながら
    "エペイオス":「あっそういえばいたかもしれない!」
    四谷 絵恋:「撤退!奴を視界に入れるな!声も聴くな!後ろに何が出てきても命の危険が無い限り無視しろ!!」
    "マキナ":「無理筋の接続だから長持ちしない、一回撤退するぞ!」
    "マキナ":「四谷、話が速くて助かる~~~~~~」
    "マキナ":過去はよほど人の話を聞かない連中に指示を出していたようだ
    九重 遠:「全然ついていけないんだけど…、撤退だね!」そういいつつ降ってくる瓦礫を腕力だけで弾きながら
    "エペイオス":「えええっちょ、出ていかないでよ、待って!」
    呉住 里沙:踵を返す直前、艶霞の姿をした何かに向かって領域を侵蝕。黒の焔を放つ。果たしてどこまで再現しているか……!
    "エペイオス":「な、ナルキッソス君も止めて~!」
    ”火光獣”:「ちっ」
    ”プルートゥ”:「危ないな」
    ”プルートゥ”:巨神が盾を持った姿に変わり、その攻撃を防ぐ
    呉住 里沙:『……そう来るか』
    "ナルキッソス":その陰から、入れ替わるように"ナルキッソス"が出てくる
    四谷 絵恋:「里沙さん構わない!!」
    呉住 里沙:『すまん!』
    "ナルキッソス":虚ろな目で、あなた達への同行を拒否した者達の目に似ている
    四谷 絵恋:「奴は話をすればするほど付けあがる!」
    九重 遠:「………ナルキッソスくん!」
    植美 永煉:「…っ、しんがりはあたしが!九重さん、里沙ちゃんと絵恋さんをお願い!」
    呉住 里沙:完全に背を向け、全力で走る。精神年齢に追いついていない幼い身体で、どこまでいけるか。
    "ナルキッソス":「里沙、里沙、ごめん、俺は、俺は……」 何が見えているのか、虚空に謝りながらあなた達に攻撃を仕掛けてくる!
    九重 遠:「………いや、俺が殿になるよ」
    九重 遠:「先に走って」
    呉住 里沙:「おにいさん!!」振り向かないまま、ナルキッソスに里沙が叫ぶ。
    四谷 絵恋:「ああもうそこ二人!ここで譲りあいしない!回避行動取れる私が一番後ろにいく!」
    呉住 里沙:「ちょっとだけ、我慢してて……!」
    呉住 里沙:「りさ、今度こそ、お姉ちゃんには頼っちゃうけど……ちゃんとするから!」
    四谷 絵恋:「一番逃げにくい里沙ちゃんを逃がすことを考えて!」
    呉住 里沙:「だから! 待っててっ!」
    九重 遠:「大丈夫、絶対に無理しないから。…俺が帰らないとみりりが泣いちゃうしね」そう、永煉ちゃんに笑いかけて
    植美 永煉:「はい!」絵恋さんと九重さんに頷いて
    "ナルキッソス":「り、さ……!」
    植美 永煉:「里沙ちゃん…!飛ぶよ、手を…!」手を伸ばす。
    呉住 里沙:「うんっ! うえみおねえさん……お願いっ!」
    呉住 里沙:もう〝ははおや〟にめそめそしていた里沙はいない。
    呉住 里沙:ナルキッソスの救出を決意し……今はただ、必死に植美永煉へと手を伸ばした。
    "マキナ":「ちょ、ちょっと待てどこ行くつもりだ!」 血を吹き出しながら"ギガントマキナ"で戦っている
    "マキナ":水を差す様に叫ぶ
    "マキナ":「どこに至って同じだよ!強制ログアウトさせる!」
    四谷 絵恋:「退路をそちらで確保しているならそちらに準拠!そうでないか時間が必要なら……」
    "マキナ":「すぐには戻って来られない、"ナルキッソス"止めるなら今しかない!」
    "マキナ":「ジャーム化するぞアレ!」
    植美 永煉:「もっと早く言ってよぉ!!ばか!!」
    九重 遠:「…!!」
    植美 永煉:「里沙ちゃん、どうする?!」
    呉住 里沙:「……っ」
    "マキナ":「2分だ、2分後に強制ログアウトする!」
    "マキナ":「助けなくていいってんならこのままログアウトするが、どうする!?」
    植美 永煉:「助けに行くなら」
    植美 永煉:「あたしが、絶対ナルキッソスのとこまで届ける!」
    九重 遠:「一回気絶させてくれれば俺が担いで逃げられるから!」
    呉住 里沙:「じゃあ、行くっ!」
    四谷 絵恋:「……進路をさっき確認した2時の方向のハイウェイの上に変更!」
    呉住 里沙:「えれんちゃんがりさを助けてくれたみたいに、次は、りさが……っ!」
    四谷 絵恋:「マキナはギリギリまでログアウトしなくていい!迎撃ポイントだけ先に確認しておいて!」
    "マキナ":「だああっくそっ、わかった任せろ」
    四谷 絵恋:「とにかく距離取らないことには迎撃戦にもならない!3人はとにかく走って!」
    九重 遠:「はい!」
    植美 永煉:「はい!里沙ちゃん、掴まってて!」
    呉住 里沙:「うん!」
    呉住 里沙:「ありがとう……りさのわがまま、聞いてくれて」
    "エペイオス":「な、なにがどうなってんのこれ……」 あたふたしていてその場から動かないためあっという間に姿は見えなくなる
    植美 永煉:「ううん!パーフェクトにかっこいいよ、里沙ちゃん!」
    四谷 絵恋:「ちゃんと帰れた後にとっておきな!正念場はここからだよ!」
    九重 遠:「俺はいつもワガママ聞いてもらってるから、お返しだね」と走りながらおどけたように
    呉住 里沙:身体の奥から別人格が『私に出来るのは破壊と殺戮のみなのはもう嫌でも分かっているはずだ! 私の手を借りるなら上手くやれ!』と叫ぶ。
    四谷 絵恋:目的のハイウェイに、先ほどの破壊でいささか崩れ階段のようになった地点から駆け上がる
    四谷 絵恋:どっかで見たことのある少年と少女がこちらに来るまで、あと18秒
    四谷 絵恋:「作戦目標はナルキッソスの救出!作戦行動可能時間は1分半、行くよ!!」
    九重 遠:「はい!」
    呉住 里沙:「うんっ!」『ああ!』

    GM:それでは、戦闘を開始していきたいと思います

    BATTLE START

    GM:配置はこう
    "火光獣"【3】"プルートゥ"【7】"ナルキッソス"【6】──10m──PC


    GM:また、NPCカードがあります
    NPCカード:"マキナ" 
    オート/"ギガントマキナ" 1R1回、カバーリングを行う
    オート/ブラッドコンバットアーツ シーンに登場しているキャラクターのダメージロール直前に使用。ダメージ+2d。1R1回、シナリオ2回

    GM:では、質問等無ければR進行に入っていきます
    九重 遠:ありません!
    植美 永煉:大丈夫です!
    呉住 里沙:問題ありません。
    呉住 里沙:後々思い浮かぶかもしれません。
    四谷 絵恋:ないです…………
    GM:あ、そうだ!戦闘は2Rクリンナップで強制終了します。
    植美 永煉:2R了解です!

    GM:2Rクリンナップまでに"ナルキッソス"を撃破していない場合
    GM:"ナルキッソス"はジャーム化してクライマックスにエネミーとして登場します
    九重 遠:うわー!

    1R:セットアップ

    呉住 里沙:セットアップあります!
    九重 遠:ありません
    植美 永煉:セットアップあります!

    四谷 絵恋:「soft landing」(クロックフィールドL2)行動値+5、コスト4
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を4増加 (101 → 105)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の行動値を5(→ 5)増加 (15 → 20)
    四谷 絵恋:皆さんも任意で受け取ってください
    九重 遠:いただきまーす!
    植美 永煉:いただきます!ありがとうございます!行動値は合計+15!

    植美 永煉:セットアップ:先陣の火2/侵蝕率+2
    植美 永煉:そのラウンドの間、自身行動値+[Lv*5(10)]。(戦闘移動20m)1シーン1回。
    植美 永煉:植美 永煉の行動値を15増加 (5 → 20)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2増加 (111 → 113)

    "ナルキッソス":セットアップ:加速装置3 行動値+12
    "ナルキッソス":行動値6→18

    ”プルートゥ”:なし
    ”火光獣”:なし

    呉住 里沙:クロックフィールドの効果を得られるんでしたかね。
    四谷 絵恋:はい
    呉住 里沙:キャラシ曰く行動値+5ですね。頂きます。
    呉住 里沙:では現在の行動値は10に。その上でセットアップエフェクトの宣言をやりなおします。すみません。
    呉住 里沙:得意領域Lv6+原初の黒:ヒュドラの怒りLv6
    呉住 里沙:そのラウンド中に行う<RC>を使用した判定のダイスを+Lv個&そのラウンド中、メジャーアクションのダイス+3個、攻撃力+[Lv×3]。効果中、暴走のバッドステータスを受ける(タイタス昇華以外での解除不可)。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を9(→ 9)増加 (106 → 115)
    呉住 里沙:更に、
    呉住 里沙:極限暴走の効果により、暴走を受けた際に背徳の理と破壊の渦動を使用出来るので使用します。
    呉住 里沙:背徳の理Lv4+破壊の渦動Lv3
    呉住 里沙:シーン中、ウロボロスのエフェクトのダイス+[Lv×2]&シーン中、自身の攻撃に〝装甲値無視〟の効果を追加。こちらは1シナリオにLv回まで。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を5(→ 5)増加 (115 → 120)
    呉住 里沙:そして更に侵蝕率が100%を越えているため、Dロイス:戦闘用人格の効果発動。
    呉住 里沙:侵蝕率100%以上の時、あらゆる判定のダイスを+5個、攻撃力を+5するが、バックトラックのダイスが1個減る。
    呉住 里沙:長くなりましたが以上です。失礼いたしました。

    "ナルキッソス":「ハァ……ハァ……」 息を荒げながら、俯き、地面を蹴る
    "ナルキッソス":バチバチと光る雷の影だけが、辛うじて少年がそこで動いていると示している。
    呉住 里沙:「おにいさん……! ナルキッソス、くん! ナルキッソスくんっ!」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんに頼ってばっかりになっちゃうけど……絶対助けるから……!」
    "ナルキッソス":「里沙、ごめん、俺は、俺は……」 名前を呼ぶも、その瞳はあなたを見ていない
    呉住 里沙:「だから、だから、待っててね! ナルキッソスくん!」
    呉住 里沙:『里沙に求婚したからには、答えを言わせるまでは保ってもらうぞ!』
    四谷 絵恋:がしゃん、と銃身を動かし、バラリ、とボトルのようなものを4つ落とす
    四谷 絵恋:適当に4人に投げ渡しながら
    四谷 絵恋:「人一人打ち出せるくらいの電撃入れてるから!好きに使って!」
    九重 遠:「わっ…、ありがとうございます!」
    植美 永煉:「ありがとう、絵恋さん!」赤い火の粉を散らしながらぱしっと受け取る。
    呉住 里沙:『ほう、面白いものを。感謝する』

    1R:イニシアチブ 行動値20 四谷絵恋・植美永煉

    四谷 絵恋:お先もらいます
    植美 永煉:お願いします!

    四谷 絵恋:マイナー
    四谷 絵恋:「Stairs」(オリジン:プラントL6)シーン中感覚達成値+12、コスト2
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (105 → 107)
    四谷 絵恋:メジャー、エフェクト無しでナルキッソスに射撃攻撃
    "ナルキッソス":うおお。来い

    四谷 絵恋:8dx+45
    DoubleCross : (8DX10+45) → 9[2,3,4,6,7,8,9,9]+45 → 54

    四谷 絵恋:後乗せとかはありません、リアクションお願いします
    "ナルキッソス":ガード
    "ナルキッソス":ダメージどうぞ
    四谷 絵恋:6d10+11 装甲ガード有効
    DoubleCross : (6D10+11) → 28[9,1,5,1,6,6]+11 → 39


    "ナルキッソス":ううーん、そのダメージは……使うか
    "ナルキッソス":オート:超電磁バリア3 ダメージ-6d軽減。1R1回
    "ナルキッソス":39-6d10
    DoubleCross : (39-6D10) → 39-38[5,9,8,6,5,5] → 1

    "ナルキッソス":うおっ
    四谷 絵恋:うーん
    "ナルキッソス":1点喰らいます
    四谷 絵恋:あれかあれ使わせられれば御の字かと思ったけどそうもいかないか
    GM:何のことかな!演出どうぞ!

    四谷 絵恋:目的はナルキッソスの制圧だ、知ってる顔二人に目を向ける必要も大してない
    四谷 絵恋:…のは、私一人の場合の話だ
    四谷 絵恋:銃に虹を装填し、フェイントやみきりやすい弾を織り交ぜて打ち込む、さて、どう動くか
    四谷 絵恋:庇ってくるか、避けてくるか、それとも自分で守ってくるか
    "ナルキッソス":迫りくる虹が、電磁場に歪められ、あらぬ方向へと飛んでいく。
    "ナルキッソス":速度を一切落とさないまま、しかし避けきれなかったのか血を流しながら
    "ナルキッソス":あなた達に迫りくる。

    1R:イニシアチブ 行動値20 植美永煉

    植美 永煉:マイナー:プライマルレイジ2+氷の回廊2/侵蝕率+7
    植美 永煉:そのメインプロセスの間、自身攻撃力+[Lv*3]。BS暴走を受ける。(既に暴走を受けている場合侵蝕値+2)飛行状態、移動距離を+[Lv*2]mして戦闘移動
    植美 永煉:ナルキッソス達のエンゲージに戦闘移動します
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を7増加 (113 → 120)

    植美 永煉:メジャー【キャンバス・オブ・ハート】:災厄の炎8+結合粉砕3+コンセントレイト:サラマンダー3+エネルギーブレイド3/侵蝕率+14
    植美 永煉:対象はエネミー全員!
    GM:ぐえーっ全員!来い!
    植美 永煉:(3+8+3)dx7+6 
    DoubleCross : (14DX7+6) → 10[2,3,3,3,4,4,5,7,7,8,8,8,9,10]+10[1,4,5,6,7,7,9]+10[5,7,9]+4[3,4]+6 → 40

    GM:うお……たっか……

    "ナルキッソス":ガード
    ”火光獣”:ドッジ
    ”火光獣”:9dx+1>=40
    DoubleCross : (9DX10+1>=40) → 9[1,1,3,4,5,6,7,9,9]+1 → 10 → 失敗

    ”プルートゥ”:ガード、オート/"ハーデス":原初の紫:マグネットフォースで”火光獣”をカバー
    GM:ダメージどうぞ~
    植美 永煉:はい!

    植美 永煉:(40/10+1)d10+24+2d10 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+24+2D10) → 30[8,9,4,5,4]+24+10[8,2] → 64

    GM:出目が高い

    ”火光獣”:オート/守護虚兵"プルートゥ":雲散霧消5 ダメージ-25
    GM:これで軽減して、全員生きています
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を14増加 (120 → 134)

    植美 永煉:「ーー行かなきゃ」敵のど真ん中。でも、あたしにできるのはそれだけ。
    植美 永煉:純白の炎の大剣を両手に、大地を蹴る。突っ込んで、思いっきり叩きつける、それだけ。
    植美 永煉:純白の炎が広がり、虹の残光を一瞬浮かび上がらせる。それはまるで、色鮮やかな絵画のようで。
    植美 永煉:それもほんの一瞬、全てが真っ白になる。
    植美 永煉:「待っててよ、ナルキッソス。あたしと一緒に」その中心で呟く。
    植美 永煉:そう、待っている。彼を助けにくる色を、
    植美 永煉:純白を塗り替え引き裂く、漆黒ふたりを待っているーーー!
    ”火光獣”:「炎か、なら私の領分だ」 イヤホンを擦る
    ”火光獣”:炎の中にあっても燃えない火鼠の衣が巨大な人型となり、白い炎を吹き飛ばす
    ”火光獣”:「────出力が高い……!」 しかし、防ぎきれない
    ”火光獣”:舌打ちを零しながら後ろに下がる
    ”プルートゥ”:黒い炎を纏ったロボが、少女名前に出る。
    ”プルートゥ”:黒と白が拮抗する。
    "ナルキッソス":「────うわあああああああ!」 炎の爆発に呑まれるように、しかしそれを利用するようにも、少年は迫りくる

    呉住 里沙:『植美』いきなり話しかける。
    呉住 里沙:『強いだろう、あいつらは。いや、所詮は紛い物なのだが……』
    植美 永煉:「偽物だって本物だって、おんなじですよ」
    呉住 里沙:『そうか、それは失礼……だが、植美。お前の炎もまた美事だった』
    呉住 里沙:『暖かくて、美しくて……少し、羨ましくなったよ』
    植美 永煉:「…!!」ふわ、と笑って。
    植美 永煉:「美沙さんの炎も、あたし大好きです。とっても強くて、その強さは」
    植美 永煉:「やさしさ、でしょう?」
    呉住 里沙:『……少なくとも、里沙のは、そうだろうな』ふっ、と小さく笑う。

    1R:イニシアチブ 行動値18 "ナルキッソス"

    "ナルキッソス":E:怯えの眼差し イニシアチブ 視界・シーン(選択) このキャラクターに対してロイスを取得しているキャラクターのみ対象にできる。対象に暴走を付与
    GM:"ナルキッソス"にロイス持ってるキャラ手あーげてっ
    植美 永煉:はーい!
    呉住 里沙:はーい!
    GM:2人だけかな!暴走しな!……してる!
    呉住 里沙:ありきなのよね!
    植美 永煉:wwww

    "ナルキッソス":マイナー:メタルフュージョン3+イオノクラフト1 HP5d10+2回復。シーン1回。移動距離+2m、飛行状態で戦闘移動
    "ナルキッソス":5d10
    DoubleCross : (5D10) → 32[3,8,2,10,9] → 32

    "ナルキッソス":メジャー:アームズリンク3+スタンボルト1+コンセントレイト:ブラックドッグ3+形なき剣2+要の陣形3
    GM:あっと
    "ナルキッソス":オート:縮地5(バックスタブ5) 戦闘移動・全力移動の直前に使用。シーンの任意の場所に移動できる。そのメインプロセス中、白兵攻撃力+25
    "ナルキッソス":戦闘移動はこれです
    九重 遠:はいはい

    "ナルキッソス":そして攻撃は悲哀の楔で行います
    "ナルキッソス":12dx7+6 攻撃力+42、ドッジ-2d、1点でもダメージを与えた場合放心(R中-2d)、暴走している対象への命中時対象の侵蝕+1d10
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[2,2,3,3,3,4,4,6,6,8,8,9]+10[1,1,7]+2[2]+6 → 28

    GM:対象は里沙ちゃん達3人

    呉住 里沙:暴走リア不。
    九重 遠:《軍神の守り》で里沙ちゃんをカバーします
    呉住 里沙:ありがとう黒豹の人。
    九重 遠:自分は《イージスの盾》でガード

    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (107 → 109)
    四谷 絵恋:8dx+32
    DoubleCross : (8DX10+32) → 10[2,4,5,5,6,9,10,10]+9[2,9]+32 → 51

    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を5増加 (95 → 100)
    "ナルキッソス":つっよ……

    九重 遠:ダメージどうぞ
    "ナルキッソス":3d10+42
    DoubleCross : (3D10+42) → 14[9,3,2]+42 → 56


    九重 遠:なんだその固定値
    九重 遠:まあいいや
    四谷 絵恋:あーバクスタ

    九重 遠:56-3d10
    DoubleCross : (56-3D10) → 56-21[10,8,3] → 35

    九重 遠:a,
    九重 遠:死ぬなこれは

    植美 永煉:閃熱ないほうがいいです?
    九重 遠:閃熱もらっていいですか?
    植美 永煉:はい!
    植美 永煉:オート:閃熱の防壁3/対象:単体 射程:視界/侵蝕率+4
    植美 永煉:対象にHPダメージが適用される直前に使用。対象が受ける予定のダメージを-[Lv+2]D点軽減する。自身不可、1ラウンドに1回まで。
    植美 永煉:閃熱ダイス、振っていいですか!
    九重 遠:カバーで2倍ダメージなので
    九重 遠:お願いします~
    植美 永煉:5d10 閃熱の防壁
    DoubleCross : (5D10) → 40[7,9,8,7,9] → 40

    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を4増加 (134 → 138)

    九重 遠:つっよ!?
    植美 永煉:よしっ!
    九重 遠:無傷ですね
    GM:なんだ君たち!?!?
    呉住 里沙:アルティメイド服の装甲値を考慮するまでもなかった……。
    呉住 里沙:何これ……怖……。
    九重 遠:俺装甲ないよ
    呉住 里沙:そうだよ、カバーリングだからそもそも考える必要ないんだった。クソデカ数字を見て変なことを口走ってしまった。
    GM:そんなバカな……

    "ナルキッソス":ふと、周囲を刺激するような恐怖が、辺り一帯にばら撒かれた。
    "ナルキッソス":それは、孤独への恐怖だと、植美永煉と呉住里沙はすぐに気が付くだろう。
    "ナルキッソス":そしてそれが、レネゲイドを暴走させるようなものであり、そしてあなた達だからこそ、その能力に意味がないことも
    "ナルキッソス":少年は雷を纏った腕を振るう。
    "ナルキッソス":空間が歪み、あなた達に槍のように襲い掛かる
    呉住 里沙:「待って! それはダメだって言ったのにっ!」彼が雷を放つ光景を認識し、思わず表に現れた里沙が叫ぶ。
    呉住 里沙:「ナルキッソスくん……っ!」
    九重 遠:「里沙ちゃん、下がって!」
    呉住 里沙:「えっ? あっ、うん……っ」
    九重 遠:「ナルキッソスくん、大丈夫。君に里沙ちゃんを傷つけさせたりしないから!」
    "ナルキッソス":「あああっ嫌だ!一人にしないでくれ、俺は」 雷の貫き手が迫る
    植美 永煉:「――冷気は、静止」里沙ちゃんの前に立つ九重さんを見て、一言だけ。
    九重 遠:物理的な攻撃ならば、自分は対抗出来る
    九重 遠:「いくよ、俺と……力比べしよう!」
    植美 永煉:しん、と。九重さんの両手、その直前の空気の温度が一気に下がる。静かに、氷の大楯が現れる。
    植美 永煉:九重さんなら。あの冷気を見てきた九重さんなら。大丈夫でしょう?
    九重 遠:ふ、と手に出来た大楯に、まるで奈央ちゃんに助けられてるみたいだな、と少し笑いながら
    九重 遠:雷を纏った貫き手と大楯をぶつけて、思いきり、力で押しとどめる
    "ナルキッソス":腕が、大きな盾に触れる。
    "ナルキッソス":ばきばきと"それ"が割れ、しかしその腕はあなたまでは届かない。
    九重 遠:「ね、傷付けさせたりしない。安心していいから」
    九重 遠:そう、笑いかける
    呉住 里沙:『更に強くなったか、遠……! 余裕を持って里沙の身を案じるその姿勢もありがたいところだな!』
    "マキナ":「────おい、四谷!そっちは大丈夫か!」
    "マキナ":"火光獣"と"プルートゥ"に殴りかかりながら、同時に振るわれた腕を受けたであろう四谷に声を掛ける
    四谷 絵恋:しゃん、と音を立てて弾丸を打ち込み、腕を払う
    四谷 絵恋:その叫びに何かを感じなくなってしまうくらいには、孤独に近づきすぎた
    四谷 絵恋:「…問題ない、こちらは戦闘を続行できる、あと」
    四谷 絵恋:「さっき"ナルキッソス"の回復を確認した、火力支援は九重に集約しておいて」
    "マキナ":「わかった!」
    四谷 絵恋:空になったボトルを投げ捨て、通信をひと段落させる

    1R:イニシアチブ 行動値10 呉住里沙・九重遠

    呉住 里沙:ではこちらが先に動きます。
    呉住 里沙:その前に確認なのですが、
    呉住 里沙:エンゲージは "火光獣"【3】"プルートゥ"【7】──10m──"ナルキッソス"【6】PC ですよね……?
    GM:そう!
    呉住 里沙:ちょっと待っていただいてもいいでしょうか。すみません。
    呉住 里沙:雑談タブで相談してきます。
    GM:あ、そうだ。永煉ちゃんは"火光獣""プルートゥ"と同じエンゲージ!
    > 九重 遠:すみません、相談の上で俺が先に動きます
    呉住 里沙:そういうことになりました。失礼いたしました。
    GM:うおうお、いいぜ!同値は融通が利く!

    九重 遠:では、マイナーはなしで
    九重 遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》 日本刀でナルキッソスくんに攻撃します
    九重 遠:妨害とかある?
    GM:ない!

    九重 遠:9dx7+9
    DoubleCross : (9DX7+9) → 10[1,2,2,3,4,5,5,7,10]+10[8,9]+5[1,5]+9 → 34

    "ナルキッソス":ガード!
    九重 遠:すみませんが火力支援をいただいてもいいかな?
    植美 永煉:はい!

    植美 永煉:オート:凍てつく刃2/対象:単体 射程:視界/侵蝕率+3
    植美 永煉:あなた以外のキャラクターが行うダメージロールの直前に使用。そのダメージ+[1d+LV*3]。1ラウンド1回まで。
    "マキナ":ボクのもいるかい?
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を3増加 (138 → 141)
    九重 遠:お願いします!

    "マキナ":オッケー、ではダメージ+2dしな
    九重 遠:4d10+1d10+2d10+40+5+3
    DoubleCross : (4D10+1D10+2D10+40+5+3) → 17[2,10,1,4]+3[3]+10[4,6]+40+5+3 → 78

    植美 永煉:あっすみません
    植美 永煉:凍てつく刃、1d10+6です!
    九重 遠:あ、じゃあ8です1
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を7増加 (100 → 107)
    GM:81!

    "ナルキッソス":オート:電磁装甲反応2 ダメージ-20、シナリオ2回。効果は累積する
    "ナルキッソス":2回使用してギリギリ残る……!
    "ナルキッソス":しかしガード系は打ち止め!

    九重 遠:「一人きりになんて、絶対にしないし…させないから!」
    九重 遠:「痛いかもしれないけど、ごめんね」
    九重 遠:「でも、俺達と一緒に帰ってもらう!」
    九重 遠:日本刀は鞘から抜かない
    九重 遠:棒切れを振り回すように、ただ、袈裟切りにするように思いきり肩を叩く
    "ナルキッソス":肩に不可視のシールドが二枚張られる
    "ナルキッソス":九重遠だけなら、このシールドを打ち破るにんは至らないだろう
    植美 永煉:「マキナ!!!合わせるから、やっちゃって!!」声を張り上げる。
    "マキナ":「チ……ブラッドコンバットアーツ!」
    "マキナ":"閻羅王"と取っ組み合いながら叫ぶ。
    "マキナ":背中から血管が飛び出し、血が噴き出され、九重の日本刀に纏わりつく

    ”火光獣”:「しぶとい……!」
    ”プルートゥ”:「まずい、カバーに入れないな」

    植美 永煉:その血を閉じ込めるように、氷がその上から纏わりつく。
    "ナルキッソス":振り下ろした日本刀が、シールドに触れる。
    "ナルキッソス":シールドと氷が同時に砕け、纏わりついた血とシールドが同時に弾け
    "ナルキッソス":九重遠のフルパワーが直撃する。
    "ナルキッソス":「がああああああああっっっ!!」 肩を抑えて悶絶
    九重 遠:「大丈夫、誰も君を置いていかない……この子も」

    1R:イニシアチブ 行動値10 呉住里沙

    呉住 里沙:では改めまして。
    呉住 里沙:マイナーアクションはなし。
    呉住 里沙:そしてメジャーアクション。コンボ『黒き排撃の焔』 コンセ:ウロボロスLv4+原初の赤:災厄の炎Lv6
    呉住 里沙:対象はナルキッソス! 妨害などなければ命中判定を行います!
    GM:ない!

    呉住 里沙:では参ります!
    呉住 里沙:38dx7+8+3
    DoubleCross : (38DX7+11) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10]+10[2,2,2,2,3,3,4,5,6,6,6,7,7,7,8,8,10,10]+10[1,1,6,7,8,8,9]+5[1,4,5,5]+11 → 46

    GM:38d!?
    "ナルキッソス":実はガード値0、リアクション放棄します
    "ナルキッソス":0じゃなかった
    "ナルキッソス":だがどちらにせよリアクション放棄!

    呉住 里沙:ではダメージロール!
    呉住 里沙:5D10+41 装甲値無視!
    DoubleCross : (5D10+41) → 32[7,3,6,7,9]+41 → 73


    "ナルキッソス":なんだそのダメージは!
    "ナルキッソス":HP-60!戦闘不能!
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (120 → 127)

    呉住 里沙:遂に本格的に動き出した別人格は、靴音を立ててゆっくりと歩を進める。
    呉住 里沙:小さな靴で地を踏む度に、足下は黒く染め上げられ穢れゆく。それどころか、既に漆黒の焔が石油の如く吹き出していた。
    呉住 里沙:眼前に立つは、敵対を強いられる哀れな被害者……ナルキッソス。
    呉住 里沙:本来ならば多少なりとも慮るべきだが、戦闘用人格なるものにカテゴライズされるほどに獰猛な彼女は、静かに告げる。
    呉住 里沙:『ナルキッソス』いくつもの謎めいた黒い線が、のたうつ蛇のように伸びてゆく。
    呉住 里沙:『かつてお前は……目当ての里沙のみならず、この私すら褒めてくれたな』彼女達の周囲に熱が生まれる。
    呉住 里沙:『だが、すまん。そんなお前に……私は今から酷いことをする』
    呉住 里沙:『しかしそれでもよりよき未来を望むなら、再会を渇望するならば! 全身全霊で耐えてみせろ……!』
    呉住 里沙:さながら惨い虐待だな……と心中で自嘲し、彼女は薄く笑みを浮かべる。
    呉住 里沙:その直後……愛らしいサラマンダーが放った優しい浄の光を台無しにする、どす黒い焔が……ナルキッソスの身体中で暴れだした!
    呉住 里沙:『許せよ、少年』
    "ナルキッソス":少なくとも直前までは、目の前の少女の事も認識できていないかのように暴れていた
    "ナルキッソス":しかし今は────その言葉を理解しているのか、いないのか、抵抗する素振りを見せない
    "ナルキッソス":「っぅっっっ」
    "ナルキッソス":「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!」
    "ナルキッソス":炎が肉体を蹂躙し、黒い蛇が表皮をうねる。
    "ナルキッソス":ただ、その苦痛に悲鳴を上げている。
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんっ!」〝里沙〟が出る。焔は消えない。
    呉住 里沙:「りさ、まだ……なんにも答えてあげられてない……っ!」
    呉住 里沙:「だから、おねがい……! お願いっ! 頑張ってぇっ!」
    呉住 里沙:声が掠れそうな程に、ただただ叫ぶ。
    "ナルキッソス":「────ぁ」 悲鳴で喉が潰れたか、喉が焼けたのか、あるいはその両方か
    "ナルキッソス":「り……さ」 炎もそのままにかくり、と膝をつき少女に倒れ込む
    "ナルキッソス":「おれ……怖くて」
    "ナルキッソス":「りさをころすゆめを見ていた」
    "ナルキッソス":「もう、なにも信じられなくて、あばれて……」
    "ナルキッソス":「ごめん……」 枯れた声で、そう言って意識を失う
    呉住 里沙:「…………」弱々しい力で、なんとか彼の身体を支えている。
    呉住 里沙:「…………いいよ」
    呉住 里沙:「大丈夫……大丈夫……」背中をゆっくりさすると、やがて〝姉〟の放った焔が消える。
    呉住 里沙:きっと大丈夫。里沙は、ただただそう信じるのみであった。

    BATTLE ENDED

    四谷 絵恋:「……"ナルキッソス"確保!退却お願い!」
    四谷 絵恋:ひときわ光の強い弾を遠くに打ち込み、マキナに告げる

    "マキナ":「全員一塊にっ!行け植美っ!」

    植美 永煉:「うん!」力を振り絞って空をかけ、みんなのところへ!
    ”火光獣”:「逃がすか……!」 "ギガントマキナ"の下を潜って、永煉を追いかける
    ”プルートゥ”:「頼んだ、煙霞さん」 "閻羅王"が"ギガントマキナ"を殴りつける!
    四谷 絵恋:「っ……!」目くらましが甘いか、3発ほど潜り抜けてきた少女の目の前に威嚇射撃
    "マキナ":「ぐっ!」 隙間から覗く配線が切れ、血がびちゃびちゃと飛び散る
    "マキナ":「くそっ間にあえっ!」
    ”火光獣”:弾丸を打ち払い、永煉に一撃を加えようとして
    呉住 里沙:『おっと! それは困るな!』姉が現れ、黒い焔を二人に向ける。
    呉住 里沙:ロイス取得

    〝火光獣〟 〇『ああ、そうだ! どうせならやり合ってみたかった!』/「お姉ちゃん……もう!」


    植美 永煉:「ありがと、絵恋さん…!」だん、と地面に着地…墜落する。
    ”火光獣”:「鬱陶しい!」 黒い炎同士が激突する
    四谷 絵恋:「ああもう!」幻凍星(エヴァーチカ)がいれば楽なんだろうけどなあ!とちらりと思いつつ最後の最後まで動きを止めることに集中する
    "マキナ":「次の瞬間には現実に戻ってる!構えてろよ!」
    九重 遠:「永煉ちゃん!」衝撃がないように下で受け止めよう
    呉住 里沙:『了解した!』
    "マキナ":「強制ロ グ  ア   ウ      ト



    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    四谷 絵恋:ロイス保留
    植美 永煉:ロイス変更なし
    九重 遠:ロイスは保留
    呉住 里沙:ロイス欄は今ので空きがなくなりましたので取得は無し。
    呉住 里沙:変更も保留です。
    呉住 里沙:以上。

    ミドル5:リタイア

    GM:シーンPCは九重遠。他PC全員登場
    GM:シーンインをお願いします。
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (109 → 110)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (141 → 149)
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (107 → 114)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (127 → 136)

    GM:視界に光が戻ってくる。
    GM:ここは仮想世界にログインした研究所だ。
    GM:体は向こうにいた時よりも楽だ。仮想世界だったから、だろうか。
    GM:PC達はHPを全快し、侵蝕率を50下げてください

    九重 遠:うわ!
    九重 遠:ありがとうございます!
    四谷 絵恋:ありがとうございます…!
    四谷 絵恋:HP26
    呉住 里沙:ありがとうございます! 福利厚生……!
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を50減少 (110 → 60)
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を50減少 (114 → 64)
    呉住 里沙:HP全回復。現在HP26。
    植美 永煉:植美 永煉のHPを31に変更 (9 → 31)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を50減少 (149 → 99)
    九重 遠:HPはもともと回復してたので
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を50(→ 50)減少 (136 → 86)
    九重 遠:問題ないです

    GM:瞼を開き、周囲に目を向けると、足元が血の池になっていることが分かる。
    GM:あなた達の物ではない。
    GM:"マキナ"がその配線から血を吹き出し、膝を着いている。
    九重 遠:「………マキナさん!?!!?」起きてすぐに驚愕とともにマキナさんに駆け寄ります
    四谷 絵恋:「……状況終了?」ブラムストーカー能力では珍しくないことだ、気にせず声をかける
    呉住 里沙:「…………ひっ」言葉を失う。声が出ない。
    植美 永煉:「…大丈夫だよ、里沙ちゃん。あいつはそんなヤワじゃないもん」そっと手を握る。
    "マキナ":「悪い……思ったより相手の力が強かったな……」 ノイズ交じりの声
    九重 遠:「だ、大丈夫なの?遠隔操作でもこの血の量じゃ……」泣きそうな顔で
    "マキナ":「力を使いすぎて配線がイカれただけだ、修理すればなんとかなる」
    九重 遠:「本当に?無理してない?」
    "マキナ":「この肉体はただの機械だから」 呆れたような声で言う
    呉住 里沙:植美の手をぎゅっと握り返したまま、遠とマキナのやりとりを必死に聞き続ける。
    "マキナ":「ただごめん……こいつ直るまではボクはリタイヤだ……」
    "マキナ":「それより、あいつだろ。"ナルキッソス"、大丈夫か?」
    九重 遠:「ただの機械じゃないでしょ、マキナさんの大切な身体の一つだよ…」
    四谷 絵恋:「……ん、りょーかい、ブリーフィングとかには来てほしいけど、それさえしてくれればいーよ」
    九重 遠:「ちゃんと直してね」
    九重 遠:「………そうだ、ナルキッソスくんは?」
    "マキナ":「おう……」 一纏めに返事をして、声が聞こえなくなる
    "ナルキッソス":ぐったりとしている。まだ意識を失っているようだ
    呉住 里沙:「ど、どうしよう……二人とも、こんな……」
    "ナルキッソス":あなた達に比べて目覚めが遅いのは、向こうでも気絶していたからかもしれない
    植美 永煉:「…ばかマキナ」ぽつり。
    九重 遠:「………みんなで戻ってこられてよかったね」
    九重 遠:「ナルキッソスくんも、マキナさんも、俺達も、揃って戻ってこられたんだし悪いことばっかりじゃないと思う」
    呉住 里沙:「そう、なのかな……」
    植美 永煉:「うん。情報も、多少は手に入りましたもんね」
    四谷 絵恋:「……まあ、そうなんだろうけど」
    四谷 絵恋:「みんな消耗ひどいよー?」
    四谷 絵恋:「考える前に一度休んだ方がいいんじゃないかなー」
    九重 遠:「………それはたしかに、へとへとだしね」
    呉住 里沙:「うん……うん……」こちらも疲弊している為、頷くだけで精一杯だ。
    植美 永煉:「…っ」返事も出来ず、するり、里沙ちゃんと繋いだ手から力が抜ける。
    四谷 絵恋:「……声も出ないよねえ、仮眠室申請してくるー」…実際は、気まずくでここから離れたいのもだいぶ気持ちとしてあったのだが
    四谷 絵恋:それは別に口にせず、逃げるように扉を開ける
    ???:「おわ」 扉を開けた先に、1人の少女がいる
    ???:「あれ、先客?」
    四谷 絵恋:「……どちらさまー?」
    ???:マントのようなもので体を隠した少女だ。高校生くらいに見える。
    四谷 絵恋:平坦なトーンで問いかける
    呉住 里沙:「えんかおねえさんみたい……」
    ???:「ええと、死神みたいなものかな」
    呉住 里沙:「……ちょっとちがうかも」
    ???:「殺しても死なないような人をあの世に送ってるの」
    九重 遠:「……ええと、お名前は?」
    ???:「"デッドマン"ってところかな。あなた達は?」 明るく話しかける
    四谷 絵恋:「……"エヴァンス",
    植美 永煉:「あ、えっと、”パーフェクト・レプリカ”です…」頭回ってないので普通に答えてしまう
    四谷 絵恋:仮眠室申し込むから、今から出るところでしたー」
    九重 遠:「俺はUGNのイリーガルで"ナカツカミ"です」
    "デッドマン":「あ、UGNの人?もしかして"エペイオス"をなんとかしようとしてた?」
    呉住 里沙:「えっと、カーテンコール……」少し遅れて返事をする。
    九重 遠:「あ、はい」
    植美 永煉:「…っ?!エペイオスを知ってるんですか…?!」
    四谷 絵恋:「そーでーす、今帰りでーす」緩めの口調は戻ってきたが、段々イライラしてきた
    呉住 里沙:『……交代だ。疲弊しきった里沙の代わりに聞こう』別人格が出る。
    "デッドマン":「あ、じゃあ私も手伝っていい?」
    "デッドマン":「流石に一人だとどうすればいいかわからなくてさあ」 困ったように頭を掻いている
    植美 永煉:「………どう思います?」皆さんの顔を見る
    九重 遠:「ええと、…俺は有難いなって思いますけど………」と他の3人に
    呉住 里沙:『UGNの人? と訊ねたが、別組織にでも所属しているのか? 一人というのも怪しい』
    呉住 里沙:『それとも帰属意識が極端に薄いが故に、そういう訊ね方をしただけか?』
    "デッドマン":「どこにも所属してないよー」
    呉住 里沙:『……奴と同じか…………』あの〝普通〟に拘る男を思い出す。
    "デッドマン":「あっ、でも穂苅好加で調べたらUGNイリーガルとして出てくるかも」
    九重 遠:「ええ……?」
    呉住 里沙:『……話が見えてこんな』
    四谷 絵恋:「……どちらにしろだけれどー」
    "デッドマン":「うんうん」
    四谷 絵恋:「疲弊した頭で判断しても仕方が無いのでー、君たち一旦寝ておいていいと思うー」
    四谷 絵恋:と、3人に告げ
    四谷 絵恋:「お姉さんはお部屋の外ねー、休憩終わるまで見張ってるからー」
    "デッドマン":「そうだね、皆疲れてそう」
    四谷 絵恋:「それでいいー?」
    "デッドマン":「あ、外ね。はーい」
    四谷 絵恋:本当なら自分だって今すぐ寝たいが、この場で一番年が上で判断能力が落ちにくいのは自分なのだから致し方ないと言い聞かせて全員に聞く
    "デッドマン":「コンビニとかでお菓子でもかってこよっか?」 馴れ馴れしく話しかけてくる
    "デッドマン":「お金ないんだった」
    呉住 里沙:『……ああ。私も存外、疲れていることが分かった。本当は里沙を風呂に入れて、仮眠でも取りたいところだが……まったく』大きな溜息をつく。
    植美 永煉:「そ、それだと絵恋さんが休憩できない…!見張りの時間、交代時間決めさせてください!」あたふた
    九重 遠:「そうですよ」
    九重 遠:「みんなで交代して休まないと!」
    四谷 絵恋:「大丈夫大丈夫、子供は寝るのが仕事だぞー、132センチで止まりたくなければねー」
    四谷 絵恋:そう言ってそそくさと来客の背を押して部屋から出て行く
    呉住 里沙:『私に言わせればお前も子供だぞ』さすがに笑ってしまう。
    呉住 里沙:『って、おい……!』だが再び溜息。
    "デッドマン":「おとと」 押されて出ていく
    "デッドマン":「なんか警戒されてるなあ」 しょんもりした声が扉の向こうから聞こえてくる
    九重 遠:「休んでから、俺が無理やりにでも絵恋さん連れてくるね」
    九重 遠:「たくさん頼っちゃったし、休んでもらわないと」
    呉住 里沙:『……そうしてくれ。私の腕力では永遠に決着が付かん。いや、むしろ不利か?』
    植美 永煉:「うん…九重さんありがとう、おねがい、しま…」かくん、と体がかしぐ。
    九重 遠:「うん、まかせてね…おやすみ……」こちらも徐々に瞼がおりていく
    呉住 里沙:『では、こちらも里沙を休ませてやるか……』
    四谷 絵恋:寝息が聞こえてきた扉の向こうを見送り、ため息をつく
    四谷 絵恋:……善意が痛い

    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    九重 遠:ロイスは特になし!です!
    植美 永煉:なしです!
    四谷 絵恋:特になしで
    呉住 里沙:ロイス内容変更
    〝火光獣〟 奇妙な偽物/〇何故敢えて彼女なのかという疑問

    呉住 里沙:以上です。

    ミドル6:再起

    GM:シーンPCは四谷絵恋。他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (64 → 71)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (60 → 64)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (86 → 94)
    呉住 里沙:脳死で登場したら侵蝕率が凄いわよ。

    GM:一時の休憩を取り、あなた達は会議室に集まっていた。
    GM:植美永煉は侵蝕負荷が激しく、ドクターストップを喰らっている。
    GM:完全なリタイヤという訳ではない、今回の戦いには彼女の力が必要なため、むしろ必要な措置と言えるだろう。
    GM:意識を取り戻した"ナルキッソス"、それから当然のように"デッドマン"。
    GM:"マキナ"はこの場にはいないが、設置されたスピーカーから作業音や声が聞こえるので、参加してはいるのだろう。

    GM:情報項目
    "エペイオス"について 情報:UGN 難易度7
    "デッドマン"の協力について 情報:UGN 難易度7

    GM:"エペイオス"についてを抜いたら、1個情報項目が増えます

    四谷 絵恋:エペイオスについていきます
    四谷 絵恋:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 5[2,5] → 5

    四谷 絵恋:財産も無い、無理
    GM:サヨナラ!

    呉住 里沙:ワシが行こう。
    呉住 里沙:コネ:UGN幹部を使用。<情報:UGN>の判定のダイスを+2個。
    呉住 里沙:こちらで、エペイオスについての情報に挑戦します。
    呉住 里沙:6dx+3>=7
    DoubleCross : (6DX10+3>=7) → 10[2,6,7,7,9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功


    GM:成功しとる!
    呉住 里沙:成功。二倍だぞ二倍!
    九重 遠:大成功!
    GM:絵恋ちゃんが実はUGN技能2あったことが判明したため
    GM:5→7でこちらも成功!

    呉住 里沙:なるほど。では沙汰を待ちます!
    GM:里沙ちゃんの判定は"デッドマン"についてだったことにしていいかな?
    呉住 里沙:了解です!

    九重 遠:どんな情報出てくるかな~
    GM:では先に抜けた情報から

    "エペイオス"について
    "LE"セル、"エンディミオンハート"の最初の実験体。
    "エンディミオンハート"をより色濃く所持しており、既に仮想世界の中で10年を過ごしている。
    その不老不死の特性が現実世界に見られないと判断すると同時に現実の肉体は破棄されている。
    ずっと仮想世界にいる=ずっとレネゲイドを働かせている=侵蝕率が低下しない。
    その過程でジャーム化してしまったようだ。
    "LE"セルの不幸だったのは彼女が仮想世界の中で進化していったことだろうか。
    光の信号により、モニター越しに彼女を見たものを昏倒させ、その意識を仮想世界へ招待する能力を有している。
    彼女は世界中に広がるインターネットを通じてドンドン勢力を広げているようだ。
    衝動は"飢餓"。彼女はひとりぼっちの世界で、仲間に飢えている

    "デッドマン"の協力について
    死者の国から来たと嘯く少女"デッドマン"、その目的は肉体を失いながらも現世に存在する"エペイオス"の殺害にあるという。
    彼女の仲間には"九頭竜"という人物がおり、彼女の能力により仮想世界へのログインが行えるらしい。
    "デッドマン"には戦闘時に亡霊を呼び寄せる力があり、その能力をもって"エペイオス"の召喚する敵を一部抑えると言っている。

    GM:今後の作戦について 情報:UGN 難易度7 これが追加!

    九重 遠:情報UGNを持ってないので素振りするよ
    九重 遠:3dx>=7
    DoubleCross : (3DX10>=7) → 9[1,4,9] → 9 → 成功

    九重 遠:やったね!

    今後の作戦について
    "オネイロスⅡ"を使用した仮想世界へのログインは、接続に際し、脳から直接記憶を読み取られる危険性がある。
    すなわち、前回のようにあなた達の知っているオーヴァードが敵として登場する可能性が高い。
    故に、新たに"オネイロスⅡ"を使用した応援を呼ぶのは危険だ。
    逆に、既に記憶を読み取られているあなた達なら、あなた達の知っている以上の敵が現れることはない。
    再度仮想世界に突入するのは、呉住里沙・四谷絵恋・九重遠・植美永煉。
    それから、オネイロスを介さず侵入できる"ナルキッソス"・"デッドマン"となるだろう。
    切り札となるのは呉住里沙の別人格、呉住美沙と"エンディミオンハート"をもつ"ナルキッソス"。
    "エペイオス"が美沙を認識していなかったことから、一度美沙の意識が途絶えたのも彼女が意識してやった事ではないだろう。
    戦闘用人格であることが、或いは何らかのバグを引き起こしたのかもしれない。
    また、"ナルキッソス"は自身の"エンディミオンハート"で、"エペイオス"の"エンディミオンハート"の力を抑え込むと言う。
    もしそれが可能であれば、彼女の完全な討滅も可能だろう。

    "ナルキッソス":「……すまなかった!」 気まずそうな表情で押し黙っていた少年が、君たちが集まったと見るや勢いよく頭を下げる
    呉住 里沙:「お姉ちゃんがごめんなさい!」ほぼ同時に思い切り頭を下げる。
    "ナルキッソス":「ええええええっなんで里沙が謝るんだよ!」 慌てている
    九重 遠:「…2人ともお互い様ってことでいいんじゃない?」
    呉住 里沙:「だ、だだだだって、後から考えたらちょっと火力が凄かったかもってお姉ちゃんも言ってて……」
    "ナルキッソス":「あ、あれくらいじゃないと止まらなかったかもしれないし……」
    九重 遠:「それを言うなら俺も思いっきりナルキッソスくんぶん殴っちゃってるし…」
    四谷 絵恋:「…まあ、生きていたのならそれでいいよー」あくびを嚙み殺しながら
    "ナルキッソス":「そうだよ!アレめちゃ痛かったぞ!」 九重にはキレ始める
    呉住 里沙:「う、うん。生きててよかった……よかった……っ」
    九重 遠:「俺には怒るの理不尽じゃない!?」
    "デッドマン":「そうそう、生きてりゃ勝ちってもんだよ~」
    "デッドマン":「永煉ちゃんだっけ?あの子もちょっと休めば戻れるみたいだし、よかったねえ」
    九重 遠:「うん、そうですね」
    呉住 里沙:「あっ、すごい名前のおねえさん……」
    四谷 絵恋:「一応君たちが休み終わるまでは見ておいたけど、特に何もなかったよー」
    "デッドマン":「凄い名前って……呼びづらかったらヨシカでもいいよ」 苦笑いしながら
    九重 遠:「絵恋さん、休んでないんじゃ………?」
    四谷 絵恋:「……のーこめんとかなあ」
    呉住 里沙:「お手伝いしてくれるって、うれしくて……ありがとう、えっと、よしかおねえさん?」
    "デッドマン":「かーわいいなあもう」 なでりこなでりこ
    呉住 里沙:「えれんちゃんは休んでっ!」
    九重 遠:「………里沙ちゃんが心配するようなことはしない方がいいんじゃないかなあ」
    四谷 絵恋:「あ、そうだこれエペイオスの資料ねー」
    四谷 絵恋:努めて黙殺しつつ資料を回す
    呉住 里沙:「え、えへへ、くすぐったい……」撫でられるままに。
    "マキナ":「……ぶはっ、おい、会議はどうなってる?」 作業の音が途切れ、マイクから声が響く
    九重 遠:「これから情報共有です」
    四谷 絵恋:「今資料回してまーす」
    "マキナ":「そうか、こっちの作業はこれから休憩入るから、ボクも聞く」
    呉住 里沙:「う、うん!」マキナも無事だったことに胸をなで下ろす。
    四谷 絵恋:「了解ー、そっちの資料はエンディミオンハートってファイルに投げておいたから」
    九重 遠:「絵恋さんは会議終わったらちゃんと休んでね…?」
    呉住 里沙:「え、えっと……それとね、りさも……お姉ちゃんから〝デッドマンのことを調べておけ〟って、言われてたから……その、勝手にだけど、よしかおねえさんのこと……」
    呉住 里沙:「二人で、一緒に……ごめんなさい」ごにょごにょ。
    "デッドマン":「おお~、別にいいよいいよ」
    "デッドマン":「よくわかんない奴だろうし」 自分を指さしながら言う
    "デッドマン":あまり信じられようとはしていないようだ。いざとなれば自分一人でなんとかするつもりなのかもしれない
    呉住 里沙:そしてエペイオスに関する資料を読む。大事なところは別人格に噛み砕いてもらいながら、だが。
    "ナルキッソス":「変な奴だな……さっきも里沙を撫でまわしてたし……」
    九重 遠:「変な人でも一緒に戦ってくれるのは心強いよ」
    九重 遠:「ありがとうございます、好加さん」
    呉住 里沙:「それに、えっと……きゅうとうりゅう……?」
    呉住 里沙:『〝くずりゅう〟』
    "ナルキッソス":「かわいい」
    "マキナ":「ロリコンめ……」 "ナルキッソス"に引いている
    四谷 絵恋:「まあ要するに、オネイロス抜きで入れるからおぜん立て無しで入れますよって感じかな」
    呉住 里沙:「そ、そうっ! そんな名前の人に手伝ってもらえるように色々してくれてたみたいで……!」
    九重 遠:「そうだ、オネイロスといえば今後の作戦なんだけど」
    "デッドマン":「うんうん」 頷きながら聞いている
    呉住 里沙:「こんごのさくせん……お、お姉ちゃんに替わった方がいいかな……」
    九重 遠:「また記憶を読み取られる危険性があるから、突入するのは一回入った俺達だけ」
    呉住 里沙:頑張って聞きながら頷く。
    九重 遠:「エペイオスが美沙さんのことを把握できてなかったみたいだから」
    九重 遠:「切り札は………里沙ちゃん、になると思うって」
    呉住 里沙:「……え?」
    九重 遠:「あと、エペイオスと同じくエンディミオンハートを持ってるナルキッソスくんも」
    "ナルキッソス":「おう、もうあんな風にはされない」 力強く頷く
    "ナルキッソス":「一回焼かれて安心できたからな!」 だいぶ意味不明な言葉
    九重 遠:「里沙ちゃんのこと格好良く助けるチャンスだしね!」笑いながら
    呉住 里沙:「……あっ、ごめん。お姉ちゃんが話したいって言ってるから、替わるね」
    呉住 里沙:『というわけで質問をしたいんだが』
    九重 遠:「はい、なんですか?」
    呉住 里沙:すっと現れた別人格が、遠に向けて問いかける。
    呉住 里沙:『私が把握されていないことと、里沙が切り札になることの因果関係はなんだ?』
    呉住 里沙:『把握されていない私は、戦いに参加出来ないということか? そこがよく分からん』
    九重 遠:「あ、そうじゃなくて」
    呉住 里沙:『確かに私は一度意識不明に陥ったが……む? すまん、何だ?』
    九重 遠:「美沙さんと一緒にいるから、里沙ちゃんが切り札になるって意味で」
    九重 遠:「本当の切り札になるのは美沙さんの方です」
    九重 遠:「エペイオスが把握できてないってことは、何かしらのバグが起きてるかもしれなくて」
    呉住 里沙:『……ほう』微笑を浮かべる。
    九重 遠:「その不確定要素が、状況をなんとかしてくれるんじゃないかって話でした」
    呉住 里沙:『ほう、ほうほうほう。なるほど……クク、そうか。私が切り札とは……これはまた、世も末だな! あっはっはっは!』めっちゃ笑っている。
    九重 遠:「ええ……?」そんな面白いことあったかな………
    "デッドマン":「楽しそうだねえ、美沙ちゃん?」
    "デッドマン":うろ覚えなのか疑問形
    呉住 里沙:『いや、ありがたい! 切り札結構! 里沙にあれだけのことをしたエペイオスには〝かまして〟やりたかったからな! 私としてもとても都合がいい!』
    呉住 里沙:まだ笑っている。
    九重 遠:「た、楽しそうなのはなによりだけど…無理しないでね?」
    "ナルキッソス":「なんだかよくわからないけど、俺も"かまし"たいから、頑張ろう!」 盛り上がっている
    呉住 里沙:『ああ、分かっている! すまんな!』
    四谷 絵恋:「まあ、とにかく」
    "マキナ":「あとはボクもできれば参加したいところだけどな」
    四谷 絵恋:「お、入る?」
    "マキナ":「血液パックと血管配線の強度をもう少し高めないといけないから間にあうか分からん」
    九重 遠:「絵恋さんもマキナさんも無理しすぎないでね…?」
    四谷 絵恋:「インターネットを通じて侵攻かけている以上できるだけ早くっていうのはあるけどー」
    九重 遠:「特に絵恋さんは休んだ方がいいと思うなあ俺は!」
    四谷 絵恋:「それでもギリギリまで戦力を整えておきたいのはあるねえ」
    四谷 絵恋:「出撃しなきゃいけない決定的なポイント決めておいて、そこまでマキナの様子見ておくー?」
    九重 遠:「………無理やり永煉ちゃんの隣のベッドまで運ばれるのと自主的に休むのどっちがいい?」絵恋さんに
    四谷 絵恋:「適当なタイミングで休むので心配はないでーす」
    "マキナ":「……わかった、なんとか間に合わせるし、四谷はそれまで休んでてくれ」
    九重 遠:「ほら、マキナさんもこう言ってるし」
    呉住 里沙:『戦力と言っても、結局は突入可能な人員が私達だけである以上は……』後は面白そうなので遠に任せるか、などと考えている。
    "マキナ":「というか作戦開始までやることないし皆休んどけ!」
    九重 遠:「せめて永煉ちゃんが戻ってくるまでくらいは休んでほしいんだけど………」
    四谷 絵恋:「休んでいいときと休んじゃダメなときの判断くらいつくから大丈夫だよー」
    四谷 絵恋:「作戦までやることないのは事実だしねえ」
    呉住 里沙:『遠、こうなるともう咥えて運んでいくしかないぞ。ココノエヤマトの宅急便だ』ニヤニヤと笑いながら冗談半分で告げる。
    四谷 絵恋:「んじゃ、さっさと休んできますかー」と言って席を立つ
    呉住 里沙:『そうしろ。私もそうする』
    四谷 絵恋:そのままできる限り速足で退出し
    四谷 絵恋:「あ、細かい作戦プランはグループに後で送っといてー」とマキナ向けの事務連絡をし
    四谷 絵恋:再び去っていく
    呉住 里沙:『咥えられるのは嫌だったか。服が伸びるものな』そう言いながらこちらも部屋から去って行く。
    九重 遠:「あの、絵恋さんが本当に休むか見に行ってもらってもいい?」好加さんに
    "デッドマン":「ちゃんと休んでるか確認しておくねー」 その姿が影に沈んでいく
    "デッドマン":沈み切る前に九重に手を振って、その姿が見えなくなる
    "マキナ":「よし、じゃあこっちも仕上げるか……」
    "マキナ":そう言って通信が切れる
    "ナルキッソス":「さて、俺はどうするかな」
    九重 遠:「あ、じゃあ俺とのんびりしない?」
    "ナルキッソス":「緊張感無い奴だな、まあ良いけど……」
    "ナルキッソス":「俺さっきまで寝てたからあんま疲れてないんだよな、お前は休めよ」 そう言って歩き始める
    九重 遠:「うん、心配してくれてありがとう」
    "ナルキッソス":「心配っていうか……まあいいか……」

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
    九重 遠:ロイスはどうしよっかな~…最後の一枠で悩み続けてるけどまだ保留!
    四谷 絵恋:ロイス保留で
    九重 遠:購入、なんかほしいものある人いる?
    四谷 絵恋:購入…とりあえず照準器買いますか
    四谷 絵恋:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 9[4,9] → 9

    四谷 絵恋:無理
    九重 遠:じゃあ照準器の応援でもしよっかな
    呉住 里沙:ロイス内容変更
    〝ナルキッソス〟 〇応援/心配

    "ナルキッソス":頑張ろうな里沙!!!!!!!
    "ナルキッソス":←嬉しい
    九重 遠:3dx+1>=15
    DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 6[1,4,6]+1 → 7 → 失敗

    九重 遠:無理!以上です
    GM:里沙ちゃんは購入いいかい
    呉住 里沙:照準器の応援します。
    呉住 里沙:4dx+1>=15
    DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 8[1,2,4,8]+1 → 9 → 失敗

    呉住 里沙:失敗。以上です。

    ミドル7:それぞれの対話


    PAIR1:『4人分の炎』

    GM:シーンPCは呉住里沙・植美永煉
    GM:シーンインをお願いします。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (94 → 101)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (99 → 103)
    呉住 里沙:戦闘用人格の効果が発動しました。
    呉住 里沙:報告以上です。
    GM:100超えてる!

    呉住 里沙:別人格である姉と共に休息を終えた里沙が、ドクターストップ中の植美永煉の元へと向かう。
    呉住 里沙:自動ドアが静かに開くと、清潔なベッドが並んでいる。見つけること自体は容易かった。
    呉住 里沙:とはいえ、疲れているであろう相手にどう声をかけたものか。
    呉住 里沙:「あ、あの……うえみおねえさん……まだ、疲れてる?」
    植美 永煉:「んん…ん?」もぞもぞ。
    呉住 里沙:「大丈夫かな? って思って、来ちゃったけど……」
    植美 永煉:「あ、里沙ちゃん?!ご、ごめんっ、気づかなかった!」
    植美 永煉:「うん、もう大丈夫っ!ごめんね、みんな疲れてるのにお休みさせてもらっちゃって…」しょん
    呉住 里沙:「あ……」ちゃんと話が出来るくらいには回復しているのだと言うことに気付き、
    呉住 里沙:「……ううん、大丈夫」安心して、笑みを浮かべた。
    植美 永煉:「えへへ、心配かけてごめんね。ミーティングもお任せしちゃって。…あの人の炎、すごくて…。ちょっと、無茶しちゃった」あはは、と笑う。
    植美 永煉:「あの、塩見さんと一緒にいた女の人の炎…見たことある気がするんだけどなあ。あ、」
    植美 永煉:「そういえば、里沙ちゃん、塩見さんとあの女の人と知り合い?」
    呉住 里沙:「うえみおねえさんのも凄かったよ。真っ白で、きれいで、みんなを守ってくれて……」とまで言ったところで、質問に気付く。
    呉住 里沙:「うん。おにいさんの方はまだあんまりお話出来てないけど、おねえさんの方とはね……友達っ」途中で職員からもらった見舞い用のスポーツドリンクを、永煉に渡す。
    呉住 里沙:「えんかおねえさん……えんかちゃんっていうんだよ。りさの、憧れの友達」
    植美 永煉:「友達!」ありがと、とスポーツドリンクを受け取って。
    植美 永煉:「えんかさん、って言うんだ…!憧れの…」
    植美 永煉:「あ、じゃあ…。えっと、里沙ちゃん、えんかさんの偽物と…戦いづらかったり、する…?」
    呉住 里沙:「……ううん。絶対あんなことする人じゃないって分かってるから、大丈夫」珍しく、強く言い切る。
    呉住 里沙:「りさもお姉ちゃんも、騙されないよ。絶対に」
    植美 永煉:「…!よかった!」
    植美 永煉:「えへへ。里沙ちゃんと美沙さんと、考え方が一緒で嬉しいな」はにかむ。
    呉住 里沙:「やっぱり……戦いづらくしようって思って、あの二人の偽物にしたのかなぁ」
    植美 永煉:「かもしれないね。里沙ちゃんの憧れの大切な人だって分かってて、そうしたのかな…」
    植美 永煉:「―許せない」ぱち、と赤い火の粉が舞う。
    呉住 里沙:「でも、戦うのが嫌だって思わせるなら……UGNの一番えらい人の、きりたにおにいさんとか、そういう人達の偽物でもいいはずなのに……」
    呉住 里沙:「そっちの方が、ビックリする人は絶対多いのにね」
    呉住 里沙:「わっ、火の粉! 出てる出てる!」
    植美 永煉:「あ、ごめんごめん!」慌てて引っ込める。
    呉住 里沙:「いつもは赤いんだ……」ただの興味。
    植美 永煉:「ご、ごめんね…あたし、能力を使わない方の制御が下手で…怒ったりするとこの有様なのです…」
    植美 永煉:「うん。この赤い炎は、お姉ちゃん…あたしのオリジナルからもらった炎なんだ」
    植美 永煉:「白い炎は、実は初めて使ったの!里沙ちゃんのためのとっておき!」
    呉住 里沙:「そうなんだ……!」
    呉住 里沙:「りさのは、絵の具を全部混ぜたみたいな色だから……ちょっと怖いよね……?」
    植美 永煉:「ううん」力強く首を振る。
    呉住 里沙:「りさのは、お姉ちゃんのじゃなくて、自分のだから……なのに、あんな色で……」
    呉住 里沙:「ふぇ……?」
    植美 永煉:「あたしはかっこいいと思ったよ。里沙ちゃんの炎」
    植美 永煉:「絶対に他の色に侵されない、大事なものを守るための炎だって、そう思った」
    植美 永煉:「…ぜ、全然違ったらごめんねっ!」
    呉住 里沙:「……こ、こんなのなのに? 動きだって……」掌の上で、例の黒い炎が蠢き始める。極めて小規模なので、今は粉モノの上で踊る鰹節のような感じだが。
    呉住 里沙:「そ、そうなんだ……そうなんだ……えへへ……」笑みが戻る。
    呉住 里沙:そして炎を戻すと「うえみおねえさんにも、お姉ちゃんがいたんだね……」と口を開く。
    呉住 里沙:過去形で話したということは〝そういうことなのだろう〟と考え、相手が嫌がるなら引き下がる構えだ。
    植美 永煉:「うん。あたしが生まれる前に死んで、そのせいであたしが造られた、お姉ちゃん」気を遣って聞いてくれているのが分かって微笑む。
    植美 永煉:「ほんとだったら、会うことも、お姉ちゃんの炎を見ることもないはずだったんだけどね」
    呉住 里沙:「つく、られた……?」深く掘り下げてはいけない気がしているのに、つい口に出してしまった。
    植美 永煉:「うん、あたし複製体なの。お姉ちゃんの細胞から造られた人工人間。そんな自分がだいっきらいだったんだけどね、信じられない奇跡が、今回を入れて2回も起こって。お姉ちゃんの炎、受け取れたんだ」
    呉住 里沙:「あっ、でもっ、会えたんだね! だったらよかったぁ……」しまったと思い、そちらにシフトさせようとするが……時既に遅し。
    植美 永煉:「うん!ほんとに、よかった!」気にする様子もなく、胸を張っている。
    呉住 里沙:「……うえみおねえさんのお姉ちゃんも、うえみおねえさんのこと、好きでいてくれてるんだね」
    呉住 里沙:「そんな風に、聞こえたよ」
    植美 永煉:「ふふ、どーだろ。美沙さんには負けるかも!」冗談めかして
    植美 永煉:「あたし、会ったばっかりだけど、それでも。美沙さんは里沙ちゃんのことが大好きで、里沙ちゃんは美沙さんのことが大好きなんだなぁって、感じるよ」
    呉住 里沙:「えへへ、りさのお姉ちゃんは自慢のお姉ちゃんだもん」にっこりと笑う。
    呉住 里沙:「……あっ、お姉ちゃんが話したいって……いい?」
    植美 永煉:「うん!」
    呉住 里沙:了承してくれたので、素直に替わる。
    呉住 里沙:『……なんともくすぐったいことを言ってくれたものだが、まぁそれはそれとしてだ』
    呉住 里沙:『お前のその、オリジナルという姉が再び出て来た場合は……大丈夫か?』こちらもこちらで気を遣っているらしい。
    植美 永煉:「…ありがとうございます、美沙さん」やっぱり優しいお姉さんだなあ。
    呉住 里沙:『もし私が里沙の偽物を出されたとしたら、正直なところ攻撃は躊躇ってしまう自信がある。必死に黒幕の方を探すことだろう』
    呉住 里沙:『いや、勿論周囲に危機が訪れたなら、燃やすぞ? その上でだ……』
    呉住 里沙:ばつが悪そうに髪を掻く。
    呉住 里沙:『……すまん。変なことを訊いた』
    植美 永煉:「そ、そっか、やっぱり普通はそうですよね…躊躇いますよね…」こちらもばつが悪そうに。
    呉住 里沙:『いや、出来るならいいんだ。むしろその方がありがたい』
    植美 永煉:「いえ!美沙さんはほんとに、里沙ちゃんのことを大切に思ってらっしゃるんですね」
    植美 永煉:「出来ます」
    植美 永煉:「だってあたしとお姉ちゃんの絆は、最初から命懸けの炎のやり取りだけなんです」
    呉住 里沙:『実際に相対して、戦ったということか?』
    植美 永煉:「はい。あ、でもお姉ちゃんの偽物と、ですけど。前回も、今回も。会話する時間なんてなくて、代わりに炎をぶつけ合って、生き残った方が相手の”ほんもの”の熱を持って生きる」
    植美 永煉:「それが、あたしたちなので」
    呉住 里沙:『……強いな。そして、少し羨ましくもある』
    植美 永煉:笑って首を振って。
    植美 永煉:「美沙さんは、…どうか、里沙ちゃんと、いっぱい一緒にいてください」
    植美 永煉:祈るように、そう言った。
    呉住 里沙:『……いっぱい、一緒に、か』永煉の隣に座り、噛み締めるように呟く。
    呉住 里沙:『…………夢が、あるんだ』唐突に、ぽつりと漏らす。
    植美 永煉:「夢?」
    呉住 里沙:『…………里沙の〝隣〟に、立ちたいんだ』
    呉住 里沙:『絶対に叶わないと知っているのにな。それでも焦がれてしまう。だから、お前を羨ましく思ってしまった』
    植美 永煉:ああ、それは。
    植美 永煉:「素敵な夢、ですね」
    植美 永煉:奇跡が起こればいい。叶えばいい。
    呉住 里沙:『私がただの〝人格〟である限り、彼女の隣に立つことなど出来はしない。本当は、里沙の好きなものを一緒に見たり聴いたり、食べたりしてみたいが……』
    呉住 里沙:『お前はきっと、また姉と出会えるかもしれん。何せ一度……いや、二度か? 実際に出会えたのだからな』
    呉住 里沙:『大切にしてほしいというなら、そちらこそだ。その思い出を胸に刻んで、これからも歩いていけることを祈るばかりだ』
    植美 永煉:「…っ、あたしの夢は叶いました!だから、だから、…美沙さんの夢だけが絶対に叶わないなんて、」
    植美 永煉:「…………この世界に、絶対なんて、ないですよ。きっと」
    呉住 里沙:目を丸くする。
    植美 永煉:それだけ言って、隣に座る少女の、女性の手を、そっと握る。
    呉住 里沙:『…………すま……いや、ありがとう』
    呉住 里沙:『…………初めて出会った相手に、こんな夢を語ることになるとはな。まったく、本当に私というものは。随分丸くなったものだな』
    呉住 里沙:気恥ずかしさから、繋がっていそうでいないことをぺらぺらと話す。
    呉住 里沙:『…………温かで、優しい手だ』
    呉住 里沙:『里沙と手を繋いだら、きっと……お前のこの手と同じように……』
    呉住 里沙:『……いかん。感傷的になりすぎた。よし、ではこれを渡しておくぞ』あの四谷絵恋が作った書類を渡す。
    植美 永煉:「あ、ミーティングの資料!ありがとうございます!」素早く目を通して。
    呉住 里沙:『余裕がある時に読んでおけ。幸いまだ時間もあるし、私も出て行くからな』
    呉住 里沙:『何か言い残したことがあるなら聞くぞ』
    植美 永煉:「あ、じゃあ一個だけ」
    呉住 里沙:聞く体勢に入る。自分だけ喋りすぎたが故に。
    植美 永煉:「―美沙さんが切り札(ジョーカー)とか、負ける気がしませんね!」
    植美 永煉:ぐ、と、こぶしを突き出して笑う。
    植美 永煉:さっきまで繋いでいた、二人分、プラス42グラム分の熱が宿ったこぶしを。
    呉住 里沙:『馬鹿者。そのジョーカーは誤用だ』ふははは、と笑い……こちらも拳を突き出す。
    呉住 里沙:『……また後でな』
    植美 永煉:「はい!」
    呉住 里沙:静かに退出する。再会は約束されているので振り向きはしない。

    PAIR2:『想いの為に、何度でも』

    GM:シーンPCは九重遠
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (71 → 76)
    GM
    GM:"ナルキッソス"を連れて、あなたは支部の休憩室へやってきた。
    GM:テーブルがいくつかと、自販機、冷蔵庫
    GM:奥の方には喫煙室もある。
    GM:マメに掃除がされているのか、比較的キレイで、今も何人かの人間が椅子に座って休んでいる
    九重 遠:「さっきは理不尽じゃない?って言ったけど、思いっきり殴っちゃったお詫びに何か飲み物奢るよ」そう、ナルキッソスくんを振り返りながら
    "ナルキッソス":「お、悪いな」 悪びれずにそう言う
    九重 遠:「なにがいい?」
    "ナルキッソス":「まあさっきのキレは話をそらすために言ったようなもんだけどな」 苦笑しつつ
    "ナルキッソス":「お勧めで、何がいいかわからん」
    九重 遠:「うーん…、じゃあコーラとかでいいかな………」好きかはわからないが
    九重 遠:「話をそらすためっていうと?」
    "ナルキッソス":「いやほら、謝り合戦になるから……」
    九重 遠:「自覚はあるんだ」そう笑いながら買ったコーラを手渡す
    九重 遠:「大切な女の子相手だといろいろ変わるよね」自分はりんごジュースを選んで
    "ナルキッソス":「おう、遠もそう言う相手が?」 コーラを飲んで顔を顰める
    "ナルキッソス":「げほ……」
    九重 遠:「うん、いるよ。…コーラは美味しくない?」取り替える気もある
    "ナルキッソス":「いや、マズい訳じゃない」
    "ナルキッソス":「炭酸にむせた……」
    "ナルキッソス":口元を抑えて何度か咳き込んでいる
    九重 遠:「シュワシュワするもんね」そう言いながら背中をさすって
    九重 遠:「こっち座ろう」空いているベンチに連れて行くよ
    "ナルキッソス":「おお、ありがとう……」 大人しくついていく
    "ナルキッソス":「ンク……」 ベンチに座って一口コーラを飲む
    九重 遠:「ナルキッソスくんが里沙ちゃんのことを傷つけずにすんで、結構安心したんだよね」隣に座って、そのまま話し出す
    九重 遠:「悪夢を見てたって言ってたから」
    九重 遠:「それが、本当に起こってたら…そばにいるのもつらくなっちゃうんじゃないかなって」
    "ナルキッソス":「そりゃあな……」
    "ナルキッソス":「でも、さっきの戦いで安心した面もあるよ」
    九重 遠:「え?安心するところ?」
    "ナルキッソス":「俺が何かしようったって、そう簡単には死なないってわかった」
    "ナルキッソス":「だからもう、あんな無様なことにはならない」
    九重 遠:「ああ、なるほど」
    九重 遠:「女の子って、実はすっごく強いよね」
    九重 遠:「いつも助けられて守られてばっかりだよ」
    "ナルキッソス":「遠のそういう話も聞きたいな」
    "ナルキッソス":「俺の相手はすぐ傍に居るからいつも見られているけど」
    "ナルキッソス":「俺は遠の相手を見ることができない」
    九重 遠:「俺?俺の大事な子はね、オーヴァードじゃないんだ」
    九重 遠:「みりりっていう名前の同じ年の子で、明るくて元気でね」
    九重 遠:「今回のメンバーの中だと永煉ちゃんみたいな感じに近いかな?」
    "ナルキッソス":「じゃあ、良い子なんだな」
    九重 遠:「はは、うん!すごくいい子」
    "ナルキッソス":「……壊れちゃいそうで、怖くないか?オーヴァードじゃないんだろ?」
    九重 遠:「………うん、オーヴァードじゃないからね。怖い気持ちもあるよ」
    九重 遠:「俺が、力加減を間違えたら…みりりのことも壊しちゃうしね」
    九重 遠:「そうならないように、って最初に釘を刺してくれた人がいてさ」
    "ナルキッソス":「……俺は、実際にそういう夢を見たから」 頷く
    "ナルキッソス":「おお」
    九重 遠:「その人が言うにはね、『オーヴァードは助け合い』なんだって」
    九重 遠:「一人じゃ無理でも、誰かがいてくれれば出来るようになることもある、ってことだと思ってるんだけど」
    九重 遠:「さっき俺がナルキッソスくんを止められたみたいに、ね」
    "ナルキッソス":「……ハハ、なるほど」
    "ナルキッソス":「説得力があるな」 笑い始める
    九重 遠:「うん、自分でもなかなか説得力あるなって言いながら思った」
    九重 遠:「………エペイオスは、1人きりなんだね」
    九重 遠:「誰かを引きずり込んでも、一緒にいるわけじゃなくて、あの子は独りぼっちなんだ」
    "ナルキッソス":「……多分あいつは、死んでもわからない」
    "ナルキッソス":「遅すぎたんだよな……」 少し考えるように
    九重 遠:「うん……、話したからわかるよ」
    九重 遠:「もっと早く会ってたら、助けてあげられたのかもしれないけど」
    九重 遠:「それは、もう叶わないから」
    九重 遠:「ねえ、ナルキッソスくん」
    "ナルキッソス":「ん?」
    九重 遠:「俺はさ…、エペイオスが嫌いなわけじゃなくて」
    九重 遠:「みんなにひどいことしてるし、許したくない気持ちもあるんだけど」
    九重 遠:「あの子が、このまま1人きりでい続けるのは嫌だなって思うんだ」
    "ナルキッソス":「……お人よしだな」
    九重 遠:「よく言われる」笑って
    "ナルキッソス":「だろうな……まあ俺はあいつの事嫌いだけど……」
    "ナルキッソス":「というか、あんな夢見させられるまでは何とも思ってなかったけど」
    "ナルキッソス":「でも、そうだな実際に会ってみて」
    九重 遠:「うん」
    "ナルキッソス":「俺もああなってたかもしれないと、順番によっては……そう思った」
    "ナルキッソス":「ありがとう九重、そう言ってくれて」
    "ナルキッソス":「俺はこれが……この戦いが、遅れてきた最後の実験体の仕事だと思ってる」
    "ナルキッソス":「協力してくれ」
    "ナルキッソス":九重の目を見て言う
    九重 遠:「うん、勿論」
    九重 遠:「俺は、エペイオスこのまま1人きりになるのを止めたいんだし」
    九重 遠:「お願いなんてされなくても、協力するよ」
    "ナルキッソス":「……やっぱお前、いい奴だな」
    "ナルキッソス":「仲人は頼んだ」 コーラを一気に飲み、空き缶を捨てる
    九重 遠:「それもよく言われるんだけど……そうなのかなあ?」
    "ナルキッソス":「うっぷ……」
    九重 遠:「え!?仲人?」
    九重 遠:「一気に飲むからそうなるんだよ」
    九重 遠:呆れつつ自分もりんごジュースを一気に飲み干して、空き缶を捨てた

    PAIR3:『それは造花の様なもの』

    GM:シーンPCは四谷絵恋
    GM:シーンインをお願いします。
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (64 → 73)

    四谷 絵恋:……逃げるように支部の裏庭に来た
    四谷 絵恋:正直なところ、罵声や単なる嫌味ならなんとも思わないが、心配される、好感情を向けられるというのは苦しく感じる
    四谷 絵恋:葉の落ち切った裏庭は、冴えた青空とのコントラストも相まって、ひどく寒々しい
    四谷 絵恋:この葉が落ち切った時、私は死ぬのと言ったのは、本の中の人物だろうか
    四谷 絵恋:私からすれば、葉の一枚や二枚に運命を変えられるなんて冗談では無い
    四谷 絵恋:周囲がいかに槍を向けてこようと、生きていこうと思えば生きていける
    四谷 絵恋:「はあ……」
    四谷 絵恋:煮詰まる思考を吐き出すようにため息をつき、木の幹を背にして膝を抱える
    "デッドマン":「や、私としては少し寝た方が良いと思うんだけどね」 地面から頭が生えている
    "デッドマン":「そこでちゃんと休めるかい?」
    四谷 絵恋:「うわ」こういうのに見つかることを見越して仮眠室にはいかなかったのだが
    四谷 絵恋:「九重君の差し金かなー」
    "デッドマン":「それもあるけどね、自発的でもある」
    "デッドマン":ハハ、と笑いながら
    "デッドマン":「私の元になったのが、人助けに狂っててね。放っておけないんだよな、これが」
    四谷 絵恋:「ははあ習慣か」
    四谷 絵恋:「もとになった、という言い方からして、あなたは人間、という感じではないのかなー?」
    "デッドマン":「こっちの現世的に言えばオリジン:ヒューマンのRBってところかな」
    四谷 絵恋:「なるほどねえ」
    四谷 絵恋:「元になった人間の話も聞きたいけれど、さすがに野暮かねえ」
    "デッドマン":「私もそんなに詳しくないよ」
    四谷 絵恋:「そう?」
    "デッドマン":「今も元気にUGNで働いてるみたいだし、調べた方が速いと思う」
    四谷 絵恋:「……意外ー、生きていたのかー」
    "デッドマン":「UGNイリーガルで穂苅好加って名前」
    四谷 絵恋:穂苅好加という名前をスマホに打ち込んでおく、あとで調べる
    "デッドマン":「今はね、2回は死んでるかな。なんでか何回も生き返るんだよね」
    四谷 絵恋:「そちらさんも随分難儀な感じになってますなあ」
    四谷 絵恋:「その人のこと、どう思ってるー?」
    四谷 絵恋:これは単なる興味からだ
    四谷 絵恋:奴の心情を、間接的にでも聞き出したかったのかもしれない
    "デッドマン":「嫌いかなあ、多分向こうも私が嫌いだと思う」
    四谷 絵恋:「どして?」
    四谷 絵恋:好きに理由はなく、嫌いには明確に理由があると聞いたことがある
    "デッドマン":「同じ顔に同じ性格だけど、向こうは随分と愛されてる。死んでも生き返れるくらいに」
    "デッドマン":「私は、まあ【あの世】みたいなところに普段はいるんだけどさ」
    "デッドマン":「ずーっと1人、何かない限り。最近は、九頭竜ちゃんが来たけど」
    四谷 絵恋:「不公平ではー、という奴ですか」
    "デッドマン":「でも向こうも、私がいると自分の死を感じて大分嫌だと思う。会ったことないからコレは想像」
    四谷 絵恋:「まあお名前からしていかにも、という感じですからねえ」
    四谷 絵恋:簡単に想像してみる、目の前に死人と名乗る自分と同じ顔
    四谷 絵恋:……これは撃ち抜いているかもしれない
    "デッドマン":「ま、そもそも私はあんまこっちに来ないから、あんま関係ないけどね」
    "デッドマン":「絵恋ちゃんは?嫌いな人とかいるの?」
    四谷 絵恋:「……別に」
    四谷 絵恋:「嫌いとか通り越して、もうどうだっていいかな」
    "デッドマン":「あはは、そういう相手もいるよね」
    "デッドマン":「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心、だっけ」
    四谷 絵恋:「それ」
    四谷 絵恋:「嫌いになるのも疲れちゃった」
    "デッドマン":「……疲れてるねえ」 少女の表情を見て言う
    "デッドマン":「あの子たちの事、苦手?」
    四谷 絵恋:「……割とそう、あ、これオフレコで頼むよ?」
    "デッドマン":「私、幽霊みたいなもんだからさ」
    "デッドマン":「気軽に話してくれていいよ、誰にも言わない」
    四谷 絵恋:「いい子なのは痛いくらいわかる、まっすぐなのも、こっちの心配してくれるのも」
    四谷 絵恋:「だけど、それがすごく居た堪れないんだよなあ」
    四谷 絵恋:「彼らに比べて相対的に世界が嫌いだからかねえ」
    "デッドマン":「良い子だからこそ、居た堪れないかあ」
    "デッドマン":「難しいよね、そういう人たちと関わるのって」
    四谷 絵恋:「そうそ、生きてる世界が違うって感じ」
    "デッドマン":「……絵恋ちゃんって、クールだねえ」
    "デッドマン":ふとそう言う
    四谷 絵恋:「……クラスメイトにもよく言われる」
    四谷 絵恋:ふと、その話題で思い出して
    四谷 絵恋:「……デッドマンさんはさあ」
    "デッドマン":「んー?」
    四谷 絵恋:「何を一番、手元に置いておきたいきれいな物だって思っている?」
    "デッドマン":「オリジナルだったら、大切な人の笑顔って言うところだけどね」
    "デッドマン":「私は、どうだろうな。考えたことも無い」
    "デッドマン":「半ば義務的に"デッドマン"としての仕事をしてきただけだし……」
    四谷 絵恋:「ああ、そういう子もいたねえ」
    "デッドマン":「絵恋ちゃんはどうなの?」
    "デッドマン":「私に聞いてきたからには、絵恋ちゃんもないか」
    "デッドマン":「それか、それに不安を覚えているかだと思うけど」
    四谷 絵恋:臆病だから自分の倫理観と理想以外手元に置いておけないと言った友人の顔を思い出し
    四谷 絵恋:「わたし、かあ」
    四谷 絵恋:「ないかあるかで言ったら、あるよ」
    四谷 絵恋:「前に喋った時は、うまく言語化できなかったからぼんやり喋ったんだけど」
    四谷 絵恋:「造花のようなもの、と言われた」
    "デッドマン":「作り物の方が、安心できる?」
    四谷 絵恋:「うーん、ざっくりとした喋りになるけど」
    "デッドマン":「うん、ゆっくりでいいよ。ちゃんと聞くから」
    四谷 絵恋:「わたしの命を助けた奴って言うのは、多分大ウソつき、いや、もっと言えばウソしかつけなかったんだと思う」
    四谷 絵恋:「本人はそれをめちゃくちゃ嫌がっていたけど、それでもその範囲で、わたしを楽しませたり、色々吹き込んだり」
    四谷 絵恋:「最後にはそれすらも届かないとなったら遠慮なく自分の命をわたしに突っ込んだ」
    四谷 絵恋:「……すぐに戻るから心配するなっていうテンプレの大嘘を添えてね」
    四谷 絵恋:「……わたしはさ、それが」
    四谷 絵恋:「きっと、残酷な真実や隠しきれない悪意に満ちた世界の中で唯一価値があると思ってる」
    "デッドマン":「……そっか」
    四谷 絵恋:「…要約した奴曰く、虚飾の中にあるひとかけらの誠意が、造花のようだって」
    四谷 絵恋:「まあわたしにはこの辺よくわからないんだけどね」
    "デッドマン":「造花っていうのは随分ポエミーだとは思うけどね」 苦笑しつつ
    "デッドマン":「でも、そっかあ。うん、良いと思う」
    "デッドマン":「大切なものは、ちゃんとあるんだね」
    四谷 絵恋:「あるある、平気」
    四谷 絵恋:「むしろこれがあるからまだ死んでは無い、かなー」
    "デッドマン":「ちゃんと芯があるなら、大丈夫だね」
    "デッドマン":「それが心配だったんだ、逃げるように出てったから」
    "デッドマン":笑いつつ言う
    四谷 絵恋:「それはそれとして世の残酷に晒されたら凹むのが人の真理じゃないですかー」
    "デッドマン":「今のうちにたっぷり凹んどきな、膝でも貸してあげようか?」
    四谷 絵恋:「基本的には放っておいてほしいタイプだけどあの子たちの前でそういうわけにもいかないしー」
    四谷 絵恋:「……肩でお願いしまーす」
    四谷 絵恋:ぽん、と頭を肩に寄せる
    "デッドマン":「ん、ゆっくりお休み」
    四谷 絵恋:口にしたら楽になるのも、世の常だろうか
    四谷 絵恋:なんてことを思いながら、ゆっくりと目を閉じた

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
    九重 遠:ロイスはまだ保留で
    呉住 里沙:ロイスいじりはなし。
    四谷 絵恋:デッドマン 〇まあ信用/難儀だろうな
    四谷 絵恋:これで取得
    呉住 里沙:他の方の購入チャレンジを手伝う方向で行きます。
    植美 永煉:ロイス変更なしです
    九重 遠:購入は応援に回るぜ
    植美 永煉:同じく、欲しいものがある方がいらっしゃいましたら!
    四谷 絵恋:とりあえず雑に照準器狙いますか…
    四谷 絵恋:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 1[1,1] → 0 (ファンブル)

    呉住 里沙:マジ
    九重 遠:みんなで照準器でも狙うか~
    四谷 絵恋:照準器工場が爆発した
    九重 遠:3dx+1>=15
    DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 8[1,8,8]+1 → 9 → 失敗

    植美 永煉:照準器チャレンジ!
    九重 遠:うん無理!以上です
    植美 永煉:(2+3)dx+2>=15  〈調達〉判定
    DoubleCross : (5DX10+2>=15) → 10[1,1,4,5,10]+1[1]+2 → 13 → 失敗

    植美 永煉:あ
    呉住 里沙:あっ、行けそう。
    植美 永煉:買えるわ
    四谷 絵恋:おお
    九重 遠:おお!
    植美 永煉:財産点2点消費して照準器購入します!
    植美 永煉:そのまま絵恋さんへシューッ!
    四谷 絵恋:ありがとうございます……!
    植美 永煉:植美 永煉の財産を2減少 (4 → 2)
    四谷 絵恋:射撃判定+1します
    呉住 里沙:じゃあどなたか、ブルゲとかの薬品系欲しい方います?
    四谷 絵恋:セットアップ空いてないし自分は大丈夫です
    植美 永煉:わたしも侵蝕がやべえので大丈夫です!
    呉住 里沙:遠くん使う?
    呉住 里沙:セットアップ空いてるっぽいけども。
    九重 遠:空いてるけど先手取れるかなあ
    九重 遠:買えたらもらう、くらいかしら
    四谷 絵恋:クロックフィールド込みで15あれば
    呉住 里沙:まぁ買えるかどうかまだ分かりませんがね。
    四谷 絵恋:なんとなく先制範囲広い感じしそう
    呉住 里沙:じゃあブルゲチャレンジします。
    呉住 里沙:戦闘用人格の効果が発動しているので〝あらゆる判定のダイスを+5個〟状態です。頼むぞ。
    呉住 里沙:10dx+1>=20
    DoubleCross : (10DX10+1>=20) → 9[1,2,2,4,4,5,5,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

    呉住 里沙:悲しみ of the END。以上です。
    GM:かなしみ……

    クライマックス:エンディミオンハート・ラストラットレイト

    GM:シーンPCは呉住里沙、他PC全員登場お願いします。
    GM:シーンインをお願いします。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (76 → 82)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (101 → 109)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (103 → 105)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (73 → 78)

    "マキナ":「……暗いな……」
    "マキナ":ギガントマキナの上に乗った”マキナ”が言う。
    "マキナ":強化修復が終わり、先ほどのように時間経過による離脱の必要性はないとのことだ
    "デッドマン":「前来た時もこんな感じだったの?終末世界って感じになってるけど」
    "デッドマン":”デッドマン”が周囲を見ながら言う
    呉住 里沙:「ううん……」否定。
    四谷 絵恋:「もう少し文明的だったかなー、前は」
    GM:再度訪れた仮想空間は、以前よりも暗く、荒廃していた。
    九重 遠:「なんで…いきなりこうなったんだろ……」
    植美 永煉:「エペイオスの心境の変化…とか…?」
    "ナルキッソス":「その線が強いな」 永煉の言葉に、言う
    四谷 絵恋:「街が滅ぶゲームでも遊んだんじゃない?知らないけど」
    "ナルキッソス":「お前たちが、というか俺もだけど」
    "ナルキッソス":「この世界から逃げられたのが悔しくて八つ当たりでもしたんだろ」
    九重 遠:「なるほど…」
    植美 永煉:「うわ…じゃあ、エペイオス、怒って前よりもっと話通じなくなってるかもってこと…?」
    "マキナ":「元から話が通じる相手でもないだろ」
    四谷 絵恋:むしろ話を聞かなくてよくてせいせいする、と、口には出さないが思う
    呉住 里沙:「飾ってる絵を全部別のにしたみたいな、そういうのだと思ってたけど……殴ったり蹴ったりしてこうなったのかな……」
    九重 遠:「話をしようとしないなら、いきなり襲ってきてもおかしくはないかも………」
    呉住 里沙:「も、もしそうだったら……みんなが、ぶたれたりするの、やだな……」
    九重 遠:「……人を傷付けるしか出来ない状態なら、止めてあげないとね」
    四谷 絵恋:……無言で口元を隠すように、追加の飴を口に入れる
    呉住 里沙:服の胸元をぎゅっと掴み、呼吸を整える。
    四谷 絵恋:既にダイブした以上、いつ襲ってきてもおかしくはない、何が来てもいいように心の準備をして、銃をきつく握る
    GM:そんなあなた達の後ろから
    "エペイオス":「……わっ!」 少女が大きな声を出す
    呉住 里沙:「ひゃあああああっ!」
    九重 遠:「わあ!?」
    四谷 絵恋:すぐさま振り向き銃口を向け、一発打ち込んで距離を開ける
    植美 永煉:「…っ!」振り返って、里沙ちゃんの前に移動する
    "エペイオス":「あはははわぶっ」 顔面に穴が開き笑い声が途切れる
    四谷 絵恋:「下がって3人とも!」
    呉住 里沙:「う、うん!」素直に従う。
    "エペイオス":「ひ、酷い……」
    "エペイオス":顔を擦っている
    "マキナ":「チッ、”ナルキッソス”!」
    "ナルキッソス":「やってやる……!」 雷光と共に“ナルキッソス”が飛び出し、その腕を突き出す
    "エペイオス":「……っ!」 危機感を覚えたのか、その場から消え、少し離れた場所に立っている
    呉住 里沙:「わっ、わわわっ!」激しい状況変化についていけていない。
    "ナルキッソス":「……まともにやっても無理だな、これは……」
    植美 永煉:「…でも逃げた。絵恋さんの弾丸からは逃げなかったのに」
    四谷 絵恋:「……お、勝ち筋見えてきたー?」
    九重 遠:「うん、ナルキッソスくんはやっぱり切り札で良さそうだね」
    "デッドマン":「とりあえず、隙を作って”ナルキッソス”君をぶつければいいのかな」
    呉住 里沙:「も、もう、お姉ちゃんに替わった方がいいの……?」
    四谷 絵恋:「概ねそんな感じの作戦でよさそうだけど、問題もあるねえ」
    四谷 絵恋:「増援、そろそろ来るんじゃない?」
    呉住 里沙:「ええっ!?」
    九重 遠:「記憶から再現されるオーヴァード…」
    "マキナ":「判断は呉住に任せる……そうだな」 里沙の疑問に答えつつ、絵恋の言葉を肯定する
    九重 遠:「逃げるときにいたのは艶霞さんと想さんだけだったけど…」
    九重 遠:「増えてるかな………?」
    "エペイオス":「むー……」 離れた少女は不満そうにあなた達を見つめている
    "エペイオス":「私と一緒にいるために、戻ってきてくれたわけじゃなさそう」
    呉住 里沙:「……うん」唾を飲み込み、ハッキリと頷く。
    九重 遠:「悪いけど、俺達は君と一緒にここにいてあげられない」
    "ナルキッソス":「記憶を読み取れるならわかってるだろ、俺たちは、お前の敵だ」
    植美 永煉:「一緒にいたい、お友達になりたいってあたしたちに思わせるには、アプローチがサイッテーすぎ」
    呉住 里沙:「うん。だから、お友達にはなれない」
    呉住 里沙:「りさだけじゃなくて……みんなにも、ひどいことして……それで、何も思わない人とは……一緒にいられないよ……っ!」
    植美 永煉:うん、と里沙ちゃんの言葉に力強く頷く。
    九重 遠:「俺は、君が独りぼっちなのは嫌だなって思うけど……一緒にはいられないから」
    四谷 絵恋:無言でおもちゃのような銃を向ける、あいにく、友達になりたいと言って寄ってくる人間には付き合いきれない
    四谷 絵恋:そう、暗黙のうちに告げた
    九重 遠:「君を閉じ込めてる、この世界を壊すよ」
    九重 遠:「ごめんね、恨んでくれていいから」
    "エペイオス":むむむむっ、という表情をした後
    "エペイオス":「……いいよ!わかった!私と一緒にいてくれないなら、どっかいっちゃえ!」
    "エペイオス":少女が手を動かす、同時に彼女の背後に大量の人影が現れる
    "エペイオス":FH、UGN、未所属でも、イリーガルでも、あるいは一般人であっても
    "エペイオス":あなた達の知っている人物のすべてが今、あなた達の敵としてそこに立っている。
    "デッドマン":「う、うわ、多っ!」 ちょっとビックリしている
    呉住 里沙:「……っ! お姉ちゃん!」もうちょっと役に立てたらよかったけど……と思いながら、別人格と交代する。これはまずい。
    九重 遠:「え、こんなに!?」見知った顔、知らない顔、さすがに多すぎないか?
    植美 永煉:「まず…っ、流石にこの数は焼き切れないかも…!」
    "マキナ":「”デッドマン”!何とかするって言ってなかった!?」
    四谷 絵恋:「ちょっと誰だいこんなに知り合い多いの」ひいふうみいと数えて放り投げる、これを全部さばいていたらあっという間に堕ちる
    "デッドマン":「するけど……ちょっと待って流石にこの数は干渉に時間かかる……」
    呉住 里沙:『親機と子機で別れているのであれば、まだ楽かもしれんが……』
    呉住 里沙:『全員が独立して動けるとなれば状況はあまりよろしくないな!』
    "エペイオス":「皆、やっちゃえー!」 少女が叫び、人影が一斉に動き出そうとする!
    GM:その時、空から無数の紙が、ひらひらと落ちてくる。
    GM:その紫色の紙は、今まさに動き出さんとした者たちの手元に収まり────
    GM:その紙を受け取った者たちが、一斉に”エペイオス”に攻撃を仕掛ける
    "エペイオス":「えっ、えっええええっ!?!?!?」
    "エペイオス":「なになになにっ、何が起こってるの!?」
    "エペイオス":焼かれ、裂かれ、貫かれ、収奪され、闇に呑まれ、光に呑まれ、血を吹き出し、五体を破裂させ、しかし少女は平然と疑問を投げかける。
    ”火光獣”:「……心の底からムカつくけど、どういう状況かは分かった」
    ”プルートゥ”:「じゃあ、感謝するべきなのか?」
    "ラックバロック":「その必要はないんじゃないかなあ」
    ”ペインバッカ―”:「だからと言って、手出しできるわけじゃないけどねえ」
    ”頭無し”:「だとしても、やるべき事は一つ、だね」
    "エペイオス":「う、嘘嘘嘘嘘っ、なんで、どうして」

    ???:「再現しすぎた、ということさ」「いやあ、流石はUGNと言ったところかな」
    ???:「ちょっと発破をかけてあげれば、一気に心を取り戻した」
    "エペイオス":「あなたは……なんで……再現してない……」
    ???:「再現?そんなこと、最初から出来はしないだろうに」
    ???:「名前も顔も記録すらも残らないただの悪役なんかはね」
    ???:「しかし、名前も姿も記録も必要ない、悪が必要ならばどこにだって存在するのさ"名無しの悪役(ピカロ)"は……なんて」
    ???:「今回は、そういうことにしておこうか」

    "エペイオス":「……っ!」

    "エペイオス":少女が腕を振るう。

    "エペイオス":男が腕を叩きつけると同時に地面を砂漠へと変えながら熱波が広がる
    "エペイオス":しかし、それを氷の壁がシャットアウトし、ライフルを構えた少女が弾丸を浴びせかける。
    "エペイオス":雷を纏い飛び出した手甲と刀がぶつかり合い、誰にも見えない領域での戦闘が行われる。

    "エペイオス":少女が腕を振るう

    "エペイオス":注射器が銃弾のごとく発射される、それを盾で弾く巨大なロボの影から、鐘の音が響き冷気が迸る。
    "エペイオス":1人の少女が仲間の消滅を否定し、そこに一人の少女が真っ黒な炎と共に飛び込む。
    "エペイオス":小型浮遊砲があらゆる方面から敵を射抜こうとし、その砲台を一条の黒影と炎の拳が撃ち貫く。
    "エペイオス":男の体から大量の毒ガスが噴出されるが、それらはすべて不可視の糸に切り払われる。

    "エペイオス":少女が腕を振るう

    "エペイオス":爆音が地面を揺らし、武装した人形が宙を舞う。放たれた弾丸を人形ごと巨大な機竜が風圧で吹き飛ばす。
    "エペイオス":敵味方構わず爆発させて回る男を、異形の銃を構えた男が撃ち抜く。
    "エペイオス":不可視の女が放った銃撃を
    "マキナ":ギガントマキナが吹き飛ばす
    "マキナ":「……”マスターアーツ”!」 叫びながら、少女も戦闘へ躍り出る

    "エペイオス":空間が急に暗く閉ざされ、宙に紅い月が浮かぶ。
    ”頭無し”:羽飾りが特徴的な少年が、その敵の前に現れる。
    ”頭無し”:「............」
    ”頭無し”:恐れを知らぬように彼は立ち。
    ”頭無し”:そしてそのまま指鉄砲を構えて、頭に当てた。
    ”頭無し”:「擬似領域展開...」「大渦!!」
    ”頭無し”:パキンとガラスが割れるような音と共に衝撃が生まれる。
    ”頭無し”:そしてその音と同時に、目の前の光景が歪む。
    ”頭無し”:これは、シンドロームの力による疑似的な固有結界。
    ”頭無し”:暴風が電子の模造品(イミテーション)達を巻き込み次々と吹き飛ばし、行動を支配する。
    ”頭無し”:「行け!君達なら...できるだろ。それくらいは僕でも分かる。」

    "エペイオス":「な、ならもっと、もっともっともっと……!」
    "エペイオス":少女が、更に人形の数を増やそうとする
    "デッドマン":「おっと、それは私が受け持とうか」
    "デッドマン":「戦場で死した者達の栄光よ、その昏き輝きで、敵を刺し貫け────」
    "デッドマン":「死者の軍勢(デッドマンズ・パレード)!」
    GM:"エペイオス"の背後に大量の顔のない人間のようなものが現れ、"デッドマン"の懐からそれと同量の黒い人影が現れる。
    GM:それは互いにぶつかり合い、消滅しあい。
    GM:そして、最後に残されたのは"エペイオス"とあなた達だけだ。

    呉住 里沙:『…………』
    呉住 里沙:『…………あっちの方がより切り札らしくないか?』純粋な疑問。
    "ナルキッソス":「いや、というか、なんだあれ」
    "ナルキッソス":「なんで急に……?」
    九重 遠:「………あはは、オーヴァードは助け合いってことなんじゃないかなあ」
    呉住 里沙:『まぁ、楽になったんだ。ここは素直に喜んでおこう』薄く笑みを浮かべる。
    植美 永煉:「…ここの助け合いの輪って、こんなに大きいんですね!」
    九重 遠:服の内ポケットに入れてある、とある名前が書かれた紙を上から触って、笑う
    四谷 絵恋:「おわあやってるやってる」見慣れたクラスメイトや、前に一度会った女の雷撃や花のような少年の剣、特殊装甲をまとい敵地に向かう少年を見送り
    "ナルキッソス":「ともかく、こっちも始めよう」
    植美 永煉:「うんっ!」エペイオスを見据える。
    "ナルキッソス":「とりあえず、俺がぶち込まない限りはあいつは死なない、ボコボコにしてでも動きを止めてくれ」
    四谷 絵恋:「そーだね、ここまで大立ち回りしてもらったら、さすがにこっちも頑張らないとカッコつかないか」
    九重 遠:「うん、まかせてね」
    呉住 里沙:『記憶に住む者達が切り開いてくれた道だ。通れる内に通っておかねば、勿体ない』
    植美 永煉:「――行ってらっしゃい、マキナ。こっちは任せて」視界の端の、きっとずっと憎らしくて頼もしい巨大なロボットに、小さなエールを。
    呉住 里沙:『そういえば、植美。何やらさっき、お前と瓜二つな少女が大立ち回りをしていたが……』
    呉住 里沙:『あれが……例の、か?』
    植美 永煉:「はいっ!あたしの、最高のお姉ちゃんです!」
    呉住 里沙:『……ならば、負けてなどいられんな!』何やら対抗意識が芽生えた様子。
    九重 遠:「………ここでかっこ悪いとこはお互いに見せたくないよね」見えないけれど、必ずあの人は先陣を切っていることくらい知っている
    四谷 絵恋:「……さて、全員もういいかな?」
    四谷 絵恋:「作戦内容のおさらい……と言ってももうわかってるよね」
    呉住 里沙:『絵恋。お前の方こそ、問題ないな?』ニィ、と口角を上げる。
    四谷 絵恋:少し行儀が悪いとも思いつつ、飴の棒を吐き捨てて
    四谷 絵恋:「ナルキッソスを何としても大将に叩き込め!以上!」
    四谷 絵恋:「こちら問題なしだ!」
    九重 遠:「はい!思いっきりいきます!」
    植美 永煉:「はい!!」

    そこは誰もいない仮想の世界
    心優しき少年は一人きりでいるのを止めてあげたいと言った。
    蒼き炎はその戦いこそが絆であると謳った。
    命を拾われた少女は、虚飾の中の真実こそが大切であると信じている。
    弱虫な少女は、怯える少年を助けるために戦い、
    少女の姉ははただ一つ、空想を願った。

    虚心は破裂する。
    記憶を読み取り記憶を操り記憶を再現するものならば
    その心だって再現されてしかるべきだ。

    これは、不老不死へと至る道
    ────道は既に閉ざされた

    これは、最後の実験体の物語。
    ────これから始まる物語は

    これは、否定の終局点。
    ────この世界のすべてを否定するために

    終わらない夢を見続ける者よ。
    この世界の終焉に、救いを見出し救われて見せろ

    GM:Double Cross The 3rd Edition
    GM:「エンディミオンハート・ラストラットレイト」
    GM:ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


    "エペイオス":「いやだ、嫌だ、嫌だ!」
    "エペイオス":「私を否定しないでよ!私と一緒にいてよ!寂しくて、寂しくて!」
    "エペイオス":「あああああああああああああああああああああああっっっっっっっ!!!!!!!!!!」

    GM:衝動判定 難易度9
    九重 遠:思い出の一品使用
    九重 遠:達成値+1します
    四谷 絵恋:4dx+2 意志 思い出の一品+ヒューマンズネイバー
    DoubleCross : (4DX10+2) → 4[2,2,3,4]+2 → 6

    九重 遠:4dx+6>=9
    DoubleCross : (4DX10+6>=9) → 9[2,4,7,9]+6 → 15 → 成功

    植美 永煉:(3+3)dx+1>=9  〈意志〉判定
    DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[2,3,4,6,6,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    呉住 里沙:戦闘用人格の効果でダイス+5個。
    四谷 絵恋:即座にエペイオスへのロイスをタイタス化、暴走のバッドステータスを打ち消します
    九重 遠:82+2d10
    DoubleCross : (82+2D10) → 82+8[6,2] → 90

    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を8増加 (82 → 90)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (105 → 112)
    四谷 絵恋:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 16[6,10] → 16

    九重 遠:な、なんて完璧な衝動判定
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を16増加 (78 → 94)
    呉住 里沙:12dx+1>=9
    DoubleCross : (12DX10+1>=9) → 9[1,2,4,4,4,5,6,7,7,8,8,9]+1 → 10 → 成功

    呉住 里沙:成功。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を2D10(→ 5)増加 (109 → 114)
    GM:九重90 四谷94 植美112 呉住114

    四谷 絵恋:すぐに戻ると下手な字で書かれたレシートをきつく握り、前を見据え、それでも衝動に侵されそうになる
    四谷 絵恋:……こいつなんかに、何一つ明け渡したくはない
    四谷 絵恋:「……チッ」
    四谷 絵恋:衝動の波が引くのを感じ取り、レシートをポケットにしまい、銃を握る


    LASTBATTLE START!


    GM:エンゲージ
    ”エペイオス”【20】──10m──PC


    GM:NPCカードなどはなし!

    九重 遠:やるぜやるぜ!
    GM:やる気があってよろしい!質問などはありますか!
    植美 永煉:大丈夫です!
    呉住 里沙:今のところはありません! 思いついたらまた!
    九重 遠:こっちは特にないです!
    四谷 絵恋:大丈夫!
    GM:ではR進行

    1R:セットアップ

    九重 遠:ありません!
    "エペイオス":セットアップ/ありえざる存在:苛烈なる熱気8 このシーン中、達成値24未満の判定はすべて達成値0となる

    呉住 里沙:セットアップあります。が、長いので全員が終わってから改めて宣言します。
    四谷 絵恋:「soft landing」(クロックフィールドL2)行動値+5、コスト4
    四谷 絵恋:欲しい人は行動値+5どうぞ
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の行動値を5(→ 5)増加 (15 → 20)
    呉住 里沙:いただきます。
    九重 遠:いただきます!
    植美 永煉:いただきます!
    呉住 里沙:現在の行動値が10になりました。
    植美 永煉:植美 永煉の行動値を5増加 (5 → 10)
    九重 遠:九重 遠の行動値を10に変更 (5 → 10)
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を4増加 (94 → 98)

    "エペイオス":オート/E:暴食の胃袋 シーンに登場する、このエネミー以外のキャラクターは、このエネミーに対する攻撃判定-2d、各Rクリンナップに1d10ダメージ
    GM:こいつも使う!シーン間達成値24未満の判定は強制失敗、”エペイオス”に対する攻撃判定-2d、クリンナップに1d10ダメージです
    九重 遠:はーい!
    植美 永煉:了解です!
    四谷 絵恋:了解です!

    植美 永煉:うーん、迷ったけどセットアップします!
    植美 永煉:セットアップ:先陣の火2/侵蝕率+2
    植美 永煉:そのラウンドの間、自身行動値+[Lv*5(10)]。(戦闘移動20m)1シーン1回。
    植美 永煉:植美 永煉の行動値を10増加 (10 → 20)
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を2増加 (112 → 114)
    植美 永煉:以上です!
    "エペイオス":は、速い

    呉住 里沙:セットアップ。
    呉住 里沙:得意領域Lv6+原初の黒:ヒュドラの怒りLv6 そのラウンド中に行う<RC>を使用した判定のダイスを+Lv個&そのラウンド中、メジャーアクションのダイス+3個、攻撃力+[Lv×3]。効果中、暴走のバッドステータスを受ける(タイタス昇華以外での解除不可)。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を9(→ 9)増加 (114 → 123)
    呉住 里沙:極限暴走により 背徳の理Lv4+破壊の渦動Lv3 を使用。
    呉住 里沙:シーン中、ウロボロスのエフェクトのダイス+[Lv×2]&シーン中、自身の攻撃に〝装甲値無視〟の効果を追加。後者は1シナリオにLv回まで。
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を5(→ 5)増加 (123 → 128)
    呉住 里沙:以上です。

    1R:イニシアチブ 行動値20 植美永煉・四谷絵恋

    四谷 絵恋:ではお先
    四谷 絵恋:マイナー
    四谷 絵恋:「Stairs」(オリジン:プラントL6)シーン中感覚達成値+12、コスト2
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (98 → 100)
    四谷 絵恋:ここで100になるのでLVは6

    四谷 絵恋:メジャー、エフェクト無しで射撃攻撃
    四谷 絵恋:対象エペイオス、妨害は
    "エペイオス":ないよー
    四谷 絵恋:8dx+43
    DoubleCross : (8DX10+43) → 9[1,3,4,6,7,8,9,9]+43 → 52

    "エペイオス":何だその達成値は
    "エペイオス":こいつは不死身なので余裕しゃくしゃくでリアクションしません

    四谷 絵恋:はいではダメージ
    四谷 絵恋:6d10+11
    DoubleCross : (6D10+11) → 28[5,7,2,2,5,7]+11 → 39

    四谷 絵恋:色々有効で
    "エペイオス":いったーい、生きてます
    四谷 絵恋:だろうよ

    1R:イニシアチブ 行動値20 植美永煉

    植美 永煉:マイナー:プライマルレイジ2+氷の回廊2/侵蝕率+7
    植美 永煉:そのメインプロセスの間、自身攻撃力+[Lv*3]。BS暴走を受ける。(既に暴走を受けている場合侵蝕値+2)飛行状態、移動距離を+[Lv*2]mして戦闘移動
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を7増加 (114 → 121)

    植美 永煉:メジャー【エース・オブ・ハート】:災厄の炎8+結合粉砕3+コンセントレイト:サラマンダー3+エネルギーブレイド3/侵蝕率+14
    植美 永煉:マイナーで戦闘移動してエペイオスとエンゲージ、エペイオスに攻撃します!
    植美 永煉:妨害なし、で大丈夫ですか?
    GM:なし!

    植美 永煉:はい!ダイス振ります!
    植美 永煉:(3+8+3-2)dx7+6  ”エペイオス”に対する攻撃判定-2d
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,2,4,4,4,6,6,8,9,9,9,10]+10[1,5,6,9,10]+10[4,8]+3[3]+6 → 39

    "エペイオス":リアクションなし、ダメージ出していいよ~
    植美 永煉:(39/10+1)d10+24+2d10+6 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+24+2D10+6) → 26[10,7,5,4]+24+4[2,2]+6 → 60


    "エペイオス":オート:電磁反応装甲5 HPダメージ-20。効果累積。シナリオ5回 3回使います、残り2回
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を14増加 (121 → 135)

    1R:イニシアチブ 行動値20 “エペイオス”

    "エペイオス":マイナーなし

    "エペイオス":メジャー:雨粒の矢7+混沌の宿命:マスヴィジョン5+光の手3
    "エペイオス":14dx+24 攻撃力+14+25 1/3
    DoubleCross : (14DX10+24) → 9[3,3,3,3,4,5,5,6,6,6,7,8,8,9]+24 → 33

    GM:リアクションを……しな!

    呉住 里沙:暴走中なのでリアクション不可です。

    四谷 絵恋:とりあえず
    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 8[1,3,3,4,5,6,6,8]+33 → 41


    四谷 絵恋:自分の分は成功
    呉住 里沙:どうなってんの?
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (100 → 102)

    九重 遠:《軍神の守り》で里沙ちゃんをカバーします
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を2増加 (90 → 92)
    植美 永煉:暴走中、リアクション不可です
    四谷 絵恋:追加
    四谷 絵恋:「randomizer」(鏡の中の人形)回避代行、コスト3

    四谷 絵恋:対象植美さん(GMに許可もらってます)
    GM:今回はドッジ代行型を招待したのに、庇われる対象が軒並み暴走型だったから許可してます
    呉住 里沙:wwwwwwww
    九重 遠:www
    植美 永煉:ありがとうございます…!
    呉住 里沙:すみません。暴走しているばかりに。
    四谷 絵恋:温情……

    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 9[2,3,3,4,5,5,6,9]+33 → 42

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を5増加 (102 → 107)
    呉住 里沙:どうなってんの!?
    九重 遠:これで攻撃を受けるのは俺だけです

    "エペイオス":4d10+39 
    DoubleCross : (4D10+39) → 11[2,3,1,5]+39 → 50

    "エペイオス":出目!!!!
    "エペイオス":カス!!!!

    九重 遠:2倍してピッタリ100!
    九重 遠:勿論死ぬのでリザレクトします
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (92 → 93)
    GM:良かった~
    GM:は?
    GM:なんだ君は
    呉住 里沙:おやおや。
    四谷 絵恋:リザレクト名人!
    GM:リザレクト上手人(うまんちゅ)がよぉ!

    1R:イニシアチブ

    "エペイオス":イニシアチブ/ありえざる存在:分割思考4 行動済みである場合に使用。行動値を-10し、未行動状態になる。行動値20→10。シナリオ1回

    1R:イニシアチブ 行動値10 呉住里沙・九重遠

    九重 遠:はーい、俺が先にいきます
    九重 遠:マイナーでコンボ「ナカツカミ」 《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》
    九重 遠:エペイオスにエンゲージします
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を10増加 (93 → 103)

    九重 遠:メジャーでコンボ「豹尾の化身」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》
    "エペイオス":いらっしゃーい♡
    九重 遠:攻撃するよ~、妨害ある?
    "エペイオス":ないよー

    九重 遠:11dx7+10
    DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,1,3,3,3,3,5,5,7,8,8]+10[8,10,10]+4[2,4,4]+10 → 34


    "エペイオス":オート:シャッフル4 自身に対し、対象:単体の攻撃が行われた際、リアクションの直前に使用。対象を同一エンゲージにいる、別のキャラクター1人に変更。シナリオ1回
    九重 遠:回んないな~
    "エペイオス":対象を永煉ちゃんに変更するよ
    九重 遠:うわ!?
    九重 遠:誰かたすけてくれ
    九重 遠:永煉ちゃんを
    呉住 里沙:悲しいけど暴走中なのよね。

    四谷 絵恋:「randomizer」(鏡の中の人形)回避代行、コスト3
    四谷 絵恋:植美さんの回避を代理で行います
    九重 遠:絵恋さん!
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を3増加 (107 → 110)
    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 10[1,1,3,4,4,4,8,10]+9[9]+33 → 52

    四谷 絵恋:OK

    九重 遠:ありがとうございます!
    GM:回ってる!
    植美 永煉:ありがとうございます…!!
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (110 → 112)
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を7増加 (103 → 110)
    四谷 絵恋:いいってことよ

    1R:イニシアチブ 行動値10 呉住里沙

    呉住 里沙:はい。ではエペイオスはその場から動いていないので、マイナーで戦闘移動。
    呉住 里沙:エペイオスとエンゲージします。
    "エペイオス":いらっしゃーい♡

    呉住 里沙:メジャーアクション コンボ『黒き排撃の焔』 コンセ:ウロボロスLv4+原初の赤:災厄の炎Lv6
    呉住 里沙:対象はエペイオスです。
    呉住 里沙:妨害などなければ命中判定を行います。
    "エペイオス":判定を……しな!
    呉住 里沙:では、命中ダイスを2個減らされている状態で判定!
    呉住 里沙:36dx7+8+3
    DoubleCross : (36DX7+11) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,3,3,3,4,5,5,5,5,6,6,6,7,9,10]+5[2,5,5]+11 → 36

    呉住 里沙:ちょっと腐ったね。

    "エペイオス":リアクションなし、ダメージどうぞ
    呉住 里沙:了解です。
    植美 永煉:里沙ちゃん、凍てつく刃いります?
    GM:怖いこと言ってる
    呉住 里沙:侵蝕率大丈夫そうならいただきます。
    呉住 里沙:なんか怖い数字見えてますが……。
    植美 永煉:た、多分まだ大丈夫のはず!行きます!

    植美 永煉:オート:凍てつく刃2/対象:単体 射程:視界/侵蝕率+3
    植美 永煉:あなた以外のキャラクターが行うダメージロールの直前に使用。そのダメージ+[1d+LV*3]。1ラウンド1回まで。
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を3増加 (135 → 138)
    呉住 里沙:感謝!

    呉住 里沙:では判定を。
    呉住 里沙:4D10+7D10+41 装甲無視!
    DoubleCross : (4D10+7D10+41) → 22[9,7,4,2]+32[3,7,1,3,9,3,6]+41 → 95

    GM:95!?

    "エペイオス":オート:電磁反応装甲5 HPダメージ-20。効果累積。残り2
    "エペイオス":2回使って、55かな
    呉住 里沙:すみません! タイム!
    GM:おっと
    呉住 里沙:凍てつく刃の効果を読み間違えておりました!
    GM:び、びっくりしたぜ
    呉住 里沙:ダメージロールを振り直します! 申し訳ありません!
    GM:大丈夫よ~

    呉住 里沙:すみません、改めまして凍てつく刃の効果を正しく受けた状態でロール。
    "エペイオス":来な!
    呉住 里沙:4D10+1D10+41+6 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+1D10+41+6) → 26[3,9,5,9]+4[4]+41+6 → 77


    "エペイオス":どっちにしても強い!電磁反応装甲2回!
    "エペイオス":37で、なんとか生きています
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (128 → 135)

    1R:イニシアチブ 行動値10 “エペイオス”

    "エペイオス":マイナーなし
    "エペイオス":メジャー:雨粒の矢7+混沌の宿命:マスヴィジョン5+光の手4
    "エペイオス":対象はPC全員

    "エペイオス":14dx+24 攻撃力+14+25 2/3
    DoubleCross : (14DX10+24) → 10[3,3,4,4,4,5,6,6,7,8,9,10,10,10]+6[4,5,6]+24 → 40


    呉住 里沙:暴走リア不。
    植美 永煉:暴走リア不…!
    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 10[1,3,7,8,9,10,10,10]+6[4,4,6]+33 → 49

    九重 遠:《軍神の守り》で永煉ちゃんをカバーします
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を2増加 (110 → 112)
    四谷 絵恋:〇

    "エペイオス":代理ドッジはどうするよい
    四谷 絵恋:「randomizer」(鏡の中の人形)回避代行、コスト3
    四谷 絵恋:里沙ちゃんへ
    四谷 絵恋:これで打ち止めね

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を7増加 (112 → 119)
    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:まとめて処理しました…
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 9[5,5,6,7,8,8,9,9]+33 → 42

    四谷 絵恋:こっちもおっけー

    九重 遠:じゃあまた攻撃を受けるのは俺だけ
    九重 遠:ダメージどうぞ
    GM:くっ

    "エペイオス":5d10+14+25
    DoubleCross : (5D10+14+25) → 36[2,8,8,8,10]+14+25 → 75


    九重 遠:死にます、のでエペイオスに 同情○/隔意でロイスを取得し即昇華
    九重 遠:HP16で復活します

    "エペイオス":オート:飢えたる輝き4 メインプロセス直後に使用。未行動になり、R中判定-5dする。
    "エペイオス":再行動しまーす

    九重 遠:うわ
    呉住 里沙:えええええ!
    植美 永煉:めっちゃ動くぅ!
    四谷 絵恋:うっわ

    "エペイオス":マイナーなし
    "エペイオス":メジャー:雨粒の矢7+混沌の宿命:マスヴィジョン5+光の手4
    "エペイオス":9dx+24 攻撃力+14+25 3/3 マスヴィ打ち止め!
    DoubleCross : (9DX10+24) → 10[1,4,4,5,5,7,9,10,10]+10[10,10]+6[6,6]+24 → 50


    九重 遠:回すな!
    四谷 絵恋:はい
    四谷 絵恋:「trill」(ゲットダウン、リフレックスBdL3)射撃回避、コスト4
    GM:ちょい待ってね
    GM:絵恋ちゃんのリアクション直前に
    "エペイオス":オート:フラッシュゲイズ4 視界単体 対象の判定直前に使用。その判定を-8dする。1R1回
    九重 遠:うわ
    四谷 絵恋:ふむ
    九重 遠:こっちは《軍神の守り》で里沙ちゃんをカバーして《イージスの盾》でガードします
    四谷 絵恋:じゃあ無しで
    呉住 里沙:ありがとうございます。
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を5増加 (112 → 117)
    植美 永煉:暴走リアクション不可!

    九重 遠:ダメージどうぞ
    "エペイオス":6d10+14+25
    DoubleCross : (6D10+14+25) → 26[1,6,4,6,6,3]+14+25 → 65

    四谷 絵恋:死にますね

    "エペイオス":も、もうちょい欲しかった……!
    九重 遠:65-3d10
    DoubleCross : (65-3D10) → 65-19[5,5,9] → 46

    四谷 絵恋:病院へのロイス(初期)をタイタス化して復活
    四谷 絵恋:残り4

    九重 遠:すみません、閃熱をいただけますか……
    植美 永煉:はい!
    植美 永煉:オート:閃熱の防壁3/対象:単体 射程:視界/侵蝕率+4
    植美 永煉:対象にHPダメージが適用される直前に使用。対象が受ける予定のダメージを-[Lv+2]D点軽減する。自身不可、1ラウンドに1回まで。
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を4増加 (138 → 142)
    植美 永煉:こちらを九重さんに!5d10、振ります!
    植美 永煉:5d10 閃熱
    DoubleCross : (5D10) → 31[7,10,6,7,1] → 31


    呉住 里沙:凄い!
    九重 遠:あ、2倍ダメージだと死ぬ
    九重 遠:すみません……
    植美 永煉:いえいえ!守り切れなくてごめんなさい…!
    九重 遠:永煉ちゃんのロイスを昇華して復活します
    植美 永煉:希雨のロイスを昇華して復活します!

    1R:クリンナップ
    E:暴食の胃袋 シーンに登場する、このエネミー以外のキャラクターは、このエネミーに対する攻撃判定-2d、各Rクリンナップに1d10ダメージ

    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9


    四谷 絵恋:HP3
    九重 遠:HP7
    植美 永煉:植美 永煉のHPを9減少 (14 → 5)
    呉住 里沙:では現在のHPは17。


    四谷 絵恋:退却戦の時のようにボトルを3つ投げてよこし、一つを自分の銃に
    四谷 絵恋:ガチャリ、と差し込めば銃は更に緑色の電光を走らせる
    四谷 絵恋:手にはホログラムのような蔦、髪の一部は緑色に侵蝕され
    四谷 絵恋:そこには、生命を何かに担保された生命倫理に対する裏切り者がいた
    四谷 絵恋:そのまま、銃を支え、エペイオスに向けて
    四谷 絵恋:撃つ
    四谷 絵恋:撃鉄も無い、反動も無い
    四谷 絵恋:ただノーツの濁流のような光の弾が、エペイオスを追う
    "エペイオス":弾丸を受け、僅かにのけぞるそぶりを見せる。
    "エペイオス":「……意味ないってば……!」
    "エペイオス":「どうせ無駄なんだもん!諦めてずっとここにいればいいんだ」
    "エペイオス":先ほどまではもういい、と言っていた口でここに残るように言う
    四谷 絵恋:「知ってる」空になったボトルを捨てる
    四谷 絵恋:その威力に意味が無いことは、自分が一番わかっている
    四谷 絵恋:来るべき時を待ち、今は氷炎の追撃を待つ
    "エペイオス":「……だったら────」
    "エペイオス":むっとした表情で、言葉を続けるよりも先に
    植美 永煉:「――展開、《エース・オブ・ハート》!!」
    植美 永煉:蒼い氷の鍔、蒼い炎の刃の巨剣の展開が終わる。
    植美 永煉:…きっと、この一撃が最後。だから全霊で、以前展開した記憶の中の剣を超える。
    植美 永煉:「意味なくなんてない、無駄なんかじゃない!」
    植美 永煉:「証明してみせる。あんたが造ったこの空間の価値を」
    "エペイオス":「は、はあ?」
    植美 永煉:「偽物のあの人たちから受け取ったものが、”ほんもの”だって!!」
    植美 永煉:あっというまに肉薄し、氷炎の剣を思いっきり振りかぶって、振り下ろす。
    植美 永煉:けれど本命はその炎の外側。熱を奪われた大気が造る、不可視の冷気の刃!
    "エペイオス":「……っひ」 そうする必要なんてない、その筈なのに
    "エペイオス":自らの力で、壁を作り、攻撃を阻む
    "エペイオス":「……ば、バッカじゃないの!あんなの全部偽物で、だから私は……」
    植美 永煉:「ばーか!自分で自分を寂しくしてたんじゃん!」
    植美 永煉:「…っ、く、硬い…っ!」
    "エペイオス":「なっ……バカ!バカ!バカ!バカ!」
    "エペイオス":「何も知らないくせに都合のいいことだけ見て!」
    "エペイオス":少女が両手を振り下ろす。
    "エペイオス":地面が揺れ、空が落ちてきたような錯覚、マトモに身動きの取れない中に
    "エペイオス":光の雨が降り注ぐ
    四谷 絵恋:…その光は、エペイオスの想像より、より鮮やかだ
    四谷 絵恋:無論、彼女の想像の範疇を超えたものが彼女から出てくることはめったには起こらない
    四谷 絵恋:あの弾丸を打ち込んだ時点で、ここは色鮮やかなダンスフロア
    四谷 絵恋:得意分野のゲームに合わせるように可視化された光であれば
    四谷 絵恋:技量の範囲で捌き切れる
    四谷 絵恋:「なんて言ったっけこれ、確か誰かの言葉を借りるんだったら」
    四谷 絵恋:パン
    四谷 絵恋:光に弾丸を打ち込み、相殺し
    四谷 絵恋:「疑似領域」
    四谷 絵恋:「ただあなたの傍に咲くa flower in antipathy world
    四谷 絵恋:……物量が多すぎてさばききれないことを認めるのは、業腹だが
    九重 遠:「……っ!里沙ちゃん!」地面が揺れて、それこそ空が落ちてきたとしても友人の大切な女の子だ
    呉住 里沙:『おい、まずいんじゃないのか』
    呉住 里沙:『無理があるんじゃないのか!? それは!』自分を庇おうとする相手に叫ぶ。
    呉住 里沙:庇った状態で生き残れるような攻撃ではない! 無謀だ!
    九重 遠:「……ぐ、げほっ………!大丈夫、まだ回復するから…」ギリギリではあるが、怪我は癒える
    呉住 里沙:『またそうやって笑おうとする!』
    九重 遠:「笑ってないと、怖くて動けなくなっちゃうかもしれないでしょ?」
    呉住 里沙:『……勝手にしろ! だが死ぬなよ! 里沙が泣いてしまう!』
    九重 遠:「大丈夫だよ、痛くても辛くても戦うことから逃げたりしない」
    九重 遠:「死んだらみりりが泣いちゃうからね、しないよそんなこと」
    "ナルキッソス":(まだだ、まだ……!) 里沙を庇いに飛び出しそうになった足を止めている
    "ナルキッソス":(確実に、逃げられないために、その為だけに、足を溜めろ……)
    "ナルキッソス":(頼む、九重)
    九重 遠:「硬い壁なら……俺が壊せるかもしれないから、いくね」
    九重 遠:駆け出すと同時に身体が前に倒れるように縮んだかと思うと、次の瞬間にはぶわりと体積が膨らむ
    九重 遠:強靭な四肢で駆けるは、艶やかな黒い毛皮に花に似た模様を隠した大きな獣
    九重 遠:走る勢いも乗せて、前腕をエペイオスにむかって振り下ろす
    "エペイオス":「……ふっ、ふふ」 その表情が歪む
    "エペイオス":「べーっだ!」 ”エペイオス”の姿が掻き消え、その先にあるのは植美永煉の姿
    九重 遠:「!?」
    植美 永煉:「――あ」避けられないのが分かった。
    九重 遠:振り下ろす腕を止められない
    植美 永煉:できたのは、笑うことだけ。気にしないで。
    九重 遠:自分の力は凶器になる、その言葉が脳裏に浮かぶ
    四谷 絵恋:間髪入れずに光数条、要となる動きは掌握した
    四谷 絵恋:軽い痺れと共に、腕が弛緩する
    四谷 絵恋:ただあなたの傍に咲くだけの花、それが永遠となった疑似領域だ
    四谷 絵恋:故に、散ることは無い
    九重 遠:振り下ろした腕が緩み、目測を誤ったように永煉ちゃんの身体には爪はぶつからない
    "エペイオス":「……む~~~~~っ」 悔しそうに腕を振っている
    呉住 里沙:『これは……』驚愕と感心。ここまでとは、と絵恋を眺める。
    呉住 里沙:『……ふむ』少し考え事をするように、顎に軽く手を当てながら……歩を進める。
    呉住 里沙:『なるほどな』そして、悔しがっているらしいエペイオスの傍に立つと、
    呉住 里沙:『ここまで派手にやってくれたならば……』
    呉住 里沙:『こちらも本気で報いねば、失礼にも程があるというもの!』
    呉住 里沙:足下から放射状に、あのどす黒い線が現れる。
    呉住 里沙:蠢き、侵し、穢していく。もはや大地は夜のそれ。
    呉住 里沙:『さて……!』
    "エペイオス":「そ、そんなの効かないってば……!」
    呉住 里沙:『植美! すまんが手を貸してくれ! いつもより面白いものをみせてやりたくなった!』
    植美 永煉:「…!はい!」死ななかったことに放心していた意識が戻る。
    呉住 里沙:『思い切り、奴の頭を〝冷やしてやれ〟!』
    植美 永煉:「任せてください!!」
    植美 永煉:ひとつ、みっつ、いつつ、たくさん。空中に氷の柱が浮かぶ。
    植美 永煉:どす黒い線に沿うように、エペイオスを閉じ込める氷の檻が降り注ぐ!
    "エペイオス":「氷……?炎の中にそんなの出したって……!」
    "エペイオス":バカにするような笑みが浮かぶ
    呉住 里沙:『ご苦労、植美。では……』
    呉住 里沙:突如、エペイオスの紡ぐ言葉ごと、黒い炎が彼女を包む!
    "エペイオス":「ひゃあっ!?」
    呉住 里沙:そして急激に冷やされた空間と氷の檻にまで、焔がまとわりついた瞬間……!
    呉住 里沙:『爆ぜろ。愉快に』
    呉住 里沙:自前の焔でおぞましい発破を起こすと同時に、水蒸気爆発が発生した!
    "エペイオス":「んぶっ」 爆裂
    呉住 里沙:白いはずの水蒸気が、何故だか黒く染まっている。
    呉住 里沙:自然現象すら否定する。何もかもを塗り潰す。
    呉住 里沙:それが呉住姉妹の真価である。
    "エペイオス":爆発の上空に、再度姿を現す
    "エペイオス":「だっだからっ」
    "エペイオス":「無駄なんだって、ばっっっ!!!!!」
    "エペイオス":両腕を振り下ろす!
    "エペイオス":ぐらりぐらり、地面が揺れる、視界が揺れる。
    "エペイオス":そして光の雨が降り注ぐ
    呉住 里沙:『ええい! またかッ!』身体自体は幼いためか、殺すことしか出来ないためか、もしくはその両方によってか、回避という行動が酷く苦手な別人格が叫ぶ。
    四谷 絵恋:たたん、たたん、とリズムをつけて、撃ち落とす、撃ち落とす
    四谷 絵恋:地面の揺れなど意に介さない、花が風に吹かれて揺れるくらい自然なことだ
    九重 遠:「さっきはごめんね、永煉ちゃん」そう言って、大きな影で攻撃を防ぐ
    植美 永煉:「…っ、そんなの、だめ、九重さんが…!」九重さんに攻撃が命中するのを、見ていることしか出来ない。
    九重 遠:「げほっ………、大丈夫俺はこの姿だと四本足だからさ」
    九重 遠:「みんなよりもね、踏ん張りがきくんだよ」
    九重 遠:(さすがに……もう怪我は治ってくれないか…)
    "エペイオス":「いいから!皆!」
    "エペイオス":「消え!ちゃ!え!!!!」
    "エペイオス":まだ終わらない、より強大な光が降り注ぐ
    四谷 絵恋:「チッ……」周りを保護できるほど掌握が間に合わない、かろうじて里沙ちゃんをカバーのできる九重の元に転がし
    呉住 里沙:『うおっ!?』踏ん張りがきかないのでされるがまま。
    四谷 絵恋:足を捌き、銃を我羅多に撃つ、気合避けだ
    植美 永煉:「…!九重さん、あたしはいいから!里沙ちゃんを!!」力を振り絞って、大地を蹴って離れる。
    九重 遠:「…うん!」
    九重 遠:転がってきた里沙ちゃん、もとい美沙さんの身体を覆って光の雨を受ける
    植美 永煉:「…っ、お願い、お願いあたしの氷…っ!」
    植美 永煉:九重さんを覆うように、氷の障壁を展開する。けれど、ぴしぴしと罅が入り。
    九重 遠:揺れる地面を爪で抉り、瓦礫を影にするがそれも足りない
    呉住 里沙:『おい……おい……』
    呉住 里沙:『何もそこまで……ッ!』
    呉住 里沙:立ち上がれないまま叫ぶ。
    九重 遠:「ぐ…うっ………」ふらつきそうになる身体を持ちこたえる
    九重 遠:「大丈夫、俺は、まだ…戦える」身体は傷だらけでも、心を守ってもらったのに比べたら安いものだ
    四谷 絵恋:ギリギリまで避けるが、視界不良の中、物量を気合でよけるにも限界が出てきて
    四谷 絵恋:一つにを腕に受けたはずみで次々喰らう
    四谷 絵恋:「…………っ!!!」
    "エペイオス":「……ふふふ、やっと当たった」
    四谷 絵恋:転がした手前悲鳴は上げず噛み殺し
    呉住 里沙:『絵恋ッ! お前まで!』
    四谷 絵恋:「……平気」
    四谷 絵恋:口元を拭いて立ち上がる
    植美 永煉:ああ、よかった。九重さん、まだ動いてる。光の雨に胸の中心を貫かれながら安堵する。そのままどさりと倒れ込んで、……赤い光に、叱られた。
    植美 永煉:「…っ、まだ、まだ…!」ぎゅ、とリボンを結び直して立ち上がる。
    四谷 絵恋:病院で維持されていた錆びたような赫ではなく、ホログラム混じりの緑がぼたりと落ちた
    "エペイオス":少し息が荒くなっている。不老である不死である、しかし不滅ではないし、疲れないわけではない。
    "ナルキッソス":あと少し、もう少し消耗させれば捕らえられる

    2R:セットアップ

    九重 遠:ありません
    呉住 里沙:あります。
    植美 永煉:なしです

    四谷 絵恋:「soft landing」(クロックフィールドL3)行動値+5、コスト4
    四谷 絵恋:こちらの至近のみに適用されます
    呉住 里沙:どうなってたっけな……。
    四谷 絵恋:九重君と呉住さんはまだ離れてなくて
    四谷 絵恋:植美さんだけ前に行っていたはず
    植美 永煉:あれ すみません、九重さんと里沙ちゃんも戦闘移動しているような…?
    九重 遠:そうだね
    四谷 絵恋:おっと
    呉住 里沙:確か、戦闘移動でエンゲージしたはず。
    九重 遠:みんな移動してる
    GM:2人も至近だからエンゲージしてる!
    四谷 絵恋:じゃあ僕だけかな
    九重 遠:至近攻撃しかいない
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を4増加 (119 → 123)
    四谷 絵恋:とりあえず今ラウンドもイニシ20です
    九重 遠:あとは全員イニシアチブ5のはず
    植美 永煉:ですね!

    四谷 絵恋:こちらはここまで、以降セットアップ皆さんにお任せします

    "エペイオス":こっちはセットアップないけど、前回の効果残ってるから最後に出すよー

    呉住 里沙:ではこちら。得意領域Lv6+原初の黒:ヒュドラの怒りLv6 ラウンド中に自身のダイスと攻撃力増加。暴走付与(暴走済み)
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を9(→ 9)増加 (135 → 144)
    呉住 里沙:以上です。

    GM:この2つの効果が残っている!
    GM:24未満の達成値は強制失敗、エペイオスに対する攻撃-2d
    ありえざる存在:苛烈なる熱気8 このシーン中、達成値24未満の判定はすべて達成値0となる
    E:暴食の胃袋 シーンに登場する、このエネミー以外のキャラクターは、このエネミーに対する攻撃判定-2d、各Rクリンナップに1d10ダメージ


    2R:イニシアチブ 行動値20 四谷絵恋

    四谷 絵恋:はい
    四谷 絵恋:マイナー無し、メジャーエフェクト無しで射撃攻撃
    四谷 絵恋:対象はエペイオス、妨害は
    "エペイオス":なし!

    四谷 絵恋:……ふむ
    四谷 絵恋:8dx+43
    DoubleCross : (8DX10+43) → 8[1,2,3,4,4,5,7,8]+43 → 51

    四谷 絵恋:リアクションどうぞ
    "エペイオス":リアクション無し
    GM:ダメージを出しな・・・・・・!
    四谷 絵恋:6d10+11 装甲有効
    DoubleCross : (6D10+11) → 29[6,2,1,4,6,10]+11 → 40


    "エペイオス":そのダメージは倒れます
    四谷 絵恋:復活は
    "エペイオス":オート:イモータルライフ4 戦闘不能時HP2d10回復。シナリオ1回
    "エペイオス":2d10
    DoubleCross : (2D10) → 17[10,7] → 17

    "エペイオス":17で復活

    四谷 絵恋:なかなか生存意欲のある
    GM:ここでナルキッソスが動きます。

    オート:"ラスト・ラット・レイト" "エペイオス"が戦闘不能になった際に使用。"エペイオス"の不死生命を解除する。

    "ナルキッソス":同時にナルキッソスがシーンから退場

    2R:イニシアチブ 行動値20 "エペイオス"

    "エペイオス":マイナーなし
    "エペイオス":メジャー:雨粒の矢7+光の手4
    "エペイオス":14dx+24 攻撃力+14
    DoubleCross : (14DX10+24) → 10[2,2,2,2,3,3,6,7,7,7,9,9,9,10]+7[7]+24 → 41

    "エペイオス":回ってる!対象は全員です

    呉住 里沙:暴走リア不!
    植美 永煉:暴走リア不!
    九重 遠:《軍神の守り》で永煉ちゃんをカバー
    九重 遠:自分は《イージスの盾》
    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を5増加 (117 → 122)
    四谷 絵恋:うーん
    四谷 絵恋:「tremolo」(ゲットダウン)射撃回避、コスト2
    四谷 絵恋:やるだけやるか、妨害します?
    "エペイオス":妨害はしません
    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を2増加 (123 → 125)
    四谷 絵恋:8dx+33
    DoubleCross : (8DX10+33) → 9[5,5,5,6,6,7,8,9]+33 → 42

    四谷 絵恋:〇

    呉住 里沙:余裕の回避だ。馬力が違いますよ。
    "エペイオス":ゲーッ!
    九重 遠:よかった
    植美 永煉:すごい!!!

    "エペイオス":こ、こんにゃろ
    "エペイオス":ダメージイクゾー
    九重 遠:どうぞ
    "エペイオス":5d10+14
    DoubleCross : (5D10+14) → 31[4,9,1,8,9]+14 → 45

    "エペイオス":うん、良い出目

    九重 遠:45-3d10
    DoubleCross : (45-3D10) → 45-21[4,8,9] → 24

    呉住 里沙:回しやがる~~~~! 当然死亡!
    植美 永煉:閃熱いいですか!
    九重 遠:いや、HP減ってるので
    九重 遠:ここは大丈夫
    植美 永煉:了解です、閃熱ひっこめます!
    GM:計算高い奴め……

    呉住 里沙:ロイス〝火光獣〟をタイタス化して、復活!
    九重 遠:LEセルのロイスを昇華します
    呉住 里沙:現在のHPは11!
    九重 遠:HP16で復活

    1R:イニシアチブ 行動値5 植美永煉・九重遠・呉住里沙

    九重 遠:相談の結果俺からいきます
    九重 遠:マイナーはなし
    九重 遠:メジャーでコンボ「中つ神」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》《獣の王》
    九重 遠:エペイオスに攻撃します
    九重 遠:11dx7+10
    DoubleCross : (11DX7+10) → 10[2,3,3,5,5,5,7,7,8,9,10]+10[1,7,8,9,9]+10[1,1,4,8]+5[5]+10 → 45

    九重 遠:リアクション不可なので
    九重 遠:このままダメージいくよ
    "エペイオス":うわ~ッ!
    九重 遠:5d10+50
    DoubleCross : (5D10+50) → 18[7,6,1,1,3]+50 → 68

    九重 遠:出目が腐ってる~

    "エペイオス":オート:光の守護4 ダメージ適用直前に使用。HPダメージを0にする。シナリオ1回
    "エペイオス":く、喰らうか!そんな絶対死ぬダメージ!

    九重 遠:九重 遠の侵蝕率を11増加 (122 → 133)
    九重 遠:あ、くっそー

    2R:イニシアチブ 行動値5 植美永煉・呉住里沙

    呉住 里沙:こちらから参ります。
    呉住 里沙:マイナーは無し。
    呉住 里沙:メジャーアクション コンボ『黒き排撃の焔』 コンセ:ウロボロスLv4+原初の赤:災厄の炎Lv6
    呉住 里沙:対象はエペイオスです!
    呉住 里沙:妨害はあるかな!?

    "エペイオス":うーん……
    "エペイオス":永煉ちゃん用にとっておいたが……里沙ちゃんが先に来るとはね……!
    "エペイオス":オート:フラッシュゲイズ4 視界単体 対象の判定直前に使用。その判定を-8dする。1R1回
    "エペイオス":けどここで喰らいたくはない!-8dしな!

    呉住 里沙:了解! ダイスボーナスにより、判定ダイスを2個減らされている状態で37個振れていましたが……更にマイナス8個!
    呉住 里沙:29個だとォ……? 許せねぇ~~~~!
    呉住 里沙:振ります。

    GM:ダイス振った後ダメージ振るのちょっと待ってね、どうぞ
    呉住 里沙:了解しました。
    呉住 里沙:29dx7+8+3
    DoubleCross : (29DX7+11) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[5,5,5,5,6,6,7,8,8,9]+10[1,6,7,8]+10[5,7]+10[9]+3[3]+11 → 64

    呉住 里沙:アルティメイド服の効果込みです。
    GM:????

    ???:オート/ありえざる存在:妖精の手1
    GM:1dx7+71かな、降り足しどうぞ
    呉住 里沙:なんと。ありがとうございます。では。
    呉住 里沙:1dx7+71
    DoubleCross : (1DX7+71) → 2[2]+71 → 73


    "エペイオス":ではリアクション!ドッジ!
    "エペイオス":6dx+24>=73
    DoubleCross : (6DX10+24>=73) → 8[2,3,5,6,7,8]+24 → 32 → 失敗

    呉住 里沙:が、頑張っている! めっちゃ!
    呉住 里沙:だが当たったぜぇ~~~~!
    "エペイオス":ダメージを出しな……!
    呉住 里沙:了解です。

    呉住 里沙:8D10+41 装甲値無視。
    DoubleCross : (8D10+41) → 42[5,4,8,1,10,7,1,6]+41 → 83

    "エペイオス":それはどうあがいても……死ぬ!
    呉住 里沙:何かあるのか……!?
    "エペイオス":復活はありません。戦闘終了です
    呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (144 → 151)

    呉住 里沙:っしゃ!!
    九重 遠:よかった~
    植美 永煉:やったーーー!!
    四谷 絵恋:良し!!!
    GM:では、演出に移っていきましょう

    四谷 絵恋:(そろそろ一度決めておかないとまずいな、3人が消耗しすぎている)
    四谷 絵恋:光の雨で陥没した穴から飛び出す
    四谷 絵恋:回避のため、見せないようにしていたいつもの動きではなく
    四谷 絵恋:(おっにさんこっちら、なんて口には出さないけど)
    四谷 絵恋:あえて、こちらを目で追わせるように、少し遅めに動く
    四谷 絵恋:それと同時に、弾丸で動く箇所を狭めるように発砲、単なる銃ならこうもいかないが、電子銃であれば素人でもこれくらいの動きは造作でもない
    "エペイオス":眼で追い、飛び込んできた弾丸に虚を突かれる。
    "エペイオス":「う、っとお、しい!」
    "エペイオス":弾丸に口をふさがれながら、絵恋を追いかける。
    四谷 絵恋:追いかけっこは続く、できる限りエペイオスを振り回し、消耗させ、それでいて3人からは遠ざけつつ
    四谷 絵恋:そして、ついにその瞬間がきた
    四谷 絵恋:こちらに十分に目線が向いていて、かつ咄嗟の回避は不可能なくらい消耗していて
    四谷 絵恋:――仕掛けたポイントまで、踏み込んできた
    四谷 絵恋:バチン、と足元の電撃がエペイオスを絡めとる
    "エペイオス":「うわっ!?」
    四谷 絵恋:猶予は2秒、120f
    四谷 絵恋:さっきの自由時間の帰りに、胡散臭い風体の男から渡されたボトルを装填
    四谷 絵恋:……彼曰く、電子世界の突入に使われたと聞いて数時間で作成したオネイロスの拡張スロット
    四谷 絵恋:白紙で虫食いになった資料からどうにか寄せ集めて作った、存在棄却弾
    四谷 絵恋:電脳世界用にデチューンしたようなものとも言っていたが、まあ支障はないだろう
    四谷 絵恋:絡まって動けないエペイオスに
    四谷 絵恋:音無き弾丸が
    四谷 絵恋:当たる
    四谷 絵恋:一瞬、世界から音が消え
    四谷 絵恋:ほどなくして、エペイオスの姿が、消失していく
    "エペイオス":「!?!?!?」
    "エペイオス":「なっ、なにこれ!」
    "エペイオス":はらはらと体が消失していき、しかし棄てられていく存在を繋ぎとめるものがある。
    "エペイオス":"エンディミオンハート"、"エペイオス"はこの空間では無敵である。
    "ナルキッソス":が
    "ナルキッソス":それと同じ力を持つものが、ここにもう一人いた。
    "ナルキッソス":少女の体を繋ぎとめていたものを、掴み取る腕
    "エペイオス":「な、"ナルキッソス"────」
    "ナルキッソス":「取ったぞ"エペイオス"!」
    "ナルキッソス":「そしてこれが、俺のしてやれる最初で最後の事だ!」
    "ナルキッソス":2人を中心に凄まじい光が放たれる。
    四谷 絵恋:「"ナルキッソス"!?」
    四谷 絵恋:予想外の行動に声を上げる
    "ナルキッソス":「皆────後は────任せ────」
    呉住 里沙:『……分かりやすく説明しろ! 馬鹿者が!』
    GM:光が収まった時、2人の姿はそこにはない。
    "エペイオス":しかし、直ぐに再び"エペイオス"が姿を現す
    呉住 里沙:『…………おい』寝転んだまま、呟く。
    九重 遠:「はい」
    四谷 絵恋:存在棄却弾に捕まった彼がどうなるかなど、未知数だ
    呉住 里沙:『何だったと思う?』
    呉住 里沙:『無理心中ですら、なかったというのか……?』
    四谷 絵恋:が、それ以上に、奴はまだ生きている
    九重 遠:「ナルキッソスくんなら、きっと無事です……そう、信じるって決めた」
    "エペイオス":「ハァッハァッ……”エンディミオンハート”の対消滅……?」 復活した彼女は、明らかに狼狽えている
    四谷 絵恋:冷たい汗が流れるが、まだ目は離さない、私にはまだ保護するという義務が残っている
    四谷 絵恋:「……!」
    植美 永煉:「…?い、しょうめつ…?」
    四谷 絵恋:「…そう、そういう、こと」
    九重 遠:「エンディミオンハートが、消えた」
    四谷 絵恋:「無限リスポーンは無くなったようだね、正真正銘、お互い残機1でのガチンコ勝負ってわけか」
    呉住 里沙:『〝つい〟消滅だ』永煉に余計な指摘をする。
    呉住 里沙:『なるほどな……』
    呉住 里沙:『最初で、最後の……』
    呉住 里沙:呟きが止まる。
    "エペイオス":存在棄却弾から逃れえたのはただの偶然だ。
    "エペイオス":”エンディミオンハート”の消滅に際し、存在棄却の判定から逃れられたに過ぎない
    "エペイオス":「な、なんで……!」
    "エペイオス":「ああああっ!」
    "エペイオス":少女が腕を振り下ろす
    "エペイオス":先ほどまでに比べて、明らかに威力の低い、しかし致死的な光の雨が降り注ぐ
    四谷 絵恋:弾幕の厚さは、先ほどから難易度を体感10くらい下げたものだ、難なく避けられる
    九重 遠:「永煉ちゃん……!」消耗なら、間違いなくあっちが上だ
    呉住 里沙:立ち上がろうとしていた身体を再び幾度となく貫かれ、倒れ伏す。無様だが、所詮は戦闘用の獣……そういうものである。
    四谷 絵恋:しかし小手先の視線誘導や囮作戦はそろそろ時間が切れてきた、3人を守る術は現状自分には皆無と言って構わない
    九重 遠:急いで咥えて瓦礫に隠して、自分の身体で穴を塞ぐ
    呉住 里沙:だが目は死んでいない。笑う余裕は奪われたが、命までは取られていない。
    四谷 絵恋:加えてあの範囲、かなり足で引きはがしたつもりだがまだあちら側に追ってくるようだ
    九重 遠:「はっ………はあ……げほっ………」
    植美 永煉:「……ここ、のえ、さ?」目も耳も、何もかももううまく機能していない。
    九重 遠:「大丈夫、俺も……ナルキッソスくんもきっとね」
    呉住 里沙:幽鬼の如くゆらりと立ち上がり、遠へと視線を向ける。
    植美 永煉:「まも、ら、な―」きらり、一瞬だけ氷が光り、蒸発して消えた。けれど、
    植美 永煉:(そっか、大丈夫、なんだ)その言葉だけは確かに。
    九重 遠:脚は限界が近い、それでも……まだ倒れたりはしない
    呉住 里沙:『……本当に、お前は…………』立ちくらみを起こしかけるも、きっと〝火光獣〟ならば耐えきるはず。ならば、負けられまい。
    四谷 絵恋:「……」最後の足掻きでギリギリまで拘束を続け、3人が動けるまで時間は稼ぐ
    九重 遠:エペイオスが絵恋さんを気にしてくれてるなら、今、このタイミングが狙い目だ
    九重 遠:ナルキッソスくんとの約束も一緒に抱えてこちらを注意していないエペイオスに震える脚を𠮟咤して駆ける
    九重 遠:手負いではあれど、獣はそちらの方が厄介だ
    九重 遠:狙うのは首、それが外れても爪が襲うように一気に飛びかかる
    "エペイオス":「ッあ」 爪が目前に迫り、気づく。
    "エペイオス":襲い来る巨体。獣というのはそれだけで恐ろしいものだ。
    "エペイオス":残された力全力で、光の壁を作る
    "エペイオス":「あううううううっ」 衝撃に、大きく吹き飛ばされる
    九重 遠:「…届いて……ない、か……」がくりと、力が抜ける
    九重 遠:「ごめんね……、あとは、まかせていいかな…」
    呉住 里沙:『……ああ。本当に、助かった』内心で〝あの一撃を防がれるとは……〟と感嘆にすら似た何かを呟くが、実際には口にすることはない。
    呉住 里沙:『里沙を出来る限り……と動いてくれたお前達に感謝する』
    呉住 里沙:所詮はVR空間、と……穴の空いた服を気にすることもなくゆらりと動きだす。
    呉住 里沙:既に足下は……闇。根や血管に似た黒い線枝分かれを繰り返し、更には新たに数を増やすことで、大地を星のない不安な空に似た何かへと似せていく。
    呉住 里沙:『愚かなセレネ、狂った女神……』
    呉住 里沙:『よくも、私の里沙が慕うこの子らを、ここまで痛めつけてくれたな!』
    呉住 里沙:『私は任務中に笑って人を殺せる破綻した存在だが、それでも……もはやこうなってしまえば……』
    呉住 里沙:『ちっとも、笑えん』遂に獲物の眼前に近づいた、少女の姿をした何かが……標的を見上げる。
    呉住 里沙:その瞬間である。
    呉住 里沙:どこへも逃がさぬという執念や憤怒が具現化したように、黒い焔が自身とエペイオスの周囲に壁を作る。
    呉住 里沙:『決めた。私は決めたぞ。こんなVR空間とは、この一撃でおさらばとする』絶対なる殺意が、焔の出力を上げる。
    呉住 里沙:『狂った将棋指しに用はない……! 消え失せろ、紛い物ッ!』
    呉住 里沙:直後。
    呉住 里沙:エペイオスの足下から、おぞましき漆黒の焔が音を立てて噴き出し……幾度となく爆発した!
    呉住 里沙:死ぬまで殺す。そう決めたが故に。

    "エペイオス":「ううううううっ!ああああああああああっっっ!」
    "エペイオス":”エペイオス”は全力で抵抗する。
    "エペイオス":不思議な事に、まだ力が出てくるのだ。

    "エペイオス":「死にたくないっ!死にたくないっ!」
    呉住 里沙:『気が合うな! 私達もだ!』
    "エペイオス":「私はただ、誰かと一緒にいたかっただけなのに!」
    呉住 里沙:『……私達もだ…………ッ!』

    GM:”エペイオス”の胸元から、光があふれ出る。
    "エペイオス":少女の顔が、歓喜に歪む
    "エペイオス":「”エンディミオンハート”の力が、まだ!」 そう言って、炎を押し返そうとして
    "ナルキッソス":(”エンディミオンハート”の力は、俺だって持ってたんだ)
    "ナルキッソス":(お前ほど強力じゃないけど、伝手を辿って一人くらいに頼ることは出来る)
    "ナルキッソス":(頼む、里沙と美沙を、手伝ってやってくれ────!)
    GM:それは空想を後押しする力。現実でない仮想の世界だからこそ起こせる奇跡。
    GM:四谷絵恋が仲間をフォローできるこの10mは、その領域内だ。

    Merissaただあなたの傍に咲くa flower in antipathy world

    GM:不意に、美沙の意識が途切れる。
    GM:直ぐ近くには、里沙の姿がある。そして────
    "エペイオス":「ふ、2人!?」

    四谷 絵恋:ふいに
    四谷 絵恋:香りの無い、ただ傍に咲くだけの花の気配がした
    呉住 里沙:「……えっ?」レネゲイドの力を励起させることに必死だったため、何が起こっているのか分からない様子だ。
    :Merissa:『だからさあ、ボクは詰みきったチェス盤をひっくり返すのが好きなのさ』
    :Merissa:『運命の鼻を明かしてやるのは、なんともまあ楽しいだろう?』
    呉住 美沙:『…………何?』それは、眼前の敵を完全に抹殺するために力を行使していた〝姉〟も々である。
    四谷 絵恋:「……あー」

    四谷 絵恋:「馬鹿が出た」

    呉住 里沙:「え、あ……ご、ごめんなさい……よく、わかんないけど……」自分のことだと思ったらしい。
    四谷 絵恋:「あ、いや里沙ちゃんじゃない、ごめん」
    四谷 絵恋:聞かれてたことを少し申し訳なく思ってから
    呉住 美沙:『そうだな。何やら訳知り顔な辺り、里沙のことではないだろう』
    四谷 絵恋:「……行っておいで」
    呉住 里沙:「…………っ!」
    呉住 里沙:「うんっ!」

    "エペイオス":「な、何が起こって……!ううっ」
    "エペイオス":炎の出力に押されかける、しかし執念が、彼女を耐えさせる。
    呉住 里沙:「すごい……よくわかんないけど、夢みたい……お姉ちゃんが隣にいるの、不思議で……でも、不安じゃなくて、温かくて……えっと、えっと……えへへ」戦いの最中だというのに、呑気に満面の笑みを浮かべながら〝姉〟と手を繋ぐ。
    呉住 美沙:『……ちっとも笑えんと言ったが、撤回せざるをえんな、これは……』
    呉住 美沙:『く……ふふ、ははは……ッ!』少し涙ぐんでしまったが、焔の熱がそれを蒸発させる。きっと気付かれたりはしないだろう。
    呉住 美沙:〝妹〟の手をぎゅっと握り返し、その柔らかなものから伝わる温かさを感じながら……満面の笑みで叫ぶ。
    呉住 美沙:『植美永煉! 本当に、お前の言うとおりになったな……!』
    植美 永煉:「…っ、美沙さん…!!」涙が溢れる。
    植美 永煉:「はい…!はい、美沙さんの夢、叶ってます!!あたしたちみんなが証人!!」
    植美 永煉:「ね、そうでしょ九重さん!」
    植美 永煉:「美沙さんと里沙ちゃん、一緒にいる…っ!」
    九重 遠:「うん、本当に夢みたいだ……」

    呉住 美沙:『子供相手に大人がくだを巻いてすまないと思っていた……だから、きっと慰めの為にと……そう言ってくれたのだろうと決めつけていたが……』
    呉住 里沙:「……うえみおねえさんは、本気だったよ」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんの中で落ち着いて聞いてたら……りさでも簡単に分かっちゃうよ」
    九重 遠:「ねえ、エペイオス……一緒にいるって、そばにいるって、心の方がきっと大切なんだ」
    "エペイオス":「……何を」
    "エペイオス":「……そんなの、でも、私にはそもそもいなかった!誰も!」
    九重 遠:「今は、俺達がいる」
    九重 遠:「ナルキッソスくんは、そのために頑張ったんだよ」
    九重 遠:「だから……、ここから出よう?必ず、俺は忘れない」
    九重 遠:「君と一緒に歩いていくから」

    "エペイオス":「私は、私はああああああ!」
    "エペイオス":だからと言って
    "エペイオス":その言葉を理解する理性などもう残されてはいない
    "エペイオス":「いやだ!いやだああああああ!」
    "エペイオス":駄々をこねる子供のように腕を振り回し、光が周囲を破壊する。

    呉住 美沙:『……終わらせて、やるか』小さく呟き、火力を強める。
    "エペイオス":しかしそれらはあなた達に命中することはなく、そして────
    呉住 里沙:「…………」大きく頷き、姉に力を送る。二人ならば、あの暴力的な光も怖くない。
    呉住 里沙:「優しく、してあげようね」
    呉住 美沙:『……ああ』笑みが消え、真剣にそう呟く妹の言葉に心から同調し……やがて、最後の一撃をくりだす。
    "エペイオス":「あっ」
    "エペイオス":ふ、と力が抜けたように抵抗が失せ
    "エペイオス":そして少女は黒炎に呑まれた。

    GM:周囲の戦闘が収束していくのを感じる。
    GM:戦っていた者たちが消滅していっているのだ。
    GM:そして、美沙の体も
    呉住 美沙:『里沙』繋いでいない方の手から、徐々に消えていく。
    呉住 里沙:「なに?」
    呉住 里沙:「……えへへ。こうやって、本当のお姉ちゃんと妹みたいに話すの、不思議だね……」
    呉住 里沙:「楽しい……っ。でも……」
    呉住 美沙:『ああ。そうだな』
    呉住 美沙:『楽しいし、名残惜しい。だが……植美はこんな奇跡に二度出会えたというからな……いつか、きっとまた……』
    呉住 里沙:「うん。それに……にどあることは、さんどある……だよね?」
    呉住 美沙:『……私以上に強欲な女になるのは、お勧めせんぞ?』
    呉住 美沙:下半身が消えていき、間もなく上半身に……その首に、喉に存在する声帯が消えゆこうとしている。
    呉住 美沙:『里沙。もしまた〝会えた〟ら……今度は美味しいものを食べよう』
    呉住 美沙:『一緒に食べて、飲んで、互いの趣味に付き合って……そして……』
    呉住 美沙:『ベッドで、そのとき出来た思い出を……語り合いながら……』
    呉住 美沙:遂に、消える。
    呉住 美沙:〝中〟へと、戻ったのだろう。
    呉住 里沙:「……うんっ」
    呉住 里沙:「うん……! ぜったい、ぜったいね……!」自分でも泣いてしまうかと思ったが、不思議と笑みばかりが浮かぶ。
    呉住 里沙:「やくそくっ!」小指を立て、空へと片腕を伸ばした。

    ”デッドマン”:「終わったみたいだね……」 周囲を見渡しながら、少女が歩いてくる。
    "マキナ":「ああ……こっちも、カタは着いた」
    植美 永煉:「!マキナ!デッドマンさん!」ふらふらと歩み寄る。
    "マキナ":”ギガントマキナ”ではなく、”マキナ”の躯体で現れる
    四谷 絵恋:「こちらも状況終了、お疲れ……」簡単に報告だけ済ませる
    植美 永煉:「デッドマンさん、ありがとうございました…。エペイオス、あたしたち四人がかりでも精一杯で」
    植美 永煉:「あの群れ、引き受けてくださって助かりました」
    九重 遠:「お疲れ様です、本当に助かりました…」
    ”デッドマン”:「気にしなくていいよ~、私だけじゃ決定打も無かっただろうし」
    呉住 里沙:「おかげで、ちゃんと終わらせられたよ……ボロボロにはなっちゃったけど」えへへ、と笑う。
    "マキナ":「気になるのはUGNエージェント達のデータの寝返りだな……助かったが……」
    "マキナ":「一体だれが介入したんだか、ったく……」
    ”デッドマン”:「終わらせられた、か」
    ”デッドマン”:「良かったね」 里沙の頭を撫でる
    四谷 絵恋:「誰か変な奴と知り合いだったのかなあ」
    九重 遠:「はは、なんだかきっと知ってる人が助けてくれた気がするなあ」
    四谷 絵恋:ん、と伸びをして
    四谷 絵恋:「君かあ原因は」
    呉住 里沙:「うん……ありがとうございますっ」
    呉住 里沙:「……そうだっ!」共に戦った仲間達へと振り向く。
    呉住 里沙:「えれんちゃん、とおおにいさん、うえみおねえさん……」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんを守ってくれて、ありがとうっ!」大きくお辞儀をする。
    四谷 絵恋:「礼には及ばないよー、里沙ちゃんと美沙さんが無事で何よりだし」
    四谷 絵恋:「どっちかって言うと九重君の功績だしねえ」
    九重 遠:「どういたしまして、なんてあんまり上手く守れてなかった気もするんだけど」守りで知っているのが奈央ちゃんと透子さんの2人だ
    九重 遠:「みんなが無事で、よかったよ」
    植美 永煉:「えへへ、こちらこそありがとう!あたしは絵恋さんにも九重さんにも、里沙ちゃんと美沙さんにも守ってもらっちゃったから」
    呉住 里沙:「うえみおねえさんは、お姉ちゃんのお話聞いてくれて、お姉ちゃんの心をなでなでしてくれたから……もっとありがとうっ!」
    植美 永煉:「えへへへ。里沙ちゃんも美沙さんも、ほんとに優しくて強いなぁ…!」思わずなでなで
    植美 永煉:「2人の力になれてたなら、すっごく嬉しい!ありがと!」
    呉住 里沙:「とおおにいさんは、痛いの我慢してずっとみんなを守ってくれて……えれんちゃんは、お姉ちゃんやみんなが戦えるようにって頑張ってくれてて……!」
    呉住 里沙:「みんながどんな風に頑張ってるのか……今日は、りさでも分かったよ!」
    九重 遠:「そっか、里沙ちゃんはもう大丈夫だね」
    九重 遠:嬉しそうな姿を見て、こっちもふわふわした気分になりながら
    九重 遠:夢がいつか叶うなら……あの子もどこかで誰かと一緒にいられるかなあ、なんて
    九重 遠:きっと、もう叶うことはないと頭では分かっている
    九重 遠:それでも、1つくらいなら許されるかなと
    九重 遠:心の中にしまい込んで、抱えていくことにした
    四谷 絵恋:「……九重君ー?」
    九重 遠:「え、あ、はい?」
    四谷 絵恋:「ぼーっとしてたけど大丈夫かいー?」
    九重 遠:「うん、大丈夫です……絵恋さんも守ってくれてありがとう」
    四谷 絵恋:「…」
    四谷 絵恋:「はいはいそれじゃあ褒めあいはそれくらいにして、そろそろもどりますよー、帰るまでが遠足だからねえ、ついでにもふもふされといでー」
    四谷 絵恋:全員を送り出しながら、ふと先ほどまでいた箇所を振り返る
    四谷 絵恋:落ちたハイウェイ、穴の開いた平原、破れていく電子の空
    四谷 絵恋:崩れるような夢の終わり、甘いもののすべては嘘でできている
    四谷 絵恋:だからこの世に造花よりきれいな花は無い
    四谷 絵恋:「………全く」
    四谷 絵恋:陥没だらけの地面に一本だけ咲いたメリッサに視線が向く
    四谷 絵恋:「……大っ嫌いだ、畜生め」
    四谷 絵恋:誰にも聞こえることのない悪態を、残して
    四谷 絵恋:二度と、振り返らなかった

    GM:そこは誰もいない仮想の世界
    GM:この世界に再び人が来ることは、もう無いだろう。
    LASTBATTLE ENDED

    GM:シーン終了

    バックトラック

    GM:まずはEロイス

    ははおや:E:苦痛のこだま E:不滅の妄執 E:悪夢の鏡像 E:変異する悪夢
    医者の男:E:悪夢の鏡像
    ”ホワイトミュート”:D:鬼切りの古太刀 E:悪夢の鏡像
    ”クイーン・オブ・スペード”:D:永遠の炎 E:悪夢の鏡像
    "ナルキッソス":D:実験体 D:古代種 E:怯えの眼差し
    ”プルートゥ”:D:変異種 E:悪夢の鏡像
    ”火光獣”:D:対抗種 E:悪夢の鏡像
    "エペイオス":D:実験体  D:古代種 E:悪意の伝染 E:暴食の胃袋 E:ありえざる存在 E:ありえざる存在

    GM:ここまで
    GM:えーとEロイスが14……14個!?
    呉住 里沙:そんなに!?
    九重 遠:すごく多い
    GM:Dロイスが8個かな……
    GM:途中の侵蝕率減少要らなかったかも
    九重 遠:かもね

    植美 永煉:いっぱいだ!
    四谷 絵恋:E振ります
    九重 遠:Eロイス振ります
    四谷 絵恋:14d10
    DoubleCross : (14D10) → 82[8,2,7,7,2,9,5,2,4,9,8,6,6,7] → 82

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を82減少 (125 → 43)

    植美 永煉:Eロイス振ります!
    九重 遠:133-8d10
    DoubleCross : (133-8D10) → 133-59[4,10,10,4,10,6,5,10] → 74

    四谷 絵恋:2倍
    四谷 絵恋:8d10
    DoubleCross : (8D10) → 30[5,6,2,2,3,1,3,8] → 30


    GM:あっそうだ。メモリーも使うかどうか宣言してね、いらないだろうけど

    四谷 絵恋:四谷 絵恋の侵蝕率を30減少 (43 → 13)
    四谷 絵恋:メモリーは無しで
    四谷 絵恋:3点帰還です

    呉住 里沙:まずはメモリー使用します。
    九重 遠:メモリー無しで2倍しよう
    九重 遠:74-6d10
    DoubleCross : (74-6D10) → 74-24[1,3,9,9,1,1] → 50

    植美 永煉:14d10 Eロイス
    DoubleCross : (14D10) → 67[9,6,1,4,4,5,2,6,6,1,1,9,9,4] → 67

    呉住 里沙:まずはメモリーを使用し、侵蝕率を151-15します。これで現在136。
    植美 永煉:植美 永煉の侵蝕率を67減少 (142 → 75)

    九重 遠:3点で帰還です

    植美 永煉:メモリーなしで2倍振りします
    植美 永煉:67-10d10
    DoubleCross : (67-10D10) → 67-57[1,2,7,3,10,6,9,6,3,10] → 10

    呉住 里沙:続いてEロイス分を振ります。
    植美 永煉:3点で帰還です!

    呉住 里沙:136-14D10
    DoubleCross : (136-14D10) → 136-61[2,2,1,10,3,6,9,4,4,3,5,2,4,6] → 75

    呉住 里沙:よし。これで等倍振り。

    呉住 里沙:戦闘用人格の効果で、バックトラックに使用できるダイスの数がマイナス1個されます。
    呉住 里沙:75-3D10
    DoubleCross : (75-3D10) → 75-13[2,2,9] → 62


    GM:あっメモリーは-10よ
    呉住 里沙:あれ? しまった!
    GM:15は必要な経験点
    九重 遠:まあ最終的な侵蝕に+5すればいいのでは?
    呉住 里沙:何故か10%減少だと勘違いしてました。何故。
    呉住 里沙:そうですね。ここに+5で67。侵蝕率67で帰還です!

    GM:というわけで、今回の経験点は
    GM:いつもので5点、シナリオで10点、D・Eロイスで22点!
    GM:基本37+侵蝕値分 です
    GM:多っ

    九重 遠:40点……?
    四谷 絵恋:40点拝領します……!
    植美 永煉:40点いただきます!わーい!
    九重 遠:すごく高い、ありがとうございます
    GM:ほぼ300点だ
    呉住 里沙:41点……?
    GM:そして私は53点もしゃもしゃします
    呉住 里沙:いっぱい食べてね!
    九重 遠:たくさん食べてね

    ED1:白き贈り物

    GM:シーンPCは九重遠

    GM:事件の後処理も終わって数日
    GM:今日は休日で、特に予定もなく、あなたは家出のんびりしていた。
    九重 遠:自分の部屋でベッドにもたれながら、この前の事件を思い返してぼんやりしている
    九重 遠:エペイオスのことは、どうしても忘れられなくて
    九重 遠:きっと会ったときにはもう遅くて、でもなにかもう少しできたんじゃないかなあ…なんて
    九重 遠:どうしようもないことをぐるぐると考えてしまう
    九重 遠:ふと、そういえばあのときに舞っていた紫色の紙のことに思い至って
    九重 遠:やっぱりあそこにいたのかな…?なんて思いながら名前が書いてある紙を
    九重 遠:「うーん…、なんか……やっぱり不思議な感じ」
    九重 遠:書いてある名字の方は言っていたように少しずつ薄く消えていっていて
    九重 遠:彼の存在を知ろうとするのは難しいんだな、ということをなんとなく思い知っている
    九重 遠:エペイオスと彼は、実は案外似てるところもあるんじゃないかな、なんて
    九重 遠:誰かに自分を知ってほしい、そんなことを考えているんじゃないかって
    :そう、あなたが天井を見つめてぼんやりしていると
    :ぴんぽーん、と来客を知らせるチャイムの音を耳が拾う
    九重 遠:「?はーい!」今は両親ともいないので宅急便かな?などと思いつつ
    九重 遠:玄関のドアを開けると
    マスターピカロ:「どうもー、少し遠君に届け物をしに……おや、一発だ」
    マスターピカロ:小脇にラッピングした小箱を抱えた男が、立っていた
    九重 遠:「え!?ぴか…信さん!?!!?」
    九重 遠:「ええ……?ええと、いらっしゃいませ…?」
    マスターピカロ:「一発で出たのならちょうどいいや、はいこれ」と抱えていた箱をすぐさま手渡す
    九重 遠:「え、わ、はい…これ何ですか?」受け取ってからそう尋ねる
    マスターピカロ:「えーっと、"エペイオス"のバックアップ」
    マスターピカロ:「使い方は書いておきたかったけど俺には残せなくてね、適当に第4あたり当たっておいてくれ」
    九重 遠:「な、なんで信さんがエペイオスのバックアップを……?」
    九重 遠:「いや、え?ええと、バックアップってことは、違うけどあの子と同じってこと?」
    マスターピカロ:「いやなに、最初あのセルのごたごたについて調べてた時、ついでに拾ってね」
    マスターピカロ:「何かに使えるかなと残していたけれど君が気にしているのであれば君に渡した方が面白いだろうと思って」
    マスターピカロ:「あ、中身はそうだね……記憶とかは無いけど人格データはそのままじゃない?」
    九重 遠:「あ、はあ……なるほど」
    九重 遠:「ありがとうございます……、俺に渡しちゃっていいの?」
    マスターピカロ:「いいのいいの、俺が手元に置いておくより君に渡した方が面白そうだしよくなりそうだ」
    九重 遠:「…………ええと、きっと意味が分からないと思うんですけど」
    九重 遠:「伝えたいことがあるので、聞いてくれる?」
    マスターピカロ:「?まあ渡したら今日は帰るつもりだったから、ついでに聞いておこうじゃないか」
    九重 遠:「たぶん、…ううん、きっとね?今回の事件で」
    九重 遠:「一番大変なことになりそうだったときに」
    九重 遠:「あなたが、俺とみんなを助けてくれたんだと思うから」
    九重 遠:「本当に、ありがとう…おかげでみんな帰ってこれたよ」
    九重 遠:そう、きっとまったく意味がわからなくても伝えたいと思ったから
    九重 遠:それだけを、笑顔で
    マスターピカロ:「なあんだそんなこと、別に言わなくてもいいのに」
    九重 遠:「きっと知らなくてもいいとか、そんなこと考えてる気がするんだけど」
    九重 遠:「俺が、勝手に伝えたいなと思っただけだから」
    マスターピカロ:「FHのテンプレートに漏れず、俺はやりたいことをしているだけだからね」
    マスターピカロ:「そう、じゃあそのように受け取っておくよ」
    九重 遠:「うん。あ、あんまり悪いことしすぎないでね!」それこそ焼け石に水のような忠告を
    マスターピカロ:「それは保証いたしかねるなあ、あ、そうだ」
    マスターピカロ:いよいよもって立ち去ろうと踵を返していたのを振り返って
    九重 遠:「え?なんですか?」
    マスターピカロ:「ハッピーホリデー、一応形式としてね」
    マスターピカロ:本当にそれだけだったようで、それ以上は振り返らなかった
    九重 遠:「そっか、クリスマス…ハッピーホリデー!」
    マスターピカロ:一つ手を挙げて、仮面の怪人は姿を消した
    九重 遠:手渡されたエペイオスのバックアップが入っている箱を見て
    九重 遠:ずいぶん不思議なサンタさんだったなあ…なんてつい笑いがこぼれた
    九重 遠:そのまま箱を大事に抱えて自分の部屋に戻ると
    GM:携帯にLINEの通知が届く
    綿津見みりり:「遠くん、今暇?」
    綿津見みりり:「というか、今日暇?」
    綿津見みりり:と同時にスタンプがたくさん飛んでくる
    九重 遠:「みりり?暇だよ?」
    九重 遠:と返信をして
    綿津見みりり:「じゃあ、一緒にどっか行かない?」 とすぐに返事が来る
    九重 遠:「うん、いいよ。喜んで」
    九重 遠:そうこちらもすぐに返して、さっき受け取ったプレゼントを開けるのは
    九重 遠:帰って来てからのお楽しみにしようと
    九重 遠:そのまま、軽い足取りで準備をしてコートを羽織って
    九重 遠:「行ってきます!」そう、元気に告げて外に出た
    GM:────後日、バックアップデータの解析を頼んだところ、支部への報告が遅れたことが判明し
    GM:叱られたことは言うまでもないだろう。
    GM:それは真っ白な男からの、白紙の贈り物。

    ED2:あなただけのトッピングを添えて

    GM:シーンPCは植美永煉

    GM:事件の後処理も終え、暫く
    GM:食堂のキッチンを借りて、お菓子を作っている小さな人影が2つ
    "マキナ":「なんでボクまでこんなこと……」
    "マキナ":言いつつ、永煉に支持されたとおりに作業をしている。
    "マキナ":”マキナ”、これまでのロボットと違い、生身だ。

    植美 永煉:「だってあんた、みんなのためのお菓子作りって言わないと来てくれなかったでしょ」
    植美 永煉:「ふわふわのパンケ~キ♪アイスにチョコチップ、バナナにブルーベリー~♪」
    "マキナ":「うわっ」 急に歌いだしたので引いている
    植美 永煉:ご機嫌に歌いながら、ふわふわのパンケーキに乗せるトッピングをずらり。
    "マキナ":「ほら、卵混ぜたぞ、次は何すればいいのさ」
    植美 永煉:「はい、大事なお仕事!一番に選んで!どのトッピングがいい?」
    "マキナ":「……」
    "マキナ":「…………」
    "マキナ":「………………どれでもよくない?」
    植美 永煉:「だーーーっ!あんたが好きなのを聞いてるんだってば!!」ぷく!
    "マキナ":たっぷり1分かけて熟考した
    "マキナ":「ボクはどれでもいいから植美が選べよ……」
    植美 永煉:「むーーっ。食事は生きる楽しみなんだから、今度はちゃんと好きなもの見つけといてよね!」
    "マキナ":「めんどくさ……あ、あれだ」
    "マキナ":「キャラメル」
    植美 永煉:「あるんじゃん」
    "マキナ":「そういうことにしといてくれ」 実際は友人が好きだと言っていたのをそのまま借りただけだ。
    "マキナ":「というか、あるのか?キャラメル」
    植美 永煉:「多分?この前使ったキャラメルソース、残ってたと思う」
    植美 永煉:んー、と棚をごそごそ。
    植美 永煉:「………」
    植美 永煉:ふっと、会話が途切れる。
    植美 永煉:「…あの、さ」背中を向けたまま、声をかける。
    "マキナ":「なに」 こちらも背を向けてフルーツをカットしている
    植美 永煉:「――あの”マスターアーツ”、どうだった?」
    植美 永煉:「ちゃんと、言葉でも、拳でも、なんか、交わせた?」
    "マキナ":「ああ、まあ……」
    "マキナ":「……うん」
    植美 永煉:「…そっか。よかった」
    "マキナ":「……ていうかそういうこと聞いてくんなよ!」
    "マキナ":「ただでさえ気まずいのに余計気まずいだろ!」
    植美 永煉:「う、う、うるさいなぁ!ごめんね!これでもあたしだって気にしてたんだから!!」
    "マキナ":「で、ほら、キャラメルソースあったのか?」
    植美 永煉:「うん、ばっちり!一人分だけど!!」
    植美 永煉:「だから、これはあんたのためだけの」
    植美 永煉:そう言って、焼き立てのパンケーキにキャラメルソースをかける。
    "マキナ":「やめろそういう恥ずかしいこと言うの……」
    植美 永煉:「どーぞ、…マキナ」この呼び方で、いいんでしょ。
    "マキナ":「ていうかボクの分だけあったってしょうがないだろ、他の連中の分は」
    "マキナ":「貰うけど……」 受け取る
    植美 永煉:「みんなの分は他のトッピングがいっぱいあるから大丈夫!」
    植美 永煉:「キャラメルがあったことは、あたしたちの内緒!」
    "マキナ":「ボクは塩見に自慢してやろう」
    "マキナ":「あいつキャラメル好きだし」
    "マキナ":「うん、うまい」
    植美 永煉:「とーうぜんっ!」美味しいって言ってもらえてにこにこ。
    "マキナ":「んぐんぐ……」
    "マキナ":「じゃあボクは、そうだな……」 フォークを置いて立ち上がる
    "マキナ":冷ましてあるパンケーキを皿に、半分に切ったイチゴを中心に、周囲を青色に着色したクリームでトッピングする
    "マキナ":「ほら」
    植美 永煉:「ふぇ?」
    "マキナ":「いらないなら棄てるけど……ボクもう入らないし……」
    植美 永煉:「…………もしかして、あたし?」青いクリームと赤いイチゴを指差す
    "マキナ":「そうだけど……」
    "マキナ":「イチゴ苦手だった……?」
    植美 永煉:「…ううん」
    植美 永煉:「ううん、大好き」
    植美 永煉:「ありがと、マキナ!!」
    植美 永煉:「…んむ、美味しい!」
    植美 永煉:「食べ終わったら、一緒にみんなのところに運びに行こうね」
    "マキナ":「おう……え、ボク要るか?」
    植美 永煉:「当たり前でしょ、今回の件のお疲れ様会なんだから。マキナがいなくてどうするの」
    植美 永煉:そう言いながら、パンケーキを切り分ける手は、ゆっくりと。
    GM:そうしてゆったりとした時間を過ごして
    GM:再度あなた達は調理に取り掛かった

    ED3:それでも日常は続く

    GM:シーンPCは四谷絵恋

    GM:調理を終え、事件に関わった一同が集められる中で、そのパンケーキは振舞われた。
    植美 永煉:「よい、しょっと…!皆さん、お疲れ様でしたっ!ずっと守ってもらってたあたしが言うのもあれなんですけど…」
    植美 永煉:「えっと、みんな無事に帰ってこれたお祝い、ってことで。マキナと一緒に、パンケーキを焼きました!お代わりもいっぱいあります!」
    "マキナ":機械の腕を緩く振っている
    呉住 里沙:「わぁ……っ!」嬉しい!
    植美 永煉:「トッピング、アイスもクリームもソースもフルーツもいっぱいあるので、好きなものをトッピングしてください!」えへへ、とはにかんでぺこっと頭を下げる。
    四谷 絵恋:「おーこれはこれは、どれもこれもおいしそうだねえ」ずらりと並んだ品々を眺め
    呉住 里沙:「うんっ! ありがとう……!」嬉しくてにっこにこ。
    九重 遠:「すごい…!美味しそうだね」ニコニコしながら
    四谷 絵恋:「それじゃあお言葉に甘えていただいちゃおうか、ありがとうございまーす」
    "ナルキッソス":「おお……これがパンケーキ……」
    "ナルキッソス":「里沙、一緒にトッピングを選びに行こう……!」
    呉住 里沙:「うん! ナルキッソスくんは、どんなのが好き? りさは、バナナとか……」二人でトッピングを選びに行く。
    九重 遠:「俺もトッピング選びにいこ」二人の邪魔はしないように

    四谷 絵恋:全員がトッピングを取り終わるのを見計らうように席に着きながら、お茶を紙カップに注いで待っている
    四谷 絵恋:「♪~」
    植美 永煉:トッピング補充したりパンケーキを温めたりしながら、そんな絵恋さんをちらっ。そわっ。
    四谷 絵恋:ほどほどに全員が戻ってきたタイミングを見計らってカウンターに赴いて
    四谷 絵恋:「どうしよっかなー……」
    四谷 絵恋:「ちなみにおすすめはー?」
    植美 永煉:「あたしのおすすめは、バニラアイスと生クリームを半分ずつ、プラスチョコソースがけです!」
    四谷 絵恋:「お、じゃあそれでー」
    植美 永煉:「はーい!あ、じゃあ、えっと」
    植美 永煉:手際よくアイスとクリームを用意して、チョコペンをくるくると空中に躍らせる。
    植美 永煉:「…はい!」アイスの上に、即席で凍らせたハート型のチョコをトッピング。
    植美 永煉:「お疲れ様でした、絵恋さん!」
    四谷 絵恋:「これはお見事~」そのてきぱきとした仕事ぶりに感心しつつ受け取る
    四谷 絵恋:「ありがとうねえ」
    四谷 絵恋:「植美さんもお疲れ様~、こんな用意までしてくれてえらいえらい」
    植美 永煉:「えへへへ。いえ、あたしはほんとにお世話になってばっかりで…」
    植美 永煉:「ほんとにありがとうございました。絵恋さんの指示と援護があったから、ちゃんと帰ってこれました」
    四谷 絵恋:「あはは、一応エージェント講座受けといてよかったよー」
    四谷 絵恋:「でもまあ、帰ってこれたのは君の力、そこはちゃんとしておかないとねえ」
    植美 永煉:「…!」
    植美 永煉:「…ありがとうございます。絵恋さんにそういってもらうと、なんかこう、すとんって胸に入ってきます」
    植美 永煉:「絵恋さんの言葉は、なんというか、こう…魔法みたい…違うなぁ」
    植美 永煉:「うーーん、”ほんもの”がある、というか」
    植美 永煉:「”ほんもの”を知ってる人の重み、みたいな…」
    植美 永煉:「ご、ごめんなさい、なんか変なこと言っちゃった」あわあわ
    四谷 絵恋:「いいよいいよ、植美さんは頭もいいんだねえ」諦めているからだ、とは言わず
    四谷 絵恋:「こんなところで立ち話もアイス溶けちゃうから、一旦二人で座ろっか」
    四谷 絵恋:「植美さんもなんか選んでいーよ」
    四谷 絵恋:「あ、紅茶平気?平気だったら何か淹れておくけど」
    植美 永煉:「はい、紅茶、最近飲んで好きになりました!」
    植美 永煉:「えへへ、一番絵恋さんをお疲れさまって言いたいのに、あれなんですけど」
    植美 永煉:「お言葉に甘えて、紅茶いただいてもいいですか?」
    四谷 絵恋:「はいはーい、ミルク?ストレート?」
    植美 永煉:「ストレートでお願いします!」
    四谷 絵恋:「はーい」ちら、と彼女の手元を見てから、友人に貰ったりした茶葉を物色する
    四谷 絵恋:余計な風味は無くてもいいだろうと思いつつ、お茶を入れる
    四谷 絵恋:やがて、席に戻ってきた彼女に出来上がった紅茶を差し出し
    四谷 絵恋:「はいこれー、紅茶の淹れたては熱いから気を付けてねー」
    四谷 絵恋:ベリー系に合いそうなキャンディ茶葉を一杯
    植美 永煉:生クリームとブルーベリーのパンケーキを前に、その茶葉の香りを、絵恋さんのもてなしを胸いっぱいに吸い込んで、満面の笑みを浮かべた。

    ED4:水面に移る影の隣に

    GM:シーンPCは呉住里沙

    GM:植美永煉の催したパーティーは談笑を交えつつがなく進んでいた。
    "ナルキッソス":「よし、できた!」 少年が楽し気に、里沙にトッピングしたパンケーキを見せる
    "ナルキッソス":「どうだ?全部盛り……!」
    "ナルキッソス":そこにはバランス悪く、大量のトッピングがされている
    呉住 里沙:「……す、すごいけど、食べきれるの……?」
    呉住 里沙:純粋な疑問。
    "ナルキッソス":「大丈夫大丈夫、里沙は?どんな感じにした?」
    "ナルキッソス":言いつつ、自分はパクパクと食べ始めている。
    呉住 里沙:「りさはね、バナナと、それとキャラメルソースとか、チョコのソースとか……イチゴも、乗せてみちゃった」とても楽しそうだ。
    呉住 里沙:「食べ終わったら、今度はお姉ちゃんと交代するんだけど、お姉ちゃんはどんなの選ぶかなぁ……」
    呉住 里沙:パクパクと食べている姿が微笑ましくて、眺めている。楽しそうに食事が出来るのはいいことだ。
    "ナルキッソス":「そうだなあ……」 ちょっと考えているが
    "ナルキッソス":「まあ、実際見てのお楽しみにしておくか」 と笑いかける
    呉住 里沙:「えへへ……そうだね」
    "ナルキッソス":「ん……美味しいな」 嬉しそうに言う
    呉住 里沙:こちらも一口ぱくり。ほっぺたに片手を上げて「ん~~~~♪」とご満悦。
    "ナルキッソス":その表情に、更に嬉しそうになる
    "ナルキッソス":「里沙、俺のも食べるか?」 フォークにパンケーキを乗せて差し出す
    呉住 里沙:「……! じゃ、じゃあ……りさのもっ」こちらもうんしょうんしょと切り分け、そちらの皿に自分のものを載せる。
    "ナルキッソス":「おおっありがとう!」
    呉住 里沙:そして全部盛りのフルーツなどを落とさないよう、慎重に口へと運ぶ。
    呉住 里沙:両の頬が、冬に備えるリスの如く膨らんだ。
    "ナルキッソス":「……ふふっ」 ちょっとおかしくなって笑いが零れる
    "ナルキッソス":「じゃあ、俺も……うん、美味い」
    呉住 里沙:「えへへ……これ、贅沢だけど大変だよぉ」飲み込むまで、少し時間がかかった。
    "ナルキッソス":「ごめんごめん」
    "ナルキッソス":「……皆、楽しそうだな」 周囲の様子を見てそう言う
    呉住 里沙:「うん……戻って来れたから」
    "ナルキッソス":「ああ、戻ってこれたんだ……だから、その……」
    "ナルキッソス":「改めて、言いたいことがある……」
    呉住 里沙:「……?」ようやく自分のものを食べきって、首をかしげかけたが……なんとなく相手の真意を察する。
    呉住 里沙:一度食器を置く。そして、ならばと「じゃあ……」手を伸ばす。
    呉住 里沙:多分、二人きりの方がいいんだと思う。なんとなく、そう感じたのだ。
    "ナルキッソス":「ああ……ごめん、気が利かなくて」 手を取る
    呉住 里沙:「謝るところじゃないよ」ふふっと笑う。
    GM:少年は、少女の手を引いて外に出た。
    GM:外は風が冷たく、しかし暖房の効いた室内から出た直後では、ちょうどいいと感じるくらいの温度だ。
    "ナルキッソス":「外の風、気持ちいいな」
    呉住 里沙:「うん……気持ちも、ぽっかぽかだったから」
    "ナルキッソス":「そか」 笑って
    呉住 里沙:改めて、体ごと相手へと向く。
    呉住 里沙:「えっとね……」
    "ナルキッソス":「じゃあ、その、改めて」 咳払いをしながら
    "ナルキッソス":「……ん」
    呉住 里沙:「おかえり、ナルキッソスくん」にっこりと、まず最初に言うべきだろうという言葉を口にする。
    "ナルキッソス":途中まで口にしていた言葉を呑みこみ、姿勢を正す
    "ナルキッソス":「……ありがとう」
    "ナルキッソス":「じゃないか……ええと、ただいま」
    呉住 里沙:「心配してたけど……戻ったら、帰ってきてくれてて……りさ、安心した」
    呉住 里沙:「お姉ちゃんも安心してたよ。いきなり走って、いきなり消えちゃったんだもん」微笑んだままだ。
    呉住 里沙:「りさが言わなきゃいけないことあるのに、って……ちょっと遠回りして心配してた」
    "ナルキッソス":「わ、わるい……」
    "ナルキッソス":「というか、言わなきゃいけないことって……?」
    呉住 里沙:「…………うん」
    呉住 里沙:「……でも、先に……」
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんから、言って……?」
    呉住 里沙:彼を見上げ、しっかりと視線を合わせる。
    "ナルキッソス":「ン”ッ」 一瞬口ごもり、再度咳払いをして誤魔化す
    "ナルキッソス":そのまま、跪く様にして少女の手を取る。
    "ナルキッソス":「改めて……好きです、呉住里沙さん」
    "ナルキッソス":「最初は、一目ぼれでした、そして、優しくて、おどおどしたところが可愛いと思った」
    呉住 里沙:しっかりと、一言も聞き漏らさないよう努める。
    "ナルキッソス":「向こうで俺が暴走して、それでも助けられた時、君が本当は凄く強い子だとわかった」
    "ナルキッソス":「俺と、ずっと一緒にいて欲しい」
    "ナルキッソス":「結婚してください」
    呉住 里沙:ごくり、と喉が鳴る。
    呉住 里沙:そして、何度も何度も深呼吸をしてから……ようやく、口を開くことが出来た。自分から、手を差し出したというのに。
    呉住 里沙:「……りさね」
    呉住 里沙:「お母さんが生きてた頃は、お友達、いなかったんだ」
    呉住 里沙:「でもね……えれんちゃんやとおおにいさん、うえみおねえさんに……えんかおねえさんに……」やがて、ナルキッソスと出会ったことのない者達の名前までもがどんどん出てくる。
    "ナルキッソス":こちらも、じっと少女の目を見て、聞いている。
    呉住 里沙:「いっぱい、いっぱい、りさのことを見てくれる人達が、集まってくれてね」
    呉住 里沙:「……でもね。ナルキッソスくんが初めてだったんだ」
    呉住 里沙:「恋、してくれてる人。結婚しようって、言ってくれる人」
    呉住 里沙:「…………でもね、りさ、あんまり頭良くないからかな……ちょっと、まだ、分かんないんだ……」
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんのこと、りさ、大切だと思ってる。こんなに好きって言ってくれてるの、嬉しいってほんとに思ってる」
    呉住 里沙:「でも……びっくりしてるのもあるけど、ごめんなさい。りさには、まだ、分かんなくて……」笑顔が、少しずつ崩れ出す。
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんの言葉、すっごくすっごく嬉しいのに……りさ、子供だから、ばかだから……何も言えなくて……っ」じわりと浮かんだ涙が、さっきまで甘味を詰め込んでいた頬を伝う。
    "ナルキッソス":「大丈夫、ゆっくりでいいんだ、泣かないで」
    呉住 里沙:「……ごめんね。答えなくちゃだめなことがあるからって、りさの方から手をぎゅって握ったのに……」
    呉住 里沙:「なんでか、ぜんぶ、ばらばらになっちゃった……!」
    "ナルキッソス":「……」 黙って手を外し、少女を抱きしめる
    "ナルキッソス":「……手じゃ足りなければ、身体ごとってことで……」
    "ナルキッソス":「ごめん、離れた方が良いかな」 少し申し訳なさそうに言う
    呉住 里沙:「……ううん」首を横に振る。
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんが、ちゃんと戻ってきてくれてるんだって、真剣に話してくれてるんだって……おかげで、全部わかるから」
    呉住 里沙:抱きしめられたまま、耳元で話しだす。
    呉住 里沙:「今から、りさは……ひどいことを言います」
    呉住 里沙:「りさは、まだ、恋とか、愛とかが、まだ全然分かんないです……」
    呉住 里沙:「誰かに恋したら、心が〝わーっ〟てなるんだって、施設のおにいさん達とかおねえさん達から聞いたことあるけど……りさ、まだ〝わーっ〟てなれてないんです」
    呉住 里沙:「まだ、そういうのを、知らないんです。りさ、分かってないんです」
    呉住 里沙:「だから……ナルキッソスくんの言葉は……嬉しいけど」
    呉住 里沙:「…………ごめんなさい……っ」
    呉住 里沙:一寸、間を置く。
    呉住 里沙:「……でもね」
    呉住 里沙:「でも……いつか、りさがもっと大人になったら……お話で聞いたみたいに、誰かに〝わーっ〟てなるかもしれない……ううん、来るんだと思う」
    呉住 里沙:「そのとき、りさが誰にそうなってるかは分からないけど……」
    呉住 里沙:「分からないってことは……もしかしたら、その相手は……」
    呉住 里沙:「ナルキッソスくんなのかも、しれない……」
    呉住 里沙:「そうじゃない可能性もいっぱいいっぱいあるけど、でも……先のことは、りさ、全然難しくて分かんないから……!」
    呉住 里沙:「だから……」静かに腕を回し、抱きしめ返す。
    呉住 里沙:「お友達……ううん。初めての、大好きな男の子の親友で……今は、いてください……っ」
    "ナルキッソス":「……ああ」
    呉住 里沙:「わがままで、ごめんなさい。でも、これが、今のりさの精一杯です……! これが、今のりさです……っ!」
    "ナルキッソス":「今はまだ……でもいつか、その……」
    "ナルキッソス":「”わーっ”?とさせてみせる」
    "ナルキッソス":「今は俺もこれが精一杯だけど、いつか絶対そうさせるから」
    "ナルキッソス":「だから、これからも……よろしく」
    呉住 里沙:「ひどいこと、言ったのに……?」
    "ナルキッソス":「全然酷くない」
    呉住 里沙:「やっぱり、ナルキッソスくん、すごい」涙ながらではあるが、ようやく笑顔が戻る。
    "ナルキッソス":「俺たちはまだ、お互いの事、全然……ってことはないけど」
    "ナルキッソス":「そんなに知らない、というか、一緒に居た時間も長くないだろ」
    呉住 里沙:こくこくと、何度も頷く。すがりつくように抱きしめたまま。
    "ナルキッソス":「俺は一目ぼれだったけど、里沙にはこれから、俺の事を知ってもらえれば……好きになって貰えればいい」
    "ナルキッソス":「……そろそろ冷えてきたな、中に戻ろうか」
    呉住 里沙:「うん……」
    呉住 里沙:「……ナルキッソスくん」
    "ナルキッソス":「ん?」
    呉住 里沙:「『里沙に、恋をしてくれて……ありがとう』」呟いた言葉には、誰かの声色が重なっているような……。
    呉住 美沙:『ありがとう……』
    呉住 里沙:「……行こっ!」努めて明るく振る舞い、ナルキッソスと共に歩を進める。
    "ナルキッソス":「ああ!」 明るく返事をして共に歩く
    呉住 里沙:大地を汚染することなく、恋をしてくれた人と〝ただただ普通に〟歩く。
    呉住 里沙:それが、なんと喜ばしいことか。
    呉住 里沙:恋はまだまだ知らないけれど、
    呉住 里沙:平和が素敵なことなのは、里沙はきちんと知っている。
    呉住 里沙:――――ナルキッソス。水面に映った自分を愛した男。
    呉住 里沙:もしかすると……もしかすると、その隣には……。
    呉住 里沙:名の知られていない娘が映っている……そんな未来も、あるのかもしれない。
    GM
    GM:エンディミオンハート・ラストラットレイト
    GM:了